JP2003223559A - 住宅ローン契約システムおよび住宅ローン契約方法 - Google Patents

住宅ローン契約システムおよび住宅ローン契約方法

Info

Publication number
JP2003223559A
JP2003223559A JP2002024664A JP2002024664A JP2003223559A JP 2003223559 A JP2003223559 A JP 2003223559A JP 2002024664 A JP2002024664 A JP 2002024664A JP 2002024664 A JP2002024664 A JP 2002024664A JP 2003223559 A JP2003223559 A JP 2003223559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contract
loan
information
mortgage
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002024664A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Ito
雅仁 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GOOD LOAN KK
Original Assignee
GOOD LOAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GOOD LOAN KK filed Critical GOOD LOAN KK
Priority to JP2002024664A priority Critical patent/JP2003223559A/ja
Publication of JP2003223559A publication Critical patent/JP2003223559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅ローン返済者の返済負担の軽減を図ると
ともに、住宅ローン申込みから審査結果報告までを短時
間かつ低コストに行うこと。 【解決手段】 ローン審査サーバ106は、インターネ
ットN上の不動産会社サーバ107に住宅ローン申込者
の個人情報と物件情報と契約情報の申込み画面を表示す
る受付部201と、入力された個人情報と物件情報と契
約情報に基づいて金銭消費貸借契約の締結の可否を審査
し、審査結果を不動産業者サーバ107に送信する審査
部202とを備えた。ローン契約サーバ109は、個人
情報と物件情報と契約情報に基づいて契約書データを生
成する契約書生成部112と、契約書データによって締
結された金銭消費貸借契約の契約情報に基づいてローン
債権の証券化に必要な債権譲渡情報を生成し、インター
ネットN上の銀行サーバ108に送信する契約締結部1
13とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
上の不動産業者端末との間で、住宅ローンの申込から審
査および金銭消費貸借契約に関する処理を行う住宅ロー
ン契約システムおよび住宅ローン契約方法に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅の建築、購入や宅地購入の際に資金
を調達するための資金貸付制度である住宅ローンは、従
来、資金の貸し手と借り手との間に金融機関が介入して
行う間接金融方式で行われていた。
【0003】例えば、住宅金融公庫の住宅ローンの場合
には、貸し手である国(財務省)と借り手である住宅購
入者との間に住宅金融公庫が介在して、住宅金融公庫が
財務省から財投資金を借入し、借入した財投資金から住
宅購入者に資金の融資を行うという方法を採っている。
また、銀行ローンの場合には、銀行の預金者と住宅購入
者との間に銀行が介在し、銀行が預金者から集めた預金
から住宅購入者に資金の融資を行うという方法を採って
いる。
【0004】しかも、従来の住宅ローンでは、ローンの
申し込み、申込者の借入金や年収あるいは購入する住宅
の価値などに基づいたローン申込者の返済能力の審査、
金銭消費貸借契約の締結などの住宅ローンに関する一連
の手続は、書面を用い、かつ人手を介在した作業で行わ
れることが一般的であった。すなわち、住宅ローン申し
込みは、購入資金の借り手が申込書への個人情報や購入
する住宅などに関する物件情報を記入してローン会社に
提出し、ローン会社は提出された申込書をもとに人手を
利用して審査を行う。また、金銭消費貸借契約時は、購
入資金の借り手と貸し手とが契約書を作成して金銭消費
貸借契約を締結するという方法で契約の手続が行われて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の住宅ローン契約方法には次のような問題があ
る。従来の住宅ローン契約方法は、金融機関を介在した
間接金融方式で行われるため、返済額の利息は金融機関
ごとに定められた金利で決定される。このため、金利変
動によって、返済期間の全期間にわたり金利水準を一定
に維持することができない。
【0006】例えば、住宅金融公庫の住宅ローンの場合
には金利水準が一定の固定金利制度を採用しているが、
返済期間の最初の10年の固定金利より11年目以降の
固定金利が高く設定されており、返済期間の全期間にわ
たり一定水準の固定金利が適用されるわけではない。ま
た、銀行の住宅ローンの場合にも、固定金利制度は存在
するが、固定金利が適用できる期間は一般的に3年、5
年、10年と限られており、返済期間の全期間にわたっ
て一定水準の固定金利が適用されてはいない。このた
め、固定金利適用期間外については金利変動のリスクが
残り、購入資金の融資を受けた住宅ローン返済者の返済
額は利息分だけで高額となってしまい、住宅ローン返済
者の負担は過大なものとなってしまうという可能性があ
る。
【0007】また、従来の住宅ローン契約方法では、金
融機関を介在した間接金融方式で行われるが、かかる金
融機関は、融資を受けたローン返済者が返済不可能とな
った場合のリスクまでも負う必要がある。通常、このよ
うなリスクを回避するため、保証会社などが保証する形
態をとっており、このためローン返済者は住宅ローン申
し込み時に保証会社に対する保証料の支払いが必要とな
り、ローン返済者の負担はさらに過大なものとなってく
る。
【0008】さらに、従来の住宅ローン契約方法では、
住宅ローン申し込みから審査完了、および金銭消費貸借
契約の締結を、すべて書面と人手を介した手作業で行っ
ているため、ローン申し込みから審査結果が出るまでに
1、2週間という長期間を要する。また、このような住
宅ローンの一連の手続に必要な人件費などを考慮する
と、ローン締結までに必要なローン会社のコストが高く
なるという問題がある。
【0009】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
住宅ローン返済者の返済負担を軽減するとともに、住宅
ローン申し込みから審査結果報告までを短時間で、かつ
低コストに行うことができる住宅ローン契約システムお
よび住宅ローン契約方法を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、住宅ローンに関するロー
ン申込者の審査を行うローン審査サーバと、住宅ローン
に関する金銭消費貸借契約に関する処理を行うローン契
約サーバとを備えた住宅ローン契約システムであって、
前記ローン審査サーバは、インターネットに接続された
不動産業者端末に対して、住宅ローンの申込者の個人情
報と前記申込者の購入物件に関する物件情報と住宅ロー
ン契約に関する契約情報の入力を促すローン申込み画面
を、WEB上で表示する受付手段と、前記不動産業者端
末から入力された前記個人情報と前記物件情報とに基づ
いて、住宅ローンの金銭消費貸借契約の締結の可否を審
査し、審査結果を前記不動産業者端末に送信する審査手
段と、を備え、前記ローン契約サーバは、前記個人情報
と前記物件情報と前記契約情報に基づいて、金銭消費貸
借契約の契約書データを生成する契約書生成手段と、前
記契約書データに基づいて締結された金銭消費貸借契約
の契約情報に基づいて、金銭消費貸借契約を締結によっ
て生じる前記申込者のローン債権の証券化に関する債権
譲渡情報を生成し、生成された前記債権譲渡情報をイン
ターネットに接続された銀行サーバに送信する契約締結
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】この請求項1の発明によれば、ローン契約
サーバが、個人情報と物件情報と契約情報に基づいて、
金銭消費貸借契約の契約書データを生成する契約書生成
手段と、契約書データに基づいて締結された金銭消費貸
借契約の契約情報に基づいて、金銭消費貸借契約を締結
によって生じる申込者のローン債権の証券化に関する債
権譲渡情報を生成し、生成された債権譲渡情報をインタ
ーネットに接続された銀行サーバに送信する契約締結手
段を備えたことで、銀行は、この債権譲渡情報を受信す
ることによりローン債権(利息と元本を返済していく権
利)の証券化を行うことができる。このため、銀行によ
る住宅ローン債権の証券化によって、直接金融方式で資
本市場から長期の資金を調達することができ、返済期間
の全期間にわたって固定金利を一定に維持することがで
きる。また、銀行側で行うローン債権の証券化により、
資本市場から資金を調達することができるので、ローン
会社側はリスクを負担する必要がない。このため、ロー
ン申し込みの際にリスク回避のためのローン保証料が不
要となる。従って、請求項1にかかる発明によれば、住
宅ローン返済者の負担を軽減することができる。
【0012】また、この請求項1にかかる発明によれ
ば、ローン審査サーバがインターネットに接続された不
動産業者端末に対して、住宅ローンの申込者の個人情報
と申込者の購入物件に関する物件情報と住宅ローン契約
に関する契約情報の入力を促すローン申込み画面を、W
EB上で表示する受付手段と、不動産業者端末から入力
された個人情報と物件情報とに基づいて、住宅ローンの
金銭消費貸借契約の締結の可否を審査し、審査結果を不
動産業者端末に送信する審査手段とを備えたことで、住
宅ローンの申し込みから審査結果の通知までの手続を、
インターネットを利用して自動化することができる。こ
のため、住宅ローン申し込みから審査結果通知までを、
従来の人手の作業によって行っていた住宅ローン契約方
法に比べて短時間に、かつ低コストに実現することがで
きる。
【0013】また、請求項2にかかる発明は、インター
ネットに接続された不動産業者端末に対して、住宅ロー
ンの申込者の個人情報と前記申込者の購入物件に関する
物件情報と住宅ローン契約に関する契約情報の入力を促
すローン申込み画面を、WEB上で表示する受付ステッ
プと、前記不動産業者端末から入力された前記個人情報
と前記物件情報とに基づいて、住宅ローンの金銭消費貸
借契約の締結の可否を審査し、審査結果を前記不動産業
者端末に送信する審査ステップと、を含んだことを特徴
とする住宅ローン契約方法にかかるものである。
【0014】この請求項2にかかる発明によれば、受付
ステップによって、インターネットに接続された不動産
業者端末に対して、住宅ローンの申込者の個人情報と申
込者の購入物件に関する物件情報と住宅ローン契約に関
する契約情報の入力を促すローン申込み画面をWEB上
で表示し、審査ステップによって、不動産業者端末から
入力された個人情報と物件情報とに基づいて、住宅ロー
ンの金銭消費貸借契約の締結の可否を審査し、審査結果
を不動産業者端末に送信することで、住宅ローンの申し
込みから審査結果の通知までの一連の手続を、インター
ネットを利用して自動化することができ、請求項1にか
かる発明と同様に、住宅ローン申し込みから審査結果通
知までを短時間に、かつ低コストに実現することができ
る。
【0015】また、請求項3にかかる発明は、請求項2
に記載の住宅ローン契約方法においいて、前記個人情報
と前記物件情報と前記契約情報に基づいて、金銭消費貸
借契約の契約書データを生成する契約書生成ステップ
と、前記契約書データに基づいて締結された金銭消費貸
借契約の契約情報に基づいて、金銭消費貸借契約を締結
によって生じる前記申込者のローン債権の証券化に関す
る債権譲渡情報を生成し、生成された前記債権譲渡情報
をインターネットに接続された銀行サーバに送信する契
約締結ステップと、をさらに含んだことを特徴とする。
【0016】この請求項3にかかる発明によれば、契約
書生成ステップによって、個人情報と前記物件情報と前
記契約情報に基づいて、金銭消費貸借契約の契約書デー
タを生成し、契約締結ステップによって、前記契約書デ
ータに基づいて締結された金銭消費貸借契約の契約情報
に基づいて、金銭消費貸借契約を締結によって生じる前
記申込者のローン債権の証券化に関する債権譲渡情報を
生成し、生成された前記債権譲渡情報をインターネット
に接続された銀行サーバに送信することで、銀行がこの
債権譲渡情報を受信することによりローン債権の証券化
を行うことができるため、請求項1にかかる発明と同様
に、返済期間の全期間にわたって固定金利を一定に維持
することができ、またローン申し込み時のローン保証料
が不要となる。従って、請求項3にかかる発明によれ
ば、住宅ローン返済者の負担を軽減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるローン契約システムの好適な実施の形態を
詳細に説明する。図1は、本発明一実施の形態のローン
契約システムの全体構成を説明するための図である。図
示したように、ローン契約システムは、システムを管理
する管理本部101と、複数の不動産会社103と、銀
行105とをインターネットNで結んで構築されてい
る。
【0018】管理本部101は、インターネットNと接
続するコンピュータ102a、システムの管理や顧客の
情報などのデータを蓄積するハードディスク(HD)1
04、ローン契約の受け付けから審査までの処理を実行
するローン審査サーバ106、審査後、ローンの契約締
結までの処理を実行するローン契約サーバ109を備え
ている。管理本部101のローン審査サーバ106およ
びローン契約サーバ109はインターネットNに接続さ
れている。また、不動産会社103には、社内のコンピ
ュータ102a,102bとインターネットNに接続さ
れたサーバ107をイーサネット(登録商標)で接続し
たイントラネットが構築されている。さらに、銀行10
5には、コンピュータ102cと、コンピュータ102
cから入力されたデータを処理する銀行サーバ108と
がイーサネット(登録商標)に接続されており、LAN
環境が構築されている。この銀行サーバ108もインタ
ーネットNに接続されている。
【0019】管理本部101のローン審査サーバ106
は、インターネットNに接続された不動産会社103の
サーバ107を介してコンピュータ102a,102b
に対し、住宅ローンの申込者(申込人)の個人情報と申
込人の購入物件に関する物件情報と住宅ローン契約に関
する契約情報の入力を促すローン申込み画面を、Web
上で表示する。また、表示されたローン申込み画面から
入力された個人情報と物件情報と契約情報に基づいて、
住宅ローンの金銭消費貸借契約の締結の可否を審査し、
審査結果を不動産会社103のサーバ107に送信す
る。
【0020】また、ローン契約サーバ109は、個人情
報と物件情報と契約情報に基づいて、金銭消費貸借契約
の契約書を生成して金銭消費貸借契約を締結する。さら
に、生成された契約書に基づいて、金銭消費貸借契約を
締結によって生じる申込人のローン債権の証券化に関す
る債権譲渡情報を生成し、生成された債権譲渡情報をイ
ンターネットNに接続された銀行105の銀行サーバ1
08に送信する。
【0021】図2は、管理本部101のローン審査サー
バ106およびローン契約サーバ109のソフトウェア
構成を示す機能ブロック図である。ローン審査サーバ1
06は、不動産会社103のコンピュータ102a,1
02bに対しサーバ107を経由して、申込み画面を表
示し、この申込み画面から入力された住宅ローンの申込
みデータを受信する受付部201、受付部201で受信
したWeb入力申込みデータに基づいて申込人の返済能
力など、金銭貸借契約の可否を審査するとともに、We
b入力申込みデータをローン契約サーバ109に送信す
る審査部202を有している。このWeb入力申込みデ
ータや審査結果のデータは、ハードディスク(HD)1
04に格納されるようになっている。
【0022】本実施形態のローン契約サーバ109は、
図2に示すとおり、制御部110と、登録部111と、
契約書作成部112と、契約締結部113と、支払管理
部116と、入金管理部117と、繰上償還部118
と、保守部119とを備えている。
【0023】制御部110は、ローン審査サーバ106
からWeb入力申込みデータ(個人情報、購入物件情
報、借入要項等の契約情報)を受信して、ハードディス
ク114に格納したり、メインメニュー画面を表示した
り、メインメニュー画面からのオペレータの指定に応じ
たコンポーネントの起動を制御する。また、制御部11
0は、支払予定リストの出力処理や残高照会などの処理
も実行する。
【0024】登録部111は、制御部110によって受
信したWeb入力申込みデータの他、契約締結に必要な
情報を入力して、契約情報として登録するものである。
契約書作成部112は、Web入力申込みデータと登録
部111で登録された契約情報から金銭消費貸借契約に
必要な契約書データを生成してHD114に格納するも
のである。契約締結部113は、契約書作成部112に
よって作成した契約書データに従って行われた契約締結
の実績を登録し、個人情報と購入物件情報と契約情報か
ら債権譲渡情報を生成して、生成された債権譲渡情報を
銀行サーバに送信するものである。この債権譲渡情報
は、金銭消費貸借契約によって生じた住宅ローン債権を
銀行側で証券化するために使用されるものである。
【0025】支払管理部116は、金銭消費貸借契約の
締結後に融資実行の承認を行う支払確定処理と、支払い
確定済みの各契約の融資額を振込先口座単位で取りまと
めて振込手続に備える支払指示処理と、振込処理が正常
に行われたときに融資の実行実績を入力する実行確定処
理を行うものである。
【0026】入金管理部117は、融資実行後の回収に
関する処理を行うものであり、予め定められた償還スケ
ジュールに従って実行される。繰上償還部118は、返
済者からの指示を受けて融資資金の繰上返済を管理する
ものである。保守部119は、不動産会社103の固有
情報や銀行105の固有情報、金利情報など住宅ローン
に関連する各種データの保守を行うものである。
【0027】なお、本実施の形態にかかるローン審査サ
ーバ106およびローン契約サーバ109は、いずれも
CPUなどの制御装置と、ハードディスク(HD)など
の外部記憶装置と、RAM、ROMなどの記憶装置と、
ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボード、マウ
スなどの入力装置と、モデム、LANボードなどの通信
装置とを備えており、コンピュータを利用した通常のハ
ードウェア構成となっている。
【0028】なお、本実施の形態では、不動産会社10
3のサーバ107は固定IPアドレスを有し、この固定
IPアドレスは、HD104に記憶されている。このた
め、HD104に固定IPアドレスが登録されている不
動産会社103のサーバ107のみがローン審査サーバ
106にアクセスすることができ、これによってセキュ
リティ面の強化が図られている。
【0029】(ローン審査サーバ106におけるローン
申込および審査処理)以上述べた構成は、以下のように
動作する。すなわち、ローン審査サーバ106の受付部
201は、各不動産会社103のコンピュータ102
a,102bにサーバ107を介して住宅ローンの申込
みを受け付けるサービスを提供するためのデータ(コン
テンツ)を配信する。データによってコンピュータ10
2aに、申込人の個人情報、購入物件に関する物件情
報、契約情報の入力を促す画面であるローン申込み画面
が表示され、ローン審査サーバ106にインターネット
Nを介して住宅ローンを申し込むことが可能になる。
【0030】住宅ローンの契約を申し込む申込人は、不
動産会社103に申込み書を提出するなどの方法によっ
て申込みに必要な自身の個人情報と、購入物件に関する
物件情報と、住宅ローン契約に関する契約情報を提供す
る。不動産会社103のオペレータは、提供された個人
情報、物件情報、契約情報を、イントラネットを構築す
るコンピュータ102bに表示されたローン申込み画面
に入力する。入力された情報は、サーバ107、インタ
ーネットNを介して管理本部101のローン審査サーバ
106に送信される。
【0031】申込み画面に入力された個人情報、物件情
報、契約情報は、Web入力申込みデータとして管理本
部101のコンピュータ102bに送信され、オペレー
タに対して表示される。このとき、個人情報、物件情
報、契約情報の各情報は、審査部202による審査のた
めに表示される自動審査画面中の各欄のうち、該当する
欄に表示される。管理本部101のオペレータが自動審
査画面を操作することにより、審査部202が住宅ロー
ンの契約が締結可能であるか否かを自動的に審査する。
【0032】審査が完了し、ローン契約が可能であった
場合、ローン契約サーバ109は、審査結果を不動産会
社103のコンピュータ102bに送信する。また、個
人情報と物件情報と契約情報に基づいて金銭消費貸借契
約の契約書を生成し、金銭消費貸借契約を締結する。さ
らに、生成された契約書に基づいて、金銭消費貸借契約
を締結によって生じる申込者のローン債権の証券化に関
する債権譲渡情報を生成し、生成された債権譲渡情報を
インターネットNに接続された銀行105のコンピュー
タ102cの銀行サーバ108に送信する。
【0033】次に、ローン審査サーバ106、ローン契
約サーバ109の各部で行われる処理を、コンピュータ
102a、102bに表示される画面を示しながらフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0034】(受付部)図3および図4は、受付部20
1においてなされるローン申込み受付の処理を説明する
ためのフローチャートである。なお、図3および図4の
フローチャートに示した処理は、申込人の提供した情報
のうち、少なくとも検索に必要な情報を予めオペレータ
がコンピュータ102bに入力した後に実行される処理
である。
【0035】受付部201は、不動産会社103のオペ
レータが、ローン審査サーバ106に対するログインを
受け付ける画面を表示する(ステップS301)。そし
て、表示した画面に入力されたユーザ名やパスワードが
適性であるか否か、さらにはサーバ107のIPアドレ
スがHD104に記憶されているIPアドレスと一致し
たか否か判断する、ユーザ認証処理を実行する(ステッ
プS302)。この結果、ユーザの認証処理が正常にな
されなかったと判断された場合(ステップS302:N
o)、ユーザ認証がなされるまで待機する。
【0036】図5は、ローン申込み画面のログインの画
面を説明するための図である。図示した画面は、不動産
会社103のオペレータに固有の営業担当コードを入力
する担当コード入力欄501、営業パスワードを入力す
る営業担当パスワードを入力するパスワード入力欄50
2がある。オペレータは、営業担当コード、営業担当パ
スワードをそれぞれ該当する欄に入力した後、ログイン
ボタン503をクリックしてログインする。
【0037】ステップS301においてユーザ認証が適
性になされたと判断された場合(ステップS302:Y
es)、受付部201は、図6(a)に示すメニュー画
面を表示する(ステップS303)。なお、メニュー画
面に表示されるメニューは、ログインに使用された営業
担当コードや営業担当パスワードによって変化する。
【0038】図6(a)に示したメニュー画面は、A不
動産、B社、C社のそれぞれのオンライン審査入力画
面、オンライン審査案件検索要求画面、マスターメンテ
ナンス画面のいずれかのメニューを選択できる。受付部
201は、このうちのオンライン審査案件検索要求画面
が選択されたか否か判断する(ステップS304)。そ
して、オンライン審査案件検索要求画面以外のメニュー
が選択された場合(ステップS304:No)、選択さ
れたメニューに沿った画面を表示するための処理を実行
する(ステップS314)。
【0039】ステップS303において、オンライン審
査案件検索要求画面のメニューが選択された場合(ステ
ップS304:Yes)、受付部201は、図6(b)
に示すオンライン審査案件検索要求画面を表示する(ス
テップS305)。(b)に示した画面は、販売会社を
入力するための販売会社入力欄601、申込みの受付日
を入力するための受付日欄602、申込みの案件番号を
入力する案件番号欄603、顧客の姓名を入力するため
の姓名欄604、顧客の電話番号を入力するための電話
番号欄605、物件名を記入するための物件名欄606
を表示する。
【0040】表示された各欄にオペレータが該当する情
報を入力し、検索ボタン607をクリックすると、審査
案件が検索される(ステップS306)。検索の結果、
図6(c)に示す画面が表示され、検索の条件に合致す
る案件が表示される。
【0041】次に、受付部201は、検索によって得ら
れた案件の簡易審査を実行する(ステップS307)。
図7は(a)は、簡易審査に使われる事前チェック画面
を示す図である。事前チェック画面は、申込人の生年月
日を入力するための生年月日欄701、借入れ金額を入
力するための借入金額欄702、借入れ期間を入力する
ための借入期間欄703、申込人の年収を入力するため
の借入人年収欄704、申込人の合算者の年収を入力す
るための合算者年収欄705、合算者の年収における範
囲を入力するための年収合算者範囲欄706、物件価格
を入力するための物件価格欄707、申込人の国籍を入
力するための国籍欄708、申込人の職業を入力するた
めの職業欄709を有している。
【0042】オペレータは、申込人が提供した情報に基
づいて、事前チェック画面の各欄に該当する情報を入力
する。そして、すべての欄に情報を入力した後、送信ボ
タン710をクリックして事前チェック画面に入力され
た情報を管理本部101の受付部201に送信する。受
付部201は、送信されたデータから申込人の住宅ロー
ン契約の申込の簡易審査を実行し、審査の結果を判断す
る(ステップS308)。
【0043】ステップS307の判断の結果、住宅ロー
ン契約が簡易審査を通過したと判断した場合(ステップ
S308:Yes)、受付部201は、図7(b)に示
す画面をコンピュータ102bに表示する。また、簡易
審査を通過できなかったと判断した場合(ステップS3
08:No)、図7(c)に示す画面をコンピュータ1
02bに表示する。図7(b)に示した画面が表示され
た場合、不動産会社103のオペレータは、オンライン
審査へボタン711をクリックしてオンライン審査に処
理を移行させる。また、(c)に示した画面が表示され
た場合、不動産会社103のオペレータは、事前チェッ
ク入力へ戻るボタン712をクリックする。
【0044】また、ステップS308で簡易審査を通過
したと判断された場合、受付部201は、以降に行われ
る審査部202の処理に必要な申込人の属性データの入
力を受け付ける画面を表示し、属性入力を受け付ける
(ステップS309)。図8〜10は、申込人の属性デ
ータの入力画面を示す図である。以下、図8〜10に示
した各属性の入力画面について説明する。
【0045】図8は、申込人の個人情報にあたる属性を
入力する画面である。図8のうち、(a)に示した画面
から入力される属性としては、例えば、姓名、性別、生
年月日、自宅の電話番号やメールアドレス、歩合給の有
無、前年度の歩合給金額、不動産の所有金額、事業所所
得、前年度および前々年度の年収の合計がある。
【0046】また、図8(b)は、申込人の借入情報を
入力する画面である。図8(b)に示した画面から入力
される属性としては、資金金額のうちの預貯金金額、自
宅不動産、自宅以外の不動産、株あるいは有価証券、さ
らにその合計金額がある。
【0047】さらに、図8(c)は、申込人の勤務先情
報を入力する画面である。図8(c)に示した画面から
入力される属性としては、申込人の勤務先の名称、所属
部署、役職、勤務先の電話番号、職業、勤務先の郵便番
号、住所、上場形態、転勤に関する情報などがある。
【0048】図9は、申込人の契約情報と物件情報とを
入力する画面であって、(a)および(b)は契約情報
である借入要項に関する情報を入力する画面、(c)は
物件情報に関する情報を入力する画面である。図9
(a)に示した画面から入力される属性としては、借入
れの金額、希望日、希望期間、毎月の返済分、約定返済
日、ボーナス返済分、ボーナス返済月、借入金利区分、
借入金利、資金使途、返済方法、さらに、オンライン審
査の結果を通知する通知先部署、担当者、電話番号、メ
ールアドレスがある。図9(a)に示した画面は、次へ
ボタン901をクリックすることによって図9(b)に
示す画面に切り替えられる。
【0049】また、図9(b)に示した画面からは、属
性として、支払い期間、支払い先、支払い内容、支払い
金額といった資金の返金計画を複数入力する。また、返
金に使用される金額の調達先や自己資金が入力される。
図9(b)に示した画面は、次へボタン901をクリッ
クすることによって図9(c)に示す画面に切り替えら
れる。
【0050】図9(c)に示した画面からは、属性とし
て、物件のナンバ、物件名、建築後経過した年数の区分
(地区年数区分)、築年数、マンションなどの何階建
て、あるいは何階部分であるか、占有面積、物件の価
格、竣工予定日、物件が建つ地区の郵便番号や物件の所
在地、物件の共有割合、利用目的、さらに、契約予定日
や売主の名称、売主の担当者名や電話番号、メールアド
レスといった連絡先が入力される。図9(c)に示した
画面は、次へボタン901をクリックすることによって
連帯保証人に関する情報を入力する画面に切り替えられ
る。
【0051】図10は、契約情報である連帯保証人に関
する情報を入力するための画面である。図10(a)は
連帯保証人の有無を入力する画面である。(a)の画面
は、連帯保証人の有無を入力し、次へボタン1001を
クリックすることによって図10(b)に示す連帯保証
人の属性を入力する画面に切り替えられる。(b)に示
す画面から入力される連帯保証人の属性は、連帯保障人
をたてた事由、連帯保証人の姓名、性別、生年月日、申
込人との続柄、連帯保証人の前年度の年収、歩合給の有
無、郵便番号や住所、電話番号、さらに、連帯保証人の
勤務先の就業形態、勤務先の名称、勤続年数、勤務先の
電話番号がある。
【0052】以上の情報の入力後、認識画面へボタン1
003をクリックすると、受付部201は、入力が完了
したと判断する(ステップS310)。また、属性を表
示するか否か判断し(ステップS311)、属性を表示
する場合には(ステップS311:Yes)、申込人属
性から借入要項、購入物件、連帯保証人の入力された属
性を一覧表として表示する(ステップS312)。ま
た、他に連帯保証人がいる場合、オペレータは、更に連
帯保証人を入力ボタン1002をクリックして別の連帯
保証人の属性を入力する(ステップS311:No)。
【0053】図11〜14は、入力された属性の一覧表
を表示し、オペレータに入力の内容を確認させる画面で
ある。図11は、個人情報を一覧表にして表示する画面
であり、図12は、借入れ情報を一覧表にして表示する
画面である。また、図13は、購入物件の情報を一覧表
にして表示する画面であり、図14は、連帯保証人の情
報を一覧表にして表示する画面である。図11〜14に
示した画面は、いずれも修正ボタン1101をクリック
することによって修正することが可能である。また、図
14に示した連帯保証人の情報の一覧を表示する画面の
確認終了画面1401をクリックすると、受付部201
によってなされる住宅ローン審査の申込が終了する(ス
テップS313)。
【0054】(審査部)図15は、審査部202によっ
てなされる処理を説明するためのフローチャートであ
る。以下、審査部202によってなされる処理を、図1
5のフローチャートおよび図16〜図24に示したWe
b画面によって説明する。
【0055】図16は、審査部202によって管理本部
101のコンピュータ102aの画面に表示される審査
画面を示す図である。図示した画面は、Webによって
入力されたデータ(個人情報、物件情報、契約情報)に
よって受け付けられ、審査を待つ案件の数を表示するW
eb入力データ受付待部1601を表示する。また、審
査状況の進捗ごとに、ベリファイ入力処理部1603、
個人信用照会処理部1604、自動審査処理部160
5、審査判定処理部1606、審査確認部1607、回
答通知確認部1608、当日審査完了案件表示部160
9、正式審査待ち案件表示部1610、案件照会部16
11を表示し、各部からベリファイ処理、個人信用照会
処理、自動審査処理、審査判定処理、審査判定の結果の
表示(確認)の各処理が実行できる。また、ベリファイ
入力処理部1603、個人信用照会処理部1604、自
動審査処理部1605、審査判定処理部1606、審査
確認部1607、回答通知確認部1608、当日審査完
了案件表示部1609、正式審査待ち案件表示部161
0の各々には、各進捗状態にある案件の数が表示されて
いる。
【0056】審査部202は、Web入力された個人情
報、物件情報、審査情報(Web入力申込みデータ)と
いったデータを受け付ける(ステップS1501)。そ
して、受け付けられた案件を処理するか否か判断し(ス
テップS1502)、処理が実行されない場合には(ス
テップS1502:No)、処理が開始されるまで待機
する。また、処理を実行する場合(ステップS150
2:Yes)、処理すべき案件のWeb入力申込みデー
タが、図17に示す画面のフォーマットにしたがって表
示される(ステップS1503)。
【0057】図17に示した画面は、コメントボタン1
701をクリックすることによってコメントを入力でき
る画面を表示できる。また、登録ボタン1702をクリ
ックすることによってコメントや表示されたデータが保
存され、保留ボタン1702のクリックによってデータ
を保存するものの、進捗を進めずにおくことができる。
さらに、図17に示した画面は、閉じるボタン1704
をクリックすることによって閉じる。閉じるボタン17
04のクリック時、確認メッセージが表示される。
【0058】次に、審査部202は、処理が保留された
か否か判断する(ステップS1504)。処理が保留さ
れたと判断された場合(ステップS1504:Ye
s)、審査部202は、次のWeb入力申込みデータを
受け付ける(ステップS1501)。また、審査部20
2は、ステップS1504において処理が保留されなか
った、つまり登録がなされたと判断した場合(ステップ
S1504:No)、個人信用照会処理部1604にお
いて申込み人の個人信用を照会する(ステップS150
5)。
【0059】審査部202は、ステップS1505にお
ける個人信用照会が正常に終了したか否か判断する(ス
テップS1506)。そして、正常に終了しなかったと
判断した場合(ステップS1506:No)、個人信用
照会にが正常に終了しなかったことを示すエラーメッセ
ージを表示し(ステップS1511)、処理を終了す
る。一方、個人信用照会が正常に終了した場合(ステッ
プS1506:Yes)、自動審査機能を起動し(ステ
ップS1507)、ローン申込みの審査を実行する(ス
テップS1508)。
【0060】次に審査部202は、ステップS1508
で実行された審査の結果を表示する(ステップS150
9)。図18は、ステップS1507においてなされた
審査の結果を表示する画面を示す図である。図18に示
した画面は、図中Aで示す部分に申込み案件の基本的な
情報を表示する。案件の基本的な情報とは、例えば、申
込日、借入金額、申込み人の氏名や生年月日、物件の購
入価格などをいう。また、図中Bに示す部分には、自動
審査でチェックされる項目が表示される。この項目とし
ては、例えば、申込みの矛盾点、重複融資の有無などを
いう。
【0061】また、図18に示した画面には、Cで示す
部分に申込人の既存借入れ状況が示される。また、Dで
示す部分に管理本部101で各申込案件に対して付され
たコメントの履歴(審査判定の各工程で付されたコメン
ト)が表示される。さらに、Eで示す部分には、今回の
処理における管理本部101のオペレータのコメントを
入力することができる。
【0062】図19は、図18に示した審査結果の審査
判定のチェックリストを表示する画面を示した図であ
る。図示した画面では、Aで示す部分に申込み案件の基
本的な情報を表示する。また、Fで示す部分には、借入
れ金額、借入れ範囲、金利といった項目の審査基準を表
示する。部分Fのうち、F1で示す部分には本案件の各
項目に該当する条件が表示される。また、F2で示す部
分には、可、または不可で示される判定結果が表示され
る。F2で示す部分に表示された判定結果は、管理本部
101のオペレータの権限で変更することができる。以
上述べた自動審査の結果は、ローン審査サーバ106か
らローン契約サーバ109に対して毎営業日22時に送
信される(ステップS1510)。
【0063】さらに、図18、図19で示した審査結果
は、案件が以降の審査確認、回答通知、当日審査完了、
正式審査待ちといった進捗にあるときに確認することが
できる。図20、図21は、審査判定の結果を確認する
ための画面を示す図であり、図示した画面は、審査確認
部1607、回答通知確認部1608、当日審査完了案
件表示部1609、正式審査待ち案件表示部1610、
さらに案件照会部1611のいずれかをクリックするこ
とによって表示することができる。
【0064】このようにローン審査サーバ106では、
受付部201によってインターネットに接続された不動
産業者会社103のサーバ107に対して、住宅ローン
の申込者の個人情報と物件情報と契約情報の入力を要求
する申込み画面をWeb上で表示し、審査部202によ
って入力された個人情報と物件情報とに基づいて、住宅
ローンの金銭消費貸借契約の締結の可否を審査し、審査
結果を不動産業会社のサーバ107に送信しているの
で、住宅ローンの申し込みから審査結果の通知までの手
続を、インターネットを利用して自動化することがで
き、住宅ローン申し込みから審査結果通知までを短時間
かつ低コストで実現することができる。
【0065】(ローン契約サーバ109における契約締
結処理)次に、本実施形態にかかるローン契約サーバ1
09における契約締結の一連の処理について説明する。
契約締結の一連の処理は、登録部111による申込・契
約登録処理と、契約書作成部112による契約書作成処
理と、契約締結部113による契約締結の実績登録処理
からなっている。ローン契約サーバ109には、夜間に
ローン審査サーバから住宅ローンに関するWeb入力申
込みデータが送信されてくるので、かかるWeb入力申
込みデータを制御部110によって受信して、HD11
4に格納する。
【0066】ローン契約サーバ109上でローン契約プ
ログラムを起動すると、メインメニュー画面がディスプ
レイ装置に表示される。図22(a)はメインメニュー
画面およびメインメニュー画面で「契約管理」ボタンを
クリックした場合に表示される画面の模式図であり、図
22(b)はメインメニュー画面に表示される各ボタン
をクリックした場合に行われる処理の概要を示す説明図
である。
【0067】契約締結に関する一連の処理は、オペレー
タがメインメニュー画面上で「契約管理」ボタンをクリ
ックすることにより開始される。そして、まず申込・契
約登録処理を実行するために、オペレータは図22
(a)に示すメインメニュー画面上で「申込・契約登
録」ボタンをクリックする。これにより、登録部111
は、ディスプレイ装置に契約情報検索画面を表示する。
図23(a)は契約情報検索画面の模式図であり、図2
3(b)は契約情報検索画面における主要な項目の内容
を示す説明図である。オペレータは、かかる契約情報検
索画面において、顧客番号、証書番号、契約者氏名など
の入力項目に契約しようとするローン申込者に関するデ
ータを入力する。これによって、登録部111は、入力
されたデータに合致するWeb入力申込みデータをHD
114から検索する。
【0068】そして、合致するWeb入力申込みデータ
が検索された場合には、図24〜27に示す申込・契約
登録画面に検索されたWeb入力申込みデータを表示す
る。図24〜27に示すように、申込・契約登録画面に
は、固有情報タグ、勤務先情報タグ、物件担保情報タ
グ、契約情報タグがあり、各タグを指定することによ
り、それぞれ申込者の固有情報、勤務先情報、物件担保
情報、契約情報が表示されるようになっている。ここ
で、固有情報と勤務先情報は本発明における個人情報
を、物件担保情報は本発明における物件情報を構成す
る。
【0069】図24(a)は固有情報タグ指定時の申込
・契約登録画面の模式図であり、図24(b)は固有情
報タグ指定時の契約・登録画面における主要な項目の内
容を示す説明図である。図25(a)は勤務先情報タグ
指定時の申込・契約登録画面の模式図であり、図25
(b)は勤務先情報タグ指定時の契約・登録画面におけ
る主要な項目の内容を示す説明図である。図26(a)
は物件担保情報タグ指定時の申込・契約登録画面の模式
図であり、図26(b)は物件担保情報情報タグ指定時
の契約・登録画面における主要な項目の内容を示す説明
図である。図27(a)は契約情報タグ指定時の申込・
契約登録画面の模式図であり、図27(b)は契約情報
タグ指定時の契約・登録画面における主要な項目の内容
を示す説明図である。
【0070】契約・登録画面に表示されるデータは、ロ
ーン審査サーバ106から受信したWeb入力申込みデ
ータであり、Web入力申込みデータは固有情報、物件
情報、契約情報から構成される。このため、契約・登録
画面における顧客番号、証書番号、契約者氏名(姓、
名、カナ姓、カナ名)、郵便番号(現住所)、本人電話
番号、本人電話区分、生年月日、年齢、性別、配偶者、
担保有無、年間総返済額、営業店、郵便番号(勤務
先)、職業、勤務先名、勤務先電話番号、勤務先電話区
分、勤続年収、前年度税込年収、年収、郵便番号(物
件)、建物構造、用途地域、業者名、業者部署名、団信
保険付保区分、火災保険付保区分、竣工年月日、商品
群、商品、申込日、審査日、審査確定日、融資額、通常
返済分元本総額、ボーナス返済分元本総額、貸付期間、
通常返済回数、ボーナス返済回数、ボーナス返済月、元
本回収条件、の各項目はWeb入力申込みデータに設定
されているデータがそのまま表示される。
【0071】この申込・契約登録画面において、オペレ
ータは、上記に掲げた項目以外の項目の入力、あるいは
上記項目で変更の必要がある項目を変更入力し、「書き
込みボタン」をクリックすると、登録部111は受信し
たWeb入力申込みデータと入力されたデータとから、
契約者固有情報と物件担保情報と契約者契約情報からな
る契約データを生成してHD114に格納する。
【0072】このように生成された契約データを帳票出
力する場合には、オペレータは、図22(a)に示すメ
インメニュー画面において「契約リスト出力」ボタンを
クリックする。これにより、登録部111は、契約リス
ト出力の検索画面を表示する。図28は、契約リスト出
力の検索画面の模式図である。かかる検索画面により帳
票出力する契約データを指定して「検索」ボタンをクリ
ックすると、登録部111はHD114に格納されてい
る契約データの中から指定された契約データを検索し、
検索された契約データの一覧を図28の検索画面の下部
ボックスに表示する。そして、オペレータが一覧の中か
ら帳票出力を行う契約データを選択して、「契約リス
ト」ボタンをクリックすると、登録部111は、選択さ
れた契約データの顧客番号、証書番号、顧客名を図29
に示す契約リスト出力画面を表示する。
【0073】オペレータは、この契約リスト出力画面に
おいて、契約者固有情報、物件担保情報、契約者契約情
報のいずれを帳票出力するかをチェックボックスで指定
し、「出力」ボタンをクリックする。これにより、登録
部111は、選択された契約データの中から指定された
情報のみを読み出して、プリンタに帳票出力する。
【0074】住宅ローンの申込時点では、契約者(申込
者)の引落口座がまだ決定していない場合がある。この
ような場合には、融資実行までに契約データに引落口座
の情報を追加する必要があり、オペレータは、図22
(a)に示すメインメニュー画面において「引落口座設
定」ボタンをクリックする。これにより、登録部111
は、引落口座情報設定の検索画面を表示する。図30
は、引落口座設定の検索画面の模式図である。かかる検
索画面において、オペレータは顧客番号、証書番号、契
約者氏名などの入力により引落口座を設定する契約デー
タを指定し、「検索」ボタンをクリックすると、登録部
111はHD114に格納されている契約データの中か
ら指定された契約データを検索し、検索された契約デー
タの一覧を図30の検索画面の下部ボックスに表示す
る。
【0075】そして、オペレータが一覧の中から引落口
座設定を行う契約データを選択して、「引落口座設定」
ボタンをクリックすると、登録部111は、選択された
契約データの引落口座情報設定画面を表示する。図31
(a)は、引落口座情報設定画面の模式図であり、図3
1(b)は引落口座情報設定画面における主要な項目の
内容を示す説明図である。
【0076】オペレータは、この引落口座情報設定画面
において、銀行コード、支店コード、口座種別、口座番
号、口座名義人(カナ、漢字)、使用開始日を設定し、
「書き込み」ボタンをクリックする。これにより、登録
部111は、指定された契約データに設定された引落口
座のデータを追加する。以上により、申込・契約登録処
理が完了する。
【0077】次に、オペレータは、金銭消費貸借契約書
を作成するため、図22(a)に示すメインメニュー画
面において、「契約書作成」ボタンをクリックする。こ
れにより、契約書作成部112は、契約書作成の検索画
面を表示する。図32は、契約書作成の検索画面の模式
図である。かかる検索画面において、オペレータは顧客
番号、証書番号、契約者氏名などの入力により契約書を
作成する契約データを指定し、「検索」ボタンをクリッ
クすると、契約書作成部112はHD114に格納され
ている契約データの中から指定された契約データを検索
し、検索された契約データの一覧を図32の検索画面の
下部ボックスに表示する。
【0078】そして、オペレータが一覧の中から契約書
作成を行う契約データを選択して、「契約書作成」ボタ
ンをクリックすると、契約書作成部112は、選択され
た契約データの契約書作成画面を表示する。図33
(a)は、契約書作成画面の模式図であり、図33
(b)は契約書作成画面における主要な項目の内容を示
す説明図である。そして、さらにオペレータが契約書作
成画面の「計算」ボタンをクリックすると、契約書作成
部112は、償還スケジュールを仮展開し、通常分およ
びボーナス分の初回、2回目以降、最終回の返済日、返
済額、返済回数および実質年率の計算を行い、計算結果
を契約書データとしてHD114に格納する。なお、こ
れ以降、契約データの変更は不可能となる。
【0079】オペレータが、図33(a)の契約書作成
画面において、「書込み」ボタンをクリックすると、生
成された契約書データをMOなどの記憶媒体に格納する
ために、契約書作成部112は、契約書用MO作成画面
を表示する。図34は、契約書用MO作成画面の模式図
である。オペレータがこの契約書用MO作成画面で「開
始」ボタンをクリックすることにより、契約書作成部1
12がHD114から契約書データを読み出して、読み
出した契約書データをMOドライブなどの外部記憶装置
に挿入されたMOにコピーする。ローン申込者(契約
者)とローン会社との金銭消費貸借契約は、このように
して生成された契約書データに基づいて行われる。
【0080】なお、契約作成を取り消す場合には、オペ
レータが図22(a)に示すメインメニュー画面におい
て「契約書作成取消」ボタンをクリックする。これによ
り、契約書作成部112は、図32と同様に契約一覧を
表示し、オペレータが一覧から取り消しを行う契約書デ
ータを指定し、かつ取り消し理由を入力することによ
り、指定された契約書の作成が取り消され、契約書デー
タが削除される。
【0081】次に、オペレータは、金銭消費貸借契約の
締結を行った実績を登録するため、図22(a)に示す
メインメニュー画面において、「契約締結」ボタンをク
リックする。これにより、契約締結部113は契約締結
画面を表示する。図35は、契約締結画面の模式図であ
る。かかる契約締結画面において、オペレータが締結日
フィールドに契約日を指定して「表示」ボタンをクリッ
クすると、契約締結部113は、指定された日付けに締
結日が設定された契約書データをHD114から検索し
て、検索された契約データの一覧を表示する。
【0082】オペレータがこの一覧の中から契約締結の
実績を登録する契約データを選択し「書込み」ボタンを
クリックすると、契約締結部113は銀行用MO作成画
面を表示する。図36は、銀行用MO作成画面の模式図
である。オペレータがこの銀行用MO作成画面において
「開始」ボタンをクリックすると、契約締結部113
は、契約データ、すなわち契約者固有情報、勤務先情
報、物件担保情報、契約情報から債権譲渡情報を生成し
て、生成された債権譲渡情報をMOドライブなどの外部
記憶装置に挿入されたMOにコピーする。
【0083】債権譲渡情報は、金銭消費貸借契約によっ
て生じたローン債権、すなわち契約者が利息と元本を返
済していく権利を証券化するために必要なデータであ
り、具体的には、契約締結部113が「顧客番号、証書
番号、適用金利、通常返済分元本総額、ボーナス返済分
元本総額、元本合計、契約期間、通常返済回数、ボーナ
ス返済回数、ボーナス返済月、実行予定日」の各データ
を契約データから抽出して債権譲渡情報として生成す
る。
【0084】また、生成された債権譲渡情報は、契約締
結部113によってMOに格納される他、インターネッ
トに接続された銀行サーバに夜間に送信される。従っ
て、銀行用MOによって債権譲渡情報を受領した銀行、
あるいは銀行サーバによって債権譲渡情報を受信した銀
行は、かかる債権譲渡情報によってローン債権の証券化
が可能となる。以上によって、契約締結の一連の処理は
完了する。
【0085】なお、契約締結を取り消す場合には、オペ
レータが図22(a)に示すメインメニュー画面におい
て「契約締結取消」ボタンをクリックする。これによ
り、契約締結部113は、図35と同様に契約一覧を表
示し、オペレータが一覧から取り消しを行う契約データ
を指定し、かつ取り消し理由を入力することにより、指
定された契約データの契約締結が取り消し状態となる。
【0086】一方、図22(a)に示すメインメニュー
画面において、「支払予定リスト出力」ボタンをクリッ
クすると、制御部110が契約書データが生成された案
件の融資実行額を、支払い予定リストとして業者別、支
払い予定日別に契約単位で出力する。
【0087】また、図22(a)に示すメインメニュー
画面において、オペレータが「残高照会」ボタンをクリ
ックすると、図30、図32の同様の残高照会の検索画
面を表示し、かかる検索画面において、オペレータが残
高照会をする契約データを指定し、「検索」ボタンをク
リックすると、制御部110はHD114に格納されて
いる契約データの中から指定された契約データを検索
し、検索された契約データの一覧を表示する。そして、
オペレータが一覧の中から残高照会を行う契約データを
選択すると、制御部110は、選択された契約データの
図37〜40に示す残高照会画面を表示する。
【0088】図37〜40に示すように、残高照会画面
には、残高情報タグ、支払履歴タグ、入金履歴タグ、償
還情報タグがあり、各タグを指定することにより、それ
ぞれ契約データの残高情報、支払履歴、入金履歴、償還
情報が表示されるようになっている。
【0089】図37は残高情報タグ指定時の残高照会画
面の模式図であり、図38は支払履歴タグ指定時の残高
照会画面の模式図であり、図39は入金履歴タグ指定時
の残高照会画面の模式図であり、図40は償還情報タグ
指定時の残高照会画面の模式図である。このように、残
高照会の処理によって、残高情報、支払履歴、入金履
歴、償還情報が把握できるようになっている。
【0090】このように本実施の形態にかかるローン契
約サーバ109では、契約書作成部112によって契約
者固有情報、勤務先情報、物件担保情報および契約情報
に基づいて、金銭消費貸借契約の契約書データを生成
し、契約締結部113によって、申込者のローン債権の
証券化に関する債権譲渡情報を生成し、インターネット
に接続された銀行サーバに送信しているので、銀行は、
この債権譲渡情報を受信することによりローン債権の証
券化を行うことができる。このため、銀行による住宅ロ
ーン債権の証券化によって、直接金融方式で資本市場か
ら長期の資金を調達することができ、返済期間の全期間
にわたって固定金利を一定に維持することができるとと
もに、ローン会社側はリスクを負担する必要がないの
で、ローン保証料が不要となり、結果として、住宅ロー
ン返済者(契約者)の負担を軽減することができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
発明によれば、銀行は、債権譲渡情報を受信することに
よりローン債権の証券化を行うことができ、これによっ
て、返済期間の全期間に亘って一定の金利水準を維持す
ることができるとともにローン保証料が不要となり、住
宅ローン返済者の負担を軽減することができるという効
果を奏する。また、請求項1にかかる発明によれば、住
宅ローンの申し込みから審査結果の通知までの手続を、
インターネットを利用して自動化することができ、住宅
ローン申し込みから審査結果通知までを短時間かつ低コ
ストで実現することができるという効果を奏する。
【0092】また、請求項2にかかる発明によれば、住
宅ローンの申し込みから審査結果の通知までの一連の手
続をインターネットを利用して自動化することができ、
住宅ローン申し込みから審査結果通知までを短時間かつ
低コストで実現することができるという効果を奏する。
【0093】また、請求項3にかかる発明によれば、銀
行がこの債権譲渡情報を受信することによりローン債権
の証券化を行うことができ、これによって、返済期間の
全期間に亘って一定の金利水準を維持することができる
とともにローン保証料が不要となり、住宅ローン返済者
の負担を軽減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるローン契約システムの全体
構成を説明するための図である。
【図2】図1に示したローン審査サーバおよびローン契
約サーバを説明するための機能ブロック図である。
【図3】本実施形態にかかるローン審査サーバの受付部
においてなされるローン申込み受付の処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】本実施形態にかかるローン審査サーバの受付部
においてなされるローン申込み受付の処理を説明するた
めの他のフローチャートである。
【図5】図2に示した受付部によって表示されるローン
申込み画面のログインの画面を説明するための図であ
る。
【図6】図2に示した受付部によって表示されるメニュ
ー画面のログインの画面を説明するための図である。
【図7】図2に示した受付部によって表示される事前チ
ェック画面を示す図である。
【図8】図2に示した受付部によって表示される申込人
の個人情報の入力画面を示す図である。
【図9】図2に示した受付部によって表示される申込人
の契約情報と物件情報の入力画面を示す図である。
【図10】図2に示した受付部によって表示される申込
人の他の契約情報の入力画面を示す図である。
【図11】図8に示した画面から入力された個人情報を
一覧表にして表示する画面を示す図である。
【図12】図9に示した画面から入力された契約情報を
一覧表にして表示する画面を示す図である。
【図13】図9に示した画面から入力された物件情報を
一覧表にして表示する画面を示す図である。
【図14】図10に示した画面から入力された契約情報
を一覧表にして表示する画面を示す図である。
【図15】審査部によってなされる処理を説明するため
のフローチャートである。
【図16】図2に示した審査部によって表示される審査
画面を示す図である。
【図17】図2に示した審査部によって表示されるWe
b入力申込みデータの表示フォーマットを説明するため
の図である。
【図18】図2に示した審査部によって表示される審査
の結果の画面を示す図である。
【図19】図18に示した審査結果の審査判定のチェッ
クリストを表示する画面を示した図である。
【図20】図18に示した審査の結果を確認する画面を
示す図である。
【図21】図19に示した審査結果の審査判定のチェッ
クリストを確認する画面を示す図である。
【図22】図22(a)は本実施形態にかかるローン契
約サーバにおけるメインメニュー画面およびメインメニ
ュー画面で「契約管理」ボタンをクリックした場合に表
示される画面の模式図であり、図22(b)はメインメ
ニュー画面に表示される各ボタンをクリックした場合に
行われる処理の概要を示す説明図である。
【図23】図23(a)は本実施形態にかかるローン契
約サーバにおける契約情報検索画面の模式図であり、図
23(b)は契約情報検索画面における主要な項目の内
容を示す説明図である。
【図24】図24(a)は本実施形態にかかるローン契
約サーバにおける固有情報タグ指定時の申込・契約登録
画面の模式図であり、図24(b)は固有情報タグ指定
時の契約・登録画面における主要な項目の内容を示す説
明図である。
【図25】図25(a)は本実施形態にかかるローン契
約サーバにおける勤務先情報タグ指定時の申込・契約登
録画面の模式図であり、図25(b)は勤務先情報タグ
指定時の契約・登録画面における主要な項目の内容を示
す説明図である。
【図26】図26(a)は本実施形態にかかるローン契
約サーバにおける物件担保情報タグ指定時の申込・契約
登録画面の模式図であり、図26(b)は物件担保情報
情報タグ指定時の契約・登録画面における主要な項目の
内容を示す説明図である。
【図27】図27(a)は本実施形態にかかるローン契
約サーバにおける契約情報タグ指定時の申込・契約登録
画面の模式図であり、図27(b)は契約情報タグ指定
時の契約・登録画面における主要な項目の内容を示す説
明図である。
【図28】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る契約リスト出力の検索画面の模式図である。
【図29】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る契約リスト出力画面の模式図である。
【図30】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る引落口座設定の検索画面の模式図である。
【図31】図31(a)は、本実施形態にかかるローン
契約サーバにおける引落口座情報設定画面の模式図であ
り、図31(b)は引落口座情報設定画面における主要
な項目の内容を示す説明図である。
【図32】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る契約書作成の検索画面の模式図である。
【図33】図33(a)は、本実施形態にかかるローン
契約サーバにおける契約書作成画面の模式図であり、図
33(b)は契約書作成画面における主要な項目の内容
を示す説明図である。
【図34】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る契約書用MO作成画面の模式図である。
【図35】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る契約締結画面の模式図である。
【図36】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る銀行用MO作成画面の模式図である。
【図37】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る残高情報タグ指定時の残高照会画面の模式図である。
【図38】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る支払履歴タグ指定時の残高照会画面の模式図である。
【図39】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る入金履歴タグ指定時の残高照会画面の模式図である。
【図40】本実施形態にかかるローン契約サーバにおけ
る償還情報タグ指定時の残高照会画面の模式図である。
【符号の説明】
101 管理本部 102a,102b,102c コンピュータ 103 不動産会社 105 銀行 106 ローン審査サーバ 107 サーバ 108 銀行サーバ 109 ローン契約サーバ 110 制御部 111 登録部 112 契約書作成部 113 契約締結部 114 HD 116 支払管理部 117 入金管理部 118 繰上償還部 119 保守部 201 受付部 202 審査部 N インターネット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅ローンに関するローン申込者の審査
    を行うローン審査サーバと、住宅ローンに関する金銭消
    費貸借契約に関する処理を行うローン契約サーバとを備
    えた住宅ローン契約システムであって、 前記ローン審査サーバは、 インターネットに接続された不動産業者端末に対して、
    住宅ローンの申込者の個人情報と前記申込者の購入物件
    に関する物件情報と住宅ローン契約に関する契約情報の
    入力を促すローン申込み画面を、WEB上で表示する受
    付手段と、 前記不動産業者端末から入力された前記個人情報と前記
    物件情報とに基づいて、住宅ローンの金銭消費貸借契約
    の締結の可否を審査し、審査結果を前記不動産業者端末
    に送信する審査手段と、を備え、 前記ローン契約サーバは、 前記個人情報と前記物件情報と前記契約情報に基づい
    て、金銭消費貸借契約の契約書データを生成する契約書
    生成手段と、 前記契約書データに基づいて締結された金銭消費貸借契
    約の契約情報に基づいて、金銭消費貸借契約を締結によ
    って生じる前記申込者のローン債権の証券化に関する債
    権譲渡情報を生成し、生成された前記債権譲渡情報をイ
    ンターネットに接続された銀行サーバに送信する契約締
    結手段と、 を備えたことを特徴とする住宅ローン契約システム。
  2. 【請求項2】 インターネットに接続された不動産業者
    端末に対して、住宅ローンの申込者の個人情報と前記申
    込者の購入物件に関する物件情報と住宅ローン契約に関
    する契約情報の入力を促すローン申込み画面を、WEB
    上で表示する受付ステップと、 前記不動産業者端末から入力された前記個人情報と前記
    物件情報とに基づいて、住宅ローンの金銭消費貸借契約
    の締結の可否を審査し、審査結果を前記不動産業者端末
    に送信する審査ステップと、 を含んだことを特徴とする住宅ローン契約方法。
  3. 【請求項3】 前記個人情報と前記物件情報と前記契約
    情報に基づいて、金銭消費貸借契約の契約書データを生
    成する契約書生成ステップと、 前記契約書データに基づいて締結された金銭消費貸借契
    約の契約情報に基づいて、金銭消費貸借契約を締結によ
    って生じる前記申込者のローン債権の証券化に関する債
    権譲渡情報を生成し、生成された前記債権譲渡情報をイ
    ンターネットに接続された銀行サーバに送信する契約締
    結ステップと、 をさらに含んだことを特徴とする請求項2に記載の住宅
    ローン契約方法。
JP2002024664A 2002-01-31 2002-01-31 住宅ローン契約システムおよび住宅ローン契約方法 Pending JP2003223559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002024664A JP2003223559A (ja) 2002-01-31 2002-01-31 住宅ローン契約システムおよび住宅ローン契約方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002024664A JP2003223559A (ja) 2002-01-31 2002-01-31 住宅ローン契約システムおよび住宅ローン契約方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003223559A true JP2003223559A (ja) 2003-08-08

Family

ID=27747044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002024664A Pending JP2003223559A (ja) 2002-01-31 2002-01-31 住宅ローン契約システムおよび住宅ローン契約方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003223559A (ja)

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099591A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Asahi Kasei Homes Kk 住宅ローン債権の証券化情報提供システム
JP2007206982A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Promise Co Ltd 融資審査支援システム
US7340424B2 (en) 2002-12-30 2008-03-04 Fannie Mae System and method for facilitating sale of a loan to a secondary market purchaser
JP2009009515A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Sumitomo Mitsui Banking Corp 住宅ローン事前審査申込システム及びその方法
JP2009110359A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Katsuyoshi Nagashima 重複申込判定方法およびそのシステム
US7653592B1 (en) 2003-12-01 2010-01-26 Fannie Mae System and method for processing a loan
US7657475B1 (en) 2003-12-31 2010-02-02 Fannie Mae Property investment rating system and method
US7693765B2 (en) 2004-11-30 2010-04-06 Michael Dell Orfano System and method for creating electronic real estate registration
US7702580B1 (en) 2000-06-13 2010-04-20 Fannie Mae System and method for mortgage loan pricing, sale and funding
US7742981B2 (en) 2002-12-30 2010-06-22 Fannie Mae Mortgage loan commitment system and method
US7747526B1 (en) 2006-03-27 2010-06-29 Fannie Mae System and method for transferring mortgage loan servicing rights
US7747519B2 (en) 2002-12-30 2010-06-29 Fannie Mae System and method for verifying loan data at delivery
US7756778B1 (en) 2003-12-18 2010-07-13 Fannie Mae System and method for tracking and facilitating analysis of variance and recourse transactions
US7765151B1 (en) 2000-06-13 2010-07-27 Fannie Mae Computerized systems and methods for facilitating the flow of capital through the housing finance industry
JP2010205305A (ja) * 2010-06-21 2010-09-16 Asahi Kasei Homes Co 住宅ローン債権の情報提供方法及びそれを備えた住宅ローン債権の情報提供システム
JP2010205304A (ja) * 2010-06-21 2010-09-16 Asahi Kasei Homes Co 住宅ローン債権の情報提供方法及びそれを備えた住宅ローン債権の情報提供システム
US7801809B1 (en) 2005-06-24 2010-09-21 Fannie Mae System and method for management of delegated real estate project reviews
US7809633B2 (en) 2002-12-30 2010-10-05 Fannie Mae System and method for pricing loans in the secondary mortgage market
US7822680B1 (en) 2003-12-31 2010-10-26 Fannie Mae System and method for managing data pertaining to a plurality of financial assets for multifamily and housing developments
US7860787B2 (en) 2002-12-30 2010-12-28 Fannie Mae System and method for modifying attribute data pertaining to financial assets in a data processing system
US7885889B2 (en) 2002-12-30 2011-02-08 Fannie Mae System and method for processing data pertaining to financial assets
US8065211B2 (en) 2002-12-30 2011-11-22 Fannie Mae System and method for creating and tracking agreements for selling loans to a secondary market purchaser
US8423450B2 (en) 2002-12-30 2013-04-16 Fannie Mae System and method for processing data pertaining to financial assets
US8666879B1 (en) 2002-12-30 2014-03-04 Fannie Mae Method and system for pricing forward commitments for mortgage loans and for buying committed loans
US9076185B2 (en) 2004-11-30 2015-07-07 Michael Dell Orfano System and method for managing electronic real estate registry information
JP2017054448A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社三井住友銀行 住宅ローン事前審査システム、方法およびプログラム
CN111325520A (zh) * 2020-01-21 2020-06-23 重庆知翔科技有限公司 一种房产交易各环节监管方法
JP2020140461A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 株式会社フィンテックガーデン 情報処理装置、及び、プログラム
JP6832026B1 (ja) * 2020-04-14 2021-02-24 iYell株式会社 住宅ローン商品抽出システム及びプログラム
JP7477701B1 (ja) 2023-09-13 2024-05-01 株式会社伊予銀行 住宅関連業者用支援システム

Cited By (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7702580B1 (en) 2000-06-13 2010-04-20 Fannie Mae System and method for mortgage loan pricing, sale and funding
US8244628B1 (en) 2000-06-13 2012-08-14 Fannie Mae Computerized systems and methods for facilitating the flow of capital through the housing finance industry
US7765151B1 (en) 2000-06-13 2010-07-27 Fannie Mae Computerized systems and methods for facilitating the flow of capital through the housing finance industry
US7885889B2 (en) 2002-12-30 2011-02-08 Fannie Mae System and method for processing data pertaining to financial assets
US8666879B1 (en) 2002-12-30 2014-03-04 Fannie Mae Method and system for pricing forward commitments for mortgage loans and for buying committed loans
US8060440B2 (en) 2002-12-30 2011-11-15 Fannie Mae System and method for modifying attribute data pertaining to financial assets in a data processing system
US7979346B2 (en) 2002-12-30 2011-07-12 Fannie Mae System and method for pricing loans in the secondary mortgage market
US8065211B2 (en) 2002-12-30 2011-11-22 Fannie Mae System and method for creating and tracking agreements for selling loans to a secondary market purchaser
US9928546B2 (en) 2002-12-30 2018-03-27 Fannie Mae System and method for processing data pertaining to financial assets
US7742981B2 (en) 2002-12-30 2010-06-22 Fannie Mae Mortgage loan commitment system and method
US8671052B1 (en) 2002-12-30 2014-03-11 Fannie Mae Method and system for pricing forward commitments for mortgage loans and for buying committed loans
US7747519B2 (en) 2002-12-30 2010-06-29 Fannie Mae System and method for verifying loan data at delivery
US8423450B2 (en) 2002-12-30 2013-04-16 Fannie Mae System and method for processing data pertaining to financial assets
US7340424B2 (en) 2002-12-30 2008-03-04 Fannie Mae System and method for facilitating sale of a loan to a secondary market purchaser
US8032450B2 (en) 2002-12-30 2011-10-04 Fannie Mae Loan commitment system and method
US8515861B2 (en) 2002-12-30 2013-08-20 Fannie Mae System and method for facilitating sale of a loan to a secondary market purchaser
US7860787B2 (en) 2002-12-30 2010-12-28 Fannie Mae System and method for modifying attribute data pertaining to financial assets in a data processing system
US7809633B2 (en) 2002-12-30 2010-10-05 Fannie Mae System and method for pricing loans in the secondary mortgage market
US8024265B2 (en) 2002-12-30 2011-09-20 Fannie Mae System and method for verifying loan data at delivery
US8423451B1 (en) 2003-12-01 2013-04-16 Fannie Mai System and method for processing a loan
US8489498B1 (en) 2003-12-01 2013-07-16 Fannie Mae System and method for processing a loan
US7925579B1 (en) 2003-12-01 2011-04-12 Fannie Mae System and method for processing a loan
US7653592B1 (en) 2003-12-01 2010-01-26 Fannie Mae System and method for processing a loan
US7877320B1 (en) 2003-12-18 2011-01-25 Fannie Mae System and method for tracking and facilitating analysis of variance and recourse transactions
US7756778B1 (en) 2003-12-18 2010-07-13 Fannie Mae System and method for tracking and facilitating analysis of variance and recourse transactions
US7657475B1 (en) 2003-12-31 2010-02-02 Fannie Mae Property investment rating system and method
US7822680B1 (en) 2003-12-31 2010-10-26 Fannie Mae System and method for managing data pertaining to a plurality of financial assets for multifamily and housing developments
US7813990B1 (en) 2003-12-31 2010-10-12 Fannie Mae Property investment rating system and method
JP2006099591A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Asahi Kasei Homes Kk 住宅ローン債権の証券化情報提供システム
US9076185B2 (en) 2004-11-30 2015-07-07 Michael Dell Orfano System and method for managing electronic real estate registry information
US7693765B2 (en) 2004-11-30 2010-04-06 Michael Dell Orfano System and method for creating electronic real estate registration
US8160944B2 (en) 2004-11-30 2012-04-17 Michael Dell Orfano System and method for creating electronic real estate registration
US7801809B1 (en) 2005-06-24 2010-09-21 Fannie Mae System and method for management of delegated real estate project reviews
JP2007206982A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Promise Co Ltd 融資審査支援システム
US8438108B1 (en) 2006-03-27 2013-05-07 Fannie Mae System and method for transferring mortgage loan servicing rights
US7747526B1 (en) 2006-03-27 2010-06-29 Fannie Mae System and method for transferring mortgage loan servicing rights
JP2009009515A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Sumitomo Mitsui Banking Corp 住宅ローン事前審査申込システム及びその方法
JP2009110359A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Katsuyoshi Nagashima 重複申込判定方法およびそのシステム
JP2010205305A (ja) * 2010-06-21 2010-09-16 Asahi Kasei Homes Co 住宅ローン債権の情報提供方法及びそれを備えた住宅ローン債権の情報提供システム
JP2010205304A (ja) * 2010-06-21 2010-09-16 Asahi Kasei Homes Co 住宅ローン債権の情報提供方法及びそれを備えた住宅ローン債権の情報提供システム
JP2017054448A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社三井住友銀行 住宅ローン事前審査システム、方法およびプログラム
JP2020140461A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 株式会社フィンテックガーデン 情報処理装置、及び、プログラム
CN111325520A (zh) * 2020-01-21 2020-06-23 重庆知翔科技有限公司 一种房产交易各环节监管方法
CN111325520B (zh) * 2020-01-21 2023-10-31 江西才气软件技术有限公司 一种房产交易各环节监管方法
JP6832026B1 (ja) * 2020-04-14 2021-02-24 iYell株式会社 住宅ローン商品抽出システム及びプログラム
JP7477701B1 (ja) 2023-09-13 2024-05-01 株式会社伊予銀行 住宅関連業者用支援システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003223559A (ja) 住宅ローン契約システムおよび住宅ローン契約方法
USRE44626E1 (en) Application apparatus and method
US8433650B1 (en) Computerized process to, for example, automate the home sale, mortgage loan financing and settlement process, and the home mortgage loan refinancing and settlement processes
US7899712B2 (en) Method and apparatus for facilitating online payment transactions in a network-based transaction facility
JP5778751B2 (ja) 商品に係るリース取引サーバ、リース取引システム及びリース取引支援方法
US20110258003A1 (en) Advanced Messaging System and Method
US20120317016A1 (en) System and Method for Trading Debt Instruments
US20140180919A1 (en) Push Payment System and Method
US20060212393A1 (en) Payment system and method
US20140316975A1 (en) Method and apparatus for facilitating online payment transactions in a network-based transaction facility using multiple payment instruments
US20140019326A1 (en) Online trading system having real-time account opening
JP2002515991A (ja) 信用貸し及び債務申請のオンライン審査及び承認を行うシステムと方法
WO2006083755A2 (en) Systems and methods for automated processing, handling and facilitating a trade credit transaction
US10810692B1 (en) Computerized process to, for example, automate the home sale, mortgage loan financing and settlement process, and the home mortgage loan refinancing and settlement processes
US8186575B2 (en) Controlling card-based mortgage computing
JP2002092328A (ja) 株式売買システム及び株式売買方法
US20140032432A1 (en) Distressed properties marketing system and method
JP2016071724A (ja) 賃貸決済カード管理システム、賃貸決済カード管理システムの制御方法、賃貸決済カード管理システムプログラム及び記録媒体
WO2001027832A1 (en) A system and method facilitating mortgage banking and related real estate services
KR100737640B1 (ko) 담보콜거래 관리시스템 및 그 방법
JP6750080B1 (ja) 運用支援装置及び運用支援プログラム
JP2004145486A (ja) 証券担保金融システム及びその融資方法
JP2003256537A (ja) 残価設定リースにおける保証料算出システム
WO2002065364A1 (fr) Systeme d'assistance de paiement d'obligation
AU1195402A (en) Application apparatus and method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070403