JP2003228932A - ディスク記憶装置及びヘッド移動制御方法 - Google Patents

ディスク記憶装置及びヘッド移動制御方法

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JP2003228932A
JP2003228932A JP2002022313A JP2002022313A JP2003228932A JP 2003228932 A JP2003228932 A JP 2003228932A JP 2002022313 A JP2002022313 A JP 2002022313A JP 2002022313 A JP2002022313 A JP 2002022313A JP 2003228932 A JP2003228932 A JP 2003228932A
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head
actuator
control
disk
speed
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Masahide Tanitsu
正英 谷津
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/12Raising and lowering; Back-spacing or forward-spacing along track; Returning to starting position otherwise than during transducing operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロード/アンロード動作時でのヘッド移動制御
において、アクチュエータの機械的共振の励起による騒
音の発生を十分に抑制できる速度制御システムを有する
ディスクドライブを提供することにある。 【解決手段】ロード/アンロード動作時に、マルチレー
ト制御方法を利用する速度制御システムにより、ヘッド
の移動制御を実行するディスクドライブが開示されてい
る。当該システムは、マルチレートコントローラ41の
動作により、アクチュエータの機械的共振周波数での特
定成分に対応するゲインを抑制する。これにより、アク
チュエータの機械的共振の励起により発生する騒音を抑
制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはディス
ク記憶装置の分野に関し、特に、ディスクの半径方向に
ヘッドを移動させるヘッド移動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブを代表とするデ
ィスク記憶装置(以下ディスクドライブと称する)に
は、ヘッドをディスク上にロードさせるロード動作、及
びディスク上から退避させるアンロード動作を実行する
ためのロード/アンロード機構(又はランプロード機構
と呼ばれる)が設けられているドライブがある。
【0003】ロード/アンロード機構は、通常のリード
/ライト動作を実行しない状態時に、ヘッドをディスク
の外側に配置されたランプ部材(パーキングランプとも
呼ぶ)に退避(parking)させる。これをアンロード動
作と呼ぶ。これにより、例えば電源オフ時またはディス
クの回転停止時に、ヘッドをディスク面から退避させ
て、ランプ部材で停止させておくことができる。
【0004】一方、ロード/アンロード機構は、ホスト
システムからのコマンドに応じて、ディスクが回転して
いるときに、ヘッドをランプ部材上の退避位置からディ
スク面上に移動させる。これをロード動作と呼ぶ。この
ロード動作が完了すると、リード/ライト動作に移行で
きる。なお、リード/ライト動作では、ヘッドはディス
ク上の目標位置まで移動制御される。そして、リード/
ライト動作が終了すると、ロード/アンロード機構は、
アンロード動作を実行して、ヘッドをランプ部材まで退
避させる。
【0005】このような機構により、電源オフ時やディ
スクの回転停止時に、ヘッドがディスク面に接触又は衝
突するような事態を未然に防止し、ヘッド及びディスク
を保護することができる。
【0006】ところで、ロード/アンロード動作時に
は、ドライブのマイクロコントローラ(CPU)は、デ
ィスク上に記録されているサーボ情報をヘッドから取得
できないため、当該サーボ情報を使用したサーボ制御
(ヘッド位置決め制御)を実行できない。一方で、CP
Uは、ロード/アンロード動作時にも、ヘッドの移動制
御に必要な速度制御(速度フィードバック制御)を実行
する必要がある。
【0007】先行技術として、ボイスコイルモータの逆
起電力(B−EMF)を検出することにより、ヘッドの
移動速度を検出する速度フィードバック制御方法が提案
されている(例えば特開平11−96708号公報を参
照)。ボイスコイルモータ(VCM)は、ヘッドを搭載
しているアクチュエータを駆動するためのモータであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ロード/アンロード動
作時には、VCMの逆起電力からヘッド(アクチュエー
タ)の移動速度を検出することにより、ヘッド(アクチ
ュエータ)の速度制御を実行することが可能である。デ
ィスクドライブでは、速度制御を含むヘッド位置決め制
御(移動制御)システムには、いわゆるサンプル値制御
システムが応用されている。サンプル値制御システム
は、連続時間で動作するプラント(VCMに相当する)
を、離散時間で動作するコントローラ(CPUに相当す
る)により制御するシステムである。即ち、一定時間間
隔(サンプリング周期)でプラントの出力(ヘッドの移
動速度に相当する)をサンプリングし、当該サンプリン
グ周期に同期して、コントローラは、制御出力値(VC
Mの駆動電流値)を算出する。
【0009】ロード/アンロード動作時の速度制御で
は、CPUは、VCMの逆起電力を一定間隔(サンプリ
ング周期)毎にA/D変換して入力した検出値に基づい
て、ヘッド(アクチュエータ)の速度制御を推定する。
そして、CPUは、目標速度値に対する追従誤差を算出
し、当該追従誤差を解消するように制御出力値(制御操
作量)を算出してVCMのドライバに供給する。要する
に、ディスクドライブに適用する速度制御システムは、
1サンプリング間隔で、1回の制御出力値を算出して保
持する構成である。
【0010】ところで、ロード/アンロード機構では、
アクチュエータの一部とランプ部材とが接触して摺動す
る状態があるため、アクチュエータの機械的共振を励起
させて、騒音が発生することが確認されている。このア
クチュエータの機械的共振特性による騒音は、VCMの
駆動電流波形の形状によっても発生する。また、当該ア
クチュエータの機械的共振による騒音は、共振周波数特
性の周波数成分として数kHzの近傍で発生することも
確認されている。
【0011】近年では、ディスクドライブは、パーソナ
ルコンピュータの外部記憶装置だけでなく、ディジタル
テレビなどのAV機器の記憶装置としても使用されるた
め、騒音を抑制する対策が必要である。従来のロード/
アンロード動作時の速度制御では、VCMの逆起電力の
観測(検出)タイミングに伴なって、所定のサンプリン
グ間隔で制御出力値の切替えが実行されている。このた
め、当該サンプリング間隔の設定によっては、速度制御
システムでの制御可能な範囲であるナイキスト周波数を
超える共振周波数で騒音が発生することがある。従っ
て、従来の速度制御方法では、アクチュエータの機械的
共振の励起による騒音については、十分に抑制すること
が困難である。
【0012】そこで、本発明の目的は、ロード/アンロ
ード動作時でのヘッド移動制御において、アクチュエー
タの機械的共振の励起による騒音の発生を十分に抑制で
きる速度制御システムを有するディスクドライブを提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の観点は、ロード
/アンロード動作(ランプロード動作)時でのヘッド移
動制御に伴なう速度制御に関し、マルチレート制御方法
を利用して、ナイキスト周波数(制御範囲の上限周波
数)を超えるアクチュエータの機械的共振周波数成分を
抑制する構成である。
【0014】本発明の観点によるディスクドライブは、
データ記録媒体であるディスクと、前記ディスク上に対
してデータのリード/ライト動作を実行するためのヘッ
ドを搭載し、当該ヘッドを前記ディスク上の半径方向に
移動させるアクチュエータと、前記リード/ライト動作
時以外の動作時で、前記ディスクの外周近傍の位置に設
けられたランプ部材まで前記ヘッドを退避させるアンロ
ード動作、または当該ランプ部材から前記ヘッドを前記
ディスク面上にロードするロード動作時に、前記アクチ
ュエータを駆動制御する制御手段とを備えたものであ
る。更に、当該制御手段は、前記アクチュエータの移動
速度を所定のサンプリング周期で検出し、当該速度検出
値に基づいて制御出力値を算出するときに、当該サンプ
リング周期内に複数の制御出力値を算出するマルチレー
ト制御を実行し、前記アクチュエータの移動速度を目標
速度に追従させるように構成されている。
【0015】このような構成により、ロード/アンロー
ド動作時に、速度制御のナイキスト周波数(制御範囲の
上限周波数)を超える周波数成分でのアクチュエータの
機械的共振が励起されても、当該共振の励起による騒音
の発生を抑制することができる。即ち、マルチレート制
御方法を利用することにより、ナイキスト周波数を超え
る機械的周波数成分を相殺して抑制するためのゲイン特
性を有する速度制御出力を得ることができる。これによ
り、結果的にロード/アンロード動作時において、アク
チュエータの機械的共振の励起による騒音を抑制するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態を説明する。
【0017】(ディスクドライブの構成)本実施形態の
ディスクドライブは、図1に示すように、データ記録媒
体であるディスク1と、スピンドルモータ(SPM)2
と、データのリード/ライト動作を実行するヘッド3
と、アクチュエータ4とを有する。ディスク1は、SP
M2により回転される。ディスク1は、表面上に同心円
状の多数のトラック100が設けられている。各トラッ
ク100には、周方向に所定の間隔で配置された所定数
のサーボエリア101が含まれている。サーボエリア1
01は、通常でのリード/ライト動作時に、サーボシス
テムにより実行されるヘッド位置決め制御に必要なサー
ボ情報が記録されている。
【0018】ヘッド3は、通常ではスライダ上にリード
ヘッドとライトヘッドとが分離して実装されている。ア
クチュエータ4はヘッド3を搭載し、ボイスコイルモー
タ(VCM)5の駆動力により当該ヘッド3をディスク
1の半径方向に移動させる。アンロード動作により、ア
クチュエータ4は、ヘッド3を保持しているサスペンシ
ョンの先端部11がランプ部材10に接触かつ摺動し
て、所定の位置で停止する。
【0019】ランプ部材10は、パーキングランプとも
呼ばれており、ヘッド3をディスク1面上から退避させ
るための部材である。ランプ部材10は、ディスク1の
外側に配置されて、ディスク1の外周近傍でサスペンシ
ョンの先端部11を保持することにより、ヘッド3の退
避状態を維持する(図2を参照)。ロード動作では、ア
クチュエータ4は、当該先端部11がランプ部材10を
摺動しながら、ディスク1の内周方向に移動することに
より、ヘッド3をディスク1上にロードさせる。
【0020】以上のようなアセンブリ機構と共に、ディ
スクドライブは、マイクロコントローラ(以下CPUと
表記)8をメイン要素とするサーボシステム(ヘッド位
置決め制御システム)を有する。プリアンプ回路6は、
ヘッド3のリードヘッドから読出されたサーボ情報また
はユーザデータに対応するリード信号を増幅して、リー
ド/ライトチャネル(図示せず)に転送する。リード/
ライトチャネルは、リード信号及びライト信号を処理す
る回路であり、サーボ情報に含まれるサーボバースト信
号を抽出するサンプルホールド回路7を含む。なお、リ
ード/ライトチャネルは、ユーザデータ信号から元の記
録データを再生する処理回路を有する。
【0021】CPU8は、本実施形態に関係するロード
/アンロード動作時の速度制御システムを含むサーボシ
ステムのコントローラを構成する(図4を参照)。CP
U8は、サーボバースト信号及びVCM5の逆起電力検
出信号を、ディジタル値に変換するためのA/Dコンバ
ータ12を有する。また、CPU8は、ヘッド位置決め
制御または本実施形態の速度制御時に算出した制御出力
値を、アナログ値(制御電圧値)に変換するためのD/
Aコンバータ13を有する。
【0022】VCMドライバ9は、CPU8からの制御
出力値に応じた駆動電流を生成して、VCM5に供給す
る。ロード/アンロード動作時の速度制御では、CPU
8は、逆起電力検出器20からVCM5の逆起電力の検
出信号を入力し、当該検出値からヘッド3(アクチュエ
ータ4)の移動速度を推定する。
【0023】(速度制御システム)本実施形態のディス
クドライブは、ロード/アンロード動作時には、図4に
示すような速度制御システムにより、ヘッド3(アクチ
ュエータ4)の移動制御を実行する。当該速度制御シス
テムは、マルチレート制御方法を適用したサンプル値制
御システムに相当する。
【0024】当該速度制御システムは、コントローラ4
0と、マルチレートコントローラ41と、プラント42
と、オブザーバ(observer)43とを有する。プラント
42は、制御対象であるVCM5及びVCMドライバ9
に相当する。プラント42の駆動制御により、アクチュ
エータ4が移動制御されて、結果としてヘッド3の位置
(HP)が調整されることになる。
【0025】コントローラ40、マルチレートコントロ
ーラ41、及びオブザーバ43は、CPU8(ソフトウ
ェアを含む)により実現される構成要素である。
【0026】コントローラ40は、ヘッド3の目標速度
値(TV)と、オブザーバ43により推定された速度値
との追従誤差を入力して、当該追従誤差を解消するよう
に制御出力値(制御操作量)を算出する。マルチレート
コントローラ41は、メインのコントローラ40の後段
に設けられたコントローラであり、いわゆるマルチレー
ト制御動作を実行する。即ち、マルチレートコントロー
ラ41は、オブザーバ43の観測サンプリング間隔より
も短い周期で制御出力値を生成して、プラント42に供
給する。
【0027】具体的には、マルチレートコントローラ4
1は、コントローラ40からの制御出力値を2系統の処
理部に分割し、当該各処理部の出力を加算部416によ
り加算した結果を制御出力値として出力する。各処理部
は、所定のゲイン係数を乗算してゲイン特性を独立に変
更するためのゲイン要素410(ゲイン係数K1)及び
ゲイン要素411(ゲイン係数K2)を含む。更に、各
処理部は、独立に位相特性を変更するための遅延要素4
12(遅延時間DE1)及び遅延要素413(遅延時間
DE2)を含む。また、各処理部は、独立してゲイン特
性及び位相特性が変更された制御値(MC1,MC2)
をそれぞれホールドするホールダ414(ホールド値H
E1)及びホールダ415(ホールド値HE2)を含
む。各ホールダ414,415は、オブザーバ43の観
測サンプリング間隔に同期するホールド時間でホールド
する。また、ホールドを開始する時点は、各遅延要素4
12,413の遅延時間DE1,DE2により異なる。
【0028】加算部416は、ホールダ414、415
のホールド値を加算した結果を、マルチレート制御値
(MC)として出力する。この制御値(MC)は、1回
の観測サンプリング間隔で出力される2回分の制御出力
値からなる。
【0029】(ロード/アンロード動作)次に、本実施
形態でのディスクドライブのロード/アンロード動作及
び速度制御を説明する。
【0030】まず、ディスクドライブでは、リード/ラ
イト動作の終了後または電源オフ時には、図3に示すよ
うに、アクチュエータ4を駆動制御して、ディスク1上
のヘッド3をランプ部材10に退避させるためのアンロ
ード動作が実行される。また、リード/ライト動作の開
始時には、ヘッド3をランプ部材10からディスク1上
にロードさせるロード動作が実行される。
【0031】CPU8は、ロード/アンロード動作時に
は、リード/ライト動作時のサーボシステム(ヘッド位
置決め制御システム)ではなく、図4に示す速度制御シ
ステムによりアクチュエータ4の速度制御を実行する。
ここでは、アンロード動作時での速度制御を説明する。
当然ながら、当該速度制御は、ロード動作時にも適用で
きる。
【0032】CPU8は、VCMドライバ9を介して初
期時の駆動電流をVCM5に供給して、アクチュエータ
4をディスク1の外周方向に移動させる(ステップS
1)。逆起電力検出器20は、VCM5からの逆起電力
(B−EMF)を検出する(ステップS2)。
【0033】ここで、図42示すように、オブザーバ4
3(CPU8)は、A/Dコンバータ12を介して、逆
起電力検出器20の検出結果を、所定の観測サンプリン
グ間隔でサンプリングする。オブザーバ43は、当該観
測サンプリング間隔で、アクチュエータ4(ヘッド3)
の移動速度を推定する(ステップS3)。一般的に、V
CM5の逆起電力と、アクチュエータ4の駆動速度との
間には、比例関係が成立することが確認されている。従
って、アクチュエータ4の駆動速度を直接観測すること
なく、推定することが可能である。
【0034】コントローラ40は、推定された速度値が
目標速度値(TV)に追従するような制御出力値を算出
する(ステップS4)。マルチレートコントローラ41
は、前述したように、コントローラ40からの制御出力
値を入力し、1回の観測サンプリング間隔で2回分の制
御出力値に相当するマルチレート制御値(MC)を算出
する(ステップS5)。
【0035】このマルチレート制御により、VCM5
は、1回の観測サンプリング間隔で制御出力値が切り替
わるマルチレート制御値(MC)に応じて駆動制御され
る。このVCM5の駆動制御により、アクチュエータ4
は、ランプ部材10に到達するまで、ディスク1の外周
方向に所定の目標速度で移動する。CPU8は、VCM
5がストッパにより停止状態になると、速度制御を終了
する(ステップS6)。
【0036】以上のようなアンロード動作により、アク
チュエータ4のサスペンションの先端部11がランプ部
材10により保持されて、ヘッド3はディスク1上から
退避された状態となる。なお、ロード動作では、アクチ
ュエータ4がディスク1の内周方向に移動するように速
度制御が実行される。
【0037】(本実施形態の効果)前述したように、ロ
ード/アンロード動作時には、サスペンションの先端部
11とランプ部材10との接触動作などを要因として、
アクチュエータ4の機械的共振の励起による騒音が発生
する。このような機械的共振特性による振動モードは、
5kHzまたは6kHz近傍の共振周波数成分で発生す
ることが確認されている。一般的に、当該機械的共振
を、ディジタル制御システムである当該速度制御システ
ムにより抑制するためには、当該共振周波数に対してサ
ンプリング周波数を2倍以上に設定する必要がある。
【0038】そこで、サンプル値制御システムにおい
て、1回の観測サンプリング間隔に制御出力値を2回出
力するマルチレート制御方法を適用する速度制御システ
ムを提供する。このマルチレートコントローラ41によ
り、特にナイキスト周波数を超える高い周波数成分を有
するアクチュエータ4の共振を抑制することが可能とな
る。
【0039】以下、マルチレート制御方法による機械的
共振の抑制方法を具体的に説明する。
【0040】図4に示すマルチレートコントローラ41
において、例えば、ゲイン係数K1,K2のそれぞれを
0.5とし、遅延要素412の遅延時間DE1を0μs
とし、同様に遅延要素413の遅延時間DE2を90μ
sに設定した場合を想定する。
【0041】ここで、1サンプリング間隔で1回の制御
値を出力する速度制御では、1サンプリング間隔で、V
CMドライバ9での駆動電流波形は、図5(A)に示す
ような形状となる。VCMドライバ9では、通常に使用
されるアナログのローパスフィルタにより、電流波形は
滑らかに立ち上がる形状となる。これに対して、本実施
形態のマルチレートコントローラ41によれば、1サン
プリング間隔で、VCMドライバ9での駆動電流波形
は、図5(B)に示すような形状となる。即ち、1サン
プリング間隔で、2回分の制御出力値の変化を示す軌道
として表現される。即ち、1段目の制御値出力の振幅
は、ゲイン係数K1により決定される。また、1段目の
制御値出力の振幅は、ゲイン係数K2により決定され
る。更に、1段目と2段目の立ち上がり時間差は、遅延
時間DE1とDE2との差DT「DT=DE1−DE
2」により設定される。
【0042】マルチレートコントローラ41では、前記
のようなゲイン係数K1,K2(0.5)及び遅延時間
DE1(0μs),DE2(90μs)の設定により、
特定の周波数成分を抑制することができるゲイン特性を
設定することができる。換言すれば、制御出力値の周波
数特性において、図6に示すように、例えば5.5kH
zの周波数成分のゲインが低減するゲイン特性を得るこ
とができる。このゲイン特性は、アクチュエータ4の機
械的共振特性において、例えば5.5kHzの周波数成
分のゲインを相殺することになる。従って、マルチレー
トコントローラ41によるマルチレート制御により、ア
クチュエータ4の機械的共振の励起により発生する騒音
を抑制することができる。アクチュエータ4の機械的共
振特性については、ドライブの製造工程時に予め測定す
ることが可能である。
【0043】以上要するに、本実施形態による速度制御
システムであれば、ロード/アンロード動作時に、アク
チュエータ4の機械的共振の励起により発生する騒音を
効果的に抑制することができる。即ち、当該システム
は、観測サンプリング間隔で複数回の制御出力値を算出
するマルチレート制御を利用している。これにより、シ
ステムのナイキスト周波数(観測サンプリング間隔で決
定される)を超えるアクチュエータ4の機械的共振周波
数特性に対して、効果的な対処が可能となる。具体的に
は、アクチュエータ4の機械的共振周波数特性は、ドラ
イブの製造工程時に測定が可能である。従って、マルチ
レートコントローラ41の各要素の設定値を予め調整す
ることにより、アクチュエータ4の機械的共振周波数特
性での特定の周波数成分に対応するゲインを抑制するこ
とができる。これにより、結果的に、アクチュエータ4
の機械的共振の励起により発生する騒音を抑制できる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ロ
ード/アンロード機構を有するディスクドライブにおい
て、ロード/アンロード動作時でのヘッド移動制御にお
いて、アクチュエータの機械的共振の励起による騒音の
発生を十分に抑制することができる速度制御を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関するディスクドライブの
要部を示すブロック図。
【図2】同実施形態に関するランプ部材の構成を説明す
るための図。
【図3】同実施形態に関するロード/アンロード動作を
説明するための図。
【図4】同実施形態に関する速度制御システムの要部を
示すブロック図。
【図5】同実施形態に関するマルチレート制御動作を説
明するための図。
【図6】同実施形態に関するマルチレートコントローラ
の作用効果を説明するための図。
【図7】同実施形態に関する速度制御を説明する貯めの
フローチャート。
【符号の説明】
1…ディスク 2…スピンドルモータ(SPM) 3…ヘッド 4…アクチュエータ 5…ボイスコイルモータ(VCM) 6…プリアンプ回路 7…サンプルホールド回路 8…マイクロコントローラ(CPU) 9…VCMドライバ 10…ランプ部材 11…サスペンション 12…A/Dコンバータ 13…D/Aコンバータ 20…逆起電力検出器 40…コントローラ 41…マルチレートコントローラ 42…プラント(制御対象) 43…オブザーバ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記録媒体であるディスクと、 前記ディスク上に対してデータのリード/ライト動作を
    実行するためのヘッドを搭載し、当該ヘッドを前記ディ
    スク上の半径方向に移動させるアクチュエータと、 前記リード/ライト動作時以外の動作時で、前記ディス
    クの外周近傍の位置に設けられたランプ部材まで前記ヘ
    ッドを退避させるアンロード動作、または当該ランプ部
    材から前記ヘッドを前記ディスク面上にロードするロー
    ド動作時に、前記アクチュエータを駆動制御する制御手
    段とを具備し、 当該制御手段は、 前記アクチュエータの移動速度を所定のサンプリング周
    期で検出し、当該速度検出値に基づいて制御出力値を算
    出するときに、当該サンプリング周期内に複数の制御出
    力値を算出するマルチレート制御を実行し、前記アクチ
    ュエータの移動速度を目標速度に追従させるように構成
    されていることを特徴とするディスク記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータを駆動させるボイス
    コイルモータと、 当該ボイスコイルモータの逆起電力を検出する検出回路
    とを有し、 前記制御手段は、当該検出回路からの検出値に基づい
    て、前記アクチュエータの移動速度を推定し、推定結果
    を前記速度検出値として算出する推定手段を含むことを
    特徴とする請求項1に記載のディスク記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記アクチュエータの
    速度検出値に従って算出した前記制御出力値を入力値と
    して、ゲイン及び位相をそれぞれ独立して調整可能な2
    系統の処理部を有するマルチレート制御部を含み、 当該マルチレート制御部から前記複数の制御出力値を算
    出し、前記アクチュエータの駆動制御回路に供給するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2のいずれか1項に記載のディスク記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記アクチュエータの
    機械的共振の励起を低減するように前記マルチレート制
    御を実行することを特徴とする請求項1に記載のディス
    ク記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記アクチュエータの
    機械的共振特性を要因とする騒音を抑制するように前記
    マルチレート制御を実行することを特徴とする請求項1
    に記載のディスク記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記アクチュエータの
    ナイキスト周波数を超える機械的共振の周波数成分を抑
    制するように前記マルチレート制御を実行することを特
    徴とする請求項1に記載のディスク記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記ディスクの外周近傍の位置に設けら
    れて、アンロード動作時に、前記アクチュエータにより
    移動される前記ヘッドを前記ディスク面とは非接触でヘ
    ッドを保持するランプ部材を有し、 前記制御手段は、前記アンロード動作または前記ヘッド
    を前記ディスク面上にロードするロード動作時に、前記
    マルチレート制御を実行して前記アクチュエータの移動
    速度を目標速度に追従させる用に構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のディスク記憶装置。
  8. 【請求項8】 ディスクに対してヘッドによりデータの
    リード/ライト動作を実行するディスク記憶装置に適用
    し、 前記ディスクの外周近傍の位置に設けられたランプ部材
    まで前記ヘッドを退避させるアンロード動作時、または
    当該ランプ部材から前記ヘッドを前記ディスク面上にロ
    ードするロード動作時に実行するヘッド移動制御方法で
    あって、 前記ヘッドの移動速度を所定のサンプリング周期で検出
    するステップと、 前記サンプリング周期内に複数の制御出力値を算出する
    ためのマルチレート制御を実行するステップと、 前記複数の制御出力値に従って、前記ヘッドの移動速度
    を目標速度に追従させるようにヘッド移動制御を実行す
    るステップとを具備したことを特徴とするヘッド移動制
    御方法。
  9. 【請求項9】 前記ヘッドを搭載し、ボイスコイルモー
    タの駆動力により当該ヘッドを移動させるアクチュエー
    タを有し、 前記検出ステップは、前記ボイスコイルモータの逆起電
    力の検出値に基づいて、前記アクチュエータの移動速度
    を推定することを特徴とする請求項8に記載のヘッド移
    動制御方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の制御出力値に従って、前記
    ボイスコイルモータを駆動制御することにより、前記ヘ
    ッドの移動速度を目標速度に追従させるようにヘッド移
    動制御を実行することを特徴とする請求項8に記載のヘ
    ッド移動制御方法。
  11. 【請求項11】 マルチレート制御を実行するステップ
    は、前記ヘッドの速度検出値に従って算出した制御出力
    値を入力値として、ゲイン及び位相をそれぞれ独立して
    調整可能な2系統の処理を実行することにより、前記複
    数の制御出力値を算出することを特徴とする請求項8に
    記載のヘッド移動制御方法。
  12. 【請求項12】 前記アクチュエータの機械的共振の励
    起を低減するように前記マルチレート制御を実行するこ
    とを特徴とする請求項9に記載のヘッド移動制御方法。
  13. 【請求項13】 前記アクチュエータの機械的共振特性
    を要因とする騒音を抑制するように前記マルチレート制
    御を実行することを特徴とする請求項9に記載のヘッド
    移動制御方法。
  14. 【請求項14】 前記アクチュエータのナイキスト周波
    数を超える機械的共振の周波数成分を抑制するように前
    記マルチレート制御を実行することを特徴とする請求項
    9に記載のヘッド移動制御方法。
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