JP2003152829A - 通信機 - Google Patents

通信機

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JP2003152829A
JP2003152829A JP2001348673A JP2001348673A JP2003152829A JP 2003152829 A JP2003152829 A JP 2003152829A JP 2001348673 A JP2001348673 A JP 2001348673A JP 2001348673 A JP2001348673 A JP 2001348673A JP 2003152829 A JP2003152829 A JP 2003152829A
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character string
character
communication device
image
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Application number
JP2001348673A
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Masashi Yoshida
将志 吉田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の入力負荷を軽減しつつ、通信動作を
容易に行う。 【解決手段】 読取り部3は、被写体を光学的に読取っ
て、画像のデータを作成する。文字認識部4は、作成さ
れた画像のデータが示す画像内から文字コード化可能な
1以上の領域を抽出して文字コードにそれぞれ変換し
て、1以上の文字を含む文字列を示す文字コード情報を
作成する。文字列抽出部5は、文字コード情報が示す文
字列から、通信相手の特定に用いられる1以上の文字を
含む通信用文字列を抽出する。通信制御部6は、抽出さ
れる通信用文字列によって特定される通信相手への通信
処理を、通信部2を用いて行う。これによって、URL
またはメールアドレス等の通信文字列を利用者に手動で
入力させる必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等の読取り
部を備えた通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ機能付の通信機としては、
J−フォン株式会社向け携帯電話機SH04(シャープ
株式会社製)などがある。カメラ機能付の携帯電話機
は、カメラ機能の無い極一般的な携帯電話機と同様に、
利用者がテンキーを押して入力した電話番号を用いて、
発呼処理を行う。最近のカメラ機能付携帯電話機は、記
憶容量、画像の表示サイズ、カメラの解像度、および処
理能力等が、従来の携帯電話機よりも一段と向上されて
いる。また携帯電話機の用途も、単に通話だけではな
く、電子的な電話帳およびスケジュール帳、メールの送
受、インターネット接続等、様々な用途に広がってきて
いる。たとえばカメラ機能付携帯電話機は、該携帯電話
機付属の電子的な電話帳に電話番号に係る1以上のデー
タが予め登録されており、該電話帳内のいずれかのデー
タを利用者に選択させて、選択されたデータを用いて発
呼処理を行う。さらにカメラ機能付携帯電話機は、内蔵
のカメラで撮影した画像のデータをライブラリとして登
録したり、該撮影した画像をメールに添付して送信する
ことも可能である。
【0003】特開平11−205761号公報は、人物
の顔の画像のデータと電話番号または氏名等のデータと
を関連付けて管理するカメラ機能付携帯電話機を開示し
ている。前記公報のカメラ機能付携帯電話機は、内蔵の
デジタルカメラによって得られる画像のデータを、内蔵
のメモリに登録されている電話番号または氏名等のデー
タと関連付けて表示させる。利用者は、表示されている
画像を参照しつつ、必要な電話番号または氏名を検索す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、従来のカメラ機
能付携帯電話機が、メール送受用の通信機またはインタ
ーネット接続用の通信機としても利用されている。この
場合、メールアドレスまたはインターネットのホームペ
ージのURL(Uniform Resource Locator)を、利用者
が携帯電話機に手動で入力している。メールアドレスと
URLとは、数字だけでなくアルファベットおよび記号
を多く含む。かつ携帯電話機のキーの数は、コンピュー
タのキーの数よりも少ない。これらのため、メールアド
レスおよびURLの入力には煩雑なキー操作が必要にな
るので、利用者にとって大きな負担になっている。
【0005】特開平11−205761号公報のカメラ
機能付携帯電話機では、画像のデータに関連付けられる
電話番号または氏名等のデータは、キー入力パッドある
いはキーボードから利用者が手動で入力する構成になっ
ている。このため前記公報のカメラ機能付携帯電話機で
は、利用者の入力の手間を軽減させることは困難であ
る。
【0006】本発明の目的は、利用者の入力負荷を軽減
しつつ、インターネットのホームページの閲覧およびメ
ールの送受等の通信動作を容易に行うことができる通信
機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部機器との
通信を行うための通信手段と、被写体を光学的に読取っ
て、画像のデータを作成する読取り手段と、作成される
データが示す画像内の文字コード化可能な1以上の領域
を抽出して文字コードにそれぞれ変換し、変換された1
以上の文字コードがそれぞれ示す文字から成る文字列を
示す文字コード情報を作成する文字認識手段と、文字コ
ード情報が示す文字列から、通信相手の特定に用いられ
る1以上の文字を含む通信用文字列を抽出する文字列抽
出手段と、抽出される通信用文字列によって特定される
通信相手への通信処理を、通信手段を用いて行う通信制
御手段とを含むことを特徴とする通信機である。
【0008】本発明に従えば、通信機は、被写体を光学
的に読取って得られる画像のデータを用いて文字列を示
す文字コード情報を作成し、該文字列から通信用文字列
を抽出して、該通信用文字列によって特定される通信相
手への通信処理を行う。この結果、通信用文字列を通信
機にキー操作等を用いて利用者が手動で入力する必要が
無くなる。これによって通信機において、利用者の入力
の手間が省け、かつ、通信用文字列の誤入力が防止され
る。したがって、本発明の通信機のほうが従来の通信機
よりも、使い勝手が向上する。
【0009】また本発明は、前記通信用文字列が、ユニ
フォームリソースロケータであり、前記通信制御手段
が、前記通信処理として、前記通信手段を介してコンピ
ュータネットワークに接続し、前記ユニフォームリソー
スロケータによって指定されていてかつ該コンピュータ
ネットワーク上に有る機器へアクセスすることを特徴と
する。
【0010】本発明に従えば、通信用文字列はURLで
ある。この結果通信機は、画像のデータに基いて作成さ
れる文字コード情報が示す文字列からURLを特に抽出
して、コンピュータネットワーク上に存在しかつURL
によって指定される機器に対してアクセスする。これに
よって、通信文字列が欧米文字および記号を多く含むU
RLであっても、利用者の入力の手間が省け、かつ、U
RLの誤入力が防止される。したがって、本発明の通信
機の使い勝手が向上する。
【0011】また本発明は、前記通信用文字列が、電子
メールのメールアドレスであり、前記通信制御手段が、
前記通信処理として、前記通信手段を介してコンピュー
タネットワークに接続し、前記メールアドレス宛の電子
メールを送信することを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、通信用文字列はメールア
ドレスである。この結果通信機は、画像のデータに基い
て作成される文字コード情報が示す文字列からメールア
ドレスを特に抽出して、該メールアドレス宛のメールを
送信する。これによって、通信文字列が欧米文字および
記号を多く含むメールアドレスであっても、利用者の入
力の手間が省け、かつ、メールアドレスの誤入力が防止
される。したがって、本発明の通信機の使い勝手が向上
する。
【0013】また本発明は、前記読取り手段によって作
成されるデータが示す画像内の少なくとも一部分を指定
するための画像部分指定手段をさらに含み、前記文字認
識手段が、前記画像内の画像部分指定手段によって指定
される部分内から、文字コード化可能な領域を抽出し
て、文字コードに変換することを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、通信機は、画像のデータ
が示す画像内の一部分を利用者に指定させ、該画像内の
指定された部分内から文字コード化可能な領域を抽出し
て文字コードに変換する。この結果通信機は、通信用文
字列以外の文字列が画像に写っている場合に、通信相手
の特定に関らない文字列を通信用文字列として抽出する
ような誤りを、事前に防止することができる。これによ
って、通信用文字列取得の確実性が増し、通信機の利用
用途がさらに広がる。
【0015】また本発明は、前記文字コード情報が示す
文字列の少なくとも一部分を指定するための文字列部分
指定手段をさらに含み、前記文字列抽出手段が、前記文
字コード情報が示す文字列内の文字列部分指定手段によ
って指定される部分内から、前記通信用文字列を抽出す
ることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、通信機は、文字コード情
報が示す文字列内の一部分を利用者に指定させ、該文字
列内の指定された部分内から通信用文字列を抽出する。
この結果通信機は、通信用文字列以外の文字列が画像に
写っている場合に、通信相手の特定に関らない文字列を
通信用文字列として抽出するような誤りを、事前に防止
することができる。これによって、通信用文字列取得の
確実性が増し、通信機の利用用途がさらに広がる。
【0017】また本発明は、前記通信用文字列を識別す
るためのキーワードを記憶しているキーワード記憶手段
をさらに含み、前記文字列抽出手段が、前記文字コード
情報が示す文字列からキーワードを抽出し、該文字列内
のキーワードを含む一部分を通信用文字列として抽出す
ることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、通信機は、文字コード情
報が示す文字列内のキーワードを含む一部分を、通信用
文字列として抽出する。この結果通信機は、通信用文字
列以外の文字列が画像に写っている場合に、特別手間の
掛る操作を利用者にさせることなく、通信用文字列を確
実に抽出することが可能になる。これによって、通信用
文字列取得の確実性がさらに増し、通信機の利用用途が
さらに広がる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態の通信機1の構成を示すブロック図である。図1の通
信機1は、機能的には、通信部2、読取り部3、文字認
識部4、文字列抽出部5、および通信制御部6を最低限
含む。さらに通信機1は、好ましくは、画像部分指定部
7と、文字列部分指定部8と、キーワード記憶部9との
うちの少なくとも1つをさらに含む。
【0020】通信部2は、通信制御部6の制御に基い
て、外部機器との通信を行う。読取り部3は、被写体を
光学的に読取って、画像のデータを作成する。文字認識
部4は、読取り部3で作成される画像のデータが示す画
像内から文字コード化可能な1以上の領域を抽出して文
字コードにそれぞれ変換することによって、文字コード
情報を作成する。文字コード情報は、変換された1以上
の文字コードの集合であって、該1以上の文字コードが
それぞれ示す文字から成る文字列を示す。文字列抽出部
5は、文字コード情報が示す文字列から、通信相手の特
定に用いられる1以上の文字を含む通信用文字列を抽出
する。通信制御部6は、抽出される通信用文字列によっ
て特定される通信相手への通信処理を、通信部2を用い
て行う。
【0021】第1の実施の形態では、通信用文字列はユ
ニフォームリソースロケータ(Uniform Resource Locat
or:略称URL)で実現される。この場合、通信制御部
6は、通信処理として、通信部2を介してコンピュータ
ネットワークに接続し、該コンピュータネットワーク上
に存在しかつURLによって指定される機器へアクセス
する。本発明において、文字は、漢字、ひらがな、カタ
カナ、数字、欧米文字、記号、ならびに絵記号を含み、
さらには、JIS、シフトJIS、ならびにUNICO
DE等の規格によって、文字コードが設定されているも
のを全て含む。
【0022】このように、図1の通信機1は、読取り部
3でデータ化して取込んだ画像を文字コード化してUR
Lを特に抽出し、抽出されたURLによって指定される
機器へアクセスして、URLが指定するファイルまたは
プログラム等の情報を入手閲覧することができる。この
結果、利用者は、URLが記述されている被写体を通信
機1の読取り部3に光学的に読取らせるだけで、記述さ
れているURLを通信機1に登録して該URLへアクセ
スさせることができる。URLが記述されている名刺、
チラシ、およびアドレス帳等が、被写体として利用可能
である。ゆえに利用者は、利用者が既に所持している名
刺またはアドレス帳等の被写体に記述されているURL
を、通信機1に容易に登録して、通信機1を該URLへ
容易にアクセスさせることができる。これによって、通
信機1において利用者の入力の手間が省けるため、利用
者が所望のURLのデータを閲覧するための準備作業が
極めて容易になる。また、URLを利用者自身がキー操
作等を用いて手動で通信機1に入力する必要がなくなる
ので、欧米文字および記号を多く含むURLであって
も、URLの誤入力が防止される。したがって、従来の
通信機よりも図1の通信機1のほうが、使い勝手が向上
する。
【0023】画像部分指定部7は、文字認識部4での処
理に先立ち、読取り部3で作成される画像のデータが示
す画像内の少なくとも一部分を、利用者に指定させる。
この場合、文字認識部4は、前記画像内の画像部分指定
部7によって指定される部分内から、文字コード化可能
な領域を抽出して文字コードに変換する。この結果、通
信機1は、たとえばチラシまたは名刺等、通信用文字列
の取込みに使用する被写体に、通信用文字列だけでなく
通信用文字列とは無関係の不要な文字が記されている場
合であっても、通信用文字列を誤り無く取込むことがで
きる。これによって、通信機1の利用用途がさらに広が
る。また、画像のデータが示す画像内において通信用文
字列抽出に関る領域だけを文字コード化するので、文字
コードの変換に掛る処理の負荷が軽減される。
【0024】文字列部分指定部8は、文字列抽出部5で
の処理に先立ち、文字認識部4で作成される文字コード
情報が示す文字列の少なくとも一部分を、利用者に指定
させる。この場合、文字列抽出部5が、文字コード情報
が示す文字列内の文字列部分指定部8によって指定され
る部分内から、前記通信用文字列を抽出する。この結
果、通信機1は、たとえば住所と名前と通信用文字列と
が各種各様に並んでいる名刺等から通信用文字列を取込
む場合であっても、利用者に名刺等と通信機1で得られ
ている文字列とを比較確認させて該文字列内の必要な部
分を指示させることができる。ゆえに通信機1は、利用
者の望み通りの通信用文字列を確実に抽出することがで
き、通信用文字列抽出の精度を向上させることができ
る。
【0025】キーワード記憶部9は、通信用文字列を識
別するためのキーワードを記憶している。この場合、文
字列抽出部5が、前記文字コード情報が示す文字列内か
らキーワードを抽出し、該文字列内のキーワードを含む
一部分を通信用文字列として抽出する。このような処理
は、URLおよびメールアドレスなどで実現される通信
用文字列が、特定のキーワードを常に含む構成に成って
いることを利用して、通信用文字列の抽出精度を向上さ
せるものである。キーワードは、たとえば、被写体内で
通信用文字列が記述されている旨を示す文字列、または
通信用文字列が一般に含んでいる文字列である。通信用
文字列がURLである場合、キーワードは、たとえば、
「URL」または「WWW」である。これによって通信
機1は、住所と名前と通信用文字列等が各種各様に並ん
でいる名刺等から通信用文字列を取込む場合、利用者に
特別な操作の手間をかけずにかつ確実に、通信用文字列
を取得することができる。
【0026】図1の通信機1の具体的構成を以下に述べ
る。図1の通信機1は、読取り部3としてデジタルカメ
ラ15を備えた携帯電話機で実現される。通信機1は、
中央制御部11、通信部2、音声入出力部12、キー群
13、表示部14、デジタルカメラ15、およびメモリ
16を含む。メモリ16は、不揮発性メモリ17と、ラ
ンダムアクセスメモリ(Random-Access Memory:略称R
AM)18とを含む。不揮発性メモリは、リードオンリ
ーメモリ(Read Only Memory:略称ROM)、フラッシ
ュROM(Flash Read Only Memory)またはイーイーピ
ーROM(Electrically Erasable Programmable Read-
Only Memory:略称EEPROM)で実現される。音声
入出力部12とデジタルカメラ15と表示部14とキー
群13とは、従来技術のカメラ付き携帯電話機、たとえ
ばJ−フォン株式会社向け携帯電話機SH04(シャー
プ株式会社製)と同様の動作が可能である。すなわち図
1の通信機1は、音声通話だけでなく、インターネット
上で公開されている情報の閲覧が可能である。
【0027】不揮発性メモリ17のメモリ空間は、複数
のメモリエリア21〜25を含む。不揮発性メモリ17
の文字読取りプログラムエリア21は、データ化された
画像から文字コード情報を作成するためのプログラムを
格納している。不揮発性メモリ17のURL抽出プログ
ラムエリア22は、文字コード情報が示す文字列から特
にURLとして有効な文字列を抽出するためのプログラ
ムを格納している。不揮発性メモリ17のURLアクセ
スプログラムエリア23は、URLによって特定される
機器にアクセスするためのプログラムを格納している。
不揮発性メモリ17のフォント情報記憶エリア24は、
文字コードを図形化するための文字のフォントを記憶す
る。また不揮発性メモリ17の残余の1つのメモリエリ
ア25は、上述のプログラムおよびフォント以外に中央
制御部11の動作等を規定する他のプログラムおよびデ
ータを格納している。RAM18のメモリ空間は、メモ
リエリアである複数の記憶部27〜29を含む。RAM
18の画像情報記憶部27は、処理すべき画像のデータ
を記憶する。RAM18の文字情報記憶部28は、画像
から抽出された文字コード情報を記億する。RAM18
のURL格納部29は、文字コード情報から抽出された
URLを記憶する。
【0028】中央制御部11は、メモリ16に格納され
ている動作プログラムに基づいて動作し、通信機1の各
構成部品2,12〜16がそれぞれ所定の機能を実現す
るように、該各構成部品2,12〜16を総括制御す
る。中央制御部11は、特に、通信機1の各構成部品
2,12〜16からのデータ出力と該各構成部品2,1
2〜16へのデータ入力とを制御する。図1の通信機1
が携帯電話機である場合、通信部2は、無線電話網の基
地局との無線通信に係る制御処理と、無線通信によって
送受されるデータの変復調処理とを最低限行う。音声入
出力部12は、マイクロフォンおよびスピーカを含む。
音声入出力部12は、音響のデータをスピーカによって
音響化させる処理と、音響をマイクロフォンで受けてデ
ータ化させる処理とを行う。キー群13は、1以上のキ
ーを含み、通信機1への操作指示のために利用者によっ
て操作される。キー群13は、たとえば、「0」〜
「9」までの各数字の入力指示に割振られているテンキ
ー群と、相互に異なる指示に割振られている1以上の機
能キーとを含む。機能キーの1つであるセレクト(以
下、「Select」という場合がある)キーは、利用
者による選択肢の選択指示に割振られている。テンキー
群は、数字以外の文字の入力指示も兼ねている。表示部
14は、画像化されている各種の情報を、自己の表示画
面に目視表示する。
【0029】デジタルカメラ15は、動作開始が指示さ
れると、被写体を周期的に撮影して画像のデータを出力
する。中央制御部11は、最新の画像のデータが出力さ
れるたびに、該データを表示部14に与えて画像化させ
る。利用者がキー群13を操作して被写体撮影を指示す
ると、指示された時点で撮影された画像のデータが、メ
モリ16内の画像情報記憶部27に保存される。
【0030】通信部2は、他の通信機との間で、音声、
文字、および画像のデータを送受信する。中央制御部1
1は、通信部2によって受信された音響のデータを、音
声入出力部12に与えて音響化させる。また中央制御部
11は、受信された文字のデータをフォントを参照しつ
つ画像のデータに変換して、該画像のデータを表示部1
4に与えて画像化させる。また中央制御部11は、受信
された画像のデータを、表示部14に与えて画像化させ
る。利用者は、キー群13を操作することによって文字
のデータを通信機1に入力する。また利用者は、音声入
出力部12に音響を吹込むことによって、音響のデータ
を通信機1に入力する。中央制御部11は、入力される
文字のデータおよび音響のデータとを、通信部2によっ
て他の通信機に対して送信させる。さらに中央制御部1
1は、利用者によるキー群13への操作に応答して、デ
ジタルカメラ15に被写体を撮影させ、得られる画像の
データを通信部2によって他の通信機1に対して送信さ
せる。
【0031】図1の通信機1の機能的構成の1つである
読取り部3は、デジタルカメラ15によって実現され
る。文字認識部4は、中央制御部11が文字読取りプロ
グラムを実行することによって実現される。文字列抽出
部5は、中央制御部11がURL抽出プログラムを実行
することによって実現される。通信制御部6は、中央制
御部11がURLアクセスプログラムを実行することよ
って実現される。画像部分指定部7は、キー群13と表
示部14とを含んで実現される。文字列部分指定部8
は、キー群13と表示部14とを含んで実現される。キ
ーワード記憶部9は、メモリ16内の新たなメモリエリ
アの1つによって実現される。
【0032】図2は、図1の通信機1の利用状態を説明
するための模式図である。図1の通信機1は、特に、デ
ジタルカメラ15で取込んだ画像のデータから文字列を
抽出することが可能であり、さらに文字列から特にUR
Lを抽出することができる。図2の例では、通信機1の
筐体の一方面に、表示部14の表示画面およびキー群1
3が配置され、該一方面とは反対側の他方面にデジタル
カメラ15の光学部が配置されている。
【0033】通信機1の利用者は、URLが記述されて
いる被写体31に通信機1のデジタルカメラ15を向け
て、被写体31を撮影する。通信機1は、得られる画像
のデータに基いてURLを取得し、取得されるURLを
表示部14に表示させる。被写体31内のURLが記述
されている部分32がデジタルカメラ15の撮影可能範
囲よりも大きければ、URLの記述部分32の少なくと
も一部がそれぞれ写るように被写体31と通信機1との
相対位置を換えつつ被写体31を複数回撮影し、得られ
る複数枚の画像から前記URLの記述部分32全体が写
る1枚の画像を合成して、合成された画像からURLを
取得するようにしても良い。表示中のURLによって指
定される機器へのアクセスの指示に予め割振られている
キー33を利用者が操作すると、通信機1は、通信部2
を介してコンピュータネットワークに接続し、該URL
によって指定される機器にアクセスして、該URLによ
って指定されるデータを入手し、該データを表示部14
に画像化して表示させる。
【0034】図3は、図1の通信機1において、URL
取込からURLへのアクセスまでの一連の処理の流れを
示すフローチャートである。なお、図3の処理では、画
像部分指定部7と文字列部分指定部8とキーワード記憶
部9とは使用しないものとする。たとえば、通信機1の
動作モードが切替えられる場合、図3の処理が開始され
る。
【0035】まず、ステップA1において、中央制御部
11は、通信機1の現在のモードが、被写体撮影を伴う
URL読取りの結果に基いてコンピュータネットワーク
上のウェブ(以下、「Web」という場合がある)ペー
ジ等の情報にアクセスするモードであるか否かを判断す
る。上記のモードでなければ、ステップA2に移行し、
中央制御部11が、通信機1の現在のモードに応じた処
理を実行して、処理終了後にステップA10で処理を終
了する。ステップA1において、通信機1の現在のモー
ドがURL読取りの結果に基いてWebページにアクセ
スするモードであると判断される場合、ステップA1か
らステップA3に進む。
【0036】ステップA3において、中央制御部11
は、デジタルカメラ15に被写体を光学的に読取らせ
る。具体的には、図3の処理開始後、デジタルカメラ1
5は、被写体を周期的に撮影して画像のデータを出力し
ている。中央制御部11は、一連のキー群13内のキー
のうちの予め定めるキー、たとえばSelectキーが
押下された時点でデジタルカメラ15から出力される画
像のデータを、メモリ16の画像情報記憶部27に記億
させる。
【0037】ステップA4において、中央制御部11
は、文字認識部4として動作し、記憶された画像のデー
タに基いて、文字コード情報を作成する。画像のデータ
から文字コード情報を得るための技術としては、光学式
文字認識(Optical CharacterRecognition:略称OC
R)の技術が用いられる。すなわち、データが示す画像
内から文字のイメージとして有効な領域が切出され、切
出された領域内の1文字分の範囲毎に、1文字分の該範
囲の濃淡パターンが予め用意されている文字のイメージ
パターンと比較され、該濃淡パターンと最も相似するイ
メージパターンに予め対応付けられている文字コード
が、該範囲に写る文字の文字コードとしてそれぞれ選ば
れる。選ばれた文字コードの羅列が、文字コード情報と
して出力される。作成された文字コード情報は、メモリ
16の文字情報記憶部28に記憶される。
【0038】ステップA5において、中央制御部11
は、文字列抽出部5として動作し、得られた文字コード
情報が示す文字列の少なくとも一部分が、URLとして
有効な一連の文字列であるか否かを判断する。たとえ
ば、文字コード情報が示す文字列の少なくとも一部分
が、アルファベットと「/」等のURLに用いられる特
定の記号とだけで構成されているならば、該部分がUR
Lとして有効であると判断される。ステップA5におい
て文字コード情報が示す文字列がURLとして有効では
ないと判断される場合、中央制御部11は、ステップA
6において、通信用文字列が取得できない旨を示すエラ
ー表示を行う。たとえば「URLが読取れません。操作
をやり直してください」の文字列が表示部14に表示さ
れる。表示後、ステップA10で処理を終了する。ステ
ップA5において文字コード情報が示す文字列がURL
として有効であると判断される場合、ステップA7に移
行する。
【0039】ステップA7〜ステップA9において、中
央制御部11は、通信制御部6として動作する。ステッ
プA7において、中央制御部11は、取得したURLを
利用者に提示し、URLによって特定される機器へのア
クセスを行うか否かを利用者に選択させる。たとえば、
取得したURLと共に、「Selectキーを押すこと
で、このURLにアクセスできます」の文字列が、表示
部14に表示される。ステップA8において、中央制御
部11は、URLによって指定される機器へのアクセス
の開始指示を待ちうける。すなわち中央制御部11は、
キー群13内のアクセス開始指示に割振られている特定
のキー、たとえばSelectキーが押下されたか否か
を判断する。ステップA8においてたとえば所定時間内
にアクセスの開始指示が無い場合、またはSelect
キー以外のほかのキーが押下された場合、ステップA8
からステップA10に進み、処理を終了する。ステップ
A8において前記特定のキーが押下された場合、アクセ
スの開始指示が有ったとして、ステップA9において中
央制御部11は、通信部2を用いて、コンピュータネッ
トワークに接続し、該URLによって指定される機器へ
アクセスして、該機器からURLによって指定されるデ
ータを入手する。入手されたデータは、中央制御部11
で処理されたり、画像化されて表示部14に表示された
りする。アクセス終了後、ステップA10で処理を終了
する。
【0040】以上の処理によって、通信機1は、デジタ
ルカメラ15で取込んだ画像のデータから特にURLを
取得した後、キー群13への操作に応答して該URLに
アクセスすることができる。これによって利用者は、た
とえばURL等が書かれた名刺またはチラシ等を光学的
に読取らせるだけで、該URLが指定するホームページ
ヘ直接アクセスすることができるため、該URLをわざ
わざキーを操作して入カする手間が省ける。
【0041】図4は、本発明の第2の実施の形態の通信
機41の構成を示すブロック図である。図4の通信機4
1は図1の通信機1と類似の構成を有するため、図4の
通信機41の構成要素のうち、図1の通信機1の構成要
素と同等の機能を有する構成要素には図1の構成要素と
同じ参照符を付し、詳細説明は省略する。図4の通信機
41は、機能的には、通信部2、読取り部3、文字認識
部4、文字列抽出部42、および通信制御部43を最低
限含む。さらに通信機41は、好ましくは、画像部分指
定部7と、文字列部分指定部8と、キーワード記憶部9
とのうちの少なくとも1つをさらに含む。
【0042】通信部2は、通信制御部6の制御に基い
て、外部機器との通信を行う。読取り部3は、被写体を
光学的に読取って、画像のデータを作成する。文字認識
部4は、読取り部3で作成される画像のデータが示す画
像内から文字コード化可能な1以上の領域を抽出して文
字コードにそれぞれ変換することによって、文字コード
情報を作成する。文字列抽出部42は、文字コード情報
が示す文字列から、通信相手の特定に用いられる1以上
の文字を含む通信用文字列を抽出する。通信制御部43
は、抽出される通信用文字列によって特定される通信相
手への通信処理を、通信部2を用いて行う。第2の実施
の形態では、通信用文字列は電子メールのメールアドレ
スで実現される。この場合、通信制御部43は、通信処
理として、通信部2を介してコンピュータネットワーク
に接続し、抽出されるメールアドレス宛の電子メールを
コンピュータネットワーク上の機器へ送信する。
【0043】このように、図4の通信機41は、読取り
部3でデータ化して取込んだ画像を文字コード化してメ
ールアドレスを特に抽出し、抽出されたメールアドレス
宛の電子メールを送信することができる。この結果、通
信機41の利用者は、メールアドレスが記述されている
被写体を通信機41の読取り部3に光学的に読取らせる
だけで、記述されているURLを通信機41に登録して
該メールアドレスへアクセスさせることができる。被写
体としては、メールアドレスが記述されている名刺、チ
ラシ、およびアドレス帳等が利用可能である。これによ
って、通信機41において利用者の入力の手間が省ける
ため、利用者が所望のメールアドレス宛の電子メールを
送付するための準備作業が極めて容易になる。また、メ
ールアドレスを利用者自身がキー操作等を用いて手動で
通信機41に入力する必要がなくなるので、欧米文字お
よび記号を多く含むメールアドレスであっても、メール
アドレスの誤入力が防止される。したがって、従来の通
信機よりも図4の通信機41のほうが、使い勝手が向上
する。
【0044】図4の通信機41の具体的構成を以下に述
べる。図4の通信機41は、読取り部3としてデジタル
カメラ15を備えた携帯電話機で実現される。通信機1
は、中央制御部11、通信部2、音声入出力部12、キ
ー群13、表示部14、デジタルカメラ15、およびメ
モリ16を含む。メモリ16は、不揮発性メモリ17
と、RAM18とを含む。音声入出力部12とキー群1
3と表示部14とデジタルカメラ15とは、従来技術の
カメラ付き携帯電話機、たとえばJ−フォン株式会社向
け携帯電話機SH04(シャープ株式会社製)と同様の
動作が可能である。図4の通信機41は、音声通話だけ
でなく、電子メールの作成および電子メールの送受が可
能である。
【0045】不揮発性メモリ17のメモリ空間は、複数
のメモリエリア21,46,47,24,25を含む。
不揮発性メモリ17の文字読取りプログラムエリア21
は、データ化された画像から文字コード情報を作成する
ためのプログラムを格納している。不揮発性メモリ17
のアドレス抽出プログラムエリア46は、文字コード情
報が示す文字列から特にメールアドレスとして有効な文
字列を抽出するためのプログラムを格納している。不揮
発性メモリ17のメール送信プログラムエリア47は、
メールアドレス宛の電子メールを送信するためのプログ
ラムを格納している。不揮発性メモリ17のフォント情
報記憶エリア24は、文字のフォントを格納している。
また不揮発性メモリ17の残余の1つのメモリエリア2
5は、上述のプログラムおよびフォント以外に中央制御
部11の動作等を規定する他のプログラムおよびデータ
を格納している。またRAM18のメモリ空間は、メモ
リエリアである複数の記憶部27〜29を含む。RAM
18の画像情報記憶部27は、処理すべき画像のデータ
を記憶する。RAM18の文字情報記憶部28は、画像
から抽出された文字コード情報を記億する。RAM18
のメールアドレス格納部48は、文字コード情報から抽
出されたメールアドレスを記憶する。
【0046】図4の通信機41の機能的構成の1つであ
る読取り部3は、デジタルカメラ15によって実現され
る。文字認識部4は、中央制御部11が文字読取りプロ
グラムを実行することによって実現される。文字列抽出
部42は、中央制御部11がアドレス抽出プログラムを
実行することによって実現される。通信制御部43は、
中央制御部11がメール送信プログラムを実行すること
よって実現される。
【0047】図5は、図4の通信機41において、メー
ルアドレス取込からメール送信までの一連の処理の流れ
を示すフローチャートである。なお、図5の処理では、
画像部分指定部7と文字列部分指定部8とキーワード記
憶部9とは使用しないものとする。なお、図5の処理は
図3の処理と類似しているため、図5の全ステップのう
ちで図3のステップと同等の処理を行うステップは、そ
の旨を記して詳細説明は省略する。たとえば、通信機1
の動作モードが切替えられる場合、図5の処理が開始さ
れる。
【0048】まず、ステップB1において、中央制御部
11は、図4の通信機41の現在のモードが、被写体撮
影を伴うメールアドレス読取りの結果に基いて電子メー
ルを送信するモードであるか否かを判断する。上記のモ
ードでなければ、ステップB2に移行し、中央制御部1
1が、ステップA2と同様に、通信機41の現在のモー
ドに応じた処理を実行して、処理終了後にステップB1
4で処理を終了する。なお図4の通信機41のモード
は、上記のモードの他に、電子メールを作成するための
メール作成モードを含む。ステップB1において、通信
機41の現在のモードがメールアドレス読取りの結果に
基いて電子メールを送信するモードであると判断される
場合、ステップB1からステップB3に進む。
【0049】ステップB3において、ステップA3と同
様に、中央制御部11は、デジタルカメラ15に被写体
を光学的に読取らせる。得られる画像のデータは、メモ
リ16の画像情報記憶部27に記億される。ステップB
4において、ステップA4と同様に、中央制御部11
は、文字認識部4として動作し、記憶された画像のデー
タに基いて、文字コード情報を作成する。画像のデータ
から文字コード情報を得るためには、OCRの技術が用
いられる。作成された文字コード情報は、メモリ16の
文字情報記憶部28に記憶される。
【0050】ステップB5において、中央制御部11
は、文字列抽出部42として動作し、得られた文字コー
ド情報が示す文字列の少なくとも一部分が、メールアド
レスとして有効な一連の文字列であるか否かを判断す
る。たとえば、文字コード情報が示す文字列の少なくと
も一部分が、アルファベットと「@」「−」等のメール
アドレスに用いられる特定の記号とだけで構成されてい
るならば、該部分がメールアドレスとして有効であると
判断される。有効なメールアドレスは、メモリ16のメ
ールアドレス格納部48に格納される。ステップB5に
おいて前記文字列がメールアドレスとして有効ではない
と判断される場合、中央制御部11は、ステップB6に
おいて、ステップA5と同様に、通信用文字列が取得で
きない旨を示すエラー表示を行う。たとえば「メールド
レスが読取れません。操作をやり直してください」の文
字列が表示部14に表示される。表示後、ステップB1
4で処理を終了する。ステップB5において前記文字列
がメールアドレスとして有効であると判断される場合、
ステップB7に移行する。
【0051】ステップB7〜ステップB13において、
中央制御部11は通信制御部43として動作する。ステ
ップB7において、中央制御部11は、現在のモードに
変更される前のモードがメール作成モードであったか否
かを判断する。1つ前のモードがメール作成モードであ
る場合、ステップB8において、中央制御部11は、既
に本文が作成されていてかつ未送付である電子メール
を、抽出されたメールアドレス宛に送付するか否かを利
用者に選択させる。たとえば「このメールアドレスヘメ
ールを送信しますか? Yes/No」のメッセージ
が、抽出済のメールアドレスと共に表示部14に表示さ
れる。利用者は、一連のキー群13内の方向キー等を操
作することによって、メッセージ内の「Yes」および
「No」のうちの所望のいずれか一方にカーソルを重
ね、さらに、一連のキー群13内の選択決定を指示する
ためのキー、たとえばSelectキーを押下する。
【0052】中央制御部11は、ステップB9におい
て、本文作成済かつ未送付の電子メールを抽出されたメ
ールアドレス宛に送付することを利用者が選択したか否
か、すなわち「Yes」が選択された状態でSelec
tキーが押下されたか否かを判断する。押下された場
合、ステップB10において、中央制御部11は、本文
作成済の電子メールを抽出されたメールアドレス宛に送
付するための送信処理を、通信部2を用いて行う。この
結果、メール作成モードで既に本文が作成されていた電
子メールの宛先に前記抽出されたメールアドレスが設定
され、かつ該電子メールが送信される。送信処理終了
後、ステップB14で図5の処理は終了する。
【0053】ステップB9において「No」が選択され
た状態でSelectキーが押下された場合、ステップ
B11において中央制御部11は、抽出されたメールア
ドレスを、メール作成モードにおいて作成中の電子メー
ルの宛先を示すメールアドレス欄に登録し、かつ、通信
機41のモードをメール作成モードに戻す。この結果、
本文作成済の電子メールの宛先に、前記抽出されたメー
ルアドレスが設定される。メールアドレス設定後、ステ
ップB14で図5の処理は終了する。これによって、中
断されていたメール作成モードが再開される。
【0054】ステップB7において、現在のモードに変
更される前のモードがメール作成モードではないと判断
される場合、ステップB7からステップB12に進む。
ステップB12において、中央制御部11は、抽出され
たメールアドレス宛の電子メールを作成するか否かを利
用者に選択させる。たとえば、「このメールアドレス宛
のメールを作成しますか? Yes /No」のメッセ
ージが、抽出済のメールアドレスと共に表示部14に表
示される。ステップB12,B13での利用者の操作手
順は、ステップB8,B9での利用者の操作手順と等し
い。
【0055】ステップB13において、中央制御部11
は、「Yes」が選択された状態でSelectキーが
押下されたか否かを判断する。押下されなければ、ステ
ップB13からステップB14へ進み、図5の処理を終
了する。
【0056】押下された場合、ステップB13からステ
ップB11に進む。ステップB11において、中央制御
部11は、抽出されたメールアドレスを、メール作成モ
ードにおいて新たに作成すべき電子メールの宛先を示す
メールアドレス欄に登録し、かつ、通信機41のモード
をメール作成モードに変更する。メールアドレス設定
後、ステップB14で図5の処理は終了する。この結
果、被写体撮影を伴うメールアドレスの認識モードで得
られたメールアドレスを用いてメール作成モードの処理
が新たに実行されるので、抽出されたメールアドレス宛
の電子メールを新たに作成することができる。
【0057】以上の処理によって、被写体をデジタルカ
メラ15で撮影して得られる画像のデータから特にメー
ルアドレスとなる文字列を抽出した後、一連のキー群1
3への操作に基いて、該メールアドレス宛の電子メール
を送信することができる。この結果、たとえメールアド
レス等が書かれた名刺等から該メールアドレスを直接取
得して該メールアドレス宛の電子メールを送信すること
ができるので、メールアドレスをキー操作を用いて利用
者がわざわざ入力する手間を省くことができる。これに
よって、通信機41において、利用者が所望のメールア
ドレス宛の電子メールを送付するための準備作業が極め
て容易になる。また、メールアドレスを利用者自身がキ
ー操作等を用いて手動で通信機41に入力する必要がな
くなるので、欧米文字および記号を多く含むメールアド
レスであっても、メールアドレスの誤入力が防止され
る。したがって、従来の通信機よりも図4の通信機41
のほうが、使い勝手が向上する。またステップB7〜B
13の処理によって、被写体撮影を伴うモードへの切換
え前のモードの選択状態に応じてメール作成手順を選択
するので、画像のデータに基いて得られるメールアドレ
スを用いて電子メールを作成し送信する手順が、より使
い易くなる。
【0058】前述した図3および図5の処理に、画像部
分指定部7を用いる処理を加えるには、ステップA4,
B4の文字コード情報の取得処理に先立って、以下の処
理を行うステップをそれぞれ加える。中央制御部11
は、まず、ステップA3,B3で得られるデータ化され
た画像を、表示部14の表示画面に表示させ、表示中の
画像内の通信用文字列が写っている部分を利用者に指定
させる。たとえば、キー群13を用いて表示中の画像内
の2点の座標を利用者が指定したならば、中央制御部1
1は、該2点を左上隅と右下隅とする矩形の領域が指定
されたものと判断する。次いで中央制御部11は、ステ
ップA3,B4で得られているデータ化された画像内の
利用者によって指定された領域だけを処理対象として、
ステップA4,B4の文字コード情報の取得処理を行
う。これによって、通信用文字列を取込むのに使用する
名刺等に、通信用文字列以外の不要な文字が記されてい
るような場合であっても、通信用文字列の取込みの失敗
を防ぐことができる。
【0059】また、前述した図3および図5の処理に、
文字列部分指定部8を用いる処理をそれぞれ加えるに
は、ステップA4,B4の文字コード情報の取得処理に
続いて、以下の処理を行うステップを加える。中央制御
部11は、まず、ステップA4,B4で得られる文字コ
ード情報が示す文字列全体を、表示部14の表示画面に
表示させ、表示中の文字列内の通信用文字列として有効
な部分を利用者に指定させる。たとえば、キー群13を
用いて表示中の文字列内の2箇所の文字を利用者が指定
したならば、中央制御部11は、該2箇所の文字を先頭
と末尾とする部分が指定されたものと判断する。次いで
中央制御部11は、ステップA4,B4で得られている
文字コード情報が示す文字列内の利用者によって指定さ
れた部分だけを処理対象として、ステップA5,B5の
通信文字列の抽出処理を行う。これによって、住所や名
前が各種各様に並んでいる名刺等から通信用文字列を取
込む場合、利用者の望む通りに確実に通信用文字列が認
識される。
【0060】さらにまた、図3および図5の処理に、キ
ーワード記憶部9を用いる処理をそれぞれ加えるには、
ステップA5,B5の通信用文字列の抽出処理の際に、
以下の処理を加える。中央制御部11は、ステップA
4,B4で得られる文字コード情報が示す文字列からキ
ーワードを検索し、検索されたキーワードと予め定める
位置関係にある部分を通信用文字列として、該文字列か
ら抽出する。たとえば「URL」および「Mail」等
の被写体内の通信用文字列の見出しに相当する文字列が
キーワードとして用いられる場合、これらキーワードに
後続する部分が抽出される。またたとえば「www」、
「/」、「@」等の通信用文字列に必ず含まれる文字列
がキーワードとして用いられる場合、これらキーワード
の前後の文字を含む部分が抽出される。また通信用文字
列がメールアドレスである場合、メールアドレスに含ま
れる可能性の高い文字、たとえば「_」および「−」を
キーワードとして用いも良い。これによって、利用者に
よる操作に特別な手間をかけることなく、かつ確実に、
通信用文字列を認識して抽出することが可能だと期待で
きる。
【0061】通信用文字列の抽出にキーワードが用いら
れる場合、通信制御部は、抽出された通信用文字列に含
まれるキーワードに基いて、該通信用文字列がURLで
あるかメールアドレスであるかの判断が可能である。す
なわち、抽出された通信用文字列に「www」または
「/」が含まれる場合、該通信用文字列がURLである
と判断され、「@」、「_」または「−」が含まれる場
合、該通信用文字列がURLであると判断される。上記
の判断終了後、通信文字列がURLであれば、図3のス
テップA5〜A9で説明されているような、該URLで
特定される機器へのアクセスに係る処理が実行され、通
信文字列がメールアドレスであれば、図5のステップB
5〜B13で説明されているような、メール送信に係る
処理が実行される。これによって、URLを通信用文字
列として用いる処理とメールアドレスを通信用文字列と
して用いる処理とを、容易に併用することができる。
【0062】本発明の第1および第2の実施の形態の通
信機1,41は、上述した構成の他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲での種々の変形実施が可能である。また、
図1および図4の通信機1,41の各構成部品の詳細な
構成および動作は、同じ効果が得られるならば、上述の
構成および動作に限らず、他の構成および動作によって
実現されてもよい。たとえば、通信用文字列は、URL
およびメールアドレスの他に、通信相手を特定可能な文
字列であれば、他の文字列、たとえば電話番号であって
も良い。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通信機に
おいて、被写体が光学的に読取られ、該被写体の画像の
データに基いて文字コード情報が作成され、該文字コー
ド情報が示す文字列から通信用文字列が抽出され、該通
信用文字列によって特定される通信相手への通信処理が
行われる。この結果、利用者の入力の手間が省け、かつ
通信用文字列の誤入力が防止される。したがって通信機
の使い勝手が向上する。
【0064】また本発明によれば、通信用文字列はUR
Lである。これによって通信機において、文字コード情
報が示す文字列からURLが特に抽出されて、コンピュ
ータネットワーク上に存在しかつURLによって指定さ
れる機器に対してのアクセスが行われる。これによっ
て、利用者の入力の手間が省け、かつ、URLの誤入力
が防止される。したがって、通信機の使い勝手が向上す
る。
【0065】さらにまた本発明によれば、通信用文字列
はメールアドレスである。これによって通信機におい
て、文字コード情報が示す文字列からメールアドレスが
特に抽出されて、該メールアドレス宛のメールが送信さ
れる。これによって、利用者の入力の手間が省け、か
つ、メールアドレスの誤入力が防止される。したがっ
て、通信機の使い勝手が向上する。
【0066】また本発明によれば、通信機において、画
像のデータが示す画像内の指定された部分内からだけ、
文字コード化可能な領域が抽出されて文字コードに変換
される。この結果通信機は、被写体に通信用文字列以外
の文字が書込まれている場合であっても、通信用文字列
の抽出誤りを防止することができる。これによって、通
信用文字列取得の確実性が増し、通信機の利用用途がさ
らに広がる。
【0067】さらにまた本発明によれば、通信機におい
て、文字コード情報が示す文字列内の指定された部分内
からだけ、通信用文字列が抽出される。この結果、通信
用文字列以外の文字が被写体に書込まれている場合であ
っても、通信用文字列の抽出誤りを防止することができ
る。これによって、通信用文字列取得の確実性が増し、
通信機の利用用途がさらに広がる。
【0068】また本発明によれば、通信機において、文
字コード情報が示す文字列内のキーワードを含む一部分
が、通信用文字列として抽出される。この結果、通信用
文字列以外の文字が被写体に書込まれている場合であっ
ても、利用者の操作に特別の手間をかけることなく、通
信用文字列を確実に抽出することが可能になる。これに
よって、通信用文字列取得の確実性がさらに増し、通信
機の利用用途がさらに広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である通信機1の概
略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1の通信機1の使用状態を説明するための模
式図である。
【図3】図1の通信機1におけるURL読取り処理から
アクセス処理までの処理の流れを説明するフローチャー
トである。
【図4】本発明の第2の実施の形態である通信機41の
概略的な構成を示すブロック図である。
【図5】図4の通信機41におけるメールアドレス読取
り処理からメール送信処理までの処理の流れを説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1,41 通信機 2 通信部 3 読取り部 4 文字認識部 5,42 文字列抽出部 6,43 通信制御部 7 画像部分指定部 8 文字列部分指定部 9 キーワード記憶部 11 中央制御部 13 キー群 14 表示部 15 デジタルカメラ 21 文字読取りプログラムエリア 22 URL抽出プログラムエリア 23 URLアクセスプログラムエリア 24 フォントデータ格納部 46 メールアドレス抽出プログラムエリア 47 メール送信プログラムエリア
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA04 AB03 AC04 AD02 AD08 AD14 5K027 AA11 BB02 GG00 HH29 5K067 AA34 BB04 DD52 DD53 EE02 EE10 EE16 FF23 KK15 5K101 KK02 KK16 LL02 LL12 NN06 NN18 NN21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器との通信を行うための通信手段
    と、 被写体を光学的に読取って、画像のデータを作成する読
    取り手段と、 作成されるデータが示す画像内の文字コード化可能な1
    以上の領域を抽出して文字コードにそれぞれ変換し、変
    換された1以上の文字コードがそれぞれ示す文字から成
    る文字列を示す文字コード情報を作成する文字認識手段
    と、 文字コード情報が示す文字列から、通信相手の特定に用
    いられる1以上の文字を含む通信用文字列を抽出する文
    字列抽出手段と、 抽出される通信用文字列によって特定される通信相手へ
    の通信処理を、通信手段を用いて行う通信制御手段とを
    含むことを特徴とする通信機。
  2. 【請求項2】 前記通信用文字列が、ユニフォームリソ
    ースロケータであり、 前記通信制御手段が、前記通信処理として、前記通信手
    段を介してコンピュータネットワークに接続し、前記ユ
    ニフォームリソースロケータによって指定されていてか
    つ該コンピュータネットワーク上に有る機器へアクセス
    することを特徴とする請求項1記載の通信機。
  3. 【請求項3】 前記通信用文字列が、電子メールのメー
    ルアドレスであり、 前記通信制御手段が、前記通信処理として、前記通信手
    段を介してコンピュータネットワークに接続し、前記メ
    ールアドレス宛の電子メールを送信することを特徴とす
    る請求項1または2記載の通信機。
  4. 【請求項4】 前記読取り手段によって作成されるデー
    タが示す画像内の少なくとも一部分を指定するための画
    像部分指定手段をさらに含み、 前記文字認識手段が、前記画像内の画像部分指定手段に
    よって指定される部分内から、文字コード化可能な領域
    を抽出して、文字コードに変換することを特徴とする請
    求項1〜3のうちのいずれか1項記載の通信機。
  5. 【請求項5】 前記文字コード情報が示す文字列の少な
    くとも一部分を指定するための文字列部分指定手段をさ
    らに含み、 前記文字列抽出手段が、前記文字コード情報が示す文字
    列内の文字列部分指定手段によって指定される部分内か
    ら、前記通信用文字列を抽出することを特徴とする請求
    項1〜4のうちのいずれか1項記載の通信機。
  6. 【請求項6】 前記通信用文字列を識別するためのキー
    ワードを記憶しているキーワード記憶手段をさらに含
    み、 前記文字列抽出手段が、前記文字コード情報が示す文字
    列からキーワードを抽出し、該文字列内のキーワードを
    含む一部分を通信用文字列として抽出することを特徴と
    する請求項1〜5のうちのいずれか1項記載の通信機。
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