JP2003284719A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2003284719A
JP2003284719A JP2002088949A JP2002088949A JP2003284719A JP 2003284719 A JP2003284719 A JP 2003284719A JP 2002088949 A JP2002088949 A JP 2002088949A JP 2002088949 A JP2002088949 A JP 2002088949A JP 2003284719 A JP2003284719 A JP 2003284719A
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JP
Japan
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transmission
image
wave
stent
signal
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JP2002088949A
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English (en)
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Katsuhiko Nagasaki
勝彦 長崎
Takashi Ito
貴司 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/895Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques characterised by the transmitted frequency spectrum
    • G01S15/8952Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques characterised by the transmitted frequency spectrum using discrete, multiple frequencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生体に留置されたステントを明瞭に画像化す
る。 【解決手段】 互いに周波数の異なる第1送信信号と第
2送信信号とを同時又は時分割で用いる。第1送信信号
に対応する受信信号と第2送信信号に対応する受信信号
とを取得し、それらに基づいて組織画像とステント画像
とを合成した合成画像を作成する。それらの画像につい
ては着色処理を施すようにしてもよい。ステントの構造
などに応じて、第2送信周波数については可変できるよ
うに構成するのが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置に関
し、特に、生体内に留置されるステントの画像化に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば心臓の冠動脈に生じた狭窄を治療
するために、体内留置型の治療器具としてステントが利
用される。ステントは一般に筒状の網目構造を有し、そ
の内部でバルーンを脹らませることにより、あるいは、
それ自身が有する拡張作用により、径方向に広がってそ
の形状を維持する機能を有する。治療時には、例えばX
線の透視下において、ステントを保持したカテーテルが
体内の血管へ挿入され、ステントが狭窄部位に位置決め
される。その後、ステントの拡張操作が行われ、カテー
テルは体外へ引き抜かれる。その設置状態を体外から観
察するために超音波診断が利用される。例えば胸部体表
面上に超音波探触子が当接され、その状態で超音波ビー
ムが走査される。これにより得られた受診信号に基づい
て断層画像(Bモード画像)が形成される。断層画像上
において、患部との関係において、ステントの設置状態
が診断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、断層画
像上において、組織と共にステントを明瞭に表示するこ
とは一般に難しい。その理由は必ずしも十分に判明して
いないが、超音波の周波数(一般に数MHzの周波数)
との関係で、散乱等により有効な反射波が生じていない
可能性がある。
【0004】なお、従来、ステントの画像化に適合する
送信周波数については研究報告がなされているが(飛
世、大矢、大橋、秋山,「規則的構造物観察のために最
適な超音波送波波形について−シミュレーションによる
検討−」,日本超音波医学会2001年度第4回基礎技
術研究会資料、平成13年12月22日)、組織とステ
ントとを同時に明瞭に表示することについては実現され
ていない。
【0005】本発明の目的は、組織を背景としてステン
トを明瞭に表示できる超音波診断装置を提供することに
ある。
【0006】本発明の他の目的は、組織及びステントの
両者を明瞭に表示できる超音波診断装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、超音波の送受波により、互いに周
波数特性が異なる組織用の第1受信信号及びステント用
の第2受信信号を出力する手段と、前記第1受信信号と
前記第2受信信号とに基づいて、組織画像とステント画
像とが合成された合成画像を形成する画像処理手段と、
前記合成画像を表示する表示手段と、を含むことを特徴
とする。
【0008】上記構成によれば、第1受信信号と第2受
信信号が取得され、それらに基づいて合成画像が形成さ
れる。第1受信信号は組織の画像化に適合する周波数特
性を有するのが望ましく、第2受信信号はステントの画
像化に適合する周波数特性を有するのが望ましい。いず
れにしても、ステントの画像化に合わせて、周波数特性
を設定できるので、ステント画像の画質を向上できる。
上記の2つの受信信号を得るに当たり、互いに異なる周
波数特性をもった2つの送信波を同時に送波しあるいは
時分割で送波するようにしてもよいし、また1種類の送
信波を送波し、受信処理において基本波成分と高調波成
分を抽出するようにしてもよい。上記の組織画像とステ
ント画像について、送信パワー可変、受信信号の利得調
整などによって重み付けを行うのが望ましい。
【0009】望ましくは、前記第1受信信号の周波数
は、前記第2受信信号の周波数よりも高い。ステントは
規則的な網目構造を有し、その網目構造と超音波の波長
との関係から、組織よりも低い周波数による超音波診断
が有効であると確認されている。
【0010】望ましくは、前記第2受信信号の周波数を
可変する周波数可変手段を含む。周波数の可変によれ
ば、ステントの網目構造、ステントの設置態様、超音波
ビームに対するステントの傾斜角度などの条件に応じ
て、最適な画像化条件を探索できる。
【0011】望ましくは、前記画像処理手段は、前記組
織画像と前記ステント画像の少なくとも一方にカラー処
理を施す。この構成によれば、組織を背景としてステン
トをより明瞭に表現できる。例えば、画素の輝度レベル
に応じて段階的にあるいは連続的に色相や輝度などを変
化させてもよい。
【0012】(2)また、本発明は、互いに周波数特性
の異なる組織用の第1送信波及びステント用の第2送信
波を合成した超音波を生体内へ送波し、生体内からの反
射波を受波して受信信号を出力する送受波器と、前記受
信信号から前記第1送信波に対応した第1周波数成分を
抽出する第1周波数成分抽出器と、前記受信信号から前
記第2送信波に対応した第2周波数成分を抽出する第2
周波数成分抽出器と、前記第1周波数成分と前記第2周
波数成分とに基づいて、組織画像とステント画像とが合
成された合成画像を形成する画像処理手段と、前記合成
画像を表示する表示手段と、を含むことを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、1回の送信で2つの受
信信号(成分)を取得でき、フレームレートを低下させ
ることなく、合成画像を形成できる。2つの送信波の波
数やレベルを独立して設定できるように構成するのが望
ましい。このことは以下の時分割送受波においても同様
である。
【0014】また、本発明は、第1送信波を生体内へ送
波し生体内からの反射波を受波して第1受信信号を出力
し、前記第1送信波とは異なる周波数特性を有する第2
送信波を生体内へ送波し生体内からの反射波を受波して
第2受信信号を出力する送受波器と、前記第1受信信号
を格納する記憶部と、前記記憶部から読み出された第1
受信信号と前記第2受信信号とに基づいて、組織画像と
ステント画像とが合成された合成画像を形成する画像処
理手段と、前記合成画像を表示する表示手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、 第1送信波の送受波
と第2送信波の送受波とを時分割で行って合成画像を形
成できる。送受波器としては、単一のアレイ振動子など
を利用してもよいし、周波数特性が異なる2つのアレイ
振動子を併用するようにしてもよい。
【0016】望ましくは、前記送受波器は、1つのビー
ム方位当たり前記第1送信波の送受波及び前記第2送信
波の送受波を時分割で実行する。
【0017】望ましくは、超音波ビームを走査して形成
される走査面内に関心領域を設定する関心領域設定手段
を含み、前記送受波器は、前記関心領域内において1つ
のビーム方位当たり前記第1送信波の送受波及び前記第
2送信波の送受波を時分割で実行し、前記関心領域外に
おいて1つのビーム方位当たり前記第1送信波の送受波
を実行する。
【0018】望ましくは、ステントの構造に応じて送信
波の中心周波数を可変可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】図1には、本発明に係る超音波診断装置の
好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を
示すブロック図である。
【0021】プローブ10は、本実施形態において生体
表面上に当接して用いられる超音波探触子である。ただ
し、本発明は体腔内にプローブを挿入する場合において
も適用できる。プローブ10は複数の振動素子からなる
アレイ振動子を有している。このアレイ振動子は1Dア
レイ振動子あるいは2Dアレイ振動子である。アレイ振
動子によって超音波ビーム12が形成され、その超音波
ビーム12を走査することにより走査面14が形成され
る。ちなみに、三次元エコーデータ取込領域を形成する
場合には、この走査面14がその面と直交する方向に走
査される。
【0022】被検体の体内にはあらかじめカテーテルな
どを利用してステント16が挿入配置されている。具体
的には、例えば心臓の冠動脈における狭窄部位に、縮ん
だ状態にあるステント16が運ばれ、その狭窄部位にお
いてステント16を拡張させることにより狭窄部位を内
側から広げる治療が実施される。その後、本実施形態の
超音波診断装置を用いて、生体内に留置されたステント
16の状態が超音波画像としてモニタされる。
【0023】したがって、ステント16を超音波画像と
して表示する際には、走査面14がステント16の中心
軸を通過するようにプローブ10の位置や角度などが調
整される。三次元エコーデータを取り込む場合には、三
次元エコーデータ取込領域内にステント16が位置決め
されるようにプローブ10の位置や角度などが調整され
る。
【0024】送信部20は、アレイ振動子を構成する複
数の振動素子に対して送信信号を供給する回路である。
このような複数の送信信号の供給によりいわゆる送信ビ
ームが形成される。すなわち、送信部20は送信ビーム
フォーマーとして機能する。
【0025】本実施形態において、送信部20は、第1
周波数をもった第1送信信号と第2周波数をもった第2
送信信号とを合成した合成信号をプローブ10における
各振動素子に対して供給している。第1送信信号と第2
送信信号との組み合わせについては各種のものをあげる
ことができるが、一例をあげると、第1送信信号は生体
組織を画像化するための送信信号であり、第2送信信号
はステントの画像化に適する送信信号である。このた
め、各送信信号のレベルや波数などは独立して可変でき
るように構成するのが望ましく、さらに、少なくとも第
2送信信号の送信周波数についてはステントの網目構造
やその設置態様などに応じて可変できるように構成する
のが望ましい。
【0026】本実施形態においては、例えば、第1送信
信号の周波数として3.5MHzが設定されており、第
2送信信号の周波数として0.5MHzが設定されてい
るが、後者については上述のように可変可能である。例
えば、ステント16における網目構造のピッチが超音波
の半波長あるいはその整数倍に相当するようにするのが
望ましく、そのような条件設定によれば、ステント上に
おいて超音波が効果的に干渉し、その結果、エコー強度
即ち反射波の強度を増強できる。つまり、ステントのよ
うな規則的な網目構造を有する構造体の場合には、特定
の波長をもった超音波との間で干渉が生じ、その結果、
反射波の強度を向上できるのである。
【0027】したがって、ステントにおける網目構造の
ピッチの他、ステントの中心軸と超音波ビームのなす角
度すなわちステントの傾斜角度についても考慮するのが
望ましい。また、ステントには各種のタイプが存在する
が、それぞれのタイプに最もふさわしい第2超音波の周
波数を設定するのが望ましい。
【0028】図1に示す実施形態においては、第1送信
信号と第2送信信号とで同じアレイ振動子が用いられて
いるが、もちろん第1送信信号用のアレイ振動子と、第
2送信信号用のアレイ振動子とを用い、それらを同時に
駆動することにより、結果として生体内に合成された超
音波を送波するようにしてもよい。反射波の受波につい
ても同様であり、それぞれの超音波に対応する反射波を
別々のアレイ振動子にて受波するようにしてもよい。た
だし、広帯域のアレイ振動子を利用できる場合には、共
通のアレイ振動子に対して2つの送信信号を合成して合
成送信信号を供給することができる。これは反射波の受
波についても同様である。
【0029】受信部22は、プローブ10における複数
の振動素子から出力される複数の受信信号に対して整相
加算処理を実行し、これにより受信ビームを形成する。
すなわち、この受信部22は、受信ビームフォーマーと
て機能し、整相加算後の受信信号を出力する。上述した
ように、アレイ振動子が2系統設けられる場合には、こ
の受信部22についても2系統設けるのが望ましい。
【0030】制御部24は、送信部20、受信部22及
びその他の構成についての動作制御を行っている。制御
部24には、入力部25が接続され、その入力部25を
用いてユーザーは送信周波数の可変設定や画像の重み付
け調整などを行うことができる。入力部25は例えば操
作パネルによって構成される。
【0031】受信部22から出力される受信信号は、図
1に示す実施形態において、組織表示用処理部26及び
ステント表示用処理部28に入力される。組織表示用処
理部26はバンドパスフィルタ(BPF)30と信号処
理部32とによって構成されている。これと同様に、ス
テント表示用処理部28は、バンドパスフィルタ(BP
F)34と信号処理部36とによって構成されている。
ここで、BPF30は、第1送信波の周波数f1に対応
する周波数成分を通過させる抽出器であり、BPF34
は第2送信信号の周波数f2に対応する信号成分を抽出
する抽出器である。つまり、BPF30によって組織の
画像化に必要な信号成分が抽出され、一方、BPF34
によってステントの画像化に必要な信号成分が抽出され
る。BPF30,34のそれぞれの通過帯域における中
心周波数は、超音波ビーム上におけるサンプル点すなわ
ちエコーデータの深さに応じて連続的に可変するように
してもよい。またその通過帯域幅についても連続的に可
変するようにしてもよい。
【0032】信号処理部32,36は、たとえば検波
器、対数圧縮器、利得調整器などによって構成される。
BPF30及びBPF34において、それぞれの出力信
号に対して利得の重み付けを行える場合には、この信号
処理部32,36を省略し、それらの代わりに後述する
信号処理部39を設けるようにしてもよい。
【0033】信号処理部32及び信号処理部36から出
力される信号は、加算部38に入力され、それぞれの信
号が加算され、加算信号が出力される。すなわち、組織
に対応する信号成分とステントに対応する信号成分とが
加算され、組織及びステントの両者が強調された状態の
加算信号が表示処理部40へ出力される。ここで、その
表示処理部40の前段に信号処理部39を設けることも
可能である。その場合においては信号処理部39が検波
器、対数圧縮器などを有していてもよい。
【0034】表示処理部40は、例えばデジタルスキャ
ンコンバータなどによって構成され、表示処理部40は
座標変換器や補間器などを有する。また必要に応じてカ
ラー演算処理を行うようにしてもよい。この表示処理部
40によりBモード画像(二次元断層画像)が形成され
る。また、二次元断層画像ではなく三次元画像を構築す
るようにしてもよい。
【0035】表示部42には、表示処理部40によって
形成されたBモード画像が表示される。
【0036】上述したように、制御部24は図1に示さ
れる各構成の動作制御を行っており、BPF30,34
における通過帯域の中心周波数や通過帯域幅についての
可変制御を行っている。また信号処理部32,36にお
ける利得制御あるいは信号処理部30における利得制御
を行っている。さらに、組織画像及びステンド画像のそ
れぞれの重み付け調整に関しては、加算部38における
加算係数を可変し、これによって両画像の重み付けを行
ってもよい。
【0037】以上説明した実施形態においては、周波数
f1とf2が送信時に用いられ、受信時においてはそれ
らの周波数f1とf2に対応する信号成分が抽出されて
いたが、たとえば上記の2つの周波数のうち周波数f2
のみを送信し、受信時においては、BPF30において
周波数f2の高調波を抽出し、一方BPF34において
は周波数f2の信号成分を抽出するようにしてもよい。
すなわち組織画像についてはハーモニックイメージング
を実行するものである。また、例えば3.5MHzと
3.0MHzの2つの送信周波数を用い、受信信号の処
理に際しては、それらの2つの周波数の加算周波数及び
差分周波数をもった信号成分を抽出するようにしてもよ
い。具体的には、例えば、BPF34において、3.5
−3.0=0.5(MHz)の周波数成分をもった信号
成分を抽出するようにしてもよい。この場合において
は、BPF30においては、3.5MHzと3.0MH
zのそれぞれの周波数成分を抽出するようにしてもよい
し、それらを加算した7.5MHzの信号成分を抽出す
るようにしてもよい。
【0038】いずれにしても、送受信の結果として、組
織用の受信信号とステント用の受信信号を取得し、それ
らについて個別的な重み付け調整を行って、組織画像と
ステント画像とが合成された合成画像としてBモード画
像を形成すれば、組織を背景とした明瞭なステントのイ
メージを画像表示することが可能となる。
【0039】図2には、図1に示した送信部20におけ
る動作例が示されている。例えば合成送信信号を形成す
る場合には、(A)に示すように、例えば組織用の3.
5MHzの送信波と(B)に示すステント用の0.5M
Hzの送信信号とを合成し、その結果、(C)に示すよ
うな合成送信信号を得るようにしてもよい。この場合に
おいて、第1送信信号及び第2送信信号のそれぞれの振
幅や波数は個別的に可変できるように構成するのが望ま
しい。
【0040】図3には、送信部20の構成例が示されて
いる。各振動素子すなわち各チャンネルごとに送信器5
2が設けられる。送信器52は、メモリ60、D/A変
換器58及び送信回路56を有している。また送信制御
回路54は、各送信器52についての動作制御を行って
いる。メモリ60には、図2(C)に示したような合成
信号波形が格納され、送信制御回路54からの読み出し
信号が与えられると、その読み出し信号が与えられたタ
イミングで合成送信波形を出力する。その合成送信波形
はD/A変換器58によりアナログ信号に変換され、そ
のアナログ信号としての送信信号が送信回路56におい
て増幅などされた後、その信号が対応する振動素子へ供
給される。
【0041】図4には、図1に示した送信部20の他の
構成例が示されている。各振動素子すなわち各チャンネ
ルごとに送信器62が設けられ、各送信器62には基準
となるクロック信号を発生する発振器64が接続されて
いる。分周回路68は送信制御回路66によって制御さ
れ、具体的には、分周率や分周タイミングなどが送信制
御回路66によって制御される。これによって、基本ク
ロックに対してそれを分周した周波数が生成され、それ
を表す信号が送信回路70において増幅などされた後に
対応する振動素子へ供給される。
【0042】図5には図1に示した超音波診断装置の変
形例が示されている。なお、図1に示した構成と同様の
構成には同一符号を付しその説明を省略する。信号処理
部32からの出力信号は表示処理部72に入力されてい
る。この表示処理部72はデジタルスキャンコンバータ
と同様の機能を有する。スキャンコンバート後の信号は
カラー画像処理部74に入力される。カラー画像処理部
74は組織画像に対してカラー処理すなわち色づけ処理
を行う回路である。カラー画像処理後のデータが画像合
成部80へ出力される。
【0043】一方、信号処理部36から出力される信号
は表示処理部76に入力される。上記の表示処理部72
と同様に、この表示処理部76もデジタルスキャンコン
バータによって構成され、その出力信号はカラー画像処
理部78に入力される。カラー画像処理部78は上記の
カラー画像処理部74と同様に、ステント画像に対して
カラー処理を実施する。そして、その処理後のデータが
画像合成部80へ出力される。画像合成部80は、カラ
ー処理された組織画像及びステント画像を合成し、カラ
ー画像としての合成画像を表示部42へ出力する。
【0044】ここで、組織画像を白黒画像とし、ステン
ト画像を色づけした画像とするようにしてもよい。いず
れにしても、組織を背景としてステントがより明瞭に表
現されるようにカラー処理を行うのが望ましい。
【0045】図6には、他の実施形態に係る超音波診断
装置の全体構成がブロック図として示されている。な
お、図1に示した構成と同様の構成には同一符号を付し
その説明を省略する。
【0046】図1に示した実施形態においては、2つの
送信信号の同時送信が行われていたが、この図6で示す
実施形態では2つの送信信号の時分割送信が実行されて
いる。
【0047】具体的に説明すると、送信部20は、第1
周波数f1をもった第1送信信号をプローブ10に供給
する。すると、プローブ10から生体内へ第1送信波が
放射される。生体内からの反射波は、プローブ10にて
受波され、プローブ10から受信信号が出力される。受
信部22はその受信信号に対して整相加算処理などを実
行し、その整相加算後の受信信号をBPF46へ出力す
る。BPF46は、その通過帯域における中心周波数を
時分割で切替可能にされており、第1送信信号の送信時
においてはそれに対応する中心周波数が設定される。こ
れによってBPF46から第1信号成分が出力される。
そしてその第1信号成分は信号処理部48にて所定の信
号処理を経た後にラインメモリ50に格納される。
【0048】以上の1回目の送受信が行われた後、第2
送信周波数f2を有する第2送信信号がプローブ10に
供給される。これにより第2送信波が生体内に送波さ
れ、反射波がプローブ10にて受波される。プローブ1
0から出力される受信信号は、受信部22において整相
加算処理された後、その整相加算後の受信信号がBPF
46に入力される。この2回目の送受信時には、BPF
46における通過帯域の中心周波数が第2送信周波数f
2に対応付けられており、これによって第2信号成分が
抽出される。その第2信号成分は信号処理部48におい
て所定の信号処理を経た後に加算部38に入力される。
これと同時に、ラインメモリ50から出力される第1成
分も加算部38に入力される。そして、それらの2つの
信号成分が加算部38において加算されることになる。
加算部38から出力される加算信号は必要に応じて信号
処理部39において必要な信号処理を経た後に表示処理
部40に入力され、これによって断層画像が形成され、
その断層画像が表示部42に表示される。
【0049】上記においては2回の送受信が各超音波ビ
ームアドレスごとに実行される。この図6に示す実施形
態によると、図1に示した実施形態に比べてフレームレ
ートが半分になるが、図1に示した構成よりもその構成
を簡略化できるという利点がある。図6に示した実施形
態において、各受信信号すなわち各信号成分に対する重
み付けはBPF46、信号処理部48、加算部38、信
号処理部39などの構成における利得調整によって行う
ことができる。
【0050】図7には図6に示した実施形態における送
受信シーケンスが示されている。(A)には送受信を行
うビーム方位が示されている。(B)には送信周波数が
示されており、上述したように各ビーム方位ごとに第1
送信周波数f1と第2送信周波数f2とが繰り返し設定
されている。(C)には受信信号の処理における対応す
る送信周波数が示されており、図示されるように第1送
信周波数f1に対応した受信信号と第2送信周波数f2
に対応した受信信号のそれぞれの信号処理が交互に実行
される。(B)には加算処理が示されており、それぞれ
の受信信号の加算処理が各ビーム方位ごとに実行され
る。
【0051】図8には、図6に示した実施形態について
の変形例が示されている。なお、図6に示した構成と同
様の構成には同一符号を付しその説明を省略する。
【0052】第1回目の送受信においては、信号処理部
48から出力される信号がラインメモリ50に格納され
る。第2回目の送受信においては、信号処理部48から
出力される信号がカラー処理部82に入力される。その
一方、ラインメモリ50からそこに格納された信号が読
み出されてカラー処理部84へ出力される。カラー処理
部82及びカラー処理部84は、それぞれ信号に対する
カラー演算を実行する回路であり、具体的にはステント
画像と組織画像に対する着色処理を実行する。そして、
その処理後のデータが加算部38において加算され、そ
の加算後のデータが表示処理部40に入力される。表示
処理部40は座標変換等を実行し、その結果、超音波画
像が構成される。その超音波画像が表示部42に表示さ
れる。
【0053】図8に示す構成によれば、組織画像とステ
ント画像のそれぞれについて独立してカラー処理を実行
することができ、例えば、組織画像については白黒画像
とし、ステント画像については着色された画像とするこ
とも可能である。
【0054】図9には、上記実施形態の変形例が示され
ている。従来同様の断層画像100上に、ユーザー設定
により、ステント16を含むように関心領域106が設
定される。この場合には、例えば、2つのラインマーカ
ー101,102をユーザー設定させ、そのライン間を
関心領域106とするようにしてもよい。この設定によ
り、断層画像100(走査面に相当)は、関心領域10
6とそれ以外の領域104とに区分される。この設定の
完了後、領域104内においては、1つのビーム方位当
たり、送信周波数f1での送受信を行わせ、関心領域1
06内においては、1つのビーム方位当たり、送信周波
数f1と送信周波数f2での2つの送受信を時分割で行
わせる。ステント画像を得るために必要な送受信を限定
的に行うことによりフレームレートを向上できる。な
お、関心領域106の設定に当たって、ステントよりも
更に深い範囲については、ユーザー設定により関心領域
外とすることもできる。この構成を採用すれば、更にフ
レームレートを向上できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
組織を背景としてステントを明瞭に画像表示することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波診断装置の好適な実施形
態を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す送信部の作用を説明するための図
である。
【図3】 図1に示す送信部の具体的な構成例を示す図
である。
【図4】 図1に示す送信部の他の構成例を示す図であ
る。
【図5】 図1に示す構成の変形例を示すブロック図で
ある。
【図6】 他の実施形態に係る超音波診断装置の構成例
を示すブロック図である。
【図7】 図6に示す実施形態の動作シーケンスを説明
する図である。
【図8】 図6に示す実施形態の変形例を示すブロック
図である。
【図9】 関心領域の設定を説明するための図である。
【符号の説明】
10 プローブ、12 超音波ビーム、14 走査面、
16 ステント、20送信部、22 受信部、30 バ
ンドパスフィルタ(BPF)、32 信号処理部、34
バンドパスフィルタ(BPF)、36 信号処理部、
38 加算部、39 信号処理部、40 表示処理部、
42 表示部。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C301 AA02 BB13 BB22 CC02 EE20 FF01 FF21 FF26 GB03 GB09 HH01 HH02 HH04 HH05 HH17 HH46 HH48 HH49 HH51 HH60 JB04 JB11 JB29 JB32 JB38 JB50 JC14 KK02 KK12 KK27 KK30 LL04 LL06 4C601 BB03 BB05 BB06 EE30 FF11 FF16 GB01 GB03 GB04 GB06 HH04 HH05 HH13 HH14 HH15 HH26 HH35 HH40 JB11 JB21 JB28 JB31 JB34 JB45 JB47 JB55 JB60 JC15 JC20 JC21 JC37 KK02 KK12 KK23 KK24 KK31 LL01 LL02 LL05 LL06 5B057 AA07 BA05 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE06 CE08 CE16 CH08 CH11 DA07 DA16 DB02 DB09 DC03 DC08 DC09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波の送受波により、互いに周波数特
    性が異なる組織用の第1受信信号及びステント用の第2
    受信信号を出力する手段と、 前記第1受信信号と前記第2受信信号とに基づいて、組
    織画像とステント画像とが合成された合成画像を形成す
    る画像処理手段と、 前記合成画像を表示する表示手段と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記第1受信信号の周波数は、前記第2受信信号の周波
    数よりも高いことを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記第2受信信号の周波数を可変する周波数可変手段を
    含むことを特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記画像処理手段は、前記組織画像と前記ステント画像
    の少なくとも一方にカラー処理を施すことを特徴とする
    超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 互いに周波数特性の異なる組織用の第1
    送信波及びステント用の第2送信波を合成した超音波を
    生体内へ送波し、生体内からの反射波を受波して受信信
    号を出力する送受波器と、 前記受信信号から前記第1送信波に対応した第1周波数
    成分を抽出する第1周波数成分抽出器と、 前記受信信号から前記第2送信波に対応した第2周波数
    成分を抽出する第2周波数成分抽出器と、 前記第1周波数成分と前記第2周波数成分とに基づい
    て、組織画像とステント画像とが合成された合成画像を
    形成する画像処理手段と、 前記合成画像を表示する表示手段と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 第1送信波を生体内へ送波し生体内から
    の反射波を受波して第1受信信号を出力し、前記第1送
    信波とは異なる周波数特性を有する第2送信波を生体内
    へ送波し生体内からの反射波を受波して第2受信信号を
    出力する送受波器と、 前記第1受信信号を格納する記憶部と、 前記記憶部から読み出された第1受信信号と前記第2受
    信信号とに基づいて、組織画像とステント画像とが合成
    された合成画像を形成する画像処理手段と、 前記合成画像を表示する表示手段と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の装置において、 前記送受波器は、1つのビーム方位当たり前記第1送信
    波の送受波及び前記第2送信波の送受波を時分割で実行
    することを特徴とする超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の装置において、 超音波ビームを走査して形成される走査面内に関心領域
    を設定する関心領域設定手段を含み、 前記送受波器は、前記関心領域内において1つのビーム
    方位当たり前記第1送信波の送受波及び前記第2送信波
    の送受波を時分割で実行し、前記関心領域外において1
    つのビーム方位当たり前記第1送信波の送受波を実行す
    ることを特徴とする超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の装置において、 ステントの構造に応じて前記第2送信波の周波数を可変
    可能であることを特徴とする超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の装置において、 ステントの構造に応じて前記第1送信波又は前記第2送
    信波の周波数を可変可能であることを特徴とする超音波
    診断装置。
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