JP2004054754A - Business consolidation management system and computer program - Google Patents

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JP2004054754A
JP2004054754A JP2002213844A JP2002213844A JP2004054754A JP 2004054754 A JP2004054754 A JP 2004054754A JP 2002213844 A JP2002213844 A JP 2002213844A JP 2002213844 A JP2002213844 A JP 2002213844A JP 2004054754 A JP2004054754 A JP 2004054754A
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志賀　正人
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SHIGA SEIKAN KK
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To ensure the same administrative improvement as that by a company's merger or the like, between different companies or between different business departments of the same company, while maintaining identity of each company or the like. <P>SOLUTION: A business entity information storage part 10 manages business segment data on a plurality of business entities so that they are shared. Upon a request for business execution, business segment extracting means 30 are executed to extract a business segment suitable for the business execution. Efficient business execution is thus possible regardless of the belonging business entities, so that without a company merger, restructuring or the like, the same administrative improvement as that by a company merger or the like can be ensured while identity of each company or the like is maintained. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の事業体の有する事業セグメント（設備や人材などの事業資源ないしは経営資源）に関する情報を用いて、新規事業、事業拡大若しくは業界再編等のための事業体間の連携、ワークシェアリング、事業再編成（リストラクチュアリング）等を実施するのに役立つ情報処理技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、会社合併を行う場合、互いに相手方の工場、機械設備、あるいは人材などの事業資源ないしは経営資源と呼ばれる事業セグメントの内容を事前に検討し、重複する部門（事業体）を統合したり、不採算部門（不採算の事業体）を売却したり閉鎖したりすることなどが行われる。これらの処理は、会社合併が、より効率的な経営を目指して行われることから、いわば当然のことであるが、それぞれ独自に保有していた各社の事業セグメントに関する情報について、改めて互いに共有し、評価しなければならず、その労力は多大である。
【０００３】
その一方、会社合併は経営効率の向上という効果が期待できるものの、少なくとも一方は、経営に関する主導権を失う。このため、特に、経営者がオーナー的な存在である場合には、経営効率向上ないしは改善のための手法として適すると想定される場合であっても、会社合併という手法は敬遠されがちである。かかる場合に、互いの主導権を維持しつつ、すなわち、互いの会社を独立した状態で存続させつつ、会社合併を行った場合とほぼ同様な経営環境の改善が達成できれば、相反する双方の要求を満足できる。異なる事業体が会社合併を伴うことなく一つのグループを形成できれば、事業体間のフレキシブルな組み合わせにより、企業枠にとらわれない新規事業の展開、事業規模の拡大、業界再編等を期待できる。
【０００４】
また、設備や人材（事業セグメント）の有効活用という観点から、ワークシェアリングやリストラクチュアリングという手法も導入されているが、これらを行うに当たっても、各事業セグメントの現状を把握し、より効率のよいワークシェアリングやリストラクチュアリングが行われることが望まれる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した点に鑑みなされたものであり、会社合併やリストラクチュアリング等を行うことなく、異なる企業間において、あるいは同一企業内の異なる事業部門間において、各企業等の独自性を維持しつつ、会社合併等を行った場合と同様の経営改善をもたらすことができる一方、実際に会社合併、リストラクチュアリング、ワークシェアリング等を実施する際には、これらの労力を軽減し、より効率的な経営環境を構築するのに役立つ事業統合管理システム及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するに当たり、本発明者は、異なる企業体、あるいは同一企業内における異なる事業部門（以下、これらを総称して「事業体」という）等の管理下にある設備や人材等の事業セグメントに関する情報を共有化し、実施する事業との関係でこれらを自在に組み合わせることで、所属する事業体に拘泥しない、効率的な事業の実施が可能となることに着目した。特に、各事業セグメントに対して、所定の基準に基づく評価値を付することにより、事業実施により得られた利益や損失の分配の公平性を高め、さらには、事業実施のたびにその評価値を更新することにより、実際に会社合併、ワークシェアリング、リストラクチュアリング等を行うに当たっての各事業セグメントの有用性を客観的かつ容易に把握ことができることに着目した。
【０００７】
すなわち、請求項１記載の本発明では、複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理する事業統合管理システムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータが、所属する事業体に関連付けて記憶される事業体情報記憶部と、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを記憶する実施事業記憶部と、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出手段と、
前記事業セグメント抽出手段による抽出結果を出力する出力手段と
を具備することを特徴とする事業統合管理システムを提供する。
請求項２記載の本発明では、複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理する事業統合管理システムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータが、所属する事業体に関連付けて、当該事業セグメントに付された所定の評価値と共に記憶される事業体情報記憶部と、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを記憶する実施事業記憶部と、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、前記評価値を参照して所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出手段と、
前記事業セグメント抽出手段による抽出結果を出力する出力手段と
を具備することを特徴とする事業統合管理システムを提供する。
請求項３記載の本発明では、複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理する事業統合管理システムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータが、所属する事業体に関連付けて、当該事業セグメントに付された所定の評価値と共に記憶される事業体情報記憶部と、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを記憶する実施事業記憶部と、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出手段と、
前記事業セグメント抽出手段による抽出結果を出力する出力手段と、
前記事業体情報記憶部に記憶された評価値を参照して、事業遂行により得られた利益又は損失を各事業セグメントごとに算出する利益・損失算出手段と
を具備することを特徴とする事業統合管理システムを提供する。
請求項４記載の本発明では、前記利益・損失算出手段は、利益又は損失を算出する前に、入力された事業遂行結果情報に基づき、前記事業体情報記憶部から読み出した評価値を補正する評価値補正手段を有することを特徴とする請求項３記載の事業統合管理システムを提供する。
請求項５記載の本発明では、前記各事業セグメントデータに付随する評価値を、入力された事業遂行結果情報に基づき更新する評価値更新手段を具備することを特徴とする請求項２又は３記載の事業統合管理システムを提供する。
請求項６記載の本発明では、前記事業体情報記憶部は、複数の事業体の有する前記事業セグメントデータを各事業体に関連付けた上で、事業セグメントの種類別に区分して設定されていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１に記載の事業統合管理システムを提供する。
請求項７記載の本発明では、前記事業セグメントデータには、当該事業セグメントに関する価格情報、納期情報、稼働情報、人的情報、所在地情報の少なくとも一つを含む付加価値データが含まれていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１に記載の事業統合管理システムを提供する。
請求項８記載の本発明では、前記事業セグメント抽出手段による抽出結果に関する抽出結果データを記憶する抽出結果記憶部を備えることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１に記載の事業統合管理システムを提供する。
請求項９記載の本発明では、前記抽出結果記憶部に記憶された抽出結果データと、前記事業体情報記憶部に記憶された事業セグメントデータとを比較して各事業セグメントの利用頻度を算出する利用頻度算出手段を備えることを特徴とする請求項８記載の事業統合管理システムを提供する。
請求項１０記載の本発明では、前記利用頻度算出手段により求められた各事業セグメントの利用頻度に基づき、利用頻度が所定の基準値に満たない事業セグメントに関する事業セグメントデータと、
任意の事業体が不要と指定する任意の事業セグメントに関する事業セグメントデータとのうち、
いずれか少なくとも一方を、前記事業体情報記憶部から除外する機能を有する不要セグメント除外手段を備えていることを特徴とする請求項９記載の事業統合管理システムを提供する。
請求項１１記載の本発明では、複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理するプロセスをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータを、事業体情報記憶部に、所属する事業体に関連付けて記憶させる事業体情報記憶ステップと、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを実施事業記憶部に記憶させる実施事業記憶ステップと、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出ステップと、
前記事業セグメント抽出ステップによる抽出結果を出力する出力ステップと
を具備することを特徴とするコンピュータプログラムを提供する。
請求項１２記載の本発明では、複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理するプロセスをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータを、事業体情報記憶部に、所属する事業体に関連付け、当該事業セグメントに付された所定の評価値と共に記憶させる事業体情報記憶ステップと、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを実施事業記憶部に記憶させる実施事業記憶ステップと、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、前記評価値を参照して所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出ステップと、
前記事業セグメント抽出ステップによる抽出結果を出力する出力ステップと
を具備することを特徴とするコンピュータプログラムを提供する。
請求項１３記載の本発明では、複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理するプロセスをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータを、事業体情報記憶部に、所属する事業体に関連付け、当該事業セグメントに付された所定の評価値と共に記憶させる事業体情報記憶ステップと、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを実施事業記憶部に記憶させる実施事業記憶ステップと、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出ステップと、
前記事業セグメント抽出ステップによる抽出結果を出力する出力ステップと、
前記事業体情報記憶部に記憶された評価値を参照して、事業遂行により得られた利益又は損失を各事業セグメントごとに算出する利益・損失算出ステップと
を具備することを特徴とするコンピュータプログラムを提供する。
請求項１４記載の本発明では、前記利益・損失算出ステップは、利益又は損失を算出する前に、入力された事業遂行結果情報に基づき、前記事業体情報記憶部から読み出した評価値を補正する評価値補正ステップを有することを特徴とする請求項１３記載のコンピュータプログラムを提供する。
請求項１５記載の本発明では、前記各事業セグメントデータに付随する評価値を、入力された事業遂行結果情報に基づき更新する評価値更新ステップを具備することを特徴とする請求項１２又は１３記載のコンピュータプログラムを提供する。
請求項１６記載の本発明では、前記事業セグメント抽出ステップの実行による抽出結果に関する抽出結果データを抽出結果記憶部に記憶させるステップと、
前記抽出結果記憶部に記憶された抽出結果データと、前記事業体情報記憶部に記憶された事業セグメントデータとを比較して各事業セグメントの利用頻度を算出する利用頻度算出ステップと
を備えることを特徴とする請求項１１〜１５のいずれか１に記載のコンピュータプログラムを提供する。
請求項１７記載の本発明では、前記利用頻度算出ステップにより求められた各事業セグメントの利用頻度に基づき、利用頻度が所定の基準値に満たない事業セグメントに関する事業セグメントデータと、
任意の事業体が不要と指定する任意の事業セグメントに関する事業セグメントデータとのうち、
いずれか少なくとも一方を、前記事業体情報記憶部から除外する工程を有する不要セグメント除外ステップを備えていることを特徴とする請求項１６記載のコンピュータプログラムを提供する。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した実施形態に基づき説明する。図１は、複数の事業体（例えば、図２のＡ社、Ｂ社、Ｃ社）により、事業セグメントを共有化して管理する事業統合管理システムの概念図である。本実施形態の事業統合管理システムは、コンピュータから構成され、事業体情報記憶部１０、実施事業記憶部２０、事業セグメント抽出手段３０、出力手段４０等を有して構成される。
【０００９】
事業体情報記憶部１０には、各事業体、本実施形態では、Ａ社、Ｂ社、Ｃ社の有する事業セグメントに関する事業セグメントデータＡａ−１〜Ａｄ−２、Ｂａ−１〜Ｂｄ−３、Ｃａ−１〜Ｃｄ−３がそれぞれ所属する事業体に関連付けて記憶されている（図２参照）。各事業セグメントデータは、事業セグメントの種類別に区分して記憶されていることが好ましい。例えば、「ａ」が工場、「ｂ」が○○加工機械、「ｃ」が××加工機械、「ｄ」が人材（あるいは当該事業セグメントの所属人員）などである。また、各事業セグメントデータには、価格情報、納期情報、稼働情報、人的情報、所在地情報の少なくとも一つを含む付加価値データが含まれていることが好ましい。
【００１０】
例えば、工場の所在地、機械設備の稼働（空き）状況、当該機械設備を用いた場合の納期情報、製品の価格情報、人的情報としての担当者の氏名、年齢、人脈等である。このように事業セグメントの種類別に整理し、さらに付加価値データを設定することにより、実施事業の発注があった際に、発注者が望む納期条件や価格条件等の条件データを、事業体情報記憶部１０に記憶された事業セグメントデータと比較するのが容易となる。なお、各事業セグメントデータは、各事業体の端末コンピュータから、適宜に本実施形態の事業統合管理システムにアクセスし、事業体情報記憶部１０に記憶させようとすると、コンピュータプログラムとしての事業体情報記憶ステップの起動によって所定の入力画面が端末コンピュータに表示され、入力、更新される。
【００１１】
実施事業記憶部２０には、例えば、顧客から所定の製品に関する製造依頼などの事業の発注があった場合に、その内容が実施事業データとして記憶される。実施事業データには、上記のように事業セグメントデータと比較される、発注製品の種類、発注量、価格条件、納期条件などの条件データが含まれる。この条件データを含む実施事業データは、例えば、コンピュータから構成される本実施形態の事業統合評価システムに対し、インターネット等の通信回線を通じてアクセスすることにより、実施事業データの入力を促す入力画面がコンピュータプログラムとしての実施事業記憶ステップの起動により表示され、それに従って入力されるように設定することもできるし、電話やファクシミリ等を通じて受注した内容を担当者が事業統合評価システムの入力手段を通じて実施事業記憶ステップを起動し、直接入力するように設定することもできる。なお、実施事業は、顧客から発注を受ける事業に限るものではなく、例えば、同一企業に属する事業体グループの場合には、経営者等からの指令により実行すべき事業等も含まれる。
【００１２】
事業セグメント抽出手段（事業セグメント抽出ステップ）３０は、実施事業記憶部２０に記憶された実施事業データを読み出し、事業体情報記憶部１０にアクセスして、顧客からの発注事業などの実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを抽出するコンピュータプログラムから構成される。具体的には、実施事業データに含まれる各条件データを、事業セグメントデータに含まれる各付加価値データと比較して、条件データに対する一致率（類似度あるいは関連性）のできるだけ高い付加価値データを有する事業セグメントデータを抽出する。例えば、条件データとしての顧客の発注製品を、各社の事業セグメントデータに付随する製品情報と比較すると共に、顧客の納期条件を参照して、事業体の異同を問わず、当該納期に見合う稼働を確保できる事業セグメントを、工場の所在地、機械設備の稼働状況と比較して抽出する。
【００１３】
例えば、顧客の発注製品に合致する製品（Ｘ製品）を取り扱っている事業体がＡ社とした場合、通常であれば、Ａ社の他の事業セグメント、すなわち、機械設備や人材などを使用して事業を実施することになる。従って、その製品の納期はＡ社の機械設備の稼働状況等に左右されることになり、Ａ社の提示する納期が顧客の要望する納期条件を満足しない場合には、顧客が妥協するか、あるいは、顧客は改めて他の企業（事業体）を選択し直すよりほかない。
【００１４】
かかる場合、本実施形態によれば、上記した事業セグメントデータを参照することにより、例えば、通常はＸ製品を製造していないＢ社においてＡ社の機械設備と同様の機械設備を有するＢ社の事業セグメントデータを抽出することができる。従って、例えば、機械設備としてＢ社の事業セグメントデータを抽出し、人材（営業部門）としては、常態においてＸ製品の取扱いを行っているＡ社の事業セグメントデータを抽出し、両者の組み合わせを、Ｘ製品を製造する事業を実施する上で、最適ルート（抽出結果）として抽出する。
なお、抽出される事業セグメントデータは、通常２以上の組み合わせと考えられるが、実施事業の内容によっては１つとなる場合もある。しかしながら、本実施形態によれば、抽出される事業セグメントデータが１つであっても、これを複数の事業体に属する事業セグメントデータの中から抽出するのであり、この場合でも、事業セグメントを統合管理することによる利点を享受できる。
【００１５】
出力手段４０は、上記した事業セグメント抽出手段３０により得られた抽出結果を各事業体、例えば、Ａ社とＢ社にその旨を知らせことができる手段であればどのような手段であってもよい。例えば、コンピュータから構成される本実施形態の事業統合評価システムのプリンタを用い、コンピュータプログラムとしての出力ステップにより印刷し、その印刷結果をＡ社、Ｂ社に送付するようにすることができる。もちろん、簡易性、迅速性を考慮すると、抽出結果は通信手段を介して、各社の端末コンピュータに送信する構成とすることが好ましい。この場合、電子メールによることも考えられるが、抽出結果が得られたならば、コンピュータプログラムとしての出力ステップの起動によって各社の端末コンピュータに自動送信することもできるし、端末コンピュータ側から本実施形態の事業統合管理システムにアクセスすることによって、抽出結果を出力ステップの起動によって通信手段を介してダウンロードさせる構成とすることもできる。
【００１６】
本実施形態の事業統合管理システムは、上記した構成を有することにより、異なる事業体に属する事業セグメントを、顧客からの発注事業などを遂行するのに適するように、所属する事業体の異動に拘わらず、いわば横断的に自在に組み合わせることができる。しかしながら、かかる構成だけでは、事業遂行の結果得られる利益や損失は、各事業体に対し、人材を利用した場合の分配率や機械設備を利用した場合の分配率などを予め取り決めしておくしかなく、分配利益率等は固定的である。これでは、事業遂行の結果としての顧客の満足度等が反映されておらず、利益や損失の分配手法としては実質的に公平感に欠き、会社合併等を伴わない事業体間の連携による経営効率の向上という本発明の課題達成上不十分である。また、これを繰り返していただけでは、リストラクチュアリングやワークシェアリングを実際に実施する際における指標となる各事業セグメントの評価が定まらない。
【００１７】
従って、上記した事業体情報記憶部１０に記憶される各事業セグメントデータは、所定の評価値を付して記憶されていることが好ましい。この評価値は、最初は、例えば、各事業体が保有する機械設備の保有数、耐用年数、あるいは人材の年齢や人脈等を参照して何段階かの評価値（例えば、「１〜１０」といった数値）から構成することができる。最初に付与する評価値は、人為的に取り決めを行ってもよいし、あるいは、所定の評価値算出手段（本実施形態の事業統合管理システムを構成するコンピュータに設定することもできるし、他のコンピュータに設定してもよい）に対して、機械設備の保有数や耐用年数等を入力することによって所定の評価値が導かれるようにしてもよい。
【００１８】
本実施形態においては、図１に示したように、事業遂行の結果得られる利益又は損失を各事業セグメントごとに算出するプログラムである利益・損失算出手段（利益・損失算出ステップ）５０が設定されている。この利益・損失算出手段５０は、上記した事業セグメントに付された評価値を参照して算出する。評価値の高い事業セグメントほど、得られる利益は大きく（あるいは被る損失は小さく）なるように、評価値に比例した利益又は損失の分配がなされる。
【００１９】
この場合、利益・損失算出手段５０は、各事業セグメントに対して事業の着手前に付されていた評価値を基に分配する利益又は損失を算出することもできるが、各事業セグメント評価値を補正するプログラムである評価値補正手段（評価値補正ステップ）５１を設け、事業の遂行結果を参照して最終的に利益又は損失の分配計算を行う前に、この評価値補正手段５１によって評価値を補正した後、分配計算を行う構成とすることが好ましい。
【００２０】
例えば、事業遂行の結果としての顧客の満足度、感想、改善点等を事業遂行結果情報として、通信回線を通じて本実施形態の事業統合管理システムの事業遂行結果情報記憶部６０に入力してもらう構成とすることができる。これにより、例えば、「製品の出来具合に対する顧客の満足度・・・十分満足」、「営業担当者の対応・・・不満」といった事業遂行結果情報が得られたならば、上記例でいえば、Ｘ製品を製造するために使用した事業セグメントのうち、製品の出来具合を左右するＢ社の機械設備についての評価値を、評価値補正手段５１の実行により、例えば、初期設定時「４」から「７」に変更し、営業を担当した事業セグメントであるＡ社の人材（営業部門）についての評価値を、評価値補正手段５１の実行により、例えば、初期設定時「６」から「３」に変更し、この変更した評価値に基づいて利益・損失算出手段５０により、利益又は損失を分配する構成とすることが好ましい。
【００２１】
このような評価値補正手段５１を有する場合には、それにより得られた評価値は、各事業セグメントデータの新たな評価値として、評価値更新手段（評価値更新ステップ）５２の実行によって更新される。
【００２２】
また、上記した事業遂行結果情報は、当該事業に対する評価であるため、当該事業の遂行の結果得られる利益又は損失の分配に反映させることが好ましいが、利益・損失算出手段５０による利益又は損失の算出時には反映させず、次回の事業遂行の結果得られる利益又は損失の算出時に反映される構成とすることもできる。この場合には、評価値更新手段（評価値更新ステップ）５２において、事業遂行結果情報に基づき、上記評価値補正手段５１と同様の新たな評価値の算出プログラムを設定し、それにより新たな評価値が得られたならば、事業セグメントデータを更新することになる。
【００２３】
ここで、上記した評価値は、利益・損失算出手段５０において用いているが、事業セグメント抽出手段３０の実行の際に、この評価値を参照する構成とすることが好ましい。すなわち、事業セグメント抽出手段３０の実行によって、事業セグメントデータの付加価値データと実施事業データを比較する際に、例えば、同程度の一致率の事業セグメントが抽出された場合には、評価値の高い事業セグメントデータを優先して抽出する構成とすることが好ましい。
【００２４】
本実施形態の事業統合管理システムは、さらに、利用頻度算出手段（利用頻度算出ステップ）７０と不要セグメント除去手段（不要セグメント除去ステップ）８０とを備えている。利用頻度算出手段７０は、各事業セグメントが事業セグメント抽出手段３０により抽出された頻度を算出するプログラムである。具体的には、上記のような工程を経て得られた事業セグメント抽出手段３０の抽出結果は、抽出結果データとして、コンピュータから構成される本実施形態の事業統合管理システムの抽出結果記憶部９０に蓄積されていく。従って、利用頻度算出手段７０を必要に応じてあるいは定期的に実行可能な構成とすることにより、抽出結果記憶部９０に蓄積された抽出結果データを、事業体情報記憶部１０に記憶された事業セグメントデータと比較し、各事業セグメントの利用頻度を求めることができる。
【００２５】
不要セグメント除去手段８０は、不要な事業セグメントデータを事業体情報記憶部１０から除外するプログラムである。事業セグメントデータが不要であるか否かの判断は、例えば、任意の事業体が、自社又は他社のいずれかの事業セグメントが何らかの事情により不要と判断する場合に、その旨を、通信回線を通じて送信することにより、この情報を受信した本実施形態の事業統合管理システムにおいて、事業体情報記憶部１０から除外することができる。この場合、特定の事業体による恣意的な判断を排除するため、事業統合管理システムは、このような除外情報を受信したならば、他の事業体に対し、かかる除外情報を送信し、他の事業体の多くからあるいは他の事業体の全てから、当該事業セグメントデータを除外することに同意する情報を受信した場合のみ、当該事業セグメントデータを除外する構成とすることが好ましい。
【００２６】
不要セグメント除去手段８０としては、上記した利用頻度算出手段７０による算出結果に基づき、所定期間内における利用頻度が所定の基準値に満たない事業セグメントについて、自動的に当該事業セグメントデータを除外する構成とすることもできる。利用頻度算出手段７０により、各種事業を遂行する上での利用価値を客観的に判断できるため、この結果に基づいて事業セグメントデータを除外する構成とすると、客観性のある事業再編成（リストラクチュアリング）を行うことができる。もちろん、利用頻度が所定の基準値に満たないと判断された時点で即座に除外するのではなく、所定の基準値に満たないとしてリストアップされた時点で一旦各事業体にその旨を送信し、所定以上の同意情報、あるいは全ての事業体からの同意情報を受信した場合のみ、不要セグメント除去手段８０による当該事業セグメントデータの除外を実行する構成とすることもできる。例えば、当該事業セグメントの利用頻度が少なかったことについて、所定の理由（修理中、改造中など）が存在する場合には、各事業体が同意情報を送信しないようにすることにより、利用頻度を算出する次の期間においては、利用頻度が向上し、その後は有益な事業セグメントとして存在できる可能性がある。
また、上記した評価値補正手段５１又は評価値更新手段５２の実行により、事業遂行結果情報が反映された評価値が新たに付され、変更されるが、変更された評価値が所定値以下になった場合、例えば、マイナスになった場合等において、不要セグメント除去手段８０が起動し、所定値以下の評価値となった事業セグメントデータを事業体情報記憶部１０から除外する構成とすることもできる。
【００２７】
次に、本実施形態の事業統合管理システムを用いた事業統合管理の具体的手法の一例を図２及び図３に基づき説明する。この図では、Ａ社、Ｂ社、Ｃ社という異なる企業（事業体）が連携して事業を行う場合を想定する。
【００２８】
また、各社の保有する端末コンピュータ１００，１１０，１２０には、それぞれ各社の事業セグメントデータＡａ−１〜Ａｄ−２、Ｂａ−１〜Ｂｄ−３、Ｃａ−１〜Ｃｄ−３が記憶されているとする。なお、「Ａ」、「Ｂ」、「Ｃ」は、所属する事業体を示し、「ａ」、「ｂ」、「ｃ」、「ｄ」は、事業セグメントの種類（機械設備、工場、人材等）、「１」、「２」、「３」は、同種類の事業セグメントを複数備える場合にそれぞれに付した識別のための番号である。
【００２９】
各端末コンピュータ１００，１１０，１２０から本実施形態の事業統合管理システムに通信手段を介して上記事業セグメントデータが送信される（Ｓ２００）。この情報を受信した事業統合管理システムは、事業体情報記憶部１０に、事業体情報記憶ステップの起動によって、所属する事業体を示す符号Ａ〜Ｃを付した状態で、事業セグメントの種類別（ａ〜ｄ）に区分けして記憶させる（Ｓ２０１）。
【００３０】
かかる状態で、顧客から、任意の事業の実施を求める依頼が、例えば通信手段を介して入力されると、実施事業データとして実施事業記憶部２０に書き込まれる（Ｓ２０２）。次いで、事業セグメント抽出手段３０が起動し（Ｓ２０３）、実施事業記憶部２０に記憶された実施事業データを読み出すと共に、事業体情報記憶部１０にアクセスし、実施事業データに含まれる各条件データと事業セグメントデータに含まれる各付加価値データとを比較して、一致率の高い事業セグメントデータの組み合わせを抽出する（Ｓ２０４）。例えば、抽出結果（最適ルート）として、事業セグメントの種類ａに関してＢａ−１が、種類ｂに関してＣｂ−１が、種類ｃに関してＢｃ−２が、種類ｄに関してＢｄ−３及びＣｄ−１がそれぞれ抽出される。この際、好ましくは、事業セグメントデータに付随する評価値を参照し、高い評価値を有する事業セグメントデータを優先して抽出することは上記したとおりである。
【００３１】
抽出結果は、所属する事業体（この場合、Ｂ社、Ｃ社）の端末コンピュータ１１０，１２０に対し、出力手段４０により、例えば、通信手段を介して情報として通知される（Ｓ２０５）。抽出結果を受信した各事業体においては、この情報に基づき、所定の事業を実施する。事業遂行の結果得られた利益又は損失については、利益・損失算出手段５０が、各事業セグメントデータに付された評価値に基づき算出する（Ｓ２０６）。例えば、Ｂａ−１の評価値が「１」、Ｃｂ−１の評価値が「２」、Ｂｃ−２の評価値が「２」、Ｂｄ−３及びＣｄ−１の評価値が共に「２．５」である場合には、それぞれを利益又は損失の割合として換算し、例えば、評価値「１」＝分配率１０％、評価値「２」＝分配率２０％、評価値「２．５」＝分配率２５％として、それぞれの分配率を算出する。これにより、本実施形態の場合には、Ｂ社の合計分配率が、１０＋２０＋２５＝５５％、Ｃ社の合計分配率が、２０＋２５＝４５％となる（Ｓ２０７）。
なお、実際に利益又は損失を算出するに当たっては、実施事業の内容により、例えば、加工部門に７０％、営業部門に３０％というように、利益等の分配率を定めておくのが通常である。従って、上記した評価値を利用して利益等の分配率を決定するに当たっては、例えば、総利益額を、加工部門７０％、営業部門３０％と予め配分しておき、その上で、上記した評価値に基づいて、各部門ごとに分配率を決定する構成とすることが好ましい。
【００３２】
なお、利益・損失算出手段７０により分配する利益又は損失を計算する前に、事業遂行結果情報記憶部６０に記憶された事業遂行結果情報に基づき、評価値補正手段５１によって予め評価値を補正してから算出してもよいことは上記したとおりである（Ｓ２０８）。評価値補正手段５１を用いない場合には、上記した利益又は損失の算出後、評価値更新手段５２により、事業遂行結果情報を照らし合わせて評価値を再評価し、各事業セグメントデータの新たな評価値として記憶させる（Ｓ２０９）。
【００３３】
本実施形態の事業統合管理システムは、実施事業の要請がある度に上記した工程を繰り返し、異なる事業体であっても、会社合併やリストラクチュアリングなどを実際に実施することなく、各事業体の独自性を保持したまま所定の実施事業に関してのみ連携でき、効率的な経営が可能となる。また、各事業セグメントの最新の評価値を参照することにより、会社合併、リストラクチュアリング、ワークシェアリング等を実際に実施する際には、有益な資料となり、これらの労力の軽減に資する。
【００３４】
一方、上記工程を適宜に繰り返したならば、図３に示したように、利用頻度算出手段７０によって、利用頻度が所定の基準値に満たない事業セグメントデータが抽出される（Ｓ２１０，Ｓ２１１）。抽出された事業セグメントデータは、不要セグメント除去手段８０の実行によって（Ｓ２１２）、事業体情報記憶部１０から除外される。除外された事業セグメントデータＡｂ−１，Ｂｃ−１，Ａｄ−１は、Ａ社とＢ社の端末コンピュータ１００，１１０に返還される（Ｓ２１３，Ｓ２１４）。この結果、事業体情報記憶部１０内に記憶される事業セグメントデータは再編成され（Ｓ２１５）、例えば、事業セグメントの種類「ｂ」に関しては、Ａ社の事業セグメントが存在しなくなる。これにより、各事業体にとって不要な事業セグメントが客観的に明確になり、リストラクチュアリング等を実際に行うに当たって、公平な観点から事業の再編成を行うことが可能となる。また、不要セグメントに関連する人材を、他の優良な（あるいは利用頻度）の高い事業セグメントに関連させるようにすることで、ワークシェアリングの実施も容易となる。
【００３５】
また、上記工程を繰り返し、利用頻度算出手段７０により抽出される利用頻度が所定の基準値に満たない事業セグメントが、仮に、全てＣ社に属する事業セグメントである場合には（Ｓ２１６）、それらの事業セグメントデータがＣ社の端末コンピュータ１２０に返還され（Ｓ２１７）、事業体情報記憶部１０に記憶される事業セグメントデータが再編成される（Ｓ２１８）。そして、このような事態に至った場合には、事業統合管理システムを利用するＡ社、Ｂ社及びＣ社からなるグループにおけるＣ社自体の存在意義がなくなるので、Ｃ社はこのグループから外し、新たな事業体の参加を募ることができる。この場合も、本実施形態の事業統合管理システムを利用することにより、恣意的な判断に基づくものではなく、客観的な判断に基づいてＣ社を除外でき、当該グループ全体の経営効率の向上につながる。これが、同一企業内における複数の事業部門（事業体）を一つのグループとしている場合には、不要な事業部門自体が、当該企業におけるリストラクチュアリングの対象として客観的にリストアップでき、経営効率の改善に資する。
【００３６】
なお、上記した事業体情報記憶ステップ、実施事業記憶ステップ、事業セグメント抽出ステップ、出力ステップ、利益・損失算出ステップ、評価値補正ステップ、評価値更新ステップ、利用頻度算出ステップ、不要セグメント除外ステップ等を含んで構成される本発明のコンピュータプログラムは、記録媒体へ記憶させて提供することができる。「記録媒体」とは、それ自身では空間を占有し得ないプログラムを担持することができる媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＭＯ（光磁気ディスク）、ＤＶＤ−ＲＯＭなどである。また、本発明に係るプログラムをインストールしたコンピュータから、通信回線を通じて他のコンピュータへ伝送することも可能である。また、汎用的な端末装置に対して、上記のプログラムをプリインストール、あるいはダウンロードすることで、本発明の事業統合管理システムを形成することは、当然可能である。
【００３７】
【発明の効果】
本発明の事業統合管理システム及びコンピュータプログラムによれば、複数の事業体に属する事業セグメントを横断的に結びつけ、これを利用して所定の事業を実施できるため、所属する事業体に拘泥しない、効率的な事業の実施が可能となり、会社合併やリストラクチュアリング等を行うことなく、各企業等の独自性を維持したままで、会社合併等を行った場合と同様の経営改善をもたらすことができる。特に、事業体間のフレキシブルな組み合わせにより、企業枠にとらわれない新規事業の展開、事業規模の拡大、業界再編等を期待できる。また、各事業セグメントに対して、所定の基準に基づく評価値を付することにより、事業実施により得られた利益や損失の分配の公平性を高め、さらには、事業実施のたびにその評価値を更新することにより、実際に会社合併、ワークシェアリング、リストラクチュアリング等を行うに当たっての各事業セグメントの有用性を客観的かつ容易に把握ことができ、会社合併、リストラクチュアリング、ワークシェアリング等を実施する際における労力を軽減し、より効率的な経営環境を構築するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一の実施形態にかかる事業統合管理システムの構成を示す模式図である。
【図２】上記実施形態にかかる事業統合管理システムを用いた事業統合管理の具体的手法の一例にかかる一部の工程を示す概念図である。
【図３】上記実施形態にかかる事業統合管理システムを用いた事業統合管理の具体的手法の一例にかかる一部の工程を示す概念図である。
【符号の説明】
１０　事業体情報記憶部
２０　実施事業記憶部
３０　事業セグメント抽出手段
４０　出力手段
５０　利益・損失算出手段
５１　評価値補正手段
５２　評価値更新手段
６０　事業遂行結果情報記憶部
７０　利用頻度算出手段
８０　不要セグメント除去手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention uses information on business segments (business resources or management resources such as equipment and human resources) possessed by a plurality of business entities to link and work share between the business entities for new business, business expansion, or industry reorganization. The present invention relates to information processing technology that is useful for implementing rings, business restructuring (restructuring), and the like.
[0002]
[Prior art]
For example, in the case of a merger, the contents of a business segment called a business resource or a management resource, such as a factory, machinery and equipment, or human resources of the other party, are examined in advance, and overlapping departments (business entities) are merged or improper. For example, selling or closing unprofitable departments (unprofitable entities). These processes are, of course, a matter of course because the merger is aimed at more efficient management, so that information on the business segments of each company, which had been independently owned, was shared with each other again, It has to be evaluated and the effort is enormous.
[0003]
On the other hand, mergers can be expected to improve management efficiency, but at least one of them loses control over management. For this reason, especially when the manager is an owner, even if it is assumed that it is suitable as a method for improving or improving management efficiency, the method of corporate merger tends to be avoided. In such a case, if it is possible to achieve substantially the same improvement in the business environment as in the case of a merger, while maintaining the initiative of each other, that is, while maintaining each other's companies in an independent state, conflicting demands on both sides Can be satisfied. If different business entities can form a group without a company merger, the flexible combination between the business entities can lead to the development of new businesses, expansion of business scale, reorganization of industries, etc., which are not restricted to corporate limits.
[0004]
In addition, work sharing and restructuring techniques have been introduced from the viewpoint of effective utilization of equipment and human resources (business segments). Good work sharing and restructuring are desired.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and maintains the uniqueness of each company or the like between different companies or between different business divisions within the same company without performing a merger or restructuring. While doing so, it can bring about the same management improvement as in the case of a merger, etc., but when actually performing a merger, restructuring, work sharing, etc., reduce these efforts, An object of the present invention is to provide a business integrated management system and a computer program that are useful for constructing an efficient business environment.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the inventor of the present invention has been working on equipment and human resources under the control of different business entities or different business units within the same company (hereinafter, these are collectively referred to as “business entities”). We focused on sharing information on business segments and combining them freely in relation to the business to be implemented, enabling efficient business implementation without being tied to the affiliated business entity. In particular, by assigning an evaluation value to each business segment based on predetermined criteria, the fairness of the distribution of profits and losses obtained through the implementation of the project is improved, and the evaluation value is increased each time the project is implemented. By updating, we focused on the fact that the usefulness of each business segment in actually performing a company merger, work sharing, restructuring, etc. can be objectively and easily grasped.
[0007]
That is, according to the first aspect of the present invention, there is provided a business integrated management system for integrally managing business segments of a plurality of business entities,
A business entity information storage unit in which business segment data relating to one or more business segments of each of the business entities is stored in association with the business entity to which the business entity belongs;
An implementation business storage unit that stores implementation business data related to a business to be implemented using the one or more business segments;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit Business segment extraction means for extracting a combination of
Output means for outputting an extraction result by the business segment extraction means;
A business integrated management system is provided.
In the present invention according to claim 2, a business integrated management system for integrated management of business segments owned by a plurality of business entities,
Business entity data storage unit in which business segment data relating to one or more business segments of each business entity is stored in association with a business entity to which the business segment belongs, together with a predetermined evaluation value attached to the business segment;
An implementation business storage unit that stores implementation business data related to a business to be implemented using the one or more business segments;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit A business segment extracting means for extracting a combination of the business entities to which they belong with reference to the evaluation value,
Output means for outputting an extraction result by the business segment extraction means;
A business integrated management system is provided.
According to the third aspect of the present invention, there is provided a business integrated management system for integrally managing business segments of a plurality of business entities,
Business entity data storage unit in which business segment data relating to one or more business segments of each business entity is stored in association with a business entity to which the business segment belongs, together with a predetermined evaluation value attached to the business segment;
An implementation business storage unit that stores implementation business data related to a business to be implemented using the one or more business segments;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit Business segment extraction means for extracting a combination of
Output means for outputting an extraction result by the business segment extraction means,
Profit / loss calculating means for calculating profit or loss obtained by business execution for each business segment with reference to the evaluation value stored in the business entity information storage unit;
A business integrated management system is provided.
In the present invention according to claim 4, the profit / loss calculating means corrects the evaluation value read from the business entity information storage unit based on the input business performance result information before calculating the profit or loss. 4. The integrated business management system according to claim 3, further comprising an evaluation value correcting unit.
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided an evaluation value updating means for updating an evaluation value associated with each of the business segment data on the basis of the inputted business performance result information. To provide a business integrated management system.
In the present invention according to claim 6, the business entity information storage unit is set in such a manner that the business segment data possessed by a plurality of business entities is associated with each business entity, and is divided for each business segment type. The integrated business management system according to any one of claims 1 to 3, characterized in that:
In the present invention according to claim 7, the business segment data includes value-added data including at least one of price information, delivery date information, operation information, personal information, and location information relating to the business segment. The integrated business management system according to any one of claims 1 to 3, characterized in that:
According to the present invention as set forth in claim 8, the integrated business management according to any one of claims 1 to 7, further comprising an extraction result storage unit for storing extraction result data relating to an extraction result by the business segment extraction unit. Provide system.
According to the ninth aspect of the present invention, the usage frequency of each business segment is calculated by comparing the extraction result data stored in the extraction result storage unit with the business segment data stored in the business entity information storage unit. 9. The integrated business management system according to claim 8, further comprising use frequency calculation means.
According to the present invention as set forth in claim 10, based on the use frequency of each business segment obtained by the use frequency calculation means, business segment data relating to a business segment whose use frequency is less than a predetermined reference value,
Of the business segment data for any business segment that no business entity requires,
10. The integrated business management system according to claim 9, further comprising an unnecessary segment excluding unit having a function of excluding at least one of them from the business entity information storage unit.
In the present invention according to claim 11, a computer program for causing a computer to execute a process of integrally managing business segments owned by a plurality of business entities,
A business entity information storing step of storing business segment data relating to one or more business segments of each of the business entities in the business entity information storage unit in association with the belonging business entity;
An implementation business storage step of storing implementation business data relating to a business to be implemented using the one or more business segments in an implementation business storage unit;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit Business segment extraction step of extracting a combination of
An output step of outputting an extraction result by the business segment extraction step;
A computer program characterized by comprising:
The present invention according to claim 12 is a computer program for causing a computer to execute a process of integrally managing business segments owned by a plurality of business entities,
A business entity information storing step of associating business segment data relating to one or more business segments of each business entity with a business entity to which the business segment belongs in the business entity information storage unit and storing the business segment data together with a predetermined evaluation value assigned to the business segment; When,
An implementation business storage step of storing implementation business data relating to a business to be implemented using the one or more business segments in an implementation business storage unit;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit A business segment extraction step of extracting a combination regardless of the difference of the business entity to which it belongs with reference to the evaluation value,
An output step of outputting an extraction result by the business segment extraction step;
A computer program characterized by comprising:
The present invention according to claim 13 is a computer program for causing a computer to execute a process of integrally managing business segments owned by a plurality of business entities,
A business entity information storing step of associating business segment data relating to one or more business segments of each business entity with a business entity to which the business segment belongs in the business entity information storage unit and storing the business segment data together with a predetermined evaluation value assigned to the business segment; When,
An implementation business storage step of storing implementation business data relating to a business to be implemented using the one or more business segments in an implementation business storage unit;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit Business segment extraction step of extracting a combination of
An output step of outputting an extraction result by the business segment extraction step,
A profit / loss calculation step of calculating a profit or loss obtained by business execution for each business segment with reference to the evaluation value stored in the business entity information storage unit;
A computer program characterized by comprising:
In the present invention according to claim 14, the profit / loss calculating step corrects the evaluation value read from the business entity information storage unit based on the input business performance result information before calculating the profit or loss. 14. A computer program according to claim 13, further comprising an evaluation value correcting step.
The present invention according to claim 15, further comprising an evaluation value updating step of updating an evaluation value associated with each of the business segment data based on the input business performance result information. Computer programs are provided.
In the present invention according to claim 16, a step of storing extraction result data relating to an extraction result by executing the business segment extraction step in an extraction result storage unit;
A usage frequency calculating step of comparing the extraction result data stored in the extraction result storage unit and the business segment data stored in the business entity information storage unit to calculate a usage frequency of each business segment;
The computer program according to any one of claims 11 to 15, further comprising:
According to the present invention as set forth in claim 17, based on the use frequency of each business segment obtained in the use frequency calculation step, business segment data relating to a business segment whose use frequency is less than a predetermined reference value,
Of the business segment data for any business segment that no business entity requires,
17. The computer program according to claim 16, further comprising: an unnecessary segment removing step including a step of removing at least one of the unnecessary segments from the business entity information storage unit.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on an embodiment shown in the drawings. FIG. 1 is a conceptual diagram of a business integrated management system in which a plurality of business entities (for example, company A, company B, and company C in FIG. 2) share and manage business segments. The integrated business management system according to the present embodiment is configured by a computer and includes an enterprise information storage unit 10, an implemented business storage unit 20, a business segment extraction unit 30, an output unit 40, and the like.
[0009]
The business entity information storage unit 10 stores business segment data Aa-1 to Ad-2, Ba-1 to Bd-3 for business segments owned by each business entity, in this embodiment, company A, company B, and company C. Ca-1 to Cd-3 are stored in association with the business entities to which they belong (see FIG. 2). It is preferable that each business segment data is stored separately for each type of business segment. For example, “a” is a factory, “b” is a XX processing machine, “c” is a XX processing machine, “d” is a human resource (or a member of the business segment), and the like. Preferably, each business segment data includes value-added data including at least one of price information, delivery date information, operation information, personal information, and location information.
[0010]
For example, the location of the factory, the operation (vacancy) status of the machinery and equipment, delivery date information when the machinery and equipment are used, product price information, the name, age, and personal connections of the person in charge as personal information. In this way, by organizing by business segment type and setting value-added data, condition data such as delivery date conditions and price conditions desired by the orderer can be stored in the entity information storage when an order for the implemented business is placed. The comparison with the business segment data stored in the unit 10 becomes easy. When each business segment data is appropriately accessed from the terminal computer of each business entity to access the business integrated management system of the present embodiment and is stored in the business entity information storage unit 10, the business entity information as a computer program is stored. By starting the storage step, a predetermined input screen is displayed on the terminal computer, input and updated.
[0011]
For example, when a customer places an order for a business, such as a manufacturing request for a predetermined product, the content of the business is stored as the business operation data in the business operation storage unit 20. The executed business data includes condition data such as the type of ordered product, order quantity, price condition, and delivery date condition, which are compared with the business segment data as described above. The implementation business data including the condition data is, for example, an input screen for prompting the input of the implementation business data by accessing the integrated business evaluation system of the present embodiment including a computer through a communication line such as the Internet. It can be set to be displayed and activated according to the activation of the implemented business storage step as a program, or the person in charge of the order received via telephone, facsimile, etc. You can also start the step and set it to be entered directly. Note that the business to be implemented is not limited to a business that receives an order from a customer. For example, in the case of a business group belonging to the same company, a business to be executed according to a command from a manager or the like is also included.
[0012]
The business segment extracting means (business segment extracting step) 30 reads out the implemented business data stored in the implemented business storage unit 20, accesses the business entity information storage unit 10, and performs the implemented business such as the ordering business from the customer. And a computer program that extracts one or more combinations of business segment data that are appropriate to do so. Specifically, each condition data included in the implemented business data is compared with each value-added data included in the business segment data, and value-added data having a matching rate (similarity or relevance) to the condition data as high as possible is obtained. Extract business segment data. For example, a customer's ordered product as condition data is compared with product information attached to each company's business segment data, and by referring to the customer's delivery date conditions, operations that meet the delivery date regardless of the difference of the business entity are performed. Identify business segments that can be secured by comparing them with the location of factories and the operation status of machinery and equipment.
[0013]
For example, if the entity that handles a product (product X) that matches the product ordered by the customer is Company A, the company normally uses the other business segments of Company A, ie, machinery and equipment and human resources. Business. Therefore, the delivery date of the product will depend on the operating conditions of the machinery and equipment of Company A. If the delivery date provided by Company A does not satisfy the delivery date requirements requested by the customer, the customer will compromise or Or, the customer has no choice but to re-select another company (entity).
[0014]
In such a case, according to the present embodiment, for example, by referring to the above-mentioned business segment data, for example, the company B, which does not normally manufacture X products, Business segment data can be extracted. Therefore, for example, the business segment data of Company B is extracted as the mechanical equipment, and the business personnel data of Company A, which normally handles X products, is extracted as the human resources (sales department). In carrying out the business of manufacturing the X product, it is extracted as the optimal route (extraction result).
The extracted business segment data is usually considered to be a combination of two or more, but may be one depending on the content of the business to be implemented. However, according to the present embodiment, even if only one business segment data is extracted, the business segment data is extracted from the business segment data belonging to a plurality of business entities. You can enjoy the benefits of managing.
[0015]
The output unit 40 may be any unit that can notify the extraction result obtained by the business segment extraction unit 30 to each business entity, for example, the companies A and B, to that effect. Good. For example, using a printer of the business integrated evaluation system of the present embodiment constituted by a computer, printing can be performed in an output step as a computer program, and the print result can be sent to Company A and Company B. Of course, in consideration of simplicity and speed, it is preferable that the extraction result is transmitted to the terminal computer of each company via the communication means. In this case, it is conceivable to use e-mail, but if the extraction result is obtained, it can be automatically transmitted to the terminal computer of each company by starting the output step as a computer program, or the present embodiment can be executed from the terminal computer side. By accessing the integrated business management system, the extraction result can be downloaded via the communication means by starting the output step.
[0016]
The integrated business management system of the present embodiment, having the above-described configuration, enables the business segments belonging to different business entities to be suitable for executing the ordering business from the customer, regardless of the change of the business entity to which the business segments belong. In other words, it can be freely combined transversely. However, with such a configuration alone, the profits and losses obtained as a result of business execution can only be determined in advance with respect to each business entity, such as the distribution ratio when using human resources and the distribution ratio when using machinery and equipment. And the distribution profit ratio is fixed. This does not reflect customer satisfaction as a result of business execution, and as a method of distributing profits and losses, there is virtually no sense of fairness and management through cooperation between business entities without mergers etc. It is insufficient to achieve the object of the present invention of improving efficiency. Also, just repeating this will not determine the evaluation of each business segment that will be an index when actually implementing restructuring and work sharing.
[0017]
Therefore, it is preferable that each business segment data stored in the business entity information storage unit 10 be stored with a predetermined evaluation value. Initially, this evaluation value is evaluated in several stages (for example, “1 to 10”) with reference to, for example, the number of machines and equipment owned by each business entity, the useful life, or the age and personal connections of human resources. ). The evaluation value to be initially given may be determined artificially, or may be set to a predetermined evaluation value calculating means (a computer that configures the integrated business management system of the present embodiment, Alternatively, a predetermined evaluation value may be derived by inputting the number of owned mechanical equipment, the useful life, and the like.
[0018]
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, a profit / loss calculation means (profit / loss calculation step) 50 is set which is a program for calculating profit or loss obtained as a result of business execution for each business segment. ing. The profit / loss calculating means 50 calculates the profit / loss with reference to the evaluation value assigned to the business segment. A business segment with a higher valuation value is distributed in a profit or loss proportionate to the valuation value such that the profit obtained is larger (or the loss incurred is smaller).
[0019]
In this case, the profit / loss calculation means 50 can calculate the profit or loss to be distributed based on the evaluation value attached to each business segment before the start of the business. An evaluation value correction means (evaluation value correction step) 51, which is a program for correcting, is provided, and the evaluation value is corrected by the evaluation value correction means 51 before finally calculating the distribution of profit or loss with reference to the results of business execution. It is preferable that the distribution calculation is performed after correcting.
[0020]
For example, a configuration in which customer satisfaction, impressions, points of improvement, and the like as a result of business execution are input to the business execution result information storage unit 60 of the integrated business management system of the present embodiment as business execution result information through a communication line. It can be. As a result, for example, if business execution result information such as “customer satisfaction with product condition ... sufficient satisfaction” and “response of salesperson ... dissatisfaction” can be obtained, in the above example, , X, of the business segments used to manufacture the product, the evaluation value of the machine equipment of Company B, which affects the quality of the product, is evaluated by executing the evaluation value correction means 51, for example, at the time of initial setting to “4”. From “6” to “3” at the time of the initial setting, for example, by executing the evaluation value correcting means 51 by changing the evaluation value of the personnel (sales department) of the company A, which is the business segment in charge of the sales. It is preferable that the profit or loss is distributed by the profit / loss calculating means 50 based on the changed evaluation value.
[0021]
In the case where such an evaluation value correcting unit 51 is provided, the evaluation value obtained thereby is updated as a new evaluation value of each business segment data by executing the evaluation value updating unit (evaluation value updating step) 52. You.
[0022]
In addition, since the business performance result information described above is an evaluation of the business, it is preferable to reflect the information on the distribution of profit or loss obtained as a result of business performance. It is also possible to adopt a configuration in which it is not reflected at the time of calculation but is reflected at the time of calculating the profit or loss obtained as a result of the next business execution. In this case, the evaluation value updating means (evaluation value updating step) 52 sets a new evaluation value calculation program similar to that of the evaluation value correction means 51 based on the business performance result information. Once the values are obtained, the business segment data will be updated.
[0023]
Here, the above-mentioned evaluation value is used in the profit / loss calculating means 50, but it is preferable to refer to this evaluation value when executing the business segment extracting means 30. That is, when comparing the value-added data of the business segment data with the implemented business data by the execution of the business segment extraction means 30, for example, if business segments with the same degree of coincidence are extracted, the evaluation value is high. It is preferable that the business segment data is preferentially extracted.
[0024]
The integrated business management system of the present embodiment further includes a use frequency calculating means (use frequency calculating step) 70 and an unnecessary segment removing means (unnecessary segment removing step) 80. The use frequency calculating means 70 is a program for calculating the frequency at which each business segment is extracted by the business segment extracting means 30. Specifically, the extraction result of the business segment extraction means 30 obtained through the above-described steps is stored as extraction result data in the extraction result storage unit 90 of the integrated business management system of the present embodiment composed of a computer. It accumulates. Therefore, by making the usage frequency calculation means 70 executable as needed or periodically, the extraction result data stored in the extraction result storage unit 90 can be stored in the business information stored in the business entity information storage unit 10. The usage frequency of each business segment can be obtained by comparing with the segment data.
[0025]
The unnecessary segment removing unit 80 is a program for removing unnecessary business segment data from the business entity information storage unit 10. The determination of whether or not business segment data is unnecessary is performed, for example, when an arbitrary entity determines that any of its own or another company's business segment is unnecessary for some reason, the fact is transmitted through a communication line. By doing so, in the integrated business management system of the present embodiment that has received this information, it can be excluded from the enterprise information storage unit 10. In this case, in order to eliminate arbitrary judgment by a specific entity, the integrated business management system, upon receiving such exclusion information, transmits the exclusion information to another entity and It is preferable that the business segment data is excluded only when information that agrees to exclude the business segment data is received from many of the business entities or all of the other business entities.
[0026]
The unnecessary segment removing unit 80 automatically excludes the business segment data of a business segment whose use frequency within a predetermined period is less than a predetermined reference value, based on the calculation result by the use frequency calculation unit 70 described above. It can also be. Since the use frequency calculating means 70 can objectively determine the value of use in performing various businesses, if the business segment data is excluded based on the result, an objective business reorganization (restructuring) Ring). Of course, instead of immediately excluding when the usage frequency is determined to be less than the predetermined reference value, the fact is transmitted to each business entity once when it is listed as not meeting the predetermined reference value. It is also possible to adopt a configuration in which the unnecessary segment removing means 80 excludes the business segment data only when the consent information is equal to or more than a predetermined value or the consent information from all the business entities is received. For example, if there is a predetermined reason (repairing, remodeling, etc.) that the frequency of use of the business segment is low, each business entity will not send consent information, In the next period to be calculated, the frequency of use may increase, and thereafter it may be a useful business segment.
In addition, the execution of the evaluation value correcting means 51 or the evaluation value updating means 52 described above causes a new evaluation value reflecting the business performance result information to be newly added and changed, but the changed evaluation value becomes equal to or less than a predetermined value. In such a case, for example, when the value becomes negative, the unnecessary segment removing unit 80 is activated, and the business segment data having the evaluation value equal to or less than the predetermined value may be excluded from the business entity information storage unit 10. it can.
[0027]
Next, an example of a specific method of integrated business management using the integrated business management system of the present embodiment will be described with reference to FIGS. In this diagram, it is assumed that different companies (business entities) such as Company A, Company B, and Company C cooperate with each other.
[0028]
The terminal computers 100, 110, and 120 owned by the respective companies store business segment data Aa-1 to Ad-2, Ba-1 to Bd-3, and Ca-1 to Cd-3 of the respective companies. And Note that “A”, “B”, and “C” indicate the businesses to which they belong, and “a”, “b”, “c”, and “d” indicate the types of business segments (mechanical equipment, factories, human resources). Etc.), “1”, “2”, and “3” are identification numbers assigned to each of a plurality of business segments of the same type.
[0029]
The business segment data is transmitted from each of the terminal computers 100, 110, and 120 to the integrated business management system of the present embodiment via communication means (S200). The integrated business management system that receives this information assigns codes A to C to the business entity information storage unit 10 to indicate the business entity to which the business entity information storage step has been activated, and assigns each of the business segment types ( a to d) and store them (S201).
[0030]
In this state, when a request for execution of an arbitrary business is input from a customer via, for example, a communication unit, the request is written into the executed business storage unit 20 as executed business data (S202). Next, the business segment extraction means 30 is activated (S203), reads out the implemented business data stored in the implemented business storage unit 20, accesses the business entity information storage unit 10, and retrieves each condition data included in the implemented business data. By comparing with each value-added data included in the business segment data, a combination of business segment data having a high matching rate is extracted (S204). For example, as an extraction result (optimal route), Ba-1 is extracted for the type a of the business segment, Cb-1 for the type b, Bc-2 for the type c, and Bd-3 and Cd-1 for the type d. Is done. At this time, it is preferable to refer to the evaluation value accompanying the business segment data and preferentially extract the business segment data having the high evaluation value as described above.
[0031]
The extraction result is notified as information to the terminal computers 110 and 120 of the business entity (in this case, company B and company C) by the output means 40, for example, via the communication means (S205). Each business entity that has received the extraction result performs a predetermined business based on this information. The profit / loss calculation means 50 calculates the profit or loss obtained as a result of the business execution based on the evaluation value assigned to each business segment data (S206). For example, the evaluation value of Ba-1 is "1", the evaluation value of Cb-1 is "2", the evaluation value of Bc-2 is "2", and the evaluation values of Bd-3 and Cd-1 are both "2. In the case of “5”, each is converted as a ratio of profit or loss. For example, evaluation value “1” = distribution ratio 10%, evaluation value “2” = distribution ratio 20%, evaluation value “2.5” = Assuming that the distribution ratio is 25%, each distribution ratio is calculated. As a result, in the case of the present embodiment, the total distribution rate of Company B is 10 + 20 + 25 = 55%, and the total distribution rate of Company C is 20 + 25 = 45% (S207).
When actually calculating the profit or loss, it is usual to determine the distribution ratio of profit or the like, for example, 70% for the processing department and 30% for the sales department, depending on the contents of the implementation business. . Therefore, in determining the distribution ratio of profit or the like using the above-described evaluation value, for example, the total profit is distributed in advance to the processing department 70% and the sales department 30%, and then, It is preferable that the distribution ratio is determined for each department based on the evaluation value.
[0032]
Before calculating the profit or loss to be distributed by the profit / loss calculating means 70, the evaluation value is corrected in advance by the evaluation value correcting means 51 based on the business performance result information stored in the business performance result information storage unit 60. It is as described above that the calculation may be performed after that (S208). When the evaluation value correction unit 51 is not used, after the above-described profit or loss is calculated, the evaluation value is updated by the evaluation value updating unit 52 by comparing the business performance result information, and a new value of each business segment data is obtained. It is stored as an evaluation value (S209).
[0033]
The integrated business management system according to the present embodiment repeats the above-described steps each time there is a request for the business to be implemented. Even if the business is different, the business integration management system does not actually execute a company merger or restructuring. It is possible to cooperate only with a predetermined project while maintaining the uniqueness of the above, and efficient management becomes possible. In addition, by referring to the latest evaluation value of each business segment, it will be a useful document when actually performing a company merger, restructuring, work sharing, etc., and will contribute to reducing these efforts.
[0034]
On the other hand, if the above steps are appropriately repeated, as shown in FIG. 3, the use frequency calculating means 70 extracts business segment data whose use frequency does not reach the predetermined reference value (S210, S211). The extracted business segment data is excluded from the business entity information storage unit 10 by the execution of the unnecessary segment removing unit 80 (S212). The excluded business segment data Ab-1, Bc-1, and Ad-1 are returned to the terminal computers 100 and 110 of Company A and Company B (S213, S214). As a result, the business segment data stored in the business entity information storage unit 10 is reorganized (S215). For example, regarding the business segment type “b”, the business segment of Company A does not exist. As a result, unnecessary business segments for each business entity are objectively clarified, and it is possible to reorganize the business from a fair viewpoint when actually performing restructuring or the like. In addition, by associating the personnel related to the unnecessary segments with other good (or frequently used) business segments, it becomes easy to implement work sharing.
[0035]
In addition, if the business segments whose usage frequencies extracted by the usage frequency calculation means 70 are less than the predetermined reference value are all business segments belonging to the company C (S216), the above steps are repeated (S216). The business segment data is returned to the terminal computer 120 of Company C (S217), and the business segment data stored in the business entity information storage unit 10 is reorganized (S218). Then, in such a case, the meaning of the existence of the company C in the group consisting of the companies A, B and C using the integrated business management system is lost, so the company C is removed from this group. You can solicit the participation of new entities. Also in this case, by using the business integrated management system of the present embodiment, it is possible to exclude Company C based on objective judgment, not on arbitrary judgment, and to improve the management efficiency of the entire group. Connect. In the case where a plurality of business units (business units) in the same company are included in one group, unnecessary business units themselves can be objectively listed as restructuring targets in the company, and management efficiency can be improved. Contribute to improvement.
[0036]
In addition, the above-mentioned business entity information storage step, implementation business storage step, business segment extraction step, output step, profit / loss calculation step, evaluation value correction step, evaluation value update step, use frequency calculation step, unnecessary segment exclusion step, etc. The computer program of the present invention configured to include the program can be stored in a recording medium and provided. A “recording medium” is a medium that can carry a program that cannot occupy space by itself, such as a flexible disk, hard disk, CD-ROM, MO (magneto-optical disk), DVD-ROM, or the like. is there. Further, it is also possible to transmit the program according to the present invention from a computer in which the program is installed to another computer through a communication line. In addition, it is naturally possible to form the integrated business management system of the present invention by preinstalling or downloading the above-mentioned program in a general-purpose terminal device.
[0037]
【The invention's effect】
According to the integrated business management system and the computer program of the present invention, business segments belonging to a plurality of business entities can be cross-linked and a predetermined business can be implemented using the business segments. Business can be implemented, and the same management improvement as in the case of a company merger can be brought about while maintaining the uniqueness of each company without performing a company merger or restructuring. . In particular, a flexible combination between business entities can be expected to develop new businesses, expand the business scale, reorganize the industry, etc., regardless of the company frame. In addition, by assigning an evaluation value to each business segment based on predetermined criteria, the fairness of the distribution of profits and losses obtained by project implementation is enhanced, and furthermore, the evaluation value is evaluated each time a project is implemented. By renewing, it is possible to objectively and easily grasp the usefulness of each business segment in actually performing merger, work sharing, restructuring, etc., and merger, restructuring, work sharing, etc. It helps to reduce the labor involved in implementing and implements a more efficient business environment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating a configuration of a business integrated management system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram showing some steps according to an example of a specific method of business integrated management using the business integrated management system according to the embodiment.
FIG. 3 is a conceptual diagram showing some steps according to an example of a specific method of business integrated management using the business integrated management system according to the embodiment.
[Explanation of symbols]
10 Business entity information storage
20 execution business memory department
30 Business segment extraction means
40 output means
50 Profit and loss calculation means
51 Evaluation value correction means
52 Evaluation value updating means
60 Business execution result information storage unit
70 Usage frequency calculation means
80 Unnecessary segment removing means

Claims (17)

複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理する事業統合管理システムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータが、所属する事業体に関連付けて記憶される事業体情報記憶部と、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを記憶する実施事業記憶部と、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出手段と、
前記事業セグメント抽出手段による抽出結果を出力する出力手段と
を具備することを特徴とする事業統合管理システム。An integrated business management system for integrated management of business segments owned by a plurality of entities,
A business entity information storage unit in which business segment data relating to one or more business segments of each of the business entities is stored in association with the business entity to which the business entity belongs;
An implementation business storage unit that stores implementation business data related to a business to be implemented using the one or more business segments;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit Business segment extraction means for extracting a combination of
Output means for outputting an extraction result by the business segment extraction means. 複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理する事業統合管理システムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータが、所属する事業体に関連付けて、当該事業セグメントに付された所定の評価値と共に記憶される事業体情報記憶部と、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを記憶する実施事業記憶部と、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、前記評価値を参照して所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出手段と、
前記事業セグメント抽出手段による抽出結果を出力する出力手段と
を具備することを特徴とする事業統合管理システム。An integrated business management system for integrated management of business segments owned by a plurality of entities,
Business entity data storage unit in which business segment data relating to one or more business segments of each business entity is stored in association with a business entity to which the business segment belongs, together with a predetermined evaluation value attached to the business segment;
An implementation business storage unit that stores implementation business data related to a business to be implemented using the one or more business segments;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit A business segment extracting means for extracting a combination of the business entities to which they belong with reference to the evaluation value,
Output means for outputting an extraction result by the business segment extraction means. 複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理する事業統合管理システムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータが、所属する事業体に関連付けて、当該事業セグメントに付された所定の評価値と共に記憶される事業体情報記憶部と、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを記憶する実施事業記憶部と、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出手段と、
前記事業セグメント抽出手段による抽出結果を出力する出力手段と、
前記事業体情報記憶部に記憶された評価値を参照して、事業遂行により得られた利益又は損失を各事業セグメントごとに算出する利益・損失算出手段と
を具備することを特徴とする事業統合管理システム。An integrated business management system for integrated management of business segments owned by a plurality of entities,
Business entity data storage unit in which business segment data relating to one or more business segments of each business entity is stored in association with a business entity to which the business segment belongs, together with a predetermined evaluation value attached to the business segment;
An implementation business storage unit that stores implementation business data related to a business to be implemented using the one or more business segments;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit Business segment extraction means for extracting a combination of
Output means for outputting an extraction result by the business segment extraction means,
A business integration comprising: profit / loss calculating means for calculating profit or loss obtained by business execution for each business segment with reference to the evaluation value stored in the business entity information storage unit. Management system. 前記利益・損失算出手段は、利益又は損失を算出する前に、入力された事業遂行結果情報に基づき、前記事業体情報記憶部から読み出した評価値を補正する評価値補正手段を有することを特徴とする請求項３記載の事業統合管理システム。The profit / loss calculating means includes an evaluation value correcting means for correcting an evaluation value read from the business entity information storage unit based on the input business performance result information before calculating a profit or a loss. The business integrated management system according to claim 3, wherein 前記各事業セグメントデータに付随する評価値を、入力された事業遂行結果情報に基づき更新する評価値更新手段を具備することを特徴とする請求項２又は３記載の事業統合管理システム。4. The integrated business management system according to claim 2, further comprising: an evaluation value updating unit that updates an evaluation value attached to each of the business segment data based on the input business performance result information. 前記事業体情報記憶部は、複数の事業体の有する前記事業セグメントデータを各事業体に関連付けた上で、事業セグメントの種類別に区分して設定されていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１に記載の事業統合管理システム。4. The business entity information storage unit, wherein the business segment data of a plurality of business entities is associated with each business entity, and is set separately for each type of business segment. The integrated business management system according to any one of the above. 前記事業セグメントデータには、当該事業セグメントに関する価格情報、納期情報、稼働情報、人的情報、所在地情報の少なくとも一つを含む付加価値データが含まれていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１に記載の事業統合管理システム。4. The business segment data according to claim 1, wherein the business segment data includes value-added data including at least one of price information, delivery date information, operation information, personal information, and location information. The integrated business management system according to any one of the above. 前記事業セグメント抽出手段による抽出結果に関する抽出結果データを記憶する抽出結果記憶部を備えることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１に記載の事業統合管理システム。The integrated business management system according to any one of claims 1 to 7, further comprising an extraction result storage unit that stores extraction result data relating to an extraction result obtained by the business segment extraction unit. 前記抽出結果記憶部に記憶された抽出結果データと、前記事業体情報記憶部に記憶された事業セグメントデータとを比較して各事業セグメントの利用頻度を算出する利用頻度算出手段を備えることを特徴とする請求項８記載の事業統合管理システム。It is characterized by comprising usage frequency calculation means for calculating the usage frequency of each business segment by comparing the extraction result data stored in the extraction result storage unit with the business segment data stored in the business entity information storage unit. 9. The integrated business management system according to claim 8, wherein 前記利用頻度算出手段により求められた各事業セグメントの利用頻度に基づき、利用頻度が所定の基準値に満たない事業セグメントに関する事業セグメントデータと、
任意の事業体が不要と指定する任意の事業セグメントに関する事業セグメントデータとのうち、
いずれか少なくとも一方を、前記事業体情報記憶部から除外する機能を有する不要セグメント除外手段を備えていることを特徴とする請求項９記載の事業統合管理システム。Based on the usage frequency of each business segment determined by the usage frequency calculation means, business segment data related to business segments whose usage frequency is less than a predetermined reference value,
Of the business segment data for any business segment that no business entity requires,
10. The integrated business management system according to claim 9, further comprising an unnecessary segment excluding unit having a function of excluding at least one of them from the business entity information storage unit. 複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理するプロセスをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータを、事業体情報記憶部に、所属する事業体に関連付けて記憶させる事業体情報記憶ステップと、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを実施事業記憶部に記憶させる実施事業記憶ステップと、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出ステップと、
前記事業セグメント抽出ステップによる抽出結果を出力する出力ステップと
を具備することを特徴とするコンピュータプログラム。A computer program for causing a computer to execute a process of integrally managing business segments owned by a plurality of business entities,
A business entity information storing step of storing business segment data relating to one or more business segments of each of the business entities in the business entity information storage unit in association with the belonging business entity;
An implementation business storage step of storing implementation business data relating to a business to be implemented using the one or more business segments in an implementation business storage unit;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit Business segment extraction step of extracting a combination of
Outputting an extraction result of the business segment extraction step. 複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理するプロセスをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータを、事業体情報記憶部に、所属する事業体に関連付け、当該事業セグメントに付された所定の評価値と共に記憶させる事業体情報記憶ステップと、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを実施事業記憶部に記憶させる実施事業記憶ステップと、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、前記評価値を参照して所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出ステップと、
前記事業セグメント抽出ステップによる抽出結果を出力する出力ステップと
を具備することを特徴とするコンピュータプログラム。A computer program for causing a computer to execute a process of integrally managing business segments owned by a plurality of business entities,
A business entity information storing step of associating business segment data relating to one or more business segments of each business entity with a business entity to which the business segment belongs in the business entity information storage unit and storing the business segment data together with a predetermined evaluation value assigned to the business segment; When,
An implementation business storage step of storing implementation business data relating to a business to be implemented using the one or more business segments in an implementation business storage unit;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit A business segment extraction step of extracting a combination regardless of the difference of the business entity to which it belongs with reference to the evaluation value,
Outputting an extraction result of the business segment extraction step. 複数の事業体の有する事業セグメントを統合管理するプロセスをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
前記各事業体の有する１以上の事業セグメントに関する事業セグメントデータを、事業体情報記憶部に、所属する事業体に関連付け、当該事業セグメントに付された所定の評価値と共に記憶させる事業体情報記憶ステップと、
前記１以上の事業セグメントを用いて実施すべき事業に関する実施事業データを実施事業記憶部に記憶させる実施事業記憶ステップと、
前記実施事業記憶部に記憶された実施事業データを読み出すと共に、この実施事業データを基に、前記事業体情報記憶部の中から、前記実施事業を遂行するのに適切な１以上の事業セグメントデータの組み合わせを、所属する事業体の異同を問わずに抽出する事業セグメント抽出ステップと、
前記事業セグメント抽出ステップによる抽出結果を出力する出力ステップと、
前記事業体情報記憶部に記憶された評価値を参照して、事業遂行により得られた利益又は損失を各事業セグメントごとに算出する利益・損失算出ステップと
を具備することを特徴とするコンピュータプログラム。A computer program for causing a computer to execute a process of integrally managing business segments owned by a plurality of business entities,
A business entity information storing step of associating business segment data relating to one or more business segments of each business entity with a business entity to which the business segment belongs in the business entity information storage unit and storing the business segment data together with a predetermined evaluation value assigned to the business segment; When,
An implementation business storage step of storing implementation business data relating to a business to be implemented using the one or more business segments in an implementation business storage unit;
While reading the implementation business data stored in the implementation business storage unit, based on the implementation business data, one or more business segment data suitable for executing the implementation business from the entity information storage unit Business segment extraction step of extracting a combination of
An output step of outputting an extraction result by the business segment extraction step,
A profit / loss calculation step of calculating profit or loss obtained by business execution for each business segment with reference to the evaluation value stored in the business entity information storage unit. . 前記利益・損失算出ステップは、利益又は損失を算出する前に、入力された事業遂行結果情報に基づき、前記事業体情報記憶部から読み出した評価値を補正する評価値補正ステップを有することを特徴とする請求項１３記載のコンピュータプログラム。The profit / loss calculation step includes an evaluation value correction step of correcting an evaluation value read from the business entity information storage unit based on the input business performance result information before calculating a profit or loss. The computer program according to claim 13, wherein: 前記各事業セグメントデータに付随する評価値を、入力された事業遂行結果情報に基づき更新する評価値更新ステップを具備することを特徴とする請求項１２又は１３記載のコンピュータプログラム。14. The computer program according to claim 12, further comprising an evaluation value updating step of updating an evaluation value attached to each of the business segment data based on the input business performance result information. 前記事業セグメント抽出ステップの実行による抽出結果に関する抽出結果データを抽出結果記憶部に記憶させるステップと、
前記抽出結果記憶部に記憶された抽出結果データと、前記事業体情報記憶部に記憶された事業セグメントデータとを比較して各事業セグメントの利用頻度を算出する利用頻度算出ステップと
を備えることを特徴とする請求項１１〜１５のいずれか１に記載のコンピュータプログラム。Storing extraction result data on an extraction result obtained by executing the business segment extraction step in an extraction result storage unit;
A usage frequency calculation step of comparing the extraction result data stored in the extraction result storage unit with the business segment data stored in the business entity information storage unit to calculate the usage frequency of each business segment. A computer program according to any one of claims 11 to 15, characterized in that: 前記利用頻度算出ステップにより求められた各事業セグメントの利用頻度に基づき、利用頻度が所定の基準値に満たない事業セグメントに関する事業セグメントデータと、
任意の事業体が不要と指定する任意の事業セグメントに関する事業セグメントデータとのうち、
いずれか少なくとも一方を、前記事業体情報記憶部から除外する工程を有する不要セグメント除外ステップを備えていることを特徴とする請求項１６記載のコンピュータプログラム。Based on the use frequency of each business segment obtained in the use frequency calculation step, based on business segment data on business segments whose use frequency is less than a predetermined reference value,
Of the business segment data for any business segment that no business entity requires,
17. The computer program according to claim 16, further comprising an unnecessary segment removing step including a step of removing at least one of the unnecessary segments from the business entity information storage unit.
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