JP2004173823A - 飲料抽出機 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃に係る作業性を向上するとともに、異なるタイプの飲料抽出パックにも対応させることも可能であり、かつ、高価な部品を使用することなく、飲料抽出パックの抽出が可能なセット状態とする。
【解決手段】内容器13内に貯留した液体を加熱する加熱手段(ヒータ14,15)と、内容器13内の液体を圧送する給水手段(液体圧送ポンプ16)と、給水経路に接続した注入用針22と、外装体11の正面側に設けられ密閉された飲料抽出パック1A,1Bを着脱可能に装着することにより該飲料抽出パック1A,1Bに注入用針22を貫通させて液体が注入されるパック装着機構37とを備えた飲料抽出機において、外装体11を、内容器13、加熱手段および給水手段を有する本体ユニット10と、パック装着機構37を有するパック装着ユニット32A,32Bとに分割し、これらを着脱可能に取り付けた構成とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーヒー粉末などを容器やシートに包装した飲料抽出パックを使用して飲料を注出する飲料抽出機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、20〜30名程度の小オフィス用または一般家庭用に適した小型で、すぐに美味しく飲め、後片付けの簡単な使い勝手のよい飲料抽出機が提供されている。この飲料抽出機は、従来のドリップ方式とは異なり、コーヒーなどの粉末を容器やシートによって包装した飲料抽出パックを用い、所定の圧力を加えながら所定温度のお湯を圧送することにより、短時間で抽出できるようにしたものである。
【0003】
ここで、図21(A)に示すように、容器2を用いた飲料抽出パック1Aは、上端開口の円筒状の容器2を用い、この容器2の内部にフィルタ3を配設するとともに、このフィルタ3内にコーヒーなどの粉末を収容させた状態で、前記容器2の開口を蓋シート4によって密閉したものである。
【0004】
図21(B)に示すように、シートを用いた飲料抽出パック1Bは、表裏一対の矩形状シート5を備え、これらの間にフィルタ6を配設するとともに、このフィルタ6内にコーヒーなどの粉末を収容させた状態で、4方をシールしたものである。この飲料抽出パック1Bの上端中央には注入用のノズル部7が設けられている。また、前記矩形状シート5は、下端を感圧シールまたは感熱シールすることにより、圧力または熱を受けると接着力が弱くなり液体や気体の圧力で剥離される構成としている。
【0005】
これらの飲料抽出パック1A,1Bのうち、図21(B)に示す飲料抽出パック1Bを使用した飲料抽出機の先行技術文献情報としては次のものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−70163号公報
【0007】
この特許文献1の飲料抽出機は、液体を収納する容器2と、この容器2内の液体を加熱する加熱手段と、容器2の上部を覆う蓋と、前記容器2内の液体を送り出す送水装置と、この送水装置より送り出された液体により抽出される飲料抽出パック1Bを装着する固定部とを備えた構成としている。
【0008】
前記固定部は、本体に対して開閉可能に取り付けた保持体からなり、開いた状態で前記飲料抽出パック1Bのノズル部7を位置決めし、閉じることにより、前記ノズル部7が容器2に送水装置に接続された注入用針と対向する構成とされている。そして、抽出を開始するためにスタートボタンを押すと、前記注入用針が下降して飲料抽出パック1Bのノズル部7を突き破り、この注入用針からお湯が注入される構成としている。
【0009】
なお、容器2を用いた飲料抽出パック1Aを使用する飲料抽出機は、特許文献1と同様に、飲料抽出パック1Aを配設する開閉可能な固定部を備え、この固定部に飲料抽出パック1Aを配置して閉じることにより、上方から注入用針が電動式で駆動して蓋シート4を突き破るとともに、下方から抽出用針が電動式で駆動して樹脂製の容器2の底を突き破る構成としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の飲料抽出機は、抽出部分である飲料抽出パック1の固定部を清掃する場合、非常に面倒である。また、異なる構成の飲料抽出パック1A,1Bのうち、いずれか1つのタイプしか使用することができないという問題がある。
【0011】
さらに、従来の飲料抽出機は、注入用針や抽出用針を電動式で上下方向に駆動させるため、その駆動機構が非常に高価であり、コスト高になるという問題がある。
【0012】
そこで、本発明では、清掃に係る作業性を向上するとともに、異なるタイプの飲料抽出パックにも対応させることも可能であり、かつ、高価な部品を使用することなく、飲料抽出パックの抽出が可能な飲料抽出機を提供することを課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の飲料抽出機は、外装体内に設けた内容器と、該内容器内に貯留した液体を加熱する加熱手段と、前記内容器内の液体を所定圧力で圧送する給水手段と、該給水手段に接続される給水経路に接続した注入用針と、前記外装体の正面側に設けられ密閉された飲料抽出パックを着脱可能に装着することにより該飲料抽出パックに前記注入用針を貫通させて液体が注入されるパック装着機構とを備えた飲料抽出機において、前記外装体を、前記内容器、加熱手段および給水手段を有する本体ユニットと、前記パック装着機構を有するパック装着ユニットとに分割し、これらを着脱可能に取り付けたものである。
【0014】
前記飲料抽出機によれば、本体ユニットをパック装着ユニットと分割して形成しているため、飲料の抽出部分であるため非常に汚れ易い部分であるパック装着ユニットの清掃性を向上できる。しかも、2種の飲料抽出パックに対応するパック装着ユニットを形成することにより、本体ユニットを共用し、安価に2種の飲料抽出パックを使用することができる。
【0015】
この飲料抽出機では、前記本体ユニットの正面上部に、前方に突出するノーズ部を設けるとともに、該ノーズ部の下面に前記注入用針を固定した構成とし、前記パック装着機構は、一側面の開口に開閉可能な蓋体を装着するとともに、上面に前記注入用針を貫通させる本体カバーと、前記本体カバーに回動可能かつ上下方向に移動可能に装着するとともに、前記蓋体に連動部材を介して連動可能に装着したガイド部材と、前記飲料抽出パックの上端を位置決め保持して前記ガイド部材に装着する保持部材とを備え、前記蓋体を開いた状態で前記保持部材に飲料抽出パックを装着し、前記蓋体を閉じることにより、前記ガイド部材が本体カバー内に移動した後、上方に移動して、前記飲料抽出パックの上端を注入用針が貫通するように構成することが好ましい。
【0016】
または、前記本体ユニット内に配設した給水経路の端部に継手部材を配設するとともに、該継手部材の接続端を本体ユニットの正面から露出させた構成とし、前記パック装着機構は、一側面の開口に開閉可能な蓋体を装着した本体カバーと、前記本体カバーに回動可能かつ上下方向に移動可能に装着するとともに、前記蓋体に連動部材を介して連動可能に装着したガイド部材と、前記飲料抽出パックの上端を位置決め保持して前記ガイド部材に装着する保持部材と、前記本体カバーに固定され、その一端が背面側に突出して前記継手部材に着脱可能に接続されるとともに、他端に前記注入用針を接続し、前記給水経路の一部を構成する接続管とを備え、前記蓋体を開いた状態で前記保持部材に飲料抽出パックを装着し、前記蓋体を閉じることにより、前記ガイド部材が本体カバー内に移動した後、上方に移動して、前記飲料抽出パックの上端を注入用針が貫通するように構成することが好ましい。
【0017】
これらのパック装着ユニットは、前記保持部材を前記ガイド部材に対して上下方向に移動可能に装着し、前記ガイド部材の底に、前記飲料抽出パックの底を貫通させる抽出用針を貫通させて固定するとともに、前記保持部材を上向きに付勢する付勢部材を設け、前記蓋体を閉じることにより、前記抽出用針が前記飲料抽出パックの底を貫通するように構成することが好ましい。
【0018】
または、前記パック装着機構は、上面の開口に開閉可能な蓋体を装着するとともに、その蓋体に前記給水経路に接続部材を介して接続した注入用針を固定した本体カバーと、前記飲料抽出パックの上端を位置決め保持して前記本体カバー内に装着する保持部材とを備え、前記蓋体を開いた状態で前記保持部材を介して飲料抽出パックを本体カバー内に装着し、前記蓋体を閉じることにより、前記飲料抽出パックの上端を注入用針が貫通するように構成してもよい。
【0019】
または、前記本体ユニットの正面上部に、前方に突出するノーズ部を回動可能または上下方向に移動可能に設けるとともに、該ノーズ部の下面に前記給水経路に接続部材を介して接続した注入用針を固定した構成とし、前記パック装着機構は、上面開口の本体カバーと、前記飲料抽出パックの上端を位置決め保持して前記本体カバー内に装着する保持部材とを備え、前記本体カバーの上端開口を露出させた状態で前記保持部材を介して飲料抽出パックを本体カバー内に装着し、前記ノーズ部によって本体カバーの上端開口を閉じることにより、前記飲料抽出パックの上端を注入用針が貫通するように構成してもよい。
【0020】
これらのパック装着ユニットは、前記保持部材を前記本体カバーに対して上下方向に移動可能に装着し、前記本体カバーの底に、前記飲料抽出パックの底を貫通させる抽出用針を貫通させて固定するとともに、前記保持部材を上向きに付勢する付勢部材を設け、前記本体カバーの上端開口を閉じることにより、前記抽出用針が前記飲料抽出パックの底を貫通するように構成することが好ましい。
【0021】
これらのパック装着ユニットは、電動式の駆動機構を適用することなく、蓋体を閉じるだけで、その閉じ動作に連動させて飲料抽出パックを抽出可能な状態にセットできるようにしているため、製品自体を安価に提供することが可能になる。また、電気部品を用いていないため、水で丸洗いすることが可能であり、清掃性をより向上することができる。
【0022】
さらに、前記飲料抽出機では、前記給水経路に、前記外装体の外部に排出する排水管を分岐接続するとともに、該排水管に所定圧力を越えると開く常閉の弁を介設することが好ましい。
【0023】
なお、前記排水管は、本体ユニットとパック装着ユニットとが一体に形成された飲料抽出機に適用することも可能である。即ち、外装体内に設けた内容器と、該内容器内に貯留した液体を加熱する加熱手段と、前記内容器内の液体を所定圧力で圧送する給水手段と、前記外装体の正面側に設けられ密閉された飲料抽出パックを着脱可能に装着することによりその飲料抽出パックに前記給水手段からの液体が給水経路を介して注入されるパック装着機構とを備えた飲料抽出機において、前記給水経路に、前記外装体の外部に排出する排水管を分岐接続するとともに、該排水管に所定圧力を越えると開く常閉の弁を介設した構成としてもよい。
【0024】
このようにすれば、例えば、飲料抽出パック内のフィルタが目詰まりしていたり、注入用針や抽出用針による穴開け不良が生じている状態で抽出を開始し、給水経路に過剰な圧力が加わった場合、前記排水管を介してお湯を外部に排水することができる。
【0025】
このように排水管を設ける構成とした飲料抽出機では、前記排水管の先端が、抽出した飲料を注ぐコップの開口に位置するように配管することが好ましい。このようにすれば、排水によって周囲が濡れることを防止できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図10は本発明の第1実施形態に係る飲料抽出機を示す。この飲料抽出機は、図1に示すように、大略、内容器13、加熱手段および給水手段を有する本体ユニット10と、飲料抽出パック1A,1Bを着脱可能に装着するパック装着ユニット32A,32Bとからなり、これらパック装着ユニット32A,32Bを前記本体ユニット10の正面に選択的に着脱可能に装着したものである。
【0027】
具体的には、図2に示すように、前記本体ユニット10は、その外装体11の上部に蓋12を回動可能に取り付けたもので、その内部には、液体である水を貯留する内容器13が配設されている。この内容器13の底には、この内容器13内に貯留した水を沸騰させる加熱手段として湯沸ヒータ14と、所定温度で保温する保温ヒータ15とが配設されている。
【0028】
また、外装体11と内容器13との間には、該内容器13内の水を後述するパック装着機構部37に所定圧力で圧送する給水手段として、液体圧送ポンプ16と気体圧送ポンプ17と三方弁18とが設けられている。前記液体圧送ポンプ16は、内容器13内のお湯を所定圧力で送出するものである。前記気体圧送ポンプ17は、液体圧送ポンプ16の停止後に動作され、給水経路を構成する揚水管20内に残留するお湯を空気圧によって全て排出するためのものである。前記三方弁18は、液体圧送ポンプ16または気体圧送ポンプ17の動作に連動し、選択的にそれぞれの経路に接続状態を切り替えるためのものである。なお、図中19は、内容器13内の湯温を検出するための温度センサである。
【0029】
さらに、前記外装体11の正面には、その上部に前方に突出するノーズ部11aが設けられている。このノーズ部11aの内部には、前記揚水管20の上端に接続され、給水経路の一部を構成する接続部材21が配設され、この接続部材21の先端に中空状の注入用針22が配設されている。この注入用針22は、ノーズ部11aの下面から突出されている。また、このノーズ部11aの内部には、前記ヒータ14,15、ポンプ16,17および三方弁18を制御する制御基板23が配設されるとともに、前記ポンプ16,17を動作させるための抽出スイッチ24が配設されている。
【0030】
さらにまた、前記外装体11の正面において、前記ノーズ部11aの下部には、パック装着ユニット32A,32Bを着脱可能に取り付けるための被連結部が設けられている。この被連結部は、外装体11の正面に設けた装着孔25と、外装体11の側面に設けたネジ挿通孔26とからなる。
【0031】
本実施形態では、前記給水経路を構成する前記接続部材21に、排水管27が分岐接続されている。この排水管27は、外装体11に設けた前記ノーズ部11aの下部から外部に突出し、その先端が後述するパック装着ユニット32A,32Bの台座部36に載置するコップの開口に位置するように配管されている。また、ノーズ部11a内に位置する排水管27の基部には、所定圧力を越えると開く常閉の弁28が介設されている。
【0032】
前記弁28は、図3に示すように、ケーシング29内にパッキン30aを配設した弁本体30と、該弁本体30を上向きに付勢するスプリング31とを配設した機械式のものである。なお、弁28は、圧力センサと電磁弁とを用いた電気式で構成してもよい。
【0033】
図21(A)に示す容器タイプの飲料抽出パック1Aを着脱可能に装着するパック装着ユニット32Aは、図4および図5に示すように、大略、前記外装体11のノーズ部11aの下側に固定される本体カバー33と、該本体カバー33におけるパック装着機構部37の内部に装着されたガイド部材49Aと、該ガイド部材49Aに装着された第1保持部材61とからなる。
【0034】
前記本体カバー33は、前記本体ユニット10の外装体11において、背部に位置する装着部34に、台座部36とパック装着機構部37とを一体的に設けたものである。
【0035】
前記装着部34は、前記本体ユニット10の外装体11においてノーズ部11aの下部の全高に略一致する全高を有し、その背面には前記装着孔25に挿通する連結部として、ネジ孔35aを備えた装着片35が設けられている。
【0036】
前記台座部36は、抽出される飲料を入れるコップなどを載置するためのものである。
【0037】
前記パック装着機構部37は、前側面および下面を開口したもので、その前面側開口の下端に軸受部38を設け、この軸受部38に開閉可能に蓋体43を装着したものである。このパック装着機構部37には、その上面から前記装着部34にかけて延び、前記注入用針22および排水管27を挿通させる挿通溝39が設けられている。また、このパック装着機構部37の上面には、注入用針22が位置する挿通溝39の端部を中心とし、後述する第1保持部材61内に配置する飲料抽出パック1Aの上端縁を圧接するための円環状リブ40が下向きに突設されている。なお、この円環状リブ40は、前記挿通溝39と対応する位置に溝が設けられている。
【0038】
また、このパック装着機構部37の両側壁の内面には、後述するガイド部材49Aを回動可能かつ上下方向に移動可能に軸着するための溝状軸受部41が下端近傍から上方に延びるように設けられている。また、この溝状軸受部41の上部には、ガイド部材49Aの上下方向の姿勢を維持するようにガイドする一対のガイドリブ42a,42bが設けられている。前側に位置するガイドリブ42aは、溝状軸受部41の上端から所定間隔をもった上方位置から上向きに延びるように形成されている。また、後側に位置するガイドリブ42bは、溝状軸受部41の上端から上向きに延びるように形成されている。
【0039】
前記蓋体43は、軸受部38に軸着する軸部44と、該ガイド部材49Aの開閉動作にガイド部材49Aを連動させて移動させる連動部材46を軸着する軸受部45とを設けたものである。
【0040】
前記連動部材46は、前記軸受部45に軸着する軸孔47aを備えた軸部47と、該軸部47の両側から突出し、ガイド部材49Aの上部両側を回動可能に連結保持する軸受孔48aを備えたアーム部48とからなる略コ字形状のものである。
【0041】
なお、前記軸受部45の位置は、図6(B)に示すように、蓋体43の回動によりアーム部48の先端が前記ガイドリブ42bに当接する位置に変位した状態で、軸部がアーム部48の先端(軸着位置)より低くなるように構成している。言い換えれば、蓋体43の回動によりアーム部48の先端がガイドリブ42bまで変位した状態で、該アーム部48が先端に向けて上向きに傾斜するように構成されている。
【0042】
前記ガイド部材49Aは、前記本体カバー33の溝状軸受部41に回動可能かつ上下方向に移動可能に装着され、かつ、前記蓋体43に前記連動部材46を介して連動可能に装着されるものである。具体的には、このガイド部材49Aは、下端に位置するベース部50と、該ベース部50の両側から上向きに突出した側壁部57とからなる略凹字形状のものである。
【0043】
前記ベース部50は、その中央部に第1保持部材61の下方への移動を抑止するための円筒状リブ51を備えている。また、この円筒状リブ51の中央には、第1保持部材61の挿通軸64を挿通させる挿通孔52が設けられている。この挿通孔52の周囲には、第1保持部材61を上向きに付勢する付勢部材であるスプリング53を位置決めする突部54が円環状に突設されている。さらに、前記円筒状ガイドリブの内部には、その偏心位置に筒部55が設けられ、この筒部55内に中空状の抽出用針56が貫通して固定されている。
【0044】
前記側壁部57は、前記ベース部50の両側から略コ字形状に突設されている。これら側壁部57の外側下部には、前記溝状軸受部41に軸着するための軸部58が突設されている。また、この側壁部57の外側上部には、前記連動部材46のアーム部48を貫通させて軸着するとともに、前記ガイドリブ42a,42b間に挿通する軸部59が突設されている。さらに、この側壁部57の内側には、図1に示す蓋体43を閉じた状態において、前記第1保持部材61を上下方向に移動可能に装着し、その移動方向をガイドするためのガイド部60が設けられている。このガイド部60の下端は、前記円筒状リブ51と連続されている。
【0045】
前記第1保持部材61は、内部に飲料抽出パック1Aを着脱可能に収容し、その上端を位置決め保持して前記ガイド部材49Aに装着する容器からなる。この第1保持部材61の下端外周縁には、前記円筒状リブ51に外嵌する円筒部62が設けられている。また、第1保持部材61の底には、前記抽出用針56との対応位置に貫通孔63が設けられている。さらに、第1保持部材61の底には、ガイド部材49Aの挿通孔52に挿通される挿通軸64が突設されている。この挿通軸64は、挿通孔52に挿通した状態でネジ止めすることにより抜け止めを図り、前記スプリング53により付勢される該第1保持部材61をガイド部材49Aの所定位置で保持するものである。さらにまた、第1保持部材61の外周部には、一対のガイド板65が対向位置に設けられ、これらの間に前記ガイド部60を挿通させる構成としている。
【0046】
本実施形態では、断面逆L字形状をなす取り外し操作用のフランジ部材66が設けられ、このフランジ部材66を第1保持部材61の上端縁に装着した状態で飲料抽出パック1Aを配置する構成としている。これにより、ユーザは、お湯の注入により熱くなった飲料抽出パック1Aを直接持つことなく、取り外すことができるように構成している。
【0047】
図21(B)に示す容器タイプの飲料抽出パック1Bを着脱可能に装着するパック装着ユニット32Bは、図8および図9に示すように、大略、パック装着ユニット32Aと同様に、本体カバー33とガイド部材49Bと第2保持部材68とからなる。そのうち、本体カバー33とガイド部材49Bはパック装着ユニット32Aと略同様であり、第2保持部材68はパック装着ユニット32Aと大きく相違する。そのため、同一構成の部分は同一符号を付して詳細な説明は省略し、以下では相違部分のみを説明する。
【0048】
このパック装着ユニット32Bの本体カバー33は、パック装着ユニット32Aと同様に装着部34に台座部36とパック装着機構部37とを一体的に設けたもので、前記パック装着機構部37に円環状リブ40を設けない構成とした点でのみ相違する。
【0049】
また、パック装着ユニット32Bのガイド部材49Bは、パック装着ユニット32Aと同様にベース部50と側壁部57とからなる略凹字形状のものである。このガイド部材49Bのベース部50には、その中央に矩形状に開口した大きな抽出用孔67が設けられている。また、このガイド部材49Bの側壁部57はガイド部60を設けない構成とした点でのみ相違する。
【0050】
さらに、パック装着ユニット32Bの第2保持部材68は、前記ガイド部材49Bの上端に着脱可能に装着する蓋状のものである。この第2保持部材68は、一対の側壁部57の外形と一致する略八角形状の板からなり、その下面に両側には、ガイド部材49Bの側壁部57の内面に係合するリブ69が設けられている。また、この第2保持部材68には、飲料抽出パック1Bの上端であるノズル部7の首部分を挿通して位置決め保持する挿通溝70が設けられている。
【0051】
次に、この飲料抽出機の使用方法について説明する。
まず、図21(A)に示す飲料抽出パック1Aを用いてコーヒーなどの飲料を抽出する場合、ユーザは、パック装着ユニット32Aを本体ユニット10に装着する。具体的には、パック装着ユニット32Aの装着片35を本体ユニット10の装着孔25に挿入し、ネジ挿通孔26から図示しないネジを螺合することにより離脱不可能に装着する。
【0052】
そして、図5に示すように、パック装着機構部37の蓋体43を開いた状態とする。これにより、ガイド部材49Aとともに第1保持部材61が連動部材46を介して蓋体43に連動し、軸部58を中心として開口した前側に向けて傾斜することにより、前記第1保持部材61の上端開口が露出する。
【0053】
この状態で、フランジ部材66の内部に飲料抽出パック1Aを配置するとともに、これらを第1保持部材61の内部に配置する。なお、フランジ部材66を第1保持部材61の上端縁に配置した状態で、飲料抽出パック1Aを装着してもよい。
【0054】
ついで、ユーザは、開いた状態の蓋体43を背面側に押圧して閉じる。これにより、図6(A)に示すように、連動部材46を介してガイド部材49Aが内向きに押圧され、このガイド部材49Aの軸部58を中心として飲料抽出パック1Aを装着した第1保持部材61が一緒に本体カバー33内に回動しながら収容される。
【0055】
この回動は、図6(B)に示すように、ガイド部材49Aの軸部59が本体カバー33のガイドリブ42bに当接することにより停止する。なお、この状態では、前述のように、連動部材46のアーム部48は、その先端(背面方向)に向けて傾斜した状態をなす。
【0056】
そのため、蓋体43を更に押圧することにより、図7(A)に示すように、ガイド部材49Aは、軸部59がガイドリブ42a,42b間に規制されながら、また、軸部58が溝状軸受部41に沿って、上向きに移動する。
【0057】
そして、前記ガイド部材49Aの上向きの移動により、飲料抽出パック1Aの上端が注入用針22に達すると、該注入用針22が飲料抽出パック1Aの蓋シートを突き破る。なお、飲料抽出パック1Aの上向きの移動は、図示のように、本体カバー33の円環状リブ40に当接することにより停止する。
【0058】
ついで、ユーザは、蓋体43を更に押圧する。これにより、図7(B)に示すように、飲料抽出パック1Aおよび第1保持部材61は、円環状リブ40との当接により移動しないが、ガイド部材49Aのみがスプリング53の付勢力に抗しながら上向きに移動する。このようにガイド部材49Aのみが上向きの移動すると、ガイド部材49Aに固定した抽出用針56が第1保持部材61の貫通孔63を通って、飲料抽出パック1Aの容器2の底を突き破る。
【0059】
その後、本体カバー33の前面開口が蓋体43によって完全に閉塞される。
【0060】
一方、図21(B)に示す飲料抽出パック1Bを用いてコーヒーなどの飲料を抽出する場合、ユーザは、前記パック装着ユニット32Aの場合と同様にしてパック装着ユニット32Bを本体ユニット10に離脱不可能に装着する。
【0061】
そして、図9に示すように、前記と同様に、パック装着機構部37の蓋体43を開いた状態とする。これにより、ガイド部材49Bが連動部材46を介して蓋体43に連動し、その上端が前側に向けて傾斜する。この状態で、第2保持部材68の挿通溝70に飲料抽出パック1Bを配置し、この状態で第2保持部材68をガイド部材49Bの上端に装着する。
【0062】
その後、パック装着ユニット32Aと同様に、蓋体43を背面側に押圧して閉じることにより、図10(A)に示すように、連動部材46を介してガイド部材49Bを内向きに押圧し、このガイド部材49Bと一緒に第2保持部材68および飲料抽出パック1Bを本体カバー33内に収容させる。
【0063】
そして、図示のように、ガイド部材49Bの軸部59が本体カバー33のガイドリブ42bに当接すると、ついで、図10(B)に示すように、ガイド部材49Bが上向きに移動する。その結果、飲料抽出パック1Bのノズル部7が注入用針22によって突き破られ、その後、本体カバー33の前面開口が蓋体43によって完全に閉塞される。
【0064】
このように、本実施形態の飲料抽出機は、本体ユニット10をパック装着ユニット32A,32Bと分割して形成しているため、ユーザは、使用する飲料抽出パック1A,1Bのタイプに応じて選択的にパック装着ユニット32A,32Bを装着し、本体ユニット10は共用することができる。即ち、異なるパック装着機構を有する2種の飲料抽出機を購入する必要はないため、安価に2種の飲料抽出パック1A,1Bを使用することができる。
【0065】
また、パック装着機構部37は、飲料の抽出部分であるため非常に汚れ易い部分であるが、本実施形態では、本体ユニット10とパック装着ユニット32A,32Bとが別体であるうえ、電気部品を用いていないため、水で丸洗いすることが可能であり、清掃性も向上できる。
【0066】
さらに、本発明の飲料抽出機では、電動式の駆動機構を適用することなく、飲料抽出パック1A,1Bを所定の保持部材61,68を介してガイド部材49A,49Bに配置することにより、蓋体43を閉じるだけで、その閉じ動作に連動させて飲料抽出パック1Aの蓋シートおよび底を突き破るようにして、注入用針22および抽出用針56を貫通させ、また、飲料抽出パック1Bのノズル部7を注入用針22で貫通させることができる。そのため、製品自体を安価に提供することが可能になる。
【0067】
しかも、本実施形態では、本体ユニット10には、給水経路を構成する接続部材21に弁28を介設した排水管27を分岐接続している。そのため、例えば、飲料抽出パック1A,1B内のフィルタ3,6が目詰まりしていたり、注入用針22や抽出用針56による穴開け不良が生じている状態で、抽出スイッチ24を操作することにより、給水経路に過剰な圧力が加わった場合、前記排水管27を介してお湯を外部に排水することができる。また、排水管27は、飲料を注ぐコップに排水されるように配管しているため、排水によって周囲が濡れることを防止できる。また、その配管構造は、ノーズ部11aから外部に配管するという簡単な構成であるため、簡単かつ安価に実施することができ、製品自体のコストアップを抑制できる。
【0068】
図11は、第2実施形態の飲料抽出機を示す。この第2実施形態では、注入用針22をパック装着ユニット32Aの側に固定した点で、第1実施形態と大きく相違している。
【0069】
具体的には、この第2実施形態の本体ユニット10は、外装体11内に配設する揚水管20の上端に、継手部材として略L字形状をなすパッキン71を配設し、このパッキン71の接続端を外装体11の正面から外部に露出させている。
【0070】
また、パック装着ユニット32Aは、第1実施形態と同様に、本体カバー33と、ガイド部材49Aと、第1保持部材61とを備えている。そして、前記本体カバー33の内部には、前記パッキン71を介して揚水管20に着脱可能に接続することにより給水経路の一部を構成する接続管72が配設されている。そして、この接続管72には、弁28を介設した排水管27が分岐接続されている。また、接続管72の先端には、接続部材21を介して前記注入用針22が固定されている。なお、この第2実施形態のパック装着ユニット32Aには、前記第1実施形態に示す挿通溝39は設けていない。
【0071】
なお、図11は一方のパック装着ユニット32Aを装着した構成としているが、同様にしてパック装着ユニット32Bも形成することができる。このように構成した第2実施形態の飲料抽出機では、前記第1実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
【0072】
図12から図17は第3実施形態の飲料抽出機を示す。この飲料抽出機は、本体カバー33のパック装着機構部80の上下面を開口し、その上面開口に開閉可能に蓋体83を装着し、この蓋体83に注入用針22を固定した点で、第1実施形態と大きく相違している。
【0073】
具体的には、第3実施形態の本体ユニット10は、その外装体11にノーズ部11aを設けない構成としている。そして、制御基板23は、外装体11の正面側上部に配設されるとともに、その上方に抽出スイッチ24が配設されている。また、この本体ユニット10は、第2実施形態と同様に、外装体11内に配設する揚水管20の上端に、継手部材として略L字形状をなすパッキン71を配設し、このパッキン71の接続端を外装体11の正面から外部に露出させている。
【0074】
飲料抽出パック1Aを装着する第3実施形態のパック装着ユニット32Aは、図13に示すように、第1実施形態のパック装着ユニット32Aと同様に、本体カバー33を備えている。この本体カバー33は、第1実施形態と同様に、背部の装着部34に、台座部36とパック装着機構部80とを一体的に設けたもので、前記パック装着機構部80の構成が第1実施形態と大きく相違している。また、第2実施形態と同様に、前記第1実施形態に示す挿通溝39は設けていない。
【0075】
前記パック装着機構部80は、第1実施形態と略同様のガイド部材49Aおよび第1保持部材61を装着するものである。なお、以下の説明では、同一構成の部分は同一符号を付して詳細な説明は省略し、相違部分のみを説明する。
【0076】
第3実施形態のパック装着機構部80は、前述のように上面および下面を開口したもので、その背部の上面開口にヒンジ接続部81を設け、このヒンジ接続部81に開閉可能に蓋体83を装着したものである。このパック装着機構部80には、両側壁の内面に、第1実施形態に示す溝状軸受部41およびガイドリブ42a.42bの代わりに、ガイド部材49Aを移動不可能な状態に固定する一対の固定穴82が設けられている。
【0077】
前記蓋体83は、パック装着機構部80のヒンジ接続部81に交互に噛み合うようにヒンジ接続部84を設けたものである。この蓋体83には、注入用針22が貫通させて固定されている。なお、本実施形態の注入用針22は、図14に示すように、接続部材として軟質なチューブ85によって給水経路を構成する揚水管20に接続されている。また、注入用針22には、飲料抽出パック1Aの蓋シート4に圧接してシールするパッキン86が配設されている。さらに、この蓋体83には、飲料抽出パック1Aの直径と略同一直径のスプリング87が固定されるとともに、該スプリング87の先端に円環状の押板88が固定されている。
【0078】
また、第3実施形態のパック装着機構部80の内部には、第2実施形態と同様に、一端が本体カバー33の背面から突出し、前記本体ユニット10のパッキン71を介して揚水管20に着脱可能に接続することにより給水経路の一部を構成する接続管72が配設されている。そして、この接続管72には、前記注入用針22に接続したチューブ85が接続されるとともに、弁28を介して排水管27が分岐接続されている。
【0079】
前記ガイド部材49Aは、第1実施形態と同様に、ベース部50と側壁部57とからなり、その側壁部57に、第1実施形態に示す軸部58および軸部59の代わりに前記固定穴82に固定される固定軸89を設けた点でのみ、第1実施形態と相違している。即ち、本実施形態では、この別体からなるガイド部材49Aを介して前記パック装着機構部80の底に、飲料抽出パック1Aの底を貫通させる抽出用針56を貫通させて固定するとともに、後述する第1保持部材61を上向きに付勢するスプリング53を配設している。なお、この第3実施形態では、第1実施形態に示す連動部材34は設けていないため、このガイド部材49Aは、前記蓋体83の開閉動作には連動しない。
【0080】
前記第1保持部材61は第1実施形態と同一構成であり、前記ガイド部材49Aを介してパック装着機構部80に対して上下方向に移動可能に装着されている。
【0081】
なお、本実施形態では、前記蓋体83に固定したスプリング87の付勢力は、第1保持部材61を上向きに付勢するスプリング53の付勢力より強く設定している。また、パック装着機構部80と蓋体83には、完全に閉塞した状態で前記スプリング53,87の付勢力によって蓋体83が開放することを防止するために、図示しない周知のロック機構が設けられている。
【0082】
また、飲料抽出パック1Bを装着する第3実施形態のパック装着ユニット32Bは、図16に示すように、前記パック装着ユニット32Aと略同様のパック装着機構部80の上端開口に開閉可能な蓋体83を設け、また、その内部に第1実施形態に示すガイド部材49Bと第2保持部材68とを装着したものである。
【0083】
なお、パック装着ユニット32Bのパック装着機構部80は、蓋体83にパッキン86、スプリング87および押板88を設けない構成とした点でのみ、前記パック装着ユニット32Aと相違している。また、前記ガイド部材49Bは、ガイド部材49Aと同様に、第1実施形態に示す軸部58および軸部59の代わりに、パック装着機構部80の固定穴82に固定される固定軸89を設けた点でのみ、第1実施形態のガイド部材49Bと相違している。さらに、第2保持部材68は、第1実施形態と同一である。そのため、同一構成の部分は同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0084】
次に、この飲料抽出機の使用方法について説明する。
まず、飲料抽出パック1Aを用いてコーヒーなどの飲料を抽出する場合、ユーザは、パック装着ユニット32Aを本体ユニット10に装着する。
【0085】
そして、図14(A)に示すように、パック装着ユニット32Aの蓋体83を開いた状態とする。この状態で、大きく開口したパック装着機構部80の上端開口より、第1実施形態と同様に、フランジ部材66を介して飲料抽出パック1Aを第1保持部材61に配置する。即ち、第1保持部材61を介して飲料抽出パック1Aを本体カバー33のパック装着機構部80内に装着する。
【0086】
ついで、ユーザは、開いた状態の蓋体83を回動させて閉じる。これにより、図14(B)に示すように、蓋体83に固定した押板88が飲料抽出パック1Aに当接する。
【0087】
そして、ユーザは、蓋体83を更に回動させることにより、図15(A)に示すように、スプリング87とスプリング53との付勢力の設定により、スプリング53の付勢力に抗して第1保持部材61がガイド部材49Aに対して下向きに移動する。このように第1保持部材61が下降すると、第1実施形態と同様に、ガイド部材49Aに固定した抽出用針56が第1保持部材61の貫通孔63を通って、飲料抽出パック1Aの容器2の底を突き破る。なお、スプリング87は、そのヒンジ接続部81,84に最も近い部分に押圧する力が集中するため、その側が若干付勢力に抗して収縮する。
【0088】
そして、図15(B)に示すように、蓋体83をパック装着機構部80に完全に閉じ、これらをロック機構によってロックすると、蓋体83に固定した注入用針22が飲料抽出パック1Aの蓋シート4を突き破る。この際、この注入用針22は、蓋体83に固定されているため、蓋シート4に当接した位置から引き裂くことになる。しかし、本実施形態では、前記注入用針22にパッキン86を配設しているため、このパッキン86によって引き裂いた基点を含む領域を確実に密閉することができる。
【0089】
一方、飲料抽出パック1Bを用いてコーヒーなどの飲料を抽出する場合、ユーザは、前記パック装着ユニット32Aの場合と同様にしてパック装着ユニット32Bを本体ユニット10に離脱不可能に装着する。
【0090】
そして、図17(A)に示すように、パック装着ユニット32Aの蓋体83を開いた状態とし、この状態で、第2保持部材68を介して飲料抽出パック1Bをガイド部材49Bに配置することにより、飲料抽出パック1Bを本体カバー33のパック装着機構部80内に配置する。
【0091】
その後、前記と同様に、蓋体83を閉じることにより、該蓋体83から突出した注入用針22によって、飲料抽出パック1Bのノズル部7を突き破り、その後、完全に閉塞された本体カバー33と蓋体83とをロック機構によってロックする。
【0092】
このように、第3実施形態の飲料抽出機は、第1実施形態と同様に、本体ユニット10をパック装着ユニット32A,32Bと分割して形成しているため、ユーザは、使用する飲料抽出パック1A,1Bのタイプに応じて選択的にパック装着ユニット32A,32Bを装着し、本体ユニット10は共用することができる。そのため、安価に2種の飲料抽出パック1A,1Bを使用することができる。
【0093】
また、第1実施形態と同様に、電動式の駆動機構を適用することなく、蓋体83を閉じるだけで、飲料抽出パック1A,1Bを抽出可能な状態にセットできるうえ、水で丸洗いすることが可能であり、清掃性も向上できるなど、同様の作用および効果を得ることができる。
【0094】
図18は第4実施形態の飲料抽出機を示す。この第4実施形態では、注入用針22を本体ユニット10の側に固定した点で、第3実施形態と大きく相違している。
【0095】
具体的には、この第4実施形態の本体ユニット10は、外装体11内の正面上部に前方に突出するノーズ部11aが設けられている。そして、本実施形態では、このノーズ部11aを本体ユニット10の外装体11とは別体に形成され、ヒンジ接続部90によって図中時計回りに回動可能に装着されている。外装体11とノーズ部11aには、互いに対向する貫通孔91が設けられている。
【0096】
また、前記ノーズ部11aの内部には、第1実施形態と同様に、制御基板23および抽出スイッチ24が配設され、外装体11の内部のヒータ14,15、ポンプ16,17および三方弁18と前記貫通孔91を通してリード線92によって接続されている。また、このノーズ部11aの下面には、前記注入用針22が固定されている。この注入用針22にはチューブ85が接続され、このチューブ85が前記貫通孔91を通して揚水管20に接続部材21を介して接続されている。
【0097】
なお、本実施形態では、揚水管20に弁28が介設され、この弁28に継手部材として略L字形状をなすパッキン71が配設されている。そして、このパッキン71の接続端は、外装体11の正面から外部に露出されている。
【0098】
また、パック装着ユニット32Aは、第3実施形態と同様に、本体カバー33のパック装着機構部80の上下面を開口したもので、その上面開口には蓋体83を設けず、前記ノーズ部11aによって閉塞するようにした点でのみ、相違している。また、排水管27は、本体カバー33の背面側から突出し、前記パッキン71の接続端に直接着脱可能に装着される構成としている。
【0099】
なお、図18は一方のパック装着ユニット32Aを装着した構成としているが、同様にしてパック装着ユニット32Bも形成することができる。このように構成した第4実施形態の飲料抽出機では、前記第3実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
【0100】
なお、本発明の飲料抽出機は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0101】
例えば、前記実施形態では、飲料抽出機を本体ユニット10とパック装着ユニット32A,32Bの2つに分割したが、図19に示すように、パック装着ユニット32A,32Bは下部の台座ユニット32aと上部の装着機構ユニット32bとに更に分割し、その分割部分に互いに固定される被連結部95および連結部(図示せず)とを設けた構成としてもよい。
【0102】
また、図20に示すように、前記本体ユニット10は、容量が異なる本体ユニット10’を更に設け、使用人数に応じて本体ユニット10,10’を選択して購入できるようにしてもよい。この場合、図示のように、少容量の本体ユニット10’の下部に配置するスペーサユニット96を更に設け、本体ユニット10,10’で同一のパック装着ユニット32A,32Bを使用できるようにすることが好ましい。
【0103】
さらに、前記実施形態では、本体ユニット10に被連結部として装着孔25を設けるとともに、パック装着ユニット32A,32Bに連結部として装着片35を設け、該装着片35を装着孔25に挿入してネジ挿通孔26を通してネジ止めすることにより離脱不可能に装着したが、その装着構造はフック状の連結部と孔からなる被連結部によるものでもよく、種々の変更が可能である。
【0104】
また、前記第4実施形態では、ノーズ部11aを時計回りに回動するようにしたが、周知のスライド機構を設けることにより、上下方向に移動可能に設けてもよい。しかも、第1実施形態および第2実施形態に示す飲料抽出機においても、ノーズ部11aを回動可能または上下方向に移動可能に設けてもよい。このようにすれば、パック装着ユニット32A,32Bを本体ユニット10に装着する場合の作業性を向上できる。
【0105】
さらに、前記排水管27を設ける構造は、本体ユニット10とパック装着ユニット32Aまたは32Bとを一体に形成した飲料抽出機に適用しても同様の作用、効果を得ることができる。即ち、外装体11内に設けた内容器13と、該内容器13内に貯留した液体を加熱する加熱手段と、前記内容器13内の液体を所定圧力で圧送する給水手段と、前記外装体11の正面側に設けられ密閉された飲料抽出パック1A,1Bを着脱可能に装着することによりその飲料抽出パック1A,1Bに前記給水手段からの液体が給水経路を介して注入されるパック装着機構37とを備えた飲料抽出機において、前記給水経路に、前記外装体11の外部に排出する排水管27を分岐接続するとともに、該排水管27に所定圧力を越えると開く常閉の弁28を介設した構成としてもよい。
【0106】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の飲料抽出機では、本体ユニットをパック装着ユニットと分割して形成しているため、飲料の抽出部分であるため非常に汚れ易い部分であるパック装着ユニットの清掃性を向上できる。しかも、2種の飲料抽出パックに対応するパック装着ユニットを形成することにより、本体ユニットを共用し、安価に2種の飲料抽出パックを使用することができる。
【0107】
また、パック装着機構の蓋体を閉じることにより、その動作に連動して飲料抽出パックを抽出可能な状態にセットできるようにしているため、製品自体を安価に提供することが可能になる。しかも、電気部品を用いていないため、水で丸洗いすることが可能であり、清掃性をより向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る飲料抽出機を示す分解斜視図である。
【図2】図1の飲料抽出機の装着状態を示す断面図である。
【図3】本体ユニットに設けた排水管の弁構造を示す断面図である。
【図4】容器タイプの飲料抽出パックを装着するパック装着ユニットを示す分解斜視図である。
【図5】図4のパック装着ユニットを示す断面図である。
【図6】(A),(B)は図4のパック装着ユニットの動作を示す断面図である。
【図7】(A),(B)は図6の続きの動作を示す断面図である。
【図8】シートタイプの飲料抽出パックを装着するパック装着ユニットを示す分解斜視図である。
【図9】図8のパック装着ユニットを示す断面図である。
【図10】(A),(B)は図8のパック装着ユニットの動作を示す断面図である。
【図11】第2実施形態の飲料抽出機を示す断面図である。
【図12】第3実施形態の飲料抽出機を示す断面図である。
【図13】容器タイプの飲料抽出パックを装着する第3実施形態のパック装着ユニットを示す分解斜視図である。
【図14】(A),(B)は図13のパック装着ユニットの動作を示す断面図である。
【図15】(A),(B)は図14の続きの動作を示す断面図である。
【図16】シートタイプの飲料抽出パックを装着する第3実施形態のパック装着ユニットを示す分解斜視図である。
【図17】(A),(B)は図16のパック装着ユニットの動作を示す断面図である。
【図18】第4実施形態の飲料抽出機を示す断面図である。
【図19】本発明の飲料抽出機の変形例を示す分解斜視図である。
【図20】本発明の飲料抽出機の他の変形例を示す分解斜視図である。
【図21】(A)は容器タイプの飲料抽出パックを示す断面図、(B)はシートタイプの飲料抽出パックを示す一部を破断した正面図である。
【符号の説明】
1A,1B…飲料抽出パック、10…本体ユニット、11…外装体、11a…ノーズ部、12…蓋、13…内容器、14,15…ヒータ(加熱手段)、16…液体圧送ポンプ(給水手段)、17…気体圧送ポンプ、20…揚水管(給水経路)、22…注入用針、27…排水管、28…弁、32A,32B…パック装着ユニット、33…本体カバー、34…装着部、36…台座部、37…パック装着機構部、43…蓋体、46…連動部材、49A,49B…ガイド部材、56…抽出用針、61…第1保持部材、68…第2保持部材。

Claims (9)

  1. 外装体内に設けた内容器と、該内容器内に貯留した液体を加熱する加熱手段と、前記内容器内の液体を所定圧力で圧送する給水手段と、該給水手段に接続される給水経路に接続した注入用針と、前記外装体の正面側に設けられ密閉された飲料抽出パックを着脱可能に装着することにより該飲料抽出パックに前記注入用針を貫通させて液体が注入されるパック装着機構とを備えた飲料抽出機において、
    前記外装体を、前記内容器、加熱手段および給水手段を有する本体ユニットと、前記パック装着機構を有するパック装着ユニットとに分割し、これらを着脱可能に取り付けたことを特徴とする飲料抽出機。
  2. 前記本体ユニットの正面上部に、前方に突出するノーズ部を設けるとともに、該ノーズ部の下面に前記注入用針を固定した構成とし、
    前記パック装着機構は、
    一側面の開口に開閉可能な蓋体を装着するとともに、上面に前記注入用針を貫通させる本体カバーと、
    前記本体カバーに回動可能かつ上下方向に移動可能に装着するとともに、前記蓋体に連動部材を介して連動可能に装着したガイド部材と、
    前記飲料抽出パックの上端を位置決め保持して前記ガイド部材に装着する保持部材とを備え、
    前記蓋体を開いた状態で前記保持部材に飲料抽出パックを装着し、前記蓋体を閉じることにより、前記ガイド部材が本体カバー内に移動した後、上方に移動して、前記飲料抽出パックの上端を注入用針が貫通するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出機。
  3. 前記本体ユニット内に配設した給水経路の端部に継手部材を配設するとともに、該継手部材の接続端を本体ユニットの正面から露出させた構成とし、
    前記パック装着機構は、
    一側面の開口に開閉可能な蓋体を装着した本体カバーと、
    前記本体カバーに回動可能かつ上下方向に移動可能に装着するとともに、前記蓋体に連動部材を介して連動可能に装着したガイド部材と、
    前記飲料抽出パックの上端を位置決め保持して前記ガイド部材に装着する保持部材と、
    前記本体カバーに固定され、その一端が背面側に突出して前記継手部材に着脱可能に接続されるとともに、他端に前記注入用針を接続し、前記給水経路の一部を構成する接続管とを備え、
    前記蓋体を開いた状態で前記保持部材に飲料抽出パックを装着し、前記蓋体を閉じることにより、前記ガイド部材が本体カバー内に移動した後、上方に移動して、前記飲料抽出パックの上端を注入用針が貫通するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出機。
  4. 前記保持部材を前記ガイド部材に対して上下方向に移動可能に装着し、
    前記ガイド部材の底に、前記飲料抽出パックの底を貫通させる抽出用針を貫通させて固定するとともに、前記保持部材を上向きに付勢する付勢部材を設け、
    前記蓋体を閉じることにより、前記抽出用針が前記飲料抽出パックの底を貫通するようにしたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の飲料抽出機。
  5. 前記パック装着機構は、
    上面の開口に開閉可能な蓋体を装着するとともに、その蓋体に前記給水経路に接続部材を介して接続した注入用針を固定した本体カバーと、
    前記飲料抽出パックの上端を位置決め保持して前記本体カバー内に装着する保持部材とを備え、
    前記蓋体を開いた状態で前記保持部材を介して飲料抽出パックを本体カバー内に装着し、前記蓋体を閉じることにより、前記飲料抽出パックの上端を注入用針が貫通するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出機。
  6. 前記本体ユニットの正面上部に、前方に突出するノーズ部を回動可能または上下方向に移動可能に設けるとともに、該ノーズ部の下面に前記給水経路に接続部材を介して接続した注入用針を固定した構成とし、
    前記パック装着機構は、
    上面開口の本体カバーと、
    前記飲料抽出パックの上端を位置決め保持して前記本体カバー内に装着する保持部材とを備え、
    前記本体カバーの上端開口を露出させた状態で前記保持部材を介して飲料抽出パックを本体カバー内に装着し、前記ノーズ部によって本体カバーの上端開口を閉じることにより、前記飲料抽出パックの上端を注入用針が貫通するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出機。
  7. 前記保持部材を前記本体カバーに対して上下方向に移動可能に装着し、
    前記本体カバーの底に、前記飲料抽出パックの底を貫通させる抽出用針を貫通させて固定するとともに、前記保持部材を上向きに付勢する付勢部材を設け、
    前記本体カバーの上端開口を閉じることにより、前記抽出用針が前記飲料抽出パックの底を貫通するようにしたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の飲料抽出機。
  8. 前記給水経路に、前記外装体の外部に排出する排水管を分岐接続するとともに、該排水管に所定圧力を越えると開く常閉の弁を介設したことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の飲料抽出機。
  9. 前記排水管の先端が、抽出した飲料を注ぐコップの開口に位置するように配管したことを特徴とする請求項8に記載の飲料抽出機。
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