JP2004086715A - 情報処理システム、情報処理方法、情報提供装置及び情報端末。 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、情報提供装置及び情報端末。 Download PDF

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Abstract

【課題】宣伝や広告やPRなどの、情報提供の効果を実時間で定量的に測定することを可能にし、宣伝広告やPRを行うメディア・タイミング・場所などの情報提供方法、さらに情報提供の表現手段(コピーライト・キャラクター)などの効果測定をフィードバックすることによって企業などの情報提供者が、より費用対効果の高い情報提供方法、表現手段を選択することが出来るような情報処理システムを提供する。
【解決手段】消費者が所持する情報端末に情報取得手段を設ける。さらに情報提供手段に、消費者が所持する情報端末との情報交換手段を設ける。情報提供装置から、消費者が所持する情報端末が情報を取得する度に、情報提供手段がその情報提供回数をカウントし、提供装置に備えられた記憶装置に記憶する。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
宣伝や広告やPRなどをはじめとする、様々な情報提供及び情報伝達と、情報提供の効果測定方法及び情報伝達の測定方法に関わる発明である。
【従来の技術】
【0002】(ア)従来宣伝広告やPRなどの情報提供の表現手法は、情報提供をする企業と、企業から委託された広告制作者が、様々な表現手段の可能性から最も効果的と思われるものを創作し選択して、消費者に訴求するというものであった。
【0003】(イ)さらに制作した従来宣伝広告やPRなどの情報提供を実際に行う手段としては、TVや印刷物や、街頭や駅の広告パネル、電車やバスなどの車内で行っていた。これらの提供メディア・提供タイミング・提供場所などの選択は通常、広告を専門に行う広告代理店などが確保し、企業などが情報を提供したい対象に最も訴求効果のある情報提供手段を推奨することによって決定されていた事が多かった。この際宣伝広告を実際に行うメディアの価格は受給の状況などにより提供側が決定する事が多かった。
【0004】(ウ)また、一部では宣伝広告を行った後に、その効果を測定するために、広告の浸透度や内容や方法に関する消費者アンケートを行う方法も行われている。
【0005】(エ)消費者同士の口コミは、非常に費用対効果が高く、企業や商品のブランドエクイティ(企業や商品の認知度や消費者イメージの形を取った企業資産)にも大きな影響を及ぼすと言われ、口コミを活用するための方法が模索されている。
【0006】(オ)一方、宣伝広告などに限らず、広義の情報伝達に関して近年ミームという概念があちこちで言及されている。
ミームは「文化的な遺伝子」という意味の造語であり、Oxford大学の生物学者リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)が彼の著書「利己的な遺伝子(The Selfish Gene) 、1976」で提唱した言葉である。
【0007】ドーキンスによるミームの生物学的定義では、「ミームは文化の伝達や複製の基本単位である。」この定義からすると、私たちの文化と呼ぶものはすべての原子のようなミームからできており、そのミームが互いに競合していることになる。遺伝子が人から人へと広まってゆくのと同じようにして、ミームは心から心へと移り広がってゆく。競争に勝ったミーム、すなわちもっとも多くの心に入り込むことに成功したミームは、今日の文化を形成する活動や創造に大きく関与する(一部http://www.geocities.co.jp/HeartLand/2989/meme1.htmlの記載を参考に記述した)。
【0008】ミーム「文化的な遺伝子としての情報」に関しては以下の様な書籍が出版されている、「ミーム(meme)−心を操るウイルス(VIRUS OF THE MIND,TheNew Science of thememe)Richard Brodie、講談社、1998」、「ミーム力、とは?―ヒトからヒトへ広がる不思議なチカラ :清水 修, (2001/10/01) 数研出版」、「ミーム・マシーンとしての私:スーザン ブラックモア (著),  (2000/07/01) 草思社」や、「TheElectric Meme : A New Theory of How We Think :Robert Aunger (著) (2002/07) Free Press」「Virusof the Mind : The New Science of the Meme :Richard Brodie (著)  (1995/09) Integral Press」などで言及されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0009】(ア)創作し選択した結果が正しかったかどうか?どの様な部分がどの様な消費者にとって効果的であったのか?或いは効果的でなかったのかを測定する事は困難だった。
【0010】(イ)提供メディア・提供タイミング・提供場所などの選択は通常、広告を専門に行う広告代理店などが確保し価格を決定して、企業などが情報を提供したい対象に最も訴求効果のある情報提供手段を推奨することによって決定されていたが、広告主がその選択が正しいかどうかを知ることは困難だった、またメディアの対価と実際の広告効果のコストパフォーマンスを知ることは困難だった。。
【0011】(ウ)宣伝広告を行った後に、その効果を測定するために、さらに広告の浸透度や内容や方法に関する消費者アンケートを行う方法は、コストがかさむ上にタイムラグも発生し、さらにアンケートの対象がその広告を見ていない場合やその広告が(の商品)対象ではない人々にアンケートを採ってしまう場合などもありもあった。
【0012】(エ)消費者同士の口コミは、非常に費用対効果が高く、大きな影響を及ぼすと言われているが、情報提供者の情報を正確に伝達して行くことが困難で、口コミの情報伝達経路や効果を想定することはさらに困難だった。
【0013】(オ)「文化的な遺伝子としての情報」及び「その伝播の状況」を把握することは産業上非常に重要だと考えられているが実現は非常に困難であった。
【0014】しかし、これらの「文化的な遺伝子としての情報」及び「その伝播の状況」を把握することは、宣伝広告のみならず産業の様々な側面で重要な影響があると考えられている。つまり、消費者同士のコミュニケーションという、ほうっておいても次から次へと自らを広めていくチカラに目を向けると、なぜ流行は起きるのか、なぜ習慣は根付くのか、なぜ伝統はまもられるのか、これらの複雑な現実社会情報活動を定性的・さらには定量的に把握する可能性を開くことができるからである。
【0015】上述したような課題を解決するために、本発明では宣伝や広告やPRなどの、情報提供の効果を実時間で定量的に測定することを可能にし、宣伝広告やPRを行うメディア・タイミング・場所などの情報提供方法、さらに情報提供の表現手段(コピーライト・キャラクター)などの効果測定をフィードバックすることによって企業などの情報提供者が、より費用対効果の高い情報提供方法、表現手段を選択することが出来るような情報処理システムを提供する。
【0016】本発明では測定された効果による、広告価格の決定を可能にする様な情報処理システムを提供する。
【0017】さらに、消費者同士の情報伝達を追跡し、情報伝達経路を測定できるような情報処理システムを提供する。
【0018】
【課題を解決するための手段】
【0019】上記の課題を解決するための手段として本発明ではまず、消費者が所持する情報端末に情報取得手段を設ける。
【0020】情報端末の具体例としては、携帯電話、PDA(パーソナルデーターアシスタント)、ウェアラブルコンピュター、車載コンピュターなどが考えられる。
情報端末が有する情報取得手段の具体例としては、小型メモリ接続手段や近距離無線通信手段や画像解析手段などが考えられる。
【0021】さらに情報提供手段に、消費者が所持する情報端末との情報交換手段を設ける。
【0022】情報提供手段の具体例としては、ポスターや看板や、画像表示装置など、電車やバス車内外の広告表示、などが考えられる。
情報提供手段に設ける消費者が所持する情報端末との情報交換手段の具体例としては小型メモリや、近距離無線通信手段や、画像解析に対応する画像などが考えられる。
【0023】前述の消費者が所持する情報端末との情報交換手段を設けた情報提供装置と、情報取得手段を設けた消費者が所持する情報端末とが、情報交換を行うことによって、広告などの情報提供に関連する情報を、消費者が所持する情報端末によってネットワーク外に設置された情報提供手段からでも直接取得することが出来るようになる。
【0024】情報提供装置から、消費者が所持する情報端末が情報を取得する度に、情報提供手段がその情報提供回数をカウントし、提供装置に備えられた記憶装置に記憶する。
【0025】記憶された情報提供回数を、記憶読み出し装置或いは手段によって読み出し、多数の情報提供装置の情報提供回数を比較することによって、情報提供装置の情報提供効果を定量的に比較する事が可能になる。
【0026】前述の記憶装置を情報提供装置の外に設置し情報提供装置と記憶装置をネットワークや通信によって接続する事も考えられる。
【0027】この記憶装置が、多数の情報提供装置に接続され、個々の情報提供装置の情報提供回数カウントし記憶するようにする事で、実時間で多数の情報提供装置の情報提供回数を比較し、情報提供装置の情報提供効果を定量的に比較する事が可能になる。
【0028】情報提供装置から、消費者が所持する情報端末によって取得する情報に、当該情報提供装置が提供している情報の関連情報やコンテンツ、または、さらに詳細な情報の存在する場所の情報、或いは情報提供装置で宣伝広告を行っている商品やサービスを購入する事の出来る手段を持つ装置への接続情報を付加する。
【0029】当該情報提供装置が提供している情報の関連情報やコンテンツ情報の存在する場所の具体例としては、情報提供装置が提供している情報、例えば広告のキャラクターの待ち受け画面や着信メロディが存在するサーバー(ネットワークに接続された他の情報処理装置(クライアント)の情報処理要求を処理する情報処理装置)のURL(インターネット上の企業の情報提供サーバーの存在場所を示す情報)や情報提供企業のURLなどである。
【0030】さらに詳細な情報の存在する場所の具体例としては、情報提供企業のURLや、情報提供企業のCTI装置(コンピュターテレフォニーインテグレーテッド装置:電話とコンピュターとデーターベースを組み合わせた電話受付センター)の電話番号などである。
【0031】情報提供装置で宣伝広告を行っている商品やサービスを購入する事の出来る手段を持つ装置への接続情報の例としては、EC(エレクトリックコマース)機能を有するサーバーのURLや、商品やサービス販売を行うCTI装置の電話番号などが考えられる。
【0032】さらに、情報提供装置から、消費者が所持する情報端末によって取得する情報に、情報提供手段を識別する情報を接続情報に付加する。
【0033】情報提供手段を識別する情報の具体例としては、情報提供装置(例えば看板や画像表示装置)のIDや、情報提供装置から情報端末が情報を取得した日時や、情報提供装置のコンテンツのIDや、情報提供装置が設置されている地点情報などが考えられる。
【0034】情報提供装置から情報を取得した消費者の情報端末が、情報提供手段を識別する情報を付加された接続情報を基に情報提供企業のサーバーやCTI装置などに接続する。
当該被接続装置には、接続情報に含まれる情報提供手段を識別する情報を取得する手段を設けておく。
【0035】当該被接続装置が、接続情報に含まれる情報提供手段を識別する情報を取得し、その識別情報毎の接続回数をカウントし、当該被接続装置の記憶装置に記憶しておく。
【0036】被接続装置の記憶装置に記憶された情報提供装置毎(識別情報毎)の接続回数を比較することによって、情報提供装置の情報提供によって、当該情報提供装置で提供した情報に対しレスポンス(反応)をした消費者の数を比較することが出来る。
【0037】ここでレスポンスの分類、及びレスポンスの比較のための量としては例えば、関連情報、関連コンテンツ、詳細情報などの取得回数、商品やサービスを購入した回数・売上金などが相当する。
【0038】さらに各請求項の発明には以下のような特徴がある。
【0039】本発明に関わる情報処理システムは、情報提供装置と、情報提供装置から情報を取得する手段を備える情報端末と、情報端末が情報提供装置から取得した情報をもとに接続する情報処理装置とで構成され、前記情報処理装置に接続してきた情報端末の属性情報を取得することを特徴とするものである。
【0040】本発明に関わる情報処理システムは、情報提供装置から情報を取得する手段が、近距離無線通信インターフェイスを有する情報提供装置と近距離無線通信インターフェイスを有する情報端末の交信によるものである事を特徴としたものである。
【0041】本発明に関わる情報処理システムは、情報提供装置から情報を取得する手段が、画像による情報表示手段を持つ情報提供装置と、撮像手段を有する情報端末と前記撮像した画像を情報処理し画像から情報を抽出する手段を組み合わせたものである事を特徴としたものである。
【0042】本発明に関わる情報提供装置は、情報端末に情報を提供した回数を測定することが可能であることを特徴とするものである。
【0043】本発明に関わる情報提供装置は、情報端末に情報を提供した回数を測定し、且つ情報提供効果を測定及び/又は比較できる事を特徴としたものである。
【0044】本発明に関わる情報処理システムは、情報提供装置から情報端末に情報を提供した回数を測定し、且つ情報提供効果を測定及び/又は比較できる事を特徴としたものである。
【0045】本発明に関わる情報提供装置は、情報端末に提供する情報に、当該情報提供装置の識別情報を付加する事を特徴としたものである。
【0046】本発明に関わる情報処理システムは、情報処理装置が取得する属性情報に情報端末が情報を取得した情報提供装置の識別情報を含む事を特徴としたものである。
【0047】本発明に関わる情報処理システムは、、取得した識別情報を記憶し比較することによって、情報提供の効果を測定できる事を特徴とするものである。
【0048】本発明に関わる情報処理システムは、、前記情報処理装置が取得する属性情報に前記情報端末の識別情報を含む事を特徴としたものである。
【0049】本発明に関わる情報処理システムは、、前記情報処理装置が取得する属性情報に前記情報端末の所持者に関わる個人情報を含む事を特徴としたものである。
【0050】本発明に関わる情報処理方法は、情報端末用の情報処理手段と、前記情報端末用の情報処理手段を実行する手段を有する情報端末で構成され、前記情報端末が前記情報端末用の情報処理手段によって自動的に情報処理を実行することを特徴とするものである。
【0051】本発明に関わる情報処理方法は、当該情報端末が、プログラム実行手段を有する他の情報端末に、当該プログラムを転送することを特徴とするものである。
【0052】本発明に関わる情報処理方法は、情報処理装置及び情報端末がネットワークに接続手段を有し、情報端末がネットワーク経由で情報処理装置からプログラムを取得する事を特徴とするものである。
【0053】本発明に関わる情報処理方法は、予めプログラムに記述された機能が、ネットワーク上の情報処理装置への接続であることを特徴とするものである。
【0054】本発明に関わる情報処理システムは、前記情報処理装置が取得する属性情報に前記情報端末が情報を取得した経路情報を含む事を特徴としたものである。
【0055】本発明に関わる情報処理システムは、取得した個人情報及び/又は情報端末が情報を取得した経路情報を記憶し処理することによって、情報提供の結果をマーケティングデーターとして活用する事を特徴とするものである。
【0056】本発明に関わる情報端末は情報端末用の情報処理手段と、前記情報端末用の情報処理手段を実行する手段を有する情報端末で構成され、前記情報端末が前記情報端末用の情報処理手段によって自動的に情報処理を実行することを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】
以下に、図を元に以下に本発明の実施の形態について説明する。
【0057】ただし以下の説明はあくまでも本発明の実施の形態の一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
【0058】また各図の中で同一符号は同一または相当する部分を示すので符号が重複する場合にはその説明は省略する。
【0059】消費者が所持する情報端末が、ネットワーク外に設置された情報提供装置から情報を取得する方法について説明する。
【0060】消費者が所持する情報端末の具体例としては、携帯電話、PDA(パーソナルデーターアシスタント)、ウェアラブルコンピュター、車載コンピュターなどが考えられる。
【0061】ネットワーク外に設置された情報提供手段の具体例としては、ポスターや看板や雑誌などの印刷物、画像表示装置など、電車やバス車内外の広告表示、などが考えられる。
【0062】情報提供手段に設ける消費者が所持する情報端末との情報交換手段の具体例としては
【0063】小型メモリや、近距離無線通信手段や、画像解析に対応する画像を利用する方法などが考えられる。
【0064】具体例としては、宣伝広告をおこなう看板など、ネットワーク外に設置された情報提供手段に、記憶手段と記憶された内容を情報端末に送信することが出来る近距離無線通信手段を付与して、当該近距離無線通信インターフェイスに対応する近距離無線通信インターフェイスを有する情報端末と交信する方法。
【0065】或いは宣伝広告を行う看板など、ネットワーク外に設置された情報提供手段に、当該宣伝広告に関連した情報を記憶した小型メモリ付加しておき、、携帯電話やPDAとのシリアルポートや小型メモリの専用スロットなどを利用し、相互に接続することによって、情報交換を可能にする方法などが考えられる。
【0066】また、、近距離無線通信インターフェイスを利用した情報交換手段以外の方法として画像による情報表示手段を持つ情報提供装置と、撮像手段を有する情報端末と、前記撮像した画像を情報処理し画像から情報を抽出する手段を組み合わせて、情報提供装置に表示された画像から情報を抽出して、情報端末が情報を取得する方法も考えられる。
【0067】具体的には情報提供装置に表示された、印刷媒体や画像表示装置などの画像に表示された、「http://」以降の文字列によって定義されるURLの文字列を抽出し、画像処理手段を用いてテキスト情報として取り込む手段や、画像として表示された1次元バーコードや2次元バーコードなどを読み込み、画像処理手段を用いてデーターを抽出する方法などが考えられる。
【0068】画像処理による情報取得手段を利用した場合には、例えば雑誌などの宣伝広告ページに、前述した「http://」以降の文字列によって定義されるURLの文字列や、画像として表示された1次元バーコードや2次元バーコードなどを印刷し、カメラなどの画像取り込み手段を有する情報端末で、前述した文字列やバーコードなどのデーターを含む画像を取り込み画像処理手段を用いてデーター成分を抽出し、このデーターを情報として処理する方法が考えられる。
【0069】画像処理による文字列の取得に関しては特開2002−207955や特開2002−183661などによる提案がなされている。
【0070】図1は近距離無線通信インターフェイスを利用してネットワーク外に設置された情報提供手段と消費者が所持する情報端末が情報交換を行う例を略示的に示したブロック図である。
【0071】図1において、6は情報提供装置、610は情報提供装置の表示手段であり印刷物などを利用しての表示や液晶ディスプレイなどを利用した動画表示装置などが考えられる、650は情報提供装置の制御装置であり、8は近距離無線通信の送受信インターフェイスである。
【0072】さらにS1は所持者が所持する情報端末であり、91は情報端末のディスプレイ、92は情報端末のメモリ、98は情報端末の近距離無線通信の送受信インターフェイス、99は情報端末の操作部である。
【0073】また、図2は情報提供装置6の制御装置650を略示的にしめしたブロック図である。
【0074】図2において、650は情報提供装置の制御装置、61はCPU、62はメモリ、63は端末種別判断手段、64は不発揮性記憶装置(ハードディス装置など)であり、情報提供回数カウント手段641、情報が蓄積されている、66は識別情報付加手段である。
【0075】69はI/O装置、2は着脱式の記憶装置のインターフェイス(ICカード等)であり、641は情報提供回数カウント手段である。
【0076】66の識別情報付加手段には、情報提供装置個々の識別情報が記憶されていて、宣伝広告内容に関連する情報と共に情報提供装置の識別情報を情報端末に送信する。
具体例として、宣伝広告内容に関連する情報が当該宣伝広告内容に関わる商品のホームページのURLであった場合には、当該商品のホームページのURLのパラメーターとして、情報提供装置の識別情報を付加する。
【0077】情報提供装置の識別情報の具体例としては、情報提供装置(例えば看板や画像表示装置)の種別やユニークなIDナンバー、情報提供装置から情報端末が情報を取得した日時や、情報提供装置のコンテンツ(宣伝広告のカテゴリや内容)のIDや、情報提供装置が設置されている地点情報などが考えられる。
【0078】近距離無線通信の送受信インターフェイスの具体例としては赤外線通信インターフェイスやBluetooth(ブルートゥース、電気通信、コンピューター、ネットワーク分野の世界主要メーカーが参加しているBluetooth SIGという団体によって技術の標準化が進められている、.4GHz帯の電波を使用した小電力データワイヤレス通信システム,http://www.bluetooth.com/)通信インターフェイスなどが考えられる。
【0079】さらに具体的には、携帯電話やPDAが対応している赤外線通信インターフェイスの通信規格として、IrDA(Infrared Data Association、1993年に設立された赤外線通信の標準化団体、及び当該団体が標準化した赤外線通信規格。www.irda.org)や、IrDAの中でも特に携帯電話で使われることを想定して作られた通信規格であるIrMC(IrDAInfrared Mobile Communication, http://www.irda.org/standards/specifications.asp)などが考えられる。
【0080】図3はIrDAを利用して情報交換を行う際の通信シーケンスを略示的に示している。
【0081】また近距離無線通信以外の手段を利用する情報取得の例として、画像を利用して情報端末が情報を取得出来るように、予め画像に情報提供装置のIDを埋め込んでおく方法が考えられる。
【0082】具体的には例えば雑誌などの印刷物に提供する情報の関連情報としてURLを印刷する場合に、予めそのURLに当該雑誌のIDをパラメーターとして付加して印刷し、情報端末がこのURLが記述された画像を取得し、URLを文字列データーとして取得すると、URLに付与された当該雑誌のパラメーターも同時に抽出する様にする方法が考えられる。
【0083】上述したように、情報提供装置から、消費者が所持する情報端末が宣伝広告などに関連する情報と、属性情報として情報を取得した情報提供装置の識別情報を取得する事が出来る。
【0084】<情報端末に情報を提供した回数を測定することが可能であることを特徴とする情報提供装置>
【0085】次に、情報提供装置のリーチ(情報到達回数)の取得及び、情報提供装置の効果比較を実現する方法について説明する。
【0086】ネットワーク外に設置された情報提供装置6から、消費者が所持する情報端末が宣伝広告などに関連する情報を取得する度に、図2で示す情報提供装置の制御装置650が有する情報提供回数カウント手段641がその情報提供回数をカウントし、情報提供装置の制御装置650に備えられた記憶装置64に記憶する。
【0087】情報提供回数カウント手段641は、情報提供回数記憶手段をプログラムなどによって実装し情報提供装置の記憶装置64に記憶させて機能させることもあり得る。
【0088】情報提供回数カウント手段641は、当該情報提供装置から近距離無線通信などによって、消費者が持つ情報端末が情報を取得する毎にその回数をカウントし累積情報提供回数を記憶する。
【0089】カウントする情報提供回数の基準としては、情報端末からのデーター受信OKステータス(図3参照)を受信した際にカウントを行うことなどが考えられる。
【0090】この時、同じ情報端末が何度も情報取得を行ったばあいなどによる重複取得をカウントしたくなければ、情報提供する情報端末のMACアドレスや、携帯電話等であれば携帯電話の電話番号などをIDとして取得し、重複する場合にはカウントしないようにするなどの方法で重複カウントを防ぐ事が考えられる。
【0091】上述した方法によって、記憶された情報提供回数は、記憶装置64に記憶し、ICカード2などの外部装置を利用して読み出して、多数の情報提供装置の情報提供回数の記録を収集し、それぞれの情報提供回数を比較することによって、それぞれの情報提供装置が情報端末に情報を提供した回数を測定し、情報提供効果を定量的に比較する事が可能になる。
【0092】また、それぞれの情報提供装置と情報処理装置をネットワークや通信によって接続し、自動的にそれぞれの情報提供装置の情報提供回数を測定し、情報提供効果を定量的に比較する事も考えられる。
【0093】具体的には図4に示すように、情報提供装置6がネットワーク300に接続し、ネットワーク上の情報処理装置350に接続され、情報提供回数をネットワーク上の情報処理装置に送信する。
【0094】図2の情報提供回数記憶手段641がカウントして記憶装置64に記憶した、情報提供回数は、I/O装置69及びインターネット接続装置310及びインターネット300などを経由し、ネットワーク上の情報処理装置350に送信される。
【0095】このネットワーク上の情報処理装置350が、多数の情報提供装置に接続され、個々の情報提供装置の情報提供回数カウントし記憶するようにする事で、実時間に近い時間内に多数の情報提供装置の情報提供回数を比較し、情報提供装置の情報提供効果を定量的に比較する事が可能になる。
【0096】<情報端末に提供する情報に、情報提供装置の識別情報を付加する事を特徴とした情報提供装置>
【0097】上述してきたように、ネットワーク外に設置された情報提供装置から、消費者が所持する情報端末によって取得する情報に、当該情報提供装置の識別情報を付加することが考えられる。
【0098】例えば、情報端末が「渋谷の町に設置された5番という識別ID」を持ち、A旅行社の格安旅行券の宣伝広告を行う情報提供装置から、提供情報に関連する情報としてインターネット上で旅行券の購入が可能なホームページのURLを取得する場合には、例えば以下のような構成のURLを情報端末に送信する。
【0099】http://www.Atravel.co.jp/kakuyasu/shibuya5/
【0100】この、パラメーターの内容はと、情報提供装置のIDが含まれている。
【0101】http://www.Atravel.co.jp/kakuyasu/shibuya5/において、インターネット上で旅行券の購入が可能なホームページのパラメーターとしてはhttp://www.Atravel.co.jp/kakuyasuが相当する。
【0102】さらに情報提供装置の識別情報としてはshibuya5/が相当する。
上述してきたように、ネットワーク外に設置された情報提供装置から、消費者が所持する情報端末が情報を取得し、その取得情報をもとに例えば情報提供装置が宣伝広告している商品を販売しているホームページに接続して、商品を購入することなどが可能になる。
【0103】同様に情報提供装置から提供する関連情報をURLや電話番号などの接続先に関する情報にすれば、消費者が所持する情報端末が、提供されたURLや電話番号で記述された情報処理装置に接続することにより、さらに詳細な情報の存在する場所の情報、或いは情報提供装置で宣伝広告を行っている商品やサービスを購入する事が考えられる。
【0104】この時、当該情報提供装置が提供しているさらに詳細な情報の存在する場所の具体例としては、情報提供企業のWebサーバー装置のURLや、情報提供企業のCTI装置(コンピュターテレフォニーインテグレーテッド装置:電話とコンピュターとデーターベースを組み合わせた電話受付センター)の電話番号。
【0105】情報提供装置で宣伝広告を行っている商品やサービスを購入する事の出来る手段を持つ装置への接続情報の例としては、EC(エレクトリックコマース)機能を有するサーバーのURLや、商品やサービス販売を行うCTI装置の電話番号。
【0106】情報提供装置が提供している情報、例えば広告のキャラクターの待ち受け画面や着信メロディが存在するサーバー(ネットワークに接続された他の情報処理装置(クライアント)の情報処理要求を処理する情報処理装置)のURL(インターネット上の企業の情報提供サーバーの存在場所を示す情報)や情報提供企業のURLなどにすることが考えられる。
【0107】次に、情報処理装置に接続してきた情報端末の属性情報を取得することを特徴とする情報処理システムの例として、情報提供装置の情報提供による宣伝広告などに対する、消費者の購買行動などのレスポンスによる情報提供の効果測定及び、情報提供装置の効果比較を行う情報処理システムについて説明する。
【0108】図5は上述した、情報端末に提供する情報に、情報提供装置の識別情報を付加する事を特徴とした情報提供装置による情報処理システムを略示的にを示したブロック図である。
【0109】370及び371は情報端末が情報提供装置または接続先の情報処理装置に接続するための通信手段であり、具体例としては携帯電話の基地局或いはホットスポットなどの無線中継装置、375及び376は携帯電話のあるいはホットスポットのゲートウェイサーバーである、携帯電話の基地局或いはホットスポットなどの無線中継装置である。370、371及び375、376は一体化する事も可能である。
【0110】情報提供装置6から情報を取得した消費者の情報端末s1が、情報提供手段を識別する情報を付加された接続情報を基に情報提供企業のサーバーやCTI装置などの情報処理装置3500に接続する。
【0111】情報処理装置3500には、接続情報に含まれる情報提供手段を識別する情報を取得する手段を設けておく。
【0112】情報処理装置3500が図示したようにインターネットのサーバーである場合には、URLのパラメーターを識別情報として取得し、情報処理装置がCTI装置である場合には情報提供装置毎に異なる電話番号を送信する、或いは電話番号の後に識別番号を付与するなどの方法が考えられる。
【0113】情報処理装置3500は、接続情報に含まれる情報提供手段を識別する情報を取得し、その識別情報毎の接続回数をカウントし、情報処理装置3500の記憶装置(図示せず)に記憶しておく。
【0114】情報処理装置3500の記憶装置(図示せず)に記憶された情報提供装置毎(識別情報毎)の接続回数を比較することによって、情報提供装置の情報提供によって、当該情報提供装置で提供した情報に対しレスポンス(反応)をした消費者の数を比較することが出来る。
【0115】ここでレスポンスの分類、及びレスポンスの比較のための量としては例えば、関連情報、関連コンテンツ、詳細情報などの取得回数、商品やサービスを購入した回数・売上金などが考えられる。
【0116】<情報処理装置に接続してきた情報端末の属性情報を取得することを特徴とする情報処理システム>
【0117】上述してきたような、情報提供装置及び情報処理システムを、総合的に示したのが図6の情報処理システムの略示的なブロック図である
【0118】図6の中で、3500は本発明に関わる情報処理システムを集中的に管理する情報処理装置であり、3510は情報処理システムに関わる記録を集中的に管理するデーターベースである。
【0119】351から353はA社、B社、C社それぞれの情報提供者のWeb情報処理装置である。6A、6B、6CはA社、B社、C社それぞれの情報提供者のための宣伝広告を行う情報提供装置である。
【0120】情報端末S1は、A社の広告に設置された情報提供装置6Aから、情報としてアクセス先パラメーターと情報提供装置の識別情報を受信する。
【0121】次に情報端末S1は、情報のアクセス先パラメーターである、情報処理装置3500にアクセスする。
【0122】情報処理装置3500は、情報端末S1のIDパラメーターを生成し、データーベース3510に登録する。
【0123】次に情報処理装置3500は、情報端末S1の接続をA社の情報処理装置351へリダイレクトする。
【0124】情報伝達を集中的に管理する場合には、情報端末の最初のアクセス先が情報提供者の情報処理装置ではなく情報伝達を集中的に管理する事業者の情報処理装置3500にする事により複数の情報提供を複合的に処理しアクセス情報を管理する情報処理システムを実現できる。
【0125】上述の場合、情報のパラメーターは例えば以下のような構造のURLになる。
【0126】http://www.kannri.co.jp/Atravel.co.jp/kakuyasu/shibuya5/
【0127】情報伝達手段を受信した、情報端末S1は最初に、情報伝達を集中的に管理する事業者の情報処理装置3500にアクセスする。
【0128】アクセスを受けた情報処理装置3500は、情報端末のIDパラメーターshibuya5/をデーターベース3510に記録した上で、Atravel.co.jp/へリダイレクトする。
【0129】このように情報を情報処理装置3500及びデーターベース3510で一元管理することにより。マーケティングについての有用なデーターを得ることが出来る。
【0130】情報提供装置による広告の結果として、詳細情報へのアクセスや商品の購入が実現しているかについて客観的な測定と数値分析を行うことができるようになり、広告主や広告制作者の期待する宣伝広告などの情報提供装置が効果的に実現しているかを測定し分析を行う情報処理システムを実現する事が出来る。
【0131】<情報端末間での情報伝達>
【0132】また、情報端末S1から他の情報端末S2に、情報提供装置から取得した情報を転送することによって取得した情報を次々に伝達することが出来る。
【0133】図9は近距離無線通信インターフェイスを使用して取得した情報を他の情報端末に伝達する概念図である。
【0134】図10はIrDAを利用して情報を伝達する際のシーケンス図である。
【0135】図11は情報端末S1が情報提供装置から取得した(接続)情報を、他の情報端末S2に転送し、情報端末S2が転送された(接続)情報を用いて、ネットワーク上の情報処理装置3500に接続する事を示した図である。
【0136】さらに図12は総合的な情報処理システムにおいて情報端末S1が情報提供装置から取得した(接続)情報を、他の情報端末S2に転送し、情報端末S2が転送された(接続)情報を用いて、ネットワーク上の情報処理装置3500に接続する事を示したブロック図である。
【0137】図11や図12に示したような情報処理システムでは、情報処理装置3500が情報端末の識別情報や所有者の個人情報などを取得し、情報処理システムに関わる記録を集中的に管理するデーターベース3510に蓄積することで、情報端末の情報処理履歴から、情報端末を所持する個人の情報に対する嗜好を蓄積して分析したり、商品の購買履歴を蓄積し分析し、さらに興味を持ちそうな情報を推奨するなど産業上有用な効果をもたらすことが出来る。
【0138】<消費者同士の情報伝達を追跡し、情報伝達経路を測定できるような情報処理システムを提供する>
【0139】さらに、情報端末に情報端末用の情報処理手段を付与することで、消費者同士の情報伝達を追跡し、情報伝達経路を測定できるような情報処理システムを提供する事が出来る。
【0140】図7は情報端末用の情報処理手段500が携帯電話のハードウェア9及びOS900などを利用して、情報端末が情報提供装置から情報を受信すると情報処理装置3500に自動的に接続するようにするための構成を説明した図である。
【0141】具体的には、情報端末のメモリ92にプログラムなどによって実装した情報端末用の情報処理手段を記憶させ、情報端末のCPU93などのハードウェア上で動作させることで、情報提供装置からの情報受信と情報に記述された接続先の情報処理装置3500への接続を情報端末用の情報処理手段に自動的に行わせる。
【0142】この情報端末用の情報処理手段を情報端末に配布する方法としては、予め情報端末に記憶させて販売する方法。ICカードなどのブリッジメディアを利用して配布する方法。
【0143】さらに、図2に示すように情報提供装置の制御装置の記憶装置に記憶させ情報端末に送信する方法、または図8に示すようにネットワーク上の情報処理装置3500に、予め情報端末用の情報処理手段を記憶させておき、情報端末が、情報提供装置から取得した接続情報を基にするなどして情報処理装置3500に接続して情報端末用の情報処理手段を情報端末に取得する方法などが考えられる。
【0144】情報端末用の情報処理手段500を利用することにより、消費者同士の情報伝達を追跡し、情報伝達経路を測定できるような情報処理システムを提供する事が出来る。
【0145】具体的には図2や、図8に示すように、情報端末用の情報処理手段500の機能として情報端末パラメーター生成手段550を有するようにする。
【0146】情報端末パラメーター生成手段550は、情報端末固有の識別パラメーターを生成する。
【0147】例えば図13に示すように、宣伝広告用に設置された「渋谷の5番」の情報提供装置であって、表示コンテンツが「A旅行社の格安航空券でタレントBを使用」している場合に、その情報提供装置一番始めに情報取得を行った情報端末には、情報端末用の情報処理手段を情報端末に配布する際に、接続先情報と共に情報端末のIDパラメー「shibuya5/b/0001/」を送付する。
【0148】さらに、情報端末S1から他の情報端末S2に情報を伝達すると、情報端末用の情報処理手段500は、新たに情報端末S2のIDパラメーター「shibuya5/b/0001/1」を生成し、接続用情報に付加して送付する。
【0149】図14は、情報提供装置から情報端末に送付するデーター、及び情報端末から他の情報端末にデーターを転送する際のデーターの構造を略示的に示したブロック図である。
【0150】以上の様に情報端末用の情報処理手段500を利用すると、情報端末S1から情報を伝達された情報端末S2が、接続情報を用いて自動的に情報処理装置にアクセスしてくると、情報処理装置が情報端末同士の情報伝達経路を知ることが出来る。
【0151】具体的に、情報端末から接続された情報処理装置3500は、情報端末の識別IDを取得し、図13のような情報伝達経路情報を生成し、データーベース3510に記憶する。
【0152】多くの情報端末のID及び情報伝達経路及び、各情報端末の情報処理履歴を蓄積することで、ある情報に関して興味を持つ或いはあるカテゴリーの商品の購入傾向が高い消費者集団を発見したり、情報伝達に関して大きな影響力を持つ消費者を発見することなどが可能になる。
【0153】さらに情報端末用の情報処理手段500に、情報端末の記憶装置に記憶された個人情報を取得する機能を有するようにした場合には、図15に示すように、個人情報を有する情報伝達経路を生成することが出来る。
【発明の効果】
【0154】上述したように、本発明では宣伝や広告やPRなどの、情報提供の効果を実時間で定量的に測定することを可能にし、宣伝広告やPRを行うメディア・タイミング・場所などの情報提供方法、さらに情報提供の表現手段(コピーライト・キャラクター)などの効果測定をフィードバックすることによって企業などの情報提供者が、より費用対効果の高い情報提供方法、表現手段を選択することが出来るような情報処理システムを提供する事が出来た。
【0155】本発明では測定された効果による、広告価格の決定を可能にする様な情報処理システムを提供する事が出来た。
【0156】さらに、消費者同士の情報伝達を追跡し、情報伝達経路を測定できるような情報処理システムを提供する事が出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】近距離無線通信インターフェイスを利用してネットワーク外に設置された情報提供手段と消費者が所持する情報端末が情報交換を行う例のブロック図
【図2】情報提供装置6の制御装置650のブロック図
【図3】IrDAを利用して情報交換を行う際の通信シーケンス図
【図4】ネットワークに接続された情報提供装置と情報処理装置のブロック図
【図5】情報端末に提供する情報に、情報提供装置の識別情報を付加する事を特徴とした情報提供装置による情報処理システムのブロック図
【図6】総合的な情報処理システムのブロック図
【図7】情報端末用の情報処理手段を利用して、情報端末が、情報提供装置から情報を受信すると情報処理装置3500に自動的に接続するようにするための構成を説明した図
【図8】ネットワーク上の情報処理装置3500に、予め情報端末用の情報処理手段を記憶させておくことを示したブロック図
【図9】近距離無線通信インターフェイスを使用して取得した情報を他の情報端末に伝達する概念図
【図10】IrDAを利用して情報を伝達する際のシーケンス図
【図11】情報端末S1が情報提供装置から取得した(接続)情報を、他の情報端末S2に転送し、情報端末S2が転送された(接続)情報を用いて、ネットワーク上の情報処理装置3500に接続する事を示したブロック図
【図12】総合的な情報処理システムにおいて情報端末S1が情報提供装置から取得した(接続)情報を、他の情報端末S2に転送し、情報端末S2が転送された(接続)情報を用いて、ネットワーク上の情報処理装置3500に接続する事を示したブロック図
【図13】情報伝達経路情報
【図14】データーの構造を略示的に示したブロック図
【図15】個人情報を含む情報伝達経路情報
【符号の説明】
300はインターネットあるいは電話網などのネットワーク、
350は情報処理装置
3500は情報処理装置
3510は情報処理システムに関わる記録を集中的に管理するデーターベース
370及び371は携帯電話の基地局或いはホットスポットなどの無線中継装置、
375及び376は携帯電話のあるいはホットスポットのゲートウェイサーバー、
S1、S2は所持者が所持する情報端末、
91は情報端末のディスプレイ、
92は情報端末のメモリ、
93は情報端末のCPU、
98は情報端末の近距離無線通信の送受信インターフェイス、
99は情報端末の操作部、
600はサーバー350の記憶装置、
500は情報伝達手段、
550は情報伝達手段500のパラメーター生成手段、
6は情報提供装置、
610は情報提供装置の表示手段、
660は情報提供装置の制御装置であり、
8は近距離無線通信の送受信インターフェイスである。
650は情報提供装置の制御装置、
61はCPU、
62はメモリ、
63は端末種別判断手段、
64は不発揮性記憶装置、
66は装置ID付加モジュール、
68は端末別コンテンツ変換装置、
69はI/O装置、
2は着脱式の記憶装置のインターフェイス(ICカード等)、
9は情報端末のハードウェア、
900は情報端末の様々な動作を司るOS(オペレーションシステム)、
940はAPI(アプリケーションプログラムインターフェイス)

950は情報伝達手段500のAPI(アプリケーションプログラムインターフェイス)、
910は情報伝達手段500のプログラム実行環境、

Claims (18)

  1. 情報提供装置と、情報提供装置から情報を取得する手段を備える情報端末と、情報端末が情報提供装置から取得した情報をもとに接続する情報処理装置とで構成され、前記情報処理装置に接続してきた情報端末の属性情報を取得することを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1の発明において、情報提供装置から情報を取得する手段が、近距離無線通信インターフェイスを有する情報提供装置と近距離無線通信インターフェイスを有する情報端末の交信によるものである事を特徴とした情報処理システム。
  3. 請求項1の発明において、情報提供装置から情報を取得する手段が、画像による情報表示手段を持つ情報提供装置と、撮像手段を有する情報端末と前記撮像した画像を情報処理し画像から情報を抽出する手段を組み合わせたものである事を特徴とした情報処理システム。
  4. 請求項1から請求項3の発明に記載された情報提供装置であって、情報端末に情報を提供した回数を測定することが可能であることを特徴とする情報提供装置。
  5. 請求項1から請求項3の発明に記載された情報提供装置であって、情報端末に情報を提供した回数を測定し、且つ情報提供効果を測定及び/又は比較できる事を特徴とした情報提供装置。
  6. 請求項1から請求項3の発明に記載された情報処理システムであって、情報提供装置から情報端末に情報を提供した回数を測定し、且つ情報提供効果を測定及び/又は比較できる事を特徴とした情報処理システム。
  7. 請求項1から請求項6の発明に記載された情報提供装置であって、情報端末に提供する情報に、当該情報提供装置の識別情報を付加する事を特徴とした情報提供装置。
  8. 請求項1及び請求項7の発明において、前記情報処理装置が取得する属性情報に前記情報端末が情報を取得した情報提供装置の識別情報を含む事を特徴とした情報処理システム。
  9. 請求項8の発明において、取得した識別情報を記憶し比較することによって、情報提供の効果を測定できる事を特徴とする情報処理システム。
  10. 請求項1および請求項2及び請求項3及び請求項6の発明において、前記情報処理装置が取得する属性情報に前記情報端末の識別情報を含む事を特徴とした情報処理システム。
  11. 請求項1および請求項2及び請求項3及び請求項6の発明において、前記情報処理装置が取得する属性情報に前記情報端末の所持者に関わる個人情報を含む事を特徴とした情報処理システム。
  12. 情報端末用の情報処理手段と、前記情報端末用の情報処理手段を実行する手段を有する情報端末で構成され、前記情報端末が前記情報端末用の情報処理手段によって自動的に情報処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  13. 請求項12の発明において、当該情報端末が、プログラム実行手段を有する他の情報端末に、当該プログラムを転送することを特徴とする情報処理システム。
  14. 請求項12から請求項13の発明において、情報処理装置及び情報端末がネットワークに接続手段を有し、情報端末がネットワーク経由で情報処理装置からプログラムを取得する事を特徴とする情報処理システム。
  15. 請求項12から請求項14の発明において予めプログラムに記述された機能が、ネットワーク上の情報処理装置への接続であることを特徴とする情報提供方法。
  16. 請求項1および請求項2及び請求項3及び請求項6及び請求項12から請求項15の発明において、前記情報処理装置が取得する属性情報に前記情報端末が情報を取得した経路情報を含む事を特徴とした情報処理システム。
  17. 請求項1および請求項2及び請求項3及び請求項6及び請求項12から請求項16の発明において、取得した個人情報及び/又は情報端末が情報を取得した経路情報を記憶し処理することによって、情報提供の結果をマーケティングデーターとして活用する事を特徴とする情報処理システム。
  18. 情報端末用の情報処理手段と、前記情報端末用の情報処理手段を実行する手段を有する情報端末で構成され、前記情報端末が前記情報端末用の情報処理手段によって自動的に情報処理を実行することを特徴とする情報端末。
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