JP2003345631A - 計算機システム及び記憶領域の割当方法 - Google Patents

計算機システム及び記憶領域の割当方法

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JP2003345631A
JP2003345631A JP2002153254A JP2002153254A JP2003345631A JP 2003345631 A JP2003345631 A JP 2003345631A JP 2002153254 A JP2002153254 A JP 2002153254A JP 2002153254 A JP2002153254 A JP 2002153254A JP 2003345631 A JP2003345631 A JP 2003345631A
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Yasutomo Yamamoto
康友 山本
Manabu Kitamura
学 北村
Takashi Oeda
高 大枝
Katsunori Nakamura
勝憲 中村
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Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種類の異なる記憶装置が混在する計算機シス
テムにおいて、記憶装置の特性を考慮した記憶装置の使
用を実現する。 【解決手段】 ホスト上で、ユーザ又はアプリケーショ
ンからのファイルシステム領域割り当て要求を受けたデ
バイス割り当て処理が、当該割り当て要求をストレージ
管理サーバへ送信する。管理サーバでは各SAN、NA
Sのストレージ構成条件と要求されたファイルシステム
領域の要求条件を比較し、より条件に合致する記憶領域
を選択し、ストレージの設定変更後、割り当て領域の位
置情報をホストへ返信する。ホストは、割り当てられた
領域がファイルシステム領域であれば、当該領域の位置
情報をアプリケーションに返却し、割り当て領域がSA
Nストレージの論理デバイスであれば、当該論理デバイ
スをオぺレーティングシステムに認識させた後、ファイ
ルシステムを作成し、当該ファイルシステムの位置情報
をアプリケーションに返却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システム、
及び、計算機システムにおける記憶装置の管理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、企業等で扱われるデータの量が増
大するのに伴い、企業が有する記憶装置の数や記憶容量
が増大している。その結果、企業における記憶装置の管
理コストが増加している。
【0003】記憶装置の管理コストを低減する方法とし
て、複数の計算機と複数の記憶装置を、ファイバチャネ
ル(FC)やインターネットプロトコル(IP)を用い
たネットワークで接続したストレージエリアネットワー
ク(SAN)や、IPネットワークに接続される記憶装
置であるネットワークアタッチドストレージ(NAS)
といった技術の使用が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば、ネ
ットワークに接続された計算機が使用できる記憶装置の
数や種類は今後飛躍的に増加する。つまり、計算機と記
憶装置がネットワークを介して接続されている計算機シ
ステムにおいて、異なる属性を持つ多数の記憶装置がネ
ットワークに接続される。そういった状況では、システ
ム内でSANとNASといった、種類の異なる記憶装置
が混在する可能性もある。このような計算機システムで
は、各計算機が、SANやNASで提供される記憶領域
をその装置の特性に応じて使い分けることが重要にな
る。
【0005】特開2001−142648号公報には、
SANにおいて、SANに接続されたデバイスの特性を
考慮して、ホスト計算機への割り当てデバイスを決定す
るデバイス割り当て方法が開示されている。具体的に
は、SANを管理する管理サーバに対して、割り当てる
論理デバイスの容量、性能などの属性と共に割り当て要
求をホスト計算機から送信する。管理サーバでは、各記
憶装置の特性と要求デバイスの属性に基づいて、割り当
てる記憶装置を特定する。管理サーバは、記憶装置に対
して割り当て要求のあったホスト計算機に対するアクセ
スが可能となるような設定を指示する。その後、管理サ
ーバは、管理サーバ自身が有するストレージ管理情報を
変更し、要求を送信したホスト計算機に、割り当てデバ
イス情報を返却する。また、同公報では、NASにおけ
るファイルシステムの割り当て方法についても開示され
ている。
【0006】しかし、特開2001−142648の技
術においては、一つの計算機システムに種類の異なる記
憶装置が混在した環境については考慮されていない。仮
に、上述の技術をSAN、NAS混在環境に適用しよう
とすると、割り当て対象となる記憶領域をSANから割
り当てるのか、NASから割り当てるのかをホスト計算
機側であらかじめ特定した後に、それぞれの管理サーバ
に対して割り当て要求を発行せねばならない。しかし、
実際には、システム毎にSAN、NASで用いられてい
るネットワーク帯域や記憶装置の性能などの特性が異な
り、それぞれの構成条件を把握しないままで割り当て先
を決定すると、効率的な記憶領域割り当てができない。
【0007】本発明の目的は、SAN、NASが混在す
る計算機システムにおいて、ホスト計算機がネットワー
クに接続された記憶装置の種類、具体的には、構成条件
等を意識せずに、要求条件により合致した記憶領域割り
当てを実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、種類の異な
る記憶装置が混在する計算機システムにおいて、計算
機、管理用の計算機及び記憶装置とが、以下のような連
携を行う。まず、計算機は、ネットワークに接続された
記憶装置が有する記憶領域を使用する要求を管理用の計
算機に送信する。管理用の計算機は、ネットワークに接
続された記憶装置に関する情報と計算機からの要求に含
まれる条件とを比較して、条件を満たす記憶領域を有す
る記憶装置を選択する。
【0009】管理用の計算機は、計算機の情報を選択し
た記憶装置に送信する。また、管理用の計算機は、選択
した記憶装置の情報を、計算機に送信する。選択された
記憶装置の情報を受信した計算機は、受信した記憶装置
の情報に基づいて、記憶装置を制御する。
【0010】尚、計算機から送信される要求に含まれる
条件には、計算機が使用したい記憶領域の特性を示す情
報が含まれていてもよく、更に、計算機が使用したい記
憶領域の信頼性を示す情報が含まれていても良い。
【0011】また、好ましい実施態様としては、選択さ
れた記憶装置がSANに接続される記憶装置である場合
には、管理用の計算機は、SANに接続される記憶装置
に計算機用の記憶領域を作成するよう指示し、選択され
た記憶装置がNASである場合には、管理用の計算機
は、NASに計算機用のファイルシステムを作成するよ
う指示する構成が考えられる。
【0012】更に、好ましい実施態様としては、選択さ
れた記憶装置がSANに接続される記憶装置である場合
には、計算機は、管理用の計算機から送信された情報に
基づいて、SANに接続された記憶装置が有する記憶領
域にファイルシステムを作成し、選択された記憶装置が
IPネットワークに接続される記憶装置である場合に
は、計算機は、管理用の計算機から送信された情報に基
づいて、IPネットワークに接続された記憶装置に作成
されたファイルシステムを自己のファイルシステムにマ
ウントする構成が考えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態として、
アプリケーションからのファイルシステム作成要求を受
けた計算機が、ファイルシステムに要求される記憶領域
の属性などの条件についての情報を付加したファイルシ
ステム作成要求を管理サーバへ送信し、管理サーバで
は、要求される条件と各記憶装置の構成を比較して、条
件に合致する記憶装置を選択する例を説明する。
【0014】図1は、本発明を適用した計算機システム
の実施形態のシステム構成を示す図である。本計算機シ
ステムでは、複数の計算機11aと11b(以下「ホス
ト11」と総称する)が、FCスイッチ18を介して記
憶装置サブシステム12aと12b(以下「記憶装置サ
ブシステム12F」と総称する)に接続されている。
【0015】また、ホスト11は、IPネットワーク1
41を介して、ファイルシステムを提供するファイルサ
ーバ19と接続される。ファイルサーバ19は、記憶装
置サブシステム12cと接続される。ファイルサーバ1
9及び記憶装置サブシステム12cは一つの筐体に収ま
っており、NAS17を構成する。また、ホスト11、
記憶装置サブシステム12F、12c、FCスイッチ1
8及びNAS17は、IPネットワーク142を介し
て、管理用の計算機(以下「管理サーバ」)13と接続
される。
【0016】管理サーバ13は、IPネットワーク14
2を介して、ホスト11、記憶装置サブシステム12F
と12c、FCスイッチ18、及びNAS17からそれ
ぞれ構成情報を収集し、保持する。また、管理サーバ1
3は、各装置のFCポートアドレス、ポートWWN、及
びノードWWNから、各装置の接続状況を示すFCネッ
トワークトポロジを認識する。
【0017】ホスト11、ファイルサーバ19及び管理
サーバ13は、図示はしないが、演算処理部であるCP
Uやメモリなどを有する計算機であり、メモリに格納さ
れたオペレーティングシステム(OS)、アプリケーシ
ョンプログラム等をCPUが実行することで、所定の処
理を行う。
【0018】記憶装置サブシステム12F、12c(以
下「記憶装置サブシステム12」と総称する)は、記憶
装置であって、複数のディスクユニット121、ディス
クコントローラ122、ホスト11又はファイルサーバ
19と接続される複数のポート123、IPネットワー
ク142と接続されるネットワークインタフェース12
5を有している。
【0019】本実施形態における記憶装置サブシステム
12は、複数のディスクユニット121が有する物理的
記憶領域をまとめて1または複数の論理的な記憶領域
(以下「論理デバイス」)としてホスト11等に提供す
る。尚、記憶装置サブシステム12は、個々のディスク
ユニット121が有する物理的記憶領域全体を1つの論
理デバイスとしてホスト11に提供しても良い。尚、記
憶装置サブシステム12内のディスクユニット121の
数と、記憶装置サブシステム12が提供する論理デバイ
スの数に相関関係はない。
【0020】また、SAN又はファイルサーバ19に接
続される記憶装置として、記憶装置サブシステムの代わ
りに、一つのディスク装置が用いられても良い。以下の
説明では、記憶装置サブシステムを用いた場合を説明す
る。
【0021】本実施形態では、ポート123は、SCS
I(Small Compuer System Interface)を上位プロトコ
ルとしたFCインタフェースに対応している。しかし、
ポート123は、SCSIを上位プロトコルとしたIP
ネットワークインタフェース等の他のネットワークイン
タフェースに対応していても良い。
【0022】ディスクコントローラ122は、プロセッ
サ131、キャッシュメモリ132、及び制御メモリ1
33を有している。プロセッサ131は、ホスト11と
の通信やディスクユニット121の制御を行う。プロセ
ッサ131は、記憶装置サブシステム12が複数のディ
スクユニット121を1つ又は複数の論理デバイスとし
てホスト11に提供している場合には、ディスクユニッ
ト121と論理デバイスとの対応関係の管理等も行う。
【0023】ディスクコントローラ122は、ネットワ
ークインタフェース125を介して管理サーバ13との
通信を行う。キャッシュメモリ132には、ディスクユ
ニット121から読み出されるデータ、又はホスト11
から転送されたデータが一時的に格納される。尚、キャ
ッシュメモリ132の一部を1または複数のディスク装
置に見せかけ、ディスクユニット121へのアクセスが
不要なデバイスとすることもできる。
【0024】制御メモリ133には、プロセッサ131
が実行するプログラムが格納される。また、ディスクユ
ニット121や、ディスクユニット121から構成され
る論理デバイスの管理を行うための情報も、制御メモリ
133に格納される。
【0025】ホスト11は、上述したCPUやメモリの
ほかに、ネットワークインターフェース113、FCイ
ンターフェース112、及びクライアントプログラム1
11と呼ばれるプログラムを有する。ホスト11は、F
Cインタフェース112を介して、FCスイッチ18と
接続される。また、ホスト11は、ネットワークインタ
フェース113を介して、ファイルサーバ19と接続さ
れる。
【0026】クライアントプログラム111は、ホスト
11上で動作するアプリケーションプログラムから、記
憶装置サブシステム12Fに作成された論理デバイス、
又は記憶装置サブシステム12cに作成されたファイル
システムを使用できるように、ホスト11が実行するプ
ログラムである。クライアントプログラム111は、ホ
スト11が有するオペレーティングシステム(図示しな
い)に組み込まれていてもよい。クライアントプログラ
ム111は、ホスト11が有するメモリに格納される。
【0027】FCスイッチ18は、複数のポート181
及びネットワークインターフェース182を有する。ポ
ート181は、ホスト11のインタフェース112、お
よび、記憶装置サブシステム12Fが有するポート12
3のいずれかと接続される。FCスイッチ18は、ネッ
トワークインタフェース182を介して、IPネットワ
ーク142と接続される。本実施形態では、全てのホス
ト11が、FCスイッチ18に接続された全ての記憶装
置サブシステム12Fを使用することが出来る。
【0028】NAS17内のファイルサーバ19は、上
述したCPUやメモリに加え、IPネットワーク141
を介してホスト11と接続されるネットワークインタフ
ェース191、記憶装置サブシステム12cと接続され
るインタフェース192、及びサーバプログラム193
を有する。
【0029】サーバプログラム193は、ホスト11か
らの要求に応じたデバイス割り当てや、NFS(Networ
k File System)などのネットワーク経由でのファイル
アクセスをファイルサーバ19がホスト11等に提供す
るために、ファイルサーバ19で実行されるプログラム
である。
【0030】ファイルサーバ19は、サーバプログラム
193を実行して、ファイルサーバ19が記憶装置サブ
システム12cに作ったファイルシステムをホスト11
に利用させる。又、ファイルサーバ19は、サーバプロ
グラム193を実行して、記憶装置サブシステム12c
にファイルシステムを構築する。尚、本実施形態では、
記憶装置サブシステム12c及びNAS17は、各ホス
ト11から一つの記憶装置サブシステムとして扱われ
る。ただし、ファイルサーバ19と記憶装置サブシステ
ム12cは、別々の筐体に治められていても良い。
【0031】インタフェース192は、本実施形態では
SCSIプロトコルに対応したインタフェースである
が、SCSIに限らず、記憶装置と通信する際に使用さ
れるプロトコルに対応するインターフェースであれば、
どのようなインターフェースでも構わない。
【0032】管理サーバ13は、上述したCPU等のほ
かに、計算機システムの各装置とIPネットワークを介
して接続するためのネットワークインターフェース13
3、及び管理マネージャ131を有する。管理マネージ
ャ131は、管理サーバ13がネットワークに接続され
た記憶装置サブシステム12を管理する際に、管理サー
バ13のCPUで実行されるプログラムである。
【0033】本実施形態には、FCインターフェースを
有する記憶装置サブシステム12F、並びにIPネット
ワークを介してホスト11と接続されるNAS17とい
う、種類の異なる記憶装置が含まれることになる。
【0034】図8は、ホスト11およびファイルサーバ
19(以下、「上位ホスト」と総称する)に接続された
記憶装置サブシステム12が保持する論理デバイス管理
テーブルの一例を示す図である。記憶装置サブシステム
12は、論理デバイス管理テーブルに論理デバイスに関
する情報を登録することによって、記憶装置サブシステ
ム12が上位ホストに提供する論理デバイスを管理す
る。
【0035】論理デバイス管理テーブルは、記憶装置サ
ブシステム12が有する論理デバイスごとに、論理デバ
イス番号エントリ81、サイズエントリ82、構成エン
トリ83、状態エントリ84、パスエントリ85、ター
ゲットIDエントリ86、LUNエントリ87、及び接
続ホスト名エントリ88を有する。
【0036】論理デバイス番号エントリ81には、記憶
装置サブシステム12が上位ホストに提供する論理デバ
イスを特定する情報、具体的には、論理デバイスに一意
に振られた番号が登録される。サイズエントリ82に
は、論理デバイス番号81により特定される論理デバイ
スの容量を示す情報が登録される。
【0037】構成エントリ83には、対応する論理デバ
イスの構成を示す情報が登録される。論理デバイスの構
成を示す情報とは、たとえば、複数のディスクユニット
121で構成されたRAIDが論理デバイスに割り当て
られている場合には、RAIDの種別を示す情報であ
る。また、論理デバイスとして、キャッシュメモリの一
部の領域が割り当てられる場合には、「単体ディスクユ
ニット」を示す情報が構成エントリ83に設定される。
【0038】状態エントリ84には、対応する論理デバ
イスの状態を示す情報が設定される。論理デバイスの状
態としては、「オンライン」、「オフライン」、「未実
装」、「障害オフライン」が存在する。「オンライン」
とは、記憶装置サブシステム12内の論理デバイスに対
応するディスクユニットが正常に稼動し、上位ホストが
その論理デバイスを使用することが可能な状態であるこ
とを示す。
【0039】「オフライン」とは、記憶装置サブシステ
ム12内で論理デバイスが定義されているが、上位ホス
トが使用できない状態であることを示す。具体的には、
論理デバイスがどの上位ホストにも割り当てられていな
い場合である。
【0040】「未実装」とは、記憶装置サブシステム1
2内で論理デバイスが定義されておらず、上位ホストが
使用できない状態であることを示す。「障害オフライ
ン」とは、記憶装置サブシステム12内に定義された論
理デバイスに対応するディスクユニットに障害が発生
し、上位ホストが論理デバイスを使用できない状態であ
ることを示す。本実施形態では、簡単のため、論理デバ
イスは製品の工場出荷時にあらかじめディスクユニット
121上に作成されるものとする。この場合、記憶装置
サブシステム12に設定されている論理デバイスの状態
エントリ84の初期値は「オフライン」となる。ただ
し、論理デバイスは、記憶装置サブシステム12を使用
するユーザが自由に設定することも可能であり、これに
より、記憶装置サブシステム12内のディスクユニット
121が有する記憶領域を有効利用できる。
【0041】具体的には、論理デバイスが全て「未実
装」状態で記憶装置サブシステム12が出荷された場合
に、ユーザが記憶領域の割り当てを要求したら、記憶装
置サブシステム12は、1つ以上のディスクユニット1
21に、要求条件に適合した論理デバイスを定義する。
具体的には、記憶装置サブシステム12は、まず、ディ
スクユニット121の記憶領域の空き領域を管理する情
報と、各ディスクユニット121の性能などの特性管理
情報に基づいて、ユーザが要求した条件に適合する1つ
以上のディスクユニット121を選定する。その後、記
憶装置サブシステム12は、当該論理デバイスが、選定
されたディスクユニット121の記憶領域に割り当てら
れたことを論理デバイス管理テーブルへ登録する。
【0042】パスエントリ85には、対応する論理デバ
イスがどのポート123に論理的に接続されるかを示す
情報が設定される。各ポート123には、記憶装置サブ
システム12内で一意な番号が割り振られており、パス
エントリ85には、論理デバイスが接続されているポー
ト123の番号が登録される。
【0043】ターゲットIDエントリ86及びLUNエ
ントリ87には、ホスト11が、論理デバイスを識別す
るための識別子を示す情報が登録される。ここでは、識
別子として、SCSIプロトコルで用いられる識別子で
あるSCSI−ID及びLUNを示す情報が各々のエン
トリに登録される。ただし、他のプロトコルで用いられ
る識別子が登録されても良い。
【0044】接続ホスト名エントリ88は、FCインタ
ーフェースを有する記憶装置サブシステム12Fでのみ
利用されるエントリである。接続ホスト名エントリ88
には、対応する論理デバイスの使用、具体的には論理デ
バイスに格納されたデータの読み出し、又は論理デバイ
スへのデータの書き込みが許可されているホスト11を
識別するための情報、具体的にはホスト名を示す情報が
登録される。
【0045】ホスト名は、一般にホスト11のI/F1
12に付与されるワールドワイドネーム(WWN)等、
ホスト11又はホスト11が有する接続インターフェー
スを一意に識別可能な値であればよい。尚、接続ホスト
名エントリ88は、記憶装置サブシステム12cが有す
る論理デバイス管理テーブルには存在しなくてもよい。
【0046】さらに、記憶装置サブシステム12は、論
理デバイスとディスクユニット121が有する物理的記
憶領域との対応関係を示す論理物理対応情報などの管理
情報を保持する。記憶装置サブシステム12がRAID
装置である場合、論理物理対応情報は、論理デバイスが
構成されるディスクユニット121の識別情報、容量、
1RAID当り複数の論理デバイスを定義する場合はR
AID内での開始位置、複数RAIDで1つの論理デバ
イスを定義する場合はRAID間の順序情報などを含
む。
【0047】ファイルサーバ19は、記憶装置サブシス
テム12cが保持する論理デバイス構成テーブルと同じ
情報が含まれるテーブルを有し、記憶装置サブシステム
12cが提供する論理デバイスの割り当てを管理する。
【0048】本実施形態では、管理サーバ13は、計算
機システム内の全ての記憶装置サブシステムの構成を示
す情報を収集し、ファイルアクセスストレージ構成管理
テーブル等として保持している。図2は、管理サーバ1
3が有するファイルアクセスストレージ構成管理テーブ
ルの構成を示す図である。ファイルアクセスストレージ
構成管理テーブルには、管理サーバ13が、NAS17
が有する記憶装置サブシステム12cを管理するための
情報が格納されている。
【0049】ファイルアクセスストレージ構成管理テー
ブルは、NAS17の各々について、ホストネームエン
トリ201、IPアドレスリストエントリ202、性能
/信頼性レベルエントリ203、総容量エントリ20
4、空き容量エントリ205、及びデバイス最大容量エ
ントリ206を有する。
【0050】ホストネームエントリ201には、ファイ
ルサーバ19のホストネームを示す情報が登録される。
一般に、ホストネームは、ファイルサーバ19の使用者
によって任意に定められ、IPネットワーク上ではDN
S(Domain Name Server)により、ファイルサーバ19に
割り当てられたIPアドレスとホストネームの対応関係
が管理されている。
【0051】IPアドレスリスト202には、ファイル
サーバ19のネットワークインタフェース191が有す
る1つ以上のIPアドレスが登録される。登録されるI
Pアドレスは、ホスト11からファイルサーバ19(N
AS17)にアクセスする際の通信先アドレスとして利
用される。ファイルサーバ19が複数のネットワークイ
ンタフェース191でIPネットワーク141と接続さ
れる場合、IPアドレスリストエントリ202には、複
数のネットワークインタフェース191の各々に付与さ
れたIPアドレスを示す情報が保持される。
【0052】上記以外のエントリには、ファイルサーバ
19および記憶装置サブシステム12cからなるNAS
17の属性に関する情報が管理サーバ13によって、登
録される。性能/信頼性レベルエントリ203には、記
憶装置システム12cの性能および信頼性を、計算機シ
ステムで統一された基準により評価した値が保持され
る。
【0053】性能を評価する指標としては、記憶装置サ
ブシステム12cに搭載されたディスクユニット121
のシーク速度やディスクの回転速度などの性能値、ディ
スクユニット121の記憶容量、記憶装置サブシステム
12c内で構成されるRAIDレベル、コントローラ1
22とディスクユニット121間の接続線の通信帯域、
ポート123の通信帯域、通信線の数、キャッシュ13
2の記憶容量、記憶装置サブシステム12c全体で見た
性能公称値、ファイルサーバ19が有するプロセッサの
性能、プロセッサ数、ネットワークインタフェース19
1の転送帯域やインターフェースの数などがあげられ
る。
【0054】また、信頼性を評価する指標としては、記
憶装置サブシステム12cが有するディスクユニット1
21、コントローラ122等の構成要素の冗長度、記憶
装置サブシステム12cが利用するRAIDレベル、及
び利用可能な交替パス数等の、製品仕様上の各種構成条
件があげられる。
【0055】本実施形態では、ホスト11が要求する論
理デバイスの割当条件に基づいて、性能および信頼性を
考慮した論理デバイス割り当てを行うが、性能及び信頼
性以外の論理デバイスの選定基準としては、この他に各
記憶装置サブシステムが有する機能を基準とすることも
考えられる。例えば、ファイルサーバ19および記憶装
置サブシステム12が提供する、論理デバイスの複製、
退避などといった機能が考えられる。
【0056】総容量エントリ204には、記憶装置サブ
システム12cの利用可能な記憶領域の総量を示す情報
が登録される。利用可能な記憶領域の総量は、記憶装置
サブシステム12cが有するディスクユニット121の
記憶容量、数、および記憶装置サブシステム12cで構
成されるRAIDレベルによって決定される。本実施形
態では、利用可能な論理デバイスはあらかじめ設定され
ていると仮定しているため、本項目には、利用可能な論
理デバイスの総容量が登録される。
【0057】空き容量エントリ205には、記憶装置サ
ブシステム12cが有する論理デバイスのうち、ホスト
11に未だ割り当てられていない論理デバイスを示す情
報が登録される。本実施形態では、状態が「未実装」で
ある論理デバイスはホスト11が利用出来ないので、本
エントリには、状態が「オフライン」である論理デバイ
スの記憶容量の総量を示す情報が登録される。
【0058】論理デバイス最大容量エントリ206に
は、記憶装置サブシステム12cに作成することが可能
な論理デバイスの最大記憶容量を示す情報が登録され
る。本実施形態では、状態が「オフライン」である論理
デバイスのうち最大の記憶容量を有する論理デバイスの
サイズを示す情報が登録される。
【0059】なお、本実施形態では、論理デバイスがあ
らかじめ定義されている。しかし、ホスト11からの要
求に応じて、記憶装置サブシステム12cが要求された
論理デバイスを定義する実施形態の場合には、空き容量
エントリ205には、ディスクユニット121の未使用
領域の総量を示す情報が登録される。また、論理デバイ
ス最大容量エントリ206には、記憶装置サブシステム
12の制御上の制約下における、ディスクユニット12
1の未使用領域に作成可能な論理デバイスの最大容量が
登録される。制御上の制約とは、例えば、論理デバイス
を1つのディスクアレイに実装できる数や、制御情報の
サイズ制限などによる1つの論理デバイス容量に対する
制限などがある。
【0060】図3は、管理サーバ13が有するブロック
アクセスストレージ構成管理テーブルである。ブロック
アクセスストレージ構成管理テーブルには、管理サーバ
13が、記憶装置サブシステム12Fを管理するための
情報が登録される。
【0061】ブロックアクセスストレージ構成管理テー
ブルは、ストレージネームエントリ301、ポートネー
ムリストエントリ302、性能/信頼性レベルエントリ
203、総容量エントリ204、空き容量エントリ20
5、及びデバイス最大容量エントリ206を有する。
【0062】ストレージネームエントリ301には、各
記憶装置サブシステム12Fを特定するための識別子を
示す情報が登録される。識別子としては、ファイバチャ
ネルのプラットホームWWNでも良いし、記憶装置サブ
システム12Fが有するベンダ識別子と製品番号と組合
せでも良い。
【0063】ポートネームリストエントリ302には、
記憶装置サブシステム12Fが有するポート123に付
加されたWWNを示す情報が登録される。上述したよう
に、ポートネーム(WWN)は、ホスト11から記憶装
置サブシステム12Fをアクセスする際の送信先識別子
として利用される。尚、性能/信頼性レベルエントリ2
03、総容量エントリ204、空き容量エントリ20
5、及びデバイス最大容量エントリ206に登録される
情報はファイルアクセスストレージ管理テーブルと同様
であるので、説明を省略する。
【0064】図4は、クライアントプログラム111に
よるファイルシステム作成処理のフロー図である。本処
理は、ホスト11で実行されるアプリケーションプログ
ラム等からファイルシステムの新規作成要求が発行され
た場合に、ホスト11がクライアントプログラム111
を実行して行う処理である。
【0065】ユーザまたはアプリケーションプログラム
等からファイルシステム作成の要求が発行されたら、ク
ライアントプログラム111は、ファイルシステムサイ
ズ等、アプリケーションプログラム等が要求するファイ
ルシステムの属性、ファイルシステムが作成される記憶
領域の記憶容量、並びに論理デバイスに要求される性能
条件及び信頼性レベルなどの情報をアプリケーションプ
ログラム等から受け取る。
【0066】ここで、記憶領域の記憶容量とは、先に説
明した論理デバイスのサイズのことである。また、性能
条件、信頼性レベル等の情報は、上述した計算機システ
ム内で統一された基準に基づいて、当該ファイルシステ
ム作成に適当だと考えられる性能、信頼性のレベルを指
示する情報である。性能条件としては、例えば低速ディ
スクドライブ、高速ディスクドライブ、キャッシュ常駐
ディスクドライブといった、論理デバイスのアクセス速
度などの性能に関する情報が設定される。
【0067】信頼性条件としては、例えば、RAIDレ
ベル、二重パス、リモートミラーなど、論理デバイスの
信頼性に関する情報が設定される。
【0068】二重パスとは、ホスト11が複数のインタ
フェースを持つ場合に、それら複数のインタフェースを
利用して同一デバイスにアクセスできるよう複数のパス
が設けられる構成である。二重パスでは、あるパスが利
用できなくなったときでも、他のパスを使ってそのデバ
イスにアクセスすることが可能となる(交替パス)。
【0069】リモートミラーとは、記憶装置サブシステ
ム12の論理デバイスの複製を、別の記憶装置サブシス
テム12に作成するものである。地震、火災などの要因
で、記憶装置サブシステム12そのものが稼動できなく
なった場合にも、別の記憶装置サブシステム12にデー
タの複製が保持されているため、計算機システムの信頼
性を高めることができる(ステップ401)。
【0070】クライアントプログラム111は、管理サ
ーバ13にファイルシステム作成要求を送信し、応答を
待つ。(ステップ402) その後、クライアントプログラム111は、割り当てら
れた記憶領域に関する情報を管理サーバ13から受信す
る。
【0071】当該情報には、割り当てられた記憶領域
が、記憶装置サブシステム12Fが有する論理デバイス
か、ファイルサーバ19によって提供されるファイルシ
ステムかを示す情報と、論理デバイスもしくはファイル
システムをアクセスするために必要な情報が含まれる。
アクセスに必要な情報の具体例としては、論理デバイス
では、記憶装置サブシステム12の利用ポート123の
WWNと同パス上でのLUN、ファイルシステムでは、
NFSプロトコルの場合には、ファイルサーバ19のホ
スト名、あるいはIPアドレス、およびディレクトリ名
などが含まれる(ステップ403)。
【0072】情報を受信したクライアントプログラム1
11は、受信した情報を用いて、割り当てられた記憶領
域が、記憶装置サブシステム12Fが有する論理デバイ
スか、ファイルサーバ19によって提供されるファイル
システムかを判断する。(ステップ404)。
【0073】割り当てられた記憶領域が記憶装置サブシ
ステム12Fの論理デバイスである場合には、当該論理
デバイスを利用できるよう、ホスト11は自分自身の設
定を変更する。具体的な設定の変更は、以下のとおりで
ある。
【0074】いわゆるオープン系のオペレーティングシ
ステムが搭載されたホスト11では、ホスト11が論理
デバイスを使用するために、デバイスファイルが論理デ
バイス毎に用意される。デバイスファイルは、ホスト1
1がデバイス構成の認識処理を行った際に用意される。
したがって、ホスト11がデバイス構成認識処理を行っ
た時に存在しない論理デバイスについては、デバイスフ
ァイルが作成されていない。このため、本ステップで
は、新しく割り当てられた論理デバイスに関するデバイ
スファイルがホスト11に作成される。
【0075】より具体的には、例えばヒューレットパッ
カード社のオペレーティングシステムでは、"IOSC
AN"コマンドにより、新規論理デバイスの認識、デバ
イスファイルの作成が行われる。この結果、ホスト11
は、新たに割り当てられた論理デバイスを使用できるよ
うになる(ステップ405)。
【0076】新たに割り当てられた論理デバイスが利用
可能となったら、ホスト11は、利用可能となった論理
デバイスにファイルシステムを作成、具体的には、ディ
レクトリを構成する(ステップ406)。その後、ホスト
11は、そのファイルシステムをマウント、すなわち、
既存のディレクトリツリーに新たなファイルシステムの
ディレクトリを結合する(ステップ407)。その後、ク
ライアントプログラム111は、マウントポイントを示
す情報をアプリケーションプログラム等に返信する(ス
テップ408)。
【0077】一方、管理サーバ13によって割り当てら
れた記憶領域がファイルサーバ19が提供するファイル
システムである場合には、提供されたファイルシステム
を使用可能とするために、ステップ407以降の処理を
行う(ステップ407、ステップ408)。
【0078】図5は、管理サーバ13によるファイルシ
ステム作成処理のフロー図である。本処理は、ホスト1
1からファイルシステム作成要求を受けた管理サーバ1
3が管理マネージャ131を実行することにより行う処
理である。
【0079】管理サーバ13は、ホスト11から、ファ
イルシステム特性、およびファイルシステムを作成した
い論理デバイスの特性(以下、「デバイス条件」と称す
る)を示す情報を含んだファイルシステム作成要求を受
信する(ステップ501)。管理サーバ13は、ファイル
システムの作成を要求したホスト11(以下「要求元ホ
スト11」と称する)からFCもしくはIPネットワー
クを介してアクセス可能な記憶装置サブシステム12を
選択する。管理サーバ13が上記選択を行うには、計算
機システムが有する各ホスト11および記憶装置サブシ
ステム12の間のネットワーク構成に関する情報が必要
である。
【0080】具体的には、管理サーバ13がIPネット
ワーク142を用いて各装置から収集した構成情報を元
に作成したFCネットワークトポロジと、ファイバチャ
ネルスイッチ18に設定されたゾーニング情報が利用さ
れる。あるホスト11のI/F112が記憶装置サブシ
ステム12Fのポート123にファイバチャネルで接続
されていても、ゾーニングにより当該ポート間のアクセ
スが禁止されている場合には、アクセス不可能と判断さ
れる。この情報は、通常のストレージ管理サーバには標
準的に保持されている情報であり、その詳細については
説明しない (ステップ502)。
【0081】次に、管理サーバ13は、ステップ502
で選定した記憶装置サブシステム12のうち、要求元ホ
スト11が要求するデバイス条件に合致する記憶装置サ
ブシステム12を選択する。具体的には、管理サーバ1
3は、管理サーバ自身が保持しているファイル/ブロッ
クアクセスストレージ構成情報と、ファイルシステム作
成要求に含まれるデバイス条件を比較し、デバイス条件
を満たす記憶装置サブシステム12を決定する(ステッ
プ503、504)。
【0082】デバイス条件を満たす記憶装置サブシステ
ム12が存在しない場合、管理サーバ13は、デバイス
割り当てができない旨を要求元ホスト11に通知し、処
理を終了する(ステップ514)。デバイス条件を満た
す、即ちデバイス割り当ての対象となる記憶装置サブシ
ステム12が存在した場合、管理サーバ13は、対象と
なる記憶装置サブシステム12の種別を判定する(ステ
ップ505)。
【0083】割り当て対象が記憶装置サブシステム12
cである場合、管理サーバ13は、ファイルサーバ19
に対してファイルシステム作成要求を送信する。このと
き、要求元ホスト11から受け取ったデバイス条件も含
めて送信する(ステップ506)。その後、管理サーバ
13は、ファイルサーバ19から割り当てられるファイ
ルシステムの情報を受信する(ステップ507)。管理
サーバ13は、要求元ホスト11に、ファイルシステム
の情報を返信する(ステップ508) 割り当て対象が記憶装置サブシステム12Fである場
合、管理サーバ13は、割り当て対象として選択した記
憶装置サブシステム12Fに、論理デバイスを要求元ホ
スト11に対して「オンライン」とする指示(以下、
「オンライン指示」)を送信する。このオンライン指示
にも、要求元ホスト11より受信したデバイス条件が含
まれる(ステップ509)。
【0084】それと共に、管理サーバ13は、要求元ホ
スト11が選択された記憶装置サブシステム12Fが有
する論理デバイスを使用するために、記憶装置サブシス
テム12Fの設定を変更するよう、選択された記憶装置
サブシステム12Fに指示する。具体的には、管理サー
バ13は、記憶装置サブシステム12Fに、要求元サー
バ11が有するインターフェース112に付与されたW
WNを示す情報を送信し、そのインタフェース112か
らのアクセスを許可するよう記憶装置サブシステム11
2に指示する(ステップ510)。
【0085】記憶装置サブシステム12Fから割り当て
られた論理デバイスに関する情報を受信すると(ステッ
プ511)、管理サーバ13は、FCスイッチ18のゾ
ーニングを変更して要求元ホスト11のインタフェース
112から当該論理デバイスへのアクセスが可能となる
よう、FCスイッチ18に指示を出す。記憶装置サブシ
ステム12Fから送信される論理デバイス情報には、記
憶装置サブシステム12Fのポート123に割り当てら
れたWWN、及び同ポート123での論理デバイスを特
定するLUNに関する情報が含まれる(ステップ51
2)。その後、管理サーバ13は、記憶装置システム1
2Fから受信した論理デバイス情報を、要求元ホスト1
1に送信する(ステップ513)。
【0086】図6は、記憶装置サブシステム12Fによ
る論理デバイス割り当て処理のフロー図である。本処理
は、記憶装置サブシステム12Fが、管理サーバ13か
ら論理デバイスの割り当て要求を受けた時に実行され
る。管理サーバ13より論理デバイス割り当て要求を受
信した記憶装置サブシステム12Fは、受信したデバイ
ス条件を満たすオフライン状態の論理デバイスを、論理
デバイス管理テーブルから検索する(ステップ601、
602)。
【0087】デバイス条件を満たす論理デバイスが存在
しない場合、記憶装置サブシステム12Fは、論理デバ
イスの割り当てが不可能である旨を管理サーバ13に通
知し、当該割り当て処理を終了する(ステップ60
5)。
【0088】デバイス条件を満たす論理デバイスが存在
すれば、記憶装置サブシステム12Fは、その論理デバ
イスに対応する論理デバイス管理テーブルの状態エント
リ84の内容を「オンライン」状態に変更し、要求元ホ
スト11のインタフェース112から到達可能なポート
123にLUNを定義する。それと共に、記憶装置サブ
システム12Fは、受信した要求元ホストのWWNを論
理デバイス管理テーブルの接続ホスト名エントリ88に
登録し、要求元ホスト11が有するインタフェース11
2から割り当てた論理デバイスへのアクセスを許可する
よう論理デバイス管理テーブルを変更する(ステップ6
03)。その後、割り当てた論理デバイスについての論
理デバイス情報を管理サーバ13に送信する(ステップ
604)。
【0089】図7は、ファイルサーバ19が、サーバプ
ログラム193を実行することによって行うファイルシ
ステム作成処理のフロー図である。本処理は、ファイル
サーバ19が、管理サーバ13からファイルシステムの
作成要求を受けた時に実行される。
【0090】管理サーバ13よりファイルシステム作成
要求及びデバイス条件を受信したファイルサーバ19
は、受信したデバイス条件を満たすオフライン状態の論
理デバイスを、論理デバイス管理テーブルから検索する
(ステップ701、702)。デバイス条件を満たす論理
デバイスが存在しない場合、ファイルサーバ19は、フ
ァイルシステムの作成が不可能である旨を管理サーバ1
3に通知し、当該作成処理を終了する(ステップ70
8)。
【0091】デバイス条件を満たす論理デバイスが存在
すれば、ファイルサーバ19は、条件を満たす論理デバ
イスをファイルサーバ19に対して「オンライン」とす
るよう、記憶装置サブシステム12cに指示する(ステ
ップ703) 論理デバイスをオンラインにした内容である論理デバイ
ス情報を記憶装置サブシステム12cより受信したら
(ステップ704)、ファイルサーバ19は、ファイルサ
ーバ19自身のデバイスリコンフィグを行い、目的の論
理デバイスがファイルサーバ19から利用できるようす
る(ステップ705)。その後、ファイルサーバ19
は、目的の論理デバイスにファイルシステムを作成する
(ステップ706)。ファイルサーバ19は、作成した
ファイルシステムに関する情報を、管理サーバ13に送
信する(ステップ707)。ステップ705と706
は、図4のステップ405と406と同じ方法で実現で
きるので、ここでは説明を省略する。
【0092】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
ず、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例え
ば、目的の論理デバイスを選択する際に、管理サーバ1
3が保持するブロックアクセスストレージ/ファイルア
クセスストレージ構成情報に含まれる、各記憶装置サブ
システム12の性能/信頼性レベルに関する情報を使用
するのではなく、記憶装置サブシステム12が保持する
論理デバイス構成に関する情報を管理サーバ13が逐次
受け取り、受取った情報に基づいて、管理サーバ13が
記憶装置サブシステム12の性能/信頼性レベルを判定
するという実施形態も考えられる。
【0093】この場合、管理サーバ13と記憶装置サブ
システム12間の通信が多く発生することになり、サー
バおよびネットワーク負荷が問題となることも考ええら
れるが、最新の論理デバイス構成情報を取得することが
可能でかつ、管理サーバ13側に全論理デバイス構成情
報を保持するためのメモリが不要などのメリットもあ
る。
【0094】一方、管理サーバ13は、保持している各
記憶装置サブシステム12の性能/信頼性レベルといっ
た評価値を元に割り当て対象の記憶装置サブシステム1
2を絞り込み、当該記憶装置サブシステム12へ、ホス
ト11からのファイルシステム割り当て要求内容を送信
し、記憶装置サブシステム12側で対象となる論理デバ
イスの候補を選定し、その候補の中から管理サーバ13
がホスト11へ割り当てる論理デバイスを選択するとい
う実施形態も考えられる。
【0095】また、本実施形態では、記憶装置サブシス
テム12が静的な状態において割り当てられる論理デバ
イスの決定方法を説明した。しかし、計算機システムの
運用中に時々刻々と変化する記憶装置サブシステム12
の動的な状態を考慮すれば、より適当な性能などの要件
を満たす論理デバイス割り当てが可能となる。
【0096】例えば、記憶装置サブシステム12へアク
セスする際のネットワーク負荷や、記憶装置サブシステ
ム12のポート123、コントローラ122、ディスク
ユニット121の利用率、コントローラ122のキャッ
シュ利用率などが、記憶装置サブシステム12に関する
動的状態として考慮の対象となる。これらの状態に計算
機システムの管理者やユーザが規定値を設定しておき、
各記憶装置サブシステム12を総合的に評価した負荷状
態を示す情報を管理サーバ13で保持し、この情報を元
に、管理サーバ13が論理デバイスの選択を行う。ま
た、各記憶装置サブシステム12での論理デバイス割り
当て時に、記憶装置サブシステム12内部で保持する動
的状態を考慮して割り当てる論理デバイスが選定されて
も良い。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、種類の異なる記憶装置
が混在した計算機システムにおいて、計算機が個々の記
憶装置の特性に応じて記憶装置を使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計算機システムの実施形態を示す図で
ある。
【図2】ファイルアクセスストレージ構成管理テーブル
の構成を示す図である。
【図3】ブロックアクセスストレージ構成管理テーブル
の構成を示す図である。
【図4】ファイル作成処理の手順を示すフローチャート
である。
【図5】管理マネージャのファイル作成処理の手順を示
すフローチャートである。
【図6】記憶装置サブシステムの論理デバイス割り当て
処理を示すフローチャートである。
【図7】ファイルシステム作成処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図8】論理デバイス管理テーブルの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
11…ホスト、12…記憶装置サブシステム、13…管
理サーバ、18…ファイバチャネルスイッチ、19…フ
ァイルサーバ、112…ポート、113…ネットワーク
インターフェース。
フロントページの続き (72)発明者 大枝 高 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 中村 勝憲 神奈川県小田原市中里332番地2号 株式 会社日立製作所RAIDシステム事業部内 Fターム(参考) 5B082 CA01 FA07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種類の異なる複数の記憶装置と、 前記複数の記憶装置と接続される計算機と、 前記複数の記憶装置及び前記計算機と接続される管理用
    の計算機を有する計算機システムにおける記憶装置の選
    択方法であって、 前記計算機は、前記複数の記憶装置が有する記憶領域を
    使用する要求を前記管理用の計算機に送信し、 前記管理用の計算機は、前記複数の記憶装置に関する情
    報と前記計算機からの要求に含まれる条件とを比較し
    て、前記複数の記憶装置から前記条件を満たす記憶領域
    を選択し、前記選択した記憶領域を有する記憶装置の情
    報を、前記計算機に送信し、 前記記憶装置の情報を受信した前記計算機は、前記受信
    した情報に基づいて、前記記憶装置を制御することを特
    徴とする記憶装置の選択方法。
  2. 【請求項2】前記要求には、前記計算機が使用する記憶
    領域の性能を示す情報が含まれていることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記複数の記憶装置には、ファイバチャネ
    ルインターフェースを有する第一の記憶装置と、インタ
    ーネットプロトコルネットワークインターフェースを有
    する第二の記憶装置とが含まれることを特徴とする請求
    項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記第二の記憶装置には、ファイルシステ
    ムを管理する計算機及びファイルシステムが格納された
    記憶装置が含まれることを特徴とする請求項3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記管理用の計算機はさらに、 前記計算機が前記選択された記憶装置を使用可能とする
    ように、該記憶装置を制御するステップを有することを
    特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】前記選択された記憶装置が前記第一の記憶
    装置である場合には、 前記管理用の計算機は、前記第一の記憶装置に前記計算
    機用の記憶領域を作成するよう指示し、 前記選択された記憶装置が前記第二の記憶装置である場
    合には、 前記管理用の計算機は、前記第二の記憶装置の前記ファ
    イルシステムを管理する計算機に新たにファイルシステ
    ムを作成するよう指示することを特徴とする請求項5記
    載の方法。
  7. 【請求項7】前記受信した情報が前記第一の記憶装置を
    示す情報である場合には、前記計算機は、前記第一の記
    憶装置に作成された前記記憶領域にファイルシステムを
    作成し、 前記受信した情報が前記第二の記憶装置を示す情報であ
    る場合には、前記計算機は、前記第二の記憶装置に作成
    されたファイルシステムをマウントすることを特徴とす
    る請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】計算機及び複数の記憶装置と接続される管
    理用の計算機であって、 制御部と、 前記計算機及び前記複数の記憶装置との接続に使用され
    るインターフェースとを有し、 前記制御部は、 前記インターフェースを介して前記計算機から前記複数
    の記憶装置が有する記憶領域の使用の要求を受信し、 前記複数の記憶装置の構成と前記要求に含まれる記憶領
    域の条件とを比較して、前記条件を満たす記憶領域を選
    択し、 前記インターフェースを介して前記選択した記憶領域を
    有する記憶装置に関する情報を前記計算機に送信するこ
    とを特徴とする管理用の計算機。
  9. 【請求項9】前記複数の記憶装置には、ファイバチャネ
    ルに対応するインターフェースを有する第一の記憶装置
    と、インターネットプロトコルに対応するインターフェ
    ースを有する第二の記憶装置とが含まれることを特徴と
    する請求項8記載の管理用の計算機。
  10. 【請求項10】前記複数の記憶装置の構成に関する情報
    を記録するメモリを有することを特徴とする請求項9記
    載の管理用の計算機。
  11. 【請求項11】第1の計算機と、 前記第1の計算機と接続される第1の記憶装置サブシス
    テムと、 前記第1の計算機と接続されるファイルサーバと、 前記ファイルサーバに接続される第2の記憶装置サブシ
    ステムと、 前記第1の記憶装置サブシステム、前記第1の計算機、
    及び前記ファイルサーバと接続される第2の計算機とを
    有し、 前記第1の計算機は、新たなファイル領域の作成要求を
    前記第2の計算機に送信し、 前記第2の計算機は、前記第1の計算機から送られたフ
    ァイル領域作成要求に応じて、前記第1または第2の記
    憶装置サブシステムからファイル領域作成対象となる記
    憶デバイスを決定することを特徴とする計算機システ
    ム。
  12. 【請求項12】決定した前記記憶デバイスが前記第1の
    記憶装置サブシステムに含まれる場合、前記第2の計算
    機は、前記記憶デバイスを前記第1の計算機システムか
    らアクセス可能となるように前記第1の記憶装置サブシ
    ステムの設定を変更し、割り当てた前記記憶デバイスの
    位置情報を前記第1の計算機に送信することを特徴とす
    る請求項11記載の計算機システム。
  13. 【請求項13】決定した前記記憶デバイスが前記第2の
    記憶装置サブシステムに含まれる場合、前記第2の計算
    機は、前記ファイルサーバに対してファイル領域の作成
    を要求し、作成した前記ファイル領域に関する位置情報
    を受領し、前記ファイル領域の位置情報を前記第1の計
    算機に送信することを特徴とする請求項11記載の計算
    機システム。
  14. 【請求項14】前記第2の計算機が前記第1の計算機に
    送信する情報には、割り当てた記憶領域が記憶デバイス
    であるか、ファイル領域であるかを特定可能な情報が含
    まれていることを特徴とする請求項13記載の計算機シ
    ステム。
  15. 【請求項15】前記第1の計算機は、前記第2の計算機
    から指示された記憶領域が前記記憶デバイスであるか、
    ファイル領域であるかを判定することを特徴とする請求
    項14記載の計算機システム。
  16. 【請求項16】前記第1の計算機が、割り当てた記憶領
    域が記憶デバイスであると判明した場合、前記第1の計
    算機は、前記記憶デバイスが前記第1の計算機で利用可
    能となるよう前記第1の計算機自身の設定を変更し、前
    記記憶デバイスにファイル領域を作成することを特徴と
    する請求項15記載の計算機システム。
  17. 【請求項17】前記第1の計算機が、割り当てた記憶領
    域がファイル領域であると判明した場合、前記第1の計
    算機は、前記ファイル領域を前記第1の計算機で利用可
    能となるよう前記第1の計算機自身の設定を変更するこ
    とを特徴とする請求項16記載の計算機システム。
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