JP2003157616A - データ記録方法、データ記録システムおよびプログラム - Google Patents

データ記録方法、データ記録システムおよびプログラム

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JP2003157616A
JP2003157616A JP2001354820A JP2001354820A JP2003157616A JP 2003157616 A JP2003157616 A JP 2003157616A JP 2001354820 A JP2001354820 A JP 2001354820A JP 2001354820 A JP2001354820 A JP 2001354820A JP 2003157616 A JP2003157616 A JP 2003157616A
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/04Preventing, inhibiting, or warning against accidental erasing or double recording

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープ記録装置において、データ保護の
安全性を高める。 【解決手段】 サーバによって制御される磁気記録装置
において、書き込まれるデータに「読み出し/書き込
み」の属性、「読み出し専用」の属性、「保護」の3つ
の属性を設け、また磁気テープに複数の属性を扱えるモ
ードと一つの属性しか扱えないモードを設定する。属性
とモードを適宜選択することで、データの重要性に応じ
たバックアップ状態を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状の記録媒
体へデータを記録する方法に関する。例えば本発明は、
電子データのバックアップに利用される磁気テープ記録
装置を利用したデータの記録方法に関する。また、本発
明は、データを記録するシステムに関する。また、本発
明は、データを記録する方法をコンピュータに実現させ
るプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークシステムやデータベースシ
ステムにおけるデータバックアップシステムとして、磁
気テープを利用した記録装置が知られている。この磁気
テープを用いた記録装置は、テープ・ストレージと称さ
れている。磁気テープを利用した記録装置は、ランダム
アクセスができず、またデータの書き込みおよび呼び出
しに時間がかかるという欠点がある。しかし、磁気テー
プを利用した記録装置は、ハードディスク装置のように
クラッシュして使用不能となる可能性がほとんどなく、
信頼性が高い優位性がある。また、磁気テープを利用し
た記録装置は、単位記録容量当たりの単価が安いという
コスト上の優位性がある。磁気テープを利用した記録装
置は、このような優位性があるが故にデータのバックア
ップ用に利用されている。
【0003】磁気テープとしては、各種のタイプのもの
があるが、カートリッジタイプのものが一般的に使用さ
れている。通常、磁気テープを利用した記録装置は、S
CSIポートまたはファイバチャネルポートを介してネ
ットワーク接続型ストレージ(NAS)やコンピュータ
などに接続されている。
【0004】磁気テープを使用した記録装置は、データ
の上書きを行うと、そのデータを書き込んだ位置より後
の位置に記録されているデータが全て消去されてしまう
性質がある。以下において、この点に関して詳述する。
【0005】図10は、1本の磁気テープ91にA1、
A2、A3〜Anのデータが記録された状態を示す図で
ある。これらのデータは、A1、A2、A3〜Anの順
で磁気テープ91上に書き込まれ記録されている。
【0006】ここで、A1は顧客のデータ、A2は売上
データ、A3は顧客からのクレームデータ、というよう
に日々使用しているデータが磁気テープ91上に記録さ
れているとする。また、データは毎日営業時間の終了後
にバックアップがなされ、磁気テープ91の容量が少な
くなった段階で磁気テープ91の交換が行われていると
する。(通常は、日々更新されるデータ容量から概算し
て、所定回数分の更新データを記録したら、磁気テープ
を交換するようにしている)
【0007】ここで、A2のデータ内容に間違いが見つ
かり、それを後から修正し上書きする場合を考える。こ
の場合、磁気テープ91を記録装置に装着し、端末上で
データA2を読み出し、該当部分の修正を行うこととな
る。
【0008】図11は、図10の磁気テープ91におい
て、データA2の上書きを行った状態を示す図である。
磁気テープ91を利用した記録装置では、データA2の
上書きを行うと、A3以降のデータが全て消去されるよ
うになっている。即ち、図11に示すように、データA
2が上書きされることにより、データA3〜Anが消去
されてしまう。
【0009】このように、磁気テープ上にA1〜Anと
データが記録された状態において、データA2の内容の
上書き(書き換え)を行うと、A3以降のデータである
A3〜Anのデータが自動的に消去されてしまう。この
ような動作が行われるのは、以下詳述するような事態の
発生を防止するためである。
【0010】磁気テープは、構造的な問題から、一つの
データをランダムな位置に書き込む動作は行えない(一
つのデータをランダムな位置に書き込むのは不可能では
ないが、磁気テープの回転速度に制限があるので、書き
込み時間が長くなり実用的ではない)。
【0011】そのため、磁気テープ上に行われるデータ
書き込みは、テープの始めの部分から終わりの部分へと
順次連続して行われる動作形態となっている。従って、
磁気テープの途中の位置に記録されているデータの上書
き操作を行った場合、上書きするデータ量が上書き前の
データ量より大きいと、次のデータが記録された領域ま
で上書きが行われてしまう。
【0012】図12は、この状態を説明する図である。
図12には、磁気テープ91に書き込まれていたデータ
A2を上書きした結果、上書きデータの容量が大きく、
データA3の最初の部分が消去されてしまった状態が示
されている。
【0013】こうなると、データA3の読み出しは不可
能になる。特に、データの最初の部分(ヘッダーと称す
る)には、データ名称等の情報が書き込まれており、こ
の部分が消去されると、どのようなデータであるかの判
別がつかなくなり、アクセスは不可能となる。
【0014】また、データA3のヘッダーが消去され、
読み出しを行うコンピュータ側でデータA3を認識でき
なくなるので、新たに上書きされたデータA2を再度読
み出す場合に引き続いてデータA3の一部を読み出して
しまい、上書きされたデータA2の正確な読み出しが行
えなくなってしまう。
【0015】このような事態の発生を防止するために、
磁気テープを利用した記録装置では、データA2を上書
きした場合には、データA3〜データAnを消去するよ
うになっている。従って、データA2のみに軽微な修正
を加えようとした結果、意図せずデータA3以降のデー
タを全て消去してしまう事故が発生し得る。また、複数
のユーザで使用している場合、本来残すべきA2データ
の上に別のデータが書き込まれてしまうような事故も発
生し得る。
【0016】
【課題を解決しようとする課題】上述した事故の発生を
防止するために、一旦データが書き込まれたら、一切の
データの書き込みを禁止してしまう方法が考えられる。
例えば、磁気テープそのものを書き込み禁止にする方法
である。しかし、この方法では、書き込まれたデータの
容量が小さい場合に磁気テープの利用されていない部分
が無駄になってしまう。また、この方法では、1本の磁
気テープを多数のユーザが利用できなくなってしまう。
また、この方法において、複数のユーザが使用できるよ
うに磁気テープを複数用意しても、各磁気テープに利用
されていない部分が多く残ってしまい無駄が多くなる。
また、この方法では、データの上書きを禁止する設定を
記録装置側で一々行わなくてはならず、記録装置が別室
にあるような場合に不便である。
【0017】本発明の目的は、上述した問題を解決する
技術の提供にある。特に本発明の目的は、磁気テープを
利用した記録装置において、誤って電子データを消去し
てしまうような事故の発生を防止する技術の提供にあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願の発明の概略を説明
すれば、以下の通りである。即ち、本発明は、データの
上書きに制限を設けた属性を有するデータを磁気テープ
に書き込むデータ記録方法であって、磁気テープへ記録
するデータをユーザに選択させる第1ステップと、前記
磁気テープに既に書き込まれているデータの属性を読み
出す第2ステップと、前記第1ステップで選択されたデ
ータを前記第2ステップで読み出された属性と同じ属性
で前記磁気テープに書き込むステップと、を含むデータ
記録方法である。
【0019】上記発明によれば、新たに書き込まれるデ
ータの属性は、先に書き込まれているデータの属性と同
じものとなるから、磁気テープを一つの属性しか書き込
みが許容されないモードとして扱うことができる。デー
タの属性は、データの重要性や扱い方に応じて、複数種
類の属性を設定できる。ユーザは、データの重要性に合
わせて磁気テープに対するデータのバックアップ状態を
適宜選択し、使い分けることができる。
【0020】例えば、データの上書きを行えない属性を
選択し、磁気テープにその属性しか書き込めない状態と
することで、書き込まれているデータが消去されてしま
う事態の発生を防止できる。また、書き込まれているデ
ータへのアクセスが暗証番号の入力を必要とする属性を
選択し、その属性しか書き込めない状態とすることで、
書き込まれているデータに対する関係者以外のアクセス
を防止できる。
【0021】上記発明は、磁気テープに対するデータの
上書きにより、上書きされたデータより後の位置に書き
込まれているデータが消去されてしまうデータ記録方法
において、特に有意義なものとなる。例えば、上書きが
禁止された属性を採用し、磁気テープ中に上書きが禁止
された属性のデータのみの書き込みが許容されるように
することで、データの上書きを禁止でき、上書きされた
データより位置的に後ろに書き込まれたデータが消去さ
れてしまう事故が防止される。
【0022】本発明は、システムあるいはプログラムと
しても把握可能である。本発明をシステムとして把握す
る場合は、上記本発明のステップを実行する手段を備え
たシステムとして把握される。また、本発明をプログラ
ムとして把握する場合には、上記本発明のステップを行
う手順をコンピュータに読み取らせ実行させるプログラ
ムとして把握される。
【0023】また、他の本発明は、磁気テープにデータ
の上書きに制限を設けた属性を有するデータを書き込む
手段と、磁気テープを同じ属性のデータのみの書き込み
が許容されるモードに設定する手段と、を含むデータ記
録システムである。
【0024】この場合、重要性や扱い方に応じて設定さ
れた属性のデータを一つの属性しか記録できないモード
に設定された磁気テープ中に書き込むことができる。そ
して、上書きが行えない属性のデータや、暗証番号の入
力を行わないと上書きが行えない属性のデータのみが記
録可能な磁気テープとして扱うことで、予期せぬデータ
の上書きや、データの上書きによる上書きされたデータ
以降に書き込まれているデータが消去されてしまう事故
を防ぐことができる。
【0025】またモードの設定に多様性を持たせること
で、複数の磁気テープを異なるモードで扱うことがで
き、データのバックアップ方法に安全性を確保しつつ多
様性を持たせることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異
なる態様で実施することが可能であり、本実施の形態の
記載内容に限定して解釈すべきではない。なお、実施の
形態の全体を通して同じ要素には同じ番号を付するもの
とする。
【0027】図1および図2は、本発明のデータ記録方
法を適用したネットワークの概要を例示した図である。
図1および図2に示すのは、LAN201、ユーザ端末
202、203および204、サーバ205、磁気テー
プ記録装置206を含んでいる。図1および図2に示す
LAN環境は、例えば、オフィスビル内、オフィス内、
事業所内、研究所内あるいは工場内といった場所で構築
される。
【0028】LAN201は、TCP/IPプロトコル
(transmission control protocol/internet protoco
l)を用いたネットワーク環境を提供する。LAN20
1としては、イーサネット(登録商標)(ethern
et(登録商標))、トークンリング、FDDI(fiber
distributed date interface)を用いたもの等が採用で
きる。ネットワークを構築する手段としては、有線によ
るもの、無線によるもの、あるいは有線と無線の混在し
たものを利用できる。
【0029】ユーザ端末(クライアント・パーソナル・
コンピュータ)202、203および204は、TCP
/IPプロトコルを用いたLANネットワーク201に
接続されている。ユーザ端末202、203および20
4は、通常のパーソナル・コンピュータの基本機能を備
えているコンピュータが使用される。
【0030】サーバ205は、nasであり、内部に大
容量ハードディク装置を内蔵し、大容量記録装置の集中
管理を行う機能を有している。また、サーバ205は、
後述する磁気テープ記録装置206の動作を統括制御す
る機能を有する。また、サーバ205は、後述するユー
ザ端末202、203および204を用いてユーザが行
う操作を可能とするGUI(graphical user interface)
のソフトウェアを記録し、それを動作させる機能を有し
ている。勿論、各ユーザ端末202、203および20
4には、このGUIを操作できる基本OS(operating s
ystem)がインストールされている。
【0031】例えば、LAN201がオフィスビル内で
構築された社内LANである場合、サーバ205は、経
理データ、顧客データおよび売上データ等を集中管理す
るストレージとして機能する。また、LAN201が工
場内で構築されたLANであれば、サーバ205は、生
産品の注文データ、製品納期のデータ、部品コストのデ
ータ、工程管理データ、製品の歩留りデータ、製品の検
査データ、部品の在庫データおよび製品の在庫データ等
を集中管理するストレージとして機能する。
【0032】磁気テープ記録装置206は、サーバ20
5で扱うデータのバックアップを行う機能を有する。磁
気テープ記録装置206は、カートリッジ構造の磁気テ
ープを複数備え、ユーザからの指示によりその中の一つ
を適宜選択指定できる構造となっている。磁気テープ記
録装置206は、図示しない磁気テープの駆動装置、そ
の制御部および磁気ヘッドを備え、磁気テープに対して
のデータの書き込み、および磁気テープからのデータの
読み出しが行える機能を有している。また、磁気テープ
記録装置206は、データの上書きによって、上書きさ
れたデータより後の位置に書き込まれているデータを消
去する既知の機構を有している。また、磁気テープ記録
装置206は、後述する属性の一つを有するデータを書
き込む機能を有している。また、磁気テープ記録装置2
06は、格納している磁気テープを後述するモードに設
定し、取扱う機能を有している。
【0033】本実施の形態においては、磁気テープとし
て、後述する属性混合モードと属性非混合モードの2種
類があり、ユーザはその中からモードを適宜選択できる
ようになっている。
【0034】バックアップは、毎日や一週間といったユ
ーザ側の都合に合わせた任意の間隔で行われる。バック
アップが行われることで、不測の事態によりサーバ20
5に記録されているデータが失われてもデータの損失に
よる損害は最小限に留められる。バックアップの対象と
なるデータは特に限定されないが、例えば上述したサー
バ205で扱うデータがバックアップの対象となる。
【0035】本実施の形態におけるデータの属性と可能
な操作の関係を下記「表1」に例示する。
【0036】
【表1】
【0037】本実施の形態では、磁気テープ記録装置2
06内の磁気テープに記録されるデータには、表1に示
されるように、3つの属性が設定されている。この3つ
の属性とは、「読み出し/書き込み」の属性、「読み出
し専用」の属性、「保護」の属性である。
【0038】「読み出し/書き込み」の属性は、この属
性を有するデータが磁気テープ上に既に書き込まれてい
る状態において、このデータのリストア、新しいバック
アップデータによる上書き、および空き領域へのデータ
の書き込みが自由に行える属性として定義される。な
お、空き領域というのは、磁気テープ上に複数のデータ
が位置的に順に書き込まれている状態において、一番後
ろのデータが書き込まれた領域の後に位置するデータが
書き込まれていない磁気テープ上の領域をいう。
【0039】「読み出し専用」の属性は、この属性を有
するデータが磁気テープ上に既に書き込まれている状態
において、このデータのリストアおよび空き領域への書
き込みは自由に行えるが、既に書き込まれているデータ
に対する新しいバックアップデータでの上書きは許され
ない属性として定義される。
【0040】「保護」の属性は、ユーザIDとユーザ・
パスワードを入力しなければ、データの上書き、データ
の空き領域への書き込みおよびリストアが行えない属性
として定義される。
【0041】磁気テープ記録装置206内には、属性混
合モードおよび属性非混合モードの2種類のモードを有
する磁気テープが格納されている。そして、2種類のモ
ードの磁気テープは、ユーザ側から適宜選択可能となっ
ている。
【0042】属性混合モードというのは、一つの磁気テ
ープの中において、複数の属性が混在可能な磁気テープ
のモードである。例えば、属性混合モードでは、一つの
磁気テープにおいて、「読み出し/書き込み」の属性の
データの後に「保護」の属性のデータが書き込まれてい
る状態が許される。それに対して、属性非混合モードで
は、一つの磁気テープ上において、書き込まれるデータ
の属性は一種類しか許されない。属性非混合モードにお
いては、磁気テープの最初に書き込まれたデータの属性
によって、以後書き込まれるデータの属性が決定され
る。例えば、磁気テープの最初の部分に書き込まれたデ
ータの属性が「読み出し専用」であれば、以後は「読み
出し専用」の属性のデータのみがその磁気テープに書き
込み可能となる。属性混合モードと属性非混合モードを
識別する情報は、磁気テープの先頭の位置に記録される
データのヘッダー情報に含まれて記録される。
【0043】(バックアップの例1)以下において、既
にデータの書き込みが行われている属性非混合モードの
磁気テープに対して、データの上書きを行う場合の例を
説明する。
【0044】図3は、本発明のデータ記録方法を適用し
た一実施形態におけるユーザ端末に表示されるバックア
ップ画面を例示した図である。図4は、本発明のデータ
記録方法を適用した一実施形態におけるユーザ端末に表
示されるリストア画面を例示した図である。図5は、本
発明のデータ記録方法を適用した一実施形態を説明する
フローチャートの一例である。
【0045】以下に説明する手順は、図5のフローチャ
ートに従って行われる。以下に説明する手順は、サーバ
205内の記録装置に記録されており、サーバ205内
のプロセッサ(図示せず)により読み出されて実行され
る。
【0046】まず、ユーザは、ユーザ端末203を操作
して、サーバ205から図3の画面を読み出し、データ
のバックアップを開始する(ステップ301)。次にユ
ーザは、テープのモードとして、属性非混合モードを選
択する(ステップ302)。このテープモードの選択
は、ユーザ端末203の画面上において、例えば「属性
非混合」のボタンをクリックすることにより行われる。
【0047】ユーザにより、テープモードが選択された
ら、サーバ205は、磁気テープ記録装置206に格納
されている各磁気テープの先頭に書き込まれているヘッ
ダーデータを読み取ることにより、属性非混合モードの
磁気テープを選択する。なお、磁気テープ記憶装置内に
属性非混合モードの磁気テープが複数格納されている場
合は、ステップ302に引き続いて、磁気テープの選択
が行われる。
【0048】さらにサーバ205は、磁気テープの先頭
に書き込まれているデータのヘッダーデータを読み取
る。さらにサーバ205は、読み取った情報を磁気テー
プに書き込まれている全データの詳細情報として、ユー
ザ端末203のディスプレイ上に図3に例示するような
状態で表示する(ステップ303)。なお、属性非混合
モードの識別は、磁気テープの先頭に記録されているデ
ータのヘッダーデータから読み取られる。
【0049】この詳細情報には、図3に例示されるよう
に、テープ名、バックアップされているデータの名称、
データサイズ(データ容量)および属性が含まれる。ま
た、詳細情報の表示と同時に磁気テープに残っている空
き容量 (新たに書き込みが可能な容量)が表示され
る。ユーザ端末203を操作しているユーザは、図3の
画面上に表示された既に書き込まれているデータの詳細
データを見て、磁気テープに書き込まれたデータの状態
を確認できる。
【0050】ユーザは、上記詳細表示を確認し、そして
データの書き込み位置の選択を行う(ステップ30
4)。即ち、ユーザは、表示されたデータのどれに対し
て上書きを行うかを選択する(ステップ304)。この
選択は、選択部分にカーソルを移動させ、そこをクリッ
クして行われる。
【0051】次にユーザは上書きでバックアップするデ
ータ(書き込むデータ)をサーバ205内に配置された
ハードディスク装置等の記録装置の中から選択する(ス
テップ305)。この選択では、ユーザは、バックアッ
プデータ選択ボタンを使用して、上書きするデータを図
示しない他のデータファイル等から選ぶ。ステップ30
5の操作を受けてサーバ205は、ステップ302で選
択されたモードが属性混合モードであるか、を判断する
(ステップ306)。ここでは、ステップ302におい
て、属性非混合モードが選択されているから、ステップ
306の判断は偽となり、ステップ311へと進む。ス
テップ311において、サーバ205は、選択されてい
る磁気テープ上にデータは書き込まれているか、を判断
する。ここでは、既にデータが書き込まれている磁気テ
ープが選択されているから、ステップ311の判断は真
となる。
【0052】次にサーバ205は、選択されている磁気
テープの先頭に書き込まれているデータのヘッダーデー
タからデータの属性を読み取る(ステップ312)。こ
こで、読み取ったデータの属性が「保護」である場合、
サーバ205は、ユーザ端末203のディスプレイ上に
ユーザIDとパスワードを要求する表示を行わせる。こ
のユーザIDとパスワードは、上書きの対象となる既に
書き込まれているデータに対応するものである。従っ
て、この既に書き込まれているこのデータのユーザID
とパスワードを知らない第三者は、以降のステップに進
めない。読み取ったデータの属性が「読み出し専用」で
ある場合は、エラーとなる。
【0053】次にサーバ205は、ステップ305で選
択されたデータの属性をステップ312で読み取ったデ
ータの属性に設定する。ユーザは、図3の画面上におい
て、選択事項および入力事項を確認し、問題がなけれ
ば、図3の画面上において、バックアップボタンをクリ
ックし、バックアップの実行を指示する。これを受けて
サーバ205は、磁気テープ上の指定されたデータに対
して上書きを実行する。即ち、サーバ205は、指定さ
れたデータのヘッダーデータを上書きし(ステップ30
8)、さらにバックアップデータの上書きを行う(ステ
ップ309)。こうして、バックアップデータの上書き
による書き込みが終了する(ステップ310)。
【0054】なおここで、ヘッダーデータには、テープ
のモード、データの属性が含まれる。なお、属性として
「保護」を選択した場合には、ヘッダーデータにさら
に、ユーザidとパスワードが含まれる。
【0055】以上のデータの書き込み手順について、図
8および図9を用いて説明する。ここでは、磁気テープ
401に既に書き込まれているデータA2に対して上書
きを行う場合を例に挙げて説明する。この場合、データ
の書き込み前の状態において、磁気テープ401には、
同じ属性のデータA1〜A3が既に書き込まれている。
そして、磁気テープ401上に記録されたデータA2に
データA1〜A3と同じ属性でバックアップデータが上
書きされる。図9では、上書きされたデータA2は、デ
ータA2−1と表記されている。またこの場合、データ
A2が上書きされることで、データA3は消去される。
【0056】(バックアップの例2)ここでは、何らデ
ータの書き込みが行われていない属性非混合モードの磁
気テープに対して、バックアップデータの書き込みを行
う場合の例を示す。この場合、データの書き込みは、そ
の磁気テープに対する最初のものとなる。
【0057】ユーザは、端末203を操作して、データ
のバックアップを開始(ステップ301)し、磁気テー
プのモードとして属性非混合モードを選択する(ステッ
プ302)。この選択を受けて、サーバ205は、磁気
テープ記憶装置206内に格納されている属性非混合モ
ードの磁気テープを選択する。この例では、選択された
属性非混合モードの磁気テープには、何らデータは書き
込まれていない。
【0058】サーバ205は、ステップ302のテープ
モードの選択を受けて、選択されたテープ内の詳細情報
を図3に示す画面上に表示する。ここでは、図3に示す
画面上の該当する部分に何らデータが書き込まれていな
い旨が表示される(ステップ303)。
【0059】この例では、選択された磁気テープ上に何
らデータは書き込まれていないので、ユーザは、磁気テ
ープの先頭位置にデータの書き込み位置を指定する(ス
テップ304)。次にユーザは、書き込むデータを選択
する(ステップ305)。ここでサーバ205は、ステ
ップ302で選択された磁気テープのモードが属性混合
モードであるか、を判断する(ステップ306)。この
場合、ステップ302において、属性非混合モードが選
択されているので、ステップ306の判断は偽となる。
ついで、サーバ205は、選択されている磁気テープ上
に既にデータが書き込まれているか、を判断する(ステ
ップ311)。この場合、何らデータの書き込まれてい
ない磁気テープが選択されているので、ステップ311
の判断は偽となる。
【0060】次にユーザは、ステップ305で選択した
データの属性を選択する(ステップ307)。ここで、
属性として「保護」を選択した場合には、サーバ205
はユーザにユーザIDとパスワードを要求する。
【0061】そして、選択事項および入力事項に問題が
なければ、ユーザは、図3のバックアップボタンをクリ
ックし、サーバ205に対して、データの書き込みを指
示する(ステップ308)。サーバ205は、この操作
を受けて、ヘッダーデータを書き込み(ステップ30
8)、さらにバックアップデータの書き込みを行う(ス
テップ309)。またこの時、ヘッダーデータ中に属性
非混合モードである旨の情報が記録される。こうして、
バックアップデータの書き込みが終了する(ステップ3
10)。
【0062】上記のバックアップデータの書き込みを行
った場合、以後この磁気テープに書き込まれるデータの
属性は、全て最初に書き込んだデータの属性に従うもの
となる。例えば、データの属性として、「読み出し専
用」を選択した場合には、以後書き込まれるデータは全
て属性が「読み出し専用」でなければならない。また、
この場合、属性が上書きは行えない属性であるので、一
旦書き込まれた属性の変更はできない。
【0063】(バックアップの例3)ここでは、既にデ
ータが書き込まれている状態の属性非混合モードの磁気
テープに対して、空いている領域にデータを書き込む場
合を説明する。この例では、属性非混合モードであるの
で、書き込むデータの属性は、既に書き込まれているデ
ータの属性に合わせる必要がある。
【0064】ユーザは、端末203を操作して、データ
のバックアップを開始(ステップ301)し、磁気テー
プのモードとして属性非混合モードを選択する(ステッ
プ302)。このユーザの操作を受けて、サーバ205
は、選択されたモードの磁気テープを選択し、その磁気
テープに書き込まれているデータの情報を図3に示す画
面上に表示する(ステップ303)。
【0065】次にユーザは、図3の画面上において、デ
ータを書き込む位置を指定する。この場合は、既に書き
込まれているデータの下部分の空いている部分をクリッ
クし、データの書き込み場所を指定する(ステップ30
4)。次にユーザは、図示しない画面上で書き込むデー
タを選択する(ステップ305)。この操作を受けて、
サーバ205では、ステップ302で選択されている磁
気テープのモードが属性混合モードであるか、を判断す
る(ステップ306)。この場合、ステップ302にお
いて属性非混合モードが選択されているから、ステップ
306の判断は偽となる。
【0066】ついでサーバ205では、選択されている
磁気テープ上にデータが書き込まれているか、を判断す
る(ステップ311)。この場合は、既にデータが書き
込まれている状態を考えているので、ステップ311の
判断は真となる。
【0067】ステップ311の真の判断を受けて、サー
バ205は、磁気テープの最初に書き込まれているデー
タのヘッダーデータからその属性を読み取る(ステップ
312)。ここで、読み取られたデータの属性が「保
護」である場合、サーバ205は、ユーザ端末203の
ディスプレイ上にユーザIDとパスワードを要求する表
示を行わせる。この場合、ユーザは、ユーザIDとパス
ワードを入力しなければ先の手順へは進めない。
【0068】次にサーバ205は、ステップ305で選
択されたデータの属性をステップ312で読み取ったデ
ータの属性と同じ属性に設定する。ユーザは、図3の画
面上において、選択事項および入力事項を確認し、問題
がなければ、図3の画面上において、バックアップボタ
ンをクリックし、バックアップの実行を指示する。これ
を受けてサーバ205は、磁気テープ上の空いた領域に
ステップ305で選択されたデータを書き込む。即ち、
サーバ205は、指定されたデータのヘッダーデータを
上書きし(ステップ308)、さらにバックアップデー
タの上書きを行う(ステップ309)。こうして、バッ
クアップデータの上書きによる書き込みが終了する(ス
テップ310)。
【0069】この場合の書き込み手順について、図6お
よび図7を用いて説明する。この場合、データの書き込
み前の状態において、磁気テープ401には、同じ属性
のデータA1〜A3が既に書き込まれている。そして、
磁気テープ401上に記録されたデータA3の後ろの空
き領域に新たにデータA4が書き込まれる。この場合、
データA4は、データA1〜A3と同じ属性で磁気テー
プ401上に書き込まれる。
【0070】(バックアップの例4)以下、ユーザが属
性混合モードの磁気テープの空いている領域にデータを
書き込む場合の例を説明する。まず、ユーザはユーザ端
末203を操作して、LAN201を介してサーバ20
5にアクセスし、図3に例示するバックアップ操作画面
を呼び出す。この操作がバックアップデータのバックア
ップ操作の開始となる(ステップ301)。次にユーザ
は、図3の画面上において、バックアップするデータを
書き込む磁気テープのモード(今の場合は属性混合モー
ド)を選択する(ステップ302)。この選択により、
サーバ205は、磁気テープ記録装置206内における
各磁気テープの先頭に書き込まれているヘッダーデータ
を読み取って、属性混合モードの磁気テープを選択す
る。
【0071】属性混合モードの磁気テープを選択した
ら、サーバ205は、図3の画面上に、選択した磁気テ
ープ上にその時点で書き込まれている全データの詳細情
報を表示させる(ステップ303)。
【0072】ここで、ユーザは、図3の画面上におい
て、カーソルを既に書き込まれているデータ名の下の空
欄部分に移動させてクリックし、空き領域に新たにデー
タを書き込む操作を開始する。この操作でデータの書き
込み位置の指定が行われる(ステップ304)。次にユ
ーザは、バックアップデータの選択ボタン等を使用し
て、書き込むデータファイル(バックアップするデータ
のファイル)を図示しない別画面上で選択し(ステップ
305)、先程ステップ304で図3の画面上で指定し
た位置にデータ名を入力する。ステップ305で選択さ
れるデータは、サーバ205で取扱われていたデータで
あり、サーバ205内のハードディスク装置から読み出
される。
【0073】ここで、サーバ205は、選択されている
磁気テープのモードが属性混合モードであるかを判断す
る(ステップ306)。この場合、ステップ302で選
択されたモードは、属性混合モードであるから、ステッ
プ306の判断は真となる。
【0074】次にユーザは、書き込むデータの属性を選
択する(ステップ307)。ここで、ユーザは、図3の
画面上において、例えば「読み出し/書き込み」の属性
を選択する。そしてユーザは、全ての入力事項を確認
し、図3のバックアップボタンをクリックする。この操
作を受けて、サーバ205は、磁気テープ上の空き領域
にヘッダーデータの書き込みを行い(ステップ30
8)、さらに引き続いてバックアップデータの書き込み
を行う(ステップ(309)。こうして、バックアップ
データの空き領域への書き込みが終了する(ステップ3
10)。
【0075】上記に例示したデータの書き込み状態の一
例を図6および図7を用いて説明する。図6には、磁気
テープ401に既にデータA1〜A3が書き込まれてい
る状態が示されている。図7には、図6の状態からさら
にデータA4が空き領域に書き込まれた状態が示されて
いる。
【0076】上述した例は、図6に例示されるデータA
1〜A3が書き込まれた状態の属性混合モードの磁気テ
ープ401に対して、データA4がデータA3の後の空
き領域に書き込まれて、図7に例示する状態となる例で
ある。この場合、磁気テープ401は、属性混合モード
であるので、データA1〜A4の属性は、一種類であっ
ても複数種類であってもよい。
【0077】(バックアップの例5)ここでは、属性混
合モードの磁気テープに対して、既に書き込まれている
データの上書きを行う場合の例を説明する。この場合、
ユーザは、ステップ302において、属性混合モードの
磁気テープを選択する。そして、ステップ303の後に
おいて、ユーザは、図3の画面において、上書きされる
データ(既に磁気テープ上に書き込まれているデータの
一つ)を選択する。この操作によって、データの書き込
み位置(上書き位置)が指定される(ステップ30
4)。ここで、選択されたデータ(上書きされるデー
タ)の属性が「保護」である場合、サーバ205からユ
ーザに対して、ユーザIDとパスワードの入力が要求さ
れる。また、属性が「読み出し専用」である場合は、エ
ラーとなる。
【0078】次にユーザは、上書きするデータを選択す
る(ステップ305)。ステップ305を受けて、サー
バ205は、選択されている磁気テープのモードが属性
混合モードであるか、を判断する(ステップ306)。
ここでは、ステップ306の判断は真となる。そして、
ユーザは上書きするデータの属性を選択する(ステップ
307)。なお、この場合は、データの上書きを行う磁
気テープが属性混合モードであるので、既に書き込まれ
ているデータの属性とは、異なる属性でデータの上書き
を行える。
【0079】ここで、ユーザが属性として「保護」を選
択した場合、サーバ205は、ユーザに新たなユーザI
Dとパスワードの入力を要求する。
【0080】入力および設定事項に問題がなければ、ユ
ーザは、図3に示す画面のバックアップボタンをクリッ
クし、上書きによるバックアップを指示する。サーバ2
05は、バックアップ実行の指示を受けて、まずヘッダ
ーデータを書き込み(ステップ308)、さらにバック
アップするデータの書き込み(上書き)を行う(ステッ
プ309)。こうして、バックアップデータの書き込み
が終了する(ステップ310)。
【0081】ここで、ヘッダーデータには、テープのモ
ード、データの属性が含まれる。なお、属性として「保
護」を選択した場合には、ヘッダーデータにさらに、ユ
ーザIDとパスワードが含まれる。
【0082】以上の書き込み操作によって行われるデー
タの書き込み状態を図8および図9を用いて説明する。
図8には、磁気テープ401上にデータA1〜データA
3が既に書き込まれている状態が示されている。この状
態において、データA2に対して新たなバックアップデ
ータの上書きを行うと、図9の状態となる。図9では、
データA2が上書きされることで、データA2−1とな
った状態が示されている。そして、図9には、図8のデ
ータA2が上書きされることで、図8のデータA3が消
去されてしまった状態が示されている。
【0083】なお、ここで説明した例では、属性混合モ
ードの場合であるから、データA1〜A4は、それぞれ
任意の属性に設定できる。
【0084】(リストアの例)以下、リストアを行う場
合の例を説明する。図4は、リストアを行う場合にユー
ザ端末上に表示される画面の一例である。この場合、ユ
ーザはユーザ端末203を操作して、サーバ205にア
クセスし、図4のリストア画面を呼び出し、ユーザ端末
203のディスプレイ上に表示する。そして、ユーザは
リストアを行う磁気テープを、例えばテープ名を指定す
ることによって選択する。サーバ205は、選択された
磁気テープに記録されているデータの一覧を図4の画面
上に表示する。ユーザは、この表示中からリストアを行
うデータを選択する。ここで、サーバ205は、選択さ
れたデータの属性が「保護」である場合、ユーザIDと
パスワードの入力を要求する旨を図4の画面上に表示さ
せる。
【0085】全てに問題がなければ、ユーザは図4の画
面上において、リストア先を指定した後、リストアボタ
ンをクリックし、選択したデータに対するリストアを指
示する。この指示を受けてサーバ205は、リストアさ
れるべきデータを磁気テープから読み出し、それをリス
トア先に書き込む。
【0086】以上の本実施の形態において、ユーザは、
自身が操作するユーザ端末において、バックアップ操作
またリストア操作時に磁気テープに記録されているデー
タの状態を認識できる。ユーザは、既に記録されている
データの状態を知ることで、データの重要性やバックア
ップデータとして残す優先度を判断できる。そして、不
用意なバックアップやリストアによって、重要なバック
アップデータが消去されてしまう事故の発生や、システ
ムの破壊等が抑制される。
【0087】本実施の形態では、書き込まれているデー
タの属性が「読み出し専用」の場合は、上書きが行えな
い。このため、書き込まれているデータが、上書きによ
り消去されてしまう事態が防止される。また、特に重要
度の高いデータに関しては、磁気テープのモードを属性
非混合モードとし、書き込むデータの属性を「読み出し
専用」とすることで、消去される危険性を低減したデー
タのバックアップ状態を得られる。
【0088】また、データの属性を「保護」とすること
で、特定のユーザしかそのデータにアクセスできない状
態とでき、データを保護する上での安全性を高められ
る。特に磁気テープのモードを属性非混合モードとし、
書き込むデータの属性を「保護」とすることで、第三者
に消去される危険性を低減したデータのバックアップ状
態を得られる。また、本実施の形態では、磁気テープ中
に上書きが禁止された属性である「読み出し専用」のデ
ータが書き込まれていても、空き領域を利用できる。
【0089】また、本実施の形態では、磁気テープを複
数備え、磁気テープのモードを選択できる。これを利用
して、ユーザは、決して失われてはならないデータは、
属性を「読み出し専用」として、属性非混合モードの磁
気テープに書き込み、他方でとりあえずバックアップす
るようなデータは、適宜属性を選択して属性混合モード
の磁気テープに書き込むといった柔軟な運用を行える。
【0090】本実施の形態では、データの属性とテープ
のモードを適宜選択することで、重要なデータが失われ
る事故が発生しにくく、さらに必要な場合にデータの秘
匿性を高められ、さらに磁気テープを有効利用できるデ
ータのバックアップシステムを構築できる。また、本実
施の形態を採用することで、データの取扱い方に応じた
データのバックアップ方法を適宜選択できる。
【0091】上述した操作は、GUIを利用して行え
る。また、データの属性情報やテープのモードに関する
情報は、磁気テープ中に記録されるので、従来技術の磁
気テープ記録装置側での操作のような扱いに面倒な部分
がない。そして、全ての設定がサーバから提供されるG
UIによって操作できる。これは、ユーザにとって使い
易いという点で有意義である。また、上述した操作は、
サーバや磁気テープ記録装置がユーザから遠く離れた場
所にあっても、バックアップ操作において、管理者への
連絡や確認等の面倒な手続が必要とされない。
【0092】本実施の形態は、上述した手順を実行する
ソフトウェアを開発すればよく、低コストで実現でき
る。この点は、そもそも記録容量当たりのコストが低い
磁気テープ記録装置の優位性をさらに高めるものであ
る。
【0093】本実施の形態において、磁気テープ記録装
置は、同じモードの磁気テープを複数備えていてもよ
い。例えば、属性非混合モードの磁気テープを2つ備
え、一方の属性非混合モードの磁気テープを属性が「読
み出し専用」のデータ専用とし、他方の属性非混合モー
ドの磁気テープを属性が「保護」のデータ専用としても
よい。こうすると、前者の磁気テープを上書きが行えな
いデータ用、後者の磁気テープを特定者だけにアクセス
が許されるデータ用、といった使い分けが行え、データ
の種類に適したバックアップ方法が実現される。
【0094】また、本実施の形態では、ステップ312
において、磁気テープの先頭データのヘッダーデータか
ら属性を読み取る例を説明したが、ステップ312にお
ける属性の読み取りは、既に書き込まれている任意のデ
ータのヘッダーデータから読み取り可能である。
【0095】以上本発明を実施の形態に基づき具体的に
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更することが
可能である。
【0096】図1および図2には、3台のユーザ端末が
例示されているが、その数は制限されない。通常は、L
AN201にさらに多くのユーザ端末が接続される。サ
ーバ205は、NASに限定されず、必要なサービスを
提供する機能を有したものが適宜選択可能である。ま
た、図1および図2に示すLAN環境には、メールサー
バ、コミュニケーションサーバ、プリントサーバおよび
プリンタ等が適宜接続可能である。また、任意のユーザ
端末にプリンタやスキャナー等が適宜接続可能である。
【0097】磁気テープ記録装置としては、利用できる
磁気テープが一つである構造のもの、あるいは利用でき
る磁気テープは一つであるが、磁気テープの容量が足り
なくなった場合に次の磁気テープに切り換える機構を有
したものを用してもよい。
【0098】なお、利用できる磁気テープが1つである
形式のものは、ユーザが任意に属性混合モードと属性非
混合モードを選択できない場合がある。例えば、属性非
混合モードとして使われているテープに属性が「保護」
のデータが書き込まれている場合、その後ろに属性が
「読み出し専用」のデータを書き込むことはできない。
この不便さを解消するには、属性混合モード専用の磁気
テープ記録装置と属性非混合モード専用の磁気テープ記
録装置を別に用意し、サーバでその選択を制御すればよ
い。また、属性非混合モード専用の磁気テープ記録装置
を複数用意し、サーバでその選択を制御すればよい。
【0099】本実施の形態では、本発明をLAN環境に
適用する例を示したが、本発明は、より大きなネットワ
ーク環境に適用可能である。例えば、特定の会社や組織
の国内あるいは世界的なネットワーク内におけるデータ
のバックアップシステムに本発明は適用できる。
【0100】本実施の形態では、ユーザはユーザ端末の
ディスプレイ上に表示されるGUIを用いて、データの
バックアップ操作を行う例を示した。しかし、ユーザが
操作する端末としては、本実施の形態で説明した機能と
同様の機能を実行できる機器が利用できる。例えば、ユ
ーザが操作する端末としては、携帯型情報処理端末や携
帯電話を使用できる。また、操作の方法として、音声認
識技術を利用してもよい。
【0101】また、データの属性は、本実施の形態で示
したものに限定されない。例えば、データの属性とし
て、ユーザIDとパスワードを入力しなければアクセス
ができず、さらに上書きが行えない「読み出し専用/保
護」といった属性、さらにはリストアを行う際には、ユ
ーザIDとパスワードの入力が必要な属性といったデー
タのバックアップ方法に応じた数々の属性の設定が行え
る。
【0102】
【発明の効果】本願で開示される発明のうち、代表的な
ものによって得られる効果は、以下の通りである。すな
わち、磁気テープを利用した記録装置において、誤って
電子データを消去してしまうような事故の発生が防止さ
れる低コストで利用し易いデータの記録方法が提供され
る。また、本発明によりそのシステムが提供される。ま
た、本発明により、その記録方法を実行するためのプロ
グラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ記録方法を適用したネットワ
ークの概要を例示した図である。
【図2】 本発明のデータ記録方法を適用したネットワ
ークの概要を例示した図である。
【図3】 本発明のデータ記録方法を適用した一実施形
態におけるユーザの端末に表示される画面を例示した図
である。
【図4】 本発明のデータ記録方法を適用した一実施形
態におけるユーザの端末に表示される画面を例示した図
である。
【図5】 本発明のデータ記録方法を適用した一実施形
態の一例を説明するフローチャートである。
【図6】 本発明のデータ記録方法を適用した一実施形
態において、磁気テープへデータが書き込まれた状態の
一例を示す図である。
【図7】 本発明のデータ記録方法を適用した一実施形
態において、磁気テープへデータが書き込まれた状態の
一例を示す図である。
【図8】 本発明のデータ記録方法を適用した一実施形
態において、磁気テープへデータが書き込まれた状態の
一例を示す図である。
【図9】 本発明のデータ記録方法を適用した一実施形
態において、磁気テープへデータが書き込まれた状態の
一例を示す図である。
【図10】 磁気テープにデータを記録した状態を示す
従来技術図である。
【図11】 磁気テープにデータを上書きした状態を示
す従来技術図である。
【図12】 データの上書き状態を説明する従来技術図
である。
【符号の説明】
201…LAN、202…ユーザ端末、203…ユーザ
端末、204…ユーザ端末、205…サーバ、206…
磁気テープ記録装置、401…磁気テープ、91…磁気
テープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/00 G11B 27/00 C (72)発明者 塩谷 正浩 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 栗山 哲夫 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B017 AA02 BA04 CA06 5B065 BA08 CA16 PA02 PA13 PA14 5B082 EA11 5D044 AB01 BC01 CC01 DE49 DE50 DE53 EF05 FG18 GK12 5D110 AA02 BC11 DA11 DA17 DB04 DC16 DE01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの上書きに制限を設けた属性を有
    するデータを磁気テープに書き込むデータ記録方法であ
    って、 磁気テープへ記録するデータをユーザに選択させる第1
    ステップと、 前記磁気テープに既に書き込まれているデータの属性を
    読み出す第2ステップと、 前記第1ステップで選択されたデータを前記第2ステッ
    プで読み出された属性と同じ属性で前記磁気テープに書
    き込むステップと、 を含むデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 前記属性は、磁気テープに書き込まれて
    いるデータのヘッダーデータに含まれる請求項1記載の
    データの記録方法。
  3. 【請求項3】 前記属性は、データの上書きが禁止され
    た属性またはデータの上書きが暗証番号の入力により許
    される属性である請求項1記載のデータの記録方法。
  4. 【請求項4】 前記属性に関する情報をユーザに提供す
    るステップをさらに含む請求項1記載のデータの記録方
    法。
  5. 【請求項5】 前記データの属性には、前記データの上
    書きに制限の無い属性をさらに含む請求項1記載のデー
    タ記録方法。
  6. 【請求項6】 複数の磁気テープの中から任意の磁気テ
    ープをユーザに選択させるステップをさらに含む請求項
    1記載のデータ記録方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の磁気テープは、 それぞれ一つの属性のデータのみの書き込みが許容さ
    れ、 且つ互いに異なる属性のデータが書き込まれる請求項6
    記載のデータ記録方法。
  8. 【請求項8】 データの上書きに制限を設けた属性を有
    するデータを磁気テープに書き込むデータ記録システム
    であって、 磁気テープへ記録するデータをユーザに選択させる第1
    手段と、 前記磁気テープに既に書き込まれているデータの属性を
    読み出す第2手段と、 前記第1手段で選択されたデータを前記第2手段で読み
    出された属性と同じ属性で前記磁気テープに書き込む手
    段と、 を含むデータ記録システム。
  9. 【請求項9】 前記属性は、磁気テープに書き込まれて
    いるデータのヘッダーデータに含まれる請求項8記載の
    データの記録システム。
  10. 【請求項10】 前記属性は、データの上書きが禁止さ
    れた属性またはデータの上書きが暗証番号の入力により
    許される属性である請求項8記載のデータの記録システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記属性に関する情報をユーザに提供
    する手段をさらに含む請求項8記載のデータの記録シス
    テム。
  12. 【請求項12】 データの上書きに制限の無い属性をさ
    らに含む請求項8記載のデータ記録システム。
  13. 【請求項13】 複数の磁気テープの中から任意の磁気
    テープをユーザに選択させる手段をさらに含む請求項8
    記載のデータ記録システム。
  14. 【請求項14】 前記複数の磁気テープは、 それぞれ一つの属性のデータのみの書き込みが許容さ
    れ、 且つ互いに異なる属性のデータが書き込まれる請求項1
    3記載のデータ記録システム。
  15. 【請求項15】 磁気テープにデータの上書きに制限を
    設けた属性を有するデータを書き込む手段と、 磁気テープを同じ属性のデータのみの書き込みが許容さ
    れるモードに設定する手段と、 を含むデータ記録システム。
  16. 【請求項16】 コンピュータで読み取り実行可能なプ
    ログラムであって、 データの上書きに制限を設けた属性を有するデータをユ
    ーザに選択させる第1手順と、 磁気テープに既に書き込まれているデータの属性を読み
    出す第2手順と、 前記第1ステップで選択されたデータを前記第2ステッ
    プで読み出された属性と同じ属性で前記磁気テープに書
    き込む手順と、 をコンピュータに実行させるプログラム。
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