JP2003309645A - 輻輳状況判定システム、交換装置、通信制御装置、基地局装置、輻輳状況判定方法 - Google Patents

輻輳状況判定システム、交換装置、通信制御装置、基地局装置、輻輳状況判定方法

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JP2003309645A
JP2003309645A JP2002115392A JP2002115392A JP2003309645A JP 2003309645 A JP2003309645 A JP 2003309645A JP 2002115392 A JP2002115392 A JP 2002115392A JP 2002115392 A JP2002115392 A JP 2002115392A JP 2003309645 A JP2003309645 A JP 2003309645A
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JP2002115392A
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Toshihiro Suzuki
俊博 鈴木
Akihiro Shibata
章弘 柴田
Keiko Yoshihara
桂子 吉原
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信において、輻輳発生前から輻輳の発
生する可能性の高い交換装置を予測し、未然に輻輳の発
生を防止する。 【解決手段】 輻輳状況判定システムは、各交換装置に
おけるメモリ使用率を、周期的に検出するメモリ使用率
検出部と、検出されたメモリ使用率の単位時間当たりの
変化であるメモリ使用率変化を算出する算出部8aと、
基準メモリ使用率変化及び基準メモリ使用率を記憶する
第1記憶部8bと、検出されたメモリ使用率が、基準メ
モリ使用率より小さい場合、算出されたメモリ使用率変
化と、基準メモリ使用率変化とを比較し、比較結果に基
づいて、各交換装置における輻輳発生の予測を判定する
判定部8cとを有する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信網に配置
された交換装置の輻輳に関する状況を判定する輻輳状況
判定システム、交換装置、通信制御装置、基地局装置、
輻輳状況判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来のPDC移動パケット通
信システムの構成を示す図である。移動パケット通信シ
ステムは、サーバ装置等21が接続された公衆ネットワ
ーク22と接続されたゲートウェイ装置23と、ゲート
ウェイ装置23と接続された関門階梯交換装置24と、
関門階梯交換装置24と接続された複数の加入者階梯交
換装置25と、各加入者階梯交換装置25と接続された
複数の基地局装置26と、各基地局装置26と無線通信
を行う移動端末27とを有する。
【0003】上述の通信システムでは、例えば、図示し
ない制御装置は、各交換装置24,25のメモリ使用率
を監視し、メモリ使用率が一定値以上の場合には、輻輳
と判断する。そして、制御装置は、輻輳と判断した交換
装置宛の信号量を規制する等により、輻輳規制を行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、以下のような問題があった。即ち、上
述した従来技術では、輻輳の発生しか判断できなかっ
た。このため、輻輳が発生した後、輻輳規制を行って
も、輻輳が発生した後、復帰するまで無効になる呼やデ
ータが増えたり、ネットワーク資源を十分に活用できな
くなるという問題があった。
【0005】このため、輻輳発生前から、輻輳の発生す
る可能性の高い交換装置を予測し、未然に輻輳の発生を
防止できる移動通信システムの開発が望まれていた。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものであり、移動通信において、輻輳発生前か
ら、輻輳の発生する可能性の高い交換装置を予測し、未
然に輻輳の発生を防止できる輻輳状況判定システム、交
換装置、通信制御装置、基地局装置、輻輳状況判定方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明は、移動通信網に配置された交換装置の輻
輳に関する状況を判定する際に、各交換装置におけるメ
モリ使用率を、周期的に検出し、検出されたメモリ使用
率の単位時間当たりの変化であるメモリ使用率変化を算
出し、各交換装置の輻輳発生予測の判断の基準となる前
記メモリ使用率変化を、基準メモリ使用率変化として記
憶手段に記憶するとともに、各交換装置の輻輳発生判断
の基準となる前記メモリ使用率を、基準メモリ使用率と
して記憶手段に記憶し、検出されたメモリ使用率が、前
記基準メモリ使用率より小さい場合、算出されたメモリ
使用率変化と、前記基準メモリ使用率変化とを比較し、
比較結果に基づいて、各交換装置における輻輳発生の予
測を判定することを特徴とするものである。
【0008】また、本発明において、前記移動通信網に
は、移動端末と無線通信を行う基地局装置と、当該基地
局装置と接続された第1交換装置と、公衆ネットワーク
に接続されたゲートウェイ装置と、当該ゲートウェイ装
置と接続された第2交換装置とが配置されていることが
好ましい。
【0009】本発明によれば、算出されたメモリ使用率
変化が基準メモリ使用率変化を超えたような場合、輻輳
発生予測と判定している。これにより、本発明では、移
動通信において、輻輳発生予測を的確に判定できるの
で、無効になる呼信号及び無効になるデータの減少を図
ることができるとともに、ネットワーク資源の無駄を防
止できる。また、本発明は、上記発明において、判定結
果に基づいて、輻輳発生の予測がされた第1交換装置と
接続された基地局装置に対して、前記第1交換装置へ送
信する信号量を減少するように指示する指令を生成し、
前記基地局装置に対して、前記指令を送信することが好
ましい。
【0010】この際、上記指定の生成においては、さら
に、判定結果に基づいて、輻輳発生の予測がされた第2
交換装置と接続されたゲートウェイ装置に対して、前記
第2交換装置へ送信する信号量を減少するように指示す
る指令を生成し、上記送信においては、さらに、前記ゲ
ートウェイ装置に対して、前記指令を送信することが好
ましい。本発明によれば、輻輳発生の予測がされた交換
装置に輻輳が発生してしまうことを未然に防止できる。
【0011】また、本発明は、さらに、前記基地局装置
において、前記指令を受信し、前記指令に基づいて、各
移動端末に対して、上記基地局装置へ送信する信号量を
減少させるように指示する旨を送信することが好まし
い。
【0012】本発明によれば、上記指令を受信した基地
局装置は、各移動端末に対して、送信信号量を減少する
ような指令を送信するので、無効となるデータを一層少
なくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(構成)図1は、本実施の形態で
ある輻輳状況判定システムの構成を示す図である。輻輳
状況判定システムは、サーバ装置1が接続された公衆ネ
ットワーク2と、移動通信網とを有する。
【0014】移動通信網には、上記各サーバ装置1と公
衆ネットワーク2を介して接続されたゲートウェイ装置
3と、上記ゲートウェイ装置3と接続された関門階梯交
換装置4と、関門階梯交換装置4と接続された複数の加
入者階梯交換装置5と、加入者階梯交換装置5と接続さ
れる複数の基地局装置6と、基地局装置6と無線通信を
行う複数の移動端末7が配置されている。なお、本実施
の形態では、特に示しさないが、基地局装置6と加入者
階梯交換装置5との間には、基地局制御装置が配置され
ている。
【0015】ゲートウェイ装置3は、サーバ装置1や、
関門階梯交換装置4、後述する輻輳状況管理装置8との
間で、データ通信を行う通信部(送信部及び受信部、図
示せず)と、通信部を制御する通信制御部(図示せず)
と、各部を制御する制御部(図示せず)とを有する。
【0016】関門階梯交換装置4は、ゲートウェイ装置
3や加入者階梯交換装置5からの各種の信号を中継しつ
つ、各種の信号の送受信を行えるようになっている。ま
た、加入者階梯交換装置5は、基地局装置6や関門階梯
交換装置4から各種の信号を中継しつつ、各種の信号の
送受信を行えるようになっている。
【0017】図2は、関門階梯交換装置4の構成、図3
は、加入者階梯交換装置5の構成を示す図である。関門
階梯交換装置4は、ゲートウェイ装置3や、加入者階梯
交換装置5、後述する輻輳状況管理装置8との間で、デ
ータ通信を行う通信部4a(送信部及び受信部)と、通
信部4aを制御する通信制御部4bと、各種のデータを
記憶する1又は複数のメモリ(図示せず)と、上記1又
は複数のメモリの使用率を検出するメモリ使用率検出部
4cと、各部を制御する制御部4dとを有する。
【0018】メモリ使用率検出部4cは、例えば、以下
のようにしてメモリ使用率を検出する。メモリ使用率検
出部4cは、上記1又は複数のメモリにおける全容量値
を保持している。制御部4dは、周期的に、上記1又は
複数のメモリにおける使用容量(データが記憶されてい
る容量)を監視する。そして、制御部4dは、監視した
使用容量をメモリ使用率検出部4cに送る。メモリ使用
率検出部4cは、保持している全容量値と、監視された
使用容量とに基づいて、現在メモリ容量がどの程度使用
されているかを示すメモリ使用率を検出する。これによ
り、メモリ使用率検出部4cは、メモリ使用率を周期的
に検出することができる。なお、メモリ使用率検出部4
cには、時間を計測するカウンタが内蔵されており、メ
モリ使用率検出部4cは、検出した時間情報をメモリ使
用率に与える。
【0019】検出されたメモリ使用率は、制御部4dへ
送られる。制御部4dは、自装置のアドレス情報と対応
づけて、送信部4aを介して、後述する輻輳状況管理装
置8に送る。
【0020】加入者階梯交換装置5は、関門階梯交換装
置4や、複数の基地局装置6、輻輳状況管理装置8との
間で、データ通信を行う通信部5a(送信部及び受信
部)と、通信部5aを制御する通信制御部5bと、各種
のデータを記憶する1又は複数のメモリ(図示せず)
と、1又は複数のメモリの使用率を検出するメモリ使用
率検出部5cと、各部を制御する制御部5dとを有す
る。ここで、メモリ使用率検出部5cは、上述した関門
階梯交換装置4のメモリ使用率検出部4cの機能と同じ
である。
【0021】図4は、基地局装置6の構成を示す図であ
る。基地局装置6は、加入者階梯交換装置5や、基地局
装置6が管轄するエリア内の複数の移動端末7、輻輳状
況管理装置8との間で、データ通信を行う通信部6a
(送信部及び受信部)と、通信部6aを制御する通信制
御部6bと、各部を制御する制御部6cを有する。
【0022】また、輻輳状況判定システムは、輻輳状況
管理装置8を有する。図5は、輻輳状況管理装置8の構
成を示す図である。輻輳状況管理装置8は、算出部8
a、第1記憶部8b、第2記憶部(図示せず)、判定部
8c、指令生成部8d、通信部8f(送信部及び受信
部)、各部を制御する制御部8gを有する。
【0023】第2記憶部には、通信網における接続状態
を示す接続情報が記憶されている。接続情報とは、例え
ば、図1に示すように、関門階梯交換装置4には、ゲー
トウェイ装置3、複数の加入者階梯交換装置5とが接続
されており、加入者階梯交換装置5には、複数の基地局
装置6が接続されている等である。また、接続情報に
は、各装置のアドレス情報も含まれている。
【0024】また、第2記憶部には、各交換装置から送
信されたメモリ使用率が、交換装置のアドレス情報及び
検出時間情報と対応づけられて記憶されている。なお、
制御部は、第2記憶部に記憶されているメモリ使用率に
関する情報が所定量を超えたら、過去に検出されたメモ
リ使用率から消去していく。
【0025】算出部8aは、関門階梯交換装置4、各加
入者階梯交換装置5に対して、それぞれ、上記メモリ使
用率検出部4c,5cにより検出されたメモリ使用率に
基づいて、メモリ使用率の単位時間当たりの変化である
メモリ使用率変化を算出する。
【0026】具体的には、一例として、以下のようにし
て算出部8aによる算出動作が行われる。図6は、算出
部8aによる算出動作を説明するための補足図である。
関門階梯交換装置4又は各加入者階梯交換装置5から送
信されたメモリ使用率は、受信部8fを介して制御部8
gに送られる。この際、送信された交換装置のアドレス
情報も送信元アドレス情報として送られる。制御部8g
は、送られたメモリ使用率を上記交換装置のアドレス情
報と対応づけて保持する。
【0027】そして、制御部8gは、上記アドレス情報
に対応するメモリ使用率を第2記憶部から読み出す。そ
して、制御部8gは、保持していたメモリ使用率と、読
み出したメモリ使用率を算出部8aに送る。ここで、上
記保持していたメモリ使用率は、現在のメモリ使用率に
相当し、読み出したメモリ使用率は、過去のメモリ使用
率に相当する。
【0028】算出部8aは、メモリ使用率に与えられた
検出時間情報に基づいて、例えば、送られた現在のメモ
リ使用率(例えば、図6のA点)と、この現在のメモリ
使用率が検出された時間の1周期時間前のメモリ使用率
(図5のB点)との差分値(a−b)を、周期時間(図
5の周期時間T)で割った値であるメモリ使用率変化
((a−b)/T)を算出する。なお、このメモリ使用
率変化の算出は、関門階梯交換装置4、各加入者階梯交
換装置5ごとに行われる。
【0029】このメモリ使用率変化の算出方法は、一例
であり、上記の算出以外の種々の算出方法においても本
実施の形態が適用できる。例えば、算出部8aは、送ら
れた現在のメモリ使用率と、この現在のメモリ使用率が
検出された時間のN周期時間前(Nは整数)のメモリ使
用率との差分値を、N周期時間で割ったメモリ使用率変
化を算出してもよい。また、算出部8aは、以下のよう
に算出してもよい。算出部8aは、現在のメモリ使用率
と、第2記憶部に記憶されている過去のメモリ使用率に
基づいて、時間に対するメモリ使用率の関係をプロット
して、時間−メモリ使用率の関係を算出する。そして、
算出部8aは、例えば、最小2乗法等を用いて、現在の
メモリ使用率から1又は2周期時間先のメモリ使用率を
予測算出する。そして、算出部8aは、上記時間−メモ
リ使用率の関係、予測したメモリ使用率に基づいて、時
間−メモリ使用率の関係を示す曲線を算出する。そし
て、算出部8aは、現在のメモリ使用率における接線値
(微分値,即ち、傾き値)をメモリ使用率変化と算出し
てもよい。そして、算出部8aは、算出したメモリ使用
率変化を交換装置のアドレス情報と対応づけた後、判定
部8cに送る。また、算出部8aは、現在のメモリ使用
率を交換装置のアドレス情報及び検出時間情報ととも
に、制御部8gを介して第2記憶部に記憶させる。
【0030】第1記憶部8bは、関門階梯交換装置4、
各加入者階梯交換装置5の輻輳発生予測の判断の基準と
なるメモリ使用率変化を、基準メモリ使用率変化として
記憶するとともに、関門階梯交換装置4、各加入者階梯
交換装置5の輻輳発生判断の基準となるメモリ使用率
を、基準メモリ使用率として記憶する。上記基準メモリ
使用率変化、上記基準メモリ使用率の決定方法を以下に
説明する。
【0031】例えば、本システムの管理者が、輻輳が発
生したといえるメモリ使用率の範囲を予め実験的に算出
しておく。そして、上記管理者は、上記メモリ使用率の
範囲のうち、最も小さい値を基準メモリ使用率と決定す
ることができる。
【0032】また、上記管理者は、メモリ使用率が、上
記基準メモリ使用率より小さい場合において、近いうち
に、輻輳が発生する確率が一定値以上となるようなメモ
リ使用率変化の範囲を予め実験的に算出部により算出し
ておく。そして、上記管理者は、上記メモリ使用率変化
の範囲のうち、最も小さい値を基準メモリ使用率変化と
決定することができる。
【0033】本実施の形態では、一例として、加入者階
梯交換装置5及び関門階梯交換装置4のメモリ容量は同
じである場合について説明する。
【0034】判定部8cは、検出されたメモリ使用率
が、基準メモリ使用率より小さい場合、算出されたメモ
リ使用率変化と、基準メモリ使用率変化とを比較し、比
較結果に基づいて、各交換装置における輻輳発生の予測
を判定する。判定部8cによる具体的な動作は、後述す
る。
【0035】指令生成部8dは、第1指令生成部(図示
せず)及び第2指令生成部(図示せず)を有する。第1
指令生成部は、判定部8cによる判定結果(輻輳の発生
予測)に基づいて、輻輳発生の予測がされた交換装置
(関門階梯交換装置4、加入者階梯交換装置5)と接続
された装置(ゲートウェイ装置3、基地局装置6、各交
換装置)に対して、上記交換装置へ送信する信号量を減
少するように指示する第1指令を生成する。第2指令生
成部は、判定部8cによる判定結果(輻輳の発生)に基
づいて、輻輳発生がされた交換装置と接続された装置に
対して、上記交換装置へ送信する信号量を減少するよう
に指示する第2指令を生成する。
【0036】第1指令と第2指令の違いは、減少させる
送信信号量の違いである。具体的には、例えば、以下の
ようなものである。即ち、第1指令は、輻輳発生予測が
された交換装置に対して、送信する信号量を、通常時の
送信信号量の半分に減少するように指示する旨であるの
に対して、第2指令は、輻輳発生がされた交換装置に対
して、全く送信しないように指示する旨である。
【0037】送信部8fは、輻輳発生又は輻輳の発生予
測がされた交換装置(関門階梯交換装置4、加入者階梯
交換装置5)と接続された装置(ゲートウェイ装置3、
基地局装置6、交換装置)に対して、第1指令又は第2
指令を送信する。
【0038】なお、基地局装置6、ゲートウェイ装置
3、各交換装置の受信部は、第1指令又は第2指令を受
信する。そして、通信制御部は、第1指令又は第2指令
に基づいて、輻輳が発生又は発生予測がされた交換装置
宛の送信信号量を減少させるように、通信部を制御す
る。また、移動端末7としては、例えば、携帯電話、携
帯端末装置等がある。 (輻輳状況判定システムを用いた通信方法) (1)上述した構成を有する本実施の形態のシステムを
用いた輻輳状況判定方法を以下に説明する。
【0039】先ず、本システムの管理者等が、上記基準
メモリ使用率、基準メモリ使用率変化を図示しない輻輳
状況管理装置8の入力部を用いて、入力する。入力され
た情報は、制御部8gを介して、第1記憶部8bに記憶
される。
【0040】図7は、上記輻輳状況判定方法を示すフロ
ーチャート図である。本実施の形態では、サーバ装置1
と各移動端末7との間で、ゲートウェイ装置3、関門階
梯交換装置4、加入者階梯交換装置5、基地局装置6を
介して、データ通信が行われている場合について説明す
る。この場合、関門階梯交換装置4や加入者階梯交換装
置5の1又は複数のメモリには、データが一時的に記憶
されたり、消去されたりする。
【0041】各加入者階梯交換装置5、関門階梯交換装
置4のメモリ使用率検出部4c,5cは、上記1又は複
数のメモリの使用率を周期的に検出する(S10)。検
出されたメモリ使用率は、検出時間情報とともに制御部
4d,5dに送られる。制御部4d,5dは、検出され
たメモリ使用率に対して、送信元アドレス情報を与え
て、送信部4a,5aを介して、輻輳状況管理装置8へ
送る。
【0042】輻輳状況管理装置8の受信部8fが、各メ
モリ使用率を受信すると、各メモリ使用率は、制御部8
gに送られる。制御部8gは、送られたメモリ使用率を
上記交換装置のアドレス情報と対応づけて保持する。そ
して、制御部8gは、上記アドレス情報に対応するメモ
リ使用率を第2記憶部から読み出す。そして、制御部8
gは、保持していたメモリ使用率と、読み出したメモリ
使用率を算出部8aに送る。
【0043】算出部8aは、送られたメモリ使用率に基
づいて、メモリ使用率の単位時間当たりの変化であるメ
モリ使用率変化を算出する(S20)。算出部8aは、
算出したメモリ使用率変化を交換装置のアドレス情報と
対応づけた後、判定部8cに送る。
【0044】判定部8cは、第1記憶部8bから基準メ
モリ使用率を読み出す。そして、判定部8cは、基準メ
モリ使用率と、検出されたメモリ使用率を比較し、基準
メモリ使用率より検出されたメモリ使用率の方が大きい
か否かを判定する(S25)。大きい場合には、判定部
8cは、上記交換装置に輻輳が発生していると判定する
(S27)。検出されたメモリ使用率の方が小さい場合
には、判定部8cは、第1記憶部8bから基準メモリ使
用率変化を読み出す。そして、判定部8cは、算出され
たメモリ使用率変化と、基準メモリ使用率変化を比較
し、基準メモリ使用率変化より、算出されたメモリ使用
率変化の方が大きいか否かを判定する(S30)。
【0045】大きい場合には、判定部8cは、上記交換
装置に輻輳発生の予測があると判定する(S35)。一
方、小さい場合には、判定部8cは、上記交換装置に
は、輻輳の発生も、輻輳発生の予測もないと判定する
(S40)。
【0046】(2)上述した構成を有する本実施の形態
のシステムを用いた輻輳規制方法を以下に説明する。図
8、図9は、上述の構成を用いた輻輳規制方法を説明す
るためのフローチャート図である。
【0047】(A)関門階梯交換装置4に輻輳発生又は
輻輳発生予測の判定がされた場合について先ず説明す
る。ステップS27又はステップS35の動作の後、又
はその後しばらくして以下のような動作が行われる。
【0048】判定部8cは、判定結果とともに、輻輳発
生又は輻輳発生予測の判定がされた関門交換装置のアド
レス情報を指令生成部8dへ送る。この判定部8cの動
作は、自動的に行っても良い。また、作業者による輻輳
規制指示が図示しない入力部により入力され、この輻輳
規制指示が制御部8gを介して判定部8cに送られてか
ら判定部8cが上述の動作を行っても良い。
【0049】指令生成部8dは、判定結果が輻輳発生の
場合には、第2指定を生成する。指令生成部8dは、判
定結果が輻輳発生予測の場合には、第1指令を生成する
(S50)。
【0050】そして、指令生成部8dは、第2記憶部に
アクセスし、接続情報を取得し、上記関門階梯交換装置
4と接続されているゲートウェイ装置3、複数の加入者
階梯交換装置5のアドレス情報を取得する。そして、指
令生成部8dは、第1指令又は第2指令に対して、上記
ゲートウェイ装置3、各加入者階梯交換装置5のアドレ
ス情報を与える。そして、指令生成部8dは、第1指令
又は第2指令を送信部8fに送り、上記上記ゲートウェ
イ装置3、各加入者階梯交換装置5に送信するように指
示する。送信部8fは、第1指令又は第2指令を、上記
アドレス情報に基づいて、ゲートウェイ装置3、各加入
者階梯交換装置5へ送る(S60)。
【0051】ゲートウェイ装置3、加入者階梯交換装置
5の受信部5aは、第1指令又は第2指令を受信する
と、通信制御部5bへ送る。通信制御部5bは、第1指
令又は第2指令に基づいて、上記関門階梯交換装置4宛
の送信信号量を減少するように送信部5aを制御する
(S70)。 (B)加入者階梯交換装置5に輻輳発生又は輻輳発生予
測の判定がされた場合について次に説明する。
【0052】ステップS30の判定動作の後、又はその
後しばらくして以下のような動作が行われる。
【0053】判定部8cは、判定結果とともに、輻輳発
生又は輻輳発生予測の判定がされた加入者階梯交換装置
5のアドレス情報を指令生成部8dへ送る。指令生成部
8dは、判定結果が輻輳発生の場合には、第2指定を生
成する。指令生成部8dは、判定結果が輻輳発生予測の
場合には、第1指令を生成する(S80)。
【0054】そして、指令生成部8dは、第2記憶部に
アクセスし、接続情報を取得し、上記加入者階梯交換装
置5と接続されている複数の基地局装置6、関門階梯交
換装置4のアドレス情報を取得する。そして、指令生成
部8dは、第2記憶部にアクセスし、接続情報を取得
し、上記加入者階梯交換装置5と接続されている各基地
局装置6、関門階梯交換装置4のアドレス情報を取得す
る。そして、指令生成部8dは、第1指令又は第2指令
に対して、各基地局装置6、関門階梯交換装置4のアド
レス情報を与える。そして、指令生成部8dは、第1指
令又は第2指令を送信部8fに送り、上記各基地局装置
6、関門階梯交換装置4に送信するように指示する。送
信部8fは、第1指令又は第2指令を、上記アドレス情
報に基づいて、各基地局装置6、関門階梯交換装置4へ
送る(S90)。
【0055】各基地局装置6、関門階梯交換装置4の受
信部4a,6aは、第1指令又は第2指令を受信する
と、通信制御部4b,6bへ送る。通信制御部4b,6
bは、第1指令又は第2指令に基づいて、上記加入者階
梯交換装置5宛の送信信号量を減少するように送信部4
a,6aを制御する(S100)。 (作用効果)本実施の形態によれば、メモリ使用率検出
部4c,5cは、各交換装置4,5におけるメモリ使用
率を、周期的に検出し、算出部8aは、上記メモリ使用
率の単位時間当たりの変化であるメモリ使用率変化を算
出する。そして、第1記憶部8bは、各交換装置4,5
の輻輳発生予測の判断の基準となるメモリ使用率変化
を、基準メモリ使用率変化として記憶するとともに、各
交換装置4,5の輻輳発生判断の基準となるメモリ使用
率を、基準メモリ使用率として記憶する。そして、判定
部8cは、検出されたメモリ使用率が、基準メモリ使用
率より小さい場合、算出されたメモリ使用率変化と、基
準メモリ使用率変化とを比較し、比較結果に基づいて、
各交換装置4,5における輻輳発生の予測を判定する。
【0056】本実施の形態では、判定部8cによる輻輳
発生予測にメモリ使用率変化を用いて行っているので、
メモリ使用率を用いるだけでは、輻輳発生が的確に予測
できない場合でも、輻輳発生予測を的確に判定できる。
その理由を以下に説明する。
【0057】即ち、移動通信においては、交換装置4,
5は、移動端末7に対して基地局装置6等を介してデー
タを送信する場合、データを送信した後、移動端末7か
らデータ受信の確認信号を受け取った場合に、送信済み
データをメモリから削除するようにしている。
【0058】ここで、移動通信では、固定通信の場合と
異なり、無線遅延の影響がある。このため、無線遅延の
影響が大きい状況では、上記確認信号が交換装置4,5
に送られることが遅くなる場合もあり、メモリ使用率が
小さい状況でも、瞬時にメモリ使用率が大きくなる場合
が多い。このため、移動通信では、メモリ使用率が小さ
くとも、メモリ使用率変化が大きい場合には、輻輳発生
する可能性が高いといえる。このため、判定部8cは、
算出されたメモリ使用率変化が基準メモリ使用率変化を
超えたような場合、輻輳発生予測と判定している。これ
により、本実施の形態では、移動通信において、輻輳発
生予測を的確に判定できるので、無効になる呼信号及び
無効になるデータの減少を図ることができるとともに、
ネットワーク資源の無駄を防止できる。また、本実施の
形態では、指令生成部8dを有する。指令生成部8d
は、判定部8cにより輻輳発生予測が判定された交換装
置宛の送信信号量を減少する指示指令を生成する。そし
て、生成された指示指令は、上記交換装置に接続された
各装置に送られる。この結果、例えば、上記装置の通信
制御部により、上記装置の送信部は、上記交換装置宛の
送信信号量を減少するように制御される。このため、輻
輳発生予測がされた交換装置に輻輳が発生してしまうこ
とを未然に防止できる。
【0059】(変形例1)ここで、基地局装置6から加
入者階梯交換装置5への送信信号量を減少させる一例と
して、基地局装置6を以下のように構成してもよい。
【0060】基地局装置6の受信部6aが、第1指令又
は第2指令を受信した場合、第1指令又は第2指令は、
制御部6cに送られる。制御部6cは、第1指令又は第
2指令に基づいて、基地局装置6が管轄するエリア内の
各移動端末7に対して、上記基地局装置6へ送信する信
号量を減少させるように指示する指令を生成する。
【0061】制御部6cは、送信部6aを介して、各移
動端末7に対して、上記指令を送信する。移動端末7
は、上記指令を受信すると、上記指令に基づいて、基地
局装置6宛に送信する信号量を減少するように移動端末
7の送信部(図示せず)を制御する。
【0062】本変形例によれば、指令生成部8dは、加
入者階梯交換装置5に輻輳の発生予測がされた場合、基
地局装置6から加入者階梯交換装置5への送信信号量を
減少するような指令を生成する。そして、上記指令を受
信した基地局装置6は、複数の移動端末7に対して、送
信信号量を減少するような指令を送信するので、無効と
なるデータを一層少なくすることができる。
【0063】(変形例2)本実施の形態では、一例とし
て、加入者階梯交換装置5及び関門階梯交換装置4のメ
モリ容量は同じである場合について説明したが、関門階
梯交換装置4、各加入者階梯交換装置5のメモリ容量が
各々異なる場合についても同様に適用ができる。
【0064】この場合には、第1記憶部8bには、各交
換装置4,5ごとに、基準メモリ使用率変化、基準メモ
リ使用率を記憶する必要がある。そして、判定部8cに
よる判定においては、ある交換装置について算出された
メモリ使用率変化や検出されたメモリ使用率は、上記交
換装置に対応する基準メモリ使用率変化、基準メモリ使
用率と比較する必要がある。
【0065】本変形例によれば、各交換装置4,5のメ
モリ容量が異なる場合でも、各交換装置の輻輳発生、輻
輳発生予測を的確に判定することが可能である。
【0066】(変形例3)上述した実施の形態1では、
輻輳状況管理装置8で、各交換装置4,5の輻輳発生や
輻輳発生予測の判定を行っていたが、各交換装置4,5
で輻輳発生や輻輳発生予測の判定を行うことも可能であ
る。
【0067】(構成)図10は、本変形例の輻輳状況判
定システムの構成を示す図である。図1に示す実施の形
態1と同一構成については、同一符号を付してその説明
を省略する。本システムにおいては、加入者階梯交換装
置5、関門階梯交換装置4で輻輳発生、輻輳発生予測を
行うようにしている。また、本システムでは、輻輳状況
管理装置8の代わりに、通信制御装置10が設けられて
いる。
【0068】図11は、変形例1の関門階梯交換装置4
の構成を示す図である。図2と同一構成については同一
符号を付してその説明を省略する。交換装置4には、算
出部8a、判定部8c、第1記憶部8b,第2記憶部
(図示せず)が設けられている。
【0069】算出部8a、判定部8c、第1記憶部8b
の動作は、以下の点を除いて、実施の形態1と同じであ
る。即ち、算出部8aは、自交換装置のメモリ使用率変
化を算出し、判定部8cは、自交換装置の輻輳発生、輻
輳発生予測を判定し、第1記憶部8bには、自交換装置
の基準メモリ使用率変化、基準メモリ使用率が記憶され
る。また、第2記憶部には、検出されたメモリ使用率が
記憶される。なお、本変形例の加入者階梯交換装置5の
構成についても、図11の構成と同じである。
【0070】図12は、通信制御装置10の構成を示す
図である。通信制御装置10は、実施の形態1の通信
部、指令生成部、第3記憶部(図示せず)、制御部を有
するが、算出部8a、判定部8c、第1記憶部8bは有
しない。受信部10aは、各交換装置4,5から輻輳発
生予測の旨を受信する。指令生成部8dは、輻輳発生、
輻輳発生予測の旨に基づいて、輻輳発生、発生予測がさ
れた交換装置4,5と接続された装置に対して、交換装
置宛に送信する信号量を減少するように指示する第1指
令又は第2指令を生成する。送信部10aは、上記装置
に対して、前記第1指令又は第2指令を送信する。第3
記憶部には、実施の形態1で説明した接続情報が記憶さ
れる。
【0071】(動作)上述した本変形例のシステムの動
作を、図7、8,9に示すフローチャート図を用いて以
下に説明する。なお、実施の形態1のシステムの動作と
同一動作については、その説明を省略し、異なる点を詳
細に説明する。
【0072】先ず、本システムの管理者等が、上記基準
メモリ使用率、基準メモリ使用率変化を図示しない各交
換装置4,5の入力部を用いて、入力する。入力された
情報は、制御部4dを介して、第1記憶部8bに記憶さ
れる。
【0073】そして、ステップS10の後、検出された
メモリ使用率は、算出部8aに送られる。算出部8a
は、第2記憶部に記憶されたメモリ使用率を読み出す。
そして、算出部8aは、メモリ使用率変化を算出する
(S20)。算出されたメモリ使用率変化は、判定部8
cに送られる。そして、ステップS25からステップS
40の動作が行われる。
【0074】そして、関門階梯交換装置4、各加入者階
梯交換装置5の判定部8cは、判定結果を制御部4dへ
送る。制御部4dは、判定結果に送信元アドレス情報を
与えた後、上記判定結果を、送信部4aを介して通信制
御装置10へ送信する。
【0075】通信制御装置10の受信部10aは、各判
定結果を受信すると、制御部10bへ送る。制御部10
bは、判定結果とともに、判定した交換装置のアドレス
情報を指令生成部8dへ送る。以降の動作は、ステップ
S50、ステップS80以降の動作と同じである。本変
形例においても、実施の形態1と同じ効果を有する。
【0076】(変形例4)上述した実施の形態1、変形
例1から変形例3では、判定部8cによる輻輳発生の判
定、輻輳発生予測の判定については、メモリ使用率変化
を用いて行っていたが、各交換装置が保持するCPUの
使用率変化(以下、CPU使用率変化という)を用いて
行うことも可能である。
【0077】この場合、実施の形態1、各変形例のメモ
リ使用率検出部の代わりに、CPU使用率検出部(図示
せず)を設ける必要がある。CPU使用率検出部は、C
PUが単位時間当たり処理できる最大の仕事量である最
大仕事量を保持している。そして、CPU使用率検出部
は、CPUが単位時間当たり処理している仕事量を検出
し、この仕事量と、最大仕事量とに基づいて、CPUの
使用率を周期的に検出する。
【0078】算出部は、上記CPU使用率検出部により
検出されたCPU使用率に基づいて、上記CPU使用率
の単位時間当たりの変化であるCPU使用率変化を算出
する。この算出の具体的方法は、上記実施の形態1の算
出部の算出方法において、メモリ使用率をCPU使用率
に置き換えた場合に対応する。
【0079】第1記憶部8bは、関門階梯交換装置4、
各加入者階梯交換装置5の輻輳発生予測の判断の基準と
なるCPU使用率変化を、基準CPU使用率変化として
記憶するとともに、関門階梯交換装置4、各加入者階梯
交換装置5の輻輳発生判断の基準となるCPU使用率
を、基準CPU使用率として記憶する。上記基準CPU
使用率変化、上記基準CPU使用率の決定方法は、実施
の形態1の場合において、メモリ使用率をCPU使用率
に置き換えた場合と同様である。
【0080】判定部8cにおける判定動作は、実施の形
態1において、メモリ使用率をCPU使用率に置き換え
た場合に対応する。上記以外の構成は、実施の形態1の
構成と同じである。上記構成を有する本システムの動作
は、実施の形態1、各変形例で示す動作において、メモ
リ使用率をCPU使用率に置き換えた場合に対応する。
本変形例でも、実施の形態1の効果が得られる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動通信において、輻輳発生予測を的確に判定できるの
で、無効になる呼信号及びデータの減少を図ることがで
きるとともに、ネットワーク資源の無駄を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態である輻輳状況判定システムの構
成を示す図である。
【図2】本実施の形態である関門階梯交換装置の構成を
示す図である。
【図3】本実施の形態である加入者階梯交換装置の構成
を示す図である。
【図4】本実施の形態である基地局装置の構成を示す図
である。
【図5】本実施の形態である輻輳状況管理装置の構成を
示す図である。
【図6】本実施の形態における算出部による算出動作を
説明するための補足図である。
【図7】本実施の形態である輻輳状況判定方法を示すフ
ローチャート図である。
【図8】本実施の形態である輻輳規制方法を示すフロー
チャート図である。
【図9】本実施の形態である輻輳規制方法を示すフロー
チャート図である。
【図10】変形例3の輻輳状況判定システムの構成を示
す図である。
【図11】変形例3の関門階梯交換装置の構成を示す図
である。
【図12】変形例3の通信制御装置の構成を示す図であ
る。
【図13】従来のPDC移動パケット通信システムの構
成を示す図である。
【符号の説明】
1、21 サーバ装置、2、22 公衆ネットワーク、
3、23 ゲートウェイ装置、4、24 関門階梯交換
装置、5、25 加入者階梯交換装置、6、26基地局
装置、7、27 移動端末、8 輻輳状況管理装置、1
0 通信制御装置、4a,5a,6a,8f,10a
通信部,4b,5b,6b 通信制御部,4c,5c
メモリ使用率検出部,4d,5d,6c,8g,10b
制御部,8a 算出部,8b 第1記憶部,8c 判
定部,8d,10c 指令生成部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/36 H04B 7/26 104A (72)発明者 吉原 桂子 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K019 BA27 CA05 CD01 CD07 DC01 EA01 EA13 5K033 AA05 BA08 BA11 CB06 DA01 DB14 DB16 DB20 EA03 EA06 5K051 BB01 CC07 EE02 FF24 5K067 AA28 BB04 BB21 CC08 EE02 EE10 EE16 HH21 HH22 HH23 KK15 LL05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信網に配置された交換装置の輻輳
    に関する状況を判定する輻輳状況判定システムであっ
    て、 各交換装置におけるメモリ使用率を、周期的に検出する
    メモリ使用率検出手段と、 検出されたメモリ使用率の単位時間当たりの変化である
    メモリ使用率変化を算出する算出手段と、 各交換装置の輻輳発生予測の判断の基準となる前記メモ
    リ使用率変化を、基準メモリ使用率変化として記憶する
    とともに、各交換装置の輻輳発生判断の基準となる前記
    メモリ使用率を、基準メモリ使用率として記憶する記憶
    手段と、 検出されたメモリ使用率が、前記基準メモリ使用率より
    小さい場合、算出されたメモリ使用率変化と、前記基準
    メモリ使用率変化とを比較し、比較結果に基づいて、各
    交換装置における輻輳発生の予測を判定する判定手段と
    を有することを特徴とする輻輳状況判定システム。
  2. 【請求項2】 前記移動通信網には、移動端末と無線通
    信を行う基地局装置と、当該基地局装置と接続された第
    1交換装置と、公衆ネットワークに接続されたゲートウ
    ェイ装置と、当該ゲートウェイ装置と接続された第2交
    換装置とが配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載の輻輳状況判定システム。
  3. 【請求項3】 前記判定手段による判定結果に基づい
    て、輻輳発生の予測がされた第1交換装置と接続された
    基地局装置に対して、前記第1交換装置へ送信する信号
    量を減少するように指示する指令を生成する指令生成手
    段と、 前記基地局装置に対して、前記指令を送信する送信手段
    とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の輻
    輳状況判定システム。
  4. 【請求項4】 前記指令生成手段は、前記判定手段によ
    る判定結果に基づいて、輻輳発生の予測がされた第2交
    換装置と接続されたゲートウェイ装置に対して、前記第
    2交換装置へ送信する信号量を減少するように指示する
    指令を生成し、 前記送信手段は、前記ゲートウェイ装置に対して、前記
    指令を送信することを特徴とする請求項3に記載の輻輳
    状況判定システム。
  5. 【請求項5】 前記基地局装置は、前記指令を受信する
    受信手段と、 前記指令に基づいて、各移動端末に対して、前記基地局
    装置へ送信する信号量を減少させるように指示する旨を
    送信する送信手段とを有することを特徴とする請求項3
    に記載の輻輳状況判定システム。
  6. 【請求項6】 移動通信網上に配置され、輻輳に関する
    状況の判定を行う交換装置であって、 メモリ使用率を周期的に検出するメモリ使用率検出手段
    と、 検出されたメモリ使用率の単位時間当たりの変化である
    メモリ使用率変化を算出する算出手段と、 輻輳発生予測の判断の基準となる前記メモリ使用率変化
    を、基準メモリ使用率変化として記憶するとともに、輻
    輳発生判断の基準となる前記メモリ使用率を、基準メモ
    リ使用率として記憶する記憶手段と、 検出されたメモリ使用率が、前記基準メモリ使用率より
    小さい場合、算出されたメモリ使用率変化と、前記基準
    メモリ使用率変化とを比較し、比較結果に基づいて、輻
    輳発生の予測を判定する判定手段とを有することを特徴
    とする交換装置。
  7. 【請求項7】 移動通信網に配置された各交換装置の輻
    輳に関する状況に基づいて、前記各交換装置宛の信号量
    の規制を行う通信制御装置であって、 各交換装置から輻輳発生予測の旨を受信する受信手段
    と、 前記輻輳発生予測の旨に基づいて、輻輳発生の予測がさ
    れた交換装置と接続された装置に対して、前記交換装置
    宛に送信する信号量を減少するように指示する指令を生
    成する指令生成手段と、 前記装置に対して、前記指令を送信する送信手段とを有
    することを特徴とする通信制御装置。
  8. 【請求項8】 移動端末と無線通信を行うとともに、交
    換装置と接続された基地局装置であって、 前記交換装置に輻輳発生の予測がされた場合、前記交換
    装置宛に送信する信号量を減少するように指示する指令
    を受信する受信手段と、 前記指令を受信した場合、各移動端末に対して、送信信
    号量を減少するように指示する旨を送信する送信手段と
    を有することを特徴とする基地局装置。
  9. 【請求項9】 移動通信網に配置された交換装置の輻輳
    に関する状況を判定する輻輳状況判定方法であって、 各交換装置におけるメモリ使用率を、周期的に検出する
    ステップと、 検出されたメモリ使用率の単位時間当たりの変化である
    メモリ使用率変化を算出するステップと、 各交換装置の輻輳発生予測の判断の基準となる前記メモ
    リ使用率変化を、基準メモリ使用率変化として記憶手段
    に記憶するとともに、各交換装置の輻輳発生判断の基準
    となる前記メモリ使用率を、基準メモリ使用率として記
    憶手段に記憶するステップと、 検出されたメモリ使用率が、前記基準メモリ使用率より
    小さい場合、算出されたメモリ使用率変化と、前記基準
    メモリ使用率変化とを比較し、比較結果に基づいて、各
    交換装置における輻輳発生の予測を判定するステップと
    を有することを特徴とする輻輳状況判定方法。
  10. 【請求項10】 前記移動通信網には、移動端末と無線
    通信を行う基地局装置と、当該基地局装置と接続された
    第1交換装置と、公衆ネットワークに接続されたゲート
    ウェイ装置と、当該ゲートウェイ装置と接続された第2
    交換装置とが配置されていることを特徴とする請求項9
    に記載の輻輳状況判定方法。
  11. 【請求項11】 判定結果に基づいて、輻輳発生の予測
    がされた第1交換装置と接続された基地局装置に対し
    て、前記第1交換装置へ送信する信号量を減少するよう
    に指示する指令を生成する指令生成ステップと、 前記基地局装置に対して、前記指令を送信する送信ステ
    ップとを有することを特徴とする請求項9又は10に記
    載の輻輳状況判定方法。
  12. 【請求項12】 前記指令生成ステップは、判定結果に
    基づいて、輻輳発生の予測がされた第2交換装置と接続
    されたゲートウェイ装置に対して、前記第2交換装置へ
    送信する信号量を減少するように指示する指令を生成す
    るステップを有し、 前記送信ステップは、前記ゲートウェイ装置に対して、
    前記指令を送信するステップを有することを特徴とする
    請求項11に記載の輻輳状況判定方法。
  13. 【請求項13】 前記基地局装置において、前記指令を
    受信するステップと、 前記指令に基づいて、各移動端末に対して、前記基地局
    装置へ送信する信号量を減少させるように指示する旨を
    送信するステップとを有することを特徴とする請求項1
    1に記載の輻輳状況判定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055432A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Ntt Docomo Inc 通信トラヒック制御装置および通信トラヒック制御方法
US20120054823A1 (en) * 2010-08-24 2012-03-01 Electronics And Telecommunications Research Institute Automated control method and apparatus of ddos attack prevention policy using the status of cpu and memory

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