JP2003219018A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

Info

Publication number
JP2003219018A
JP2003219018A JP2002009583A JP2002009583A JP2003219018A JP 2003219018 A JP2003219018 A JP 2003219018A JP 2002009583 A JP2002009583 A JP 2002009583A JP 2002009583 A JP2002009583 A JP 2002009583A JP 2003219018 A JP2003219018 A JP 2003219018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
history
partner station
line
connection request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002009583A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Shimazu
憲一 島津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2002009583A priority Critical patent/JP2003219018A/ja
Publication of JP2003219018A publication Critical patent/JP2003219018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信相手毎に通信履歴の確認が簡単に行える通
信端末装置を提供する。 【解決手段】通信端末装置1は、発信履歴および着信履
歴から指定された相手局についてのレコードを抽出し、
ここで抽出したレコードを回線の接続時間順に並べた通
信履歴データを作成する。この通信履歴データに基づい
て表示部5に通信履歴を表示する。したがって、ユーザ
は指定した相手局との通信履歴の確認が簡単に行える。
また、相手局毎に通信履歴を記憶する記憶領域を設ける
のではなく、発信履歴、および着信履歴からソフト処理
で通信履歴を作成するようにしたので、本体に必要な記
憶容量の増加が抑えられ、コストアップも防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公衆回線を介し
て接続された相手局との通信を制御する通信端末装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な電話機には、相手局の名
前と電話番号(回線番号)とを対応付けて登録する電話
帳機能が設けられていた。電話帳機能に登録されている
相手局への発信は、登録されている相手局の名前を選択
することにより行える。したがって、ユーザは電話帳機
能に登録している相手局の電話番号を記憶していなくて
も、該相手局に発信できる。また、ワンタッチダイヤル
機能や、短縮ダイヤル機能を備えた電話機もあった。ワ
ンタッチダイヤル機能は、特定のキー(ワンタッチダイ
ヤルキー)が操作されたときに、操作されたワンタッチ
ダイヤルキーに割り当てられている電話番号の局に回線
の接続要求を発信する機能である。ワンタッチダイヤル
機能を有する電話機は、複数のワンタッチダイヤルキー
が設けられており、ワンタッチダイヤルキー毎に電話番
号を割り当てることができる。短縮ダイヤル機能は、特
定のキー(短縮キー)と1つまたは2つのダイヤルキー
との組み合わせに対して電話番号を割り当て、操作され
たキーの組み合わせに対して割り当てられている電話番
号の局に回線の接続要求を発信する機能である。
【0003】また、公衆回線において、発信側からの接
続要求とともに、該発信側の電話番号を着信側に通知す
る発信者番号通知サービスがすでに実施されている。こ
の発信者番号通知サービスにより通知された発信者番号
に基づいて、発信者を表示する機能を備えた電話機もあ
る。この電話機は、相手局の名前と回線番号とを対応付
けて登録している上記電話帳機能等を利用して発信者の
名前を検索し、表示している。この機能により、着信側
では発信側との回線を接続する前に発信者を確認するこ
とができる。
【0004】さらに、発信履歴や着信履歴を記憶する電
話機も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電話機は、発信履歴、または着信履歴を表示させること
により、ユーザが発信した相手局や、着信した相手局の
確認が行えるだけであった。このため、特定の相手局と
の通信履歴(発信、および着信の両方)を確認する場
合、 発信履歴を表示させて該相手局に対する発信履歴を確
認し、 着信履歴を表示させて該相手局との着信履歴を確認
し、 ここで確認した発信履歴、および着信履歴を時間順に
並べる、という作業をユーザが行わなければならず、特
定の相手局との通信履歴の確認に手間がかかり、操作性
が良くないという問題があった。
【0006】なお、本体に記憶している着信履歴や発信
履歴を利用して、ユーザの操作性を向上させることは、
特開平7−95279、特開平10−126482、特
開2000−174891l、や特開平11−1640
03等で提案されているが、特定の相手局の通信履歴の
確認が簡単に行える電話機についてはこれまで一切提案
されていなかった。
【0007】この発明の目的は、通信相手毎に通信履歴
の確認が簡単に行える通信端末装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の通信端末装置
は、上記課題を解決するために以下の構成を備えてい
る。
【0009】(1)公衆回線を介して指定された相手局
に回線の接続要求を発信する発信手段と、公衆回線を介
して任意の相手局から発信されてきた回線の接続要求を
着信する着信手段と、上記発信手段により上記接続要求
を発信した相手局、または上記着信手段により上記接続
要求を着信した相手局との回線接続後に、該相手局との
通信を制御する通信制御手段と、上記発信手段により上
記接続要求を発信した相手局との通信にかかる履歴を蓄
積的に記憶する発信履歴記憶手段と、上記着信手段によ
り上記接続要求を着信した相手局との通信にかかる履歴
を蓄積的に記憶する着信履歴記憶手段と、を備えた通信
端末装置において、上記発信履歴記憶手段、および上記
着信履歴記憶手段から指定された相手局との通信にかか
る履歴を抽出し、該相手局との通信履歴を作成する通信
履歴作成手段と、上記通信履歴作成手段が作成した通信
履歴を表示する通信履歴表示手段と、を備えている。
【0010】この構成では、発信手段により接続要求を
発信した相手局との通信にかかる履歴を蓄積的に記憶す
る発信履歴記憶手段および、着信手段により接続要求を
着信した相手局との通信にかかる履歴を蓄積的に記憶す
る着信履歴記憶手段から、指定された相手局の履歴を抽
出し、該相手局についての通信履歴を作成し、ここで作
成した通信履歴を表示する。したがって、ユーザは相手
局を指定するだけで、指定した相手局との通信履歴を簡
単に確認することができ、操作性の向上が図れる。
【0011】また、特定の相手局との通信履歴を表示す
るために、相手局ごとに通信履歴を記憶する記憶部を設
けるのではなく、発信履歴、および着信履歴を用いて通
信履歴を作成する構成としたので、本体に必要な記憶容
量の増加が抑えられ、本体のコストアップも防止でき
る。
【0012】(2)上記発信履歴記憶手段、および上記
着信履歴記憶手段は、上記通信制御手段により相手局と
の回線が接続された回線接続開始時間、および回線が切
断された回線切断時間を記憶している。
【0013】この構成では、発信履歴記憶手段、および
着信履歴記憶手段に、相手局との回線が接続された回線
接続開始時間、および回線が切断された回線切断時間を
記憶しているので、回線接続開始時間と回線切断時間通
信時間との差(回線切断時間−回線接続時間)である通
信時間を出力することにより、より細かい通信履歴をユ
ーザに確認させることができる。
【0014】(3)上記着信手段が回線の接続要求を着
信したときに、上記通信履歴作成手段に対して該接続要
求を着信した相手局を指定して、上記通信履歴を作成さ
せる。
【0015】この構成では、公衆回線を介して相手局か
らの接続要求を着信したときに、この相手局についての
通信履歴が作成され表示される。したがって、ユーザは
この相手局との通信履歴を着信時に特別な操作を行うこ
となく確認できる。
【0016】(4)上記発信手段が回線の接続要求を発
信したときに、上記通信履歴作成手段に対して該接続要
求を発信した相手局を指定して、上記通信履歴を作成さ
せる。
【0017】この構成では、公衆回線を介して指定され
た相手局に接続要求を発信したときに、この相手局につ
いての通信履歴が作成され表示される。したがって、ユ
ーザはこの相手局との通信履歴を発信時に特別な操作を
行うことなく確認できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態である
通信端末装置について詳細に説明する。
【0019】図1は、この発明の実施形態である通信端
末装置の構成を示すブロック図である。この実施形態の
通信端末装置1は、本体1の動作を制御する制御部2
と、後述する電話帳データ等を記憶する記憶部3と、ダ
イヤルキー等の操作キーが配置された操作部4と、本体
の動作状態等を表示する表示部5と、公衆回線10を介
して接続された相手局との通信を制御する通信制御部6
と、スピーカにおける着信音等の出力や、ハンドセット
における音声の入出力を処理する音声信号処理部7とを
備えている。
【0020】記憶部3には、電話帳記憶領域11、発信
履歴記憶領域12、着信履歴記憶領域13、および留守
録記憶領域14が設けられている。電話帳記憶領域11
には、図2に示す電話帳データが記憶されている。電話
帳データは、相手局毎に相手局の名前と該相手局の回線
番号とを対応付けたレコードを登録したデータである。
【0021】なお、ワンタッチダイヤル機能を有する通
信端末装置1であれば、ワンタッチダイヤルキーを割り
当てた相手局のレコードには、該相手局に割り当てたワ
ンタッチダイヤルキーを示すデータも含まれている。ま
た、短縮ダイヤル機能を有する通信端末装置1であれ
ば、短縮ダイヤル番号を割り当てた相手局のレコードに
は、該相手局に割り当てた短縮ダイヤル番号を示すデー
タも含まれている。
【0022】ワンタッチダイヤル機能、および短縮ダイ
ヤル機能については周知であるので、ここでは説明を省
略する。
【0023】発信履歴記憶領域12には、図3に示す発
信履歴データが記憶されている。発信履歴データは、操
作部4において発信操作が行われる毎に、回線の接続要
求を発信した相手局の名前、回線の接続日、回線の接続
時間、および回線の切断時間を対応付けたレコードを蓄
積的に登録したデータである。
【0024】なお、相手局に対して回線の接続要求を発
信したが、該相手局との回線が接続されなかった場合、
回線の接続要求を発信した日を回線の接続日とし、回線
の接続要求を発信した時間を回線の接続時間とし、回線
の切断時間を空きデータとしたレコードを発信履歴デー
タに登録する。したがって、回線切断時間が空きデータ
であるレコードは、相手局に対して回線の接続要求を発
信したが、該相手局との回線が接続されなかったときの
履歴である。
【0025】また、電話帳データに登録されていない電
話番号への発信時には、該相手局の電話番号を相手局の
名前にしたレコードを発信履歴データに登録する。
【0026】着信履歴記憶領域13には、図4に示す着
信履歴データが記憶されている。着信履歴データは、公
衆回線10を介して発信されてきた回線の接続要求を着
信する毎に、回線の接続要求を発信してきた相手局の名
前、回線の接続日、回線の接続時間、回線の切断時間、
および回線の接続時に留守録された音声データを特定す
る留守録データ番号、を対応付けたレコードを蓄積的に
登録したデータである。
【0027】回線の接続要求を発信してきた相手局の名
前は、接続要求とともに送られてくる発信者の電話番号
(発信者番号)をキーにして電話帳を検索することによ
り取得する。発信者番号が電話帳に登録されていない電
話番号であれば、該発信者番号を相手局の名前にしたレ
コードを着信履歴データに登録する。また、発信者番号
が通知されなかったときには、相手局の名前を非通知と
したレコードを着信履歴データに登録する。
【0028】なお、回線の接続要求を着信した相手局と
の回線が接続されなかった場合、回線の接続要求を着信
した日を回線の接続日とし、回線の接続要求を着信した
時間を回線の接続時間とし、回線の切断時間を空きデー
タとしたレコードを着信履歴データに登録する。したが
って、回線切断時間が空きデータであるレコードは、相
手局から回線の接続要求を着信したが、該相手局との回
線が接続されなかったときの履歴である。また、留守録
データ番号は留守録データが無い着信については空きデ
ータとなっている。
【0029】留守録記憶領域14には、図5に示す留守
録データが記憶されている。留守録データは、留守録デ
ータ番号と音声メッセージとを対応付けたレコードを登
録したデータである。留守録データの音声メッセージ
は、本体が周知の留守番電話モードで回線の接続要求を
着信した相手局との回線を接続し、回線接続後に相手局
から送られてきた音声を記録したものである。
【0030】図6は、この実施形態の通信端末装置の動
作を示すフローチャートである。通信端末装置1は、公
衆回線10を介して回線の接続要求が発信されてくるか
(回線の接続要求を着信するか)(s1)、操作部4に
おいて入力操作が行われるのを監視している(s2)。
通信端末装置1は、回線の接続要求を着信すると、着信
処理を行う(s3)。また、操作部4において何らかの
入力操作が行われると、この入力操作に応じた処理を実
行する(s4)。
【0031】s4で実行される主な処理は、発信処理、
電話帳登録処理、発信履歴表示処理、着信履歴表示処
理、通信履歴表示処理である。通信端末装置1は、上記
s1〜s4の処理を繰り返し実行している。
【0032】電話帳登録処理は、入力された相手局の名
前と電話番号とを対応付けたレコードを電話帳記憶領域
11に記憶されている電話帳データに登録する処理であ
る。発信履歴表示処理は発信履歴記憶領域12に記憶さ
れている発信履歴データに基づいて発信履歴を表示部5
に表示する処理である。着信履歴表示処理は着信履歴記
憶領域13に記憶されている着信履歴データに基づいて
着信履歴を表示部5に表示する処理である。電話帳登録
処理、発信履歴表示処理、着信履歴表示処理については
周知であるので、ここでは説明を省略する。
【0033】次に、通信履歴表示処理について説明す
る。図7は、通信履歴表示処理を示すフローチャートで
ある。
【0034】通信端末装置1は、通信履歴を表示する相
手局の指定を受け付ける(s11)。s11では、電話
帳に登録されている相手局の名前を一覧で表示し選択さ
せてもよいし、指定する相手局の電話番号を入力させて
もよいし、他の方法で相手局を指定させてもよい。通信
端末装置1は、s11で相手局の指定を受け付けると、
s11で指定された相手局についての通信履歴データを
作成する(s12)。s12では、発信履歴記憶領域1
2に記憶されている発信履歴データ、および着信履歴記
憶領域13に記憶されている着信履歴データから、s1
1で指定された相手局のレコードを全て抽出し、ここで
抽出したレコードを回線接続日時が新しい順番に並べた
通信履歴データを作成する。
【0035】したがって、s12ではs11で指定され
た相手局との通信(発信による通信、および着信よる通
信の両方)にかかる履歴データが作成される。
【0036】通信端末装置1は、s12で作成した通信
履歴データに基づいて、表示部5に通信履歴を表示する
通信履歴表示処理を行って本処理を終了する(s1
3)。
【0037】図8は、通信履歴が表示された表示部の画
面を示す図である。表示部5には、通信相手(s11で
指定された相手局)の名前、および電話番号が表示され
るとともに、この通信相手との、これまでの通信につい
ての履歴が表示されている。この実施形態では、発信、
着信の種別、通信日、通信開始時刻、通信時間、留守録
の有無を表示するようにした。発信、着信の種別は、自
局が相手局に対して発信したのか、相手局から着信した
のかを示している。通信日、通信開始時刻は、発信履歴
データまたは着信履歴データにおける回線接続日、回線
接続時間である。通信時間は、発信履歴データまたは着
信履歴データにおける回線接続時間と回線切断時間との
差(回線切断時間−回線接続時間)である。さらに、留
守録データの有無を示しており、留守番電話機能で着信
したのかどうかをユーザが確認できるようにしている。
【0038】このように、この実施形態の通信端末装置
1は指定した相手局についての発信履歴、着信履歴を纏
めた通信履歴を表示部5に表示させることができるの
で、特定の相手局との通信履歴の確認が簡単に行え、ユ
ーザの操作性の向上が図れる。
【0039】また、相手局毎に通信履歴を記憶する記憶
領域を設けるのではなく、発信履歴、および着信履歴か
らソフト処理で通信履歴を作成するようにしたので、本
体に必要な記憶容量の増加が抑えられ、コストアップも
防止できる。
【0040】さらに、通信時間を表示するようにしたの
で、ユーザは相手局との通信時間の確認が簡単に行え
る。
【0041】また、通信端末装置1は発信処理時に図9
に示す処理を行う。図9は、発信処理時の動作を示すフ
ローチャートである。通信端末装置1は、発信先となる
相手局の指定を受け付ける(s21)。s21では、電
話帳に登録されている相手局の名前を一覧で表示し選択
させてもよいし、指定する相手局の電話番号を入力させ
てもよいし、ワンタッチダイヤルキーの操作や短縮ダイ
ヤル番号の入力操作等、他の方法で相手局を指定させて
もよい。
【0042】通信端末装置1は、s21で相手局の指定
を受け付けると、ここで指定された相手局に対して回線
の接続要求を発信するとともに(s22)、指定された
相手局について通信履歴データを作成し(s23)、こ
こで作成した通信履歴データに基づく通信履歴を表示部
5に表示する(s24)。s23、s24の処理は、上
記s12、s13の処理と同じ処理である。
【0043】その後、通信端末装置1は回線の接続要求
を行った相手局との回線が接続されるか(s25)、こ
の相手局に対する発信を中止する操作が行われるの待つ
(s26)。通信端末装置1は、回線が接続されると回
線が接続された相手局との通信処理を行う(s27)。
反対に発信を中止する操作が行われると、回線の接続要
求の発信を中止する中止処理を行って本処理を終了する
(s28)。
【0044】s27、s28では、今回の発信履歴を示
すレコードを作成し、このレコードを発信履歴データに
登録する処理も行われる。
【0045】このように、発信時には発信先の相手局と
の、これまでの通信履歴が作成され、表示部5に表示さ
れる。これにより、ユーザは発信時に、これから通信す
る相手との、これまでの通信履歴を特別な操作を行うこ
となく確認することができる。したがって、ユーザの操
作性の一層の向上が図れる。
【0046】さらに、s3にかかる着信処理について説
明する。図10は着信処理を示すフローチャートであ
る。通信端末装置1は、公衆回線10を介して発信され
てきた接続要求とともに、相手局の回線番号が通知され
ているかどうかを判定し、通知されていなければ表示部
5に非通知を表示する(s31、s32)。一方、発信
者番号が通知されていると、この発信者番号から識別さ
れる相手局について通信履歴データを作成し(s3
3)、ここで作成した通信履歴データに基づく通信履歴
を表示部5に表示する(s34)。s33、s34の処
理は、上記s12、s13の処理と同じ処理である。
【0047】通信端末装置1は、回線の接続操作が行わ
れるか、相手局からの回線の接続要求が途絶えるのを監
視する(s35、s36)。
【0048】なお、通信端末装置1はこのとき着信音を
出力する等して、着信要求があることを(電話がかかっ
てきていることを)ユーザに報知している。
【0049】通信端末装置1は、回線の接続操作が行わ
れると相手局との通信処理を行って本処理を終了する
(s37)。反対に相手局からの回線の接続要求が途絶
えると、中止処理を行って本処理を終了する(s3
8)。
【0050】このように、着信時も上記発信時と同様
に、相手局とのこれまでの通信履歴を表示部5に表示す
るようにしたので、ユーザは着信時にも、これから通信
する相手との、これまでの通信履歴を特別な操作を行う
ことなく確認することができる。したがって、ユーザの
操作性の一層の向上が図れる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、指定
した通信相手との、これまでの通信履歴が表示されるの
で、ユーザの操作性の向上が図れる。
【0052】また、発信履歴および着信履歴に基づいて
通信履歴を作成し、表示するようにしたので、本体に必
要な記憶容量の増加が抑えられ、コストアップも防止で
きる。
【0053】さらに、発信時、および着信時に、特別な
操作を行うことなく、相手局とのこれまでの通信履歴を
確認することができ、ユーザの操作性の一層の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である通信端末装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】電話帳データを示す図である。
【図3】発信履歴データを示す図である。
【図4】着信履歴データを示す時である。
【図5】留守録データを示す図である。
【図6】この実施形態の通信端末装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】通信履歴表示処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】通信履歴を表示した表示部の画面を示す図であ
る。
【図9】着信処理を示すフローチャートである。
【図10】発信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−通信端末装置 2−制御部 3−記憶部 4−操作部 5−表示部 6−通信制御部 7−音声信号処理部 10公衆回線 11−電話帳記憶領域 12−発信履歴記憶領域 13−着信履歴記憶領域 14−留守録記憶領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を介して指定された相手局に回
    線の接続要求を発信する発信手段と、 公衆回線を介して任意の相手局から発信されてきた回線
    の接続要求を着信する着信手段と、 上記発信手段により上記接続要求を発信した相手局、ま
    たは上記着信手段により上記接続要求を着信した相手局
    との回線接続後に、該相手局との通信を制御する通信制
    御手段と、 上記発信手段により上記接続要求を発信した相手局との
    通信にかかる履歴を蓄積的に記憶する発信履歴記憶手段
    と、 上記着信手段により上記接続要求を着信した相手局との
    通信にかかる履歴を蓄積的に記憶する着信履歴記憶手段
    と、を備えた通信端末装置において、 上記発信履歴記憶手段、および上記着信履歴記憶手段か
    ら指定された相手局との通信にかかる履歴を抽出し、該
    相手局との通信履歴を作成する通信履歴作成手段と、 上記通信履歴作成手段が作成した通信履歴を表示する通
    信履歴表示手段と、を備え、 上記発信履歴記憶手段、および上記着信履歴記憶手段
    は、上記通信制御手段により相手局との回線が接続され
    た回線接続開始時間、および回線が切断された回線切断
    時間を記憶し、 上記着信手段が回線の接続要求を着信したときに、上記
    通信履歴作成手段に対して該接続要求を着信した相手局
    を指定して、上記通信履歴を作成させ、上記発信手段が
    回線の接続要求を発信したときに、上記通信履歴作成手
    段に対して該接続要求を発信した相手局を指定して、上
    記通信履歴を作成させる通信端末装置。
  2. 【請求項2】 公衆回線を介して指定された相手局に回
    線の接続要求を発信する発信手段と、 公衆回線を介して任意の相手局から発信されてきた回線
    の接続要求を着信する着信手段と、 上記発信手段により上記接続要求を発信した相手局、ま
    たは上記着信手段により上記接続要求を着信した相手局
    との回線接続後に、該相手局との通信を制御する通信制
    御手段と、 上記発信手段により上記接続要求を発信した相手局との
    通信にかかる履歴を蓄積的に記憶する発信履歴記憶手段
    と、 上記着信手段により上記接続要求を着信した相手局との
    通信にかかる履歴を蓄積的に記憶する着信履歴記憶手段
    と、を備えた通信端末装置において、 上記発信履歴記憶手段、および上記着信履歴記憶手段か
    ら指定された相手局との通信にかかる履歴を抽出し、該
    相手局との通信履歴を作成する通信履歴作成手段と、 上記通信履歴作成手段が作成した通信履歴を表示する通
    信履歴表示手段と、を備えた通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記発信履歴記憶手段、および上記着信
    履歴記憶手段は、上記通信制御手段により相手局との回
    線が接続された回線接続開始時間、および回線が切断さ
    れた回線切断時間を記憶している請求項2に記載の通信
    端末装置。
  4. 【請求項4】 上記着信手段が回線の接続要求を着信し
    たときに、上記通信履歴作成手段に対して該接続要求を
    着信した相手局を指定して、上記通信履歴を作成させる
    請求項2または3に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 上記発信手段が回線の接続要求を発信し
    たときに、上記通信履歴作成手段に対して該接続要求を
    発信した相手局を指定して、上記通信履歴を作成させる
    請求項2〜4のいずれかに記載の通信端末装置。
JP2002009583A 2002-01-18 2002-01-18 通信端末装置 Pending JP2003219018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009583A JP2003219018A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002009583A JP2003219018A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003219018A true JP2003219018A (ja) 2003-07-31

Family

ID=27647560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002009583A Pending JP2003219018A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003219018A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109328A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Sharp Corp 出力装置および出力方法
JP2008022241A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Nec Saitama Ltd 通信端末装置及び通信端末装置の制御方法
JP2013118662A (ja) * 2004-09-13 2013-06-13 Research In Motion Ltd 改良された通話記録を有する携帯型電子デバイスおよびその方法
JP2015073189A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 株式会社東広 通話履歴情報表示プログラム
US9843666B2 (en) 2004-09-13 2017-12-12 Blackberry Limited Handheld electronic device having improved phone call log, and associated method

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013118662A (ja) * 2004-09-13 2013-06-13 Research In Motion Ltd 改良された通話記録を有する携帯型電子デバイスおよびその方法
US9843666B2 (en) 2004-09-13 2017-12-12 Blackberry Limited Handheld electronic device having improved phone call log, and associated method
US10291770B2 (en) 2004-09-13 2019-05-14 Blackberry Limited Handheld electronic device having improved phone call log, and associated method
US10880426B2 (en) 2004-09-13 2020-12-29 Blackberry Limited Handheld electronic device having improved phone call log, and associated method
US11778088B2 (en) 2004-09-13 2023-10-03 Blackberry Limited Handheld electronic device having improved phone call log, and associated method
JP2006109328A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Sharp Corp 出力装置および出力方法
JP4565959B2 (ja) * 2004-10-08 2010-10-20 シャープ株式会社 出力装置および出力方法
JP2008022241A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Nec Saitama Ltd 通信端末装置及び通信端末装置の制御方法
JP2015073189A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 株式会社東広 通話履歴情報表示プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7860230B2 (en) Telephone call screening and routing device and related method
US20040208167A1 (en) Internet telephone apparatus and internet telephone system
JP2003283642A (ja) ネットワーク電話での発信者情報表示方法およびネットワーク電話システム、ゲートウェイ装置ならびに情報端末装置
JP3883104B2 (ja) 情報提供システム及び通信端末並びにネットワーク装置
JP2003219018A (ja) 通信端末装置
KR100607703B1 (ko) 듀얼모드 착발신 전화 단말기
JP3921983B2 (ja) 電話装置
JP3452130B2 (ja) 通信端末装置
JP3529283B2 (ja) 回線選択装置
JP2000324210A5 (ja) 相手先時刻表示装置
JP3748329B2 (ja) 無線通信機
JP2005328306A (ja) 通信システム
KR20020007448A (ko) 자동 발신 방법
JPH1198256A (ja) 通信端末機及びディジタル交換機ならびに発信者情報転送システム
JP3600183B2 (ja) 発信代行装置及び方法
JP2001298506A (ja) 発信者番号転送装置及び転送方法
JP3544327B2 (ja) 通信装置
JP2001320484A (ja) 携帯電話機および電話交換機
JPH11150598A (ja) 無線端末の制御方法及び無線端末
JP2522578B2 (ja) オ―トダイヤル式網制御装置
JP2005210355A (ja) 構内交換システム
JP2000224292A (ja) 通信端末装置
JPH11127236A (ja) 発信者通知システムおよび方法
JPH10290293A (ja) 電話呼出制御システム
JP2004186976A (ja) 着信者課金方式通話方法