JP2004115493A - アポトーシス発現促進物質 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等は現在の医学では根本治療が困難とされている。ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等の遺伝子的病変細胞を伴う疾患を根本治療するための薬剤を提供する。
【解決手段】遺伝子的病変細胞を生理的に機能不全させてアポトーシスの発現を促進させ、遺伝子的病変細胞を消滅させる程度の濃度の、1価のアルコール(エタノール・ブチルアルコール・メントール等)・シアナミド化合物・・揮発性の硫化物(硫化アリル等)・トリハロメタン(クロロホルム等)等あらゆる麻酔性・鎮痛性薬剤の使用。1例を例示すると、アポトーシスの発現を促進させることにより、RNAウイルスであるインフルエンザウイルスが組み込まれたDNAを1時間で切断し、インフルエンザウイルス感染細胞を体外に廃棄できる。インフルエンザの治療に応用し10時間余りで解熱できる。
【選択図】なし
【解決手段】遺伝子的病変細胞を生理的に機能不全させてアポトーシスの発現を促進させ、遺伝子的病変細胞を消滅させる程度の濃度の、1価のアルコール(エタノール・ブチルアルコール・メントール等)・シアナミド化合物・・揮発性の硫化物(硫化アリル等)・トリハロメタン(クロロホルム等)等あらゆる麻酔性・鎮痛性薬剤の使用。1例を例示すると、アポトーシスの発現を促進させることにより、RNAウイルスであるインフルエンザウイルスが組み込まれたDNAを1時間で切断し、インフルエンザウイルス感染細胞を体外に廃棄できる。インフルエンザの治療に応用し10時間余りで解熱できる。
【選択図】なし
Description
[発明の目的]
{産業上の利用分野}
本発明は遺伝子的細胞病変を伴う病気を治療できる薬剤に関する。
{従来の技術}
現在、ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等の遺伝子的細胞病変を伴う病気は根本治療が困難とされている。
{出願した経緯}
本発明者は、メントールを吸入して、風邪を根本治療する旨の国際特許出願をしたが「風邪を根本治療できたことを確認できる記載がない」との国際子備審査報告(PCT/JP01/05225)を頂き、新規研究所見を加え出願した。[発明の構成]
{課題を解決するための手段}
課題を解決するための手段として、投与すべき薬剤の濃度を病変細胞を生理的に機能不全させる(アポトーシスを発現させる)程度の濃度まで上げる。
薬剤としては、1価のアルコール(エタノール・ブチルアルコール・メントール等)揮発性の硫化物(硫化アリル等)トリハロメタン(クロロホルム等)シアナミド化合物等あらゆる麻酔性・鎮痛性薬剤が考えられる。使用可能薬剤は無数に有りその全てに適正な薬剤濃度を記載することは不可能である。
{作用・効果}
細胞はDNA・ミトコンドリア等の重要細胞内器官が損傷を受けても、軽微であれば修復能力を持っているが、修復不可能な損傷を受けると自らDNAを切断し短時間に遺伝子病変細胞をアポトーシス小体に分解し体外に廃棄する。この多細胞生物の生体防御反応をアポトーシスと言い、1980年に発見された細胞の能動的自殺現象である。重要細胞内器官の損傷疾患として、ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等が知られている。いずれも現在の医学では根本治療が困難とされている疾患である。だが、アポトーシスの発現を促進させて、早期に病変細胞を駆除できれば、ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等の現在の医学では根本治療が困難とされている疾患を根本治療することができる。本発明者は卵酒が風邪を治療する薬理を研究する過程で、1価のアルコール(エタノール・ブチルアルコール・メントール等)揮発性の硫化物(硫化アリル等)トリハロメタン(クロロホルム等)・シアナミド化合物等の麻酔性・鎮痛性を有する薬剤がアポトーシスの発現を促進させていることを発見し、インフルエンザの治療に応用し10時間余りで解熱できることを発見した。麻酔性・鎮痛性薬剤の細胞内薬理そのもののが完全に解明されておらず、アポトーシスの発現を促進させる機序も不明であるが、麻酔性・鎮痛性を有する薬剤がアポトーシスの発現を促進させていることの本発明者の発見は、医学史上の大発見である。国際予備審査報告(PCT/JP01/05225)の引用文献には、麻酔性・鎮痛性を有する薬剤がアポトーシスの発現を促進させていることの記載は無く、審査官の指摘通り、風邪を根本治療できたことを確認できる記載がない。本発明が「風邪を根本治療できたことを細胞内薬理的に確認できる発明」である。アポトーシスの発現を促進させることにより、RNAウイルスであるインフルエンザウイルスが組み込まれたDNAを1時間で切断し、インフルエンザウイルス感染細胞を体外に廃棄できるのである。同じくRNAウイルスであるHIVにも同様の現象が認められ、麻酔性・鎮痛性を有する薬剤で根本治療できる。
米国国立癌研究所が癌を最も予防する食品としてキャベツ(シアナミド)ハッカ(メントール)任肉・葱・姜(硫化アリル等)を報告しているが、その薬理は解明されていない。これらの食品には、麻酔性・鎮痛性を有する食品が含まれており、アポトーシスの発現を促進させて初期の癌を消滅させているのである。
癌細胞はアポトーシスを免れた遺伝子病変細胞であるが、麻酔性・鎮痛性を有する食品成分が癌細胞を消滅させているのである。C型肝炎由来の肝癌にはエタノール注入法が実施されており、肝癌細胞がアポトーシスにより消滅していることが確認された。
{産業上の利用分野}
本発明は遺伝子的細胞病変を伴う病気を治療できる薬剤に関する。
{従来の技術}
現在、ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等の遺伝子的細胞病変を伴う病気は根本治療が困難とされている。
{出願した経緯}
本発明者は、メントールを吸入して、風邪を根本治療する旨の国際特許出願をしたが「風邪を根本治療できたことを確認できる記載がない」との国際子備審査報告(PCT/JP01/05225)を頂き、新規研究所見を加え出願した。[発明の構成]
{課題を解決するための手段}
課題を解決するための手段として、投与すべき薬剤の濃度を病変細胞を生理的に機能不全させる(アポトーシスを発現させる)程度の濃度まで上げる。
薬剤としては、1価のアルコール(エタノール・ブチルアルコール・メントール等)揮発性の硫化物(硫化アリル等)トリハロメタン(クロロホルム等)シアナミド化合物等あらゆる麻酔性・鎮痛性薬剤が考えられる。使用可能薬剤は無数に有りその全てに適正な薬剤濃度を記載することは不可能である。
{作用・効果}
細胞はDNA・ミトコンドリア等の重要細胞内器官が損傷を受けても、軽微であれば修復能力を持っているが、修復不可能な損傷を受けると自らDNAを切断し短時間に遺伝子病変細胞をアポトーシス小体に分解し体外に廃棄する。この多細胞生物の生体防御反応をアポトーシスと言い、1980年に発見された細胞の能動的自殺現象である。重要細胞内器官の損傷疾患として、ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等が知られている。いずれも現在の医学では根本治療が困難とされている疾患である。だが、アポトーシスの発現を促進させて、早期に病変細胞を駆除できれば、ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等の現在の医学では根本治療が困難とされている疾患を根本治療することができる。本発明者は卵酒が風邪を治療する薬理を研究する過程で、1価のアルコール(エタノール・ブチルアルコール・メントール等)揮発性の硫化物(硫化アリル等)トリハロメタン(クロロホルム等)・シアナミド化合物等の麻酔性・鎮痛性を有する薬剤がアポトーシスの発現を促進させていることを発見し、インフルエンザの治療に応用し10時間余りで解熱できることを発見した。麻酔性・鎮痛性薬剤の細胞内薬理そのもののが完全に解明されておらず、アポトーシスの発現を促進させる機序も不明であるが、麻酔性・鎮痛性を有する薬剤がアポトーシスの発現を促進させていることの本発明者の発見は、医学史上の大発見である。国際予備審査報告(PCT/JP01/05225)の引用文献には、麻酔性・鎮痛性を有する薬剤がアポトーシスの発現を促進させていることの記載は無く、審査官の指摘通り、風邪を根本治療できたことを確認できる記載がない。本発明が「風邪を根本治療できたことを細胞内薬理的に確認できる発明」である。アポトーシスの発現を促進させることにより、RNAウイルスであるインフルエンザウイルスが組み込まれたDNAを1時間で切断し、インフルエンザウイルス感染細胞を体外に廃棄できるのである。同じくRNAウイルスであるHIVにも同様の現象が認められ、麻酔性・鎮痛性を有する薬剤で根本治療できる。
米国国立癌研究所が癌を最も予防する食品としてキャベツ(シアナミド)ハッカ(メントール)任肉・葱・姜(硫化アリル等)を報告しているが、その薬理は解明されていない。これらの食品には、麻酔性・鎮痛性を有する食品が含まれており、アポトーシスの発現を促進させて初期の癌を消滅させているのである。
癌細胞はアポトーシスを免れた遺伝子病変細胞であるが、麻酔性・鎮痛性を有する食品成分が癌細胞を消滅させているのである。C型肝炎由来の肝癌にはエタノール注入法が実施されており、肝癌細胞がアポトーシスにより消滅していることが確認された。
Claims (1)
- アポトーシスの発現を促進させることにより、ウイルス感染症・癌・アルツハイマー・BSE等の病変細胞を伴う病気を治療できる麻酔性・鎮痛性薬剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002316860A JP2004115493A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | アポトーシス発現促進物質 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002316860A JP2004115493A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | アポトーシス発現促進物質 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004115493A true JP2004115493A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32289627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002316860A Pending JP2004115493A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | アポトーシス発現促進物質 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004115493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7725174B2 (en) * | 2006-06-28 | 2010-05-25 | The University Of Utah Research Foundation | Distinguishing different drug effects from the electroencephalogram |
-
2002
- 2002-09-24 JP JP2002316860A patent/JP2004115493A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7725174B2 (en) * | 2006-06-28 | 2010-05-25 | The University Of Utah Research Foundation | Distinguishing different drug effects from the electroencephalogram |
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