JP2003233568A - 電子メール送受信装置、および電子メール送受信プログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの管理や閲覧を容易にする。 【解決手段】 メールデータ抽出部１０６は、メールデ
ータからメールの内容や送受信者を示す送受信者情報を
抽出し、これらを結合して、複数のメールにわたって連
続的に表示し得るデータとしてメールデータ記憶部１０
５に保存する。また、表示制御部１０７は、上記抽出さ
れたデータに基づいて、複数の送受信メールの内容等を
連続的に表示制御部１０４に表示させる制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して電子メールを送受信する電子メール送受信装置に関
する技術に属する。

【０００２】

【従来の技術】近年、電子メールやチャットなど、文字
情報による対話が一般的になっている。中でも、パーソ
ナルコンピュータや携帯情報端末を用いた電子メールの
送受信は、現代のビジネスシーンや友人との情報交換で
欠かせないものとなってきている。上記のような電子メ
ールは、電話などの音声による通話と違い、ユーザは好
きな時間に相手先からの情報を受信して閲覧することが
できるとともに、必要に応じてメモを取るなどの必要が
ないなどの利点を有している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メ
ールによる送受信は、その普及に伴い送受信する電子メ
ールの量が膨大なものとなりがちであり、その管理が難
しくなってきている。すなわち、蓄積された電子メール
を全て閲覧するには膨大な時間を要するうえ、閲覧済み
の電子メールを整理することも、通常、ユーザにとって
かなりの負担である。

【０００４】上記のような不都合を軽減するための機能
としては、例えば多くの電子メール送受信ソフトウェア
に備えられているように、受信電子メールをフォルダご
とに振り分けるフィルタ機能があるが、その設定は煩雑
である。

【０００５】また、ユーザが過去の電子メールを閲覧す
るときに、電子メールを選択する際、ユーザは相手先と
題名と送信日時を見て、電子メールの中身をいちいち確
認しなければならず、非常に多くの手間がかかる。特
に、携帯電話等によって電子メールを閲覧する場合に
は、表示画面が小さいために、図１２に示すように題名
の一覧から所望のメールを確認することが一層困難であ
る。

【０００６】また、返信した自分の電子メールは別のフ
ォルダに保存されているため、ユーザは上記の操作を送
受信メールの双方について繰り返さねばならず、電子メ
ールによる対話的な内容を確認するためには大変煩雑な
作業が必要であった。

【０００７】なお、上記課題を解決する提案として、特
開平１１−１４３９１２号公報には、大量の文書群を解
析・検索して、特定の条件（キーワード）に合致したと
きに、文書群を関連付けて表示する技術が開示されてい
る。

【０００８】しかしながら、上記のような解析・検索に
完璧さを求めることは困難であり、また、多少なりとも
確実な効果を得るためには、コンピュータにかなりの負
荷をかけることになる。それゆえ、上記のような技術を
例えば携帯情報端末などに適用することは困難である。

【０００９】なお、経時的な対話のやりとりを比較的容
易に一覧し得るものとしては、例えばいわゆるチャット
システムがあるが、これを用いた対話については、ユー
ザは、リアルタイムに対話に参加せねばならず、電子メ
ールのような送受信時期の柔軟性を得ることはできるも
のではない。また、常時ネットワークに接続しているこ
とが前提であるため、携帯情報端末に適用することは困
難である。さらに、過去の対話記録はユーザ端末には保
存されないため、参照することが困難である。

【００１０】本発明は、上記の問題に鑑み、ユーザにと
って管理や閲覧が容易な電子メール送受信装置の提供を
課題としている。

【００１１】

【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項１の発明が講じた解決手段は、電子メール
を送受信するとともに、送受信された電子メールを表示
する電子メール送受信装置であって、送受信された電子
メールのメールデータを記憶するメールデータ記憶手段
と、上記記憶されたメールデータから、電子メールの内
容を抽出するメールデータ抽出手段と、送受信された複
数の電子メールについての上記抽出された電子メールの
内容を連続的に表示する表示制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。

【００１２】請求項１の発明によると、複数の電子メー
ルの内容を一覧的に閲覧して把握することが容易にでき
る。

【００１３】また、請求項２の発明は、請求項１の電子
メール送受信装置であって、上記メールデータは、上記
連続的に表示される電子メールであることを示す属性情
報を含み、上記表示制御手段は、上記属性情報を含むメ
ールデータに対して、上記連続的な表示を行うことを特
徴とする。

【００１４】請求項２の発明によると、連続的に表示さ
せるかどうかを容易に判別させることなどができる。

【００１５】また、請求項３の発明は、請求項２の電子
メール送受信装置であって、さらに、上記属性情報を含
む電子メールに対する返信の電子メールに、上記属性情
報を付加する属性情報付加手段を備えたことを特徴とす
る。

【００１６】請求項３の発明によると、返信メールに対
しても同様の処理を行わせることが容易にできる。

【００１７】また、請求項４の発明は、請求項１の電子
メール送受信装置であって、上記表示制御手段は、所定
の送受信者についてのメールデータに対して、上記連続
的な表示を行うことを特徴とする。

【００１８】請求項４の発明によると、メールアドレス
等を指定することによって上記のような連続的な表示を
容易に行わせることができる。

【００１９】また、請求項５の発明は、請求項１の電子
メール送受信装置であって、さらに、上記抽出手段によ
る抽出データに基づいて、上記送受信された複数の電子
メールについての上記抽出された電子メールの内容を連
続的に表示するためのデータを生成し、保存する連続表
示データ保存手段を備え、上記表示制御手段は、上記保
存されたデータに基づいて表示を行うことを特徴とす
る。

【００２０】請求項５の発明によると、上記のような連
続的な表示を容易に行えるうえ、複数のメールをまとめ
ることによってデータ量を少なくしたり、また、文字列
検索などを容易に行えるようにすることなどができる。

【００２１】また、請求項６の発明は、請求項５の電子
メール送受信装置であって、上記連続表示データ保存手
段は、さらに、新たに返信する電子メールの内容を付加
したデータを生成し、保存するとともに、さらに、上記
保存されたデータに基づく電子メールを送信する送信手
段を備えたことを特徴とする。

【００２２】請求項６の発明によると、電子メールの送
信先に対しても連続的な表示で閲覧し得るようにするこ
となどが容易にできる。

【００２３】また、請求項７の発明は、請求項６の電子
メール送受信装置であって、上記送信手段は、上記連続
的な表示の対象となる電子メールの送信者が複数いる場
合に、各送信者に上記保存されたデータに基づく電子メ
ールを送信することを特徴とする。

【００２４】請求項７の発明によると、複数人間での電
子メールの送受が容易に行えるとともに、全員の話題の
流れなどを容易に把握し得るようにすることなどができ
る。

【００２５】また、請求項８の発明は、請求項１の電子
メール送受信装置であって、上記メールデータ抽出手段
は、さらに、上記記憶されたメールデータから、送受信
者を示す送受信者情報を抽出し、上記表示制御手段は、
上記電子メールの内容と併せて、上記送受信者情報を表
示することを特徴とする。

【００２６】請求項８の発明によると、送受信者と対応
させて、より容易に一連のメールを把握することなどが
できる。

【００２７】また、請求項９の発明は、請求項１の電子
メール送受信装置であって、携帯情報端末により構成さ
れていることを特徴とする。

【００２８】請求項９の発明によると、特に、表示領域
の大きさが限られているような場合に、電子メールによ
る話題の流れなどが容易に把握できるようにすることが
度ができる。

【００２９】また、請求項１０の発明は、電子メールを
送受信するとともに、送受信された電子メールを表示す
る電子メール送受信プログラムであって、送受信された
電子メールのメールデータを記憶するメールデータ記憶
ステップと、上記記憶されたメールデータから、電子メ
ールの内容を抽出するメールデータ抽出ステップと、送
受信された複数の電子メールについての上記抽出された
電子メールの内容を連続的に表示する表示制御ステップ
と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。

【００３０】請求っ項１０の発明によると、やはり、前
記のように請求項１０の発明によると、やはり、複数の
電子メールの内容を一覧的に閲覧して把握することが容
易にできる。

【００３１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。

【００３２】図１は本発明の実施の形態に係る電子メー
ル送受信装置の全体構成を示すブロック図である。図１
の構成では、送受信部１０１は、インターネット等のネ
ットワークを介した電子メールの送受信処理を行うもの
である。

【００３３】メール管理部１０２は、送信メールの作成
や送受信メールの閲覧、保存等の処理を行うものであ
る。

【００３４】入力部１０３は、送信メールの作成や送受
信メールの管理のための操作を行うものである。

【００３５】表示制御部１０４は、送受信メールの表示
等を行うものである。

【００３６】メールデータ記憶部１０５は、送受信メー
ルのメールデータを記憶するものである。

【００３７】メールデータ抽出部１０６は、上記メール
データ記憶部１０５に記憶されたメールデータから、電
子メールの内容や、送受信者を示す送受信者情報を抽出
するものである。このメールデータ抽出部１０６は、ま
た、上記抽出した電子メールの内容や、送受信者を示す
送受信者情報を結合して、連続的に表示し得るデータと
してメールデータ記憶部１０５に保存するようになって
いる。

【００３８】表示制御部１０７は、上記抽出されたデー
タに基づいて、複数の送受信メールの内容等を連続的に
表示制御部１０４に表示させる制御を行うものである。

【００３９】上記のように構成された電子メール送受信
装置によって、例えば電子メールを用いて論議したいテ
ーマと希望参加者が設定され、複数の送受信メールの連
続的な表示の対象となるかどうかを示す所定の属性が付
加された電子メールが希望参加者全員の間で送受される
場合の電子メール受信時の要部の動作の例を図２のフロ
ーチャートに基づいて説明する。

【００４０】（Ｓ１０１）まず、電子メールが相手先か
ら送信されるのを待機し、送信されると、その電子メー
ルを受信する。なお、実際には、正確にはインターネッ
トプロバイダ等（メールサーバ）に接続して自分宛の電
子メールがあるかないかをチェックするのであるが、こ
こでは、そのようなシーケンスや、電子メール受信の待
機がネットワークへの常時接続の状態で行われるかか否
かなどについては本質的な問題ではないので省略する。

【００４１】（Ｓ１０２）電子メールが受信されると、
まず、その電子メールが上記所定の属性が付加された電
子メールかどうかがチェックされる。上記属性が付加さ
れていない電子メールである場合には、通常の電子メー
ルとしての図示しない処理が行われ、連続的な表示につ
いての処理は終了して（Ｓ１０１）の待機状態に戻る。

【００４２】（Ｓ１０３）一方、受信された電子メール
が上記所定の属性が付加されたものである場合には、
（Ｓ１０３）の処理が行われる。ここで、上記所定の属
性が付加された電子メールは、ユーザによる所定の操作
に応じて、例えば図３に示すような画面が表示制御部１
０４に表示されることにより作成される。同図の例で
は、題名入力欄２０１と、送受信者入力欄２０２と、メ
ッセージ入力欄２０３とをが表示される例を示してい
る。上記送受信者入力欄２０２は、通常の電子メール送
受信装置と同様にメンバーへの参加候補者の電子メール
アドレスや、これと対応したニックネームなどを入力す
る欄で、この送受信者入力欄２０２に入力された各人に
同じ属性の付加された電子メールが同報される。

【００４３】上記のような電子メールが受信されると、
上記属性が付加された電子メールである旨が表示される
とともに、連続的な表示の対象となる電子メールの送受
信者のグループに参加表明するか否かの意思が求められ
る。具体的には、例えば図４に示すように、題名表示欄
２１１、送受信者表示欄２１２、およびメッセージ表示
欄２１３と伴に、参加表明ボタン２１４を有する画面が
表示される。上記参加表明ボタン２１４が操作されなか
った場合には、やはり通常の電子メールとしての図示し
ない処理が行われ、（Ｓ１０１）の待機状態に戻る。

【００４４】（Ｓ１０４）一方、上記（Ｓ１０３）で参
加表明ボタン２１４が操作されたことが検出された場合
には、図５に示すようなメッセージ入力欄２２１と送信
ボタン２２２とを含むポップアップウィンドウが表示さ
れ、送信ボタン２２２が操作されると、上記受信され電
子メール（図３）と同様のメールが他のメンバーに同報
送信される。また、上記属性が、題名「サッカー大会０
１」と伴にメールデータ記憶部１０５に登録される。さ
らに、図６に示すように、最初に受信された電子メール
の本文に、上記返信した電子メールの本文が連続的に追
加されたデータが生成されて、メールデータ記憶部１０
５に保存されるとともに、表示制御部１０４に表示され
る。

【００４５】（Ｓ１０５）上記登録の後には、登録され
た属性が付加された電子メールの受信待機状態になる。

【００４６】（Ｓ１０６）そして、新たな電子メールが
受信されると、その受信された電子メールに付加されて
いる属性がが登録されたものであるかどうかが照合さ
れ、登録されたものでなければ、（Ｓ１０１）に戻って
通常の電子メールの受信待機状態になる。

【００４７】（Ｓ１０７）一方、登録されたものである
場合には、図７に示すように、属性を登録済の電子メー
ルが受信されたことを示すメッセージが表示される。ま
た、上記受信された電子メールが、他者によって、例え
ば図８に示すように、前記図５と同様にして作成された
ものである場合には、図９に示すように、上記最後に保
存されたデータ（図６）に、さらに図８のメッセージが
追加されたデータが生成されて、メールデータ記憶部１
０５に保存されるとともに、表示制御部１０４に表示さ
れる。

【００４８】（Ｓ１０８）さらに上記最後の電子メール
に対して返信がなされる場合には、上記と同様に上記属
性が付加された電子メールとして送信される。

【００４９】（Ｓ１０９）また、上記返信メッセージの
内容が既に送受信済みのメッセージ内容ファイルに追加
されて保存される。

【００５０】（Ｓ１１０）以下、上記（Ｓ１０５）以降
の処理が繰り返される一方、上記登録された属性がユー
ザによって廃棄または削除された場合には、上記動作フ
ローは終了し、再度、（Ｓ１０１）からの通常の電子メ
ールの受信処理が行われるようになる。

【００５１】ここで、上記のような属性が付加された電
子メールに対して参加の意思がない場合（参加表明操作
がなされない場合）には、自分には興味の無い上記属性
「サッカー大会０１」を持つメールを受信しつづけてし
まうことになる。そのような場合には、送受信者に不参
加表明をした上で、メンバーからの削除を求めても良い
し、ある条件をこえたとき（参加表明のないまま所定数
以上の電子メールが送受信されたときや所定以上の時間
が経過したときなど）に、属性「サッカー大会０１」に
関するメッセージの受信を電子メール送受信装置が自動
的に拒否するようにしても良い。

【００５２】また、参加者電子メール送受信装置が、上
記の条件を越えても参加意志を確認できない場合に、図
１０に示すように、ユーザＣをメンバーから削除するか
否かのメッセージがメンバー提示されるようにしてもよ
い。

【００５３】なお、上記のように新たな電子メールが送
受信されるごとにその電子メールのメッセージが追加さ
れたデータが生成、保存される場合、元の個々の電子メ
ールのデータは保存したままにするようにしてもよい
し、自動的に削除するようにして、記憶されるデータ量
の増大を抑え得るようにしてもよい。また、上記のよう
に各メッセージが連続的に合成されたデータを生成、保
存する場合には、１つまたは比較的小数のファイルの内
容を検索するだけで、所望の語句などを検索することが
できるので、過去の送受信日時等を明確に記憶していな
いような場合でも、キーワードを頼りに少ない負荷でメ
ッセージを探すことが容易にできるが、これに限らず、
各電子メールのデータを通常のメールと同様に保存して
おき、表示する際に、各メッセージを抽出して連続的に
表示されるようにしてもよい。この場合、上記のような
登録処理をせずに、単に、送受信者のメールアドレス等
を指定して、その送受信者の電子メール（送信者または
受信者のメールアドレスがが上記指定されたメールアド
レスである電子メール）や、個別に指定した電子メール
を合成し得るようにしてもよい。

【００５４】また、上記のような連続的な表示をするた
めに、同報処理は必ずしもしなくてもよい。

【００５５】また、上記連続的な表示においては、メッ
セージだけが表示されるようにしてもよいし、前記図６
に示したように送信者や送信日時なども併せて表示され
るようにしてもよい。

【００５６】また、返信メッセージをの作成は、図５に
示したようなポップアップウィンドウを用いて作成する
のに限らず、図６に示したようなメッセージ履歴の一覧
表示の最後に直接書き加えることができるようにするな
どしてもよい。

【００５７】また、上記のような構成は、例えば携帯電
話などに適用する場合には、図１１に示すように、表示
画面が比較的小さくても、経時的なメッセージの履歴が
スクロール操作等によって容易に確認できるので、特に
有効である。また、合成されたファイルだけを保存する
ことによって、データ量を小さく抑え得る点でも、携帯
電話等への適用は有利である。

【００５８】また、通信状況などにより電子メールの遅
延などが起こる場合には、受信順序ではなく、作成日時
等に応じて時系列に並べ替えてから、上記のような合成
処理を行うようにしてもよい。

【００５９】

【発明の効果】以上のように本発明によると、複数のメ
ールの内容を連続的に表示させることができるので、送
受信メールの管理や閲覧を容易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態の電子メール送受信装置の
要部の構成を示すブロック図である。

【図２】同、主な送受信動作を示すフローチャートであ
る。

【図３】同、送信メール作成画面の表示例を示す説明図
である。

【図４】同、受信メールの表示例を示す説明図である。

【図５】同、返信メール作成画面の表示例を示す説明図
である。

【図６】同、送受信メールが連続的に表示される例を示
す説明図である。

【図７】同、メール受信通知の例を示す説明図である。

【図８】同、返信メール作成画面の表示例を示す説明図
である。

【図９】同、送受信メールが連続的に表示される例を示
す説明図である。

【図１０】同、メンバーの削除確認画面例を示す説明図
である。

【図１１】同、携帯電話に適用した場合の表示例を示す
説明図である。

【図１２】同、従来の携帯電話の表示例を示す説明図で
ある。

【符号の説明】

１０１ 送受信部 １０２ メール管理部 １０３ 入力部 １０４ 表示制御部 １０５ メールデータ記憶部 １０６ メールデータ抽出部 １０７ 表示制御部 ２０１ 題名入力欄 ２０２ 送受信者入力欄 ２０３ メッセージ入力欄 ２１１ 題名表示欄 ２１２ 送受信者表示欄 ２１３ メッセージ表示欄 ２１４ 参加表明ボタン ２２１ メッセージ入力欄 ２２２ 送信ボタン

フロントページの続き (72)発明者 齋藤 敬行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】電子メールを送受信するとともに、送受信
   された電子メールを表示する電子メール送受信装置であ
   って、 送受信された電子メールのメールデータを記憶するメー
   ルデータ記憶手段と、 上記記憶されたメールデータから、電子メールの内容を
   抽出するメールデータ抽出手段と、 送受信された複数の電子メールについての上記抽出され
   た電子メールの内容を連続的に表示する表示制御手段
   と、 を備えたことを特徴とする電子メール送受信装置。
2. 【請求項２】請求項１の電子メール送受信装置であっ
   て、 上記メールデータは、上記連続的に表示される電子メー
   ルであることを示す属性情報を含み、 上記表示制御手段は、上記属性情報を含むメールデータ
   に対して、上記連続的な表示を行うことを特徴とする電
   子メール送受信装置。
3. 【請求項３】請求項２の電子メール送受信装置であっ
   て、さらに、 上記属性情報を含む電子メールに対する返信の電子メー
   ルに、上記属性情報を付加する属性情報付加手段を備え
   たことを特徴とする電子メール送受信装置。
4. 【請求項４】請求項１の電子メール送受信装置であっ
   て、 上記表示制御手段は、所定の送受信者についてのメール
   データに対して、上記連続的な表示を行うことを特徴と
   する電子メール送受信装置。
5. 【請求項５】請求項１の電子メール送受信装置であっ
   て、 さらに、上記抽出手段による抽出データに基づいて、上
   記送受信された複数の電子メールについての上記抽出さ
   れた電子メールの内容を連続的に表示するためのデータ
   を生成し、保存する連続表示データ保存手段を備え、 上記表示制御手段は、上記保存されたデータに基づいて
   表示を行うことを特徴とする電子メール送受信装置。
6. 【請求項６】請求項５の電子メール送受信装置であっ
   て、 上記連続表示データ保存手段は、さらに、新たに返信す
   る電子メールの内容を付加したデータを生成し、保存す
   るとともに、 さらに、上記保存されたデータに基づく電子メールを送
   信する送信手段を備えたことを特徴とする電子メール送
   受信装置。
7. 【請求項７】請求項６の電子メール送受信装置であっ
   て、 上記送信手段は、上記連続的な表示の対象となる電子メ
   ールの送信者が複数いる場合に、各送信者に上記保存さ
   れたデータに基づく電子メールを送信することを特徴と
   する電子メール送受信装置。
8. 【請求項８】請求項１の電子メール送受信装置であっ
   て、 上記メールデータ抽出手段は、さらに、上記記憶された
   メールデータから、送受信者を示す送受信者情報を抽出
   し、 上記表示制御手段は、上記電子メールの内容と併せて、
   上記送受信者情報を表示することを特徴とする電子メー
   ル送受信装置。
9. 【請求項９】請求項１の電子メール送受信装置であっ
   て、 携帯情報端末により構成されていることを特徴とする電
   子メール送受信装置。
10. 【請求項１０】電子メールを送受信するとともに、送受
    信された電子メールを表示する電子メール送受信プログ
    ラムであって、 送受信された電子メールのメールデータを記憶するメー
    ルデータ記憶ステップと、 上記記憶されたメールデータから、電子メールの内容を
    抽出するメールデータ抽出ステップと、 送受信された複数の電子メールについての上記抽出され
    た電子メールの内容を連続的に表示する表示制御ステッ
    プと、 をコンピュータに実行させることを特徴とする電子メー
    ル送受信プログラム。