JP2003208343A - ファイル作成・閲覧方法、ファイル作成方法、ファイル閲覧方法、ファイル構造及びプログラム - Google Patents
ファイル作成・閲覧方法、ファイル作成方法、ファイル閲覧方法、ファイル構造及びプログラムInfo
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Abstract
ユーザのファイル操作を適切に補助でき、OS側プログ
ラムとアプリケーション・プログラム側とでその開発の
前後を問わない新規な技術を提供する。 【解決手段】 ファイル・コンテンツ情報の内容に対応
してコンピュータ上でのユーザのファイル操作を補助す
るための処理を実行する管理プログラムコードをファイ
ル・コンテンツ情報とともに1つのファイル中に持つフ
ァイル構造を利用することで、拡張子に頼る場合と異な
り、OS側からの呼び出しでこの管理プログラムコード
による処理を実行させることによりファイル選択等のフ
ァイル操作を適切に補助できるようにした。管理プログ
ラムコードはOS側プログラムから全てのファイルにつ
いて共通に規定されたインタフェースに基づき呼び出し
可能であるので、OS側プログラムとアプリケーション
・プログラム側とでその開発の前後を問わず、適用可能
となる。
Description
けるファイル作成・閲覧方法、ファイル作成方法、ファ
イル閲覧方法、ファイル構造及びプログラムに関する。
力されたデータをプログラムに従って処理し、その処理
結果のデータを出力する。現在の一般的なコンピュータ
は、データとプログラムとを何れも「ファイル」と言う
形でハードディスク等の二次記憶装置に保持している。
そこで、コンピュータの中央演算装置(CPU)は、必
要な時に二次記憶装置に格納されたファイルから半導体
メモリ等の一次記憶装置に読み込み、読み込まれたプロ
グラムとデータに従って情報処理を行う。このような構
成により、コンピュータは、二次記憶装置に複数のプロ
グラムファイルと複数のデータファイルとを保持させ、
操作者はそれらのプログラムファイル及びデータファイ
ルの中から目的に応じて必要なファイルを選択して、コ
ンピュータに情報処理を行わせている。
ル選択操作等に関して、ファイル管理方式の発展経緯等
を踏まえて概説する。近年、ファイルの選択を容易に行
えるようにするオペレーティング・システム(OS)が
発達してきている。そのようなOSにおいて採用されて
いるファイル管理方式は、「ファイル名」と「拡張子」
とによりファイルを特定し、ファイルに仮想的な階層構
造であるディレクトリ構造を設ける方式である。ユーザ
は、どのようなファイルか分かるようにファイル名を個
々のファイルに付けることができる。また、どのような
種類のファイルか判別できるように拡張子を付すことも
できる。このように、現在一般的にファイルには、XX
XX.YYY (XXXX:ファイル名 YYY:拡張
子)という形式のファイル識別情報、即ちファイル名が
付けられている。また、これらのファイルを目的毎に整
理できるように二次記憶装置を仮想的に階層構造化し、
ユーザの見た目ではファイルを階層的に保持するディレ
クトリ構造を採用するのが一般的である。
e)を採用した近年のOSは、データファイルの拡張子
を基にファイルの種類を識別し、その種類に対応した
「アイコン」と呼ばれる図形をファイル名と共に表示す
る。また、情報処理を行うアプリケーション・プログラ
ムの場合には、視覚的にアプリケーション・プログラム
を連想させるアイコンをアプリケーション・プログラム
名と共に表示する。さらに、そのアプリケーション・プ
ログラムで作成したファイルには、そのアプリケーショ
ン・プログラムにより作成されたファイルであることを
識別させるための拡張子をつけることで、当該アプリケ
ーション・プログラムで作成したファイルを表すアイコ
ンを表示させている。
イルの種類を識別し、それに対応するアイコンにより視
覚的に表示し、ファイル名によりどのようなファイルか
をユーザに判断させて、ファイル選択を行わせている。
また、これ以外にはファイルの作成日時等を併せて表示
することでファイル選択の補助を行っている。
のファイルから目的のファイルを選択するのは困難な場
合がある。特に、画像情報、動画像情報、音声情報等の
ファイルについては、適切なファイル名を付けないとな
かなか簡単には目的のファイルを見つけ出すことができ
ない。
についてのファイル名一覧表示時に、画像ファイルの内
容を読み込み、これをいわゆる「サムネール」と言う形
で縮小表示することが行われている。また、一部のアプ
リケーション・プログラムにより作成されたファイル
は、一覧表示時にファイルの内容を読み込み、その内容
を縮小表示することが行われている。しかしながら、こ
のような方法ではOSが、ファイルのフォーマットを解
釈できないと表示を行うことができない。即ち、OS
が、当該機能に対応しているアプリケーション・プログ
ラムが作成したファイルしかサムネール表示を行うこと
ができないという制約がある。従って、使用しているO
Sより後に開発されたアプリケーション・プログラムが
作成したファイルについては、このような機能の対象外
となる。
よれば、アイコンパターンとそれに対応するメニューデ
ータ、編集ツール、データファイルの記憶位置を予めフ
ァイル定義情報登録手段として記憶しておき、ユーザが
選択したアイコンに対応する動作を行う具体的な例が示
されている。これは、ユーザがアイコンにより簡単にア
プリケーション・プログラムを指示することができるよ
うに、予めアイコンとアプリケーション・プログラムと
を関連付けるものである。この方式は上述したように単
にデータファイルの拡張子に対応するアプリケーション
・プログラムを起動する手立てを示しているに過ぎず、
このような対応関係の設定をユーザが行う必要がある。
よれば、ファイルの特徴を示すためにファイル内のデー
タの一部をイメージ化し、アイコンとして用いる具体的
な例が示されている。このような方法はイメージ化され
るファイルのフォーマットを解釈できるアプリケーショ
ン・プログラムによりイメージ化が可能となるが、通
常、ファイルのフォーマットを決めるのはアプリケーシ
ョン・プログラムの提供者であり、この提供者は必ずし
もOSの提供者ではないので、全てのファイルに汎用的
には利用できない。また、特定のファイルにのみこのよ
うな機能を提供しても、ユーザは他の種類のファイルと
異なる操作を強いられることになるため、却って使いに
くいものになってしまう。
に表示するファイル管理方法が提案されているが、これ
らの方法ではファイル管理プログラム(ファイル名閲覧
プログラム)が対応しているフォーマットのファイルの
みアイコン表示が可能となる。また、通常、ファイル管
理プログラムはOSに組み込まれているために、ファイ
ルを作成するためのアプリケーション・プログラムより
前に開発される。従って、新たに開発されたアプリケー
ション・プログラムによって作成されたデータファイル
に、ファイル管理プログラムは対応できない。
の技術として特開平11―224322号公報例があ
る。この公報においては、画像データと共に画像表示プ
ログラムを有するファイルが提案されている。これは、
画像を表示するためのアプリケーション・プログラムが
インストールされていないコンピュータにおいて、当該
画像の表示を可能とするための技術である。即ち、ファ
イル選択やファイル実操作等のファイル操作の補助を行
うためではなく、実際にファイルの内容を見るために画
像表示プログラム(アプリケーション・プログラム)が
含められているものである。また、ファイルの内容を知
りたい時、ユーザは、必ず画像表示プログラムを起動す
る必要がある。
なインタフェースを設けているわけではなく、単に画像
を表示することを容易にするだけであって、複数のファ
イルの中から特定のファイルを選択したり、ファイル実
操作を指示したりする際の補助を行うものはない。
年、コンピュータの性能は急速に向上してきている。こ
の性能向上を必要とした要因の一つは、ユーザインタフ
ェースのグラフィカル化である。現在最も一般的なパー
ソナル・コンピュータは、GUIを採用したOSを搭載
している。このOSは、キャラクタベースのOSに比べ
て、情報をグラフィカルに表示・処理するため、多くの
コンピュータ・リソースを必要とする。そのため、本来
コンピュータに必要な処理能力以上のものが求められて
いる。裏を返せば現在のコンピュータでは、ユーザイン
タフェースの向上が大きな課題となっている。
続等によりマルチメディアを扱うようになり、更なる処
理能力の向上が求められており、現在ではGUIの処理
に十分な処理能力を持つコンピュータが提供されてい
る。
用する場合、ユーザはアプリケーション・プログラムを
起動させたり、データファイルを選択したりするため
に、複数のファイルの中から目的のファイルを見つけ出
す必要がある。固有のファイル名とファイルの種類を表
す拡張子とを拠り所にして目的のファイルを探し出すの
ではコンピュータに不慣れなユーザにとって大きな負担
となるため、前述したように、より使いやすいインタフ
ェースとしてアイコンと言う図形をファイル表示に採用
してファイル選択を補助している。しかしながら、アイ
コンだけではファイルの種類を視覚的に表しているだけ
で、そのファイルの内容や状態を示すことはできない。
チが提案されているが、これらのアプローチではファイ
ルを管理するファイル管理プログラムに全てが委ねられ
ている。また、通常、各種のアプリケーション・プログ
ラムは異なる複数の製造者により提供され、ファイル管
理プログラムの製造者が作ったアプリケーション・プロ
グラム以外のアプリケーション・プログラムでは、この
ようなアプローチの恩恵を受けることができない。ま
た、アプリケーション・プログラムにより作成されたフ
ァイルも同様にこのようなアプローチの恩恵を受けるこ
とができない。
のファイル管理方式は、アプリケーション・プログラム
毎に拡張子をファイル管理プログラムに登録し、登録さ
れた拡張子に基づいてアイコンを表示させたり、データ
ファイルに関連するアプリケーション・プログラムを起
動させたりするもので、拡張子に対するアプリケーショ
ン・プログラムは一意に決定する必要があった。
操作を補助するためのファイルのアイコン表示、サムネ
ール表示等が拡張子に基づくものであり、以下のような
問題点がある。
づいて行っているので、既に拡張子が決定している標準
的なデータファイル(画像、HTML等)の場合は、そ
のデータを作成したアプリケーションを表すアイコンが
表示されるとは限らない(拡張子はユーザが無闇に変更
してはならず、かつ、異なるアプリケーションが同一の
拡張子のデータファイルを作成するのは好ましくない
が、現実には、画像ファイルフォーマットやHTML文
書等では同一の拡張子をつける必要がある)。
てしまう。例えば、画像ファイルの拡張子をテキストフ
ァイルの拡張子に変更すると、変更されたファイルのア
イコンがテキストファイルであると表示され、かつ、間
違ったアプリケーション・プログラムが起動してしま
う。
表示を行わせることができない。
る場合、サムネール表示を行わせるファイル管理プログ
ラム(ファイル名閲覧プログラム)は開発された時点で
データファイルのフォーマットが公知になっていないと
表示させることができない。
い新たなファイル構造によりユーザのファイル操作を適
切に補助することができ、OS側プログラムとアプリケ
ーション・プログラム側とでその開発の前後を問わない
適用が可能な新規な技術を提供することである。
ァイル作成・閲覧方法は、コンピュータにより実行され
るプログラムコード又は処理されるデータであるファイ
ル・コンテンツ情報の保存指示を受け付けるステップ
と、当該ファイル用のアプリケーション・プログラム提
供者により予め用意され、オペレーティング・システム
側プログラムから全てのファイルについて共通に規定さ
れたインタフェースに基づき呼び出し可能で前記ファイ
ル・コンテンツ情報の内容に対応して前記コンピュータ
上でのユーザのファイル操作を補助するための処理を実
行する管理プログラムコードを取得するステップと、前
記ファイル・コンテンツ情報と前記管理プログラムコー
ドとを1つのファイルとして記憶装置に格納するステッ
プと、対象となるファイルに関して、規定された前記イ
ンタフェースに基づき前記オペレーティング・システム
側プログラムにより前記管理プログラムコードを呼び出
すステップと、前記オペレーティング・システム側プロ
グラムにより呼び出された前記管理プログラムコードに
より当該ファイルに関してファイル操作を補助するため
の処理を実行するステップと、を備える。
に対応してコンピュータ上でのユーザのファイル操作を
補助するための処理を実行する管理プログラムコードを
本来のファイル・コンテンツ情報とともに1つのファイ
ル中に一体に有するファイル構造を利用することで、拡
張子に頼る場合と異なり、この管理プログラムコードに
よる処理を実行させることによりファイル選択、ファイ
ル実操作等のファイル操作を適切に補助することができ
る。この際、管理プログラムコードはオペレーティング
・システム側プログラムから全てのファイルについて共
通に規定されたインタフェースに基づき呼び出し可能と
されているので、オペレーティング・システム側プログ
ラムとアプリケーション・プログラム側とでその開発の
前後を問うことなく適用可能であり、ユーザのファイル
操作を補助するための処理を実行させることができ、汎
用性の高いものとなる。また、このようなユーザのファ
イル操作を補助するための処理を実行する管理プログラ
ムコードを一体に有する新規なファイル構造のファイル
を簡単に作成することができる。
は、コンピュータにより実行されるプログラムコード又
は処理されるデータであるファイル・コンテンツ情報の
保存指示を受け付けるステップと、当該ファイル用のア
プリケーション・プログラム提供者により予め用意さ
れ、オペレーティング・システム側プログラムから全て
のファイルについて共通に規定されたインタフェースに
基づき呼び出し可能で前記ファイル・コンテンツ情報の
内容に対応して前記コンピュータ上でのユーザのファイ
ル操作を補助するための処理を実行する管理プログラム
コードを取得するステップと、前記ファイル・コンテン
ツ情報と前記管理プログラムコードとを1つのファイル
として記憶装置に格納するステップと、を備える。
ための処理を実行する管理プログラムコードを一体に有
する新規なファイル構造のファイルを簡単に作成するこ
とができる。
は、コンピュータにより実行されるプログラムコード又
は処理されるデータであるファイル・コンテンツ情報
と、当該ファイル用のアプリケーション・プログラム提
供者により予め用意され、オペレーティング・システム
側プログラムから全てのファイルについて共通に規定さ
れたインタフェースに基づき呼び出し可能で前記ファイ
ル・コンテンツ情報の内容に対応して前記コンピュータ
上でのユーザのファイル操作を補助するための処理を実
行する管理プログラムコードとを1つのファイルとして
記憶装置に格納されたファイル中で、対象となるファイ
ルに関して、規定された前記インタフェースに基づき前
記オペレーティング・システム側プログラムにより前記
管理プログラムコードを呼び出すステップと、前記オペ
レーティング・システム側プログラムにより呼び出され
た前記管理プログラムコードにより当該ファイルに関し
てファイル操作を補助するための処理を実行するステッ
プと、を備える。
に対応してコンピュータ上でのユーザのファイル操作を
補助するための処理を実行する管理プログラムコードを
本来のファイル・コンテンツ情報とともに1つのファイ
ル中に一体に有するファイル構造を利用することで、拡
張子に頼る場合と異なり、この管理プログラムコードに
よる処理を実行させることによりファイル選択、ファイ
ル実操作等のファイル操作を適切に補助することができ
る。この際、管理プログラムコードはオペレーティング
・システム側プログラムから全てのファイルについて共
通に規定されたインタフェースに基づき呼び出し可能と
されているので、オペレーティング・システム側プログ
ラムとアプリケーション・プログラム側とでその開発の
前後を問うことなく適用可能であり、ユーザのファイル
操作を補助するための処理を実行させることができ、汎
用性の高いものとなる。
ンピュータにより実行されるプログラムコード又は処理
されるデータであるファイル・コンテンツ情報と、当該
ファイル用のアプリケーション・プログラム提供者によ
り予め用意され、オペレーティング・システム側プログ
ラムから全てのファイルについて共通に規定されたイン
タフェースに基づき呼び出し可能で前記ファイル・コン
テンツ情報の内容に対応して前記コンピュータ上でのユ
ーザのファイル操作を補助するための処理を実行する管
理プログラムコードと、を備える。
に対応してコンピュータ上でのユーザのファイル操作を
補助するための処理を実行する管理プログラムコードを
本来のファイル・コンテンツ情報とともに1つのファイ
ル中に一体に有するので、拡張子に頼る場合と異なり、
この管理プログラムコードによる処理を実行させること
によりファイル選択、ファイル実操作等のファイル操作
を適切に補助することができる。この際、管理プログラ
ムコードはオペレーティング・システム側プログラムか
ら全てのファイルについて共通に規定されたインタフェ
ースに基づき呼び出し可能とされているので、オペレー
ティング・システム側プログラムとアプリケーション・
プログラム側とでその開発の前後を問うことなく適用可
能であり、ユーザのファイル操作を補助するための処理
を実行させることができ、汎用性の高いものとなる。
ァイル構造において、管理プログラムコードを有するフ
ァイルであることを表す情報を含むファイルヘッダをさ
らに備える。
規なファイル構造のファイルと、管理プログラムコード
を有しない従来のファイル構造のファイルとが混在する
状況下でも、ファイルヘッダにより両者を区別して適正
に処理することができる。
載のファイル構造において、前記管理プログラムコード
は、前記ファイル・コンテンツ情報である前記プログラ
ムコードの実行指示、又は、前記ファイル・コンテンツ
情報である前記データの読み込み指示の前に、ファイル
操作を補助するための処理を実行するプログラムコード
である。
は、データの読み込み指示の前に、管理プログラムコー
ドによりファイル操作を補助するための処理を実行させ
ることにより、アプリケーション・プログラムを一体に
有するファイル構造のファイル等の場合と異なり、事前
にファイル・コンテンツ情報の内容等を把握することが
でき、ユーザはファイル選択、ファイル実操作等のファ
イル操作を適切に行うことができる。
の何れか一記載のファイル構造において、前記管理プロ
グラムコードは、中間言語コードにより表されている。
コードにより表すことにより、異なるCPU搭載のコン
ピュータにおいても当該ファイルの管理プログラムコー
ドを実行させることができる。
の何れか一記載のファイル構造において、前記管理プロ
グラムコードは、ファイル操作を補助するための処理と
して、前記コンピュータにより許容される特定の機能の
み実行する。
ータにより許容される特定の機能のみに限定して動作さ
せることにより、コンピュータウイルス等の悪意のある
プログラムが管理プログラムコードに組み込まれていた
としてもその実行を防止できる。また、管理プログラム
コードはファイル操作を補助するための処理を実行する
ためのものであり、当該ファイルの内容の説明等を行う
機能があれば十分な場合が多く、その実行できる機能を
制限しても特に支障はない。
の何れか一記載のファイル構造において、当該ファイル
の前記管理プログラムをオペレーティング・システム側
プログラムがどの時点で動作させるかについての設定を
含む。
ログラムによる呼び出し状態に応じて管理プログラムコ
ードにより異なる処理を実行させることができ、全ての
イベントについて管理プログラムコードを起動させるこ
とによりコンピュータに余計な負担をかけるのを回避す
ることができ、結果的に、より柔軟なサービスを行わせ
ることができる。
9の何れか一記載のファイル構造において、前記管理プ
ログラムコードは、前記コンピュータの環境情報を取得
する環境情報取得手段を有し、取得された環境情報に基
づいて前記ファイル操作を補助するための処理を実行す
る。
れた入出力機器の状態により管理プログラムコードの動
作を変更させることも可能となり、より柔軟な対応が可
能となる。
のファイル構造において、前記コンピュータから取得す
る前記環境情報は、予め当該コンピュータに登録された
環境項目に基づき生成される。
ータに登録しておくことにより、後から開発された管理
プログラムコードであってもコンピュータの環境情報を
適切に取得することができ、適切な対応が可能となる。
11記載のファイル構造において、前記管理プログラム
コードは、取得された環境情報に基づいて当該ファイル
のコンテンツ情報が使用可能か否かを判断し、使用可能
か否かの判断結果を前記コンピュータに表示させる。
該ファイルのコンテンツ情報が使用可能か否かがコンピ
ュータに表示されるので、例えば、当該ファイルの再生
などについてユーザは予め判断することができ、当該フ
ァイルを選択指示するか否か等について適切に対処でき
る。
し12の何れか一記載のファイル構造において、前記管
理プログラムコードは、取得する環境情報として操作者
の予め登録された障害の状況に関する情報を含み、前記
ファイル操作を補助するための処理として取得された当
該障害の状況に関する情報に応じた処理を実行する。
を環境情報としてコンピュータから取得することで、例
えば障害の状況に応じた大きさのアイコン表示等のファ
イル操作を補助するための処理が可能となる。
13の何れか一記載のファイル構造において、前記管理
プログラムコードは、前記ファイル操作を補助するため
の処理としてファイル・コンテンツ情報の概要情報を前
記コンピュータに表示させる処理を含む。
理としてファイル・コンテンツ情報の概要情報を表示さ
せることにより、操作者はファイル選択などの操作を適
切に行うことができる。また、概要情報を表示させる管
理プログラムコードを当該ファイルが保有することによ
り、ファイル閲覧プログラムなどのオペレーティング・
システム側プログラムなどより後に当該ファイルフォー
マットが開発されても対処可能となる。
14の何れか一記載のファイル構造において、前記管理
プログラムコードは、前記ファイル・コンテンツ情報が
音声情報の場合、前記ファイル操作を補助するための処
理として当該音声情報の少なくとも一部を前記コンピュ
ータに再生させる処理を含む。
理として当該音声情報の少なくとも一部をコンピュータ
に再生させることにより、当該音声ファイルを再生する
ためのアプリケーション・プログラムを起動せずにファ
イルの概要を知ることができ、ファイル選択等の操作を
適切に行える。
15の何れか一記載のファイル構造において、前記管理
プログラムコードは、前記ファイル・コンテンツ情報が
静止画像情報の場合、前記ファイル操作を補助するため
の処理として当該静止画像情報の少なくとも一部又は縮
小画像を前記コンピュータに縮小表示させる処理を含
む。
理として当該静止画像情報の少なくとも一部又は縮小画
像をいわゆるサムネール表示させることにより、目的と
するファイル選択等の操作を適切に行える。
16の何れか一記載のファイル構造において、前記管理
プログラムコードは、前記ファイル・コンテンツ情報が
動画像情報の場合、前記ファイル操作を補助するための
処理として当該動画像情報の少なくとも一部を前記コン
ピュータに再生させる処理を含む。
理として当該動画像情報の少なくとも一部をいわゆるコ
マ画像として再生表示させることにより、複数の動画像
ファイルの中から目的の動画像を探し出す等の操作を適
切に行える。
14の何れか一記載のファイル構造において、前記管理
プログラムコードは、ファイル操作を補助するための処
理としてファイルの一覧表示時とファイルの選択時とで
異なる処理を実行する。
の選択時とでは情報を表示できる領域に差があるが、異
なる処理とすることにより、ファイルの一覧表示時、選
択時各々に適した、より分かりやすい表示とすることが
できる。
18の何れか一記載のファイル構造において、前記管理
プログラムコードは、当該ファイルに関してファイル実
操作が可能か否かを判断し、前記ファイル操作を補助す
るための処理としてファイル実操作が可能か否かの判断
結果を前記コンピュータに表示させる処理を含む。
ファイル実操作が可能か否かを予め表示することによ
り、不適切な実操作を行わずに済む。
19の何れか一記載のファイル構造において、前記ファ
イル・コンテンツ情報は、或るウェブページのアドレス
情報と当該ウェブページの表示画像情報とを含み、前記
管理プログラムコードは、前記ファイル操作を補助する
ための処理として前記ファイル・コンテンツ情報に含ま
れる前記ウェブページの概観を示す表示画像情報を前記
コンピュータに表示させる処理を含む。
ルについても当該ウェブページの概観を示す表示画像情
報が保持され、それが表示されるので、アドレス情報の
みによる場合よりも、目的とするアドレスをより容易に
見つけ出すことができる。
のファイル構造において、前記管理プログラムコード
は、ウェブページ閲覧時に当該ウェブページのアドレス
と同一のアドレス情報を前記ファイル・コンテンツ情報
として含むファイルを検索し、同一のアドレス情報を含
むファイルが検出された場合に、当該ファイルのウェブ
ページの概観を示す表示画像情報を更新する。
ルにおいて、そのウェブページの概観を示す表示画像情
報を更新することができ、絶えず更新されるウェブペー
ジに対応して常に最新の状態で、目的とするアドレスの
検索等に供することができる。
21の何れか一記載のファイル構造において、前記管理
プログラムコードは、前記ファイル・コンテンツ情報が
所定の形式のデータに関するファイルを表示又は編集す
るアプリケーション・プログラムのプログラムコードの
場合、前記ファイル操作を補助するための処理として、
当該ファイルの選択指示に応じて前記アプリケーション
・プログラムが以前に表示又は編集した当該ファイルの
履歴一覧情報を前記コンピュータに表示させる処理を含
む。
の履歴一覧情報を表示させることにより、アプリケーシ
ョン・プログラムのファイルを選択するだけで、表示又
は編集目的のファイルを見つけることができるようにな
り、結果的に、ファイル選択等に際してスムーズな操作
が可能になる。
のファイル構造において、前記管理プログラムコード
は、前記ファイル操作を補助するための処理として、前
記所定の形式のデータに関するファイルであって前記コ
ンピュータに表示させた履歴一覧のファイルの何れかの
選択指示に応じて選択されたファイルを前記アプリケー
ション・プログラムに読み込ませ起動させる処理を含
む。
ことで選択ファイルをそのままスムーズにアプリケーシ
ョン・プログラムで開くことができるようになり、ファ
イル選択・起動等の操作性が向上する。
ンピュータにより実行されるプログラムコード又は処理
されるデータであるファイル・コンテンツ情報の保存指
示を受け付ける機能と、当該ファイル用のアプリケーシ
ョン・プログラム提供者により予め用意され、オペレー
ティング・システム側プログラムから全てのファイルに
ついて共通に規定されたインタフェースに基づき呼び出
し可能で前記ファイル・コンテンツ情報の内容に対応し
て前記コンピュータ上でのユーザのファイル操作を補助
するための処理を実行する管理プログラムコードを取得
する機能と、前記ファイル・コンテンツ情報と前記管理
プログラムコードとを1つのファイルとして記憶装置に
格納する機能と、を前記コンピュータに実行させる。
ための処理を実行する管理プログラムコードを一体に有
する新規なファイル構造のファイルを簡単に作成するこ
とができる。
のプログラムにおいて、前記保存指示を受け付ける機能
が、或るウェブページの概観を示す表示画像情報の生成
指示を受け付ける機能であり、前記ファイル・コンテン
ツ情報が、当該ウェブページの概観を示す表示画像情報
と当該ウェブページのアドレス情報である。
ための処理を実行する管理プログラムコードを一体に有
するファイルを作成する上で、ウェブページのアドレス
情報だけではなく、当該ウェブページの概観を示す表示
画像情報を表示し得るファイルを簡単に生成することが
できる。
のプログラムにおいて、ウェブページ閲覧時に当該ウェ
ブページのアドレスと同一のアドレス情報を前記ファイ
ル・コンテンツ情報として含むファイルを検索する機能
と、前記ファイルが検出された場合には、当該ファイル
のウェブページの概観を示す表示画像情報を更新する機
能と、をさらに前記コンピュータに実行させる。
示画像情報を表示し得るファイルに関して、適宜ウェブ
ページの概観を示す表示画像情報を更新させて作成し直
すことができ、最新の状況に対応し得る。
ンピュータにより実行されるプログラムコード又は処理
されるデータであるファイル・コンテンツ情報と、当該
ファイル用のアプリケーション・プログラム提供者によ
り予め用意され、オペレーティング・システム側プログ
ラムから全てのファイルについて共通に規定されたイン
タフェースに基づき呼び出し可能で前記ファイル・コン
テンツ情報の内容に対応して前記コンピュータ上でのユ
ーザのファイル操作を補助するための処理を実行する管
理プログラムコードとを有するファイルの当該管理プロ
グラムコードを前記インタフェースを介して呼び出し
て、ユーザによる操作に関する情報を出力する前処理機
能と、前記ファイルの前記管理プログラムコードから前
記インタフェースを介して前記ユーザによる操作に対応
する情報を受け取り、当該情報に基づいて処理を行う後
処理機能と、を前記コンピュータに実行させる。
ための処理を実行する管理プログラムコードを有する新
規なファイル構造のファイルに対応できるオペレーティ
ング・システム側プログラムを提供できる。
のプログラムにおいて、前記管理プログラムコードが中
間言語コードで表されている場合に、当該中間言語コー
ド処理機能を起動させる機能をさらに前記コンピュータ
に実行させる。
コードで表されている場合には、インタプリタ等を用い
ることによりどのCPUでも実行できるようになる。
のプログラムにおいて、前記管理プログラムコードの特
定の機能以外の動作を禁止する機能をさらに前記コンピ
ュータに実行させる。
な悪意の管理プログラムコードの動作を限定することが
できるようになる。
のプログラムにおいて、前記管理プログラムコードから
コンピュータの環境情報の取得要求を受けた場合、当該
取得要求で要求された環境情報を前記インタフェースを
介して前記管理プログラムコードに出力する機能をさら
に前記コンピュータに実行させる。
ログラムコードに渡して、適切な処理を行わせることが
できる。
のプログラムにおいて、前記コンピュータの環境情報の
取得要求に対応するための環境項目を予め当該コンピュ
ータに保持しておく機能をさらに前記コンピュータに実
行させる。
録しておくことで、後から管理プログラムコードの開発
を行っても対処することができる。
31記載のプログラムにおいて、前記後処理機能は、前
記管理プログラムコードから当該ファイルの前記ファイ
ル・コンテンツ情報の使用可否についての判断結果の情
報を受け取った場合、当該使用可否についての情報を表
示させる。
報をファイルの読み込み又は実行を指示する前に判断す
ることができる。
のプログラムにおいて、前記管理プログラムコードから
操作者の障害の状況に関する情報の取得要求を受けた場
合、予め登録された当該障害に関する情報を前記インタ
フェースを介して前記管理プログラムコードに出力する
機能をさらに前記コンピュータに実行させる。
を管理プログラムコードに出力することにより、操作者
により適切な処理を実行させることができる。
のプログラムにおいて、前記後処理機能は、前記管理プ
ログラムコードからファイル実操作の可否に関する情報
を受け取った場合、当該ファイル実操作の可否に関する
情報を表示させる。
ができるため、より適切なファイル操作を行うことがで
きる。
のプログラムにおいて、前記後処理機能は、前記ユーザ
の操作がファイルの読み込み指示の場合、前記管理プロ
グラムコードからの情報に基づき、前記ファイルの読み
込みをネットワークを介してファイル作成者に通知させ
る。
情報などの再生をファイル作成者に通知することで、よ
り適切な著作権管理、課金システムの構築などを行うこ
とができる。
のプログラムにおいて、前記後処理機能は、前記ファイ
ル・コンテンツ情報の概要情報を前記管理プログラムコ
ードから受け取った場合、当該概要情報を表示させる。
ル・コンテンツ情報の概要情報を受け取った場合、当該
概要情報を表示させることにより、適切なファイル選択
などを行わせることができる。
のプログラムにおいて、前記後処理機能は、前記管理プ
ログラムコードから前記ファイル・コンテンツ情報であ
る音声情報の少なくとも一部を受け取った場合、当該音
声情報の少なくとも一部を再生させる。
情報で管理プログラムコードから音声情報の少なくとも
一部を受け取った場合には、音声情報の少なくとも一部
を再生することにより、ファイル選択などを容易にする
ことができる。
のプログラムにおいて、前記後処理機能は、前記管理プ
ログラムコードから前記ファイル・コンテンツ情報であ
る静止画像情報の少なくとも一部又は縮小画像を受け取
った場合、当該静止画像情報の少なくとも一部又は縮小
画像を表示させる。
画像情報で管理プログラムコードから静止画像情報の少
なくとも一部又は縮小画像を受け取った場合には、静止
画像情報の少なくとも一部又は縮小画像をいわゆるサム
ネール画像として再生表示することによりファイルの選
択を容易にすることができる。
のプログラムにおいて、前記後処理機能は、前記管理プ
ログラムコードから前記ファイル・コンテンツ情報であ
る動画像情報の少なくとも一部を受け取った場合、当該
動画像情報の少なくとも一部を再生させる。
像情報で管理プログラムコードから動画像情報の少なく
とも一部を受け取った場合には、動画像情報の少なくと
も一部をいわゆるコマ画像として再生することによりフ
ァイルの選択を容易にすることができる。
のプログラムにおいて、前記ファイルの前記ファイル・
コンテンツ情報が、所定の形式のデータに関するファイ
ルを表示又は編集するアプリケーション・プログラムの
プログラムコードであり、前記ファイルの前記管理プロ
グラムコードから前記アプリケーション・プログラムが
以前に表示又は編集したファイルの情報を受け取った場
合、前記後処理機能は、当該ファイルの履歴一覧情報を
表示させる。
リケーション・プログラムのプログラムコードである場
合、操作者がアプリケーション・プログラムのファイル
を選択するだけで、当該ファイルの管理プログラムコー
ドから以前に表示又は編集したファイルの情報を受け取
ることにより、以前に表示又は編集したファイルの履歴
一覧を見ることができ、結果的に、ファイル選択等に際
してスムーズな操作が可能になる。
のプログラムにおいて、前記ユーザの操作がファイル一
覧表示指示の場合、前記前処理機能は、複数のファイル
の管理プログラムコードに前記ユーザの操作に関する情
報を出力し、前記後処理手段は、前記複数のファイルの
管理プログラムコードから情報を受け取って、処理を実
行する。
イル選択などを補助する表示を当該ファイルに備えられ
た管理プログラムコードを用いて実行することができ
る。
づいて説明する。
ル・コンピュータのハードウェアの構成図を示す。パー
ソナル・コンピュータ(以下、単にコンピュータとも呼
ぶ。)1は、情報処理を行うCPU2と、BIOS(Ba
sic Input Output System)等を格納するROM3と、
情報を処理中に一時的に格納するRAM4等の一次記憶
装置と、処理結果等を保存するHDD(Hard Disk Driv
e:ハードディスク・ドライブ)5等の二次記憶装置
と、情報を外部に保管又は配布し若しくは情報を外部か
ら入手するためのCD−ROM等のリムーバブルメディ
ア6のドライブと、外部の他のコンピュータ21と通信
するためのネットワーク7に接続するための通信デバイ
ス8と、処理経過や処理結果等をユーザに表示するディ
スプレイ9と、操作者がパーソナル・コンピュータ1に
命令や情報等を入力するためのキーボード10やマウス
11等の入力装置とから構成され、これらの間のデータ
通信をバスコントローラ12が調停して動作している。
ュータ1ではユーザが電源を投入すると、CPU2はR
OM3内のBIOSに含まれるローダーというプログラ
ムを起動させ、HDD5からオペレーティング・システ
ム(Operating System、以下、適宜OSと呼ぶ)という
当該パーソナル・コンピュータ1のハードウェアとソフ
トウェアとを管理するプログラムをRAM4に読み込
む。オペレーティング・システムは起動すると、ユーザ
の操作に応じてアプリケーション・プログラムの起動、
情報の読み込み、保存等をサポートする。代表的なオペ
レーティング・システムはWindows(Microsoft Corpo
rationの登録商標)、UNIX(X/Open,Inc.の登録商
標)等である。
たファイル操作に関して、その前提的な構成・動作につ
いて説明する。
ング・システムを通してユーザの目的とするアプリケー
ション・プログラムを起動したり、必要なデータを編
集、保存、削除等の操作をしたりするために、例えば、
HDD5等の二次記憶装置に記録されているデジタル情
報を「ファイル」と言う単位で操作する。即ち、ユーザ
がコンピュータ1に対して各種の操作を行う場合、プロ
グラムやデータは全てファイルと言う単位で扱われ、そ
れらは例えばHDD5やCD−ROM6等の記憶装置に
保持されている。
Sは、ユーザの指示に従ってアプリケーション・プログ
ラムに係るプログラムファイルを、例えばHDD5から
読み出し起動する。また、アプリケーション・プログラ
ム等からの要求によりデータファイルを読み込む。ま
た、OSは、ユーザの指示に従って、ファイルの生成、
削除、等をするためのファイル実操作をも実行する。な
お、以下で説明するが、本実施の形態ではOSにはファ
イル名閲覧プログラム(適宜、ファイル管理プログラム
とも呼ぶ)が含まれる。OS又はこのファイル名閲覧プ
ログラム等を併せて、本発明では「OS側プログラム」
と称する。このファイル名閲覧プログラムにより、ファ
イルについての表示や、ファイルの移動、削除、複写、
生成等を行うことができる。
に保持させる仕方は、OSによりまちまちではあるが、
一般的には、図3に示すような構造で保持される。即
ち、「インデックステーブル」と言う情報が記憶装置の
特定の部分に保持されており、このインデックステーブ
ルには、ファイルを識別するための名前等のファイル識
別情報と、そのファイルの実際の情報(ファイル・コン
テンツ情報とも呼ぶ)が保持されている二次記憶装置の
開始位置及びサイズ若しくは開始位置及び終了位置とい
った格納場所に関する情報が記録されている。そして、
OSは、このインデックステーブルを一次記憶装置であ
るRAM4に読み込む。ファイルの情報を読み出す際に
は、OSは、インデックステーブルから当該ファイルに
対応するファイル識別情報を探し出し、そのファイル情
報の格納場所に関する情報をインデックステーブルから
取得する。これによりHDD5等の二次記憶装置からフ
ァイル情報を読み込むことができるようになる。
ンデックステーブルを用いることにより、高速にファイ
ルの位置を探し出すことができる。なお、この例ではイ
ンデックステーブルに実際の格納場所を格納する例を示
したが、実際にはアロケーションテーブルと言う記憶領
域を適当なサイズのページに分割したマップテーブルを
通して参照する場合もある。このアロケーションテーブ
ルは実際の記憶領域が使用中かどうかについての情報が
保持され、情報を格納する際にアロケーションテーブル
を参照して空き領域を検出する。本実施の形態はこのよ
うな記憶領域のマッピングについてはどのような方式を
使用しても良いので、これ以上言及しない。
イル名」と「拡張子」との組み合わせを使用することが
多い。即ち、ユーザが区別し易いように各ファイルには
図4に示すようなファイル名と拡張子の組み合わせの名
前が付けられている。基本的にはコンピュータ1を操作
する場合にユーザはこれらの名前を指示/特定する必要
がある。代表的なOSであるWindows(Microsoft Cor
porationの登録商標)では実行プログラム・ファイルに
は“EXE”、ライブラリーには“DLL”等の拡張子
が付けられており、他のデータファイルと区別されてい
る。また、Windows上で実行される一般的なアプリケー
ション・プログラム(以下、単にアプリケーションと呼
ぶ場合がある。)の1つであるMS−Word(Microsof
t Corporationの登録商標)により作成したデータファ
イルである文書ファイルには“DOC”という拡張子が
付けられている。また、図4に示したように、ファイル
をファイル名と拡張子に加えて、「アイコン」という、
ファイルの意味合いを表す図形と共に表示する。通常、
OSは、図4のような表示をディスプレイ9に行うファ
イル名閲覧プログラムを有している。
ラムについて説明する。一般的にコンピュータ1の記憶
装置に格納されているファイルは、図5に示すように仮
想的な階層構造であるディレクトリ構造により保持され
ている。通常、最上位にはルートフォルダが存在し、ル
ートフォルダの下に通常のファイル又はフォルダが存在
する。
れた複数のファイルから目的に合ったファイルを選択
し、その実行又は読み込み等を指示する。その際、ファ
イル名閲覧プログラムは、図6の概略フローチャートに
示すような処理を実行する。まず、表示すべきファイル
のファイル識別情報を検出する(ステップS1)。具体
的にはファイルのファイル名と拡張子との組み合わせを
検出する。次に、ファイル識別情報から拡張子を検出し
(S2)、拡張子に対応するアイコンの情報を検出する
(S3)。アイコンの情報は通常OSにより管理されて
いる。即ち、各拡張子に対応するアイコンの情報が登録
されており、検出された拡張子に対応するアイコンの情
報をファイル名閲覧プログラムに通知する。なお、ファ
イルが実行プログラムファイル等の場合には、表示すべ
きアイコンを当該実行プログラムファイル内に保持して
いることもある。この場合、登録されているアイコンよ
り優先してファイル内に保持しているアイコンがファイ
ル名閲覧プログラムに通知される。このような処理を複
数のファイルに対して行うことにより、ファイル名等の
情報をディスプレイ9で一覧表示させることができるよ
うになる(S4)。
拡張子及びアイコンは、ファイル名閲覧プログラムによ
り図7のように表示される。これは、“SUN”、“S
TR”、“CIR”の異なる拡張子のファイルの表示例
である。このように一般的なファイル名閲覧プログラム
は、ファイルの拡張子から登録されたアイコン情報を検
出するか、又は表示すべきファイル内に保持されたアイ
コン情報を検出し、表示するものである。
うな処理を実行する場合もある。即ち、ファイル識別情
報から拡張子を取得し(S11)、当該拡張子からファ
イルのフォーマットを検出する(S12)。そして、検
出されたフォーマットから当該ファイルのファイル・コ
ンテンツ情報を解釈してそのイメージデータを作成し
(S13)、このイメージデータを表示する(S1
4)。これは画像ファイル等において用いられる手法
で、通常「サムネール表示」と呼ばれている。このよう
にファイル名閲覧プログラムは、ユーザに目的のファイ
ルを選択させるための補助として、ファイル名や拡張子
を一覧表示すると共に、そのファイルに関連するアイコ
ン又はファイルの中身を表すイメージ等を表示する。こ
のアイコン表示は全てファイルの名前及び拡張子に基づ
くもので、サムネール表示も拡張子から検出されたフォ
ーマットに基づいている。即ち、予めファイル名閲覧プ
ログラムが理解できる拡張子やフォーマットでなけれ
ば、各ファイルに対応するアイコンやイメージの表示は
できない。
名閲覧プログラムが行い、このファイル名閲覧プログラ
ムはOSと一緒に開発、販売されている。よって、OS
が開発された後に開発されたアプリケーションは、アイ
コン登録をアプリケーションのインストール時に行う必
要がある。即ち、OSにアイコンと拡張子との対応関係
をインストール時に登録し、アプリケーションは作成し
たデータにその拡張子を付けることで対応している。こ
のような方式ではアプリケーション毎の単一のアイコン
表示は行えるが、前述したようにサムネール表示等は行
えない。
本実施の形態では、以下のようにこのような問題を解決
し、従来に比してより有効なファイル表示を可能とする
ファイル構造を提供するものである。また、本実施の形
態においては、アプリケーションに先立ってファイル名
閲覧プログラムを開発しても問題は生じない。
ル構造の一例を図9に示す。図9においては、図3にお
けるファイル情報に対応する部分に、「管理プログラム
コード」が新たに設けられている点が特徴である。ま
た、図10に示したファイル構造においては、「管理プ
ログラムコード」に加えて「ファイルヘッダ」が設けら
れている。このファイルヘッダは、オペレーティング・
システムが従来のファイル構造を有するファイルと本実
施の形態における管理プログラムコードを有するファイ
ルとを区別するためのもので、本実施の形態に係るファ
イル構造をオペレーティング・システムが全面的に採用
した場合には不要となる。本実施の形態導入時には、本
実施の形態に係るファイル構造と従来の構造のファイル
とが混在することになるので、ここでは図10のファイ
ル構造を例に挙げて説明する。
1においては、ファイルの最初にファイルヘッダが付い
ている。このファイルヘッダには、他のファイル形式と
区別するためのコードが付されている。このコードはど
のようなコードであっても良いが、本実施の形態では、
アスキーコードで‘A’‘2’‘Z’の3バイトのコー
ドで表されている。次に、このファイル形式のより詳細
な種類を示すFTYPEコードがある。本例においてF
TYPEコードは1バイトで256種類区別することと
するが、より多くの種類を表すために2バイト用いるよ
うにしてもよい。この後に通常リザーブとして数バイト
の領域を準備しても良いが本実施の形態の本質には関係
しないのでここでは割愛する。
ァイルの実質的な情報(ファイル・コンテンツ情報)の
格納位置を示すためのものである。そして、本実施の形
態の主要部である管理プログラムコードが続く。この後
にファイル・コンテンツ情報が格納される。このファイ
ル・コンテンツ情報は、データファイルの場合は通常の
データであり、プログラムファイルの場合はプログラム
コードやそれに付随して使用されるデータである。
・コンテンツ情報より後に格納されるファイル構造例を
示しており、この場合、OFFSETコードは管理プロ
グラムコードの位置を指し示す。
ファイルの種類(データファイル、プログラムファイ
ル)に依らず、本実施の形態に係るファイル構造のファ
イルとしては、一貫して図9又は図10のような形式を
とる。
的なFTYPEに保持されるコードの例について図13
を用いて説明する。図13に示したように、管理プログ
ラムコードが動作するモードをビット列で指定するもの
で、各ビットが“0”の場合はその時に動作しないこと
を表し、“1”の場合はその時に動作することを表す。
即ち、全てのビットが“0”の場合は管理プログラムコ
ードは動作せず、表示時動作のビットに“1”が保持さ
れている場合は一覧表示時に管理プログラムコードが動
作する。また、選択時動作のビットに“1”が保持され
ている場合は、マウス11等の入力装置によりそのファ
イルが選択された場合に管理プログラムコードが動作す
る。なお、クリックされた場合だけでなく、アイコンの
上にポインタが置かれた場合でもファイルの選択と判断
する場合がある。
されている場合は、アプリケーション等でこのファイル
が読み込まれるのに先立って管理プログラムコードが動
作する。書込時動作のビットに“1”が保持されている
場合は、アプリケーション等でこのファイルの更新等を
行った場合に管理プログラムコードが動作する。また、
信頼チェック時のビットに“1”が保持されている場合
は、ファイルの信頼性を検査するためのウィルスチェッ
クプログラムが動作した場合に管理プログラムコードが
動作する。
は、そのファイルの管理プログラムコードを、コンピュ
ータ(OS)がどの時点で動作させるかを記述している
部分である。この例ではファイルに含まれる管理プログ
ラムコードを、コンピュータ1によりどの時点で動作さ
せるかをFTYPEで記述したが、他の記述方法を採用
しても良い。具体的には、コンピュータ1のイベントの
種類毎に規定しても良い。より詳細にはマウス11のク
リック、ダブルクリック、ドラッグアンドドロップ等に
よって規定しても良い。即ち、FTYPEは、全てのイ
ベントについて管理プログラムコードを起動することに
よりコンピュータ1に余計な負荷をかけるのを抑制する
ためのフラグである。
グラムコードの具体的な処理について説明する。従来型
のファイル構造に付加されたこの管理プログラムコード
は、ファイル・コンテンツ情報であるプログラムコード
又は画像などのデータに付加されるもので、前述のよう
にこのようなファイルはオペレーティング・システムの
開発以後に作成されることが多い。また、これらの管理
プログラムコードはファイル・コンテンツ情報の種類に
依存する動作になることが多い。そこで、これらを解決
するために、図9又は図10に示されるファイル構造に
含まれる管理プログラムコードは、オペレーティング・
システムに対して共通に規定されたインタフェースを有
する。即ち、様々な種類のファイルの管理プログラムコ
ードをコンピュータ(OS)によって同一の方式で呼び
出すことができるようにする。具体的な動作はデータフ
ァイルを作成するアプリケーションやアプリケーション
を開発した製造者が規定できる。従来型のファイルに対
して、規定されたインタフェースの管理プログラムコー
ドを付加し、これをOSが呼び出す方式をとることで、
ファイルの種類や動作が変わってもファイル管理プログ
ラム(ファイル名閲覧プログラム)を変更することなし
に実装できる。
規定されたインタフェースで管理プログラムコードを呼
び出すプログラムを含める。オペレーティング・システ
ムから呼出される管理プログラムコードはファイルの種
類に合った動作を行う。
ードを呼び出すインタフェースの具体例を説明する。オ
ペレーティング・システムは図14に示す2つの関数を
コールする。オペレーティング・システムがコールする
関数はQuestionとAnswerである。関数Questionの呼
び出しパラメータはTYPEであり、戻り値はQ_List
である。関数Answerの呼び出しパラメータはA_List
であり、戻り値はR_List(Flagのみの場合もあり)
である。TYPE、Q_List、A_List及びR_Listの
内容については、後に詳しく説明する。
管理プログラムコードの処理の概要を図15に示す。ま
ず、図13に示したようなFTYPEで表される呼び出
し可能状態をオペレーティング・システム側は取得して
おり、それに応じて例えば今回の動作時点(イベントな
どの場合もある)を表すTYPE情報を設定し、オペレ
ーティング・システム側が管理プログラムコードのQue
stion関数をコールする(S21)。コールされた管理
プログラムコードのQuestion関数は、TYPE情報を
元にAnswer関数を実行するのに必要な情報の種類を決
定し、Q_Listを作成する(S31)。例えば、表示動
作時には、オペレーティング・システムにより、表示動
作時であることを表すTYPE情報が設定されてQuest
ion関数がコールされる。管理プログラムコードのQues
tion関数は、表示動作時を表すTYPE情報を元にAns
wer関数を実行するのに必要な表示領域幅、表示領域高
さ、解像度、といった環境情報についてのQ_Listを生
成し、オペレーティング・システムに返す。
データ構造で、最初の必要な情報の個数(種類数)nに
引き続き、具体的な情報の種類のコードQ1,Q2,…
が個数分並ぶ構造である。種類のコードは、適当なバイ
ト数で規定するのが効率的であり、本実施の形態では2
バイトのコードで表すものとする。本実施の形態では、
Q_Listにより管理プログラムコードが取得すべき環境
情報の種類とコードの対応関係は図17に示すようなテ
ーブルであり、予めオペレーティング・システムに規定
・登録されているものとする。図17の取得情報の欄に
示された情報を、管理プログラムコードはオペレーティ
ング・システムを介して取得する。これらの環境情報
は、例えばコンピュータ1に接続されている出力装置や
入力装置の情報であって、具体的にはディスプレイ9の
縦横の表示ドット数や表示色、キーボード10の種類、
オペレーティング・システムが標準で使用しているフォ
ントの種類、サイズ、オペレーティング・システムの使
用している言語(日本語、英語等)等のコンピュータ1
のプロパティ情報である。また、本実施の形態における
代表的な例として、図17に示すように管理プログラム
コードが動作結果を表示するための領域や解像度等が挙
げられる。即ち、オペレーティング・システムを通じて
動作を行う際に必要となる基本的な情報の種類をコード
化したものである。また、情報の種類によりそのサイズ
も異なるので、情報のサイズも同様に規定しておく必要
があり、サイズの例も図17に示されている。なお、情
報のサイズが固定でなく可変サイズの場合は、図17の
ようにnByteと規定し、情報のサイズnと情報を合わ
せることで情報を受け渡すことができる。
理プログラムコードのQuestion関数の作成したQ_Lis
tを取得する(S22)。情報の種類のコード列である
Q_Listからオペレーティング・システム側は図17の
ようなテーブルを元に管理プログラムコードが必要な情
報を検出し、回答として図18に示すようなA_Listを
作成する(S23)。即ち、A_ListはQ_Listの各コ
ードに対応するプロパティ情報の列である。そして、オ
ペレーティング・システムは、作成されたA_Listを設
定し、管理プログラムコードのAnswer関数をコールす
る(S24)。
wer関数はA_Listを元にファイル・コンテンツ情報を
参照しながら処理を実行する(S32)。この際、Ans
wer関数は、直接コンピュータ1に対して処理を行う場
合と、必要な処理を実行してその処理結果をオペレーテ
ィング・システムに渡し、オペレーティング・システム
にてコンピュータ1に表示などさせる場合とがある。
には、処理後引き続き処理が必要か否かを表すFlagを
セットしてリターンする。オペレーティング・システム
では、Flagの値をチェックして引き続き管理プログラ
ムコードを動作させる必要があるかどうか判断し、必要
な場合(Flag=1)は上で述べた処理を繰り返す。必
要でない場合(Flag=0)は処理を終了する。
せる場合には、処理後引き続き処理が不要な場合はFla
gを“0”にセットして、処理結果(Nullの場合も
ある)と共にR_Listとしてリターンする(S33)。
処理後引き続き処理が必要な場合にはFlagを“1”に
セットして、処理結果(Nullの場合もある)と共に
R_Listとしてリターンする。オペレーティング・シス
テム側は戻り値のR_Listを取得し、必要があればAns
wer関数の処理結果をさらに処理する(S25)。即
ち、ディスプレイ9に処理結果を表示する等の処理を実
行する。そして、Flagの値をチェックして引き続き管
理プログラムコードを動作させる必要があるかどうか判
断し(S26)、必要な場合(Flag=1)は上で述べ
た処理を繰り返す。必要でない場合(Flag=0)は処
理を終了する。
19に示すように管理プログラムコードの先頭に保持し
ても良し、図11で説明したヘッダ部分に図20に示す
よう保持するような構成でも良い。図19の例では、管
理プログラムコードの最初にQuestion関数のアドレス
とAnswer関数のアドレスとを格納し、その後にQuesti
on関数の本体とAnswer関数の本体とが格納される。一
方、図20の例では、ヘッダの最後の部分にQuestion
関数のアドレス及びAnswer関数のアドレスが格納され
る。このような構成にすることにより予めオペレーティ
ング・システムは規定のインタフェースに基づいて管理
プログラムコードを呼び出すだけとなり、具体的な動作
内容の実装はオペレーティング・システムが開発された
後でも行えるようになる。また、例えばファイルを選択
するのに必要な情報を的確に表示できる。
コンピュータ1のCPU2に依存するネイティブコード
で記述されていてもよいが、JAVA(Sun Microsyste
ms,Inc.の登録商標)等の中間言語コードで記述されて
いる方が望ましい場合もある。これは異なるCPUのコ
ンピュータでファイルを操作したりする場合が有るから
である。
ているプログラムコードの種類が複数ある場合には、図
21に示すようにファイルヘッダを構成する。即ち、フ
ァイルヘッダに“CODE TYPE”というフラグ
を、例えばFTYPEとOFFSETの間に用意する。
具体的にはCODE TYPE=1の場合はJAVAの
バイトコード、2の場合はC#等の中間言語コード、3
の場合は現在パーソナル・コンピュータのCPUとして
主流なインテル社系の8080互換等を表すものとする。
ァイルの場合には、図22に示すような処理を実行す
る。即ち、オペレーティング・システムは、管理プログ
ラムコードを実行するに先立ち、このファイルヘッダの
CODE TYPEから実行方式を検出する。そして、
CODE TYPEにより指定された実行方式に当該コ
ンピュータ1が対応できるか判断する(S42)。も
し、管理プログラムコードが当該コンピュータ1で実行
可能なコードとは異なる種類のネイティブコードにより
記述されていたり、中間言語コードで記述されていても
そのためのインタプリタ等実行のためのモジュールを有
していない場合、管理プログラムコードを実行できない
ので、実行を中止する(S43)。一方、CODE T
YPEにより指定された実行方式に対応できる場合に
は、中間言語コードが指定されているか判断する(S4
5)。もし、中間言語コードが指定されている場合に
は、当該中間言語コードの種類に対応するインタプリタ
等の実行のためのモジュールを起動し(S45)、管理
プログラムコードを実行する(S46)。一方、ネイテ
ィブコードが指定されている場合には、そのまま管理プ
ログラムコードを実行する(S46)。
コードと中間言語コード等の複数の言語コードで記述
し、ファイル内に複数保持するような構成でもよい。こ
の場合、コンピュータ1のCPU2のネイティブコード
と一致する場合は当該ネイティブコードの管理プログラ
ムコードを実行し、一致しない場合は中間言語コードの
管理プログラムコードを実行する。
ルの内容の説明等を行う機能があれば十分な場合が多い
ので、管理プログラムコードにより実行できる機能を制
限しても良い。これによりコンピュータウィルス等の悪
意のあるプログラムが管理プログラムコードに組み込ま
れていても、その実行を防止できるようになる。
JAVAのバイトコードで記述されている場合には、J
AVA言語に付随するセキュリティ・マネージャ等を利
用する。サンドボックスと呼ばれる権限の範囲内でJA
VAプログラムは機能を実行でき、特定の機能のみ動作
できるように設定できる。即ち、特定の機能以外の動作
は禁止されている。本実施の形態に係る管理プログラム
コードは、ファイルの内容や状態等を表示することが主
な目的なので、例えばローカルファイルの書き込みや、
他のプログラムの起動、ネットワーク接続等を禁止して
おくことで、オペレーティング・システムは、これらの
機能の動作を禁止した状態で、管理プログラムコードを
呼び出すことで本機能制限を実現できる。
ログラムコードを保持しているファイルのファイル・コ
ンテンツ情報のみ読み込み等できるような構成にしても
良い。この場合、各種情報は前述のA_Listにより取得
し、動作結果を出力装置に出力する処理をオペレーティ
ング・システムに委譲することで、機能制限した状態で
本機能を達成できる。即ち、管理プログラムコードは、
与えられた情報と、自分のファイルが保持しているファ
イル・コンテンツ情報とを基に新たな情報を作成するだ
けで、これを出力するのはオペレーティング・システム
とする。そうすれば、コンピュータウィルス等の悪意の
あるプログラムを管理プログラム上で動作させることが
できなくなる。
はAnswer関数に各種情報をA_Listにより渡してコー
ルし、Answer関数はファイル・コンテンツ情報を用い
て処理を実行し、Flag情報に加えて例えばオペレーテ
ィング・システムによりディスプレイ9に表示すべき情
報等をR_Listとしてオペレーティング・システムに返
す。オペレーティング・システムは、受け取った表示す
べき情報をAnswer関数に代行してディスプレイ9に表
示する。より具体的には、Answer関数は、表示すべき
情報をイメージ・データに変換し、当該イメージ・デー
タをR_Listに含めてオペレーティング・システムに受
け渡すことで容易に実現できる。
来のファイル構造がファイルの内容を表すファイル・コ
ンテンツ情報のみを保持するのに対して、新たに管理プ
ログラムコードを追加しただけなので、図3と同じよう
な構造で複数のファイルをHDD5等の記憶装置に保持
できる。この例を図23に示す。
に、基本的には図3に示したように複数のファイルの目
次を表すインデックステーブルと複数のファイルの実際
のデータ(ファイル・コンテンツ情報)がHDD5等の
記憶装置に保持されている。仮に仮想的な階層構造が設
けられており、XXXと言うフォルダ内にAAA、BB
B.SUN、CCCの3個のファイルが保持されてお
り、AAAとCCCは本実施の形態に係るファイル構造
を有するファイルであり、BBB.SUNは従来のファ
イル構造を有するファイルであるとする。これらのファ
イルについては、上述したように、インデックステーブ
ルにおいてファイル・コンテンツ情報の格納場所に関す
る情報が管理されている。このインデックステーブルに
はフォルダXXXを表す名前とフォルダ内のファイルの
数(size)と各ファイルの名前とファイル・コンテ
ンツ情報の格納場所に関する情報(ここでは開始アドレ
ス及び終了アドレス)とが保持されている。また、図3
で説明したのと同様に、インデックステーブルに保持さ
れた格納場所に、各ファイルのファイル・コンテンツ情
報が保持される。
ル構造を有するファイルの格納場所を指示する場合には
ファイル・コンテンツ情報のみを指示するが、本実施の
形態に係るファイルの格納場所を指示する場合には図9
又は図10に示したファイル構造全体を指示すれば良
い。即ち、本実施の形態に係るファイル構造を採用した
場合であっても、本実施の形態に係るファイル構造のフ
ァイルと従来のファイル構造のファイルとを同時に保持
する保持構造を実現でき、さらに本実施の形態のファイ
ル構造のファイルを保持するために新たな保持構造を採
用する必要がなく、従来のファイル保持構造をそのまま
利用できる。
テーブルにおいて1つのファイルの格納場所に関する情
報を、従来の方式とは異なり、管理プログラムコードの
格納場所(開始アドレス及び終了アドレス)に関する情
報と、ファイル・コンテンツ情報の格納場所(開始アド
レス及び終了アドレス)に関する情報とを別々に保持す
る方法も可能である。この場合、管理プログラムコード
とファイル・コンテンツ情報の格納場所を別々に取得で
きるため、高速アクセスが可能になる。反面、別の場所
に保持されるためにファイルの管理が難しく、このよう
なファイルを他の記憶装置等に複製、移動する場合には
2つの領域の格納場所に関する情報を複製、移動する必
要が生ずる。
施の形態の新規なファイル構造によれば、概念的に示す
図25のように、この管理プログラムコードがユーザの
ファイル操作(ファイル選択やファイル実操作等)を補
助するためにOS(ファイル管理プログラムを含んでい
ても含んでいなくもよい)と当該ファイルの実際のファ
イル内容(コンテンツ情報)との橋渡しの役目を果たす
こととなる。つまり、管理プログラムコードは全てのフ
ァイルについて共通に規定されてOS側プログラムによ
り同一の方式で呼び出し可能なインタフェースを持つプ
ログラムであるので、OS側プログラムとしては、この
インタフェースに基づいて当該管理プログラムコードを
呼び出すだけでよく、アプリケーション・プログラム側
としては規定のインタフェースに基づいて後述するよう
に当該ファイルのアイコン表示やサムネール表示といっ
たファイル操作を補助するための処理を実行するプログ
ラムを作成するだけで、如何なるフォーマットのデータ
ファイルでもアプリケーション側が望む表示を行わせる
ことができる。また、ファイル操作を補助するための処
理を実行させるためにOS側からこの管理プログラムコ
ードを呼び出してその処理を実行させるだけであり、当
該ファイル用のアプリケーション・プログラム自体を起
動させる必要はないので、ファイル中にアプリケーショ
ン・プログラムを含ませたファイル構造の従来例とも異
なるものである。さらに、このような管理プログラムコ
ードは当該ファイルのファイル・コンテンツ情報を作成
するときに付加されるので、当然、このファイルのフォ
ーマットを解釈できるものであり、このような管理プロ
グラムコードをOS側から呼び出せばよいので、当該フ
ァイル用のアプリケーション・プログラムがOS側より
後に開発されたものであっても適用可能であり、拡張子
に依存する場合の欠点を解消して汎用性を持たせること
ができる。
に係る前述のようなファイル構造を有するファイルの作
成方法について説明する。
保持されるファイルは、作成方法の観点で2つに分類さ
れる。第1の分類は予めオペレーティング・システム提
供者やアプリケーション・プログラム提供者によりプロ
グラム等の開発時に作成されるファイルである。この種
のファイルの主なものはオペレーティング・システムを
構成するプログラムファイルやアプリケーション・プロ
グラムのファイル等である。第2の分類はコンピュータ
1のプログラムによって作成されるファイルである。こ
の種のファイルの主なものは電子文書ファイル等などで
ある。
は、ファイル提供者が必要なファイルの情報(ファイル
・コンテンツ情報)と、本実施の形態に基づく管理プロ
グラムコードとを作成し、本実施の形態のファイル構造
である図9又は図10に示された構造により、ファイル
・コンテンツ情報と管理プログラムコードとを一体に保
持するファイルを作成すればよい。
しては、ファイルを作成するプログラム(アプリケーシ
ョン・プログラム等)が、当該ファイルにおいて保持す
る必要があるファイル・コンテンツ情報と予め作成され
た管理プログラムコードとを、図9又は図10に示すよ
うな構造において出力するようにすれば良い。
6に示す概略フローチャートを参照すれば、文書作成者
が作成した文書情報をファイルとして記憶装置に保存す
る時に、文書作成プログラムは、その文書情報の保存指
示を受け付けると(S47)、当該文書作成プログラム
提供者により予め用意された管理プログラムコードを取
得し(S48)、この管理プログラムコードの情報と共
に文書情報を、図9又は図10に示した構造、即ち単純
に管理プログラムコードと文書情報とを一緒に、又は、
本実施の形態が適用されていることを表し、かつ、管理
プログラムコードに対応する情報等を含むファイルヘッ
ダを生成し(S49)、当該ファイルヘッダと共に管理
プログラムコード及び文書情報を1つのファイルとして
記憶装置に保存する(S50)。
文書作成プログラムを提供する提供者が前もって用意し
ておく。
(Web)ページを閲覧するブラウザプログラム(アプ
リケーション・プログラム)に本実施の形態を適用する
ことも可能である。ブラウザプログラムの機能の一つと
して、過去に閲覧したウェブページのアドレスを記憶し
ておく機能がある。これは、通常「ブックマーク」と呼
ばれている。このブックマークを、各アドレス(UR
L:Uniform Resource Locator)を個々のファイルとし
て適当なフォルダに保存して管理する方式が用いられる
場合がある。例えば、Microsoft社が提供しているイン
ターネットエクスプローラではこのような管理方式が採
用されている。
情報を保持しているファイルに本実施の形態を適用する
ことが可能である。この場合、図27に示すように個々
のブックマークのファイルは、当該ウェブページのアド
レス情報に加えて管理プログラムコードとデータとを保
持する。データは例えば当該アドレスに係るウェブペー
ジの概観を表すイメージデータ(表示画像情報)であ
る。
理例について図28を参照して説明する。閲覧者は、ブ
ラウザプログラムによりウェブページを閲覧し、特定の
ページのブックマークの作成を指示する。このブックマ
ーク作成指示を受け付けると(S51)、それに応じて
ブラウザプログラムは、ウェブページのアドレス情報及
び閲覧しているページの概観を表すイメージデータ(表
示画像情報)として取得し(S52)、予めブラウザプ
ログラム提供者が用意したブックマーク用の管理プログ
ラムコードとともに、本実施の形態に係るファイル構造
を有するファイルとして記憶装置に保存する(S5
3)。
成することにより、次にファイル名閲覧プログラム等で
ブックマークを一覧表示する時には、後述する画像ファ
イルの例のように、ファイルに保持されているウェブペ
ージの概観に係るイメージデータ(表示画像情報)を管
理プログラムコードが表示させるため、ユーザはアドレ
ス情報のみによる場合よりも容易に目的のブックマーク
を探すことができるようになる。
れているので、前述の画像情報も更新した方が良い。こ
の場合、図29に示すような処理が実行される。閲覧者
がブラウザプログラムにより特定のウェブページを閲覧
している時に、そのウェブページのアドレスと合致する
アドレス情報を有するブックマーク・ファイルを探すた
めの、ブックマーク・ファイルの保持されたブックマー
ク・フォルダ内を検索する(S54)。合致するファイ
ルがあった場合には、その時点における当該ウェブペー
ジの概観を表すイメージデータ(表示画像情報)を取得
し(S55)、そのファイルのイメージデータ(表示画
像情報)を更新する(S56)。
理の概要を模式的に示すブロック図である。
ログラムコードが、例えば、ブラウザプログラムに定期
的にイメージデータ(表示画像情報)を取得させ、当該
イメージデータを基に更新するような構成であってもよ
い。また、許される場合には、管理プログラムコードが
自動的にイメージデータ(表示画像情報)を取得し、更
新するようにしても良い。
本実施の形態に係るファイル構造及びその作成方法を中
心に述べたが、以下、本実施の形態に係るファイル構造
を有するファイルの利用形態について説明する。
な目的は、コンピュータ1の操作者(ユーザ)が如何に
容易にファイルを選択できるようにするかということで
あるので、或るフォルダに属する複数のファイルを表示
し、その中から操作者に特定のファイルを選択させ又は
実行させるためのOS側プログラムに属するファイル名
閲覧プログラム(ファイル管理プログラム)について説
明する。ファイル名閲覧プログラムとしてはWindowsの
エクスプローラ(Explorer)等が有名である。
ダに、本実施の形態に係るファイル構造のファイルAA
A、CCCと、従来のファイル構造を有するファイルB
BB.SUNが存在する場合、インデックステーブルに
はファイルの情報の格納場所に関する情報が保持されて
おり、ファイルの情報も図23に示したような構造で格
納されている。
31のフローチャートに示すような処理を実行し、ファ
イルの情報を一覧表示する。図31では、ファイル名閲
覧プログラムはインデックステーブルからフォルダ内に
ある表示すべき対象となるファイルの個数nを取得する
(S61)。具体的には図23中に示すインデックステ
ーブルのsizeのデータを読み取る。また、カウンタ
Iを1に初期化する(S62)。
(S63)。具体的には図23中のインデックステーブ
ル内のファイル識別情報を読み取り、表示する(S6
4)。そしてファイル構造の検出を行う(S65)。具
体的には、インデックステーブルからファイルの情報の
格納場所に関する情報(開始アドレス及び終了アドレ
ス)を取得し、それを用いてファイルの情報に含まれる
ファイルヘッダの部分を読み取る。
ファイルの場合(図12の場合)、特定のマジックナン
バを含むファイルヘッダがファイルの先頭にあるので、
そのマジックナンバを読み取る。本実施の形態の例では
“A2Z”の3バイトのアスキーコードをマジックナン
バとしているので、ファイルの最初の3バイトが“A2
Z”であるか否かをチェックする(S66)。もし、フ
ァイルヘッダの最初の3バイトが“A2Z”でない場合
は(S66のN)、従来のファイル構造のファイルであ
るのでファイル識別情報の拡張子からファイルの種類を
検出し(S67)、当該ファイルの種類に対応したアイ
コン情報を予め登録された対応表から取得し(S6
8)、そのアイコン情報の画像データを表示する(S6
9)。この処理をファイルの個数n分だけ繰返す(S7
0,S71)。
“A2Z”である場合は、図15で説明したように当該
ファイルの管理プログラムコードの呼び出しを行う。具
体的には、表示動作であることを示すTYPEを設定し
て管理プログラムコードのQuestion関数をコールする
(S73)。管理プログラムコードのQuestion関数
は、前述したように、TYPEに基づき表示動作時に必
要となる表示に関するコンピュータのプロパティ情報の
種類を示すQ_Listを生成する。
を取得し(S74)、ファイル名閲覧プログラムは当該
Q_Listから、表示動作時に必要なコンピュータのプロ
パティ情報であるA_Listを作成し(S75)、このA
_Listを設定してAnswer関数をコールする(S7
6)。これらのステップS73〜S75の処理が前処理
機能として実行される。
A_Listに基づきファイル・コンテンツ情報から表示デ
ータを生成し、当該表示データと上述したFlagとから
なるR_List(図32参照)を返す。表示データは例え
ばファイル・コンテンツ情報が文書データであればその
概要情報又は縮小イメージ・データであり、画像データ
であれば、その一部又は縮小版(サムネール)である。
これに対してファイル名閲覧プログラムは、R_Listを
取得し(S77)、それに含まれるFlagが“0”であ
るか判断する(S78)。もし、Flag=1であればフ
ァイル名閲覧プログラムは、同じTYPEを設定してQ
uestion関数を再度コールし、それ以降の処理を同じよ
うに実行する。
から表示情報を作成する(S79)。具体的にはR_Li
stにビットマップデータが含まれる場合には、そのまま
表示情報として使用する。そして、当該表示情報をディ
スプレイ9に表示する(S69)。これらのステップS
79,S69の処理が後処理機能として実行される。
ルについて行うことで(S70,S71)、従来のファ
イル構造を有するファイルと本実施の形態のファイル構
造を有するファイルとについて、ファイル名及びアイコ
ン表示を行うことができる。また、管理プログラムコー
ドを呼び出すことにより、ファイル名閲覧プログラムは
本実施の形態に係るファイル構造のファイルに含まれる
管理プログラムコードにより作成される情報を表示する
ことができる。即ち、規定のインタフェースの管理プロ
グラムコードを呼び出すことで、ファイルの特性に合わ
せた柔軟な情報表示が行えるようになる。これにより操
作者は、目的のファイルの選択を容易に行えるようにな
る。
従来のファイル構造とは異なり、オペレーティング・シ
ステムが開発された後で提案された文書ファイル、画像
ファイル等のファイルのフォーマットでも本実施の形態
を適用することで、ファイル一覧表示などにおいて柔軟
な情報表示が行えることが分かる。
ーマットについての管理プログラムコードの実施の形態
を示す。図33及び図34は管理プログラムコードのQ
uestion関数(ルーチン)とAnswer関数(ルーチン)の
一般的な処理例のフローチャートを示す。図33におい
て、管理プログラムコードを呼び出す、ファイル名閲覧
プログラムなどの呼び出しプログラムからコールされる
と、Question関数は呼び出しプログラムから渡された
TYPEを保持し(S81)、TYPE別にAnswer関
数において必要な情報の種類についてのコードを元にQ
_Listを作成し(S82,S83、S84,S85、
…)、呼び出しプログラムにリターンする。
は、TYPE情報を取得し(S91)、Question関数
において保持されたTYPE別に所定の処理を行い、必
要に応じてFlagを設定し(S92,S93,S94、
S95,S96,S97、…)、呼び出しプログラムに
リターンする。
が直接表示処理等を実行せずOS側プログラムである呼
び出しプログラムに表示等を委譲する場合には、TYP
E別に所定の処理を行い、その処理結果とFlagとを含
むR_Listを生成し、呼び出しプログラムにリターンす
る。
ion関数は、管理プログラムコードの動作モードを表す
TYPE情報を基にAnswer関数に必要な情報の項目の
羅列であるQ_Listを作成するに過ぎない。また、Ans
wer関数は、A_Listとして取得された必要情報を用い
て、動作モードに対応する処理を行うだけである。言い
換えれば、Question関数は呼び出しプログラムの状態
に基づき必要情報の項目を決定し、Answer関数は取得
された必要情報を用いて呼び出しプログラムの状態に対
応する処理を実行するものである。
像)をファイル・コンテンツ情報として保持するファイ
ルに本実施の形態を適用した場合の管理プログラムコー
ドの例を示す。複数の画像ファイルの中から特定のファ
イルを選択する場合、各画像ファイルに含まれる画像の
サムネール画像が表示されているとファイルの選択がし
易い。このようにファイルの一覧表示時等において画像
を表示する場合は、サムネール画像を表示する領域や表
示色数等の情報が必要となる。
のQuestion関数は、呼び出しプログラムからのTYP
E情報を保持し(S101)、当該TYPEが「表示」
を表している場合には(S102のY)、サムネール画
像を表示する領域(横サイズ(表示領域X)及び縦サイ
ズ(表示領域Y))と表示色数Cのコードを含むQ_Li
stを作成する(S103)。
数は、Question関数が保持しているTYPE情報を取
得し(S111)、当該TYPEが「表示」を表してい
る場合には(S112のY)、呼び出しプログラムがA
_Listに設定した表示領域(X,Y)と表示色数Cに基
づき、画像ファイルの情報を用いてサムネール画像を生
成する(S113)。このサムネール画像の生成は、一
般的に元の画像情報からサブサンプリングすることによ
り求めることができる。この生成方法は非常に一般的で
本実施の形態の主要部ではないので、これ以上述べな
い。そして、この生成されたサムネール画像のビットマ
ップデータ及びFlagをR_Listとして呼び出しプログ
ラムに返す(S114)。画像ファイルが静止画像ファ
イルであれば、Flag=0でよい。これにより、呼び出し
プログラムはこのビットマップデータに基づいてサムネ
ール画像を表示する。
理プログラムコードはこの画像ファイルの画像情報を作
成するときに付加されるので、当然この画像ファイルの
フォーマットを解釈できるという点である。即ち、上述
したようにこの画像ファイルのフォーマットが呼び出し
プログラムであるファイル名閲覧プログラムやオペレー
ティング・システムが開発された後に創案されても、管
理プログラムコードを用いることによりサムネール表示
が可能になる。
であったが、動画像ファイルについても適用することが
できる。例えば、Answer関数は、動画像のある時点の
サムネール画像を生成し、当該サムネール画像と“1”
に設定されたFlagとを含むR_Listを生成する。これ
により、OS側の呼び出しプログラムは、サムネール画
像をコマ画像の状態で表示する。そして、呼び出しプロ
グラムは、再度TYPEを設定してQuestion関数をコ
ールし、また、Answer関数をコールする。そうする
と、Answer関数は、動画像の次のある時点のサムネー
ル画像を生成し、当該サムネール画像と“1”に設定さ
れたFlagとを含むR_Listを生成する。このような処
理を繰り返すことにより、例えばファイル名閲覧プログ
ラムによるファイル一覧表示の際に、動画像ファイルの
場合には順次サムネール画像の内容がコマ画像の状態で
変更されるようになる。
を操作する際、一般的に次の3つのステップが行われ
る。即ち、第1のステップは「一覧表示」であり、第2
のステップは「ファイル選択」であり、第3のステップ
は「ファイル操作(実操作)」である。通常、第1のス
テップでは、ファイル名閲覧プログラム等が複数のファ
イルの表示を行う。第2のステップでは、操作者が表示
されたファイルのうち特定のファイルを選択する。第3
のステップでは、選択されたファイルに対して目的の操
作(実操作)を行う。
ション等で表示させる場合は、第2のステップが省略さ
れる。これは、第2のステップを行っても、従来のシス
テムでは何の恩恵も無いからである。
ファイルを有するファイル構造を使用すれば、操作者に
対して新たな恩恵を、ファイルを選択指示する際に与え
ることができるようになる。例えば、一覧表示時は、複
数のファイルを表示するためにサムネール画像が小さく
なる。そこで、「選択時」には、より大きな画像を表示
する、といったことが本実施の形態では実現できる。即
ち、Question関数をコールする際に設定されるTYP
Eが「選択動作時」を表している場合は、TYPEが
「表示動作時」を表している場合に比べて大きなサムネ
ール画像を作成することもできる。これは、A_Listに
おける表示領域のサイズを変えることにより実現でき
る。
イコンを表示し、「選択時」にはサムネール画像を表示
するような構成でもよい。この様子を表したものが図3
7である。図37では、「画像ファイル1」、「画像フ
ァイル2」、及び、「画像ファイル3」のアイコンとフ
ァイル名が表示されている。また、「画像ファイル2」
が選択されている。選択には、マウス等のポインティン
グ・デバイスによりファイル名又はアイコン上にポイン
タを配置させた上でクリックすること、又は、ポインタ
をファイル名又はアイコンの上に配置させること等で行
うことができる。
ル名閲覧プログラム)は、ポインタが「画像ファイル
2」のための所定の領域に配置されたことを検出する
と、「画像ファイル2」の選択が指示されたと判断す
る。そうすると、選択動作時を表すTYPEをセット
し、「画像ファイル2」の管理プログラムコードのQue
stion関数をコールする。Question関数は、「選択動作
時」を表すTYPEを保持し、選択動作時に必要な情報
の項目として例えば表示領域のサイズ、表示色数等をQ
_Listとしてオペレーティング・システムに戻す。オペ
レーティング・システムは、Q_Listに対応するプロパ
ティ情報をA_Listとしてセットする。この場合、ファ
イル選択動作時の表示領域サイズ等をA_Listにセット
し、Answer関数をコールする。Answer関数は、A_Li
stに従ってファイル・コンテンツ情報を処理し、図37
中の右側に示されているようなサムネール画像の情報を
生成し、Flag=0と共にR_Listとしてオペレーティ
ング・システムに戻す。オペレーティング・システム
は、R_Listを取得し、ディスプレイ9の表示画面上の
適切な位置にR_Listに含まれるサムネール画像の情報
を表示する。
イルについてのファイル一覧表示又はファイル選択時の
処理について説明したが、本実施の形態は、音声ファイ
ル等の場合にも適用できる。即ち、音声ファイルの「一
覧表示時」には音声を表すアイコンを表示し、「ファイ
ル選択時」には音声の少なくとも一部を再生する。この
場合、オペレーティング・システム(又はファイル名閲
覧プログラム)は、ポインタが所定の音声ファイルのた
めの所定の領域に配置されたことを検出すると、当該音
声ファイルの選択が指示されたと判断する。そうする
と、選択動作時を表すTYPEをセットし、音声ファイ
ルの管理プログラムコードのQuestion関数をコールす
る。Question関数は、選択動作時を表すTYPEを保
持し、選択動作時に必要な情報の項目として例えばサウ
ンド機能がサポートされているか否かという事項やどの
ようなフォーマットであれば音声出力できるかといった
事項等をQ_Listとしてオペレーティング・システムに
戻す。オペレーティング・システムは、Q_Listに対応
するプロパティ情報をA_Listとしてセットする。この
場合、ファイル選択動作時のサウンド機能をサポートし
ているか否かという事項及びサポートしているフォーマ
ットについての情報をA_Listにセットし、Answer関
数をコールする。Answer関数は、当該コンピュータ1
に、もしサウンド機能がサポートされていればA_List
に従ってファイル・コンテンツ情報を処理し、例えば指
示されたフォーマットで一部の音声情報を生成し、Fla
g=0と共にR_Listとしてオペレーティング・システ
ムに戻す。Flag=1として繰り返し音声情報を出力さ
せるようにしても良い。オペレーティング・システム
は、R_Listを取得し、サウンド機能にR_Listに含ま
れる音声情報を再生させる。
に音声出力させるようにしても良いが、サウンド機能の
差を吸収するような実装が必要となる。
ここまでの説明では、ファイルの情報の表示・再生なる
ファイル操作の補助について述べたが、次に、当該ファ
イルが使用可能かどうかの表示をファイル操作の補助の
一例として行わせる方法について述べる。
はそのファイルを処理できるプログラム(通常、アプリ
ケーション・プログラム)及びコンピュータ環境が必要
である。例えば、音声ファイルを音声として再生する場
合は、音声合成装置がコンピュータ1に接続されてお
り、かつ、音声合成装置を動かすプログラムがインスト
ールされている必要がある。このような装置の接続状態
やプログラムのインストール状態は、オペレーティング
・システムが管理しており、管理プログラムはオペレー
ティング・システムを通して接続状態等を検出できる
(環境情報取得手段)。
はファイル名閲覧プログラム)は、例えば一覧表示時
に、一覧表示時を表すTYPEを設定し、各ファイルに
対してQuestion関数をコールする。Question関数は、
図38に示すように、オペレーティング・システムから
のTYPEを保持し(S121)、TYPEが一覧表示
の場合のQ_Listを生成する(S122のY,S12
3)。Q_Listは、表示領域の横サイズX、表示領域の
縦サイズY、表示色数Cに加えて、機器の接続状態につ
いての項目(環境情報の項目)が含まれる。オペレーテ
ィング・システムは、Q_Listを取得すると、表示領域
サイズ(X,Y)及び表示色数Cと指定された機器の接
続状態についての情報をA_Listとして設定し、Answe
r関数をコールする。
estion関数が保持するTYPEを取得し(S131)、
そのTYPE(一覧表示)に対応する処理を実行する
(S132のY,S133〜S135)。即ち、A_Li
stに含まれる表示領域(X,Y)と表示色数Cに基づき
アイコン画像を生成する(S133)。なお、アイコン
画像については単に保持している場合もある。そして、
アイコン画像にA_Listに含まれる接続状態についての
情報に応じた画像を付加する(S134)。そして、A
nswer関数は、Flag=0とアイコン画像のビットマップ
データによりR_Listを生成する(S135)。オペレ
ーティング・システムは、R_Listに含まれるビットマ
ップデータを用いて、アイコン表示を実行する。
の情報を付加する場合のファイル一覧表示の例を図40
に示す。図40(a)は音声再生可能な場合の表示であ
り、図40(b)は音声再生不可の場合の表示である。
図40(b)には図40(a)のアイコンに不可を示す
画像(禁止マーク)が付加されているのが分かる。
アプリケーション・プログラムのアイコン表示にも同様
な表示を行うことができる。例えば、図41(a)が使
用可能状態、図41(b)が使用不可状態である。ま
た、特定のアプリケーション・プログラムのデータファ
イルのアイコン表示にも同様な表示を行うことができ
る。即ち、当該特定のアプリケーション・プログラムが
インストールされているか否かについての情報をオペレ
ーティング・システムから取得し、インストールされて
いなければ処理不能を表す画像を通常のアイコン画像に
付して表示させる。これにより、ファイルを実際に処理
する以前に、そのファイルが処理可能かどうかが一覧で
きるので効率的である。
わせることもできる。例えば、接続されているプリンタ
が白黒プリンタの場合とカラープリンタの場合で異なる
表示を行うような構成であってもよい。即ち、画像ファ
イル等のサムネール表示をカラープリンタの場合はサム
ネール画像の周囲にカラーの枠を付加し、白黒プリンタ
の場合はサムネール画像の周囲に白黒の枠を付加する。
また、プリンタの出力スピードに応じて予想印刷時間を
表示しても良い。
を選択して印刷を指示したときに表示しても良い。さら
に、入力機器にスキャナ等が接続されている場合はその
スキャナをコントロールするアプリケーション・プログ
ラムのアイコン表示を、カラースキャナの時はカラーの
アイコンに、白黒スキャナの時は白黒のアイコンで表示
するような構成も可能である。
ファイルを移動、消去(削除)、複製等のファイル実操
作を行う場合に、当該ファイル実操作に先立って、ユー
ザのファイル操作を補助するための処理の一例として、
当該ファイル実操作が可能か否かについて表示させるこ
とも可能になる。
ティング・システムやファイル名閲覧プログラムなど)
が、指示されたファイル操作に対応するTYPE状態を
設定し、管理プログラムコードのQuestion関数を呼び
出す。Question関数は、指示されたファイル操作に対
応するTYPE情報を保持し、それに対応するQ_List
を生成する。呼び出しプログラムは、Q_Listを取得し
て、対応するA_Listを生成し、Answer関数をコール
する。Answer関数は、TYPE情報を取得し、A_Lis
tを用いて当該ファイルがTYPEにより指示されたフ
ァイル実操作が実行可能か否かを判断する。もし、指定
されたファイル実操作が可能であれば、例えばFlag=
0を含むR_Listを戻す。呼び出しプログラムは、特別
な処理を行うことなく、指示されたファイル実操作を実
行する。この場合、図42(a)に示すように当該ファ
イルに関しては何も特別な表示は行わない。
ル操作に警告が必要と判断すれば、警告を表すための画
像データ(ビットマップイメージ)とFlag=0とを含
むR_Listを戻す。呼び出しプログラムは、R_Listに
含まれる警告を表すための画像データを表示する。例え
ば、当該ファイルに関して図42(b)に示すような警
告の表示がなされるようになる。
れば、Answer関数は、禁止を表すための画像データ
(ビットマップイメージ)とFlag=0とを含むR_Lis
tを戻す。呼び出しプログラムは、R_Listに含まれる
禁止を表すための画像データを表示する。例えば、当該
ファイルに関して図42(c)に示すような禁止の表示
がなされるようになる。
ファイル実操作を行っても問題の無いファイル、移動、
消去、複製等の所定のファイル実操作を行った場合に問
題が生じ得るファイル、移動、消去、複製等の所定のフ
ァイル実操作を行うことができないファイルについて、
警告、禁止等を移動、消去、複製等の特定のファイル実
操作の指示時に表示できるようになる。ファイル選択時
に表示するような構成であってもよい。これらの表示
を、アプリケーション・プログラムやそのライブラリフ
ァイル、アプリケーション・プログラムにより作成した
ファイルに統一的に適用すれば、操作者が間違った操作
を行うことを防止できるようになる。
作する操作者は健常者とは限らず色々な障害者が使用す
る場合がある。特に、視覚障害者がコンピュータを操作
する場合は、困難を伴う場合が非常に多い。そこで、今
日のコンピュータシステムには、これらの障害者に対す
るサポート機能が付加されるようになってきている。例
えば、老人等の視力の低下した人用に、画面の表示をハ
イコントラスト表示にしたり、文字のフォントサイズを
大きくすることで、操作の助けを行う機能等がある。こ
の場合、予めオペレーティング・システムに使用者の状
態等を登録して、ハイコントラスト表示にしたり、文字
のフォントサイズを大きくする。しかしながら、この機
能は主に文字等に適用するのみで、アイコンには適用さ
れない。これは、アイコンは拡張子に対応する画像を表
示するのに留まっているからである。
害者に対するサポートを行う方法について述べる。オペ
レーティング・システムに操作者がハイコントラスト表
示や大きなフォントの使用を登録した場合には、管理プ
ログラムコードはそれらの登録情報をオペレーティング
・システムを通じて取得し、それに応じて大きくハイコ
ンストラストなアイコン情報を作成することで実現でき
る。
に、ハイコントラスト表示や大きなフォントの使用が登
録されているかについての項目を含める。但し、通常通
り表示サイズや表示色数についての項目を含めるような
構成でもよい。オペレーティング・システムは、自らの
登録情報を探索し、ハイコントラスト表示や大きなフォ
ントの使用が登録されているかを判断する。もし、使用
されていればA_Listにハイコントラスト表示や大きな
フォントの使用があるという情報を含める。アイコンの
表示領域を通常より大きく設定してAnswer関数を呼び
出すような構成であってもよい。Answer関数は、A_L
istに設定された内容に応じてアイコン情報を生成し、
当該アイコン情報(ビットマップイメージ)をFlag=
0と共にR_Listとして返す。オペレーティング・シス
テムは、R_Listに含まれるアイコン情報を用いて表示
を行う。なお、アイコンの大きさはコンピュータ1に接
続されているディスプレイ9の表示解像度に応じて可変
にするような構成であってもよい。
タ1の環境情報のうち取得可能な項目をオペレーティン
グ・システム開発時に予め規定することで、管理プログ
ラムコードは規定のインタフェースを介してオペレーテ
ィング・システムの情報を取得することが可能となる。
言い換えると、図17のようなオペレーティング・シス
テムに取得可能な環境情報の項目のテーブルさえ備えて
おけば、後から開発されたフォーマットのファイルやア
プリケーション・プログラムのファイルはこれらの情報
を簡単に取得することができ、かつ、そのファイルの特
質に合わせて柔軟にファイル選択・ファイル実操作等の
ための情報をユーザに提供できるようになる。
これまでは主に一覧表示時等に適切なファイルを選択す
る場面について述べたが、次にアプリケーション・プロ
グラムの起動について述べる。
プリケーション・プログラムを用いる。また、多くの場
合、アプリケーション・プログラムは、記憶装置に保存
されたデータファイルを読み込んで処理し、処理後のデ
ータをデータファイルとして記憶装置に保存する。この
アプリケーション・プログラムの代表的なものとして
は、ワードプロセッサ・アプリケーション・プログラム
等がある。
により処理を行う場合、操作者はアプリケーション・プ
ログラムとそれにより処理されるデータファイルとをコ
ンピュータ1に指示する必要がある。従来では、データ
ファイルを選択するとそのデータファイルの拡張子に対
応するアプリケーション・プログラムが起動するように
オペレーティング・システムがサポートすることでファ
イルの選択を一つで済むようにしていた。しかしなが
ら、この様な方式では、データファイルに拡張子をつけ
る必要があり、また、拡張子を変更できない。
用することにより、アプリケーション・プログラムによ
り作成されるデータファイルに、固定の拡張子を付す必
要性をなくすことができる。即ち、本実施の形態を適用
したファイルの選択又はファイルの読み込みが指示され
た場合に、当該ファイルの管理プログラムコードが、対
応するアプリケーション・プログラムを呼び出すように
する。アプリケーション・プログラムが作成したファイ
ルの管理プログラムコードと当該アプリケーション・プ
ログラムとは、共に同一の提供者が作成しているので容
易にこの呼び出しを行わせることができる。
ーション・プログラムにより作成されたファイルをダブ
ルクリック等することにより読み込みを指示した場合、
オペレーティング・システムは、読込動作時を示すTY
PE情報をセットし、当該ファイルの管理プログラムコ
ードに含まれるQuestion関数をコールする。Question
関数は、TYPE情報を保持し、例えば特定のアプリケ
ーション・プログラムがインストールされているか否か
という事項やそのアプリケーション・プログラムのファ
イルの格納場所等を含むQ_Listをオペレーティング・
システムに戻す。オペレーティング・システムは、Q_
Listを取得すると、特定のアプリケーション・プログ
ラムがインストールされているか確認し、確認結果及び
インストールされている場合にはその格納場所をA_Li
stとしてAnswer関数をコールする。Answer関数では、
Question関数が保持しているTYPE情報を取得し、
A_Listの内容を確認する。A_Listが特定のアプリケ
ーション・プログラムの実行が可能であることを示して
いれば、Answer関数は、例えば直接当該特定のアプリ
ケーション・プログラムを起動させ、当該ファイルを読
み込むよう当該特定のアプリケーション・プログラムに
指示を出す。そして、Flag=0をオペレーティング・
システムに戻す。もし、直接の起動が許可されていない
場合には、Answer関数は、当該特定のアプリケーショ
ン・プログラムの起動及び当該ファイルの読み込みを要
求するデータをFlag=0と共にR_Listとしてオペレ
ーティング・システムに戻す。オペレーティング・シス
テムは、R_Listを取得すると、Answer関数からの要
求に応じることができるか確認の上、特定のアプリケー
ション・プログラムを起動し、かつ、当該ファイルを当
該特定のアプリケーション・プログラムに読み込ませ
る。
ィング・システムがファイルの拡張子に基づいてアプリ
ケーション・プログラムを起動させるようにするのでは
なく、管理プログラムコードの出力情報に基づいてアプ
リケーション・プログラムを起動させるようにすること
ができる。即ち、拡張子とアプリケーション・プログラ
ムとの対応関係をオペレーティング・システムに登録す
ることなく、ファイルの選択又は読み出し指示に応答し
てアプリケーション・プログラムを起動することができ
るようになる。
p Language)ファイルを閲覧する際に、コンピュータ1
に複数のブラウザプログラムがインストールされている
場合、何れかのブラウザプログラムに拡張子が対応付け
られており、HTMLファイルの読み込みを指示する
と、自動的に対応付けされているブラウザプログラムで
起動されてしまう。本実施の形態では、例えば当該HT
MLファイルを作成する際に、好ましいブラウザプログ
ラムに関連付けを個別に行っておくことにより、一律に
ブラウザプログラムが起動されることを防止することが
できる。また、拡張子を誤って変更してしまっても、好
ましいブラウザプログラムが起動される。
ョン・プログラムを起動してから、編集などを行うため
のデータファイルを指示することも行われている。この
操作のため、アプリケーション・プログラムのファイル
に本実施の形態を適用することを考える。アプリケーシ
ョン・プログラムは、過去に操作した複数のファイル名
の履歴を保持するような機能を有しこのデータを保持し
ているものとする。そこで、本実施の形態では、図43
(a)に示すように、アプリケーション・プログラムの
ファイルをマウス等で選択指示すると、アプリケーショ
ン・プログラムのファイルに含まれる管理プログラムコ
ードが、過去(又は直近)の処理ファイルの履歴一覧
(ここでは「ファイル1」、「ファイル2」及び「ファ
イル3」を含む)を表示するようにする。そして、操作
者が図43(b)に示すように表示された処理ファイル
履歴のうちの一つ(ここでは「ファイル2」)を選択す
ると、管理プログラムコードがアプリケーション・プロ
グラムを起動させ、選択されたファイルを読み込ませ
る。
ケーション・プログラムを起動すると共にファイルの選
択・読み込みができるようになる。
4及び図45に示すフローチャートを参照して説明す
る。例えば操作者によるアプリケーション・プログラム
のファイルの選択指示をオペレーティング・システムが
受け取ると(S141)、ファイル選択動作時を表すT
YPE情報が設定され、そのファイルのQuestion関数
が呼出される(S142)。これに応答して管理プログ
ラムコード側のQuestion関数は、TYPE情報を保持
し(S151)、当該ファイルに登録されている処理フ
ァイル履歴情報を取得し(S152)、当該ファイルの
使用可否についてのQ_Listを生成する(S153)。
を取得すると、各ファイルの使用可否を確認し(S14
3)、各ファイルの使用可否についての情報をA_List
として設定し、Answer関数を呼び出す(S144)。
これに応答して管理プログラムコード側のAnswer関数
は、Question関数からTYPE情報を取得し(S15
4)、A_Listの内容を確認する。そして、使用可であ
るファイルを含むファイル名リストとFlag=0とを含む
R_Listを構成して、オペレーティング・システムに戻
す(S155)。オペレーティング・システムは、R_
Listを取得すると、ファイル名リストを図43(a)
に示すようにアプリケーション・プログラムのファイル
のアイコン付近に表示する処理を実行する(S14
5)。
ァイル名リストのうち何れかのファイル名の領域を選択
し、オペレーティング・システムは、そのファイル選択
を受け付けると(S161)、ファイル名選択動作時を
表すTYPE情報を設定し、Question関数をコールす
る(S162)。これに応答して管理プログラムコード
側のQuestion関数は、TYPE情報を保持し(S17
1)、選択ファイル格納場所についてのQ_Listを生成
する(S172)。オペレーティング・システムは、Q
_Listを取得すると(S163)、操作者が選択したフ
ァイル格納場所を含むA_Listを生成し、Answer関数
をコールする(S164)。これに応答して管理プログ
ラムコード側のAnswer関数は、Question関数が保持す
るTYPE情報を取得し(S173)、本ファイルのア
プリケーション・プログラムの起動を指示すると共に、
A_Listに含まれるファイル格納場所を用いて当該ファ
イルの読み込みを当該アプリケーション・プログラムに
指示する(S174)。
イル操作の補助のための処理としてファイルの内容表示
等について述べたが、管理プログラムコードを利用する
ことで、これら以外の補助のための処理を行わせること
もできる。例えば、管理プログラムコードに自分の所在
をネットワークを通じてファイル作成者に通知するよう
な機能を持たせることにより、当該ファイルの作成者は
複製されたファイルについても管理できる。例えば、楽
曲等の著作権のあるデータのファイルにこのような管理
プログラムコードを付加することで、ユーザがネットワ
ークを通じてこのファイルを再生する度に著作権保持者
であるファイル作成者に通知がなされ、これに基づき課
金を実施する課金システムを構築することも可能であ
る。
を参照して説明する。まず、オペレーティング・システ
ムは、ユーザによるファイルの読み込み又は選択の指示
を受けると(S181)、例えばファイルの読み込み又
は選択を表すTYPE情報を設定し、そのファイルの管
理プログラムコードのQuestion関数を呼び出す(S1
82)。これに応答して管理プログラムコード側のQue
stion関数は、TYPE情報を保持し(S191)、例
えば通信機器の接続状況に関する情報についてのQ_Li
stを生成する(S192)。オペレーティング・システ
ムは、Q_Listを取得すると、例えば通信機器の接続状
況を確認し(S183)、接続状況に関する情報を含む
A_Listを生成し、管理プログラムコードのAnswer関
数を呼び出す(S184)。これに応答して管理プログ
ラムコード側のAnswer関数は、Question関数のTYP
E情報を取得し(S193)、A_Listに含まれる通信
機器の接続状況を確認する(S194,S195)。も
し、通信可能であれば(S195のY)、Answer関数
は、著作権保持者に対する通知要求及び通知情報及びF
lag=0を含むR_Listを生成し、オペレーティング・
システムに戻す(S196)。オペレーティング・シス
テムは、R_Listを取得すると、通信機器を制御して、
著作権保持者に対して通知情報を送信する(S18
5)。オペレーティング・システムにより許可されてい
る場合には、Answer関数は、直接著作権保持者への通
知情報を通信機器により送信させ、Flag=0をオペレ
ーティング・システムに戻す。もし、通信不可能であれ
ば(S195のN)、再生不可とするため、例えば再生
不可の指示及びその旨を表すための画像情報とFlag=
0とを含むR_Listを生成し、オペレーティング・シス
テムに返す(S197)。オペレーティング・システム
は、R_Listを取得するとその内容を確認し、再生不可
指示が含まれているので、ファイル・コンテンツ情報の
読み込みを中止し、R_Listに含まれる画像情報をディ
スプレイ9に表示する(S186)。
にない図9又は図10に示すような新規なファイル構造
を有するファイルを採用すると共にファイル・コンテン
ツ情報に関連する特有の管理プログラムコードを含む。
また、この管理プログラムコードには図14に示すよう
な統一的なインタフェースを設ける。これにより、オペ
レーティング・システムや、それに付随するファイル名
閲覧プログラム等が、管理プログラムコードを統一的に
呼び出すことができるようになる。また、上述したよう
に一覧表示時、選択時等で異なる動作を行わせることが
できるので、操作者の操作に応じてファイルの表示形態
を変えることで、プログラムやデータのファイル選択・
ファイル操作を補助することができる。即ち、コンピュ
ータ1の操作を容易に行えるようになる。
保持されている管理プログラムコードが、オペレーティ
ング・システムそれ自身やそれに付属しているファイル
操作プログラム等による一覧表示やファイル選択時等の
イベントに基づいて呼び出すような例を説明したが、管
理プログラムコードはこれらのイベントに先立って動作
して、それらのイベント毎に再度呼び出すことで処理時
間を削減しても良い。
ムの管理プログラムコードがコンピュータ環境を予め取
得しておき、実際ファイルが選択等された時はその結果
を用いて管理プログラムコードが処理を実行するように
しても良い。また、定期的にオペレーティング・システ
ムが各々のファイルを起動するようなタスクを登録する
ようにしても良いし、特定の時刻に起動するようにして
も良い。
操作者のファイル選択・ファイル操作の向上を主目的に
しているので、操作者の入力待ち等、コンピュータ1の
負荷の少ない時に処理を実行することが望ましい。従っ
て、管理プログラムコード以外のプログラム(例えばア
プリケーション・プログラム)が、コンピュータ1のリ
ソースを使っている場合には、管理プログラムコード以
外のプログラムの実行を優先させても良い。
ードを各ファイルに設けるというファイル構造を採用し
ているので、従来ではオペレーティング・システムやそ
れに付随するプログラムが行っていた動作を管理プログ
ラムコードに行わせ、オペレーティング・システムの既
存機能にとらわれない機能を後から追加することができ
るようになる。
覧方法によれば、ファイル・コンテンツ情報の内容に対
応してコンピュータ上でのユーザのファイル操作を補助
するための処理を実行する管理プログラムコードを本来
のファイル・コンテンツ情報とともに1つのファイル中
に一体に有するファイル構造を利用することで、拡張子
に頼る場合と異なり、この管理プログラムコードによる
処理を実行させることによりファイル選択、ファイル実
操作等のファイル操作を適切に補助することができ、こ
の際、管理プログラムコードはオペレーティング・シス
テム側プログラムから全てのファイルについて共通に規
定されたインタフェースに基づき呼び出し可能とされて
いるので、オペレーティング・システム側プログラムと
アプリケーション・プログラム側とでその開発の前後を
問うことなく適用可能であり、ユーザのファイル操作を
補助するための処理を実行させることができ、汎用性の
高いものとなり、また、このようなユーザのファイル操
作を補助するための処理を実行する管理プログラムコー
ドを一体に有する新規なファイル構造のファイルを簡単
に作成することができる。
よれば、ユーザのファイル操作を補助するための処理を
実行する管理プログラムコードを一体に有する新規なフ
ァイル構造のファイルを簡単に作成することができる。
よれば、ファイル・コンテンツ情報の内容に対応してコ
ンピュータ上でのユーザのファイル操作を補助するため
の処理を実行する管理プログラムコードを本来のファイ
ル・コンテンツ情報とともに1つのファイル中に一体に
有するファイル構造を利用することで、拡張子に頼る場
合と異なり、この管理プログラムコードによる処理を実
行させることによりファイル選択、ファイル実操作等の
ファイル操作を適切に補助することができ、この際、管
理プログラムコードはオペレーティング・システム側プ
ログラムから全てのファイルについて共通に規定された
インタフェースに基づき呼び出し可能とされているの
で、オペレーティング・システム側プログラムとアプリ
ケーション・プログラム側とでその開発の前後を問うこ
となく適用可能であり、ユーザのファイル操作を補助す
るための処理を実行させることができ、汎用性の高いも
のとなる。
ば、ファイル・コンテンツ情報の内容に対応してコンピ
ュータ上でのユーザのファイル操作を補助するための処
理を実行する管理プログラムコードを本来のファイル・
コンテンツ情報とともに1つのファイル中に一体に有す
るので、拡張子に頼る場合と異なり、この管理プログラ
ムコードによる処理を実行させることによりファイル選
択、ファイル実操作等のファイル操作を適切に補助する
ことができ、この際、管理プログラムコードはオペレー
ティング・システム側プログラムから全てのファイルに
ついて共通に規定されたインタフェースに基づき呼び出
し可能とされているので、オペレーティング・システム
側プログラムとアプリケーション・プログラム側とでそ
の開発の前後を問うことなく適用可能であり、ユーザの
ファイル操作を補助するための処理を実行させることが
でき、汎用性の高いものとなる。
載のファイル構造において、管理プログラムコードを有
する新規なファイル構造のファイルと、管理プログラム
コードを有しない従来のファイル構造のファイルとが混
在する状況下でも、ファイルヘッダにより両者を区別し
て適正に処理することができる。
は5記載のファイル構造において、プログラムコードの
実行指示、又は、データの読み込み指示の前に、管理プ
ログラムコードによりファイル操作を補助するための処
理を実行させることにより、アプリケーション・プログ
ラムを一体に有するファイル構造のファイル等の場合と
異なり、事前にファイル・コンテンツ情報の内容等を把
握することができ、ユーザはファイル選択、ファイル実
操作等のファイル操作を適切に行うことができる。
いし6の何れか一記載のファイル構造において、管理プ
ログラムコードを中間言語コードにより表すことによ
り、異なるCPU搭載のコンピュータにおいても当該フ
ァイルの管理プログラムコードを実行させることができ
る。
いし7の何れか一記載のファイル構造において、管理プ
ログラムコードをコンピュータにより許容される特定の
機能のみに限定して動作させることにより、コンピュー
タウイルス等の悪意のあるプログラムが管理プログラム
コードに組み込まれていたとしてもその実行を防止する
ことができ、また、管理プログラムコードはファイル操
作を補助するための処理を実行するためのものであり、
当該ファイルの内容の説明等を行う機能があれば十分な
場合が多く、その実行できる機能を制限しても特に支障
はない。
いし8の何れか一記載のファイル構造において、オペレ
ーティング・システム側プログラムによる呼び出し状態
に応じて管理プログラムコードにより異なる処理を実行
させることができ、全てのイベントについて管理プログ
ラムコードを起動させることによりコンピュータに余計
な負担をかけるのを回避することができ、結果的に、よ
り柔軟なサービスを行わせることができる。
ないし9の何れか一記載のファイル構造において、例え
ば当該コンピュータに接続された入出力機器の状態によ
り管理プログラムコードの動作を変更させることも可能
となり、より柔軟な対応が可能となる。
0記載のファイル構造において、環境情報に関しては予
めコンピュータに登録しておくことにより、後から開発
された管理プログラムコードであってもコンピュータの
環境情報を適切に取得することができ、適切な対応が可
能となる。
0又は11記載のファイル構造において、取得された環
境情報に基づいて当該ファイルのコンテンツ情報が使用
可能か否かがコンピュータに表示されるので、例えば、
当該ファイルの再生などについてユーザは予め判断する
ことができ、当該ファイルを選択指示するか否か等につ
いて適切に対処することができる。
0ないし12の何れか一記載のファイル構造におい
て、、操作者の障害の状況に関する情報を環境情報とし
てコンピュータから取得することで、例えば障害の状況
に応じた大きさのアイコン表示等のファイル操作を補助
するための処理が可能となる。
ないし13の何れか一記載のファイル構造において、フ
ァイル操作を補助するための処理としてファイル・コン
テンツ情報の概要情報を表示させることにより、操作者
はファイル選択などの操作を適切に行うことができ、ま
た、概要情報を表示させる管理プログラムコードを当該
ファイルが保有することにより、ファイル閲覧プログラ
ムなどのオペレーティング・システム側プログラムなど
より後に当該ファイルフォーマットが開発されても対処
可能となる。
ないし14の何れか一記載のファイル構造において、フ
ァイル操作を補助するための処理として当該音声情報の
少なくとも一部をコンピュータに再生させることによ
り、当該音声ファイルを再生するためのアプリケーショ
ン・プログラムを起動せずにファイルの概要を知ること
ができ、ファイル選択等の操作を適切に行うことができ
る。
ないし15の何れか一記載のファイル構造において、フ
ァイル操作を補助するための処理として当該静止画像情
報の少なくとも一部又は縮小画像をいわゆるサムネール
表示させることにより、目的とするファイル選択等の操
作を適切に行うことができる。
ないし16の何れか一記載のファイル構造において、フ
ァイル操作を補助するための処理として当該動画像情報
の少なくとも一部をいわゆるコマ画像として再生表示さ
せることにより、複数の動画像ファイルの中から目的の
動画像を探し出す等の操作を適切に行うことができる。
ないし14の何れか一記載のファイル構造において、フ
ァイルの一覧表示時とファイルの選択時とでは情報を表
示できる領域に差があるが、異なる処理とすることによ
り、ファイルの一覧表示時、選択時各々に適した、より
分かりやすい表示とすることができる。
ないし18の何れか一記載のファイル構造において、フ
ァイルの複製、削除、移動等のファイル実操作が可能か
否かを予め表示することにより、不適切な実操作を行わ
ずに済ませることができる。
ないし19の何れか一記載のファイル構造において、い
わゆるブックマーク用のファイルについても当該ウェブ
ページの概観を示す表示画像情報が保持され、それが表
示されるので、アドレス情報のみによる場合よりも、目
的とするアドレスをより容易に見つけ出すことができ
る。
0記載のファイル構造において、いわゆるブックマーク
用のファイルにおいて、そのウェブページの概観を示す
表示画像情報を更新することができ、絶えず更新される
ウェブページに対応して常に最新の状態で、目的とする
アドレスの検索等に供することができる。
ないし21の何れか一記載のファイル構造において、以
前に表示又は編集したファイルの履歴一覧情報を表示さ
せることにより、アプリケーション・プログラムのファ
イルを選択するだけで、表示又は編集目的のファイルを
見つけることができるようになり、結果的に、ファイル
選択等に際してスムーズな操作が可能になる。
2記載のファイル構造において、選択ファイルを読み込
み起動することで選択ファイルをそのままスムーズにア
プリケーション・プログラムで開くことができるように
なり、ファイル選択・起動等の操作性を向上させること
ができる。
ば、ユーザのファイル操作を補助するための処理を実行
する管理プログラムコードを一体に有する新規なファイ
ル構造のファイルを簡単に作成することができる。
4記載のプログラムにおいて、ユーザのファイル操作を
補助するための処理を実行する管理プログラムコードを
一体に有するファイルを作成する上で、ウェブページの
アドレス情報だけではなく、当該ウェブページの概観を
示す表示画像情報を表示し得るファイルを簡単に生成す
ることができる。
5記載のプログラムにおいて、当該ウェブページの概観
を示す表示画像情報を表示し得るファイルに関して、適
宜ウェブページの概観を示す表示画像情報を更新させて
作成し直すことができ、最新の状況に対応することがで
きる。
ば、ユーザのファイル操作を補助するための処理を実行
する管理プログラムコードを有する新規なファイル構造
のファイルに対応できるオペレーティング・システム側
プログラムを提供することができる。
7記載のプログラムにおいて、管理プログラムコードが
中間言語コードで表されている場合には、インタプリタ
等を用いることによりどのCPUでも実行することがで
きる。
7記載のプログラムにおいて、不正な処理を実行してし
まうような悪意の管理プログラムコードの動作を限定す
ることができる。
7記載のプログラムにおいて、コンピュータの環境情報
を管理プログラムコードに渡して、適切な処理を行わせ
ることができる。
0記載のプログラムにおいて、コンピュータの環境項目
を予め登録しておくことで、後から管理プログラムコー
ドの開発を行っても対処することができる。
0又は31記載のプログラムにおいて、操作者はファイ
ルの使用可否の情報をファイルの読み込み又は実行を指
示する前に判断することができる。
7記載のプログラムにおいて、操作者の障害の状況に関
する情報を管理プログラムコードに出力することによ
り、操作者により適切な処理を実行させることができ
る。
7記載のプログラムにおいて、ファイル操作の可否等を
知ることができるため、より適切なファイル操作を行う
ことができる。
7記載のプログラムにおいて、例えばファイルに保持さ
れた音声情報などの再生をファイル作成者に通知するこ
とで、より適切な著作権管理、課金システムの構築など
を行うことができる。
7記載のプログラムにおいて、管理プログラムコードか
らファイル・コンテンツ情報の概要情報を受け取った場
合、当該概要情報を表示させることにより、適切なファ
イル選択などを行わせることができる。
7記載のプログラムにおいて、ファイル・コンテンツ情
報が音声情報で管理プログラムコードから音声情報の少
なくとも一部を受け取った場合には、音声情報の少なく
とも一部を再生することにより、ファイル選択などを容
易にすることができる。
7記載のプログラムにおいて、ファイル・コンテンツ情
報が静止画像情報で管理プログラムコードから静止画像
情報の少なくとも一部又は縮小画像を受け取った場合に
は、静止画像情報の少なくとも一部又は縮小画像をいわ
ゆるサムネール画像として再生表示することによりファ
イルの選択を容易にすることができる。
7記載のプログラムにおいて、ファイル・コンテンツ情
報が動画像情報で管理プログラムコードから動画像情報
の少なくとも一部を受け取った場合には、動画像情報の
少なくとも一部をいわゆるコマ画像として再生すること
によりファイルの選択を容易にすることができる。
7記載のプログラムにおいて、ファイル・コンテンツ情
報がアプリケーション・プログラムのプログラムコード
である場合、操作者がアプリケーション・プログラムの
ファイルを選択するだけで、当該ファイルの管理プログ
ラムコードから以前に表示又は編集したファイルの情報
を受け取ることにより、以前に表示又は編集したファイ
ルの履歴一覧を見ることができ、結果的に、ファイル選
択等に際してスムーズな操作が可能になる。
7記載のプログラムにおいて、ファイル一覧表示におい
てもファイル選択などを補助する表示を当該ファイルに
備えられた管理プログラムコードを用いて実行すること
ができる。
ウェア構成を示すブロック図である。
図である。
る。
明図である。
ファイル例を示す説明図である。
理例を示す概略フローチャートである。
ァイル名一覧表示例を示す説明図である。
理例を示す概略フローチャートである。
す説明図である。
る。
である。
ード例を示す説明図である。
ースの具体例を示す説明図である。
理の概要を示すフローチャートである。
図である。
関係を示すテーブルの説明図である。
図である。
である。
説明図である。
イルヘッダの構成例を示す説明図である。
制御例を示すフローチャートである。
形態のファイル構造を含むファイル例を示す説明図であ
る。
である。
的に示すブロック図である。
作成方法を示すフローチャートである。
説明図である。
すフローチャートである。
る。
的に示す説明図である。
すフローチャートである。
図である。
ーチャートである。
チャートである。
示すフローチャートである。
すフローチャートである。
る。
n関数の処理例を示すフローチャートである。
関数の処理例を示すフローチャートである。
む表示例を示す説明図である。
示を含む表示例を示す説明図である。
を含む表示例を示す説明図である。
む表示例を示す説明図である。
る。
フローチャートである。
ートである。
Claims (41)
- 【請求項1】 コンピュータにより実行されるプログラ
ムコード又は処理されるデータであるファイル・コンテ
ンツ情報の保存指示を受け付けるステップと、 当該ファイル用のアプリケーション・プログラム提供者
により予め用意され、オペレーティング・システム側プ
ログラムから全てのファイルについて共通に規定された
インタフェースに基づき呼び出し可能で前記ファイル・
コンテンツ情報の内容に対応して前記コンピュータ上で
のユーザのファイル操作を補助するための処理を実行す
る管理プログラムコードを取得するステップと、 前記ファイル・コンテンツ情報と前記管理プログラムコ
ードとを1つのファイルとして記憶装置に格納するステ
ップと、 対象となるファイルに関して、規定された前記インタフ
ェースに基づき前記オペレーティング・システム側プロ
グラムにより前記管理プログラムコードを呼び出すステ
ップと、 前記オペレーティング・システム側プログラムにより呼
び出された前記管理プログラムコードにより当該ファイ
ルに関してファイル操作を補助するための処理を実行す
るステップと、を備えるファイル作成・閲覧方法。 - 【請求項2】 コンピュータにより実行されるプログラ
ムコード又は処理されるデータであるファイル・コンテ
ンツ情報の保存指示を受け付けるステップと、 当該ファイル用のアプリケーション・プログラム提供者
により予め用意され、オペレーティング・システム側プ
ログラムから全てのファイルについて共通に規定された
インタフェースに基づき呼び出し可能で前記ファイル・
コンテンツ情報の内容に対応して前記コンピュータ上で
のユーザのファイル操作を補助するための処理を実行す
る管理プログラムコードを取得するステップと、 前記ファイル・コンテンツ情報と前記管理プログラムコ
ードとを1つのファイルとして記憶装置に格納するステ
ップと、を備えるファイル作成方法。 - 【請求項3】 コンピュータにより実行されるプログラ
ムコード又は処理されるデータであるファイル・コンテ
ンツ情報と、当該ファイル用のアプリケーション・プロ
グラム提供者により予め用意され、オペレーティング・
システム側プログラムから全てのファイルについて共通
に規定されたインタフェースに基づき呼び出し可能で前
記ファイル・コンテンツ情報の内容に対応して前記コン
ピュータ上でのユーザのファイル操作を補助するための
処理を実行する管理プログラムコードとを1つのファイ
ルとして記憶装置に格納されたファイル中で、対象とな
るファイルに関して、規定された前記インタフェースに
基づき前記オペレーティング・システム側プログラムに
より前記管理プログラムコードを呼び出すステップと、 前記オペレーティング・システム側プログラムにより呼
び出された前記管理プログラムコードにより当該ファイ
ルに関してファイル操作を補助するための処理を実行す
るステップと、を備えるファイル閲覧方法。 - 【請求項4】 コンピュータにより実行されるプログラ
ムコード又は処理されるデータであるファイル・コンテ
ンツ情報と、 当該ファイル用のアプリケーション・プログラム提供者
により予め用意され、オペレーティング・システム側プ
ログラムから全てのファイルについて共通に規定された
インタフェースに基づき呼び出し可能で前記ファイル・
コンテンツ情報の内容に対応して前記コンピュータ上で
のユーザのファイル操作を補助するための処理を実行す
る管理プログラムコードと、を備えるファイル構造。 - 【請求項5】 管理プログラムコードを有するファイル
であることを表す情報を含むファイルヘッダをさらに備
える請求項4記載のファイル構造。 - 【請求項6】 前記管理プログラムコードは、前記ファ
イル・コンテンツ情報である前記プログラムコードの実
行指示、又は、前記ファイル・コンテンツ情報である前
記データの読み込み指示の前に、ファイル操作を補助す
るための処理を実行するプログラムコードである請求項
4又は5記載のファイル構造。 - 【請求項7】 前記管理プログラムコードは、中間言語
コードにより表されている請求項4ないし6の何れか一
記載のファイル構造。 - 【請求項8】 前記管理プログラムコードは、ファイル
操作を補助するための処理として、前記コンピュータに
より許容される特定の機能のみ実行する請求項4ないし
7の何れか一記載のファイル構造。 - 【請求項9】 当該ファイルの前記管理プログラムをオ
ペレーティング・システム側プログラムがどの時点で動
作させるかについての設定を含む請求項4ないし8の何
れか一記載のファイル構造。 - 【請求項10】 前記管理プログラムコードは、前記コ
ンピュータの環境情報を取得する環境情報取得手段を有
し、取得された環境情報に基づいて前記ファイル操作を
補助するための処理を実行する請求項4ないし9の何れ
か一記載のファイル構造。 - 【請求項11】 前記コンピュータから取得する前記環
境情報は、予め当該コンピュータに登録された環境項目
に基づき生成される請求項10記載のファイル構造。 - 【請求項12】 前記管理プログラムコードは、取得さ
れた環境情報に基づいて当該ファイルのコンテンツ情報
が使用可能か否かを判断し、使用可能か否かの判断結果
を前記コンピュータに表示させる請求項10又は11記
載のファイル構造。 - 【請求項13】 前記管理プログラムコードは、取得す
る環境情報として操作者の予め登録された障害の状況に
関する情報を含み、前記ファイル操作を補助するための
処理として取得された当該障害の状況に関する情報に応
じた処理を実行する請求項10ないし12の何れか一記
載のファイル構造。 - 【請求項14】 前記管理プログラムコードは、前記フ
ァイル操作を補助するための処理としてファイル・コン
テンツ情報の概要情報を前記コンピュータに表示させる
処理を含む請求項4ないし13の何れか一記載のファイ
ル構造。 - 【請求項15】 前記管理プログラムコードは、前記フ
ァイル・コンテンツ情報が音声情報の場合、前記ファイ
ル操作を補助するための処理として当該音声情報の少な
くとも一部を前記コンピュータに再生させる処理を含む
請求項4ないし14の何れか一記載のファイル構造。 - 【請求項16】 前記管理プログラムコードは、前記フ
ァイル・コンテンツ情報が静止画像情報の場合、前記フ
ァイル操作を補助するための処理として当該静止画像情
報の少なくとも一部又は縮小画像を前記コンピュータに
縮小表示させる処理を含む請求項4ないし15の何れか
一記載のファイル構造。 - 【請求項17】 前記管理プログラムコードは、前記フ
ァイル・コンテンツ情報が動画像情報の場合、前記ファ
イル操作を補助するための処理として当該動画像情報の
少なくとも一部を前記コンピュータに再生させる処理を
含む請求項4ないし16の何れか一記載のファイル構
造。 - 【請求項18】 前記管理プログラムコードは、ファイ
ル操作を補助するための処理としてファイルの一覧表示
時とファイルの選択時とで異なる処理を実行する請求項
4ないし14の何れか一記載のファイル構造。 - 【請求項19】 前記管理プログラムコードは、当該フ
ァイルに関してファイル実操作が可能か否かを判断し、
前記ファイル操作を補助するための処理としてファイル
実操作が可能か否かの判断結果を前記コンピュータに表
示させる処理を含む請求項4ないし18の何れか一記載
のファイル構造。 - 【請求項20】 前記ファイル・コンテンツ情報は、或
るウェブページのアドレス情報と当該ウェブページの表
示画像情報とを含み、 前記管理プログラムコードは、前記ファイル操作を補助
するための処理として前記ファイル・コンテンツ情報に
含まれる前記ウェブページの概観を示す表示画像情報を
前記コンピュータに表示させる処理を含む請求項4ない
し19の何れか一記載のファイル構造。 - 【請求項21】 前記管理プログラムコードは、ウェブ
ページ閲覧時に当該ウェブページのアドレスと同一のア
ドレス情報を前記ファイル・コンテンツ情報として含む
ファイルを検索し、同一のアドレス情報を含むファイル
が検出された場合に、当該ファイルのウェブページの概
観を示す表示画像情報を更新する請求項20記載のファ
イル構造。 - 【請求項22】 前記管理プログラムコードは、前記フ
ァイル・コンテンツ情報が所定の形式のデータに関する
ファイルを表示又は編集するアプリケーション・プログ
ラムのプログラムコードの場合、前記ファイル操作を補
助するための処理として、当該ファイルの選択指示に応
じて前記アプリケーション・プログラムが以前に表示又
は編集した当該ファイルの履歴一覧情報を前記コンピュ
ータに表示させる処理を含む請求項4ないし21の何れ
か一記載のファイル構造。 - 【請求項23】 前記管理プログラムコードは、前記フ
ァイル操作を補助するための処理として、前記所定の形
式のデータに関するファイルであって前記コンピュータ
に表示させた履歴一覧のファイルの何れかの選択指示に
応じて選択されたファイルを前記アプリケーション・プ
ログラムに読み込ませ起動させる処理を含む請求項22
記載のファイル構造。 - 【請求項24】 コンピュータにより実行されるプログ
ラムコード又は処理されるデータであるファイル・コン
テンツ情報の保存指示を受け付ける機能と、 当該ファイル用のアプリケーション・プログラム提供者
により予め用意され、オペレーティング・システム側プ
ログラムから全てのファイルについて共通に規定された
インタフェースに基づき呼び出し可能で前記ファイル・
コンテンツ情報の内容に対応して前記コンピュータ上で
のユーザのファイル操作を補助するための処理を実行す
る管理プログラムコードを取得する機能と、 前記ファイル・コンテンツ情報と前記管理プログラムコ
ードとを1つのファイルとして記憶装置に格納する機能
と、を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - 【請求項25】 前記保存指示を受け付ける機能が、或
るウェブページの概観を示す表示画像情報の生成指示を
受け付ける機能であり、 前記ファイル・コンテンツ情報が、当該ウェブページの
概観を示す表示画像情報と当該ウェブページのアドレス
情報である請求項24記載のプログラム。 - 【請求項26】 ウェブページ閲覧時に当該ウェブペー
ジのアドレスと同一のアドレス情報を前記ファイル・コ
ンテンツ情報として含むファイルを検索する機能と、 前記ファイルが検出された場合には、当該ファイルのウ
ェブページの概観を示す表示画像情報を更新する機能
と、をさらに前記コンピュータに実行させる請求項25
記載のプログラム。 - 【請求項27】 コンピュータにより実行されるプログ
ラムコード又は処理されるデータであるファイル・コン
テンツ情報と、当該ファイル用のアプリケーション・プ
ログラム提供者により予め用意され、オペレーティング
・システム側プログラムから全てのファイルについて共
通に規定されたインタフェースに基づき呼び出し可能で
前記ファイル・コンテンツ情報の内容に対応して前記コ
ンピュータ上でのユーザのファイル操作を補助するため
の処理を実行する管理プログラムコードとを有するファ
イルの当該管理プログラムコードを前記インタフェース
を介して呼び出して、ユーザによる操作に関する情報を
出力する前処理機能と、 前記ファイルの前記管理プログラムコードから前記イン
タフェースを介して前記ユーザによる操作に対応する情
報を受け取り、当該情報に基づいて処理を行う後処理機
能と、を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - 【請求項28】 前記管理プログラムコードが中間言語
コードで表されている場合に、当該中間言語コード処理
機能を起動させる機能をさらに前記コンピュータに実行
させる請求項27記載のプログラム。 - 【請求項29】 前記管理プログラムコードの特定の機
能以外の動作を禁止する機能をさらに前記コンピュータ
に実行させる請求項27記載のプログラム。 - 【請求項30】 前記管理プログラムコードから前記コ
ンピュータの環境情報の取得要求を受けた場合、当該取
得要求で要求された環境情報を前記インタフェースを介
して前記管理プログラムコードに出力する機能をさらに
前記コンピュータに実行させる請求項27記載のプログ
ラム。 - 【請求項31】 前記コンピュータの環境情報の取得要
求に対応するための環境項目を予め当該コンピュータに
保持しておく機能をさらに前記コンピュータに実行させ
る請求項30記載のプログラム。 - 【請求項32】 前記後処理機能は、前記管理プログラ
ムコードから当該ファイルの前記ファイル・コンテンツ
情報の使用可否についての判断結果の情報を受け取った
場合、当該使用可否についての情報を表示させる請求項
30又は31記載のプログラム。 - 【請求項33】 前記管理プログラムコードから操作者
の障害の状況に関する情報の取得要求を受けた場合、予
め登録された当該障害に関する情報を前記インタフェー
スを介して前記管理プログラムコードに出力する機能を
さらにコンピュータに実行させる請求項27記載のプロ
グラム。 - 【請求項34】 前記後処理機能は、前記管理プログラ
ムコードからファイル実操作の可否に関する情報を受け
取った場合、当該ファイル実操作の可否に関する情報を
表示させる請求項27記載のプログラム。 - 【請求項35】 前記後処理機能は、前記ユーザの操作
がファイルの読み込み指示の場合、前記管理プログラム
コードからの情報に基づき、前記ファイルの読み込みを
ネットワークを介してファイル作成者に通知させる請求
項27記載のプログラム。 - 【請求項36】 前記後処理機能は、前記ファイル・コ
ンテンツ情報の概要情報を前記管理プログラムコードか
ら受け取った場合、当該概要情報を表示させる請求項2
7記載のプログラム。 - 【請求項37】 前記後処理機能は、前記管理プログラ
ムコードから前記ファイル・コンテンツ情報である音声
情報の少なくとも一部を受け取った場合、当該音声情報
の少なくとも一部を再生させる請求項27記載のプログ
ラム。 - 【請求項38】 前記後処理機能は、前記管理プログラ
ムコードから前記ファイル・コンテンツ情報である静止
画像情報の少なくとも一部又は縮小画像を受け取った場
合、当該静止画像情報の少なくとも一部又は縮小画像を
表示させる請求項27記載のプログラム。 - 【請求項39】 前記後処理機能は、前記管理プログラ
ムコードから前記ファイル・コンテンツ情報である動画
像情報の少なくとも一部を受け取った場合、当該動画像
情報の少なくとも一部を再生させる請求項27記載のプ
ログラム。 - 【請求項40】 前記ファイルの前記ファイル・コンテ
ンツ情報が、所定の形式のデータに関するファイルを表
示又は編集するアプリケーション・プログラムのプログ
ラムコードであり、前記ファイルの前記管理プログラム
コードから前記アプリケーション・プログラムが以前に
表示又は編集したファイルの情報を受け取った場合、前
記後処理機能は、当該ファイルの履歴一覧情報を表示さ
せる請求項27記載のプログラム。 - 【請求項41】 前記ユーザの操作がファイル一覧表示
指示の場合、 前記前処理機能は、複数のファイルの管理プログラムコ
ードに前記ユーザの操作に関する情報を出力し、前記後
処理手段は、前記複数のファイルの管理プログラムコー
ドから情報を受け取って、処理を実行する請求項27記
載のプログラム。
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