JP2003189333A - 放送の視聴を勧奨するテレビ受信システム,サーバ装置,放送視聴勧奨処理方法,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体 - Google Patents

放送の視聴を勧奨するテレビ受信システム,サーバ装置,放送視聴勧奨処理方法,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体

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JP2003189333A JP2001388623A JP2001388623A JP2003189333A JP 2003189333 A JP2003189333 A JP 2003189333A JP 2001388623 A JP2001388623 A JP 2001388623A JP 2001388623 A JP2001388623 A JP 2001388623A JP 2003189333 A JP2003189333 A JP 2003189333A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用する視聴者の嗜好と,その視聴者と同様
の嗜好を持つ大多数の視聴者の視聴傾向に基づき,視聴
者に対して特定チャンネルあるいは番組の選択を勧奨,
あるいは制御するシステムを提供する。 【解決手段】 テレビ受像機1は,視聴者の過去の視聴
履歴と現在または将来の視聴状況をサーバ2に送出す
る。サーバ2は,多数の視聴履歴からテレビ視聴者の嗜
好を細かく分類し,視聴者をグループに分類し,特定の
視聴者グループが現在または将来どの番組を主に視聴す
るかを多数決論理で判定し,その結果をテレビ受像機1
に返送する。これにより,テレビ受像機1側で同じ嗜好
の別の視聴者も同一番組がすみやかに視聴できるようテ
レビのチャンネルを制御することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複数の放送チャン
ネルを受信可能なテレビチューナ,あるいはそのような
テレビチューナを内蔵したテレビ受像機,ビデオ録画装
置(これらを総称して放送受信装置という)に,視聴者
の嗜好を分類した結果に基づいて視聴を勧奨する,放送
の視聴を勧奨するテレビ受信システム,サーバ装置,放
送視聴勧奨処理方法,そのプログラムおよびそのプログ
ラムの記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,テレビ放送が多様化し,地上波,
放送衛星波(BS),通信衛星波(CS),ケーブルテ
レビ(CATV)およびブロードバンド通信網(BB)
などの各種チャンネルから放送を受信できるようになっ
てきており,これらの放送から数百チャンネルにも及ぶ
番組を選択し視聴できるようになってきている。このよ
うに多様化した放送環境において,視聴者は,テレビ画
面上で現在および将来の放送内容を把握し,視聴したい
番組やチャンネルを即座に指定できる電子番組ガイド
(EPG)が利用できる。視聴者は,数多くの放送チャ
ンネルの中から,自分の最も見たい番組をEPGの文章
や出演者リストで確認し,即座にチャンネルを合わせて
視聴できる。
【0003】また,EPGは,視聴者に現在放送されて
いる内容を伝えるだけでなく,将来の放送計画も事前通
知できるため,将来のテレビ視聴予約や,ビデオの録画
予約にも役立てられる。また,EPGに頼らなくても,
視聴者は,俗にザッピングと呼ばれる,嗜好する放送チ
ャンネルに到達するまでいくつものチャンネルを短時間
に切り換えて視聴する方法を併用するなど,様々な形態
でテレビ番組を視聴することができる。
【0004】ところで,ザッピングによるチャンネル選
択方式は,番組と視聴者の新しい「出会い」を作るため
に効果的な手法であるが,ザッピングしている瞬間に視
聴者が見たい番組と出会うかどうかは確率的であり,最
適な視聴手段とは限らない。すなわち,視聴者が本来視
聴したい番組あるいはチャンネルがあったにもかかわら
ず,ザッピング過程でそのチャンネルに遭遇しなかった
ために見逃す可能性もあり得る。あるいは特定の嗜好を
持つ視聴者グループの中では著名な人気番組があったと
しても,一瞥的なザッピングだけではその人気の度合い
は主観的および客観的には把握できないので,一部の視
聴者を流行や話題共有から疎外させてしまう課題も残
る。
【0005】このような課題を考慮すると,多チャンネ
ル時代においては,放送する側から視聴者のチャンネル
選択を勧奨,あるいは制御する方法も,放送ビジネスの
一つとなり得る。
【0006】その理由は,(1)視聴目的が流動的な視
聴者のザッピングの時間を短縮させ,目的の番組および
チャンネルへすばやく誘導する,(2)同様の嗜好を持
つ視聴者グループの話題共有に供するため,大多数の視
聴者の見ている番組およびチャンネルへ誘導する,
(3)これらの結果として,大多数の視聴者を一定のチ
ャンネルへ長時間滞留させ,このような視聴者を狙いと
したCM放映による広告収入の増加,あるいは有料視聴
番組であれば受信料の増収へ繋げる,といった効果が得
られるためである。このような効果は「放送ポータルサ
ービス」と呼ばれる放送局と視聴者の双方向関係を利用
したビジネスの一つとして利用できる。
【0007】上記のようなビジネスを成立するために解
決すべき問題は,放送局側から見せようとするチャンネ
ルが視聴者の嗜好に沿う内容かどうかである。視聴者の
嗜好は多種多様であり,放送局側から強制的にチャンネ
ルを制御したり,あるいは番組宣伝による勧奨を打った
としても,その放送内容が,視聴者のこれまでの視聴状
況に沿った内容であったり,あるいは視聴者と同様の嗜
好を持つ大多数の視聴者の視聴状況に沿った内容である
ほうが,根拠のないお勧めチャンネルの提示に比べれば
視聴者に違和感なく受け入れられるものであり,また視
聴者にとっても話題共有の立場を考慮してチャンネルを
合わせやすい状況が作れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の効果を享受す
る視聴者は,予めその嗜好が経験的に判っている方が望
ましい。すなわち,テレビ受像機の購入者情報等から割
り出せる年齢,性別のような表面的な分類だけでなく,
例えば,どの時間帯にテレビを視聴しているか,どのよ
うなジャンルの番組が好きか,どのチャンネルのニュー
ス番組を好んで視聴しているかなどの視聴傾向が事前に
判別できていれば,多種多様な放送の中から,どの番組
をその視聴者に勧奨すべきかが経験的に絞り込みでき
る。その嗜好傾向は,その視聴者のこれまでの視聴履歴
から推定可能である。
【0009】また,話題共有の観点から,他の視聴者の
視聴内容に伴って勧奨する番組を決定する場合,まずこ
の視聴者が視聴履歴に基づいて,どのような嗜好の視聴
者であるかを分類した上で,同じ分類にある他の視聴者
が現在あるいは将来にどの番組を視聴するかを多数決論
理による方式で推定し,その番組を勧奨する方式が考え
られる。視聴者グループ方式にはいくつかの方法があり
得るが,視聴者の嗜好状況が正規分布に従うベクトルデ
ータであるとみなせれば,ベクトル量子化による分類手
法が適用できる。
【0010】この発明は,複数のテレビ放送番組を受信
可能なテレビチューナ,あるいはそのようなテレビチュ
ーナを内蔵したテレビ受像機,ビデオ録画装置におい
て,利用する視聴者の嗜好と,その視聴者と同様の嗜好
を持つ大多数の視聴者の視聴傾向に基づき,視聴者に対
して特定チャンネルあるいは番組の選択を勧奨,あるい
は制御するシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は,テレビ視聴者
の嗜好を細かく分類し,特定嗜好の視聴者グループがど
の番組を視聴しているかを把握したうえで,同じ嗜好の
別の視聴者も同一番組をすみやかに視聴できるようテレ
ビのチャンネルを制御する。
【0012】そのため,テレビ受像機は,視聴者の過去
の視聴履歴と現在または将来の視聴状況をサーバに送出
する。サーバは,多数の視聴履歴から視聴者をグループ
に分類し,特定の視聴者グループが現在または将来どの
番組を主に視聴するかを多数決によって判定し,テレビ
受像機に返送してその視聴チャンネルを制御する。
【0013】具体的には,本発明は,例えばテレビ受像
機と,テレビ受像機に対して電子番組ガイドおよびチャ
ンネル制御情報を供給するサーバとを通信網が介して接
続され,テレビ受像機およびサーバは,それぞれ次のよ
うに構成される。
【0014】テレビ受像機は,個体毎に固有のID番号
を送出する回路と,現在時刻を計測するタイマと,電子
番組ガイドを蓄積するメモリ部と,人間の操作で受信チ
ャンネルを選択するスイッチと,外部サーバからの指示
を受け入れて受信チャンネルを制御する回路と,制御に
基づいて受信チャンネルを変更できるテレビ放送チュー
ナと,現在受信中のチャンネル情報を外部サーバへ送出
する通信回路と,過去のチャンネル選択履歴を蓄積する
メモリと,その履歴を外部サーバへ送出する通信回路
と,視聴者の操作により外部サーバへランキング情報を
要求するスイッチと,外部サーバとの通信によりランキ
ング情報を受信し記憶するメモリと,ランキング情報を
表示する回路と,テレビチューナおよびランキング情報
の出力を視聴者に向けて表示する表示部および音声出力
回路とから構成される。
【0015】また,サーバは,各視聴世帯に設置したテ
レビ受像機との通信が可能な通信部と,各視聴者の視聴
履歴をそれぞれ蓄積するメモリと,視聴履歴および判別
式に基づいて視聴者を分類する計算部と,分類基準に基
づき各視聴者をグループとして分類し蓄積するメモリ
と,各視聴者のテレビ受像機がどのチャンネルを現在選
択しているかの情報を収集するメモリと,各視聴者グル
ープ毎に,現在の視聴チャンネルを多数決形式で集計す
る計算部と,その集計結果に基づき放送チャンネルの上
位ランキングを生成する計算部と,そのランキング結果
を各視聴者のテレビ受像機に向けて送出する回路とで構
成される。
【0016】また,その発展形として,テレビ受像機
は,テレビ放送チューナの受信チャンネルの制御方式と
して,人間の操作あるいは外部サーバからの指示を受け
入れて将来視聴予定のチャンネルを予約できる回路と,
現在受信中のチャンネル情報だけでなく将来視聴予定の
チャンネル情報を外部サーバへ送出する通信回路を追加
して構成され,サーバは,各視聴者のテレビ受像機が現
在どのチャンネルを選択しているかだけでなく将来視聴
予定のチャンネルについても情報収集するメモリと,各
視聴者グループ毎に,現在の視聴チャンネルおよび将来
の視聴予定チャンネルを多数決形式で集計する計算部
と,その集計結果に基づく上位ランキングを生成する計
算部を追加して構成される。
【0017】さらに電子番組ガイドの情報を併用できれ
ば,視聴者に提示するランキング結果は,チャンネルで
はなく,番組そのものの情報が提示できる。
【0018】また,視聴者グループの分類方法につい
て,視聴履歴がベクトルデータであることを利用し,ベ
クトル量子化アルゴリズムを適用する。
【0019】本発明の作用は,以下のとおりである。本
発明を適用したテレビ受像機において,視聴者が一定期
間利用すると,テレビ受像機は視聴した時間,チャンネ
ル,番組ジャンル等の情報からなる視聴履歴を蓄積し,
サーバへ送出する。サーバでは送出された視聴履歴をも
とに,これらの視聴者を統計的な手法で複数のグループ
に分類する。サーバは特定の視聴者グループごとに,そ
の視聴者グループに属する視聴者が,現在あるいは将来
において,どのような番組を視聴するかをテレビ受像機
から再び入手し,多数決形式で集計する。その結果で得
られた人気チャンネルのランキングについて,サーバは
各テレビ受像機へ情報送出し,視聴者へチャンネルの選
択を勧奨したり,あるいはチャンネルを合わせるよう制
御する。さらに,将来視聴する番組についても,同様の
勧奨およびチャンネル制御が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を実施するテレビ受像機お
よびサーバからなるテレビ受信システムの実施の形態に
ついて,図1に示す。
【0021】まず,概要について説明する。各視聴者の
テレビ受像機1は,例えば過去1週間の視聴履歴をサー
バ2へ送る。サーバ2は,受信した多くの視聴履歴から
視聴者を分類する。この分類は,次のように行う。視聴
者が何を見ているかを番組視聴履歴というベクトルデー
タで捉えると,正規分布集合を描く。正規分布を判別す
る関数を用いて,その視聴者をどんどん細分化(ベクト
ル量子化)していくと,それぞれがその固まりの中で一
様な正規分布を描く視聴者層を構成していく。この固ま
りの各々をグループとして分類する。サーバ2は,この
視聴者分類に基づき,その視聴者層の人たちが現在また
は将来,何を見るかかを多数決ランキング集計する。そ
のランキング結果をテレビ受像機1へ通知する。テレビ
受像機1では,例えばザッピング中の視聴者にそのラン
キング結果を表示する。また,場合により強制的にチャ
ンネルの変更をしてしまう。これにより,視聴者の嗜好
に合った番組の視聴を勧奨することができる。
【0022】図1の各部について,詳しく説明する。テ
レビ受像機1は,外部のサーバ2から電子番組ガイド情
報を入手し,視聴者が見ている番組あるいは見ようとす
る番組のチャンネル,時間帯,ジャンルなどの情報を入
手でき,またサーバ2からの指示によって,それら番組
情報をサーバ2からの勧奨情報として画面に表示し,そ
の番組にチャンネルを合わせたり,あるいはその番組の
視聴を予約する制御が可能な装置である。
【0023】チューナユニット11は,外部の回路から
のチャンネル変更指示に基づきテレビ放送チャンネルを
合わせて復調ないし復号してテレビ画像信号および音声
信号を得る受信回路である。
【0024】画像表示部12は,チューナユニット11
の出力およびランキング情報表示部26の出力を視聴者
に向けて表示する回路で,例えばブラウン管やカラー液
晶パネルなどによって構成される。音声出力部13は,
チューナユニット11の出力音声を増幅し視聴者に向け
て再生する回路で,例えばオーディオアンプおよびスピ
ーカなどによって構成される。
【0025】通信部14は,内部の回路と外部のサーバ
2とを通信網を介して接続する回路で,通信方式はIS
DN,あるいはイーサネット(登録商標)などである。
固有ID発出部15は,テレビ受像機1の個々の固有I
Dを記憶し送出するメモリである。タイマ16は,テレ
ビ受像機1の現在の時間を計時するテレビ受像機1のシ
ステムタイマである。
【0026】電子番組ガイド蓄積部17は,サーバ2か
ら送出される電子番組ガイド情報を一旦蓄積するメモリ
である。チャンネル選択部18は,テレビ受像機1を利
用する視聴者の操作に基づいてチューナユニット11の
受信チャンネルを変更するスイッチである。
【0027】チャンネル予約部19は,チャンネル選択
部18あるいはランキング情報受信部25の情報に基づ
き,タイマ16が所定の時刻になったならチューナユニ
ット11の受信チャンネルを変更する電子回路である。
チャンネル制御部20は,ランキング情報受信部25の
情報に基づきチューナユニット11の受信チャンネルを
変更する電子回路である。
【0028】現行視聴チャンネル送出部21は,チャン
ネル選択部18で指定されたチャンネル情報,あるいは
チャンネル予約部19に現在蓄積されている将来の視聴
予約情報をサーバ2の要求に基づいて送出する回路であ
る。
【0029】視聴履歴蓄積部22は,固有ID発出部1
5,タイマ16,チャンネル選択部18からの3つの情
報を一定期間蓄積するメモリである。履歴情報送出部2
3は,視聴履歴蓄積部22で蓄積した視聴履歴をサーバ
2へ送出する通信回路である。ランキング情報要求スイ
ッチ24は,視聴者の操作によりサーバ2へランキング
情報を要求するスイッチである。ランキング情報受信部
25は,サーバ2との通信によりランキング情報を受信
するメモリである。ランキング情報表示部26は,受信
したランキング情報を表示する回路である。
【0030】サーバ2は,各視聴者のテレビ受像機1と
通信網を介して接続される電子番組ガイド情報のサーバ
装置である。通信部31は,サーバ2の内部構成と外部
のテレビ受像機1とを通信で接続する回路で,通信方式
はISDNあるいはイーサネットである。
【0031】視聴履歴蓄積部32は,各テレビ受像機1
の履歴情報送出部23から送出される各視聴者の視聴履
歴をそれぞれ蓄積する手段である。視聴者判別計算部3
3は,視聴履歴に基づいて全ての視聴者を細かに状態判
別処理する計算部である。視聴者分類部34は,視聴者
判別計算部33で分類した基準に基づき視聴履歴蓄積部
32に蓄積した各視聴者を分類して蓄積する手段であ
る。
【0032】現行視聴情報要求部35は,各視聴者のテ
レビ受像機1に,どのチャンネルを現在選択し,あるい
は将来視聴予約しているかの情報を収集し,各視聴者毎
に蓄積する手段である。視聴チャンネル投票部36は,
各視聴者グループ毎に,現行視聴情報要求部35で蓄積
した各視聴者の現在の視聴チャンネル情報,あるいは将
来の視聴予約情報を多数決形式で集計する計算部であ
る。
【0033】ランキング集計部37は,視聴チャンネル
投票部36の集計結果に基づき各視聴者グループ毎に上
位ランキングを生成する計算部である。ランキング結果
送出部38は,各視聴者のテレビ受像機1に向けてラン
キング集計部37の集計結果を送出する通信回路であ
る。電子番組ガイド送出部39は,放送局群3から入手
した番組ガイドなどを電子化したファイルを保管し,要
求に応じてテレビ受像機1へ送出する回路である。
【0034】放送局群3は,電子番組ガイド情報を提供
する多数の放送局であり,その放送形態は,例えば地上
波,放送衛星波(BS),通信衛星波(CS),ケーブ
ルテレビ(CATV)およびブロードバンド通信網(B
B)であり,その放送内容は,電波や光ケーブルなどを
介してテレビ受像機1へ送出される。また放送局群3
は,通信網を介して電子番組ガイド情報をサーバ2へ提
供する。
【0035】以下,第1の実施の形態の動作について説
明する。視聴者がテレビ受像機1のチャンネル選択部1
8を操作して,地上波,BS,CS,CATVまたはB
Bの電波を受信すると,サーバ2の電子番組ガイド送出
部39は,テレビ受像機1の電子番組ガイド蓄積部17
に対して現在視聴している番組のガイド情報を送出す
る。これは視聴の都度でなく予め事前に送出しておいて
も良い。このとき,視聴者のチャンネルの選択状況は,
一定時間間隔の時系列順に視聴履歴蓄積部22へ蓄積さ
れる。
【0036】例えば,タイマ16が5分毎の時刻を計測
し,その5分間で一定時間以上,例えば3分以上を閾値
とし,最も良く視聴されていたチャンネルを記録すると
して,一週間では60分÷5分×24時間×7日間=2
016通りのチャンネル選択状況を記憶すれば良い。こ
のとき記録する内容は,日時情報は一意に時系列順なの
で必然的に含まれるものとして,例えば,チャンネル番
号と,そのとき視聴していた番組のジャンルである。番
組ジャンル情報は,電子番組ガイド蓄積部17から引用
でき,例えば,ドラマ,ニュース,スポーツ,教養,教
育といった大まかなジャンルの分類であっても良い。
【0037】テレビ受像機1を使用していない時間帯も
存在し得るが,このときはチャンネル選択内容は,該当
なしと記録する。また,短時間のうちに複数のチャンネ
ルを切り換えるザッピング状態もあり得るが,この場合
にも,同様に該当なしと記録する。
【0038】より具体的な例として,実際に視聴してい
たチャンネルと視聴履歴蓄積部22で記録すべきチャン
ネル番号の関係について,図2に図式化する。図2にお
いて,10時0分から5分については,チャンネルAが
3分以上視聴されているので視聴履歴蓄積部22は1を
記憶する。10時5分から15分については,チャンネ
ルDが3分以上で最も長く視聴されているが,2個の時
間間隔を跨って視聴されているため,10時5分から1
0分については記録すべきチャンネルは該当なしとし,
一方,10分から15分についてはこの時間で最も長い
チャンネルBを記録対象とする。以下,10時15分か
ら20分と20分から25分については,それぞれチャ
ンネルCが記録対象となる。
【0039】このように視聴履歴蓄積部22は,一定時
間間隔でサンプリングしたチャンネルを記憶していく。
履歴情報送出部23では,視聴履歴蓄積部22で一定期
間毎,例えば1週間単位で蓄積した情報をサーバ2へ送
出する。サーバ2の視聴履歴蓄積部32では受信したデ
ータについて,まず一週間のチャンネル選択状況をヒス
トグラム形式に変換する。例えば横軸の分類を放送局名
およびジャンルの組み合わせとし,縦軸を視聴時間量と
すれば,ある視聴者が1週間にチャンネルAのニュース
番組を何時間何十分,チャンネルBのドラマ番組を何時
間何十分,チャンネルCのバラエティ番組を何十分視聴
した,といった特徴付けが取れる。
【0040】このヒストグラムデータは,チャンネル数
およびジャンルの組み合わせの数の次元数を持つ特徴ベ
クトルとみなせる。すなわち,例えば集計対象とするチ
ャンネル数が12で,ジャンル分けが8個とすれば,ベ
クトルの次元数は96次元に及ぶ。このとき,サーバ2
と接続可能なテレビ受像機から1万台分の視聴履歴が取
れたとすれば,サーバ2には,1万サンプルのベクトル
データが蓄積されることになる。
【0041】次に,サーバ2では,これらの視聴者を分
類する。分類手法は,ベクトルデータの分類手法として
有名なベクトル量子化(VQ)の手法が適用できる。以
下に「LBGアルゴリズム」として知られるVQの手法
の一例を説明する。ここで,視聴者を特徴付ける特徴ベ
クトルをyとする。
【0042】(1)サーバ2に蓄積された1万サンプル
の特徴ベクトルの集合{y}について,平均値ymean
求める。このとき特徴ベクトルの集合{y}を特徴付け
る代表的なベクトルはymeanの1個であるので,M=1
なるMを定義する。
【0043】(2)次にymeanに近接した2個のベクト
ルymean+ε,ymean−εを生成する。ここでεは分割
用の小さな値を持ったベクトルである。
【0044】(3)次に原本の1万サンプルの特徴ベク
トルについて,ymean+ε,ymean−εのどちらに近い
ベクトルであるかを計算により判別し,特徴ベクトルの
集合{y}を2M個の集合に分割する。判別の手法は,
例えば各特徴ベクトルyについて,自乗距離dp
m , dp =|y−(ymean+ε)|2m =|y−(ymean−ε)|2 をそれぞれ算出し,dp とdm とのどちらの距離が小さ
いかで,小さい距離値のベクトルの集合へ従属させる。
この結果,特徴ベクトルの集合{y}はymean+εに近
い集合{yp }とymean−εに近い集合{ym }とに分
割できる。
【0045】(4)それぞれの集合における平均値{y
p mean},{ym mean}を求めると,特徴ベクトルの集
合{y}を特徴付ける代表的なベクトルが2つに増えた
ことになり,Mの値はM=2Mになる。
【0046】以下{yp mean},{ym mean}につい
て,Mの数が視聴者グループを分類したい数Nに一致す
るまで,上記(2)(3)(4)の処理を繰り返し,最
終的なN個の特徴ベクトル{ymean}の集合を得る。
{ymean}は,1万サンプルのベクトルデータ,すなわ
ち視聴者を特徴付けるベクトルである。
【0047】この{ymean}に対し,1万サンプルの視
聴者がどの{ymean}に近い存在かを,前述の(3)の
判別式によって計算し分類する。1万サンプルの視聴者
データには,それぞれ固有ID発出部15で付与された
テレビ受像機1毎の固有IDが埋め込まれているので,
分類した視聴者グループの値と固有ID,すなわち視聴
者とを一意に関連付けできる。この視聴者グループの分
類が完成すると,サーバ2からそれぞれのテレビ受像機
1のチャンネルを制御する実運用に入る。
【0048】サーバ2の現行視聴情報要求部35は,特
定の視聴者グループに分類された各テレビ受像機1に対
して,一定間隔,例えば5分間隔で,現在視聴中のチャ
ンネル番号およびテレビ受像機1に格納されている将来
の視聴予約チャンネル番号の送出を要求する。テレビ受
像機1の現行視聴チャンネル送出部21は,サーバ2の
要求を受け,要求のあったチャンネル情報を送出する。
【0049】受信したサーバ2では,視聴チャンネル投
票部36にて,現在視聴中のチャンネルを多数決形式の
投票方法で集計する。多数決形式としては,例えばテレ
ビ受像機1台につき1票としても良いし,また,例えば
代表的なベクトル{ymean}に近い存在の視聴者ほど重
点的な重み付けを乗じても良い。この投票結果から,ラ
ンキング集計部37にて,例えばランキング上位10位
までのチャンネルというようにチャンネル番号が抜粋さ
れる。この結果はランキング結果送出部38へ蓄積され
る。
【0050】テレビ受像機1の視聴者がランキング情報
要求スイッチ24を操作し,サーバ2へ情報を要求する
と,ランキング結果送出部38からランキング情報受信
部25へ結果が送出される。ランキング情報受信部25
は,この受信結果をもとに,以下のような処理を可能と
する。
【0051】(A)特定チャンネルの視聴あるいは予約
の勧奨 ランキング情報受信部25からランキング情報表示部2
6へ情報を転送すると,ランキング情報表示部26は,
電子番組ガイド蓄積部17からの視聴チャンネル情報に
関連する補助的な情報と合わせて画像表示部12および
音声出力部13へ情報を伝え,視覚的あるいは音響的な
表示で視聴者へ現在視聴中のチャンネルの変更や将来の
視聴予約を勧奨する。このとき勧奨するチャンネルは一
つに限らず,例えば,ランキング上位10位までとして
も良い。視聴者はこれらの勧奨をもとにチャンネル選択
部18を直接操作して,チャンネル変更や将来の予約が
可能である。
【0052】(B)視聴チャンネルの直接操作あるいは
直接予約 ランキング情報受信部25からチャンネル制御部20を
直接操作して現在視聴中のチャンネルを強制変更した
り,あるいはチャンネル予約部19に直接予約データを
投入する。このとき,視聴者に知らせたい番組は一つに
せず,ランキング上位10位を規定時間,例えば20秒
ごとにそれぞれの番組をザッピング形式で表示する方法
もあり得る。
【0053】この他,サーバ2では,さらにどのような
嗜好を持つ視聴者グループがどの番組を視聴している
か,あるいは視聴予定であるかがランキング集計結果と
して把握できる。この情報はサーバ2から取り出して,
例えばチャンネルや番組の人気格付けであったり,ある
いは番組広告等に利用するなど,様々に利用可能であ
る。
【0054】以上述べてきた効果は,特にテレビ受像機
やテレビチューナに限るものではなく,例えば,ビデオ
カセットレコーダやパーソナルビデオレコーダと呼ばれ
るテレビの録画機能を持つ機器,ラジオなどにも利用で
きる。また,以上の説明では「視聴者」として説明した
が,一個人に限らず複数の家族構成員からなる「視聴世
帯」と置き換えて考えても実質的に同じであり,本発明
で用いる視聴者の言葉の意味として視聴世帯を含む。
【0055】さらに,視聴履歴として集計すべきデータ
を,チャンネル番号ではなく,番組を制作した放送局名
とすれば,より全国規模で精緻な視聴履歴が構成でき
る。すなわち,BSおよびCS衛星放送や,インターネ
ット放送では,日本全土規模で同一チャンネルで同一番
組を視聴できるが,地上波やCATVでは,地方毎に異
なったチャンネル番号で同一番組を視聴するため,サー
バ2での統計的な視聴者分類を全国規模で実行しようと
すると,データの正確性が失われる。
【0056】そこでサーバ2では,各テレビ受像機1か
ら入手した視聴履歴のチャンネル番号について,放送局
群3から入手した電子番組ガイドをもとにチャンネル番
号の補正を実行する方法が考えられる。例えばある時間
帯の在京のA放送局(チャンネルA)で製作した番組
を,地方の視聴者が,同時刻に,あるいは別の時刻に,
チャンネルBで視聴したという履歴があるとして,チャ
ンネルBのその時間帯の番組の製作元がAであるという
情報が電子番組ガイドのデータから抽出できれば,この
番組についてはA放送局の番組であるというようにチャ
ンネル番号から放送局名へのデータ変換を実行する。こ
の変換が可能であれば,より全国規模で大量の視聴者グ
ループデータによる分析が可能になり,また同様に電子
番組ガイドを利用して,視聴者に勧奨したい番組につい
ても,放送チャンネルや放送日時にかかわらず視聴者に
通知可能となる。
【0057】図3は,本実施の形態におけるサーバ2の
処理フローチャートである。サーバ2の処理としては,
前述したように大きく分けて視聴者の嗜好の特徴によっ
て視聴者を分類する処理と,視聴者の分類を利用して番
組の視聴を勧奨する処理がある。
【0058】図3(A)は,視聴者分類処理を表してい
る。まず,サーバ2は,各テレビ受像機1から視聴履歴
情報を受信し,それを蓄積する(ステップS10)。次
に,蓄積した視聴履歴情報をもとに,視聴者を視聴番組
に対する嗜好の特徴によってグループ化し分類する(ス
テップS11)。以上の処理を,適当な周期で繰り返
す。
【0059】図3(B)は,番組の勧奨処理を表してい
る。まず,サーバ2は,特定の視聴者グループに分類さ
れた各視聴者のテレビ受像機1に,現在視聴中のチャン
ネル番号(またはさらに将来視聴予定のチャンネル番号
等)を要求する(ステップS20)。各テレビ受像機1
からの応答を受信し,各テレビ受像機1で現在視聴中の
チャンネル情報を収集する(ステップS21)。次に,
現在視聴されているチャンネル(またはさらに将来視聴
予定のチャンネル等)について視聴数が多いものの順に
ランキング集計する(ステップS22)。テレビ受像機
1からランキング情報の送出要求があった場合には,ラ
ンキング結果を要求元のテレビ受像機1へ送信する(ス
テップS23,S24)。次の特定の視聴者グループを
処理対象として,以上の処理を繰り返す(ステップS2
5)。
【0060】以上の処理は,コンピュータとソフトウェ
アプログラムとによって実現することができ,そのプロ
グラムは,コンピュータが読み取り可能な可搬媒体メモ
リ,半導体メモリ,ハードディスク等の適当な記録媒体
に格納することができる。
【0061】以上の本発明の実施の形態の特徴は,以下
のとおりである。
【0062】(1)通信網を介して接続した外部サーバ
からの指示によって視聴するチャンネルを変更できるこ
とを特徴とするテレビ受像機およびその外部サーバで構
成したテレビ受信システムにおいて,テレビ受像機は,
テレビ受像機毎に固有のID番号を送出する回路と,現
在時刻を計測するタイマと,電子番組ガイドを蓄積する
メモリ部と,人間の操作で受信チャンネルを選択するス
イッチと,外部サーバからの指示を受け入れて受信チャ
ンネルを制御する回路と,制御に基づいて受信チャンネ
ルを変更できるテレビ放送チューナと,現在受信中のチ
ャンネル情報を外部サーバへ送出する通信回路と,過去
のチャンネル選択履歴を蓄積するメモリと,その履歴を
外部サーバへ送出する通信回路と,視聴者の操作により
外部サーバへランキング情報を要求するスイッチと,外
部サーバとの通信によりランキング情報を受信し記憶す
るメモリと,ランキング情報を表示する回路と,テレビ
チューナおよびランキング情報の出力を視聴者に向けて
表示する表示部および音声出力回路とから構成され,外
部サーバは,各視聴世帯に設置したテレビ受像機との通
信が可能な通信部と,各視聴者の視聴履歴をそれぞれ蓄
積するメモリと,視聴履歴および判別式に基づいて視聴
者を分類する計算部と,分類基準に基づき各視聴者をグ
ループとして分類し蓄積するメモリと,各視聴者のテレ
ビ受像機がどのチャンネルを現在選択しているかを情報
収集するメモリと,各視聴者グループ毎に,現在の視聴
チャンネルを多数決形式で集計する計算部と,その集計
結果に基づき放送チャンネルの上位ランキングを生成す
る計算部と,そのランキング結果を各視聴者のテレビ受
像機に向けて送出する回路とから構成され,外部サーバ
は,視聴者の嗜好を分類し放送の視聴を視聴者に勧奨す
る。
【0063】(2)また,通信網を介して接続した外部
サーバからの指示によって視聴するチャンネルを変更,
あるいは将来視聴するチャンネルを予約できることを特
徴とするテレビ受像機およびサーバで構成したテレビ受
信システムにおいて,前記テレビ受信システムの構成に
対し,前記テレビ受像機は,テレビ放送チューナの受信
チャンネルの制御方式として,人間の操作あるいは外部
サーバからの指示を受け入れて将来視聴予定のチャンネ
ルを予約できる回路と,現在受信中のチャンネル情報だ
けてなく将来視聴予定のチャンネル情報を外部サーバへ
送出する通信回路を追加して構成され,前記サーバは,
各視聴者のテレビ受像機が現在どのチャンネルを選択し
ているだけでなく将来視聴予定のチャンネルについても
情報収集するメモリと,各視聴者グループ毎に,現在の
視聴チャンネルおよび将来の視聴予定チャンネルを多数
決形式で集計する計算部と,その集計結果に基づく上位
ランキングを生成する計算部を追加して構成される。
【0064】(3)また,上記(1)または(2)にお
ける視聴者グループの分類方法について,ベクトル量子
化アルゴリズムを利用することを特徴とする。
【0065】(4)また,上記(1)または(2)にお
いて,視聴者に提示するランキング結果を,チャンネル
と電子番組ガイドの情報を併用し,番組情報として提示
することを特徴とする。
【0066】
【発明の効果】以上述べてきたように,本発明は,テレ
ビ受像機の視聴者の視聴履歴から視聴者の嗜好を把握す
るとともに,同様の嗜好を持つ視聴者グループへ分類し
た上で,特定の視聴者グループが現在あるいは将来視聴
する番組を多数決形式で集計し,テレビ受像機へその集
計ランキング結果を提示することにより,(1)視聴目
的が流動的な視聴者のザッピングの時間を短縮させ,嗜
好に近い目的番組およびチャンネルへすみやかに誘導す
る,(2)同様の嗜好を持つ視聴者グループの話題共有
に供するため,多数の視聴者の見ている番組およびチャ
ンネルへすみやかに誘導する,(3)これらの結果とし
て,特定の視聴者グループがどのようなチャンネルまた
は番組を視聴しているか,あるいは視聴予定であるかな
どのランキングデータが外部で利用可能である,という
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するテレビ受像機およびサーバか
らなるテレビ受信システムの実施の形態を示す図であ
る。
【図2】視聴履歴蓄積部において記録すべきチャンネル
番号を説明する図である。
【図3】本実施の形態におけるサーバの処理フローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 テレビ受像機 2 サーバ 3 放送局群 11 チューナユニット 12 画像表示部 13 音声出力部 14 通信部 15 固有ID発出部 16 タイマ 17 電子番組ガイド蓄積部 18 チャンネル選択部 19 チャンネル予約部 20 チャンネル制御部 21 現行視聴チャンネル送出部 22 視聴履歴蓄積部 23 履歴情報送出部 24 ランキング情報要求スイッチ 25 ランキング情報受信部 26 ランキング情報表示部 31 通信部 32 視聴履歴蓄積部 33 視聴者判別計算部 34 視聴者分類部 35 現行視聴情報要求部 36 視聴チャンネル投票部 37 ランキング集計部 38 ランキング結果送出部 39 電子番組ガイド送出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植垣 伸哉 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山本 浩一郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AB04 DD10 5C061 BB13 5C064 BA01 BC06 BC16 BD05 BD09 BD13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放送受信装置と,それらの放送受
    信装置に対して通信網を介して放送番組の視聴を勧奨す
    るサーバ装置とから構成されるテレビ受信システムであ
    って,前記各放送受信装置は,視聴者が視聴した番組を
    特定できる情報を含む視聴履歴情報を前記サーバ装置へ
    送信する手段と,現在どのチャンネルまたは番組を視聴
    しているかの情報を前記サーバ装置へ送信する手段と,
    視聴者の操作により前記サーバ装置へランキング情報を
    要求する手段と,前記サーバ装置から番組のランキング
    情報を受信する手段と,受信したランキング情報を出力
    または受信したランキング情報に基づいて視聴するチャ
    ンネルもしくは番組を選択する手段とを備え,前記サー
    バ装置は,前記各放送受信装置からの視聴履歴情報を受
    信し蓄積する手段と,蓄積した視聴履歴情報に基づいて
    視聴者をいくつかのグループに分類する手段と,各視聴
    者の放送受信装置が現在どのチャンネルまたは番組を視
    聴しているかの情報を収集する手段と,前記分類した各
    視聴者グループ毎に,現在の視聴チャンネルまたは番組
    を集計しランキングを求める手段と,ランキング結果を
    視聴者の放送受信装置に向けて送出する手段とを備える
    ことを特徴とする放送の視聴を勧奨するテレビ受信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の放送の視聴を勧奨する
    テレビ受信システムにおいて,前記放送受信装置は,さ
    らに,将来視聴するチャンネルまたは番組を予約できる
    手段と,将来視聴予定のチャンネルまたは番組を前記サ
    ーバ装置へ送信する手段とを備え,前記サーバ装置は,
    各視聴者の放送受信装置が現在どのチャンネルまたは番
    組を視聴しているかの情報および将来視聴予定のチャン
    ネルまたは番組の情報を収集する手段と,前記分類した
    各視聴者グループ毎に,現在の視聴チャンネルまたは番
    組および将来の視聴予定チャンネルまたは番組を集計し
    ランキングを求める手段と,ランキング結果を視聴者の
    放送受信装置に向けて送出する手段とを備えることを特
    徴とする放送の視聴を勧奨するテレビ受信システム。
  3. 【請求項3】 複数の放送受信装置に対して通信網を介
    して放送番組の視聴を勧奨するサーバ装置であって,各
    放送受信装置から視聴者が視聴した番組を特定できる情
    報を含む視聴履歴情報を受信し蓄積する手段と,蓄積し
    た視聴履歴情報に基づいて視聴者をいくつかのグループ
    に分類する手段と,各視聴者の放送受信装置が現在どの
    チャンネルまたは番組を視聴しているかの情報,あるい
    はさらに将来視聴予定のチャンネルまたは番組の情報を
    収集する手段と,前記分類した各視聴者グループ毎に,
    現在の視聴チャンネルまたは番組,あるいはさらに将来
    視聴予定のチャンネルまたは番組を集計しランキングを
    求める手段と,ランキング結果を視聴者の放送受信装置
    に向けて送出する手段とを備えることを特徴とする放送
    の視聴を勧奨するサーバ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の放送の視聴を勧奨する
    サーバ装置において,前記視聴者をグループに分類する
    手段は,視聴者が視聴した番組に関する特徴をベクトル
    で表現し,ベクトル量子化アルゴリズムを利用すること
    により,視聴者を分類することを特徴とする放送の視聴
    を勧奨するサーバ装置。
  5. 【請求項5】 複数の放送受信装置に対して通信網を介
    して接続されるサーバ装置により放送番組の視聴を勧奨
    する方法であって,各放送受信装置から視聴者が視聴し
    た番組を特定できる情報を含む視聴履歴情報を受信し蓄
    積する過程と,蓄積した視聴履歴情報に基づいて視聴者
    をいくつかのグループに分類する過程と,各視聴者の放
    送受信装置が現在どのチャンネルまたは番組を視聴して
    いるかの情報,あるいはさらに将来視聴予定のチャンネ
    ルまたは番組の情報を収集する過程と,前記分類した各
    視聴者グループ毎に,現在の視聴チャンネルまたは番
    組,あるいはさらに将来視聴予定のチャンネルまたは番
    組を集計しランキングを求める過程と,ランキング結果
    を視聴者の放送受信装置に向けて送出する過程とを有す
    ることを特徴とする放送視聴勧奨処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の放送視聴勧奨処理方法
    において,前記視聴者をグループに分類する過程では,
    視聴者が視聴した番組に関する特徴をベクトルで表現
    し,ベクトル量子化アルゴリズムを利用することによ
    り,視聴者を分類することを特徴とする放送視聴勧奨処
    理方法。
  7. 【請求項7】 複数の放送受信装置に対して通信網を介
    して接続されるサーバ装置のコンピュータによって放送
    番組の視聴を勧奨するためのプログラムであって,各放
    送受信装置から視聴者が視聴した番組を特定できる情報
    を含む視聴履歴情報を受信し蓄積する処理と,蓄積した
    視聴履歴情報に基づいて視聴者をいくつかのグループに
    分類する処理と,各視聴者の放送受信装置が現在どのチ
    ャンネルまたは番組を視聴しているかの情報,あるいは
    さらに将来視聴予定のチャンネルまたは番組の情報を収
    集する処理と,前記分類した各視聴者グループ毎に,現
    在の視聴チャンネルまたは番組,あるいはさらに将来視
    聴予定のチャンネルまたは番組を集計しランキングを求
    める処理と,ランキング結果を視聴者の放送受信装置に
    向けて送出する処理とを,コンピュータに実行させるた
    めの放送視聴勧奨処理プログラム。
  8. 【請求項8】 複数の放送受信装置に対して通信網を介
    して接続されるサーバ装置のコンピュータによって放送
    番組の視聴を勧奨するためのプログラムを記録した記録
    媒体であって,各放送受信装置からの視聴履歴情報を受
    信し蓄積する処理と,蓄積した視聴履歴情報に基づいて
    視聴者をいくつかのグループに分類する処理と,各視聴
    者の放送受信装置が現在どのチャンネルまたは番組を視
    聴しているかの情報,あるいはさらに将来視聴予定のチ
    ャンネルまたは番組の情報を収集する処理と,前記分類
    した各視聴者グループ毎に,現在の視聴チャンネルまた
    は番組,あるいはさらに将来視聴予定のチャンネルまた
    は番組を集計しランキングを求める処理と,ランキング
    結果を視聴者の放送受信装置に向けて送出する処理と
    を,コンピュータに実行させるためのプログラムを記録
    したことを特徴とする放送視聴勧奨処理プログラムの記
    録媒体。
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