【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動水栓に関するものである。詳しくは、自動水栓のスパウト本体内部に設けた吐水継手とセンサーの組付け構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図１に示すように自動水栓は、ボウル内に手洗いのために差出された手にセンサー１が感知することで自動的に吐水を行う。つまり、差出された手にセンサーから投光された赤外線２が反射して、その反射光３が受光される。センサーが受光を感知すると電磁弁４が開き給水されるしくみである。従来、このセンサーは使い勝手向上のためスパウト本体内部５にコンパクトに収める必要があった。そのため組立性やセンサーコードの防水性を確保することが必要となり、スパウト本体内部には通水用の経路を有している。すなわち、スパウト本体内部には通水ホース６とその通水ホースから吐水キャップに接続するための吐水継手を設けている。
【０００３】
図２に示すように、安定した吐水状態を確保するために、吐水継手７とスパウト本体８とを固定する必要がある。従来の固定方法は、スパウト本体外表面にネジ取付け穴９を設けており、スパウト表面からネジ固定している。このため、ネジ頭部１０ａが表面に露出し、意匠性という点では劣っている。またネジ取付け穴の段差部にゴミが溜まりやすく、また掃除がし難いため清掃性という点でも劣っていると言える。
【０００４】
一方で吐水継手の材質には従来より樹脂品を利用している。その理由は成形性の自由度の高さと耐食性に優れているからであり、一般的には型を用いて射出成形等により成形する。この時、大量生産の場合は、樹脂の型償却費がコストに占める割合が小さくなるが、例えば、注文生産などのような需要が少ない場合は償却費がコストに占める割合が大きくなり、お客様に不利益を講じるため望まれるような商品化が難しくなる。
【０００５】
また、センサーにおいては、安定した感知状態を確保するためにセンサーを確実に位置決めする必要があり、従来品では、図２のようにセンサーの回転軸１１とは異なる軸においてネジ止めによるセンサーおよび吐水継手の固定を行っていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決すべく、吐水継手とスパウト本体とをスパウト外表面ではなく、通水路内部で接続することで、外観にネジ継ぎ目などの接続部がなく意匠性に優れかつ清掃性にも優れまた自動水栓の感知性能が良く、常に使用者が快適に手洗い行為をすることが出来る自動水栓を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為に、請求項１ではスパウト本体内部に吐水継手と通水ホースからなる通水路を設け、この吐水継手に隣接した人感知センサーから構成された自動水栓において、その吐水継手とスパウト本体とは、吐水継手の吐水口内部からスパウト本体にネジ止めすることを特徴とする自動水栓とした。
【０００８】
これにより、スパウトの表面からネジ頭が見えて意匠性を損うことがなく、一体感のある水栓本体を提供することが出来る。またネジによる段差がないため、そこにゴミが詰まるようなこともなく掃除がし易く、常に清潔な水栓を提供することが出来る。
【０００９】
請求項２の発明の自動水栓においては、自動水栓のネジ止めする部分の吐水継手の外側に凸部を設け、スパウト本体内部に凹部を設けて、さらに凸部と凹部とはパッキンを介して嵌合することを特徴とする請求項１の自動水栓とした。
【００１０】
これにより、スパウトへの取付けが容易で組立性に優れており、またパッキンを取付けることで通水部の中に接続構造を有しても接続部から漏水することもなく、安定した吐水状態を備えた自動水栓を提供することが出来る。さらにこのパッキンとスパウト本体凹部との抵抗（摩擦）により、振動によるネジの緩みを防止することもできる。
【００１１】
請求項３の発明の自動水栓においては、吐水継手にはガイドを設け、そのガイドに沿ってセンサーを取付けかつそのセンサーはスパウト本体と吐水継手とで挟み込んで固定することを特徴とする請求項１または請求項２の自動水栓とした。
【００１２】
これによりセンサーが確実に本体に固定されることで、安定した感知状態が保たれ、快適な手洗いを行うことが出来る。
【００１３】
請求項４の発明の自動水栓においては、自動水栓のスパウト本体内部には、センサーを抑え込む面を有し、その面から内側の吐水継手取付け部に沿って凹部を設け、センサーコードがその凹部内に収まるように組付けることを特徴とする請求項１から３のいずれか１つの自動水栓とした。
【００１４】
これにより、センサーと吐水継手を本体に固定する際に、センサーコードを嵌合部に巻き込むような危険性がなく、組付け性が向上するため、センサーが原因となる不具合（例えば、コードをかみ込んで、断線によりセンサーがうまく機能しないなど）の発生を防ぐことができる。
【００１５】
請求項５の発明の自動水栓においては、自動水栓のスパウト内部には、センサー背面との当たり面を有し、その当たり面から内側に凹部を設け、一方センサー背面には凸部を設け、前記吐水継手とスパウト本体とで挟み込んで固定する際に、スパウト本体の凹部とセンサー背面の凸部とを嵌合させることを特徴とする請求項１から４のいずれか１つの自動水栓。
【００１６】
これにより、センサーの取付け位置が確実に決まるため、例えば製品出荷における輸送時に振動により位置がずれることもなく誤感知を起こす危険性がなくなり、快適な手洗いを行うことが出来る。また組立性もよくなり安定した製品を供給することができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を以下に説明する。
本発明の自動水栓は図３に示すようにボウル内面１２にスパウト本体８を設けており、そのスパウト吐水口１３の隣接部にセンサー１を設けており、ボウル内面に手を差出した時に、センサーが手を感知し、その結果電磁弁４が開くことで給水され、自動的に手洗いが出来る仕組みの手洗い器である。本発明における図３で示す手洗い器は、高意匠性を追求するために、スパウトとボウルとが一体感を持った手洗い器であることを表現し、外観にネジなどの接続部を設けておらず、スパウト本体は円筒形上のシンプルなデザインをしている。
次に自動水栓について詳細を説明する。
【００１８】
図４で示すように本発明の自動水栓は、スパウト本体内部５に吐水継手７と通水ホース６からなる通水路を設け、この吐水継手に隣接したセンサー１から構成されて、その吐水継手とスパウト本体８とは、吐水継手の吐水口内部からネジ１０ｂを通し、スパウト本体とネジ止め構造をとる。またスパウト吐水口１３にはシールパッキン１７を設けており、スパウト吐水口部からの水侵入を防ぐ役割をしている。
【００１９】
次にスパウト内部の部品組付け手順について図５、６、７を用いて詳細を説明する。
初めにセンサーコード１６をスパウト吐水口１３から挿入し、センサー背面の凸部２３をスパウト本体のセンサー背面の当たり面（Ａ面）から内側に設けた凹部２５に嵌合させる。その後、スパウト本体のセンサーコード取付け溝１９にセンサーコードを嵌め込む。（図６の状態）次に通水ホースをスパウト本体８の下から通し、吐水口１３から取出す。そして吐水継手７のホース継手部７ａに通水ホース６を差込みホースバンド１４で挟み込み、これをスパウト本体内部にスパウト吐水口から挿入し（ここで注意すべき点として、センサーコードを吐水継手に巻き込ませないようにする必要がある。この危険性を解消するために図６に示すようにセンサーコードを収納することが出来るような構造としている。）吐水継手の凸部７ｂをスパウト本体内部の吐水継手取付け部（凹部）２０に嵌合させる。この時、図７で示すように、吐水継手の上面部においてはセンサー取付けガイド２１をセンサーにスライドさせることで、センサーと吐水継手とを固定し、更にスパウト本体のＡ面とセンサー背面２２を突き当てることでセンサーを挟み込む。その次に吐水継手の吐水口よりネジを挿入し、吐水継手とスパウト本体とをネジ止めする。そして吐水継手下部にシールパッキン１７を挿入する。（これは、吐水口部からスパウト内部への水侵入を防ぎ、例えばスパウト取付け部を伝ってカウンター床面への漏水を防いだり、あるいはセンサーコードを伝って電磁弁本体がショートを起こすような危険性を無くすことを目的としている。）最後に吐水キャップ１８を吐水継手にねじ込み完成となる。
【００２０】
スパウト本体は、鋳物あるいは切削加工により成形できる。スパウト本体の形状や生産数量にも影響を受けるが、特に実施例で示すように単純な円筒形状の場合、切削加工の方が有利である。
【００２１】
次に吐水継手の本体に付いて図８により説明する。実施例では吐水継手本体７ｃとホース継手部７ａの２つの黄銅材から構成される。これは１つの黄銅棒から切削するよりも２つの黄銅棒から切削しそれらを接合した方がコスト的に安く作れるからである。吐水継手とホース継手はロー付けや半田付けで接合することが出来るが、通水部においては鉛無し半田付けが望ましい。実施例においては、接合部２４を低温の鉛無し半田付けとしている。低温である理由の一つとして耐食性を良くするためである。すなわち高温になると材料の結晶が粗大化し、腐食速度がはやくなるからである。さらに黄銅材の場合は、耐食性を考慮し、耐脱亜鉛黄銅材を用いることが望ましい。ここで、材質は青銅を用いて鋳物品からの加工でも可能であるし、また複雑形状であれば、樹脂の射出成型品で１部品でもよい。大量生産の場合は樹脂品の方がコスト的に安く成形ができる。一方で、生産ロッド数が少ない場合は黄銅材などからの切削加工で生産するのがコスト的に有利と判断できる場合もあり、材質選定の判断が必要となる。
【００２２】
次に、吐水継手とスパウト本体との固定方法について詳細説明する。本実施例では図５で示すとおり、吐水継手の吐水口内部からネジを通し、吐水継手とスパウト本体とを固定している。図７は、吐水継手の凸部７ｂにパッキンとしてＯリング１５を使った例である。このＯリングは嵌合部からの漏水防止を目的としているほか、吐水継手の緩み止めの効果をもたらしている。さらに緩み止めを確実なものとするために、ネジ自体に接着剤を塗布したり、あるいはメックなどのコーティングやスプリングワッシャーを用いて固定を確実なものとすることも可能である。
【００２３】
【発明の効果】
本発明は上記の構成のとおり、吐水継手とスパウト本体とをスパウト外表面ではなく、通水路内部で接続することで、意匠性に優れかつ清掃性にも優れた自動水栓を提供することができるとともに、その組付け性においては、センサーコードの収納や吐水継手にセンサーの取付けガイドを設け、さらにそのセンサーは吐水継手とスパウト本体とで挟み込んで固定することにより安定したセンサー組付けが実現できるため、自動水栓の感知性能が良く、常に使用者が快適に手洗い行為をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】自動水栓の作動原理を示す。
【図２】従来品のスパウトと吐水継手および通水ホースの組付け構造を示す。
【図３】本発明の一実施例であるカウンタータイプでの手洗い器の設置例を示す。
【図４】本発明の一実施例であるスパウトの内部構造を示す断面図である。
【図５】本発明の一実施例であるスパウトへの内部部品組付けの手順について示した図である。
【図６】スパウトとセンサーとを組付けた状態図である。
【図７】吐水継手とセンサーとの組付けを示す図である。
【図８】吐水継手の横断面図である。
【符号の説明】
１．センサー
２．赤外線
３．反射光
４．電磁弁
５．スパウト本体内部
６．通水ホース
７．吐水継手
７ａ．ホース継手部
７ｂ．吐水継手の凸部
７ｃ．吐水継手本体
８．スパウト本体
９．ネジ取付け穴
１０ａ．ネジ頭部
１０ｂ．ネジ
１１．センサー回転軸
１２．ボウル内面
１３．スパウト吐水口
１４．ホースバンド
１５．Ｏリング
１６．センサーコード
１７．シールパッキン
１８．吐水キャップ
１９．センサーコード取付け溝
２０．吐水継手取付部（凹部）
２１．センサー取付ガイド
２２．センサー背面
２３．センサー背面の凸部
２４．接続部
２５．スパウト本体の凹部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic faucet. More specifically, the present invention relates to an assembling structure of a spout joint and a sensor provided inside a spout body of an automatic faucet.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 1, the automatic faucet automatically discharges water when a sensor 1 senses a hand inserted for hand washing in a bowl. That is, the infrared light 2 emitted from the sensor is reflected on the hand that has been sent out, and the reflected light 3 is received. When the sensor detects light reception, the electromagnetic valve 4 opens and water is supplied. Conventionally, this sensor had to be compactly housed inside the spout main body 5 to improve usability. Therefore, it is necessary to ensure the assemblability and the waterproofness of the sensor cord, and the spout body has a water passage inside. That is, the spout main body is provided with a water-flow hose 6 and a water-discharge joint for connecting the water-flow hose 6 to the water-discharge cap.
[0003]
As shown in FIG. 2, it is necessary to fix the water discharge joint 7 and the spout main body 8 in order to secure a stable water discharge state. In the conventional fixing method, a screw mounting hole 9 is provided on the outer surface of the spout main body, and the screw is fixed from the spout surface. For this reason, the screw head 10a is exposed on the surface, which is inferior in design. In addition, it can be said that dust easily accumulates on the step portion of the screw mounting hole and is difficult to clean, so that it is inferior in terms of cleanability.
[0004]
On the other hand, resin products are conventionally used as the material of the water discharge joint. The reason is that the moldability is high and the corrosion resistance is excellent. In general, the mold is formed by injection molding or the like using a mold. At this time, in the case of mass production, the ratio of resin depreciation costs to the cost is small, but for example, when the demand is small, such as custom production, the ratio of depreciation costs to the cost is large, The disadvantages make commercialization as desired difficult.
[0005]
Further, in the sensor, it is necessary to reliably position the sensor in order to secure a stable sensing state. In the conventional product, as shown in FIG. The joint was fixed.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, an object of the present invention is to solve the above problem by connecting the spout joint and the spout main body not inside the spout outer surface but inside the water passage, so that there is no connecting portion such as a screw joint in the appearance and the design is improved. It is an object of the present invention to provide an automatic faucet that is excellent in cleaning property and excellent in performance of detecting an automatic faucet, and that enables a user to always perform a hand-washing operation comfortably.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a water passage composed of a water discharge joint and a water supply hose is provided inside the spout main body, and the automatic water faucet constituted by a human detection sensor adjacent to the water discharge joint has the water discharge joint. The spout body and the spout body are an automatic faucet characterized by being screwed to the spout body from inside the spout of the spout joint.
[0008]
This makes it possible to provide a faucet body with a sense of unity without the screw head being visible from the surface of the spout and impairing the design. In addition, since there is no step due to the screw, it is easy to clean without any dust clogging, and a clean faucet can always be provided.
[0009]
In the automatic faucet according to the second aspect of the present invention, a convex portion is provided on the outside of the water discharge joint at a portion to which the automatic faucet is screwed, a concave portion is provided inside the spout main body, and the convex portion and the concave portion are interposed via packing. 2. The automatic faucet according to claim 1, wherein the automatic faucet is fitted with the water faucet.
[0010]
As a result, it is easy to attach to the spout and excellent in assemblability, and by installing the packing, even if there is a connection structure in the water passage section, there is no leakage from the connection section, and a stable water discharge state is achieved. It is possible to provide an automatic faucet equipped with the automatic faucet. Further, the resistance (friction) between the packing and the recess of the spout main body can prevent the loosening of the screw due to the vibration.
[0011]
In the automatic faucet according to the third aspect of the invention, a guide is provided on the spout joint, a sensor is mounted along the guide, and the sensor is fixed by being sandwiched between the spout body and the spout joint. 1 or the automatic faucet of claim 2.
[0012]
As a result, the sensor is securely fixed to the main body, so that a stable sensing state is maintained, and comfortable hand washing can be performed.
[0013]
In the automatic faucet according to the fourth aspect of the invention, the spout main body of the automatic faucet has a surface for holding down the sensor, and a concave portion is provided from the surface along the inside of the spout joint mounting portion, and the sensor cord is provided with the concave portion. The automatic faucet according to any one of claims 1 to 3, wherein the automatic faucet is assembled so as to fit in the recess.
[0014]
Thereby, when fixing the sensor and the water discharge joint to the main body, there is no danger that the sensor cord is entangled in the fitting portion, and the assembling property is improved, so that the defect caused by the sensor (for example, To prevent the sensor from functioning properly due to disconnection).
[0015]
In the automatic faucet according to the fifth aspect of the present invention, the spout of the automatic faucet has a contact surface with the back surface of the sensor, a concave portion is provided inside the contact surface, and a convex portion is provided on the back surface of the sensor. 5. The automatic faucet according to claim 1, wherein when the water spout joint and the spout main body are sandwiched and fixed, the concave portion of the spout main body and the convex portion on the back surface of the sensor are fitted.
[0016]
Thus, the mounting position of the sensor is reliably determined, so that there is no danger of erroneous detection without any displacement due to vibration during transportation during product shipment, and comfortable hand washing can be performed. In addition, the assemblability is improved and a stable product can be supplied.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below.
As shown in FIG. 3, the automatic faucet of the present invention has a spout main body 8 on the inner surface 12 of the bowl, and the sensor 1 is provided adjacent to the spout water outlet 13, so that when the hand is put on the inner surface of the bowl, The sensor is a hand-washing machine in which water is supplied by opening a solenoid valve 4 as a result of sensing a hand and automatically washing hands. The hand-washing device shown in FIG. 3 in the present invention expresses that the spout and the bowl are a hand-washing device having a sense of unity in order to pursue high designability, and a connection portion such as a screw is provided on the appearance. The spout body has a simple cylindrical shape.
Next, the automatic faucet will be described in detail.
[0018]
As shown in FIG. 4, the automatic faucet of the present invention is provided with a water passage composed of a water discharge joint 7 and a water flow hose 6 inside the spout main body 5, and is constituted by the sensor 1 adjacent to the water discharge joint. The spout main body 8 and the spout main body 8 pass through the screw 10b from inside the water spout of the water spouting joint, and take a screw structure with the spout main body. Further, a seal packing 17 is provided in the spout spout 13 to prevent water from entering from the spout spout.
[0019]
Next, details of a procedure for assembling components inside the spout will be described with reference to FIGS.
First, the sensor cord 16 is inserted from the spout spout 13 and the convex portion 23 on the back of the sensor is fitted into the concave portion 25 provided inside from the contact surface (A surface) on the back of the sensor of the spout body. Thereafter, the sensor cord is fitted into the sensor cord mounting groove 19 of the spout body. (State in FIG. 6) Next, a water passage hose is passed from under the spout body 8 and taken out from the water discharge port 13. Then, the water supply hose 6 is inserted into the hose joint portion 7a of the water discharge joint 7 with the insertion hose band 14, and this is inserted into the spout main body from the spout water discharge port. In order to eliminate this danger, the structure is such that the sensor cord can be stored as shown in Fig. 6.) The protrusion 7b of the water discharge joint is connected to the water discharge inside the spout main body. It is fitted into the joint mounting portion (recess) 20. At this time, as shown in FIG. 7, the sensor mounting guide 21 is slid on the sensor on the upper surface portion of the water discharge joint to fix the sensor and the water discharge joint, and further, the A surface of the spout main body and the sensor rear surface 22 are pushed. The sensor is pinched by hitting. Then, a screw is inserted from the spout of the spout and the spout body is screwed to the spout. Then, the seal packing 17 is inserted below the water discharge joint. (This prevents water from entering the inside of the spout from the spout, for example, preventing water leakage to the counter floor through the spout mounting part, or short-circuiting of the solenoid valve body through the sensor cord. Finally, the water discharge cap 18 is screwed into the water discharge joint to complete the operation.
[0020]
The spout main body can be formed by casting or cutting. Although the shape is affected by the shape and the production quantity of the spout main body, cutting is particularly advantageous in the case of a simple cylindrical shape as shown in the embodiment.
[0021]
Next, the main body of the water discharge joint will be described with reference to FIG. In the embodiment, it is composed of two brass materials of a water discharge joint body 7c and a hose joint part 7a. This is because cutting from two brass bars and joining them can be made at lower cost than cutting from one brass bar. The water spouting joint and the hose joint can be joined by brazing or soldering, but lead-free soldering is desirable in the water passage. In the embodiment, the joint 24 is soldered at a low temperature without lead. One reason for the low temperature is to improve the corrosion resistance. That is, when the temperature is increased, the crystal of the material becomes coarse, and the corrosion rate is increased. Further, in the case of a brass material, it is desirable to use a dezincification-resistant brass material in consideration of corrosion resistance. Here, the material can be processed from a cast article using bronze, and if it has a complicated shape, it may be a resin injection-molded product and one part. In the case of mass production, resin products can be molded at lower cost. On the other hand, when the number of production rods is small, it may be judged that production by cutting from brass material or the like is advantageous in terms of cost, and it is necessary to determine material selection.
[0022]
Next, a method for fixing the spout joint to the spout main body will be described in detail. In this embodiment, as shown in FIG. 5, a screw is inserted from the inside of the spout of the spout to fix the spout and the spout body. FIG. 7 shows an example in which an O-ring 15 is used as a packing for the convex portion 7b of the water discharge joint. The O-ring not only aims to prevent water leakage from the fitting portion, but also has an effect of preventing the water discharge joint from becoming loose. Further, in order to secure the prevention of loosening, it is possible to apply an adhesive to the screw itself, or to secure the fixation using a coating such as a MEC or a spring washer.
[0023]
【The invention's effect】
The present invention provides an automatic faucet with excellent design and excellent cleaning properties by connecting the spout joint and the spout main body not inside the spout outer surface but inside the water passage as described above. In addition to the ability to install the sensor cord, a sensor mounting guide is provided on the sensor cord storage and water discharge joint, and the sensor is sandwiched and fixed between the water discharge joint and the spout body, and stable sensor mounting can be realized. Therefore, the automatic faucet has good sensing performance and the user can always comfortably wash his / her hands.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows the principle of operation of an automatic faucet.
FIG. 2 shows an assembling structure of a conventional spout, a water discharge joint, and a water supply hose.
FIG. 3 shows an installation example of a counter-type hand-washing machine according to one embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a sectional view showing an internal structure of a spout according to one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a procedure of assembling internal parts to a spout according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a view showing a state where a spout and a sensor are assembled.
FIG. 7 is a diagram showing an assembly of a water discharge joint and a sensor.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a water discharge joint.
[Explanation of symbols]
1. Sensor 2. Infrared 3. Reflected light 4. Solenoid valve5. 5. Inside the spout body 6. Water supply hose Spout fitting 7a. Hose joint 7b. Projection 7c of water discharge joint. 7. Water discharge joint body Spout body 9. Screw mounting hole 10a. Screw head 10b. Screw 11. 11. Sensor rotation axis Bowl inner surface 13. Spout spout 14. Hose band15. O-ring 16. Sensor code 17. Seal packing 18. Water spouting cap 19. Sensor cord mounting groove 20. Water discharge fitting mounting part (recess)
21. Sensor mounting guide 22. Sensor back 23. Projection on back of sensor 24. Connection unit 25. Spout body recess
