JP2004193964A - 画像処理装置および画像処理方法およびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法およびプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】一度外に出て戻ってきた画像データに対しても、領域ごとに適した処理を行なうことの可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカラー複写機,カラープリンタ,カラーFAXなどの画像処理装置および画像処理方法およびプログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカラー複写機等の画像処理装置においては、画像処理を行う際に、像域分離という技術を用いているものが多い。像域分離とは、取り込んだ画像の各画素領域が、例えば、文字領域であるか、あるいは、写真画像等の中間調領域であるかを判別し、画素毎に文字領域であるか中間調領域であるかを示す像域分離データ(属性情報)を生成する処理である。その像域分離データを用いることで、例えば、文字領域には解像度を重視した処理を、中間調領域には階調性を重視した処理を行い、それぞれの領域に適した処理を行うことができる。例えば、空間フィルタ処理、中間調処理等は、領域による処理の切り換えを行う。
【0003】
一方、デジタルカラー複写機で画像を出力する場合、K(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の4色の版を重ねて印刷することで、カラー画像を得ている。その際、それぞれの色版を印刷するタイミングを制御するために、画像をメモリに一旦格納する必要があるが、必要なメモリの容量が膨大になるのを防ぐために、画像データを圧縮してメモリに格納する方法がとられる。また、取り込んだ画像を出力するだけではなく、デジタルデータとして保存しておき、必要なときに元原稿がなくても出力できるようにしたいという要求、もしくは、パーソナルコンピュータ(PC)等で利用したいという要求が近年ある。その際にも、画像データを圧縮し、適当なデータ量にすることが望まれる。いずれにしても、デジタルカラー複写機においては、画像処理のある段階で圧縮してメモリに格納することが一般的になっている。
【0004】
図10には、複写機における画像処理の流れの一例が示されている。図10の画像処理において、圧縮処理および伸長処理は、フィルタ処理と色補正処理との間にある。この場合、圧縮処理よりも後段に位置する色補正処理,中間調処理等で像域分離データによる処理の切り換えを行うが、そのためには、像域分離データも画像データにタイミングを合わせる必要がある。例えば特許文献1には、入力された画像データに対して文字やラインから構成される2値画像領域と写真や網点印刷等の中間調画像領域とを像域分離手段で分離し、像域分離データに基づき第1の画像処理を施し、処理後の画像信号及び像域分離データを圧縮蓄積し、蓄積した信号を伸張し、伸張した画像データに対して、伸長した像域分離データに基づき第2の画像処理を施す画像処理装置が記載されている。この特許文献1に記載のように、像域分離データも画像データにタイミングを合わせるため、像域分離データも一旦圧縮してメモリに格納することになる。
【0005】
一方、読み取った画像データを紙等に出力するのではなく、デジタルデータとしてPC(パーソナルコンピュータ)等に送信する場合、処理のどの段階のデータでも送信することは可能である。しかし、圧縮することを考えると、複写機系の処理フローで圧縮後のメモリに蓄積された画像データをそのまま外部に送信するのが都合良い。その際、例えば、PC上で画像データに自分の名前を入れる等の簡単な編集を行い、その後に紙出力したいという要求も考えられる。編集された画像データは、圧縮後までの画像処理はなされているため、通常の複写機系と同等の画質を保証するためには、メモリに再び入力され、その後の画像処理を施して紙に出力することが必要である。しかし、一度外に出て戻ってきた画像データに対しては像域分離データ(属性情報)がないため、領域による処理の切り換えができず、画質劣化が生じる。また、一度外に出て戻ってきた画像データに対しては像域分離データ(属性情報)を再び生成するとしても、戻ってきた画像データは一度圧縮されたものであるために、元画像から生成した像域分離データ(属性情報)に比べて分離精度が悪いという問題がある。
【0006】
【特許文献1】
特許第3134756号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、一度外に出て戻ってきた画像データに対しても、領域ごとに適した処理を行なうことの可能な画像処理装置および画像処理方法およびプログラムおよび記録媒体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成する属性情報生成手段と、前記属性情報生成手段によって生成された属性情報を蓄積する蓄積手段と、前記属性情報に従って、画像データに対して領域ごとに異なった処理を施す処理手段と、前記属性情報を生成した画像データを外部に送出する送出手段と、外部から画像データを入力する入力手段と、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積手段に蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定する特定手段とを有し、前記特定手段により属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理手段により処理を行うことを特徴としている。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて文字/絵柄領域判定を行う像域分離処理機能を有していることを特徴としている。
【0010】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて黒文字/色文字/絵柄領域判定を行う像域分離処理機能を有していることを特徴としている。
【0011】
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて文字/網点/写真領域判定を行う像域分離処理機能を有していることを特徴としている。
【0012】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、外部に送出される画像データに対して、その画像データから生成された属性情報を特定することが可能な所定の情報を付け加える付加手段を有し、前記特定手段は、入力された画像データに前記所定の情報が含まれているか否かを判断し、入力された画像データに前記所定の情報が含まれていたときには所定の情報を抽出し、該所定の情報を用いて属性情報を特定することを特徴としている。
【0013】
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の画像処理装置において、前記付加手段は、所定の情報を画像データのヘッダーもしくはフッターとして付け加えることを特徴としている。
【0014】
また、請求項7記載の発明は、請求項5記載の画像処理装置において、前記付加手段は、所定の情報を画像データ自体に埋め込むことを特徴としている。
【0015】
また、請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段とは別の第2の属性情報生成手段をさらに有し、第2の属性情報生成手段は、外部から画像データが入力されたときに、外部から入力された画像データから第2の属性情報を生成するようになっており、前記特定手段は、第2の属性情報生成手段によって生成された第2の属性情報を前記蓄積手段に蓄積されている属性情報と比較することによって、属性情報を判定し、特定することを特徴としている。
【0016】
また、請求項9記載の発明は、請求項5記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段とは別の第2の属性情報生成手段をさらに有し、第2の属性情報生成手段は、外部から画像データが入力されたときに、外部から入力された画像データから第2の属性情報を生成するようになっており、前記特定手段による特定結果を、第2の属性情報と前記蓄積手段に蓄積されている属性情報とを比較した結果を用いて補正するようになっていることを特徴としている。
【0017】
また、請求項10記載の発明は、請求項8または請求項9記載の画像処理装置において、前記特定手段により属性情報が特定されなかった場合には、外部から入力された画像データに対して、第2の属性情報を用いて前記処理手段により処理を行うことを特徴としている。
【0018】
また、請求項11記載の発明は、請求項8または請求項9記載の画像処理装置において、前記特定手段により属性情報が特定されなかった場合には、外部から入力された画像データに対して、属性情報を用いずに前記処理手段により全領域に一様な処理を行うことを特徴としている。
【0019】
また、請求項12記載の発明は、画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行うことを特徴としている。
【0020】
また、請求項13記載の発明は、画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行う処理をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
【0021】
また、請求項14記載の発明は、画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行う処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は本発明に係る画像処理装置の構成例を示す図である。なお、説明の便宜上、この画像処理装置は、外部機器インターフェース機能を備えたカラー複写機であるとする。まず、複写機として動作する際の画像処理の流れに従って、各装置,処理の働きを簡単に説明する。
【0024】
図1において、スキャナは、原稿の画像情報を小さなエリアに分割して読み取るようになっている。ここで、各エリアの画像情報は、光源から照射された光の反射光のRGB(レッド、グリーン、ブルー)成分をCCDで読み取り、その信号をデジタル化することで、反射率に比例した画像情報を読み取るようになっている。
【0025】
また、図1において、像域分離処理は、画像データを画素領域ごとに文字/絵柄領域のどちらであるか(文字領域,絵柄領域のどちらであるか)を判定して、その判定結果としての像域分離データ(属性情報)を生成するものである。このように生成された像域分離データ(属性情報)を用いることによって、領域ごとに適した画像処理を施すことができる。この像域分離処理は、例えば、エッジ検出,網点検出等を行い、非網点かつエッジである領域を文字領域(より具体的には、文字やラインから構成される2値的な画像領域)とし、それ以外を絵柄領域(より具体的には、写真や網点印刷等の中間調画像領域)と判定するようになっている。
【0026】
図2には、エッジ検出の仕方の一例が示されている。図2の例のエッジ検出の仕方では、図3に示すような5×5もしくは7×7のエッジ検出用マスク(いまの例では、4種類のマスク(a),(b),(c),(d))を用いてマスキング処理をすることにより、エッジ量を算出するようになっている。ここで、4種類のマスクは、それぞれ、縦,横,斜め2方向のエッジを検出するためのものであり、図2の例では、4つのエッジ量を絶対値化し、最大のものを採用するようにしている。そして、そのようにして得られたエッジ量が、所定の閾値よりも大きければエッジ領域とし、小さければ非エッジ領域としている。なお、エッジ検出の方法としては、図2以外の他の方法を用いても良い。
【0027】
また、網点領域検出は、例えば、文献「電子情報通信学会論文誌 1992/1 Vol.J75-D-II No.1 pp.39-47 「文字/絵柄(網点、写真)混在画像の像域分離方法」」に記載されているピーク画素検出による方法を用いて行うことができる。ここで、ピーク画素検出は、注目画素が濃度変化の山を示す極点であるか否かを、周囲の画素との濃度関係から判定するものである。具体的に、M×M画素からなるブロック内において、中心画素の濃度レベルが他のすべての濃度レベルよりも高いか、あるいは、低いときに、次のようにして極点か否かを判定することができる。
【0028】
すなわち、図4(a)の場合(M=3の場合)には、次式(数1)によって極点か否かを判定することができる。
【0029】
【数1】
Figure 2004193964
【0030】
また、図4(b)の場合(M=5の場合)には、次式(数2)によって極点か否かを判定することができる。
【0031】
【数2】
Figure 2004193964
【0032】
つまり、中心画素を挟んで対称の位置にある2つの画素レベルの平均値と中心画素の濃度差の絶対値が、閾値ΔmTHよりも大きいときに、中心画素をピークとして検出することができる。そして、ピーク画素の情報を基に、その領域が網点領域であるか否かを判定することができる。例えば、最も単純には、所定サイズのブロック毎に、ピーク画素を計数し、計数値が所定の個数n以上の場合に注目ブロックを網点領域と判定することができる。
【0033】
なお、網点領域の検出には、他の方法を用いても良い。また、像域分離処理において、判定する領域としては、文字/網点/写真領域や、黒文字/色文字/絵柄領域等の領域の分け方もあり、それらに対応した像域分離方式を用いてもよい。また、像域分離処理のように、エッジ検出,網点検出を必ずしも2値判定する必要はなく、多値的な属性情報を生成するものでもよい。例えば、エッジ検出ならエッジ量を2値化する閾値を多数用いることにより多値の属性情報を生成することができる。
【0034】
また、図1において、スキャナγ補正処理は、スキャナで読み取った反射率に比例した画像信号を、濃度に比例する画像信号に変換するものである。
【0035】
また、図1において、フィルタ処理は、平滑化,文字エッジ部の強調等を行うことによって、ノイズの除去,文字画像の鮮明化等の、画質向上のための変換を行うものである。また、フィルタ処理は、像域分離処理で生成された像域分離データ(属性情報)を用いて、文字/絵柄領域のそれぞれに対して適した処理を施すようになっている。例えば、文字領域には高周波成分を強調する等の鮮鋭性を優先した処理を行い、絵柄領域には階調性を重視した平滑化処理を行うようになっている。
【0036】
また、図1において、ID付加処理及びID認識処理については後述する。
【0037】
また、図1において、圧縮処理は、フィルタ処理が施された画像データを圧縮するものである。ここで、圧縮処理で用いられる圧縮方式は非可逆方式であり、例えば現存方式ではJPEG方式などが利用できる。また、従来技術(特許文献1)に記載された方式等を使ってもよい。このように圧縮処理によって圧縮されてデータサイズが小さくなった画像データは、メモリに蓄積され、所定のタイミングに従って、伸長処理によって伸長される。
【0038】
また、図1において、像域分離データ圧縮処理は、像域分離処理で生成された像域分離データ(属性情報)を圧縮するものである。ここで、像域分離データ圧縮処理で用いられる圧縮方式は、データが完全に保持されることが重要であるため、可逆方式であることが望ましい。例えば、JBIG方式等を用いることができる。このように像域分離データ圧縮処理によって圧縮された像域分離データ(属性情報)は、メモリに蓄積され、画像データのタイミングに合わせて、像域分離データ伸長処理によって伸長されるようになっている。
【0039】
また、上記のようにして圧縮された画像データ,像域分離データ(属性情報)は、画像データを外部に出すこと及び保存・管理することを考慮して、メモリのみならず、補助記憶装置にも蓄積されるようになっている。この補助記憶装置としては、ハードディスクのような大容量のデータ蓄積が可能なものであることが望ましい。なぜなら、一時的な蓄積にのみ用いられるメモリと違い、補助記憶装置には、ある程度長い期間蓄積しておく必要があるからである。また、詳しくは後述するが、補助記憶装置に像域分離データ(属性情報)を蓄積しておくことで、外部から入力される画像データに対して像域分離データ(属性情報)を再活用することができる。
【0040】
また、図1において、色補正処理は、RGB信号として読み取られた画像信号を、トナー成分であるcmy(シアン、マゼンタ、イエロ−)の濃度に変換するものである。
【0041】
また、図1において、下色除去・墨生成処理は、cmyの各成分濃度のうちで最小の濃度以下の量を、cmy濃度から等量ずつ下色として除去し、k(ブラック)トナー濃度成分に置き換えるものである。この処理も、像域分離データ(属性情報)によって切り換えることで画質向上が望める。具体的には、置き換えの程度を表す尺度として上記最小濃度に対する割合を%で表すと、例えば、文字領域は100%置き換えることで、黒文字をほぼk一色で再現することができ、色付き等の不具合を抑制することができる。また、絵柄領域は、逆に置き換え率を小さくすることで、無彩色部のざらつき等の不具合を抑制することができる。
【0042】
また、図1において、プリンタγ補正処理は、画像出力手段(プリンタ)の出力特性と後述の中間調処理の階調特性とを考慮して、画像信号の変換を行うものである。よって、中間調処理が領域による処理切り換えを行う場合は、それに応じてプリンタγ補正も切り換える必要がある。また、例えば、文字領域では文字のコントラストをはっきりさせるために2値的な濃度変換を行い、逆に絵柄領域では緩やかな濃度変換を行うこともある。
【0043】
また、図1において、中間調処理は、ディザ法,誤差拡散法等を用いて、多値である入力階調数を、通常それより小値である出力階調数で表現するための処理を行うものである。この処理も、例えば、文字領域では解像度を重視した誤差拡散法を用い、絵柄領域では階調性を重視したディザ法を用いるといった、領域による処理の切り換えを行うようになっている。
【0044】
また、図1において、プリンタ部は、入力された画像信号に従って出力画像を形成し、紙等に印刷するものである。また、cmyk(シアン,マゼンタ,イエロー,ブラック)の4色トナーによるカラー再生機能とともに、黒1色による白黒再生機能も備えている。
【0045】
なお、図1の例では、フィルタ処理後、色補正処理前に、圧縮処理,伸長処理があるが、画像処理のどこかに圧縮処理,伸長処理がある構成であればよい。例えば、下色除去・墨生成処理後、プリンタγ補正処理前に、圧縮処理,伸長処理があっても良く、この場合は、cmyk信号で画像が圧縮・蓄積されることになる。
【0046】
複写機としての動作は、以上のような処理が順に行なわれることでなされる。次に、外部インターフェースを介して画像データの入出力を行う場合の動作について、本発明で重要なID付加処理,ID認識処理の働きを中心に説明する。
【0047】
先ず、外部へ画像データを送信する場合、通常、画像データを圧縮してデータ量を少なくすることが望ましい。よって、図1の例においては、圧縮後、補助記憶装置に蓄積された画像データを外部へ送信する構成になっている。その際、圧縮処理の前に設けられているID付加処理は、外部へ送信される画像データに対して、ID情報を付加するものである。なお、ここでいうID情報とは、その画像データから生成された像域分離データ(属性情報)を特定するためのものである。そのために、前記補助記憶装置に蓄積される像域分離データ(属性情報)は、ID情報とセットにして蓄積される必要がある。また、機種,装置によって像域分離処理の仕様が違うことも考えられるため、ID情報としては、どの機種,装置で処理されたかも特定できることが望ましい。ID情報として、例えば、機種及び像域分離データと一対一に対応づけられた番号等を付加する。ID情報を付加する方法としては、画像データにヘッダーやフッターとして付加する方法がまず考えられる。また、外部へ送出された画像データの汎用性を考慮すると、ヘッダーやフッター等を付けるような、このシステムに固有のフォーマットを作る方法より、画像データ自体に埋め込むような方法が望ましい。なお、画像データ自体に埋め込む方法は、画像データを加工することになり、厳密には画質が劣化することになるが、劣化がほとんど分からないような方法が従来より考案されている。例えば、特開平9−191394号公報等に記載されている、電子透かしといわれる、偽造防止のために画像データに著作権情報等を埋め込む技術を用いることにより、劣化がほとんど分からないようにすることができる。
【0048】
また、紙等に出力するために外部から圧縮された画像データが入力される場合、外部からの画像データは前記メモリに入力され、その後の処理は複写機の場合と同様である。また、この画像データは、ID認識処理にも入力される。ID認識処理は、画像データに付加されているID情報を抽出し、このID情報に基づいて、この画像データに対応した像域分離データ(属性情報)を補助記憶装置から呼び出すようになっている。なお、ID情報の抽出方法は、ID情報がヘッダーとして付加されていれば、そのままヘッダーを読み出せばよい。また、電子透かしとして埋め込まれている場合は、埋め込み方法に応じた抽出方法を用いる必要がある。
【0049】
図5は、ID認識処理の動作の一例を示すフローチャートである。図5を参照すると、画像データが入力されると(ステップS1)、まず、入力された画像データにID情報が含まれているか否かを判断する(ステップS2)。この結果、ID情報が含まれている場合には、ID情報を抽出し(ステップS3)、同じID情報を持つ像域分離データ(属性情報)が補助記憶装置にあるか否かを判断する(ステップS4)。この結果、同じID情報を持つ像域分離データ(属性情報)が補助記憶装置にあれば、その像域分離データ(属性情報)を補助記憶装置から読み出してメモリに送信し(ステップS5)、それを用いて画像を出力するための処理がなされる。
【0050】
なお、図5のフローチャートには、入力された画像データにID情報が含まれていない場合、もしくは、ID情報が含まれていても同じID情報を持つ像域分離データ(属性情報)がなかった場合の動作については記述していないが、このような場合には、例えば、像域分離データ(属性情報)なしで、全面絵柄に適した処理を行うとか、また従来技術(特開平9−027905号公報)にあるように、外部からのデータに適した別の像域分離処理を備え、それによって像域分離データ(属性情報)を生成するようにしても良い。
【0051】
このように、本発明は、生成された像域分離データ(属性情報)を蓄積しておき、外部から入力される画像データに対して、それに対応した像域分離データ(属性情報)が蓄積されているかを判定し、蓄積されている場合には、その像域分離データ(属性情報)を用いて領域ごとに適した処理を行うことができる。
【0052】
換言すれば、本発明では、一度外部に送出された画像データが再入力された際に、最適な像域分離データ(属性情報)を用いることができ、それによって複写機として働く場合と同等の高画質を得ることができる。
【0053】
このように、本発明は、画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成する属性情報生成手段と、前記属性情報生成手段によって生成された属性情報を蓄積する蓄積手段と、前記属性情報に従って、画像データに対して領域ごとに異なった処理を施す処理手段と、前記属性情報を生成した画像データを外部に送出する送出手段と、外部から画像データを入力する入力手段と、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積手段に蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定する特定手段とを有し、前記特定手段により属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理手段により処理を行うことを特徴としている。
【0054】
ここで、属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて文字/絵柄領域判定を行う像域分離処理機能を有するものにすることができる。
【0055】
あるいは、属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて、黒文字/色文字/絵柄領域判定を行う像域分離処理機能を有するものにすることができる。
【0056】
あるいは、属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて、文字/網点/写真領域判定を行う像域分離処理機能を有するものにすることができる。
【0057】
また、上記本発明の画像処理装置において、外部に送出される画像データに対して、その画像データから生成された属性情報を特定することが可能な所定の情報(例えばID情報)を付け加える付加手段を有し、前記特定手段は、入力された画像データに前記所定の情報が含まれているか否かを判断し、入力された画像データに前記所定の情報が含まれていたときには所定の情報を抽出し、該所定の情報を用いて属性情報を特定することもできる。
【0058】
ここで、付加手段は、所定の情報を画像データのヘッダーもしくはフッターとして付け加えるものにすることができる。
【0059】
あるいは、付加手段は、所定の情報を画像データ自体に埋め込むものにすることができる。
【0060】
また、図6は本発明に係る画像処理装置の他の構成例を示す図である。なお、図6において、A,B,C,Dは図1と同じ箇所を示しており、A,B前の処理、C,D後の処理については、図1と同じであるので省略してある。
【0061】
図6の構成例は、像域分離データ(属性情報)を特定する仕方が図1の構成例と異なっている。すなわち、図6の構成例では、第2の像域分離処理において、外部から入力された画像データに対して第2の像域分離を行い、第2の像域分離データ(第2の属性情報)を生成するようになっている。これに対して、補助記憶装置に蓄積されている像域分離データ(属性情報)を第1の像域分離データ(第1の属性情報)と呼ぶことにすると、図6の構成例では、像域分離データ比較処理において、第1の像域分離データ(第1の属性情報)と第2の像域分離データ(第2の属性情報)とを比較することにより、像域分離データ(属性情報)を特定するようになっている。
【0062】
図6の構成例において、外部と画像データを入出力する際の動作を説明する。
【0063】
先ず、外部へ画像データを送信する場合は、図1の構成例とは異なり、特別な処理は行わず、圧縮された画像データをそのまま外部へ送信する。一方、外部から画像データが入力される場合、第2の像域分離処理により、第2の像域分離データ(第2の属性情報)が生成される。また、入力された画像データが圧縮画像データであるならば、伸長処理を先に施す。第2の像域分離処理は、後述するように、第1の像域分離処理と同じ構成でなくともよく、パラメータもしくは方法自体の異なる方法でもよい。また、データ形式自体も異なっていてよい。
【0064】
この第2の像域分離データ(第2の属性情報)は、一般的に、第1の像域分離データ(第1の属性情報)よりも分離精度が悪い。なぜなら、外部から入力される画像データは非可逆圧縮されていることが多く、劣化した画像に対して像域分離処理を行っているからである。よって、第2の像域分離データ(第2の属性情報)よりも第1の像域分離データ(第1の属性情報)を用いて画像処理を行う方が良い。そのため、像域分離データ比較処理によって、以下の方法で第1の像域分離データ(第1の属性情報)を特定する。
【0065】
すなわち、特定方法としては、第2の像域分離処理で生成された第2の像域分離データ(第2の属性情報)を、補助記憶装置に蓄積されている第1の像域分離データ(第1の属性情報)と比較することで行う。すなわち、2つのデータが似ているときには、第1の像域分離データ(第1の属性情報)が特定される。
【0066】
図7は像域分離データ比較処理の動作の一例を示すフローチャートである。図7を参照すると、第1,第2の像域分離データ(第1,第2の属性情報)が入力すると(ステップS11)、まず、画像データサイズが同じであるか否かを判定する(ステップS12)。ただし、第2の像域分離データ(第2の属性情報)の形式は、第1の像域分離データ(第1の属性情報)と同じであるとする。すなわち、第1の像域分離データ(第1の属性情報)が各画素1ビットのデータであり、1ならば文字、0ならば絵柄というような文字/絵柄領域を分離するものであるならば、第2の像域分離データ(第2の属性情報)も同じ形式で生成されているとする。次に、画素ごとに像域分離データ(属性情報)を比べ、異なる領域判定結果の異なるものの数をカウントする(ステップS13)。この場合、全画素を比較しても良いし、所定の数、及び抽出方法を決めてそれらの画素のみを比較しても良い。このように異なる領域判定結果の異なるものの数をカウントしたとき、異なるものの数(カウント数)が所定の数よりも小さいかを判断する(ステップS14)。この結果、カウント数が所定の数よりも小さければ、その第1の像域分離データ(第1の属性情報)は、外部入力された画像データに対応したものであると特定し、補助記憶装置からメモリに送信される(ステップS15)。第1の像域分離データ(第1の属性情報)が特定されるまで、補助記憶装置に蓄積されている第1の像域分離データ(第1の属性情報)を、順に、第2の像域分離データ(第2の属性情報)と比較することになる。
【0067】
その後の処理は、特定された像域分離データ(属性情報)を用いて行われる。対応する第1の像域分離データ(第1の属性情報)が蓄積されていない場合は、第2の像域分離データ(第2の属性情報)を用いて適応的な処理を行っても良いし、像域分離データ(属性情報)は用いずに、全面絵柄処理にする等の処理切り換えなしの画像処理を行うこともできる。
【0068】
また、第2の像域分離処理もしくは像域分離データ(属性情報)は、第1の像域分離処理もしくは像域分離データ(属性情報)と異なっていても良い。例えば、第2の像域分離処理ではエッジ検出のみを行い、第1の像域分離データ(第1の属性情報)で文字領域と判定されている画素がすべてエッジ量の大きい箇所であることを確認することで、第1の像域分離データ(第1の属性情報)を特定することもできる。
【0069】
このように、図6の構成例では、上記本発明の画像処理装置において、前記属性情報生成手段とは別の第2の属性情報生成手段をさらに有し、第2の属性情報生成手段は、外部から画像データが入力されたときに、外部から入力された画像データから第2の属性情報を生成するようになっており、前記特定手段は、第2の属性情報生成手段によって生成された第2の属性情報を前記蓄積手段に蓄積されている属性情報と比較することによって、属性情報を判定し、特定するようになっている。
【0070】
ここで、前記特定手段により属性情報が特定されなかった場合には、第2の属性情報を用いて前記処理手段により処理を行うようにしても良い。
【0071】
あるいは、前記特定手段により属性情報が特定されなかった場合には、属性情報を用いずに前記処理手段により全領域に一様な処理を行うようにしても良い。
【0072】
また、図8は本発明に係る画像処理装置の他の構成例を示す図である。図8の構成例は、像域分離データ(属性情報)の特定において、図1の構成例と図6の構成例とを組み合わせたものとなっている。具体的には、図8の構成例では、まず、図1の構成例で行ったようなID情報による特定を行う。それにより特定された場合、さらに、第2の像域分離手段を用いて第2の像域分離データ(第2の属性情報)を生成し、特定された第1の像域分離データ(第1の属性情報)と比較する。これは、一度外部に送出された画像データが編集されることによって第1の像域分離結果と合わなくなっている可能性を考慮している。例えば、第1の像域分離データ(第1の属性情報)が黒文字/色文字/絵柄を分離するものであった場合、外部で編集されることによって、黒文字が色文字に変えられるようなことがあると、黒文字と判定されていた領域が、色文字領域になってしまい、その部分に第1の像域分離結果を用いることは不適切である。よって、例えば、第2の像域分離処理では有彩/無彩判定を行い、第1の像域分離データ(第1の属性情報)での黒文字領域が第2の像域分離データ(第2の属性情報)で無彩領域であるか、及び色文字領域が有彩領域であるかを見ることで、第1の像域分離データ(第1の属性情報)が適用可能かどうかを判定する。また、もちろん第1の像域分離処理と同様の形式で第2の像域分離データ(第2の属性情報)を生成し、2つが所定の条件で一致するかどうかを判定することで、誤った像域分離データ(属性情報)を適用する可能性をさらに減らすことができる。
【0073】
このように、第1の像域分離の仕様や、外部に送出される画像データに対して予想される編集に対応して、それに適した第2の像域分離処理を施すことで、像域分離データ(属性情報)の特定をより正確に行なうことができる。
【0074】
換言すれば、図8の構成例は、前述した本発明の画像処理装置において、前記属性情報生成手段とは別の第2の属性情報生成手段をさらに有し、第2の属性情報生成手段は、外部から画像データが入力されたときに、第2の属性情報を生成するようになっており、前記特定手段による特定結果を、第2の属性情報と前記蓄積手段に蓄積されている属性情報とを比較した結果を用いて補正するようになっている。
【0075】
ここで、前記特定手段により属性情報が特定されなかった場合には、第2の属性情報を用いて前記処理手段により処理を行うようにしても良い。
【0076】
あるいは、前記特定手段により属性情報が特定されなかった場合には、属性情報を用いずに前記処理手段により全領域に一様な処理を行うようにしても良い。
【0077】
図9は本発明の画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。図9を参照すると、この画像処理装置は、例えばパーソナルコンピュータ等で実現され、全体を制御するCPU21と、CPU21の制御プログラム等が記憶されているROM22と、CPU21のワークエリア等として使用されるRAM23と、スキャナ24と、プリンタ25と、ハードディスク26と、補助記憶装置27とを有している。
【0078】
ここで、CPU21は、上述した本発明の各処理,手段の機能を有している。
【0079】
すなわち、本発明においては、画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行う処理をコンピュータ(CPU21)に実現させるプログラムの形で提供することができる。
【0080】
また、画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行う処理をコンピュータ(CPU21)に実現させるためのプログラムは、例えばソフトウェアパッケージ(具体的には、CD−ROM等の記録媒体)の形で提供することができる。
【0081】
換言すれば、本発明の画像処理装置は、スキャナ,プリンタ等を備えた汎用の計算機システムにCD−ROM等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込ませて、この汎用計算機システムのマイクロプロセッサに処理を実行させる装置構成においても実施することが可能である。この場合、本発明の処理を実行するためのプログラム(すなわち、ハードウェアシステムで用いられるプログラム)は、媒体に記録された状態で提供される。プログラムなどが記録される記録媒体としては、CD−ROMに限られるものではなく、ROM,RAM,フレキシブルディスク,メモリカード等が用いられても良い。媒体に記録されたプログラムは、ハードウェアシステムに組み込まれている記憶装置、例えばハードディスク26にインストールされ起動することにより、このプログラムを実行して、本発明の処理を実現することができる。このようにCD−ROM等の記録媒体でプログラムを提供することも可能であるが、ハードディスクにこのプログラムをインストールすることで本発明の処理を実現することもできる。
【0082】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1乃至請求項14記載の発明によれば、外部に送出する画像データの属性情報(像域分離データ)を蓄積しておき、また、その画像データが再び入力された際に、蓄積されている属性情報(像域分離データ)の中から対応するものを特定し、用いることによって、外部に送出しないで処理した画像と同等の高画質な画像を得ることができる。
【0083】
特に、請求項7記載の発明によれば、画像データ自体に所定の情報を埋め込むことで、外部に送出される画像データの汎用性を保つことができる。
【0084】
また、請求項8記載の発明によれば、画像データには手を加えないことで、外部に送出される画像データの画質劣化をなくすことができる。
【0085】
また、請求項9記載の発明によれば、特定方法を厳しくすることで、より正確に対応する像域分離データを特定することができる。
【0086】
また、請求項10記載の発明によれば、属性情報が蓄積されていなかった場合にも、画像の領域に応じて適切な処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の構成例を示す図である。
【図2】エッジ検出の仕方の一例を示す図である。
【図3】エッジ検出用マスクの一例を示す図である。
【図4】ピーク画素検出の仕方を説明するための図である。
【図5】ID認識処理の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像処理装置の他の構成例を示す図である。
【図7】像域分離データ比較処理の動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る画像処理装置の他の構成例を示す図である。
【図9】本発明の画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
【図10】複写機における画像処理の流れの一例を示す図である。
【符号の説明】
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 スキャナ
25 プリンタ
26 ハードディスク
27 補助記憶装置

Claims (14)

  1. 画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成する属性情報生成手段と、前記属性情報生成手段によって生成された属性情報を蓄積する蓄積手段と、前記属性情報に従って、画像データに対して領域ごとに異なった処理を施す処理手段と、前記属性情報を生成した画像データを外部に送出する送出手段と、外部から画像データを入力する入力手段と、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積手段に蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定する特定手段とを有し、前記特定手段により属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理手段により処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて文字/絵柄領域判定を行う像域分離処理機能を有していることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて黒文字/色文字/絵柄領域判定を行う像域分離処理機能を有していることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段は、画像の特徴に応じて文字/網点/写真領域判定を行う像域分離処理機能を有していることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、外部に送出される画像データに対して、その画像データから生成された属性情報を特定することが可能な所定の情報を付け加える付加手段を有し、前記特定手段は、入力された画像データに前記所定の情報が含まれているか否かを判断し、入力された画像データに前記所定の情報が含まれていたときには所定の情報を抽出し、該所定の情報を用いて属性情報を特定することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5記載の画像処理装置において、前記付加手段は、所定の情報を画像データのヘッダーもしくはフッターとして付け加えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項5記載の画像処理装置において、前記付加手段は、所定の情報を画像データ自体に埋め込むことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段とは別の第2の属性情報生成手段をさらに有し、第2の属性情報生成手段は、外部から画像データが入力されたときに、外部から入力された画像データから第2の属性情報を生成するようになっており、前記特定手段は、第2の属性情報生成手段によって生成された第2の属性情報を前記蓄積手段に蓄積されている属性情報と比較することによって、属性情報を判定し、特定することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項5記載の画像処理装置において、前記属性情報生成手段とは別の第2の属性情報生成手段をさらに有し、第2の属性情報生成手段は、外部から画像データが入力されたときに、外部から入力された画像データから第2の属性情報を生成するようになっており、前記特定手段による特定結果を、第2の属性情報と前記蓄積手段に蓄積されている属性情報とを比較した結果を用いて補正するようになっていることを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項8または請求項9記載の画像処理装置において、前記特定手段により属性情報が特定されなかった場合には、外部から入力された画像データに対して、第2の属性情報を用いて前記処理手段により処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項8または請求項9記載の画像処理装置において、前記特定手段により属性情報が特定されなかった場合には、外部から入力された画像データに対して、属性情報を用いずに前記処理手段により全領域に一様な処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  12. 画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  13. 画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行う処理をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  14. 画像データから画像の特徴を示す属性情報を生成し、生成された属性情報を蓄積し、外部から入力された画像データに対して、その画像データから生成された属性情報が前記蓄積されているデータの中にあるか否かを判定し、特定し、属性情報が特定された場合に、外部から入力された画像データに対して、特定された属性情報を用いて処理を行う処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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