JP2003338871A - リングバックトーン代替情報提供方法及びシステム - Google Patents

リングバックトーン代替情報提供方法及びシステム

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JP2003338871A
JP2003338871A JP2002365180A JP2002365180A JP2003338871A JP 2003338871 A JP2003338871 A JP 2003338871A JP 2002365180 A JP2002365180 A JP 2002365180A JP 2002365180 A JP2002365180 A JP 2002365180A JP 2003338871 A JP2003338871 A JP 2003338871A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話の発呼者端末に、リングバックトーン代替
情報を送出する。 【解決手段】発呼者端末から被呼者端末への接続要求時
に、被呼者端末が呼び出し可能状態であることを示すリ
ングバックトーンが、前記発呼者端末と前記被呼者端末
間に開設された第1のネットワークを介して、前記発呼
者端末に送出される方法及びシステムに於いて、前記発
呼者端末又は前記被呼者端末のいずれかが、前記リング
バックトーンの代替情報を提供するサービスに既登録で
ある場合にのみ、前記リングバックトーンに替えて、前
記代替情報又は、前記代替情報及び前記リングバックト
ーンが前記発呼者端末に送出されることを特徴とするリ
ングバックトーン代替情報提供方法及びシステムであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話の発呼者端末
に、リングバックトーン代替情報を送出することが出来
るリングバックトーン代替情報提供方法及びシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般電話システム、移動体電話シ
ステム等の電話システムに於いて、発呼者端末から被呼
者端末に対して電話を掛ける際、被呼者端末に近い交換
機は、被呼者端末が呼び出し可能な状態である場合、発
呼者端末に対して「プルルル」という呼出音(以下、リ
ングバックトーンという)を送出する。
【0003】リングバックトーン(以下、RBTとい
う)は、日本等に於いては、規則で、その仕様(周波
数、レベル等)が規定されている場合もある。従って、
交換機は、どの発呼者端末にも、画一的に、「プルル
ル」というRBTを送出しているのが現状である。
【0004】一方、特許文献1に開示されているよう
に、被呼者端末に於いて鳴動する着信信号を、発呼者端
末から指示して変更することが出来るシステムや、被呼
者自身が自身の端末の着信信号を発呼者別に自由に選択
変更する技術があった。
【0005】
【特許文献1】特許第3033403号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、被呼者端
末の着信信号を、発呼者側から変更したり、被呼者自身
が好みの音や動作に変更する技術は、従来よりあった
が、逆に、発呼者が聴くことになるRBTを発呼者や被
呼者が任意に変更する技術はなかった。
【0007】仮に、RBTを変更出来るとしても、被呼
者端末に近い交換機内に、従来のRBT生成装置と別に
変更用のRBT代替音を用意する必要があった。特に移
動体電話システムの場合には、端末の移動毎に、使用す
る交換機が変わるため、全地域の全交換機に大量の変更
用RBT代替音を、しかも全交換機が同期するように用
意しておく必要があり、現実的には実施不可能であっ
た。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、交換機の
大幅な変更や、大幅なシステムの追加を行うことなく、
発呼者や被呼者が、発呼者端末に送出されるRBTを自
由に選択することが出来るリングバックトーン代替情報
提供方法及びシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、発呼者端末から被呼者端末への接続要求
時に、被呼者端末が呼び出し可能状態であることを示す
リングバックトーンが、前記発呼者端末と前記被呼者端
末間に開設された第1のネットワークを介して、前記発
呼者端末に送出される方法及びシステムに於いて、前記
発呼者端末又は前記被呼者端末のいずれかが、前記リン
グバックトーンの代替情報を提供するサービスに既登録
である場合にのみ、前記リングバックトーンに替えて、
前記代替情報又は、前記代替情報及び前記リングバック
トーンが前記発呼者端末に送出されることを特徴とす
る。
【0010】この構成によれば、通常のリングバックト
ーンに替えて、サービス加入者が任意に登録した代替情
報又は、代替情報及びリングバックトーンを、発呼者端
末に送出することが出来る。
【0011】請求項2の発明は、前記代替情報又は、前
記代替情報及び前記リングバックトーンは、前記第1の
ネットワークに接続された交換機が有する経路情報に基
づいて、前記交換機と前記代替情報の送出システム間の
第2のネットワークが開設されることにより送出され、
前記被呼者端末の応答時には、前記第2のネットワーク
が切断され、前記第1のネットワークが通話に切替えら
れることを特徴とするリングバックトーン代替情報提供
方法である。
【0012】請求項6の発明は、前記第1のネットワー
クに接続された交換機からの接続要求に基づいて、前記
交換機との間に第2のネットワークを開設し、前記発呼
者端末の応答時には、前記交換機からの切断要求に基づ
いて、前記第2のネットワークを切断し、前記第1のネ
ットワークを通話に切替えることを特徴とするリングバ
ックトーン代替情報提供システムである。
【0013】請求項2又は請求項6の発明により、交換
機は、RBT代替情報提供システムへの経路情報に基づ
いて、新たなネットワークを開設するので、全ての交換
機に代替情報を用意する必要がなく、このネットワーク
を介して代替情報を送出することが出来る。
【0014】請求項3の発明は、前記発呼者端末又は前
記被呼者端末の前記サービスへの既登録判断は、前記発
呼者端末及び前記被呼者端末の識別情報を用いて行われ
ることを特徴とするリングバックトーン代替情報提供方
法である。
【0015】請求項7の発明は、前記交換機から、前記
発呼者端末及び前記被呼者端末の識別情報を受信する識
別情報受信手段を有することを特徴とするリングバック
トーン代替情報提供システムである。
【0016】請求項3又は請求項7の発明により、サー
ビス加入者かどうかの判断は、交換機より受信する識別
情報に基づいて行うことが出来る
【0017】請求項4の発明は、特定の前記代替情報
は、前記被呼者端末毎に、特定発呼者端末の識別情報及
び/又は特定日時の条件を付けて登録されることを特徴
とするリングバックトーン代替情報提供方法である。
【0018】請求項8の発明は、特定の前記代替情報
を、前記被呼者端末毎に、特定発呼者端末の識別情報及
び/又は特定日時の条件を付けて登録する登録手段を有
することを特徴とするリングバックトーン代替情報提供
システムである。
【0019】請求項4又は請求項8の発明により、サー
ビス加入者が被呼者である時に、特定発呼者や特定日時
の条件を定めて、特定の代替情報を送出することが出来
る。
【0020】請求項9の発明は、前記登録手段及び、前
記代替情報を格納するデータベースの、保守・整備を行
う保守手段を有することを特徴とするリングバックトー
ン代替情報提供システムである。
【0021】請求項9の発明により、コンテンツプロバ
イダー等の事業者が、事業者毎にその特徴を生かして、
サービス加入者に対して、代替情報の登録手段や、代替
情報を提供することが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1に、同一通信事業者内に於ける
移動体電話システムのネットワーク構成に、本発明のR
BT代替情報提供システム10を追加した構成図の一例
を示す。また、図2にRBT代替情報提供システム10
と交換機の詳細構成を表した構成図の一例を示す。
【0023】本発明のRBT代替情報提供システム10
は、発呼者端末20と被呼者端末30間に開設された第
1のネットワーク40a中にある被呼者側・中継交換機
50との間で新たに開設された第2のネットワーク41
aを介して接続され、RBT代替情報提供サービス(以
下、サービスという)の登録加入者である被呼者又は発
呼者が予め登録したRBT代替情報又は、RBT代替情
報及び通常RBTを、従来被呼者側交換機50aから送
出されるRBT(以下、通常RBTという)に替えて、
経路42aを介して、発呼者側交換機60に送出するシ
ステムである。尚、RBT代替情報とは、通常RBTと
は異なる音(音楽、声等)や画像等の情報を指す。
【0024】ここで、「開設されたネットワーク」につ
いて、図1を参照しながら説明する。図示した全てのネ
ットワークは、任意の二者間に於いて主に音声通信を行
うために開設可能に構成された通信網であり、いわゆる
ピラミッド構造をした交換機の相互接続によって確立さ
れる。当然のことながら、全ての端末が任意の時間に、
任意の場所で、任意の相手端末と通信を行えるようにす
るため、図示した構成要素の数はあくまで例示である。
尚、一般電話システムも、名称の差異や有線・無線の差
異はあれ、図1とほぼ同一のネットワーク構成を有して
いる。
【0025】まず、発呼者端末20に最も近い発呼者側
交換機60や、被呼者端末30に最も近い被呼者側交換
機50aがネットワークの下位層に相当する。これら発
呼者側交換機60と被呼者側交換機50aは、説明の便
宜上、異なる名称を用いるが、実際には同一構成であ
り、同位層にある。移動体電話システムに於いては、こ
れらの交換機50a,60は、一般に移動通信交換局
(MSC:Mobileservices Switc
hing Center)と呼ばれる。これらMSC
は、通信事業者の加入者端末(発呼者端末20や被呼者
端末30)と、基地局(BS)70を介して無線で接続
される。尚、一般電話システムに於いては、下位層の交
換機と端末は、基地局70を介さず、有線で接続される
のが一般的である。
【0026】次に、ネットワークの上位層にある交換機
は、一般に関門交換機(Gateway Switc
h)50bと呼ばれ、下位層にある複数の交換機50
a,60が接続されるとともに、関門交換機50b同士
も接続されたり、また、他事業者交換機50cとも接続
される。尚、一般電話システムに於いては、関門交換機
50bは、交換機同士を接続することから、中継交換機
と呼ばれることもある。
【0027】これら各交換機は、問い合せ手段50dに
対して、被呼者端末30の位置を問い合せたり、各種の
認証を行う。問い合せ手段50dは、移動体電話システ
ムに於いては、一般にHLR(Home Locati
on Register)と呼ばれる。HLRは、その
HLRを有している通信事業者の加入者端末の、位置情
報や認証情報等の加入者情報を格納したデータベースを
有しており、発呼者側交換機60は、必ず問い合せ手段
50dとの間で通信を行う仕組みになっている。
【0028】一方、一般電話システムでは、被呼者端末
30の位置が固定されているので、位置情報を問い合せ
る必要がないが、問い合せ手段50dと同じ位置付け
で、通信料金の課金手段等が設置される。交換機は、必
ずこの課金手段と通信を行う必要があるので、以降の説
明では、一般電話システム等に於ける課金手段も問い合
せ手段50dに含むものとする。
【0029】また、加入者端末が契約先通信事業者の有
している通話エリア外に移動した時は、VLR(Vis
itor Location Register)とい
う移動先に設置されたシステムが、そのシステムのデー
タベースに、もとの契約先通信事業者のHLRから加入
者端末の加入者情報を一時的に取得して格納し、加入者
端末(被呼者端末30)の位置を即座に把握出来るよう
にしている(これを一般にローミングという)。
【0030】さて、発呼者端末20と被呼者端末30間
のネットワーク40aの開設は、ITU−T勧告に基づ
いた、共通線信号方式(SS7)を用いて行われる。共
通線信号方式では、信号線は、制御信号を流すための共
通線と、主に音声通話に用いる音声線とに分かれる。
尚、問い合せ手段50dと各交換機との通信には、音声
通話が不要であるため、共通線のみによる通信が行われ
る。
【0031】更に、ネットワーク40aは、有線、無線
を問わず隣接する交換機や中継機(図1に於ける被呼者
側交換機50a、関門交換機50b、他事業者交換機5
0c、問い合せ手段50d、発呼者側交換機60を指
す)相互間で、主にISUP(ISDN User P
rotocol)という通信プロトコルに基づいて、接
続要求、応答、切断等の一連の処理を行うことによって
開設される。尚、本発明に於いて、ネットワークの開設
には、既存の通信プロトコルのいずれかを用いればよ
く、ISUPに限らない。
【0032】従来のRBT(通常RBT)や、被呼者端
末30が別の端末と通話中である時に聞こえる話し中音
(一般にプープーという音)は、開設されたネットワー
ク40a中の音声線を介して、被呼者側交換機50aか
ら発呼者側交換機60に送られる。また、発呼者側交換
機60と被呼者側交換機50aとの距離が遠く(すなわ
ち、経由する交換機数が多いということ)、ネットワー
ク40aを開設するのに時間が掛かる場合には、それま
で発呼者端末20にとっては無音期間であるため、ネッ
トワーク40aの途中に位置する関門交換機50b等
が、発呼者側交換機60に何らかの音を先に送出するこ
ともある。
【0033】発呼者端末20と被呼者端末30間で開設
されたネットワーク40aは、通常、音声線を1本しか
占有出来ないため、被呼者端末30が応答した場合に
は、この音声線は、通常RBTの送出から、実際の音声
通話用に切替えられる。この切替え手順も従来の通信プ
ロトコルに基づいて実行される。
【0034】以降、図2を参照して、発呼者側交換機6
0と、被呼者側・中継交換機50と、RBT代替情報提
供システム10の詳細について説明する。
【0035】発呼者側交換機60と被呼者側・中継交換
機50は、いずれも、一般電話システム、移動体電話シ
ステムを問わず、発呼者端末20と被呼者端末30間の
ネットワーク40aの開設に必要な、既知の交換機や中
継機であって、更には、本発明に必要な手段(例えば、
後述する経路情報保有手段52)を加えたものである。
【0036】尚、既知の交換機や中継機には、ネットワ
ーク開設・切断・復旧用の通話路スイッチ網や、監視信
号や選択信号の情報を翻訳し、分析した結果に基づいて
被呼者の識別や出線選択、必要選択信号などの情報の送
出及び通話路形成の動作指示などを既存の通信プロトコ
ルに基づいて行う制御装置が、基本的に含まれている
が、図2に於いては、これら既知の構成手段の図示を省
略する。
【0037】発呼者側交換機60は、識別情報送信手段
61と、RBT受信手段62とを有する。
【0038】識別情報送信手段61は、既知の交換機が
有する手段であって、発呼者端末20の電話番号や番号
通知・非通知の有無等の発呼者識別情報と、被呼者端末
30の電話番号等の被呼者識別情報を、発呼者端末から
取得して、ネットワーク40aを介して、これらの識別
情報を被呼者側・中継交換機50に送信する手段であ
る。
【0039】発呼者側交換機60は発呼者端末20と接
続されているため、例えば、一般電話に於いては、発呼
者端末20が受話器を持ち上げたり、接続要求を出した
時等に、発呼の検出と同時に「どの電話番号から発呼が
あったか」を検出することで、当然、発呼者識別情報を
取得することが出来る。
【0040】また、被呼者識別情報は、発呼者端末20
が被呼者端末30の電話番号をボタン等で押下したのを
検出することで当然知ることが出来る。
【0041】携帯電話では、一般にMIN(Mobil
e IdentificationNumber)と呼
ばれる識別情報が、発呼者及び被呼者の識別情報に相当
する。
【0042】RBT受信手段62もまた、既知の交換機
が有する手段であるが、本発明に於いては、被呼者側・
中継交換機50又は、後述するRBT代替情報提供シス
テム10から送出されたRBT代替情報及び/又は通常
RBTを受信し、発呼者端末20に送信する手段であ
る。前述したように、従来の通常RBTは、被呼者側・
中継交換機50から送出されるが、本発明に於いては、
被呼者又は発呼者のいずれかがサービスの加入者である
場合には、RBT代替情報提供システム10から、RB
T代替情報又は、RBT代替情報及び通常RBTが送出
され、いずれも加入者でない場合には、従来通り被呼者
側・中継交換機50から通常RBTのみが送出される。
【0043】次に、図2の被呼者側・中継交換機50
は、図1に示した開設されたネットワーク40a中にあ
る被呼者側交換機50a、関門交換機50bや、問い合
せ手段等50d等の、発呼者側交換機60以外の全ての
交換機や中継機を指す。
【0044】被呼者側・中継交換機50は、識別情報受
信手段51と、経路情報保有手段52と、転送手段53
とを有する。尚、被呼者側・中継交換機50のうち、被
呼者側交換機50aは、図示しないが、被呼者端末30
に呼出信号を送出する手段も当然含まれる。
【0045】識別情報受信手段51は、既知の交換機が
有する手段であって、発呼者側交換機60から送信され
た識別情報を受信する手段である。
【0046】ここで、従来の被呼者側交換機は、受信し
た識別情報に基づいて被呼者端末30を特定し、被呼者
端末30が呼出可能である時に、被呼者端末30に呼出
信号を送出し、この呼出信号によって被呼者端末30に
着信信号を鳴動させるとともに、被呼者側交換機内部に
設けられたRBT生成手段で生成された通常RBTを、
開設されたネットワーク40aの音声線を介して、発呼
者側交換機60に送出する構成をとっている。
【0047】一方、本発明に於ける被呼者側・中継交換
機50は、後述するRBT代替情報提供システム10と
の間でネットワーク41aを開設及び切断するために、
経路情報保有手段52に於いて、RBT代替情報提供シ
ステム10への経路情報を保有している。
【0048】被呼者側・中継交換機50は、この経路情
報に基づいて、ISUPプロトコルに従って、RBT代
替情報提供システム10とのネットワーク41a(共通
線方式であれば、共通線と音声線の両方)を開設し、R
BT代替情報提供システム10から発呼者側交換機60
に対して、経路42aを介して、RBT代替情報又は、
RBT代替情報及び通常RBTを送出する構成を採用し
ている。
【0049】更に、経路情報保有手段52は、被呼者端
末30の応答を検知し、RBT代替情報提供システム1
0とのネットワーク41aを切断し、ネットワーク40
aの音声線を音声通話用に解放する役割をも担う。但
し、従来の被呼者側交換機も、被呼者端末30の応答検
知と、通常RBTから通話への音声線の切替えは行って
いる。
【0050】転送手段53は、識別情報受信手段51に
於いて受信した識別情報を、経路情報保有手段52で保
有している経路に従ってRBT代替情報提供システム1
0に転送する手段である。
【0051】次に、RBT代替情報提供システム10
は、例えば、図1に示したように、関門交換機50bに
接続されるが、発呼者端末20と被呼者端末30間に開
設されたネットワーク40a中にある交換機や中継機
(つまり、図2の被呼者側・中継交換機50)に接続さ
れるのであれば、問い合せ手段50dや被呼者側交換機
50aに接続されても構わない。
【0052】ここで、経路情報保有手段52を有する被
呼者側・中継交換機50と、RBT代替情報提供システ
ム10が直接接続される被呼者側・中継交換機50と
は、必ずしも同一である必要はない。
【0053】例えば、図1のように、RBT代替情報提
供システム10が関門交換機50bに接続されている場
合であっても、被呼者側交換機50aが、経路情報保有
手段52を有していれば、被呼者側交換機50aが、関
門交換機50bを介して、ネットワーク41aの開設・
切断を行う。
【0054】また、関門交換機50bが経路情報保有手
段52を有していてもよく、その場合には、関門交換機
50bは、被呼者端末30の応答時に、音声線の切替え
処理のため、被呼者側交換機50aから応答検知信号を
転送されてくることによって、ネットワーク41aの切
断処理を行う。
【0055】尚、RBT代替情報提供システム10を被
呼者側交換機50aに接続する場合には、RBT代替情
報提供システム10は、被呼者側交換機50aと同位層
にある全ての交換機(MSC)とも接続されなければな
らない。従って、実際には、数が比較的少なく、しか
も、誰もがネットワーク開設時に通過しなければならな
いような関門交換機50bや問い合せ手段50dに接続
させる方がメンテナンス上、また経済的にも都合がよ
い。但し、既知の問い合せ手段に接続する場合は、RB
T代替情報送出用の信号線の開設が別途必要になる場合
もある。
【0056】RBT代替情報提供システム10は、詳細
には、識別情報受信手段11と、認証手段12と、加入
者データベース13と、検索手段14と、代替情報デー
タベース15と、代替情報発生手段16と、通常RBT
発生手段17と、RBT送信手段18とを有する。
【0057】識別情報受信手段11は、被呼者側・中継
交換機50の転送手段53から転送された識別情報を、
被呼者側・中継交換機50との間で開設されたネットワ
ーク41aの共通線を介して受信する手段である。
【0058】認証手段12は、受信した識別情報に基づ
いて、発呼者又は被呼者のいずれかが、サービスの加入
者かどうかを判断し、更に、サービスを提供してよいか
どうかの認証を行う手段である。
【0059】認証手段12に於ける加入者判断や認証
は、予め加入者の識別情報が格納された加入者データベ
ース13を基に行う。すなわち、加入者データベース1
3には、加入者の電話番号等の識別情報や、認証情報が
格納されている。
【0060】尚、認証手段12が担う役割のうち、サー
ビスの加入者かどうかの判断については、先に被呼者側
・中継交換機50が行ってもよい。例えば、問い合せ手
段50dであるHLRは、もともと、契約通信事業者の
加入者情報を格納したデータベースを有しているので、
このデータベースにサービスの加入者かどうかの情報を
格納しておけば、問い合せ手段50dに、サービス加入
者かどうかの判断が行わせることが出来る。また、同様
に、従来の被呼者側交換機内にあるVLRに於いても加
入者判断を行うことが可能である。
【0061】仮に、これらの被呼者側・中継交換機50
で、サービスの加入者ではないことが判明すれば、被呼
者側・中継交換機50の転送手段53は、RBT代替情
報提供システム10に識別情報を転送せずに、従来のよ
うに、被呼者側交換機から発呼者側交換機に通常RBT
を送出させればよい。
【0062】検索手段14は、認証手段12に於いて、
発呼者又は被呼者のいずれかがサービスの加入者であ
り、かつ認証許可された場合に、転送された識別情報
や、識別情報が転送された日時等に基づいて、代替情報
データベース15から、加入者が予め登録しているRB
T代替情報を検索する手段である。
【0063】RBT代替情報は、サービス加入者である
発呼者又は被呼者が予め、自己の端末(携帯電話、一般
電話)やインターネットのWebページ等を介して、代
替情報データベース15に、そのRBT代替情報の送出
条件と関連付けて登録しているものであるが、RBT代
替情報の登録方法や、検索方法の詳細については後述す
る。
【0064】代替情報発生手段16は、検索手段14に
於いて検索されたRBT代替情報を出力する手段であ
る。
【0065】通常RBT発生手段17は、従来、被呼者
側交換機50aから送出されるような通常RBTを出力
する手段である。
【0066】RBT送信手段18は、先のRBT代替情
報と、通常RBTとを任意に合成して、発呼者側交換機
60に送出する手段である。RBT代替情報と通常RB
Tの送出タイミング及び、これらの合成要否については
任意である。
【0067】
【実施例】次に本発明のプロセスの流れの一例を図3、
図4のフローチャート図、図1、図2の構成図を用いて
詳細に説明する。尚、本実施例に於いては、ISUP通
信プロトコルに基づいた移動体電話システムに於いて、
被呼者側交換機50aが経路情報保有手段52を有し、
RBT代替情報提供システム10が関門交換機50bに
接続された場合を説明するが、一般電話システム、又は
移動体電話と一般電話間のシステムであっても、同様に
適用出来る。更に、経路情報保有手段52の所在や、R
BT代替情報提供システム10の接続先は、先に説明し
たように本実施例に限らない。また、通信プロトコルも
これに限らない。
【0068】まず、発呼者端末20は、被呼者端末30
と通話を行いたい場合、発呼者側交換機60に対して、
被呼者端末30とのネットワーク40aの開設を要求す
る(S10)。
【0069】尚、この時点に於いては、当然、どの交換
機を経由してネットワーク40aを開設するかは確定し
ていない。
【0070】発呼者側交換機60は、問い合せ手段50
dに対して、被呼者端末30の位置(どの交換機の近く
にいるか)を問い合せる(S20)。発呼者側交換機6
0は、識別情報送信手段61により、識別情報を問い合
せ手段50dに送信する。
【0071】問い合せ手段50dは、発呼者側交換機6
0から受信した被呼者識別情報に基づいて、全交換機に
対して被呼者端末30の位置の問い合せを行い(S3
0)、被呼者端末30の近くにある被呼者側交換機50
aから回答をもらう(S40)か、又は、問い合せ手段
50dやVLRが有している加入者データベースを調査
する等して、被呼者端末30の位置を確認する。
【0072】先の確認結果、問い合せ手段50dは、発
呼者側交換機60に、被呼者側交換機50aがどれかを
回答する(S50)。
【0073】発呼者側交換機60は、被呼者側交換機5
0aを特定したので、被呼者側交換機50aとのネット
ワーク40aの開設を試みるため、被呼者側交換機50
aに対して接続要求を行う(S60)。ISUPでは、
この接続要求メッセージをIAM(Initial A
ddress Message)という。伝言式に、隣
接する交換機に、IAMの伝達が行われ,順次、ネット
ワークの経路(どの交換機を通るか)が確定していく。
【0074】最終的に、被呼者側交換機50aにIAM
が到達し、発呼者側交換機60と被呼者側交換機50a
間のネットワーク経路40aが確定すると、被呼者側交
換機50aは、発呼者側交換機60に、経路確定の回答
を行う(S70)。このメッセージは、ACM(Add
ress Complete Message)とい
う。ACMも、IAM同様、伝言式に隣接する交換機に
伝達される。
【0075】被呼者側交換機50aは、被呼者端末30
に対して接続を要求し、被呼者端末30が呼出可能状態
にあれば、被呼者端末30に呼出信号を送出する(S8
0)。
【0076】ここまでは、従来のISUPを用いた電話
システムに於けるネットワーク開設と同じ手順である。
この先、従来の電話システムでは、被呼者側交換機50
aは、呼出信号の送出とほぼ同時に、発呼者側交換機6
0に対して、確定したネットワーク経路40aを介し
て、被呼者側交換機50aが有している通常RBTを発
生させて送出する(S100)。尚、被呼者端末30が
話し中であれば、被呼者側交換機50aは、通常RBT
ではなく、話し中音を送る。
【0077】本発明に於いては、被呼者側交換機50a
は、従来のようにいきなり通常RBTを送出せず、識別
情報受信手段51に於いて受信した識別情報に基づい
て、発呼者又は被呼者のいずれかがサービスの加入者か
どうかの判断を行う(S90)。この判断は、被呼者側
交換機50aが、加入者データベースと接続している交
換機や中継機(例えば、問い合せ手段50d等)との通
信に於いて、問い合せ手段50dから受信した結果に基
づいて行ってもよいし、また、被呼者側交換機50aが
RBT代替情報提供システム10とのネットワーク41
aを開設した後に、RBT代替情報提供システム10内
の認証手段12が行ってもよい。
【0078】発呼者又は被呼者のいずれもサービスの加
入者でない場合には、従来同様に、被呼者側交換機50
aから発呼者側交換機60に、通常RBTを送出する
(S100)。
【0079】発呼者又は被呼者のいずれかがサービスの
加入者であった場合、被呼者側交換機50aは、経路情
報保有手段52で保有している経路情報に従って、RB
T代替情報提供システム10とのネットワーク41aの
開設を試みるべく、まずは、RBT代替情報提供システ
ム10が接続されている関門交換機50bに対して、ネ
ットワーク接続要求(IAM)を行うとともに、転送手
段53に於いて、識別情報を転送する(S110)。
【0080】尚、仮に関門交換機50bが経路情報保有
手段52を有している場合には、関門交換機50bは、
ネットワーク40aの開設のために被呼者側交換機50
aにIAMを送信するのとほぼ同時に、ネットワーク4
1aの開設のためにRBT代替情報提供システム10に
もIAMを送信することになる。
【0081】関門交換機50bは、RBT代替情報提供
システム10とのネットワーク41aの開設を試みるべ
く、被呼者側交換機50aの経路情報保有手段52で保
有している経路に従って、RBT代替情報提供システム
10に接続要求(IAM)を行い、続いて、転送手段5
3に於いて、RBT代替情報提供システム10に識別情
報を転送する(S120)。
【0082】RBT代替情報提供システム10は、関門
交換機50bとの間の経路41aが確定すればACM
を、関門交換機50bを介して被呼者側交換機50aに
送信する(S130、S140)。なおかつRBT代替
情報提供システム10が応答可能である場合には、AC
Mに続けて、ANM(ANswer Message)
を送信する。尚、ANMは、一般に、呼出中の被呼者端
末30の受話器が取られ、発呼者端末20との間で音声
線を介して通話可能状態になると、送信される信号であ
る。
【0083】ここからは、図4のフローチャートの説明
に移る。RBT代替情報提供システム10は、識別情報
受信手段11に於いて受信した識別情報に基づいて、認
証手段12に於いて、サービス加入者かどうかの判断
や、認証を行う(S210)。尚、本実施例に於いて
は、既にサービス加入者かどうかの判断はなされてお
り、加入者である場合のみ、被呼者側交換機50aは、
経路情報保有手段52の経路に従って、RBT代替情報
提供システム10とのネットワーク41aの開設を行っ
ているが、前述したように、発呼者又は被呼者がサービ
スの加入者か否かにかかわわらず、ネットワーク41a
の開設を行った後で、RBT代替情報提供システム10
が、サービス加入者かどうかの判断を行ってもよい。
【0084】ここで、発呼者又は被呼者がサービス加入
者ではなかった場合、また、サービス加入者であったと
しても、サービス料金未払い等の理由により認証許可さ
れない場合には、RBT代替情報提供システム10は、
関門交換機50bとの間に開設されたネットワーク41
aの切断要求を行い、被呼者側交換機50aは、切断確
認後、発呼者側交換機60に通常RBTを送出する。
【0085】発呼者又は被呼者のいずれかがサービス加
入者であり、かつ、認証許可された場合には、検索手段
14に於いて、転送された識別情報に基づいて代替情報
データベース15から発呼者又は被呼者が予め登録した
RBT代替情報を検索する(S220)。
【0086】RBT代替情報の検索方法を、以下の通
り、図5の加入者データベース13aと、代替情報デー
タベース15aの一例を参照しながら説明する。
【0087】尚、被呼者が登録したRBT代替情報を発
呼者に送るか、発呼者自身が登録したRBT代替情報を
自身の発呼時に送るかといった選択事項や、被呼者、発
呼者が両方ともサービス加入者であった場合に、どちら
が登録したRBT代替情報を発呼者に送るかどうかとい
った選択事項等は、設計的事項であって、RBT代替情
報提供システム10が任意に決定することが出来る。
【0088】以下の実施例では、被呼者と発呼者のう
ち、被呼者のみがサービス加入者であれば被呼者が登録
したRBT代替情報を検索し、発呼者のみがサービス加
入者であれば発呼者が登録したRBT代替情報を検索
し、被呼者、発呼者の両方がサービス加入者であれば、
被呼者が登録したRBT代替情報を検索する、というよ
うに予め決定されていることにして、ある発呼者端末2
0(発呼者がサービス加入者かどうかは不問)が、サー
ビス加入者である被呼者Aの被呼者端末30に対して通
話を要求してきた場合に、発呼者端末20にRBT代替
情報又は、RBT代替情報及び通常RBTを送出する過
程を説明する。
【0089】図5に示すように、加入者データベース1
3aには、被呼者Aがサービス加入者であって、かつ、
認証許可可能かどうかの情報、すなわち加入者一覧が格
納されている。この例では、AとBとCとDがサービス
の加入者であることが分かる。尚、以降の説明及び図5
に於いては、便宜的に、被呼者(又は発呼者)○○の識
別情報(電話番号等)も、同じく○○と称する。
【0090】代替情報データベース15aには、サービ
ス加入者毎にデータベースが構成されており、サービス
加入者が自身のデータベース内の登録や更新を自由に行
うことが出来る。サービス加入者であるAのデータベー
スには、A宛に電話が掛かってくることをAが予め想定
した発呼者の登録情報が格納されている。発呼者の登録
は、個人又はグループ単位で行うことが出来る。図5に
於いて、加入者Aは、個人B、個人D、グループEを登
録している。グループ登録している場合は更に、そのグ
ループに属する個人を登録する。ここでは、グループE
には、個人Xと、個人Yと、個人Zが含まれている。
【0091】加入者Aは、更に、発呼者に送出するRB
T代替情報の送出条件を、RBT代替情報検索テーブル
に登録している。ここで、条件に合致するRBT代替情
報の検索は、上位の1番目から行われ、n個の検索条件
のうち、n−1番目までの検索条件を満足しなかった場
合には、最後のn番目のRBT代替情報(デフォルト情
報という)が選択されることになる。
【0092】例えば、転送された発呼者識別情報がFで
あった場合(つまり、発呼者がFであった場合)、RB
T代替情報検索テーブルの上位から下位まで順番に検索
していくと、Fという条件は見あたらないので、発呼者
Fに対しては、デフォルト情報であるMusic3とい
うRBT代替情報が選択される。
【0093】発呼者識別情報がBであり、かつ、その識
別情報が転送されてきた日(すなわち、発呼者Bが電話
を掛けてきた日)が12月24日であった場合、RBT
代替情報検索テーブルの1番目の条件がこれに合致する
ため、発呼者Bに対しては、Music1というRBT
代替情報が選択される。尚、図5に示した条件は、条件
1と条件2をいずれも満たした時に成立するものとし、
条件の数は、任意に増減可能である。条件数が0のもの
は当然、n番目のデフォルト情報に相当する。また、音
声と映像といった複数種類の情報を1条件に対して登録
してもよい。
【0094】次に、発呼者識別情報がBであり、かつ、
その識別情報が転送されてきた日時が12月24日以外
の日の12時から13時の間であった場合、RBT代替
情報検索テーブルの2番目の条件がこれに合致するた
め、Music2というRBT代替情報が選択される。
【0095】発呼者識別情報がXであった場合、Xは、
グループEに属していることをまず確認した上で、RB
T代替情報検索テーブルの上位から順に、個人X又はグ
ループEを含む条件があるかどうかを検索する。ここで
は、3番目の条件がこれに合致するため、発呼者Xに対
しては、Voice1というRBT代替情報が選択され
る。
【0096】尚、Aが被呼者ではなく発呼者側であり、
かつ、Aが電話を掛けた相手である被呼者がサービス加
入者でなかった場合にも、この例に於いては加入者Aの
データベース内の検索を行う。図5に於いては、加入者
Aは、自己が聴く及び/又は見るRBT代替情報を、R
andamと設定しているため、Aがサービス加入者で
ない被呼者に対して発呼する度に、ランダムに異なるR
BT代替情報が選択される。また、通常RBTをRBT
代替情報として登録しても構わない。
【0097】自身が聴く及び/又は見るRBT代替情報
を登録する場合は、時間や、電話を掛ける相手(被呼者
端末)を条件に付け加えると、自身の備忘録的用途に本
発明を用いることも出来る。
【0098】以上のように、RBT代替情報検索テーブ
ルに従って検索を行うと、条件に合致するRBT代替情
報が特定されるので、代替情報発生手段16に於いて、
このRBT代替情報を出力する(S230)。尚、任意
に、通常RBT発生手段17又は従来の交換機が有する
通常RBT発生手段に於いて出力される通常RBTをR
BT代替情報と組み合わせて出力してもよい。
【0099】RBT送信手段18に於いては、出力した
RBT代替情報と、通常RBTとが任意に合成された情
報を、既に開設済みの、RBT代替情報提供システム1
0と関門交換機50b間のネットワーク41aを介し
て、発呼者側交換機60に送出する(S240)。具体
的には、図1、図2に示した経路42aを通る。
【0100】図3のフローチャート図に戻る。被呼者端
末30が受話器を上げる等して応答すると(S31
0)、まず被呼者端末30と被呼者側交換機50a間の
ネットワーク(図示せず)が開設される(S320)。
【0101】被呼者端末30が応答した場合は、これま
で送出されていたRBT代替情報又は、RBT代替情報
及び通常RBTに替えて、音声線を通話用に解放しなけ
ればならない。従って、被呼者側交換機50aは、被呼
者端末30の応答検知とともに、RBT代替情報提供シ
ステム10に対して、関門交換機50bを介して、ネッ
トワーク41aの切断を要求する(S330、S34
0)。ネットワーク切断要求メッセージは、ISUPに
於いては、REL(RELease)という。
【0102】RBT代替情報提供システム10は、ネッ
トワーク切断を了解し、関門交換機50bを介して、被
呼者側交換機50aに、RLC(ReLease Co
mplete)メッセージを送信する(S350、S3
60)。これにより、RBT代替情報提供システム10
と関門交換機50b間のネットワーク41aが切断され
る。ネットワーク41aの切断に伴い、RBT代替情報
又は、RBT代替情報及び通常RBTは送出されなくな
る。
【0103】これを受けて、被呼者側交換機50aは、
発呼者側交換機60との間に開設された音声線ネットワ
ーク40aを、通話用に切替える(S370)。これ
で、発呼者端末20と被呼者端末30間で通話が開始さ
れる(S380)。
【0104】尚、被呼者端末30が応答しなかった場合
には、発呼者端末20がネットワーク40aを切断する
までRBT代替情報提供システム10からRBT代替情
報又は、RBT代替情報及び通常RBTが提供され続け
るか、又は既存の交換機留守番電話サービス等に移行す
る。これらの場合に於いても、S330からS360ま
での流れのように、RBT代替情報提供システム10と
関門交換機50b間のネットワーク41aが切断処理さ
れる。
【0105】本実施例に於いては、RBT代替情報の提
供について説明したが、RBT以外にも、話し中音の代
替情報提供も同様のフローで可能である。
【0106】
【実施例2】RBT代替情報提供システム10の別の実
施態様について、図6に基づいて説明する。RBT代替
情報提供システム10は、前述した通り、発呼者端末2
0と被呼者端末30間に開設されたネットワーク40a
中にある交換機や中継機に接続され、特に、数が比較的
少ない関門交換機50b等に接続されるのが望ましい形
態である。
【0107】しかし、代替情報データベース15の容量
は物理的限界があり、またRBT代替情報提供システム
10と接続される交換機に掛かる負荷も重くなるため、
到底1台のシステムでは、全加入者の要求を果たせない
し、万一の故障の際に、システムを停止することなく、
迅速に対応する必要がある。
【0108】従って、図6に於いては、開設されたネッ
トワーク40b、40c中に、被呼者側・中継交換機5
0を介して複数のRBT代替情報提供システム10a〜
10eを用意している。そのうちの少なくとも1システ
ムは、バックアップシステム10fであり、定期的にR
BT代替情報提供システム10a〜10eのバックアッ
プを行い、いずれかのシステムが故障した場合には、す
ぐにバックアップシステム10fに切替えることが望ま
しい。これにより、システムの24時間稼働が保証され
る。
【0109】また、各RBT代替情報提供システム10
a〜10eが、前述した被呼者側・中継交換機50が有
していたような経路情報保有手段52を有し、その経路
に従って、順次、隣接するRBT代替情報提供システム
との間で通信を行う。例えば、加入者AのRBT代替情
報を検索する場合、まず、1台目のRBT代替情報提供
システム10a内の加入者データベースにAが含まれる
かどうかを検索し、なければ、次のRBT代替情報提供
システム10bに移る。
【0110】これにより、例えばサービス加入者Aのデ
ータベースが含まれるRBT代替情報提供システム10
cであった時、加入者Aがどの交換機の近くにいたとし
ても、最終的には、RBT代替情報提供システム10c
に到達することが出来る。
【0111】また、問い合せ手段50dが加入者データ
ベースを有している場合には、問い合せ手段50dは、
そのデータベースに、加入者Aのデータベースを有する
RBT代替情報提供システム10cへの経路情報を格納
しておき、交換機50が問い合せ手段50dからRBT
代替情報提供システム10cへの経路を取得した後、そ
の交換機50が、そのRBT代替情報提供システム10
cとのネットワーク開設を行ってもよい。
【0112】
【実施例3】次に、RBT代替情報提供システムの利
用、保守方法についての一例を説明する。図7に、サー
ビス加入者が代替情報データベース15にRBT代替情
報を登録、変更、確認等するのに必要な手段(登録ツー
ル)と、事業者が登録ツールやRBT代替情報の保守・
整備を行うのに必要な手段を含んだRBT代替情報提供
システム10gの一例を示す。
【0113】図7のRBT代替情報提供システム10g
は、登録・確認手段101と、保守手段102と、情報
データベース103と、加入者データベース13と、代
替情報データベース15と、代替情報発生手段16とを
有する。
【0114】登録・確認手段101は、サービス加入者
のコンピュータ、一般電話、携帯電話等の端末80を介
して、加入者の認証、RBT代替情報の登録、登録され
たRBT代替情報の確認等を行う手段である。
【0115】登録・確認手段101は、具体的には、複
数のコンテンツプロバイダー(以下、CPという)が提
供する、インターネットや携帯電話からアクセス可能な
Webページや、電話による自動応答案内システムを指
す。
【0116】登録・確認手段101の基盤は、予め用意
されているものであってもよいし、CP毎に用意しても
よい。
【0117】保守手段102は、CPの端末90を介し
て、登録・確認手段101及び情報データベース103
の保守・整備を行う手段である。
【0118】情報データベース103には、登録・確認
手段101に於いて、加入者端末から登録することが出
来るRBT代替情報(音楽、声、映像等の情報)をディ
ジタルデータで格納している。
【0119】保守手段102に於いては、具体的に、W
ebページや自動応答案内システムの内容変更や、情報
データベース103への情報追加、削除、変更等が行わ
れる。
【0120】尚、加入者データベース13、代替情報デ
ータベース15、代替情報発生手段16については、先
に説明したのと同様であるので、説明を省略する。
【0121】次に、加入者が行うRBT代替情報登録の
詳細な流れを図8のフローチャート図と、図7のシステ
ム構成図に基づいて説明する。
【0122】登録・確認手段101は、加入者端末80
からの接続要求を受け付け、加入者データベース13に
基づいて、接続要求者が加入者かどうかの判断や認証を
行う(S410)。例えば、加入者端末80にパスワー
ドの入力を促したり、加入者端末80の電話番号等の識
別情報を受信し、加入者データベース13に格納されて
いる内容と一致するかどうかによって、加入者判断・認
証を行う。
【0123】加入者端末80を認証する場合、登録・確
認手段101は、情報データベース103に格納されて
いるRBT代替情報の中から、どれを選択するかを加入
者端末80に促す(S420)。ここで、選択されるR
BT代替情報は、予めCP側で情報データベース103
に用意された音楽や声や広告情報でもよいし、加入者端
末が入力端子(図示せず)を介して情報データベース1
03に登録した音楽や声や画像であってもよい。
【0124】次に、選択されたRBT代替情報を送出す
る条件の設定を加入者端末80に促す(S430)。例
えば、図5のRBT代替情報検索テーブルに示したよう
に、選択されたRBT代替情報を、どの発呼者端末に、
いつ送るか等の条件を設定する。条件の種類、数、条件
の優先順位等は任意である。
【0125】また、条件の設定に先だって、条件に含ま
れる発呼者端末の登録、変更を行うことも出来る。すな
わち、複数の発呼者端末に対して、同じRBT代替情報
を送出したい場合には、グループの登録を行う。図5の
登録個人/グループリストや、グループ詳細リストに示
したように、加入者毎に、任意に発呼者端末の登録を行
う。
【0126】次に、選択されたRBT代替情報が正しい
かどうかを加入者に確認させるため、代替情報発生手段
16に於いて、RBT代替情報を出力し、加入者端末8
0に送信する(S440)。ここで、設定された条件に
ついても、正しいかどうかの確認を音声や画面表示によ
って加入者端末80に促してもよい。
【0127】確認したRBT代替情報や条件が正しけれ
ば、RBT代替情報の登録を完了する(S450)。こ
れにより、正式に、代替情報データベース15に、加入
者が設定したRBT代替情報と条件が反映される。尚、
RBT代替情報のデータそのものは、情報データベース
103から代替情報データベース15にコピーしてもよ
いし、代替情報データベース15に情報データの名称と
所在(アドレス)だけを格納し、逐次、情報データベー
ス103から再生するように構成してもよい。
【0128】加入者が、先に設定した条件と異なる条件
で、異なる情報をRBT代替情報として登録したい時に
は、続けて、S420からS450の流れ同様に、登録
を行う。尚、登録の流れは、Webページを介しても、
自動応答案内システムを介しても、ほぼ同様である。
【0129】CP端末70が、登録・確認手段101
や、情報データベース103の保守・整備を行う場合
も、加入者端末80同様に、正規のCPであることを認
証してから、保守手段102にアクセスさせることが望
ましい。
【0130】保守手段102に於いては、各CPの個性
を生かした登録ツールの構築や、RBT代替情報の登
録、追加、削除を行うことが出来る。また、登録ツール
に、加入者端末80から入力された情報を記録する手段
や、加入者端末80から電子メールやWebページを介
してRBT代替情報を受信する手段を設けてもよい。
【0131】本発明に於ける各手段、データベースは、
その機能が論理的に区別されているのみであって、物理
上或は事実上は同一の領域を為していてもよいし、逆に
異なる領域を為していてもよい。またデータベースの代
わりにデータファイルであってもよいことは言うまでも
なく、データベースとの記載にはデータファイルをも含
んでいる。
【0132】尚、本発明を実施するにあたり本実施態様
の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した
記憶媒体をシステムに供給し、そのシステムのコンピュ
ータが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行
することによっても実現される。
【0133】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラム自体が前記した実施態様の機能を実現することと
なり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構
成する。
【0134】プログラムを供給するための記憶媒体とし
ては、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカ
ード等を使用することが出来る。
【0135】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムを実行することにより、上述した実施態様の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシ
ステムなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前記した実施態様の機能が実現される場合も
本発明に含まれる。
【0136】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる不揮発
性或は揮発性の記憶手段に書き込まれた後、そのプログ
ラムの指示に基づき、機能拡張ボード或は機能拡張ユニ
ットに備わる演算処理装置などが実際の処理の一部或は
全部を行い、その処理により前記した実施態様の機能が
実現される場合も本発明に含まれる。
【0137】
【発明の効果】サービス加入者が、予めRBT代替情報
を任意に登録しておけば、移動体電話システム、一般電
話システムを問わず、発呼者に対して、そのRBT代替
情報を送ることが出来る。また、RBT代替情報は、発
呼者別、日時別等に条件を設定して、加入者が自由に登
録することが可能であり、例えば、被呼者が、発呼者の
誕生日等の記念日だけに、特別な音や画像をRBT代替
情報として送出する等の用途に本発明は用いられる。
【0138】RBT代替情報提供システムは、発呼者と
被呼者間に開設されたネットワーク中にある交換機に接
続可能に設けられていればよく、また、交換機は、RB
T代替情報提供システムへの経路情報を有していればよ
く、従来のように、全交換機がRBT代替情報や通常R
BTを有する必要がない。従って、従来の交換機の変更
は最小限で済み、少なくとも1台のRBT代替情報提供
システムを追加すればよいので、コストメリットがあ
り、保守も容易である。
【0139】また、本発明に於いては、サービス加入者
が、特定の発呼者に対して有意義な情報をRBT代替情
報として登録しておき、被呼者が応答する前に電話を切
断すれば、発呼者に通話料金を負担させることなく、有
意義な情報を提供することが出来る。
【0140】これにより、例えば、特定番号からいたず
ら電話が掛かってくるような時には、その電話に応答し
なくても、いたずら電話を撃退する効果があるRBT代
替情報を送出することが出来るようになる。また、被呼
者が、予めRBT代替情報として留守であるという情報
を登録しておけば、被呼者端末の留守番録音機能が応答
する前に(つまり、通話料金が掛からずに)、発呼者
は、被呼者が留守であることを知ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動体電話システムのネットワークに本発明
のRBT代替情報提供システムを追加した一例を示す構
成図である。
【図2】 本発明のRBT代替情報提供システムと交換
機の詳細構成の一例を示す構成図である。
【図3】 本発明のRBT代替情報提供システムと交換
機の動作の流れの一例を示す図である。
【図4】 本発明のRBT代替情報提供システムの動作
の流れの一例を示す図である。
【図5】 加入者データベースとRBT代替情報データ
ベースの一例を示す図である。
【図6】 本発明のRBT代替情報提供システムと交換
機の接続構成の別の一例を示す構成図である。
【図7】 本発明のRBT代替情報提供システムの別の
一例を示す構成図である。
【図8】 本発明のRBT代替情報提供システムの動作
の流れの他の一例を示す図である。
【符号の説明】
10、10a、10b、10c、10d、10e、10
f、10g:RBT代替情報提供システム 11:識別情報受信手段 12:認証手段 13、13a:加入者データベース 14:検索手段 15、15a:代替情報データベース 16:代替情報発生手段 17:通常RBT発生手段 18:RBT送信手段 101:登録・確認手段 102:保守手段 103:情報データベース 20:発呼者端末 30:被呼者端末 40a、40b、40c、41a、42a:ネットワー
ク 50:被呼者側・中継交換機 50a:被呼者側交換機 50b:関門交換機 50c:他事業者交換機 50d:問い合せ手段 60:発呼者側交換機 70:基地局 80:加入者端末 90:CP端末
フロントページの続き (71)出願人 502454927 スパイア テクノロジー インコーポレー テッド SPIRE TECHNOLOGY IN C. 大韓民国 431−804 キョンキ・プロヴィ ンス アンヤン・シティ ドンアン・ディ ストリクト カンヤン・ドン 1121−4 スンインビル3F Sunin Bldg., 3F, 1121 −4, Kwanyang−Dong, Dongan District, An yang City, Kyonggi Province, 431−804, Kor ea (71)出願人 502454938 ディジタル ウェーブ カンパニー リミ テッド Digital WAVE Co., L td. 大韓民国 135−860 ソウル カンナム・ ディストリクト ドコク・ドン 946−13 サムイルビル2F Samil Bldg. 2F. 946− 13 Dokok−Dong, Kangn am District, Seoul, 135−860 Korea (72)発明者 ウォン・タイ・ワン 大韓民国 135−860 ソウル カンナム・ ディストリクト ドコク・ドン 946−13 サムイルビル2F ディジタル ウェー ブ カンパニー リミテッド内 Fターム(参考) 5K036 AA07 EE04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発呼者端末から被呼者端末への接続要求時
    に、被呼者端末が呼び出し可能状態であることを示すリ
    ングバックトーンが、前記発呼者端末と前記被呼者端末
    間に開設された第1のネットワークを介して、前記発呼
    者端末に送出される方法に於いて、前記発呼者端末又は
    前記被呼者端末のいずれかが、前記リングバックトーン
    の代替情報を提供するサービスに既登録である場合にの
    み、前記リングバックトーンに替えて、前記代替情報又
    は、前記代替情報及び前記リングバックトーンが前記発
    呼者端末に送出されることを特徴とするリングバックト
    ーン代替情報提供方法。
  2. 【請求項2】前記代替情報又は、前記代替情報及び前記
    リングバックトーンは、前記第1のネットワークに接続
    された交換機が有する経路情報に基づいて、前記交換機
    と前記代替情報の送出システム間の第2のネットワーク
    が開設されることにより送出され、前記被呼者端末の応
    答時には、前記第2のネットワークが切断され、前記第
    1のネットワークが通話に切替えられることを特徴とす
    る請求項1に記載のリングバックトーン代替情報提供方
    法。
  3. 【請求項3】前記発呼者端末又は前記被呼者端末の前記
    サービスへの既登録判断は、前記発呼者端末及び前記被
    呼者端末の識別情報を用いて行われることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のリングバックトーン代替
    情報提供方法。
  4. 【請求項4】特定の前記代替情報は、前記被呼者端末毎
    に、特定発呼者端末の識別情報及び/又は特定日時の条
    件を付けて登録されることを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれかに記載のリングバックトーン代替情報
    提供方法。
  5. 【請求項5】発呼者端末から被呼者端末への接続要求時
    に、被呼者端末が呼び出し可能状態であることを示すリ
    ングバックトーンを、前記発呼者端末と前記被呼者端末
    間に開設された第1のネットワークを介して、前記発呼
    者端末に送出するシステムに於いて、 前記発呼者端末又は前記被呼者端末のいずれかが、前記
    リングバックトーンの代替情報を提供するサービスに既
    登録であるかどうかを判断する認証手段と、前記リング
    バックトーンに替えて、前記代替情報又は、前記代替情
    報及び前記リングバックトーンを、前記発呼者端末に送
    出するリングバックトーン送信手段とを、 有することを特徴とするリングバックトーン代替情報提
    供システム。
  6. 【請求項6】前記リングバックトーン代替情報提供シス
    テムは、 前記第1のネットワークに接続された交換機からの接続
    要求に基づいて、前記交換機との間に第2のネットワー
    クを開設し、 前記発呼者端末の応答時には、前記交換機からの切断要
    求に基づいて、前記第2のネットワークを切断し、第1
    のネットワークを通話に切替えることを特徴とする請求
    項5に記載のリングバックトーン代替情報提供システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記リングバックトーン代替情報提供シス
    テムは、 前記交換機から、前記発呼者端末及び前記被呼者端末の
    識別情報を受信する識別情報受信手段を有することを特
    徴とする請求項5又は請求項6に記載のリングバックト
    ーン代替情報提供システム。
  8. 【請求項8】前記リングバックトーン代替情報提供シス
    テムは、 特定の前記代替情報を、前記被呼者端末毎に、特定発呼
    者端末の識別情報及び/又は特定日時の条件を付けて登
    録する登録手段を有することを特徴とする請求項5から
    請求項7のいずれかに記載のリングバックトーン代替情
    報提供システム。
  9. 【請求項9】前記リングバックトーン代替情報提供シス
    テムは、 前記登録手段及び、前記代替情報を格納するデータベー
    スの、保守・整備を行う保守手段を有することを特徴と
    する請求項5から請求項8のいずれかに記載のリングバ
    ックトーン代替情報提供システム。
JP2002365180A 2002-05-17 2002-12-17 リングバックトーン代替情報提供方法及びシステム Withdrawn JP2003338871A (ja)

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