JP2004038407A - Character input device and method - Google Patents

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Seiichi Amashiro
天白　成一
Yasuo Sobashima
傍島　康雄
Hideki Hashimoto
橋本　英樹
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Arcadia Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a character input device and method making it possible to efficiently input characters by making it easier for an operator to find virtual keys to be input on a virtual keyboard. <P>SOLUTION: A virtual keyboard output means 2 displays a virtual keyboard or the like including a plurality of character-input virtual keys on a display such as a touch screen. Upon selection by the operator touching the virtual keyboard, a provisional determination means 3 recognizes characters as candidates for selection based on the coordinate position touched. An expanded output means 5 outputs an expanded image relating to the recognized character to a display. Upon selection by the operator not touching the virtual keyboard, a determination means 7 determines the character recognized immediately before the selection to be the character to be input. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の技術分野】
この発明は、ディスプレイ上等において操作者が選択した文字を入力することのできる文字入力装置およびその方法に関する。
【０００２】
【従来の技術および課題】
現在、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ａｓｓｉｓｔａｎｃｅ：個人用の携帯情報端末）と呼ばれる小型コンピュータが広く知られている。このような端末機においては、携帯用であるがゆえに物理的なキーボードを有しない場合が多い。したがって、ＰＤＡに文字入力を行う場合においては、手書き文字入力方式や仮想キーボード方式等が採用されている。
【０００３】
ここで、上記仮想キーボード方式とは、画面上に入力文字に対応した仮想キーを表示しておき、当該仮想キーを操作者がペン先等で指示することによって文字を入力する方式である。なお、前記仮想キーの文字にはアルファベットや仮名文字等が用いられており、仮想キーボード上においてＪＩＳ配列、五十音配列または任意の配列で表示させることが可能である。
【０００４】
しかしながら、このような仮想キーボード方式を採用するＰＤＡ等において、仮想キーボード上にすべての仮想キーを表示する場合、それぞれの仮想キーを小さく表示せざるを得ないため、操作者にとって仮想キーが見つけにくくなる。このため、入力ミスが発生しやすくなり、文字の入力効率が悪化するという問題があった。
【０００５】
このような問題を解決するため、仮想キーボードの一部のみをディスプレイ上に表示して、仮想キーボードの表示を上下左右にスクロールさせることによって所望の仮想キーを表示して選択する方法も考えられる。図９に上記方法を採用した入力装置の例を示す。
【０００６】
この入力装置９００は、タッチパッド９０３、入力文字表示部９０５および仮想キーボード表示部９０１を有している。操作者が、タッチパッド９０３を操作すると、仮想キーボード表示部９０１において表示される仮想キーが変更される。例えば、前記仮想キーボード表示部９０１には、仮想キー一覧９０７の一部分のみが表示されており、タッチパッド９０３を左にスライドさせると、仮想キー一覧９０７が右にスライドして、現在表示している仮想キーより左側の仮想キーを表示させることができる。
【０００７】
入力候補の文字には、選択枠９１１が表されているので、タッチパッド９０３上において、タップ（たたく）することにより当該文字が入力文字と認識されて文字表示部９０５に表示される。
【０００８】
しかしながら、上記の入力装置９００においては、仮想キーボード表示部９０１に表示できる仮想キーの個数が決まっているので、所望の仮想キーを入力したい場合には、上下左右にスクロール操作を行って仮想キーボード表示部９０１に表示する仮想キーを移動させなければならない。したがって、この入力装置９００で入力操作を行う場合にはある程度の慣れが必要となり初心者にとっては入力が行いにくい。
【０００９】
また、特開平１１−２７２３８６号公報には、仮想キーボード上において、次に入力すべきキーを反転や拡大により強調表示して操作者に入力を促す情報端末装置が記載されている。これにより、操作者の次に入力するキーが見つけやすくなり、入力効率を向上させることができる。
【００１０】
しかし、単語や文章の最初に入力する場合や、次に入力すべきキーを定められない場合においては、仮想キーボード上に小さく表示された仮想キーの一覧から選択しなければならない。この場合は、操作者が仮想キーボード上の仮想キーを見つけにくくなるという問題が残る。
【００１１】
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、操作者が入力する仮想キーを見つけやすくするとともに、文字入力における視線移動を減らして、効率よく文字を入力することのできる文字入力装置およびその方法を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
（１）（２）この発明にかかる文字入力装置は、ディスプレイ上に仮想キーボードを出力する仮想キーボード出力手段と、前記仮想キーボードを構成する仮想キーに対して操作者が行う第１の選択行為によって選択された座標位置から、仮想キーを特定して当該仮想キーの文字を入力候補として仮確定する仮確定手段と、前記仮確定手段によって仮確定とされた文字を、前記ディスプレイ上の所定の枠内に拡大して出力する拡大出力手段と、前記第１の選択行為に連続して行われる第２の選択行為を受けて、前記仮確定手段において仮確定とされた仮想キーの文字を入力文字として確定する確定手段とを備え、前記仮確定手段は、前記第１の選択行為によって選択されている座標位置が移動すると、これにより特定する仮想キーを変更して当該仮想キーの文字を入力候補に変更する仮確定を行い、前記拡大出力手段は、前記仮確定手段が入力候補に変更する仮確定を行った前記仮想キーの文字を、前記ディスプレイ上に拡大して出力すること、を特徴としている。
【００１３】
したがって、操作者が文字を選択している場合において、仮想キーの文字が所定の枠内に拡大して表示されるので、操作者は仮確定とされている仮想キーの文字を確認しやすい。
【００１４】
また、選択を変更した仮想キーの文字が所定の枠内において拡大されるので、例えば、操作者はこの所定の枠内に視線を固定しながら、仮想キーボード上で文字の選択を行うことができ、入力効率を向上させることができる。
【００１５】
（３）この発明にかかる文字入力装置においては、仮想キーボード表示手段は、操作者が入力可能な仮想キーのすべてを同時に仮想キーボード上に表示することを特徴としている。
【００１６】
したがって、選択可能な仮想キーの位置が常に固定されているので、操作者は仮想キーの位置を覚えやすく、入力操作に慣れやすい。また、入力操作に慣れると文字の入力効率が向上する。
【００１７】
（４）この発明にかかる文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体においては、仮想キーボードは、仮名文字を入力するための仮名文字キーを含むことを特徴としている。
【００１８】
したがって、選択中の仮名文字が拡大表示されるので、所望の文字が見つけやすくなり、入力効率を向上させることができる。
【００１９】
また、例えば、母音のキーと子音のキーを組み合わせて入力するいわゆるローマ字入力と比較してキーの入力回数を削減することができ、入力効率を向上させることができる。
【００２０】
（５）この発明にかかる文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体においては、仮名文字キーは、清音文字および、これにかかる濁音文字、半濁音文字または母音、促音もしくは拗音のための小文字を近傍に表示したものであることを特徴としている。
【００２１】
したがって、清音文字の近くに関連する文字が表示されるので、操作者が所望する仮名文字キーを見つけやすく、入力効率を向上させることができる。
【００２２】
（６）この発明にかかる文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体においては、仮名文字キーは、清音文字および、これにかかる濁音文字、半濁音文字または母音、促音もしくは拗音のための小文字をグループ化して表示したものであることを特徴としている。
【００２３】
したがって、清音文字とグループ化された状態でこれに関連する文字が表示されるので、操作者が所望する仮名文字キーを見つけやすく、入力効率を向上させることができる。
【００２４】
（７）この発明にかかる文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体においては、仮名文字キーは、清音文字および、これにかかる濁音文字、半濁音文字または母音、促音もしくは拗音のための小文字をそれぞれ色分けして表示したものであることを特徴としている。
【００２５】
したがって、仮想キーボード上において文字の種類毎の区別がしやすくなるとともに、操作者が所望する仮名文字キーを見つけやすく、入力効率を向上させることができる。
【００２６】
（８）この発明にかかる文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体においては、ディスプレイはタッチスクリーンであって、第１の選択行為は、タッチスクリーン上に表示された仮想キーボード上の仮想キーと接触状態にする行為であることを特徴としている。
【００２７】
したがって、仮想キーボードを表示するための表示画面と仮想キーを選択するための選択画面とを同一画面上に配置することができるので、操作性が向上し入力効率を向上させることができる。
【００２８】
また、タッチスクリーン上において、ペン先等が触れた位置にある仮想キーを拡大して表示するため、選択途中の文字を確認しやすい。
【００２９】
（９）この発明にかかる文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体においては、第２の選択行為は、タッチスクリーン上に表示された仮想キーボードと非接触状態にする行為であることを特徴としている。
【００３０】
したがって、操作者は選択途中の文字を容易に確定入力とすることができ、入力効率が向上する。
【００３１】
例えば、仮想キーボード上にペン先等を接触させた後に、接触状態を保ったままの状態で所望の仮想キーの位置までスライドさせ、その位置でペン先を仮想キーボードから離す（非接触にする）ことにより、文字入力を行うことができる。
【００３２】
（１０）この発明にかかる文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体においては、ディスプレイ上においてカーソルを操作するためのカーソル操作手段を備えており、第１の選択行為は、前記カーソル操作手段によって操作されるカーソルが仮想キーボード上の仮想キーを押下した状態で保持する行為であることを特徴としている。
【００３３】
したがって、仮想キーボードを表示するための表示画面と仮想キーを選択するための選択画面とを同一画面上に配置することができるので、操作性が向上し入力効率を向上させることができる。
【００３４】
また、仮想キーボード上において、カーソルによって押下された仮想キーを拡大して表示するため、選択途中の文字を確認しやすい。例えば、マウスを用いた場合、仮想キーボード上でマウスボタンを押下した状態のままカーソルを移動することにより選択途中の仮想キーを拡大表示させることができる。
【００３５】
（１１）この発明にかかる文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体においては、第２の選択行為は、カーソル操作手段によって操作されるカーソルが仮想キーボード上の仮想キーを押下しない状態にする行為であることを特徴としている。
【００３６】
したがって、操作者は選択途中の文字を容易に確定入力とすることができ、入力効率が向上する。
【００３７】
例えば、マウスを用いた場合、仮想キーボード上でマウスボタンを押下したままカーソルを移動することにより選択途中の仮想キーを拡大表示させ、その位置でマウスボタンを押下しない状態にすることにより、文字入力を行うことができる。
【００３８】
（１２）この発明にかかる文字入力方法においては、予め設定された１画面分の仮想キーが配置された仮想キーボードをディスプレイの第１の表示領域に表示させ、ポインティングデバイスの指示位置が、前記第１の表示領域のいずれかの仮想キーの表示領域内に位置すると、その仮想キーに割り当てられている文字を仮選択状態で、前記ディスプレイの第２の領域に表示させ、ポインティングデバイスの指示位置が、前記仮選択された仮想キーとは別の仮想キーの表示領域内に位置すると、前記ディスプレイの第２の領域に表示させる文字をその仮想キーに割り当てられている文字に変更し、前記ポインティングデバイスの指示位置にて決定指示が与えられると、前記第２の領域に表示されている文字を入力文字として特定する。
【００３９】
したがって、操作者が前記仮想キーボード上にてポインティングデバイスの指示位置を変更すると、前記第２の領域に表示される文字がつぎつぎ変更される。操作者は前記第２の領域に表示される文字を認識して、所望の文字が表示されると、前記決定指示を与えればよい。これにより、入力が確定されるので入力操作が行いやすく、初心者であっても容易に入力操作を行うことができる。
【００４０】
（１３）この発明にかかる文字入力方法においては、前記第２の領域は前記ポインティングデバイスの指示位置に関わりなく、前記ディスプレイの所定の位置に配置されている。
【００４１】
したがって、前記第１の領域における仮想キーの配置を把握している操作者は前記第２の領域だけをみて、入力が可能となる。これにより、視線移動の少ない文字入力が可能となる。また、前記第２の領域には、前記仮想キーボードにおける仮想キーに表示された文字が拡大表示される。したがって、前記ディスプレイが小さくても選択した文字の確認が容易となる。
【００４２】
（１４）この発明にかかる文字入力方法においては、予め設定された１画面分の仮想キーが配置された仮想キーボードをタッチスクリーンの第１の表示領域に表示させ、操作者が、接触部材を前記第１の表示領域のいずれかの仮想キーの表示領域内に前記タッチスクリーンに接触状態で位置させると、その仮想キーに割り当てられている文字を仮選択状態で、前記タッチスクリーンの第２の領域に表示させ、前記接触部材が操作者によって、前記タッチスクリーンに接触状態のまま別の仮想キーの表示領域内に位置変更させられると、前記タッチスクリーンの第２の領域に表示させる文字をその仮想キーに割り当てられている文字に変更し、前記接触部材が前記タッチスクリーンから非接触状態となると、前記第２の領域に表示されている文字を入力文字として特定する。
【００４３】
したがって、操作者が前記接触部材を前記タッチスクリーンに接触状態のまま別の仮想キーの表示領域内に位置変更させると前記第２の領域に拡大表示される文字がつぎつぎ変更される。操作者は前記第２の領域に表示される文字を認識して、所望の文字が表示されると、前記決定指示を与えればよい。
【００４４】
この発明において、「接触部材」とは、タッチスクリーンに接触させることによって入力を行うものをいい、例えば、スタイラスペンや人間の指先等がこれに該当する。
【００４５】
「１画面分の仮想キーが配置された仮想キーボード」とは、１画面内に配置されている仮想キーが、いずれの仮想キーを選択している場合でも他の仮想キーが隠されることはないような状態を保持できる仮想キーボードをいう。
【００４６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一実施形態について、図面を参照して説明する。
【００４７】
１．第１の実施形態（タッチスクリーン）
（１）機能ブロック図
図１は、本実施形態において、文字入力装置１としてのタッチスクリーンを有するＰＤＡ等の構成を示す機能ブロック図である。この図において、文字入力装置１は、仮想キーボード出力手段２、仮確定手段３、拡大出力手段５、および確定手段７を備えている。
【００４８】
仮想キーボード出力手段２は、タッチスクリーンなどのディスプレイ上に、文字入力用の複数の仮想キーを含む仮想キーボードを表示する。仮確定手段３は、前記仮想キーボードに接触する操作者の選択行為を受けて、接触した座標位置に基づいて選択候補となる文字を仮確定する。拡大出力手段５は、仮確定された文字にかかる拡大画像をディスプレイの所定の枠内に出力する。確定手段７は、前記仮想キーボードに非接触となる操作者の選択行為を受けて、直前に仮確定した文字を入力文字として確定する。
【００４９】
（２）ハードウェア構成
図２に、前記文字入力装置１を実現するハードウェア構成図を示す。この装置は、タッチスクリーン２０１、ＣＰＵ２０３、メモリ２０５、ハードディスク２０７（記憶装置）、音声処理装置２０９、およびスピーカ２１１等を備えている。
【００５０】
タッチスクリーン２０１は、指やスタイラスペン等で画面に触れることで、コンピュータの操作を行なうことができるディスプレイである。画面への接触を感知する方式には、圧力の変化を感知する感圧式や静電気による電気信号を感知する静電式等がある。
【００５１】
ＣＰＵ２０３は、ハードディスク２０７またはメモリ２０５に記憶されたプログラムを読み込んで実行し各装置を制御する。
【００５２】
ハードディスク２０７は、仮想キーボード出力手段２、仮確定手段３、拡大出力手段５および確定手段７をそれぞれ実現するための各プログラムを記憶する。
【００５３】
なお、前記各プログラムには、仮想キーボード出力プログラム、仮確定プログラム、拡大出力プログラムおよび確定プログラム等が含まれる。
【００５４】
これらのプログラムは、メモリカードやＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記録されており、それぞれの記録媒体に対応するドライブ装置を用いて読み取られ、ハードディスク２０７にインストールされたものである。また、通信回線等を利用してこれらのプログラムをダウンロードするようにしてもよい。
【００５５】
音声処理装置２０９は、確定手段７によって確定した文字に対応する音声を発音するための装置であり、この音声はスピーカ２１１から出力される。
【００５６】
（３）フローチャート
図３は、前記文字入力装置１を実現するプログラムを実行する場合のフローチャートである。
【００５７】
文字入力装置１において前記仮想キーボード出力プログラムが起動されると、タッチスクリーン２０１上には図４に示すような文字入力画面４０１が表示される（ステップＳ３０１）。
【００５８】
この文字入力画面４０１は、仮想キーボード部４０２、拡大文字表示部４０３、確定文字表示部４０５および変換候補表示部４０７を備えている。前記仮想キーボード部４０２には、入力可能な平仮名入力用の仮想キーがすべて表示される。　例えば、図４の仮想キーボード部４０２においては、五十音図に基づく平仮名の一覧が表示されており、この一覧には、清音文字の他、小文字、濁音文字および半濁音文字等の文字も同時に表示されている。また、拡大文字表示部４０３には、仮想キーボード部４０２において選択している文字の拡大画像が出力される。　なお、確定文字表示部４０５および変換候補表示部４０７は、仮名漢字変換機能を行うための表示である。したがって、本発明の文字入力装置１は、仮名漢字変換機能において処理される文字を入力するものであって、本発明による文字入力終了後または文字入力途中において、仮名漢字変換機能が実行される。
【００５９】
操作者が、タッチスクリーン２０１上に表示された仮想キーボード部４０２にスタイラスペン等を用いて接触すると、当該文字入力装置１のＣＰＵ２０３は、タッチスクリーン２０１から操作者が接触した座標位置における接触情報を取得する（ステップＳ３０３、Ｙｅｓ）。ここで、接触情報とは、タッチスクリーン上で操作者が接触している座標位置を含む情報である。なお、前記接触情報を取得しない場合は、文字入力画面が表示されたままである（ステップＳ３０３、Ｎｏ）。
【００６０】
ＣＰＵ２０３は、前記接触情報に含まれる座標位置からこれに対応する仮想キーボード部４０２上の仮想キーを特定する（ステップＳ３０５）。すなわち、ＣＰＵ２０３は、例えば、仮想キーボート部４０２上の仮想キーとこれらを表示している座標領域との関係を示した一覧表を参照して、取得した座標位置が含まれる座標領域を求めることにより仮想キーを特定する。
【００６１】
ＣＰＵ２０３は、特定した仮想キーの文字を入力候補として仮確定する（ステップＳ３０７）。すなわち、ＣＰＵ２０３は、例えば、仮想キーとこれが意味する文字との関係を示した一覧表を参照して、仮想キーにかかる文字を取得し入力候補として仮確定する。
【００６２】
ＣＰＵ２０３は、仮確定された文字を拡大文字表示部４０３に出力する（ステップＳ３０９）。すなわち、ＣＰＵ２０３は、例えば、仮確定された文字に基づいて、これの拡大画像を生成して、所定の枠内である拡大文字表示部４０３に出力する。これにより、操作者は、第１の選択行為として仮想キーボード上で接触した仮想キーの文字を、拡大表示部４０３において確認することができる。
【００６３】
例えば、図４に示すように、スタイラスペン等を仮想キーボード部４０２上の任意の仮想キー「ん」４１に接触させると、拡大表示部４０３には、文字「ん」が拡大して表示される。これにより、たとえスタイラスペン等を接触させた位置が不明瞭であっても、操作者は、接触している仮想キーの文字を確実に知ることができる。特に、ＰＤＡのように画面の大きさに制約があり、仮想キーボード上の仮想キーが識別しにくい場合であっても、選択途中の文字を拡大表示することにより正確に文字を入力することができる。
【００６４】
操作者が、スタイラスペン等を仮想キーボードと非接触状態にすると、ＣＰＵ２０３は、タッチスクリーン２０１から座標位置における非接触情報を取得する（ステップＳ３１１、Ｙｅｓ）。ここで、非接触情報とは、タッチスクリーン上で操作者が非接触となった座標位置を含む情報である。
【００６５】
非接触情報を受けて、ＣＰＵ２０３は、前記図ステップ３０７において仮確定した仮想キーの文字を入力文字として確定する（ステップＳ３１５）。すなわち、直前に拡大表示部４０３に表示されていた文字と同一の文字が入力文字として確定される。
【００６６】
図２に示したように、本実施形態の文字入力装置１においては、音声処理装置２０９およびこれに接続されたスピーカ２１１を備えている。例えば、入力文字として確定された文字を前記音声処理装置２０９に入力してスピーカ２１１から音声データを再生し、前記文字に対応する音声を発音するようにしてもよい（ステップＳ３１７）。これにより、入力文字確定前の拡大表示による視覚効果に加えて、入力文字確定後の音声出力による聴覚効果を操作者に与えることができ、誤入力を防ぐとともに入力効率を向上させることができる。
【００６７】
また、図４に示すように、前記確定文字表示部４０５に表示される入力文字からなる文字列に基づいて仮名漢字変換プログラムを起動し、複数の変換候補を変換候補表示部４０７に表示するようにしてもよい。
【００６８】
一方、操作者のスタイラスペン等が仮想キーボード部４０２と接触状態にあり、ＣＰＵ２０３が座標位置の非接触情報を取得しない場合において（ステップＳ３１１、Ｎｏ）、ＣＰＵ２０３は、座標位置の変更情報を取得して（ステップＳ３１３、Ｙｅｓ）、取得した座標位置が仮想キーボード部４０２の枠内にあると 判定した場合には（ステップＳ３１４、Ｙｅｓ）、スタイラスペンが接触状態にある仮想キーが変更されたと判断し、新たな仮想キーを特定してこれに対応する文字を仮確定する（ステップＳ３０５〜ステップＳ３０７）。
【００６９】
さらに同様に、仮確定した文字を拡大表示するための拡大文字画像をタッチスクリーン上の拡大表示部４０３に出力する（ステップＳ３０９）。なお、前記非接触情報を取得しない場合は、仮確定された文字が拡大表示された文字入力画面４０１が表示されたままである（ステップＳ３１３、Ｎｏ）。
【００７０】
例えば、図４に示す確定文字表示部４０５には、「こ」および「ん」の文字列が表示されている。この文字列の入力例を図４ａを用いて説明する。
【００７１】
図４ａのＡに示すように、操作者が、スタイラスペン等をタッチスクリーン上の仮想キーボード部４０２の任意の仮想キーである仮想キー「ぬ」４２に接触させると、拡大表示部４０３には、「ぬ」の文字が拡大されて表示される。
【００７２】
次に、操作者が、スタイラスペンとタッチスクリーンの接触を保持したまま、スタイラスペンを移動させると、スタイラスペンの移動軌跡が通過する仮想キーの文字が順次拡大されて表示される。例えば、図４ａのＢに示すように、スタイラスペンの移動軌跡を表す矢印４３は、「ぬ」→「て」→「ぜ」→「そ」→「こ」と移動しているので、これにあわせて拡大表示部４０３には、「ぬ」→「て」→「ぜ」→「そ」→「こ」の拡大文字が順次表示される。
【００７３】
さらに、操作者が、仮想キー「こ」の位置でスタイラスペン等を仮想キーボード部４０２から離す（非接触にする）ことにより、文字「こ」が入力確定となる。
【００７４】
このように、操作者がスタイラスペンを接触させながらスライドさせて仮想キーを選択すると（第１の選択行為）、この仮想キーに対応する文字が順次拡大して表示されるので、自分が選択している仮想キーの文字を確認しながら文字選択を行うことができ、所望の文字が見つけやすく、入力効率を向上させることができる。
【００７５】
さらに、選択文字は拡大表示部４０３においてのみ拡大表示されるので、スタイラスペンを移動させながら、視線を固定して選択文字を確認することができる。すなわち、操作者の視線を仮想キー上に移動させずに、選択文字を確認することができる。
【００７６】
なお、ＣＰＵ２０３が、取得した座標位置が仮想キーボード部４０２の枠内にないと判定した場合には（ステップＳ３１４、Ｎｏ）、仮想キーを選択しない状態にあると判断して、仮確定されて直前まで拡大表示部４０３において拡大表示されていた選択文字を、キャンセル扱いとして拡大表示部８０３から削除する（ステップＳ３１６）。よって、当然ながらキャンセルされた選択文字は入力確定とされない。
【００７７】
これにより、現在、確定文字表示部４０５において表示されている文字列で入力を終了したいにもかかわらず、スタイラスペン等を仮想キーボード部４０２に接触させてしまった場合であっても、文字を入力することなくスタイラスペン等を非接触とすることができる。
【００７８】
また、所望の仮想キーの上でスタイラスペンを非接触にすると（第２の選択行為）、この仮想キーの文字が入力文字として確定されるようにしている。つまり、文字選択過程において接触状態にしたスタイラスペンを、これに連続して非接触状態とすることにより、選択文字を確定文字として確定するようにしている。これにより、接触から非接触という自然な操作行為を利用して、文字選択および文字入力を行うことが可能となり、操作性を向上させることができる。したがって、入力操作が行いやすく、初心者であっても容易に入力操作を行うことができる。
【００７９】
なお、上記の仮想キーボード部４０２上においては、仮想キー上に仮名文字を配置して入力するようにしている。仮名文字には、清音文字の他にも、小文字、濁音文字、および半濁音文字等が含まれており、本発明においては、このような文字を効率よく入力する点についても考慮されている。
【００８０】
例えば、図４に示す仮想キーボード部４０２において、小文字（「ぁ」〜「ぉ」（母音），「ゃ」〜「ょ」（拗音），「っ」（撥音））、濁音文字（「が」〜「ご」，「ざ」〜「ぞ」，「だ」〜「ど」，「ば」〜「ぼ」）、半濁音文字（「ぱ」〜「ぽ」）の文字がこれらにかかる清音文字の近傍にグループ化されて表示されている。
【００８１】
例えば、清音文字「ほ」の仮想キーの下部には、清音文字「ほ」にかかる濁音文字「ぼ」および半濁音文字「ぽ」が表示されている。これにより、清音文字を示す仮想キーといわゆる濁点「゛」や半濁音符「°」を示す仮想キーを組み合わせて入力することなく、１回の選択操作で入力することができ入力効率を向上させることができる。
【００８２】
また、仮想キー上では識別しにくい小文字を選択する場合においても、拡大表示部４０３に当該小文字を拡大した画像が表示されるので、小文字の識別がしやすい。
【００８３】
なお、清音文字、濁音文字、半濁音文字、および小文字をそれぞれ色分けして表示するようにしてもよい。これにより、仮想キーボード部４０２において、仮想キーの種類を視覚的に識別することができ、文字を正確に入力することができる。
【００８４】
（４）まとめ
以上のように、本発明にかかる文字入力装置または文字入力方法を用いれば、拡大出力手段により操作者が選択途中の仮想キーの文字を拡大出力させることができるので、ＰＤＡ等のように大きさに制約がある画面において仮想キーボードの各仮想キーの文字が確認しにくい場合であっても、操作者は選択した文字を確認しながら文字入力を行うことができ、入力効率を大幅に向上させることができる。
【００８５】
特に、仮確定手段、拡大出力手段および確定手段を備えたことにより、操作者が仮想キーボードのおおよその配置を覚えた場合には、拡大表示部のみを見ながらスタイラスペン等を移動させるだけで、仮確定させている仮想キーの文字を確認して入力することができる。したがって、本発明にかかる文字入力装置または文字入力方法に熟練すればするほど、操作者は接触している仮想キーボード上の仮想キーを直接的に確認することを必要とせず、文字入力を素早く行うことができる。
【００８６】
一方、本発明にかかる文字入力装置においては、仮想キーボード表示手段により表示されている仮想キーにスタイラスペンや指等で直接的に接触することにより接触中の文字が拡大表示され、接触中のスタイラスペンや指等を離して仮想キーと非接触にすることにより入力する文字が確定されるので、細かな操作が上手く行うことができない老人や障害者等であっても、容易に文字入力を行うことができる。
【００８７】
上記実施形態においては、接触状態にある座標位置が変更されると、仮想キーを特定して仮確定し、これにかかる文字を拡大表示する処理（ステップＳ３０５〜ステップＳ３０９）を行っているが、予め仮想キーの表示領域を設定しておき、座標位置がこの表示領域内にあるか否かで前記処理の必要性を判断するようにしてもよい。これにより、仮想キーの表示領域内での座標位置の変更の場合には、仮想キーを特定して仮確定し、これにかかる文字を拡大表示する処理（ステップＳ３０５〜ステップＳ３０９）を減らすことができ、処理効率が向上する。
【００８８】
上記実施形態においては、入力文字を確定する場合に（ステップＳ３１５）、直前に拡大表示部４０３に表示されていた文字と同一の文字を入力文字として確定するようにしたが、非接触情報に含まれる座標位置が示す仮想キーを特定し、これにかかる文字を入力文字とするようにしてもよい。この場合、直前に拡大表示部４０３に表示されていた文字と、非接触情報に含まれる座標位置が示す仮想キーを特定したときの文字が一致しない場合は、入力エラーや操作の警告を出すようにしてもよい。これにより、装置の処理エラーや操作者の入力操作ミスを防ぐことができる。
【００８９】
上記実施形態においては、仮想キーボード上の仮想キーの配列において、任意の五十音配列を用いたが、ＪＩＳ配列等の他の配列を用いてもよい。また、特定の規則にしたがって配置された仮想キーの配列を用いてもよい。さらに、文字においては、仮名文字でなく、アルファベット等の他の文字を用いてもよい。
【００９０】
上記実施形態においては、文字入力装置としてタッチスクリーンを有するＰＤＡを用いて説明したが、タッチスクリーンに仮想キーボードを表示して仮想キーを入力できれば他の装置であってよい。例えば、金融機関のＡＴＭ端末、マルチメディアキオスク端末、携帯電話、小型コンピュータまたは電子メール端末等がこれに該当する。
【００９１】
上記実施形態においては、ＣＰＵ２０３において実行されるプログラムを読み込んで各装置を制御するようにしているが、一部機能をＯＳ（オペレーティング・システム）や他のハードウェア装置によって制御するようにしてもよい。例えば、タッチスクリーンへの表示制御、カーソルの制御または仮想キーの位置制御等が前記一部機能に該当する。
【００９２】
２．第２の実施形態（マウスカーソル）
第１の実施形態においては、本発明のタッチスクリーンを有するＰＤＡ等への適用について説明したが、本実施形態では、通常のディスプレイを有するコンピュータ装置への適用について説明する。
【００９３】
（１）機能ブロック図
図５は、本実施形態において、文字入力装置１としてのコンピュータ装置の構成を示す機能ブロック図である。この図において、文字入力装置１は、仮想キーボード出力手段２、仮確定手段３、拡大出力手段５、確定手段７、およびカーソル操作手段９を備えている。
【００９４】
仮想キーボード出力手段２は、ディスプレイ上に文字入力用の複数の仮想キーを含む仮想キーボード等を表示する。仮確定手段３は、前記仮想キーボードをカーソル操作によって選択する操作者の選択行為を受けて、選択した座標位置に基づいて選択候補となる文字を仮確定する。拡大出力手段５は、仮確定された文字にかかる拡大画像をディスプレイに出力する。確定手段７は、前記仮想キーボード上において選択を解除する操作者の選択行為を受けて、直前に仮確定した文字を入力文字として確定する。カーソル操作手段９は、操作者の意志に基づいてディスプレイ上でカーソルを移動させる等の制御を行う。
【００９５】
（２）ハードウェア構成
図６に、前記文字入力装置１を実現するハードウェア構成図を示す。この装置は、ディスプレイ６０１、ＣＰＵ６０３、メモリ６０５、ハードディスク６０７（記憶装置）、音声処理装置６０９、スピーカ６１１、およびマウス６１３等を備えている。
【００９６】
ディスプレイ６０１は、ＣＰＵから出力された制御信号等に基づいて、文字等を表示する。ＣＰＵ６０３は、ハードディスク６０７またはメモリ６０５に記憶されたプログラムを読み込んで実行し各装置を制御する。
【００９７】
ハードディスク６０７は、仮想キーボード出力手段２、仮確定手段３、拡大出力手段５および確定手段７をそれぞれ実現するための各プログラムを記憶する。
【００９８】
なお、前記各プログラムには、仮想キーボード出力プログラム、仮確定プログラム、拡大出力プログラムおよび確定プログラム等が含まれる。
【００９９】
これらのプログラムは、メモリカードやＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に記録されており、それぞれの記録媒体に対応するドライブ装置を用いて読み取られ、ハードディスク６０７にインストールされたものである。また、通信回線等を利用してこれらのプログラムをダウンロードするようにしてもよい。
【０１００】
音声処理装置６０９は、確定手段７によって確定した文字に対応する音声を発音するための装置であり、この音声はスピーカ６１１から出力される。
【０１０１】
マウス６１３は、ディスプレイ上に表示されたカーソルを、操作者の意志に基づいて移動させてこれを制御する。
【０１０２】
（３）フローチャート
図７は、前記文字入力装置１を実現するプログラムを実行する場合のフローチャートである。
【０１０３】
文字入力装置１において前記文字表示プログラムが起動されると、ディスプレイ６０１上には図８に示すような文字入力画面８０１が表示される（ステップＳ７０１）。
【０１０４】
この文字入力画面８０１は、仮想キーボード部８０２、拡大文字表示部８０３、確定文字表示部８０５および変換候補表示部８０７を備えている。前記仮想キーボード部４０２には、入力可能な平仮名入力用の仮想キーがすべて表示される。
【０１０５】
例えば、図８の仮想キーボード部８０２においては、五十音図に基づく平仮名の一覧が表示されており、この一覧には、清音文字の他、小文字、濁音文字および半濁音文字等の文字も同時に表示されている。また、拡大文字表示部８０３には、仮想キーボード部８０２において選択している文字の拡大画像が出力される。
【０１０６】
なお、確定文字表示部８０５および変換候補表示部８０７は、仮名漢字変換機能を行うための表示である。したがって、本発明の文字入力装置１は、仮名漢字変換機能において処理される文字を入力するものであって、本発明による文字入力終了後または文字入力途中において、仮名漢字変換機能が実行される。
【０１０７】
操作者が、ディスプレイ６０１上に表示された仮想キーボード部８０２上においてマウス６１３のボタンを押した状態に保持すると、当該文字入力装置１のＣＰＵ６０３は、ディスプレイ６０１上に表示されたマウスカーソルの座標位置の情報を含むボタン押下情報を取得する（ステップＳ７０３、Ｙｅｓ）。ここで、押下情報とは、操作者がマウス６１３のボタンを押した状態において、ディスプレイ上で仮想キーと重なっているマウスカーソルの座標位置を含む情報である。なお、前記ボタン押下情報を取得しない場合は、文字入力画面が表示されたままである（ステップＳ７０３、Ｎｏ）。
【０１０８】
マウス６１３のマウスカーソルの座標位置を受けて、文字入力装置１のＣＰＵ６０３は、この座標位置で仮想キーボード部４０２上の押下されている仮想キーを特定してこれに対応する文字を特定する（ステップＳ７０５）。すなわち、ＣＰＵ６０３は、例えば、仮想キーボート部８０２上の仮想キーとこれを表示している座標領域との関係を示した一覧表を参照して、取得した座標位置が含まれる座標領域を求めることにより仮想キーを特定する。
【０１０９】
ＣＰＵ６０３は、特定した仮想キーの文字を入力候補として仮確定する（ステップＳ７０７）。すなわち、ＣＰＵ６０３は、例えば、仮想キーとこれが意味する文字との関係を示した一覧表を参照して、仮想キーにかかる文字を求めて入力候補として仮確定する。
【０１１０】
ＣＰＵ６０３は、仮確定された文字を拡大文字表示部８０３に出力する（ステップＳ７０９）。すなわち、ＣＰＵ６０３は、例えば、仮確定された文字に基づいて、これの拡大画像を生成して、所定の枠内である拡大文字表示部８０３に出力する。これにより、操作者は、第１の選択行為として仮想キーボード上で接触した仮想キーの文字を、拡大表示部８０３において確認することができる。
【０１１１】
例えば、図８に示すように、マウスのボタンを押下した状態でマウスカーソルを仮想キーボード部８０２上の任意の仮想キー「ん」８１と重なるように移動させて当該仮想キー「ん」８１を押下した状態にする。このとき、拡大表示部８０３には、文字「ん」が拡大して表示される。これにより、たとえマウスカーソルを重ねた位置が不明瞭であっても、操作者は、重ねている仮想キーの文字を確実に知ることができる。したがって、アプリケーションソフト等の都合上において、表示範囲に制約があり仮想キーボード上の仮想キーが識別しにくい場合であっても、選択途中の文字を拡大表示することにより正確に文字を入力することができる。
【０１１２】
操作者が、マウスカーソルが仮想キーと重なっている状態でマウスのボタンを指から離して押下を解除すると、ＣＰＵ６０３は、マウス６１３から座標位置におけるボタン非押下情報を取得する（ステップＳ７１１、Ｙｅｓ）。ここで、非押下情報とは、操作者がマウス６１３のボタンを離した時点において、ディスプレイ上で仮想キーと重なっているマウスカーソルの座標位置を含む情報である。
【０１１３】
ボタン非押下情報を受けて、ＣＰＵ６０３は、前記図ステップ７０７において仮確定した仮想キーの文字を入力文字として確定する（ステップＳ７１５）。すなわち、直前に拡大表示部８０３に表示されていた文字と同一の文字が入力文字として確定される。
【０１１４】
図６に示したように、本実施形態の文字入力装置１においては、音声処理装置６０９およびこれに接続されたスピーカ６１１を備えている。例えば、入力文字として確定された文字を前記音声処理装置６０９に入力してスピーカ６１１から音声データを再生し、前記文字に対応する音声を発音するようにしてもよい（ステップＳ７１７）。これにより、入力文字確定前の拡大表示による視覚効果に加えて、入力文字確定後の音声出力による聴覚効果を操作者に与えることができ、誤入力を防ぐとともに入力効率を向上させることができる。
【０１１５】
また、図８に示すように、前記確定文字表示部８０５に表示される入力文字からなる文字列に基づいて仮名漢字変換プログラムを起動し、複数の変換候補を変換候補表示部８０７に表示するようにしてもよい。
【０１１６】
一方、操作者のマウスカーソルの表示位置におけるマウスのボタンが押下状態にあり、ＣＰＵ６０３が座標位置のボタン非押下情報を取得しない場合において（ステップＳ７１１、Ｎｏ）、ＣＰＵ６０３は、座標位置の変更情報を取得すると（ステップＳ７１３、Ｙｅｓ）、取得した座標位置が仮想キーボード部８０２の枠内にあると判定した場合には（ステップＳ７１４、Ｙｅｓ）、マウスカーソルの押下状態にある仮想キーが変更されたと判断し、新たな仮想キーを特定してこれに対応する文字を仮確定する（ステップＳ７０５〜ステップＳ７０７）。さらに同様に、仮確定した文字を拡大表示するための拡大文字画像をディスプレイ上の拡大表示部８０３に出力する（ステップＳ７０９）。なお、前記ボタン非押下情報を取得しない場合は、仮確定された文字が拡大表示された文字入力画面８０１が表示されたままである（ステップＳ７１３、Ｎｏ）。
【０１１７】
例えば、図８に示す確定文字表示部８０５には、「こ」および「ん」の文字列が表示されている。これは、仮想キー「こ」の位置でマウスのボタンを非押下状態にして当該仮想キーを押下しない状態にすることにより、文字「こ」を入力確定とした後、再び仮想キーボード上でマウスのボタンを押下状態にしたまま、仮想キー「ん」の位置までスライドさせ、マウスのボタンを非押下状態にして当該仮想キーを押下しない状態にすることにより、文字「ん」を入力文字として確定している。
【０１１８】
上記の場合には、第１の実施形態に示したように、マウスカーソルが通過した仮想キーの文字が、拡大表示部８０３において順次拡大されて表示される。
【０１１９】
このように、操作者がマウスのボタンを押下したままカーソルをスライドさせて仮想キーを選択すると（第１の選択行為）、この仮想キーに対応する文字が順次拡大して表示されるので、自分が選択している仮想キーの文字を確認しながら文字選択を行うことができ、所望の文字が見つけやすく、入力効率を向上させることができる。
【０１２０】
さらに、選択文字は拡大表示部８０３においてのみ拡大表示されるので、マウスカーソルを移動させながら、視線を固定して選択文字を確認することができる。すなわち、操作者の視線を仮想キー上に移動させずに、選択文字を確認することができる。
【０１２１】
なお、ＣＰＵ６０３が、取得した座標位置が仮想キーボード部８０２の枠内にないと判定した場合には（ステップＳ７１４、Ｎｏ）、仮想キーを選択しない状態にあると判断して、仮確定されて直前まで拡大表示部８０３において拡大表示されていた選択文字を、キャンセル扱いとして拡大表示部８０３から削除する（ステップＳ７１６）。よって、当然ながらキャンセルされた選択文字は入力確定とされない。
【０１２２】
これにより、現在、確定文字表示部８０５において表示されている文字列で入力を終了したいにもかかわらず、マウスカーソル等を仮想キーボード部８０２にボタンを押下して重ねてしまった場合であっても、文字を入力することなくボタンを非押下とすることができる。
【０１２３】
また、所望の仮想キーの上でマウスのボタンを非押下状態にすると（第２の選択行為）、この仮想キーの文字が入力文字として確定されるようにしている。つまり、文字選択過程において押下状態にしたマウスボタンを、これに連続して非押下状態とすることにより、選択文字を確定文字として確定するようにしている。これにより、押下から非押下という自然な操作行為を利用して、文字選択および文字入力を行うことが可能となり、操作性を向上させることができる。したがって、入力操作が行いやすく、初心者であっても容易に入力操作を行うことができる。
【０１２４】
なお、上記の仮想キーボード部８０２上においては、仮想キー上に仮名文字を配置して入力するようにしている。仮名文字には、清音文字の他にも、小文字、濁音文字、および半濁音文字等が含まれており、本発明においては、このような文字を効率よく入力する点についても考慮されている。
【０１２５】
また、仮想キーボード部８０２上においては、仮想キー上に仮名文字を配置して入力するようにしている。仮名文字には、清音文字の他にも、小文字、濁音文字、および半濁音文字等が含まれており、第１の実施形態と同様に、このような文字を効率よく入力する点についても考慮されている。
【０１２６】
（４）まとめ
以上のように、本発明にかかる文字入力装置または文字入力方法を用いれば、拡大出力手段により操作者が選択途中の仮想キーの文字を拡大出力させることができるので、ディスプレイ上において仮想キーボードを小さく表示した場合であっても、操作者は、マウスカーソルで押下している仮想キー上の文字だけでなく、所定の枠内において拡大表示された文字を確認しながら文字入力を行うことができ、入力効率を大幅に向上させることができる。
【０１２７】
特に、仮確定手段、拡大出力手段および確定手段を備えたことにより、操作者が仮想キーボードのおおよその配置を覚えた場合には、拡大表示部のみを見ながらボタンを押下したままマウスを移動させるだけで、仮確定させている仮想キーの文字を確認して入力することができる。したがって、本発明にかかる文字入力装置または文字入力方法に熟練すればするほど、操作者は接触している仮想キーボード上の仮想キーを直接的に確認することを必要とせず、文字入力を素早く行うことができる。また、仮想キーを探してマウスをクリックする操作に比べて操作しやすく、操作者の手が疲れにくい。
【０１２８】
上記実施形態においては、マウスボタンを押下した状態でマウスカーソルを移動することにより、押下した仮想キーの文字選択を行うようにしているが、仮想キーを押下している状態に保持しながらカーソルの座標位置を移動することができれば、他のポインティングデバイス等を用いてもよい。例えば、トラックボール、トラックパッド等がこれに該当する。
【０１２９】
上記実施形態においては、仮想キーボード上の仮想キーの配列において、任意の五十音配列を用いたが、ＪＩＳ配列等の他の配列を用いてもよい。また、特定の規則にしたがって配置された仮想キーの配列を用いてもよい。さらに、文字においては、仮名文字でなく、アルファベット等の他の文字を用いてもよい。
【０１３０】
上記実施形態においては、ＣＰＵ２０３において実行されるプログラムを読み込んで各装置を制御するようにしているが、一部機能をＯＳ（オペレーティング・システム）や他のハードウェア装置によって制御するようにしてもよい。例えば、ディスプレイへの表示制御、カーソルの制御または仮想キーの位置制御等が前記一部機能に該当する。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の第１の実施形態における機能ブロック図を示す図である。
【図２】この発明の第１の実施形態における文字入力装置のハードウェア構成図を示す例である。
【図３】第１の実施形態における文字入力装置のプログラムのフローチャートを示す図である。
【図４】文字入力装置のタッチスクリーンに表示される文字入力画面を示す例である。
【図４ａ】スタイラスペン等を移動させた場合において、文字入力装置のタッチスクリーンに表示される文字入力画面を示す例である。
【図５】この発明の第２の実施形態における機能ブロック図を示す図である。
【図６】この発明の第２の実施形態における文字入力装置のハードウェア構成図を示す例である。
【図７】第２の実施形態における文字入力装置のプログラムのフローチャートを示す図である。
【図８】文字入力装置のディスプレイに表示される文字入力画面を示す例である。
【図９】従来技術における入力装置を示す例である。
【符号の説明】
１・・・仮想キーボード出力手段
３・・・仮確定手段
５・・・拡大出力手段
７・・・確定手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a character input device capable of inputting a character selected by an operator on a display or the like and a method therefor.
[0002]
[Prior art and problems]
Currently, a small computer called a PDA (Personal Digital Assistance: personal digital assistant) is widely known. Such terminals often do not have a physical keyboard because they are portable. Therefore, when characters are input to the PDA, a handwritten character input method, a virtual keyboard method, or the like is adopted.
[0003]
Here, the virtual keyboard method is a method in which a virtual key corresponding to an input character is displayed on a screen, and a character is input by the operator instructing the virtual key with a pen tip or the like. The characters of the virtual keys are alphabets, kana characters, and the like, and can be displayed on the virtual keyboard in a JIS arrangement, a Japanese syllabary arrangement, or an arbitrary arrangement.
[0004]
However, in a PDA or the like employing such a virtual keyboard method, when displaying all virtual keys on the virtual keyboard, each virtual key must be displayed in a small size, so that it is difficult for the operator to find the virtual keys. WhatYou. For this reason, typographical errors are likely to occur,There was a problem that input efficiency deteriorated.
[0005]
In order to solve such a problem, a method of displaying only a part of the virtual keyboard on the display and scrolling the display of the virtual keyboard up, down, left, and right to display and select a desired virtual key is also conceivable. FIG. 9 shows an example of an input device employing the above method.
[0006]
The input device 900 has a touchpad 903, an input character display unit 905, and a virtual keyboard display unit 901. When the operator operates the touch pad 903, the virtual keys displayed on the virtual keyboard display unit 901 are changed. For example, only a part of the virtual key list 907 is displayed on the virtual keyboard display unit 901. When the touch pad 903 is slid left, the virtual key list 907 is slid right and is currently displayed. The virtual key on the left side of the virtual key can be displayed.
[0007]
Since a selection frame 911 is displayed for a character as an input candidate, the character is recognized as an input character by tapping (tapping) on the touch pad 903 and displayed on the character display portion 905.
[0008]
However, in the input device 900, the number of virtual keys that can be displayed on the virtual keyboard display unit 901 is fixed. Therefore, when a desired virtual key is to be input, scrolling up, down, left, and right is performed to display the virtual keyboard. The virtual key displayed on the unit 901 must be moved. Therefore, when performing an input operation with the input device 900, some familiarity is required, and it is difficult for a beginner to perform input.
[0009]
Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-272386 describes an information terminal device that prompts an operator to input by highlighting a key to be next input by inversion or enlargement on a virtual keyboard. This makes it easier to find a key to be input next to the operator, and improves input efficiency.
[0010]
However, when inputting a word or sentence at the beginning or when it is not possible to determine the key to be input next, the user must select from a list of virtual keys displayed small on the virtual keyboard. In this case, there remains a problem that it is difficult for the operator to find the virtual key on the virtual keyboard.
[0011]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and makes it easy to find a virtual key to be input by an operator, and to reduce the movement of a line of sight in character input to efficiently input characters. It is an object of the present invention to provide a character input device and a method therefor.
[0012]
Means for Solving the Problems and Effects of the Invention
(1) (2) The character input device according to the present invention is a virtual keyboard output means for outputting a virtual keyboard on a display, and a first selection action performed by an operator on virtual keys constituting the virtual keyboard. A provisional determination unit that specifies a virtual key from the selected coordinate position and provisionally determines the character of the virtual key as an input candidate, and a character that is provisionally determined by the provisional determination unit is displayed in a predetermined frame on the display. Receiving the virtual key characters temporarily provisionally determined by the provisional determination means in response to a second selection operation performed in succession to the first selection operation. Determination means for determining when the coordinate position selected by the first selecting action moves, thereby changing the virtual key specified by the first selection action. The provisional confirmation of changing the character of the virtual key to an input candidate is performed, and the enlargement output unit enlarges the character of the virtual key for which the provisional confirmation unit has changed the provisional confirmation to the input candidate on the display. Output.
[0013]
Therefore, when the operator selects a character, the character of the virtual key is enlarged and displayed in a predetermined frame, so that the operator can easily confirm the character of the virtual key that has been temporarily determined.
[0014]
Further, since the character of the virtual key whose selection has been changed is enlarged in a predetermined frame, for example, the operator can select a character on the virtual keyboard while fixing his / her gaze in the predetermined frame. , Input efficiency can be improved.
[0015]
(3) The character input device according to the present invention is characterized in that the virtual keyboard display means simultaneously displays all virtual keys that can be input by the operator on the virtual keyboard.
[0016]
Therefore, the position of the selectable virtual key is always fixed, so that the operator can easily remember the position of the virtual key and easily get used to the input operation. Also, if the user becomes accustomed to the input operation, the input efficiency of the character is improved.
[0017]
(4) In the character input device according to the present invention, a program for realizing the character input device using a computer, or a recording medium storing the program, the virtual keyboard includes a kana character key for inputting a kana character. It is characterized by including.
[0018]
Therefore, the currently selected kana character is enlarged and displayed, so that a desired character can be easily found and the input efficiency can be improved.
[0019]
Further, for example, the number of times of key input can be reduced as compared with a so-called Roman character input in which a vowel key and a consonant key are input in combination, and input efficiency can be improved.
[0020]
(5) In the character input device according to the present invention, a program for realizing the character input device using a computer, or a recording medium on which the program is recorded, the kana character key includes a clear tone character and a muddy character related thereto. It is characterized in that a semi-sounding character or a small letter for a vowel, a consonant sound or a consonant sound is displayed in the vicinity.
[0021]
Therefore, since the related character is displayed near the clear tone character, the operator can easily find the desired kana character key, and the input efficiency can be improved.
[0022]
(6) In the character input device according to the present invention, or a program for realizing the character input device using a computer or a recording medium on which the program is recorded, the kana character key includes a kiyon character and a muddy character related thereto. It is characterized in that semi-sounding characters or lowercase letters for vowels, vocal sounds, or murmurs are grouped and displayed.
[0023]
Therefore, since characters related to the character group are displayed in a state of being grouped with the clear tone character, the operator can easily find a desired kana character key, and input efficiency can be improved.
[0024]
(7) In the character input device according to the present invention, or a program for realizing the character input device using a computer or a recording medium on which the program is recorded, the kana character key includes a clear character and a muddy character related thereto. It is characterized in that semi-sounding characters or lowercase letters for vowels, vocal sounds, or murmurs are displayed in different colors.
[0025]
Therefore, it is easy to distinguish each character type on the virtual keyboard, it is easy for the operator to find a desired kana character key, and the input efficiency can be improved.
[0026]
(8) In the character input device according to the present invention or a program for realizing the character input device using a computer or a recording medium on which the program is recorded, the display is a touch screen, and the first selecting action is: It is characterized in that it is an act of bringing a virtual key on a virtual keyboard displayed on a touch screen into contact with the virtual key.
[0027]
Therefore, a display screen for displaying a virtual keyboard and a selection screen for selecting a virtual key can be arranged on the same screen, so that operability is improved and input efficiency can be improved.
[0028]
In addition, since the virtual key at the position touched by the pen tip or the like is enlarged and displayed on the touch screen, it is easy to confirm the character being selected.
[0029]
(9) In the character input device according to the present invention or a program for realizing the character input device using a computer or a recording medium on which the program is recorded, the second selecting action is a virtual selection displayed on a touch screen. It is characterized in that it is an act of bringing the keyboard out of contact.
[0030]
Therefore, the operator can easily make the character being selected the final input, and the input efficiency is improved.
[0031]
For example, after a pen tip or the like is brought into contact with a virtual keyboard, the pen tip is slid to a desired virtual key position while keeping the contact state, and the pen tip is separated from the virtual keyboard at that position (to make no contact). Thus, character input can be performed.
[0032]
(10) A character input device according to the present invention, or a program for realizing the character input device using a computer, or a recording medium on which the program is recorded, includes a cursor operating means for operating a cursor on a display. The first selecting action is characterized in that the cursor operated by the cursor operating means holds the virtual key on the virtual keyboard in a pressed state.
[0033]
Therefore, a display screen for displaying a virtual keyboard and a selection screen for selecting a virtual key can be arranged on the same screen, so that operability is improved and input efficiency can be improved.
[0034]
In addition, since the virtual key pressed by the cursor is enlarged and displayed on the virtual keyboard, it is easy to confirm the character being selected. For example, when a mouse is used, the virtual key being selected can be enlarged and displayed by moving the cursor while keeping the mouse button pressed on the virtual keyboard.
[0035]
(11) In the character input device according to the present invention or a program for realizing the character input device using a computer or a recording medium on which the program is recorded, the second selecting action is a cursor operated by a cursor operating means. Is an act of making a virtual key on the virtual keyboard not to be pressed.
[0036]
Therefore, the operator can easily make the character being selected the final input, and the input efficiency is improved.
[0037]
For example, when a mouse is used, character input is performed by moving the cursor while holding down the mouse button on the virtual keyboard so that the virtual key being selected is enlarged and the mouse button is not pressed at that position. It can be performed.
[0038]
(12) In the character input method according to the present invention, a virtual keyboard on which virtual keys for one screen set in advance are arranged is displayed in the first display area of the display, and the pointing position of the pointing device is set to the first position. When located in the display area of any one of the virtual keys in the display area 1, the character assigned to that virtual key is displayed in the second area of the display in a provisionally selected state, and the pointing position of the pointing device is changed. When the virtual key is located within a display area of a virtual key different from the tentatively selected virtual key, a character displayed in a second area of the display is changed to a character assigned to the virtual key, and the pointing device When a decision instruction is given at the designated position, the character displayed in the second area is specified as an input character.
[0039]
Therefore, when the operator changes the pointing position of the pointing device on the virtual keyboard, the characters displayed in the second area are changed one after another. The operator may recognize the character displayed in the second area and give the determination instruction when a desired character is displayed. Thus, since the input is determined, the input operation can be easily performed, and even a beginner can easily perform the input operation.
[0040]
(13) In the character input method according to the present invention, the second area is arranged at a predetermined position on the display regardless of a position indicated by the pointing device.
[0041]
Therefore, an operator who knows the arrangement of the virtual keys in the first area can input by looking only at the second area. Thereby, character input with little movement of the line of sight becomes possible. In the second area, characters displayed on virtual keys of the virtual keyboard are enlarged and displayed. Therefore, even if the display is small, it is easy to confirm the selected character.
[0042]
(14) In the character input method according to the present invention, a virtual keyboard on which virtual keys for one screen set in advance are displayed in the first display area of the touch screen, and the operator moves the contact member to the first display area. When the touch screen is positioned in contact with the touch screen in a display area of any of the virtual keys in the first display area, a character assigned to the virtual key is temporarily selected in a second area of the touch screen. When the contact member is changed in position by the operator in the display area of another virtual key in a state of being in contact with the touch screen, a character to be displayed in the second area of the touch screen is displayed in the virtual area. When a character is changed to a character assigned to a key and the contact member is brought out of contact with the touch screen, a sentence displayed in the second area is displayed. To identify as an input character.
[0043]
Therefore, when the operator changes the position of the contact member in the display area of another virtual key while keeping the contact member in contact with the touch screen, the characters enlarged and displayed in the second area are changed one after another. The operator may recognize the character displayed in the second area and give the determination instruction when a desired character is displayed.
[0044]
In the present invention, the “contact member” refers to a member that performs an input by making contact with a touch screen, and corresponds to, for example, a stylus pen or a fingertip of a human.
[0045]
“A virtual keyboard in which virtual keys for one screen are arranged” means that, even if any virtual key is selected for one virtual key arranged in one screen, other virtual keys are not hidden. A virtual keyboard that can maintain such a state.
[0046]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0047]
1. First embodiment (touch screen)
(1) Functional block diagram
FIG. 1 is a functional block diagram showing a configuration of a PDA or the like having a touch screen as a character input device 1 in the present embodiment. In FIG. 1, the character input device 1 includes a virtual keyboard output unit 2, a provisional determination unit 3, an enlarged output unit 5, and a determination unit 7.
[0048]
The virtual keyboard output means 2 displays a virtual keyboard including a plurality of virtual keys for character input on a display such as a touch screen. The provisional determination means 3 receives the selection action of the operator touching the virtual keyboard, and provisionally determines a character as a selection candidate based on the coordinate position at which the virtual keyboard is touched. The enlargement output unit 5 outputs an enlarged image of the temporarily determined character in a predetermined frame of the display. The determination means 7 receives the operator's selection action that makes no contact with the virtual keyboard, and determines the character that has been temporarily determined immediately before as the input character.
[0049]
(2) Hardware configuration
FIG. 2 shows a hardware configuration diagram for realizing the character input device 1. This device includes a touch screen 201, a CPU 203, a memory 205, a hard disk 207 (storage device), an audio processing device 209, a speaker 211, and the like.
[0050]
The touch screen 201 is a display on which a computer can be operated by touching the screen with a finger, a stylus pen, or the like. As a method of detecting contact with the screen, there are a pressure-sensitive method of detecting a change in pressure and an electrostatic method of detecting an electric signal due to static electricity.
[0051]
The CPU 203 reads and executes a program stored in the hard disk 207 or the memory 205 to control each device.
[0052]
The hard disk 207 stores programs for realizing the virtual keyboard output unit 2, the provisional determination unit 3, the enlarged output unit 5, and the determination unit 7, respectively.
[0053]
Each of the programs includes a virtual keyboard output program, a provisional determination program, an enlarged output program, a determination program, and the like.
[0054]
These programs are recorded on a recording medium such as a memory card or CD-ROM, read using a drive device corresponding to each recording medium, and installed on the hard disk 207. Alternatively, these programs may be downloaded using a communication line or the like.
[0055]
The voice processing device 209 is a device for generating a voice corresponding to the character determined by the determination unit 7, and the voice is output from the speaker 211.
[0056]
(3) Flow chart
FIG. 3 is a flowchart when a program for realizing the character input device 1 is executed.
[0057]
When the virtual keyboard output program is started in the character input device 1, a character input screen 401 as shown in FIG. 4 is displayed on the touch screen 201 (step S301).
[0058]
The character input screen 401 includes a virtual keyboard unit 402, an enlarged character display unit 403, a fixed character display unit 405, and a conversion candidate display unit 407. The virtual keyboard section 402 displays all the virtual keys for inputting hiragana that can be input. For example, in the virtual keyboard unit 402 of FIG. 4, a list of hiragana based on the Japanese syllabary is displayed. Is displayed. The enlarged character display unit 403 outputs an enlarged image of the character selected in the virtual keyboard unit 402. The determined character display unit 405 and the conversion candidate display unit 407 are displays for performing a kana-kanji conversion function. Therefore, the character input device 1 of the present invention is for inputting a character to be processed in the kana-kanji conversion function, and the kana-kanji conversion function is executed after the character input according to the present invention or during the character input.
[0059]
When the operator touches the virtual keyboard unit 402 displayed on the touch screen 201 using a stylus pen or the like, the CPU 203 of the character input device 1 transmits contact information at the coordinate position where the operator touches from the touch screen 201. Acquire (Step S303, Yes). Here, the contact information is information including a coordinate position where the operator is touching on the touch screen. If the contact information is not acquired, the character input screen remains displayed (No in step S303).
[0060]
The CPU 203 specifies a virtual key on the virtual keyboard unit 402 corresponding to the coordinate position included in the contact information (step S305). That is, the CPU 203 obtains a coordinate area including the acquired coordinate position with reference to a list showing the relationship between the virtual keys on the virtual keyboard unit 402 and the coordinate areas displaying them, for example. Identify the virtual key.
[0061]
The CPU 203 provisionally determines the character of the specified virtual key as an input candidate (step S307). That is, for example, the CPU 203 refers to a list showing the relationship between the virtual key and the character that it means, acquires the character associated with the virtual key, and temporarily determines it as an input candidate.
[0062]
The CPU 203 outputs the temporarily determined character to the enlarged character display unit 403 (step S309). That is, the CPU 203 generates an enlarged image of the temporarily determined character, for example, and outputs the enlarged image to the enlarged character display unit 403 within a predetermined frame. Thus, the operator can check the character of the virtual key touched on the virtual keyboard as the first selection action on the enlarged display unit 403.
[0063]
For example, as shown in FIG. 4, when a stylus pen or the like is brought into contact with an arbitrary virtual key “n” 41 on the virtual keyboard unit 402, the character “n” is enlarged and displayed on the enlarged display unit 403. . Accordingly, even if the position where the stylus pen or the like is touched is unclear, the operator can reliably know the character of the touching virtual key. In particular, even when the size of the screen is limited as in the case of a PDA and the virtual keys on the virtual keyboard are difficult to identify, characters can be input accurately by enlarging and displaying the characters being selected. .
[0064]
When the operator puts the stylus pen or the like into a non-contact state with the virtual keyboard, the CPU 203 acquires the non-contact information at the coordinate position from the touch screen 201 (step S311, Yes). Here, the non-contact information is information including a coordinate position where the operator has come into non-contact on the touch screen.
[0065]
Upon receiving the non-contact information, the CPU 203 determines the character of the virtual key provisionally determined in step 307 in the figure as an input character (step S315). That is, the same character as the character displayed on the enlarged display unit 403 immediately before is determined as the input character.
[0066]
As shown in FIG. 2, the character input device 1 of the present embodiment includes a voice processing device 209 and a speaker 211 connected thereto. For example, a character determined as an input character may be input to the voice processing device 209 to reproduce voice data from the speaker 211, and generate a voice corresponding to the character (step S317). Thereby, in addition to the visual effect by the enlarged display before the input character is determined, the auditory effect by the voice output after the input character is determined can be given to the operator, and erroneous input can be prevented and the input efficiency can be improved.
[0067]
Also, as shown in FIG. 4, a kana-kanji conversion program is started based on a character string composed of input characters displayed on the confirmed character display unit 405, and a plurality of conversion candidates are displayed on the conversion candidate display unit 407. It may be.
[0068]
On the other hand, when the stylus pen or the like of the operator is in contact with the virtual keyboard unit 402 and the CPU 203 does not acquire the non-contact information of the coordinate position (No in step S311), the CPU 203 acquires the change information of the coordinate position. (Step S313, Yes),If the acquired coordinate position is within the frame of the virtual keyboard unit 402 If it is determined (step S314, Yes),It is determined that the virtual key with which the stylus pen is in contact is changed, a new virtual key is specified, and the character corresponding to this is provisionally determined (steps S305 to S307).
[0069]
Further, similarly, an enlarged character image for enlarging the temporarily determined character is output to the enlarged display unit 403 on the touch screen (step S309). When the non-contact information is not acquired, the character input screen 401 in which the temporarily determined characters are enlarged and displayed is still displayed (step S313, No).
[0070]
For example, the character strings “ko” and “n” are displayed on the confirmed character display unit 405 shown in FIG. An input example of this character string will be described with reference to FIG.
[0071]
As shown in A of FIG. 4A, when the operator touches a stylus pen or the like with a virtual key “nu” 42 which is an arbitrary virtual key of the virtual keyboard unit 402 on the touch screen, the enlarged display unit 403 displays The character "Nu" is displayed enlarged.
[0072]
Next, when the operator moves the stylus pen while keeping the contact between the stylus pen and the touch screen, the characters of the virtual keys that pass through the movement locus of the stylus pen are sequentially enlarged and displayed. For example, as shown in B of FIG. 4A, the arrow 43 indicating the movement locus of the stylus pen moves in the order of “nu” → “te” → “ze” → “so” → “ko”. In addition, the enlarged display unit 403 sequentially displays enlarged characters “nu” → “te” → “ze” → “so” → “ko”.
[0073]
Further, when the operator releases the stylus pen or the like from the virtual keyboard unit 402 at the position of the virtual key “ko” (makes it non-contact), the input of the character “ko” is confirmed.
[0074]
As described above, when the operator slides the stylus pen while touching it and selects a virtual key (first selecting action), characters corresponding to the virtual key are sequentially enlarged and displayed. Character selection can be performed while confirming the character of the virtual key that is being used, the desired character can be easily found, and the input efficiency can be improved.
[0075]
Further, since the selected character is enlarged and displayed only in the enlarged display unit 403, it is possible to fix the line of sight and confirm the selected character while moving the stylus pen. That is, the selected character can be confirmed without moving the operator's line of sight on the virtual key.
[0076]
If the CPU 203 determines that the acquired coordinate position is not within the frame of the virtual keyboard unit 402 (step S314, No), it is determined that the virtual key is not selected, and is temporarily determined and immediately before The selected character which has been enlarged and displayed on the enlarged display unit 403 is deleted from the enlarged display unit 803 as a cancellation treatment (step S316). Therefore, the selected character that has been canceled is not determined as input.
[0077]
Thus, even if the user wants to end the input with the character string currently displayed on the confirmed character display unit 405, even if the stylus pen or the like is brought into contact with the virtual keyboard unit 402, the character is input. The stylus pen or the like can be brought into non-contact without performing.
[0078]
Further, when the stylus pen is brought into non-contact with the desired virtual key (second selecting action), the character of this virtual key is determined as an input character. In other words, the stylus pen in the contact state in the character selection process is successively brought into the non-contact state, so that the selected character is determined as the determined character. Thus, it is possible to perform character selection and character input using a natural operation action from contact to non-contact, thereby improving operability. Therefore, the input operation is easy to perform, and even a beginner can easily perform the input operation.
[0079]
On the virtual keyboard section 402, kana characters are arranged and input on the virtual keys. The kana characters include small letters, voiced characters, semi-voiced characters, and the like in addition to the clear tone characters. In the present invention, it is considered that such characters can be input efficiently.
[0080]
For example, in the virtual keyboard unit 402 shown in FIG. 4, lowercase letters (“〜” to “ぉ” (vowel), “ゃ” to “cho” (resonant sound), “tsu” (repellent sound)), and muddy characters (“ga”) ~ "Go", "za"-"zo", "da"-"do", "ba"-"bo"), and semitone characters ("ぱ"-"ぽ") Are grouped and displayed in the vicinity of.
[0081]
For example, below the virtual key of the clear character "ho", a voiced character "bo" and a semi-voiced character "@" are displayed for the voiced character "ho". Thus, the input can be performed by one selection operation without inputting a combination of the virtual key indicating the clear sound character and the virtual key indicating the so-called voiced point “゛” or semi-voiced note “°”, thereby improving the input efficiency. be able to.
[0082]
Further, even when a small letter that is difficult to identify on the virtual key is selected, an image in which the small letter is enlarged is displayed on the enlarged display unit 403, so that the small letter can be easily identified.
[0083]
It should be noted that the clear tone character, the voiced character, the semi-voiced character, and the lowercase character may be displayed in different colors. This allows the virtual keyboard unit 402 to visually identify the type of the virtual key and to input characters accurately.
[0084]
(4) Summary
As described above, if the character input device or the character input method according to the present invention is used, the character of the virtual key being selected by the operator can be enlarged and output by the enlargement output means. Even if it is difficult to confirm the characters of each virtual key on the virtual keyboard on a screen where there is a restriction, the operator can input characters while confirming the selected character, greatly improving the input efficiency. Can be.
[0085]
In particular, by providing the provisional determination means, the enlargement output means, and the determination means, when the operator learns the approximate arrangement of the virtual keyboard, only by moving the stylus pen or the like while looking at only the enlarged display section, The character of the virtual key that has been temporarily determined can be confirmed and input. Therefore, the more skilled the character input device or character input method according to the present invention becomes, the faster the operator does not need to directly confirm the virtual key on the virtual keyboard in contact, and performs the character input quickly. be able to.
[0086]
On the other hand, in the character input device according to the present invention, the character being touched is enlarged and displayed by directly touching the virtual key displayed by the virtual keyboard display means with a stylus pen, a finger, or the like. The character to be input is determined by releasing the pen or finger and making it non-contact with the virtual key, so even if the elderly or disabled person cannot perform fine operations well, the character can be easily input. be able to.
[0087]
In the above-described embodiment, when the coordinate position in the contact state is changed, the virtual key is specified and temporarily determined, and processing for enlarging and displaying the character related thereto (steps S305 to S309) is performed. A display area of the virtual key may be set in advance, and the necessity of the processing may be determined based on whether or not the coordinate position is within the display area. Accordingly, in the case of changing the coordinate position in the display area of the virtual key, the process of specifying the virtual key and temporarily determining it and reducing the process of enlarging and displaying the character (steps S305 to S309) can be reduced. Process efficiency is improved.
[0088]
In the above embodiment, when the input character is determined (step S315), the same character as the character displayed immediately before on the enlarged display unit 403 is determined as the input character. A virtual key indicated by the coordinate position to be specified may be specified, and a character related to the virtual key may be used as an input character. In this case, if the character displayed immediately before on the enlarged display unit 403 does not match the character when the virtual key indicated by the coordinate position included in the non-contact information is matched, an input error or an operation warning is issued. It may be. As a result, it is possible to prevent a processing error of the apparatus and an input operation error of the operator.
[0089]
In the above embodiment, an arbitrary Japanese syllabary arrangement is used in the arrangement of the virtual keys on the virtual keyboard. However, another arrangement such as a JIS arrangement may be used. Alternatively, an array of virtual keys arranged according to a specific rule may be used. Further, other characters such as alphabets may be used instead of kana characters.
[0090]
In the above embodiment, the PDA having a touch screen has been described as a character input device. However, other devices may be used as long as a virtual keyboard can be displayed on the touch screen and virtual keys can be input. For example, an ATM terminal of a financial institution, a multimedia kiosk terminal, a mobile phone, a small computer, an electronic mail terminal, and the like correspond to this.
[0091]
In the above embodiment, each device is controlled by reading a program executed by the CPU 203. However, some functions may be controlled by an OS (Operating System) or another hardware device. . For example, display control on a touch screen, control of a cursor, position control of a virtual key, and the like correspond to the partial function.
[0092]
2. Second embodiment (mouse cursor)
In the first embodiment, the application of the present invention to a PDA or the like having a touch screen has been described. In the present embodiment, an application to a computer device having a normal display will be described.
[0093]
(1) Functional block diagram
FIG. 5 is a functional block diagram showing a configuration of a computer device as the character input device 1 in the present embodiment. 1, the character input device 1 includes a virtual keyboard output unit 2, a provisional determination unit 3, an enlarged output unit 5, a determination unit 7, and a cursor operation unit 9.
[0094]
The virtual keyboard output means 2 displays a virtual keyboard including a plurality of virtual keys for inputting characters on a display. The provisional determination means 3 receives a selection action of an operator who selects the virtual keyboard by a cursor operation, and provisionally determines a character as a selection candidate based on the selected coordinate position. The enlarged output means 5 outputs an enlarged image of the temporarily determined character to a display. The deciding means 7 decides, as an input character, a character which has been provisionally confirmed immediately before, in response to a selection action of an operator who releases the selection on the virtual keyboard. The cursor operation unit 9 performs control such as moving a cursor on a display based on the operator's will.
[0095]
(2) Hardware configuration
FIG. 6 shows a hardware configuration diagram for realizing the character input device 1. This device includes a display 601, a CPU 603, a memory 605, a hard disk 607 (storage device), an audio processing device 609, a speaker 611, a mouse 613, and the like.
[0096]
The display 601 displays characters and the like based on control signals and the like output from the CPU. The CPU 603 reads and executes a program stored in the hard disk 607 or the memory 605 to control each device.
[0097]
The hard disk 607 stores programs for realizing the virtual keyboard output unit 2, the temporary determination unit 3, the enlarged output unit 5, and the determination unit 7, respectively.
[0098]
Each of the programs includes a virtual keyboard output program, a provisional determination program, an enlarged output program, a determination program, and the like.
[0099]
These programs are recorded on a recording medium such as a memory card or a CD-ROM, read using a drive device corresponding to each recording medium, and installed on the hard disk 607. Alternatively, these programs may be downloaded using a communication line or the like.
[0100]
The voice processing device 609 is a device for generating a voice corresponding to the character determined by the determination unit 7, and this voice is output from the speaker 611.
[0101]
The mouse 613 controls the cursor displayed on the display by moving the cursor based on the operator's will.
[0102]
(3) Flow chart
FIG. 7 is a flowchart when a program for realizing the character input device 1 is executed.
[0103]
When the character display program is started in the character input device 1, a character input screen 801 as shown in FIG. 8 is displayed on the display 601 (step S701).
[0104]
The character input screen 801 includes a virtual keyboard unit 802, an enlarged character display unit 803, a fixed character display unit 805, and a conversion candidate display unit 807. The virtual keyboard section 402 displays all the virtual keys for inputting hiragana that can be input.
[0105]
For example, in the virtual keyboard unit 802 in FIG. 8, a list of hiragana based on the Japanese syllabary is displayed, and in this list, in addition to the Kiyon characters, characters such as lowercase characters, voiced characters and semi-voiced characters are simultaneously displayed. Is displayed. An enlarged image of the character selected in the virtual keyboard unit 802 is output to the enlarged character display unit 803.
[0106]
Note that the confirmed character display unit 805 and the conversion candidate display unit 807 are displays for performing a kana-kanji conversion function. Therefore, the character input device 1 of the present invention is for inputting a character to be processed in the kana-kanji conversion function, and the kana-kanji conversion function is executed after the character input according to the present invention or during the character input.
[0107]
When the operator holds down the button of the mouse 613 on the virtual keyboard unit 802 displayed on the display 601, the CPU 603 of the character input device 1 determines the coordinate position of the mouse cursor displayed on the display 601. The button press information including the information of the button is acquired (step S703, Yes). Here, the press information is information including the coordinate position of the mouse cursor overlapping the virtual key on the display when the operator presses the button of the mouse 613. If the button press information is not acquired, the character input screen remains displayed (No in step S703).
[0108]
Receiving the coordinate position of the mouse cursor of the mouse 613, the CPU 603 of the character input device 1 identifies the virtual key pressed on the virtual keyboard unit 402 at this coordinate position and identifies the character corresponding to this (step). S705). That is, the CPU 603 refers to, for example, a list showing the relationship between the virtual key on the virtual keyboard unit 802 and the coordinate area displaying the virtual key, and obtains the coordinate area including the acquired coordinate position. Identify the virtual key.
[0109]
The CPU 603 temporarily determines the character of the specified virtual key as an input candidate (step S707). That is, the CPU 603 refers to, for example, a list showing the relationship between the virtual key and the character that it means, finds the character related to the virtual key, and temporarily determines it as an input candidate.
[0110]
The CPU 603 outputs the provisionally determined character to the enlarged character display unit 803 (step S709). That is, the CPU 603 generates an enlarged image of the temporarily determined character based on, for example, the character and outputs the enlarged image to the enlarged character display unit 803 within a predetermined frame. As a result, the operator can confirm the character of the virtual key touched on the virtual keyboard as the first selection action on the enlarged display unit 803.
[0111]
For example, as shown in FIG. 8, in a state where the mouse button is pressed, the mouse cursor is moved so as to overlap any virtual key “n” 81 on the virtual keyboard unit 802 and the virtual key “n” 81 is pressed. State. At this time, the enlarged display portion 803 displays the character “n” in an enlarged manner. Thus, even if the position where the mouse cursor is overlaid is unclear, the operator can reliably know the character of the overlaid virtual key. Therefore, even when the display range is limited and the virtual key on the virtual keyboard is difficult to identify due to the application software or the like, it is possible to input characters accurately by enlarging and displaying the characters being selected. it can.
[0112]
When the operator releases the button by releasing the mouse button from the finger while the mouse cursor is overlapping the virtual key, the CPU 603 acquires the button non-press information at the coordinate position from the mouse 613 (step S711, Yes). . Here, the non-pressed information is information including the coordinate position of the mouse cursor overlapping the virtual key on the display when the operator releases the button of the mouse 613.
[0113]
Upon receiving the button non-press information, the CPU 603 determines the character of the virtual key provisionally determined in step 707 in the figure as an input character (step S715). That is, the same character as the character displayed on the enlarged display unit 803 immediately before is determined as the input character.
[0114]
As shown in FIG. 6, the character input device 1 of the present embodiment includes a voice processing device 609 and a speaker 611 connected thereto. For example, a character determined as an input character may be input to the voice processing device 609 to reproduce voice data from the speaker 611, and generate a voice corresponding to the character (step S717). Thereby, in addition to the visual effect by the enlarged display before the input character is determined, the auditory effect by the voice output after the input character is determined can be given to the operator, and erroneous input can be prevented and the input efficiency can be improved.
[0115]
Also, as shown in FIG. 8, a kana-kanji conversion program is started based on a character string composed of input characters displayed on the fixed character display unit 805, and a plurality of conversion candidates are displayed on the conversion candidate display unit 807. It may be.
[0116]
On the other hand, when the mouse button at the display position of the mouse cursor of the operator is in a pressed state and the CPU 603 does not acquire the button non-press information of the coordinate position (No in step S711), the CPU 603 transmits the coordinate position change information. When it is acquired (Step S713, Yes),If it is determined that the acquired coordinate position is within the frame of the virtual keyboard unit 802 (step S714, Yes),It is determined that the virtual key in the pressed state of the mouse cursor has been changed, a new virtual key is specified, and the character corresponding to this is provisionally determined (steps S705 to S707). Further, similarly, an enlarged character image for enlarging the temporarily determined character is output to the enlarged display unit 803 on the display (step S709). When the button non-press information is not acquired, the character input screen 801 in which the temporarily determined character is enlarged and displayed is still displayed (step S713, No).
[0117]
For example, the character strings “ko” and “n” are displayed on the confirmed character display unit 805 shown in FIG. This is because the mouse button is depressed at the position of the virtual key “ko” and the virtual key is not pressed, so that the input of the character “ko” is confirmed and the mouse is again pressed on the virtual keyboard. While holding down the button, slide it to the position of the virtual key "n" and depress the mouse button to depress the virtual key so that the character "n" is determined as an input character. ing.
[0118]
In the above case, as shown in the first embodiment, the characters of the virtual keys through which the mouse cursor has passed are sequentially enlarged and displayed on the enlarged display unit 803.
[0119]
As described above, when the operator slides the cursor while pressing the mouse button and selects the virtual key (first selecting action), the characters corresponding to the virtual key are sequentially enlarged and displayed. Can be selected while checking the character of the virtual key selected by the user, the desired character can be easily found, and the input efficiency can be improved.
[0120]
Furthermore, since the selected character is enlarged and displayed only in the enlarged display portion 803, the user can check the selected character while fixing the line of sight while moving the mouse cursor. That is, the selected character can be confirmed without moving the operator's line of sight on the virtual key.
[0121]
If the CPU 603 determines that the acquired coordinate position is not within the frame of the virtual keyboard unit 802 (step S714, No), it is determined that the virtual key is not selected, and it is temporarily determined and immediately before The selected character that has been enlarged and displayed on the enlarged display unit 803 is deleted from the enlarged display unit 803 as being canceled (step S716). Therefore, the selected character that has been canceled is not determined as input.
[0122]
Accordingly, even when the user wants to end the input with the character string currently displayed on the confirmed character display unit 805, even if the mouse cursor or the like is overlaid on the virtual keyboard unit 802 by pressing a button, Button can be depressed without inputting characters.
[0123]
Further, when the mouse button is not pressed down on the desired virtual key (second selection action), the character of this virtual key is determined as an input character. That is, the mouse button pressed in the character selection process is successively kept in the non-pressed state, so that the selected character is determined as a determined character. As a result, it is possible to perform character selection and character input using a natural operation action from pressing to non-pressing, thereby improving operability. Therefore, the input operation is easy to perform, and even a beginner can easily perform the input operation.
[0124]
On the virtual keyboard 802, kana characters are arranged on virtual keys for input. The kana characters include small letters, voiced characters, semi-voiced characters, and the like in addition to the clear tone characters. In the present invention, it is considered that such characters can be input efficiently.
[0125]
On the virtual keyboard unit 802, kana characters are arranged on virtual keys for input. The kana characters include small letters, voiced characters, semi-voiced characters, and the like in addition to the Kiyon characters. As in the first embodiment, consideration should be given to efficient input of such characters. Have been.
[0126]
(4) Summary
As described above, if the character input device or the character input method according to the present invention is used, the character of the virtual key being selected by the operator can be enlarged and output by the enlargement output means, so that the virtual keyboard can be reduced on the display. Even when displayed, the operator can perform character input while checking not only characters on the virtual key pressed by the mouse cursor, but also characters displayed in an enlarged manner in a predetermined frame, Input efficiency can be greatly improved.
[0127]
In particular, by providing the provisional determination unit, the enlargement output unit, and the determination unit, when the operator learns the approximate arrangement of the virtual keyboard, the mouse is moved while pressing the button while looking only at the enlarged display unit With only this, it is possible to confirm and input the characters of the temporarily determined virtual key. Therefore, the more skilled the character input device or character input method according to the present invention becomes, the faster the operator does not need to directly confirm the virtual key on the virtual keyboard in contact, and performs the character input quickly. be able to. In addition, the operation is easier than the operation of searching for a virtual key and clicking a mouse, and the operator's hands are less likely to be tired.
[0128]
In the above embodiment, the character selection of the pressed virtual key is performed by moving the mouse cursor while the mouse button is pressed, but the cursor is held while the virtual key is held down. As long as the coordinate position can be moved, another pointing device or the like may be used. For example, a track ball, a track pad, and the like correspond to this.
[0129]
In the above embodiment, an arbitrary Japanese syllabary arrangement is used in the arrangement of the virtual keys on the virtual keyboard. However, another arrangement such as a JIS arrangement may be used. Alternatively, an array of virtual keys arranged according to a specific rule may be used. Further, other characters such as alphabets may be used instead of kana characters.
[0130]
In the above embodiment, each device is controlled by reading a program executed by the CPU 203. However, some functions may be controlled by an OS (Operating System) or another hardware device. . For example, display control on a display, control of a cursor, position control of a virtual key, and the like correspond to the partial function.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a functional block diagram according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an example showing a hardware configuration diagram of the character input device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating a flowchart of a program of the character input device according to the first embodiment.
FIG. 4 is an example showing a character input screen displayed on a touch screen of the character input device.
FIG. 4A is an example showing a character input screen displayed on a touch screen of a character input device when a stylus pen or the like is moved.
FIG. 5 is a diagram showing a functional block diagram according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an example showing a hardware configuration diagram of a character input device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram illustrating a flowchart of a program of a character input device according to a second embodiment.
FIG. 8 is an example showing a character input screen displayed on a display of the character input device.
FIG. 9 is an example showing an input device according to the related art.
[Explanation of symbols]
1 ... Virtual keyboard output means
3. Temporary determination means
5 ... Enlarged output means
7 ... Determining means

Claims (14)

ディスプレイ上に仮想キーボードを出力する仮想キーボード出力手段と、
前記仮想キーボードを構成する仮想キーに対して操作者が行う第１の選択行為によって選択された座標位置から、仮想キーを特定して当該仮想キーの文字を入力候補として仮確定する仮確定手段と、
前記仮確定手段によって仮確定とされた文字を、前記ディスプレイ上の所定の枠内に拡大して出力する拡大出力手段と、
前記第１の選択行為に連続して行われる第２の選択行為を受けて、前記仮確定手段において仮確定とされた仮想キーの文字を入力文字として確定する確定手段とを備え、
前記仮確定手段は、前記第１の選択行為によって選択されている座標位置が移動すると、これにより特定する仮想キーを変更して当該仮想キーの文字を入力候補に変更する仮確定を行い、
前記拡大出力手段は、前記仮確定手段が入力候補に変更する仮確定を行った前記仮想キーの文字を、前記ディスプレイ上に拡大して出力すること、
を特徴とする文字入力装置。Virtual keyboard output means for outputting a virtual keyboard on the display,
Provisional determination means for specifying a virtual key from a coordinate position selected by a first selection action performed by an operator on a virtual key constituting the virtual keyboard and provisionally determining a character of the virtual key as an input candidate; ,
Enlarged output means for enlarging and temporarily outputting the characters temporarily determined by the temporary determination means in a predetermined frame on the display;
Determining means for receiving, as an input character, a character of the virtual key temporarily determined by the temporary determining means in response to a second selecting action performed in succession to the first selecting action;
When the coordinate position selected by the first selecting action moves, the provisional confirmation means performs provisional confirmation of changing a virtual key specified thereby and changing a character of the virtual key into an input candidate,
The enlargement output means, the characters of the virtual key that has been provisionally confirmed that the provisional confirmation means is changed to an input candidate, is enlarged and output on the display,
Character input device characterized by the above-mentioned. ディスプレイ上に仮想キーボードを出力する仮想キーボード出力手段と、
前記仮想キーボードを構成する仮想キーに対して操作者が行う第１の選択行為によって選択された座標位置から、仮想キーを特定して当該仮想キーの文字を入力候補として仮確定する仮確定手段と、
前記仮確定手段によって仮確定とされた文字を、前記ディスプレイ上の所定の枠内に拡大して出力する拡大出力手段と、
前記第１の選択行為に連続して行われる第２の選択行為を受けて、前記仮確定手段において仮確定とされた仮想キーの文字を入力文字として確定する確定手段とを備え、
前記仮確定手段は、前記第１の選択行為によって選択されている座標位置が移動すると、これにより特定する仮想キーを変更して当該仮想キーの文字を入力候補に変更する仮確定を行い、
前記拡大出力手段は、前記仮確定手段が入力候補に変更する仮確定を行った前記仮想キーの文字を、前記ディスプレイ上に拡大して出力すること、
を特徴とする文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムまたは当該プログラムを記録した記録媒体。Virtual keyboard output means for outputting a virtual keyboard on the display,
Provisional determination means for specifying a virtual key from a coordinate position selected by a first selection action performed by an operator on a virtual key constituting the virtual keyboard and provisionally determining a character of the virtual key as an input candidate; ,
Enlarged output means for enlarging and temporarily outputting the characters temporarily determined by the temporary determination means in a predetermined frame on the display;
Determining means for receiving, as an input character, a character of the virtual key temporarily determined by the temporary determining means in response to a second selecting action performed in succession to the first selecting action;
When the coordinate position selected by the first selecting action moves, the provisional confirmation means performs provisional confirmation of changing a virtual key specified thereby and changing a character of the virtual key into an input candidate,
The enlargement output means, the characters of the virtual key that has been provisionally confirmed that the provisional confirmation means is changed to an input candidate, is enlarged and output on the display,
A program for realizing a character input device using a computer, or a recording medium storing the program. 請求項１の文字入力装置または請求項２の文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
前記仮想キーボード表示手段は、操作者が入力可能な仮想キーのすべてを同時に仮想キーボード上に表示すること
を特徴とするもの。A program for realizing the character input device according to claim 1 or the character input device according to claim 2 using a computer or a recording medium recording the program.
The virtual keyboard display means simultaneously displays all virtual keys that can be input by an operator on a virtual keyboard. 請求項１〜３の文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
前記仮想キーボードは、仮名文字を入力するための仮名文字キーを含むこと
を特徴とするもの。A program for realizing a character input device or a character input device using a computer according to claim 1 or a recording medium recording the program,
The virtual keyboard includes a kana character key for inputting a kana character. 請求項４の文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
前記仮名文字キーは、清音文字および、これにかかる濁音文字、半濁音文字または母音、促音もしくは拗音のための小文字を近傍に表示したものであること
を特徴とするもの。A program for realizing the character input device or the character input device according to claim 4 using a computer or a recording medium recording the program,
The kana character key is characterized by displaying a clear tone character and a voiced character, a semi-voiced character, or a lowercase letter for a vowel, a consonant sound, or a consonant sound in the vicinity thereof. 請求項４〜５の文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
前記仮名文字キーは、清音文字および、これにかかる濁音文字、半濁音文字または母音、促音もしくは拗音のための小文字をグループ化して表示したものであること
を特徴とするもの。A program for realizing the character input device according to claim 4 or 5 using a computer or a recording medium recording the program,
The kana character key is characterized in that the character is a group of a clear tone character and a voiced character, a semi-voiced character, or a lowercase character for a vowel, a consonant sound, or a consonant sound. 請求項４〜６の文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
前記仮名文字キーは、清音文字および、これにかかる濁音文字、半濁音文字または母音、促音もしくは拗音のための小文字をそれぞれ色分けして表示したものであること
を特徴とするもの。A program for realizing a character input device or a character input device using a computer according to claims 4 to 6 or a recording medium recording the program,
The kana character key is characterized in that a clear tone character and its associated voiced character, semi-voiced character, or lowercase characters for vowels, vocal sounds, or murmurs are displayed in different colors. 請求項４〜７の文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
前記ディスプレイはタッチスクリーンであって、
前記第１の選択行為は、タッチスクリーン上に表示された仮想キーボード上の仮想キーと接触状態にする行為であること
を特徴とするもの。A program for realizing a character input device or a character input device using a computer according to claims 4 to 7 or a recording medium recording the program,
The display is a touch screen,
The first selecting action is an action of bringing a virtual key on a virtual keyboard displayed on a touch screen into contact with the virtual key. 請求項４〜８の文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
前記第２の選択行為は、タッチスクリーン上に表示された仮想キーボードと非接触状態にする行為であること
を特徴とするもの。A program for realizing a character input device or a character input device using a computer according to claims 4 to 8 or a recording medium storing the program.
The second selecting action is an action of bringing the virtual keyboard displayed on the touch screen into a non-contact state. 請求項４〜９の文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
さらに、前記ディスプレイ上においてカーソルを操作するためのカーソル操作手段を備えており、
前記第１の選択行為は、前記カーソル操作手段によって操作されるカーソルが前記仮想キーボード上の仮想キーを押下した状態で保持する行為であること
を特徴とするもの。10. A character input device according to claim 4 to 9 or a program for realizing the character input device using a computer or a recording medium recording the program.
Furthermore, it has a cursor operation means for operating a cursor on the display,
The first selecting action is an action of holding a cursor operated by the cursor operating means while pressing a virtual key on the virtual keyboard. 請求項１０の文字入力装置または文字入力装置をコンピュータを用いて実現するためのプログラムもしくは当該プログラムを記録した記録媒体において、
前記第２の選択行為は、前記カーソル操作手段によって操作されるカーソルが前記仮想キーボード上の仮想キーを押下しない状態にする行為であること
を特徴とするもの。A program for realizing the character input device or the character input device according to claim 10 using a computer or a recording medium recording the program,
The second selection act is an act of setting a state in which a cursor operated by the cursor operation unit does not press a virtual key on the virtual keyboard. 予め設定された１画面分の仮想キーが配置された仮想キーボードをディスプレイの第１の表示領域に表示させ、
ポインティングデバイスの指示位置が、前記第１の表示領域のいずれかの仮想キーの表示領域内に位置すると、その仮想キーに割り当てられている文字を仮選択状態で、前記ディスプレイの第２の領域に表示させ、
ポインティングデバイスの指示位置が、前記仮選択された仮想キーとは別の仮想キーの表示領域内に位置すると、前記ディスプレイの第２の領域に表示させる文字をその仮想キーに割り当てられている文字に変更し、
前記ポインティングデバイスの指示位置にて決定指示が与えられると、前記第２の領域に表示されている文字を入力文字として特定すること、
を特徴とする文字入力方法。Displaying a virtual keyboard on which virtual keys for one screen set in advance are arranged in a first display area of the display;
When the pointing position of the pointing device is located within the display area of any one of the virtual keys in the first display area, the character assigned to the virtual key is temporarily selected in the second area of the display. Display,
When the pointing position of the pointing device is located within a display area of a virtual key different from the virtual key that has been provisionally selected, the character displayed in the second area of the display is changed to the character assigned to the virtual key. change,
When a determination instruction is given at the pointing position of the pointing device, specifying a character displayed in the second area as an input character;
Character input method characterized by the following. 請求項１２の文字入力方法において、前記第２の領域は前記ポインティングデバイスの指示位置に関わりなく、前記ディスプレイの所定の位置に配置されており、前記第２の領域には、前記仮想キーボードにおける仮想キーに表示された文字が拡大表示されること、を特徴とするもの。13. The character input method according to claim 12, wherein the second area is arranged at a predetermined position on the display irrespective of a pointing position of the pointing device, and the second area has a virtual keyboard on the virtual keyboard. Characters displayed on keys are enlarged and displayed. 予め設定された１画面分の仮想キーが配置された仮想キーボードをタッチスクリーンの第１の表示領域に表示させ、
操作者が、接触部材を前記第１の表示領域のいずれかの仮想キーの表示領域内に前記タッチスクリーンに接触状態で位置させると、その仮想キーに割り当てられている文字を仮選択状態で、前記タッチスクリーンの第２の領域に拡大表示させ、
前記接触部材が操作者によって、前記タッチスクリーンに接触状態のまま別の仮想キーの表示領域内に位置変更させられると、前記タッチスクリーンの第２の領域に表示させる文字をその仮想キーに割り当てられている文字に変更し、
前記接触部材が前記タッチスクリーンから非接触状態となると、前記第２の領域に表示されている文字を入力文字として特定すること、
を特徴とする文字入力方法。Displaying a virtual keyboard on which virtual keys for one screen set in advance are arranged in a first display area of the touch screen;
When the operator positions the contact member in a touch state on the touch screen in a display area of any one of the virtual keys in the first display area, a character assigned to the virtual key is temporarily selected, Enlarged display in a second area of the touch screen,
When the position of the contact member is changed by the operator in the display area of another virtual key while being in contact with the touch screen, a character to be displayed in the second area of the touch screen is assigned to the virtual key. Character,
When the contact member is in a non-contact state from the touch screen, to specify the characters displayed in the second area as input characters,
Character input method characterized by the following.
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