JP2003187151A - 電子取引方法、その方法を実行させるためのプログラム、プログラムを記録した情報記録媒体、情報処理装置、及び電子取引システム - Google Patents

電子取引方法、その方法を実行させるためのプログラム、プログラムを記録した情報記録媒体、情報処理装置、及び電子取引システム

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JP2003187151A
JP2003187151A JP2001383929A JP2001383929A JP2003187151A JP 2003187151 A JP2003187151 A JP 2003187151A JP 2001383929 A JP2001383929 A JP 2001383929A JP 2001383929 A JP2001383929 A JP 2001383929A JP 2003187151 A JP2003187151 A JP 2003187151A
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Kazumasa Shigeta
一聖 重田
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KANAMEI KK
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KANAMEI KK
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、送付者が受取者に関する詳細な情
報を入力することなく、商品を贈ることのできる電子取
引方法を提供する。 【解決手段】 商品を贈与送付することを希望する送付
者が利用する第1の端末と、前記送付者によって送付さ
れる商品を受け取る受取者が利用する第2の端末と、前
記第1、第2の端末と通信可能に形成された情報処理装
置を用いて商品を贈るためのサービスを提供する電子取
引方法である。第1の端末に対して商品の送り先である
送り先アドレスの入力を促す。入力された送り先アドレ
スに基づいて、送付者が受取者に対して商品を贈与送付
する旨のメッセージを第2の端末に対して通知するとと
もに、受取者に対して当該受取者自身の配送に必要な配
送必要情報の入力を促す。入力された前記配送必要情報
を前記第2の端末より受領し、取引完了通知を前記送付
者の第1の端末に対して通知する。これにより、送付者
は、受取者の住所等の個人情報を入力せずに商品を贈与
送付できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子取引方法、そ
の方法を実行させるためのプログラム、プログラムを記
録した情報記録媒体に関し、特に、インターネット等の
コンピュータネットワークを用いた電子取引において、
送付者が商品を受取者に対して贈る際に受取者の個人情
報を入力することを要しないものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の通信ネットワーク環境の急速な進
歩により、インターネットを介してユーザーに各種商品
の販売・提供を行う、いわゆる電子商取引が普及しつつ
ある(仮想店舗、バーチャルモール、電子ショッピング
等と称されている)。
【0003】かかるインターネット上でのシステムで
は、さまざまな電子商取引システムが運営されており、
一般の人々がパソコンや携帯電話機などの情報端末を用
いてインターネットにアクセスし、物品やサービス商品
を購入するなどの商取引の手続きを行うことができる。
【0004】このようなインターネットを利用した電子
商取引は、通常、商品の購入を希望する購入者が、イン
ターネットのWebページに掲載されている商品情報に
対してオンラインでアクセスし、その商品情報から希望
する商品を選択するようになっている。商品情報を選択
した購入者は、インターネット経由で注文情報を仮想店
舗に送信する。仮想店舗では、注文管理用のデータベー
スにこの注文情報を格納し、商品の手配、出荷、配送、
決済等を実施する。
【0005】このうち、購入者が注文した商品の購入者
への配送は、購入者が注文時に指定した住所等に宅配業
者等が直接配送する配送システムが一般的にとられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の電
子商取引において、購入者がオンラインショッピングで
商品を購入した上で、相手先に商品等の贈り物等を贈る
ような場合には、購入者たる商品の送付者(送り主)が
相手先の受取者(受け取り主)の住所、氏名、電話番号
等の個人情報等を知り、なおかつ、送付先を指定入力す
る必要があるため、手間がかかり、ユーザーの負担とな
っていた。
【0007】また、仮想店舗の管理運営者と、商品の配
送者ないしは宅配業者とが異なる業者であることから、
仮想店舗等の各業者等に対し、送付者(購入者)個人情
報のみならず、受取者の個人情報等が漏洩する惧れがあ
るし、複数の業者間で個人情報が流通し、特に販売業者
に購入者のみならず受取者の個人情報が流通することに
なることから、情報が漏洩しやすい環境下にあると言わ
ざるを得ないという課題があり、この場合、商品を購入
した後に個人情報を流用され、受取者にとって必要のな
い郵便物、メール、代金引換小包が送付されるといった
課題があった。
【0008】ましてやインターネット上で運営される電
子取引システムの場合、さまざまな地域で生活している
顔の見えない多くの人々が利用者となるので、取引上の
トラブルの発生を防ぐために、現実的で効果的な新たな
工夫が必要とされていた。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、インターネット等の
コンピュータネットワークを用いた電子取引において、
送付者が受取者に関する詳細な個人情報を入力すること
なく、商品を贈ることのできる電子取引方法、その方法
を実行させるためのプログラム、プログラムを記録した
情報記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、商品を贈与送付すること
を希望する送付者が利用する第1の端末と、前記送付者
によって送付される前記商品を受け取る受取者が利用す
る第2の端末と、前記第1、第2の端末とネットワーク
を介して通信可能に形成された情報処理装置と、を有
し、前記情報処理装置を用いて前記商品を贈るためのサ
ービスを提供する電子取引を行う電子取引方法であっ
て、前記第1の端末に対して前記商品の送り先である送
り先アドレスの入力を促す第1ステップと、入力された
前記送り先アドレスに基づいて、前記送付者が前記受取
者に対して前記商品を贈与送付する旨のメッセージを前
記第2の端末に対して通知するとともに、前記受取者に
対して当該商品の配送に必要な配送必要情報の入力を促
す第2ステップと、入力された前記配送必要情報を前記
第2の端末より受領し、配送のための取引処理を促す第
3ステップと、を含むことを特徴としている。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、前記第1
ステップと略同時又は後あるいは前記第2ステップの後
に、前記送付者の前記第1の端末に対して前記送付者に
関連する信用情報の入力を促すステップと、前記信用情
報に基づいて、信用調査を行うステップと、を含むこと
を特徴としている。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、前記第2
ステップは、前記第2の端末に対し前記商品を受け取る
か否かの受け取り意思の入力を促すステップを含み、当
該入力結果を前記第1の端末に対して転送し、前記受取
者が前記商品を受け取ることを確認した後に、前記商品
に関する決済処理を実行するステップを含むことを特徴
としている。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、前記決済
処理の成功又は失敗の決済結果情報に基づいて、取引の
成立・不成立を、前記商品を販売するサイトに通知する
ステップと、を含むことを特徴としている。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、前記第1
ステップの前後に、前記送付者が前記第1の端末を利用
して前記受取者に対して贈与すべき前記商品の購入を促
すとともに、贈与を希望する前記商品の選択を促すステ
ップと、選択された前記商品に関する取引情報に基づい
て、前記商品の代金を計算するステップと、を含むこと
を特徴としている。
【0015】また、請求項6に記載の発明は、提携サイ
トにおいて取得された前記受取者の受取者IDを利用し
て、前記商品を販売するサイトで前記送付者が前記商品
を選択するようにするステップを含むことを特徴として
いる。
【0016】また、請求項7に記載の発明は、取引完了
通知を前記送付者の前記第1の端末に対して通知するス
テップをさらに有することを特徴としている。
【0017】また、請求項8に記載の発明は、前記商品
の受け取り通知を前記第1の端末に対して通知するステ
ップをさらに有することを特徴としている。
【0018】また、請求項9に記載の発明は、商品を贈
与送付することを希望する送付者が利用する第1の端末
と、前記送付者によって送付される前記商品を受け取る
受取者が利用する第2の端末と、前記第1の端末とネッ
トワークを介して通信可能に形成され前記第1の端末に
対して前記商品の販売サービスを提供するショップサー
バーと、前記第1、第2の端末とネットワークを介して
通信可能に形成され前記商品を贈るためのサービスを提
供するサーバーと、前記商品に関する決済処理を行う決
済サーバーと、を有し、前記サーバーを用いて前記商品
を贈るためのサービスを提供する電子取引を行う電子取
引方法であって、前記ショップサーバーにより、前記送
付者が前記第1の端末を利用して前記受取者に対して贈
与すべき前記商品の購入を促すとともに、贈与を希望す
る前記商品の選択を促すステップと、前記ショップサー
バーにより前記第1の端末に対して前記商品の送り先で
ある送り先アドレスの入力を促すステップと、前記サー
バーにより前記送付者の前記第1の端末に対して前記送
付者に関連する信用情報の入力を促すステップと、入力
された前記信用情報が前記決済サーバーに向けて送信さ
れ、この送信された前記信用情報に基づいて、前記決済
サーバーが前記信用調査を行うステップと、前記信用調
査の結果に基づいて、前記サーバーがデータ検証を行っ
た後に、入力された前記送り先アドレスに基づいて、前
記サーバーにより前記送付者が前記受取者に対して前記
商品を贈与送付する旨のメッセージを前記第2の端末に
対して通知するとともに、前記受取者に対して当該受取
者自身の配送に必要な配送必要情報の入力を促すステッ
プと、入力された前記配送必要情報を前記第2の端末よ
り受領し、前記サーバーが前記決済サーバーに対して決
済処理を行うように指示するステップと、前記決済処理
の成功又は失敗の決済結果情報に基づいて、取引の成立
・不成立を、前記サーバーが前記ショップサーバーに通
知するステップと、前記サーバーが前記取引の取引完了
通知を前記送付者の前記第1の端末に対して通知するス
テップと、を含むことを特徴としている。
【0019】また、請求項10に記載の発明は、商品を
贈与送付することを希望する送付者が利用する第1の端
末と、前記送付者によって送付される前記商品を受け取
る受取者が利用する第2の端末と、前記第1の端末とネ
ットワークを介して通信可能に形成され前記第1の端末
に対して前記商品の販売サービスを提供するショップサ
ーバーと、前記第1、第2の端末とネットワークを介し
て通信可能に形成され前記商品を贈るためのサービスを
提供するサーバーと、前記商品に関する決済処理を行う
決済サーバーと、を有し、前記サーバーを用いて前記商
品を贈るためのサービスを提供する電子取引を行う電子
取引方法であって、前記ショップサーバーにより、前記
送付者が前記第1の端末を利用して前記受取者に対して
贈与すべき前記商品の購入を促すとともに、贈与を希望
する前記商品の選択を促すステップと、前記ショップサ
ーバーにより前記第1の端末に対して前記商品の送り先
である送り先アドレスの入力を促すステップと、入力さ
れた前記送り先アドレスに基づいて、前記サーバーによ
り前記送付者が前記受取者に対して前記商品を贈与送付
する旨のメッセージを前記第2の端末に対して通知する
とともに、前記受取者に対して当該受取者自身の配送に
必要な配送必要情報の入力を促すステップと、入力され
た前記配送必要情報を前記第2の端末より受領し、前記
サーバーにより前記送付者の前記第1の端末に対して前
記送付者に関連する信用情報の入力を促すステップと、
入力された前記信用情報が前記決済サーバーに向けて送
信され、この送信された前記信用情報に基づいて、前記
決済サーバーが前記信用調査を行うステップと、前記決
済サーバーが、前記信用調査の結果に基づいて、決済処
理を実行し、前記決済処理の成功又は失敗の決済結果情
報に基づいて、取引の成立・不成立を、前記決済サーバ
ーが前記サーバーを介して前記ショップサーバーに通知
するステップと、前記サーバーが前記取引の取引完了通
知を前記送付者の前記第1の端末に対して通知するステ
ップと、を含むことを特徴としている。
【0020】また、請求項11に記載の発明は、前記第
1の端末とネットワークを介して通信可能に形成され前
記第1の端末に対して所定のサービスを提供するサイト
のサイトサーバーをさらに有し、前記受取者IDを前記
サイトで取得し、当該受取者IDを利用して前記商品の
購入を行うステップをさらに有することを特徴としてい
る。
【0021】また、請求項12では、上述のいずれかに
記載の電子取引方法をコンピュータにおいて実行させる
ためのプログラムを定義している。
【0022】さらに、請求項13では、コンピュータに
より読み出し可能な、前記プログラムを記録した情報記
録媒体を定義している。
【0023】また、請求項14に記載の発明は、コンピ
ュータとネットワーク網に接続された端末を用いて、送
付者が商品を相手先の受取者に贈るためのサービスを提
供する電子取引を行うための情報処理装置であって、前
記商品の送り先である送り先アドレスの入力を促す処理
を行う第1の処理手段と、入力された前記送り先アドレ
スに基づいて、前記送付者が前記受取者に対して前記商
品を贈与送付する旨のメッセージを前記受取者の端末に
対して通知するとともに、前記受取者に対して当該商品
の配送に必要な配送必要情報の入力を促す処理を行う第
2の処理手段手段と、入力された前記配送必要情報を前
記受取者の前記端末より受領し、取引完了通知を前記送
付者の前記端末に対して通知する処理を行う第3の処理
手段と、を含むことを特徴としている。
【0024】また、請求項15に記載の発明は、送付者
が商品を相手先の受取者に贈るための電子取引サービス
を運営するためのサーバーと、前記商品を販売するため
のWebページを提供するショップサーバーと、前記商
品の贈る送付者が使用する第1の端末と、前記受取者が
使用する第2の端末と、を備え、前記サーバー、ショッ
プサーバー、第1、第2の端末が通信ネットワークを介
して通信可能に形成されてなり、前記ショップサーバー
は、前記電子商取引を前記第1の端末から前記通信ネッ
トワークを介して実行するに際し、該第1の端末に電子
商取引の取引対象情報及び当該商品の送り先である送り
先アドレスの入力を促し、前記サーバーは、当該第1の
端末から入力された送付先アドレスに基づいて、前記送
付者が前記受取者に対して前記商品を贈与送付する旨の
メッセージを前記通信ネットワークを介して前記第2の
端末に対して転送するとともに、前記受取者に対して当
該商品の配送に必要な配送必要情報の入力を促し、入力
された前記配送必要情報を前記第2の端末より受領し、
当該配送必要情報に基づいて、前記商品の配送を促す処
理を行うことを特徴としている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0026】[第1の実施の形態] (システムの全体構成)先ず、本発明の特徴は、ショッ
プサイトなどで贈り物を送付者が相手先(受取者)に送
る際に、送付者が相手先の住所等を入力することなく贈
り物を届けること、乃ち、送付先情報(住所、氏名、電
話番号等)を指定しなくても相手に贈り物ができる電子
取引システムを提供するものである。
【0027】このような特徴的な構成の具体的な説明に
先立って、本発明にかかる「電子取引システム」を「贈
り物システム」に適用するとともに、オンラインショッ
ピングシステムと共に稼働した場合について、システム
を動作させる前提となる、システム全体の概略構成、と
りわけその通信インフラ並びにハードウエア構成につい
て、図1を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明のシステムを電子商取引と
してのショップサイトに適用した実施の形態であって、
コンピュータ通信ネットワークの一例としてインターネ
ットを用いたシステム全体のネットワークの概略構成を
概略図として示している。
【0029】本実施の形態の贈り物システム1は、所定
のサービス例えばショップサイト等と連携して提供され
るものであり、図1に示すように、送付者(送り主:ユ
ーザー)側が利用する一又は複数の端末(ないしはクラ
イアント(いずれの称呼であってもよい))10(本発
明にいう「第1の端末」)と、受取者(受け取り主)側
が利用する一又は複数の端末20(本発明にいう「第2
の端末」)と、これら端末10、20とネットワークな
どの通信網を介して無線、有線等により各々データ通信
可能に形成されてサービスを提供するサーバー32、シ
ョップサーバー34、決済サーバー36と、を含んで構
成されている。
【0030】なお、ネットワークとしては、例えばイン
ターネット(乃ち、TCP・IPプロトコルを用いた通
信態様)や、他の種々の通信プロトコルを用いたネット
ワーク、無線(携帯電話網、衛星通信等を含む)ネット
ワークであっても構わない。
【0031】端末10(あるいは20)は、ホームペー
ジ等の閲覧を所望する不特定多数の利用者(ユーザー)
により使用されるものであり、webサーバー等にアク
セス可能なコンピュータ機器である。この端末10(あ
るいは20)は、インターネット関連の機能を有してい
れば、携帯電話端末・パームコンピュータ・PDA、デ
スクトップ、ラップトップコンピュータ、モバイル、ペ
ージャその他無線・有線通信機能を有する情報機器、ま
たはこれに類するコンピュータなどいかなるコンピュー
タでもよく、移動式・固定式を問わない。
【0032】なお、端末10(あるいは20)は、図示
しないが、種々の画像情報等を表示するための表示手段
(スクリーン)、この表示手段の表示画面上にデータを
入力するための操作入力手段、データを送受信するため
の送受信手段、各種データを記憶するための記憶手段
(メモリ)、これらの制御を司るCPU等の制御手段な
どを有している。これらの各手段の構成は、種々のハー
ドウエア及びソフトウエアによって実現できるよう構成
される。なお、メモリは、物理的に分離不可能なもの、
またはメモリースティックまたは同様のメモリなどの分
離可能なものであってもよい。
【0033】サーバー(ショップサーバー34、サーバ
ー32、決済サーバー36:以下、これらを総称すると
きは、単に「サーバー」とする)は、例えばWeb上で
情報をユーザーに提供するものであり、インタラクティ
ブなウェブページの管理その他インターネットサービス
の提供を目的とした市販のサーバーまたは無線・有線通
信機能をもつ専用のサーバーでよい。
【0034】このサーバーは、図示しないが、ユーザー
側にホームページなどのメニュー画面等の各種画面が表
示されるように促す例えばCGIプログラム等により形
成された表示処理手段、端末10、20との間で各種デ
ータの送受信を行う送受信手段、システム管理者用の表
示手段及び操作入力手段(キーボード)、各種制御プロ
グラム、サービス実行プログラムなどを記憶しておく記
憶手段、などを含んで構成される。これらの各手段の構
成は、種々のハードウエア及びソフトウエアによって実
現できるよう構成される。
【0035】ハードウエア構成の具体例としては、図示
しないが、通信機能の制御を行う通信用インターフェー
ス、ハードディスク等の記憶装置、端末からのデータ入
出力を行う入出力インターフェース、及びそれらの制御
を司る中央演算処理装置(CPU)等が挙げられる。
【0036】また、ソフトウエアとしては、端末10、
20に対しグラフィカルユーザインターフェースを実現
するための、標準ウェブページオーサリングツールおよ
びHTML、XML、XHTML、SGML、CGI、
Java、Javascript、ActiveX等の
言語を用いてプログラムされている。
【0037】さらに、「サーバー」には、webサーバ
ーのみならず、データベース、電子メールを送受信する
ためのPOP及びSMTPサーバーやその他DNSサー
バーなどの各種サーバーを含んで構成され、これらを含
むシステムの総称として機能する。
【0038】サーバー32は、インターネットを介し
て、WWW(World WideWeb)サーバー機
能及びメールサーバー機能等を備えた本システムによる
サービスの提供者である運営者が管理運営するサーバー
である。
【0039】ショップサーバー34は、上記運営者とあ
らかじめ所定の契約を交わしたショップが使用するショ
ップサイト業者のコンピュータである。仮想店舗はサー
バー34で実現され、サーバー34は、各種データベー
スを付帯し、URL(Uniform Resourc
e Locator)を指定してアクセスした端末10
に対してWebページの画面データなど適宜なデータを
送付する一般的なWWWサーバーとして機能する。
【0040】仮想店舗は、商品の販売者である業者がシ
ョップサーバー34が運営する電子販売サイト(インタ
ーネットに公開したWebページ群であるWebサイ
ト)を通じ、同じくインターネットを通じて上記電子販
売サイトを閲覧する購入者が商品の選択、購入をするこ
とができるものであり、Webページを構成するHTM
L文書やその文書中にハイパーリンク(リンク)によっ
て挿入される各種オブジェクトデータ(画像データ、音
声データなど)があるWWWサーバーと連動したデータ
ベースに格納されている。また、ショップサーバー34
内には、あるいはショップサーバー34とは別個に設け
られてインターネットに接続された顧客データベース、
オーダーデータベースが備えられている。
【0041】ショップサーバー34は、仮想店舗サーバ
ー機能を実現するため、インターネットを介して提供さ
れた商品情報を配信情報として加工し、インターネット
を介して購入者の端末10に配信するとともに、その配
信に際して、送付者側の端末10にファイルされた発注
情報を受信するようになっている。
【0042】一方、贈り物システムを備えたサーバー3
2は、指定のURLに従って所定のプログラムを起動さ
せる動作も行う。そして、サーバー34とのデータ通信
を通じて得られた各種データを取得・加工しながらデー
タベースを随時更新していく。なお、サーバー32と決
済サーバー36とを一つのサーバーとして構成してもよ
い。
【0043】上述のような構成を有する贈り物システム
1において、概略以下のように作用する。先ず、送付者
側の端末10から入力された送り先アドレスに基づい
て、前記送付者が前記受取者に対して前記商品を贈与送
付する旨のメッセージを前記端末20に対して通知する
とともに、前記受取者に対して当該受取者自身の配送に
必要な配送必要情報の入力を促す。
【0044】ここで、「メッセージ」の伝達手段として
は、例えば、電子メール、メッセンジャー、ネット私書
箱等のネット上での種々のコミュニケーション手段を想
定してよい。
【0045】そして、入力された前記配送必要情報をサ
ーバー32が受領すると、取引完了通知を前記送付者の
前記端末10に対して通知する。このようにして、取引
が成立すると、配送先を知ることができるのでそれを使
って商品を配送することができる。以下、詳述する。
【0046】(処理手順について)続いて、上述のよう
な構成の贈り物システムの処理手順について、図2を参
照しつつ説明する。
【0047】先ず、購入者であるユーザーが、ショッピ
ングを行おうとする際、そのユーザーは、送付者側の端
末のブラウザがURLを指定して仮想店舗のWebペー
ジを取り寄せる。購入者たる送付者は、Webページに
設定されている他のページへのリンクを辿りながら仮想
店舗内の各種Webページを閲覧していく。そして、購
入を希望する商品の金額や仕様などの商品を確認し、商
品、数量を選択する。
【0048】具体的には、図2に示すように、送り主た
る送付者は、ショップサイトのサーバーにアクセスしつ
つ受け取り主に送ることを希望する商品の選択を行う
(ステップ、以下「S」101)。これによって、送付
者は、提携サイトなどで送付希望商品、または商品リス
トを確定する。
【0049】ここで、商品を選択するための画面の例と
しては、例えば図3(A)(B)に示すようなものが挙
げられる。
【0050】同図において、表示画面100には、各種
の商品を選択するための選択欄101が形成されてい
る。図の例において、所望の商品として例えば、「A4
プリンター用紙¥500」の選択欄101を選択しつ
つ、確定ボタン102を押下すると、図3(B)に示す
確認画面110が表示される。
【0051】確認画面110には、前記表示画面100
において選択された商品を表示する選択商品表示欄11
1、これらの商品にかかる送料、手数料、消費税等を含
めた価格表示欄112、などが形成され、送り主が確認
可能なように構成されている。
【0052】そして、これら確認画面110に表示され
た送り主に送付するための商品の購入を確定し、当該商
品名、価格等を確認した場合には、送信ボタン113を
押下することにより、送信ボタン113を押下すること
により、商品名や価格に関する情報を送信することが可
能となる。
【0053】乃ち、図2の説明に戻ると、S101の商
品選択によりショップサーバー34は、取引情報を確保
し(S102)<取引情報取得処理>、当該取引情報に
基づいて、代金を計算する(S103)<代金計算処理
>。なお、取引情報とは、その取引を指し示す識別また
は、取引に必要なデータすべて(商品名や金額、送り
主)などをいい、取引が確定できる情報であればよい。
【0054】代金が計算された計算結果情報を含む当該
取引情報は、ショップサーバー34からサーバー32に
送信する(S104)<取引情報送信処理>。ここで、
図2に示すS104において、取引情報の送信を行う際
には、例えば、フォーマットとして、「ID」「パスワ
ード」「テキスト情報」などが含まれる。
【0055】一方、ショップサーバー34は、送付者
(送り主)側の端末10に対して、送り先メッセージン
グアドレスを入力するための画面送出を行う(S10
5)<画面送出処理>。
【0056】すると、送付者側の端末10の表示画面上
には、送り先メッセージングアドレスを入力するための
送り先メッセージングアドレス入力画面が表示され、送
付者は所定の手順に従って、送り先メッセージングアド
レスの入力を行う(S106)<送り先メッセージング
アドレス入力処理>。このようにして、贈り物の贈答者
(送付者)は、本システムのサーバー32にアクセスし
て、送付先として受取者の個人メッセージングアドレス
を指定するのである。
【0057】なお、S106において、送り先は、1つ
でなくても構わない。この際、入力および送信方法は、
例えば事前に用意されたCSVファイルのアップロード
でも構わないし、Web上からの入力などでも構わな
い。また、個人メッセージングアドレスの入力に際し
て、手数料の引き落とし処理等を行っても構わない。
【0058】次に、所定の手順に従って、当該送付者側
の端末10は、入力された送り先メッセージングアドレ
スを、取引IDとともに、前記サーバー32に対して送
信する処理を行う(S107)<送り先メッセージング
アドレス送信処理>。
【0059】一方、サーバー32では、前記S104に
て送信されたショップサーバー34からの代金計算情報
を含む取引情報を受け取る(S108)<データ受け取
り処理>。
【0060】S108において、ここにいうデータと
は、送信されてくるデータの検証に使うデータ取引内容
などのデータをいう。例えば、送り主から送られてくる
取引情報の信用性が低いときの検証用データ等である。
なお、信用性が高い場合には、後述するS110の「受
け取りデータ検証」とともに省くことができる。
【0061】加えて、サーバー32は、前記S107に
て送信された送り先メッセージングドレス及び取引ID
を受け取る処理を行う(S109)<送り先メッセージ
ングアドレス及び取引ID受け取る処理>。このS10
9において、取引情報とは、後でショップが発送の際に
取引を区別するための情報や取引が確定した際に実行さ
れる決済の金額などをいう。
【0062】これにより、サーバー32は、当該取引情
報などのデータ、送り先メッセージングアドレス、取引
ID等に基づいて、受け取りデータの検証処理を行う
(S110)<データ検証処理>。
【0063】次に、サーバー32は、送付者側の端末1
0に対して信用情報を入力するための画面を送出し、当
該入力を促す表示処理を行う(S111)<信用情報入
力画面送出処理>。なお、S111において、画面を送
出する際には、送り先が複数の場合はそれに応じた取引
となる。
【0064】すると、送付者側の端末10においては、
信用情報入力画面が表示され、当該信用情報の入力を促
すとともに、当該入力画面を利用して、送付者は、信用
情報(例えば、クレジットカード番号等)の入力を行う
とともに、端末10は、当該入力情報を所定の記憶領域
に一時格納する(S112)<信用情報記録処理>。あ
るいは、送付者の決済情報の(及び受け取り通知が必要
な場合は送付者本人の情報の)入力を行う。
【0065】ここで、信用情報を入力するための表示画
面の例としては、例えば、図4〜図5(A)(B)に示
すようなものが挙げられる。
【0066】図4では、信用情報の入力を行う前に、先
ず前提となる決済方法を選択するための決済方法選択画
面が表示されている。
【0067】決済方法選択画面120は、図4に示すよ
うに、インターネット上でのクレジット決済を行う場合
の選択欄121、電話によるクレジット決済を行う場合
の選択欄122が表示されている。このような決済方法
選択画面120において、いずれかの決済方法を選択欄
121、122にて選択しつつ、確認ボタン123を押
下することにより、図5(A)に示す信用情報入力画面
たるクレジット情報入力画面130に遷移する。
【0068】図5(A)において、クレジット情報入力
画面130には、氏名入力欄131、クレジットカード
番号入力欄132、電子メールアドレス入力欄133、
有効期限入力欄134等の各種入力欄が形成され、これ
ら各欄に所定の情報を入力しつつ送信ボタン135を押
下すると、図5(B)に示す、確認画面140が表示さ
れる。
【0069】図5(B)に示す確認画面140は、信用
情報が決済サーバー36に正確に送信されたか否かの確
認を行うための画面であり、「信用情報が確認されまし
た」等のメッセージとともに、「贈り物が受け取られな
かった場合でも手数料は発生します」等のメッセージ表
示欄141と、クレジット情報入力画面130に戻るた
めの選択部142が形成されている。
【0070】このような各画面を利用にして、信用情報
の入力を行うこととなる。
【0071】図2に説明を戻すと、端末10は、記録さ
れた前記信用情報を、決済サーバー36に対して当該信
用情報を送信する(S113)<信用情報送信処理>。
【0072】ここで前記S106、S107、S11
2、S113では、「ショップ」が通常の店舗を持った
販売店やインターネットを使わない通信販売などの場合
は、この部分を「ショップ」が代行することができる。
この場合などは、「送り主」が送信する取引情報は、信
用性が高い。というのも、取引情報を生成する者と使う
ものが同一であるからである。
【0073】また、ここでは、「送り先メッセージング
アドレスおよび取引情報送信」と「信用情報送信」が分
かれているが、一緒に入力させることも可能で、その場
合は「サーバー」が決済サーバーにその情報を送ること
になる。
【0074】なお、「サーバー」と「決済サーバー」を
一つのサーバーにまとめることも可能で、この場合は、
「サーバー」から「決済サーバー」への通信は発生せず
に即実行となる。
【0075】次に、決済サーバー36は、当該信用情報
及び取引情報を受信して受け取る(S114)<信用情
報受信処理>。そして、決済サーバー36は、受信され
た当該信用情報に基づいて信用調査を行うこととなる
(S115)<信用調査処理>。
【0076】なお、信用調査においては、住所・氏名・
電話番号・生年月日・性別などの基礎的個人情報はもち
ろん、勤務先や収入なども調べて認証する。これらの認
証した個人情報は電子取引システムのサーバーに会員名
簿(顧客名簿)として登録され、必要に応じて活用され
る。
【0077】続いて、当該信用調査の結果を、決済サー
バー36は、サーバー32に対して送信する(S11
6)<信用調査結果情報送信処理>。この際、信用情報
及び取引情報は、決済サーバー36の所定の記憶領域な
いしは専用の他のDBに保存される(S117)。
【0078】S116において送信された信用調査結果
情報は、サーバー32にて受信され、受け取られること
となる(S118)<信用調査結果情報受信処理>。サ
ーバー32では、当該信用調査結果情報に基づいて、受
け取りデータの検証を行う(S119)<データ検証処
理>。
【0079】次に、サーバー32は、受取者(受け取り
主)側の端末20に対して、(個人)メッセージングア
ドレスの種類に応じてメッセージを送信出力する処理を
行う(S120)<メッセージングアドレス送信処理
>。この際、贈り物品(商品)の受取者の(個人)メッ
セージングアドレスを元に贈り物の送付先情報を入力す
るのに必要な情報をもった文章(メッセージ)が送信さ
れる。
【0080】アドレスに対応する端末20では、送信さ
れた当該メッセージを受信し(あるいは電子メールであ
ればPOPサーバーにスプールされているメッセージ情
報を含む電子メールをダウンロードし)、メッセージを
受け取る(S121)<メッセージ受信処理>。
【0081】ここで、受取者(受け取り主)側に送信さ
れるメッセージとしては、例えば図6に示すようなもの
が挙げられる。
【0082】図6において、メッセージ150には、配
達先を入力するための配達先入力画面のページへリンク
する選択部151と、本贈り物システムに関する詳細な
説明を記した説明画面のページへリンクする選択部15
2とが形成されている。
【0083】選択部151に対してクリック等の操作に
より選択操作を行うと、図7に示すような配達先入力画
面に遷移し、選択部152に対してクリック等の操作に
より選択操作を行うと、説明画面(不図示)に遷移す
る。
【0084】図2に説明を戻すと、次に、受取者側の端
末20は、操作入力に基づき、サーバー32に対して情
報入力画面要求を行い(S122)、サーバー32は、
当該情報入力画面要求に基づき端末20に対して画面の
送信出力を行う(S123)<画面送信出力処理>。
【0085】S123において、このメッセージングア
ドレスに対応した配送先を既にサーバーが確保していた
り、メッセージングアドレス管理者サイト、等から入手
できる場合は、それを表示し確認してもらう。または、
修正してもらう画面にすることもできる。サーバーが配
送先を確保するためには、「配送に必要なデータ受け取
り」S126において、サーバーが配送先を再利用する
ために、メッセージングアドレスに対応した配送先を記
録する必要がある。
【0086】ここで、配達先の情報を入力するための配
達先情報入力画面の一例としては、例えば、図7に示す
ようなものが挙げられる。
【0087】同図に示すように、配達先入力画面160
では、受取者自身の名前である配達先の名称を入力する
ための名前入力欄161、当該配達先の電話番号を入力
する電話番号入力欄162と、配達先の住所を入力する
ための配達先入力欄163と、当該配達先入力画面16
0にて入力された入力情報を送り主たる送付者に対して
送信してもよいのか否かを選択するための選択部164
と、などが形成され、各部の操作入力並びに選択を行い
つつ、送信ボタン125を押下することにより、図7
(B)に示すような画面170が表示され、配達先の入
力が完了する。
【0088】つまり、図2に説明を戻すと、受取者側の
端末20では、当該配達先入力画面より入力を行うと、
当該入力情報は、一旦、端末20の所定の記憶領域に記
憶される(S124)<配達先入力情報記憶処理>。こ
の際、受け取った文章からサーバー32にアクセスし、
受け取り意思、個人情報、商品の選択(リストの場合)
などを入力する。つまり、商品を受け取るか否かの確認
のための受け取り意思の入力をも行うことができる。
【0089】このように、贈り物の受取人たる受取者が
自身のインターネット上の自身の個人メッセージングア
ドレス宛に来た文章の内容に従って、本システムにアク
セスし、送付先情報を入力することにより送付先を確定
するのである。
【0090】そして、端末20は、サーバー32に対し
て、配達に必要な前記配達先入力情報を送信出力する処
理を行う(S125)<配達先入力情報送信処理>。
【0091】端末20から送信された配達先入力情報
は、サーバー32において受信され、配達に必要なデー
タが受け取られることとなる(S126)<配達先入力
情報受信処理>。
【0092】次に、サーバー32は、決済サーバー32
に対して、配達に必要なデータが揃ったことを通知し、
決済実行要求を送信する(S127)<決済実行要求送
信処理>。
【0093】決済サーバー36では、当該決済実行要求
を受信し、受け取ることとなる(S128)<決済実行
要求受け取り処理>。ここに、決済サーバー36は、前
記決済実行要求と、前記S117において保存サレタ前
記取引情報とに基づいて、決済を実行する(S129)
<決済実行処理>。なお、決済処理に利用される「決済
情報」とは、クレジット、ビットキャッシュ等の引き落
とし情報をいう。
【0094】そして、S129での決済実行に伴う、決
済の成功又は決済の失敗等の結果情報をサーバー32に
対して通知する(S130)<決済結果通知処理>。
【0095】すると、サーバー32は、決済サーバー3
6からの決済結果情報、つまり決済の成功又は失敗に関
する情報を受信し、受け取る(S131)<決済結果情
報受信処理>。なお、S120〜S131は、メッセー
ジ送出と配送に必要なデータ受け取り及び決済は、上記
ステップにて指定された送り先の数だけ発生する。
【0096】次に、サーバー32は、ショップサーバー
34に対して取引IDおよび取引の成立・不成立に関す
る情報を送信出力する(S132)<成立・不成立情報
送信処理>。ここで、S132において、配送先が確定
次第、送出されてもいいし、纏めて送出してもよい。さ
らに、データの渡し方は事前に決めた方法例えば、メー
ル・郵送・Web上での閲覧等にて行われる。
【0097】このようにして、商品代金の決済及び商品
の送付手続き(オンラインショップ経営者への通知など
が行われる。
【0098】次に、サーバー32から送信された、当該
取引の成立・不成立に関する情報、受け取り(配送)に
必要なデータは、ショップサーバー34にて受信され、
受け取られる(S134)<成立・不成立情報受信処理
>。
【0099】このS134では、受け取りの拒否・許可
と送り先として入力された配送先などを事前に決めた方
法例えば、メール・郵送・Web上での閲覧等により受
け渡す。なお、この機能はオプションの機能で、ここに
名前と配送先は通知しないなどの制限をかけることによ
り、送り主に受け取り主の個人情報を知らせずに贈り物
ができることになる。
【0100】一方、サーバー32は、送付者側の端末1
0に対して、取引情報データ並びに取引完了通知を送信
出力する(S133)<取引完了通知送信処理>。
【0101】次に、サーバー32より送信された取引情
報データ並びに取引完了通知は、送付者側の端末10に
おいて受信され、受け取られる(S135)<取引完了
通知受信処理>。
【0102】この後、例えば、受取者は、商品の受け取
りを行った後に、その旨を通知をサーバ32に対して送
信すると、サーバー32は、受け取り通知を送付者の端
末10に対して通知してよい。この際、受け取り通知に
は、受取者の個人情報が含まれないことも可能である。
【0103】なお、前記送付者側の端末10での入力処
理におけるいずれかのステップ間に、パスワード等の入
力処理、及び当該パスワードによる認証処理を行うこと
が好ましい。
【0104】以上のように本実施の形態によれば、現状
のシステムでは、贈り物の送付者が受取者の個人情報を
知り、なおかつ、送付先を指定しなければならないが、
本システムでは、個人メッセージングアドレスのみの指
定で可能になる。
【0105】また、送付者が個人メッセージングアドレ
スという情報のみで贈り物を出来るので、それ以上の個
人情報を知る必要もなければ、入力する必要もない。さ
らに、受取者は、元来の住所でなくても、私書箱等を利
用し、自身の指定する場所で贈り物を受け取ることがで
きる。
【0106】また、本システムの使い方によっては、受
取者が匿名性の高いメッセージングアドレスを送付者に
指定することができるので、送付者に自身の個人情報を
明かすことなく贈り物を受け取ることもできる。
【0107】なお、メッセージングアドレスは、公開さ
れたメッセージングアドレスであっても、未公開であっ
てもよい。ここで言う「公開されたメッセージングアド
レス」とは、メールアドレスやICQのUIN、メッセ
ージサイトのニックネームなど送り主が入手可能なアド
レスを示す。
【0108】逆に、「非公開のメッセージングアドレ
ス」とは、送り主が知ることができないものを指す。例
えば、出会い系サイトのメッセージの送信者に贈り物を
するときは、「非公開のメッセージングアドレス」を使
う可能性がある。この場合は、送り主はメッセージング
アドレスを直接入力することができないから、受け取り
主を確定する「非公開のメッセージングアドレス」また
はそれを指すもの(一時的なものや暗号化されたものな
ど)を入手しておく必要が(それが自動的に使用され送
り主の目に触れないものであっても)ある。
【0109】そして、「非公開のメッセージングアドレ
ス」の場合には、メッセージングサイトがメッセージン
グアドレスの代わりになるものを送付者に教えておき、
送付者は公開メッセージングアドレスと同じタイミング
でそれを入力するか、サイト上で送り主が受取者を決定
してからショッピング中も自動的に取引情報とともに付
帯されて、「送り先メッセージングアドレスおよび取引
情報送信」まで遷移していくなどの方法がある。
【0110】さらに、メッセージングアドレスの代わり
になるものとしては、(1)「暗号化されたメッセージ
ングアドレス」(サーバーは受け取ってから復号化す
る)、(2)サイト側が事前にメッセージングアドレス
(群)と対になる何かをサーバーに伝えておく、(3)
サイトがメッセージングアドレス(群)を伝えるとサー
バーがその代わりになるものをサイト側に答える。など
の方法で生成される。
【0111】なお、贈り物システムにおいて、お中元、
お歳暮用として専用に形成してもよい。「お中元の配送
先の住所を送り主が管理する必要から解放される」とい
う利点がある。
【0112】また、上述の各ステップを一台の情報処理
装置で処理してもよく、この際に、S105、106の
処理に相当する、商品の送り先である送り先アドレスの
入力を促す処理を行う一部の処理プログラムは、本発明
にいう第1の処理手段を構成できる。
【0113】また、S120からS124の処理に相当
する、入力された前記送り先アドレスに基づいて、前記
送付者が前記受取者に対して前記商品を贈与送付する旨
のメッセージを前記受取者の端末に対して通知するとと
もに、前記受取者に対して当該商品の配送に必要な配送
必要情報の入力を促す処理を行う一部の処理プログラム
は、本発明にいう第2の処理手段を構成できる。
【0114】さらに、S126からS133の処理の一
部に相当する、入力された前記配送必要情報を前記受取
者の前記端末より受領し、取引完了通知を前記送付者の
前記端末に対して通知する処理を行う一部の処理プログ
ラムは、本発明にいう第3の処理手段を構成できる。
【0115】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図8に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。図8は、本実施の形態のシステムの処理
手順を示すネットワークシーケンス図である。
【0116】上述の第1の実施の形態では、送付者が決
済を行った後に受取者(受け取り主)に送付する構成と
したが、本実施の形態では、受取者(受け取り主)がメ
ッセージを確認した後に決済を行う場合の例を開示して
いる。
【0117】具体的には、本システムにおいては、図8
に示すように、S201〜S208までは、前記第1の
実施の形態における図2のS101〜S109とほぼ同
様である。
【0118】そして、ここで前記第1の実施の形態と異
なり、S209において、メッセージングアドレスの種
類に応じてメッセージを送出する。
【0119】次に、サーバー32は、受取者(受け取り
主)側の端末20に対して、メッセージングアドレスの
種類に応じてメッセージを送信出力する処理を行う(S
120)<メッセージングアドレス送信処理>。
【0120】アドレスに対応する端末20では、送信さ
れた当該メッセージを受信し(あるいは電子メールであ
ればPOPサーバーにスプールされているメッセージ情
報を含む電子メールをダウンロードし)、メッセージを
受け取る(S210)<メッセージ受信処理>。
【0121】次に、受取者側の端末20は、操作入力に
基づき、サーバー32に対して情報入力画面要求を行い
(S211)、サーバー32は、当該情報入力画面要求
に基づき端末20に対して画面の送信出力を行う(S2
12)<画面送信出力処理>。
【0122】受取者側の端末20では、当該配達先入力
画面より入力を行うと、当該入力情報は、一旦、端末2
0の所定の記憶領域に記憶される(S213)<配達先
入力情報記憶処理>。つまり、受け取った文章から本シ
ステムにアクセスし、受け取り意思、個人情報、商品の
選択(リストの場合)などを入力する。この際に、本実
施の形態の特徴である送付者へ受け取り者の受け取り意
思を文章等にて送信することとなる。
【0123】そして、端末20は、サーバー32に対し
て、配達に必要な前記配達先入力情報を送信出力する処
理を行う(S214)<配達先入力情報送信処理>。
【0124】端末20から送信された配達先入力情報
は、サーバー32において受信され、配達に必要なデー
タが受け取られることとなる(S215)<配達先入力
情報受信処理>。
【0125】次に、サーバー32は、送付者側の端末1
0に対して信用情報を入力するための画面を送出し、当
該入力を促す表示処理を行う(S216)<信用情報入
力画面送出処理>。
【0126】すると、送付者側の端末10においては、
受け取り主(受取者)情報の確認を行うことができるよ
う、対応する情報が表示される(S217)<受取者情
報表示処理>。
【0127】さらに、端末10には、信用情報入力画面
が表示され、当該信用情報の入力を促すとともに、当該
入力画面を利用して、送付者は、信用情報(例えば、ク
レジットカード番号等)の入力を行うとともに、端末1
0は、当該入力情報を所定の記憶領域に一時格納する
(S218)<信用情報記録処理>。
【0128】続いて、端末10は、記録された前記信用
情報を、決済サーバー36に対して当該信用情報を送信
する(S219)<信用情報送信処理>。
【0129】すると、決済サーバー36は、当該信用情
報及び取引情報を受信して受け取る(SS220)<信
用情報受信処理>。そして、決済サーバー36は、受信
された当該信用情報に基づいて信用調査を行うこととな
る(S221)<信用調査処理>。
【0130】次に、決済サーバー36は、決済を実行す
る(S222)<決済実行処理>。そして、S222で
の決済実行に伴う、決済の成功又は決済の失敗等の結果
情報をサーバー32に対して通知する(S223)<決
済結果通知処理>。
【0131】すると、サーバー32は、決済サーバー3
6からの決済結果情報、つまり決済の成功又は失敗に関
する情報を受信し、受け取る(S224)<決済結果情
報受信処理>。続いて、サーバー32では、受け取り情
報の確認を行う(S225)<受け取り情報確認処理
>。
【0132】次に、サーバー32は、ショップサーバー
34に対して取引IDおよび取引の成立・不成立に関す
る情報を送信出力する(S226)<成立・不成立情報
送信処理>。すると、サーバー32から送信された、当
該取引の成立・不成立に関する情報、受け取り(配送)
に必要なデータは、ショップサーバー34にて受信さ
れ、受け取られる(S228)<成立・不成立情報受信
処理>。
【0133】一方、サーバー32は、送付者側の端末1
0に対して、取引情報データ並びに取引完了通知を送信
出力する(S227)<取引完了通知送信処理>。
【0134】次に、サーバー32より送信された取引情
報データ並びに取引完了通知は、送付者側の端末10に
おいて受信され、受け取られる(S229)<取引完了
通知受信処理>。
【0135】以上のように本実施の形態によれば、前記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、メ
ッセージングアドレスに応じたメッセージを受取者に送
信し、受取者が贈り物を受け取ることを送付者が確認し
た後に、決済処理を行う、乃ち、受け取り意思を確認後
決済情報の入力(ビットキャッシュなどの場合)を行う
こととなり、受取者の都合を優先させることができ、決
済処理をしたにもかかわらず、受取者が贈り物を受け取
らないといったケースが生じた場合にも、送付者側での
トラブルを回避することができる。
【0136】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について、図9〜図11に基づいて
説明する。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実
質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分
についてのみ述べる。図10は、本実施の形態のシステ
ムの処理手順を示すネットワークシーケンス図である。
【0137】本実施の形態では、提携メッセージングサ
イトとリンクして用いられる場合の例を開示している。
ここで、当該サイトの表示画面としては、例えば図9に
示すようなものが挙げられる。
【0138】図9では、提携メッセージサイト上の表示
の一例が開示されている。同図において、表示画面20
0の掲示板のメッセージ、例えば「この前の件ですが・
・」なるメッセージ201をクリック等の操作を行うこ
とにより、例えば、表示画面210が表示される。
【0139】この表示画面210においては、メッセー
ジの具体的内容を表示した欄211、当該メッセージに
対して返信を行うための返信選択部212、当該メッセ
ージを消去するための消去選択部213、本サービスの
提供をうけるための「送信者に贈り物をする」なる表記
にて形成された選択部214、などが表示形成されてい
る。
【0140】ここで、例えば、選択部214をクリック
等の操作を行うことにより、本システムのサービスが自
動的に受けられ、選択部214をクリックして、アドレ
スを確定する。図9の例では、当該画面に表示されてい
るメッセージの送信者である「真一」を指し示すメッセ
ージングアドレスとなる。送付者は、受取者のアドレス
を気にすることなく、贈り物ができ、情報は、サーバー
に贈られる。
【0141】具体的には、図10に示すように、出会い
系サイト等の種々の提携サイトにおける提携サイトサー
バー38は、送付者側の端末10に対して、送付者と受
取者(受け取り主ユーザー)とのやりとり画面、例えば
掲示板等のある階層の画面を送信出力する処理を行う
(S301)<画面送出処理>。
【0142】次に、端末10に表示された前述したよう
な画面における選択部をクリックすることにより、端末
10は、ショップサーバー34に対して受け取り主(受
取者)IDを送信する(S302)<ID送信処理>。
【0143】すると、ショップサーバー34において
は、当該受け取り主IDを受信するとともに、当該受け
取り主ID付の商品選択画面を送信する処理を行う(S
302)<ID付商品選択画面送信処理>。
【0144】そして、送り主は、ショップサイトのサー
バー34にアクセスしつつ受け取り主に送ることを希望
する商品の選択を行う(S304)。このS304で
は、メッセージングアドレスを確定できる。
【0145】次に、取引情報を、端末10からサーバー
32に送信する(S304)<取引情報送信処理>。
【0146】一方、S304の商品選択によりショップ
サーバー34は、取引情報を受信することで受け取り
(S306)<取引情報取得処理>、当該取引情報に基
づいて、代金を計算する(S306)<代金計算処理
>。
【0147】そして、ショップサーバー34は、サーバ
ー32に対して、前記取引情報の送信を行う(S30
8)<取引情報送信処理>。
【0148】すると、サーバー32では、前記S308
にて送信されたショップサーバー34からの代金計算情
報を含む取引情報を受け取る(S309)<データ受け
取り処理>。
【0149】以降は、前記第1の実施の形態又は第2の
実施の形態と略同様の処理を行う。あるいは、商品選択
S304以降は、図8と略同様の処理を行うことができ
る。
【0150】以上のように本実施の形態によれば、出会
い系サイト等の各種提携サイトと提携することにより、
当該サイトの各種階層から本サービスを利用することが
できる。またこれにより、前記受取者IDを前記サイト
で取得し、当該受取者IDを利用して前記商品の購入を
行うことで、受取者の負担で商品が購入されるが、受取
者に関する住所等の入力はもちろん必要ない。
【0151】[第4の実施の形態]次に、本発明にかか
る第4の実施の形態について、図11に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。図11は、本実施の形態のシステムの処
理手順を示すネットワークシーケンス図である。
【0152】本実施の形態では、例えば前記第1の実施
の形態の図2に示すS104以降を図11に示すように
することもできる。
【0153】乃ち、先ず、ショップサーバー34は、送
付者(送り主)側の端末10に対して、送り先メッセー
ジングアドレスを入力するための画面送出を行うととも
に<アドレス入力画面送出処理>、信用情報を入力する
ための画面を送出し、当該入力を促す表示処理を行う
(S601)<信用情報入力画面送出処理>。
【0154】すると、送付者側の端末10の表示画面上
には、送り先メッセージングアドレスを入力するための
送り先メッセージングアドレス入力画面が表示され、送
付者は所定の手順に従って、送り先メッセージングアド
レスの入力を行う<送り先メッセージングアドレス入力
処理>とともに、所定の手順に従って、信用情報入力画
面が表示され、当該信用情報の入力を促すとともに、当
該入力画面を利用して、送付者は、信用情報(例えば、
クレジットカード番号等)の入力を行うとともに、端末
10は、当該入力情報を所定の記憶領域に一時格納する
(S602)<信用情報記録処理>。
【0155】次に、所定の手順に従って、当該送付者側
の端末10は、入力された送り先メッセージングアドレ
ス、さらには、信用情報を含む取引情報を、前記サーバ
ー32に対して送信する処理を行う(S603)<送り
先メッセージングアドレス、信用情報及び取引情報送信
処理>。
【0156】一方、サーバー32では、前記S603に
て送信された送り先メッセージングドレス、信用情報、
及び取引情報等を受け取る処理を行う(S604)<送
り先メッセージングアドレス及び取引ID受け取る処理
>。
【0157】これにより、サーバー32は、当該取引情
報などのデータ、送り先メッセージングアドレス、取引
ID等に基づいて、受け取りデータの検証処理を行う
(S605)<データ検証処理>。
【0158】次に、サーバー32は、決済サーバー36
に対して当該信用情報を送信する(S606)<信用情
報送信処理>。
【0159】すると、決済サーバー36は、当該信用情
報及び取引情報を受信して受け取る(S607)<信用
情報受信処理>。以降は、前記各実施の形態同様であ
る。
【0160】以上のように本実施の形態によれば、送り
先メッセージングアドレスとともに、信用情報をも同一
の入力画面にて入力することができるので、送付者が入
力を行う際の負担を低減でき、利便性が向上する。この
際、信用情報は、サーバーが受け取るので、サーバーに
て信用情報を含めたデータ検証を行うことができる。
【0161】[第5の実施の形態]次に、本発明にかか
る第5の実施の形態について、図12に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。図12は、本実施の形態のシステムの処
理手順を示すネットワークシーケンス図である。
【0162】乃ち、先ず、ショップサーバー34は、送
付者(送り主)側の端末10に対して、送り先メッセー
ジングアドレスを入力するための画面送出を行うととも
に<アドレス入力画面送出処理>、信用情報を入力する
ための画面を送出し、当該入力を促す表示処理を行う
(S701)<信用情報入力画面送出処理>。
【0163】すると、送付者側の端末10の表示画面上
には、送り先メッセージングアドレスを入力するための
送り先メッセージングアドレス入力画面が表示され、送
付者は所定の手順に従って、送り先メッセージングアド
レスの入力を行う<送り先メッセージングアドレス入力
処理>とともに、所定の手順に従って、信用情報入力画
面が表示され、当該信用情報の入力を促すとともに、当
該入力画面を利用して、送付者は、信用情報(例えば、
クレジットカード番号等)の入力を行うとともに、端末
10は、当該入力情報を所定の記憶領域に一時格納する
(S702)<信用情報記録処理>。
【0164】次に、所定の手順に従って、当該送付者側
の端末10は、入力された送り先メッセージングアドレ
ス、さらには、信用情報を含む取引情報を、前記サーバ
ー32に対して送信する処理を行う(S703)<送り
先メッセージングアドレス、信用情報及び取引情報送信
処理>。
【0165】一方、サーバー32では、前記S703に
て送信された送り先メッセージングアドレス、信用情
報、及び取引情報等を受け取る処理を行う(S704)
<送り先メッセージングアドレス及び取引ID受け取る
処理>。
【0166】これにより、サーバー32は、当該取引情
報などのデータ、送り先メッセージングアドレス等に基
づいて、受け取りデータの検証処理を行う(S705)
<データ検証処理>。
【0167】次に、サーバー32は、受信された当該信
用情報に基づいて信用調査を行うこととなる(S70
6)<信用調査処理>。この際、信用情報及び取引情報
は、サーバー32の所定の記憶領域ないしは専用の他の
DBに保存される(S707)。
【0168】続いて、サーバー32は、受取者(受け取
り主)側の端末20に対して、メッセージングアドレス
の種類に応じてメッセージを送信出力する処理を行う
(S708)<メッセージングアドレス送信処理>。
【0169】また、サーバー32は、端末20からの情
報入力画面要求に基づき端末20に対して画面の送信出
力を行う(S709)<画面送信出力処理>。
【0170】そして、端末20から送信された配達先入
力情報は、サーバー32において受信され、配達に必要
なデータが受け取られることとなる(S710)<配達
先入力情報受信処理>。
【0171】次いで、保存された取引情報を使って、サ
ーバー32は、決済を実行する(S711)<決済実行
処理>。以降は、上記各実施の形態同様である。
【0172】以上のように本実施の形態によれば、1つ
のサーバーによって、本システムの処理と、決済処理と
を兼用することができる。つまり、上記他の実施の形態
のようにサーバーと決済サーバーとの間の通信処理が発
生せず、サーバーにおける入出力ポートを減らし、通信
トラフィックを低減して結果としてサーバーにおける負
荷を低減できる。
【0173】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
当業者は本発明の主旨および範囲から逸脱することなく
本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形
が可能である。
【0174】例えば、上述の各実施の形態の電子取引シ
ステム(贈り物システム)、それに用いるサーバー、情
報処理装置において処理される各種処理プログラム、説
明された処理、データ(例えば、取引情報、代金計算結
果、送り先メッセージングアドレス、信用情報、検証デ
ータ、信用調査結果情報、配送に必要な情報、取引I
D、決済の成功又は失敗の通知情報、各種マスタ、画面
データ、テーブル等)の全体もしくは各部を情報記録媒
体に記録した構成であってもよい。さらに、上述の処理
プログラムを、一般のパソコンや携帯端末で動作可能な
電子メールソフトに組み込んだもの、あるいは組み込ん
だ電子メールソフトを記録した情報記録媒体も含む。
【0175】この情報記録媒体としては、例えばRO
M、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに
集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体
等を用いてよく、さらに、CD−ROM、ハードディス
ク、CD、FD、DVDRAM、DVDROM、MO、
ZIP、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカー
ド、ICカード等に記録して構成して用いてよい。
【0176】さらにまた、媒体の例としては、コンピュ
ータと別のデバイスの間の無線又は赤外線送信チャンネ
ル、コンピュータで読取可能なカード、例えばPCMC
IAカード、別のコンピュータ又はネットワーク上のデ
バイスへのネットワーク接続、及び電子メール送信とウ
ェブサイトその他に記録された情報を含むインターネッ
トやイントラネット等にてダウンロードされた情報を一
時記憶しておくもの等挙げられる。
【0177】この情報記録媒体を上記各実施の形態によ
るシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると
共に、同等の効果を得ることができる。
【0178】また、コンピュータ上で稼働しているO
S、情報処理装置上のRTOS等が処理の一部又は全部
を行う場合、あるいは記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された拡張機能ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、上記拡張機能ボードや拡張機能ユニット
に備わるCPU等が処理の一部又は全部を行う場合に
も、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると共
に、同等の効果を得ることができる。
【0179】なお、上述の電子取引システム(贈り物)
が搭載される情報処理装置としては、例えばパーソナル
コンピュータに限らず、各種サーバー、EWS(エンジ
ニアリングワークステーション)などが挙げられ、サー
バーとして利用する際にはこれらをアクセス可能な端末
としても利用でき、その他端末としては、各種モバイル
端末、PDA、携帯電話機、ページャ等からも利用でき
る構成としても構わない。あるいは、これらの端末に表
示されるアプリケーションとして改良されたものも本発
明の範囲に含めることができる。
【0180】さらに、図2、図8、図10、図11、図
12に示す処理手順(方法)及び本明細書で全般的に記
述される方法は、種々の汎用コンピュータ等を用いて実
施されることもできる。このようなシステムでは、コン
ピュータシステム内で実行されるアプリケーションプロ
グラムなどのソフトウェアとして実現される。特に、コ
ンピュータにより実行されるソフトウェア中の命令によ
り達成され、ソフトウェアは、方法を実行する部分と、
コンピュータとユーザとのユーザインタフェースを管理
する部分の2つの別々の部分に分割してもよい。ソフト
ウェアは、記憶装置を含むコンピュータ読み取り可能な
媒体に格納してもよい。ソフトウェアは、コンピュータ
読み取り可能な媒体からコンピュータにロードされ、コ
ンピュータにより実行される。そのようなソフトウェア
又はコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ
読み取り可能な媒体は、コンピュータプログラム製品で
ある。コンピュータにおけるコンピュータプログラム製
品の使用は、本発明の実施形態によるHTML文書を再
構成するのに好都合な装置を達成する。
【0181】なお、本実施の形態にて説明されたアプリ
ケーションプログラムは、ハードディスクもしくはメモ
リに常駐することが好ましく、実行時にCPUにより読
み出され、制御される。プログラムの中間記憶領域及び
ネットワークから取得した、いかなるデータも半導体メ
モリを用いて、あるいはハードディスク装置とともに用
いて達成してもよい。
【0182】幾つかの例においては、アプリケーション
プログラムは、CD−ROM又はフロッピー(登録商
標)ディスクに記録してユーザに供給し、対応する装置
を介して読み出すか、あるいはモデム装置を介してユー
ザがネットワークから読み出してもよい。さらに、ソフ
トウェアは、磁気テープと、ROM又は集積回路と、光
磁気ディスクと、コンピュータモジュール301と別の
装置との間の無線又は赤外線の伝送チャネルと、PCM
CIAカードなどのコンピュータ読み取り可能なカード
と、電子メール伝送及びウェブサイト上などで記録され
た情報を含むインターネット及びイントラネットとを含
むその他のコンピュータ読み取り可能な媒体からコンピ
ュータシステムにロードすることも可能である。これま
での説明は、関連するコンピュータ読み取り可能な媒体
のただの例示である。その他のコンピュータ読み取り可
能な媒体も、本発明の趣旨から逸脱することなく実施す
ることができる。
【0183】具体的には、情報記録媒体は、商品を贈与
送付することを希望する送付者が利用する第1の端末
と、前記送付者によって送付される前記商品を受け取る
受取者が利用する第2の端末と、前記第1、第2の端末
とネットワークを介して通信可能に形成された情報処理
装置と、を有し、前記情報処理装置を用いて前記商品を
贈るためのサービスを提供する電子取引を行う電子取引
方法を実行するためのプログラムを含む。
【0184】前記情報記録媒体は、前記第1の端末に対
して前記商品の送り先である送り先アドレスの入力を促
す処理を行う情報と、入力された前記送り先アドレスに
基づいて、前記送付者が前記受取者に対して前記商品を
贈与送付する旨のメッセージを前記第2の端末に対して
通知するとともに、前記受取者に対して当該商品の配送
に必要な配送必要情報の入力を促す処理を行う情報と、
入力された前記配送必要情報を前記第2の端末より受領
し、配送のための取引処理を促す処理を行う情報と、を
含む。
【0185】また、情報記録媒体は、前記送付者の前記
第1の端末に対して前記送付者に関連する信用情報の入
力を促す処理を行う情報と、前記信用情報に基づいて、
信用調査を行う処理を行う情報と、を含む。
【0186】さらに、情報記録媒体は、前記第2の端末
に対し前記商品を受け取るか否かの受け取り意思の入力
を促す処理を行う情報を含み、当該入力結果を前記第1
の端末に対して転送し、前記受取者が前記商品を受け取
ることを確認した後に、前記商品に関する決済処理を実
行する処理を行う情報を含む。
【0187】加えて、情報記録媒体は、決済処理の成功
又は失敗の決済結果情報に基づいて、取引の成立・不成
立を、前記商品を販売するサイトに通知する処理を行う
情報と、前記送付者が前記第1の端末を利用して前記受
取者に対して贈与すべき前記商品の購入を促すととも
に、贈与を希望する前記商品の選択を促す処理を行う情
報と、選択された前記商品に関する取引情報に基づい
て、前記商品の代金を計算する処理を行う情報と、を含
む。
【0188】また、情報記録媒体は、提携サイトにおい
て取得された前記受取者の受取者IDを利用して、前記
商品を販売するサイトで前記送付者が前記商品を選択す
るようにする処理を行う情報と、取引完了通知を前記送
付者の前記第1の端末に対して通知する処理を行う情報
と、記商品の受け取り通知を前記第1の端末に対して通
知する処理を行う情報と、を含む。
【0189】さらに、情報記録媒体の他の態様では、商
品を贈与送付することを希望する送付者が利用する第1
の端末と、前記送付者によって送付される前記商品を受
け取る受取者が利用する第2の端末と、前記第1の端末
とネットワークを介して通信可能に形成され前記第1の
端末に対して前記商品の販売サービスを提供するショッ
プサーバーと、前記第1、第2の端末とネットワークを
介して通信可能に形成され前記商品を贈るためのサービ
スを提供するサーバーと、前記商品に関する決済処理を
行う決済サーバーと、を有し、前記サーバーを用いて前
記商品を贈るためのサービスを提供する電子取引を行う
電子取引方法を実行させるためのプログラムを含む。
【0190】この情報記録媒体は、前記ショップサーバ
ーにより、前記送付者が前記第1の端末を利用して前記
受取者に対して贈与すべき前記商品の購入を促すととも
に、贈与を希望する前記商品の選択を促す処理を行う情
報と、前記ショップサーバーにより前記第1の端末に対
して前記商品の送り先である送り先アドレスの入力を促
す処理を行う情報と、前記サーバーにより前記送付者の
前記第1の端末に対して前記送付者に関連する信用情報
の入力を促す処理を行う情報と、を含む。
【0191】さらに、情報記録媒体は、入力された前記
信用情報が前記決済サーバーに向けて送信され、この送
信された前記信用情報に基づいて、前記決済サーバーが
前記信用調査を行う処理を行う情報と、前記信用調査の
結果に基づいて、前記サーバーがデータ検証を行った後
に、入力された前記送り先アドレスに基づいて、前記サ
ーバーにより前記送付者が前記受取者に対して前記商品
を贈与送付する旨のメッセージを前記第2の端末に対し
て通知するとともに、前記受取者に対して当該受取者自
身の配送に必要な配送必要情報の入力を促す処理を行う
情報と、入力された前記配送必要情報を前記第2の端末
より受領し、前記サーバーが前記決済サーバーに対して
決済処理を行うように指示する処理を行う情報と、前記
決済処理の成功又は失敗の決済結果情報に基づいて、取
引の成立・不成立を、前記サーバーが前記ショップサー
バーに通知する処理を行う情報と、前記サーバーが前記
取引の取引完了通知を前記送付者の前記第1の端末に対
して通知する処理を行う情報と、を含む。
【0192】また、他の態様の情報記録媒体は、商品を
贈与送付することを希望する送付者が利用する第1の端
末と、前記送付者によって送付される前記商品を受け取
る受取者が利用する第2の端末と、前記第1の端末とネ
ットワークを介して通信可能に形成され前記第1の端末
に対して前記商品の販売サービスを提供するショップサ
ーバーと、前記第1、第2の端末とネットワークを介し
て通信可能に形成され前記商品を贈るためのサービスを
提供するサーバーと、前記商品に関する決済処理を行う
決済サーバーと、を有し、前記サーバーを用いて前記商
品を贈るためのサービスを提供する電子取引を行う電子
取引方法を実行させるためのプログラムを含む。
【0193】この情報記録媒体は、前記ショップサーバ
ーにより、前記送付者が前記第1の端末を利用して前記
受取者に対して贈与すべき前記商品の購入を促すととも
に、贈与を希望する前記商品の選択を促す処理を行う情
報と、前記ショップサーバーにより前記第1の端末に対
して前記商品の送り先である送り先アドレスの入力を促
す処理を行う情報と、を含む。
【0194】さらに、情報記録媒体は、入力された前記
送り先アドレスに基づいて、前記サーバーにより前記送
付者が前記受取者に対して前記商品を贈与送付する旨の
メッセージを前記第2の端末に対して通知するととも
に、前記受取者に対して当該受取者自身の配送に必要な
配送必要情報の入力を促す処理を行う情報と、入力され
た前記配送必要情報を前記第2の端末より受領し、前記
サーバーにより前記送付者の前記第1の端末に対して前
記送付者に関連する信用情報の入力を促す処理を行う情
報と、を含む。
【0195】さらに、情報記録媒体は、入力された前記
信用情報が前記決済サーバーに向けて送信され、この送
信された前記信用情報に基づいて、前記決済サーバーが
前記信用調査を行う処理を行う情報とと、前記決済サー
バーが、前記信用調査の結果に基づいて、決済処理を実
行し、前記決済処理の成功又は失敗の決済結果情報に基
づいて、取引の成立・不成立を、前記決済サーバーが前
記サーバーを介して前記ショップサーバーに通知する処
理を行う情報と、前記サーバーが前記取引の取引完了通
知を前記送付者の前記第1の端末に対して通知する処理
を行う情報と、を含む。
【0196】くわえて、情報記録媒体は、前記第1の端
末とネットワークを介して通信可能に形成され前記第1
の端末に対して所定のサービスを提供するサイトのサイ
トサーバーにて処理されるプルグラムも含み、前記受取
者IDを前記サイトで取得し、当該受取者IDを利用し
て前記商品の購入を行う処理を行う情報とを含む。
【0197】さらに、情報記録媒体の他の態様では、前
記商品の送り先である送り先アドレスの入力を促す処理
を行う情報と、入力された前記送り先アドレスに基づい
て、前記送付者が前記受取者に対して前記商品を贈与送
付する旨のメッセージを前記受取者の端末に対して通知
するとともに、前記受取者に対して当該商品の配送に必
要な配送必要情報の入力を促す処理を行う情報と、入力
された前記配送必要情報を前記受取者の前記端末より受
領し、取引完了通知を前記送付者の前記端末に対して通
知する処理を行う情報と、を含む。
【0198】また、情報記録媒体のさらに他の態様で
は、送付者が商品を相手先の受取者に贈るための電子取
引サービスを運営するためのサーバーと、前記商品を販
売するためのWebページを提供するショップサーバー
と、前記商品の贈る送付者が使用する第1の端末と、前
記受取者が使用する第2の端末と、を備え、前記サーバ
ー、ショップサーバー、第1、第2の端末が通信ネット
ワークを介して通信可能に形成された場合における各部
にて各々処理される処理プログラムを含み、前記ショッ
プサーバーが、前記電子商取引を前記第1の端末から前
記通信ネットワークを介して実行するに際し、該第1の
端末に電子商取引の取引対象情報及び当該商品の送り先
である送り先アドレスの入力を促す処理を行う情報と、
サーバーが、当該第1の端末から入力された送付先アド
レスに基づいて、前記送付者が前記受取者に対して前記
商品を贈与送付する旨のメッセージを前記通信ネットワ
ークを介して前記第2の端末に対して転送するととも
に、前記受取者に対して当該商品の配送に必要な配送必
要情報の入力を促し、入力された前記配送必要情報を前
記第2の端末より受領し、当該配送必要情報に基づい
て、前記商品の配送を促す処理を行う情報と、を含む。
【0199】また、本発明の実施形態は、コンピュータ
産業及びデータ処理産業に適用可能であり、必ずしも基
準に準拠していない幅広いコンピュータアプリケーショ
ンに適用可能である。
【0200】さらに、本実施の形態では、URLが「h
ttp://」ではじまるHTTPプロトコルにのみ対
応するよう構成してあるが、その他変形例としてhtt
ps://で始まる暗号化ページやまた、その他のプロ
トコルに対応するよう構成してもよい。
【0201】また、上述の実施の形態では、HTMLデ
ータ(HTML情報、HTMLファイル)について例示
したが、XMLなどの他の言語の場合であってもよく、
さらには、HTTPプロトコルに限らず、他のプロトコ
ルの場合であってもよい。
【0202】なお、受取者、メッセージングアドレスを
サーバーに送信するのは、送付者でもショップサーバー
でも構わない。また、メッセージサイトなどで外部には
公開していない識別子などでも良いし、メールアドレス
など一般に公開しているもので良い。
【0203】さらに、決済の実行は、どのタイミングで
も構わない。決済の完了と送り先の確定が完了した時点
で取引は成立する。また、取引内容つまり配送する商品
さえわかれば配送先を知るのは、ショップ以外の者でも
構わない。
【0204】加えて、取引情報を識別子を使って区別す
る場合、その生成は、システム構成によって変わるが、
大体ショップかサーバーで生成される。またさらに、セ
キュリティーのためにこれ以外の通信を発生させる他の
サーバー(認証サーバー:各種暗号化手法、バイオメト
リクス認証等その認証手法等は問わない)を設けてよ
く、さらに、決済方法に応じて柔軟にシステムを構築す
ることも可能である。
【0205】さらに、上記各実施の形態においては、送
付者が、当該送付者の所有する端末からショップサーバ
ーにアクセスする、いわゆるオンラインショッピングを
介してメッセージングアドレスによるサービスをサーバ
ーが提供する構成としたが、オンラインショッピングを
介さない構成としてもよい。
【0206】すなわち、実在の店頭(ショップ)に設置
された端末からメッセージングアドレスによるサービス
を受ける構成としてもよい。この際、「送付者」は、実
際の買い物客であっても店頭の販売員であってもよく、
「端末」を利用することに変わりはない。ただし、シス
テム構成として前記各実施の形態におけるショップサー
バーは不要となり、例えば、図2に示す例では、「送り
主(側の端末)」、「サーバー」、「決済サーバー」、
「受け取り主(側の端末)」のみの構成となり、例えば
S102からS105、S134などの各種処理は、
「送り主(側の端末)」、「サーバー」、「決済サーバ
ー」などのいずれで処理する構成としてもよい。この場
合、さらに、「サーバー」及び「決済サーバー」を1つ
のサーバーで構成してよいのは前述した通りである。
【0207】また、送り主が電話で前記実在の店頭(シ
ョップ)に対して申し込む場合であってもよく、前記送
り先メッセージングアドレス等の入力を店頭に設置され
た端末から店員が入力するのみである。
【0208】さらに、上記実施形態には種々の段階が含
まれており、開示される複数の構成要件における適宜な
組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、
上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと
各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含むこ
とは言うまでもない。この場合において、本実施形態に
おいて特に記載しなくとも、各実施の形態及び変形例に
開示した各構成から自明な作用効果については、当然の
ことながら本例においても当該作用効果を奏することが
できる。また、実施形態に示される全構成要件から幾つ
かの構成要件が削除された構成であってもよい。
【0209】そして、これまでの記述は、本発明の実施
の形態の一例のみを開示しており、所定の範囲内で適宜
変形及び/又は変更が可能であるが、各実施の形態は例
証するものであり、制限するものではない。
【0210】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来、この種の電子商取引において、相手先に商品の贈り
物等を贈る場合には、商品送付者が相手先の個人情報等
を知り、なおかつ、送付先を指定入力する必要があった
が、本発明では、相手先のメッセージングアドレス(電
子メールアドレスや各種ID)を入力するのみで、相手
先に商品を(送付)届けることができる。
【0211】また、送付者がメッセージングアドレスと
いう情報のみで贈り物を出来るので、それ以上の個人情
報を知っている必要もないし、入力する必要もない。さ
らに、受取者は、元来の住所でなくとも、私書箱等を利
用し、自身の指定する場所で贈り物を受け取ることがで
きる。
【0212】また、使い方によっては、受取者が匿名性
の高いメッセージングアドレスを送付者に指定すること
ができるので、送付者に自身の個人情報を明かすことな
く贈り物を受け取ることもできる。
【0213】さらに、メッセージングアドレスに応じた
メッセージを受取者に送信し、受取者が贈り物を受け取
ることを送付者が確認した後に、決済処理を行う、乃
ち、受け取り意思を確認後決済情報の入力(ビットキャ
ッシュなどの場合)を行うこととなり、受取者の都合を
優先させることができ、決済処理をしたにもかかわら
ず、受取者が贈り物を受け取らないといったケースが生
じた場合にも、送付者側でのトラブルを回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子取引システムの全体の概略構成の
一例を示す説明図である。
【図2】本発明の電子取引システムにおける処理手順の
一例を示すネットワークシーケンス図である。
【図3】同図(A)(B)は、図1のシステムにおける
端末に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図4】図1のシステムにおける端末に表示される表示
画面の一例を示す説明図である。
【図5】同図(A)(B)は、図1のシステムにおける
端末に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】図1のシステムにおける端末に表示される表示
画面の一例を示す説明図である。
【図7】同図(A)(B)は、図1のシステムにおける
端末に表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の電子取引システムにおける処理手順の
一例を示すネットワークシーケンス図である。
【図9】本発明の電子取引システムにおける端末に表示
される表示画面の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の電子取引システムにおける処理手順
の一例を示すネットワークシーケンス図である。
【図11】本発明の電子取引システムにおける処理手順
の一例を示すネットワークシーケンス図である。
【図12】本発明の電子取引システムにおける処理手順
の一例を示すネットワークシーケンス図である。
【符号の説明】
1 電子取引システム 10 端末 20 端末 32 サーバー 34 ショップサーバー 36 決済サーバー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を贈与送付することを希望する送付
    者が利用する第1の端末と、前記送付者によって送付さ
    れる前記商品を受け取る受取者が利用する第2の端末
    と、前記第1、第2の端末とネットワークを介して通信
    可能に形成された情報処理装置と、を有し、前記情報処
    理装置を用いて前記商品を贈るためのサービスを提供す
    る電子取引を行う電子取引方法であって、 前記第1の端末に対して前記商品の送り先である送り先
    アドレスの入力を促す第1ステップと、 入力された前記送り先アドレスに基づいて、前記送付者
    が前記受取者に対して前記商品を贈与送付する旨のメッ
    セージを前記第2の端末に対して通知するとともに、前
    記受取者に対して当該商品の配送に必要な配送必要情報
    の入力を促す第2ステップと、 入力された前記配送必要情報を前記第2の端末より受領
    し、配送のための取引処理を促す第3ステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  2. 【請求項2】 前記第1ステップと略同時又は後あるい
    は前記第2ステップの後に、前記送付者の前記第1の端
    末に対して前記送付者に関連する信用情報の入力を促す
    ステップと、 前記信用情報に基づいて、信用調査を行うステップと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子取引方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第2ステップは、前記第2の端末に
    対し前記商品を受け取るか否かの受け取り意思の入力を
    促すステップを含み、 当該入力結果を前記第1の端末に対して転送し、前記受
    取者が前記商品を受け取ることを確認した後に、前記商
    品に関する決済処理を実行するステップを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の電子取引方法。
  4. 【請求項4】 前記決済処理の成功又は失敗の決済結果
    情報に基づいて、取引の成立・不成立を、前記商品を販
    売するサイトに通知するステップと、 を含むことを特徴とする請求項3に記載の電子取引方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第1ステップの前後に、 前記送付者が前記第1の端末を利用して前記受取者に対
    して贈与すべき前記商品の購入を促すとともに、贈与を
    希望する前記商品の選択を促すステップと、 選択された前記商品に関する取引情報に基づいて、前記
    商品の代金を計算するステップと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子取引方
    法。
  6. 【請求項6】 提携サイトにおいて取得された前記受取
    者の受取者IDを利用して、前記商品を販売するサイト
    で前記送付者が前記商品を選択するようにするステップ
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の電子取引方
    法。
  7. 【請求項7】 取引完了通知を前記送付者の前記第1の
    端末に対して通知するステップをさらに有することを特
    徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれか一項に記
    載の電子取引方法。
  8. 【請求項8】 前記商品の受け取り通知を前記第1の端
    末に対して通知するステップをさらに有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか一項に記載
    の電子取引方法。
  9. 【請求項9】 商品を贈与送付することを希望する送付
    者が利用する第1の端末と、前記送付者によって送付さ
    れる前記商品を受け取る受取者が利用する第2の端末
    と、前記第1の端末とネットワークを介して通信可能に
    形成され前記第1の端末に対して前記商品の販売サービ
    スを提供するショップサーバーと、前記第1、第2の端
    末とネットワークを介して通信可能に形成され前記商品
    を贈るためのサービスを提供するサーバーと、前記商品
    に関する決済処理を行う決済サーバーと、を有し、前記
    サーバーを用いて前記商品を贈るためのサービスを提供
    する電子取引を行う電子取引方法であって、 前記ショップサーバーにより、前記送付者が前記第1の
    端末を利用して前記受取者に対して贈与すべき前記商品
    の購入を促すとともに、贈与を希望する前記商品の選択
    を促すステップと、 前記ショップサーバーにより前記第1の端末に対して前
    記商品の送り先である送り先アドレスの入力を促すステ
    ップと、 前記サーバーにより前記送付者の前記第1の端末に対し
    て前記送付者に関連する信用情報の入力を促すステップ
    と、 入力された前記信用情報が前記決済サーバーに向けて送
    信され、この送信された前記信用情報に基づいて、前記
    決済サーバーが前記信用調査を行うステップと、 前記信用調査の結果に基づいて、前記サーバーがデータ
    検証を行った後に、入力された前記送り先アドレスに基
    づいて、前記サーバーにより前記送付者が前記受取者に
    対して前記商品を贈与送付する旨のメッセージを前記第
    2の端末に対して通知するとともに、前記受取者に対し
    て当該受取者自身の配送に必要な配送必要情報の入力を
    促すステップと、 入力された前記配送必要情報を前記第2の端末より受領
    し、前記サーバーが前記決済サーバーに対して決済処理
    を行うように指示するステップと、 前記決済処理の成功又は失敗の決済結果情報に基づい
    て、取引の成立・不成立を、前記サーバーが前記ショッ
    プサーバーに通知するステップと、 前記サーバーが前記取引の取引完了通知を前記送付者の
    前記第1の端末に対して通知するステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  10. 【請求項10】 商品を贈与送付することを希望する送
    付者が利用する第1の端末と、前記送付者によって送付
    される前記商品を受け取る受取者が利用する第2の端末
    と、前記第1の端末とネットワークを介して通信可能に
    形成され前記第1の端末に対して前記商品の販売サービ
    スを提供するショップサーバーと、前記第1、第2の端
    末とネットワークを介して通信可能に形成され前記商品
    を贈るためのサービスを提供するサーバーと、前記商品
    に関する決済処理を行う決済サーバーと、を有し、前記
    サーバーを用いて前記商品を贈るためのサービスを提供
    する電子取引を行う電子取引方法であって、 前記ショップサーバーにより、前記送付者が前記第1の
    端末を利用して前記受取者に対して贈与すべき前記商品
    の購入を促すとともに、贈与を希望する前記商品の選択
    を促すステップと、 前記ショップサーバーにより前記第1の端末に対して前
    記商品の送り先である送り先アドレスの入力を促すステ
    ップと、 入力された前記送り先アドレスに基づいて、前記サーバ
    ーにより前記送付者が前記受取者に対して前記商品を贈
    与送付する旨のメッセージを前記第2の端末に対して通
    知するとともに、前記受取者に対して当該受取者自身の
    配送に必要な配送必要情報の入力を促すステップと、 入力された前記配送必要情報を前記第2の端末より受領
    し、前記サーバーにより前記送付者の前記第1の端末に
    対して前記送付者に関連する信用情報の入力を促すステ
    ップと、 入力された前記信用情報が前記決済サーバーに向けて送
    信され、この送信された前記信用情報に基づいて、前記
    決済サーバーが前記信用調査を行うステップと、 前記決済サーバーが、前記信用調査の結果に基づいて、
    決済処理を実行し、前記決済処理の成功又は失敗の決済
    結果情報に基づいて、取引の成立・不成立を、前記決済
    サーバーが前記サーバーを介して前記ショップサーバー
    に通知するステップと、 前記サーバーが前記取引の取引完了通知を前記送付者の
    前記第1の端末に対して通知するステップと、 を含むことを特徴とする電子取引方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の端末とネットワークを介し
    て通信可能に形成され前記第1の端末に対して所定のサ
    ービスを提供するサイトのサイトサーバーをさらに有
    し、 前記受取者IDを前記サイトで取得し、当該受取者ID
    を利用して前記商品の購入を行うステップをさらに有す
    ることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の電
    子取引方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のうちいずれ
    か一項に記載の電子取引方法をコンピュータにおいて実
    行させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】 コンピュータにより読み出し可能な、
    請求項12に記載のプログラムを記録した情報記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 コンピュータとネットワーク網に接続
    された端末を用いて、送付者が商品を相手先の受取者に
    贈るためのサービスを提供する電子取引を行うための情
    報処理装置であって、 前記商品の送り先である送り先アドレスの入力を促す処
    理を行う第1の処理手段と、 入力された前記送り先アドレスに基づいて、前記送付者
    が前記受取者に対して前記商品を贈与送付する旨のメッ
    セージを前記受取者の端末に対して通知するとともに、
    前記受取者に対して当該商品の配送に必要な配送必要情
    報の入力を促す処理を行う第2の処理手段手段と、 入力された前記配送必要情報を前記受取者の前記端末よ
    り受領し、取引完了通知を前記送付者の前記端末に対し
    て通知する処理を行う第3の処理手段と、 を含むことを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 送付者が商品を相手先の受取者に贈る
    ための電子取引サービスを運営するためのサーバーと、 前記商品を販売するためのWebページを提供するショ
    ップサーバーと、 前記商品の贈る送付者が使用する第1の端末と、 前記受取者が使用する第2の端末と、 を備え、 前記サーバー、ショップサーバー、第1、第2の端末が
    通信ネットワークを介して通信可能に形成されてなり、 前記ショップサーバーは、 前記電子商取引を前記第1の端末から前記通信ネットワ
    ークを介して実行するに際し、該第1の端末に電子商取
    引の取引対象情報及び当該商品の送り先である送り先ア
    ドレスの入力を促し、 前記サーバーは、 当該第1の端末から入力された送付先アドレスに基づい
    て、前記送付者が前記受取者に対して前記商品を贈与送
    付する旨のメッセージを前記通信ネットワークを介して
    前記第2の端末に対して転送するとともに、前記受取者
    に対して当該商品の配送に必要な配送必要情報の入力を
    促し、 入力された前記配送必要情報を前記第2の端末より受領
    し、当該配送必要情報に基づいて、前記商品の配送を促
    す処理を行うことを特徴とする電子取引システム。
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