JP2004112478A - 携帯端末のデータバックアップシステム - Google Patents

携帯端末のデータバックアップシステム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末内に蓄えられている電話帳情報、メール文章、画像・音声データなどの各種情報を、手軽にバックアップすることができる携帯端末のデータバックアップシステムを提供することにある。
【解決手段】携帯端末と該携帯端末と通信可能に接続されたバックアップセンターとからなり、前記携帯端末は、各種情報を記憶する記憶部と、該記憶部に蓄積されている情報のコピーを基地局を介してバックアップセンターに送信する送信手段とを備え、前記バックアップセンターは、接続を希望する携帯端末の認証を行う認証手段と、接続された携帯端末から送信される情報を受信する受信手段と、携帯端末から送信されて受信した情報を記憶するためのデータベースと、携帯端末からの要求に応じてデータベースに蓄積されている情報を読出すための読出手段とを備えることを特徴とする携帯端末のデータバックアップシステムとする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯端末のデータバックアップシステムに関し、その目的は、携帯電話機、PHS、PDAなどの携帯端末内に蓄えられている電話帳情報、メール文章、画像・音声データなどの各種情報を、手軽にバックアップすることができる携帯端末のデータバックアップシステムを提供することにある。
尚、本発明において、電話帳情報とは、通話相手の氏名、住所、電話番号、メールアドレスを含むものとする。
【0002】
【従来の技術】
ここ数年で携帯電話機は急速に普及するとともに、携帯電話機の機能も多機能なものとなり、メールの送受信機能、インターネット接続機能、カメラ機能などを搭載している。
従来の携帯電話機では、電話番号に関する情報のみが記憶されていたが、当然、携帯電話機が多機能化するにつれ、記憶される情報も多岐にわたり、メール文章、画像・音声情報などの各種情報が記憶されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、古い携帯電話機を新しい携帯電話機に買い換える際には、古い携帯電話機内に蓄えられている電話帳情報を、特殊な装置を使用して新しい携帯電話機のメモリにコピーすることが行われている。
しかしながら、携帯電話機を紛失、破損した場合は、上述の方法では、新しい携帯電話機に電話帳情報をコピーすることはできず、別途書き留めておいた電話帳情報を新たに購入した携帯電話機に再入力することが行われている。この方法は、別途電話帳情報を書き留めておく必要があるうえ、大量の電話帳情報を再入力することは大変手間のかかる作業である。さらに、携帯電話機内には、音声情報、画像情報などの様々な情報が格納されているが、携帯電話機を紛失、破損した場合、これらの情報を復元することはもはや不可能であった。
【0004】
このような実情に鑑みて、携帯電話機とパソコンを専用のケーブルで接続して携帯電話機内の各種情報をバックアップするアプリケーションソフトが販売されているが、パソコンは高価であるうえ、パソコンの操作が煩雑であり、手軽に情報をバックアップすることはできなかった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、携帯電話機、PHS、PDAなどの携帯端末内に蓄積されている電話帳情報、メール文章、画像・音声情報などの各種情報を、手軽にバックアップすることができる携帯端末のデータバックアップシステムを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1に係る発明は、携帯端末内に蓄積されている電話帳情報、音声情報、画像情報などの各種情報のバックアップシステムであって、携帯端末と該携帯端末と通信可能に接続されたバックアップセンターとからなり、前記携帯端末は、各種情報を記憶する記憶部と、該記憶部に蓄積されている情報のコピーを基地局を介してバックアップセンターに送信する送信手段とを備え、前記バックアップセンターは、接続を希望する携帯端末の認証を行う認証手段と、接続された携帯端末から送信される情報を受信する受信手段と、携帯端末から送信されて受信した情報を記憶するためのデータベースと、携帯端末からの要求に応じてデータベースに蓄積されている情報を読出すための読出手段とを備えることを特徴とする携帯端末のデータバックアップシステムに関する。
請求項2に係る発明は、携帯端末内に蓄積されている電話帳情報、音声情報、画像情報などの各種情報のバックアップシステムであって、携帯端末と、該携帯端末と通信可能に接続された読取装置と、該読取装置と通信可能に接続されたバックアップセンターとからなり、前記携帯端末は、各種情報を記憶する記憶部を備え、前記読取装置は、通信可能に接続された前記携帯端末内に蓄積されている情報をコピーしてバックアップセンターに送信する送信手段を備え、前記バックアップセンターは、接続を希望する携帯端末の認証を行う認証手段と、接続された携帯端末から送信される情報を受信する受信手段と、携帯端末から送信されて受信した情報を記憶するためのデータベースと、データベースに蓄積されている情報を読出すための読出手段とを備えることを特徴とする携帯端末のデータバックアップシステムに関する。
請求項3に係る発明は、前記バックアップセンターには、蓄積されている各種情報の形式を変換する変換手段が備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末のデータバックアップシステムに関する。
請求項4に係る発明は、前記携帯端末には、バックアップセンターからの制御によって該携帯端末内に蓄積されている情報を消去する情報破壊手段が備えられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯端末のデータバックアップシステムに関する。
請求項5に係る発明は、前記バックアップセンターを保険会社が管理することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末のデータバックアップシステムに関する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯端末のデータバックアップシステムについて、図面を参照しつつ詳述する。図1は本発明に係る携帯端末のデータバックアップシステムの概略を示したブロック図である。
本発明に係る携帯端末のデータバックアップシステムは、電話帳情報、メール文章、画像情報、音声情報などの各種情報を蓄えた、携帯電話機,PHS,PDAなどの携帯端末(1)と、基地局(2)を介して携帯端末(1)と無線で通信を行い且つインターネットなどの情報通信回線(5)での通信制御を行う交換機(3)と、インターネットなどの情報通信回線(5)に通信可能に接続された読取装置(4)と、携帯端末(1)内の各種情報のバックアップを行うバックアップセンター(6)とから構成される。
【0008】
図2は携帯端末(1)の概略構成を示すブロック図である。携帯端末(1)は、各種情報の入力を行う入力部(10)と、各種情報を表示する表示部(11)と、各種情報を記憶する記憶部(12)と、通話を行う際に音声の入出力を行う音声入力部(13)と、基地局(2)との通信を行う送受信部(14)と、プロセッサによるプログラム制御による動作を行う制御部(15)とから構成される。
【0009】
図3はバックアップセンター(6)の概略構成を示すブロック図である。バックアップセンター(6)は、通信回線を介して情報のやり取りをするための送受信部(60)と、プロセッサでのプログラム制御による動作を行う制御部(61)と、各種情報を記憶しておくためのデータベース(62)とから構成される。尚、バックアップセンター(6)の管理者としては、携帯端末の販売会社や保険会社を例示することができるが、使用者の貴重な情報を管理するという観点から保険会社が管理すると安心感が生まれて好ましい。
【0010】
図4は読取装置(4)の概略構成を示すブロック図である。読取装置(4)は、各種情報の入力を行う入力部(40)と、各種情報を表示する表示部(41)と、各種情報を記憶する記憶部(42)と、インターネットなどの情報通信回線(5)に接続して通信を行う送受信部(43)と、プロセッサによるプログラム制御による動作を行う制御部(44)と、携帯端末(1)と通信可能に接続するための接続部(45)とから構成される。
読取装置(4)は、携帯端末(1)と接続可能な通信ケーブルや赤外線通信手段を備えたパソコンや携帯端末(1)と接続可能な通信ケーブルや赤外線通信手段を備えた専用の機器であり、自宅、携帯端末の販売店やサービス店、或いはコンビニエンスストアなどに設置される。
【0011】
本発明の第一実施形態について説明する。第一実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムは、携帯端末内に記憶された各種情報を使用者の操作によって基地局(2)を介してバックアップセンター(6)に送信できる機能を有する携帯端末が利用される。即ち、第一実施形態において使用される携帯端末(1)には、記憶部(12)に蓄積されている情報をコピーして送受信部(14)から基地局(2)を介して無線で送信する送信手段(図示せず)が備えられている。
さらにこの携帯端末には、前回のバックアップを行った後に更新された情報の有無を確認する確認手段(図示せず)が備えられており、更新された情報のみをバックアップセンター(6)に選択して送信することができる。
また携帯端末(1)には、使用者の希望によって、予め決められた期間毎に自動でバックアップセンター(6)に接続する自動接続手段(図示せず)を備えることもできる。自動接続手段を備えることにより、使用者がわざわざバックアップの作業を行う必要がなくなり、バックアップを忘れることがなくなる。
【0012】
図5は、第一実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムの動作を示すフローチャート図である。
利用者は自らが所有する携帯端末(1)によって基地局(2)を介してバックアップセンター(6)に接続する(ステップ100)。次に、接続を希望する利用者のユーザIDの確認を行う(ステップ101)。通常は、電話番号がユーザIDとして登録されているので、接続を希望した携帯端末(1)の電話番号を照合することでユーザIDの確認を行うことができる。また電話番号以外をユーザIDとして登録している利用者に対してはユーザIDの入力を要求する。ユーザIDが登録されていない場合は、接続を終了する(ステップ106)。
【0013】
尚、接続を希望する使用者が新規契約者である場合は、住所、氏名、年齢、性別などの顧客情報の入力を要求する。顧客情報が入力されて送信されたら、ユーザIDを発行するとともに、利用者に対して暗証番号の登録を要求する。ユーザIDは通常電話番号が用いられるが、利用者の要求に応じて適宜変更することができる。
【0014】
次に、前回バックアップを行った後に、新たに更新された情報の有無を確認する(ステップ102)。
新たに更新された情報が無い場合は、前回のバックアップ情報をそのまま使用することができバックアップする必要が無いので、接続を終了する(ステップ106)。
新たに更新された情報が有る場合は、新たに更新された情報のみが選択されてバックアップセンター(6)に送信され(ステップ104)、送信された情報が利用者毎にデータベースに格納される(ステップ105)。
新たに更新された情報の中には、新たに追加された電話帳情報、新たに追加された画像情報や音声情報が含まれる。また前回の更新の後に削除された情報が有る場合は、当該情報が削除されたことがバックアップセンター(6)に送信され、データベースに格納されている当該情報がバックアップ情報から削除される。尚、携帯端末(1)からバックアップセンター(6)に情報が送信される際に、従来の情報圧縮化技術や情報暗号化技術を使用して、情報を圧縮、暗号化して送信することも可能である。
【0015】
送信された情報がバックアップセンター(6)のデータベースに正常に格納されたら、接続を切断して操作を終了する(ステップ106)。尚、情報の送信、格納が終了した後に、携帯端末(1)とバックアップセンター(6)との接続を自動的に切断するように構成しても構わない。
また、上述したバックアップシステムは、携帯端末(1)に一定期間毎に予め自動でバックアップを行うように設定することにより、自動でバックアップを行うことができる。
【0016】
次に、本発明の第二実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムについて説明する。第二実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムが第一実施形態に係るバックアップシステムと相違する点は、用いられる携帯端末(1)が、携帯端末内に記憶された各種情報を使用者の操作によってバックアップセンター(6)に送信できる機能や前回バックアップを行ってから新たに更新された情報の有無を確認する手段などが備えられていない通常の携帯端末が用いられる点にある。そして、第二実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムは、読取装置(4)が用いられる。読取装置(4)はインターネットなどの情報通信回線(5)に通信可能に接続されている。また読取装置(4)は通信ケーブルや赤外線通信手段などにより携帯端末(1)と通信可能に接続される。そして、使用者の操作によって携帯端末(1)内の各種情報を情報通信回線(5)を介してバックアップセンター(6)に送信する機能を備えている。即ち、読取装置(4)には、該読取装置(4)に接続された携帯端末(1)の記憶部(12)内に蓄積されている情報をコピーして送受信部(43)から情報通信回線(5)を介してバックアップセンター(6)に送信することができる送信手段(図示せず)が備えられている。
【0017】
図6は、本発明の第二実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムの動作手順の一例を示すフローチャート図である。
携帯端末(1)に蓄積されている情報のバックアップを希望する使用者は、まず、携帯端末販売店、コンビニエンスストア或いは所要のプログラムをインストールしたパーソナルコンピュータなどの読取装置(4)に専用ケーブルや赤外線通信手段などにより接続するとともに、読取装置(4)をバックアップセンター(6)へ接続する(ステップ200)。
次に、接続を希望する利用者のユーザIDの確認を行う(ステップ201)。通常は、電話番号がユーザIDとして登録されているので、接続を希望した携帯端末(1)の電話番号を照合することでユーザIDの確認を行うことができる。また電話番号以外をユーザIDとして登録している利用者に対してはユーザIDの入力を要求する。ユーザIDが登録されていない場合は、接続を終了する(ステップ205)。
【0018】
ユーザIDが登録されているものと一致した場合は、暗証番号の入力を要求する(ステップ202)。入力送信された暗証番号が正しい場合は、接続を正式に許可する。入力送信された暗証番号に誤りがあった場合は、再度暗証番号の入力を要求する。尚、予め決められた回数誤った暗証番号が送信された場合は、接続を強制的に切断する。
【0019】
バックアップセンター(6)に接続が正式に許可された場合、読取装置(4)の送信手段によって携帯端末(1)内の記憶部に蓄積されている情報をコピーして、情報通信回線(5)を介してバックアップセンター(6)に送信する(ステップ203)。送信された情報はデータベースに利用者毎に格納される(ステップ204)。
尚、読取装置(4)からバックアップセンター(6)に情報を送信する際に、従来の情報圧縮化技術や情報暗号化技術を使用して、情報を圧縮、暗号化して送信することも可能である。
【0020】
送信された情報がバックアップセンター(6)のデータベースに正常に格納されたら、接続を切断して操作を終了する(ステップ205)。尚、情報の送信、格納が終了した後に、読取装置(4)とバックアップセンター(6)との接続を自動的に切断するように構成しても構わない。
【0021】
尚、上述した第一及び第二実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムにおいて、バックアップセンター(6)に情報形式変換手段を備えることもできる。
携帯端末は複数の通信事業者から提供されている。使用者は、通常の場合、通信事業者が提供するサービス、料金設定、サービス提供地域などを参考にして複数の通信事業者のうちから一社を選択して利用している。しかしながら、通信事業者が新しいサービスを提供した場合や料金設定を変更した場合などは、他の通信事業者が提供する携帯端末を利用する利用者であって、そのサービスや料金設定に関心を有する利用者は、この通信事業者が提供する携帯端末に変更する場合がある。従来は、通信事業者が異なれば、携帯端末内に記憶されている情報形式が異なるために、容易に情報を移し変えることはできなかった。情報形式変換手段は、バックアップした情報の形式を、他の通信事業者の情報形式に変換することができ、これにより、利用者は、別の通信事業者の携帯端末を利用する場合であっても、元の携帯端末内に蓄えられていた情報をそのまま別の通信事業者の携帯端末において利用することが可能となる。
【0022】
図7は、データベースにバックアップしたバックアップ情報の情報形式を変換する動作手順の一例を示したフローチャート図である。バックアップ情報の情報形式を変換する場合の操作の一例について説明する。
携帯端末(1)をバックアップセンター(6)に接続する(ステップ300)する。携帯端末(1)をバックアップセンター(6)に接続する方法は、読取装置(4)を介して接続してもよく、また携帯端末(1)から直接接続しても構わない。尚、ユーザID及び暗証番号の確認までの手順(ステップ301〜ステップ303)は、図5に示したステップ200〜ステップ202と同様である。使用者は各種提供メニューの中から情報変換を選択する(ステップ304)。
情報変換が選択されると、まず、前回のバックアップから新たに情報の更新がおこなわれていないか確認する(ステップ305)。更新情報がある場合は、更新情報をバックアップセンター(6)のデータベースに送信して(ステップ307)、格納する(ステップ308)。
【0023】
更新情報が無い場合や更新情報を送信した後に、変更する機種が決定(又は既に購入済み)かどうかの選択を要求する(ステップ309)。新たに購入する機種が決定(又は既に購入)している場合は、新たな機種の選択を要求する(ステップ310)。新たな機種が選択されたら、格納されている当該使用者のバックアップ情報の情報形式を新たな機種の情報形式に変換する(ステップ311)。
【0024】
情報の形式を変換した後、または新たに購入する機種が決定していない使用者については、ユーザIDの変更を要求する(ステップ312)。ユーザIDは通常電話番号が使用されているが、携帯端末の機種が変更されるので、ユーザIDが使用できなくなる。新たな機種を購入した使用者が新しい携帯端末の電話番号をユーザIDとして登録すれば、次回からユーザIDの入力をする必要がなくなる。また携帯端末を購入する予定の使用者については、とりあえず仮のユーザIDを登録する。
ユーザIDの登録が終了したら、接続を切断して操作を終了する(ステップ313)。
【0025】
次に、データベースに格納されているバックアップ情報を携帯端末(1)にダウンロードする方法について説明する。図8は、バックアップ情報をダウンロードする際の動作手順の一例を示したフローチャート図である。
携帯端末(1)をバックアップセンター(6)に接続する(ステップ400)。携帯端末(1)をバックアップセンター(6)に接続する方法としては、携帯端末(1)により直接接続しても、また読取装置(4)を介して接続しても構わない。
ユーザID及び暗証番号の確認までの手順(ステップ401〜ステップ403)は、図5に示したステップ200〜ステップ202と同様である。使用者は各種提供メニューの中からダウンロードを選択する(ステップ404)。
【0026】
ダウンロードが選択された場合、まずデータベースに格納されている各種情報の中から、ダウンロードを希望する情報、例えば電話帳情報、画像情報、音声情報などのダウンロードする情報を選択する(ステップ405)。
ダウンロードする情報が選択されたら、当該情報を必要に応じて圧縮、暗号化した後に、基地局(2)を通じて携帯端末(1)又は通信回線を通じて携帯端末(1)が接続された読取装置(4)に送信する(ステップ406)。
【0027】
情報の送信を受けた携帯端末(1)は、送信された情報を必要に応じて解読、解凍した後に、携帯端末(1)の記憶部(12)に蓄積する。
また携帯端末(1)が読取装置(4)に接続されている場合は、情報の送信を受けた読取装置(4)は、送信された情報を必要に応じて解読、解凍した後に、接続部(45)を介して携帯端末(1)の記憶部(12)に蓄積する。
ダウンロードした情報が正常に記憶部に格納されたら、接続を終了する(ステップ407)。
【0028】
さらに、上述した第一及び第二実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムにおいて、携帯端末(1)内に蓄積されている情報を破壊する情報破壊手段を備えることもできる。情報破壊手段は、バックアップセンター(6)からの制御によって携帯端末(1)内に蓄積されている情報を破壊(消去)することができる。
最近の携帯端末(1)は小さく軽量であり、しかも常に所持しているために紛失しやすい。携帯端末(1)を紛失した場合、契約している通信事業者に連絡して使用を停止してもらうことで携帯端末(1)の不正使用を防止することはできる。しかしながら、携帯端末(1)の使用を停止したとしても、携帯端末(1)内に蓄積されている各種情報が悪用される恐れがある。
情報破壊手段は、バックアップセンター(6)からの指令によって携帯端末(1)内に蓄積されている情報を利用不可能なように破壊(消去)することができる。
【0029】
図9は、携帯端末(1)を紛失した際に携帯端末(1)内に蓄積されている情報を破壊する動作手順の一例を示したフローチャート図である。
まず、携帯端末(1)を紛失した使用者は、固定電話或いは他の携帯電話などを使用してバックアップセンター(6)に接続する(ステップ500)。
次に、接続を希望する利用者のユーザIDの確認を行う(ステップ501)。ユーザIDが登録されていない場合は、接続を終了する(ステップ509)。ユーザIDが登録されているものと一致した場合は、暗証番号の入力を要求する(ステップ502)。入力送信された暗証番号が正しい場合は、接続を正式に許可する。入力送信された暗証番号に誤りがあった場合は、再度暗証番号の入力を要求する。尚、予め決められた回数誤った暗証番号が送信された場合は、接続を強制的に切断する(ステップ503)。
【0030】
使用者は各種提供メニューの中から情報破壊を選択する(ステップ504)。情報破壊が選択されると、再度使用者に対して、携帯端末内の情報を破壊してよいか確認するために再度ユーザID及び暗証番号の入力を要求するとともに、一度破壊した情報は元に戻らないことを警告する(ステップ505)。
再度使用者が情報を破壊することに同意してユーザID及び暗証番号を入力した場合(ステップ506)、バックアップセンター(6)は、基地局(2)を介して携帯端末(1)に備えられた情報破壊手段を無線で起動する(ステップ507)。情報破壊手段が起動して携帯端末(1)内に蓄積されている情報が破壊(消去)され(ステップ508)、これにより、紛失した携帯端末(1)内に蓄積されている情報が他人に知れたり、悪用されたりすることを防止することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述した如く、請求項1に係る発明は、携帯端末に格納されている情報を誰でも手軽にバックアップすることができる。
請求項2に係る発明は、読取装置を介してバックアップセンターと接続するので、通常の携帯端末においても携帯端末に格納されている情報をバックアップすることができる。
請求項3に係る発明は、バックアップしている情報を他の情報形式に変換することができるので、機種交換をした際にも以前使用していた携帯端末の情報をそのまま使用することができる。
請求項4に係る発明は、携帯端末を紛失等した際に、携帯端末内に蓄積されている情報を破壊(消去)することができ、携帯端末内に蓄積されている情報が他人に知れたり、悪用されたりすることを防止することができる。
請求項5に係る発明は、貴重な情報のバックアップを依頼する際に使用者に安心感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯端末のデータバックアップシステムの概略を示したブロック図である。
【図2】携帯端末の概略構成を示すブロック図である。
【図3】バックアップセンターの概略構成を示すブロック図である。
【図4】読取装置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第一実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムの動作手順の一例を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の第二実施形態に係る携帯端末のデータバックアップシステムの動作手順の一例を示すフローチャート図である。
【図7】バックアップ情報の情報形式を変換する動作手順の一例を示したフローチャート図である。
【図8】バックアップ情報をダウンロードする際の動作手順の一例を示したフローチャート図である。
【図9】携帯端末内に蓄積されている情報を破壊(消去)する際の動作手順の一例を示したフローチャート図である。
【符号の説明】
1   携帯端末
10  入力部
11  表示部
12  記憶部
13  音声入力部
14  送受信部
15  制御部
2   基地局
3   交換機
4   読取装置
40  入力部
41  表示部
42  記憶部
43  送受信部
44  制御部
45  接続部
5   情報通信回線
6   バックアップセンター
60  送受信部
61  制御部
62  データベース

Claims (5)

  1. 携帯端末内に蓄積されている電話帳情報、音声情報、画像情報などの各種情報のバックアップシステムであって、携帯端末と該携帯端末と通信可能に接続されたバックアップセンターとからなり、
    前記携帯端末は、各種情報を記憶する記憶部と、該記憶部に蓄積されている情報のコピーを基地局を介してバックアップセンターに送信する送信手段とを備え、前記バックアップセンターは、接続を希望する携帯端末の認証を行う認証手段と、接続された携帯端末から送信される情報を受信する受信手段と、携帯端末から送信されて受信した情報を記憶するためのデータベースと、携帯端末からの要求に応じてデータベースに蓄積されている情報を読出すための読出手段とを備えることを特徴とする携帯端末のデータバックアップシステム。
  2. 携帯端末内に蓄積されている電話帳情報、音声情報、画像情報などの各種情報のバックアップシステムであって、携帯端末と、該携帯端末と通信可能に接続された読取装置と、該読取装置と通信可能に接続されたバックアップセンターとからなり、
    前記携帯端末は、各種情報を記憶する記憶部を備え、前記読取装置は、通信可能に接続された前記携帯端末内に蓄積されている情報をコピーしてバックアップセンターに送信する送信手段を備え、前記バックアップセンターは、接続を希望する携帯端末の認証を行う認証手段と、接続された携帯端末から送信される情報を受信する受信手段と、携帯端末から送信されて受信した情報を記憶するためのデータベースと、データベースに蓄積されている情報を読出すための読出手段とを備えることを特徴とする携帯端末のデータバックアップシステム。
  3. 前記バックアップセンターには、蓄積されている各種情報の形式を変換する変換手段が備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末のデータバックアップシステム。
  4. 前記携帯端末には、バックアップセンターからの制御によって該携帯端末内に蓄積されている情報を消去する情報破壊手段が備えられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯端末のデータバックアップシステム。
  5. 前記バックアップセンターを保険会社が管理することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末のデータバックアップシステム。
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