JP2004078298A - 記憶媒体販売装置を利用する情報提供システム及びその方法 - Google Patents

記憶媒体販売装置を利用する情報提供システム及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】物理的な販売チャネルを通した顧客との関係と、電子的な情報提供サーバによる顧客との関係を、ROMを介して融合することが可能なシステムの提供。
【解決手段】店舗11のメディアボックス112でダイジェスト版が視聴可能なROM113を購入したユーザは、PC14でROM113を視聴でき、さらにサーバセンター12へアクセスするとWebコンテンツを視聴できる。メディアボックス112へそこで放映されるコマーシャルとROMダイジェスト版を配信する店舗向け配信サーバ123と、購入者へROMに対応するWebコンテンツを配信するWeb系配信サーバ124を、コンテンツ編集センター13からコンテンツをアップロードするマスタ管理サーバ122が、管理する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して顧客へ情報を提供するシステムに関し、特に、店舗に設置された記憶媒体(例えばCD−ROMやDVD−ROMなど)販売装置を利用して当該情報を提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、物理的な販売チャネルを介した商品の提供においては、誰に対しても同じ広告や販売促進活動を行なう「マス・マーケティング」が主流であった。このように一方的に情報が流されるマス・コミュニケーションにおいては、顧客が膨大な情報の中から自分の欲しいものを発見しなければならず、また、販売者側でも顧客がどのようなものを欲しているのか把握することが難しいという問題点があった。
【0003】
昨今、インターネットを介して商品を販売するシステムにおいては、「One−to−Oneマーケティング」と言われる、顧客各人の嗜好性や行動特性などに基づいてその個々人に適したマーケティング活動を行なう手法が、盛んに取り入れられている。例えば、サイトの会員登録の際に、顧客に年齢、性別、職業、趣味などを入力してもらい、これらの入力データに基づいてその顧客が興味を持ちそうな情報を選択して提供するというサービスがある。これにより、顧客が自分の欲しい情報に遭遇する可能性を高くすることができる。
【0004】
また、例えば、アマゾン・ドット・コムという本の販売サイトにおいては、ある本を購入すると、「この本を買った人は一緒に次のような本も購入しています」という表示と共に、幾つかの本が紹介される仕組みになっている。これは、今までの顧客の購買状況をデータベースに記憶しておき、ある本を買った顧客が他にどのような本を買っているかという相関関係を調べて、その顧客が買いそうな本をピックアップするものである。このように、ある顧客がある商品を購入する際に、その顧客が欲しがる可能性の高い別の商品を抽出して提示すると、購買単価(顧客が一度に購入する商品の総額)が向上する可能性を高くすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような「One−to−Oneマーケティング」の手法は、商品の広告から購入までの全てがコンピュータ上で電子的に行なわれるシステムにおいてしか実現されておらず、インターネットで欲しい商品を探索したり購入したりする習慣を持たない人々に対しては、この手法を生かすことができなかった。
【0006】
本発明は、上記のような事情を考慮してなされたもので、物理的な販売チャネルにおける広告や物品を介した顧客とのコミュニケーションと、コンピュータ上で電子的に行なわれる顧客とのコミュニケーションとを融合させることで、商品の存在をより多くの潜在的な顧客に知らしめるとともに、顧客が所望する可能性の高い商品に関する情報へと顧客を誘導することができるシステムを提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報提供システムは、各店舗に設置された記憶媒体販売装置に接続され、各記憶媒体販売装置に対し、その記憶媒体販売装置で放映されるコマーシャルのデータと、その記憶媒体販売装置で販売される複数の記憶媒体それぞれのコンテンツに対応するデータとを配信する。ここで言う記憶媒体とは、例えばCD−ROMやDVD−ROMなど、持ち運び可能で、中に格納されたデータをコンピュータ(ネットワークに接続して情報提供サーバにアクセスすることのできる装置)により読み出すことができるメディアのことである。また、ここで言う記憶媒体販売装置とは、店舗で販売される記憶媒体についてのデータを店舗にいる顧客に提示するものであれば足り、実際の購入動作までがこの装置にて行なわれる必要は無い。逆に、記憶媒体販売装置が自動販売機化されている場合は、販売装置自体がここで言う店舗に相当することになる。
【0008】
そして、本発明に係る情報提供システムは、例えばWebサーバのような情報提供サーバに接続されるか、もしくは当該サーバをシステム中に含むかしており、上記の記憶媒体を購入した顧客からのネットワーク経由でのアクセスに応答して、情報提供サーバから、当該記憶媒体のコンテンツに対応する情報を提供する。このように、店舗の記憶媒体販売装置で放映されるコマーシャルと、販売される記憶媒体のコンテンツと、各記憶媒体のコンテンツに対応して情報提供サーバから提供される情報とを一括して管理することにより、物理的な販売チャネルを通したコミュニケーションと、電子的な情報提供サーバによるコミュニケーションとを、記憶媒体を介して融合することができる。
【0009】
上記のシステムにおいて、配信されるコマーシャルのデータ及び記憶媒体コンテンツに対応するデータを、それぞれの店舗毎に設定できるようにすれば、店舗が存在する地理的なエリアや、店舗の種類(コンビニエンスストアか映画館か郵便局か等)に応じて、コマーシャルや記憶媒体の内容をより集客力の大きいものにカスタマイズすることが可能になる。
【0010】
上記のシステムにおいて、配信されるコマーシャルのデータ及び記憶媒体コンテンツに対応するデータが、店舗で販売される商品を介して関連付けられるように、これらのデータを設定すれば、記憶媒体販売装置を、店舗の商品の販売促進に利用することもできる。例えば、記憶媒体コンテンツとしてある歌手のプロモーションビデオが提供される場合、コマーシャルとしてその歌手がある商品を使っている場面を放映することにより、その歌手の記憶媒体とその商品とを合わせて店舗で購入する顧客を増やすことができる。
【0011】
上記のシステムにおいて、配信されるコマーシャルのデータ及び記憶媒体コンテンツに対応するデータのそれぞれを、時間の経過につれて変更することもできる。例えば、コマーシャルは所定の長さの複数のものを周期的に巡回させて放映するとすれば、コマーシャルのデータは、各コマーシャルの内容のデータとそれらをどう巡回させるかを示すデータを含むが、これらのいずれも適宜更新可能である。また、記憶媒体コンテンツは、例えば、月に一回全てのタイトルを入れ替えることもできるし、人気の低いものを選択的に順次入れ替えることもできる。これらは具体的には、例えば記憶媒体販売装置に対する配信スケジュールを作成ことにより、実現される。
【0012】
上記のシステムにおいて、記憶媒体コンテンツに対応するデータを、その記憶媒体に格納されたコンテンツの一部を表すデータ(例えばそのコンテンツのダイジェスト版)として配信することもできる。そして、このダイジェストコンテンツを記憶媒体販売装置にて視聴できるようにすれば、記憶媒体の販売促進が可能になる。さらに、記憶媒体販売装置における各ダイジェストコンテンツの視聴状況あるいは各記憶媒体の販売状況、もしくはその両方を収集し、収集された状況に基づいて、コマーシャルや記憶媒体コンテンツの配信スケジュールを変えることもできる。
【0013】
上記のシステムにおいて、各店舗に対する各データの配信がある時点に集中してシステムの負荷が容量以上に高くなってしまうことがないように、それぞれの配信期限内で且つ配信に要する負荷が時間軸上で平準化されるように決定されたタイミング(配信スケジュール)で、配信を行なうようにしても良い。
【0014】
上記のシステムにおいて、各記憶媒体の販売時期に合わせてその記憶媒体のコンテンツに対応するデータを記憶媒体販売装置に配信し、各記憶媒体の販売時期に合わせてその記憶媒体のコンテンツに対応して情報提供サーバにより提供されるべき情報を当該情報提供サーバに記憶させるようにすると、記憶媒体のコンテンツ及びそれに対応する情報提供サーバの情報を期間限定で流通させることが可能になる。
【0015】
上記のシステムにおいて、情報提供サーバがある情報に対するアクセスを受けるときに、記憶媒体に埋め込まれた認証データを用いて認証を行なうようにすれば、その情報に対応する記憶媒体の購入者のみに当該情報が提供されるようにすることができる。
【0016】
上記のシステムにおいて、情報提供サーバが複数存在する場合には、例えば、それぞれの情報を複数の情報提供サーバの一部もしくは全部に重複して記憶させ、記憶媒体購入者からのアクセスに対し、その購入者のアクセスポイントにネットワーク的に最も近い情報提供サーバから対応する情報を提供することが可能である。これにより、サーバやネットワークの負荷を軽減させ、情報に対するアクセス速度を向上させることができる。この場合、上記のシステムは、記憶媒体のコンテンツに対応する情報のそれぞれを、どの情報提供サーバにより提供すべきかを決定する。
【0017】
上記のシステムにおいて、情報提供サーバが提供する情報には、動画や音声を含むことができ、これらの情報は、ファイルをダウンロードしながら順次実行していくストリーミング方式で提供することもできるし、ファイル全体をダウンロードした後で解凍、再生するダウンロード方式で提供することもできる。ストリーミング方式では、ファイルの実行をダウンロードしながらでなければできないようにすることにより、情報の使用を一律に制限することができる。ストリーミング方式で各情報により異なる使用条件を設定したい場合や、ダウンロード方式で情報を不正使用から保護したい場合は、各情報にその情報の使用条件を規定するライセンスデータを付加し、購入者がこのライセンスデータにより規定された使用条件を守ってダウンロードしたファイルを実行するように制御することが好ましい。
【0018】
上記のシステムにおいて、記憶媒体の購入者からのアクセスに基づいて得られるアクセスデータ(例えば、記憶媒体毎のアクセス回数、アクセス頻度、アクセスの時間帯など)あるいは情報提供サーバに対して記憶媒体の購入者から入力される購入者データ(例えば、各購入者の名前、生年月日、性別、居住地、趣味嗜好、メールアドレスなど)、もしくはその両方を収集すれば、これらの収集データを用いていわゆるCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)を行なうことができる。特に、本システムにおいては、これらの収集データを基に、顧客のニーズにより近い形態で、記憶媒体コンテンツ、そのダイジェスト版、記憶媒体販売装置で放映されるコマーシャル、記憶媒体コンテンツに対応して情報提供サーバから提供される情報などを編集することができるようになる。
【0019】
上記のシステムにおいて、情報提供サーバにより提供される情報が、電子商取引が行われるサーバへのリンクを含むものである場合に、当該リンクの利用状況を収集すれば、例えば、電子商取引を行なう(商品やサービスを提供し代金の決済をする)サイトから当該リンクの利用状況に応じて手数料を徴収するようなことが可能になる。なお、例えば、情報提供サーバにより提供される情報を、ある歌手が種々の商品あるいはサービスを使っている映像で構成し、その映像の中にそれら商品あるいはサービスを提供するサイトへのリンクを埋め込んでおくことにより、記憶媒体の購入者(例えばその歌手のファンと推定される)をその者にとって魅力的である可能性が高い商品やサービスへと誘導することができる。
【0020】
上記のシステムにおいて、情報提供サーバにより提供される情報が、有料の内容を含むものである場合、アクセスしてきた購入者に対して本システムが課金を行なっても良い。この場合、本システムの中に、情報を提供と引き換えに代金の決済をするサーバを設ける。
【0021】
なお、コンピュータにインストールされ実行されることで上記のシステムを実現するプログラムも、本発明であるし、上記のシステムにおいて実行される手順から成る方法も、本発明である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0023】
図1に、本実施の形態の全体構成の一例を示す。複数の店舗11−1〜11−nと、サーバーセンター12と、エンドユーザ14−1〜14−mが、ネットワーク10(例えばインターネット)に接続されている。ネットワーク10に、電子商取引サイト15が接続されていても良い。
【0024】
それぞれの店舗11は、記憶媒体販売装置の一例であり本実施形態ではメディアボックスと呼ばれる装置111と、このメディアボックスで用いられるデータを記憶するハードディスク112と、販売されるCD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体(本実施形態ではROMと呼ぶことにする)113とを備える。ROM113は、メディアボックス111とは離れた場所に置かれ、メディアボックス111の動作とは独立に販売されていても良いし、メディアボックス111で購入指定されたROMを、従来のレジで代金精算と共に購入者に手渡すようにしても良い。あるいは、ROMをメディアボックス111の中に収納しておき、購入者から料金の支払を受けて、購入指定されたROMを出すように、メディアボックス111を自動販売機化しても良い。典型的には、ROM113は、予め決められた販売時期(販売開始時期と、場合によっては販売終了時期も)の間、店舗11で販売され、店舗11は、同時期に複数のタイトルのROMを販売する。
【0025】
メディアボックス111のハードディスク112には、サーバセンター12の店舗向け配信サーバ123から配信されてきたコマーシャルのデータと、販売されるROMのデータとが記憶される。メディアボックス111に配信されるROMのデータは、販売されるROMのコンテンツそのものではなく、そのダイジェスト版である。このダイジェスト版をメディアボックス111にて店舗にいる顧客が視聴し、興味を持ったROMを購入することができる。また、メディアボックス111では、ROMのダイジェスト版だけでなく、コマーシャルが定常的に放映されており、集客に寄与している。
【0026】
店舗11でROMを購入したユーザは、例えば自宅のコンピュータ14でROMのコンテンツ全部を視聴することができる。ROMには、ROMコンテンツに関連してさらに様々な情報を提供するWebサイトのアドレスと、そのWebコンテンツを視聴するために必要な認証コードとが含まれている。ユーザが、コンピュータ14からそのWebサイトへアクセスし、Webコンテンツの視聴要求をすると、サーバセンター12のWeb系配信サーバ124が、認証されたユーザにWebコンテンツを提示する。
【0027】
サーバセンター12には、マスタ管理サーバ122とそこで用いられるデータを記憶するデータベース121、店舗向け配信サーバ123とそこで用いられるデータを記憶するデータベース125、Web系配信サーバ124とそこで用いられるデータを記憶するデータベース126がある。店舗向けに配信されるコンテンツ(コマーシャル及びROMダイジェスト版)と、Webアクセスに応答してユーザに提供されるコンテンツ(Webコンテンツ)は、コンテンツ編集センター13から、マスタ管理サーバ122を介して、それぞれ店舗向け配信サーバ123とWeb系配信サーバ124にアップロードされる。なお、図1では、コンテンツ編集センター13から直接マスタ管理サーバ122に接続されているが、これをネットワーク10経由で接続するようにしたり、複数のコンテンツ編集センターからマスタ管理サーバ122へコンテンツがアップロードされるようにすることもできる。
【0028】
Web系配信サーバ124からユーザへ提供されるWebページには、電子商取引サイト15へのリンクを含ませることができる。電子商取引サイト15には、Webサーバ151とそのデータベース152があり、ユーザのコンピュータ14からのアクセスおよび入力を受けて、商品やサービスを提供し、代金の決済を行なう。
【0029】
図2には、メディアボックスの外観の一例を示す。メディアボックス111は、主画面21とスピーカ22を有し、これらを用いて定常的にコマーシャルを放映することができる。さらに、複数のROM表紙画像23と、それぞれに対応するROM選択ボタン24が設けられている。サーバーセンタ12から配信されてくるROMダイジェスト版のデータの中に、表紙画像データも含まれている場合、複数の小画面にそれぞれ表紙画像を表示させて、ROM表紙画像23とすることもできるし、店舗の店員がROMの販売を開始するときに物理的な表紙を枠にはめこんで、ROM表紙画像23としても構わない。ROM選択ボタン24のうちの一つを選択すると、コマーシャルの放映は一時停止され、主画面21と必要があればスピーカ22から、選択されたROMのダイジェスト版が放映される。
【0030】
操作ボタン25は、その他の操作、例えばボリューム操作などに用いられ、顧客が触れないように装置の裏に設けるようにしても良い。副画面26はなくても構わないが、ある場合は、主画面より詳細な情報を流したり、コマーシャルとROMについての情報を同時に流したりすることができる。また、メディアボックスの機能や形態は、店舗の種類によって、種々に変形することが可能である。
【0031】
図3には、メディアボックスの機能モジュール構成の一例を示す。通信部31は、ネットワーク10との間の通信を行なうものである。コマーシャルデータ記憶部32とROMダイジェストデータ33は、図1のハードディスク112に相当し、それぞれコマーシャルのコンテンツと放映ローテーション(番組プログラムとも呼ばれ、どのコマーシャルをいつ流すかが規定されている)、ROMのダイジェスト版コンテンツと販売時期が記憶されている。これらのデータは、店舗向け配信サーバ123から配信されたものである。
【0032】
切替部34は、定常的には、コマーシャルのコンテンツが放映ローテーションにしたがって記憶部32から読出部35へ読み出されるようにしている。そして、ROM選択ボタン24が押されると、読出部35が、ROMダイジェスト版コンテンツを記憶部33から読み出すように、切り替える。なお、それぞれのROMダイジェスト版データには販売時期のデータが付随して記憶されており、読出部35は、時計36と販売時期を照合して、販売期間中のROMのダイジェスト版が読み出されるように、制御する。
【0033】
なお、このROM選択入力は、顧客が無料でその場でダイジェスト版を視聴するためのものであり、購入を意味するものではない。このROM選択入力が表す、どのROMダイジェスト版が視聴されたかという情報は、切替部34を介して状況データ収集部39へ送られ、そこで各ROMダイジェスト版の視聴状況として集計されて、通信部31を介してサーバセンタ12へフィードバックされる。
【0034】
読出部35はまた、表紙画像データがダイジェスト版データに含まれている場合は、販売開始時に、その表紙画像を記憶部33から読み出して、対応するROM用の小画面に表示し、販売終了時に、その表示を消去する制御を行なう。このようにして、販売されているROMの内容に対応する表紙画像がメディアボックスにて表示され、同じく対応するダイジェスト版がROM選択入力に応答して放映されることになる。
【0035】
読出部35により読み出されたコマーシャルもしくはROMダイジェスト版は、表示画面/音声制御部37を介して、画面21やスピーカ22へ出力される。操作ボタンから例えばボリューム操作入力がされた場合は、表示画面/音声制御部37が該当する操作を行なう。
【0036】
メディアボックス111が、ROMの購入指定を受ける機能を有する場合には、ROM選択入力に、購入を意味するものと、その場で視聴を意味するものの2種類が存在することになり、購入を意味するROM選択入力は、ROM販売部38に入力される。そして、どのROMが販売されたかという情報が、状況データ収集部39へ送られ、そこで各ROMの販売状況として集計されて、通信部31を介してサーバセンタ12へフィードバックされる。
【0037】
図4には、マスタ管理サーバの機能モジュール構成の一例を示す。店舗データ記憶部41、ROM関連データ記憶部42、コマーシャル関連データ記憶部43、Web関連データ記憶部44は、図1のデータベース121に相当する。この例では、各店舗には、店舗名(店舗ID)が割り当てられ、店舗毎に、放映するコマーシャルや販売するROM(すなわち配信されるダイジェスト版)を指定することができる。また、店舗データ記憶部41には、各店舗のエリア(東京/大阪、都市部/郊外など)や種別(コンビニ、レコード店、銀行など)も記憶されており、エリアや種別を指定することで、複数の店舗をまとめて指定することができる。なお、各店舗(メディアボックス)は、ネットワーク10がインターネットであればIPアドレスを割り当てられて通信を行なうが、このIPアドレスが固定であればそれを店舗データ記憶部41に記憶しておいてもよい。IPアドレスがその都度変化する場合は、後述する店舗向け通信サーバの通信部が、店舗IDからその時にその店舗に割り当てられているIPアドレスを調べて、配信を行なう。
【0038】
ROM関連データ記憶部42には、それぞれのROMのタイトル(販売されるROM内のコンテンツに対応)と、ダイジェストデータ名(配信されるダイジェスト版のコンテンツに対応)と、ROMの販売時期と、ROMの内容が属する分野(出演する歌手/俳優名、登場する商品名など)とが記憶されている。
【0039】
店舗別ROMコンテンツ選択部45は、店舗データ記憶部41と、ROM関連データ記憶部42を参照し、店舗毎に(あるいはエリア毎、種別毎に)、その店舗でいつどのROMを販売するか(すなわちどのダイジェスト版をメディアボックスに配信して視聴可能とするか)を選択する。このとき、エリアや種別毎に好まれる分野があることがわかっていれば、好まれる内容のROMを優先して選択する。また、店舗で販売している取扱商品が、店舗データ記憶部41に記憶してある場合は、その商品と関連するROMを優先して選択することもできる。ROMコンテンツ選択部45は、このような選択を全て自動で行なう必要はなく、マスタ管理サーバ122を使用する管理者に、記憶部41や42の情報を表示し、管理者からの指示を受けて、ROMの選択を行なえばよい。また、ROMコンテンツ選択部45は、店舗毎に選択されたROMのダイジェストデータ名とROM販売時期を、配信スケジュール作成部47に渡す。
【0040】
コマーシャル関連データ記憶部43には、それぞれのコマーシャルの名前(放映されるコマーシャルのコンテンツに対応)と、スポンサー、放映頻度(例えば30秒のコマーシャルを10分に1回流すなど)、放映時期(放映開始時期と放映期間(例えば10日、1ヶ月など)、コマーシャルの内容が属する分野(出演する歌手/俳優名、登場する商品名など)が記憶されている。
【0041】
店舗別コマーシャルローテーション作成部46は、店舗データ記憶部41と、コマーシャル関連データ記憶部43を参照し、店舗毎に(あるいはエリア毎、種別毎に)、その店舗でいつどのコマーシャルを放映するかを規定するローテーションデータ(番組プログラム)を作成する。このローテーションは、記憶された放映頻度や放映時期を守ったものとなる。このとき、エリアや種別毎に好まれるスポンサーや分野があることがわかっていれば、好まれる内容のコマーシャルを優先してローテーションに組み入れる。また、店舗で販売している取扱商品が、店舗データ記憶部41に記憶してある場合は、その商品と関連するコマーシャルを優先して組み入れることもできる。コマーシャルローテーション作成部46も、全て自動である必要はなく、マスタ管理サーバ122を使用する管理者に、記憶部41や43の情報を表示し、管理者からの指示を受けて、ローテーションを作成すればよい。また、店舗毎に作成された、コマーシャル名を含むローテーションデータは、配信スケジュール作成部47に渡される。
【0042】
また、ROMコンテンツ選択と、コマーシャルローテーション作成に関連を持たせることで、よりきめ細かな販売促進を行なうこともできる。例えば、ROM関連データ記憶部42に記憶された分野と、コマーシャル関連データ記憶部43に記憶された分野のマッチングを取り、ある歌手の映像を含むROMダイジェスト版と、その歌手がある商品を宣伝するコマーシャルとが、同じメディアボックスに配信されるようにすることができる。さらに進んで、コマーシャルローテーションデータに、ローテーションをメディアボックス側で動的に変更できるプログラムを含ませ、ある歌手のROMが選択されて視聴された直後に、その歌手がある商品を宣伝するコマーシャルを放映するようにすることもできる。その場合、メディアボックス側で実行されるプログラムは、ローテーションデータ上では後で放映するはずだったその歌手がその商品を宣伝するコマーシャルを、そのときに放映するはずだった他のコマーシャルと入れ替えるという処理を行なう。
【0043】
店舗別配信スケジュール作成部47は、ROMコンテンツ選択部45およびコマーシャルローテーション作成部46からの出力を受け、どの店舗にいつこれらのデータを配信するかを決定し、配信スケジュールを作成する。この際、店舗向け配信サーバから各店舗への配信の負荷が、時間軸上でなるべく分散するように、配信のタイミング・エリア・台数(店舗数)などを設定する。この作業も、マスタ管理サーバが必要な情報を管理者に提示し、管理者の指示を受けながら行なってよい。そして、この配信スケジュールと、配信されるROMのダイジェストデータ名およびROM販売時期、それにコマーシャル名を含むローテーションデータが、店舗向け配信サーバ123へ出力される。
【0044】
更新制御部48は、メディアボックスの状況データ収集部39や、後述するWeb系配信サーバのアクセスログ収集部68からの情報に基づいて、店舗毎に販売するROM(すなわち配信されるダイジェスト版)を変更したり、コマーシャルローテーションを組み直したりする。これは、更新制御部48が、マスタ管理サーバを使用する管理者に対し、メディアボックスにおける視聴あるいは販売状況やWeb系配信サーバにおけるアクセスログを表示して、管理者が、ROMコンテンツ選択部45、コマーシャルローテーション作成部46、配信スケジュール作成部47を起動して変更を行なうことでも、実現することができる。
【0045】
Web関連データ記憶部44は、Webコンテンツの格納場所を特定可能なWebページアドレスおよびWebコンテンツ名と、ユーザからそのWebコンテンツへのアクセスを許可するか否かを判断するために必要な認証データと、後で詳述するストリーミング制御情報、ライセンス情報、アクセス制御情報とを記憶している。
【0046】
ここで記憶されている認証データは、コンテンツ編集センターでそのWebコンテンツに対応するROMに組み込まれた認証コードと同じ(あるいは認証の処理において対になる)ものである。また、Webコンテンツは対応するROMが販売されている時期の間だけWeb系配信サーバにて提供されるものであるので、その管理をするために、対応するROM販売時期もここに記憶されていると便利である。
【0047】
Web関連データ記憶部44に記憶されているこれらのデータは、Web系配信サーバ124がユーザからアクセス要求を受けたときに、Web系配信サーバ制御部49を介して読み出され、利用される。その詳細については後述する。
【0048】
図4には図示しないが、マスタ管理サーバは、この他に、コンテンツ編集センター13からサーバセンタ12に送られてくるコンテンツ(コマーシャルおよびROMダイジェスト版と、Webコンテンツ)を、店舗向け配信サーバ123とWeb系配信サーバ124に振り分けてそれぞれのデータベースに記憶させる機能も有する。
【0049】
図5には、店舗向け配信サーバの機能モジュール構成の一例を示す。店舗別配信スケジュール51と、コンテンツ記憶部59は、図1のデータベース125に相当する。マスタ管理サーバ122から出力された配信スケジュールと、配信されるROMのダイジェストデータ名およびROM販売時期、それにコマーシャル名を含むローテーションデータは、店舗別配信スケジュール記憶部51に記憶される。マスタ管理サーバ122は、この他に、コンテンツ編集センター13からアップロードされるコンテンツのうち、ROMのダイジェスト版とコマーシャルを、コンテンツ記憶部59に格納する。
【0050】
マスタ管理サーバ122により、必要な情報が記憶部51および59に格納された後、店舗向け配信サーバは、ネットワーク10に接続される通信部55を介して、店舗11−1〜11−nへの配信を行なう。すなわち、まず、記憶部51に記憶された配信スケジュールと、時計52の示す現在の日時とに基づいて、今どの店舗にどのデータを配信すべきかが決定される。
【0051】
決定されたデータがコマーシャルであれば、コマーシャルデータ送出部53が、記憶部51からコマーシャル名を含むローテーションデータを読み出し、ここに含まれるコマーシャル名に対応するコマーシャルコンテンツを記憶部59から読み出し、読み出されたデータを通信部55へ送出する。コマーシャルデータ送出部53は、このようにローテーションデータとそれに含まれる複数のコマーシャルコンテンツをまとめて送出することもできるし、ローテーションデータのみや一部のコマーシャルコンテンツのみをそれぞれ別のタイミングで送出することもできる。
【0052】
決定されたデータがROMダイジェスト版であれば、ROMダイジェストデータ送出部54が、記憶部51からダイジェストデータ名およびROM販売時期データを読み出し、このダイジェストデータ名に対応するダイジェスト版コンテンツを記憶部59から読み出し、読み出されたデータを通信部55へ送出する。
【0053】
図6には、Web系配信サーバの機能モジュール構成の一例を示す。Webコンテンツ記憶部69は、図1のデータベース126に相当し、Webコンテンツとして、静止画、動画、音声などを記憶している。これは、マスタ管理サーバ122により、コンテンツ編集センター13からアップロードされるコンテンツのうちのWebコンテンツが格納されたものである。
【0054】
ネットワーク10に接続される通信部60が、コンピュータ14からのアクセス要求を受けると、認証部61は、そのアクセス要求に含まれている認証コードを用いて、正当なROMの購入者からのアクセス要求かどうかを判断し、そうでない場合にはアクセス要求を拒否する。正当なROMの購入者であれば、そのROMから読み出された認証コードがアクセス要求に含まれているはずである。マスタ管理サーバ122のWeb関連データ記憶部44には、このROMの認証コードに対応する認証データが記憶されているので、認証部61は、アクセス要求されているWebコンテンツに対応する認証データを読み出して、上記の照合作業を行なう。
【0055】
アクセス制御・負荷分散制御部62は、多数のアクセス要求が集中した場合、一部のユーザからのアクセス要求を拒否したり、しばらく待ってもらったり、要求を受け付けるタイミングをずらしてWeb系配信サーバの負荷を時間軸上で分散させるようにする(このような処理をアクセス制御と呼ぶ)。このとき、マスタ管理サーバ122のWeb関連データ記憶部44に、アクセス要求されているWebコンテンツに対応するアクセス制御情報が記憶されていれば、その情報にしたがった制御が行なわれる。ここでは、アクセス制御を、認証部61を通ったアクセス要求について行なう例を説明したが、認証部61の前にアクセス制御部を設けて、認証部61の負荷をも軽くするように構成してもよい。
【0056】
Webコンテンツ提示部63は、認証部61により正当と判断されたアクセス要求が要求するWebコンテンツを、Webコンテンツ記憶部69から読み出して、通信部60経由でユーザに提示する。Webコンテンツが、動画や音声などのストリーミングデータであれば、ストリーミング制御部64がその制御を行なう。そのとき、必要であれば、マスタ管理サーバ122のWeb関連データ記憶部44に記憶されているストリーミング制御情報が参照される。なお、動画や音声などのWebコンテンツは、このようにストリーミングサービスによりユーザコンピュータに提供することもできるし、動画/音声ファイルとしてユーザコンピュータにダウンロードさせることにより提供することもできる。
【0057】
なお、ストリーミング制御部64とストリーミングデータ用のWebコンテンツ提示部63の機能を合わせ持つものとして、Webストリーミングサーバを用いることができ、一つのマスタ管理サーバが複数のWebストリーミングサーバを用いることもできる。この場合、アクセス制御・負荷分散制御部62は、アクセス要求が少ないときは一つのストリーミングサーバでWebコンテンツを提供するが、アクセス要求が多くなってくると複数のストリーミングサーバにアクセス要求を分散させるようにする(このような処理を負荷分散と呼ぶ)。このとき、マスタ管理サーバ122のWeb関連データ記憶部44に、アクセス要求されているWebコンテンツに対応する負荷分散制御情報が記憶されていれば、その情報にしたがった制御が行なわれる。
【0058】
Webコンテンツに、使用条件(ダウンロード可/不可、コピー制限、表示は可だが印刷は不可など)を付加したい場合は、この使用条件を表すライセンス情報が、マスタ管理サーバ122のWeb関連データ記憶部44に記憶されているので、Web系配信サーバのライセンス制御部65が、これに基づいてWebコンテンツの提示を制御する。このためには例えば、DRM(ディジタル・ライツ・マネージメント)と呼ばれる技術を用いることができる。DRMは、サーバ側のコンポーネントが、提供するWebコンテンツにライセンスデータを付加し、クライアント側(ここではユーザコンピュータ)のコンポーネントが、付加されたライセンスデータに規定された使用方法でしかWebコンテンツを使用できないように制御するもので、ストリーミング方式でもダウンロード方式でも適用することができる。
【0059】
Webコンテンツは、対応するROMの販売時期に合わせて提供されるものであるので、Webコンテンツ提示部63は、時計66の示す現在の日時と、マスタ管理サーバ122のWeb関連データ記憶部44に記憶されているROM販売時期とに基づいて、販売時期から外れたWebコンテンツは提示しないようにする。これは、マスタ管理サーバ122がWebコンテンツ記憶部69にWebコンテンツをアップロードする時期を、対応するROM販売開始時期に合わせたり、販売期間の過ぎたROMに対応するWebコンテンツを記憶部69から削除したりすることでも、実現される。
【0060】
Webコンテンツ提示部63は、Webコンテンツをユーザに提示するとともに、そのWebコンテンツへのアクセスがあったことをアクセスログ収集部68に伝える。アクセスログ収集部68は、Webコンテンツ(あるいはそれに対応づいているROM)毎に、アクセス回数や頻度、アクセスの集中する時間帯などを集計し、マスタ管理サーバ122へフィードバックする。
【0061】
また、Webコンテンツ提示部63は、ユーザに入力フォームを送信し、ユーザが入力する情報(名前、年齢、性別、職業、趣味、連絡先など)を受け取ることができる。これらのユーザ情報を、CRMデータ収集部67に送り、ここでCRMを行なう種々のソフトウェアを実行して、マーケッティングのための解析を行なうことができる
【0062】
なお、ここでは、Web系配信サーバを一つのサーバとして図示したが、例えば認証部に相当する認証サーバ、ストリーミング制御部とWebコンテンツ提示部に相当するWebストリーミングサーバ、動画や音声以外の、静止画やフラッシュのコンテンツを提示するWebページサーバ、CRMデータ収集部に相当するCRM用サーバなどが集まって、Web系配信サーバを構成することもできる。
【0063】
図7には、図4〜6に示したサーバーセンタ12のサーバ群の、コンテンツアップロードの際の処理手順の一例を示す。まず、コンテンツ編集センター13より、作成したコンテンツのサーバーセンタ12へのアップロードが要求される(S71)と、マスタ管理サーバ122がこの要求を受ける。
【0064】
マスタ管理サーバ122は、コンテンツ編集センター13からコンテンツを静止画、動画、音声をばらばらに受け取る場合には、レイアウトを作成して、受け取った静止画、動画、音声を組み込む。そして、受けた要求のコンテンツがコマーシャルの場合、コマーシャル関連データ記憶部43に記憶されるべき項目(コマーシャル名、スポンサー、放映頻度、時期など)を、コンテンツ編集センター13にいる編集者に提示して、それぞれのデータを入力させる(S72)。その後、店舗別コマーシャルローテーション作成部46の動作として上述したように、コマーシャルローテーションを決定する(S73)。
【0065】
一方、受けた要求のコンテンツがROMダイジェスト版の場合、ROM関連データ記憶部42に記憶されるべき項目(ROMタイトル、ダイジェストデータ名、販売時期など)を、コンテンツ編集センター13にいる編集者に提示して、それぞれのデータを入力させる(S74)。そして、店舗別ROMコンテンツ選択部45の動作として上述したように、販売するROM(すなわち配信されるダイジェスト版)を決定する(S75)。
【0066】
マスタ管理サーバ122は、決定されたローテーションに含まれるコマーシャルのコンテンツ、選択されたROMのダイジェスト版コンテンツ、ローテーションデータ、ROM販売時期データを、店舗向け配信サーバ123にアップロードする(S76)。これら配信されるコマーシャルやROMダイジェスト版は、エリア別、種別、あるいは個別店舗毎に管理される。
【0067】
マスタ管理サーバ122はさらに、店舗別配信スケジュール作成部47の動作として上述したように、店舗向け配信サーバ123から各メディアボックス112−1〜112−nへの配信のタイミングや、まとめて配信するエリア、台数などを規定する配信スケジュールを作成し、この配信スケジュールも店舗向け配信サーバ123へ出力する(S77)。
【0068】
アップロード要求がWebコンテンツについてのものである場合は、そのWebコンテンツをWeb系配信サーバ124のどこに格納すべきかが、例えばサイト又はページのURLとして指定されている。マスタ管理サーバ122は、Web系配信サーバ124の指定された場所へ、Webコンテンツをアップロードするとともに、Web関連データ記憶部42にWebページアドレスとWebコンテンツ名を記憶する(S78)。
【0069】
そして、マスタ管理サーバ122は、Web関連データ記憶部44に記憶されるべき他の項目(認証データ、ストリーミング制御情報、ライセンス情報、アクセス制御情報、負荷分散制御情報など)を、コンテンツ編集センター13にいる編集者に提示して、それぞれのデータを入力させる(S79)。なお、ROM関連データを記憶するときに、ROMタイトルに対応させて認証データも記憶しておけば、Web関連データ記憶部42に認証データを記憶させるとき、マスタ管理サーバ122はROMタイトルをコンテンツ編集者に入力してもらえばそのROMタイトルから認証データを知ることができるので、編集者にとって便利になる。また、Web関連データ記憶部44にROM販売時期を記憶するのも、コンテンツ編集者がROMタイトルを入力すれば、マスタ管理サーバ122はROM関連データ記憶部42から対応する販売時期を求めることができるので、編集者に二度手間をかけずに行なうことができる。
【0070】
以上で店舗向け、Web系とも配信の準備は完了し、店舗向けの配信はサーバ123により、ユーザへのWeb系の配信はサーバ124により、独立に行なわれる。店舗向け配信サーバ123では、図5を用いて説明したように、配信スケジュールに基づき、各メディアボックス111に対し必要なデータを自動配信する。この際、受信確認も自動的に行ない、受信が確認されないメディアボックスに対しては、再配信を行なう。なお、図3を用いて説明したように、配信されたデータは一旦メディアボックスのハードディスク112に蓄積され、コマーシャル放映/ROM販売開始時期(発売日)に合わせて再生される(コマーシャルがローテーションの通り順々に再生され、視聴者によりROMの視聴が選択がされた際には選択されたROMのダイジェスト版が自動再生され、ダイジェスト版再生終了後には中断されていたコマーシャルから自動的に再度再生される)。そして、店舗毎の視聴データログ(ROMダイジェスト版毎、コマーシャル毎の再生回数、時間帯など)は、例えば月一回、マスタ管理サーバ122へ自動送信される(さらにコンテンツ編集センター13に送信されても良い)。
【0071】
Web系配信サーバ124によるユーザへの配信は、例えば図8に示すような処理手順で行なわれる。ユーザは、店舗11で購入したROMをコンピュータ14にて視聴し、さらに多くの関連情報を視聴したい場合は、そのROMに記入されているWeb系配信サーバへ、アクセス要求を出すことができる。このとき、最初から特定のWebコンテンツにアクセスするように設定することも可能であるが、最初は認証の不要な(ROMの購入者でなくてもアクセスできる)、Webサイトの入り口となるページにアクセスするようにしても良い。この入り口となるページに、認証が必要なWebコンテンツへのリンクを含ませ、このリンクをユーザが指定することで特定のWebコンテンツにアクセスするようにできる。
【0072】
ユーザが特定のWebコンテンツにアクセスしようとすると(S81)、認証部61の働きにより、そのWebコンテンツに対応するROMに含まれる認証コードがアクセス要求に含まれている場合にのみ、アクセスが許可される(S83)。その前に、アクセスが集中している場合は、アクセス制御を行なってもよい(S82)。認証が成功すると、ユーザは、特別な(ROMに入っているコンテンツよりも付加価値が高いと想定される)静止画、動画、音声の視聴ができるようになる。
【0073】
ここで、アクセスを許可されたユーザがファーストユーザであれば(S84Yes)、「名前、住所、性別、年齢、mailアドレス」などの情報入力をWeb系配信サーバが要求し、CRMデータの収集を行なう(S85)。なお、2回目以降のユーザは、例えばcookieなどにより情報再入力が回避される。そのユーザに提供するWebコンテンツが動画や音声などのストリーミングデータであれば(S86Yes)、ストリーミング制御を行ないながら(S87)、Webコンテンツをユーザに提示する(S88)。ユーザのWebコンテンツの視聴状況は、Webページまたはストリーミングデータへのアクセスログとして収集され、マスタ管理サーバ122へ送信される(さらにコンテンツ編集センター13に送信されても良い)。
【0074】
図9および図10には、図4および図6とは異なるサーバセンタ12の構成例を示す。図9は、マスタ管理サーバであり、図示しないが、図4の店舗系の機能モジュール群(記憶部41〜43、ROM選択部45、ローテーション作成部46、配信スケジュール作成部47、更新制御部48)も備えるものとする。ただし、さらに別の構成例として、マスタ管理サーバを、例えば店舗系の管理サーバとWeb系の管理サーバに分けることもでき、その場合は、前者を図4から記憶部44およびWeb系配信サーバ制御部を除いたものとし、後者を図9に図示されたものとして構成することもできる。
【0075】
図9および図10の例では、マスタ管理サーバにも、ネットワーク10に接続される通信部91が設けられている。そして、ユーザからのWebコンテンツへのアクセス要求は、マスタ管理サーバの通信部91が受信する。そして、認証部92およびアクセス制御・負荷分散制御部93が、アクセス要求を受けるマスタ管理サーバの方に設けられる。この場合、マスタ管理サーバ自身がこれら認証部92(マスタ管理サーバ外の認証サーバを利用しても良い)および制御部93で用いられる情報をWeb関連データ記憶部44に保持しているので、情報の参照が簡単である。
【0076】
そして、認証が成功すると、アクセス要求されたコンテンツがWebページであれば、Webページサーバ制御部94が、Web系配信サーバ124のWebページサービス部102(図10参照)へアクセス要求を転送する。アクセス要求されたコンテンツが動画や音声などのストリーミングデータであれば、Webページサーバ制御部94からWebストリーミングサーバ制御部95へ制御が移される。これは例えば、Webページサーバ制御部94がユーザコンピュータ14に動画/音声コンテンツの要求先を返信し、ユーザコンピュータ14がこの要求先に送った要求がWebストリーミングサーバ制御部95に受信されることにより、実現される。
【0077】
Webストリーミングサーバ制御部95は、Web関連データ記憶部44に記憶されたストリーミング制御情報を参照して、どのWeb系配信サーバ124のどのWebストリーミングサービス部103(図10参照)からコンテンツを提供させるかを決定する。このとき、動画/音声コンテンツに対する要求のログを、アクセスログ収集部A97で収集する。そして、決定されたWeb系配信サーバ124のWebストリーミングサービス部103へ、動画/音声コンテンツ要求を転送する。なお、動画/音声コンテンツにライセンスを付加して使用を制限する場合は、ライセンス制御部96が、Web関連データ記憶部44を参照して、適切なライセンス付加を行なうようにWebストリーミングサーバ制御部95を制御する。
【0078】
Web系配信サーバの方は、図10に示されるように、Webページサービス部102とWebストリーミングサービス部103を備え、マスタ管理サーバ122からの制御にしたがって、Webコンテンツ記憶部109にアップロードされているWebコンテンツを通信部101経由でユーザコンピュータ14に提供する。Webページに対するアクセスのログは、アクセスログ収集部B105で収集する。また、Webページサービス部102によるユーザとのやり取りから得られるユーザ情報が、CRMデータ収集部104により収集される。
【0079】
なお、Webページサービス部102、Webストリーミングサービス部103は、それぞれ独立のサーバとして構成することもできるし、それぞれが複数のサーバを含むように構成することもできる。その場合、どのサーバでWebページもしくは動画/音声コンテンツを提供するかは、マスタ管理サーバ122が例えばストリーミング制御情報や負荷分散制御情報などに基づき指定することができる。
【0080】
また、ここでは、図4および図6と、図9および図10の二つの例を、マスタ管理サーバとWeb系配信サーバとの間の機能分担例として示したが、その他の機能分担ももちろん可能である。
【0081】
図11は、本実施の形態の全体構成の別の例を示すものである。図1ではWeb系配信サーバ124がサーバセンタ12に一つ設けられているが、図11ではそれに加えてエッジサーバ16が複数、ネットワーク10上に分散して設けられている。各エッジサーバ16は、図10のような構成を持っている。
【0082】
そして、複数のWeb系配信サーバ(図11のエッジサーバ)を設けることにより、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の技術を用いて、ユーザへのコンテンツの配信のアクセス速度を向上し、ネットワーク帯域の削減を行なうことも可能になる。すなわち、Webコンテンツをユーザの近くのエッジサーバにキャッシュしておき、ユーザからの要求に対しそのユーザに近いエッジサーバから配信する。具体的には、あるエリアからのアクセス頻度の高いWebコンテンツをそのエリアのエッジサーバにキャッシュしておく。
【0083】
図12は、ROMを購入したユーザが、コンピュータ14からWeb系配信サーバ124へアクセスした場合の、使用イメージを例示するものである。ROMの内容は、例えばある俳優がカラオケで歌っている映像だったとする。認証が成功すると、コンピュータ14の画面には、例えばその俳優がアクセサリーを身につけ、所有している自動車について語っている映像(動画と音声)が映し出される。これが上述した特別なWebコンテンツである。この画面の上でマウスを動かしてみると、画像のところどころにリンクが隠されていることが分かり、例えば耳の近くのリンクをクリックすると、その俳優がしているイヤリングを拡大して写した画面が現れ、手の近くのリンクをクリックすると、指輪の画面が現れる。このように、特別なWebコンテンツはリンクで結ばれた階層構造にすることができる。そして、イヤリングもしくは指輪の画面のある位置をクリックすると、これらのアクセサリーを販売している電子商取引サイト15へ、ジャンプする。あるいは、映像で紹介されている自動車をクリックすると、自動車メーカーのサイト(電子商取引サイトとは限らない)にジャンプする。
【0084】
特別なWebコンテンツは、コンテンツ編集センター13にて、このように作りこまれており、電子商取引サイトやメーカーのサイトの広告宣伝にもなる。その場合、Webコンテンツのアクセスログに基づいて、これらのサイトから料金を徴収することもできる。
【0085】
また、Web系配信サーバ124が、電子商取引サイトへのリンクを含むWebコンテンツをユーザに提供するだけでなく、Webコンテンツ自身を有料として課金を行なうこともできる。その場合、図6のWebコンテンツ提示部63を制御する課金制御部(課金サーバでも良い)を設け、その課金制御部が、提示するWebコンテンツの料金を、マスタ管理サーバのWeb関連データ記憶部44を参照することにより調べて、ユーザに課金すればよい。
【0086】
図12の例は、ROMをメディアとして使用することにより、ターゲットとなる顧客を物理的な販売チャネルの世界から電子的なネットワークの世界の特定サイトにいざなうことが可能になることを示している。また、顧客から見れば、店頭で視聴できるROMのダイジェスト版、ROMを購入すれば視聴できるROMコンテンツ、さらにそのROMを使ってネットワークに接続すれば視聴できるWebコンテンツ、その先の特定サイト、のように欲しい情報だけを限定して購入することができる。そして、顧客が欲しい情報だけを視聴しているので、視聴状況から顧客の趣味嗜好などを分析することが容易になり、マーケティングにおける顧客のセグメント化のサポートにもなる。
【0087】
なお、本発明が上記の実施の形態に限定されないことはもちろんであり、当業者は、本発明の範囲内で上記の実施の形態を変形および応用可能である。
【0088】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、物理的な販売チャネルを介した顧客とのコミュニケーションと、電子的に行なわれる顧客とのコミュニケーションとを融合させ、商品の存在をより多くの潜在的な顧客に知らしめるとともに、顧客が所望する可能性の高い商品に関する情報へと顧客を誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体構成の一例を示す図。
【図2】本実施の形態におけるメディアボックスの外観の一例を示す図。
【図3】本実施の形態におけるメディアボックスの機能構成の一例を示す図。
【図4】本実施の形態におけるマスタ管理サーバの機能構成の一例を示す図。
【図5】本実施の形態における店舗向け配信サーバの機能構成の一例を示す図。
【図6】本実施の形態におけるWeb系配信サーバの機能構成の一例を示す図。
【図7】本実施の形態におけるコンテンツ編集センターからサーバセンターへのコンテンツアップロードの処理手順の一例を示す図。
【図8】本実施の形態におけるサーバセンターからユーザへのWebコンテンツの提供の処理手順の一例を示す図。
【図9】本実施の形態におけるマスタ管理サーバの機能構成の別の例を示す図。
【図10】本実施の形態におけるWeb系配信サーバの機能構成の別の例を示す図。
【図11】本発明の実施の形態の全体構成の別の例を示す図。
【図12】本実施の形態におけるユーザから見たWebコンテンツの使用イメージの一例を示す図。
【符号の説明】
10 ネットワーク
11 店舗
12 サーバセンター
13 コンテンツ編集センター
14 ユーザコンピュータ
15 電子商取引サイト
111 メディアボックス
112 ハードディスク
113 ROM
121、125、126 データベース
122 マスタ管理サーバ
123 店舗向け配信サーバ
124 Web系配信サーバ

Claims (16)

  1. 各店舗に設置された記憶媒体販売装置へ、該記憶媒体販売装置で放映されるコマーシャルのデータと、該記憶媒体販売装置で販売される複数の記憶媒体それぞれのコンテンツに対応するデータとを配信する手段と、
    前記記憶媒体の購入者からのネットワーク経由でのアクセスに応答して情報提供サーバにより提供されるべき情報を、前記複数の記憶媒体それぞれのコンテンツに対応させて管理する手段とを備えたことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記配信する手段により配信されるコマーシャルのデータ及び記憶媒体コンテンツに対応するデータを、それぞれの店舗毎に設定する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. 前記配信する手段により配信されるコマーシャルのデータ及び記憶媒体コンテンツに対応するデータが、店舗で販売される商品を介して関連付けられるように、これらデータを設定する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  4. 前記配信する手段により配信されるコマーシャルのデータ及び記憶媒体コンテンツに対応するデータのそれぞれを、時間の経過につれて変更する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  5. 前記配信する手段は、前記記憶媒体コンテンツに対応するデータを、該記憶媒体に格納されたコンテンツの一部を表すデータとし、該一部を表すデータが前記記憶媒体販売装置にて視聴できるように、配信するものであることを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  6. 前記記憶媒体販売装置における前記一部を表すデータの視聴状況及び前記記憶媒体販売装置での前記記憶媒体の販売状況の少なくとも一方を収集する手段と、
    収集された状況に基づき、前記配信する手段により配信されるコマーシャルのデータ及び記憶媒体コンテンツに対応するデータの少なくとも一方を変更する手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の情報提供システム。
  7. 前記配信する手段は、各店舗に対する各データの配信を、それぞれの配信期限内で且つ配信に要する負荷が時間軸上で平準化されるように決定されたタイミングで、行なうものであることを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  8. 前記配信する手段は、前記記憶媒体のそれぞれの販売時期と連動させて該記憶媒体のコンテンツに対応するデータを配信するものであり、
    前記管理する手段は、前記記憶媒体のそれぞれの販売時期と連動させて前記情報提供サーバにより提供されるべき該記憶媒体のコンテンツに対応する情報を用意するものであることを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  9. 前記管理する手段は、前記記憶媒体の購入者のみが該記憶媒体のコンテンツに対応する情報を提供されるよう、前記記憶媒体に埋め込まれた認証データを用いて前記情報提供サーバに認証を行なわせる手段を含むことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  10. 前記情報提供サーバが複数存在する場合に、前記管理する手段は、前記記憶媒体のコンテンツに対応する情報のそれぞれを、どの前記情報提供サーバにより提供すべきかを決定する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  11. 前記管理する手段は、前記記憶媒体のコンテンツに対応する情報のそれぞれにつき、該情報の使用条件を規定するライセンスデータを付加する手段を含み、前記情報提供サーバに、前記購入者が該ライセンスデータにより規定された使用条件を守るように、前記情報を提供させるものであることを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  12. 前記記憶媒体の購入者からのアクセスに基づいて得られるアクセスデータ及び前記情報提供サーバに対して前記記憶媒体の購入者から入力される購入者データの少なくとも一方を収集する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  13. 前記情報提供サーバにより提供される情報が、電子商取引が行われるサーバへのリンクを含むものである場合に、当該リンクの利用状況を収集する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  14. 前記情報提供サーバにより提供される情報が、有料の内容を含むものである場合に、前記購入者に対して課金を行なう手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  15. 各店舗に設置された記憶媒体販売装置へ、該記憶媒体販売装置で放映されるコマーシャルのデータと、該記憶媒体販売装置で販売される複数の記憶媒体それぞれのコンテンツに対応するデータとを配信し、
    前記複数の記憶媒体それぞれのコンテンツに対応する情報を情報提供サーバに記憶させ、
    前記記憶媒体の購入者からのネットワーク経由でのアクセスに応答して前記情報提供サーバから対応する前記情報を提供させることを特徴とする情報提供方法。
  16. 各店舗に設置された記憶媒体販売装置に接続されたコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    前記記憶媒体販売装置へ、該記憶媒体販売装置で放映されるコマーシャルのデータと、該記憶媒体販売装置で販売される複数の記憶媒体それぞれのコンテンツに対応するデータとを配信するためのプログラムコードと、
    前記記憶媒体の購入者からのネットワーク経由でのアクセスに応答して情報提供サーバにより提供されるべき情報を、前記複数の記憶媒体それぞれのコンテンツに対応させて管理するためのプログラムコードとを含むことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
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