JP2003515227A

JP2003515227A - コンピュータに基づく集合的証券投資サービス

Info

Publication number: JP2003515227A
Application number: JP2001539205A
Authority: JP
Inventors: ジェフリーティー．シーリー，; ブライアンダブリュー．ラッツリフ，; ジェフリーエイ．ヒューズ，; スティーブンケイ．アブラハムズ，; ジェフリーディー．ゲイル，; ラリーウィックライン，; ポールエイ．ジョージ，
Original assignee: ネットストックコーポレイション
Priority date: 1999-11-18
Filing date: 2000-11-20
Publication date: 2003-04-22
Also published as: EP1230613A4; US8682771B2; AU1791601A; JP2003528369A; WO2001037185A1; JP4831555B2; WO2001037184A8; EP1234266A2; CA2390080A1; AU2044801A; EP1230613A1; CA2390087A1; WO2001037184A2; US20080162375A1

Abstract

(57)【要約】コンピュータに基づく集合的証券投資サービス（１４）は１人以上の顧客（１２）と１つ以上の通信リンク（１８）を介し、やり取りを行う。このサービスは多数の顧客（１２）が証券の集合的な購入注文をドル基準で、実行することを可能にする。顧客（１２）の口座設定は、個人、共同、通常、または税金優遇口座の多数の異なったタイプを選択する能力を持っている。本発明は価格変動のある証券購入の投資サービスの危険にさらすことを、株購入を２以上のサブ注文にばらばらにすることより、減らすためのメカニズムも提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】（関連出願）本出願は、１９９９年１１月１８日に出願された、米国仮出願第６０／１６６
，３８８号の優先権を主張し、これは参考として本明細書中において援用される
。

【０００２】（発明の分野）本発明は、一般的にはコンピュータシステムに関し、特に、通信系を経由して
、顧客と相互にやりとりをする、コンピュータを基にした投資システムに関する
。

【０００３】（発明の背景）多数の一般給料所得者の投資家にとって、個人株やその他の証券に投資するに
関与する費用が、そのような証券が一般的に大口のみで購入され得ること、及び
、手数料を購入ごとに支払わなければならないことにより、途方もなく高い。一
度に１００ドルから２００ドルなどの比較的小額のドル価の証券を購入を望む投
資家に対して、大抵の証券は余りに高額すぎて、１ユニットでさえ、購入できな
い。その上、値下げ仲買人を使う際さえも、投資額に対する関連手数料の大きさ
がこの取引に魅力を与えることができない。

【０００４】その結果、一般的に“ドル建て”と称される投資のような、新タイプの投資計
画が提案されつつある。これらのタイプの案において、ある投資家は、同じ証券
を同じように買うことを望む他の投資家達との購入の注文を総和することにより
、特別のドル価格の一証券を購入できる。集合した注文における合計金額は一定
数の証券を購入するのに使われ、そして、それらの証券の所有権は各個人の投資
家が負担した金額の比率に従って、分配される。多くの場合、各投資家は購入さ
れた１証券の何分の１かが当てられる。このようなドル建ての投資システムの１
つの例がＳｔｅｖｅｎＷａｌｌｍａｎによるＰＣＴ出願（ＰＣＴ/ＵＳ９９/０
５０１０）に開示されている。このＰＣＴ出願は、ＦｏｌｉｏＴｒａｄｅＬ
ＬＣｏｆＧｒｅａｔＦａｌｌｓ（Ｖｉｒｇｉｎｉａ）に譲渡されている。
このＰＣＴ出願は、本明細書中で参考として援用される。このＷａｌｌｍａｎの
ＰＣＴ出願で開示されているシステムでは使用者達が有価証券に含まれる、個人
の蓄えの中より小額の合計金銭の投資を許容しているが、このシステムは消費者
の間に幅広い支持を得ていない。これはシステムの複雑さとそれを実行させるに
必要な諸経費に起因し得る。したがって、相対的に簡単でかつ財務的にも顧客の
視点および仲買人の視点の双方から運転することが可能なドル建ての投資システ
ムの必要がある。加えて、通常、より小さな投資家達が株式市場に参画すること
を妨げている柵の大抵を取り払う投資システムの必要性がある。

【０００５】財界において直面しているもう１つの問題は、より小さな金融機関が、より大
きな金融機関によって提供された増え続ける多数のサービスに直面して、顧客を
維持する能力である。大抵の顧客はより小さな金融機関に関与しているサービス
レベルの維持を望んでいるが、さらになおより小さな金融機関では高過ぎて提供
できない金融商品にも接することを望んでいる。したがって、金融機関および他
のタイプのビジネスまたは組織が、費用効果が高く、そして誠実な顧客に異様に
思えない方法で、より洗練されたサービスを提供することができるシステムの必
要性がある。

【０００６】（発明の要旨）集合的証券投資サービスはインタネットなどの１つ以上の通信リンクを経由し
て１人以上の顧客とのインタフェースを行う。顧客は投資サービスにアクセスし
、そして個人口座、共同口座、通常口座または課税優遇の口座などの多数のタイ
プを含む口座を設定できる。顧客はこの投資サービスに、選んだ時間間隔で、特
別のドル価の証券の購入を指示する。この投資サービスは同じ証券を買うことを
望むすべての顧客の注文を結合させるかまたは集合させ、集合的注文を行い、そ
して集合的保有庫における各顧客の分担額に従って、購入した証券の所有権を分
割する。

【０００７】本発明の他の局面に従うと、この投資サービスは、購入されるべく証券数の計
算のために、１証券の見積り額が得られた時間とその取り引きがなされた時間と
の間の価格変動から守るために、購入注文を１つ以上のサブ注文にばらす（ｓｔ
ａｇｇｅｒ）ことができる。各サブ注文で購入された証券数と発行できるサブ注
文数とは株価またはその他の因子の統計値を基にして、投資サービスによって変
化できる。

【０００８】本発明のさらなる別の局面に従うと、この投資サービスにより、無系列金融機
関およびその他の組織がドル建ての投資行為または無系列金融機関の既存サービ
スの外観（ｌｏｏｋ）と感触（ｆｅｅｌ）を維持している様態での通信インタフ
ェースを介したその顧客に対するほかの金融サービスを提供することが可能であ
る。顧客は無系列金融機関の顧客インタフェースを介して、強化されたサービス
のプロバイダに継ぎ目なく、つなげられる。さらに、本発明は、この投資サービ
スから無系列金融機関の顧客へのすべての電子通信をカスタマイズし、その通信
が無系列金融機関のロゴ及びその他の独特の特徴を示すという能力を持っている
。

【０００９】（図面の詳細な説明）図１で示されるように、本発明はコンピュータに基づく集合的証券投資サービ
スシステム５（本明細書以後、投資サービス５として参照される）であり、これ
により顧客はドル建てに基づく投資物件の購入を行うことが可能になる。システ
ムの心臓部に、顧客１２と通信する１つ以上のコンピュータ１０、証券取引／証
券交換システム１４、および１つ以上の通信リンク１８を経由した決済システム
１６がある。これらの通信リンク１８は有線または無線の電話網、個人向けのリ
ース型または共有データ通信網（例えば、有線か無線の構内ネットワーク）、広
帯域ネットワーク、インタネット、あるいはこれらの組み合わせを含み得る。本
発明のこの好ましい実施形態において、１つ以上のコンピュータ１０がインタネ
ットを介し、顧客１２と通信する１つ以上のウェブサーバコンピュータを含む。

【００１０】顧客１２は、好ましくはウェブプログラミングの分野で周知であるウェブブラ
ウザプログラムを備えたパーソナルコンピュータを使用して、１つ以上のコンピ
ュータ１０とやり取りを行う。しかしながら、顧客１２はまた、一般電話、携帯
電話、個人向けのデジタル補助器、ウェブＴＶ，双方向ページャ、インタネット
キオスク（ｋｉｏｓｋ）、または適切なインタフェースをもった通信網を経由し
て、情報を１つ以上のコンピュータ１０に伝達するための任意のほかのメカニズ
ムなどのその他の通信デバイスで１つ以上のコンピュータ１０にアクセスするこ
とができる。

【００１１】図２は、図１で示された１つ以上のコンピュータ１０の現在の好適な構成を示
すブロック図である。１つ以上のコンピュータ１０はインタネット１８とこのコ
ンピュータシステムの残りの部分との間のバッファとして働くファイヤウォール
３０を含む。ウェブページに対する要求を１つ以上の並列接続されたウェブサー
バコンピュータ３４に分配する役目をする負荷バランス用のコンピュータ３２は
このファイヤウォール３０に接続される。各ウェブサーバ３４はさらに、このウ
ェブサーバコンピュータ３４および１つ以上のホストサービスコンピュータ３８
、１つ以上のデータベース２０、証券取引システム１４および決済システム１６
間の位置にある第２のファイヤウォール３６に接続されている。１つ以上のデー
タベース２０は顧客口座や投資サービス５の取り引き台帳に関する情報を記憶し
ている。１つ以上のデータベース２０はダイアルアップ接続４０を介し、決済シ
ステム１６と通信する。さらに、１つ以上のデータベース２０はリースされたデ
ータ通信線４２を介し、証券取引システム１４と通信する。

【００１２】動作中において、１つ以上のウェーブサーバコンピュータ３４は顧客に関連す
るブラウザプログラムからの要求に応じたウェブページを生成するように動作す
る。１つ以上のホストサービスコンピュータ３８は、集合した証券購入や証券販
売ための準備、顧客からの金銭の受け取り、そして投資サービスへの台帳保守の
機能を行う。

【００１３】投資サービス５は多数の顧客が口座を設定することを可能にすることによって
作動し、これにより、特別のドル価の証券が一度または周期基準のいずれかで購
入される。指定の時間間隔で、１つ以上のコンピュータ１０は購入される証券注
文のために１つ以上のデータベース２０を走査する。ある特定の証券を購入した
いすべての顧客の注文は結合され、そしてその証券の購入は証券取引システム１
４とやり取りする１つ以上のコンピュータ１０によってなされる。購入によって
得られた証券は集合された購入注文の各顧客のドル基準の負担に従って、顧客間
で分配される。集合された注文がすべての分配数を購入するに十分な金銭の額を
保有していないという状態おいては、１つ以上のコンピュータ１０は”秘密資金
”または保守口座（ｍａｉｎｔｅｎａｎｃｅａｃｃｏｕｎｔ）２２にアクセス
する。口座２２は購入される証券数を全体数に切り上げ、そして下で説明される
ように証券を買うに必要とする追加資金を供給するために、この投資サービスに
よって保守される。切り上げ操作の結果として、投資サービス５によって購入さ
れた端数証券は、必要に応じ、保守や販売のために、投資サービスの使用ため、
秘密資金２２の中に保管される。

【００１４】１つ以上のコンピュータ１０は３つの主要の機能を行う。これらは（１）口座
の設定や変更、口座の記載や確認の転送、履歴処理データの復元を可能にすこと
などのために顧客とのやり取りを行うこと、（２）残高勘定をつり合わせたり、
集合の買い注文と売り注文を処理するために、仲買口座システム（ＢＡＳ）を稼
動させること、ならびに（３）集合した購入注文または販売注文を実行するため
の株式取引／株式交換１４とのやり取りおよび顧客からお金を受け取るための決
済システムとのやり取りを含む。

【００１５】顧客の設定プロセスの一部として、１つ以上のコンピュータ１０は図３に図示
されている幾つかまたはすべての段階を行う。これらのステップは記述した順番
で行う必要がないということと、そしてさらに顧客口座を設定するために、少数
のステップか追加ステップが実行され得ることが理解される。ステップ１００で
は、１つ以上のコンピュータが、好ましくは１つ以上のウェブページを使用して
、顧客が名前、住所、税金識別子そして株取引口座を設定するに必要な任意の他
の個人情報を与えることができるように、顧客とのやり取りを行う。ステップ１
０２では、１つ以上のコンピュータ１０は、システムの不正使用を防止するため
に、投資サービス（例えば、ログイン名、パスワードなどを含む）にアクセスす
る確実な方法を顧客が選択できるように、顧客とのやり取りを行う。ステップ１
０３では、顧客は作成される口座のタイプを選定するために、１つ以上のコンピ
ュータ１０とやり取りを行う。これは個人口座、制限計画、無制限計画、保管口
座、投資クラブ、４０１Ｋ計画、ＩＲＡなどを含み得る。口座タイプをこの様式
で選定することにより、システムは変化する手数料レベルを自動的に割り当て、
そして１人以上の人で保有されている口座の場合、資金と証券へのアクセスを適
切に制限すること、および、その種の口座に適合した特別のデータを追跡したり
報告したりすることが可能にする。

【００１６】ステップ１０６では、顧客は、行いたい投資購入に関する処理詳細、すなわち
毎月、毎週、毎日、または一度になどの購入したい周期、１証券ごとか購入ごと
（現在では１ドル最小で、最大値はなし）に使いたい額、そして購入した証券か
ら受け取る配当金のいくらかが再投資されるかどうかについての情報を与えるた
めに、１つ以上のコンピュータ１０とやり取りを行う。

【００１７】ステップ１０８では、顧客は、給料天引き、電信送金、ＡＣＨ（電子送金）な
どを含む、投資サービス５への決済方法についての情報を与えるために、１つ以
上のコンピュータ１０とやり取りを行う。

【００１８】ステップ１１０では、顧客は、各処理により購入を望む特定の、１つ以上の証
券を選定するために、１つ以上のコンピュータ１０とやり取りを行う。例えば、
ある顧客が毎月の第１と第３の火曜日に１００ドルのＭｉｃｒｏｓｏｆｔ株と２
５ドルのＸｅｒｏｘ株とを購入するように選択し得る。証券は株に限定する必要
がなく、公債、年金債権、先物商品、オプション品、金、一般商品または１つ以
上のコンピュータ１０が通信できる交換所や市場において、購入および販売され
るその他の項目品をも含み得る。購入された特定の株は顧客によって何時でも変
更され、そして投資家の再帰の投資計画は何時でも中断され、そして再開始され
得る。

【００１９】図４は集合的証券購入を行うために、１つ以上のコンピュータ１０によって、
実行されるステップを示している。ステップ２００で始まるが、１つ以上のコン
ピュータ１０が毎週1回、毎日1回、毎日２回、毎時間２回など、予め決められた
時間間隔で、なされた特定の証券購入のために、データベース２０を走査する。
例えば、２人の顧客が、毎月５日に株購入を行いたいと仮定する。投資家Ａは１
００ドルのＭｉｃｒｏｓｏｆｔ株と５０ドルのＸｅｒｏｘ株の購入を望み、顧客
Ｂは５０ドルのＭｉｃｒｏｓｏｆｔ株と１００ドルのＩＢＭ株の購入を望んでい
る。要求購入日の前のいつかに、１つ以上のコンピュータ１０がデータベース２
０を走査し、１５０ドルの結合合計のＭｉｃｒｏｓｏｆｔ株が当月の５日に購入
されることがわかる。ステップ２０４では、１つ以上のコンピュータが個人証券
の購入を集合し、ステップ２０６で、投資家によって購入される、ある証券のド
ル合計額を結合する（比較的少ない手数料）。本発明の実施形態において、各購
入によって払われる手数料は口座タイプによって変わる。例えば、個人または共
同口座は購入ごとに２ドルの手数料がかかり、一方、保管口座（ｃｕｓｔｏｄｉ
ａｌ）または退職年金口座は購入ごとに１ドルの費用がかかり得る。また本シス
テムは、指定の周期または処理回数に対して課せられる費用がより小さいか無料
になる、特別の宣伝（ｐｒｏｍｏｔｉｏｎ）時における参画者の識別も行う。

【００２０】ステップ２０８で、１つ以上のコンピュータ１０が、購入される証券の取引時
価を提供できる、証券取引システム１４（図１）か、あるいは、その他の見積供
給システムと通信する。ステップ２１０では、１つ以上のコンピュータ１０は購
入され得る証券数を結合注文として計算し、そしてこの証券数を、本発明の好適
な実施形態のように切り上げ、切り下げあるいは証券数の調整の別手段で、ある
全体数に調整する。

【００２１】ステップ２１２で、１つ以上のコンピュータ１０がステップ２１０で決定され
た証券数を現在の市場価格で購入するために、証券取引システム／証券交換所１
４とやりとりを行う。ステップ２１４では、１つ以上のコンピュータ１０は、証
券を結合された資産保有庫における各投資家の分担率に応じて、その証券を投資
家の間に分ける。上で説明したように、大抵の例では、個人株主は特定の１証券
の分割部分を受け取る。その上、投資サービス５は証券購入を全体数の割り当て
に切り上げるなどのために、資産保有庫に金銭を加える必要があるならば、投資
サービス５によって、供給された金銭で購入される証券の任意の分割部分は、図
１で示されたように秘密資金２２の中に保存される。

【００２２】大抵の例では、ステップ２０８で獲得された証券の価格は実購入がなされる時
間によって変化し得る。証券の価格が下落する場合、資産保有庫は要求の証券数
を買うに十分の金銭をその中に持っている。本発明の実施形態はこの過剰資金を
資産保有庫への関連分担額に応じ、各投資家の口座に戻すことにより、この過剰
資金を処理している。証券の価格が上昇する場合、集合された資産保有庫は要求
の証券数の購入に十分な金銭を保持しておらず、そして仲買システムはこの要求
された追加資金を供給し、購入される証券の相当分を受け取る。

【００２３】理解され得るように、その仲買が特定の数の割り当てを購入するのに、自己資
金をあてがうという条件はサービスを運用するに必要な資本に有意に追加し得る
。例えば、１００の顧客がＡＢＣ社の１００ドル相当額の株を買う注文を行う
と仮定する。各顧客が５ドルの手数料を課せられると、それは当該の株を買うの
に９５００ドルを残すことになる。投資サービスが当該の株価をチェックし、そ
れが、１株１０ドルであると、注文はＡＢＣ社の９５０株を買うように行われる
。その注文が発行された時とそれが実行された時との間に、１株の価格が１２ド
ルに飛躍すると、１１４００ドルがその注文を完結させるに必要とされ−その１
９００ドルは投資サービス５によって分担させられる。ここで、その投資サービ
スは買いたくなかった１９００ドル／１２（すなわち、１５８．３３）のＡＢＣ
社の株数を秘密資金に所有する。

【００２４】価格が上昇してしまった証券の注文を完結させるのに、投資サービスで必要と
される資金量を減らす可能性のある方法として、当該の投資サービスは注文を数
段階にばらすように選択され得る。例えば、その注文が９５０株だとすると、最
初の部分発注は全体の注文のある可変の割合（例えば、８０％）（９５０の８０
％＝７６０株）で発行され得る。次に、続く注文は残りの可変部分（例えば、８
０％）で発行され得、そして、すべての注文が完結されるまで、これが続く。

【００２５】上記実施例において、ＡＢＣ社の９５０株の注文が１０ドル株として仮定し、
作り出された間に、その価格が１株１２ドルに飛躍する：仲買は通常、この注文
を満たすために、１９００ドルの分担しなければならない。

【００２６】その注文が、注文の最初の部分が満たされるようにばらばらで行われると（例
えば、この本実施例では８０％＝７６０株）、その株が１０ドルから１２ドルに
飛躍し、投資保有庫９５００ドルのなかの９１２０ドルが使われる（すなわち、
残りは３８０ドル）。

【００２７】次いで、１つ以上のコンピュータ１０は集合された投資保有庫の差額がどれだ
けの証券を購入できるかを再決定できる。これを行うには、１つ以上のコンピュ
ータ１０は当該の証券の別見積りを得、新注文が発行される。その本実施例に引
き続いて、元の注文の第１の部分が発行された後、ＡＢＣ社の株が１株１２ドル
に維持していると、残りの３８０ドルは３１．６６株数（投資システムによって
３２株数に切り上げ）を購入すると推定される。次いで、新注文が３２株のある
可変の割合で発行される。例えば、３２株の８０％は２６株となる（切り上げ）
。このプロセスは集合した資金保有庫のすべての資金が証券を買うのに使われる
まで続く。

【００２８】理解されるように、本投資サ−ビスは発行される各注文の比率をいつでも変え
ることができる。その上、投資サ−ビス５は、集合した資金保有庫のすべての金
銭を使うのに使用される繰り返し回数を変えことができる。例えば、軽い株取引
では、投資サ−ビス５は、１回の繰り返しで１００％の注文を実行し得る。しか
しながら、重い株取引では、投資サ−ビス５は、最初の繰り返しで８０％の注文
を実行し、第２の繰り返しでは残りの８０％の注文、そして第３の繰り返しでは
続く残りの１００％の注文を行い得る。用いられる特定の戦略は証券の取引量と
その価格履歴に依存しやすい。

【００２９】本投資サ−ビスは、注文を数個の”サブ注文”に分割し、ばらばらにすること
によって、価格的に急激に変動する証券に対する危険にさらされることを軽減で
きる。任意に発行される注文の比率は、証券価格とその他の因子の統計値に基づ
く１つ以上のコンピュータ１０の演算によって変更され得る。

【００３０】１つの注文がたくさんの、ばらばらにしたサブ注文で完結されると、好ましく
は重みの付けされた株価が、購入される株数がどのように分けるかを決定するの
に使用される。

【００３１】顧客が証券の販売を望む時、販売注文を発行するために、１つ以上のコンピュ
ータ１０とやりとりを行う。本発明の実施形態は、取引を完結するための証券取
引システム／証券交換所１４とやりとりを行うことにより、実時間で販売注文を
発行するように動作する。本発明では、投資サ−ビス５は証券を販売するために
、販売注文は、同じ証券を売ることを望む他の顧客と集合されてないので、顧客
により高い手数料を、例えば１回の取引で１９．９５ドルを課す。本発明の投資
システムの実施形態のこの局面に対する理由は、投資家達が即時の流動性により
興味を持ち得ること、すなわち、つぎの集合された取引注文まで、いくらかの周
期時間を待つことに対し、現在の市場状態に応じるために、証券を実時間処理で
販売する能力である。顧客が１証券の分割部分の販売を望むならば、仲買はその
証券に対し市場料金を払い、そして購入した端数株を秘密資金２２に加える。

【００３２】上で示したように、１つ以上のコンピュータ１０はまた、顧客口座を作り出す
こと、および証券を売買することに加え、ほかの数個の機能を実施する。顧客が
口座残高と証券情況を見たり、履歴処理データを見なおしたり、調査を行うなど
ができるように、１つ以上のコンピュータ１０はまた、顧客による表示のための
ステートメントを作り出すプレゼンテション層への伝達のために、購入または販
売の結果を、１つ以上のデータベース２０に記憶する。

【００３３】１つ以上のコンピュータ１０はまた、そのデータベースのチェックを含む情報
確認などのある種の日常業務の機能を実行する（例えば、株取り引きを成立させ
る場合、１つ以上のコンピュータ１０はその使用者が利用できる資金を持ってい
るかどうかを見るためにデータベースをチェックをする）。その情報が確認され
、そしてエラ−を戻すと、１つ以上のコンピュータ１０はプレゼンテション層に
エラーメッセージを表示するように指示する。

【００３４】１つ以上のコンピュータ１０はまた、仲買口座システム（ＢＡＳ）を保守する
。本発明の１つの実際の実施形態において、このＢＡＳは１つ以上のデータベー
ス２０の一部分であるリレーショナルデータベースであり、投資サービスおよび
システム処理エンジンのための完成図書および完成記録として奉仕する。投資ス
タッフは、投資サービスにあるコンピュータを介し、このＢＡＳに直接アクセス
でき、そしてＢＡＳ内部の異なった操作、すなわち、保守、問題解決、仲買チェ
ックなどを行い得る。さらにその上、システムは直接、ＢＡＳからのデータにア
クセスし、そしてこのデータをプレゼンテション層に転送し得る。

【００３５】上で示したように、金融サービスまたは他の組織のより小さい提供者（仲間、
クラブ、連合など）に直面する別の問題は、上述したドル建ての証券投資サービ
スなどの洗練された金融商品を提供するシステムを設定する際に、資本を投資す
ることなく、顧客とメンバを引きつけ、そして保持する方法である。多くの顧客
は自身のローカルな金融機関または他の組織に忠誠を持っているが、それらの組
織が提供している残りのサービスと同じ方法での作動または”外観と感触”を持
たないサービスを提供すると、心地よく思わない。

【００３６】本発明は、より小さな金融機関およびその他を、既存のサービスの外観と感触
を維持する様式で、サービス追加を提供するために、本発明の集合的証券投資サ
ービスの提供者とのパートナにさせることによる解決策を提供する。

【００３７】図５は、内部結合された通信環境を示しており、そしてそこでは顧客３００が
ローカルの信用組合のサーバコンピュータ３０４にインタネットなどの通信リン
ク３０２によって接続され得る。同じように、第２の使用者３０６は仲間のサー
バコンピュータ３０８に通信リンク３０２によって結合されることができる。以
下で、さらなる詳細に説明されるが、本発明は、パートナの各組織が本発明の集
合的証券の仲買のサービスを、ウェブサーバ３０４と３０８で作られる、既存イ
ンタフュースの外観と感触から実質的に異なっていない方法で提供することを可
能にする。さらにその上、パートナの組織は認可された仲買ディーラ（ｄｅａｌ
ｅｒ）になることなしに、投資サ−ビスを提供できる。実際には、使用者３００
と３０６のそれぞれが、各サーバ３０４と３０８を介し、投資サービス５にアク
セスする場合、通信リンク３０２を介し、顧客には実質的に継ぎ目のない方法で
、通信リンク３０２を介して投資サービス５につながる。証券投資サービス５は
顧客３００と３０６に関する情報を１つ以上のデータベース２０に、集合的証券
投資サービスに直接にアクセスするほかの顧客と区別する方法で記憶する。

【００３８】図６は本発明の集合的証券投資サービス５で作られたウェブページのスクリー
ンショットである。現在では、このウェブページをｗｗｗ．ｓｈａｒｅｂｕｉｌ
ｄｅｒ．ｃｏｍで見つけられ、そしてこれは本発明の譲渡人、Ｎｅｔｓｔｏｃｋ
ＣｏｒｐｏｒａｔｉｏｎｏｆＢｅｌｌｅｖｕｅＷａｓｈｉｎｇｔｏｎで
作成される。このウェブページには、口座の設定、取り引きの成立、口座情報の
獲得、投資データの獲得などのために、ウェブブラウザにおいて、使用者が選択
できる多数のコントロールおよびリンクがある。

【００３９】図７は無系列金融組織のために作られたウェブページを示す。特に、Ｎｅｔｓ
ｔｏｃｋＣｏｒｐｏｒａｔｉｏｎとパートナであるボーイング従業員信用組合
（ＢｏｅｉｎｇＥｍｐｌｏｙｅｅ’ｓＣｒｅｄｉｔＵｎｉｏｎ^SM）によって
、上で説明した集合的証券投資サービスを提供できるように作られている。図６
および図７を比較して見られるように、ウェブページ上で見つけられるコントロ
−ルおよびリンクの大抵のものが同じである。しかしながら、図７に示されるウ
ェブページは、特別のパートナに特定のバナー３２０、商標またはほかのロゴを
含み得る。その上、このウェブページは、無系列パートナの組織で作られたほか
のウェブページにかなり一致させるために、色付けするか、または別の方法で配
置され得る。

【００４０】無系列の組織のサービスと同様の外観と感触を表示する追加のサービス追加を
提供するために、投資サービス５は無系列金融組織のロゴを含み、同じカラー色
を使って設計し、無系列組織のほかのユーザインタフュースと類似した方法で配
置され、そして無系列組織に関連しているコントロールまたはリンクを含むウェ
ブページを作り得る。

【００４１】顧客は、投資サービス５に直接にアクセスするために、ＵＲＬのｗｗｗ．ｓｈ
ａｒｅｂｕｉｌｄｅｒ．ｃｏｍをタイプするか選択するかで、またはＵＲＬのｐ
ａｒｔｎｅｒ１．ｓｈａｒｅｂｕｉｌｄｅｒ．ｃｏｍ、ｐａｒｔｎｅｒ２．ｓｈ
ａｒｅｂｕｉｌｄｅｒ．ｃｏｍ、・・・・・ｐａｒｔｎｅｒＮ．ｓｈａｒｅｂｕ
ｉｌｄｅｒ．ｃｏｍをタイプするか選択するかでアクセスする。ここで、”ｐａ
ｒｔｎｅｒ１−ｐａｒｔｎｅｒＮ”のそれぞれの添え字は、本発明の集合的投資
サービスを支援している無系列のパートナ組織を表す。顧客が投資サービスにア
クセスし得るＵＲＬのそれぞれが、自己のＩＰアドレスを持っている場合、投資
サービスは各ＩＰアドレスのためのハードウエア支援を備えなければならない。
投資サービス５が数百または数千さえの無系列組織の支援を行う場合、各ＩＰア
ドレスを支援するに必要なインフラは途方もない費用になる。一方、関連するＵ
ＲＬのそれぞれが、同じＩＰアドレスにマップされると、通常のウェブアプリケ
ーションは投資サービス５をアクセスする顧客によって使われるソースまたはポ
ータルを決定できない。したがって、通常のウェブアプリケーションは顧客が投
資サービスをアクセスする無系列組織のために、カスタマイズすることなしに、
同じウェブページを生み出し得るだけである。

【００４２】この問題を解決するには、投資サービス５で用いられている１つ以上のコンピ
ュータ１０は、ユーザ／顧客が投資サービス５をアクセスした、無系列のパート
ナ組織のウェブサイトを決めているＨＴＴＰ（ハイパ−テキスト伝送プロコトル
）のリクエストヘッダー（ｒｅｑｕｅｓｔｈｅａｄｅｒ）を読むように、プロ
グラムされている。

【００４３】次いで、１つ以上のコンピュータ１０上で実行されるウェブアプリケーション
ソフトウエアは、ウェブページが特定の無系列組織に対し、いかにカスタマイズ
されるかを、データベースに格納されている因子にしたがって、構築されている
ＨＴＭＬを顧客に送り戻すようにストリーミングすることによって応答する。こ
の方法では、ウェブアプリケーションは特定の無系列組織のために、１つのハー
ドウエアシステムを使用して、容易にカスタマイズされ得るウェブページを構築
する。このウェブページを構築するには、雛型のページが作られ、そして参照す
る無系列組織について特定のデータベースに格納しているカスタマイズの指示に
従ってカスタマイズされる。このカスタマイズは無系列のパートナ組織のために
作られるウェブページに限定されない。１つ以上のコンピュータは顧客が関与し
ている組織の指示にためにデータベース２０を走査する。１つ以上のコンピュー
タは、口座用ステーメント、掲示、宣伝物件などの顧客とのすべての通信を関連
組織の外観と感触と一致する方法で、カスタマイズできる。その上、１つ以上の
コンピュータは、あるパートナ組織のために作られたウェブページをその組織で
必要とされる特徴を選択的に追加または削除するようにカスタマイズし得る。例
えば、パートナ組織のいくつかは、自己の実時間株取引システムを持ち得る。し
たがって、１つ以上のコンピュータ１０によって作られたどんなウェブページで
も、投資サービス５で提供される実時間取引サービスへのどんなリンクも除く。

【００４４】好ましくは、顧客が投資サービスにアクセスするごとに、カスタマイズが起こ
る。例えば、顧客が競合する実時間の株購入サービスを見るのを望まない銀行か
ら、投資サービスをアクセスすると、作られるウェブページはそのサービスへの
リンクを含まない。しかしながら、同じ顧客がこの銀行のウェブサイトからのリ
ンクなしで、直接、投資サービス５をアクセスすると、このようなリンクを含み
得るウェブページが示される。しかしながら、顧客が投資サービスにアクセスす
る方法とは関係なく、パートナ組織に関連するウェブページともにいつも表示さ
れるように、顧客の記録のコードを格納することが可能であることがまた理解さ
れる。

【００４５】その上、ある顧客が初めて投資サービス５にアクセスすると、この記録は、無
系列組織に手数料または他の報酬金を支払うために、投資サービス５をアクセス
した無系列組織の同一性を示すデータベースに格納される。この報酬金は顧客に
よって、一度かまたはおのおのの取引ごとに支払われ得る。この報酬金は取引が
従属の口座の中でなされるごとに支払われるならば、このシステムはたとえ顧客
がどんな方法で口座にアクセスしても、この機能を果たす。

【００４６】本発明の好適な実施形態が図示と説明で行われたが、本発明の範囲を逸脱しな
いで、本明細書中で種々の変更がなされ得ることが理解され得る。例えば、無系
列組織のためのカスタム化したウェブページを作り出す能力は、金融サービスを
提供するコンピュータシステムに限定されない。この技術はどんなウェブベース
のシステムにおいても使用され得る。例えば、車両製造業者が、ウェブページが
各ディーラ（ｄｅａｌｅｒ）についてカスタマイズされる、新車を示しているウ
ェブページを生み出すコンピュータシステムを持ち得る。したがって、本発明の
範囲は特許請求の範囲およびこれに等価のものから決定されることが意図される
。

【００４７】本発明の先の局面および付随する多くの優位性は、付随する図面と併せて詳細
な説明を参考することによって、よりよく理解されることと同じように、より容
易に理解される。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の１つの実施形態に従った、コンピュータに基づく集合的証券
投資サービスシステムのブロック図である。

【図２】図２は、投資サービスを作動させる好ましいコンピュータの構成のブロック図
である。

【図３】図３は、顧客の口座を設定するために、投資サービスの１つ以上のコンピュー
タによって、なされる一連のステップのフローチャートである。

【図４】図４は、集合的証券購入を実行するために、投資サービスの１つ以上のコンピ
ュータによって、なされる一連のステップのフローチャートである。

【図５】図５は、本発明の集合的証券投資サービスおいて、パートナである組織での、
コンピュータネットワークの環境を図示している。

【図６】図６は、本発明の集合的証券投資サービスと、無系列組織とによって作られた
、例示のウェブページである。

【図７】図７は、本発明の集合的証券投資サービスと、無系列組織とによって作られた
、例示のウェブページである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者ヒューズ，ジェフリーエイ．アメリカ合衆国ワシントン 98118，シアトル， 46ティーエイチアベニューエス． 3910 (72)発明者アブラハムズ，スティーブンケイ．アメリカ合衆国ワシントン 98122，シアトル，イー．ジェファーソン 3104 (72)発明者ゲイル，ジェフリーディー．アメリカ合衆国ワシントン，ベルビュー， 167ティーエイチピーエルエヌイー 255 (72)発明者ウィックライン，ラリーアメリカ合衆国ワシントン 98021，ボセル，８ティーエイチピーエルダブリュー 21827 (72)発明者ジョージ，ポールエイ．アメリカ合衆国ワシントン 98052，レッドモンド， 167ティーエイチピーエルエヌイー 12612

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ユーザとの通信を生み出すために、パートナ組織に関連する
共同ブランドのウェブサイトを介し、該ユーザによってアクセスされる中央コン
ピュータと、パートナ組織に関連するユーザとの通信をどのようにカスタマイズすべかにつ
いての指示を含む、該中央コンピュータに接続されるデータ格納部と、を含む、多数のパートナ組織と関連する、該ユーザとのカスタマイズされた通信
を作り出すためのシステムであって、該中央コンピュータは、該ユーザが該中央コンピュータをアクセスする該共同ブ
ランドのウェブサイトの同一性を決定するようにプログラムされ、次いで、該パ
ートナ組織に関連した該指示に応じて、該ユーザとの通信をカスタマイズするよ
うに作動する、システム。
【請求項２】前記中央コンピュータは、前記ユーザがインタネットブラウ
ザプログラムで前記共同ブランドのウェブサイトのＵＲＬを入力するかまたは選
択することによってアクセスされ、該ＵＲＬは該中央コンピュータの１つのＩＰ
アドレスにマッピングされており、ここで、該ユーザが該ウェブブラウザプログ
ラムで該共同ブランドのウェブサイトの該ＵＲＬを入力するかまたは選択する時
に、該中央コンピュータがウェブページ対して、要求の解析によって該共同ブラ
ンドのウェブサイトの同一性を決定する、請求項１に記載のシステム。
【請求項３】前記中央コンピュータは、多数の共同ブランドのウェブサイ
トを介して、アクセスされることができ、各ウェブサイトは、該中央コンピュー
タの単独のＩＰアドレスにマッピングされているＵＲＬを有する、請求項１に記
載のシステム。
【請求項４】前記中央コンピュータは、前記パートナ組織に関連する、前
記共同ブランドのウェブサイトの同一性の指示のために、ＨＴＴＰのリクエスト
ヘッダーを読むことによって前記要求を解析する、請求項２に記載のシステム。
【請求項５】前記中央コンピュータは、インタネットを介し、投資サービ
スを実行する、請求項１に記載のシステム。
【請求項６】前記投資サービスは、ドル建ての投資を含む、請求項５に記
載のシステム。
【請求項７】多数のパートナ組織と関連する共同ブランドのウェブサイト
を介してユーザによってアクセスされ、該ユーザが口座の設定、証券の売買、お
よび口座に関する該ユーザとの通信を提供できるようにプログラムされている１
つ以上のコンピュータと、該１つ以上のコンピュータとの通信において、各ユーザについてのデータを記
憶し、さらにパートナ組織と関連するユーザとの通信がカスタマイズされる方法
に関する指示を記憶するデータ格納部と、を含む、インタネットを介し、ドル建ての投資サービスを提供するシステムであ
って、該１つ以上のコンピュータは、該ユーザが該１つ以上のコンピュータをアクセ
スした共同ブランドのウェブサイトの同一性を決定し、そして、該共同ブランド
のウェブサイトに関連する該パートナ組織に対する該指示に応じて、該ユーザと
の通信をカスタマイズするようにプログラムされる、システム。
【請求項８】インタネットを介してユーザによってアクセスされ、そして
金融サービスを提供する１つ以上のコンピュータと、パートナ組織と関連するユーザとの通信がどのように構築されるかを特定する
、カスタマイズするデータを格納する手段と、該ユーザが該１つ以上のコンピュータをアクセスするパートナ組織に関連する
、ウェブサイトの同一性を決定する手段と、該パートナ組織に関連する、該カスタマイズするデータに応じて、該ユーザと
の通信を作り出す手段と、を含む、該インタネットを介して該１つ以上のパートナ組織と関連するユーザに
該金融サービスを提供するためのシステム。
【請求項９】前記通信がパートナ組織のロゴまたは記章を表すウェブペー
ジを含む、請求項８に記載のシステム。
【請求項１０】前記通信がパートナ組織のロゴまたは記章を表す金融ステ
ートメントを含む、請求項８に記載のシステム。
【請求項１１】前記通信が前記パートナ組織によって要求される場合に、
他のウェブサイトまたはサービスへのリンクを選択的に追加または削除するウェ
ブページを含む、請求項８に記載のシステム。
【請求項１２】証券を購入するための資産を貯蔵するステップと、該証券の販売時価を決定するステップと、該保有資金と該販売時価との大きさに基づいて、購入すべき該証券のユニット
数を決定するステップと、該証券のユニット数の注文を発行するステップと、該注文を、該保有庫にある資金で、証券を購入するために実行される多数のサ
ブ注文に分割するステップと、を含む、コンピュータに基づく集合的証券投資サービスにおいて、集合的証券の
注文を実行する方法。
【請求項１３】第１のサブ注文が実行された後に、投資保有庫にいくらか
の資金があるかを決定するステップと、該第１のサブ注文が実行された後において、該証券の新価格を決定し、この新
価格から、該資産保有庫に残っている資金で購入され得る第２の証券のユニット
数を決定するステップと、該第２のユニット数のための第２の注文を発行するステップと、該第２注文を、該保有庫に残っている資金で、証券を購入するために実行され
る可変のサブ注文数に分割するステップとをさらに含む、請求項１２に記載の方法。
【請求項１４】新証券価格を決定するステップと、該新証券価格で前記資
産保有庫に残っている資金で購入され得る証券数を再計算するステップと、該証
券数の注文を発行するステップとを、該資産保有庫中の資金が使われまで繰り返
すステップをさらに含む、請求項１３に記載の方法。
【請求項１５】ユーザが口座を設定し、特別のドル額での証券の周期購入
を要求し、該ユーザの口座情況について、該ユーザにステートメントを提供する
ことが可能になるようにプログラムされる、インタネットを介して該ユーザにア
クセスされる１つ以上のコンピュータと、証券が購入される期日を含む該ユーザについての情報を格納する１つ以上のデ
ータベースであって、該１つ以上のコンピュータは、該１つ以上のデータベース
を走査し、該証券を買いたい各ユーザからの資金を有する合わせた資金保有庫で
、該証券のための集合した注文を作り出し、該１つ以上のコンピュータは、該資
金保有庫で該証券を購入するために、該集合した注文を可変のサブ注文数に分割
する、データベースとを含む、該ユーザが該インタネットを介して該ドル建ての証券の購入を可能にす
るためのシステム。
【請求項１６】前記１つ以上のコンピュータが各サブ注文で購入される証
券数を調整する、請求項１５に記載のシステム。