JP2004093519A

JP2004093519A - Test tube and dispensing system

Info

Publication number: JP2004093519A
Application number: JP2002258455A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Tamura; 田村　洋
Original assignee: SRL Inc
Current assignee: SRL Inc
Priority date: 2002-09-04
Filing date: 2002-09-04
Publication date: 2004-03-25
Anticipated expiration: 2022-09-04
Also published as: JP4035406B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a test tube capable of easily adding identification information regarding a dispensed specimen. <P>SOLUTION: The test tube 2 is provided with a cylindrical housing part 4, having one closed end and an opening part at the other end and a lid part 6 for closing the opening part. An insertion part 8, capable of receiving the insertion of an RFID (radio frequency identification) tag 10 is provided at the upper part of the housing part 4 i.e. at a location along the lower edge of the lid part 6. The insertion part 8 has an insertion opening 8a, capable of receiving the insertion of the RGID tag 10 along the outer circumferential part of the housing part 4. Specimen information (date received and the specimen ID) etc. of the specimen housed in the test tube 2 are stored in the RFID tag 10. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、血液、血漿、血清等の検体を収容する試験管、及び該試験管を用いた分注システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、血液、血漿、血清等の検体を収容する検体容器は、検体の検査等を行う検査機関に搬送され、検査機関において受付処理が行われた後に検体ラックに収容されて保管される。即ち、まず、受付処理、例えば、検査機関に搬送された検体を収容した検体容器に、検体番号、受付日等を含む検体情報を記載したラベル等の貼り付けが行われる。次に、受付処理が行われた検体は、検体ラックに収容され、例えば、ラックの収容部の位置番号とそのラックに保管されている検体の検体情報等を関連付ける（紐付ける）ことによって検体指示情報が作成され、この検体指示情報に基づいて検体の保管が行われると共に検体の検査等が行われる（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平８−２８５８５５号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
検体の検査が指示された場合には、検体指示情報に基づいて、必要な検体が検体ラックから抜き取られ、分注が行われ、分注された検体を用いて検査が行われる。この場合には、分注された検体に関する検体情報が記載されたラベルを分注された検体が収容されている検体容器に貼り付け等する必要があり多大な労力を必要としていた。
【０００５】
この発明の課題は、分注された検体に関する識別情報を容易に付与することができる試験管及び該試験管を用いた分注システムを提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の試験管は、一端が閉じ他端に開口部を有する筒状の収容部と、前記開口部を閉じる蓋部とを備える試験管であって、前記収容部の外周部に第１のＲＦＩＤタグを挿入可能な差込部を有することを特徴とする。
【０００７】
この請求項１記載の試験管によれば、検体情報を記憶する第１のＲＦＩＤタグを挿入可能な差込部を有するため、試験管の使用が終了した場合には、第１のＲＦＩＤタグを差込部から取り外し再利用することができる。
【０００８】
また、請求項２記載の試験管は、前記差込部が前記収容部の上部外周部に設けられていることを特徴とする。この請求項２記載の試験管によれば、差込部が収容部の上部外周部に設けられているため、第１のＲＦＩＤタグを装着した時においても、試験管の収容部に収容された検体の状態を容易に確認することができる。
【０００９】
また、請求項３記載の試験管は、前記差込部が前記第１のＲＦＩＤタグを前記収容部の外周部に沿って挿入可能な挿入口を有することを特徴とする。この請求項３記載の試験管によれば、差込部が第１のＲＦＩＤタグを収容部の外周部に沿って挿入可能な挿入口を有するため、装置により又は、手作業により第１のＲＦＩＤタグを差込部に容易に装着し又は取り外すことができる。
【００１０】
また、請求項４記載の試験管は、前記第１のＲＦＩＤタグがマイクロ波方式のＲＦＩＤタグにより構成されることを特徴とする。
【００１１】
また、請求項５記載の試験管は、前記差込部に前記第１のＲＦＩＤタグが差し込まれたことを特徴とする。この請求項５記載の試験管によれば、試験管に収容された検体と該検体の検体情報を一体として管理することができる。
【００１２】
また、請求項６記載の分注システムは、請求項５記載の試験管により構成される元検体用検体容器と、請求項５記載の試験管により構成される分注検体用検体容器と、前記元検体用検体容器の前記収容部に挿入された分注ヘッドにより元検体の一部を吸引し、前記分注検体用検体容器に吐出する分注装置とを備える分注システムにおいて、前記分注ヘッドに前記第１のＲＦＩＤタグに対して情報の送受信を行うための第１のアンテナを備えることを特徴とする。
【００１３】
また、請求項７記載の分注システムは、前記分注ヘッドを前記元検体用検体容器内に挿入した際に、前記第１のアンテナを介して前記元検体用検体容器に備えられている前記第１のＲＦＩＤタグに記憶されている検体情報を受信する受信手段と、前記分注ヘッドを前記分注検体用検体容器内に挿入した際に、前記第１のアンテナを介して前記分注検体用検体容器に備えられている前記第１のＲＦＩＤタグに検体情報を送信する送信手段を更に備えることを特徴とする。
【００１４】
この請求項６、請求項７記載の分注システムによれば、分注ヘッドを元検体用検体容器内に挿入し元検体の一部を吸引する際に、第１のアンテナを介して元検体用検体容器に備えられている第１のＲＦＩＤタグに記憶されている検体情報を受信し、分注ヘッドを分注検体用検体容器内に挿入し吸引した元検体を吐出する際に、第１のアンテナを介して分注検体用検体容器に備えられている第１のＲＦＩＤタグに検体情報を送信する。従って、分注処理を行うのと同時に分注された検体の検体情報を確実に第１のＲＦＩＤタグに書き込むことができる。
【００１５】
また、請求項８記載の分注システムは、複数本の前記分注検体用検体容器を収容する検体ラックを更に備え、該検体ラックは、該検体ラックに収容されている前記分注検体用検体容器に関する検体指示情報を記憶する検体指示情報記憶手段を有することを特徴とする。この請求項８記載の分注システムは、検体ラックに収容されている分注検体用検体容器に収容されている検体の検体指示情報を検体と一体としてラック単位で管理することができる。
【００１６】
また、請求項９記載の分注システムは、前記検体指示情報記憶手段が第２のＲＦＩＤタグにより構成され、第２のＲＦＩＤタグに対して情報の送受信を行うための第２のアンテナを更に備えることを特徴とする。また、請求項１０記載の分注システムは、前記第２のＲＦＩＤタグが電磁誘導方式のＲＦＩＤタグにより構成されることを特徴とする。
【００１７】
この請求項９、請求項１０記載の分注システムによれば、第２のＲＦＩＤタグが電磁誘導方式であるため記憶容量が大きく、検体ラックの各収容部に収容されている検体の検体指示情報を一つの第２のＲＦＩＤタグに記憶させることができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態に係る試験管について説明する。図１は、この発明の実施の形態に係る試験管の外観図である。この試験管２は、一端が閉じ他端に開口部を有する円筒状の収容部４と、開口部を閉じる蓋部６とを備えている。また、収容部４の上部、即ち蓋部６の下縁に沿った位置に、ＲＦＩＤタグ（第１のＲＦＩＤタグ）１０を挿入可能な差込部８が設けられている。この差込部８は、ＲＦＩＤタグ１０を収容部８の外周部に沿って挿入可能な挿入口８ａを有する。このＲＦＩＤタグ１０には、試験管２に収容された検体の検体情報（受付日、検体ＩＤ）等が記憶されている。
【００１９】
ここで、ＲＦＩＤタグは、記憶されている情報の読み取り及び書き換えを非接触で行うことができる自動認識タグである。このＲＦＩＤタグには、電磁誘導作用を利用した電磁結合方式、静電気による誘導作用を利用した静電結合方式、電磁誘導を利用した電磁誘導方式、マイクロ波帯の電波を利用したマイクロ波方式及び赤外線等の光を利用した光方式等が存在する。
【００２０】
ＲＦＩＤタグ１０には、マイクロ波方式のＲＦＩＤタグが用いられる。このマイクロ波方式のＲＦＩＤタグは、２．４５ＧＨｚ帯のマイクロ波を利用して情報の送受信を行う。このマイクロ波方式のＲＦＩＤタグは、２．４５ＧＨｚという非常に高い周波数を使用しているため、外来ノイズ（雑音）による通信の影響を受けにくいという特性を有する。
【００２１】
更に、ＲＦＩＤタグは、使用形態に応じて様々な形状、例えば、ラベル形、コイン形、カード形等にすることができる。このうち、ＲＦＩＤタグ１０にはラベル形が用いられている。
【００２２】
図２は、試験管２の差込部８にＲＦＩＤタグ１０を差し込む状態を説明するための図である。図２（ａ）に示す試験管２の差込部８の挿入口８ａに、図２（ｂ）に示すように、ラベル状のＲＦＩＤタグ１０の一端を挿入し、ＲＦＩＤタグ１０を差込部８内に押し込む。図２（ｃ）に試験管２の差込部８にＲＦＩＤタグ１０を装着した状態を示す。
【００２３】
図３は、試験管２の差込部８からＲＦＩＤタグ１０を取り外す状態を説明するための図である。図３（ａ）に示す差込部８に装着されたＲＦＩＤタグ１０の一端を、図３（ｂ）に示すように引き出し、図３（ｃ）に示すように、試験管２の差込部８からＲＦＩＤタグ１０を取り外す。
【００２４】
この実施の形態にかかる試験管２によれば、検体情報を記憶するＲＦＩＤタグ１０を挿入可能な差込部８を有するため、試験管２の使用が終了した場合には、ＲＦＩＤタグ１０を差込部８から取り外し再利用することができる。従って、検査等に用いるＲＦＩＤタグ付試験管のコストの低減を図ることができる。
【００２５】
また、この実施の形態にかかる試験管２によれば、差込部８が収容部４の上部外周部に設けられているため、ＲＦＩＤタグ１０を装着した時においても、試験管２の収容部４に収容された検体の状態を容易に確認することができる。
【００２６】
また、この実施の形態にかかる試験管２によれば、差込部８がＲＦＩＤタグ１０を収容部４の外周部に沿って挿入可能な挿入口８ａを有するため、装置により又は、手作業によりＲＦＩＤタグ１０を差込部８に容易に装着し又は取り外すことができる。
【００２７】
また、この実施の形態にかかる試験管２の差込部８にＲＦＩＤタグ１０が差し込まれた場合には、試験管２に収容された検体と該検体の検体情報を一体として管理し、取り扱うことができる。
【００２８】
次に、この発明の実施の形態にかかる試験管を用いた分注システムについて説明する。図４は、実施の形態にかかる分注システムの概略構成図である。この分注システムは、分注装置２０により元検体用検体容器２２に収容されている検体を、検体ラック２４に収容されている分注検体用検体容器２６に分注するものである。
【００２９】
分注装置２０は、水平方向及び垂直方向に移動可能な分注ヘッド２０ａを有しており、分注ヘッド２０ａには、元検体用検体容器２２に備えられているＲＦＩＤタグ（第１のＲＦＩＤタグ）２２ａ及び分注検体用検体容器２６に備えられているＲＦＩＤタグ（第１のＲＦＩＤタグ）２６ａとの間で情報の送受信を行うためのアンテナ（第１のアンテナ）２０ｂが設けられている。
【００３０】
ここでアンテナ２０ｂは、リング状の形状を有しており、分注ヘッド２０ａの先端部近傍に設けられている。なお、アンテナ２０ｂには、元検体用検体容器２２又は分注検体用検体容器２６に分注ヘッド２０ａが挿入されたときに、元検体用検体容器２２又は分注検体用検体容器２６に設けられているＲＦＩＤタグとの間で情報の送受信が可能となるように通信距離を調整するための形状（例えば、所定の幅を有するリング状の形状）が付与されている。また、分注装置２０には、検体ラック２４に備えられているＲＦＩＤタグ（第２のＲＦＩＤタグ）２４ａ、即ち検体指示情報記憶手段との間で情報の送受信を行うためのアンテナ（第２のアンテナ）２０ｃが設けられている。
【００３１】
元検体用検体容器２２は、図１に示す試験管により構成されており、ＲＦＩＤタグ２２ａには、元検体用検体容器２２に収容されている検体の検体情報（受付日、検体ＩＤ）が記憶されている。また、分注検体用検体容器２６は、図１に示す試験管により構成されており、ＲＦＩＤタグ２６ａには、分注検体用検体容器２６に収容される検体の検体情報が記憶される。
【００３２】
検体ラック２４には、ＲＦＩＤタグ２４ａが備えられている。このＲＦＩＤタグ２４ａには、電磁誘導方式のＲＦＩＤタグが用いられる。この電磁誘導方式のＲＦＩＤタグは、主に２５０ＫＨｚ以下、あるいは１３．５６ＭＨｚ帯の長・中波長の電磁波を利用する。電磁誘導方式のＲＦＩＤタグのアンテナとしてはコイルを用い、２つのコイルの誘導磁束による誘起電圧を利用して情報の送受信を行う。この電磁誘導方式のＲＦＩＤタグには、記憶できる情報量が数バイトのものから数百バイトのものまで存在する。このＲＦＩＤタグ２４ａにはラベル形又はカード形が用いられる。このＲＦＩＤタグ２４ａには、検体ラック２４に収容される分注検体に関する検体指示情報が記憶される。
【００３３】
図５は、分注装置２０のブロック構成図である。この分注装置２０は、分注装置の全体を制御する制御部３０を備えている。この制御部３０には、分注ヘッド２０ａの駆動制御を行う分注ヘッド駆動部３２及び検体の吸引、吐出を行うためのポンプ３４が接続されている。
【００３４】
また、制御部３０には、ＲＦＩＤタグ２２ａ又はＲＦＩＤタグ２６ａとの間で情報の読み取り書き込みを行う第１タグ読取書込装置３６を介してアンテナ２０ｂが接続されており、また、ＲＦＩＤタグ２４ａとの間で情報の読み取り書き込みを行う第２タグ読取書込装置３８を介してアンテナ２０ｃが接続されている。更に検体情報等を記憶する記憶部４０が接続されている。
【００３５】
次に、図６のフローチャートを参照して実施の形態に係る検体の分注処理について説明する。まず、図７（ａ）に示すように、制御部３０からの制御信号に基づいて、分注ヘッド駆動部３２により分注ヘッド２０ａを駆動し、元検体用検体容器２２上に移動させ、更に元検体用検体容器２２の収容部内に分注ヘッド２０ａを挿入する（ステップＳ１０）。
【００３６】
分注ヘッド２０ａが元検体用検体容器２２の収容部内に挿入されると、アンテナ２０ｂにより、元検体用検体容器２２に備えられているＲＦＩＤタグ２２ａから送信される検体情報を受信し、第１タグ読取書込装置３６により検体情報を読み取る（ステップＳ１１）。そして、この読み取った検体情報を記憶部４０に記憶する（ステップＳ１２）。次に、制御部３０からの制御信号に基づいて、ポンプ３４により元検体用検体容器２２に収容されている元検体を必要量だけ吸引する。
【００３７】
次に、図７（ｂ）に示すように、制御部３０からの制御信号に基づいて、分注ヘッド駆動部３２により分注ヘッド２０ａを駆動し、検体ラック２４に収容されている所定の分注検体用検体容器２６上に移動させ、更に分注検体用検体容器２６の収容部内に分注ヘッド２０ａを挿入する（ステップＳ１４）。
【００３８】
分注ヘッド２０ａが分注検体用検体容器２６の収容部内に挿入されると、第１タグ読取書込装置３６を介してアンテナ２０ｂにより、分注検体用検体容器２６に備えられているＲＦＩＤタグ２６ａに対して、記憶部４０に記憶されている元検体の検体情報を送信し、ＲＦＩＤタグ２６ａに対して検体情報を書き込む（ステップＳ１５）。次に、制御部３０からの制御信号に基づいて、ポンプ３４を制御し分注検体用検体容器２６内に吸引した検体を吐出する（ステップＳ１６）。
【００３９】
次に、分注を行った分注検体用検体容器２６の検体ラック２４上の位置情報と、この分注検体用検体容器２６のＲＦＩＤタグ２６ａに書き込まれた検体情報を結び付けた（紐付けた）検体指示情報を作成し、記憶部４０に記憶する（ステップＳ１７）。そして、分注する必要のあるすべての検体について分注が終了したか否かの判断を行い（ステップＳ１８）、まだ分注すべき検体が残っている場合には、ステップＳ１０に戻って、次の検体の分注処理を行う（ステップＳ１０〜ステップＳ１７）。
【００４０】
ステップＳ１８において、分注する必要のあるすべての検体について、分注処理が終了したと判断された場合には、分注検体用検体容器２６が収容されている検体ラック２４のラック番号と、この検体ラック２４に収容されている検体の検体指示情報を記憶部４０から読み出し、検体ラック２４に備えられているＲＦＩＤタグ２４ａに書き込む。即ち、第２タグ読取書込装置３８を介してアンテナ２０ｃからＲＦＩＤタグ２４ａに対して検体指示情報を送信し、ＲＦＩＤタグ２４ａに対して検体指示情報を書き込む（ステップＳ１９）。
【００４１】
この実施の形態にかかる分注システムによれば、分注ヘッド２０ａを元検体用検体容器内２２に挿入し元検体の一部を吸引する際に、アンテナ２０ｂを介して元検体用検体容器に備えられているＲＦＩＤタグ２２ａに記憶されている検体情報を受信し、分注ヘッド２０ａを分注検体用検体容器内２６に挿入し吸引した元検体を吐出する際に、アンテナ２０ｂを介して分注検体用検体容器２６に備えられているＲＦＩＤタグ２６ａに検体情報を送信する。従って、分注処理を行うのと同時に分注された検体の検体情報を確実にＲＦＩＤタグ２６ａに書き込むことができる。
【００４２】
また、検体ラック２４に、該検体ラック２４に収容されている分注検体用検体容器２６に関する検体指示情報を記憶するＲＦＩＤタグ２４ａを備えるため、検体ラックに収容されている分注検体用検体容器に収容されている検体の検体情報を検体と一体としてラック単位で管理することができる。更に、ＲＦＩＤタグ２４ａが電磁誘導方式であるため記憶容量が大きく、検体ラック２４の各収容部に収容されている検体の検体指示情報を一つのＲＦＩＤタグに記憶させることができる。
【００４３】
なお、上述の実施の形態においては、検体情報として受付日及び検体ＩＤを元検体用検体容器に備えられているＲＦＩＤタグ２２ａ及び分注検体用検体容器２６に備えられているＲＦＩＤタグ２６ａに記憶させているが、更に、検査項目名、検査材料名、患者名、性別、年齢、病院名、カルテ番号等を記憶させるようにしてもよい。
【００４４】
【発明の効果】
この発明の試験管によれば、検体情報を記憶する第１のＲＦＩＤタグを挿入可能な差込部を有するため、試験管の使用が終了した場合には、第１のＲＦＩＤタグを差込部から取り外し再利用することができる。また、差込部が収容部の上部外周部に設けられているため、第１のＲＦＩＤタグを装着した時においても、試験管の収容部に収容された検体の状態を容易に確認することができる。更に、差込部が第１のＲＦＩＤタグを収容部の外周部に沿って挿入可能な挿入口を有するため、装置により又は、手作業により第１のＲＦＩＤタグを差込部に容易に装着し又は取り外すことができる。また、試験管に収容された検体と該検体の検体情報を一体として管理することができる。
【００４５】
また、この発明の分注システムによれば、分注ヘッドを元検体用検体容器内に挿入し元検体の一部を吸引する際に、第１のアンテナを介して元検体用検体容器に備えられている第１のＲＦＩＤタグに記憶されている検体情報を受信し、分注ヘッドを分注検体用検体容器内に挿入し吸引した元検体を吐出する際に、第１のアンテナを介して分注検体用検体容器に備えられている第１のＲＦＩＤタグに検体情報を送信する。従って、分注処理を行うのと同時に分注された検体の検体情報を容易に第１のＲＦＩＤタグに書き込むことができる。また、検体ラックに収容されている分注検体用検体容器に収容されている検体の検体指示情報を検体と一体としてラック単位で管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態に係る試験管の外観図である。
【図２】この発明の実施の形態に係る試験管にＲＦＩＤタグを装着する状態を示す図である。
【図３】この発明の実施の形態に係る試験管からＲＦＩＤタグを取り外す状態を示す図である。
【図４】この発明の実施の形態に係る分注システムの概略構成を示す図である。
【図５】この発明の実施の形態に係る分注システムのブロック構成図である。
【図６】この発明の実施の形態に係る分注システムによる分注処理を説明するためのフローチャートである。
【図７】この発明の実施の形態に係る分注システムによる分注処理を説明するための図である。
【符号の説明】
２…試験管、４…収容部、６…蓋部、８…差込部、８ａ…挿入口、１０…ＲＦＩＤタグ、２０…分注装置、２０ａ…分注ヘッド、２０ｂ，２０ｃ…アンテナ、２２…元検体用検体容器、２４…検体ラック、２４ａ…ＲＦＩＤタグ、２６…分注検体用検体容器、３０…制御部、３２…分注ヘッド駆動部、３４…ポンプ、３６…第１タグ読取書込装置、３８…第２タグ読取書込装置、４０…記憶部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a test tube containing a sample such as blood, plasma, and serum, and a dispensing system using the test tube.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a sample container that stores a sample such as blood, plasma, or serum is transported to a testing institution that performs sample testing or the like, and after receiving processing is performed at the testing institution, the sample container is stored and stored in a sample rack. That is, first, reception processing is performed, for example, a label or the like describing sample information including a sample number, a reception date, and the like is attached to a sample container containing a sample transported to a testing institution. Next, the sample subjected to the reception processing is stored in a sample rack, and for example, a sample instruction is made by associating (linking) the position number of the storage unit of the rack with the sample information of the sample stored in the rack. Information is created, and based on the sample instruction information, the sample is stored and the sample is tested (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-285855
[Problems to be solved by the invention]
When a sample test is instructed, a necessary sample is extracted from the sample rack based on the sample instruction information, dispensed, and a test is performed using the dispensed sample. In this case, it is necessary to attach a label on which sample information on the dispensed sample is described to a sample container containing the dispensed sample, which requires a great deal of labor.
[0005]
An object of the present invention is to provide a test tube capable of easily providing identification information on a dispensed sample and a dispensing system using the test tube.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The test tube according to claim 1, wherein the test tube includes a cylindrical storage portion having one end closed and an opening at the other end, and a lid closing the opening. It is characterized by having an insertion portion into which one RFID tag can be inserted.
[0007]
According to the test tube according to the first aspect, since the test tube has the insertion portion into which the first RFID tag for storing the sample information can be inserted, when the use of the test tube is completed, the first RFID tag is removed. It can be removed from the insertion part and reused.
[0008]
The test tube according to claim 2 is characterized in that the insertion portion is provided on an outer peripheral portion of an upper portion of the housing portion. According to the test tube of the second aspect, since the insertion portion is provided in the upper outer peripheral portion of the housing portion, the insertion portion is housed in the housing portion of the test tube even when the first RFID tag is attached. The state of the sample can be easily confirmed.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the test tube, the insertion portion has an insertion port through which the first RFID tag can be inserted along an outer peripheral portion of the housing portion. According to the test tube of the third aspect, since the insertion portion has the insertion port through which the first RFID tag can be inserted along the outer peripheral portion of the housing portion, the first RFID tag is manually or manually operated. The tag can be easily attached to or detached from the insertion portion.
[0010]
The test tube according to claim 4 is characterized in that the first RFID tag is constituted by a microwave type RFID tag.
[0011]
According to a fifth aspect of the present invention, in the test tube, the first RFID tag is inserted into the insertion portion. According to the test tube of the fifth aspect, it is possible to integrally manage the sample contained in the test tube and the sample information of the sample.
[0012]
In addition, the dispensing system according to claim 6 includes a sample container for an original sample configured by the test tube according to claim 5, a sample container for a dispensed sample configured by the test tube according to claim 5, A dispensing system comprising: a dispensing device configured to aspirate a part of an original sample by a dispensing head inserted into the storage section of a sample container for an original sample and discharge the sample to the sample container for a dispensed sample. The head is provided with a first antenna for transmitting and receiving information to and from the first RFID tag.
[0013]
The dispensing system according to claim 7, wherein the dispensing head is provided in the sample container for the original sample via the first antenna when the dispensing head is inserted into the sample container for the original sample. Receiving means for receiving the sample information stored in the first RFID tag; and the dispensed sample via the first antenna when the dispensing head is inserted into the sample container for the dispensed sample. The apparatus further comprises transmitting means for transmitting sample information to the first RFID tag provided in the sample container for use.
[0014]
According to this dispensing system, when the dispensing head is inserted into the sample container for the original sample and a part of the original sample is aspirated, the original sample is supplied via the first antenna. Receiving the sample information stored in the first RFID tag provided in the sample container for dispensing, inserting the dispensing head into the sample container for dispensing sample and discharging the sucked original sample, The sample information is transmitted to the first RFID tag provided in the sample container for the dispensed sample via the antenna of (1). Therefore, the sample information of the sample dispensed at the same time as performing the dispensing process can be reliably written in the first RFID tag.
[0015]
The dispensing system according to claim 8, further comprising a sample rack for accommodating a plurality of the sample containers for dispensed sample, wherein the sample rack is the sample for the dispensed sample contained in the sample rack. A sample instruction information storage unit for storing sample instruction information relating to the container is provided. In the dispensing system according to the eighth aspect, the sample instruction information of the sample accommodated in the sample container for dispensed sample accommodated in the sample rack can be managed in a rack unit integrally with the sample.
[0016]
Further, in the dispensing system according to a ninth aspect, the sample instruction information storage unit is configured by a second RFID tag, and further includes a second antenna for transmitting and receiving information to and from the second RFID tag. It is characterized by the following. The dispensing system according to claim 10 is characterized in that the second RFID tag is constituted by an electromagnetic induction type RFID tag.
[0017]
According to the dispensing system of the ninth and tenth aspects, since the second RFID tag is of the electromagnetic induction type, the storage capacity is large, and the sample instruction information of the sample stored in each storage unit of the sample rack. Can be stored in one second RFID tag.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a test tube according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an external view of a test tube according to an embodiment of the present invention. The test tube 2 includes a cylindrical housing 4 having one end closed and an opening at the other end, and a lid 6 closing the opening. In addition, an insertion portion 8 into which an RFID tag (first RFID tag) 10 can be inserted is provided at an upper portion of the housing portion 4, that is, at a position along the lower edge of the lid portion 6. The insertion portion 8 has an insertion port 8a into which the RFID tag 10 can be inserted along the outer peripheral portion of the housing portion 8. The RFID tag 10 stores sample information (reception date, sample ID) of the sample contained in the test tube 2 and the like.
[0019]
Here, the RFID tag is an automatic identification tag capable of reading and rewriting stored information without contact. This RFID tag includes an electromagnetic coupling method using an electromagnetic induction action, an electrostatic coupling method using an induction action by static electricity, an electromagnetic induction method using electromagnetic induction, a microwave method using microwave waves, and an infrared ray. There is an optical system using light such as.
[0020]
As the RFID tag 10, a microwave type RFID tag is used. This microwave RFID tag transmits and receives information using microwaves in the 2.45 GHz band. Since the microwave type RFID tag uses a very high frequency of 2.45 GHz, it has a characteristic that it is hardly affected by communication due to external noise (noise).
[0021]
Further, the RFID tag can be formed in various shapes, for example, a label shape, a coin shape, a card shape, and the like, depending on a use mode. Among them, a label type is used for the RFID tag 10.
[0022]
FIG. 2 is a diagram for explaining a state where the RFID tag 10 is inserted into the insertion portion 8 of the test tube 2. As shown in FIG. 2B, one end of a label-shaped RFID tag 10 is inserted into the insertion port 8a of the insertion portion 8 of the test tube 2 shown in FIG. 2A, and the RFID tag 10 is inserted into the insertion portion. Push into 8. FIG. 2C shows a state in which the RFID tag 10 is attached to the insertion portion 8 of the test tube 2.
[0023]
FIG. 3 is a diagram for explaining a state in which the RFID tag 10 is removed from the insertion portion 8 of the test tube 2. One end of the RFID tag 10 attached to the insertion portion 8 shown in FIG. 3A is pulled out as shown in FIG. 3B, and the insertion portion of the test tube 2 is inserted as shown in FIG. The RFID tag 10 is detached from 8.
[0024]
According to the test tube 2 according to this embodiment, since the insertion portion 8 into which the RFID tag 10 storing the sample information can be inserted is provided, when the use of the test tube 2 is completed, the RFID tag 10 is inserted. It can be removed from the insertion section 8 and reused. Therefore, the cost of the test tube with the RFID tag used for inspection or the like can be reduced.
[0025]
Further, according to the test tube 2 according to this embodiment, since the insertion portion 8 is provided on the upper outer peripheral portion of the housing portion 4, even when the RFID tag 10 is attached, the housing portion of the test tube 2 The state of the sample housed in 4 can be easily confirmed.
[0026]
In addition, according to the test tube 2 according to this embodiment, since the insertion portion 8 has the insertion port 8a through which the RFID tag 10 can be inserted along the outer peripheral portion of the housing portion 4, the insertion portion 8 can be manually or manually operated. The RFID tag 10 can be easily attached to or detached from the insertion portion 8.
[0027]
When the RFID tag 10 is inserted into the insertion portion 8 of the test tube 2 according to this embodiment, the sample contained in the test tube 2 and the sample information of the sample are managed and handled as one unit. Can be.
[0028]
Next, a dispensing system using a test tube according to an embodiment of the present invention will be described. FIG. 4 is a schematic configuration diagram of the dispensing system according to the embodiment. In this dispensing system, a sample stored in a sample container 22 for an original sample is dispensed by a dispensing device 20 to a sample container 26 for a dispensed sample stored in a sample rack 24.
[0029]
The dispensing device 20 has a dispensing head 20a that can be moved in the horizontal direction and the vertical direction. The dispensing head 20a has an RFID tag (first RFID) provided in the original sample container 22. An antenna (first antenna) 20b for transmitting and receiving information to and from an RFID tag (first RFID tag) 26a provided in the sample container 26 for the dispensed sample is provided. .
[0030]
Here, the antenna 20b has a ring shape and is provided near the tip of the dispensing head 20a. When the dispensing head 20a is inserted into the sample container 22 for the original sample or the sample container 26 for the dispensed sample, the antenna 20b is provided in the sample container 22 for the original sample or the sample container 26 for the dispensed sample. A shape (for example, a ring-shaped shape having a predetermined width) for adjusting a communication distance so that information can be transmitted to and received from an RFID tag is provided. In addition, the dispensing apparatus 20 includes an antenna (second RFID tag) 24a provided in the sample rack 24, that is, an antenna (second antenna) for transmitting and receiving information to and from the sample instruction information storage unit. Antenna 20c is provided.
[0031]
The sample container 22 for the original sample is configured by the test tube shown in FIG. 1, and the RFID tag 22a stores sample information (reception date and sample ID) of the sample contained in the sample container 22 for the original sample. Have been. Further, the sample container 26 for the dispensed sample is constituted by the test tube shown in FIG. 1, and the RFID tag 26a stores the sample information of the sample contained in the sample container 26 for the dispensed sample.
[0032]
The sample rack 24 is provided with an RFID tag 24a. As the RFID tag 24a, an electromagnetic induction type RFID tag is used. This electromagnetic induction type RFID tag mainly uses an electromagnetic wave having a long / medium wavelength of 250 KHz or less, or a 13.56 MHz band. A coil is used as an antenna of an electromagnetic induction type RFID tag, and information is transmitted and received using an induced voltage due to induced magnetic flux of two coils. The amount of information that can be stored in this electromagnetic induction type RFID tag ranges from several bytes to several hundred bytes. A label type or a card type is used for the RFID tag 24a. The RFID tag 24a stores sample instruction information on the dispensed sample stored in the sample rack 24.
[0033]
FIG. 5 is a block diagram of the dispensing device 20. The dispensing device 20 includes a control unit 30 that controls the entire dispensing device. The control unit 30 is connected to a dispensing head driving unit 32 for controlling the driving of the dispensing head 20a and a pump 34 for aspirating and discharging the sample.
[0034]
An antenna 20b is connected to the control unit 30 via a first tag reading / writing device 36 that reads and writes information from / to the RFID tag 22a or the RFID tag 26a. The antenna 20c is connected via a second tag read / write device 38 that reads and writes information between the devices. Further, a storage unit 40 for storing sample information and the like is connected.
[0035]
Next, the sample dispensing process according to the embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG. First, as shown in FIG. 7A, the dispensing head 20a is driven by the dispensing head driving unit 32 based on a control signal from the control unit 30, and is moved onto the original sample container 22. The dispensing head 20a is inserted into the storage section of the sample container 22 for the original sample (Step S10).
[0036]
When the dispensing head 20a is inserted into the accommodation portion of the original sample container 22, the antenna information is received by the antenna 20b from the RFID tag 22a provided in the original sample container 22. The sample information is read by the tag reading / writing device 36 (step S11). Then, the read sample information is stored in the storage unit 40 (Step S12). Next, based on the control signal from the control unit 30, the pump 34 aspirates the required amount of the original sample contained in the original sample container 22 by the pump 34.
[0037]
Next, as shown in FIG. 7B, the dispensing head drive unit 32 drives the dispensing head 20 a based on a control signal from the control unit 30, and the predetermined dispensing head accommodated in the sample rack 24 is dispensed. The dispensed sample container 26 is moved onto the sample container 26, and the dispensing head 20a is further inserted into the accommodation portion of the sample container 26 for dispensed sample (step S14).
[0038]
When the dispensing head 20a is inserted into the accommodating portion of the sample container 26 for dispensed sample, the RFID tag provided on the sample container 26 for dispensed sample by the antenna 20b via the first tag reading / writing device 36. The sample information of the original sample stored in the storage unit 40 is transmitted to the memory 26a, and the sample information is written to the RFID tag 26a (step S15). Next, based on the control signal from the control unit 30, the pump 34 is controlled to discharge the aspirated sample into the sample container 26 for dispensed sample (step S16).
[0039]
Next, the position information of the dispensed sample container 26 for dispensed sample on the sample rack 24 and the sample information written on the RFID tag 26a of the sample container 26 for dispensed sample are linked (linked). ) Sample instruction information is created and stored in the storage unit 40 (step S17). Then, it is determined whether or not the dispensing has been completed for all samples that need to be dispensed (step S18). If there are still samples to be dispensed, the process returns to step S10 and returns to step S10. Is performed (steps S10 to S17).
[0040]
If it is determined in step S18 that the dispensing process has been completed for all the samples that need to be dispensed, the rack number of the sample rack 24 accommodating the dispensed sample container 26 and The sample instruction information of the sample stored in the sample rack 24 is read from the storage unit 40 and written to the RFID tag 24a provided in the sample rack 24. That is, the sample instruction information is transmitted from the antenna 20c to the RFID tag 24a via the second tag reading / writing device 38, and the sample instruction information is written to the RFID tag 24a (step S19).
[0041]
According to the dispensing system according to this embodiment, when the dispensing head 20a is inserted into the sample container 22 for the original sample and a part of the original sample is aspirated, the dispensing head 20a is inserted into the sample container for the original sample via the antenna 20b. When receiving the sample information stored in the provided RFID tag 22a and inserting the dispensing head 20a into the sample container 26 for the sample to be dispensed and discharging the sucked original sample, the sample is dispensed via the antenna 20b. The sample information is transmitted to the RFID tag 26a provided in the sample container for injection sample 26. Therefore, the sample information of the sample dispensed at the same time as performing the dispensing process can be reliably written to the RFID tag 26a.
[0042]
Further, since the sample rack 24 is provided with the RFID tag 24a for storing the sample instruction information on the sample container 26 for the dispensed sample contained in the sample rack 24, the sample container for the dispensed sample contained in the sample rack is provided. The sample information of the sample contained in the sample can be managed in rack units integrally with the sample. Further, since the RFID tag 24a is of the electromagnetic induction type, the storage capacity is large, and the sample instruction information of the sample stored in each storage unit of the sample rack 24 can be stored in one RFID tag.
[0043]
In the above-described embodiment, the reception date and the sample ID are stored in the RFID tag 22a provided in the original sample container and the RFID tag 26a provided in the dispensed sample container 26 as the sample information. However, the test item name, test material name, patient name, gender, age, hospital name, chart number, and the like may be stored.
[0044]
【The invention's effect】
According to the test tube of the present invention, since the first RFID tag for storing the sample information is provided with the insertion portion into which the first RFID tag can be inserted, when the use of the test tube is completed, the first RFID tag is inserted into the insertion portion. Can be removed and reused. Further, since the insertion portion is provided on the upper outer peripheral portion of the storage portion, even when the first RFID tag is attached, the state of the sample stored in the storage portion of the test tube can be easily checked. it can. Furthermore, since the insertion portion has an insertion port through which the first RFID tag can be inserted along the outer peripheral portion of the housing portion, the first RFID tag can be easily attached to the insertion portion by a device or manually. Or it can be removed. In addition, the sample contained in the test tube and the sample information of the sample can be integrally managed.
[0045]
According to the dispensing system of the present invention, when the dispensing head is inserted into the sample container for the original sample and a part of the original sample is aspirated, the dispensing head is provided in the sample container for the original sample via the first antenna. When the sample information stored in the first RFID tag is received, and the dispensing head is inserted into the sample container for dispensed sample and the aspirated original sample is ejected, the sample is discharged via the first antenna. The sample information is transmitted to the first RFID tag provided in the sample container for the dispensed sample. Therefore, the sample information of the sample dispensed at the same time as the dispensing process can be easily written to the first RFID tag. Further, the sample instruction information of the sample accommodated in the sample container for dispensed sample accommodated in the sample rack can be managed on a rack basis integrally with the sample.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a test tube according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a state in which an RFID tag is attached to a test tube according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a state in which an RFID tag is removed from a test tube according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a schematic configuration of a dispensing system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a block configuration diagram of a dispensing system according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a dispensing process performed by the dispensing system according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram for explaining a dispensing process by the dispensing system according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
2 ... test tube, 4 ... accommodation part, 6 ... lid part, 8 ... insertion part, 8a ... insertion port, 10 ... RFID tag, 20 ... dispensing device, 20a ... dispensing head, 20b, 20c ... antenna, 22 ... sample container for original sample, 24 ... sample rack, 24a ... RFID tag, 26 ... sample container for dispensed sample, 30 ... control unit, 32 ... dispensing head drive unit, 34 ... pump, 36 ... first tag reading book , A second tag reading / writing device, and a storage unit.

Claims

A test tube including a cylindrical storage portion having one end closed and an opening at the other end, and a lid closing the opening,
A test tube having an insertion portion on an outer peripheral portion of the housing portion, into which a first RFID tag can be inserted.

The test tube according to claim 1, wherein the insertion portion is provided on an outer peripheral portion of an upper portion of the storage portion.

The test tube according to claim 1, wherein the insertion portion has an insertion port through which the first RFID tag can be inserted along an outer peripheral portion of the housing portion.

The test tube according to claim 1, wherein the first RFID tag is configured by a microwave type RFID tag.

The test tube according to any one of claims 1 to 4, wherein the first RFID tag is inserted into the insertion portion.

A sample container for an original sample constituted by the test tube according to claim 5,
A sample container for a dispensed sample constituted by the test tube according to claim 5,
A dispensing system that aspirates a part of the original sample by the dispensing head inserted into the storage section of the sample container for the original sample, and a dispensing device that discharges the sample container for the dispensed sample.
A dispensing system comprising: a dispensing head including a first antenna for transmitting and receiving information to and from the first RFID tag.

When the dispensing head is inserted into the sample container for the original sample, the sample information stored in the first RFID tag provided in the sample container for the original sample via the first antenna Receiving means for receiving the
When the dispensing head is inserted into the sample container for dispensed sample, sample information is transmitted to the first RFID tag provided in the sample container for dispensed sample via the first antenna. 7. The dispensing system according to claim 6, further comprising a transmitting unit that performs the dispensing.

Further comprising a sample rack for accommodating a plurality of sample containers for dispensed samples,
8. The dispensing method according to claim 6, wherein the sample rack has sample instruction information storage means for storing sample instruction information relating to the sample container for the dispensed sample contained in the sample rack. system.

The said sample instruction | indication information storage means is comprised by the 2nd RFID tag, and is further provided with the 2nd antenna for transmitting / receiving information with respect to this 2nd RFID tag. Item 10. The dispensing system according to any one of Items 8.

The dispensing system according to claim 9, wherein the second RFID tag is configured by an electromagnetic induction type RFID tag.