JP2003199058A - 低帯域幅映像装置、低帯域幅映像供給方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプロダクションモジュール制作装置 - Google Patents

低帯域幅映像装置、低帯域幅映像供給方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプロダクションモジュール制作装置

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JP2003199058A
JP2003199058A JP2001391167A JP2001391167A JP2003199058A JP 2003199058 A JP2003199058 A JP 2003199058A JP 2001391167 A JP2001391167 A JP 2001391167A JP 2001391167 A JP2001391167 A JP 2001391167A JP 2003199058 A JP2003199058 A JP 2003199058A
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Joseph Paul Montgomery
ポール モントゴメリ ヨゼフ
Michael Richard Young Moore
リチャード ヤング ムーア マイケル
Stephen A Hartford
エイ ハートフォード ステファン
Mark R Mooneyham
アール ムニーハム マーク
Daniel A Kaye
エイ ケイ ダニエル
Kenneth A Turcotte
エイ タルコット ケニス
Steven R Kell
アール ケル スティーブン
Stephan D Schaem
ディ シェム ステファン
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Original Assignee
MegaChips Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低帯域幅での通信によりネットワークで商用
品質のテレビ画像を送る。 【解決手段】 画像モジュール、オーディオモジュール
およびスクリプトモジュールをコンピュータ100で受
け取り、ディレクタモジュールによって、画像モジュー
ルとスクリプトモジュール内の指令とを使用し、一連の
リアルタイムスクリーン遷移を算定し、ディレクタモジ
ュールによって、リアルタイムスクリーン遷移を対応す
る音声と組み合わせて、コンピュータディスプレイスク
リーン140上に高品質デジタル映像を描画する。従来
のように一連のビットマップ静止映像を連続的にネット
ワークからダウンロードする必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して画像処理に
関し、特にパーソナルコンピュータにおける画像および
音声の演出に係る低帯域幅映像装置、低帯域幅映像供給
方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプロダ
クションモジュール制作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルテクノロジーにおいては、パー
ソナルコンピュータ上でのビデオ画像の供給が重要な問
題である。ビデオ画像は、インターネットやその他のネ
ットワークあるいはモデム間接続による電話線にて伝送
されるか、またはコンパクトディスクリードオンリーメ
モリ(CD-ROMs)から受け取られる。モデム速度は、企
業のインターネットすなわちローカルエリアネットワー
ク(LAN)を介してリアルタイムで連続的な映像情報を
インターネットにて送る際の制約因子となっている。こ
れに比べ、オーディオデータの連続ネットワーク伝送は
重大な問題を生じない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】表1に、種々のネット
ワークアーキテクチャについて理論上の最高帯域幅を示
す。単純な既存の電話サービス(POTS)におけるモデム
間電話線接続の帯域幅は、理論上3360bytes/sであ
るが、モデムまたはシングルISDNによるインターネット
接続は5600bytes/sに限られる。デュアルISDNネッ
トワークアーキテクチャは最高11200bytes/sを伝
送するが、CATVやADSLでは数百Kbytes/s〜数Mbytes/s、
10BaseT接続による企業のLANは1Mbytes/sを伝送する
ことができる。電話線接続以外のこれらの技術は、非連
続的なパケット交換データを伴う。衛星およびケーブル
アーキテクチャも可能であるが、まだ一般的に採用され
ておらず、他の問題を生じる。
【0004】
【表1】
【0005】一方、コンピュータメモリとプロセッサの
速度は急速な進歩を遂げてきた。パーソナルコンピュー
タは、大量のギガビットのデータを収容するハードドラ
イブを備えており、メモリチップは安価になりつつあ
る。1.5GHzに近いプロセッサ速度が可能であり、数G
Hzという速度が検討されている。
【0006】インターネットからの静止または動画像を
パーソナルコンピュータ上で見るためには、利用者は通
常、ウェブリンクをクリックすることによって、ウェブ
サイトから映像データをダウンロードするが、特定の画
像形式を表示するためには、例えばアドビ・アクロバッ
トなどのソフトウェアを別途ダウンロード(あるいは入
手)する必要がある場合が多い。ネットワークを介する
伝送あるいはディスクへの保存には、画像を圧縮するこ
とがたびたびある。JPEGやMPEGなどの、離散コサイン変
換(DCT)法を用いる圧縮アルゴリズムによって有用な
画像が生成されるが、画像サイズ、画像品質、解像度お
よび獲得速度が損なわれる。画像待ち時間も犠牲にな
る。利用者は、画像全体あるいは一連の画像が、表示前
に、クライアント側パーソナルコンピュータにおいてバ
ッファに入れられる間待たなくてはならない。ネットワ
ークエラーや通信量によって画像伝送が中断されること
もある。ストリーミング技術によれば、利用者は画像を
ダウンロードしながらすぐに見始めることができるが、
やはり画像品質と待ち時間が犠牲になる。
【0007】現在、商用映像演出におけるデジタル形式
に関する国際電気通信連合標準ITU-R601(すなわちNTS
C)によれば、走査画像におけるフレームごとに720
×486ピクセルが必要であり、また、60フレーム/
秒にてY、R-Y、B-Y各色成分の8ビット4:2:2サン
プリングが必要である。その結果、この形式が圧縮され
ないまま、画像がリアルタイムで連続的に見られるとす
ると、20Mbytes/sのデータストリームとなる。明らか
に、これは10BaseTの1Mbytes/sという最高速度より
も大きい。5:1という圧縮比は、製品市場の画像品質
にとって望ましいと考えられる最大比であるが、これは
必要なデータレートを4Mbytes/sに減らすにすぎない。
4:1:1のサンプリングを用いれば、他の従来のデジ
タル映像演出技術(例えばDVC-ProやDV Cam)は、3Mby
tes/sという限界的な改善データレートを生み出す。ビ
デオ画像のプレビューと編集に30:1という圧縮比が
用いられることもあるが、700Kbytes/sというデータ
レートが生じるに過ぎない。これらの形式に関するデー
タレートを表2にまとめる。
【0008】
【表2】
【0009】これを56Kbytes/sの標準モデムと比較す
ると、ITU-R 601基準と現在のハードウェア伝送能力基
準との間には、容易に識別できる際立った格差が存在す
る。56kモデムを介してITU-R 601データを伝送する
には、すでに圧縮され、限界的に許容できる30:1の
圧縮画像に対するさらなる圧縮比125:1、すなわち
全体で750:1の圧縮が必要となる。
【0010】ウェブページ上で動く物体を表示する現在
の方法には、ビットマップあるいはベクトルアプローチ
がある。ウェブページ上で動く簡単なアイコンは、フレ
ームごとに画像の一部のみを変えることによって演出さ
れる。例えば、マイクロソフト(商標)やネットスケー
プ(商標)のブラウザは、プロセッサがページを取得し
ている間、それらのロゴやマークの周りを所定の形跡が
回転する様子を示す。ウェブページ上の広告もまた、動
画を表示する。フレームごとに必要なビットが少なくな
るように画像を小さくすることによって、または画像が
断続的に動くように見えるようにフレームレートを遅く
することによって、これらの画像の帯域幅は減少され
る。
【0011】高精細テレビジョン(HDTV)は、ビデオ映
像中の定域を認識し、先のフレームの情報の多くを保持
することにより、テレビ画像表示を簡略化し帯域幅を減
少させようと試みている。HDTVはMPEGおよびJPEGと同時
に発展したが、HDTVは放映向けであり、ネットワーク伝
送あるいはパーソナルコンピュータ用途には役立たな
い。
【0012】帯域幅は、予測可能な将来について、ネッ
トワーク伝送における障害であり続けることが予想され
る。従って、先行技術には、パーソナルコンピュータの
十分なメモリとプロセッサ容量を利用することにより、
通常のモデムを介してネットワークで商用品質のテレビ
画像を送ることができるようにし、それによって伝送ハ
ードウェアへの依存を小さくする際立った必要性があ
る。また、パーソナルコンピュータにおいて、注目せざ
るを得ない新しい映像技術を作り出す必要性もある。
【0013】そこで、この発明の課題は、低帯域幅での
通信によりネットワークで商用品質のテレビ画像を送る
ことができるようにし、それによって伝送ハードウェア
への依存を小さくすることの可能な低帯域幅映像装置、
低帯域幅映像供給方法、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体及びプロダクションモジュール制作装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、低帯域幅映像装置であって、
表示スクリーンおよびメモリを有するコンピュータと、
前記メモリ内に存在するディレクタモジュールと、スク
リプトモジュールと、画像モジュールと、オーディオモ
ジュールとを備え、前記ディレクタモジュールは、前記
画像モジュールと前記スクリプトモジュール内の指令と
を用いて一連のリアルタイムスクリーン遷移を算定し、
前記リアルタイムスクリーン遷移を、対応する音声と組
み合わせて、高品質デジタル映像を前記表示スクリーン
上に描画するものである。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の低帯域幅映像装置であって、前記ディレクタモジュー
ルは、一回ごとにダウンロードまたはアップロードされ
るものである。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の低帯域幅映像装置であって、前記ディレクタモジュー
ルは、必要に応じて定期的に更新されるものである。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の低帯域幅映像装置であって、前記ディレクタモジュー
ルは、ネットワークからダウンロードされるものであ
る。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の低帯域幅映像装置であって、前記ディレクタモジュー
ルは、前記コンピュータのドライブを通じてディスクか
らアップロードされるものである。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の低帯域幅映像装置であって、前記ディレクタモジュー
ルは、ストックシーンまたはループを挿入することによ
って、前記デジタル映像のリアルタイム動作を確保する
ものである。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の低帯域幅映像装置であって、前記画像モジュールは、
ビットマップ静止画像を含むものである。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の低帯域幅映像装置であって、前記画像モジュールは、
ショートビデオクリップをさらに含むものである。
【0022】請求項9に記載の発明は、低帯域幅映像装
置であって、表示スクリーンおよびメモリを有するコン
ピュータと、前記メモリ内に存在するディレクタモジュ
ールと、スクリプトモジュールと、画像モジュールと、
オーディオモジュールとを備え、前記ディレクタモジュ
ールは、前記画像モジュールと前記スクリプトモジュー
ル内の指令とを用いて一連のリアルタイムスクリーン遷
移を算定し、前記リアルタイムスクリーン遷移を、対応
する音声と組み合わせて、高品質デジタル映像を前記表
示スクリーン上に描画するものである。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記画像モジュールお
よび前記オーディオモジュールは、ネットワークを介し
て前記コンピュータに伝送されるものである。
【0024】請求項11に記載の発明は、請求項4また
は請求項10に記載の低帯域幅映像装置であって、前記
ネットワークはインターネットである。
【0025】請求項12に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記画像モジュールお
よび前記オーディオモジュールは、固定媒体または代替
メモリから読み出されるものである。
【0026】請求項13に記載の発明は、請求項5また
は請求項12に記載の低帯域幅映像装置であって、前記
ドライブは光学ヘッドを有し、前記ディスクは光学式読
み取り可能ディスクである。
【0027】請求項14に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記スクリーン遷移
は、ワイプを含むものである。
【0028】請求項15に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記スクリーン遷移
は、合焦または脱焦を含むものである。
【0029】請求項16に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記スクリーン遷移
は、フェードを含むものである。
【0030】請求項17に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記スクリーン遷移
は、ディゾルブを含むものである。
【0031】請求項18に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記スクリーン遷移
は、画像の変換を含み、前記画像は、前記画像の新たな
断片が前記表示スクリーンを横切って移動するにつれ
て、前記画像の一部のみが見えるように切り取られるも
のである。
【0032】請求項19に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記デジタル映像は、
前記スクリプトモジュールと、前記画像モジュールおよ
び前記オーディオモジュールの初期断片のみを送ること
によって開始され、前記ディレクタモジュールは、前記
デジタル映像が再生されている間、前記画像モジュール
および前記オーディオモジュールの断片を継続して受け
取るものである。
【0033】請求項20に記載の発明は、低帯域幅映像
供給方法であって、画像モジュール、オーディオモジュ
ールおよびスクリプトモジュールをコンピュータにおい
て受け取る工程と、ディレクタモジュールによって、前
記画像モジュールと前記スクリプトモジュール内の指令
とを使用し、一連のリアルタイムスクリーン遷移を算定
する工程と、ディレクタモジュールによって、前記リア
ルタイムスクリーン遷移を対応する音声と組み合わせ
て、前記コンピュータの表示スクリーン上に高品質デジ
タル映像を描画する工程と、を備える。
【0034】請求項21に記載の発明は、請求項20に
記載の低帯域幅映像供給方法であって、前記受け取り工
程は、前記画像モジュール、前記オーディオモジュール
および前記スクリプトモジュールをネットワークから受
け取る工程を備える。
【0035】請求項22に記載の発明は、請求項21に
記載の低帯域幅映像供給方法であって、前記ネットワー
クはインターネットである。
【0036】請求項23に記載の発明は、請求項20に
記載の低帯域幅映像供給方法であって、前記受け取り工
程は、前記画像モジュール、前記オーディオモジュール
および前記スクリプトモジュールを固定媒体または代替
メモリから受け取る工程を備える。
【0037】請求項24に記載の発明は、請求項23に
記載の低帯域幅映像供給方法であって、前記ディスクは
光学式読み取り可能ディスクである。
【0038】請求項25に記載の発明は、請求項20に
記載の低帯域幅映像供給方法であって、前記ディレクタ
モジュールを一回ごとに前記コンピュータにロードする
工程をさらに備える。
【0039】請求項26に記載の発明は、請求項20に
記載の低帯域幅映像供給方法であって、前記ディレクタ
モジュールを必要に応じて定期的に更新する工程をさら
に備える。
【0040】請求項27に記載の発明は、請求項20に
記載の低帯域幅映像供給方法であって、ストックデータ
またはルーピングセグメントを前記デジタル映像に追加
して、前記デジタル映像における空隙をなくし、リアル
タイムな継続性を確保する工程をさらに備える。
【0041】請求項28に記載の発明は、請求項20に
記載の低帯域幅映像供給方法であって、前記スクリプト
モジュールと、前記画像モジュールおよび前記オーディ
オモジュールの初期断片のみを送ることによって前記デ
ジタル映像を開始する工程をさらに備え、前記ディレク
タモジュールは、前記デジタル映像が再生されている
間、前記画像モジュールおよび前記オーディオモジュー
ルの断片を継続して受け取る。
【0042】請求項29に記載の発明は、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、画像モジュール、オ
ーディオモジュールおよびスクリプトモジュールを受け
取る工程と、ディレクタモジュールによって、前記画像
モジュールと前記スクリプトモジュール内の指令とを使
用し、一連のリアルタイムスクリーン遷移を算定する工
程と、ディレクタモジュールによって、前記リアルタイ
ムスクリーン遷移を対応する音声と組み合わせ、前記コ
ンピュータの表示スクリーン上に高品質デジタル映像を
描画する工程と、をコンピュータに実行させることによ
って低帯域幅テレビ映像を表示するためのプログラム指
令を備える。
【0043】請求項30に記載の発明は、請求項1に記
載の低帯域幅映像装置であって、前記ディレクタモジュ
ールは、前記リアルタイムスクリーン遷移を算定するた
め、前記スクリプトモジュール内に存在する指令に従っ
て実行されるスクリーン遷移アルゴリズムを備えるもの
である。
【0044】請求項31に記載の発明は、請求項30に
記載の低帯域幅映像装置であって、新効果アルゴリズム
を含む新効果モジュールをさらに備え、前記ディレクタ
モジュールは、前記リアルタイムスクリーン遷移を算定
するため、前記ディレクタモジュール内に存在する指令
ごとに前記新効果アルゴリズムを実行することができる
ものである。
【0045】請求項32に記載の発明は、低帯域幅映像
装置において使用されるプロダクションモジュール制作
装置であって、表示スクリーン、メモリ、画像ファイ
ル、ビデオファイルおよびオーディオファイルを備える
コンピュータと、前記メモリ内に存在し、前記表示スク
リーン上にグラフィックユーザーインターフェースを表
現するソフトウェアアプリケーションであって、利用者
がポイント-クリック動作を用いて前記低帯域幅映像装
置において使用されるプロダクションモジュールを形成
できるようにするソフトウェアアプリケーションと、を
備えるものである。
【0046】請求項33に記載の発明は、請求項32に
記載のプロダクションモジュール制作装置であって、前
記メモリ内に存在するディレクタモジュールと、スクリ
プトモジュール、画像モジュール、オーディオモジュー
ルおよび新効果モジュールを含むプロダクションモジュ
ールと、を含む前記低帯域幅映像装置と、をさらに備
え、前記ディレクタモジュールは、前記画像モジュール
と、前記新効果モジュールと、前記スクリプトモジュー
ル内の指令とを用いて一連のリアルタイムスクリーン遷
移を算定し、前記リアルタイムスクリーン遷移を、対応
する音声と組み合わせて、前記コンピュータの表示スク
リーン上に高品質デジタル映像を描画するものである。
【0047】請求項34に記載の発明は、請求項32に
記載のプロダクションモジュール制作装置であって、前
記プロダクションモジュールは、スクリプトモジュール
と、画像モジュールと、オーディオモジュールと、任意
の新効果モジュールと、を備えるものである。
【0048】請求項35に記載の発明は、請求項32に
記載のプロダクションモジュール制作装置であって、前
記グラフィックユーザーインターフェースは、前記ファ
イルを選択するためのファイル選択ウインドーと、前記
ファイルをプレビューするためのプレビューウインドー
と、画像と映像を論理ページ内に配列し、前記論理ペー
ジに音声およびスクリーン遷移指令を追加するためのボ
タンバーと、を備えるものである。
【0049】
【発明の実施の形態】<原理>この発明の一の実施の形
態に係る低帯域幅映像装置では、パーソナルコンピュー
タ環境において、低帯域幅画像および音声のクライアン
ト側での演出(プロダクション)に関し、「スクリプト」
モジュールとオーディオモジュールに加え、画像モジュ
ール中の一連の静止画像が、クライアント-サーバーア
ーキテクチャにおけるネットワークを通じて送られる
か、または、コンパクトディスクやその他のメモリから
読み出される。クライアント側のパーソナルコンピュー
タのメモリ内(例えばハードディスク上)に存在する「デ
ィレクタ」モジュールは、「スクリプト」を用いて、静止
画像に対して「動き」のシーケンスをどのように実行すべ
きかをコンピュータに伝達する。これらの動きには、カ
ット、ディゾルブ、フェード、ワイプ、フォーカス、走
行映像面、およびプッシュプルなどのデジタル画像効果
が含まれるが、これらに限定されない。ディレクタモジ
ュールは、一回ごとにネットワークからダウンロードす
るか、または、フロッピー(登録商標)もしくはコンパ
クトディスクからアップロードする。
【0050】プロダクション(演出)シーケンスはリア
ルタイムであると同時に、先行技術のネットワーク映像
に比べると、比較的滑らかで連続的である。できるだけ
速くビューイングを可能にしキャッシュを避けるため
に、スクリプトモジュールが初期画像とともにパーソナ
ルコンピュータに伝送され、直ちに再生を開始する。演
出の大部分はクライアントロケーションで行われ、静止
映像、オーディオデータおよびスクリプトの伝送が比較
的速いため、低帯域幅が達成される。画像は、常にリア
ルタイムにフルスクリーン形式で表示される。待ち時間
遅れ防止が必要な場合には、閲覧者が常に連続的な視覚
音声体験を得るよう、ディレクタモジュールがストック
シーン(予め保存された一定のフィート数の動画像)、
アニメーションおよびループから代用物を挿入する。
【0051】<具体的な説明>図1はこの発明の一の実
施の形態に係る低帯域幅映像装置に係るクライアント-
サーバーアーキテクチャの概略的な全体像を示すブロッ
ク図である。クライアントパーソナルコンピュータ10
0は、モデム120とネットワーク125とを介してサ
ーバー130に接続される。クライアントパーソナルコ
ンピュータ100は、コンピュータディスプレイスクリ
ーン140と、ステレオスピーカー150と、ディスク
ドライブ160と、多数のソフトウェアモジュールを含
むハードドライブ170と、を備える。サーバー130
は、他のソフトウェアモジュールを含むメモリを有し、
複数の他のクライアント180,181に接続され、ま
た、プロダクションクライアント185にも接続され
る。プロダクションクライアント185は、クライアン
トパーソナルコンピュータ100のコンピュータディス
プレイスクリーン140に示される演出画像190を制
作するとともに、クライアントパーソナルコンピュータ
100におけるプラグイン一回ごとにディレクタモジュ
ールを提供する。
【0052】図2〜図5は、本願発明の低帯域幅映像装
置の選択された「動き」特性を示す図である。図2は走行
映像面を示す図である。コンピュータディスプレイスク
リーン140に表示される画像の静止映像210は、パ
ーソナルコンピュータ内に存在する(図2(i))。映像
210の画像230、230’は、映像210の全部は
ディスプレイウインドー220,220’にはまらない
が、その一部が画像230、230’としてコンピュー
タディスプレイスクリーン140上に切り取られるよう
に、クライアントパーソナルコンピュータ100に表示
される(図2(ii)-(iii))。映像210はコンピュータ
ディスプレイスクリーン140のディスプレイウインド
ー220,220’内で迅速に変換される。静止映像2
10全体がビットマップ画像としてすでにクライアント
パーソナルコンピュータ100に保存されているため、
ネットワークあるいはディスクから一連の画像をダウン
ロードして動きを錯覚させる必要はない。画像230、
230’は、クライアントパーソナルコンピュータ10
0においてコンピュータメモリに保存されたビットマッ
プ静止映像210から作成される。応用例としては、3
60度の背景のパン撮りが挙げられる。この背景がビッ
トマップ静止映像210としてコンピュータに保存され
ると、ディレクタは、360度静止映像210に付随す
るスクリプトを用いて、この背景の任意の点でのカメラ
トラックをシミュレートする。
【0053】他の応用例としては、動くバナー広告が挙
げられる。バナーはビットマップ静止映像210として
保存される(図2(i))が、映像210は、バナーの一
セグメントのみが一度に表示されるように切り取られる
(図2(ii)-(iii))。ディレクタモジュールは、バナー
に付随するスクリプトを用いてコンピュータディスプレ
イスクリーン140上を左右または上下もしくは斜めに
バナーを動かす。クライアントパーソナルコンピュータ
100のプロセッサが映像210にローカルに作用して
画像230、230’を作成し、一連のビットマップ静
止映像210を連続的にネットワークからダウンロード
する必要がないため、画像230、230’は、先行技
術と比べ、より速く滑らかにコンピュータディスプレイ
スクリーン140上を動くように見える。
【0054】図3は、合焦-脱焦運動を示す図である。
ビットマップ静止映像240は、スクリプトモジュール
とともにクライアントパーソナルコンピュータ100内
に存在する。まず、画像に焦点が合っており、ビットマ
ップ静止映像240としてコンピュータディスプレイス
クリーン140上に表示されているとする(図3
(i))。スクリプトがディレクタに指示を出し、当初ビ
ットマップ静止映像240の一連の脱焦画像241,2
42,243を計算し表示する、クライアントパーソナ
ルコンピュータ100上に存在するアルゴリズムを作動
させる(図3(ii)-(iv))。このアルゴリズムは、ディ
レクタとともに一回ごとにダウンロードされるユーティ
リティの一つであり、脱焦画像の計算を迅速に行うよう
最適化される。ビットマップ静止映像240は一対の映
像240a、240bとして任意にダウンロードされ
る。映像240a(図3(i))は合焦すなわち起点画像
を表し、映像240b(図3(iv))は脱焦すなわち目的
画像を表す。脱焦アルゴリズムは、起点画像と目的画像
との間の反復脱焦画像状態を表す最適化テーブルを含む
ことが好ましい。スクリプトは、まず画像を脱焦画像と
して表示し、次に焦点を合わせることを示してもよい
し、その逆でもよい。
【0055】図3(i)-(iv)は、ディゾルブ(フェードイ
ン)を表示するのに用いることもできる。ビットマップ
静止映像240は、ディゾルブコードを含むスクリプト
モジュールとともに送られる。ディレクタは、好ましく
は最適化テーブルを用いてこのディゾルブを実行するア
ルゴリズムを含んでいる。従ってディレクタは、フェー
ドオーバーする画像240,241,242,243を
クライアントパーソナルコンピュータ100においてど
のようにローカルに計算するかをクライアントパーソナ
ルコンピュータ100に伝達し、画像240,241,
242,243は連続して迅速にコンピュータディスプ
レイスクリーン140上に表示される。
【0056】図4(i)-(iv)は、直線的なワイプを連続的
に示す図である。ワイプによって、映像250がコンピ
ュータディスプレイスクリーン140から移動線(ワイ
プ線)260を横切って消し去られる。移動線260
は、水平でも、垂直でも、斜めでも、直線でも、曲線で
もよい。移動線260がコンピュータディスプレイスク
リーン140上に表示された映像250の一方側または
角から他方側に移動するにつれて、映像250が移動線
260の一方側から消えていくが、他方側は残っている
(図4(i)-(iv))。従って、映像250は、移動線26
0がコンピュータディスプレイスクリーン140を横切
って移動するにつれて「ワイプアウト」すなわちぬぐい去
られ、画像251,252,253がクライアントパー
ソナルコンピュータ100によってディレクタ内のアル
ゴリズムで計算される。ワイプ線260は、映像250
の中央部のある場所からスタートして外側へ進んでもよ
いし、複数のワイプ線260が、映像250上の別々の
場所から同時にスタートして映像250の領域を除去し
てもよい。ディレクタによって実行されるワイプの種類
は、映像250に付随するスクリプトコードによって指
示され、クライアントパーソナルコンピュータ100の
プロセッサは、ディレクタ内のアルゴリズムでワイプを
ローカルに計算する。ワイプ線が画像を横切るにつれ
て、スクリーンがある背景270を持っているように見
えるようにしてもよい(図4(iv))。背景270は、写
真、テキストまたはグラフィックなどの別のビットマッ
プ画像でもよいし、無地でもよい。
【0057】図5は二軸ワイプを示す図である。ビット
マップ静止映像240の断片271,272,273,
274が分離して、各断片271,272,273,2
74がコンピュータディスプレイスクリーン140の端
へ向って別々の方向に移動するように見える(図5(i)-
(iv))。一例では、ビットマップ静止映像240を水平
軸および垂直軸280,281に沿って分離し、各断片
271,272,273,274がコンピュータディス
プレイスクリーン140の角に向ってそれぞれ移動す
る。2つの断片が、斜線に沿ってスクリーンの対角線側
に向って移動してもよい。ワイプが始まると、画像がな
くなることによって別のビットマップ画像、空白のスク
リーン、特定の色または模様が任意に現れる。
【0058】低帯域幅映像装置は、付随するスクリプト
によって指定された静止ビットマップ画像について動き
のシーケンスを作成する。プロダクションシーケンスを
迅速かつ連続してストローブし、特定の順序で繰り返す
か、または、シーケンスをストローブし、別の順序で繰
り返すことができる。シーケンスの繰り返しとルーピン
グは、どのプロダクションシーケンスでも、任意に長く
潜在的に無限に継続することを意味する。プロダクショ
ンシーケンスは、静止画像、高解像度写真、テキストグ
ラフィックス、高解像度テキストおよび動画コンピュー
タグラフィックスの組み合わせで構成してもよい。本実
施の形態は、ディレクタがまず静止画像に作用すること
を意図しているが、ディレクタモジュールとともにスト
ックシーンとして存在するショートビデオクリップを任
意に利用してもよい。
【0059】低帯域幅映像装置は、フルスクリーンかつ
リアルタイムな画像表示を前提としている。帯域幅を維
持するために画像サイズを基準化し、品質を下げなくて
はならない先行技術に対し、本願発明は、パーソナルコ
ンピュータのスクリーン全体を画像で覆うことによっ
て、ビューイング技術を向上させるものである。演出作
業の大部分が、ネットワーク伝送前ではなく、クライア
ントロケーションでディレクタによって同時に行われる
ため、より寸法が大きく解像度が高い映像が可能とな
る。画像モジュールおよびオーディオモジュールは、帯
域幅が小さいことからネットワークで素早く伝送される
ため、リアルタイム表示が達成される。ディレクタはさ
らに、ネットワーク待ち時間によって画像データが遅延
した時にはいつでも、ストックシーン、ルーピングおよ
びストレッチングを挿入することによって、リアルタイ
ム体験を保証する。
【0060】各画像モジュールは一般に、スクリプトと
ともに送られたオーディオトラックに同期される。オー
ディオトラックは、ミュージックトラック、フォーリー
効果およびボイスオーバーを任意に含む。オーディオエ
ンジンは多重オーディオトラックを調整し、リアルタイ
ムに残響やオーディオ遅延などの特殊音響効果を加える
ことができる。ディレクタモジュールは、ファイルサイ
ズが約20Mbの高品質音声合成装置を含む。
【0061】この実施の形態における低帯域幅映像装置
と先行技術との一つの大きな相違点は、最終生成物がネ
ットワークを通じて送られるか、またはディスクに保存
される度合いである。先行技術のインターネット映像
(例えばMPEG)装置は最終生成物をネットワークを通じ
て送るのに対し、本願発明は、部分的な生成物とスクリ
プトしか送らず、映像演出はクライアント施設にてディ
レクタによって完成する。部分的に完成した一連の画像
を、その画像をどのように動画化するかを示すスクリプ
トとともに送り、クライアントコンピュータにおいて画
像の動画化を完成させるよりも、完成した一連の画像を
ネットワークを通じて送る先行技術の装置の方が、はる
かに大きい帯域幅を必要とする。ディスク保存環境で
は、一つの画像と画像をどのように動画化するかを示す
スクリプトコードを保存するよりも、一連の画像のすべ
てのピクセルを保存する方が、はるかに大きいディスク
スペースを必要とする。
【0062】さらに、この発明では、クライアント側で
の静止画像演出に要する再組立時間があるにもかかわら
ず、先行技術の方法よりもずっと速い。インターネット
からテレビ画像をダウンロードする先行技術の方法の速
度は、モデム等における障害によって制限を受ける。こ
れに対し、この実施の形態での映像演出は、クライアン
トコンピュータに到達した時点では完成しておらず、プ
ロセッサが、モデムで生じる遅延よりもはるかに速く、
画像とスクリプトから作品を復元する。
【0063】低帯域幅映像装置は、多くの効果的な特徴
を備えている。低帯域幅映像装置は、映画映像演出基準
と同じ音声視覚言語を用いている。ネットワークから画
像を見る標準的な方法に比べ、滑らかで連続的な動きが
リアルタイムに演出される。静止画像とスクリプトが比
較的小さなファイルで素早く伝送されるため、画像待ち
時間がない。ディレクタがクライアントコンピュータに
おいて静止画像とスクリプトから素早くプロダクション
シーケンスを計算するため、動画がリアルタイムで表示
される。画像は、アンチエイリアスグラフィックス、高
解像度画像、フルスクリーン表示および高品質音声によ
り、60フィールド/秒にて(NTSCにおいて)表示され
る。作業の大部分がクライアントコンピュータのプロセ
ッサとメモリを利用することによって行われるため、こ
れらの特性が実現される。
【0064】低帯域幅映像装置とともにデジタルビデオ
クリップを用いてもよいが、帯域幅が大きいため、控え
めに利用する。しかし、クリップの帯域幅は、クリップ
を小型化するためのキーによって、またはストロービン
グやポスタリゼーションなどの他の特殊効果によって、
小さくすることができる。ストロービングにおいて、ビ
デオフレームは5つごとに表示され、フリーズさせられ
る。ネットワーク伝送時間が全くかからないので、クラ
イアントコンピュータに保存されたストックシーンを用
いることもできる。
【0065】また、この発明に係る低帯域幅映像装置で
は、代用物とループを設けることで、キャッシュされる
ことなく即座に連続したビューイング技術を可能にす
る。まず、スクリプトモジュールおよび画像モジュール
からの画像データの最初の部分がネットワークで送られ
る。画像ファイル全体をダウンロードすることなく、画
像と音声の上映が閲覧者に対して即座に開始される。画
像および音声データをクライアント側コンピュータメモ
リ内にキャッシュする必要もない。待ち時間問題を防ぐ
ため、ディレクタは、代用物としてストックシーンを挿
入するか、または、すでに受け取った画像をプロダクシ
ョンシーケンスにおいてルーピングさせるか、もしくは
引き延ばす。従って、視覚の流れが中断されるか、また
は画像をダウンロードしている間閲覧者が待たなくては
ならない先行技術に対して、ディレクタは連続的なビュ
ーイング技術を確保する。
【0066】この発明では、スクリプトモジュール、画
像モジュールおよびオーディオモジュールを備えるプロ
ダクションモジュールを、ネットワークにて取得するの
ではなく、例えばCD-ROM(光学式読み取り可能ディス
ク)のようなディスクドライブから受け取るのにも応用
可能である。デジタルビデオディスク(DVD)が約60
フレーム/秒でリアルタイムなビューイングを提供する
のに対し、低帯域幅演出技術は、一枚のDVDに保存でき
るプログラムの数とランタイムをさらに増大させる。ま
た、低帯域幅映像装置は、データ圧縮をせずにこれを行
う。
【0067】図6は、低帯域幅映像装置映像作品を作成
し見る工程を示すフローチャートである。利用者は、ま
ずステップ310でプラグインをロードする。プラグイ
ンには、ストックシーンおよびその他のユーティリティ
だけでなく、映像の「動き」のすべてを実行するための
アルゴリズムを含むディレクタモジュールが含まれる。
プラグインは、例えばディレクタに新たなアルゴリズム
が追加された場合など、定期的に更新されることがある
が、ローディングは一回ごとに行われる(ステップ31
5)。プラグインは、ネットワークサーバからダウンロ
ードしてもよいし、例えば磁気ディスクあるいはCD-ROM
などのディスクドライブからアップロードしてもよい。
【0068】個別の映像演出は、ステップ320におい
て開始する。プロダクションモジュールには画像モジュ
ール、オーディオモジュールおよびスクリプトモジュー
ルが含まれる。まず、スクリプトモジュールと、画像モ
ジュールおよびオーディオモジュールの最初のビューイ
ング部分のみがネットワークを通じて伝送され、キャッ
シュされることなく即座にビューイングが始まる。ビュ
ーイングは、ウェブサイト上のリンクをクリックする
か、サーバーを介してネットワーク(例えばインターネ
ット)から伝送されたデータを受け取るかのいずれかに
よって、または、ディスクドライブから例えば磁気ディ
スクあるいはCD-ROMを読み取ることによって開始する。
【0069】ディレクタモジュールは、スクリプトモジ
ュールを用いて、画像モジュールおよびオーディオモジ
ュールから最初の視覚音声シーケンスを生成する(ステ
ップ330)。視覚音声シーケンスは、パーソナルコン
ピュータのビデオスクリーン上およびステレオスピーカ
ーを介して実行される(ステップ340)。その間に、
画像モジュールとオーディオモジュールからのデータ
が、ネットワークからクライアントコンピュータにさら
にロードされる(ステップ370)。ディレクタモジュ
ールは、新たな視覚音声シーケンスを生成するというス
クリプトモジュールからの指示により、画像モジュール
およびオーディオモジュールから新たに受け取ったデー
タに作用し続ける。
【0070】待ち時間やデータ伝送異常によって演出中
のある時点に空白がある場合(ステップ345)、ディ
レクタは、ストックシーンを挿入するか、またはルーピ
ングを提供することによって、連続的なリアルタイム上
映を維持する(ステップ360)。ディレクタは、ネッ
トワークから受け取られるデータがさらにある(ステッ
プ365)間は、画像モジュールおよびオーディオモジ
ュールからデータをロードし続ける(ステップ37
0)。プログラムデータの伝送が完了すると、利用者は
別の視覚音声シーケンスを実行してもよい(ステップ3
80)し、プログラムを終了してもよい(ステップ39
0)。
【0071】図7(a)および(b)は、本願発明の様々なモ
ジュールのソフトウェア構成要素を示す図である。プラ
グインは、フルスクリーン遷移アルゴリズム420と部
分的スクリーン効果アルゴリズム430とを含むディレ
クタモジュール410を備える(図7(a))。フルスク
リーン遷移の例として、動くビットマップ421、ワイ
プ422およびアニメーションプログラム423が挙げ
られる。ディレクタモジュール410は、計器サンプル
ライブラリ440と、静止画像450と、ストックシー
ン460とをさらに備える。ストックシーン460はシ
ョートビデオクリップを含んでもよい。モジュールの各
々はおよそ20Mbである。ディレクタモジュール410
のソフトウェアアルゴリズムは、アルゴリズムの索引付
けを可能にするよう大域単一識別子(GUI)によって指
示されている。
【0072】プロダクションモジュール470は、編集
決定リスト(EDL)にコマンドを持つスクリプトモジュ
ール475と、作品において利用される静止映像のビッ
トマップ画像を有し、写真481、グラフィックイメー
ジ482およびショートビデオクリップ483を含む画
像モジュール480とを含む(図7(b))。オーディオ
モジュール490は、楽譜491、ボイスオーバー49
2および音響効果493を含む。プロダクションモジュ
ール470は、任意の新効果ソフトウェアアルゴリズム
495をさらに含み、この効果は、必要に応じて特定の
プロダクションモジュール470について認識されるこ
とがある。新効果ソフトウェアアルゴリズム495は、
各GUIを介してスクリプトモジュール475の編集決定
リストによって認識され、アルゴリズム495がすでに
ディレクタモジュール410内に存在するかを判断す
る。
【0073】図8は、プロダクションモジュール470
を一連のページ510として作成するためのオーサリン
グツール用ユーザーインターフェース(UI)を示す図で
ある。利用者はまず、シーケンスの一連の効果のうち最
初の効果に対応するページ511を特定し、ボタンバー
520,521,522,523を選択して、ページ5
10を編集する。ボタンバー520〜523をクリック
することによりEDLコマンドがページ511に追加さ
れ、スクリプトモジュール475を作成する。ビットマ
ップ静止画像ファイルがページ511に追加され、音響
効果ファイルがページ511に追加され,オーディオモ
ジュール490を形成する。プレビューウィンドー53
0は静止ビットマップ画像を表示し、画像、オーディオ
およびスクリプト(EDL)各ファイルのファイル名リス
トがプレビューウィンドー540に表示される。ビット
マップ画像、オーディオファイルおよび編集決定リスト
がページ511と関連付けられると、ページ512,5
13,514などについて処理が繰り返される。ページ
510のすべてが作成されアセンブルされると、プロダ
クションモジュール470が完成する。演出編集者はこ
こで、遡っていずれかのページを再編集することができ
る。
【0074】完成したプロダクションモジュール470
は、サーバー130上にディスクファイルとして保存さ
れ、クライアントパーソナルコンピュータ100は、閲
覧者がプログラムを見たい時にサーバー130に接触す
る。クライアント側での演出は、初期プログラム内容を
含むEDLの送付後直ちに開始してもよく、クライアント
パーソナルコンピュータ100は転送中に演出を行う。
クライアントパーソナルコンピュータ100にまだ存在
しない追加内容が一時的な指令として伝送される。要求
された内容のすべてが伝送される前にプログラムの指定
部分が出現したとしても、再生エンジンがラインドロー
イングや環状シーケンスといった代用物を使用して継続
性を確保する。
【0075】
【発明の効果】請求項1〜請求項35に記載の発明によ
れば、画像モジュール、オーディオモジュールおよびス
クリプトモジュールをコンピュータにおいて受け取り、
ディレクタモジュールによって、画像モジュールとスク
リプトモジュール内の指令とを使用し、一連のリアルタ
イムスクリーン遷移を算定し、ディレクタモジュールに
よって、リアルタイムスクリーン遷移を対応する音声と
組み合わせて、コンピュータの表示スクリーン上に高品
質デジタル映像を描画するようにしているので、従来の
ように一連のビットマップ静止映像を連続的にネットワ
ークからダウンロードする必要がなくなる。したがっ
て、画像モジュールによるリアルタイムスクリーン遷移
が、先行技術と比べ、より速く滑らかにスクリーン上を
動くように見える。
【0076】請求項2〜請求項5、請求項10〜請求項
13及び請求項21〜請求項26によると、画像モジュ
ール等を容易に更新または追加することでき便利であ
る。
【0077】請求項6に記載の発明によれば、ディレク
タモジュールにおいて、ストックシーンまたはループを
挿入することによって、容易にデジタル映像のリアルタ
イム動作を確保することができる。
【0078】請求項19及び請求項28に記載の発明に
よれば、デジタル映像が、スクリプトモジュールと、画
像モジュールおよびオーディオモジュールの初期断片の
みを送ることによって開始され、ディレクタモジュール
が、デジタル映像が再生されている間、これに併行して
画像モジュールおよびオーディオモジュールの断片を継
続して受け取るようにしているので、効率的な動作を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る低帯域幅映像
装置のネットワークアーキテクチャを示す図である。
【図2】この発明の一の実施の形態に係る低帯域幅映像
装置におけるビットマップ画像の第1の動きを示す図で
ある。
【図3】この発明の一の実施の形態に係る低帯域幅映像
装置におけるビットマップ画像の第2の動きを示す図で
ある。
【図4】この発明の一の実施の形態に係る低帯域幅映像
装置におけるビットマップ画像の第3の動きを示す図で
ある。
【図5】この発明の一の実施の形態に係る低帯域幅映像
装置におけるビットマップ画像の第4の動きを示す図で
ある。
【図6】この発明の一の実施の形態に係る低帯域幅映像
装置の視覚音声シーケンスを再生するためのフローチャ
ートである。
【図7】この発明の一の実施の形態に係る低帯域幅映像
装置の視覚音声シーケンスを製作するためのソフトウェ
アモジュールを示す図である。
【図8】この発明の一の実施の形態に係る低帯域幅映像
装置の視覚音声シーケンスを制作するためのユーザーイ
ンターフェースを示す図である。
【符号の説明】
100 クライアントパーソナルコンピュータ 120 モデム 125 ネットワーク 130 サーバー 140 コンピュータディスプレイスクリーン 150 ステレオスピーカー 160 ディスクドライブ 170 ハードドライブ 180 クライアント 185 プロダクションクライアント 190 演出画像 210 ビットマップ静止映像 220 ディスプレイウインドー 230 画像 240 ビットマップ静止映像 241 脱焦画像 260 ワイプ線 270 背景 271 断片 410 ディレクタモジュール 420 フルスクリーン遷移アルゴリズム 421 ビットマップ 422 ワイプ 423 アニメーションプログラム 430 部分的スクリーン効果アルゴリズム 440 計器サンプルライブラリ 450 静止画像 460 ストックシーン 470 プロダクションモジュール 475 スクリプトモジュール 480 画像モジュール 481 写真 482 グラフィックイメージ 483 ショートビデオクリップ 490 オーディオモジュール 491 楽譜 492 ボイスオーバー 493 音響効果 495 新効果ソフトウェアアルゴリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 (72)発明者 マイケル リチャード ヤング ムーア アメリカ合衆国 95670 カリフォルニア 州,ランチョ コルドバ,キルゴアロード 2890 プレイ インコーポレーテッド, カリフォルニア コーポレーション内 (72)発明者 ステファン エイ ハートフォード アメリカ合衆国 95670 カリフォルニア 州,ランチョ コルドバ,キルゴアロード 2890 プレイ インコーポレーテッド, カリフォルニア コーポレーション内 (72)発明者 マーク アール ムニーハム アメリカ合衆国 95670 カリフォルニア 州,ランチョ コルドバ,キルゴアロード 2890 プレイ インコーポレーテッド, カリフォルニア コーポレーション内 (72)発明者 ダニエル エイ ケイ アメリカ合衆国 95670 カリフォルニア 州,ランチョ コルドバ,キルゴアロード 2890 プレイ インコーポレーテッド, カリフォルニア コーポレーション内 (72)発明者 ケニス エイ タルコット アメリカ合衆国 95670 カリフォルニア 州,ランチョ コルドバ,キルゴアロード 2890 プレイ インコーポレーテッド, カリフォルニア コーポレーション内 (72)発明者 スティーブン アール ケル アメリカ合衆国 95670 カリフォルニア 州,ランチョ コルドバ,キルゴアロード 2890 プレイ インコーポレーテッド, カリフォルニア コーポレーション内 (72)発明者 ステファン ディ シェム アメリカ合衆国 95670 カリフォルニア 州,ランチョ コルドバ,キルゴアロード 2890 プレイ インコーポレーテッド, カリフォルニア コーポレーション内 Fターム(参考) 5C059 PP01 PP04 RB02 RE03 SS11 SS26 SS30 UA02 UA38 UA39 5C063 AA10 AB03 AB10 AC02 AC05 CA11 CA34 CA36 5C082 AA01 AA31 AA37 BA12 BA42 BB01 CA52 CA72 CA76 DA51 DA87 MM02

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低帯域幅映像装置であって、 表示スクリーンおよびメモリを有するコンピュータと、 前記メモリ内に存在するディレクタモジュールと、 スクリプトモジュールと、画像モジュールと、オーディ
    オモジュールとを備え、 前記ディレクタモジュールは、 前記画像モジュールと前記スクリプトモジュール内の指
    令とを用いて一連のリアルタイムスクリーン遷移を算定
    し、 前記リアルタイムスクリーン遷移を、対応する音声と組
    み合わせて、高品質デジタル映像を前記表示スクリーン
    上に描画することを特徴とする、低帯域幅映像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置であ
    って、 前記ディレクタモジュールは、一回ごとにダウンロード
    またはアップロードされる低帯域幅映像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の低帯域幅映像装置であ
    って、 前記ディレクタモジュールは、必要に応じて定期的に更
    新される低帯域幅映像装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の低帯域幅映像装置であ
    って、 前記ディレクタモジュールは、ネットワークからダウン
    ロードされる低帯域幅映像装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の低帯域幅映像装置であ
    って、 前記ディレクタモジュールは、前記コンピュータのドラ
    イブを通じてディスクからアップロードされる低帯域幅
    映像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置であ
    って、 前記ディレクタモジュールは、ストックシーンまたはル
    ープを挿入することによって、前記デジタル映像のリア
    ルタイム動作を確保する低帯域幅映像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置であ
    って、 前記画像モジュールは、ビットマップ静止画像を含む低
    帯域幅映像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の低帯域幅映像装置であ
    って、 前記画像モジュールは、ショートビデオクリップをさら
    に含む低帯域幅映像装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置であ
    って、 前記オーディオモジュールは、楽譜およびボイスオーバ
    ーを含む低帯域幅映像装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記画像モジュールおよび前記オーディオモジュール
    は、ネットワークを介して前記コンピュータに伝送され
    る低帯域幅映像装置。
  11. 【請求項11】 請求項4または請求項10に記載の低
    帯域幅映像装置であって、前記ネットワークはインター
    ネットである低帯域幅映像装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記画像モジュールおよび前記オーディオモジュール
    は、固定媒体または代替メモリから読み出される低帯域
    幅映像装置。
  13. 【請求項13】 請求項5または請求項12に記載の低
    帯域幅映像装置であって、 前記ドライブは光学ヘッドを有し、 前記ディスクは光学式読み取り可能ディスクである低帯
    域幅映像装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記スクリーン遷移は、ワイプを含む低帯域幅映像装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記スクリーン遷移は、合焦または脱焦を含む低帯域幅
    映像装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記スクリーン遷移は、フェードを含む低帯域幅映像装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記スクリーン遷移は、ディゾルブを含む低帯域幅映像
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記スクリーン遷移は、画像の変換を含み、前記画像
    は、前記画像の新たな断片が前記表示スクリーンを横切
    って移動するにつれて、前記画像の一部のみが見えるよ
    うに切り取られる低帯域幅映像装置。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記デジタル映像は、前記スクリプトモジュールと、前
    記画像モジュールおよび前記オーディオモジュールの初
    期断片のみを送ることによって開始され、前記ディレク
    タモジュールは、前記デジタル映像が再生されている
    間、前記画像モジュールおよび前記オーディオモジュー
    ルの断片を継続して受け取る低帯域幅映像装置。
  20. 【請求項20】 低帯域幅映像供給方法であって、 画像モジュール、オーディオモジュールおよびスクリプ
    トモジュールをコンピュータにおいて受け取る工程と、 ディレクタモジュールによって、前記画像モジュールと
    前記スクリプトモジュール内の指令とを使用し、一連の
    リアルタイムスクリーン遷移を算定する工程と、 ディレクタモジュールによって、前記リアルタイムスク
    リーン遷移を対応する音声と組み合わせて、前記コンピ
    ュータの表示スクリーン上に高品質デジタル映像を描画
    する工程と、を備える低帯域幅映像供給方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の低帯域幅映像供給
    方法であって、 前記受け取り工程は、前記画像モジュール、前記オーデ
    ィオモジュールおよび前記スクリプトモジュールをネッ
    トワークから受け取る工程を備える低帯域幅映像供給方
    法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の低帯域幅映像供給
    方法であって、 前記ネットワークはインターネットである低帯域幅映像
    供給方法。
  23. 【請求項23】 請求項20に記載の低帯域幅映像供給
    方法であって、 前記受け取り工程は、前記画像モジュール、前記オーデ
    ィオモジュールおよび前記スクリプトモジュールを固定
    媒体または代替メモリから受け取る工程を備える低帯域
    幅映像供給方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の低帯域幅映像供給
    方法であって、 前記ディスクは光学式読み取り可能ディスクである低帯
    域幅映像供給方法。
  25. 【請求項25】 請求項20に記載の低帯域幅映像供給
    方法であって、 前記ディレクタモジュールを一回ごとに前記コンピュー
    タにロードする工程をさらに備える低帯域幅映像供給方
    法。
  26. 【請求項26】 請求項20に記載の低帯域幅映像供給
    方法であって、 前記ディレクタモジュールを必要に応じて定期的に更新
    する工程をさらに備える低帯域幅映像供給方法。
  27. 【請求項27】 請求項20に記載の低帯域幅映像供給
    方法であって、 ストックデータまたはルーピングセグメントを前記デジ
    タル映像に追加して、前記デジタル映像における空隙を
    なくし、リアルタイムな継続性を確保する工程をさらに
    備える低帯域幅映像供給方法。
  28. 【請求項28】 請求項20に記載の低帯域幅映像供給
    方法であって、 前記スクリプトモジュールと、前記画像モジュールおよ
    び前記オーディオモジュールの初期断片のみを送ること
    によって前記デジタル映像を開始する工程をさらに備
    え、前記ディレクタモジュールは、前記デジタル映像が
    再生されている間、前記画像モジュールおよび前記オー
    ディオモジュールの断片を継続して受け取る低帯域幅映
    像供給方法。
  29. 【請求項29】 コンピュータ読み取り可能な記録媒体
    であって、 画像モジュール、オーディオモジュールおよびスクリプ
    トモジュールを受け取る工程と、 ディレクタモジュールによって、前記画像モジュールと
    前記スクリプトモジュール内の指令とを使用し、一連の
    リアルタイムスクリーン遷移を算定する工程と、 ディレクタモジュールによって、前記リアルタイムスク
    リーン遷移を対応する音声と組み合わせ、前記コンピュ
    ータの表示スクリーン上に高品質デジタル映像を描画す
    る工程と、 をコンピュータに実行させることによって低帯域幅テレ
    ビ映像を表示するためのプログラム指令を備えるコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 【請求項30】 請求項1に記載の低帯域幅映像装置で
    あって、 前記ディレクタモジュールは、前記リアルタイムスクリ
    ーン遷移を算定するため、前記スクリプトモジュール内
    に存在する指令に従って実行されるスクリーン遷移アル
    ゴリズムを備える低帯域幅映像装置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の低帯域幅映像装置
    であって、 新効果アルゴリズムを含む新効果モジュールをさらに備
    え、 前記ディレクタモジュールは、前記リアルタイムスクリ
    ーン遷移を算定するため、前記ディレクタモジュール内
    に存在する指令ごとに前記新効果アルゴリズムを実行す
    ることができる低帯域幅映像装置。
  32. 【請求項32】 低帯域幅映像装置において使用される
    プロダクションモジュール制作装置であって、 表示スクリーン、メモリ、画像ファイル、ビデオファイ
    ルおよびオーディオファイルを備えるコンピュータと、 前記メモリ内に存在し、前記表示スクリーン上にグラフ
    ィックユーザーインターフェースを表現するソフトウェ
    アアプリケーションであって、利用者がポイント-クリ
    ック動作を用いて前記低帯域幅映像装置において使用さ
    れるプロダクションモジュールを形成できるようにする
    ソフトウェアアプリケーションと、 を備えるプロダクションモジュール制作装置。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載のプロダクションモ
    ジュール制作装置であって、 前記メモリ内に存在するディレクタモジュールと、 スクリプトモジュール、画像モジュール、オーディオモ
    ジュールおよび新効果モジュールを含むプロダクション
    モジュールと、を含む前記低帯域幅映像装置と、 をさらに備え、 前記ディレクタモジュールは、前記画像モジュールと、
    前記新効果モジュールと、前記スクリプトモジュール内
    の指令とを用いて一連のリアルタイムスクリーン遷移を
    算定し、前記リアルタイムスクリーン遷移を、対応する
    音声と組み合わせて、前記コンピュータの表示スクリー
    ン上に高品質デジタル映像を描画するプロダクションモ
    ジュール制作装置。
  34. 【請求項34】 請求項32に記載のプロダクションモ
    ジュール制作装置であって、 前記プロダクションモジュールは、 スクリプトモジュールと、 画像モジュールと、 オーディオモジュールと、 任意の新効果モジュールと、 を備えるプロダクションモジュール制作装置。
  35. 【請求項35】 請求項32に記載のプロダクションモ
    ジュール制作装置であって、 前記グラフィックユーザーインターフェースは、 前記ファイルを選択するためのファイル選択ウインドー
    と、 前記ファイルをプレビューするためのプレビューウイン
    ドーと、 画像と映像を論理ページ内に配列し、前記論理ページに
    音声およびスクリーン遷移指令を追加するためのボタン
    バーと、を備えるプロダクションモジュール制作装置。
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