JP2003186789A - 電子メール翻訳システム - Google Patents

電子メール翻訳システム

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JP2003186789A
JP2003186789A JP2001384373A JP2001384373A JP2003186789A JP 2003186789 A JP2003186789 A JP 2003186789A JP 2001384373 A JP2001384373 A JP 2001384373A JP 2001384373 A JP2001384373 A JP 2001384373A JP 2003186789 A JP2003186789 A JP 2003186789A
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Masahito Zenba
正仁 善場
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LOGO VISTA CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外国語メールの翻訳実行において、翻訳結果も
オリジナルの受信メールと同じメールソフト上で管理す
る利便性を保持しつつ、プロキシサーバ方式を用いず、
翻訳する対象のメールの指定が随時行え、初心者でも使
いやすいメール翻訳システムの提供。 【解決手段】インターネット20に接続されたユーザ端
末10において、受信されたメールを、ユーザ端末10
が再度受信可能なメール受信サーバ30に転送された後
にメール処理部T1で受信し、送信元のアドレス情報を
ユーザ情報蓄積部T2に格納した後に翻訳プログラムに
送り、翻訳を行った翻訳結果をユーザ情報蓄積部T2に
格納された送信元アドレスへメール処理部T1より送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、インターネットを介
して受信される第1の言語のメールを第2の言語に翻訳
する翻訳システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、インターネットが安価に利用
できるようになったので、通信の方法として、電話やフ
ァックスに替わり、個人・法人の利用を問わずインター
ネットを介した電子メールの利用が飛躍的に普及してい
る。このインターネットメールでは、海外との通信であ
っても国内同様の費用と容易さで行えるため、国際化社
会の中では不可欠なコミュニケーション手段となってい
る。
【0003】電子メールは、文字が電子化されていて翻
訳ソフトの利用が容易なことから、外国語のメールを読
み書きする際の利用が進んでおり、メールソフト上での
使い勝手を向上させた翻訳ソフトも多く存在する。通常
の翻訳ソフトもメール上のテキストを翻訳ソフトに取り
込めば翻訳することができるが、翻訳結果は翻訳ソフト
のファイル形式か、テキストファイル形式で保存するこ
とになる。メールソフトでは、送受信したメールを後で
見返す場合に便利なように設計されているので、翻訳結
果を原文のメールと一緒にメールソフト上で保存するこ
とができないという事は大変不便であった。
【0004】従来技術では、こうした問題を解決して、
受信した外国語メールを翻訳した結果をメール形式で出
力し、原文のメールと同様にメールソフト上で管理可能
にして利便性を向上させた、プロキシサーバ方式のメー
ル翻訳システムがある。この方式は、ユーザ端末内に、
プロキシサーバの役割を果たすプロキシサーバプログラ
ムを置き、一度このプロキシサーバプログラムでメール
を受信し、翻訳プログラムに送って翻訳を行った後、翻
訳結果を受け取り、翻訳結果をメール形式でメールソフ
トに送るというものである。翻訳する対象のメールを選
択するには、予めプロキシサーバプログラムに条件設定
をしておく必要があり、翻訳せずにメールソフトに送っ
たメールを、後から翻訳することはできない。プロキシ
サーバ方式のメール翻訳システムを使用しない場合は、
メールソフトはインターネットを介してメール受信サー
バから直接メールを受信するので、一旦プロキシサーバ
プログラムでメールを受信し、次に、メールソフトでメ
ールを受信するためには、プロキシサーバプログラムお
よびメールソフトの受信サーバの設定をユーザが行う必
要があるが、この設定は初心者には分かりにくい作業で
ある。
【0005】従来技術によるプロキシサーバ方式メール
翻訳システムを構成ブロック図と処理フロー図を使用し
て詳しく説明する。図1は構成を示すブロック図であ
る。矢印はメールの流れを示している。ユーザ端末10
は、通信機能を備え、メールの作成・閲覧および送受信
を行うメールソフト11がインストールされた、インタ
ーネット20にアクセスしてメール受信サーバ30およ
びメール送信サーバ31にアクセス可能なコンピュータ
である。ユーザ端末10は、さらに、外国語メールの翻
訳を実行するために、プロキシサーバ部T20と翻訳部
T21を備えている。プロキシサーバ部T20は、条件
判断部T20aとメールBOX T20bを備える。プロキ
シサーバ部T20は、メールソフト11からメール送信
のリクエスト(リクエスト発信元にメールを送れという
要求信号)を受けると、メール受信サーバ30へメール
送信のリクエストを送るように設定されている。条件判
断部T20aは受信したメールが翻訳対象条件に該当す
るか否かの判断を行う。プロキシサーバ部T20は、翻
訳条件に該当するメールを翻訳部T21へ送り、該当し
ないメールはメールBOX T20bへ移送する機能を持っ
ている。翻訳部T21は受信したメールを翻訳し、翻訳
結果をメールBOX T20bへ送る機能を持っている。メ
ールソフト11は、ユーザがメール受信の指示を行う
と、メールBOX T20bへメール送信のリクエストを送
るように設定されている。インターネット20は、電気
通信網であって、インターネット20と通信可能な他の
ネットワーク(図示せず)を含んでいる。従って、イン
ターネット20を経由してアクセスできるメールサーバ
上のメールは、すべてユーザ端末10で閲覧可能であ
る。メール受信サーバ30上にあるアドレスAメールB
OX32は、ユーザ端末の使用者が通常使用しているメ
ールアドレスA宛のメール受信用に割り当てられた領域
である。
【0006】次に図2の処理フロー図を使って、図1の
ブロック構成図で行われる処理の流れを説明する。ま
ず、ユーザは、メールソフト11において、メール送信
のリクエスト先がプロキシサーバ部T20となるよう設
定を行う。次に、プロキシサーバ部T20において、メ
ール送信のリクエスト先がメール受信サーバ30となる
ように設定を行い、さらに、受信メールのうちで翻訳を
行う対象とするメールの条件を設定する(S1001)。条
件指定は、送信者のメールアドレスやメールの件名など
によって行う。設定後、ユーザがメールソフト11にメ
ール受信の指示を行うと、メールソフト11はメール送
信のリクエストをプロキシサーバ部T20へ送る(S10
02)。メールソフト11からのリクエストを受けると、
プロキシサーバ部T20は受信メールサーバ30にメー
ル送信のリクエストを送る(S1003)。プロキシサーバ
部T20からのリクエストを受けて、メール受信サーバ
30は、プロキシサーバ部T20へメールを送信し(S1
004)、プロキシサーバ部が受信する(S1004a)。条件
判断部T20aは、プロキシサーバ部T20が受信した
メールと設定した翻訳対象条件の照合を行う(S100
5)。プロキシサーバ部T20は、翻訳対象条件に合致
した受信メールを翻訳部T21へ送り(S1006)、合致
しない受信メールをメールBOX T20bへ送る(S101
0)。翻訳部T21は翻訳を行い(S1007)、翻訳結果を
メールBOX T20bへ送信し(S1008)、メールBOX
T20bが受信する(S1008a)。 メールBOX T20b
は、メールソフト11からの送信リクエストに応じて、
受信したメールを全てメールソフト11へ送信する(S1
008)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来技術
のプロキシ方式によるメール翻訳システムは、予め条件
設定したメールのみを受信時に翻訳するので、受信後の
メールを翻訳したい場合には、翻訳を行うことができな
い、という課題があった。
【0008】また、プロキシサーバプログラムおよびメ
ールソフトの受信サーバの設定をユーザが行う必要があ
るが、この設定は初心者には分かりにくい、という問題
もあった。
【0009】この発明は、プロキシ方式のメール翻訳に
関する上記の課題を解決するためのものである。従来技
術が持つ、翻訳結果を原文メール同様にメールソフト上
で管理できる便利さを保持したまま、翻訳する対象のメ
ールの指定が随時行え、初心者でも使いやすいメール翻
訳システムを提供すること目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。すなわち、ネット
ワークに接続されたコンピュータ端末において、受信さ
れたメールを、前記コンピュータ端末が再度受信可能な
メールサーバに前記ネットワークを介して転送された後
に受信手段で受信し、前記受信手段は受信メールの送信
元アドレス情報をユーザ情報格納手段に格納した後翻訳
手段に送り、前記翻訳手段で翻訳を行った翻訳結果を前
記ユーザ情報格納手段に格納した前記送信元アドレス情
報に基づいて送信手段により前記メールサーバに送信
し、前記コンピュータ端末が前記翻訳結果を受信できる
ようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】
【実施例1】この発明の一実施形態である、ユーザ端末
で翻訳処理を行う方式のメール翻訳システムについて詳
細に説明する。図3は、メール翻訳システムの構成を示
すブロック図である。ユーザ端末10は、通信機能を備
え、メールの作成・閲覧および送受信を行うメールソフ
ト11およびHTML文書の閲覧が可能なブラウザ12
がインストールされているコンピュータであって、イン
ターネット20にアクセスしてメール受信サーバ30と
メール送信サーバ31にアクセス可能である。メール受
信サーバ30およびメール送信サーバ31は、インター
ネット20にアクセス可能な任意のメールサーバであ
る。さらに、ユーザ端末10は、翻訳対象となる原文メ
ールの受信と翻訳結果の送信を行うメール処理部T1
と、原文メールの送信元情報とユーザが設定する各種翻
訳条件を蓄積するユーザ情報蓄積部T2と、原文メール
の言語を確定する言語確定部T3と、確定した原文・翻
訳結果の言語ペアに対応する翻訳エンジンを選択する翻
訳エンジン選択部T4と、翻訳を実行する翻訳部T5
と、翻訳結果を蓄積する翻訳結果蓄積部T6と、翻訳結
果への後編集のためのHTML文書の提供と翻訳部T5
と後編集に必要な情報の送受信を行う後編集用サーバ部
T7を備えている。インターネット20は、電気通信網
であって、インターネット20と通信可能な他のネット
ワーク(図示せず)を含む。従って、インターネット2
0を経由してアクセスできるメールサーバ上のメール
は、すべてユーザ端末20で閲覧および翻訳可能であ
る。
【0012】この実施例では、ユーザが通常のメール送
受信を行うメールアドレス以外に、翻訳処理専用に任意
のメールサーバのメールアドレスを1つ取得しているこ
とを前提としている。翻訳処理専用のメールアドレス
は、通常使用するメールアドレスのメールサーバと別の
サーバのものであっても何ら支障はない。この実施例で
は、同一メールサーバにおける別個のアドレスとし、通
常使用するメールアドレスをメールアドレスA、翻訳処
理専用に使用するメールアドレスをメールアドレスBと
して説明する。メールアドレスA宛メールは、アドレス
AメールBOX32で受信され、メールアドレスB宛メ
ールはアドレスBメールBOX33で受信される。
【0013】次に、このメール翻訳システムの処理フロ
ーを図4で説明する。この実施例では英語のメールを受
信して、日本語に翻訳する場合を例にして説明するが、
これ以外の言語の組み合わせでも、この発明は同様に実
行可能である。ユーザはまずユーザ端末10上のメール
ソフト11でメール受信サーバ30よりアドレスA宛メ
ールをアドレスAメールBOX32から受信する(S110
1)。受信したメールの画面イメージ例を図5に示す。
図5のイメージ例は、送信者Richard Smithのアドレスr
ichsmith@abc.com(A1)から、ユーザYamadaの通常メ
ールアドレスAにあたるkenyamada@xynet.ne.jp(A2)
宛に送付された英文メールである。
【0014】受信したメールは、メールソフト11から
翻訳処理専用アドレスBへ転送する(S1102)。メールソ
フトは、指定した条件の受信メールを指定先へ転送する
自動転送機能を備えているものが一般的であるので、翻
訳が必要な送信者のメールアドレスと転送先のアドレス
を予め指定おき、受信と同時に自動的に転送させること
ができる。指定した送信者以外からのメールの翻訳が必
要な場合や、自動転送機能を備えていないメールソフト
の場合は、ユーザが転送の操作を行う。例として、図5
に示したユーザYamadaがRichard Smithから受信したメ
ールを、転送した場合の例を図6に示す。送信者は、転
送元であるユーザYamadaの通常メールアドレスAにあた
るkenyamada@xynet.ne.jp(A3)となり、送信先はユ
ーザYamadaの翻訳処理専用アドレスBにあたるhonyaku@
xynet.ne.jp(A4)となる。件名には、原文件名に転
送メールであることを示す記号[FW]が付される(A
5)。メール文の冒頭には、原文メールの送信者アドレ
ス「richsmith@abc.com」(A6)、受信日時「Wednesd
ay, October 10, 2001 6:12 PM」(A7)、宛先アドレ
ス「kenyamada@xynet.ne.jp」(A8)、件名「Invitat
ion」(A9)の情報が挿入される。
【0015】メール処理部T1は、指定した翻訳処理専
用アドレス宛メールの着信を常時監視し、着信次第受信
する機能を備えている。ここでは、監視先として翻訳処
理専用アドレスBを設定し、メールが図3のアドレスBメ
ールBOX33に着信次第、受信する(S1103)。図6で示
したメールの例で説明すると、メール処理部T1は、ユ
ーザYamadaの翻訳処理専用アドレスhonyaku@xynet.ne.j
pのメールボックスを監視しており、図6で示したメー
ルがメールボックスに転送されると、受信する。メール
処理部T1は、受信メールにメール管理番号を付して言
語確定部T3へ送る(S1104)。メール管理番号は、各受
信メールに固有の番号となる任意の方式で付与する。
【0016】同時に、メール処理部T1は、受信メール
の送信者情報(ここではアドレスA)をユーザ情報蓄積
部T2に送る。図6のメールの例で説明すると、メール
処理部T1は、送信者アドレス「kenyamada@xynet.ne.j
p」とメール管理番号20011010-00001をユーザ情報蓄積
部T2に送る。ユーザ情報蓄積部T2は、受領した送信
者情報とメール管理番号を保存する(S1130)。
【0017】言語確定部T3は、翻訳対象の受信メール
の言語を確定する(S1105)。言語確定部は、言語自動判
定機能と言語判定不能処理機能を有している。言語自動
判定機能は、翻訳対象メールのテキスト文の文字コード
種別を分析して該当する言語の種類を絞り込み、次に各
言語に固有な単語を含むかどうかの照合を行う。言語X
に固有な単語を含んでいる場合、そのテキスト文の言語
はXと判定する。言語自動判定機能で行う処理の詳細な
説明は、実施例3で述べる。
【0018】いずれかの言語の固有単語を含んでいれば
言語が確定するが、いずれの言語の固有単語も含まな
い、という結果が出る可能性もある。この場合、言語判
定不能処理機能で処理し、言語を確定する。言語判定不
能の場合の処理フローを図7で説明する。言語自動判定
機能で言語の判定を行った後(S2001)、言語が判定で
きなかった場合は(S2002)、ユーザに言語の指定を求
める問い合わせ画面を表示する(S2003)。ユーザが言
語の指定を行うと(S2004)、指定された言語の種別を
翻訳エンジン選択部T4へ通知する(S2006)。言語自
動判定機能で言語判定ができ、言語が確定した場合は
(S2005)、確定した言語の種別を情報翻訳エンジン選
択部T4へ通知する(S2006)。
【0019】翻訳結果の言語は、通常、ユーザは自分の
自国語を指定する場合がほとんどであるので、ユーザ自
身が事前に翻訳環境設定機能(図示せず)で設定してお
く。翻訳環境設定機能では、翻訳結果言語の指定以外
に、翻訳結果の表示モードの設定が行える(図4 S112
0)。たとえば、原文と訳文の両方を表示する対訳モー
ド、訳文のみを表示する訳文モードなどである。これら
の設定条件は、ユーザ情報蓄積部T2に保存される(図
4 S1130)。
【0020】図4のメール翻訳処理フローチャートにお
けるステップS1105以下の処理の流れを説明する。言語
確定部T3で確定した翻訳対象メールの言語と、ユーザ
情報蓄積部T2に保存された翻訳結果の言語の情報によ
り決定した言語ペアに適した翻訳エンジンを、翻訳エン
ジン選択部T4で選択し(S1106)、翻訳部T5で翻訳を
行う(S1107)。
【0021】翻訳結果は、メール処理部T1が付したメ
ール管理番号とともに、一旦、翻訳結果蓄積部T6に蓄
積された後(S1108)、保存番地情報を添付してメール
処理部T1に渡される。
【0022】メール処理部T1は、ユーザ情報蓄積部T
2から、指定された翻訳結果の表示モード情報と翻訳結
果に付されたメール管理番号と一致する送信者アドレス
情報(アドレスA)を取得し、翻訳結果保存番地情報を
挿入した翻訳結果メールを作成し(S1109)、アドレスAへ
送付する(S1110)。翻訳結果メールの件名は、原文メー
ルの件名の後ろに訳文を付して表示する。先に図5と図
6で示した英語メールの、翻訳結果メールの画面イメー
ジを図8に示す。この例では翻訳言語を日本語、翻訳結
果表示モードを対訳モードに指定している。送信者はユ
ーザYamadaの翻訳処理専用メールアドレスBにあたるho
nyaku@xynet.ne.jp(A10)、宛先はユーザYamadaの
通常アドレスAにあたるkenyamada@xynet.ne.jp(A1
1)となる。翻訳結果保存番地情報は、メール文の冒頭
に、「後編集用URL:」の項目の後に「http://localhos
t/desktop/mailtrans20011010-00001」(A12)と示
されている。件名は、原文メール件名「Invitation」の
後ろに訳文の「招待」を付して表示されている(A1
3)。
【0023】メール処理部T1は、送付が完了した時点
で、翻訳終了をダイアログ等でユーザに通知する機能を
持つ。翻訳終了通知が表示された後、ユーザはメールソ
フト11で翻訳結果メールを受信する(S1111)。
【0024】つぎに、後編集の処理について説明する。
従来技術ではメール翻訳の結果に後編集を加えたい場
合、改めて別の翻訳ソフト上に外国語メールのテキスト
文を読みこんで、翻訳を実行した後に行う必要があっ
た。この発明では、このような再翻訳をすることなく、
後編集を行うことができる。図9の処理フローチャート
により詳しく述べる。ユーザが翻訳結果の文章を後編集
したい場合は、翻訳結果メールに挿入されている後編集
用URLをクリックし(S1140)、翻訳結果蓄積部T6に蓄
積された翻訳結果をブラウザ12に表示させる(S114
1)。翻訳結果は、後編集用サーバ部T7を介して、ブ
ラウザ12に表示される。ブラウザ上で後編集を可能に
する方法は、ロゴヴィスタ株式会社(R)の「コリャ英和
!(R)一発翻訳(R)V3.0」などで実施されている従来技術
を用いる。
【0025】翻訳結果蓄積部T6に蓄積する翻訳結果
は、後編集に必要な情報は含んでいない。ユーザがブラ
ウザ12から後編集の指示を行うと(S1142)、翻訳部T
5にアクセスして必要な後編集情報を取得して表示する
(S1143、S1144)。
【0026】後編集が完了した後、後編集後の翻訳結果
は、初期訳の翻訳結果と同様の方法で、メール形式でユ
ーザ端末に送信するができる。後編集結果をブラウザに
表示した後、ユーザによる送信の指示があると(S114
5)、翻訳結果蓄積部T6に保存されている編集前の翻
訳結果を、後編集後の翻訳結果に更新して保存する(S1
146)。メール処理部T1は、翻訳結果蓄積部T6に新
たに保存された後編集後の翻訳結果を受信して、指定さ
れた翻訳結果表示モード情報と翻訳結果に付されたメー
ル管理番号に一致する送信者アドレス情報(アドレス
A)を取得し、翻訳結果保存番地情報を挿入した翻訳結
果メールを作成してアドレスAへ送付する(S1147)。
【0027】後編集として訳語の置換を行う場合の、ブ
ラウザ画面イメージの例を図10に示す。訳語「会議」
(E1)にカーソルを置いて選択すると、訳語「会議」
とこれに対応する原語「conference」(E2)に下線が
付されたり文字の太さが変わるなどして、対応関係がわ
かるように画面に表示される。この状態で、メニューか
ら機能を選択するなどの方法で訳語置換の指示をする
と、訳語の全候補「会議」「カンファレンス」「大会」
が一覧となって、プルダウンメニューで現在の訳語「会
議」の下に表示される(E3)。訳語を変更する場合
は、訳語の候補一覧から選択する。上記のような後編集
作業後、「送信」ボタン(E4)をクリックし、後編集
結果をメール形式で送信する指示を行う。図11に、メ
ール形式で送信した後編集結果の例を示す。これは、図
8で示した初期翻訳の結果の中で、原文「conference」
が「会議」と訳した2箇所(図8 A14、A15、A
16、A17)の訳語を「コンファレンス」(図11
A22、A23、A24、A25)に変更したものであ
る。図11のメールの「件名」の項目は、図8で示す初
期翻訳結果メールと区別するため、件名の原文と訳文の
前に、後編集結果であることを示すための表示として
「[Ed1]」という記号を挿入する(A20)。「送信
者」(A18)「宛先」(A19)「後編集用URL」
(A21)の項目の内容は、図8に示した初期翻訳結果
メールと同様である。
【0028】
【実施例2】次に、翻訳を翻訳サーバ上で実行する方式
の場合の、メール翻訳システムの一実施例を説明する。
図12はメール翻訳システムの構成図を示すブロック図
である。ユーザ端末10は、通信機能を備え、メールの
作成・閲覧および送受信を行うメールソフト11および
HTML文書の閲覧が可能なブラウザ12がインストー
ルされているコンピュータであり、インターネット20
にアクセスして、メール受信サーバ30およびメール送
信サーバ31と、メールの翻訳および後編集を行う翻訳
サーバ50と、翻訳用メール受信サーバ40および翻訳
用メール送信サーバ41にアクセス可能である。メール
受信サーバ30およびメール送信サーバ31は、インタ
ーネット20にアクセス可能な任意のメールサーバであ
る。翻訳用メール受信サーバ40および翻訳用メール送
信サーバ41は、インターネット20にアクセス可能
で、翻訳サーバ50が翻訳するメールをユーザ端末10
から受信し、翻訳サーバ50から発信された翻訳結果メ
ールをユーザ端末10送信する翻訳処理専用のメールサ
ーバである。翻訳サーバ50は、翻訳対象となる原文メ
ールの受信と翻訳後の翻訳結果の送信を行うメール処理
部T1と、原文メールの送信元情報とユーザが設定する
各種翻訳条件を蓄積するユーザ情報蓄積部T2と、原文
メールの言語を確定する言語確定部T3と、確定した原
文・翻訳結果の言語ペアに対応する翻訳エンジンを選択
する翻訳エンジン選択部T4と、翻訳を実行する翻訳部
T5と、翻訳結果を蓄積する翻訳結果蓄積部T6と、翻
訳結果への後編集のためのHTML文書の提供と翻訳部
T5と編集に必要な情報の送受信を行う後編集用サーバ
部T7を備えている。インターネット20は、電気通信
網であって、インターネット20と通信可能な他のネッ
トワーク(図示せず)を含んでいる。従って、インター
ネット20を経由してアクセスできるメールサーバ上の
メールは、すべてユーザ端末10で閲覧可能であり、翻
訳用メール受信サーバ40を経由して翻訳サーバ50で
翻訳し、翻訳用メール送信サーバを経て翻訳結果の出力
が可能である。
【0029】この実施例でも、ユーザが通常のメール送
受信を行うメールアドレス以外に、翻訳処理専用のメー
ルアドレスを1つ取得している事を前提としているが、
翻訳処理専用メールアドレスは任意のメールサーバのも
のではなく、翻訳用メール送受信サーバのアドレスであ
る。このアドレスは、全てのユーザに共通の1つのアド
レスであっても、ユーザごとに別個に割り当てるアドレ
スであっても良い。この実施例では、ユーザの通常のメ
ール送受信用メールアドレスをアドレスA、翻訳処理専
用メールアドレスはユーザ専用に割り当てられアドレス
Cとして説明する。アドレスA宛のメールはアドレスA
メールBOX32で受信され、アドレスC宛のメールは
アドレスCメールBOX42で受信される。
【0030】このメール翻訳システムの処理フローを図
13で説明する。実施例は英語のメールを受信して、日
本語に翻訳する場合を例にして説明するが、これ以外の
言語の組み合わせでもこの発明は同様に実行可能であ
る。ユーザはまず、ユーザ端末10上のメールソフト1
1でメール受信サーバ30よりアドレスA宛メールを受
信する(S1201)。ここで受信するメールの画面イメー
ジの例は実施例1で示した図5と同様である。
【0031】受信したメールを、メールソフト11から
翻訳処理専用アドレスCに転送する(S1202)。メールソ
フトの転送機能利用による自動転送は実施例1と同様で
ある。図5に示したユーザYamadaがRichard Smithから
受信したメールを、転送したメールの画面イメージ例を
図14に示す。送信者は、転送元であるユーザYamadaの
通常アドレスAにあたるkenyamada@xynet.ne.jp(A2
6)となり、宛先はユーザYamadaの翻訳処理専用アドレ
スCにあたるkyamada@transsystem.ne.jp(A27)と
なる。件名には、原文件名に転送メールであることを示
す記号[FW]が付されている(A28)。メール文の冒頭
には、原文メールの送信者アドレス「richsmith@abc.co
m」(A29)、受信日時「Wednesday, October 10, 20
01 6:12 PM」(A30)、宛先アドレス「kyamada@tran
ssystem.ne.jp」(A31)、件名「Invitation」(A
32)の情報が挿入される。
【0032】メール処理部T1は、常時翻訳用メール受
信サーバ40を監視しており、メールがメールサーバ4
0に着信次第そのメールを受信して、受信メールにメー
ル管理番号を付して言語確定部T3へ渡す(S1203)。
同時に、メール処理部T1は、受信メールの送信者情報
(ここではアドレスA)とメール管理番号をユーザ情報
蓄積部T2に送る。図14の例で説明すると、メール処
理部T1は、送信者アドレス「kenyamada@xynet.ne.j
p」とメール管理番号20011010-00001をユーザ情報蓄積
部T2に送る。ユーザ情報管理部T2は、受領した送信
者情報とメール管理番号を保存する(S1230)。
【0033】言語確定部T3は、翻訳対象の受信メール
の言語を確定する(S1204)。言語確定部T3の機能と実
行する処理は、実施例1と同様であるので、ここでは説
明を省略する。
【0034】翻訳結果の言語の指定、翻訳結果の表示モ
ード設定は、実施例1と同様に翻訳プログラムに備えた
翻訳環境設定機能(図示せず)で設定する(S1220)。
これらの設定条件は、ユーザ情報蓄積部T2に保存され
る(S1230)。
【0035】言語確定部T3で確定した原文メールの言
語と、ユーザ情報蓄積部T2に保存された翻訳結果の言
語の情報により、翻訳エンジン選択部T4で適切な翻訳
エンジンを選択し(S1205)、翻訳部T5で翻訳を行う(S1
206)。
【0036】翻訳結果は、メール処理部T1で付したメ
ール管理番号とともに、一旦、翻訳結果蓄積部T6に蓄
積された後(S1207)、保存番地情報を付加してメール
処理部T1に送られる。
【0037】メール処理部T1は、ユーザ情報蓄積部T
2から指定された翻訳結果表示モード情報と翻訳結果に
付されたメール管理番号と一する送信者アドレス(アド
レスA)情報を取得し、翻訳結果保存番地情報を挿入し
た翻訳結果メールを作成し(S1208)、翻訳用メール送信
サーバ41経由でアドレスAへ送付する(S1209)。ユーザ
はメールソフト11でアドレスAメールBOX32か
ら、翻訳結果メールを受信する(S1210)。翻訳結果表
示モードを対訳に指定した場合の翻訳結果メールの例を
図15に示す。これは、図14で示した英語メールを翻
訳した翻訳結果である。送信者はユーザYamadaの翻訳処
理専用メールアドレスCにあたるkyamada@transsytem.n
e.jp(A33)、宛先はユーザYamadaの通常アドレスA
にあたるkenyamada@xynet.ne.jp(A34)となる。翻
訳結果保存番地情報は、メール文の冒頭に「後編集用UR
L:」の項目名の後に「http://transsystem/trans/kyam
ada20011010-00001」と、挿入される(A36)。件名
は、原文メール件名「Invitation」の後ろに訳文の「招
待」を付して表示されている(A35)。ユーザはメー
ルソフト11を使って翻訳済みメールを受信する。
【0038】ユーザが翻訳結果の後編集を実行したい場
合は、実施例1にて処理フロー図9と画面イメージ例図
10を用いて説明した手順・処理と同様の方法で可能で
ある。
【0039】サーバ上で翻訳を行うメール翻訳システム
は、ASP方式で提供されるメールシステムで受信したメ
ールを翻訳することも可能である。図16はこの実施例
の構成図を示すブロック図である。ユーザ端末10は、
通信機能を備え、HTML文書の閲覧が可能なブラウザ
12がインストールされているコンピュータであり、イ
ンターネット20にアクセスして、メールシステムサー
バ30と翻訳用メール受信サーバ40および翻訳用メー
ル送信サーバ41と翻訳サーバ50にアクセス可能であ
る。メールシステムサーバ30は、任意のASPが提供す
る、メール作成・閲覧および送受信機能を含むメールソ
フト機能とメール送受信サーバの機能を有したシステム
である。翻訳用メール受信サーバ40、翻訳用メール送
信サーバ41、翻訳サーバ50、インターネット20の
有する機能は、図12と同様であるので、説明を省略す
る。
【0040】つぎに、図16の構成図のシステムによっ
て行われる処理をフローチャート図17を用いて説明す
る。ユーザは、ブラウザ11からメールシステムサーバ
30にアクセスし(S1301)、登録したユーザID・パスワ
ードを入力して、ユーザ用に割り当てられたメールアド
レスA宛のメールをブラウザ11上に表示させる(S130
2)。翻訳対象のメールを選択し、翻訳処理専用のアドレ
スCへ転送する(S1303)。転送したメールの画面イメージ
例は、図14に示したものと同様である。
【0041】翻訳対象である原文メールの処理ステップ
S1304〜S1310については、図13に示したステップS120
3〜S1209とまったく同じであるので、説明を省略する。
ユーザはアドレスAに送付された翻訳結果を、他の受信
メールと同様にブラウザ11に表示させて見ることがで
きる(S1311)。翻訳結果の後編集の手順も、実施例1に
おいて処理フローチャート図9、後編集画面イメージ例
図10を用いて説明した手順・処理と同様の方法により
可能である。
【0042】この実施例2で説明したサーバから提供す
る翻訳サービスは、課金システムを組み合わせて構成し
て、有料で提供することも可能である。
【0043】
【実施例3】つぎに、翻訳対象テキスト文の言語を自動
的に判断する言語自動判断機能の実施例について説明す
る。言語判断は大きく2種類の判定を用いて行う。第1
段階の判定では、文字コード種別情報を分析して該当す
る言語の種類を絞り込む。第2段階の判定では、各言語
に固有な単語を含むかどうかの照合を行い、最終的な言
語の判断を行う。以下に、各段階を詳細に説明する。
【0044】第1段階では、まず、テキスト文が文字コ
ード種別の情報を持つかどうかを調べ、文字コード種別
の情報があれば、その文字コード種別からそのテキスト
が属する可能性のある言語の種類の絞込みを行う。文字
コードとは、コンピュータで文字や記号などを扱うため
に、文字や記号1つ1つに固有に割り当てられているコ
ードである。文字コード方式の種類は、言語やコンピュ
ータ・システムによって異なったものが存在する。これ
を利用し、文字コード種別を判定することで、言語の種
別の絞り込みを行うことが可能である。
【0045】図18に主な言語とその言語が属する文字
コード種別の一覧を記載した。1バイト文字言語では、
1種類の文字コードが、複数の言語に対応している。2
バイト文字言語では、それぞれの文字コードが1つの特
定の2バイト文字言語に対応しているが、2バイト文字
コードは英語を含む一部の1バイト文字言語を表すこと
も可能である。文字コードの情報のみだけでは、1つの
言語を特定することはできないが、可能性のある言語を
絞り込むことが可能である。たとえば、文字コードが
「ISO-2022-JP」である場合、図18の一覧表に示すと
おり(C1)、このコードは日本語用2バイト文字コー
ドであるので、このコードで表された言語が、日本語か
英語を含むISO-2022-JPで表示可能な1バイト言語であ
る可能性があることがわかる。
【0046】文字コードの種別情報がどのように記載さ
れているか、いくつか例を示す。文字コードの種別情報
を持つのは、電子メールおよびHTMLファイルの場合で、
これらのファイルではヘッダーと呼ばれる部分で、文字
コードの種類が記載されている場合がある。図19にHT
MLファイルのヘッダー情報の例を示す。図19は、HTML
ファイルのソースの冒頭部分である。4行目の行末に
「charset=Shift_JIS」という記載がある(L1)。「ch
arset=」に続く記載が、文字コードの種別を表してい
る。ここでは、「Shift_JIS」となっているので、日本
語用2バイト文字コードであることが判る。図20では
電子メールのヘッダー情報の例を示す。図20のL2の
部分に「charset="iso-2022-jp"」と記載されており、
これも日本語用2バイト文字コードであることが判る。
これらのことから、図19のHTMLファイルと図20の電
子メールは、日本語または英語を含む1バイトコードの
言語の、いずれかで書かれていると判断できる。図21
も、電子メールのヘッダー情報であるが、文字コードを
表す情報がない。このように電子メールやHTMLファイル
の場合であっても、2バイトコード言語でない場合、文
字コードを記載しない場合がある。
【0047】まとめると、第1段階の判定で行う処理と
は、以下のことである。まず、文字コード種別情報の有
無の判断を行う。文字コード種別情報がある場合に、ど
の2バイト文字言語用の文字コードであるかの照合を行
い、その結果として、1つの2バイト文字言語を特定す
るか2バイト文字言語でない、との判定を行う。
【0048】つぎに、第2段階の判定で行う処理につい
て説明する。第2段階では、各言語に固有な単語を含む
かどうかの照合を行って最終的に言語を判定する。「各
言語に固有な単語」とは、当該言語で書かれた文章であ
ればほぼ100%近くの非常に高い確率で出現する単語
(「コモンワード」と呼ぶ)のリストを言語ごとに作成
し、この中から、さらに各言語に固有(ユニーク)な単
語を抽出したものである。この最終的に抽出された単語
を「ユニークコモンワード」と呼ぶ。1つの言語に1つ
の「ユニークコモンワード」のリストが対応することに
なるので、このリストと照合するにことで言語が特定で
きる。「非常に高い確率で出現する単語」コモンワード
とは、文章内容の分野によらず含まれる確立が非常に高
く、たとえば英語の場合であれば、冠詞(the, a, a
n)、前置詞(at, in, on, out, for, of, with, into
など)、接続詞(and, or, though, but, becauseな
ど)、助動詞(not, be, am, is, are, do, does, did,
have, has, can, could, mustなど)といった単語がそ
の例である。言語に固有な単語とは、たとえば、英語に
は存在するが、その他に言語には存在しない単語の事で
ある。詳しくは、ユニークコモンワードリストの作成過
程で述べる。
【0049】ユニークコモンワードリストは、次の方法
で作成する。まず、各言語において、非常に高い確率で
出現する単語を抽出するために、各言語で書かれた大量
の文章サンプルのテキストデータを収集する。これらの
文章サンプルは、話題が偏らないよう多岐に渡る分野か
ら収集を行う。1つの言語のサンプル文章全てについ
て、単語を切り出し、出現頻度の高い順にソートし、頻
度の高い順に上位から約300語程度の単語をピックア
ップする。ピックアップする語数は100語から100
0語の間で調整可能である。これがコモンワードのリス
トである。各言語について、この手順でコモンワードリ
ストを作成する。
【0050】全言語のコモンワードリストが完成した
ら、各言語のコモンワードリストから、各言語のみに存
在する固有の単語を抽出する作業を行う。たとえば、英
語であれば、英語のコモンワードリストの個々の単語を
その他の言語の全文章サンプル及び単語辞書に対して完
全一致検索を行う。その他の言語の文章サンプル及び単
語辞書の中にも現れる単語は、コモンワードリストから
除く。この作業によって、残った単語は、英語以外の言
語では使用されない英語にユニークな単語で、しかも英
語の文章であれば非常に高い確率で表れる単語であると
いえる。これがユニークコモンワードリストである。
【0051】さらに詳細に、ユニークコモンワードリス
トの作成過程を、英語の場合を例にあげて説明する。多
岐に渡る話題分野から収集したサンプル文章に含まれる
単語を出現頻度順に並べた上位300語の中に「and, o
n, to, the, in 」の5つの単語があるとする。これら
の単語を他の言語のサンプル文章及び単語辞書と完全一
致検索を行う。ここでは、説明の簡便さのため、言語の
全体が英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポル
トガル語、スペイン語の6つであると仮定して、英語以
外の5つの言語に対して完全一致検索を行う。検索の結
果、「in」とう単語は、ドイツ語、イタリア語におい
て、「中に」にという意味の前置詞として単語が存在す
ることがわかる。その他の「and, on, to, the」の4つ
の単語については、一致する単語が見つからないので、
英語に固有の単語と判断する。「and,on, to, the, in
」から、他の言語にも含まれる「in」を取り除いた4
つの単語「and, on, to, the」は、英語のユニークコモ
ンワードである。
【0052】言語判断の第2段階の処理は、前述のよう
にして作成した各言語のユニークコモンワードリストの
単語を含むかどうかの照合である。判断対象のテキスト
文に言語Xのユニークコモンワードリスト中の単語が2
語以上含まれていれば、当該テキスト文の言語はXだと
判定する。たとえば、前述した英語のユニークコモンワ
ード作成例で言えば、andとonを含んでいた場合、その
テキスト文は英語であると判定する。
【0053】言語の自動判断処理の全体を総合した流れ
を、図22の処理フローチャートを用いて説明する。最
初に、判断対象のテキストファイルに文字コード種別情
報があるか否かを分析する(S1401)。文字コード種別
情報がない場合は、文字コード種別情報による第1段階
の言語の絞り込みは行えないので、第2段階のユニーク
コモンワードリストとの照合に進み、判定結果がでるま
で全言語のユニークコモンワードリストとの照合を順次
行う(S1408〜S1413)。
【0054】文字コード種別情報があれば、どの2バイ
ト文字コードであるかの特定を行うため、判定結果がで
るまで全ての2バイト文字コード種別名との照合を順次
行う(S1402〜S1404)。照合する文字コードの言語の順
番は、処理効率を上げるため、該当する可能性が高いも
のから順に照合する。たとえば、言語使用国の経済的発
展度が高いものを優先し、次に使用言語人口が多いもの
を優先する。まず日本語用文字コードであるか否かの照
合を行う(S1402)。結果がNOであれば、次に韓国語用
文字コードであるかの照合を行う(S1403)。この結果
もNOであれば、次の言語に関して同様のステップを行
う。つまり、ステップS1404とステップS1407の処理フロ
ーを1セットとして、日本語、韓国語以外の2バイト言
語についても、同じステップを繰り返す。図22では、
全部の2バイト言語についての記載は同様であるので省
略した。
【0055】最終的に、どの2バイト文字コードでもな
かった場合は、1バイト文字言語と判断して、第2段階処
理であるユニークコモンワードリストとの照合(S1408
〜1410)へ移る。一方、いずれかの2バイト文字コード
であることが特定できた場合は、該当言語のユニークコ
モンワードリストとの照合を行う。たとえば、ステップ
S1403で韓国語用文字コードだと判定した場合、ステッ
プS1406で韓国語のユニークコモンワードリストとの照
合を行う。ここで、韓国語のユニークコモンワードリス
ト中の単語を2語以上含んでいた場合、言語は韓国語と
判定でき、言語が確定する(S1415)。韓国語のユニー
クコモンワードリスト中の単語を全く含んでいないか1
語しか含んでいない場合は、1バイト言語文字の可能性
があるので、1バイト文字言語のユニークコモンワード
リトとの照合処理へ移る(S1408〜S1410)。
【0056】ステップS1408で英語のユニークコモンワ
ードリストとの照合を行う。英語のユニークコモンワー
ドリスト中の単語を2語以上含んでいた場合は、英語と
判断し、言語の判定が完了する(S1415)。英語のコモ
ンワードリスト中の単語を全く含んでいないか1語しか
含んでいない場合は、次に仏語のユニークコモンワード
リストとの照合を行う(S1409)。2語以上含んでいな
い、と判定された場合、次の言語のユニークコモンワー
ドリストとの照合のステップへ移る(S1410)。ステッ
プS1410と同様のステップが、英語、仏語以外の1バイ
ト言語について繰り返されるが、図22では全部の1バ
イト文字言語についての記載は省略した。
【0057】ステップS1401からステップS1413の処理を
行った結果、いずれの言語のユニークコモンワードリス
トの単語も2語以上含まない場合、そのテキスト文の言
語の判定が不能であるので、言語判定不能のメッセージ
を表示する(S1414)。以上で言語の自動判断処理が終
了する。
【0058】
【発明の効果】この発明により、プロキシサーバ方式を
使わずに、翻訳結果をメール形式で保存する利便性を損
なう事無く、翻訳するメールを随時指定することが可能
で、初心者にも使いやすいメール翻訳しやすい翻訳シス
テムを実現することができる。しかも、この発明による
メール翻訳システムは、メールソフトの種類に依存する
ことなく、ASP方式で提供されるメールシステムにも対
応した、汎用性のあるシステムである。また、本発明に
よるメール翻訳システムは、多言語に対応する翻訳機能
と言語を自動判断する機能を有している場合は、受信す
るメールの言語が多岐に渡る場合でも、ユーザが受信メ
ールの言語の種類ごとに翻訳システムを切り替えたり、
あるいは翻訳システムの言語の指定を行う手間をかける
必要なく、翻訳が行える。さらに、後編集機能を有して
いる場合は、ユーザがメールの翻訳後に後編集を行いた
い場合に、改めて他の翻訳ソフトへメール原文を読み込
んで翻訳処理を行う手間をかけることなく、後編集を実
行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるメール翻訳システムの構成図で
ある。
【図2】従来技術によるメール翻訳処理のフローチャー
トである。
【図3】実施例1によるメール翻訳システムの構成図で
ある。
【図4】実施例1によるメール翻訳処理のフローチャー
トである。
【図5】実施例1および実施例2による翻訳対象となる
原文メールの受信画面イメージである。
【図6】実施例1による翻訳対象となる原文メール(図
5)を翻訳処理専用アドレスに転送した場合のメールの
画面イメージである。
【図7】実施例1および実施例2による、原文メールの
言語判定不能の場合の処理のフローチャートである。
【図8】実施例1による翻訳結果メールの画面イメージ
である。
【図9】実施例1および実施例2による後編集処理のフ
ローチャートである。
【図10】実施例1および実施例2による翻訳済みメー
ルのブラウザ上に表示された後編集画面イメージであ
る。
【図11】実施例1による翻訳結果メール(図8)の翻
訳結果に後編集を加えた後の翻訳結果メールの画面イメ
ージである。
【図12】実施例2によるユーザ端末のメールソフトで
受信したメールの翻訳を行う場合のメール翻訳システム
の構成図である。
【図13】実施例2によるユーザ端末のメールソフトで
受信したメールの翻訳を行う場合のメール翻訳処理のフ
ローチャートである。
【図14】実施例2による翻訳対象となる原文メール
(図5)を翻訳処理専用アドレスに転送した場合のメー
ルの画面イメージである。
【図15】実施例2による翻訳結果メールの画面イメー
ジである。
【図16】実施例2によるASP方式メールシステムで受
信したメールの翻訳を行う場合のメール翻訳システムの
構成図である。
【図17】実施例2によるASP方式メールシステムで受
信したメールの翻訳を行う場合のメール翻訳システムの
処理のフローチャートである。
【図18】実施例3による主な文字コードの種類の一覧
である。
【図19】実施例3による文字コード種別情報を含む、
HTMLファイルのヘッダー情報の一例である。
【図20】実施例3による文字コード種別情報を含む、
電子メールのヘッダー情報の一例である。
【図21】実施例3による文字コード種別情報を含まな
い、電子メールヘッダー情報の一例である。
【図22】実施例3による言語の種類を自動的に判断す
る処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 ユーザ端末 11 メールソフト 12 ブラウザ 20 インターネット 30 メール受信サーバ 31 メール送信サーバ 40 翻訳用メール受信サーバ 41 翻訳用メール送信サーバ 50 翻訳サーバ T1 メール処理部 T2 ユーザ情報蓄積部 T3 言語確定部 T4 翻訳エンジン選択部 T5 翻訳部 T6 翻訳結果蓄積部 T7 後編集用サーバ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続されたネットワークからのメールを受
    信するコンピュータ端末であって、 前記ネットワークを通じてメールを受信するメール受信
    手段と、 前記受信手段が受信したメールの送信元の情報を格納す
    る送信元情報格納手段と、 一対の元言語と翻訳後の言語との組み合わせで決定され
    る1つまたは複数の翻訳エンジンを格納する翻訳エンジ
    ン格納手段と、 前記翻訳エンジンによる前記メールの翻訳結果を前記送
    信元情報格納手段に格納された前記送信元の情報に基づ
    いて送信する送信手段からなるコンピュータ端末。
  2. 【請求項2】請求項1のコンピュータ端末であって、 翻訳結果を表示しつつ、オペレータからの後編集入力を
    許可し、前記翻訳エンジンへ後編集指示情報を送り、前
    記翻訳エンジンから後編集結果を受け取り表示する後編
    集手段を備えていることを特徴とするコンピュータ端
    末。
  3. 【請求項3】接続されたネットワークからのメールを受
    信するコンピュータ端末であって、前記ネットワークを
    通じてメールを受信するメール受信手段と、前記で受信
    したメールに対してその言語を確定する言語確定手段
    と、前記コンピュータ端末を使用するユーザ毎に設定さ
    れた言語に関するユーザ情報を格納するユーザ情報格納
    手段と、一対の元言語と翻訳後の言語との組み合わせで
    決定される複数の翻訳エンジンを格納する翻訳エンジン
    格納手段と、前記言語確定手段により確定された元言語
    と、前記ユーザ情報から読み出された翻訳後言語との組
    み合わせにより翻訳エンジンを選択する翻訳エンジン選
    択手段と、前記で選択された翻訳エンジンによる前記メ
    ールの翻訳結果を前記送信元情報格納手段に格納された
    送信元の情報に基づいて送信する送信手段とからなり、
    前記言語確定手段は、前記元テキストの文字コード種別
    を判別する文字コード判別手段と、所定の言語に言語に
    対して所定の頻度で出現しかつ当該言語に固有に存在す
    る単語のリストであるユニークコモンワードリストを各
    言語毎に格納する手段と、前記で判別された文字コード
    に基づいて前記元テキストを前記ユニークコモンワード
    リストで検索し、当該元テキストの言語を判定する手段
    とからなるコンピュータ端末。
  4. 【請求項4】請求項3のコンピュータ端末であって、 翻訳結果を表示しつつ、オペレータからの後編集入力を
    許可し、前記翻訳エンジンへ後編集指示情報を送り、前
    記翻訳エンジンから後編集結果を受け取り表示する後編
    集手段を備えていることを特徴とするコンピュータ端
    末。
  5. 【請求項5】コンピュータを、ネットワークを通じてメ
    ールを受信するメール受信手段と、 前記受信手段が受信したメールの送信元の情報を格納す
    る送信元情報格納手段と、 一対の元言語と翻訳後の言語との組み合わせで決定され
    る1つまたは複数の翻訳エンジンを格納する翻訳エンジ
    ン格納手段と、 前記翻訳エンジンによる前記メールの翻訳結果を前記送
    信元情報格納手段に格納された前記送信元の情報に基づ
    いて送信する送信手段と、翻訳結果を表示しつつ、オペ
    レータからの後編集入力を許可し、前記翻訳エンジンへ
    後編集指示情報を送り、前記翻訳エンジンから後編集結
    果を受け取り表示する後編集手段として機能させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  6. 【請求項6】接続されたネットワークからのメールを受
    信する翻訳サーバシステムであって、前記ネットワーク
    を通じてメールを受信するメール受信手段と、 前記受信手段が受信したメールの送信元の情報を格納す
    る送信元情報格納手段と、 一対の元言語と翻訳後の言語との組み合わせで決定され
    る翻訳エンジンを格納する翻訳エンジン格納手段と、 前記翻訳エンジンによる前記メールの翻訳結果を前記送
    信元情報格納手段に格納された前記送信元へ送信する送
    信手段と、 翻訳結果を表示しつつ、オペレータからの後編集入力を
    許可する後編集手段からなる翻訳サーバシステム。
  7. 【請求項7】接続されたネットワークからのメールを受
    信する翻訳サーバシステムであって、前記ネットワーク
    を通じてメールを受信するメール受信手段と、前記で受
    信したメールに対してその言語を確定する言語確定手段
    と、前記コンピュータ端末を使用するユーザ毎に設定さ
    れた言語に関するユーザ情報を格納するユーザ情報格納
    手段と、一対の元言語と翻訳後の言語との組み合わせで
    決定される複数の翻訳エンジンを格納する翻訳エンジン
    格納手段と、前記言語確定手段により確定された元言語
    と、前記ユーザ情報から読み出された翻訳後言語との組
    み合わせにより翻訳エンジンを選択する翻訳エンジン選
    択手段と、前記で選択された翻訳エンジンによる前記メ
    ールの翻訳結果を前記送信元情報格納手段に格納された
    送信元の情報に基づいて送信する送信手段とからなり、
    前記言語確定手段は、前記元テキストの文字コード種別
    を判別する文字コード判別手段と、所定の言語に言語に
    対して所定の頻度で出現しかつ当該言語に固有に存在す
    る単語のリストであるユニークコモンワードリストを各
    言語毎に格納する手段と、前記で判別された文字コード
    に基づいて前記元テキストを前記ユニークコモンワード
    リストで検索し、当該元テキストの言語を判定する手段
    とからなる翻訳サーバシステム。
  8. 【請求項8】ネットワーク、ファイルまたは入力手段か
    ら入力された元テキストの言語を判定するシステムであ
    って、前記元テキストの文字コード種別を判別する文字
    コード判別手段と、所定の言語に対して所定の頻度で出
    現しかつ当該言語に固有に存在する単語のリストである
    ユニークコモンワードリストを各言語毎に格納する手段
    と、前記で判別された文字コードに基づいて前記元テキ
    ストを前記ユニークコモンワードリストで検索し、当該
    元テキストの言語を判定する手段からなる言語判定シス
    テム。
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