JP2004030583A - データ送信装置、データ送信方法およびデータ送信プログラム - Google Patents

データ送信装置、データ送信方法およびデータ送信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データ送信のための宛先の登録を容易に行なうことができるデータ送信装置を提供する。
【解決手段】ネットワークに接続されたMFPの電源がオンとなると、ネットワークに接続されているSMTPサーバの検索が行なわれ、宛先グループを示す情報を含む、ユーザ情報(宛先情報)を要求するコマンドがサーバへ送信される(S12,S13)。応答として、そのグループに対応するユーザ情報(ユーザ名リスト)をサーバから取得する(S14)。取得されたリストに、既に登録済みのユーザ情報が存在するかを判定し、取得されたリストのユーザ情報のうち未だ登録されていないユーザ情報を抽出する(S15)。抽出されたユーザ情報は、リストデータに宛先リストとして登録される(S16)。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はデータ送信装置、データ送信方法およびデータ送信プログラムに関し、特にネットワークを介したデータ送信のための宛先を登録することができるデータ送信装置、データ送信方法およびデータ送信プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ネットワークを介して画像データの送信を行なう際の送信先を登録する技術が知られている。そのような技術の具体例として、宛先リストを登録しておいて、送信先をその宛先リストから設定する機能を有するファクシミリ装置が存在する。このような装置において、宛先リストに自動的に宛先を登録する技法が種々提案されている。
【0003】
たとえば、以下の特許文献1には、電子メール形式で画像を送受信するファクシミリ装置において、電子メールデータを受信した際に受信データに含まれる送信元アドレスを自動的に宛先リスト(アドレス帳)に登録する技術が開示されている。このような装置によれば、宛先リストの登録に関するユーザの負担を軽減することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−122415号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなファクシミリ装置においては、相手先から電子メールを受信しない限りアドレスを自動的に登録することができないという問題がある。これにより、ある人に対して画像データを送信したいときに、簡単に相手先を設定することができずに、マニュアルによって相手先を指定しなければならない場合がある。さらに、装置を設置した当初は宛先リストをマニュアルによって作成する必要があり、多人数の人が1台の装置を使用する場合には多くのアドレスを宛先リストに登録する必要があるため、相手先入力のための時間が必要になり、管理者にとって面倒であるという問題がある。
【0006】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、データ送信のための宛先の登録を容易に行なうことができるデータ送信プログラム、データ送信装置およびデータ送信方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、データ送信装置は、登録されている宛先を指定して、その宛先にネットワークを介してデータを送信することが可能なデータ送信装置であって、サーバのIPアドレスを予め記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されているサーバのIPアドレスからそのサーバにアクセスするサーバアクセス手段と、宛先情報を含むユーザ情報を要求するコマンドをサーバに送信する送信手段と、要求に応答してサーバから送られてくるユーザ情報を受信する受信手段と、受信したユーザ情報に含まれる宛先情報をデータ送信の宛先として登録する制御手段とを備える。
【0008】
好ましくは制御手段は、受信したユーザ情報に含まれる宛先が既に自身の装置に登録されているか否かを判断し、登録されていない宛先のみを登録する。
【0009】
好ましくは、ユーザ情報を要求するコマンドには、グループ情報が含まれ、受信手段は、グループに属する複数のユーザ情報をサーバから受信する。
【0010】
この発明の他の局面に従うと、データ送信方法は、登録されている宛先を指定して、その宛先にネットワークを介してデータを送信するデータ送信方法であって、予め記憶されているサーバのIPアドレスからそのサーバにアクセスするステップと、宛先情報を含むユーザ情報を要求するコマンドをサーバに送信するステップと、要求に応答してサーバから送られてくるユーザ情報を受信するステップと、受信したユーザ情報に含まれる宛先情報をデータ送信の宛先として登録するステップと、登録された宛先を指定して、データを送信するステップとを備える。
【0011】
この発明のさらに他の局面に従うと、データ送信プログラムは、データ送信装置に以下のステップを実行させるデータ送信プログラムであって、予め記憶されているサーバのIPアドレスからそのサーバにアクセスするステップと、宛先情報を含むユーザ情報を要求するコマンドをサーバに送信するステップと、要求に応答してサーバから送られてくるユーザ情報を受信するステップと、受信したユーザ情報に含まれる宛先情報をデータ送信の宛先として登録するステップと、登録された宛先の中から指定された宛先に、ネットワークを介してデータを送信するステップとを備える。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるデータ送受信システムの構成を示す図である。
【0013】
図を参照して、データ送受信システムは、LANに接続されたデータ送信装置としてのMFP(Multi Function Peripheral)1と、データ受信装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)100a,100bと、インターネットに接続するためのルータ400と、サーバ200とから構成される。
【0014】
MFP1には、ハードディスクドライブ(HDD)231が接続(または内蔵)されており、MFP1のスキャナにより読取られた画像データが一旦ハードディスクドライブ231に蓄積される。
【0015】
ハードディスクドライブ231内には予め複数のユーザボックス(フォルダ)がユーザごとに設けられており、ユーザは自己のユーザボックスを指定して、その中に読取られた画像データを保存する。ユーザは、自己のパーソナルコンピュータを操作することで、自己のユーザボックスから画像データを取出し、自己のパーソナルコンピュータのフォルダ内にそれを移動させることができる。
【0016】
また、ユーザは電子メールのアカウント、アドレスなどを指定することで、それに対応する宛先(これはLAN内に接続された機器でもよいし、インターネットなどのネットワークを介して接続された機器でもよい)にデータを電子メールの形式で送ることができる。
【0017】
なお、図1においてはネットワークにMFP1が1台のみ接続されている例を示しているが、MFPが複数台ネットワークに接続されていてもよい。また、ネットワーク上の各装置には、それぞれを特定する固有の識別情報(IPアドレス)が割当てられており、ネットワーク上での相互の識別が可能となっている。
【0018】
図2は、図1のMFP1の外観図である。MFP1は、スキャナ、複写機、プリンタ、ファックスなどの機能を有する複合機であり、ネットワークを介したデータの送受信が可能である。
【0019】
MFP1は、図2に示されるように複数のキー11aを備え、当該キーに対するユーザの操作による各種の指示や、文字・数字などのデータの入力を受付ける操作部11、ユーザに対する指示メニューや取得した画像に関する情報などの表示を行なうディスプレイ12、原稿を光学的に読取って画像データを得るスキャナ部13、および画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷するプリンタ部14を備える。
【0020】
また、MFP1の本体上面には、原稿をスキャナ部13に送るフィーダ部17が、下部にはプリンタ部14に記録シートを供給する給紙部18が、中央部にはプリンタ部14によって画像を印刷された記録シートが排出されるトレイ19が、内部にはネットワークを介して外部機器と画像データなどの送受信を行なう通信部16、および画像データなどを記憶する記憶部23が備えられている。なお、図示は省略しているが、MFP1はネットワーク・インターフェイスを有し、通信部16は外部機器との間で各種データの送受信が可能なようにネットワーク・インターフェイスを介してネットワークに接続されている。
【0021】
ディスプレイ12は、データ送信の宛先の一覧表示を含む種々の表示に使用される。操作部11は、ユーザによる送信先の選択を含む種々の入力に用いられるものである。これらがユーザインターフェイスの要部として機能する。
【0022】
スキャナ部13は、写真、文字、絵などの画像情報を原稿から光電的に読取って画像データを取得する。取得された画像データ(濃度データ)は、図示しない画像処理部においてデジタルデータに変換され、周知の各種画像処理を施された後、プリンタ部14や通信部16に送られ、画像の印刷やデータの送信に供されるか、または、後の利用のために記憶部23に格納される。
【0023】
プリンタ部14は、スキャナ部13により取得された画像データ、通信部16により外部機器から受信した画像データ、または記憶部23に格納されている画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷する。
【0024】
通信部16は、公衆電話回線を介してファクシミリデータの送受信を行なう他、LAN、インターネットなどのネットワークを介して、該ネットワークに接続される外部機器との間で電子メールなどを用いてデータの送受信を行なう。これにより、MFP1は、通常のファクシミリ通信を行なうファクシミリ装置としての機能のみならず、電子メールの送受信端末としての機能も有する。したがって、電子メールの添付ファイルとして、各種画像データを送受信することもできる。なお、MFP1が行なうネットワーク通信は有線でもよく無線でもよいが、図示される例では有線による通信方式が採用されている。
【0025】
図3は、MFP1に設けられた構成のうち、主に本実施の形態に係る部分を示すブロック図である。MFP1は、各種演算処理を行なうとともに、MFP1全体の動作を制御するCPU20を備える。各種データを記憶するRAM21、およびプログラム221を記憶するROM22がCPU20に接続される。また、CPU20には、操作部11、ディスプレイ12、スキャナ部13、および記憶部23も接続される。記憶部23は、画像データなどを保存するハードディスク231と、メモリカード91から情報の読取を行なうカードスロット232とから構成されている。なお、RAM21は、不揮発性メモリ(nonvolatile RAM)である。
【0026】
これにより、CPU20の制御のもとにRAM21、スキャナ部13、ハードディスク231、およびカードスロット232に装填されたメモリカード91の間で各種データの受渡しが可能とされており、ディスプレイ12には、CPU20の制御により、RAM21、ハードディスク231、メモリカード91に記憶されている情報の表示が行なわれる。
【0027】
さらに、CPU20には、ネットワークを介して接続される外部機器との間でデータの送受信を行なうための、送信部161と受信部162とを備えた通信部16も接続される。
【0028】
図4は、CPU20がROM22内のプログラム221に従って動作することにより実現される機能構成を、他の構成とともに示す図である。図4に示す構成のうち、表示制御部201、リスト制御部202およびタイマ部203がCPU20などにより実現される機能となる。
【0029】
表示制御部201は、スキャナ部13および記憶部23から画像データ100を取得し、RAM21へ転送したり、RAM21に記憶されている画像データ100を記憶部23に保存したりするとともに、後述するリストデータ101などに必要な処理を行なって宛先の一覧などをディスプレイ12に表示する。
【0030】
リスト制御部202は、受信部162が受信した通報に含まれる送信元情報に基づいて、データを送信する宛先を自動登録したリストデータ101を作成する。例えば、あるユーザのPCから、画像データが添付された電子メールが送られてきた場合に、そのメールアドレスを宛先として自動登録する。また、受信部162が受信した通報と経過時間を測定するタイマ部203からの信号とに基づいて、リストデータ101に登録されている宛先が、現在データ受信可能な宛先であるかどうかを識別してリストデータ101を修正する機能を有する。
【0031】
送信部161は、ディスプレイ12の宛先の一覧表示を目視しつつ、操作部11中のキー11aをユーザが操作することによって選択された送信先について、リストデータ101からその送信先のアドレスを取得し、そのアドレスに画像データ100を送信する。
【0032】
図5は、パーソナルコンピュータの1つまたはサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
【0033】
図を参照して、パーソナルコンピュータまたはサーバは、装置全体の制御を行なうCPU301と、表示部303と、LANに接続するためのLANカード305と、キーボードやマウスなどにより構成される入力部307と、フレキシブルディスクドライブ309と、CD−ROMドライブ311と、ハードディスクドライブ313と、ROM315と、RAM317とを備えている。
【0034】
フレキシブルディスクドライブ309によりフレキシブルディスク(F1)に記録された画像データやプログラムなどを読取ることが可能であり、CD−ROMドライブ311により、CD−ROM(C1)に記録された画像データやプログラムを読取ることが可能である。
【0035】
図6は、ネットワークに接続されたMFP1のCPU20により実行される処理を示すフローチャートである。この処理は、ROM22に記憶されているプログラム221に基づいて実行される。
【0036】
MFP1のRAM21には、サーバ200のIPアドレスおよび登録すべき宛先グループを示す情報が予め登録されている。これらの情報は、装置の設置時やメンテナンス時等に、サービスマンやオペレーターによって任意に設定される。なお、宛先グループとは、複数のユーザの宛先を所定の決まり(例えば、部署、勤務地、使用時間帯等)で1つのまとまりにしたものである。
【0037】
図7は、サーバ200のRAM317に記憶されているユーザ情報のテーブルである。ここでは、3つのグループについて、ユーザ名、アカウント名、フォルダ名等のユーザ情報が関連付けて記憶されている。なお、このテーブルは、管理者によって適宜ユーザ情報の更新が行われている。
【0038】
ここでは、MFP1は登録されたサーバのIPアドレスからそのサーバにアクセスすることで、電子メールアドレスを取得する。
【0039】
図6を参照して、ステップS11において、MFP1の電源がONになったかが判定され、YESであれば、ステップS12でSMTPサーバの検索を行い、NOであれば処理を終了する。
【0040】
ステップS12では、予めたとえば”140.18.127.2”というような形で登録されているSMTPサーバのIPアドレスを用いて、ネットワークを検索する。そして、サーバが見つかった場合(S12でYES)、ステップS13へ進む。ステップS13においては、所定のプロトコルに従って、SMTPサーバにアクセスが行なわれる。所定のプロトコルとは、独自のプロトコルでも良いし、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等の汎用プロトコルでも良い。また、ステップS13では、ユーザ情報(宛先情報)を要求するコマンドをサーバへ送信する。ユーザ情報を要求するコマンドは、予めRAM21に記憶されている宛先グループを示す情報を含み、所定のプロトコルに準拠したコマンドである。ここでは、一例としてグループ1を示す情報が含まれているものとする。
【0041】
次に、ステップS14において、S13で送信したユーザ情報を要求するコマンドへの応答として、そのグループ(ここでは、グループ1)に対応するユーザ情報(ユーザ名リスト)をサーバから取得する。そして、図8に示されるように、取得されたリストをRAM21に格納する。
【0042】
図8を参照して、リストにはユーザの名前と、アカウント名と、フォルダ名とがユーザごとに記録されている。
【0043】
ここに言う「アカウント名」とは、メールアドレス”aaa@bbb.co.jp”における「aaa」の部分である。本実施の形態では、登録される宛先として共通のドメインで管理される宛先を対象としているため、「@bbb.co.jp」の部分は一義的に決まる。したがって、アカウント名の情報から宛先のメールアドレスを自動設定する構成としている。なお、アカウント名のみでなく、メールアドレス自体を記録するようにすれば、ドメインの異なる宛先に対しても適用できる。フォルダ名とは、送信先においてデータを格納するフォルダ、すなわち送信データの格納先フォルダ名である。
【0044】
ステップS15において、S14で取得されたリストに既に登録済みのユーザ情報が存在するかを判定する。そして、取得されたリストのユーザ情報のうち未だ登録されていないユーザ情報を抽出する。すなわち、図8のリストのアカウント名のうち、リストデータ101のアカウント名と一致しないものを抽出するのである。抽出されたユーザ情報は、ステップS16においてリストデータ101に宛先リストとして登録される。
【0045】
S17では、図9に示されるように、宛先(ユーザ名)がMFP1のディスプレイ12に表示される。ユーザは表示された宛先から所望のものを選択し、S18では、選択された宛先に対して画像データを送信する処理が行われる。
【0046】
以上のように、本実施の形態においてはグループ名に対応するユーザ名リストが取得され、ユーザ名リストの各ユーザ情報(宛先情報)が既にMFP1に登録されているか否かが判別され、登録されていないと判別されたアカウントのみが宛先としてMFP1に登録される。これにより、MFP1に登録されているグループの全ての宛先が自動的に登録されるため、ユーザの宛先登録の労力を軽減することができる。また、ユーザ名リストに存在するアカウントのみをMFP1に宛先として登録するため、無意味なアカウントが装置に登録されることを防止することができる。
【0047】
図10は、サーバ200のCPU301で実行される処理を示すフローチャートである。
【0048】
S31では、MFP1からのユーザ情報を要求するコマンドを受信したか否か判断される。YESの場合、受信したコマンドに含まれる宛先グループ情報をもとに、このグループに属するユーザ情報をRAM317のテーブルから読出し、ユーザ名リストとしてMFP1に送信する(S32)。
【0049】
S33では、サーバ200におけるその他の処理を実行する。
[変形例]
図11は、図6に示されるフローチャートの変形例を示すフローチャートである。この変形例においては、サーバとしてFTPサーバを使用した例を示す。ユーザ情報(宛先情報)として、送信データの格納先のフォルダをユーザ情報(宛先)として取得する。
【0050】
また、この変形例では、FTPサーバに、図12に示すようなユーザ情報のテーブルが記憶されている。ここでは、3つのグループについて、ユーザ名、フォルダ名等のユーザ情報が関連付けて記憶されている。
【0051】
図11を参照して、ステップS21において、MFP1の電源がONになったかが判定され、YESであれば、ステップS22でFTPサーバの検索を行い、NOであれば処理を終了する。
【0052】
ステップS22では、予めMFP1に登録されているFTPサーバのIPアドレスを用いて、ネットワークを検索する。そして、サーバが見つかった場合(S22でYES)、ステップS23へ進む。ステップS23においては、所定のプロトコルに従って、FTPサーバにアクセスが行なわれる。また、ステップS23では、ユーザ情報(宛先情報)を要求するコマンドをサーバへ送信する。ユーザ情報を要求するコマンドは、予めRAM21に記憶されている宛先グループを示す情報を含み、所定のプロトコルに準拠したコマンドである。ここでは、一例としてグループ1を示す情報が含まれているものとする。
【0053】
次に、ステップS24において、S23で送信したユーザ情報を要求するコマンドへの応答として、そのグループ(ここでは、グループ1)に対応するユーザ情報(ユーザ名リスト)をサーバから取得する。そして、図13に示されるように、取得されたリストをRAM21に格納する。
【0054】
ステップS25において、S24で取得されたリストに既に登録済みのユーザ情報が存在するかを判定する。そして、取得されたリストのユーザ情報のうち未だ登録されていないユーザ情報を抽出する。すなわち、図13のリストのフォルダ名のうち、リストデータ101のフォルダ名と一致しないものを抽出するのである。抽出されたユーザ情報は、ステップS26においてリストデータ101に宛先リストとして登録される。
【0055】
[実施の形態における効果]
上述の本発明の実施の形態によると、予め登録されているIPアドレスからMFP1がサーバにアクセスし、そこからユーザ情報(宛先情報)の取得が行なわれる。また、同時にグループ情報をサーバに送り、その情報に基づいてサーバからユーザ名リストを取得する。取得されたユーザ名リストから、リストに存在するユーザ名のみが宛先としてMFPに登録される。これにより、自動的に宛先が登録され、かつMFPを使用すると想定される人のアドレスだけがMFPに登録されることになるので、MFPの使い勝手が向上する。
【0056】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおけるデータ送受信システムを示す図である。
【図2】MFP1の外観図である。
【図3】MFP1に設けられた構成のうち主に本実施の形態に係る部分を示すブロック図である。
【図4】CPU20がROM22内のプログラム221に従って動作することにより実現される機能構成を他の構成とともに示す図である。
【図5】パーソナルコンピュータまたはサーバの構成を示すブロック図である。
【図6】MFP1のCPU20により実行される処理を示すフローチャートである。
【図7】サーバに記憶されているユーザ情報テーブルの具体例を示す図である。
【図8】グループ名に対応するユーザ名リストの具体例を示す図である。
【図9】MFP1の操作パネルに表示される宛先を示す図である。
【図10】サーバ200のCPUにより実行される処理を示すフローチャートである。
【図11】図6のフローチャートの変形例を示す図である。
【図12】サーバに記憶されているユーザ情報テーブルの具体例を示す図である。
【図13】グループ名に対応するユーザ名リストの具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 MFP、11 操作部、12 ディスプレイ、13 スキャナ部、16 通信部、23 記憶部、100a,100b パーソナルコンピュータ、101リストデータ、201 表示制御部、202 リスト制御部、203 タイマ部、221 プログラム、231,313 ハードディスクドライブ、200 サーバ。

Claims (5)

  1. 登録されている宛先を指定して、その宛先にネットワークを介してデータを送信することが可能なデータ送信装置であって、
    サーバのIPアドレスを予め記憶する記憶手段と、
    記憶手段に記憶されているサーバのIPアドレスからそのサーバにアクセスするサーバアクセス手段と、
    宛先情報を含むユーザ情報を要求するコマンドを前記サーバに送信する送信手段と、
    前記要求に応答してサーバから送られてくるユーザ情報を受信する受信手段と、
    受信したユーザ情報に含まれる宛先情報をデータ送信の宛先として登録する制御手段とを備えた、データ送信装置。
  2. 前記制御手段は、受信したユーザ情報に含まれる宛先が既に自身の装置に登録されているか否かを判断し、登録されていない宛先のみを登録する、請求項1記載のデータ送信装置。
  3. 前記ユーザ情報を要求するコマンドには、グループ情報が含まれ、
    前記受信手段は、前記グループに属する複数のユーザ情報をサーバから受信する、請求項1記載のデータ送信装置。
  4. 登録されている宛先を指定して、その宛先にネットワークを介してデータを送信するデータ送信方法であって、
    予め記憶されているサーバのIPアドレスからそのサーバにアクセスするステップと、
    宛先情報を含むユーザ情報を要求するコマンドを前記サーバに送信するステップと、
    前記要求に応答してサーバから送られてくるユーザ情報を受信するステップと、
    受信したユーザ情報に含まれる宛先情報をデータ送信の宛先として登録するステップと、
    登録された宛先を指定して、データを送信するステップとを備えた、データ送信方法。
  5. データ送信装置に以下のステップを実行させるデータ送信プログラムであって、
    予め記憶されているサーバのIPアドレスからそのサーバにアクセスするステップと、
    宛先情報を含むユーザ情報を要求するコマンドを前記サーバに送信するステップと、
    前記要求に応答してサーバから送られてくるユーザ情報を受信するステップと、
    受信したユーザ情報に含まれる宛先情報をデータ送信の宛先として登録するステップと、
    前記登録された宛先の中から指定された宛先に、ネットワークを介してデータを送信するステップとを備えた、データ送信プログラム。
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