JP2004164231A - Consultation job/supporting system, server, and program - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve the problem that since the acquisition of the data of annotations or the display of annotation data on a display image in a consultation job terminal is performed by the central processing unit of the consultation job terminal, a time difference between terminals, for example, a time difference since the input of the annotations in the consultation job supporting terminal until the display of the annotations at the consultation job terminal is large, and immediacy is lacking. <P>SOLUTION: This system is provided with a consultation job terminal 7 for performing a consultation job with a customer, a plurality of consultation job supporting terminals 17 for supporting the consultation job with the customer, and a shared application 502 which can be operated by the both consultation job terminal 7 and the consultation task supporting terminal 17, and the image of a virtual picture 200 being the performed result of the shared application 502 can be prepared. Furthermore, this system is provided with a shared server 5-1 capable of adding new annotations to the image of the virtual picture 200. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、顧客の相談事案に適した画像（文字データを含む）を顧客に提示することによって顧客との相談業務を円滑に遂行するシステムおよびその関連機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、顧客とサービス提供者側の相談員とが対話しながら、顧客の相談事案に適した画像を顧客に提示することによって顧客との相談業務を円滑に遂行する端末装置（以下、相談業務端末という）が存在する。このような相談業務端末の一種としては、例えば、銀行や消費者金融などの金融機関、鉄道や航空などの交通機関、デパートやスーパーマーケットなどの流通機関、その他で利用されている窓口装置（例えば、特許文献１参照）がある。
【０００３】
窓口装置は、例えば、銀行や鉄道などの窓口に配置され、サービス提供者側の相談員が顧客に直接接客しながら種々の業務（例えば、銀行においては口座の開設契約やローンの契約など、鉄道においては切符の販売など）を行う接客対話型の装置である。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−１１２５９５号公報 （段落０００２〜段落０００４、図１９）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の相談業務端末は、一人の顧客または１グループの顧客に対して、一人の相談員が対応するように構成されていた。
【０００６】
しかしながら、従来の相談業務端末では、近年、様々な分野において、業務内容が高度化してきているため、一人の相談員では充分に対応しきれない場合があった。例えば、銀行業では、銀行本来の業務である金銭の貸出業務の内容（例えば種類や貸出条件、金額、金利、返還方法、約款、その他など）が多様化している上、普通銀行が信託業務を行うようになった。しかも、銀行本来の業務でない保険業務や証券売買業務なども行うようになった。このような業務内容の高度化に対応するためには、各相談員に高度な知識・経験を習得させる必要がある。しかしながら、各相談員に高度な知識・経験を習得させるためには、各相談員に高度な教育プログラムを施す必要があるとともに、多大な時間が必要になる。しかも、各相談員が習得できる知識・経験には限界やバラツキがある。そのため、顧客との相談業務において、一人の相談員では充分に対応しきれない場合があった。したがって、従来の相談業務端末では、円滑な相談業務の遂行ができない場合があった。
【０００７】
そこで、本件出願人は、専門的な知識・経験を保有する支援員を遠隔地に配置し、支援員が顧客との相談業務を支援できるシステム（以下、相談業務・支援システムという）の開発を試みた。この相談業務・支援システムの構成は、サーバと、相談業務端末と、顧客との相談業務を支援するための複数の端末（以下、相談業務支援端末という）とからなり、相談業務端末を操作する相談員が支援要請した場合に、サーバが、適切な支援を行うことのできる支援員が操作する相談業務支援端末を選択し、選択した相談業務支援端末と相談業務端末とを接続する。そして、相談業務端末が現在表示している画面（以下、表示画面という）の画像を相談業務支援端末にも表示させるというものである。この相談業務・支援システムは、以下の方法により、表示画面の画像に新たな描画（例えば、丸や線、文字などの注釈）を付すことを想定していた。
【０００８】
すなわち、例えば、支援員は、相談業務端末の表示画面の画像に注釈（丸や線、文字など）を付すことによって顧客との相談業務を補助する。この場合に、支援員は、相談業務支援端末で注釈のデータを作成し、作成した注釈のデータを相談業務端末に出力することで、相談業務端末の表示画面の特定位置（通常は相談業務支援端末において作成した位置と同じ位置）に注釈を表示する。
【０００９】
しかしながら、この方法では、相談業務端末における注釈のデータの取得や注釈データの表示画像上への表示は相談業務端末の中央処理装置が行うので、端末間での時間差、例えば、相談業務支援端末で注釈を入力してから相談業務端末に注釈を表示させるまでの時間差が大きく、即時性に欠けるという課題が生じた。
【００１０】
この発明は、この課題を解決する相談業務・支援システムを提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る相談業務・支援システムは、顧客との相談業務を遂行する相談業務端末と、顧客との相談業務を支援する複数の相談業務支援端末と、相談業務端末と相談業務支援端末とがともに操作できるアプリケーションを格納するサーバ（以下、共有サーバという）によって構成される。係る構成において、共有サーバは、端末（相談業務端末または相談業務支援端末）による操作に基づいてアプリケーションを実行し、その実行結果である画像を作成する。アプリケーションの実行結果である画像は、相談業務端末と相談業務支援端末によって表示される仮想画面の画像となる。共有サーバは、このようにして作成した仮想画面の画像上に、更に、端末による操作に基づいて新たな描画（例えば、丸や線、文字などの注釈）を付すことができる。
【００１２】
このように構成された相談業務・支援システムでは、共有サーバが仮想画面の画像を作成し、更に、仮想画面の画像上に、端末による操作に基づいて新たな描画（例えば、丸や線、文字などの注釈）を付す。したがって、端末は、仮想画面の画像を表示するだけであり、端末の中央処理装置は、画像を作成せずに、共有サーバから取得した仮想画面の画像を表示部に表示するように動作するだけである。そのため、この発明に係る相談業務・支援システムは、端末間での時間差が小さく、即時性に優れている。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、各図は、この発明を理解できる程度に、構成要素の形状、大きさ及び配置関係を概略的に示してあるにすぎない。また、各図において、共通する要素については、同一の符号を付し、説明を省略する。なお、以下、サービス提供者を銀行として説明する。また、相談業務端末の操作者を相談員または行員といい、相談業務支援端末の操作者を支援員またはオペレータという。
【００１４】
＜システムの全体構成＞
図１は本発明に係る相談業務・支援システムの構成を示す図で、図２は相談業務端末の構成を示す図で、図３は相談業務支援端末の構成を示す図である。
【００１５】
図１に示されるように、相談業務・支援システム１は、通信網３を介して接続された、サーバ５や相談業務端末７、相談業務支援端末１７などによって構成される。なお、以下、相談業務端末７と相談業務支援端末１７を総称する場合は、端末という。
【００１６】
相談業務・支援システム１の構成機器は、通常、本部部門３１と店舗部門３３−１〜３３−ｎとに分かれて配置される。本部部門３１側の構成機器は、例えばサーバ５−１〜５−ｎや相談業務支援端末１７−１〜１７−ｎなどである。また、店舗部門３３−１〜３３−ｎ側の構成機器は、例えば相談業務端末７やその他の図示しない端末である。なお、図１に示される例では、本部部門３１は一つしか設けられていないが、複数設けられている場合もある。また、図１に示される例では、相談業務端末７は各店舗３３−１〜３３−ｎに１台づつしか配置されていないが、実際の構成では各店舗３３−１〜３３−ｎに任意の台数配置されることになる。
【００１７】
本部部門３１の構成機器と各店舗部門３３−１〜３３−ｎの構成機器は、バーチャルプライベートネットワーク装置（ＶＰＮ装置）３７やルータ３９などの相互接続装置、および、インターネットなどの通信網３を介して接続される。なお、ＶＰＮ装置３７は、通信のセキュリティを保護するための接続装置である。ＶＰＮ装置３７は、通信時に、端末を識別して特定の端末同士を接続することにより、他の端末が特定の端末同士の接続に介入するのを防止する。ルータ３９は、ＩＰパケットを宛先ホストに届けるための中継機能を備えた接続装置である。近年ではＶＰＮ機能を有するルータも存在するので、ＶＰＮ装置３７とルータ３９は、一体にすることも可能である。
【００１８】
係る相談業務・支援システム１において、通信網３は、画像を通信可能なブロードバンド網である。通信網３は、インターネット回線網や無線通信網などの公衆回線網でもよいが、広域ローカルエリアネットワーク（広域ＬＡＮ）などの専用の回線網である方が好ましい。
【００１９】
サーバ５−１〜５−ｎは、後述する各種の機能を備え、様々な演算を実行する。サーバ５−１〜５−ｎの１乃至複数は、各端末（相談業務端末７、相談業務支援端末１７）がともに操作できる後述の図５に示される共有アプリケーションプログラム（以下、共有アプリケーションという）５０２を格納し、端末による操作に基づいて共有アプリケーション５０２を実行する。したがって、共有アプリケーション５０２の実行は、端末ではなく、サーバ（すなわち、サーバ５−１〜５−ｎのいずれか）によって行われ、端末は、サーバによって行われた共有アプリケーション５０２の実行結果である画像を表示するだけである。なお、以下、共有アプリケーション５０２を格納し実行するサーバを、共有サーバという。また、サーバ５−１が共有サーバであるものとして説明する。
【００２０】
相談業務端末７は、顧客との相談業務を遂行するための装置であり、共有サーバ５−１に格納された共有アプリケーション５０２を操作することができる。
【００２１】
相談業務端末７は、相談業務端末としての機能を実現するためのプログラムがインストールされたコンピュータによって構成される。相談業務端末７を構成するコンピュータは、例えば図示しないＴＶカメラやマイク、スピーカを備え、これらによってＴＶ会議を実行することができる。相談業務端末７は、図２に示されるように、テーブルを挟んで顧客と相談員とが対面するように構成され、また、顧客の相談事案に適した画像を表示する表示部（以下、顧客用表示部という）７Ａと、相談員用の画像を表示する表示部（以下、相談員用表示部という）７Ｂとが設けられている。なお、顧客用表示部７Ａは顧客側と相談員側とから視認できるように配置され、相談員用表示部７Ｂは顧客側から視認できず相談員側から視認できるように配置されている。また、図２に示される相談員用表示部７Ｂは表示機能と入力機能を兼ねたタッチパネルとなっているが、入力機能を別体の装置（例えばキーボードやペン入力装置など）として分離してもよい。
【００２２】
相談業務支援端末１７は、相談業務を支援するための装置であり、共有サーバ５−１に格納された共有アプリケーション５０２を操作することができる。相談業務支援端末１７は、相談業務支援端末としての機能を実現するためのプログラムがインストールされたコンピュータによって構成される。なお、相談業務支援端末１７は、相談業務端末７が二つの表示部を備えているので、これと対応できるように二つの表示部を備えるのが好ましい。例えば、図３に示される相談業務支援端末１７は、相談業務端末７の顧客用表示部７Ａに対応する第１の表示部１７Ａと、相談業務端末７の相談員用表示部７Ｂに対応する第２の表示部１７Ｂとを備えている。そして、相談業務支援端末１７は、第１の表示部１７Ａに顧客用表示部７Ａに表示された画像８Ａと同じ画像（またはその画像８Ａを一部に含む画像）１８Ａを表示し、第２の表示部１７Ｂに相談員用表示部７Ｂに表示された画像８Ｂと同じ画像（またはその画像８Ｂを一部に含む画像）１８Ｂを表示している。
【００２３】
相談業務・支援システム１は、外部の機器（例えば、外部のコンピュータ群や提携者のコンピュータ群など）と接続される。これによって、相談業務・支援システム１の各機器は、外部のコンピュータ群や提携者のコンピュータ群などから様々な情報を取得することができる。特に、相談業務・支援システム１は、提携者のコンピュータ群と接続された場合に、提携者のコンピュータ群を相談業務支援端末とし、提携者を相談業務の支援員として活用することができるので、より専門性の高い相談業務への対応が可能となる。なお、提携者は、個人の場合もあれば組織の場合もある。
【００２４】
＜サーバの構成＞
図４は本部部門３１に配置された各サーバ５−１〜５−ｎの主な機能例を示す図で、図５は共有サーバに格納されたプログラム例を示す図である。
【００２５】
サーバ５−１〜５−ｎの各々は、図４に示される機能の１乃至複数を実行する。なお、１台のサーバにて全ての機能を実行するように構成することも可能であるが、ここでは各サーバ５−１〜５−ｎが一つの機能を実行するものとして説明する。
【００２６】
主な機能の第１として、共有サーバとしての機能がある。共有サーバとしての機能とは、共有アプリケーションを格納し、端末からの操作に基づいて共有アプリケーションを実行することである。共有サーバは、このような機能を実現するために、例えば、図４に示されるような、インターネット接続プログラム、端末管理プログラム、共有アプリケーション、操作履歴ファイルなどを格納する。ここで、インターネット接続プログラムは、インターネットを介して外部と通信を実行するためのプログラムである。端末管理プログラムは、後述の操作制御権がどの端末に属するかを管理するためのプログラムである。共有アプリケーションは、相談業務端末７と相談業務支援端末１７とがともに操作でき、相談業務端末７または相談業務支援端末１７からの操作に基づいて後述の仮想画面を作成するためのアプリケーションである。操作履歴ファイルは、現在遂行中の相談業務における、相談業務端末７または相談業務支援端末１７からの操作履歴を記録するためのファイルである。
【００２７】
共有サーバは、相談員や支援員による入力の制御や、画面表示の制御を行うことができる。特に、相談員や支援員による入力の制御では、チャット形式（遠隔地にいる人物同士で文字によりコミュニケーションを図る形式）によるデータの送受信および画面表示を可能とする。また、画面表示の制御では、注釈を表示させたり、顧客用の画像８Ａ，１８Ａを相談業務端末７の顧客用表示部７Ａや相談業務支援端末１７の第１の表示部１７Ａに表示させたり、相談員用の画像８Ｂ，１８Ｂを相談業務端末７の相談員用表示部７Ｂや相談業務支援端末１７の第２の表示部１７Ｂに表示させることができる。また、コンテンツサーバから任意の画像や資料を取得して、説明の手順に合わせて顧客用の画像８Ａ，１８Ａや相談員用の画像８Ｂ，１８Ｂを表示させることができる。また、共有サーバは、相談業務支援端末１７からの操作による印刷指示に対して、相談業務端末７に備えられた図示しないプリンタに印字させることができる。
【００２８】
主な機能の第２として、認証サーバとしての機能がある。認証サーバとしての機能とは、通信を行う端末や人物などを特定して、その認証を行うことである。認証サーバは、このような機能を実現するために、例えば、図４に示されるような、インターネット接続管理プログラム、セキュリティ保護プログラム、顧客データベース（以下、顧客ＤＢという）、クライアントデータベース（以下、クライアントＤＢという）などを格納する。ここで、インターネット接続管理プログラムは、システム内の機器がインターネットを介して通信する際に、各機器の接続を管理したり、システム内へのウィルスの侵入を防止するためのプログラムである。セキュリティ保護プログラムは、セキュリティレベルが設定されているデータにアクセスする操作者や端末の権限を管理するためのプログラムである。顧客データベース（以下、顧客ＤＢという）は、顧客に関するデータを記録・管理するデータベースである。クライアントデータベース（以下、クライアントＤＢという）は、各端末の操作者に関するデータを記録・管理するためのデータベースである。
【００２９】
主な機能の第３として、データベースサーバ（以下、ＤＢサーバという）としての機能がある。ＤＢサーバとしての機能とは、顧客に関するデータや、表示部に表示する画像を特定する後述のプロンプタデータ、端末の操作履歴などを格納し、管理することである。ＤＢサーバは、このような機能を実現するために、例えば、図４に示されるような、履歴管理プログラム、前述の顧客ＤＢ、プロンプタデータベース、操作履歴データベース（以下、操作履歴ＤＢという）などを格納する。ここで、履歴管理プログラムは、操作履歴ＤＢに記録された操作履歴に基づいて、後述の仮想画面を作成するプログラムである。プロンプタデータベースは、後述のプロンプタデータを記録・管理するデータベースである。操作履歴ＤＢは、共有サーバから出力される操作履歴を登録するデータベースである。
【００３０】
主な機能の第４として、オートマティックコールディストリビューター（以下、ＡＣＤという）サーバとしての機能がある。ＡＣＤサーバとしての機能とは、端末間の通信において発呼側の端末を着呼側の端末に適性に割り振りし、端末間の接続を制御／管理することである。ＡＣＤサーバは、このような機能を実現するために、例えば、図４に示されるような、着信呼分配プログラム、前述のクライアントＤＢなどを格納する。ここで、着信呼分配プログラムは、発呼側の端末を着呼側の端末に割り振るためのプログラムである。なお、割り振りされた発呼側の端末と着呼側の端末は、ＶＰＮ装置３７によって識別されて接続される。ところで、ＡＣＤサーバは、発呼側の端末と着呼側の端末が接続された後も通信の制御権を持ち、発呼側の端末と着呼側の端末間の通信を制御する。しかしながら、発呼側の端末と着呼側の端末が接続された後は制御権をＶＰＮ装置３７に移し、ＶＰＮ装置３７が発呼側の端末と着呼側の端末間の通信を制御するようにしてもよい。この場合、ＡＣＤサーバを介さずに発呼側の端末と着呼側の端末間の通信を行うことになるので、タイムラグの少ない円滑な通信を行うことができる。
【００３１】
主な機能の第５として、コンテンツサーバとしての機能がある。コンテンツサーバとしての機能とは、相談業務に合わせて作成された各種の画像を格納し、いずれかのサーバにて各種のアプリケーションが実行された場合に、そのサーバに画像を提供することである。コンテンツサーバは、このような機能を実現するために、例えば、図４に示されるような、コンテンツ管理プログラム、コンテンツデータベース（以下、コンテンツＤＢという）などを格納する。ここで、コンテンツＤＢは各種コンテンツの画像を記録・管理するためのデータベースであり、コンテンツ管理プログラムは共有サーバやＤＢサーバなどから所定のコンテンツの読み出しがなされた場合に該当するコンテンツの画像をコンテンツＤＢからこれらに出力するためのプログラムである。
【００３２】
主な機能の第６として、チャネルサーバとしての機能がある。チャネルサーバとしての機能とは、コンピュータによる顧客の分析結果（例えば顧客の信用度や預金額、顧客に提供すべきサービスの種類など）や、相談員によって入力されるデータ（例えば、顧客の好印象や悪印象、前回相談員から次回相談員への申し送り事項など）、その他を格納し、いずれかのサーバにて各種のアプリケーションが実行された場合に、これらのデータ（以下、チャネルデータという）をそのサーバに提供することである。チャネルサーバは、このような機能を実現するために、例えば、図４に示されるような、前述のインターネット接続管理プログラム、チャネルプログラム、前述の顧客ＤＢ、前述のプロンプタＤＢなどを格納する。ここで、チャネルプログラムは、チャネルデータを表示するための画面（以下、チャネル画面という）の画像を作成するためのプログラムである。なお、ここに提示したチャネルデータや、後述のチャット形式やその他により相談業務支援端末から相談業務端末に出力される顧客との相談業務を補助するデータなど、顧客に秘匿することが好ましいデータを、特に、秘匿データという。
【００３３】
主な機能の第７として、ＴＶ会議サーバとしての機能がある。ＴＶ会議サーバとしての機能とは、端末間同士で図示しないカメラやマイクによって取得した画像や音声を送受信することによって、ＴＶ会議を実行することである。ＴＶ会議サーバは、このような機能を実現するために、例えば、図４に示されるような、前述のインターネット接続管理プログラム、ゲートキーパプログラム、ビデオオンデマンドプログラム（以下、ＶＯＤ−プログラムという）、前述のクライアントＤＢなどを格納する。ここで、ゲートキーパプログラムは、端末間の通信に、他の端末が割り込むのを防止するためのプログラムである。ＶＯＤ−プログラムは、ＴＶ会議サーバやＤＢサーバに予め登録された動画像や静止画像を特定の端末に配信するためのプログラムである。
【００３４】
なお、以下、サーバ５−１が共有サーバ、サーバ５−２が認証サーバ、サーバ５−３がＤＢサーバ、サーバ５−４がＡＣＤサーバ、サーバ５−５がコンテンツサーバ、サーバ５−６がチャネルサーバ、サーバ５−７がＴＶ会議サーバであるものとして説明する。
【００３５】
図５に示されるように、共有サーバ５−１は、例えば、オペレーティングシステム（以下、ＯＳという）５０１と、共有アプリケーション５０２と、丸や線、文字などの注釈（アノテーション）を描画するためのアノテーションソフトウェア５０３などを格納する。共有サーバ５−１は、共有アプリケーション５０２を実行することにより、その実行結果である画像を含む画面（図１１を用いて後述する仮想画面２００）を作成し、相談業務端末７、相談業務支援端末１７に出力する。また、共有サーバ５−１は、アノテーションソフトウェア５０３を実行することにより、仮想画面２００の画像にアノテーションを付す。
【００３６】
なお、アノテーションを付す方法としては、仮想画面２００の最前面にアノテーションを入力するウィンドウを展開して、そこにアノテーションを入力する形式が一般的である。しかしながら、この方法では、仮想画面２００の最前面にウィンドウが展開されるため、仮想画面２００の大部分がウィンドウの下に隠れてしまう。そのため、仮想画面２００のウィンドウの下に隠れている画像（文字を含む）が見えなくなるとともに、ウィンドウの下にデータを入力する領域がある場合にデータを入力することができなくなるという問題が生じる。
【００３７】
このような課題が生じないようにするためには、例えば、アノテーションを入力するウィンドウを展開するのではなく、丸や線、文字などのアノテーションを直接仮想画面２００の画像上に付すことが好ましい。この実施の形態では、アノテーションを付す方法として、アノテーションを入力するウィンドウを展開するのではなく、アノテーションを直接仮想画面２００の画像上に付すものとして説明する。
【００３８】
＜端末の構成＞
図６は端末の主要部の構成を示す図で、図７は端末の機能例を示す図で、図８は端末に格納されたプログラム例を示す図である。
【００３９】
図６に示されるように、端末（相談業務端末７、相談業務支援端末１７）の主要部は、例えば、中央処理装置（ＣＰＵ）１０１や主記憶装置１０３、表示部１０５、ポインティングデバイス１０７、キーボード１０９、補助記憶装置１１１、送受信装置１１３、バス１１５によって構成される。中央処理装置１０１は、バス１１５を介して各部の制御を行うとともに、ポインティングデバイス１０７（例えばマウスなど）やキーボード１０９からの入力に基づいて、表示部１０５（例えばＣＲＴや液晶ディスプレイなど）に各種の画像を表示する。主記憶装置１０３は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）などであり、各種のデータやプログラムを格納する。また、補助記憶装置１１１は、ハードディスクドライブなどであり、各種のデータやプログラムを格納する。送受信装置１１３は、モデムやＬＡＮボードなどである。
【００４０】
図７に示されるように、端末（例えば、相談業務端末７）は、インターネットの接続・管理機能や、ターミナルサービスの管理機能、相談業務遂行機能などを備える。なお、インターネットの接続・管理機能とは、共有サーバ５−１や外部のコンピュータ群、提携者のコンピュータ群などと接続して、共有アプリケーション５０２の操作や、各種のコンテンツの画像や資料の取得を実行する機能である。ターミナルサービスの管理機能とは、ＴＶ会議や、チャット形式による文字データの送受信、履歴管理、その他を実行するために、相談業務支援端末１７やその他の端末と接続したり、共有サーバと共同して後述の操作制御権を管理するための機能である。相談業務遂行機能とは、相談業務を遂行するために、顧客の相談事案に適した各種の画面を表示したり、ＴＶ会議や、チャット形式による文字データの送受信、履歴管理、その他を実行するための機能である。相談業務端末７は、これらの機能を実現するための各種プログラムやデータを格納している。
【００４１】
図８に示されるように、端末（相談業務端末７や相談業務支援端末１７）は、例えば、ＯＳ７０１と、共有サーバ５−１に格納された共有アプリケーション５０２を操作するための共有アプリケーション７０２と、共有サーバ５−１を操作する制御権を管理する入力制御モジュール７０３などを格納する。
【００４２】
＜システムの動作＞
図９は相談業務・支援システムの動作を示すフローチャートである。図１０は画面の配置例を示す図で、図１１は仮想画面の一例を示す図で、図１２は顧客用表示部の初期画面例を示す図で、図１３は相談員用表示部の初期画面例を示す図で、図１４はチャネル画面の一例を示す図で、図１５〜図１７は相談員用表示部の画面例を示す図で、図１８は相談業務支援端末の初期画面例を示す図で、図１９は相談業務支援端末の画面例を示す図で、図２０は顧客用表示部の画面例を示す図で、図２１，図２２は相談員用表示部の画面例を示す図である。
【００４３】
（相談業務端末の起動）
図９に示されるように、まず、本部３１にいる人物によって、共有サーバ５−１が起動される（ステップ（以下、Ｓという）１０１）。
【００４４】
次に、相談業務端末７が起動されるものとする。このとき、相談員は、業務開始時に、相談業務端末７の図示しない電源スイッチを押下する。これにより、相談業務端末７が、システムにログオンし（Ｓ１０２）、共有サーバ５−１との接続を開始する。このとき、認証サーバ５−２が、相談業務端末７を識別する。相談業務端末７が予め登録された適正な端末である場合に、認証サーバ５−２は認証を行い、その結果を共有サーバ５−１に通知する。これによって、共有サーバ５−１は、相談業務端末７との接続を許容する。また、相談業務端末７が登録されていない不適正な端末である場合に、認証サーバ５−２は認証を行わず、共有サーバ５−１も相談業務端末７との接続を許容しない。共有サーバ５−１は、相談業務端末７からの接続を受けた場合に、例えば、図１１に示される仮想画面２００の画像を作成する。
【００４５】
なお、仮想画面２００の画像は、例えば、図１１に示されるように、領域５１や５３，５５，５７，５９，６１などを含む。領域５１は、テレビ会議が行われる際に、後述のテレビ会議用の画像８７が表示される領域である。領域５３は、顧客と相談員とによって参照される画像（例えば、予め想定された顧客の相談事案に対応する画面の画像や共有アプリケーション５０２の実行結果である画像など）が表示される領域である。領域５５は、相談業務を遂行する上で必要となる説明の手順や要点などが表示される領域である。領域５７は、チャネルサーバ５−６によって作成されるチャネルデータを表示するための画面（以下、チャネル画面という）の画像が表示される領域である。領域５９，６１は、それぞれ、共有アプリケーション５０２やその他のアプリケーションを操作するため各種のメニューバーが表示される領域である。なお、領域５３，５５，５７の中にも、選択可能な項目やメニューバーが設けられている場合がある。選択可能な項目やメニューバーが押下されると、これらにリンク付けされた画像の表示や、アプリケーションの実行が行われる。
【００４６】
仮想画像２００の画像は、以下のようにして作成される。仮想画面２００の画像は、例えばコンテンツサーバ５−５に、図１１の点線から左側の領域の画像２０１Ａと点線から右側の領域の画像２０１Ｂとに分割されて格納されている。共有サーバ５−１は、顧客用表示部７Ａに表示する画像８Ａと相談員用表示部７Ｂに表示する画像８Ｂとの組み合せを特定するためのプロンプタデータを格納しており、プロンプタデータによって特定された画像をコンテンツサーバ５−５から取得して合成する。これによって、図１１に示される仮想画面２００の画像を作成する。
【００４７】
プロンプタデータの構成は、例えば、＜工程番号，画像２０１Ａの背景部分となる画像のＵＲＬ，画像２０１Ｂの背景部分となる画像のＵＲＬ，領域５３に組み込まれる画像のＵＲＬ，領域５５に組み込まれる画像のＵＲＬ，…＞のようになっている。コンテンツサーバ５−１の顧客用表示部７Ａに表示する画像８ＡのＵＲＬには２０１Ａが格納され、またコンテンツサーバ５−５の相談員用表示部７Ｂに表示する画像８ＢのＵＲＬには画像２０１Ｂが格納されている。共有サーバ５−１は、プロンプタデータの顧客用表示部７Ａに表示する画像８ＡのＵＲＬに基づいて、コンテンツサーバ５−５から画像２０１Ａを取得するとともに、プロンプタデータの相談員用表示部７Ｂに表示する画面のＵＲＬに基づいて、コンテンツサーバ５−５から画像２０１Ｂを取得し、これらを合成する。なお、プロンプタデータの構成は、前述の形式以外にも様々な変形が可能である。例えば、＜工程番号，画像２０１Ａの背景部分となる画像の名称，画像２０１Ｂの背景部分となる画像の名称，領域５３に組み込まれる画像の名称，領域５５に組み込まれる画像の名称，…＞のようにすることも可能である。
【００４８】
相談業務端末７は、共有サーバ５−１から仮想画面２００の画像を取得する。仮想画面２００の画像は、顧客用の画像（すなわち、顧客に視認させるための画像）と相談員用の画像（すなわち、顧客に秘匿した状態で相談員に視認させるための画像）とが含まれる。図１１に示される例では、点線から左側の領域の画像２０１Ａが顧客用の画像であり、点線から右側の領域の画像２０１Ｂが相談員の画像である。相談業務端末７は、仮想画面２００の画像を画像２０１Ａと２０１Ｂとに分割し、画像２０１Ａを図１０に示される顧客用の画像８Ａとして顧客用表示部７Ａに、画像２０１Ｂを図１０に示される相談員用の画像８Ｂとして相談員用表示部７Ｂに表示する。図１０に示されるように、顧客用表示部７Ａは、顧客側と相談員側とから視認できるように配置され、相談員用表示部７Ｂは顧客側から視認できず相談員側から視認できるように配置されている。そのため、相談員は、顧客の相談事案に適したデータを顧客に見せながら、かつ、秘匿データを参照しながら、相談業務を遂行することができる。なお、図１１には入力箇所を特定するための矢印が示されていないが、実際の画像には矢印が予め定められた位置に表示されている。この矢印は、相談員が相談業務端末７の図示しないポインティングデバイス（例えば、マウスなど）を操作することにより、顧客用表示部７Ａと相談員用表示部７Ｂの、両方の画面の中を自在に移動する。相談員は、この矢印を操作することによって、各種の操作（例えば、両方の画面の中に表示された選択可能な項目の選択操作や、両方の画面の中に表示された所定の欄へのデータの入力操作、両方の画面の中に表示された画像（例えば領域５３，５５，５７，５９，６１などに表示された画像）の表示位置や領域の大きさを変える操作など）を行うことができる。
【００４９】
なお、顧客用表示部７Ａと相談員用表示部７Ｂに表示された画像の中には、表示位置が、顧客用表示部７Ａと相談員用表示部７Ｂのいずれか一方に限定されたものがある。例えば、機密性の高いデータなどを含む画像は、顧客に秘匿しなければならない。この様な画像は、表示位置を限定するデータ（以下、表示位置限定データという）が対応付けられている。表示位置限定データは、例えば、本部部門３１にいる人物によって画像または画像に含まれるデータに限定をかけるべきであるか否かが判断され、限定をかけるべきであると判断された場合に、その画像またはデータと対応付けられて、サーバ（例えば共有サーバ５−１やＤＢサーバ５−３、コンテンツサーバ５−５、チャネルサーバ５−６など）に登録される。共有サーバ５−１は、表示位置限定データと対応付けられた画像またはデータがある場合に、その画像またはデータを含む画像の表示位置を、例えば、顧客用表示部７Ａに移動できないように、限定する。なお、画像の表示位置の限定やその解除は、相談業務端末７を操作することによって任意に行うことができるようにしてもよい。この場合、例えば、相談員が、図示しないポインティングデバイスにより表示位置の限定や解除を行う画像を特定し、図１１，図１３に示される設定バー９０を押下して、表示位置の限定や解除を行う操作を実行することにより、行うことができる。
【００５０】
仮想画面２００の画像は、共有サーバ５−１が相談業務端末７からの接続を受ける以前に作成しておいてもよい。また、仮想画面２００の画像は、用途や仕様などに応じて様々な変形が可能である。
【００５１】
（顧客対応開始）
次に、顧客がローンの申し込みなどの相談を行うために来店したものとする。相談員は、顧客との相談業務を開始するために、図１１，図１３に示される顧客対応開始バー７７を押下する。なお、顧客対応開始バー７７は、顧客との相談業務の開始を指示するメニューバーである。このとき、ＡＣＤサーバ５−４（または認証サーバ５−２やＤＢサーバ５−３）は、相談業務端末７を管理するデータベースのデータを、「未接続」状態から「起動中」状態に、そして「起動中」状態から「対応中」状態に更新する。これにより、相談業務端末７は、共有サーバ５−１に格納された共有アプリケーション５０２を実行させることができるようになる。なお、共有アプリケーション５０２の実行は、共有サーバ５−１が作成した仮想画面２００の画像内に表示された各種のデータ入力欄へのデータの入力や図１１に示されるメニューバー５９，６１の押下などによって行われる。また、共有アプリケーション５０２の実行は、端末ではなく、共有サーバ５−１によって行われ、端末は、共有サーバ５−１によって行われた共有アプリケーション５０２の実行結果である仮想画面２００の画像を表示するだけである。
【００５２】
ここで、顧客との相談業務が開始されたものとする。このとき、相談業務端末７は、図１２に示される画像を顧客用表示部７Ａに、図１３に示される画像を相談員用表示部７Ｂに表示している。相談員は、例えば、図１２の領域５３の中に表示される選択項目の中から顧客の相談事案に該当する項目を押下する。すると、共有サーバ５−１は、チャネルサーバ５−６から図１４に示される画像７１を取得し、画像７１を仮想画面２００の領域５７の中に組み込む。なお、画像７１は、顧客に関する秘匿データ（以下、チャネルデータという）を表示するための画面（チャネル画面）の画像である。画像７１は、顧客の相談事案に応じて変更されるようにしてもよい。共有サーバ５−１は、領域５７に画像７１を組み込んだ仮想画面２００の画像を相談業務端末７に出力する。これにより、相談業務端末７は、図１５に示される画像、すなわち、領域５７に画像７１が組み込まれた画像を相談員用表示部７Ｂに表示する。
【００５３】
この後、相談員は、操作者のコードを入力する領域７３に自身のコードを入力するとともに、例えば、口座番号などの顧客を特定するためのデータを入力して、顧客対応開始バー７７を押下する。なお、顧客を特定するためのデータは、氏名や生年月日、電話番号などでもよいが、口座番号であれば顧客を一人の人物に特定できるので、口座番号が好ましい。
【００５４】
この後、共有サーバ５−１は、領域７３に入力された相談員のコードを認証サーバ５−２に出力する。認証サーバ５−２は、領域７３に入力された相談員のコードとデータベースに格納されたデータとを照合し、相談員のコードに応じて実行が許容されている操作を示すデータを共有サーバ５−１に出力する。これにより、共有サーバ５−１は、相談員により操作された内容が許容された操作である場合にその操作に基づいて演算を実行し、相談員により操作された内容が許容されていない操作である場合にその操作に基づく演算を中断する。ここでは、相談員により操作された内容が許容された操作であるものとする。
【００５５】
この後、共有サーバ５−１は、顧客を特定するためのデータに基づいてチャネルサーバ５−６から顧客のチャネルデータを取得し、図１６に示される画像を作成する。そして、作成した図１６に示される画像を相談業務端末７に出力する。これにより、相談業務端末７は、図１６に示される画像を相談員用表示部７Ｂに表示する。相談員は、図１６に示される画像を見ながら顧客との相談業務を遂行する。このとき、相談員は、チャネルデータとして保存すべきデータがあれば、そのデータを図１６に示される画像の所定の箇所に入力する。なお、図１６に示される画像では、顧客対応開始バー７７の代わりに、顧客との相談業務の終了を指示するための顧客対応終了バー７９が配置されている。
【００５６】
ところで、共有サーバ５−１は、相談業務端末７や相談業務支援端末１７の操作により共有アプリケーション５０２が実行される都度（例えば、仮想画面２００の画像が変更されたり、仮想画面の中の領域５１，５３，５５，５７，５９，６１などの画像の配置位置や内容が変更される都度）、操作履歴を記録する。操作履歴の記録は、例えば、前述のプロンプタデータの形式によって行うことができる。例えば、相談員が、顧客のチャネルデータを変更したものとする。この場合、共有サーバ５−１が、相談員用表示部７Ｂの領域５７に表示された画像（すなわち、図１４〜図１７に示されるチャネルデータを表示するための画面の画像（以下、チャネル画像という）７１）をチャネルサーバ５−６に出力する。チャネルサーバ５−６は、共有サーバ５−１から取得したチャネル画像７１を格納し、チャネル画像７１を格納した領域を特定するデータ（例えば、ＵＲＬやアドレス、画像名など）を共有サーバ５−１に出力する。なお、以下、チャネル画像７１を格納した領域を特定するデータを、チャネル画像格納データという。共有サーバ５−１は、例えば、＜工程番号，画像２０１Ａの背景部分となる画像のＵＲＬ，画像２０１Ｂの背景部分となる画像のＵＲＬ，領域５３に組み込まれる画像のＵＲＬ，領域５５に組み込まれる画像のＵＲＬ，チャネル画像７１の表示領域，チャネルサーバのＩＤ，チャネル画像格納データ，…＞の形式で格納する。これにより、共有サーバ５−１は、相談業務端末７や相談業務支援端末１７による操作履歴を記録する。なお、操作履歴は、顧客との相談業務が終了すると、ＤＢサーバ５−３に出力され、ＤＢサーバ５−３によって保存される。
【００５７】
（相談業務支援端末の起動）
次に、相談業務支援端末１７が起動されるものとする。このとき、支援員は、相談業務支援端末１７の図示しない電源スイッチを押下する。これにより、相談業務支援端末１７が、システムにログオンする（Ｓ１０３）。このとき、相談業務支援端末１７は、まだ相談業務端末７と接続されておらず、待機中の状態となっている。そして、ＡＣＤサーバ５−４（または認証サーバ５−２やＤＢサーバ５−３）は、相談業務支援端末１７を管理するデータベースのデータを、「未接続」状態から「待機中」状態に更新する。なお、相談業務・支援システム１は、顧客との相談業務が遂行されている間、相談業務支援端末１７側から相談業務端末７に接続できないようにすることが好ましい。これにより、例えば、相談者の意志に反して、第三者が顧客との相談業務に割り込むのを防止できるので、相談員を顧客との会話に専念させることができる。また、共有サーバ５−１や相談業務端末７、その周辺機器が誤動作するのを防止できる。また、不必要な接続がないので、通信トラフィックの増大を防止でき、システムの通信状態を良好に保つことができるとともに、支援要請時に接続可能な相談業務支援端末１７がなくなるのを防止できる。
【００５８】
（支援要請）
次に、顧客との相談業務において、支援員に支援を要請する場合が発生したものとする。このとき、相談員は、例えば、図１６に示される接続バー８１を押下し、これに応じて表示された図１７に示される選択項目の中から該当する相談事案の項目を押下する。なお、接続バー８１は、相談業務支援端末１７との接続を指示するメニューバーである。この操作に基づいて、共有サーバ５−１は、接続バー８１が押下された支援要請元のデータ（例えば相談業務端末７のＩＤや相談事案の種別、顧客の氏名、相談員の氏名など）をＡＣＤサーバ５−４に出力する。ＡＣＤサーバ５−４は、複数の相談業務支援端末１７−１〜１７−ｎの中から、現在接続することができ、かつ、相談事案に最適な対応ができる支援員が操作する端末を選択する。この後、ＶＰＮ装置３７は、接続バー８１が押下された相談業務端末７とＡＣＤサーバ５−４が選択した相談業務支援端末１７とを接続する。
【００５９】
このとき、相談業務支援端末１７は、初期時において、例えば、図１８に示される画像を表示している。図１８中、点線から左側の領域の画像１８Ａは第１の表示部１７Ａに表示される画像であり、また点線から右側の領域の画像１８Ｂは第２の表示部１７Ｂに表示される画像である。図１８は、背景画面の中に、何らかのプログラムを表示するウィンドウが開いた状態を示している。
【００６０】
相談業務支援端末１７は、ＡＣＤサーバ５−４によって選択されると、ＡＣＤサーバ５−４から出力される支援要請元のデータを取得する。そして、相談業務支援端末１７は、例えば、図１９に示されるように、支援要請元のデータを示す画像８５を第１の表示部１７Ａまたは第２の表示部１７Ｂに表示する。なお、支援要請元のデータとは、例えば、相談事案の種別や顧客の氏名、相談員の氏名、前回相談員から次回相談員への申し送り事項、その他である。サービス提供者は、これらの中から任意に１乃至複数を選択して支援要請元のデータとして設定できる。また、ここでは、支援要請元のデータを出力するサーバは、ＡＣＤサーバ５−４としたが、ＡＣＤサーバ５−４以外のサーバとすることも可能である。
【００６１】
（支援の了承／拒否）
相談業務支援端末１７は、支援要請に対して、支援の了承または拒否を行うことができる。
【００６２】
例えば、相談業務支援端末１７は、支援要請を了承する場合に、支援員によって画像８５の中の「はい」と表示されたキーが押下され、これにより、支援を了承する信号をＡＣＤサーバ５−４に出力する。支援を了承する信号を取得したＡＣＤサーバ５−４は、支援を了承した相談業務支援端末１７を特定するデータ（相談業務支援端末１７のＩＤなど）を共有サーバ５−１に出力する。共有サーバ５−１は、現在の共有アプリケーション５０２の実行結果である画像（すなわち、仮想画面２００の画像）を、支援を了承した相談業務支援端末１７に出力する。このとき、共有サーバ５−１は、相談業務端末７の顧客用表示部７Ａに表示されている画像を第１の表示部１７Ａに表示すべき画像として相談業務支援端末１７に出力し、また相談業務端末７の相談員用表示部７Ｂに表示されている画像を第２の表示部１７Ｂに表示すべき画像として相談業務支援端末１７に出力する。これにより、相談業務支援端末１７は、相談業務端末７が現在表示している画像と同じ画像を表示する。なお、相談業務支援端末１７は、表示した画像１８Ａまたは画像１８Ｂの拡大や縮小などの操作ができるように構成してもよい。ただし、この場合、相談業務支援端末１７内部の図示しない画像描写用のメモリに展開されている画像の大きさが変るだけで、共有アプリケーション５０２は実行されず、したがって、共有サーバ５−１が作成する仮想画面２００の画像は変化しないし、相談業務端末７が表示する画像８Ａまたは画像８Ｂも変化しない。
【００６３】
相談業務支援端末１７は、支援要請を拒否する場合に、支援員によって画像８５の中の「いいえ」と表示されたキーが押下され、これにより、支援を拒否する信号をＡＣＤサーバ５−４に出力する。支援を拒否する信号を取得したＡＣＤサーバ５−４は、支援を了承する相談業務支援端末１７が見つかるまで、支援可能な相談業務支援端末１７を検索して、同様の工程を繰り返す。
【００６４】
このようにして、相談業務支援端末１７は、相談業務端末７からの支援要請に対して、支援の了承または支援の拒否を行うことができる。そして、支援の了承を行った場合に、相談業務支援端末１７は相談業務端末７の操作による共有アプリケーション５０２の実行結果である画像を表示することができるので、相談業務支援端末１７を操作する支援員は顧客との相談業務の内容を把握することができ、これによって、相談業務の支援を行うことができるようになる。
【００６５】
（支援開始）
支援員によって画像８５の中の「はい」と表示されたキーが押下された場合に、共有サーバ５−１は、相談業務端末７が現在表示している画像（すなわち、仮想画面２００の画像）を選択された相談業務支援端末１７に出力する。これにより、相談業務支援端末１７は、相談業務端末７が現在表示している画像と同じ画像を表示する（Ｓ１０４）。図２０は、相談業務端末７が現在顧客用表示部７Ａに表示している画像例である。また、相談業務端末７が現在相談員用表示部７Ｂに表示している画像例は図１６である。なお、図２０の中の、ＴＶ会議画像８７は、相談業務端末７が表示する場合に、支援員の顔画像となり、相談業務支援端末１７が表示する場合に、顧客または相談員の顔画像となる。相談業務支援端末１７は、当初の状態（すなわち、入力制御許可バー８２が押下されていない状態）では、共有サーバ５−１の共有アプリケーション５０２を操作する制御権（以下、操作制御権という）を保有しておらず、仮想画面２００の画像を表示することと接続バー８１を押下することによって接続を切断することしかできない。なお、共有サーバ５−１は、相談業務支援端末１７側からの操作によって操作制御権が相談業務支援端末１７に与えられないように制御している。
【００６６】
次に、相談員は、相談業務支援端末１７に操作制御権を与えるために、入力制御許可バー８２を押下する。この操作に基づいて、共有サーバ５−１は入力起動モジュール７０３を起動し（Ｓ１０５）、相談業務端末７は相談業務支援端末１７に操作制御権を与える（Ｓ１０６）。これによって、相談業務支援端末１７は、共有アプリケーション５０２を操作できるようになる。
【００６７】
支援員は、相談業務支援端末１７により共有アプリケーション５０２を操作することによって顧客との相談業務を支援する（Ｓ１０７）。このとき、支援員による支援は、例えば、アノテーションの表示や、チャット形式やテレビ会議形式の会話、相談業務支援端末１７からの共有アプリケーション５０２の操作の実行などによって行われる。
【００６８】
アノテーションの表示は、例えば、支援員が、相談業務支援端末１７により共有サーバ５−１に格納されたアノテーションソフトウェア５０３を起動し（Ｓ２０１）、仮想画面２００の画像に図２１に示されるようなアノテーションを付す（Ｓ２０２））ことによって、行われる。図２１の例では、点線の楕円で囲まれた領域１０００内の、太線で描かれた丸や、引出し線、「利率」や「３．０５」の文字がアノテーションである。図２１に示されるように、アノテーションは、仮想画面２００の画像が隠れないように、丸や線、文字を、仮想画面２００の画像の上に直接描画される。アノテーションの種類（例えば、丸や楕円、四角や三角、文字や予め定められた図柄など）は、以下のようにして選択することができる。例えば、種類を選択するためのウィンドウがアノテーションソフトウェア５０３に予め設定されているので、このウィンドウを開いて、マウスなどのポインティングデバイスによって任意の種類を指定する。丸や楕円、四角や三角、予め定められた図柄などのアノテーションは、ポインティングデバイスを操作することによって描写することができる。文字のアノテーションは、ポインティングデバイスによって表示位置を定め、キーボードによって任意の文字を入力することによって描写することができる。
【００６９】
このようなアノテーションの表示による支援は、相談員と支援員との会話を顧客に秘匿した状態で行うことができるので、会話の内容を顧客に秘匿したい場合に好適である。特に、相談員は、仮想画面２００の画像を視認しながら秘匿データを視認することができるので、仮想画面２００の画面を参照させつつ秘匿データも視認させたい場合に好適である。
【００７０】
また、チャット形式の会話による支援は、相談員が、例えば、図１６に示されるチャットバー９１を押下することによって、行われる。このとき、共有サーバ５−１は、図２２に示される画像（すなわち、図１６に示される画像にチャット用のウィンドウ９３が組み合わされた画像）を作成し、相談業務端末７と相談業務支援端末１７に出力する。これにより、相談業務端末７は、図２２に示される画像を相談員用表示部７Ｂに表示するとともに、相談業務支援端末１７は、図２２に示される画像を第２の表示部１７Ｂに表示する。これにより、相談員と支援員は、チャット形式による会話をすることができる。チャット形式による支援は、相談員と支援員との会話を顧客に秘匿した状態で行うことができるので、会話の内容を顧客に秘匿したい場合に好適である。チャット形式の会話による支援は、予め用意された辞書データを利用するようにしてもよい。この場合、例えば、支援員が、相談業務支援端末１７を操作して、記録媒体（例えば、フロッピー（登録商標）ディスクやＣＤ−ＲＯＭなど）または相談業務支援端末１７のハードディスク装置に格納された辞書データを第２の表示部１７Ｂ上に展開する。支援員は、展開された辞書データの中から任意のデータをコピーして、チャット画面９３に貼り付ける。これにより、予め用意された辞書データを利用した支援が行われる。
【００７１】
テレビ会議形式の会話による支援は、相談員が、例えば、入力制御許可バー８２を押下することによって、行われる。このとき、相談業務端末７や相談業務支援端末１７は、各々が図示しないカメラによって画像８７を撮影する。そして、テレビ会議サーバ５−７を介して、相談業務端末７は相談業務支援端末１７に、相談業務支援端末１７は相談業務端末７に、取得した画像８７を出力する。これにより、相談業務端末７や相談業務支援端末１７は、図２０に示される画像を表示することができる。また、相談業務端末７や相談業務支援端末１７は、各々が図示しないマイクによって顧客や相談員、支援員の音声を取得して他方に出力する。相談業務端末７や相談業務支援端末１７は、他方から取得した音声を図示しないスピーカによって出力する。これにより、顧客と相談員と支援員は、テレビ会議形式の会話をすることができる。なお、相談業務端末７と相談業務支援端末１７は、画像８７を共有サーバ５−１に出力するようにしてもよい。この場合、共有サーバ５−１は、相談業務支援端末１７が撮影した画像８７を顧客用表示部７Ａの領域５１に組み込んだ画像を相談業務端末７に出力し、相談業務端末７が撮影した画像８７を第１の表示部１７Ａの領域５１に組み込んだ画像を相談業務支援端末１７に出力することになる。
【００７２】
相談業務支援端末１７からの共有アプリケーション５０２の操作の実行による支援は、相談員が、相談業務端末７の、例えば、入力制御許可バー８２を押下することによって、行われる。相談業務支援端末１７は、当初の状態（すなわち、入力制御許可バー８２が押下されていない状態）では、操作制御権を保有していないが、入力制御許可バー８２が押下されることにより、操作制御権が相談業務支援端末１７に移る。これによって、相談業務支援端末１７は、共有アプリケーション５０２を操作することができるようになる。なお、操作制御権は、相談業務支援端末１７に移っていない状態で、第１の表示部１７Ａに表示された入力制御許可バー８２が押下されても、相談業務支援端末１７に移らない。
【００７３】
相談業務支援端末１７からの共有アプリケーション５０２の操作の実行による支援は、例えば、支援員が、相談業務支援端末１７により共有アプリケーション５０２に対して何らかの操作を行うものとする。この場合、共有サーバ５−１は、相談業務支援端末１７の操作に従って共有アプリケーション５０２の実行結果である画像を作成し、作成した画像を相談業務端末７と相談業務支援端末１７とに出力し、相談業務端末７と相談業務支援端末１７とに同じ画像を表示させるようにする。また、例えば、支援員が、相談業務支援端末１７により印刷を実行させる操作を行うものとする。この場合、共有サーバ５−１は、相談業務端末７に備えられているプリンタを駆動して印刷を実行する。
【００７４】
なお、操作制御権は、相談員が、再度、相談業務端末７の顧客用表示部７Ａに表示された入力制御許可バー８２を押下することによって、または、支援員が、相談業務支援端末１７の第１の表示部１７Ａに表示された入力制御許可バー８２を押下することによって、相談業務支援端末１７から相談業務端末７に戻る。
【００７５】
（支援中断）
次に、支援を中断するものとする。このとき、相談員は、再度、相談業務端末７の入力制御許可バー８２を押下する。この操作に基づいて、共有サーバ５−１は、相談業務支援端末１７の操作制御権を失効させる（Ｓ１０８）。
【００７６】
（支援終了）
次に、支援を終了するものとする。このとき、相談員は、再度、図１７に示される画像８Ｂの接続バー８１を押下する。すると、相談業務端末７の顧客用表示部７Ａと相談員用表示部７Ｂの画面は変化しないが、相談業務支援端末１７の第１の表示部１７Ａと第２の表示部１７Ｂの画面は、初期状態の画像（例えば、図１８に示される画像）になる。
【００７７】
（顧客対応終了）
次に、顧客との相談業務を終了するものとする。このとき、相談員は、図１６に示される顧客対応終了バー７９を押下する。なお、顧客対応終了バー７９は、顧客との対応の終了を指示するメニューバーである。また、相談業務を終了する操作制御権は、相談業務支援端末１７には与えられていない。そのため、支援員が相談業務支援端末１７の顧客対応終了バー７９を押下しても、共有サーバ５−１は相談業務の終了動作を行わない。
【００７８】
相談業務端末７の顧客対応終了バー７９を押下されると、共有サーバ５−１は、相談業務端末７により操作されていた共有アプリケーション５０２を閉鎖する。このとき、相談業務端末７の顧客用表示部７Ａと相談員用表示部７Ｂの画面は、初期状態の画像（例えば、図１２，図１３に示される画像）になる。また、相談業務支援端末１７が接続されていれば、相談業務支援端末１７の第１の表示部１７Ａと第２の表示部１７Ｂの画面は、初期状態の画像（例えば、図１８に示される画像）になる。
【００７９】
この後、共有サーバ５−１は、顧客との相談業務を遂行する際に記録した操作履歴（例えば、前述のプロンプタデータの形式による記録データ）をＤＢサーバ５−３に出力し、ＤＢサーバ５−３に保管させる。これにより、相談業務支援端末１７は、過去の履歴画像（すなわち、過去の顧客との相談業務において、相談業務端末７の操作による共有アプリケーション５０２の実行結果である画像）をＤＢサーバ５−３から取得して表示することができる。したがって、支援員は、過去の顧客との相談業務における履歴画像を閲覧することができる。なお、相談業務端末７と相談業務支援端末１７は、ＤＢサーバ５−３から過去の履歴画像を直接取得することができる。また、共有サーバ５−１を介してＤＢサーバ５−３から過去の履歴画像を取得することもできる。この場合、共有サーバ５−１にＤＢサーバ５−３から過去の履歴画像を取得させて仮想画面２００の画像を作成させ、共有サーバ５−１からその仮想画面２００の画像を取得することになる。
【００８０】
ところで、相談業務端末７が現在表示している画像は、相談員が支援要請を行わない場合に、他の端末（相談業務端末７、相談業務支援端末１７）が表示できないようにするのが好ましい。このようにすることにより、顧客との相談業務が遂行されている間、第三者が、相談員の意志に反して、顧客との相談業務に割り込むのを防止することができる。その結果、第三者が勝手に顧客との相談業務に割り込むことがないので、相談業務端末７の誤動作を防止することができる。また、他の端末の不必要な接続がないので、通信トラフィックの増大を防止することができ、システムの通信状態を良好に保つことができる。更に、他の端末の不必要な接続がないので、支援要請時における対応可能な支援員の数が低下するのを防止することができる。その上、第三者が勝手に顧客との相談業務に割り込むことがないので、相談員は顧客との会話に専念することができる。
【００８１】
以上説明した相談業務・支援システム１によれば、相談員は、顧客の相談事案に充分に対応しきれない場合に、相談業務支援端末１７を操作するオペレータから、顧客の相談事案に的確に対応するデータを得ることができる。そのため、知識や経験の浅い相談員であっても、顧客の相談事案に的確に対応することができる。また、相談業務・支援システム１の操作制御権は共有サーバ５−１によって制御されるので、顧客との相談業務が円滑に遂行される。また、相談業務端末７における注釈データの取得や注釈データの表示画像上への表示は共有サーバ５−１が行うので、端末間での時間差、例えば、相談業務支援端末１７で注釈を入力してから相談業務端末７に注釈を表示させるまでの時間差が小さく、即時性に優れている。
【００８２】
＜付記＞
本発明は上記の実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用及び変形が考えられる。
【００８３】
例えば、この発明に係る相談業務・支援システムは、金融機関に限らず、交通機関や流通機関などにおける顧客との相談業務にも利用することができる。
【００８４】
また、相談業務端末は、従来技術において開示された特開２００１−１１２５９５に開示された形状の窓口装置であってもよい。また、相談業務端末は、相談業務機能を搭載する、契約装置や、自動取引装置（ＡＴＭ）、チケット販売や音楽の配信、その他の機能を保有する取引装置などの形態であってもよい。
【００８５】
また、相談業務端末７の表示部は、二つよりも多く構成することも可能である。この場合、相談業務支援端末１７の表示部も、相談業務端末７の表示部の数に合わせるのが好ましい。
【００８６】
また、相談業務支援端末１７の表示部は、複数の画面を一つに統合することも可能である。
【００８７】
【発明の効果】
以上説明したこの発明は、端末間での時間差が小さく、即時性に優れた相談業務・支援システムを提供することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る相談業務・支援システムの構成を示す図である。
【図２】相談業務端末の構成を示す図である。
【図３】相談業務支援端末の構成を示す図である。
【図４】各サーバの機能例を示す図である。
【図５】共有サーバに格納されたプログラム例を示す図である。
【図６】端末の主要部の構成を示す図である。
【図７】端末の機能例を示す図である。
【図８】端末に格納されたプログラム例を示す図である。
【図９】相談業務・支援システムの動作を示すフローチャートである。
【図１０】画面の配置例を示す図である。
【図１１】仮想画面の一例を示す図である。
【図１２】顧客用表示部の初期画面例を示す図である。
【図１３】相談員用表示部の初期画面例を示す図である。
【図１４】チャネル画面の一例を示す図である。
【図１５】相談員用表示部の画面例を示す図である。
【図１６】相談員用表示部の画面例を示す図である。
【図１７】相談員用表示部の画面例を示す図である。
【図１８】相談業務支援端末の初期画面例を示す図である。
【図１９】相談業務支援端末の画面例を示す図である。
【図２０】顧客用表示部の画面例を示す図である。
【図２１】相談員用表示部の画面例を示す図である。
【図２２】相談員用表示部の画面例を示す図である。
【符号の説明】
１ 相談業務・支援システム
３ 通信網
５ サーバ
７ 相談業務端末
１７ 相談業務支援端末[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a system for smoothly performing consultation work with a customer by presenting an image (including character data) suitable for the consultation case of the customer to the customer, and a related device.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a terminal device (hereinafter referred to as a consultation service terminal) that smoothly performs consultation with a customer by presenting an image suitable for the customer's consultation case to the customer while the customer and a consultant on the service provider side talk with each other. There is). Examples of such a consultation service terminal include, for example, financial institutions such as banks and consumer finance, transportation systems such as railroads and airlines, distribution agencies such as department stores and supermarkets, and window devices used by others (for example, Patent Document 1).
[0003]
The window device is disposed at a window of a bank or a railway, for example, and a counselor of a service provider directly serves a customer to perform various operations (for example, a bank, a contract for opening an account, a contract for a loan, etc. Is a customer service interactive type device that sells tickets.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2001-112595 (paragraphs 0002 to 0004, FIG. 19)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional consultation service terminal is configured such that one consultant responds to one customer or one group of customers.
[0006]
However, with the conventional consultation service terminal, in recent years, the content of work has been advanced in various fields, so that a single consultant may not be able to respond sufficiently. For example, in the banking business, the contents of money lending operations (eg, types, lending conditions, amounts, interest rates, refund methods, contracts, etc.), which are the original business of banks, are diversifying. Began to do. In addition, they began to carry out insurance business and securities trading business that are not the business of banks. In order to cope with the sophistication of the work contents, it is necessary for each counselor to acquire advanced knowledge and experience. However, in order for each counselor to acquire advanced knowledge and experience, it is necessary to provide each counselor with an advanced education program, and a great deal of time is required. Moreover, the knowledge and experience that each counselor can acquire has limitations and variations. Therefore, in consultation with a customer, there was a case where one counselor could not sufficiently cope. Therefore, the conventional consultation service terminal may not be able to smoothly perform the consultation service.
[0007]
Therefore, the applicant has arranged a support staff member with specialized knowledge and experience in a remote place, and has developed a system that can support the consultation service with the customer (hereinafter referred to as a consultation service / support system). Tried. The configuration of the consultation service / support system includes a server, a consultation service terminal, and a plurality of terminals for supporting consultation with a customer (hereinafter referred to as a consultation service support terminal), and operates the consultation service terminal. When the counselor requests support, the server selects a consultation service support terminal operated by the supporter who can provide appropriate support, and connects the selected consultation service support terminal to the consultation service terminal. Then, an image of a screen currently displayed by the consultation service terminal (hereinafter, referred to as a display screen) is also displayed on the consultation service support terminal. This consultation service / support system assumed that a new drawing (for example, an annotation such as a circle, a line, or a character) was added to the image on the display screen by the following method.
[0008]
That is, for example, the support staff assists the consultation service with the customer by annotating the image on the display screen of the consultation service terminal with circles, lines, characters, and the like. In this case, the support staff creates the annotation data with the consultation service support terminal and outputs the created annotation data to the consultation service terminal, thereby allowing the support staff to specify the specific position of the display screen of the consultation service terminal (usually the consultation service support terminal). The annotation is displayed at the same position as the position created on the terminal).
[0009]
However, in this method, the acquisition of annotation data at the consultation service terminal and the display of the annotation data on the display image are performed by the central processing unit of the consultation service terminal, so the time difference between the terminals, for example, at the consultation service support terminal There is a large time difference between the input of the annotation and the display of the annotation on the consultation service terminal, causing a problem of lack of immediacy.
[0010]
An object of the present invention is to provide a consultation service / support system that solves this problem.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The consultation service / support system according to the present invention includes a consultation service terminal that performs consultation services with customers, a plurality of consultation service support terminals that support consultation services with customers, a consultation service terminal, and a consultation service support terminal. It is composed of a server that stores applications that can be operated together (hereinafter, referred to as a shared server). In such a configuration, the shared server executes the application based on the operation of the terminal (consultation service terminal or consultation service support terminal), and creates an image as the execution result. The image as the execution result of the application is an image of the virtual screen displayed by the consultation service terminal and the consultation service support terminal. The shared server can further add a new drawing (for example, an annotation such as a circle, a line, or a character) on the image of the virtual screen created as described above, based on an operation by the terminal.
[0012]
In the consultation service / support system configured as described above, the shared server creates an image of the virtual screen, and further draws a new image (for example, a circle, a line, or a character) on the image of the virtual screen based on an operation by the terminal. Annotation). Therefore, the terminal only displays the image of the virtual screen, and the central processing unit of the terminal only operates to display the image of the virtual screen acquired from the shared server on the display unit without creating the image. It is. Therefore, the consultation service / support system according to the present invention has a small time difference between terminals and is excellent in immediacy.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Note that the drawings merely schematically show the shapes, sizes, and arrangements of the components so that the present invention can be understood. In addition, in each of the drawings, common elements are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted. Hereinafter, the service provider will be described as a bank. The operator of the consultation service terminal is referred to as a consultant or a staff member, and the operator of the consultation service support terminal is referred to as a support member or an operator.
[0014]
<Overall configuration of system>
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a consultation service / support system according to the present invention, FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of a consultation service terminal, and FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of a consultation service support terminal.
[0015]
As shown in FIG. 1, the consultation service / support system 1 includes a server 5, a consultation service terminal 7, a consultation service support terminal 17, and the like connected via a communication network 3. Hereinafter, when the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 are collectively referred to as terminals.
[0016]
The component devices of the consultation service / support system 1 are usually arranged separately in the head office section 31 and the shop sections 33-1 to 33-n. The component devices on the head office section 31 side are, for example, servers 5-1 to 5-n and consultation service support terminals 17-1 to 17-n. The constituent devices on the side of the store departments 33-1 to 33-n are, for example, the consultation service terminal 7 and other terminals (not shown). In the example shown in FIG. 1, only one head office section 31 is provided, but a plurality of head office sections 31 may be provided. In the example shown in FIG. 1, only one consultation service terminal 7 is arranged in each of the stores 33-1 to 33-n. However, in the actual configuration, any one of the consultation service terminals 7 is arranged in each of the stores 33-1 to 33-n. The number of units will be arranged.
[0017]
The component devices of the headquarters department 31 and the component devices of each of the store departments 33-1 to 33-n are connected via an interconnecting device such as a virtual private network device (VPN device) 37 and a router 39, and a communication network 3 such as the Internet. Connected. The VPN device 37 is a connection device for protecting communication security. During communication, the VPN device 37 identifies a terminal and connects specific terminals, thereby preventing another terminal from intervening in the connection between specific terminals. The router 39 is a connection device having a relay function for delivering an IP packet to a destination host. In recent years, there is also a router having a VPN function, so that the VPN device 37 and the router 39 can be integrated.
[0018]
In the consultation service / support system 1, the communication network 3 is a broadband network capable of communicating images. The communication network 3 may be a public network such as an Internet network or a wireless communication network, but is preferably a dedicated network such as a wide area local area network (wide area LAN).
[0019]
The servers 5-1 to 5-n have various functions described below and execute various calculations. One or more of the servers 5-1 to 5-n include a shared application program (hereinafter, referred to as a shared application) 502 shown in FIG. 5 described below, which can be operated by each terminal (consultation service terminal 7, consultation service support terminal 17). Is stored, and the shared application 502 is executed based on the operation by the terminal. Therefore, the execution of the shared application 502 is performed not by the terminal but by the server (that is, any one of the servers 5-1 to 5-n), and the terminal outputs the image that is the execution result of the shared application 502 performed by the server. Is simply displayed. Hereinafter, a server that stores and executes the shared application 502 is referred to as a shared server. Also, the description will be made assuming that the server 5-1 is a shared server.
[0020]
The consultation service terminal 7 is a device for performing a consultation service with a customer, and can operate the shared application 502 stored in the shared server 5-1.
[0021]
The consultation service terminal 7 is configured by a computer in which a program for realizing the function as the consultation service terminal is installed. The computer constituting the consultation service terminal 7 includes, for example, a TV camera, a microphone, and a speaker (not shown), and can execute a TV conference with these. As shown in FIG. 2, the consultation service terminal 7 is configured so that the customer and the consultant face each other across a table, and a display unit (hereinafter referred to as a customer) that displays an image suitable for the consultation case of the customer. 7A, and a display unit (hereinafter, referred to as a consultant display unit) 7B that displays an image for a consultant. Note that the customer display unit 7A is arranged so as to be visible from the customer side and the consultant side, and the consultant display unit 7B is arranged so as not to be visible from the customer side but to the consultant side. Although the display unit 7B for a consultant shown in FIG. 2 is a touch panel having both a display function and an input function, even if the input function is separated as a separate device (for example, a keyboard or a pen input device). Good.
[0022]
The consultation service support terminal 17 is a device for supporting a consultation service, and can operate the shared application 502 stored in the shared server 5-1. The consultation service support terminal 17 is configured by a computer in which a program for realizing the function as the consultation service support terminal is installed. In addition, since the consultation service terminal 7 includes two display units, the consultation service support terminal 17 preferably includes two display units so as to correspond to the two display units. For example, the consultation service support terminal 17 shown in FIG. 3 includes a first display unit 17A corresponding to the customer display unit 7A of the consultation service terminal 7 and a first display unit 7B corresponding to the consultant display unit 7B of the consultation service terminal 7. 2 display unit 17B. Then, the consultation service support terminal 17 displays the same image 18A (or an image partially including the image 8A) 18A on the first display unit 17A and the image 8A displayed on the customer display unit 7A, and displays the second The same image 18B (or an image partially including the image 8B) 18B displayed on the consultant display unit 7B is displayed on the display unit 17B.
[0023]
The consultation service / support system 1 is connected to an external device (for example, an external computer group or a partner computer group). As a result, each device of the consultation service / support system 1 can acquire various information from an external computer group, a computer group of a partner, and the like. In particular, when the consultation service / support system 1 is connected to the group of computers of the partner, the group of computers of the partner can be used as a consultation service support terminal and the partner can be used as a support member of the consultation service. It is possible to respond to more specialized consultation services. The partner may be an individual or an organization.
[0024]
<Server configuration>
FIG. 4 is a diagram showing an example of main functions of each of the servers 5-1 to 5-n arranged in the head office department 31, and FIG. 5 is a diagram showing an example of a program stored in a shared server.
[0025]
Each of the servers 5-1 to 5-n executes one or more of the functions shown in FIG. In addition, although it is possible to configure so that all functions are executed by one server, here, it is assumed that each of the servers 5-1 to 5-n executes one function.
[0026]
The first of the main functions is a function as a shared server. The function as the shared server is to store the shared application and execute the shared application based on an operation from the terminal. The shared server stores, for example, an Internet connection program, a terminal management program, a shared application, an operation history file, and the like as shown in FIG. 4 in order to realize such a function. Here, the Internet connection program is a program for executing communication with the outside via the Internet. The terminal management program is a program for managing to which terminal the operation control right described below belongs. The shared application is an application that can operate both the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 and creates a virtual screen described later based on an operation from the consultation service terminal 7 or the consultation service support terminal 17. The operation history file is a file for recording the operation history from the consultation service terminal 7 or the consultation service support terminal 17 in the consultation service currently being performed.
[0027]
The shared server can control input by a consultant or a support member, and control screen display. In particular, in input control by a counselor or a supporter, data transmission / reception and screen display in a chat format (a format in which characters at remote locations communicate with each other by characters) can be performed. In the control of the screen display, an annotation is displayed, and images 8A and 18A for the customer are displayed on the display unit 7A for the customer of the consultation service terminal 7 and the first display unit 17A of the consultation service support terminal 17; The images 8B and 18B for the counselor can be displayed on the display unit 7B for the counselor of the consultation service terminal 7 and the second display unit 17B of the consultation service support terminal 17. Also, an arbitrary image or material can be acquired from the content server, and the images 8A and 18A for the customer and the images 8B and 18B for the consultant can be displayed in accordance with the procedure described. In addition, the shared server can cause a printer (not shown) provided in the consultation service terminal 7 to print in response to a print instruction from the consultation service support terminal 17.
[0028]
The second of the main functions is a function as an authentication server. The function as the authentication server is to specify a terminal or a person who performs communication and to perform authentication. In order to realize such a function, the authentication server includes, for example, an Internet connection management program, a security protection program, a customer database (hereinafter, referred to as a customer DB), and a client database (hereinafter, referred to as a client DB) as shown in FIG. Is stored. Here, the Internet connection management program is a program for managing the connection of each device and preventing a virus from entering the system when the devices in the system communicate via the Internet. The security protection program is a program for managing the authority of an operator or a terminal to access data for which a security level is set. A customer database (hereinafter, referred to as a customer DB) is a database that records and manages data relating to customers. The client database (hereinafter, referred to as a client DB) is a database for recording and managing data relating to the operator of each terminal.
[0029]
As a third of the main functions, there is a function as a database server (hereinafter, referred to as a DB server). The function as the DB server is to store and manage data related to customers, prompter data for specifying an image to be displayed on the display unit, operation history of the terminal, and the like. The DB server stores, for example, a history management program, the above-mentioned customer DB, prompter database, operation history database (hereinafter, referred to as operation history DB) as shown in FIG. I do. Here, the history management program is a program for creating a virtual screen described later based on the operation history recorded in the operation history DB. The prompter database is a database that records and manages later-described prompter data. The operation history DB is a database for registering operation histories output from the shared server.
[0030]
The fourth of the main functions is a function as an automatic call distributor (hereinafter, referred to as ACD) server. The function as the ACD server is to appropriately allocate a calling terminal to a called terminal in communication between terminals and control / manage the connection between the terminals. The ACD server stores, for example, an incoming call distribution program and the above-mentioned client DB as shown in FIG. 4 in order to realize such a function. Here, the terminating call distribution program is a program for allocating the calling terminal to the called terminal. The allocated calling terminal and called terminal are identified and connected by the VPN device 37. By the way, the ACD server has the control right of communication even after the calling terminal and the called terminal are connected, and controls the communication between the calling terminal and the called terminal. However, after the calling terminal and the called terminal are connected, control is transferred to the VPN device 37 so that the VPN device 37 controls communication between the calling terminal and the called terminal. It may be. In this case, communication between the terminal on the calling side and the terminal on the called side is performed without passing through the ACD server, so that smooth communication with a small time lag can be performed.
[0031]
The fifth of the main functions is a function as a content server. The function as a content server is to store various images created in accordance with consultation services, and to provide images to any of the servers when various applications are executed. The content server stores, for example, a content management program and a content database (hereinafter, referred to as a content DB) as illustrated in FIG. 4 in order to realize such a function. Here, the content DB is a database for recording and managing images of various contents, and the content management program stores an image of the content when a predetermined content is read from a shared server or a DB server. This is a program for outputting to these.
[0032]
The sixth of the main functions is a function as a channel server. The function as a channel server includes a result of analysis of a customer by a computer (for example, a customer's credit and deposit amount, a type of service to be provided to the customer, etc.) and data input by a consultant (for example, a customer's Bad impressions, items sent from the previous consultant to the next consultant, etc.) and other data, and when various applications are executed on any server, these data (hereinafter referred to as channel data) To provide to the server. The channel server stores, for example, the Internet connection management program, the channel program, the customer DB, the prompter DB, and the like as shown in FIG. Here, the channel program is a program for creating an image of a screen for displaying channel data (hereinafter, referred to as a channel screen). Note that channel data presented here, data that is preferably concealed from the customer, such as data that assists the consultation service with the customer output from the consultation service support terminal to the consultation service terminal in a chat format or the like described below, In particular, it is called confidential data.
[0033]
As a seventh of the main functions, there is a function as a TV conference server. The function as the TV conference server is to execute a TV conference by transmitting and receiving images and sounds obtained by a camera or a microphone (not shown) between terminals. In order to realize such a function, the TV conference server, for example, as shown in FIG. 4, the above-described Internet connection management program, gatekeeper program, video-on-demand program (hereinafter referred to as VOD-program), and the aforementioned Stores a client DB and the like. Here, the gatekeeper program is a program for preventing another terminal from interrupting communication between terminals. The VOD-program is a program for distributing a moving image or a still image registered in a TV conference server or a DB server in advance to a specific terminal.
[0034]
Hereinafter, the server 5-1 is a shared server, the server 5-2 is an authentication server, the server 5-3 is a DB server, the server 5-4 is an ACD server, the server 5-5 is a content server, and the server 5-6 is a channel. The description will be given assuming that the server and the server 5-7 are TV conference servers.
[0035]
As shown in FIG. 5, the shared server 5-1 includes, for example, an operating system (hereinafter referred to as an OS) 501, a shared application 502, and annotations for drawing annotations such as circles, lines, and characters. Stores software 503 and the like. By executing the shared application 502, the shared server 5-1 creates a screen (a virtual screen 200, which will be described later with reference to FIG. 11) including an image of the execution result, and the consultation service terminal 7, the consultation service support terminal 17 is output. Also, the shared server 5-1 executes the annotation software 503 to annotate the image on the virtual screen 200.
[0036]
In addition, as a method of adding an annotation, it is common to open a window for inputting an annotation on the foreground of the virtual screen 200 and input the annotation there. However, in this method, since the window is developed at the forefront of the virtual screen 200, most of the virtual screen 200 is hidden below the window. Therefore, there is a problem that an image (including characters) hidden under the window of the virtual screen 200 becomes invisible and data cannot be input when there is an area for inputting data under the window.
[0037]
In order to prevent such a problem from occurring, it is preferable that, for example, an annotation such as a circle, a line, or a character be directly attached on the image of the virtual screen 200 instead of expanding a window for inputting the annotation. In this embodiment, as a method of providing an annotation, a description will be given assuming that an annotation is directly provided on an image of the virtual screen 200 instead of expanding a window for inputting the annotation.
[0038]
<Configuration of terminal>
6 is a diagram showing a configuration of a main part of the terminal, FIG. 7 is a diagram showing an example of functions of the terminal, and FIG. 8 is a diagram showing an example of a program stored in the terminal.
[0039]
As shown in FIG. 6, the main parts of the terminals (consultation service terminal 7, consultation service support terminal 17) include, for example, a central processing unit (CPU) 101, a main storage device 103, a display unit 105, a pointing device 107, a keyboard 109, an auxiliary storage device 111, a transmission / reception device 113, and a bus 115. The central processing unit 101 controls each unit via a bus 115, and displays various types of information on a display unit 105 (for example, a CRT or a liquid crystal display) based on an input from a pointing device 107 (for example, a mouse) or a keyboard 109. Display an image. The main storage device 103 is a random access memory (RAM) or the like, and stores various data and programs. The auxiliary storage device 111 is a hard disk drive or the like, and stores various data and programs. The transmission / reception device 113 is a modem, a LAN board, or the like.
[0040]
As shown in FIG. 7, the terminal (for example, the consultation service terminal 7) has an Internet connection / management function, a terminal service management function, a consultation service execution function, and the like. The Internet connection / management function includes connecting to the shared server 5-1 and a group of external computers, a group of affiliated computers, and the like to operate the shared application 502 and obtain images and materials of various contents. The function to perform. The terminal service management function is to connect with the consultation service support terminal 17 or other terminals or to cooperate with a shared server in order to perform transmission / reception of text data in the form of a TV conference, chat, history management, and the like. This is a function for managing operation control authority described later. The consultation service execution function is to display various screens suitable for customer consultation cases, perform TV conferences, send and receive character data in chat format, perform history management, etc. to perform consultation services. Function. The consultation service terminal 7 stores various programs and data for realizing these functions.
[0041]
As illustrated in FIG. 8, the terminals (the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17) include, for example, an OS 701 and a shared application 702 for operating the shared application 502 stored in the shared server 5-1. An input control module 703 for managing a control right for operating the shared server 5-1 is stored.
[0042]
<System operation>
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the consultation service / support system. FIG. 10 is a diagram showing an example of screen layout, FIG. 11 is a diagram showing an example of a virtual screen, FIG. 12 is a diagram showing an example of an initial screen of the display unit for customers, and FIG. FIG. 14 is a diagram showing an example of a channel screen, FIGS. 15 to 17 are diagrams showing screen examples of a display unit for a consultant, and FIG. 18 is an example of an initial screen of a consultation service support terminal. 19 is a diagram illustrating a screen example of the consultation service support terminal, FIG. 20 is a diagram illustrating a screen example of the display unit for the customer, and FIGS. 21 and 22 are screen diagrams of the display unit for the consultant. FIG.
[0043]
(Start consultation service terminal)
As shown in FIG. 9, first, a person at the headquarters 31 starts the shared server 5-1 (step (hereinafter, referred to as S) 101).
[0044]
Next, it is assumed that the consultation service terminal 7 is activated. At this time, the consultant presses a power switch (not shown) of the consultation service terminal 7 at the start of the service. As a result, the consultation service terminal 7 logs on to the system (S102) and starts a connection with the shared server 5-1. At this time, the authentication server 5-2 identifies the consultation service terminal 7. When the consultation service terminal 7 is an appropriate terminal registered in advance, the authentication server 5-2 performs authentication, and notifies the shared server 5-1 of the result. As a result, the shared server 5-1 allows connection with the consultation service terminal 7. If the consultation service terminal 7 is an improper terminal that is not registered, the authentication server 5-2 does not perform authentication, and the shared server 5-1 does not permit connection with the consultation service terminal 7. When receiving the connection from the consultation service terminal 7, the shared server 5-1 creates, for example, an image of the virtual screen 200 shown in FIG.
[0045]
Note that the image of the virtual screen 200 includes, for example, regions 51, 53, 55, 57, 59, 61 and the like as shown in FIG. The area 51 is an area where a video conference image 87 described later is displayed when the video conference is performed. The area 53 is an area in which an image referred to by the customer and the consultant (for example, an image of a screen corresponding to a presumed consultation case of the customer or an image as an execution result of the shared application 502) is displayed. . The area 55 is an area in which a description procedure, a point, and the like necessary for performing a consultation service are displayed. The area 57 is an area where an image of a screen (hereinafter, referred to as a channel screen) for displaying channel data created by the channel server 5-6 is displayed. The areas 59 and 61 are areas where various menu bars are displayed for operating the shared application 502 and other applications, respectively. In some cases, selectable items and menu bars are also provided in the areas 53, 55, and 57. When a selectable item or a menu bar is pressed, an image linked to these items or an application is executed.
[0046]
The image of the virtual image 200 is created as follows. The image of the virtual screen 200 is, for example, divided and stored in the content server 5-5 into an image 201A in an area on the left side from the dotted line and an image 201B in an area on the right side from the dotted line in FIG. The shared server 5-1 stores prompter data for specifying a combination of the image 8A displayed on the display unit 7A for customers and the image 8B displayed on the display unit 7B for consultants, and is specified by the prompter data. The obtained image is obtained from the content server 5-5 and synthesized. Thus, an image of the virtual screen 200 shown in FIG. 11 is created.
[0047]
The configuration of the prompter data includes, for example, <process number, URL of the image serving as the background of the image 201A, URL of the image serving as the background of the image 201B, URL of the image incorporated in the area 53, and the URL of the image incorporated in the area 55. URL, ...>. 201A is stored in the URL of the image 8A displayed on the customer display unit 7A of the content server 5-1, and the image 201B is stored in the URL of the image 8B displayed on the consultant display unit 7B of the content server 5-5. Is stored. The shared server 5-1 acquires the image 201A from the content server 5-5 based on the URL of the image 8A displayed on the customer display unit 7A of the prompter data, and displays the image 201A on the consultant display unit 7B of the prompter data. The image 201B is acquired from the content server 5-5 based on the URL of the screen to be processed, and these are synthesized. The configuration of the prompter data can be variously modified in addition to the format described above. For example, <process number, name of image serving as background portion of image 201A, name of image serving as background portion of image 201B, name of image incorporated in region 53, name of image incorporated in region 55, ...> It is also possible to
[0048]
The consultation service terminal 7 acquires an image of the virtual screen 200 from the shared server 5-1. The image of the virtual screen 200 includes an image for the customer (that is, an image for making the customer visually recognized) and an image for the consultant (that is, an image that is made confidential to the customer and visually recognized by the consultant). . In the example shown in FIG. 11, the image 201A in the area on the left side from the dotted line is an image for a customer, and the image 201B in the area on the right side from the dotted line is an image of a consultant. The consultation service terminal 7 divides the image of the virtual screen 200 into images 201A and 201B, and displays the image 201A as the customer image 8A shown in FIG. 10 on the customer display unit 7A and the image 201B in FIG. It is displayed on the display unit 7B for the consultant as the image 8B for the consultant. As shown in FIG. 10, the customer display unit 7A is arranged so as to be visible from the customer side and the counselor side, and the counselor display unit 7B is not visible from the customer side but from the consultant side. Are located in Therefore, the counselor can perform the consultation work while showing the customer data suitable for the customer's consultation case and referring to the secret data. Although an arrow for specifying the input location is not shown in FIG. 11, the arrow is displayed at a predetermined position in an actual image. This arrow allows the consultant to operate a pointing device (for example, a mouse or the like) (not shown) of the consultation service terminal 7 to freely switch between both the customer display unit 7A and the consultant display unit 7B. Moving. By operating this arrow, the counselor can perform various operations (for example, selectable items displayed on both screens, or enter a predetermined column displayed on both screens). Performing data input operations, operations such as changing the display position or size of images displayed on both screens (for example, images displayed in regions 53, 55, 57, 59, 61, etc.). Can be.
[0049]
Some of the images displayed on the customer display unit 7A and the consultant display unit 7B have display positions limited to one of the customer display unit 7A and the consultant display unit 7B. is there. For example, an image containing highly confidential data or the like must be kept secret from the customer. Such an image is associated with data for limiting a display position (hereinafter, display position limited data). The display position limitation data is determined by, for example, whether a person in the headquarters department 31 should limit the image or the data included in the image, and when it is determined that the limitation should be performed, It is registered in a server (for example, shared server 5-1, DB server 5-3, content server 5-5, channel server 5-6, etc.) in association with the image or data. When there is an image or data associated with the display position limited data, the shared server 5-1 limits the display position of the image or the image including the data so that the display position cannot be moved to, for example, the customer display unit 7A. I do. The limitation of the display position of the image and the release thereof may be arbitrarily performed by operating the consultation service terminal 7. In this case, for example, the consultant specifies an image whose display position is to be limited or released by a pointing device (not shown) and presses the setting bar 90 shown in FIGS. 11 and 13 to limit or release the display position. It can be performed by performing the operation to be performed.
[0050]
The image of the virtual screen 200 may be created before the shared server 5-1 receives the connection from the consultation service terminal 7. Further, the image of the virtual screen 200 can be variously deformed in accordance with the use and the specification.
[0051]
(Start customer service)
Next, it is assumed that the customer has visited the store for consultation such as a loan application. The consultant presses the customer response start bar 77 shown in FIGS. 11 and 13 in order to start consultation work with the customer. The customer response start bar 77 is a menu bar for instructing the start of consultation work with the customer. At this time, the ACD server 5-4 (or the authentication server 5-2 or the DB server 5-3) changes the data of the database that manages the consultation service terminal 7 from the “unconnected” state to the “starting” state, and Updates the "Starting" status to the "Supporting" status. As a result, the consultation service terminal 7 can execute the shared application 502 stored in the shared server 5-1. The execution of the shared application 502 is performed by inputting data into various data input fields displayed in the image of the virtual screen 200 created by the shared server 5-1 and pressing the menu bars 59 and 61 shown in FIG. And so on. The execution of the shared application 502 is performed not by the terminal but by the shared server 5-1. The terminal displays an image of the virtual screen 200, which is an execution result of the shared application 502 performed by the shared server 5-1. Only.
[0052]
Here, it is assumed that consultation with the customer has started. At this time, the consultation service terminal 7 displays the image shown in FIG. 12 on the customer display unit 7A and the image shown in FIG. 13 on the consultant display unit 7B. The consultant presses, for example, an item corresponding to the consultation case of the customer from the selection items displayed in the area 53 of FIG. Then, shared server 5-1 acquires image 71 shown in FIG. 14 from channel server 5-6, and incorporates image 71 in area 57 of virtual screen 200. The image 71 is an image of a screen (channel screen) for displaying confidential data (hereinafter, referred to as channel data) regarding the customer. The image 71 may be changed according to the consultation case of the customer. The shared server 5-1 outputs an image of the virtual screen 200 in which the image 71 is embedded in the area 57 to the consultation service terminal 7. Thereby, the consultation service terminal 7 displays the image shown in FIG. 15, that is, the image in which the image 71 is incorporated in the area 57, on the display section 7B for consultants.
[0053]
Thereafter, the counselor inputs his / her own code in the area 73 for inputting the operator's code, inputs data for identifying the customer such as an account number, and presses the customer response start bar 77. I do. The data for specifying the customer may be a name, a date of birth, a telephone number, or the like, but an account number is preferable because the customer can be specified to one person.
[0054]
Thereafter, shared server 5-1 outputs the code of the consultant input in area 73 to authentication server 5-2. The authentication server 5-2 compares the code of the counselor entered in the area 73 with the data stored in the database, and outputs data indicating an operation permitted to be executed according to the code of the counselor on the shared server 5. Output to -1. Thus, if the content operated by the consultant is an allowed operation, the shared server 5-1 executes the calculation based on the operation, and the content operated by the consultant is an unacceptable operation. In some cases, the operation based on the operation is interrupted. Here, it is assumed that the content operated by the consultant is an allowed operation.
[0055]
Thereafter, the shared server 5-1 acquires the channel data of the customer from the channel server 5-6 based on the data for specifying the customer, and creates the image shown in FIG. Then, the created image shown in FIG. 16 is output to the consultation service terminal 7. Thus, the consultation service terminal 7 displays the image shown in FIG. 16 on the consultant display unit 7B. The consultant performs consultation with the customer while viewing the image shown in FIG. At this time, if there is data to be stored as channel data, the consultant inputs the data to a predetermined portion of the image shown in FIG. In the image shown in FIG. 16, a customer service end bar 79 for instructing the end of the consultation service with the customer is arranged instead of the customer service start bar 77.
[0056]
By the way, the shared server 5-1 operates each time the shared application 502 is executed by operating the consultation service terminal 7 or the consultation service support terminal 17 (for example, when the image of the virtual screen 200 is changed or the area 51 in the virtual screen is changed). , 53, 55, 57, 59, 61, etc., each time the arrangement position or content of the image is changed), the operation history is recorded. The operation history can be recorded, for example, in the format of the above-described prompter data. For example, it is assumed that the consultant has changed the channel data of the customer. In this case, shared server 5-1 displays an image displayed in area 57 of consultant display unit 7B (that is, an image of a screen for displaying channel data shown in FIGS. 14 to 17 (hereinafter, a channel image). ) Is output to the channel server 5-6. The channel server 5-6 stores the channel image 71 acquired from the shared server 5-1 and stores data (for example, a URL, an address, an image name, etc.) for specifying an area storing the channel image 71 in the shared server 5-1. Output to Hereinafter, data for specifying the area storing the channel image 71 is referred to as channel image storage data. The shared server 5-1 includes, for example, <process number, URL of the image serving as the background of the image 201 </ b> A, URL of the image serving as the background of the image 201 </ b> B, URL of the image incorporated in the area 53, and image incorporated in the area 55. , The display area of the channel image 71, the ID of the channel server, the channel image storage data,...>. As a result, the shared server 5-1 records the operation history of the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17. Note that the operation history is output to the DB server 5-3 when the consultation work with the customer is completed, and is stored by the DB server 5-3.
[0057]
(Start of consultation service support terminal)
Next, it is assumed that the consultation service support terminal 17 is activated. At this time, the support member presses a power switch (not shown) of the consultation service support terminal 17. Thereby, the consultation service support terminal 17 logs on to the system (S103). At this time, the consultation service support terminal 17 is not connected to the consultation service terminal 7 and is in a standby state. Then, the ACD server 5-4 (or the authentication server 5-2 or the DB server 5-3) updates the data of the database that manages the consultation service support terminal 17 from the “unconnected” state to the “standby” state. . It is preferable that the consultation service / support system 1 does not allow the consultation service support terminal 17 to connect to the consultation service terminal 7 while the consultation service with the customer is being performed. Thereby, for example, it is possible to prevent a third party from interrupting the consultation work with the customer contrary to the will of the consultant, so that the consultant can concentrate on the conversation with the customer. Further, it is possible to prevent the shared server 5-1, the consultation service terminal 7, and its peripheral devices from malfunctioning. In addition, since there is no unnecessary connection, an increase in communication traffic can be prevented, the communication state of the system can be kept good, and the consultation service support terminal 17 that can be connected at the time of requesting support can be prevented from running out.
[0058]
(Request for support)
Next, it is assumed that a request for support is given to a support member in a consultation operation with a customer. At this time, the consultant presses, for example, the connection bar 81 shown in FIG. 16 and presses the corresponding consultation case item from the selection items shown in FIG. 17 displayed accordingly. The connection bar 81 is a menu bar for instructing connection with the consultation service support terminal 17. Based on this operation, the shared server 5-1 stores the data of the support request source (for example, the ID of the consultation service terminal 7, the type of consultation case, the name of the customer, the name of the consultant, etc.) for which the connection bar 81 is pressed. Output to ACD server 5-4. The ACD server 5-4 selects a terminal operated by a support person who can be currently connected and can optimally cope with a consultation case from among the plurality of consultation service support terminals 17-1 to 17-n. . Thereafter, the VPN device 37 connects the consultation service terminal 7 whose connection bar 81 has been pressed and the consultation service support terminal 17 selected by the ACD server 5-4.
[0059]
At this time, the consultation service support terminal 17 displays, for example, the image shown in FIG. 18 at the initial stage. In FIG. 18, an image 18A in a region on the left side from the dotted line is an image displayed on the first display unit 17A, and an image 18B in a region on the right side from the dotted line is an image displayed on the second display unit 17B. . FIG. 18 shows a state where a window for displaying some program is opened in the background screen.
[0060]
When selected by the ACD server 5-4, the consultation service support terminal 17 acquires the data of the support request source output from the ACD server 5-4. Then, as shown in FIG. 19, for example, the consultation service support terminal 17 displays an image 85 indicating the data of the support request source on the first display unit 17A or the second display unit 17B. The data of the support request source is, for example, the type of the consultation case, the name of the customer, the name of the consultant, the information sent from the previous consultant to the next consultant, and the like. The service provider can arbitrarily select one or more of these and set it as the data of the support request source. In this case, the server that outputs the data of the support request source is the ACD server 5-4. However, a server other than the ACD server 5-4 can be used.
[0061]
(Approval / rejection of support)
The consultation service support terminal 17 can accept or reject the support in response to the support request.
[0062]
For example, when the consultation service support terminal 17 approves the support request, the support staff presses the key displayed as "Yes" in the image 85, and thereby the ACD server 5 sends a signal to approve the support. 4 is output. The ACD server 5-4, which has obtained the signal to approve the support, outputs data (such as the ID of the consultation service support terminal 17) for specifying the consultation service support terminal 17 to which the support is approved, to the shared server 5-1. The shared server 5-1 outputs the image (ie, the image of the virtual screen 200) that is the current execution result of the shared application 502 to the consultation service support terminal 17 that has approved the support. At this time, the shared server 5-1 outputs the image displayed on the customer display unit 7A of the consultation service terminal 7 to the consultation service support terminal 17 as an image to be displayed on the first display unit 17A. The image displayed on the consultant display unit 7B of the business terminal 7 is output to the consultation service support terminal 17 as an image to be displayed on the second display unit 17B. Thereby, the consultation service support terminal 17 displays the same image as the image currently displayed by the consultation service terminal 7. Note that the consultation service support terminal 17 may be configured so that operations such as enlargement or reduction of the displayed image 18A or 18B can be performed. However, in this case, only the size of the image developed in the image depiction memory (not shown) inside the consultation service support terminal 17 changes, and the shared application 502 is not executed. The image of the virtual screen 200 does not change, and the image 8A or 8B displayed by the consultation service terminal 7 does not change.
[0063]
When rejecting the support request, the consultation service support terminal 17 presses the key displayed as “No” in the image 85 by the support member, and thereby the ACD server 5-4 sends a signal to reject the support to the ACD server 5-4. Output. The ACD server 5-4, which has obtained the signal rejecting the support, searches for the consultable service support terminal 17 that can support the service and repeats the same process until a consultation service support terminal 17 that approves the support is found.
[0064]
In this way, the consultation service support terminal 17 can approve the support or reject the support in response to the support request from the consultation service terminal 7. Then, when the support is approved, the consultation service support terminal 17 can display an image that is an execution result of the shared application 502 by operating the consultation service terminal 7. The employee can understand the contents of the consultation work with the customer, and thereby can support the consultation work.
[0065]
(Start support)
When the key displayed as “Yes” in the image 85 is pressed by the support member, the shared server 5-1 displays the image currently displayed by the consultation service terminal 7 (that is, the image of the virtual screen 200). Is output to the selected consultation service support terminal 17. Thereby, the consultation service support terminal 17 displays the same image as the image currently displayed by the consultation service terminal 7 (S104). FIG. 20 is an example of an image that the consultation service terminal 7 is currently displaying on the customer display unit 7A. FIG. 16 shows an example of an image that the consultation service terminal 7 is currently displaying on the consultant display unit 7B. In addition, the TV conference image 87 in FIG. 20 becomes the face image of the support staff when the consultation service terminal 7 displays, and the face image of the customer or the consultant when the consultation service support terminal 17 displays. Become. In the initial state (that is, the state in which the input control permission bar 82 is not pressed), the consultation service support terminal 17 has a control right for operating the shared application 502 of the shared server 5-1 (hereinafter, referred to as an operation control right). It does not possess it and can only disconnect the connection by displaying the image of the virtual screen 200 and pressing the connection bar 81. Note that the shared server 5-1 controls the consultation service support terminal 17 so that the operation control right is not given to the consultation service support terminal 17 by the operation from the consultation service support terminal 17 side.
[0066]
Next, the consultant presses the input control permission bar 82 to give the operation control right to the consultation service support terminal 17. Based on this operation, the shared server 5-1 activates the input activation module 703 (S105), and the consultation service terminal 7 gives an operation control right to the consultation service support terminal 17 (S106). As a result, the consultation service support terminal 17 can operate the shared application 502.
[0067]
The support member supports the consultation service with the customer by operating the shared application 502 using the consultation service support terminal 17 (S107). At this time, the support by the support member is performed by, for example, displaying an annotation, chatting in a chat format or a video conference format, or executing an operation of the shared application 502 from the consultation service support terminal 17.
[0068]
For example, the support staff activates the annotation software 503 stored in the shared server 5-1 by the consultation service support terminal 17 (S201), and displays the annotation on the image of the virtual screen 200 as shown in FIG. (S202)). In the example of FIG. 21, in a region 1000 surrounded by a dotted ellipse, a circle drawn with a thick line, a leader line, and characters such as “rate” and “3.05” are annotations. As shown in FIG. 21, in the annotation, circles, lines, and characters are drawn directly on the image of the virtual screen 200 so that the image of the virtual screen 200 is not hidden. The type of the annotation (for example, a circle, an ellipse, a square or a triangle, a character, a predetermined pattern, etc.) can be selected as follows. For example, since a window for selecting a type is set in the annotation software 503 in advance, this window is opened and an arbitrary type is designated by a pointing device such as a mouse. Annotations such as circles, ellipses, squares, triangles, and predetermined symbols can be described by operating a pointing device. The character annotation can be described by defining a display position with a pointing device and inputting any character with a keyboard.
[0069]
Such support by displaying the annotation can be performed in a state where the conversation between the counselor and the support member is concealed from the customer, and thus is suitable when it is desired to conceal the content of the conversation from the customer. In particular, since the consultant can view the confidential data while viewing the image on the virtual screen 200, it is suitable for a case where the user wants to view the confidential data while referring to the screen of the virtual screen 200.
[0070]
In addition, support by chat-type conversation is performed by a consultant pressing a chat bar 91 illustrated in FIG. 16, for example. At this time, the shared server 5-1 creates the image shown in FIG. 22 (that is, the image in which the chat window 93 is combined with the image shown in FIG. 16), and the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 is output. Accordingly, the consultation service terminal 7 displays the image shown in FIG. 22 on the consultant display unit 7B, and the consultation service support terminal 17 displays the image shown in FIG. 22 on the second display unit 17B. . Thus, the counselor and the supporter can have a conversation in a chat format. The chat-type support can be performed in a state in which the conversation between the consultant and the support member is concealed from the customer, and thus is suitable when the content of the conversation is to be concealed from the customer. For assistance in chat-type conversation, dictionary data prepared in advance may be used. In this case, for example, the support staff operates the consultation service support terminal 17 to store a dictionary (eg, a floppy (registered trademark) disk or CD-ROM) or a dictionary stored in the hard disk device of the consultation service support terminal 17. The data is developed on the second display unit 17B. The support member copies any data from the expanded dictionary data and pastes it on the chat screen 93. Thus, support using dictionary data prepared in advance is performed.
[0071]
The support by the conversation in the form of the video conference is performed by the consultant pressing the input control permission bar 82, for example. At this time, each of the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 captures an image 87 by a camera (not shown). Then, via the video conference server 5-7, the consultation service terminal 7 outputs the acquired image 87 to the consultation service support terminal 17, and the consultation service support terminal 17 outputs the obtained image 87 to the consultation service terminal 7. As a result, the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 can display the image shown in FIG. Each of the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 acquires the voices of the customer, the consultant, and the support staff using a microphone (not shown) and outputs the voice to the other party. The consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 output the voice acquired from the other by a speaker (not shown). Thus, the customer, the counselor, and the supporter can have a conversation in the form of a video conference. Note that the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 may output the image 87 to the shared server 5-1. In this case, the shared server 5-1 outputs, to the consultation service terminal 7, an image in which the image 87 captured by the consultation service support terminal 17 is incorporated in the area 51 of the customer display unit 7A, and the image captured by the consultation service terminal 7 An image in which 87 is incorporated in the area 51 of the first display unit 17A is output to the consultation service support terminal 17.
[0072]
The support by executing the operation of the shared application 502 from the consultation service support terminal 17 is performed when the consultant presses, for example, the input control permission bar 82 of the consultation service terminal 7. The consultation service support terminal 17 does not have the operation control right in the initial state (that is, the state where the input control permission bar 82 is not pressed), but operates when the input control permission bar 82 is pressed. The control right is transferred to the consultation service support terminal 17. As a result, the consultation service support terminal 17 can operate the shared application 502. Note that the operation control right does not transfer to the consultation service support terminal 17 even if the input control permission bar 82 displayed on the first display unit 17A is pressed in a state where the operation control right has not been transferred to the consultation service support terminal 17.
[0073]
The support by executing the operation of the shared application 502 from the consultation service support terminal 17 is, for example, a support member performing some operation on the shared application 502 by the consultation service support terminal 17. In this case, the shared server 5-1 creates an image as an execution result of the shared application 502 according to the operation of the consultation service support terminal 17, and outputs the created image to the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17, The same image is displayed on the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17. Further, for example, it is assumed that a support member performs an operation of causing the consultation service support terminal 17 to execute printing. In this case, the shared server 5-1 drives a printer provided in the consultation service terminal 7 to execute printing.
[0074]
The operation control right can be set by the consultant pressing the input control permission bar 82 displayed on the customer display section 7A of the consultation service terminal 7 again, or The user returns from the consultation service support terminal 17 to the consultation service terminal 7 by pressing the input control permission bar 82 displayed on the first display unit 17A.
[0075]
(Support suspended)
Next, the support shall be interrupted. At this time, the consultant presses the input control permission bar 82 of the consultation service terminal 7 again. Based on this operation, shared server 5-1 revokes the operation control right of consultation service support terminal 17 (S108).
[0076]
(End of support)
Next, the support is terminated. At this time, the consultant again presses the connection bar 81 of the image 8B shown in FIG. Then, although the screens of the customer display unit 7A and the consultant display unit 7B of the consultation service terminal 7 do not change, the screens of the first display unit 17A and the second display unit 17B of the consultation service support terminal 17 are initialized. An image in the state (for example, the image shown in FIG. 18) is obtained.
[0077]
(End of customer service)
Next, the consultation work with the customer is to be terminated. At this time, the consultant presses the customer response end bar 79 shown in FIG. The customer response end bar 79 is a menu bar for instructing termination of the response to the customer. The operation control right to end the consultation service is not given to the consultation service support terminal 17. Therefore, even if the support member presses the customer response end bar 79 of the consultation service support terminal 17, the shared server 5-1 does not perform the consultation service end operation.
[0078]
When the customer response end bar 79 of the consultation service terminal 7 is pressed, the shared server 5-1 closes the shared application 502 operated by the consultation service terminal 7. At this time, the screens of the customer display unit 7A and the consultant display unit 7B of the consultation service terminal 7 are images in the initial state (for example, the images shown in FIGS. 12 and 13). Further, if the consultation service support terminal 17 is connected, the screens of the first display unit 17A and the second display unit 17B of the consultation service support terminal 17 display images in the initial state (for example, the image shown in FIG. 18). )become.
[0079]
Thereafter, the shared server 5-1 outputs the operation history (for example, the recorded data in the format of the above-described prompter data) recorded when performing the consultation service with the customer to the DB server 5-3, and -3. As a result, the consultation service support terminal 17 transmits the past history image (that is, the image that is the execution result of the shared application 502 by operating the consultation service terminal 7 in the past consultation service with the customer) from the DB server 5-3. Can be obtained and displayed. Therefore, the support member can browse the history images in the past consultation work with the customer. The consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17 can directly acquire a past history image from the DB server 5-3. Also, past history images can be obtained from the DB server 5-3 via the shared server 5-1. In this case, the shared server 5-1 causes the past history image to be acquired from the DB server 5-3 to create an image of the virtual screen 200, and the image of the virtual screen 200 is acquired from the shared server 5-1. .
[0080]
By the way, it is preferable that the image currently displayed by the consultation service terminal 7 be prevented from being displayed by other terminals (the consultation service terminal 7 and the consultation service support terminal 17) when the consultant does not make a support request. . By doing so, it is possible to prevent a third party from interrupting the consultation with the customer against the will of the consultant while the consultation with the customer is being performed. As a result, since the third party does not interrupt the consultation service with the customer, the malfunction of the consultation service terminal 7 can be prevented. In addition, since there is no unnecessary connection of another terminal, an increase in communication traffic can be prevented, and a good communication state of the system can be maintained. Further, since there is no unnecessary connection of another terminal, it is possible to prevent a decrease in the number of support members who can respond when requesting support. In addition, since the third party does not interrupt the consultation with the customer, the consultant can concentrate on the conversation with the customer.
[0081]
According to the consultation service / support system 1 described above, when the consultant cannot fully respond to the customer consultation case, the operator who operates the consultation service support terminal 17 appropriately responds to the customer consultation case. Data can be obtained. Therefore, even a consultant with little knowledge or experience can respond appropriately to customer consultation cases. In addition, since the operation control right of the consultation service / support system 1 is controlled by the shared server 5-1, the consultation service with the customer is smoothly performed. Further, the acquisition of the annotation data in the consultation service terminal 7 and the display of the annotation data on the display image are performed by the shared server 5-1, so that the time difference between the terminals, for example, by inputting the annotation at the consultation service support terminal 17, The time difference from when the comment is displayed on the consultation service terminal 7 is small, and the promptness is excellent.
[0082]
<Appendix>
The present invention is not limited to the above embodiment, and various applications and modifications can be considered without departing from the gist of the present invention.
[0083]
For example, the consultation service / support system according to the present invention can be used not only for a financial institution but also for a consultation service with a customer in a transportation or distribution institution.
[0084]
Further, the consultation service terminal may be a window device having a shape disclosed in JP-A-2001-112595 disclosed in the related art. In addition, the consultation service terminal may be in the form of a contract device, an automatic transaction device (ATM), a ticket device, a music distribution, or a transaction device having other functions equipped with a consultation service function.
[0085]
Further, the number of display units of the consultation service terminal 7 can be more than two. In this case, it is preferable that the number of the display units of the consultation service terminal 17 is adjusted to the number of the display units of the consultation service terminal 7.
[0086]
Further, the display unit of the consultation service support terminal 17 can integrate a plurality of screens into one.
[0087]
【The invention's effect】
The present invention described above has an effect that a time difference between terminals is small and a consultation service / support system excellent in immediacy can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a consultation service / support system according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a configuration of a consultation service terminal.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a consultation service support terminal.
FIG. 4 is a diagram showing an example of functions of each server.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a program stored in a shared server.
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of a main part of the terminal.
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of functions of a terminal.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a program stored in a terminal.
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the consultation service / support system.
FIG. 10 is a diagram showing a layout example of a screen.
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a virtual screen.
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of an initial screen of a display unit for a customer.
FIG. 13 is a diagram showing an example of an initial screen of a display unit for a consultant.
FIG. 14 is a diagram showing an example of a channel screen.
FIG. 15 is a diagram showing an example of a screen of a display unit for a consultant.
FIG. 16 is a diagram illustrating an example of a screen of a display unit for a consultant.
FIG. 17 is a diagram illustrating an example of a screen of a display unit for a consultant.
FIG. 18 is a diagram illustrating an example of an initial screen of the consultation service support terminal.
FIG. 19 is a diagram illustrating a screen example of the consultation service support terminal.
FIG. 20 is a diagram illustrating a screen example of a display unit for a customer.
FIG. 21 is a diagram illustrating an example of a screen of a display unit for a consultant.
FIG. 22 is a diagram illustrating an example of a screen of a display unit for a consultant.
[Explanation of symbols]
1 consultation duties, support system
3 Communication network
5 server
7 Consultation service terminal
17 Consultation service support terminal

Claims (9)

顧客とサービス提供者側の相談員とが対話しながら、顧客との相談業務を遂行する相談業務端末と、
顧客との相談業務を支援する複数の相談業務支援端末と、
前記相談業務端末と前記相談業務支援端末とがともに操作できるアプリケーションを格納し、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末による操作に基づいてアプリケーションを実行してアプリケーションの実行結果である画像を作成することができるとともに、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末による操作に基づいてアプリケーションの実行結果である画像に新たな描画を付すことができるサーバとを有することを特徴とする相談業務・支援システム。A consultation service terminal that conducts consultation services with customers while the customer and a consultant on the service provider side interact with each other,
Multiple consultation support terminals that support consultation with customers,
An application that can be operated by both the consultation service terminal and the consultation service support terminal is stored, and an application is executed based on an operation performed by the consultation service terminal or the consultation service support terminal to create an image that is an execution result of the application. And a server capable of adding a new drawing to an image that is an execution result of an application based on an operation of the consultation service terminal or the consultation service support terminal. . 顧客とサービス提供者側の相談員とが対話しながら、顧客との相談業務を遂行する相談業務端末と、
顧客との相談業務を支援する複数の相談業務支援端末と、
前記相談業務端末と前記相談業務支援端末とがともに操作できるアプリケーションを格納し、前記相談業務端末と前記相談業務支援端末とが同時にアプリケーションを操作できないように、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末のいずれか一方にアプリケーションを操作する制御権を与え、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末による操作に基づいてアプリケーションを実行するサーバとを有することを特徴とする相談業務・支援システム。A consultation service terminal that conducts consultation services with customers while the customer and a consultant on the service provider side interact with each other,
Multiple consultation support terminals that support consultation with customers,
The consultation service terminal or the consultation service support terminal stores an application that can be operated by both the consultation service terminal and the consultation service support terminal so that the consultation service terminal and the consultation service support terminal cannot simultaneously operate the application. And a server for giving control to operate the application to any one of the above and executing the application based on the operation of the consultation service terminal or the consultation service support terminal. 顧客との相談業務を遂行する相談業務端末と顧客との相談業務を支援する複数の相談業務支援端末とがともに操作できるアプリケーションを格納し、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末による操作に基づいてアプリケーションを実行してアプリケーションの実行結果である画像を作成するとともに、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末による操作に基づいてアプリケーションの実行結果である画像に新たな描画を付すことができることを特徴とするサーバ。A consultation service terminal that performs consultation services with the customer and a plurality of consultation service support terminals that support the consultation service with the customer store an application that can operate together, based on the operation by the consultation service terminal or the consultation service support terminal Executing the application to create an image that is the execution result of the application, and adding a new drawing to the image that is the execution result of the application based on the operation of the consultation service terminal or the consultation service support terminal. Features server. 顧客との相談業務を遂行する相談業務端末と顧客との相談業務を支援する複数の相談業務支援端末とがともに操作できるアプリケーションを格納し、前記相談業務端末と前記相談業務支援端末とが同時にアプリケーションを操作できないように、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末のいずれか一方にアプリケーションを操作する制御権を与え、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末による操作に基づいてアプリケーションを実行することを特徴とするサーバ。Stores an application that can operate both a consultation service terminal that performs consultation service with a customer and a plurality of consultation service support terminals that support the consultation service with the customer, and the consultation service terminal and the consultation service support terminal simultaneously execute an application. To control the operation of the application to one of the consultation service terminal or the consultation service support terminal so that the application cannot be operated, and execute the application based on the operation by the consultation service terminal or the consultation service support terminal. A server characterized by the above-mentioned. 通常は、アプリケーションを操作する制御権を前記相談業務端末に与え、前記相談業務端末によって制御権を前記相談業務支援端末に移す操作が行われた場合に、制御権を前記相談業務支援端末に移すことを特徴とする請求項４に記載のサーバ。Usually, control right for operating an application is given to the consultation service terminal, and when an operation of transferring the control right to the consultation service support terminal is performed by the consultation service terminal, control is transferred to the consultation service support terminal. The server according to claim 4, wherein: 通常は、アプリケーションを操作する制御権を前記相談業務端末に与え、前記相談業務支援端末によって制御権を前記相談業務支援端末に移す操作が行われても、制御権を前記相談業務支援端末に移さないことを特徴とする請求項４または５に記載のサーバ。Normally, control right for operating an application is given to the consultation service support terminal, and even when an operation of transferring control right to the consultation service support terminal is performed by the consultation service support terminal, control is transferred to the consultation service support terminal. The server according to claim 4, wherein there is no server. アプリケーションを操作する制御権が前記相談業務支援端末に移されている場合に、前記相談業務端末または前記相談業務支援端末によって制御権を前記相談業務端末に移す操作が行われたときに、制御権を前記相談業務端末に移すことを特徴とする請求項４または５に記載のサーバ。When the control right for operating the application is transferred to the consultation service support terminal, when the operation of transferring the control right to the consultation service terminal is performed by the consultation service terminal or the consultation service support terminal, the control right is controlled. The server according to claim 4, wherein the server is transferred to the consultation service terminal. アプリケーションに対する前記相談業務支援端末からの操作を限定することを特徴とする請求項４に記載のサーバ。5. The server according to claim 4, wherein an operation from the consultation service support terminal for an application is limited. コンピュータにより、請求項３〜８のいずれか１項に記載のサーバを実現するためのプログラム。A program for realizing a server according to any one of claims 3 to 8 by a computer.
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WO2012117950A1 (en) * 2011-03-01 2012-09-07 日本電気株式会社 Tracking history management device, system, method, and program
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