JP2004102950A - 情報提供方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】入力の手間をかけずに、人それぞれの地域密着度や訪問予定、あるいは他の個人のプロフィールや趣味・嗜好を考慮して、より個人にマッチした地域情報を提供する。
【解決手段】移動する個人あるいは物が地域に設置された構造物を通過したときに位置情報と時刻情報を同時に取得し、取得した位置情報と時刻情報の集合から時間軸を有する移動範囲を抽出し、地域情報とマッチングさせ、マッチング度の高い地域情報を提示する。
【選択図】 図2
【解決手段】移動する個人あるいは物が地域に設置された構造物を通過したときに位置情報と時刻情報を同時に取得し、取得した位置情報と時刻情報の集合から時間軸を有する移動範囲を抽出し、地域情報とマッチングさせ、マッチング度の高い地域情報を提示する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動する人あるいは物の移動記録により、移動範囲や地域の滞在率を割り出し、移動する人あるいは物に対して最適な地域情報を提供する情報提供方法、情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話やGPSの普及により、移動する人あるいは物の位置情報を取得し、サービスに利用するシステムが普及している。例えば現在いる位置をGPSで取得し、地図を表示するカーナビゲーションシステムや、PHSで位置を取得し近郊の店情報や交通機関の時刻表を提供するサービスがある(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
また、乗車券が改札口を通過する際、定期券のIDに対応する携帯電話のメールアドレスに定期券に記載されている行き先の駅周辺情報を送信するサービスもある(例えば非特許文献1を参照)。
【0004】
これらは、ある時点である個人がいる位置で受けるサービスなどに関する地域情報あるいは、通常の移動先を考慮したサービスである。
【0005】
しかし、人あるいは物の行動パターンは必ずしも一定したものでなく、例えば毎日行く場所、週に1度行く場所、その人にとって身近な場所などのパターンがあり、その人ならではの生活圏およびその生活密度がある。生活圏に関する情報サービスとして、自治体や電話番号などによるエリアによって生活圏を規定するものがあるが、人それぞれで生活圏が異なることを考慮していない。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−245077号(フロントページ)
【非特許文献1】
グーパスのホームページ(http://www.goopas.jp)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、地域に根ざした情報を検索および配信する際、入力の手間をかけずに、人それぞれの行動範囲から地域の密着度や訪問予定、あるいは他の個人の属性を考慮して、より個人にマッチした情報を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、簡易に個人の行動範囲を取得することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、個人の検索キー入力を受けて地域情報を検索することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のシステムは移動する個人あるいは物の位置情報と時刻情報を同時に取得し、取得した位置情報と時刻情報の集合から時間軸を有する移動範囲を抽出し、地域に根ざした情報を取得するサービス内容を取得し、前記移動範囲情報と前記地域に根ざした情報をマッチングさせた情報を提示する情報提示する。位置情報の取得は、移動する個人あるいは物が地域に設置された構造物を通過したことによって行う。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。本発明の全体構成を図1に示す。本実施の形態の情報提供システムは、IDの付与された乗車券を所有した個人が鉄道駅を利用する際で、個人の位置情報を取得15し、これら位置情報を蓄積したものから個人の行動範囲データを作成14し、情報登録手段12によって登録される情報の中から、個人の行動範囲内に位置する物に関する情報を情報仲介手段13によって選択し、これを情報提供手段11によって利用者に提供するものである。
(第1の実施例)
第1の実施の形態について図2から図9を用いて説明する。まず、図2を用いて本システムの全体構成を説明する。利用者がIDの付与された乗車券131により、出改札機130を通過すると、出改札機130は乗車券検知手段132により乗車券131を検知し、乗車券131の通過情報を通過データ133として格納134する。
【0012】
各駅に配置された出改札機130は通過データ133を逐次、あるいは定期的に乗車券システム150の出改札機管理サーバ151に送信し、出改札機管理サーバ151は各出改札機130から送信された通過データ133を出改札利用履歴154に蓄積する。
【0013】
情報仲介サーバ140は定期的、例えば1ヶ月毎に蓄積された出改札利用履歴154から、個人エリアデータ144を作成141する。個人別データ作成141には、一個人に対して出改札利用履歴データ154と同一の個人IDの付与された定期券データ155および座席予約サーバ153が所持する座席予約データ156を利用してもよい。
【0014】
さらに、情報仲介サーバ140は、個人エリアデータ144と複数のサービス事業者が情報登録端末120によって登録する情報内容123を蓄積したサービスデータ149から利用者が指示した検索キーワード111に従い、サービスデータ149を検索147し、情報提供142を行う。
【0015】
本発明の実施の形態を実現する機器構成について説明する。本実施の形態の情報提供システムは、
・利用者が検索キーを入力して情報提供を受ける単数あるいは複数の情報提供端末110と、
・利用者の活動エリアを考慮して、最適な情報を選択する情報仲介サーバ140と・情報仲介サーバ140に対してサービス事業者がサービス内容を登録する単数あるいは複数の情報登録端末120を通信ネットワーク163で連結し、さらに情報仲介サーバ140には
・利用者の座席指定チケットの管理をする座席予約サーバ153と
・旅客の交通機関利用履歴を管理する出改札機管理サーバ151
を通信ネットワーク162で連結したものである。
【0016】
また、さらに出改札機管理サーバ151には、各駅の出改札機130を通信ネットワーク161で連結する。ネットワーク161、162、163はLAN、インターネット、その他任意の有線または無線を使ったネットワークを利用することができる。
【0017】
情報仲介サーバ140の装置構成は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。
【0018】
入力装置は、キーボードやポインティングデバイス(マウス、ペン等)の操作者が情報を入力するための機器である。
【0019】
出力装置は、登録された行動範囲データや依頼事項データを可視的に表示する装置であり、たとえばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プリンタ装置などを用いることができる。
【0020】
記憶装置は、計算機で実行されるプログラムや大量のデータファイルを格納する装置であり、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクや半導体メモリなどを利用できる。
【0021】
通信ケーブルは、電話回線のように情報を伝達するためのもので、光ケーブルのように大量のデータを高速に通信できるようなものが望ましい。この場合、無線通信回線を用いて通信ネットワーク161、162との間でデータを送受信するような構成をとる場合、通信ケーブルに代えて無線通信回線インタフェースが設けられる。
【0022】
仲介サーバ140は同時に多数の他システムに対して記憶装置内の情報を提供したり、依頼事項を受付けたりするため、高速かつ大容量の計算機を用いるとよい。
【0023】
情報提供端末110は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、情報仲介サーバ140と基本的に同じであるので説明は省略するが、同様の機能を備えた個人利用のパーソナルコンピュータや携帯端末あるいは携帯電話でもよい。
【0024】
基本的には1名の利用者につき一台の情報提供端末110を利用するが、複数名の利用者が1台の情報提供端末110を利用してもよい。また、1名の利用者が複数の情報提供端末140端末を利用してもよい。
【0025】
サービス登録端末120は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、情報仲介サーバ140と基本的に同じであるので説明は省略するが、同様の機能を備えたパーソナルコンピュータや携帯端末あるいは携帯電話でもよい。
【0026】
基本的には1名のサービス事業者につき一台のサービス登録端末120を利用するが、複数のサービス事業者が1台のサービス登録端末120を利用してもよい。また、1名のサービス事業者が複数のサービス登録端末120を利用してもよい。
【0027】
出改札機管理サーバ151は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、情報仲介サーバ140と基本的に同じであるので説明は省略する。
【0028】
出改札機管理サーバ151は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、情報仲介サーバ140と基本的に同じであるので説明は省略する。
【0029】
通信ネットワーク161、162の装置構成は、たとえば光通信、ATM−LAN等の高速通信ネットワークで構成できる。具体的には交通事業者の専用回線などである。
【0030】
通信ネットワーク163の装置構成は、具体的にはインターネットで代表されるオープンなネットワークや、パソコン通信等の専用回線によるネットワークなどである。
【0031】
出改札機130の装置構成は、計算機、乗車券読み取り装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。
【0032】
出改札機管理サーバ151へは各駅の出改札機130が接続しており、本発明における利用者は、IDの付与された乗車券131により出改札機130を利用する。乗車券131は例えば磁気カードやICカードによるものとする。
なお、サービス登録端末120および情報提供端末110および情報仲介サーバ140および座席予約サーバ153および出改札機管理サーバ151および出改札機130で実行される処理は、コンピュータのプログラムによって実行可能であり、これらプログラムはフロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、ハードディスクなどの記憶媒体に格納可能であり、また、ネットワークを介して配布可能である。
【0033】
なお、図1における位置情報取得手段15は乗車券131と出改札機130と乗車券システム150にて行い、行動範囲データ作成手段14と情報仲介手段は、情報仲介サーバ140で行い、情報提供手段11は情報提供端末110で行い、情報登録手段12は情報登録端末120で行うことにより、本実施の形態を実現することができる。
【0034】
次に、本実施の形態が前提とする出改札機130と乗車券システム150について説明する。ここで、出改札機130と乗車券システム150は単独の鉄道事業者のものとして説明するが、バスなど他の公共交通手段などでもかまわないし、複数の交通事業者や複数の交通手段の出改札機あるいは乗車券システムを統合したものとしてもよい。
【0035】
出改札機130は、乗車券131が通過する際、乗車券を検知132し、乗車券のIDと共に通過した時刻を通過データ133として記録134する。
【0036】
乗車券システム150は、出改札機管理サーバ151と座席予約サーバ153から構成される。出改札機管理サーバ151には、各駅の出改札機130が接続しており、出改札機130は通過データ133を出改札機管理サーバ151に逐次送信し、出改札機管理サーバ151は送られた通過データ133を出改札利用履歴データ154として蓄積管理する。
【0037】
通過データ133および出改札利用履歴データ154の構成を図3に示す。通過データ133および出改札利用履歴154は利用日220、利用時刻221、乗車券ID222、利用駅223、利用形態224および決済額225からなる。また、出改札機管理サーバ151は、旅客の定期乗車券のデータ155も管理する。定期券データ155の例を図4に示す。定期券データ155は、乗車券ID210、発駅211、着駅212、有効期間213、利用開始日214、利用終了日215の項目を有する。
【0038】
座席予約サーバ153は、特急電車などの座席予約を管理する。座席予約データ156の構成例を図5に示す。座席予約データ156は、列車の運行年月日601、列車名602、始発駅603、終着駅604、予約状況605の項目を有する。予約状況605は、座席607毎に乗車券ID608の予約区間609の項目を有する。
【0039】
以下、情報仲介サーバ140における情報検索147を中心に、利用者が情報の検索を行う際の処理内容を説明する。
【0040】
まず、情報仲介サーバ140の前提条件について説明する。情報仲介サーバ140は、予め、乗車券システム150から得たデータにより、個人エリアデータ144を作成しており、サービスデータ149の内容も蓄積しているものとする。
以下それぞれのデータの詳細について説明する。
[個人エリアデータ]
鉄道利用者の個人エリアデータ144は例えば全ての鉄道利用者に対して1ヶ月おき、あるいは、鉄道利用者の情報利用頻度に応じた間隔で、出改札利用履歴データ154、定期券データ155、座席予約データ156から該当個人IDに関するデータを取り出すことにより、作成する。個人エリアデータ144の例を図6に示す。個人エリアデータ144は乗車券ID701毎の定期範囲データ702、利用履歴データ703、予定データ703からなる。
【0041】
定期範囲データ702は、図4の定期券データ155における定期券発駅211と定期券着駅212を参照し、定期券発駅720、定期券着駅721の項目から構成する。利用履歴データ703は、図3の出改札利用履歴データ154において乗車券ID222毎に各データを参照し、利用日730、利用時刻731、利用駅732、利用形態733の項目から構成する。予定データ704は、図5の座席予約データ156から、乗車券ID608毎の駅間予約状況609を参照し、利用日740、乗車車両741、乗車区間発駅742、乗車区間着駅743、座席744の項目から構成する。
[サービスデータ149]
また、サービスデータ149は、以下の過程により作成されるものとする。
あらかじめ、複数の情報登録者は情報登録端末120により、情報内容123を登録121しており、通信ネットワーク163により、情報仲介サーバ140のサービスデータ149に蓄積されているものとする。情報内容123の登録121は、データが発生した時点で、逐次行ってよい。サービスデータ149の例を図7に示す。
【0042】
サービスデータ149は、項番300、情報登録者ID301、情報の種類302、見出し303、営業時間304、最寄駅305、情報配布先306、検索キーワード307、内容308の項目を有する。情報の種類302は、図8に示した情報カテゴリ143にて、「スポーツ」「ゴルフ」を表す0401としている。また、情報の内容が他のカテゴリ、例えば「教室」「習い事」にも属する場合複数のカテゴリを有してもよい。最寄駅305は、近い駅が複数あれば複数あってもよい。特に違う沿線の駅などは複数記述する。内容308は、文字の他、例えば図や表、画像を含むデータであることを想定している。
【0043】
以下、IDの付与された乗車券を所有する個人が情報提供端末110により、個人の行動範囲にマッチした情報を検索する処理の流れを図9のフローにしたがって説明する。
【0044】
図9の左側は情報提供端末110を利用する利用者の処理の流れ、右側は情報仲介サーバ140の処理の流れである。まず、利用者が検索を行う際、情報提供端末は情報仲介サーバ140が乗車券IDを特定できる個人IDを送信することとする。次に、利用者は、情報提供端末110によりキーワードを送信1201する。送信キーワードは、例えば、「本屋」と入力することにする。情報仲介サーバ140は、検索キーを受信1202すると、サービスデータ149から、キーワードに合致するサービスデータの検索1203を行う。このときキーワードに合致する情報内容がN件であったとする。N件が一度に見る情報量として多すぎなければ、例えば10件以下であれば、情報仲介サーバ140は情報提供端末110に結果のN件のデータを送信、提供1205する。N件が、一度に見る情報として多すぎれば、例えば10件を超えるようであれば、個人エリアフィルタリング1204を行う。個人エリアフィルタリング1204の例を以下に示す。
(a)サービスデータ149の最寄駅305を調査し、利用者が通過した経験がある、あるいは特定の間隔、例えば週1度以上通過する駅を含むデータだけに絞る。
(b)サービスデータ149の最寄駅305に、利用者が乗降した経験がある、あるいは、特定の間隔、例えば週1度以上乗降する駅を含むデータだけに絞る。
(c)サービスデータ149の最寄駅305に、利用者の定期券内の駅を含むデータだけに絞る。
(d)サービスデータ149の最寄駅306に、利用者の定期券情報の発駅702および着駅721を含むデータだけに絞る。
(e)サービスデータ149の営業時間304に、利用者が最寄駅305に営業時間に滞在可能である可能性を求め、可能性の高い順にデータを絞る。
【0045】
最寄駅に営業時間滞在可能である可能性は、例えば、情報処理学会、電子情報通信学会情報システムソサイエティ共催、FIT(情報科学技術フォーラム)2002講演論文、「ICカード乗車券を利用した生活圏情報サービスの提案」、浜田ちぐさ他、に記載された「駅周辺滞在確率」を用いれば求めることができる。
個人エリアフィルタリング1204は、上記の例を上記の順序あるいは適当な順序で用いることにより、情報を絞り込む。
【0046】
このようにして、情報提供1205された情報を、利用者は閲覧1206する。利用したいサービスがあれば、サービスを利用1207する。サービスの利用とは、例えば、図7に示したゴルフ教室の会員になることである。
【0047】
また、情報閲覧ステップ1206において、利用したいサービスが見つからない場合は、エリア拡大、または、再度キーワード送信120を行い、情報仲介サーバ147に他の情報を提供1205させる。エリア拡大は、個人エリアフィルタリング1204において、上記(a)から(e)のいずれかを用い、情報を絞り込まず、検索条件を広げる。
【0048】
以上のようにして、利用者は、自分の行動範囲および行動パターンにマッチしたゴルフスクールを検索することが可能である。
【0049】
以上説明したように、本実施の形態によれば、地域情報を検索する際、電子乗車券の利用履歴を用いて、入力の手間なく、個人の日常の行動範囲や行動時間に即したデータを検索することが可能となる。
(第2の実施例)
次に、第2の実施の形態について図10から図14を用いて説明する。
図10を用いて第2の実施例の全体構成を説明する。位置情報取得手段15と行動範囲データ作成手段14は第1の実施の形態と同じものとする。第2の実施例は、情報仲介サーバ140において、個人エリアデータ144と趣味・嗜好基本データ146とサービス利用履歴データ146と複数のサービス事業者が情報登録端末120によって登録する情報内容123を蓄積したサービスデータ149から各利用者の行動範囲や趣味などを考慮し、利用者に適した情報マッチング処理148によって求め、情報配信用テーブル142に蓄積し、特定の間隔で情報配信147するものである。第2の実施の形態における機器構成は第1の実施の形態と同じであるので説明は省略する。
【0050】
以下、情報仲介サーバ140におけるマッチング処理148を中心に、情報提供端末に向けて情報を配信する際の処理内容を説明する。
【0051】
まず、情報仲介サーバ140の前提条件について説明する。情報仲介サーバ140は、予め、乗車券システム150から得たデータにより、個人エリアデータ144を作成しており、さらに利用者個人の趣味/嗜好基本データ145、サービス利用履歴データ146、また、サービスデータ149の内容も蓄積しているものとする。
【0052】
以下それぞれのデータの生成時期および内容の詳細について説明する。
[趣味・嗜好個人データ]
嗜好・趣味基本データ145は、例えば鉄道の利用者が、本実施の形態における情報仲介サービスサイトの会員になったとき、あるいは初めて利用する際に自己申告により作成されるものとする。嗜好・趣味基本データ145の構成例を図11に示す。嗜好・趣味基本データ145は、乗車券ID801毎に、例えば氏名802、生年月日803、性別804、家族805、趣味・嗜好806、情報配信頻度807の項目から構成される。家族805はさらに、家族人数810、それぞれの家族811の氏名812、生年月日813、性別814から構成されるものとする。趣味・嗜好806は、例えば情報仲介サーバがあらかじめ指定した情報カテゴリ143から複数選択可能とする。
【0053】
[サービス利用履歴データ]
サービス利用履歴データ146は、鉄道の利用者が、本実施の形態において情報を受信し、受信した情報に関するサービスなどを利用した際に、サービス利用履歴を蓄積記録するものである。サービス利用履歴データ145の構成例を図12に示す。サービス利用履歴データ146は、乗車券ID1310毎に、例えば検索履歴1311、情報閲覧履歴1312、サービス利用履歴1313の項目から構成される。
検索履歴1311は、後に述べる検索サービスにおいて、鉄道の利用者が情報提供端末から検索キーワードを用いて情報を取得するときのキーワードを蓄積したものである。
【0054】
情報閲覧履歴1312は、後に述べる検索および配信サービスにおいて、鉄道の利用者が提供された複数の情報に対して詳細情報を閲覧する操作履歴を閲覧情報の所属するカテゴリ毎に蓄積したものである。
サービス利用履歴1313は、鉄道の利用者が提供された情報に関するアクションを起こしたとき、例えば、店を利用する、イベントに参加するなどの記録を、提供された情報の所属するカテゴリ毎に蓄積したものである。
[サービスデータ]
サービスデータ149の構成は第1の実施の形態で説明し、図7に示したものと同じであるが、情報配布先306の内容を記述することになる。情報配布先306の記述例を図13に示す。情報配布先306は情報を配布する対象の個人属性をサービス事業者の観点から指定するものである。対象駅1311は例えば最高で5駅指定でき、それぞれの駅に対して、駅名1315、曜日1316、時間1317、利用形態1318を指定できる。利用形態1318は、例えば、通過、乗降、定期区間内などの内容となる。また、例えば性別1315や年齢1316、配布キーワード1317も指定できることとする。
【0055】
図13の例では、「30歳以上の男女でゴルフやスポーツが趣味や嗜好として登録されている、あるいはゴルフやスポーツ関連のサービスの利用経験がある利用者のうち、A駅を週1回以上、17時から22時の間に通過する人」を配布対象とする。
【0056】
マッチング処理148では、利用者の観点からも情報の優先度をつける。サービスデータ149に新たな内容が発生した時点で、個人と情報のマッチング度を計算し、マッチング度が高い場合は、サービスデータ配信用テーブル142を書き換える。サービスデータ配信用テーブル142の構成を図14に示す。サービスデータ配信用テーブルには、乗車券ID毎に各サービスのマッチング度を算出し、マッチング度の高い方から順に、一度に配信する情報の量(例えば10件)を蓄積する。
【0057】
マッチング度の計算は、例えば、以下のように、
・情報の最寄駅305に将来下車する予定743がある場合:50ポイント
情報の最寄駅305が定期券の発駅720と一致する場合:20ポイント
情報の最寄駅305が定期券の着駅730と一致する場合:20ポイント
情報の最寄駅305が定期券内の駅である場合:5ポイント
情報の最寄駅305に週1度以上乗降する場合:5ポイント
情報の営業時間304に最寄駅305に滞在している確立が50%以上の場合:15ポイント
情報と同カテゴリのサービスを利用したことがある場合:10ポイント
ポイント付けを行い、その合計値とする。計算したマッチング度が、サービスデータ配信用テーブル142の他のデータよりも高ければ、サービスデータ配信用テーブル142に新たにデータを追加し、最もマッチング度の低いデータは削除する。
【0058】
このようにして作成したサービスデータ配信用テーブルの内容は乗車券ID毎に、あらかじめ利用者が趣味・嗜好基本データ145に登録した情報配信度808(例えば週1回:土曜15:00)に応じて、情報提供端末110に配信する。利用者は、乗車券IDにより、情報提供端末の配信内容を閲覧する。配信された情報の中で詳細内容を閲覧したという情報およびサービスを利用したという情報は、情報提供端末110および情報登録端末120あるいは別途情報仲介サーバ140に接続したサービス事業者の端末により、通信ネットワーク163を介して情報仲介サーバ140のサービス利用履歴データ146に蓄積し、再度マッチング処理147に利用する。
【0059】
第2の実施の形態では地域情報を配信する際、地域住民だけでなく、その地域をよく利用する人に向けて情報を配信することが可能となる。また、情報を配信される側からは、より自己の行動範囲や趣味・嗜好にマッチした情報を優先的に得ることができる。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、地域情報を検索および配信する際、人それぞれの地域の密着度や他の個人の属性を考慮して、より優先度の高い情報から提示できる。
また、地域の密着度の入力の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される情報提供システムおよび方法の概念図。
【図2】本発明が適用される情報提供システムおよび方法における第1の実施の形態の全体構成図。
【図3】旅客が乗車券131により出改札機130を通過したときに作成される通過データ133と通過データを出改札機管理サーバ151にて蓄積した出改札機利用履歴データ154の例を示す図。
【図4】出改札機管理サーバ151で管理する定期券データ155の例を示す図。
【図5】座席予約サーバ153に記録される予約データ156の例を示す図。
【図6】個人エリアデータ144の構成例を示す図。
【図7】サービスデータ149の構成例を示す図。
【図8】情報カテゴリ分類表の例を示す図。
【図9】情報検索147の処理フローチャート。
【図10】本発明が適用される情報提供システムおよび方法における第2の実施の形態の全体構成図。
【図11】嗜好・趣味基本データ145の構成例を示す図。
【図12】サービス利用履歴データ145の構成例を示す図。
【図13】情報配布先306の構成例を示す図。
【図14】サービスデータ配信用テーブル142の構成例を示す図。
【符号の説明】
11…情報提供手段、12…情報登録手段、13…情報仲介手段、14…行動範囲作成手段、15…位置情報取得手段、110…情報提供端末、111…検索キー入力手段、112…情報閲覧手段、120…情報登録端末、121…情報登録、123…情報内容、130…出改札機、131…乗車券、132…乗車券検知手段、133…通過データ、134…通過情報格納手段、140…情報仲介サーバ、141…個人別データ作成手段、142…情報提供手段、143…情報カテゴリテ−ブル、144…個人エリアデータ、147…情報検索手段、149…サービスデータ、150…乗車券システム、151…出改札機管理サーバ、153…座席予約サーバ、154…出改札機利用データ、155…定期券データ、156…座席予約データ、161,162,163…通信ネットワーク。
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動する人あるいは物の移動記録により、移動範囲や地域の滞在率を割り出し、移動する人あるいは物に対して最適な地域情報を提供する情報提供方法、情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話やGPSの普及により、移動する人あるいは物の位置情報を取得し、サービスに利用するシステムが普及している。例えば現在いる位置をGPSで取得し、地図を表示するカーナビゲーションシステムや、PHSで位置を取得し近郊の店情報や交通機関の時刻表を提供するサービスがある(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
また、乗車券が改札口を通過する際、定期券のIDに対応する携帯電話のメールアドレスに定期券に記載されている行き先の駅周辺情報を送信するサービスもある(例えば非特許文献1を参照)。
【0004】
これらは、ある時点である個人がいる位置で受けるサービスなどに関する地域情報あるいは、通常の移動先を考慮したサービスである。
【0005】
しかし、人あるいは物の行動パターンは必ずしも一定したものでなく、例えば毎日行く場所、週に1度行く場所、その人にとって身近な場所などのパターンがあり、その人ならではの生活圏およびその生活密度がある。生活圏に関する情報サービスとして、自治体や電話番号などによるエリアによって生活圏を規定するものがあるが、人それぞれで生活圏が異なることを考慮していない。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−245077号(フロントページ)
【非特許文献1】
グーパスのホームページ(http://www.goopas.jp)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、地域に根ざした情報を検索および配信する際、入力の手間をかけずに、人それぞれの行動範囲から地域の密着度や訪問予定、あるいは他の個人の属性を考慮して、より個人にマッチした情報を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、簡易に個人の行動範囲を取得することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、個人の検索キー入力を受けて地域情報を検索することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のシステムは移動する個人あるいは物の位置情報と時刻情報を同時に取得し、取得した位置情報と時刻情報の集合から時間軸を有する移動範囲を抽出し、地域に根ざした情報を取得するサービス内容を取得し、前記移動範囲情報と前記地域に根ざした情報をマッチングさせた情報を提示する情報提示する。位置情報の取得は、移動する個人あるいは物が地域に設置された構造物を通過したことによって行う。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。本発明の全体構成を図1に示す。本実施の形態の情報提供システムは、IDの付与された乗車券を所有した個人が鉄道駅を利用する際で、個人の位置情報を取得15し、これら位置情報を蓄積したものから個人の行動範囲データを作成14し、情報登録手段12によって登録される情報の中から、個人の行動範囲内に位置する物に関する情報を情報仲介手段13によって選択し、これを情報提供手段11によって利用者に提供するものである。
(第1の実施例)
第1の実施の形態について図2から図9を用いて説明する。まず、図2を用いて本システムの全体構成を説明する。利用者がIDの付与された乗車券131により、出改札機130を通過すると、出改札機130は乗車券検知手段132により乗車券131を検知し、乗車券131の通過情報を通過データ133として格納134する。
【0012】
各駅に配置された出改札機130は通過データ133を逐次、あるいは定期的に乗車券システム150の出改札機管理サーバ151に送信し、出改札機管理サーバ151は各出改札機130から送信された通過データ133を出改札利用履歴154に蓄積する。
【0013】
情報仲介サーバ140は定期的、例えば1ヶ月毎に蓄積された出改札利用履歴154から、個人エリアデータ144を作成141する。個人別データ作成141には、一個人に対して出改札利用履歴データ154と同一の個人IDの付与された定期券データ155および座席予約サーバ153が所持する座席予約データ156を利用してもよい。
【0014】
さらに、情報仲介サーバ140は、個人エリアデータ144と複数のサービス事業者が情報登録端末120によって登録する情報内容123を蓄積したサービスデータ149から利用者が指示した検索キーワード111に従い、サービスデータ149を検索147し、情報提供142を行う。
【0015】
本発明の実施の形態を実現する機器構成について説明する。本実施の形態の情報提供システムは、
・利用者が検索キーを入力して情報提供を受ける単数あるいは複数の情報提供端末110と、
・利用者の活動エリアを考慮して、最適な情報を選択する情報仲介サーバ140と・情報仲介サーバ140に対してサービス事業者がサービス内容を登録する単数あるいは複数の情報登録端末120を通信ネットワーク163で連結し、さらに情報仲介サーバ140には
・利用者の座席指定チケットの管理をする座席予約サーバ153と
・旅客の交通機関利用履歴を管理する出改札機管理サーバ151
を通信ネットワーク162で連結したものである。
【0016】
また、さらに出改札機管理サーバ151には、各駅の出改札機130を通信ネットワーク161で連結する。ネットワーク161、162、163はLAN、インターネット、その他任意の有線または無線を使ったネットワークを利用することができる。
【0017】
情報仲介サーバ140の装置構成は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。
【0018】
入力装置は、キーボードやポインティングデバイス(マウス、ペン等)の操作者が情報を入力するための機器である。
【0019】
出力装置は、登録された行動範囲データや依頼事項データを可視的に表示する装置であり、たとえばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プリンタ装置などを用いることができる。
【0020】
記憶装置は、計算機で実行されるプログラムや大量のデータファイルを格納する装置であり、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクや半導体メモリなどを利用できる。
【0021】
通信ケーブルは、電話回線のように情報を伝達するためのもので、光ケーブルのように大量のデータを高速に通信できるようなものが望ましい。この場合、無線通信回線を用いて通信ネットワーク161、162との間でデータを送受信するような構成をとる場合、通信ケーブルに代えて無線通信回線インタフェースが設けられる。
【0022】
仲介サーバ140は同時に多数の他システムに対して記憶装置内の情報を提供したり、依頼事項を受付けたりするため、高速かつ大容量の計算機を用いるとよい。
【0023】
情報提供端末110は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、情報仲介サーバ140と基本的に同じであるので説明は省略するが、同様の機能を備えた個人利用のパーソナルコンピュータや携帯端末あるいは携帯電話でもよい。
【0024】
基本的には1名の利用者につき一台の情報提供端末110を利用するが、複数名の利用者が1台の情報提供端末110を利用してもよい。また、1名の利用者が複数の情報提供端末140端末を利用してもよい。
【0025】
サービス登録端末120は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、情報仲介サーバ140と基本的に同じであるので説明は省略するが、同様の機能を備えたパーソナルコンピュータや携帯端末あるいは携帯電話でもよい。
【0026】
基本的には1名のサービス事業者につき一台のサービス登録端末120を利用するが、複数のサービス事業者が1台のサービス登録端末120を利用してもよい。また、1名のサービス事業者が複数のサービス登録端末120を利用してもよい。
【0027】
出改札機管理サーバ151は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、情報仲介サーバ140と基本的に同じであるので説明は省略する。
【0028】
出改札機管理サーバ151は、計算機、入力装置、出力装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。これらの構造はそれぞれ、情報仲介サーバ140と基本的に同じであるので説明は省略する。
【0029】
通信ネットワーク161、162の装置構成は、たとえば光通信、ATM−LAN等の高速通信ネットワークで構成できる。具体的には交通事業者の専用回線などである。
【0030】
通信ネットワーク163の装置構成は、具体的にはインターネットで代表されるオープンなネットワークや、パソコン通信等の専用回線によるネットワークなどである。
【0031】
出改札機130の装置構成は、計算機、乗車券読み取り装置、記憶装置、通信ケーブルを接続したものである。
【0032】
出改札機管理サーバ151へは各駅の出改札機130が接続しており、本発明における利用者は、IDの付与された乗車券131により出改札機130を利用する。乗車券131は例えば磁気カードやICカードによるものとする。
なお、サービス登録端末120および情報提供端末110および情報仲介サーバ140および座席予約サーバ153および出改札機管理サーバ151および出改札機130で実行される処理は、コンピュータのプログラムによって実行可能であり、これらプログラムはフロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、ハードディスクなどの記憶媒体に格納可能であり、また、ネットワークを介して配布可能である。
【0033】
なお、図1における位置情報取得手段15は乗車券131と出改札機130と乗車券システム150にて行い、行動範囲データ作成手段14と情報仲介手段は、情報仲介サーバ140で行い、情報提供手段11は情報提供端末110で行い、情報登録手段12は情報登録端末120で行うことにより、本実施の形態を実現することができる。
【0034】
次に、本実施の形態が前提とする出改札機130と乗車券システム150について説明する。ここで、出改札機130と乗車券システム150は単独の鉄道事業者のものとして説明するが、バスなど他の公共交通手段などでもかまわないし、複数の交通事業者や複数の交通手段の出改札機あるいは乗車券システムを統合したものとしてもよい。
【0035】
出改札機130は、乗車券131が通過する際、乗車券を検知132し、乗車券のIDと共に通過した時刻を通過データ133として記録134する。
【0036】
乗車券システム150は、出改札機管理サーバ151と座席予約サーバ153から構成される。出改札機管理サーバ151には、各駅の出改札機130が接続しており、出改札機130は通過データ133を出改札機管理サーバ151に逐次送信し、出改札機管理サーバ151は送られた通過データ133を出改札利用履歴データ154として蓄積管理する。
【0037】
通過データ133および出改札利用履歴データ154の構成を図3に示す。通過データ133および出改札利用履歴154は利用日220、利用時刻221、乗車券ID222、利用駅223、利用形態224および決済額225からなる。また、出改札機管理サーバ151は、旅客の定期乗車券のデータ155も管理する。定期券データ155の例を図4に示す。定期券データ155は、乗車券ID210、発駅211、着駅212、有効期間213、利用開始日214、利用終了日215の項目を有する。
【0038】
座席予約サーバ153は、特急電車などの座席予約を管理する。座席予約データ156の構成例を図5に示す。座席予約データ156は、列車の運行年月日601、列車名602、始発駅603、終着駅604、予約状況605の項目を有する。予約状況605は、座席607毎に乗車券ID608の予約区間609の項目を有する。
【0039】
以下、情報仲介サーバ140における情報検索147を中心に、利用者が情報の検索を行う際の処理内容を説明する。
【0040】
まず、情報仲介サーバ140の前提条件について説明する。情報仲介サーバ140は、予め、乗車券システム150から得たデータにより、個人エリアデータ144を作成しており、サービスデータ149の内容も蓄積しているものとする。
以下それぞれのデータの詳細について説明する。
[個人エリアデータ]
鉄道利用者の個人エリアデータ144は例えば全ての鉄道利用者に対して1ヶ月おき、あるいは、鉄道利用者の情報利用頻度に応じた間隔で、出改札利用履歴データ154、定期券データ155、座席予約データ156から該当個人IDに関するデータを取り出すことにより、作成する。個人エリアデータ144の例を図6に示す。個人エリアデータ144は乗車券ID701毎の定期範囲データ702、利用履歴データ703、予定データ703からなる。
【0041】
定期範囲データ702は、図4の定期券データ155における定期券発駅211と定期券着駅212を参照し、定期券発駅720、定期券着駅721の項目から構成する。利用履歴データ703は、図3の出改札利用履歴データ154において乗車券ID222毎に各データを参照し、利用日730、利用時刻731、利用駅732、利用形態733の項目から構成する。予定データ704は、図5の座席予約データ156から、乗車券ID608毎の駅間予約状況609を参照し、利用日740、乗車車両741、乗車区間発駅742、乗車区間着駅743、座席744の項目から構成する。
[サービスデータ149]
また、サービスデータ149は、以下の過程により作成されるものとする。
あらかじめ、複数の情報登録者は情報登録端末120により、情報内容123を登録121しており、通信ネットワーク163により、情報仲介サーバ140のサービスデータ149に蓄積されているものとする。情報内容123の登録121は、データが発生した時点で、逐次行ってよい。サービスデータ149の例を図7に示す。
【0042】
サービスデータ149は、項番300、情報登録者ID301、情報の種類302、見出し303、営業時間304、最寄駅305、情報配布先306、検索キーワード307、内容308の項目を有する。情報の種類302は、図8に示した情報カテゴリ143にて、「スポーツ」「ゴルフ」を表す0401としている。また、情報の内容が他のカテゴリ、例えば「教室」「習い事」にも属する場合複数のカテゴリを有してもよい。最寄駅305は、近い駅が複数あれば複数あってもよい。特に違う沿線の駅などは複数記述する。内容308は、文字の他、例えば図や表、画像を含むデータであることを想定している。
【0043】
以下、IDの付与された乗車券を所有する個人が情報提供端末110により、個人の行動範囲にマッチした情報を検索する処理の流れを図9のフローにしたがって説明する。
【0044】
図9の左側は情報提供端末110を利用する利用者の処理の流れ、右側は情報仲介サーバ140の処理の流れである。まず、利用者が検索を行う際、情報提供端末は情報仲介サーバ140が乗車券IDを特定できる個人IDを送信することとする。次に、利用者は、情報提供端末110によりキーワードを送信1201する。送信キーワードは、例えば、「本屋」と入力することにする。情報仲介サーバ140は、検索キーを受信1202すると、サービスデータ149から、キーワードに合致するサービスデータの検索1203を行う。このときキーワードに合致する情報内容がN件であったとする。N件が一度に見る情報量として多すぎなければ、例えば10件以下であれば、情報仲介サーバ140は情報提供端末110に結果のN件のデータを送信、提供1205する。N件が、一度に見る情報として多すぎれば、例えば10件を超えるようであれば、個人エリアフィルタリング1204を行う。個人エリアフィルタリング1204の例を以下に示す。
(a)サービスデータ149の最寄駅305を調査し、利用者が通過した経験がある、あるいは特定の間隔、例えば週1度以上通過する駅を含むデータだけに絞る。
(b)サービスデータ149の最寄駅305に、利用者が乗降した経験がある、あるいは、特定の間隔、例えば週1度以上乗降する駅を含むデータだけに絞る。
(c)サービスデータ149の最寄駅305に、利用者の定期券内の駅を含むデータだけに絞る。
(d)サービスデータ149の最寄駅306に、利用者の定期券情報の発駅702および着駅721を含むデータだけに絞る。
(e)サービスデータ149の営業時間304に、利用者が最寄駅305に営業時間に滞在可能である可能性を求め、可能性の高い順にデータを絞る。
【0045】
最寄駅に営業時間滞在可能である可能性は、例えば、情報処理学会、電子情報通信学会情報システムソサイエティ共催、FIT(情報科学技術フォーラム)2002講演論文、「ICカード乗車券を利用した生活圏情報サービスの提案」、浜田ちぐさ他、に記載された「駅周辺滞在確率」を用いれば求めることができる。
個人エリアフィルタリング1204は、上記の例を上記の順序あるいは適当な順序で用いることにより、情報を絞り込む。
【0046】
このようにして、情報提供1205された情報を、利用者は閲覧1206する。利用したいサービスがあれば、サービスを利用1207する。サービスの利用とは、例えば、図7に示したゴルフ教室の会員になることである。
【0047】
また、情報閲覧ステップ1206において、利用したいサービスが見つからない場合は、エリア拡大、または、再度キーワード送信120を行い、情報仲介サーバ147に他の情報を提供1205させる。エリア拡大は、個人エリアフィルタリング1204において、上記(a)から(e)のいずれかを用い、情報を絞り込まず、検索条件を広げる。
【0048】
以上のようにして、利用者は、自分の行動範囲および行動パターンにマッチしたゴルフスクールを検索することが可能である。
【0049】
以上説明したように、本実施の形態によれば、地域情報を検索する際、電子乗車券の利用履歴を用いて、入力の手間なく、個人の日常の行動範囲や行動時間に即したデータを検索することが可能となる。
(第2の実施例)
次に、第2の実施の形態について図10から図14を用いて説明する。
図10を用いて第2の実施例の全体構成を説明する。位置情報取得手段15と行動範囲データ作成手段14は第1の実施の形態と同じものとする。第2の実施例は、情報仲介サーバ140において、個人エリアデータ144と趣味・嗜好基本データ146とサービス利用履歴データ146と複数のサービス事業者が情報登録端末120によって登録する情報内容123を蓄積したサービスデータ149から各利用者の行動範囲や趣味などを考慮し、利用者に適した情報マッチング処理148によって求め、情報配信用テーブル142に蓄積し、特定の間隔で情報配信147するものである。第2の実施の形態における機器構成は第1の実施の形態と同じであるので説明は省略する。
【0050】
以下、情報仲介サーバ140におけるマッチング処理148を中心に、情報提供端末に向けて情報を配信する際の処理内容を説明する。
【0051】
まず、情報仲介サーバ140の前提条件について説明する。情報仲介サーバ140は、予め、乗車券システム150から得たデータにより、個人エリアデータ144を作成しており、さらに利用者個人の趣味/嗜好基本データ145、サービス利用履歴データ146、また、サービスデータ149の内容も蓄積しているものとする。
【0052】
以下それぞれのデータの生成時期および内容の詳細について説明する。
[趣味・嗜好個人データ]
嗜好・趣味基本データ145は、例えば鉄道の利用者が、本実施の形態における情報仲介サービスサイトの会員になったとき、あるいは初めて利用する際に自己申告により作成されるものとする。嗜好・趣味基本データ145の構成例を図11に示す。嗜好・趣味基本データ145は、乗車券ID801毎に、例えば氏名802、生年月日803、性別804、家族805、趣味・嗜好806、情報配信頻度807の項目から構成される。家族805はさらに、家族人数810、それぞれの家族811の氏名812、生年月日813、性別814から構成されるものとする。趣味・嗜好806は、例えば情報仲介サーバがあらかじめ指定した情報カテゴリ143から複数選択可能とする。
【0053】
[サービス利用履歴データ]
サービス利用履歴データ146は、鉄道の利用者が、本実施の形態において情報を受信し、受信した情報に関するサービスなどを利用した際に、サービス利用履歴を蓄積記録するものである。サービス利用履歴データ145の構成例を図12に示す。サービス利用履歴データ146は、乗車券ID1310毎に、例えば検索履歴1311、情報閲覧履歴1312、サービス利用履歴1313の項目から構成される。
検索履歴1311は、後に述べる検索サービスにおいて、鉄道の利用者が情報提供端末から検索キーワードを用いて情報を取得するときのキーワードを蓄積したものである。
【0054】
情報閲覧履歴1312は、後に述べる検索および配信サービスにおいて、鉄道の利用者が提供された複数の情報に対して詳細情報を閲覧する操作履歴を閲覧情報の所属するカテゴリ毎に蓄積したものである。
サービス利用履歴1313は、鉄道の利用者が提供された情報に関するアクションを起こしたとき、例えば、店を利用する、イベントに参加するなどの記録を、提供された情報の所属するカテゴリ毎に蓄積したものである。
[サービスデータ]
サービスデータ149の構成は第1の実施の形態で説明し、図7に示したものと同じであるが、情報配布先306の内容を記述することになる。情報配布先306の記述例を図13に示す。情報配布先306は情報を配布する対象の個人属性をサービス事業者の観点から指定するものである。対象駅1311は例えば最高で5駅指定でき、それぞれの駅に対して、駅名1315、曜日1316、時間1317、利用形態1318を指定できる。利用形態1318は、例えば、通過、乗降、定期区間内などの内容となる。また、例えば性別1315や年齢1316、配布キーワード1317も指定できることとする。
【0055】
図13の例では、「30歳以上の男女でゴルフやスポーツが趣味や嗜好として登録されている、あるいはゴルフやスポーツ関連のサービスの利用経験がある利用者のうち、A駅を週1回以上、17時から22時の間に通過する人」を配布対象とする。
【0056】
マッチング処理148では、利用者の観点からも情報の優先度をつける。サービスデータ149に新たな内容が発生した時点で、個人と情報のマッチング度を計算し、マッチング度が高い場合は、サービスデータ配信用テーブル142を書き換える。サービスデータ配信用テーブル142の構成を図14に示す。サービスデータ配信用テーブルには、乗車券ID毎に各サービスのマッチング度を算出し、マッチング度の高い方から順に、一度に配信する情報の量(例えば10件)を蓄積する。
【0057】
マッチング度の計算は、例えば、以下のように、
・情報の最寄駅305に将来下車する予定743がある場合:50ポイント
情報の最寄駅305が定期券の発駅720と一致する場合:20ポイント
情報の最寄駅305が定期券の着駅730と一致する場合:20ポイント
情報の最寄駅305が定期券内の駅である場合:5ポイント
情報の最寄駅305に週1度以上乗降する場合:5ポイント
情報の営業時間304に最寄駅305に滞在している確立が50%以上の場合:15ポイント
情報と同カテゴリのサービスを利用したことがある場合:10ポイント
ポイント付けを行い、その合計値とする。計算したマッチング度が、サービスデータ配信用テーブル142の他のデータよりも高ければ、サービスデータ配信用テーブル142に新たにデータを追加し、最もマッチング度の低いデータは削除する。
【0058】
このようにして作成したサービスデータ配信用テーブルの内容は乗車券ID毎に、あらかじめ利用者が趣味・嗜好基本データ145に登録した情報配信度808(例えば週1回:土曜15:00)に応じて、情報提供端末110に配信する。利用者は、乗車券IDにより、情報提供端末の配信内容を閲覧する。配信された情報の中で詳細内容を閲覧したという情報およびサービスを利用したという情報は、情報提供端末110および情報登録端末120あるいは別途情報仲介サーバ140に接続したサービス事業者の端末により、通信ネットワーク163を介して情報仲介サーバ140のサービス利用履歴データ146に蓄積し、再度マッチング処理147に利用する。
【0059】
第2の実施の形態では地域情報を配信する際、地域住民だけでなく、その地域をよく利用する人に向けて情報を配信することが可能となる。また、情報を配信される側からは、より自己の行動範囲や趣味・嗜好にマッチした情報を優先的に得ることができる。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、地域情報を検索および配信する際、人それぞれの地域の密着度や他の個人の属性を考慮して、より優先度の高い情報から提示できる。
また、地域の密着度の入力の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される情報提供システムおよび方法の概念図。
【図2】本発明が適用される情報提供システムおよび方法における第1の実施の形態の全体構成図。
【図3】旅客が乗車券131により出改札機130を通過したときに作成される通過データ133と通過データを出改札機管理サーバ151にて蓄積した出改札機利用履歴データ154の例を示す図。
【図4】出改札機管理サーバ151で管理する定期券データ155の例を示す図。
【図5】座席予約サーバ153に記録される予約データ156の例を示す図。
【図6】個人エリアデータ144の構成例を示す図。
【図7】サービスデータ149の構成例を示す図。
【図8】情報カテゴリ分類表の例を示す図。
【図9】情報検索147の処理フローチャート。
【図10】本発明が適用される情報提供システムおよび方法における第2の実施の形態の全体構成図。
【図11】嗜好・趣味基本データ145の構成例を示す図。
【図12】サービス利用履歴データ145の構成例を示す図。
【図13】情報配布先306の構成例を示す図。
【図14】サービスデータ配信用テーブル142の構成例を示す図。
【符号の説明】
11…情報提供手段、12…情報登録手段、13…情報仲介手段、14…行動範囲作成手段、15…位置情報取得手段、110…情報提供端末、111…検索キー入力手段、112…情報閲覧手段、120…情報登録端末、121…情報登録、123…情報内容、130…出改札機、131…乗車券、132…乗車券検知手段、133…通過データ、134…通過情報格納手段、140…情報仲介サーバ、141…個人別データ作成手段、142…情報提供手段、143…情報カテゴリテ−ブル、144…個人エリアデータ、147…情報検索手段、149…サービスデータ、150…乗車券システム、151…出改札機管理サーバ、153…座席予約サーバ、154…出改札機利用データ、155…定期券データ、156…座席予約データ、161,162,163…通信ネットワーク。
Claims (10)
- 移動する個人あるいは物に対して、前記個人あるいは物の位置情報と時刻情報を、前記移動する個人あるいは物が地域に設置された構造物を通過することにより、取得する位置情報取得ステップと、
前記位置情報取得ステップによって取得した位置情報と時刻情報の集合から時間軸を有する移動範囲を抽出する移動範囲抽出ステップと、
地域情報を取得するサービス内容取得ステップと、
前記移動範囲情報と前記地域情報をマッチングする情報マッチングステップと、前記マッチングさせた情報を提示する情報提示ステップ情報提供方法。 - 移動する個人あるいは物に対して、前記個人あるいは物の位置情報と時刻情報を、前記移動する個人あるいは物が地域に設置された構造物を通過することにより、同時に取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段によって取得した位置情報と時刻情報の集合から時間軸を有する移動範囲を抽出する移動範囲抽出手段と、地域情報を取得するサービス内容取得手段と、前記移動範囲情報と前記地域情報をマッチングする情報マッチング手段と、前記マッチングさせた情報を提示する情報提示手段からなる情報提供システムにおいて、前記位置情報取得手段は、前記移動する個人あるいは物が地域に設置された構造物を通過したことにより行うことを特徴とする情報提供システム。
- 請求項2の地域に設置された構造物は、交通機関の入退場ゲートであることを特徴とする情報提供システム。
- 請求項2または3において、前記移動する物は、交通機関の乗車券であることを特徴とする情報提供システム。
- 請求項2ないし4の1において、位置情報取得手段において、取得した位置情報を電子乗車券に格納することを特徴とする情報提示システム。
- 請求項1における情報マッチングステップは、上記個人が検索キーを入力することにより、検索キーを考慮したマッチングを行うことを特徴とする情報提供方法。
- 請求項2ないし5の1において、前記情報マッチング手段は、上記個人が検索キーを入力することにより、検索キーを考慮したマッチングを行うことを特徴とする情報提供システム。
- 請求項1における情報マッチングステップは、前記人あるいは物の特徴に関するプロフィール情報または前記提供された情報の閲覧履歴または前記提供された情報の利用履歴を取得および考慮し、前記人あるいは物毎に地域情報の順位付けを行い、順位付けの高い地域情報から順に提示することを特徴とする情報提供方法。
- 請求項2ないし5の1における情報マッチング手段は、前記人あるいは物の特徴に関するプロフィール情報または前記提供された情報の閲覧履歴または前記提供された情報の利用履歴を考慮し、前記人毎に情報の順位付けを行い、順位付けの高い地域情報から順に提示することを特徴とする情報提供システム。
- 請求項2ないし5の位置情報は、未来の位置情報を有することを特徴とする情報提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002267550A JP2004102950A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 情報提供方法およびシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002267550A JP2004102950A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 情報提供方法およびシステム |
Publications (1)
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Family
ID=32266011
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002267550A Pending JP2004102950A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 情報提供方法およびシステム |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011070426A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Honda Motor Co Ltd | ナビサーバおよびナビシステム |
JP2012247982A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Fujitsu Ltd | 情報提供装置及び情報提供方法 |
JP2013246570A (ja) * | 2012-05-24 | 2013-12-09 | Nec Corp | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
JP2015170326A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | 大日本印刷株式会社 | サーバ装置、プログラム及び推薦情報提供方法 |
US9158732B2 (en) | 2012-02-29 | 2015-10-13 | Fujitsu Limited | Distributed cache system for delivering contents to display apparatus |
US9442934B2 (en) | 2011-09-20 | 2016-09-13 | Fujitsu Limited | Distributed cache control technique |
-
2002
- 2002-09-13 JP JP2002267550A patent/JP2004102950A/ja active Pending
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