JP2004023218A - 電話装置 - Google Patents

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JP2004023218A
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Toshihiko Sakata
坂田 俊彦
Junichi Maehara
前原 淳一
Kensho Fukuoka
福岡 憲昭
Shinji Ikegami
池上 慎治
Naohiro Nagano
永野 直広
Masaomi Kondo
近藤 正臣
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Abstract

【課題】外出先の利用者において全発信者関連情報の要求か最新発信者関連情報の要求かの選択や同一発呼者からの発信者関連情報をまとめて送出することが可能で、再生音声をスローにすることやフォワードしたりリピートしたりすることが可能で、電話帳に名前が登録されている電話番号の着信の場合には発信者関連情報に確実に名前を格納することが可能なことを目的とする。
【解決手段】ベル信号検知回路と、電話回線に接続するための回線インタフェース部と、全体を制御する制御部10を有する電話装置であって、制御部は、発信者情報を受信したか否かを判定する発信者情報受信判定手段102と、発信者情報を受信したと判定したときは発信者情報の示す発信者の着信日時や着信件数等が格納された履歴データの有無に応じて履歴データを新規作成または更新して記憶部に記憶させる発信者情報受信処理手段104とを有する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベル信号を検知するベル信号検知回路、電話回線に接続するための回線インタフェース部、受信した発信者情報を所定の形式で記憶部に記憶させると共に所定の形式で記憶部に記憶された発信者情報を読み出して回線インタフェース部へ出力する音声処理部、全体を制御する制御部等を有し、記憶部に記憶されている発信者情報を含む発信者関連情報を例えば外出先の利用者からの要求に応じて自宅等から利用者に送信するための電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、留守番電話機能の向上により、着信のあった電話番号や着信メッセージを外出先から音声として聴取できるようになっている。
【0003】
図1(a)、(b)は一般的な留守番電話システムを示す構成図である。
【0004】
図1において、21は利用者の自宅の電話装置、22は電話回線網、23は相手の電話装置、24は利用者の電話装置、例えば携帯電話機である。
【0005】
図1(a)に示すように、相手電話装置23から着信があった場合、相手電話装置23の電話番号や日時を示す発信者情報aおよびメッセージが電話装置21で受信され、発信者情報aは発信者の着信履歴を示す履歴データとして、着信メッセージは録音データとして、記憶部(図示しない)に記憶される。これらの履歴データと録音データを含む情報が発信者関連情報である。
【0006】
図1(b)に示すように、利用者が外出先から電話装置21の着信内容の通知を要求する要求信号bを携帯電話機24から送信した場合、電話装置21は記憶部に記憶している発信者関連情報cを携帯電話機24へ送信する。これにより、利用者は、外出先で発信者関連情報cを受信して、その内容を音声等で知ることができる。なお、利用者が以上のようにして外部から聴取したり、あるいは電話装置21を直接操作して聴取した発信者関連情報は古い情報であり、まだ聴取していない発信者関連情報は最新の情報である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電話装置では、外出先の利用者に対して、着信のあった電話番号、メッセージ等を含む発信者関連情報を送信することができるが、その内容は画一的なものであり、発信者関連情報の中の最新なものを選択したり、同一発呼者からの発信者関連情報をまとめて送出したり、再生音声をスローにしたり、再生中の発信者関連情報をフォワード(Forward)したりリピート(Repeat)したりすることができないという問題点を有し、また電話帳に名前が登録されている電話番号の発信者関連情報であっても名前が含まれない場合があるという問題点を有していた。更には、発信者情報を再生した時に録音データの有無を利用者に通知しないという問題点を有していた。
【0008】
この電話装置では、すべての発信者関連情報を要求するか、最新の発信者関連情報を要求するかの選択が可能で、また再生音声をスローにすることが可能で、再生時にフォワードしたりリピートしたりすることが可能で、電話帳に名前が登録されている電話番号の着信の場合には発信者関連情報に確実に名前を含ませることができることが要求されている。
【0009】
本発明は、この要求を満たすため、外出先の利用者において全発信者関連情報の要求か最新発信者関連情報の要求かの選択や同一発呼者からの発信者関連情報をまとめて送出することが可能で、再生音声をスローにすることやフォワードしたりリピートしたりすることが可能で、電話帳に名前が登録されている電話番号の着信の場合には発信者関連情報に確実に名前を格納することが可能な電話装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の電話装置は、ベル信号を検知するベル信号検知回路と、電話回線に接続するための回線インタフェース部と、全体を制御する制御部とを有する電話装置であって、制御部は、発信者情報を受信したか否かを判定する発信者情報受信判定手段と、発信者情報を受信したと判定したときは発信者情報の示す発信者の着信日時や着信件数等が格納された履歴データの有無に応じて履歴データを新規作成または更新して記憶部に記憶させる発信者情報受信処理手段とを有する構成を備えている。
【0011】
これにより、外出先の利用者において全発信者関連情報の要求か最新発信者関連情報の要求かの選択や同一発呼者からの発信者関連情報をまとめて送出することが可能な電話装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の電話装置は、ベル信号を検知するベル信号検知回路と、電話回線に接続するための回線インタフェース部と、全体を制御する制御部とを有する電話装置であって、制御部は、発信者情報を受信したか否かを判定する発信者情報受信判定手段と、発信者情報を受信したと判定したときは発信者情報の示す発信者の着信日時や着信件数等が格納された履歴データの有無に応じて履歴データを新規作成または更新して記憶部に記憶させる発信者情報受信処理手段とを有することとしたものである。
【0013】
この構成により、発信者情報つまり発信者関連情報の新旧や件数を判定することができるので、外出先の利用者の要求に応じて、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したりすることができ、また、同一発呼者からの発信者関連情報をまとめて送出することができるという作用を有する。
【0014】
請求項2に記載の電話装置は、請求項1に記載の電話装置において、受信した発信者情報を所定の形式で記憶部に記憶させると共に所定の形式で記憶部に記憶された発信者情報を読み出して回線インタフェース部へ出力する音声処理部を備え、制御部は、回線閉結後に外部から受信したパスワードが所定のパスワードと一致するか否かを判定するパスワードデータ判定手段と、受信したパスワードが所定のパスワードと一致したと判定したときは受信した再生コマンドの内容に応じて、記憶部に記憶された全ての履歴データまたは最新の履歴データを音声処理部を介して外部へ送信する発信者情報音声送出処理手段とを有することとしたものである。
【0015】
この構成により、受信した再生コマンドに応じて、記憶部に記憶された全ての履歴データおよびメッセージデータまたは最新の履歴データおよびメッセージデータを音声処理部を介して外部へ送信することができるので、外出先の利用者の要求に応じて、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したりすることができるという作用を有する。
【0016】
請求項3に記載の電話装置は、請求項1または2に記載の電話装置において、発信者情報受信処理手段は、発信者情報の示す発信者の履歴データの有無を判定する履歴データ有無判定手段と、履歴データが有ると判定したときは履歴データの受信日時を最新の受信日時に更新すると共に履歴データの着信件数を1件カウントアップする履歴データ更新手段と、履歴データが無いと判定したときは新規の履歴データを登録すると共に履歴データへの名前データの登録を調整する履歴データ登録手段とを有することとしたものである。
【0017】
この構成により、履歴データの有無に応じて適正に履歴データを作成・更新することができ、また名前データを確実に登録することができるという作用を有する。
【0018】
請求項4に記載の電話装置は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の電話装置において、履歴データ登録手段は、発信者情報に名前データが含まれているときは、含まれる名前データを履歴データに登録し、発信者情報に名前データは含まれないが発信者情報の示す電話番号と同一の電話番号が電話帳にあるときは、同一の電話番号に対応する名前データを履歴データに登録することとしたものである。
【0019】
この構成により、名前データが発信者情報に含まれているか又は電話帳に登録されている場合には確実に履歴データに登録することができるので、発信者関連情報を外出先の利用者に送信する際に、確実に発信者の名前を通知することができるという作用を有する。
【0020】
請求項5に記載の電話装置は、請求項2乃至4のいずれか1に記載の電話装置において、発信者情報音声送出処理手段は、受信した再生コマンドが全発信者関連情報の送出コマンドである場合には記憶部に記憶された全ての履歴データを音声処理部を介してアナログ音声信号として外部へ送出し、受信した再生コマンドが最新発信者関連情報の送出コマンドである場合には記憶部に記憶された最新の履歴データを音声処理部を介してアナログ音声信号として外部へ送出するスピーチ送出処理手段を有することとしたものである。
【0021】
この構成により、受信した再生コマンドが全発信者関連情報の送出コマンドか又は最新発信者関連情報の送出コマンドかに応じて全履歴データ(つまり全発信者関連情報)または最新履歴データ(つまり最新発信者関連情報)を送信するようにしたので、外出先の利用者の要求に応じて確実に、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したりすることができるという作用を有する。
【0022】
請求項6に記載の電話装置は、請求項2乃至5のいずれか1に記載の電話装置において、スピーチ送出処理手段は、受信した再生コマンドがスロー再生コマンドである場合には記憶部からの履歴データの読出しをスローで行う再生設定手段を備えることとしたものである。
【0023】
この構成により、受信した再生コマンドがスロー再生を指示しているときには確実に録音データのスロー再生を行って、スローに再生された音声信号を外出先の利用者に送信することができるので、利用者は確実に着信者のメッセージを理解することができるという作用を有する。
【0024】
請求項7に記載の電話装置は、請求項2乃至6のいずれか1に記載の電話装置において、スピーチ送出処理手段は、リピートコマンドを受信したかフォワードコマンドを受信したかを判定する再生方法コマンド判定手段を有し、リピートコマンドを受信したと判定したときは音声再生を再び繰り返すこととしたものである。
【0025】
この構成により、受信した再生コマンドがリピートコマンドであるときには音声再生が繰り返されるので、利用者は音声を確実に聞き取ることができ、また、再生コマンドがフォワードコマンドであるときには再生処理を直ちに終了させることができるので、処理の迅速化を図ることができるという作用を有する。
【0026】
請求項8に記載の電話装置は、請求項1乃至7のいずれか1に記載の電話装置において、制御部は、記憶部における録音データの有無を判定する録音データ有無判定手段と、録音データが有ると判定したときは履歴データの録音有りフラグを立てるフラグ制御手段とを有することとしたものである。
【0027】
この構成により、確実かつ迅速に録音メッセージの有無を判定して利用者に通知することができ、必要な場合には利用者は直ちに音声を再生することができるという作用を有する。
【0028】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図14を用いて説明する。
【0029】
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1による電話装置を示すブロック図であり、図1の電話装置21に相当するものである。
【0030】
図2において、1は電話回線の閉結や開放を制御する回線インタフェース部、2はアナログ信号とデジタル信号の相互変換を行うA/D.D/A変換回路(以下単に「変換回路」という)、3は録音開始のビープ音を送出するトーン(TONE)信号出力回路、4は並列接続電話機のオンフック、オフフックを検知する並列接続電話機オン・オフフック検知回路、5はパスワードや再生コマンドを含むDTMF信号を検知するDTMF信号検知回路、6は電話回線の終話音を検知する終話音信号検知回路、7は電話回線のベル信号を検知するベル信号検知回路、8は電話がかかってきた時に送られてくる発信者情報(電話番号、名前、日時等の情報)を受信する発信者情報受信回路、9はデジタル変換された音声信号(デジタル音声データ)を圧縮して圧縮音声データとして後述の記憶部11に記憶し、また記憶した圧縮音声データを伸長して変換回路2に出力し、また発信者情報として記憶されているテキストデータをスピーチデータに変換して変換回路2に出力する音声処理部、10は各回路の制御や条件判定を行う制御部、11は圧縮音声データや、スピーチデータ、発信者情報を記憶する記憶部、12はトークボタンまたはスピーカホンボタンが押されたことや、ハンドセットが持ち上げられたことを制御部10に通知するオン・オフフック検出部である。
【0031】
図3は、プログラムによって実現される制御部10の構成を示す機能ブロック図である。
【0032】
図3において、101はベル信号検知回路7においてベル信号が検知されたか否かを判定するベル信号検知判定手段、102は発信者情報受信回路8において発信者情報を受信したか否かを判定する発信者情報受信判定手段、103はベル回数をカウントするためのベル回数カウント処理手段、104は受信した発信者情報を処理する発信者情報受信処理手段、105は電話回線を制御する回線制御手段、106は録音に関する制御を行う録音制御手段、107は電話回線のモニタを行う回線モニタ処理手段、108はパスワードデータを受信したか否かを判定すると共にパスワードが一致したか否かを判定するパスワードデータ判定手段、109は発信者情報を音声として送出する処理を行う発信者情報音声送出処理手段、109aは終話音を検知する終話音検知手段、110は録音データの有無を判定する録音データ有無判定手段、111はフラグを立てるためのフラグ設定手段である。
【0033】
このように構成された制御部10について、その動作(メイン処理)を図4を用いて説明する。図4は制御部10の動作を示すフローチャートである。
【0034】
図4において、まず、ベル信号検知判定手段101は電話回線のベル信号をモニタし(S1)、電話回線からのベル信号(例えば外出先の利用者の携帯電話機24(図1(b))からのベル信号)を検知したか否かをベル信号検知回路7からの通知に基づいて判定する(S2)。ベル信号を検知したと判定した場合は次に発信者情報受信判定手段102は、発信者情報を受信したか否かを判定する(S3)。発信者情報を受信しなかったと判定した場合は後述のベル回数カウント処理手段103はベル回数をカウントし、ベル回数が設定回数以上になった場合にはステップS5へ移行する(S4)。ステップS3で発信者情報を受信したと判定した場合には後述の発信者情報受信処理手段104は履歴データを新規作成したり更新し(S14)、発信者情報受信処理を終了したら、ステップS4のベル回数カウント処理へ移行する。
【0035】
ステップS5において回線制御手段105は回線インタフェース部1を制御して電話回線を閉結し、録音制御手段106は、応答メッセージと、録音を開始する合図音であるビープ音とを電話回線を例えば外出先の利用者の携帯電話機へ出力し(S6、S7)、録音動作を開始する(S8)。録音は、電話回線からの音声を変換回路2でデジタル音声データに変換し、音声処理部9で圧縮音声データに変換し、その圧縮音声データを記憶部11に記憶することにより行われる。次に、後述の回線モニタ処理手段107は回線モニタ処理を行う(S9)。回線モニタ処理においてはDTMF信号のモニタを行うが、オフフックが検出されず、並列接続電話機の持ち上げも検出されない場合にはステップS10へ移行する。
【0036】
ステップS10においてパスワードデータ判定手段108はパスワードデータを受信したか否かを判定し、パスワードデータを受信したと判定した場合には次にパスワードデータ判定手段108はパスワードが所定のパスワード(例えば利用者のパスワード)と一致したか否かを判定し(S17)、一致したと判定した場合には録音制御手段106は録音動作を終了し(S18)、後述の発信者情報音声送出処理手段109は発信者情報音声送出の処理を行う(S15)。ステップS10でパスワードデータを受信しなかったと判定した場合は次に終話音検知手段109aは終話音を検知したか否かを判定し(S10a)、終話音を検知したと判定した場合には次に録音制御手段106は録音動作を終了する(S11)。終話音を検知しなかったと判定した場合にはステップS9へ戻る。また、ステップS17でパスワードが一致しなかったと判定した場合にも録音制御手段106は録音動作を終了する(S11)。次に、回線制御手段105は電話回線を開放状態にする(S12)。次に、録音データ有無判定手段110は記憶部11における録音データの有無を判定し(S13)、録音データが有る場合には受信の履歴データの録音有りフラグを立て(S16)、メイン処理を終了する。録音データがない場合には受信の履歴データの録音有りフラグを立てずに、メイン処理を終了する。
【0037】
図5は、ステップS4の動作主体つまりベル回数カウント処理手段103を示す機能ブロック図である。
【0038】
図5において、121はベル信号検知回路7からの通知に基づいてベル回数をカウントするベル回数カウント手段、122は電話装置におけるオン・オフフック検出部12の通知に基づいてオフフックを検出したか否かを判定するオフフック検出手段、123は並列接続電話機オン・オフフック検知回路4からの通知に基づいて並列接続電話機(図示せず)のオン・オフフック(並列接続電話機が持ち上げられたか否か)の判定を行う並列接続電話機判定手段である。
【0039】
このように構成されたベル回数カウント処理手段103について、その動作を図6を用いて説明する。図6はベル回数カウント処理手段103の動作(ベル回数カウント処理)を示すフローチャートである。
【0040】
図6において、まず、ベル回数カウント手段121はベルの回数をカウントすし(S41)、オフフック検出判定手段122はオフフックが検出されたか否かを判定し(S42)、オフフックが検出されたと判定したときは通話状態へ移行する(S45)。オフフックが検出されなかったと判定したときは次に並列接続電話機判定手段123は並列接続電話機がオフフックか否かを判定し(S43)、オフフックと判定したときはメイン処理を終了する(当然にベル回数カウント処理も終了する)。並列接続電話機がオフフックでないと判定したときはベル回数カウント手段121はベルの回数が設定回数(例えば5回)以上か否かを判定し(S44)、ベルの回数が設定回数以上であると判定したときはベル回数カウント処理を終了してステップS5へ移行する。
【0041】
図7は、ステップS14の動作主体つまり発信者情報受信処理手段104を示す機能ブロック図である。
【0042】
図7において、131は履歴データの有無を判定する履歴データ有無判定手段、132は履歴データを更新する履歴データ更新手段、133は履歴データを新規に登録する履歴データ登録手段である。
【0043】
このように構成された発信者情報受信処理手段104について、その動作を図8を用いて説明する。図8は発信者情報受信処理手段104の動作(発信者情報受信処理)を示すフローチャートである。
【0044】
図8において、まず、履歴データ有無判定手段131は、受信した発信者情報の示す発信者と同一の発信者の履歴データが有るか否かを判定し(S141)、履歴データがあると判定したときは履歴データ更新手段132は、履歴データの受信日時(着信日時)を最新へ更新し(S142)、履歴データの着信件数を1件カウントアップする(S143)。履歴データには、上述した着信日時と着信件数の他、発信者電話番号、発信者の名前、録音データの有無などが格納されている。ステップS141で同一の発信者の履歴データがないと判定したときは、履歴データ登録手段133は、新規の履歴データ(新規受信履歴データ)を登録し(S144)、受信した発信者情報に名前データが有るか否かを判定し(S145)、名前があると判定したときは名前データを新規の履歴データに格納し(S147)、発信者情報受信処理を終了してステップS4へ移行する。受信した発信者情報に名前データがない場合には発信者情報の示す電話番号と同一電話番号に名前データがあるか否かを電話帳(図示せず)で検索し(S146)、電話帳の同一電話番号に名前データがある場合にはその名前データを新規の履歴データに格納し(S147)、名前データがない場合にはそのまま発信者情報受信処理を終了し、ステップS4へ移行する。なお、ステップS145〜S147は名前データの調整動作を示すものである。
【0045】
図9は、ステップS9の動作主体つまり回線モニタ処理手段107を示す機能ブロック図である。
【0046】
図9において、141はDTMF信号をモニタするDTMFモニタ手段、142はオン・オフフック検出部12の通知に基づいてオフフックを検出したか否かを判定するオフフック検出手段、143は並列接続電話機オン・オフフック検知回路4からの通知に基づいて並列接続電話機のオン・オフフックの判定を行う並列接続電話機判定手段である。
【0047】
このように構成された回線モニタ処理手段107について、その動作を図10を用いて説明する。図10は回線モニタ処理手段107の動作(回線モニタ処理)を示すフローチャートである。
【0048】
図10において、まず、DTMFモニタ手段141はDTMF信号をモニタする(S91)。次に、オフフック検出判定手段142はオフフックが検出されたか否かを判定し(S92)、オフフックが検出されたと判定したときは通話状態へ移行する(S94)。オフフックが検出されなかったと判定したときは次に並列接続電話機判定手段143は並列接続電話機がオフフックか否かを判定し(S93)、オフフックと判定したときは回線モニタ処理を終了して、メイン処理のステップS11へ移行する。並列接続電話機がオフフックでないと判定したときは回線モニタ処理を終了して、メイン処理のステップS10へ移行する。
【0049】
図11は、ステップS15の動作主体つまり発信者情報音声送出処理手段109を示す機能ブロック図である。
【0050】
図11において、151は再生コマンドの内容を判定する再生コマンド判定手段、152は着信履歴データ(受信履歴データ)の有無を判定する着信履歴有無判定手段、153はスピーチ(通知音声信号)を送出する処理を行う後述のスピーチ送出処理手段、154は関連する全履歴情報を送出したか否かを判定する全履歴情報送出判定手段、155は送出する履歴情報を次の履歴情報に移動させる履歴情報移動手段、156は着信履歴データが無い場合にその旨を通知する通知手段、157は電話回線の開閉を制御する回線制御手段である。
【0051】
このように構成された発信者情報音声送出処理手段109について、その動作を図12を用いて説明する。図12は発信者情報音声送出処理手段109の動作(発信者情報音声送出処理)を示すフローチャートである。
【0052】
図12において、まず、再生コマンド判定手段151は再生コマンドの内容が全発信者関連情報の選択か最新発信者関連情報の選択かを判定し(S151)、最新発信者関連情報の選択または再生コマンドを受信無しと判定したときは次に着信履歴有無判定手段152は新しい着信履歴データの有無を判定し(S152)、新しい着信履歴データが無いと判定したときは通知手段156は、新しい着信履歴データが無いことを回線インタフェース部1、電話回線を介して例えば利用者の携帯電話機に通知し(S153)、回線制御手段157は電話回線を開放状態にする(S154)。ステップS152で新しい着信履歴データが有ると判定したときは次に後述のスピーチ送出処理手段153は、スピーチの送出処理を行う(S155)。次に、全履歴情報送出判定手段154は、全ての最新履歴データを送出したか否かを判定し(S156)、送出したと判定したときは回線制御手段157は電話回線を開放状態とし(S154)、送出していないと判定したときは履歴情報移動手段155は次の履歴情報に移動して(S157)、ステップS155へ移行する。ステップS151で全発信者関連情報の選択と判定したときは次に着信履歴有無判定手段152は着信履歴データの有無を判定し(S158)、着信履歴データが無いと判定したときは通知手段156は、着信履歴データが無いことを回線インタフェース部1、電話回線を介して例えば利用者の携帯電話機に通知し(S153)、回線制御手段157は電話回線を開放状態にする(S154)。ステップS158で着信履歴データが有ると判定したときは次に後述のスピーチ送出処理手段153は、スピーチの送出処理を行う(S159)。次に、全履歴情報送出判定手段154は、全ての履歴データを送出したか否かを判定し(S160)、送出したと判定したときは回線制御手段157は電話回線を開放状態とし(S154)、送出していないと判定したときは履歴情報移動手段155は次の履歴情報に移動して(S161)、ステップS159へ移行する。なお、新しい着信履歴を送出した時には送出済のフラグを立て、次回の着信履歴の送出の際には、新しい着信履歴として送出されないようにする。
【0053】
図13は、ステップS155、S159の動作主体つまりスピーチ送出処理手段153を示す機能ブロック図である。
【0054】
図13において、161は音声処理部9において発信者情報(テキストデータ)をスピーチデータに変換させ、変換回路2においてスピーチデータをアナログ音声信号に変換させる音声処理手段、162はスロー再生コマンドを受信したか否かを判定するスロー再生コマンド判定手段、163はスロー再生を設定する再生設定手段、164は再生方法を示すコマンド(再生方法コマンド)を受信したか否かを判定する再生方法コマンド判定手段、165は録音メッセージの有無を通知する通知手段、166は録音再生コマンドを受信したか否かを判定する録音再生コマンド判定手段、167は録音メッセージを再生し送出する再生送出手段である。
【0055】
このように構成されたスピーチ送出処理手段153について、その動作を図14を用いて説明する。図14はスピーチ送出処理手段153の動作(スピーチ送出処理)を示すフローチャートである。
【0056】
図14において、まず、音声処理手段161は、音声処理部9において発信者情報(テキストデータ)をスピーチデータ(デジタル音声データ)に変換させ、変換回路2においてスピーチデータをアナログ音声信号に変換させる(S171)。次に、スロー再生コマンド判定手段162は、スロー再生コマンドを受信したか否かを判定し(S172)、スロー再生コマンドを受信したと判定したときは次に再生設定手段163はスロー再生を設定する(S177)。スロー再生が終了すると次に再生方法コマンド判定手段164は、リピートコマンドを受信したかフォワードコマンドを受信したかを判定し(S173)、リピートコマンドを受信したと判定したときはステップS171へ戻る。リピート動作を終了すると次に通知手段165は録音メッセージの有無を例えば利用者の携帯電話機に通知し(S174)、次に録音再生コマンド判定手段166は録音再生コマンドを受信したか否かを判定し(S175)、受信したと判定したときは再生送出手段167は録音メッセージを再生し、例えば利用者の携帯電話機へ送出する(S176)。ステップS173でフォワードコマンドを受信したと判定した場合またはステップS175で録音再生コマンドを受信しなかったと判定した場合にはスピーチ送出処理を終了し、ステップS156またはS160へ移行する。
【0057】
以上のように本実施の形態によれば、発信者情報を受信したか否かを判定する発信者情報受信判定手段102と、発信者情報を受信したと判定したときは発信者情報の示す発信者の着信日時や着信件数等が格納された履歴データの有無に応じて履歴データを新規作成または更新して記憶部11に記憶させる発信者情報受信処理手段104とを有することにより、発信者情報つまり発信者関連情報の新旧や件数を判定することができるので、外出先の利用者の要求に応じて、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したり、また、同一発呼者からの発信者関連情報をまとめて送出したりすることができる。
【0058】
また、回線閉結後に外部から受信したパスワードが所定のパスワードと一致するか否かを判定するパスワードデータ判定手段108と、受信したパスワードが所定のパスワードと一致したと判定したときは受信した再生コマンドの内容に応じて、記憶部11に記憶された全ての履歴データまたは最新の履歴データを音声処理部9を介して外部へ送信する発信者情報音声送出処理手段109とを有することにより、受信した再生コマンドに応じて、記憶部11に記憶された全ての履歴データおよびメッセージデータまたは最新の履歴データおよびメッセージデータを音声処理部9を介して外部へ送信することができるので、外出先の利用者の要求に応じて、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したりすることができる。
【0059】
さらに、発信者情報受信処理手段102は、発信者情報の示す発信者の履歴データの有無を判定する履歴データ有無判定手段131と、履歴データが有ると判定したときは履歴データの受信日時を最新の受信日時に更新すると共に履歴データの着信件数を1件カウントアップする履歴データ更新手段132と、履歴データが無いと判定したときは新規の履歴データを登録すると共に履歴データへの名前データの登録を調整する履歴データ登録手段133とを有することにより、履歴データの有無に応じて適正に履歴データを作成・更新することができ、また名前データを確実に登録することができる。
【0060】
さらに、履歴データ登録手段133は、発信者情報に名前データが含まれているときは、含まれる名前データを履歴データに登録し、発信者情報に名前データは含まれないが発信者情報の示す電話番号と同一の電話番号が電話帳にあるときは、同一の電話番号に対応する名前データを履歴データに登録することにより、名前データが発信者情報に含まれているか又は電話帳に登録されている場合には確実に履歴データに登録することができるので、発信者関連情報を外出先の利用者に送信する際に、確実に発信者の名前を通知することができる。
【0061】
さらに、発信者情報音声送出処理手段109は、受信した再生コマンドが全発信者関連情報の送出コマンドである場合には記憶部11に記憶された全ての履歴データを音声処理部を介してアナログ音声信号として外部へ送出し、受信した再生コマンドが最新発信者関連情報の送出コマンドである場合には記憶部11に記憶された最新の履歴データを音声処理部9を介してアナログ音声信号として外部へ送出するスピーチ送出処理手段153を有することにより、受信した再生コマンドが全発信者関連情報の送出コマンドか又は最新発信者関連情報の送出コマンドかに応じて全履歴データ(つまり全発信者関連情報)または最新履歴データ(つまり最新発信者関連情報)を送信するようにしたので、外出先の利用者の要求に応じて確実に、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したりすることができる。
【0062】
さらに、スピーチ送出処理手段153は、受信した再生コマンドがスロー再生コマンドである場合には記憶部11からの履歴データの読出しをスローで行う再生設定手段163を備えたことにより、受信した再生コマンドがスロー再生を指示しているときには確実に録音データのスロー再生を行って、スローに再生された音声信号を外出先の利用者に送信することができるので、利用者は確実に着信者のメッセージを理解することができる。
【0063】
さらに、スピーチ送出処理手段153は、リピートコマンドを受信したかフォワードコマンドを受信したかを判定する再生方法コマンド判定手段164を有し、リピートコマンドを受信したと判定したときは音声再生を再び繰り返すことにより、受信した再生コマンドがリピートコマンドであるときには音声再生が繰り返されるので、利用者は音声を確実に聞き取ることができ、また、再生コマンドがフォワードコマンドであるときには再生処理を直ちに終了させることができるので、処理の迅速化を図ることができる。
【0064】
さらに、記憶部11における録音データの有無を判定する録音データ有無判定手段110と、録音データが有ると判定したときは履歴データの録音有りフラグを立てるフラグ設定手段111とを有することにより、確実かつ迅速に録音メッセージの有無を判定して利用者に通知することができ、必要な場合には利用者は直ちに音声を再生することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の電話装置によれば、ベル信号を検知するベル信号検知回路と、電話回線に接続するための回線インタフェース部と、全体を制御する制御部とを有する電話装置であって、制御部は、発信者情報を受信したか否かを判定する発信者情報受信判定手段と、発信者情報を受信したと判定したときは発信者情報の示す発信者の着信日時や着信件数等が格納された履歴データの有無に応じて履歴データを新規作成または更新して記憶部に記憶させる発信者情報受信処理手段とを有することにより、発信者情報つまり発信者関連情報の新旧や件数を判定することができるので、外出先の利用者の要求に応じて、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したり、また、同一発呼者からの発信者関連情報をまとめて送出したりすることができるという有利な効果が得られる。
【0066】
請求項2に記載の電話装置によれば、請求項1に記載の電話装置において、受信した発信者情報を所定の形式で記憶部に記憶させると共に所定の形式で記憶部に記憶された発信者情報を読み出して回線インタフェース部へ出力する音声処理部を備え、制御部は、回線閉結後に外部から受信したパスワードが所定のパスワードと一致するか否かを判定するパスワードデータ判定手段と、受信したパスワードが所定のパスワードと一致したと判定したときは受信した再生コマンドの内容に応じて、記憶部に記憶された全ての履歴データまたは最新の履歴データを音声処理部を介して外部へ送信する発信者情報音声送出処理手段とを有することにより、受信した再生コマンドに応じて、記憶部に記憶された全ての履歴データおよびメッセージデータまたは最新の履歴データおよびメッセージデータを音声処理部を介して外部へ送信することができるので、外出先の利用者の要求に応じて、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したりすることができるという有利な効果が得られる。
【0067】
請求項3に記載の電話装置によれば、請求項1または2に記載の電話装置において、発信者情報受信処理手段は、発信者情報の示す発信者の履歴データの有無を判定する履歴データ有無判定手段と、履歴データが有ると判定したときは履歴データの受信日時を最新の受信日時に更新すると共に履歴データの着信件数を1件カウントアップする履歴データ更新手段と、履歴データが無いと判定したときは新規の履歴データを登録すると共に履歴データへの名前データの登録を調整する履歴データ登録手段とを有することにより、履歴データの有無に応じて適正に履歴データを作成・更新することができ、また名前データを確実に登録することができるという有利な効果が得られる。
【0068】
請求項4に記載の電話装置によれば、請求項1乃至3のいずれか1に記載の電話装置において、履歴データ登録手段は、発信者情報に名前データが含まれているときは、含まれる名前データを履歴データに登録し、発信者情報に名前データは含まれないが発信者情報の示す電話番号と同一の電話番号が電話帳にあるときは、同一の電話番号に対応する名前データを履歴データに登録することにより、名前データが発信者情報に含まれているか又は電話帳に登録されている場合には確実に履歴データに登録することができるので、発信者関連情報を外出先の利用者に送信する際に、確実に発信者の名前を通知することができるという有利な効果が得られる。
【0069】
請求項5に記載の電話装置によれば、請求項2乃至4のいずれか1に記載の電話装置において、発信者情報音声送出処理手段は、受信した再生コマンドが全発信者関連情報の送出コマンドである場合には記憶部に記憶された全ての履歴データを音声処理部を介してアナログ音声信号として外部へ送出し、受信した再生コマンドが最新発信者関連情報の送出コマンドである場合には記憶部に記憶された最新の履歴データを音声処理部を介してアナログ音声信号として外部へ送出するスピーチ送出処理手段を有することにより、受信した再生コマンドが全発信者関連情報の送出コマンドか又は最新発信者関連情報の送出コマンドかに応じて全履歴データ(つまり全発信者関連情報)または最新履歴データ(つまり最新発信者関連情報)を送信するようにしたので、外出先の利用者の要求に応じて確実に、新旧すべての発信者関連情報を送信したり、最新の発信者関連情報を送信したりすることができるという有利な効果が得られる。
【0070】
請求項6に記載の電話装置によれば、請求項2乃至5のいずれか1に記載の電話装置において、スピーチ送出処理手段は、受信した再生コマンドがスロー再生コマンドである場合には記憶部からの履歴データの読出しをスローで行う再生設定手段を備えたことにより、受信した再生コマンドがスロー再生を指示しているときには確実に録音データのスロー再生を行って、スローに再生された音声信号を外出先の利用者に送信することができるので、利用者は確実に着信者のメッセージを理解することができるという有利な効果が得られる。
【0071】
請求項7に記載の電話装置によれば、請求項2乃至6のいずれか1に記載の電話装置において、スピーチ送出処理手段は、リピートコマンドを受信したかフォワードコマンドを受信したかを判定する再生方法コマンド判定手段を有し、リピートコマンドを受信したと判定したときは音声再生を再び繰り返すことにより、受信した再生コマンドがリピートコマンドであるときには音声再生が繰り返されるので、利用者は音声を確実に聞き取ることができ、また、再生コマンドがフォワードコマンドであるときには再生処理を直ちに終了させることができるので、処理の迅速化を図ることができるという有利な効果が得られる。
【0072】
請求項8に記載の電話装置によれば、請求項1乃至7のいずれか1に記載の電話装置において、制御部は、記憶部における録音データの有無を判定する録音データ有無判定手段と、録音データが有ると判定したときは履歴データの録音有りフラグを立てるフラグ制御手段とを有することにより、確実かつ迅速に録音メッセージの有無を判定して利用者に通知することができ、必要な場合には利用者は直ちに音声を再生することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な留守番電話システムを示す構成図
【図2】本発明の実施の形態1による電話装置を示すブロック図
【図3】プログラムによって実現される制御部の構成を示す機能ブロック図
【図4】制御部の動作を示すフローチャート
【図5】ベル回数カウント処理手段を示す機能ブロック図
【図6】ベル回数カウント処理手段の動作を示すフローチャート
【図7】発信者情報受信処理手段を示す機能ブロック図
【図8】発信者情報受信処理手段の動作を示すフローチャート
【図9】回線モニタ処理手段を示す機能ブロック図
【図10】回線モニタ処理手段の動作を示すフローチャート
【図11】発信者情報音声送出処理手段を示す機能ブロック図
【図12】発信者情報音声送出処理手段の動作を示すフローチャート
【図13】スピーチ送出処理手段を示す機能ブロック図
【図14】スピーチ送出処理手段の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 回線インタフェース部
2 A/D.D/A変換回路
3 トーン信号出力回路(TONE信号出力回路)
4 並列接続電話機オン・オフフック検知回路
5 DTMF信号検知回路
6 終話音信号検知回路
7 ベル信号検知回路
8 発信者情報受信回路
9 音声処理部
10 制御部
11 記憶部
12 オン・オフフック検出部
21、23 電話装置
22 電話回線網
24 携帯電話機
101 ベル信号検知判定手段
102 発信者情報受信判定手段
103 ベル回数カウント処理手段
104 発信者情報受信処理手段
105、157 回線制御手段
106 録音制御手段
107 回線モニタ処理手段
108 パスワードデータ判定手段
109 発信者情報音声送出処理手段
109a 終話音検知手段
110 録音データ有無判定手段
111 フラグ設定手段
121 ベル回数カウント手段
122、142 オフフック検出判定手段
123、143 並列接続電話機判定手段
131 履歴データ有無判定手段
132 履歴データ更新手段
133 履歴データ登録手段
141 DTMFモニタ手段
151 再生コマンド判定手段
152 着信履歴有無判定手段
153 スピーチ送出処理手段
154 全履歴情報送出判定手段
155 履歴情報移動手段
156、165 通知手段
161 音声処理手段
162 スロー再生コマンド判定手段
163 再生設定手段
164 再生方法コマンド判定手段
166 録音再生コマンド判定手段
167 再生送出手段

Claims (8)

  1. ベル信号を検知するベル信号検知回路と、電話回線に接続するための回線インタフェース部と、全体を制御する制御部とを有する電話装置であって、
    前記制御部は、発信者情報を受信したか否かを判定する発信者情報受信判定手段と、前記発信者情報を受信したと判定したときは前記発信者情報の示す発信者の着信日時や着信件数等が格納された履歴データの有無に応じて前記履歴データを新規作成または更新して前記記憶部に記憶させる発信者情報受信処理手段とを有することを特徴とする電話装置。
  2. 受信した発信者情報を所定の形式で記憶部に記憶させると共に前記所定の形式で前記記憶部に記憶された発信者情報を読み出して前記回線インタフェース部へ出力する音声処理部を備え、
    前記制御部は、回線閉結後に外部から受信したパスワードが所定のパスワードと一致するか否かを判定するパスワードデータ判定手段と、前記受信したパスワードが所定のパスワードと一致したと判定したときは受信した再生コマンドの内容に応じて、前記記憶部に記憶された全ての履歴データまたは最新の履歴データを前記音声処理部を介して外部へ送信する発信者情報音声送出処理手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
  3. 前記発信者情報受信処理手段は、前記発信者情報の示す発信者の履歴データの有無を判定する履歴データ有無判定手段と、前記履歴データが有ると判定したときは前記履歴データの受信日時を最新の受信日時に更新すると共に前記履歴データの着信件数を1件カウントアップする履歴データ更新手段と、前記履歴データが無いと判定したときは新規の履歴データを登録すると共に前記履歴データへの名前データの登録を調整する履歴データ登録手段とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の電話装置。
  4. 前記履歴データ登録手段は、前記発信者情報に名前データが含まれているときは、前記含まれる名前データを前記履歴データに登録し、前記発信者情報に名前データは含まれないが前記発信者情報の示す電話番号と同一の電話番号が電話帳にあるときは、前記同一の電話番号に対応する名前データを前記履歴データに登録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の電話装置。
  5. 前記発信者情報音声送出処理手段は、前記受信した再生コマンドが全発信者関連情報の送出コマンドである場合には前記記憶部に記憶された全ての履歴データを前記音声処理部を介してアナログ音声信号として外部へ送出し、前記受信した再生コマンドが最新発信者関連情報の送出コマンドである場合には前記記憶部に記憶された最新の履歴データを前記音声処理部を介してアナログ音声信号として外部へ送出するスピーチ送出処理手段を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1に記載の電話装置。
  6. 前記スピーチ送出処理手段は、前記受信した再生コマンドがスロー再生コマンドである場合には前記記憶部からの履歴データの読出しをスローで行う再生設定手段を備えたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1に記載の電話装置。
  7. 前記スピーチ送出処理手段は、リピートコマンドを受信したかフォワードコマンドを受信したかを判定する再生方法コマンド判定手段を有し、リピートコマンドを受信したと判定したときは音声再生を再び繰り返すことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1に記載の電話装置。
  8. 前記制御部は、前記記憶部における録音データの有無を判定する録音データ有無判定手段と、前記録音データが有ると判定したときは前記履歴データの録音有りフラグを立てるフラグ制御手段とを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の電話装置。
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