JP2003131995A - 通信装置、その制御方法、制御プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

通信装置、その制御方法、制御プログラム及び記憶媒体

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JP2003131995A
JP2003131995A JP2001324158A JP2001324158A JP2003131995A JP 2003131995 A JP2003131995 A JP 2003131995A JP 2001324158 A JP2001324158 A JP 2001324158A JP 2001324158 A JP2001324158 A JP 2001324158A JP 2003131995 A JP2003131995 A JP 2003131995A
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JP2001324158A
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Teruyuki Nishii
照幸 西井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの使い勝手の良い通信装置、その制御方
法、制御プログラム及び記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 発呼前に交換機から到来する信号を監視
し、メールの有無を確認する(S503)。交換機から
到来する信号を監視した結果、Lモードサーバにメール
が存在することを通知する通知音であった場合(S50
4)、本体ファクシミリ装置で保持しているメール管理
情報を確認し(S506)、本体ファクシミリ装置で保
持しているメール管理情報を確認した結果、未読メール
なしと判断した場合、Lモードサーバで保持している状
態と異なるため、ファクシミリ装置本体で保持している
メール管理情報を未読メールあり状態に変更する(S5
08)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置、その制
御方法、制御プログラム及び記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、サーバとの間でデータ通信を行う
ことのできる通信装置は、数多く存在する。
【0003】例えば、その一つとして、NTT東日本株
式会社、およびNTT西日本株式会社が提供する、加入
者電話向け『Lモード』(登録商標)サービス(以下Lモ
ードと略す)に対応する通信装置がある。このようなL
モード端末において、同サービスが提供するメール機能
(以下Lメールと略す)を使用してメールを受信する場
合、送信元からのメールは一旦Lモードのメールサーバ
に格納され、同時に、Lモードのメールサーバに未読メ
ールが格納されていることを受信側に通知する。具体的
には、メールサーバがメールあり信号を送信し、未読メ
ールがある旨をLモード端末に通知している。
【0004】Lモード端末では、このメール到着信号を
受信すると、通信端末の表示部に『サーバにメールがあ
ります』等の表示を出すことで、Lモードのユーザにメ
ールの到着を通知している。
【0005】また、Lモード端末がLモードのメールサ
ーバに接続してメールを受信した場合、今度は、Lモー
ドのメールサーバは未受信のメールがない旨をLモード
端末に通知する。具体的には、メールサーバがLモード
端末にメールなし信号を送信し、Lモード端末ではその
メールなし信号を受信して表示部に『メールなし』等の
表示を出し、ユーザに未受信のメールがないことを通知
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、サーバに未受信のデータが存在するか否かの
情報の更新は、サーバからの通知に頼っていた。従っ
て、サーバからの通知が何らかの原因で通信装置におい
て受信されなかった場合、実際の状況と通信装置の把握
している状況との間に不整合が生じていた。例えば、実
際にはサーバに未受信のデータが存在しないにも関わら
ず、通信装置ではサーバに未受信のデータが存在すると
判断してしまうことがあり、ユーザの使い勝手が悪いと
いう問題があった。
【0007】例えば、上記のLモード端末では、発呼動
作などを行っているタイミングで、メールあり信号やメ
ールなし信号が到来すると、これらの信号を受信でき
ず、Lモードのメールサーバに未読メールが格納されて
いるにもかかわらず、ユーザがそれに気づかなかった
り、また、新たなメールが到着していないにもかかわら
ず、新着メールを確認するためLモードサービスへの接
続を行ってしまったりするといった不具合があった。
【0008】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ユー
ザの使い勝手の良い通信装置、通信方法、プログラム、
及び記憶媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る装置は、回線を通じてサーバから電子
データを受信する受信手段と、未受信の前記電子データ
が前記サーバに存在するか否かを示す情報を管理する管
理手段と、前記回線を通じて発呼を行う発呼手段と、前
記発呼手段により発呼を行う際に、前記回線から、前記
サーバに未受信の前記電子データが存在することを示す
信号を検知する検知手段と、前記検知手段が前記信号を
検知したか否かに基づいて、前記情報を更新する更新手
段と、を有することを特徴とする。
【0010】前記検知手段は、前記信号として、交換器
からの所定の通知音を検知することを特徴とする。
【0011】前記通信装置は、公衆回線を介した通話機
能及びインターネットアクセス機能を有する通信装置で
あって、前記受信手段は、前記電子データとして電子メ
ールを受信する手段であることを特徴とする。
【0012】サーバにアクセスして電子データを受信す
る受信手段と、未受信の前記電子データが前記サーバに
存在するか否かを示す情報を管理する管理手段と、メー
ル確認操作以外の所定の操作によって前記サーバにアク
セスした際に、前記サーバに対し、未受信の前記電子デ
ータが存在するか否かを確認する確認手段と、前記確認
手段による確認結果に基づいて、前記情報を更新する更
新手段と、を有することを特徴とする。
【0013】前記通信装置は、インターネットアクセス
機能を有する通信装置であって、前記受信手段は、前記
電子データとして電子メールを受信する手段であり、前
記所定の操作とは、インターネット上のWebコンテン
ツをブラウジングするための操作であることを特徴とす
る。
【0014】上記目的を達成するため、本発明に係る方
法は、回線を通じてサーバから電子データを受信する受
信手段と、未受信の前記電子データが前記サーバに存在
するか否かを示す情報を管理する管理手段と、を有する
通信装置の制御方法であって、前記回線を通じて発呼を
行う発呼工程と、前記発呼工程において、前記回線か
ら、前記サーバに未受信の前記電子データが存在するこ
とを示す信号を検知する検知工程と、前記検知工程にお
いて前記信号を検知したか否かに基づいて、前記情報を
更新する更新工程と、を有することを特徴とする。
【0015】サーバにアクセスして電子データを受信す
る受信手段と、未受信の前記電子データが前記サーバに
存在するか否かを示す情報を管理する管理手段と、を有
する通信装置の制御方法であって、メール確認操作以外
の所定の操作によって前記サーバにアクセスした際に、
前記サーバに対し、未受信の前記電子データが存在する
か否かを確認する確認工程と、前記確認工程による確認
結果に基づいて、前記情報を更新する更新工程と、を有
することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、本発明に係るプ
ログラムは、回線を通じてサーバから電子データを受信
する受信手段と、未受信の前記電子データが前記サーバ
に存在するか否かを示す情報を管理する管理手段と、を
有する通信装置の制御プログラムであって、前記通信装
置に設けられたプロセッサに、前記回線を通じて発呼を
行う発呼工程と、前記発呼工程において、前記回線か
ら、前記サーバに未受信の前記電子データが存在するこ
とを示す信号を検知する検知工程と、前記検知工程にお
いて前記信号を検知したか否かに基づいて、前記情報を
更新する更新工程と、を実行させることを特徴とする。
【0017】サーバにアクセスして電子データを受信す
る受信手段と、未受信の前記電子データが前記サーバに
存在するか否かを示す情報を管理する管理手段と、を有
する通信装置の制御プログラムであって、前記通信装置
に設けられたプロセッサに、メール確認操作以外の所定
の操作によって前記サーバにアクセスした際に、前記サ
ーバに対し、未受信の前記電子データが存在するか否か
を確認する確認工程と、前記確認工程による確認結果に
基づいて、前記情報を更新する更新工程と、を実行させ
ることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、本発明に係る記
憶媒体は、上記制御プログラムを格納したことを特徴と
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
い。
【0020】(一実施の形態)以下、本発明の一実施形
態としてのファクシミリ装置について説明する。本ファ
クシミリ装置は、Lモード対応のファクシミリ装置であ
り、サーバに未受信のデータが存在するか否かの情報を
装置内に保有している。そして、本実施形態に係るファ
クシミリ装置は、サーバからの通知を待つことなく、こ
の情報を能動的に更新するものである。
【0021】<装置の内部構成>図1は、本発明の一実
施形態としてのファクシミリ装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【0022】同図中、ファクシミリ装置1は本体とハン
ドセット200、子機300からなり、通信回線100
に接続される。この通信回線は無線通信回線でもかまわ
ない。
【0023】本体中、制御部7はROM8に格納された
制御プログラムにしたがって装置全体の制御を行う。
【0024】経路制御部5は、制御部7の指示に従って
装置内外の経路を制御するもので、ファクシミリ通信や
交換機からの各種信号検出を行うモデム6と通信回線1
00を接続したり、本体ハンドセット200と図示しな
い本体RF部を介して接続された子機300を接続して
内線通話を可能にしたりする。また、モデム6とスピー
カ3を接続して、モデム6で生成したトーン信号を出力
させる。
【0025】着信検出部2は、通信回線100から到来
する呼び出し信号や情報受信端末起動信号CARを監視
し、検出した結果を制御部7に通知する。制御部7は、
通信回線100から入力した信号に基づいて、必要であ
れば回線接続リレー4を駆動して回線を捕捉し、通信可
能な状態とする。
【0026】ファクシミリ受信を行う場合は、通信回線
100を介して到来する、あるいは送出する信号をモデ
ム6で復調、あるいは変調し、交信を行う。
【0027】受信した画像は、一旦、メモリ13に格納
され、順次、このメモリ13から取り出されて印刷用デ
ータに加工され、記録部12において画像記録される。
メモリ13には、また、メールサーバに未読メールが存
在するか否かを示す情報も格納されており、この情報
(フラグ)がメールサーバに未読メールが存在するとい
う内容で有れば、制御部7は表示部9にその旨を表示さ
せる。
【0028】記録部12は、受信したメール、あるいは
送信済みメールや一時保存メールを記録材に記録するこ
ともできる。
【0029】ファクシミリ送信を行う場合は、回線接続
リレー4を駆動して回線を捕捉した後、ダイヤル出力部
14でダイヤルを行ってファクシミリ送信先に接続し、
受信と同様にモデム6による変復調処理を行って交信を
行う。
【0030】原稿上の画像は読取部11によって読み取
られ、画像データとしてメモリ13に一旦格納される。
そして、メモリ13から順次読み出されて符号化処理を
施され、モデム6で変調されて通信回線100に出力さ
れる。
【0031】表示部9は、交信状況や装置の各種情報を
出力したり、ユーザにより操作部10から入力された各
種情報を表示したりする。ユーザは操作部10を操作す
ることにより、電子メールの受信指示を行うことがで
き、制御部7はその受信指示に応じて、モデム6等を駆
動させ、メール受信処理を行う。
【0032】図2は、ファクシミリ装置がLモードサー
ビスを受ける場合の接続概念図である。この図を用い
て、Lモードサービスが提供するLメールを受信する場
合の処理の流れを説明する。
【0033】メール送信側端末21において、Lモード
サービスに加入し、Lモード用メールアドレスを持つフ
ァクシミリ装置1にメールを送信すると、メールは、ス
テップS201及びステップS202で、インターネッ
トを経由してメールサーバ22に送られる。次に、ステ
ップS203で、メールサーバ22から加入者交換機2
3に、「サーバ22にファクシミリ装置1宛のメールが
有る旨」を示す信号を送信する。そして、ステップS2
04で、加入者交換機23はこの信号に基づいてファク
シミリ装置1に特殊な通知音を発信する。ファクシミリ
装置1は、この情報をもって表示部9に『サーバにメー
ルがあります』等のメッセージを表示し、サーバにおけ
るメールの存在を通知する。
【0034】図3は、ファクシミリ装置1と、メールサ
ーバ22との間のデータのやりとりを示す図である。
【0035】ここでは、表示部9に『メールあり』等の
メッセージでメール到着の通知を受けたユーザが、ファ
クシミリ装置1の操作部10を操作してメールを受信す
る際の処理の流れを説明する。
【0036】まず、『メールあり』等のメッセージでメ
ールの存在を知覚したユーザがファクシミリ装置1を操
作してメールサーバ22と接続した後、メール取得要求
をメールサーバに対して行い(S301)、メール情報
の受信が行われる(S302)。ファクシミリ装置1
は、全メール情報の取得を適正に終了すると、その旨メ
ールサーバ22に通知する(S303)。この通知を受
けて、メールサーバ22では格納されていたメールの削
除が行われる。また、ファクシミリ装置1は、メールの
受信を終了すると、サーバとの接続を切断し、待機状態
に戻る。
【0037】メールサーバ22は、メールの削除を終え
ると加入者交換機23に対してメールが存在していない
旨を示すメールなし信号を送信する(S304)、加入
者交換機23は、サーバ22からメールなし信号を受信
すると、所定のタイミングでファクシミリ装置1を起動
し、このメールなし信号を転送する(S305)。
【0038】一方、メールサーバ22は、ファクシミリ
装置1に対するメールを新たに受信すると、ステップS
304と同様にメールあり信号を交換器23に対して送
信し、交換器23はステップS305と同様に所定のタ
イミングでファクシミリ装置1に対し、メールあり信号
を送信する。
【0039】図4は、交換器23からファクシミリ装置
1へのメールあり/なし信号の送信処理について説明す
る図である。
【0040】メールあり通知、又はメールなし通知を行
う場合、加入者交換機23はまずファクシミリ装置1に
対して極性反転を行い(S401)、引き続いて情報受
信端末起動信号CARを送出する(S402)。
【0041】ファクシミリ装置1がこの情報受信端末起
動信号CARを検出すると、回線を捕捉して交換機23
に対して一次応答を行う(S403)。
【0042】交換機23はファクシミリ装置1の一次応
答を検出すると、V.23モデムで変調したメールあり
信号、又はメールなし信号を送出する(S404)。
【0043】ファクシミリ装置1は、メールあり信号又
はメールなし信号を正しく受信すると、捕捉していた回
線を開放し、交換機23に信号の受信が完了したことを
通知する(S405)。
【0044】<メールの有無の確認処理>本実施形態に
係るファクシミリ装置では、サーバにメールが存在する
か否かの確認処理をファクシミリ装置で始動する。ただ
し、ユーザの確認指示を待ってサーバに接続したので
は、結局、確認処理のための回線接続が必要になり、従
来技術の課題を解決することにはならない。そこで、ユ
ーザが、メールの有無を確認すべく操作を行わなくて
も、他の操作でサーバに接続する際や、交換器に接続す
る際に、バックグラウンドで自動的にメール有無の確認
を行うこととする。
【0045】具体的には、Webの閲覧などのためにイ
ンターネット接続を行った際や、発呼のために交換器と
接続状態になった際に、サーバや交換器からメール有無
の情報を受信する。
【0046】まず、図5、図6を用いて、発呼時のメー
ル確認処理について説明する。図5は、発呼時のファク
シミリ装置の処理を示すフローチャートである。ここで
の説明の前提として、交換器23から送られてくる信号
の種類を図6に示す。図6は、発呼時に交換機から到来
する信号の一例を示す図である。
【0047】発呼時には、図6に示すようにそれぞれ異
なる波形を有する、発信音、話中音、或はメール通知音
が交換器から送出される。
【0048】発信音は、網が選択信号の受信準備ができ
たことを発信端末に通知する信号であり、話中音は、網
が発信端末に着信端末が通信中などの理由で接続できな
いことを通知する信号である。また、通知音は、Lメー
ルサーバにメールが到着したことを通知する信号であ
る。
【0049】図5に戻り、発呼を行う場合、ステップS
501において、まず回線を捕捉する前に着信の有無を
確認する。
【0050】ここで呼び出し信号や情報受信端末起動信
号(CAR)の着信を確認した場合、発呼動作を中断
し、待機状態に戻って鳴動処理や通信前情報の獲得処理
に向かう。
【0051】着信を検出しなかった場合には、本体回線
接続リレーを駆動して回線を捕捉し、通信可能状態とす
る(S502)。
【0052】引き続いて、発呼前に交換機から到来する
信号を監視するモデムの設定などを行い、回線状態、お
よび、新規メッセージの有無を確認する。(S503)
交換機から到来する信号を監視した結果、Lモードサー
バに未読メールが到着していることを通知する通知音で
あった場合(S504)、本体ファクシミリ装置で保持
しているメール管理情報を確認し(S506)、未読メ
ールがあると判断した場合には、Lモードサーバで保持
している状態と一致しているため、特に内部状態の変更
することなしにダイヤル発呼処理に移行する。(S51
1)本体ファクシミリ装置で保持しているメール管理情
報を確認した結果、未読メールなしと判断した場合、L
モードサーバで保持している状態と異なるため、ファク
シミリ装置本体で保持しているメール管理情報を未読メ
ールあり状態に変更する(S508)。
【0053】また、交換機から到来する信号を監視した
結果、Lモードサーバに未読メールが到着していること
を通知する通知音ではなかった場合(S504)、本体
ファクシミリ装置で保持しているメール管理情報を確認
し(S505)、未読メールがないと判断している場合
には、Lモードサーバで保持している状態と一致してい
るため、特に内部状態の変更することなしに処理を進め
る。
【0054】本体ファクシミリ装置で保持しているメー
ル管理情報を確認した結果、未読メールありと判断して
いる場合、Lモードサーバで保持している状態と異なる
ため、ファクシミリ装置本体で保持しているメール管理
情報を未読メールなし状態に変更する(S507)。
【0055】次のステップS509で交換機から到来す
る信号を監視した結果、発信音が検出されなかった場
合、何かしらの理由で交換機が使用できない状態にある
ものとして、話中処理を行い(S510)、待機状態に
戻る。
【0056】次に、図7を用いて、Web接続動作時の
メール確認処理について説明する。
【0057】待機状態でキー入力を検出すると、まず押
下されたキーがLモードサービス関連のキーであるか否
かを判定する。具体的にはメール送受信サービス又はW
ebブラウジングサービスを起動するキーであるか否か
の確認を行う(S701)押下されたキーがLモードサ
ービス関連以外のキーであれば、ステップS706に進
み、そのキーに対応した処理を行う。
【0058】押下されたキーがLモードサービス関連の
キーであった場合、ステップS702に進み、メールサ
ーバに接続するため、回線を捕捉して選択信号を送出
し、所定のプロトコルに従って交信を開始する。
【0059】次にステップS703に進み、メールサー
バに接続し、所定のプロトコルに従って交信を進めた
後、メールサーバに対して所定の信号でメール情報の問
い合わせを行う。
【0060】メールサーバは、発信者番号と交信時の所
定のプロトコルにより発信人を特定しており、この発信
人からのメール情報の問い合わせに対して、対応するメ
ールボックスを確認し、メールボックスにメールが存在
するか否かを通知する。
【0061】そして、ステップS704に進み、指定さ
れたサービスに応じた処理を行う。即ち、メール送受信
サービスが指定されていれば、メールの送受信を行い、
Webブラウジングサービスが指定されていれば、所定
のURLのサーバにアクセスし、HTMLやコンパクト
HTMLで記述されたデータをダウンロードする。
【0062】なお、ここでは、ステップS703におい
て、メール有無の問い合せだけを行うこととしている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、メールがサ
ーバに存在する場合にメールのダウンロードを行っても
よい。つまり、Lモードサービス関連のキーが操作され
た場合には、常にメール受信処理を行うように制御して
もよい。
【0063】以上説明したように、本実施の形態による
と、サーバからのメールあり/なし信号が受信できなか
った場合も、発呼時に発信音とともに交換機から送信さ
れるメールあり/なし信号を監視し、メールあり/なし
信号を検出した場合には内部管理情報を更新して、その
発呼動作後、待機状態に戻って『メールあり』『メール
なし』などのメッセージを表示することができる。すな
わち、サーバ主導で送信されたメールあり/なし信号を
受信できなくても、メールサーバの状態とファクシミリ
装置の状態をあわせることができる。ひいては、メール
サーバへのアクセスを無駄に行うことを回避することが
できる。
【0064】また、本実施形態では、サーバに接続する
際に、ユーザの指示がなくても、メールサーバ内に未受
信のメールがないか確認するので、やはり、メールサー
バにおけるメールの有無とファクシミリ装置内で管理さ
れるメール有無情報との整合性がとれないという事態を
回避することができる。
【0065】つまり、本実施形態によれば、ユーザが、
メールの有無を確認すべく操作を行わなくても、他の操
作でサーバに接続する際や、或は発呼する際に、バック
グラウンドで自動的にメール有無の確認を行うため、メ
ールサーバにおけるメールの有無とファクシミリ装置内
で管理されるメール有無情報との不整合を回避すること
ができる。
【0066】(他の実施形態)なお、上記実施形態で
は、図5のフローチャートに示す処理と図7のフローチ
ャートに示す処理を両方行う場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、どちらか一方
の処理を行う場合も本発明の範疇に含まれる。
【0067】なお、上記実施形態では、メール送受信を
行うことのできるファクシミリ装置について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、電子デー
タの送受信ができる端末であれば、どのような通信装置
でもかまわない。例えば、複数の機器(例えばホストコ
ンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタな
ど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器
からなる装置(例えば、複写機、固定電話機、テレビ受
像器など)に適用してもよい。
【0068】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、図5および/または図7に示すフロー
チャートに対応するプログラムコードが格納されること
になる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザの使い勝手の良
い通信装置、その制御方法、制御プログラム及び記憶媒
体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の
ブロック図である。
【図2】メールの送信側端末から本発明の一実施形態に
係るファクシミリ装置までのデータの流れを説明する図
である。
【図3】本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置が
メールサーバからメールを受信するシーケンスを表す図
である。
【図4】本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置と
交換機との間の信号のやりとりを示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置に
おいて発呼時の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置に
おいて、発呼時に交換器から送信される信号の一例を示
す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置に
おいてキー入力を受付けた場合の処理を示すフローチャ
ートである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線を通じてサーバから電子データを受信
    する受信手段と、 未受信の前記電子データが前記サーバに存在するか否か
    を示す情報を管理する管理手段と、 前記回線を通じて発呼を行う発呼手段と、 前記発呼手段により発呼を行う際に、前記回線から、前
    記サーバに未受信の前記電子データが存在することを示
    す信号を検知する検知手段と、 前記検知手段が前記信号を検知したか否かに基づいて、
    前記情報を更新する更新手段と、 を有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記検知手段は、前記信号として、交換器
    からの所定の通知音を検知することを特徴とする請求項
    1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】前記通信装置は、公衆回線を介した通話機
    能及びインターネットアクセス機能を有する通信装置で
    あって、 前記受信手段は、前記電子データとして電子メールを受
    信する手段であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の通信装置。
  4. 【請求項4】サーバにアクセスして電子データを受信す
    る受信手段と、 未受信の前記電子データが前記サーバに存在するか否か
    を示す情報を管理する管理手段と、 メール確認操作以外の所定の操作によって前記サーバに
    アクセスした際に、前記サーバに対し、未受信の前記電
    子データが存在するか否かを確認する確認手段と、 前記確認手段による確認結果に基づいて、前記情報を更
    新する更新手段と、 を有することを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】前記通信装置は、インターネットアクセス
    機能を有する通信装置であって、 前記受信手段は、前記電子データとして電子メールを受
    信する手段であり、 前記所定の操作とは、インターネット上のWebコンテ
    ンツをブラウジングするための操作であることを特徴と
    する請求項3に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】回線を通じてサーバから電子データを受信
    する受信手段と、 未受信の前記電子データが前記サーバに存在するか否か
    を示す情報を管理する管理手段と、 を有する通信装置の制御方法であって、 前記回線を通じて発呼を行う発呼工程と、 前記発呼工程において、前記回線から、前記サーバに未
    受信の前記電子データが存在することを示す信号を検知
    する検知工程と、 前記検知工程において前記信号を検知したか否かに基づ
    いて、前記情報を更新する更新工程と、 を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 【請求項7】サーバにアクセスして電子データを受信す
    る受信手段と、 未受信の前記電子データが前記サーバに存在するか否か
    を示す情報を管理する管理手段と、 を有する通信装置の制御方法であって、 メール確認操作以外の所定の操作によって前記サーバに
    アクセスした際に、前記サーバに対し、未受信の前記電
    子データが存在するか否かを確認する確認工程と、 前記確認工程による確認結果に基づいて、前記情報を更
    新する更新工程と、 を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. 【請求項8】回線を通じてサーバから電子データを受信
    する受信手段と、 未受信の前記電子データが前記サーバに存在するか否か
    を示す情報を管理する管理手段と、 を有する通信装置の制御プログラムであって、 前記通信装置に設けられたプロセッサに、 前記回線を通じて発呼を行う発呼工程と、 前記発呼工程において、前記回線から、前記サーバに未
    受信の前記電子データが存在することを示す信号を検知
    する検知工程と、 前記検知工程において前記信号を検知したか否かに基づ
    いて、前記情報を更新する更新工程と、 を実行させることを特徴とする通信装置の制御プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】サーバにアクセスして電子データを受信す
    る受信手段と、 未受信の前記電子データが前記サーバに存在するか否か
    を示す情報を管理する管理手段と、 を有する通信装置の制御プログラムであって、 前記通信装置に設けられたプロセッサに、 メール確認操作以外の所定の操作によって前記サーバに
    アクセスした際に、前記サーバに対し、未受信の前記電
    子データが存在するか否かを確認する確認工程と、 前記確認工程による確認結果に基づいて、前記情報を更
    新する更新工程と、 を実行させることを特徴とする通信装置の制御プログラ
    ム。
  10. 【請求項10】請求項8又は9に記載の制御プログラム
    を格納したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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