JP2004171236A - 制御装置、制御プログラムおよび制御方法 - Google Patents

制御装置、制御プログラムおよび制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機器の制御および管理を簡易化すること。
【解決手段】機器12の動作を制御する機器制御コマンドを組み合わせてマクロ化し、マクロプログラムとしてマクロ記憶部25に記憶する。通信部21は、定義情報記憶部24に記憶した定義情報にもとづいてコンピュータシステム17とXML形式でデータの送受信をおこなう。通信処理部21がマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信した場合に変換処理部23は、マクロ記憶部25を参照してマクロ実行コマンドを機器制御コマンドに変換し、実行処理部22が機器制御コマンドを順次解釈して実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、機器の動作を制御する機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する制御装置、制御プログラムおよび制御方法に関し、特に機器の制御を柔軟に実行可能な制御装置、制御プログラムおよび制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、機器の制御をおこなう場合、あらかじめ制御装置に組み込まれた機器制御コマンドをコンピュータシステムから受信し、受信した機器制御コマンドをインタプリタによって順次解釈して実行することで、機器の制御をおこなっていた。
【0003】
この機器制御コマンドによって機器の制御をおこなう場合に、所定の機器制御コマンドの組み合わせが繰り返し実行されることがある。このように複数の機器コマンドの組み合わせが一つのセットを形成し、この機器制御コマンドのセットが高い頻度で使用される場合に、セットに含まれる機器制御コマンドを毎回送信するのは効率が悪く、通信量を必要以上に増大させることとなる。また、機器制御コマンドを指定してプログラムを作成する場合、繰り返し使用されるセットに含まれる機器制御コマンドを全て記述するには大きな労力が必要となる。
【0004】
そこで従来、このように機器制御コマンドがセットを形成する場合に、セットに含まれる機器コマンドに対応する処理を一まとめにした機器制御コマンドをあらかじめ作成することがおこなわれていた。複数の処理に対応した機器制御コマンドを使用することで、複数の機器制御コマンドの組み合わせに相当する処理を単一の機器制御コマンドで記述することができるため、通信量を軽減し、プログラムの構成を簡易化することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、機器制御コマンドは制御装置の製造時に決定されるため、機器制御コマンドを後から追加したり、機器制御コマンドの内容を変更したりすることができない。したがって、新たな機器制御コマンドが必要となった場合、この新たな機器制御コマンドが既存の機器制御コマンドの組み合わせで表現できるものであったとしても、制御装置自体を交換する必要がある。
【0006】
すなわち、従来の制御装置は、制御に用いるコマンドを追加したり、変更したりすることができないという問題点があった。また、この制御装置がソフトウェアによって実現された制御プログラムである場合においても同様に、コマンドの追加や変更のために制御プログラムを再度インストールすることが必要であった。
【0007】
なお、コンピュータシステムと制御装置との通信は、各制御装置のメーカによって定められた独自の通信プロトコルが使用されており、コンピュータシステム側でそれぞれの機器が使用する通信プロトコルに対応しているが、これらの制御装置とコンピュータシステムとの間の通信プロトコルは、統一されることが望ましい。
【0008】
また、コンピュータシステム上で実行されるアプリケーションプログラムは、それぞれの機器を使用するために各機器に対応した変数表を使用する。従来の機器制御装置は、アプリケーションごと、また制御装置ごとにそれぞれ独立した変数表を使用していたが、これらの変数表も単一の変数表にまとめておくことが望ましい。
【0009】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、機器の制御を柔軟に実行可能で、かつ機器の制御および管理を簡易に行うことができる制御装置、制御プログラムおよび制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る制御装置は、機器の動作を制御する機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する制御装置であって、複数の前記機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムを記憶するマクロ記憶手段と、前記マクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを送受信する通信手段と、前記通信手段が前記マクロ実行コマンドを受信した場合に、前記マクロ記憶手段を参照して当該マクロ実行コマンドを前記機器制御コマンドに変換する変換手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
この請求項1の発明によれば、制御装置は、複数の機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムを記憶し、マクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信した場合にマクロ実行コマンドを機器制御コマンドの組み合わせに変換し、機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する。
【0012】
また、請求項2の発明に係る制御装置は、請求項1の発明において、前記通信手段は、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドをさらに受信し、前記マクロ記憶手段は、前記通信手段が前記マクロ登録コマンドを受信した場合に、当該マクロ登録コマンドに基づいて新規マクロプログラムを記憶することを特徴とする。
【0013】
この請求項2の発明によれば、制御装置は、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信した場合に、新規のマクロプログラムをマクロ記憶手段に記憶させる。
【0014】
また、請求項3の発明に係る制御装置は、請求項1または2の発明において、前記通信手段は、前記マクロ記憶手段に登録されたマクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドをさらに受信し、前記マクロ記憶手段は、前記通信手段が前記マクロ削除コマンドを受信した場合に、当該マクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムを消去することを特徴とする。
【0015】
この請求項3の発明によれば、制御装置は、マクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信した場合に、受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムをマクロ記憶手段から削除する。
【0016】
また、請求項4の発明に係る制御装置は、請求項1,2または3の発明において、前記通信手段によって送受信されるデータの論理構造を定義する定義情報を記憶する定義情報記憶手段をさらに備え、前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドは、前記定義情報によって定義された論理構造に従って記述されることを特徴とする。
【0017】
この請求項4の発明によれば、制御装置は、定義情報記憶手段に記憶した定義情報にしたがってマクロ実行コマンド、マクロ登録コマンドおよびマクロ削除コマンドの論理構造を決定する。
【0018】
また、請求項5の発明に係る制御装置は、請求項4の発明において、前記通信手段は、前記定義情報によって定義された論理構成に従い、所定のデータ記述言語によって記述されたデータを送受信することを特徴とする。
【0019】
この請求項5の発明によれば、制御装置は、所定のデータ記述言語によって記述されたデータを送受信する。
【0020】
また、請求項6の発明に係る制御装置は、請求項5の発明において、前記データ記述言語は、XMLであることを特徴とする。
【0021】
この請求項6の発明によれば、制御装置は、XML形式で記述されたデータを送受信する。
【0022】
また、請求項7の発明に係る制御プログラムは、機器の動作を制御する機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する制御プログラムであって、複数の前記機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信する実行コマンド受信工程と、前記マクロ実行コマンドを受信した場合に、当該マクロ実行コマンドが示すマクロプログラムと前記複数の機器制御コマンドとの対応関係を記憶したマクロ記憶手段を参照し、当該マクロ実行コマンドを前記機器制御コマンドに変換する変換工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】
この請求項7の発明によれば、制御プログラムは、複数の機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信し、受信したマクロ実行コマンドを機器制御コマンドに変換し、機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する。
【0024】
また、請求項8の発明に係る制御プログラムは、請求項7の発明において、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信する登録コマンド受信工程と、当該受信したマクロ登録コマンドに基づいて新規マクロプログラムを前記マクロ記憶手段に記憶させるマクロ登録工程とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0025】
この請求項8の発明によれば、制御プログラムは、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信した場合に、新規のマクロプログラムをマクロ記憶手段に記憶させる。
【0026】
また、請求項9の発明に係る制御プログラムは、請求項7または8の発明において、前記マクロ記憶手段に登録されたマクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信する削除コマンド受信工程と、当該受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムを前記マクロ記憶手段から消去するマクロ削除工程とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0027】
この請求項9の発明によれば、制御プログラムは、マクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信した場合に、受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムをマクロ記憶手段から削除する。
【0028】
また、請求項10の発明に係る制御プログラムは、請求項7,8または9の発明において、前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドを送受信する場合のデータの論理構造を定義する定義情報を送信する定義情報送信工程をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0029】
この請求項10の発明によれば、制御プログラムは、送受信するデータの論理構造を定義する定義情報を送信し、この定義情報にしたがってマクロ実行コマンド、マクロ実行コマンドおよびマクロ削除コマンドの送受信をおこなう。
【0030】
また、請求項11の発明に係る制御プログラムは、請求項10の発明において、前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドは、前記定義情報によって定義された論理構成に従い、所定のデータ記述言語によって記述されることを特徴とする。
【0031】
この請求項11の発明によれば、制御プログラムは、所定のデータ記述言語によって記述されたデータを送受信する。
【0032】
また、請求項12の発明に係る制御プログラムは、前記データ記述言語は、XMLであることを特徴とする。
【0033】
この請求項12の発明によれば、制御プログラムは、XML形式で記述されたデータを送受信する。
【0034】
また、請求項13の発明に係る制御方法は、機器の動作を制御する機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する制御方法であって、複数の前記機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信する実行コマンド受信工程と、前記マクロ実行コマンドを受信した場合に、当該マクロ実行コマンドが示すマクロプログラムと前記複数の機器制御コマンドとの対応関係を記憶したマクロ記憶手段を参照し、当該マクロ実行コマンドを前記機器制御コマンドに変換する変換工程と、を含むことを特徴とする。
【0035】
この請求項13の発明によれば、制御方法は、複数の機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信し、受信したマクロ実行コマンドを機器制御コマンドに変換し、機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する。
【0036】
また、請求項14の発明に係る制御方法は、請求項13の発明において、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信する登録コマンド受信工程と、当該受信したマクロ登録コマンドに基づいて新規マクロプログラムを前記マクロ記憶手段に記憶させるマクロ登録工程とをさらに含むことを特徴とする。
【0037】
この請求項14の発明によれば、制御方法は、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信した場合に、新規のマクロプログラムをマクロ記憶手段に記憶させる。
【0038】
また、請求項15の発明に係る制御方法は、請求項13または14の発明において、前記マクロ記憶手段に登録されたマクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信する削除コマンド受信工程と、当該受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムを前記マクロ記憶手段から消去するマクロ削除工程をさらに含むことを特徴とする。
【0039】
この請求項15の発明によれば、制御方法は、マクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信した場合に、受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムをマクロ記憶手段から削除する。
【0040】
また、請求項16の発明に係る制御方法は、請求項13,14または15の発明において、前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドを送受信する場合のデータの論理構造を定義する定義情報を送信する定義情報送信工程をさらに含むことを特徴とする。
【0041】
この請求項16の発明によれば、制御方法は、送受信するデータの論理構造を定義する定義情報を送信し、この定義情報にしたがってマクロ実行コマンド、マクロ実行コマンドおよびマクロ削除コマンドの送受信をおこなう。
【0042】
また、請求項17の発明に係る制御方法は、請求項16の発明において、前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドは、前記定義情報によって定義された論理構成に従い、所定のデータ記述言語によって記述されることを特徴とする。
【0043】
この請求項17の発明によれば、制御方法は、所定のデータ記述言語によって記述されたデータを送受信する。
【0044】
また、請求項18の発明に係る制御方法は、前記データ記述言語は、XMLであることを特徴とする。
【0045】
この請求項18の発明によれば、制御方法は、XML形式で記述されたデータを送受信する。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る制御装置、制御プログラムおよび制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0047】
図1は、本実施の形態に係る制御装置の概要構成を説明する説明図である。図1において、制御装置11は、コンピュータシステム17および機器12に接続されている。また、制御装置11は、その内部に通信処理部21、実行処理部22および変換処理部23を備え、この変換処理部23は、さらに定義情報記憶部24およびマクロ記憶部25に接続されている。
【0048】
通信処理部21は、コンピュータシステム17とHTTP(Hypertext transfer Protocol)を用いて通信する。ここで、通信処理部21が送受信するデータは、XML形式で記述される。この通信処理部21が送受信するデータの論理構造を定義する定義情報、すなわちDTD(Document Type Definition)は、定義情報記憶部24に記憶する。通信処理部21は、コンピュータシステム17からXML形式で記述されたマクロ制御コマンドを受信する。マクロ制御コマンドは、複数の機器制御コマンドを組み合わせてマクロ化したマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンド、マクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンド、マクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを含む。
【0049】
マクロ記憶部25は、複数の機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムを記憶している。具体的には、マクロ記憶部25は、マクロプログラムの名称と、マクロプログラムを構成する複数の機器制御コマンドの組み合わせとを対応付けて記憶している。変換処理部23は、通信処理部21がマクロ実行コマンドを受信した場合にマクロ記憶部25を参照し、受信したマクロ実行コマンドを機器制御コマンドの組み合わせに変換する。変換処理部23は、その後、機器制御コマンドを実行処理部22に送信する。実行処理部22は、変換処理部23から受信した機器制御コマンドを順次解釈して実行することで機器12の動作を制御するインタプリタとして機能する。
【0050】
また、変換処理部23は、通信処理部21がマクロ登録コマンドを受信した場合に、マクロ記憶部25に新しいマクロプログラムを登録する。さらに、変換処理部23は、通信処理部21がマクロ削除コマンドを受信した場合に、マクロ記憶部25からマクロプログラムの削除をおこなう。
【0051】
一方で、機器12の状態などを示すデータをコンピュータシステム17に送信する場合、変換処理部23は、定義情報記憶部24が記憶する定義情報にしたがって送信データをXML形式に変換する。通信処理部21は、このXML形式に変換された送信データをHTTPを用いてコンピュータシステム17に送信する。
【0052】
制御装置11と同様に、制御装置13は、コンピュータシステム17と機器14とを接続し、制御装置15は、コンピュータシステム17と機器16とを接続する。制御装置13と制御装置15とは、それぞれ制御装置11と同様の構成を有し、コンピュータシステム17とHTTPを用いて通信する。また、制御装置13,15は、それぞれ独自の定義情報およびマクロプログラムを記憶しており、この定義情報にしたがってXML形式で記述されたマクロ制御コマンドを受信する。マクロ実行コマンドを受信した場合に機器制御コマンドの組み合わせに変換し、インタプリタによって実行する点についても制御装置11と同様である。
【0053】
コンピュータシステム17内部の通信処理部31は、制御装置11との通信をおこなう場合に、まず、定義情報記憶部24から定義情報を読み出し、この情報に基づいて通信処理部21との通信をおこなう。同様に、通信処理部31は、制御装置13および制御装置15との通信をおこなう場合に、まず、それぞれの定義情報を読み出し、読み出した定義情報に基づいて制御装置13,15との通信をおこなう。
【0054】
したがって、コンピュータシステム17は、接続された全ての機器との通信を、単一の通信プロトコル、すなわちHTTPを用いておこなうこととなり、単一の通信処理部31によって全ての機器との通信が可能となる。また、制御装置11,13,15のそれぞれが有する定義情報を読み出して使用することで、各制御装置に固有の情報を取得し、それぞれの制御装置に適合させた通信が可能となる。このため、接続する機器の数やその増減に関わらず、コンピュータシステム17は通信処理部31を共用することができる。
【0055】
このように、通信処理部31を共用してHTTPによって通信し、各機器の固有の情報を定義情報として取り扱うことで、各アプリケーションプログラムが使用する変数表を共有化することができる。コンピュータシステム17では、制御装置11,13,15から取得したそれぞれの定義情報をもとに変数表32を形成し、この変数表32をアプリケーションプログラム34とアプリケーションプログラム35とで共有している。
【0056】
つぎに、図2を参照し、制御装置11の動作についてさらに説明する。図2は、制御装置11の動作の階層構造を示す図である。制御装置11は、図2に示すように、まず、TCP/IP41によってコンピュータシステム17と通信する。さらに、TCP/IP41の上で、HTTPD(Hypertext transfer Protocol Daemon)42が動作している。このHTTPD42によってコンピュータシステム17とのHTTP通信を確立した後、パーサ43によって定義情報の構文解釈をおこない、マクロ制御コマンドの送受信を実行する。このTCP/IP41、HTTPD42、パーサ43の各機能は、通信処理部21によって実現される。
【0057】
さらにパーサ43の上で、インタプリタ44とコマンドコンバータ45が動作している。コマンドコンバータ45は、変換処理部23によって実現される機能であり、受信したマクロ実行コマンドを機器制御コマンドに変換する処理を実行する。インタプリタ44は、コマンドコンバータ45から機器制御コマンドを受信し、この機器制御コマンドを順次解釈して実行し、機器12の動作を制御する。なお、ここでは、送信データのXML形式への変換、マクロ登録コマンドによるマクロプログラムの登録およびマクロ削除コマンドによるマクロプログラムの削除は、コマンドコンバータ45の機能に含めるものとする。
【0058】
つぎに、図3を参照し、マクロ制御コマンドについて具体例を示して説明する。図3(a)は、マクロ登録コマンドの一例を示す図であり、図3(b)は、マクロ実行コマンドの一例を示す図であり、図3(c)は、マクロ削除コマンドの一例を示す図である。
【0059】
図3(a)に示すように、マクロ登録コマンドは、登録するマクロプログラムの名称をタグによって指定し、さらに登録するマクロプログラムによって実行される機器制御コマンドをタグによって指定している。図3(a)では、「マクロプログラム 機器D1 機器D2・・・機器Dn」に対して、「機器制御コマンドP1 機器D1 機器D2」、「機器制御コマンドP2 機器D3 機器D4」・・・「機器制御コマンドPm 機器Dn」が対応することが示されている。変換処理部23は、このマクロ登録コマンドに示された内容をマクロ記憶部25に記憶させる。
【0060】
マクロ実行コマンドは、図3(b)に示すように、実行するマクロプログラムを指定するタグによって構成される。変換処理部23は、通信処理部21がこのマクロ実行コマンドを受信した場合に、タグによって指定されたマクロプログラム「マクロプログラム 機器D1 機器D2・・・機器Dn」に対応する機器制御コマンド、すなわち「機器制御コマンドP1 機器D1 機器D2」、「機器制御コマンドP2 機器D3 機器D4」・・・「機器制御コマンドPm 機器Dn」をマクロ記憶部25から読み出して実行処理部22に送信する。したがって、実行処理部22は、まず「機器制御コマンドP1 機器D1 機器D2」を解釈して実行し、つぎに「機器制御コマンドP2 機器D3 機器D4」を解釈して実行する。このように実行処理部22は、機器制御コマンドの解釈および実行を「機器制御コマンドPm 機器Dn」が終了するまで順次おこなう。
【0061】
一方、マクロ削除コマンドは、図3(c)に示すように、削除するマクロプログラムを指定するタグによって構成される。変換処理部23は、通信処理部21がこのマクロ削除コマンドを受信した場合に、タグによって指定されたマクロプログラムをマクロ記憶部25から検索し、マクロプログラムの名称とマクロプログラムによって実行される機器制御プログラムとの対応関係を示すデータを消去する。
【0062】
つぎに図4を参照し、制御装置11の処理動作を説明する。図4は、制御装置11の処理動作を説明するフローチャートである。図4に示すように、制御装置11は、まず通信処理部21によってマクロ制御コマンドを受信する(ステップS101)。つぎに、変換処理部23は、通信処理部21が受信したマクロ制御コマンドがマクロ登録コマンドであるか否かを判定する(ステップS102)。受信したマクロ制御コマンドがマクロ登録コマンドである場合(ステップS102,Yes)、変換処理部23は、マクロ登録コマンドに示された新しいマクロプログラムと機器制御コマンドとの対応関係をマクロ記憶部25に記憶させる(ステップS108)。
【0063】
一方、受信したマクロ制御コマンドがマクロ登録コマンドではない場合(ステップS102,No)、変換処理部23は、受信したマクロ制御コマンドがマクロ削除コマンドであるか否かを判定する(ステップS103)。受信したマクロ制御コマンドがマクロ削除コマンドである場合(ステップS103,Yes)、変換処理部23は、受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムをマクロ記憶部25から削除する(ステップS109)。
【0064】
一方、受信したマクロ制御コマンドがマクロ削除コマンドではない場合(ステップS103,No)、変換処理部23は、受信したマクロ制御コマンドがマクロ実行コマンドであると判定し(ステップS104)、受信したマクロ実行コマンドによって実行を指定されたマクロプログラムをマクロ記憶部25から検索する(ステップS105)。
【0065】
その後、変換処理部23は、マクロプログラムを機器制御コマンドに変換し(ステップS106)、変換した機器制御コマンドを実行処理部22に送信する。実行処理部22は、この機器制御コマンドを順次解釈して実行する(ステップS107)。制御装置11は、この実行処理部22による機器制御コマンドの実行が全て終了した場合に、処理動作を終了する。
【0066】
上述してきたように、本実施の形態では、制御装置11にマクロ記憶部25を設け、複数の機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムを記憶することができる。また、このマクロ記憶部25が記憶するマクロプログラムは、マクロ登録コマンドによって新規に登録が可能であり、またマクロ削除コマンドによって削除することができる。
【0067】
このように、機器制御コマンドの組み合わせをマクロプログラムとして登録し、コンピュータシステムからの制御をマクロ実行コマンドによっておこなうことで、機器の制御を抽象化しておこなうことができるので、コンピュータシステム側にかかる負荷を軽減し、送信するコマンド数を減少させ、コマンドの追加や変更を容易におこなうことができる。
【0068】
したがって、制御装置のバージョンアップなどで新しいコマンドを使用する場合であっても、既存の機器制御コマンドを組み合わせてマクロプログラムとして登録することで、制御装置自体の交換をおこなうことなくコマンドの追加を実現できる。
【0069】
また、本実施の形態にかかる制御装置では、マクロ制御コマンドをXML形式で記述し、コンピュータシステムとの通信をHTTPによっておこなうようにしている。また、各制御装置に固有の情報や送受信するデータの論理構造を定義情報によって定義し、コンピュータシステムが各機器の定義情報を参照することでそれぞれの機器に対応した通信をおこなうようにしている。
【0070】
したがって、コンピュータシステムに接続される全ての機器が、単一の通信プロトコルを使用することとなり、接続する機器の数やその増減に関わらず、コンピュータシステムは通信処理部を共用することができる。また、各機器に固有の情報を定義情報として記述することで、各アプリケーションプログラムが使用する変数表を共有化することができる。
【0071】
さらに、汎用性が高い通信プロトコルを使用することで、ネットワークに制御装置を直接に接続することが可能となる。図5は、制御装置をネットワークに接続した構成を説明する説明図である。図5において、制御装置11,13,15は、ネットワーク18を介して端末19に接続されている。このネットワーク18は、HTTPプロトコルでの通信が可能なネットワークである。また、端末19は、コンピュータシステム17と同様の構成を有し、通信処理部51によってネットワーク18との通信をおこなう。
【0072】
この構成では、端末19はネットワーク18を介して制御装置11,13,15にマクロ制御コマンドを送信することとなるが、制御装置11,13,15におけるマクロ制御コマンドの受信はHTTPによっておこなわれるため、制御装置11,13,15は構成の変更を必要とすることなくネットワーク18に接続することができる。このように、ネットワーク18を介して制御装置11,13,15と端末19とを接続することで、端末19は、遠隔地から直接に機器の制御をおこなうことができる。
【0073】
なお、本実施の形態では、説明を簡明にするため、通信処理部21、実行処理部22および変換処理部23をそれぞれハードウェアによって実現した制御装置について説明したが、各機能をソフトウェアによって実現することで、本実施の形態に示した制御装置と同様の動作を実現する制御プログラムを得ることができる。
【0074】
本発明を制御プログラムとして実現する場合、制御プログラムは制御の対象である機器にインストールして使用することが理想的である。このように、機器に制御プログラムをインストールし、機器の内部で本発明にかかる制御方法を実行することで、コマンドの追加や変更がある場合であっても、新規のマクロプログラムの登録と、不要なマクロプログラムの削除によって制御プログラムを再インストールすることなく所望の変更をおこなうことができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、制御装置は、複数の機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムを記憶し、マクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信した場合にマクロ実行コマンドを機器制御コマンドの組み合わせに変換し、機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行するので、使用する機器制御コマンドの組み合わせをマクロプログラムとして登録し、機器の制御および管理をマクロプログラムを用いて簡易に実行可能な制御装置を提供することができるという効果を奏する。
【0076】
また、請求項2の発明によれば、制御装置は、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信した場合に、新規のマクロプログラムをマクロ記憶手段に記憶させるので、マクロプログラムを任意に追加可能とし、機器の制御および管理を簡易に実行可能な制御装置を提供することができるという効果を奏する。
【0077】
また、請求項3の発明によれば、制御装置は、マクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信した場合に、受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムをマクロ記憶手段から削除するので、不要となったマクロプログラムを任意に削除可能とし、機器の制御および管理をマクロプログラムを用いて簡易に実行可能な制御装置を提供することができるという効果を奏する。
【0078】
また、請求項4の発明によれば、制御装置は、定義情報記憶手段に記憶した定義情報にしたがってマクロ実行コマンド、マクロ登録コマンドおよびマクロ削除コマンドの論理構造を決定するので、機器に固有の情報を定義情報として送信し、汎用性の高い通信プロトコルを用いて機器の制御および管理を実行可能な制御装置を提供することができるという効果を奏する。
【0079】
また、請求項5の発明によれば、制御装置は、所定のデータ記述言語によって記述されたデータを送受信するので、汎用性の高いデータ形式を使用して通信を実行可能な制御装置を提供することができるという効果をそうする。
【0080】
また、請求項6の発明によれば、制御装置は、XML形式で記述されたデータを送受信するので、機器に固有の情報をDTDとして送信し、HTTPを用いて機器の制御および管理を実行可能な制御装置を提供することができるという効果を奏する。
【0081】
また、請求項7の発明によれば、制御プログラムは、複数の機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信し、受信したマクロ実行コマンドを機器制御コマンドに変換し、機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行するので、機器の制御および管理をマクロプログラムを用いて簡易に実行可能な制御プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【0082】
また、請求項8の発明によれば、制御プログラムは、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信した場合に、新規のマクロプログラムをマクロ記憶手段に記憶させるので、マクロプログラムを任意に追加可能とし、機器の制御および管理を簡易に実行可能な制御プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【0083】
また、請求項9の発明によれば、制御プログラムは、マクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信した場合に、受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムをマクロ記憶手段から削除するので、不要となったマクロプログラムを任意に削除可能とし、機器の制御および管理をマクロプログラムを用いて簡易に実行可能な制御プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【0084】
また、請求項10の発明によれば、制御プログラムは、送受信するデータの論理構造を定義する定義情報を送信し、この定義情報にしたがってマクロ実行コマンド、マクロ実行コマンドおよびマクロ削除コマンドの送受信をおこなうので、機器に固有の情報を定義情報として送信し、汎用性の高い通信プロトコルを用いて機器の制御および管理を実行可能な制御プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【0085】
また、請求項11の発明によれば、制御プログラムは、所定のデータ記述言語によって記述されたデータを送受信するので、汎用性の高いデータ形式を使用した通信を実行可能な制御プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【0086】
また、請求項12の発明によれば、制御プログラムは、XML形式で記述されたデータを送受信するので、機器に固有の情報をDTDとして送信し、HTTPを用いて機器の制御および管理を実行可能な制御プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【0087】
また、請求項13の発明によれば、制御方法は、複数の機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信し、受信したマクロ実行コマンドを機器制御コマンドに変換し、機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行するので、機器の制御および管理をマクロプログラムを用いて簡易に実行可能な制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0088】
また、請求項14の発明によれば、制御方法は、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信した場合に、新規のマクロプログラムをマクロ記憶手段に記憶させるので、マクロプログラムを任意に追加可能とし、機器の制御および管理を簡易に実行可能な制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0089】
また、請求項15の発明によれば、制御方法は、マクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信した場合に、受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムをマクロ記憶手段から削除するので、不要となったマクロプログラムを任意に削除可能とし、機器の制御および管理をマクロプログラムを用いて簡易に実行可能な制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0090】
また、請求項16の発明によれば、制御方法は、送受信するデータの論理構造を定義する定義情報を送信し、この定義情報にしたがってマクロ実行コマンド、マクロ実行コマンドおよびマクロ削除コマンドの送受信をおこなうので、機器に固有の情報を定義情報として送信し、汎用性の高い通信プロトコルを用いて機器の制御および管理を実行可能な制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0091】
また、請求項17の発明によれば、制御方法は、所定のデータ記述言語によって記述されたデータを送受信するので、汎用性の高いデータ形式を使用した通信を実行可能な制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【0092】
また、請求項18の発明によれば、制御方法は、XML形式で記述されたデータを送受信するので、機器に固有の情報をDTDとして送信し、HTTPを用いて機器の制御および管理を実行可能な制御方法を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る制御装置の概要構成を説明する説明図である。
【図2】図1に示した制御装置の動作における階層構造を示す図である。
【図3】マクロ制御コマンドについて説明する説明図である。
【図4】図1に示した制御装置の処理動作を説明するフローチャートである。
【図5】制御装置をネットワークに接続した構成を説明する説明図である。
【符号の説明】
11,13 制御装置
12,14,16 機器
17 コンピュータシステム
18 ネットワーク
19 端末
21,31 通信処理部
22 実行処理部
23 変換処理部
24 定義情報記憶部
25 マクロ記憶部
32 変数表
34,35 アプリケーションプログラム
41 TCP/IP
42 HTTPD
43 パーサ
44 インタプリタ
45 コマンドコンバータ

Claims (18)

  1. 機器の動作を制御する機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する制御装置であって、
    複数の前記機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムを記憶するマクロ記憶手段と、
    前記マクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを送受信する通信手段と、
    前記通信手段が前記マクロ実行コマンドを受信した場合に、前記マクロ記憶手段を参照して当該マクロ実行コマンドを前記機器制御コマンドに変換する変換手段と、
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記通信手段は、新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドをさらに受信し、前記マクロ記憶手段は、前記通信手段が前記マクロ登録コマンドを受信した場合に、当該マクロ登録コマンドに基づいて新規マクロプログラムを記憶することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記通信手段は、前記マクロ記憶手段に登録されたマクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドをさらに受信し、前記マクロ記憶手段は、前記通信手段が前記マクロ削除コマンドを受信した場合に、当該マクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムを消去することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記通信手段によって送受信されるデータの論理構造を定義する定義情報を記憶する定義情報記憶手段をさらに備え、前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドは、前記定義情報によって定義された論理構造に従って記述されることを特徴とする請求項1,2または3に記載の制御装置。
  5. 前記通信手段は、前記定義情報によって定義された論理構成に従い、所定のデータ記述言語によって記述されたデータを送受信することを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記データ記述言語は、XMLであることを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 機器の動作を制御する機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する制御プログラムであって、
    複数の前記機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信する実行コマンド受信工程と、
    前記マクロ実行コマンドを受信した場合に、当該マクロ実行コマンドが示すマクロプログラムと前記複数の機器制御コマンドとの対応関係を記憶したマクロ記憶手段を参照し、当該マクロ実行コマンドを前記機器制御コマンドに変換する変換工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
  8. 新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信する登録コマンド受信工程と、当該受信したマクロ登録コマンドに基づいて新規マクロプログラムを前記マクロ記憶手段に記憶させるマクロ登録工程とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載の制御プログラム。
  9. 前記マクロ記憶手段に登録されたマクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信する削除コマンド受信工程と、当該受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムを前記マクロ記憶手段から消去するマクロ削除工程とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7または8に記載の制御プログラム。
  10. 前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドを受信する場合のデータの論理構造を定義する定義情報を送信する定義情報送信工程をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7,8または9に記載の制御プログラム。
  11. 前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドは、前記定義情報によって定義された論理構成に従い、所定のデータ記述言語によって記述されることを特徴とする請求項10に記載の制御プログラム。
  12. 前記データ記述言語は、XMLであることを特徴とする請求項11に記載の制御プログラム。
  13. 機器の動作を制御する機器制御コマンドをインタプリタによって解釈して実行する制御方法であって、
    複数の前記機器制御コマンドをマクロ化したマクロプログラムの実行を指示するマクロ実行コマンドを受信する実行コマンド受信工程と、
    前記マクロ実行コマンドを受信した場合に、当該マクロ実行コマンドが示すマクロプログラムと前記複数の機器制御コマンドとの対応関係を記憶したマクロ記憶手段を参照し、当該マクロ実行コマンドを前記機器制御コマンドに変換する変換工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  14. 新規のマクロプログラムの登録を指示するマクロ登録コマンドを受信する登録コマンド受信工程と、当該受信したマクロ登録コマンドに基づいて新規マクロプログラムを前記マクロ記憶手段に記憶させるマクロ登録工程とをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記マクロ記憶手段に登録されたマクロプログラムの削除を指示するマクロ削除コマンドを受信する削除コマンド受信工程と、当該受信したマクロ削除コマンドによって指定されたマクロプログラムを前記マクロ記憶手段から消去するマクロ削除工程をさらに含むことを特徴とする請求項13または14に記載の制御方法。
  16. 前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドを受信する場合のデータの論理構造を定義する定義情報を送信する定義情報送信工程をさらに含むことを特徴とする請求項13,14または15に記載の制御方法。
  17. 前記マクロ実行コマンド、前記マクロ登録コマンドおよび前記マクロ削除コマンドは、前記定義情報によって定義された論理構成に従い、所定のデータ記述言語によって記述されることを特徴とする請求項16に記載の制御方法。
  18. 前記データ記述言語は、XMLであることを特徴とする請求項17に記載の制御方法。
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