JP2004159742A

JP2004159742A - Sanitized cotton

Info

Publication number: JP2004159742A
Application number: JP2002326561A
Authority: JP
Inventors: Chikako Matsumoto; 千賀子松本
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 2002-11-11
Filing date: 2002-11-11
Publication date: 2004-06-10

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a sanitized cotton of which the using feeling is good, of which the sheet surface does not become fluffy at the time of use, and which has sterilizing property and anti-inflammatory effect as well. <P>SOLUTION: This sanitized cotton is constituted by impregnating a cotton span lace non-woven fabric with an impregnation liquid. The impregnation liquid contains 0.001 to 0.1 wt.% bactericide of at least one kind selected from benzalkonium chloride and chlorhexidine gluconate, an anti-inflammatory agent from 0.02 wt.% to 2 wt.%, and water. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は清浄綿に関する。
【０００２】
【従来の技術】
皮膚、特に不衛生な部分である肛門周辺部を清拭する技術は公知であるが、これらはいずれも肛門周辺に付着した便を清拭するため、多量の油を含有したものである。
特許文献１には、各種薬剤を含浸させた衛生用ウェット紙が開示されているが、水溶性紙に含浸させたものであるため、使用時の感触に劣る。
特許文献２には、植物抽出液、有機酸、抗炎症剤、殺菌剤等を含む清浄、清掃用及び化粧水用組成物が開示されているが、この組成物をシートに含浸させて使用することについては記載されていない。
特許文献３には、鎮痒消炎剤、殺菌剤等の薬剤を保持した基布からなるウェットティッシュ型塗布薬が開示されているが、基布が脱脂綿、紙又は合成繊維であるため、シートの変形があり、使用感も満足できるものではない。
一方、従来、清浄綿で販売されている製品は殺菌剤と精製水を脱脂綿に含浸させたものであるが、使用時、脱脂綿表面の毛羽立ちや繊維抜けなど使用感に劣る。
特許文献４には、脱脂綿を高圧液体流の作用により交絡一体化し（いわゆるスパンレース法）、更に清浄用液剤を含浸している医療清浄綿が開示されているが、含浸液については触れていない。
特許文献５には、パラオキシ安息香酸エステルからなる殺菌剤を綿１００％スパンレース不織布に含浸させた清拭材が開示されているが、消炎効果が得られない。
特許文献６には、水性媒体中にキレート剤と防菌防黴剤とを含有する清拭液組成物が開示され、グリチルリチン酸ジカリウムを０．０２重量部添加した例があるが、消炎作用が充分でない。
【０００３】
【特許文献１】
特開２０００−１９１５１１号公報
【特許文献２】
特開２０００−２２６３２４号公報
【特許文献３】
特開２００２−１４５７６２号公報
【特許文献４】
特開２００１−１２０６６８号公報
【特許文献５】
特開平３−１６５４２号公報
【特許文献６】
特開平１０−１２７５１６号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来のいずれの清拭組成物又は清拭材も、使用感、抗菌性及び消炎作用のすべてを満足するものではなかった。
本発明は、使用感が良好で、使用時のシート表面の毛羽立ちがなく、抗菌性、消炎効果も有する清浄綿を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、特定の殺菌剤、特定量の抗炎症剤及び水を含む含浸液をコットンスパンレース不織布に含浸させることによって、表面の毛羽立ちがないため使用感及び抗菌性に優れ、また安全で、皮膚の炎症を抑える清浄綿が得られることを見出した。
すなわち本発明は、塩化ベンザルコニウム及びグルコン酸クロルヘキシジンから選ばれる一種以上の殺菌剤０．００１〜０．１重量％と０．０２重量％を超え２重量％以下の抗炎症剤と水を含有する含浸液をコットンスパンレース不織布に含浸させた清浄綿を提供するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明に用いられる殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウム及びグルコン酸クロルヘキシジから選ばれる一種以上を用いることができるが、安全性上、塩化ベンザルコニウムが好ましい。殺菌剤の含有量は含浸液中０．００１〜０．１重量％、好ましくは０．００１〜０．０７％、更に０．００１〜０．０５％が好ましい。
【０００７】
本発明に用いられる抗炎症剤としては、アラントイン、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体が挙げられるが、水溶性を有することよりグリチルリチン酸ジカリウムが好ましい。含有量は含浸液の０．０２重量％を超え２重量％以下、好ましくは０．０５重量％以上１重量％以下、更には０．１重量％以上０．５重量％以下が好ましい。
本発明の含浸液中には上記の他、更に任意成分として香料、酸化防止剤、湿潤剤、エキス等を配合することができる。
【０００８】
これらの含浸液はコットンスパンレース不織布に含浸させ清浄綿とする。
本発明で使用するコットンスパンレース不織布は、脱脂処理された綿繊維１００％を用い、スパンレース法により不織布を製造したものである。スパンレース法とは、特開２００１−１２０６６８号公報で開示されているように、高圧液体流の作用により構成繊維同士を交絡一体化する方法を示し、水中交絡法、ウォータージェット法等とも呼ばれる。交絡する構成繊維により天然繊維、人工繊維のいずれの繊維の不織布も得ることが可能である。製品としてはコットンエース（ユニチカ製）、オイコス（日清紡製）などが知られている。
【０００９】
使用されるコットンスパンレース不織布の坪量が３０ｇ／ｍ^２以上７０ｇ／ｍ^２以下、特に３０ｇ／ｍ^２以上５０ｇ／ｍ^２以下であり、かつ乾燥重量は０．６〜４ｇ、好ましくは１〜３ｇであるのが使用時の感触面から好ましい。坪量とは「乾燥時のシートの重量（ｇ）／面積（ｍ^２）」であらわされる量である。乾燥重量は「坪量（ｇ／ｍ^２）×面積（ｍ^２）」で表すことが可能である。
【００１０】
含浸液のｐＨは皮膚に低刺激であるために、５．５〜７．５であるのが好ましい。
含浸率は使用時の拭き取り性から、２００〜７００％、更に３００〜６００％であるのが好ましい。ここでいう含浸率とは、「（湿潤時のシートの重量−乾燥時のシートの重量）×１００／乾燥時のシートの重量」、で表される値である。
【００１１】
これらの清浄綿は女性の生理時、介護時、及び尿失禁患者の感染防止のため、局部の清拭に用いられるのが好ましい。
含浸されたシートは一括包装、又は個別に包装して用いることができるが、これらを衛生的に保存し使用に供するために、含浸シート１枚又は数枚を個別に包装し、高圧滅菌処理した製品とするのが好ましい。
【００１２】
【実施例】
実施例１〜５、比較例１〜５
表１及び表２に示す清浄綿を常法により製造し、その使用感、シート表面の毛羽立ち、繊維の抜け、シートの変形のし難さ（伸び難さ）、抗菌性、おしりの状態の改善度（消炎効果）を評価した。
【００１３】
（１）使用感
表１に示す各清浄綿について、女性１０人の局部の清拭に３日間使用し、その際の使用感の官能評価を以下の基準で行なった。
５：使用感が良いと感じた。
４：使用感がやや良いと感じた。
３：使用感が普通と感じた。
２：使用感がやや良くないと感じた。
１：使用感が良くないと感じた。
結果はパネラー１０名の平均値を、以下の基準により使用感として表した。
◎：平均値が４．０以上（良好）
○：平均値が３．２〜３．９（やや良好）
△：平均値が２．５〜３．１（普通）
×：平均値が２．４以下（不良）
【００１４】
（２）シート表面の毛羽立ち、繊維の抜け
表１に示す各清浄綿について、女性１０名の局部の清拭に３日間使用し、その際の使用時のシート表面の毛羽立ち、繊維の抜けの官能評価を以下の基準で行なった。
５：毛羽立ち、繊維抜けがないと感じた。
４：毛羽立ち、繊維抜けがややないと感じた。
３：毛羽立ち、繊維抜けが普通と感じた。
２：毛羽立ち、繊維抜けがややあると感じた。
１：毛羽立ち、繊維抜けがあると感じた。
結果はパネラー１０名の平均値を、以下の基準によりシート表面の毛羽立ち、繊維の抜けとして表した。
◎：平均値が４．０以上（毛羽立ち、繊維抜けがなく良好）
○：平均値が３．２〜３．９（毛羽立ち、繊維抜けがなくやや良好）
△：平均値が２．５〜３．１（普通）
×：平均値が２．４以下（毛羽立ち、繊維抜けがあり不良）
【００１５】
（３）シートの変形
表１に示す各清浄綿について、女性１０人の局部の清拭に３日間使用し、その際のシートの変形し難さの官能評価を以下の基準で行なった。
５：シートが変形し難いと感じた。
４：シートがやや変形し難いと感じた。
３：シートの変形が普通と感じた。
２：シートがやや変形し易いと感じた。
１：シートが変形し易いと感じた。
結果はパネラー１０名の平均値を、以下の基準によりシートの変形し難さとして表した。
◎：平均値が４．０以上（変形し難く良好）
○：平均値が３．２〜３．９（やや変形し難く良好）
△：平均値が２．５〜３．１（普通）
×：平均値が２．４以下（変形し易く不良）
【００１６】
（４）抗菌性
表１に示す各清浄綿について、以下の手順で抗菌性試験を行なった。あらかじめ、液体培地で培養した黄色ブドウ球菌及びカンジダ菌を、検定培養培地（ＳＣＤ寒天培地「ダイゴ」）に１％混合し、φ９０ｍｍシャーレに流し、平板培地を作成する。
滅菌した抗生物質検定用ペーパーディスク（φ８ｍｍ厚手；ＡＤＶＡＮＴＥＣ製）に試験溶液１００μＬを注入し、作成した寒天平板培地にのせる。３５℃、４８時間培養液、阻止円（ペーパーディスクを中心とした、菌の生育が認められない範囲）の直径を測定する。
以上の試験を同一菌につき５回行ない、その平均値を以下の基準で評価した。
◎：平均値が１５ｍｍ以上
○：平均値が１０ｍｍ以上、１５ｍｍ未満
△：平均値が８ｍｍ以上、１０ｍｍ未満
×：平均値が８ｍｍ未満
【００１７】
（５）おしりの状態の改善度（消炎効果）
表２に示す各清浄綿を、尿失禁を有する年よりの女性各１０人の局部の清拭に１０日間使用し、その際のおしりの状態の改善度を使用前と比較し、以下の基準で介護者に官能評価を行なっていただいた。
５：改善していると感じた。
３：やや改善していると感じた。
１：改善していないと感じた。
結果はパネラー１０名の平均値を、以下の基準によりおしりの状態の改善度（消炎効果）として表した。
◎：平均値が４．０以上（おしりの状態が改善され良好）
○：平均値が３．２〜３．９（おしりの状態がやや改善され良好）
△：平均値が２．５〜３．１（普通）
×：平均値が２．４以下（おしりの状態の改善は認められず不良）
【００１８】
上記の官能評価の結果を表１及び表２に示す。
【００１９】
【表１】

【００２０】
【表２】

【００２１】
【発明の効果】
本発明の清浄綿は局部周辺部を良好な使用感で清浄、清拭することができ、清拭部を清潔に保ち抗菌性及び消炎作用があるので、特に生理時、介護時及び尿失禁患者の局部の清拭に有効である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to clean cotton.
[0002]
[Prior art]
Techniques for wiping the skin, particularly the area around the anus, which is an unsanitary part, are known. However, all of these techniques contain a large amount of oil to wipe stool attached to the area around the anus.
Patent Literature 1 discloses a hygienic wet paper impregnated with various chemicals. However, since the paper is impregnated with a water-soluble paper, it has a poor feel when used.
Patent Document 2 discloses a composition for cleaning, cleaning and lotion containing a plant extract, an organic acid, an anti-inflammatory agent, a bactericide and the like, and the composition is impregnated into a sheet and used. It is not described.
Patent Document 3 discloses a wet-tissue type coating composition comprising a base cloth holding a drug such as an antipruritic anti-inflammatory agent and a bactericide. However, since the base cloth is made of absorbent cotton, paper or synthetic fiber, deformation of the sheet is caused. And the feeling of use is not satisfactory.
On the other hand, products conventionally sold as clean cotton are products obtained by impregnating absorbent cotton with a bactericide and purified water. However, when used, they have poor usability such as fluffing of the surface of the absorbent cotton and removal of fibers.
Patent Document 4 discloses a medical cleaning cotton in which absorbent cotton is entangled and integrated by the action of a high-pressure liquid flow (so-called spunlace method) and further impregnated with a cleaning liquid, but does not mention the impregnating liquid. .
Patent Document 5 discloses a wiping material in which a 100% cotton spunlace nonwoven fabric is impregnated with a bactericide composed of p-hydroxybenzoic acid ester, but the quenching effect is not obtained.
Patent Document 6 discloses a wiping solution composition containing a chelating agent and a fungicide / antifungal agent in an aqueous medium, and there is an example in which 0.02 parts by weight of dipotassium glycyrrhizinate is added. Not enough.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-191511 [Patent Document 2]
JP 2000-226324 A [Patent Document 3]
JP 2002-145762 A [Patent Document 4]
JP 2001-120668 A [Patent Document 5]
JP-A-3-16542 [Patent Document 6]
JP-A-10-127516
[Problems to be solved by the invention]
None of the conventional wiping compositions or wiping materials satisfy the feeling of use, antibacterial properties and anti-inflammatory effects.
An object of the present invention is to provide a clean cotton which has a good feeling in use, has no fluff on the sheet surface during use, and has an antibacterial property and an anti-inflammatory effect.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors impregnate a cotton spunlace nonwoven fabric with an impregnating liquid containing a specific bactericide, a specific amount of an anti-inflammatory agent and water, so that the surface is free of fuzz and has excellent feeling in use and antibacterial properties, and is safe. Thus, it was found that clean cotton that suppressed skin inflammation was obtained.
That is, the present invention comprises one or more fungicides selected from benzalkonium chloride and chlorhexidine gluconate in an amount of 0.001 to 0.1% by weight, and more than 0.02% by weight and up to 2% by weight of an anti-inflammatory agent and water. And a cotton spunlace nonwoven fabric impregnated with the impregnating liquid.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As the bactericide used in the present invention, one or more selected from benzalkonium chloride and chlorhexidi gluconate can be used, and benzalkonium chloride is preferred from the viewpoint of safety. The content of the fungicide in the impregnating solution is 0.001 to 0.1% by weight, preferably 0.001 to 0.07%, and more preferably 0.001 to 0.05%.
[0007]
Examples of the anti-inflammatory agent used in the present invention include allantoin, a glycyrrhizic acid derivative, and a glycyrrhetinic acid derivative. Dipotassium glycyrrhizinate is preferable because of its water solubility. The content is more than 0.02% by weight and 2% by weight or less of the impregnating liquid, preferably 0.05% by weight or more and 1% by weight or less, more preferably 0.1% by weight or more and 0.5% by weight or less.
In addition to the above components, the impregnating solution of the present invention may further contain, as optional components, perfumes, antioxidants, wetting agents, extracts, and the like.
[0008]
These impregnating liquids are impregnated into a cotton spunlace nonwoven fabric to produce clean cotton.
The cotton spunlace nonwoven fabric used in the present invention is a nonwoven fabric manufactured by a spunlace method using 100% of defatted cotton fiber. The spunlace method refers to a method in which constituent fibers are entangled and integrated by the action of a high-pressure liquid flow, as disclosed in JP-A-2001-120668, and is also called an underwater entanglement method, a water jet method, or the like. It is possible to obtain a nonwoven fabric of any of natural fibers and artificial fibers by the entangled constituent fibers. Known products include Cotton Ace (made by Unitika), Oikos (made by Nisshinbo) and the like.
[0009]
The basis weight of the used cotton spunlace nonwoven fabric is 30 g / m ² or more and 70 g / m ² or less, particularly 30 g / m ² or more and 50 g / m ² or less, and the dry weight is 0.6 to 4 g, preferably 1 to It is preferable that the weight is 3 g from the feeling surface during use. The grammage is an amount represented by “weight (g) of sheet when dried / area (m ² )”. The dry weight can be represented by “basis weight (g / m ² ) × area (m ² )”.
[0010]
The pH of the impregnating liquid is preferably 5.5 to 7.5, since it is less irritating to the skin.
The impregnation rate is preferably 200 to 700%, more preferably 300 to 600%, from the viewpoint of wiping properties at the time of use. The impregnation ratio here is a value represented by “(weight of sheet when wet−weight of sheet when dried) × 100 / weight of sheet when dried”.
[0011]
These clean cottons are preferably used for local cleaning of women during menstruation, nursing care and for prevention of infection of urinary incontinence patients.
The impregnated sheets can be packaged or used individually and packaged, but in order to preserve them hygienically and use them, one or several impregnated sheets are individually packaged and subjected to high-pressure sterilization. It is preferably a product.
[0012]
【Example】
Examples 1 to 5, Comparative Examples 1 to 5
The clean cotton shown in Tables 1 and 2 is manufactured by a conventional method, and the feeling of use, the fluff on the sheet surface, the detachment of fibers, the difficulty in deforming the sheet (difficulty in elongation), the antibacterial property, and the state of the ass are improved. The degree (extinction effect) was evaluated.
[0013]
(1) Usability Each of the clean cottons shown in Table 1 was used for three days for wiping the local areas of 10 women, and the sensory evaluation of the usability at that time was performed according to the following criteria.
5: Feel good to use.
4: The feeling of use was somewhat good.
3: The feeling of use was normal.
2: I felt that the feeling of use was somewhat poor.
1: I felt that the feeling of use was not good.
As a result, the average value of 10 panelists was expressed as a feeling of use according to the following criteria.
A: Average value is 4.0 or more (good)
：: Average value is 3.2 to 3.9 (somewhat good)
Δ: Average value is 2.5 to 3.1 (normal)
×: Average value of 2.4 or less (poor)
[0014]
(2) Fluff on the sheet surface and loss of fiber Each of the clean cottons shown in Table 1 was used for local cleaning of 10 women for 3 days. The evaluation was performed according to the following criteria.
5: Felt and felt that no fiber was removed.
4: Felt and felt that the fiber was not loose.
3: Fluffiness and fiber loss were felt as normal.
2: Felt and felt that there was a slight loss of fiber.
1: Felt and felt that fibers were missing.
As a result, the average value of 10 panelists was expressed as fluffing of the sheet surface and removal of fibers according to the following criteria.
：: Average value of 4.0 or more (good with no fluff and no missing fibers)
：: average value of 3.2 to 3.9 (fuzziness, no fiber loss, slightly good)
Δ: Average value is 2.5 to 3.1 (normal)
×: Average value of 2.4 or less (fuzzy, missing fibers, poor)
[0015]
(3) Deformation of Sheet Each of the clean cotton shown in Table 1 was used for wiping 10 women locally for three days, and the sensory evaluation of the difficulty of deformation of the sheet at that time was performed according to the following criteria.
5: I felt that the sheet was hardly deformed.
4: I felt that the sheet was slightly difficult to deform.
3: I felt that the deformation of the sheet was normal.
2: I felt that the sheet was slightly deformed.
1: I felt that the sheet was easily deformed.
As a result, the average value of 10 panelists was expressed as the difficulty in deforming the sheet according to the following criteria.
◎: Average value is 4.0 or more (hard to deform, good)
：: average value of 3.2 to 3.9 (slightly less likely to deform)
Δ: Average value is 2.5 to 3.1 (normal)
×: Average value of 2.4 or less (deformable and defective)
[0016]
(4) Antibacterial property Each of the clean cottons shown in Table 1 was subjected to an antibacterial property test according to the following procedure. Staphylococcus aureus and Candida fungi cultured in a liquid medium in advance are mixed at 1% with a test culture medium (SCD agar medium "Daigo") and flowed through a φ90 mm petri dish to prepare a plate medium.
100 μL of the test solution is injected into a sterilized antibiotic assay paper disk (φ8 mm thick; manufactured by ADVANTEC), and placed on the prepared agar plate medium. The diameter of the culture solution at 35 ° C. for 48 hours and the diameter of the inhibition circle (a range centered on a paper disk where no growth of bacteria is observed) are measured.
The above test was performed five times for the same bacteria, and the average value was evaluated based on the following criteria.
◎: Average value of 15 mm or more ：: Average value of 10 mm or more and less than 15 mm Δ: Average value of 8 mm or more and less than 10 mm X: Average value of less than 8 mm
(5) Degree of improvement in the condition of the buttocks (extinction effect)
Each of the cotton swabs shown in Table 2 was used for local cleaning of 10 women from each year with urinary incontinence for 10 days, and the degree of improvement in the condition of the ass was compared with that before use. Had a caregiver perform sensory evaluation.
5: I felt it was improving.
3: I felt a slight improvement.
1: I felt no improvement.
As a result, the average value of 10 panelists was expressed as the degree of improvement of the buttocks state (extinguishment effect) according to the following criteria.
◎: Average value is 4.0 or more (the condition of the ass is improved and good)
：: average value of 3.2 to 3.9 (the condition of the ass was slightly improved)
Δ: Average value is 2.5 to 3.1 (normal)
×: average value of 2.4 or less (improvement of the condition of the buttocks was not recognized and poor)
[0018]
Tables 1 and 2 show the results of the above sensory evaluation.
[0019]
[Table 1]

[0020]
[Table 2]

[0021]
【The invention's effect】
The clean cotton of the present invention can clean and wipe the peripheral area with a good feeling of use, and keeps the clean area clean and has antibacterial and anti-inflammatory effects. It is effective for local cleaning.

Claims

One or more germicides selected from benzalkonium chloride and chlorhexidine gluconate are cotton-coated with an impregnating liquid containing 0.001 to 0.1% by weight, an anti-inflammatory agent of more than 0.02% by weight and 2% by weight or less and water. Clean cotton impregnated in spunlace nonwoven fabric.

The clean cotton according to claim 1, wherein the impregnation ratio is 200 to 700%.

3. The cleaned cotton according to claim 1, wherein the anti-inflammatory agent is dipotassium glycyrrhizinate.

Cotton basis weight of spun lace nonwoven fabric is at 30 g / ^{m 2} or more 70 g / ^{m 2} or less, and the dry weight is 4g 0.6 clean cotton according to any one of claims 1-3.