JP2003125453A - 移動通信端末 - Google Patents

移動通信端末

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JP2003125453A
JP2003125453A JP2001315816A JP2001315816A JP2003125453A JP 2003125453 A JP2003125453 A JP 2003125453A JP 2001315816 A JP2001315816 A JP 2001315816A JP 2001315816 A JP2001315816 A JP 2001315816A JP 2003125453 A JP2003125453 A JP 2003125453A
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modes
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JP2001315816A
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English (en)
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Seiichi Okamoto
清一 岡本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信種別や伝送レート等が異なる複数の通信モ
ードのいずれが使用された場合でも、常に適切な留守応
答処理を行えるようにする。 【解決手段】メモリ部26に複数の通信モード、つまり
音声通信モード、64kbps のテレビジョン電話通信モ
ード及び32kbps のテレビジョン電話通信モードに各
々対応する応答メッセージを予め記憶しておく。そし
て、留守応答モードの設定中に着信が発生した場合に、
発信端末が要求する通信種別と移動通信網が指定する伝
送レートを通信モード判定機能21bにより判定し、こ
の判定結果をもとに、応答メッセージ送信制御機能21
cにより、対応する応答メッセージをメモリ部26から
読み出して発信端末に向け送信するようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばW−CD
MA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式
を採用した移動通信システムにおいて使用される移動局
のように、通信種別又は伝送レートの異なる複数の通信
モードを備えた移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話機等の移動通信端末に
は留守応答機能が備えられている。留守応答機能は、例
えばマナーモードやドライブモードが設定されている状
態で着信が発生した場合に、端末が着信応答動作を行っ
て通信リンクを確立する。そして、予め用意しておいた
音声応答メッセージを上記通信リンクを介して発信元の
端末に向け送出し、これに対し発信元の端末から送られ
た伝言メッセージを受信してメモリに格納するものであ
る。この留守応答機能を備えることで、例えば会議中や
運転中のようにユーザが着信応答できない場合にも、端
末が代理応答処理を行って発信ユーザの用件を記録する
ことが可能となり、大変便利である。
【0003】一方、最近W−CDMA方式に代表される
システムのように、音声通信のみならず画像通信やデー
タ通信を行えるシステムが登場し注目を集めている。そ
して、この種のシステムで使用される移動通信端末に
は、通信種別として音声通信モードに加え、音声と画像
を併用して通信を行うテレビジョン電話通信モードを備
えたものがある。また、伝送レートについても1種類に
限らず複数種類の伝送レートを備えたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の移
動通信端末に先に述べた留守応答機能を持たせようとす
ると、従来の留守応答機能は一般に音声通信のみに対応
する1種類の応答メッセージしか備えていないため、選
択された通信種別や伝送レートによっては留守応答処理
を行うことができない場合があり、その対策が望まれて
いた。
【0005】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、通信種別や伝送レート
等が異なる複数の通信モードのいずれが使用された場合
でも、常に適切な留守応答処理を行えるようにした移動
通信端末を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、通信種別又は伝送レートの少なくとも一
方が異なる複数の通信モードを備え、これら複数の通信
モードを選択的に使用して無線通信を行う移動通信端末
において、上記複数の通信モードに対応する複数の応答
メッセージを記憶する記憶手段と、ユーザが着信応答不
可能な状態で着信が発生した場合に発信端末が要求する
通信モードを判定する通信モード判定手段と、応答メッ
セージ送出手段とを備える。そして、この応答メッセー
ジ送出手段により、上記通信モード判定手段の判定結果
に基づいて上記発信端末が要求する通信モードに対応す
る応答メッセージを前記記憶手段から読み出し、この読
み出した応答メッセージを上記発信端末に向け送出する
ようにしたものである。
【0007】したがってこの発明によれば、発信端末が
如何なる通信モードを要求してきても、この要求された
通信モードに対応する応答メッセージが選択されて発信
端末へ送信されることになる。このため、発信端末ユー
ザには使用する通信モードによらず常に適切な形態の応
答メッセージを通知することができる。
【0008】上記応答メッセージを記憶させるための構
成としては、複数の通信モードに対応して用意された複
数の定型的な応答メッセージを予め記憶手段に記憶して
おくものと、応答メッセージ記憶制御手段により複数の
応答メッセージを外部から取り込んで記憶手段に記憶さ
せるものとが考えられる。
【0009】前者によれば、記憶手段には予め定型的な
応答メッセージが記憶されているため、ユーザは端末の
使用にあたって複数の応答メッセージを登録する必要が
なく、これにより留守応答機能を端末の購入直後から即
時使用することが可能となる。一方後者によれば、通信
モードごとにユーザ自身が希望する応答メッセージを登
録することができ、これにより発信端末ユーザに対しよ
り適切な応答メッセージを通知することが可能となる。
【0010】また、上記記憶手段に応答メッセージを記
憶させるための構成としては次のような各構成も考えら
れる。すなわち、第1の構成は、複数の通信モードに通
信種別が同一で伝送レートが異なる複数のモードが含ま
れている場合に、応答メッセージ記憶制御手段におい
て、外部から取り込んだ上記通信種別に対応する1種類
の応答メッセージを上記第1及び第2のモードに対応す
る情報形態にそれぞれ変換し、この変換された各応答メ
ッセージを記憶手段に記憶させるものである。
【0011】この構成であれば、一つの通信種別に対応
する1種類の応答メッセージを入力すると、この1種類
の応答メッセージが同一通信種別の複数の伝送レートに
対応する複数の情報形態に自動的に変換されて記憶され
る。このため、同一の通信種別について複数の伝送レー
トがある場合でも、ユーザは1種類の応答メッセージを
入力すればよいことになり、これにより簡単かつ短時間
に応答メッセージの記憶処理を終了することが可能とな
る。
【0012】第2の構成は、端末が所望の被写体を撮像
するためのカメラを具備しており、かつ通信モードとし
て画像データを伝送するモードを備えている場合に、応
答メッセージ記憶制御手段において、上記カメラにより
被写体を撮像してその画像データを含む応答メッセージ
を編集し、この編集した応答メッセージを記憶手段に記
憶させるものである。この構成によれば、例えばユーザ
自身の顔画像を入力してこの顔画像を含む応答メッセー
ジを編集し記憶させることができる。
【0013】第3の構成は、複数の通信モードに通信種
別が同一で伝送レートが異なる複数のモードが含まれて
いる場合に、記憶手段には上記一つの通信種別に対応す
る1種類の応答メッセージを記憶しておく。そして、応
答メッセージ送出手段において、発信端末が要求する通
信モードが上記通信種別が同一で伝送レートが異なる複
数のモードのうちの一つであると判定された場合に、こ
の判定されたモードの通信種別に対応する応答メッセー
ジを上記記憶手段から読み出し、この読み出した応答メ
ッセージを上記判定されたモードの伝送レートに対応す
る情報形態に変換して、この変換した応答メッセージを
発信端末に向け送出するものである。
【0014】この構成によれば、応答メッセージの送信
時に伝送レートに対応する応答メッセージが作成されて
送信される。このため、一つの通信種別について伝送レ
ートの異なる複数のモードがある場合でも、記憶手段に
は通信種別に対応する1種類の応答メッセージのみを記
憶しておけばよいことになり、この結果記憶手段の応答
メッセージ記憶エリアの容量を削減することが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1は、この発明に係わる移動通
信端末の一実施形態である携帯電話端末の外観構成図で
ある。
【0016】この携帯電話端末は、音声通信機能のほか
に、テレビジョン電話通信等のマルチメディア通信機
能、メール送受信機能、Web閲覧機能、電話帳機能、
電子手帳機能を有したもので、その筐体前面パネルには
受話器としてのスピーカ32、液晶表示器(LCD)3
4、キー入力部35及び送話器としてのマイクロホン3
1が配設されている。また筐体上部には、伸縮可能なア
ンテナ11及びカメラ33が取着されている。このカメ
ラ33は、CMOS又はCCD等の固体撮像素子を採用
したもので、静止画像又は動画像を撮像可能である。さ
らに筐体背面部には、電源部用の装着部が設けられてお
り、この装着部にはバッテリパックを構成する電源部が
着脱自在に装着される。
【0017】上記キー入力部35は、ダイヤルキー35
1と、機能キー群352とから構成される。このうち機
能キー群352には、発着信用の機能キーやクリアキー
等に加えて、マルチファンクションキーと呼ばれる多接
点型キー353と、カメラ33の撮影キー354等が含
まれる。
【0018】一方、携帯電話端末の回路は次のように構
成される。図2はその構成を示す回路ブロック図であ
る。この携帯電話端末は、無線部1と、ベースバンド部
2と、入出力部3と、電源部4とから構成される。
【0019】同図において、図示しない基地局から無線
チャネルを介して到来した無線周波信号は、アンテナ1
1で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介
して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13
は、高周波増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。
そして、上記無線信号を低雑音増幅器で低雑音増幅した
のち、周波数変換器において周波数シンセサイザ(SY
N)14から発生された受信局部発振信号とミキシング
して受信中間周波信号又は受信ベースバンド信号に周波
数変換し、その出力信号を復調器でディジタル復調す
る。復調方式としては、例えばQPSK方式に対応した
直交復調方式と、拡散符号を使用したスペクトラム逆拡
散方式が用いられる。なお、上記周波数シンセサイザ1
4から発生される受信局部発振信号周波数は、ベースバ
ンド部2に設けられた主制御部21から指示される。
【0020】上記復調器から出力された復調パケットは
ベースバンド部2に入力される。ベースバンド部2は、
主制御部21と、多重分離部22と、音声符号復号部
(以後音声信号処理モジュールと呼称する)23と、マ
ルチメディア処理部24と、LCD制御部25と、メモ
リ部26とを備えている。
【0021】上記復調パケットは、主制御部21から多
重分離部22に供給される。多重分離部22は、例えば
ITUT H.223により規定されるMUX-PDUと呼ばれるパケッ
トの多重分離処理を行う。すなわち受信時には、復調パ
ケットに含まれる音声データと画像データと制御データ
とを、ヘッダの内容に従い分離する。このうち音声デー
タは音声信号処理モジュール23に供給され、例えばA
MR(Adaptive MultiRate)等の音声符号復号方式によ
り復号される。そして、この復号処理により伸張された
ディジタル音声信号は、図示しないディジタル/アナロ
グ変換器(以後D/A変換器と称する)によりアナログ
音声信号に変換されたのち、入出力部3のスピーカ32
から拡声出力される。
【0022】これに対し画像データは、マルチメディア
処理部24に供給されてここで画像復号処理される。画
像符号化復号方式には例えばMPEG4(Moving Pictu
re Experts Group 4)が用いられる。そして、この復号
処理により伸張された画像信号は、LCD制御部25を
介して入出力部3のLCD34に供給され表示される。
【0023】なお、LCD34には、主制御部21から
出力される静止画像データ、電話帳データや送受信履歴
データ、自端末の動作状態を表す種々情報等も表示され
る。自端末の動作状態を表す情報には、例えば受信品質
を表す情報やバッテリの残量を表す情報等が含まれる。
【0024】一方、入出力部3のマイクロホン31から
出力されたユーザの送話音声信号は、ベースバンド部2
の音声信号処理モジュール23に入力され、ここでAM
R方式により音声符号化されたのち多重分離部22に入
力される。またカメラ(CAM)33から出力された画
像信号は、ベースバンド部2のマルチメディア処理部2
4に入力され、ここでMPEG-4に従い画像符号化処理が施
されて上記多重分離部22に入力される。多重分離部2
2は、上記符号化された音声データ及び画像データと、
図示しないデータ通信部により生成された制御データと
を、ITUT H.223に従い多重化して送信パケット(MUX-PD
U)を作成する。この多重分離部22で作成された送信
パケットは、主制御部21から無線部1の送信回路(T
X)15に入力される。
【0025】送信回路15は、変調器、周波数変換器及
び送信電力増幅器を備える。上記送信データは、変調器
でディジタル変調されたのち、周波数変換器により周波
数シンセサイザ14から発生された送信局部発振信号と
ミキシングされて無線周波信号に周波数変換される。変
調方式としては、QPSK方式及び拡散符号使用するス
ペクトラム拡散方式が用いられる。そして、この生成さ
れた送信無線周波信号は、送信電力増幅器で所定の送信
レベルに増幅されたのち、アンテナ共用器12を介して
アンテナ11に供給され、このアンテナ11から図示し
ない基地局に向け送信される。
【0026】なお、電源部4には、リチウムイオン電池
等のバッテリ41と、このバッテリ41を商用電源出力
(AC100V)をもとに充電するための充電回路42
と、電圧生成回路(PS)43とが設けられている。電
圧生成回路43は、例えばDC/DCコンバータからな
り、バッテリ41の出力電圧をもとに所定の電源電圧V
ccを生成する。
【0027】また入出力部3には、操作時及び通信時に
LCD34及びキー入力部35を照明するための照明器
36が設けられている。この照明器36は、例えばバッ
クライト又はイルミネーションと呼ばれる。
【0028】ところで、この実施形態の携帯電話端末
は、通信モードとして通信種別又は伝送レートが異なる
3種類のモードを備えている。第1のモードは音声通信
のみを行うモードである。第2のモードは64kbpsの
伝送レートで音声と画像を伝送するテレビジョン電話通
信モードである。第3のモードは、32kbpsの伝送レ
ートで音声と画像を伝送するテレビジョン電話通信モー
ドである。
【0029】メモリ部26には、応答メッセージ記憶エ
リアと、伝言メッセージ記憶エリアとが設けてある。応
答メッセージ記憶エリアには、この携帯電話端末が備え
ている上記各通信モードに対応する3種類の応答メッセ
ージが記憶される。
【0030】例えば、第1のモードに対応する応答メッ
セージとしては、音声データのみからなるメッセージが
記憶される。第2のモードに対応する応答メッセージと
しては、画像データと音声データとからなるメッセージ
でかつ64kbps の伝送レートに対応する情報形態に変
換されたメッセージが記憶される。第3のモードに対応
する応答メッセージとしては、画像データと音声データ
とからなるメッセージでかつ32kbps の伝送レートに
対応する情報形態に変換されたメッセージが記憶され
る。
【0031】伝言メッセージ記憶エリアには、留守応答
モードが設定されている状態で、前記応答メッセージの
送出後に発信端末から送られる伝言メッセージが格納さ
れる。この伝言メッセージも、前記応答メッセージと同
様に通信モードに対応する情報形態により構成される。
【0032】主制御部21は、マイクロプロセッサ、R
OM及びRAM等からなる内部メモリを備えたもので、
無線チャネルの接続制御や通信リンク確立後の通信制御
等、通常の制御機能に加えて、この発明に係わる制御機
能として、応答メッセージ記憶制御機能21aと、通信
モード判定機能21bと、応答メッセージ送信制御機能
21cとを備えている。
【0033】応答メッセージ記憶制御機能21aは、非
通信時において、上記第1、第2及び第3の各モードに
対応する応答メッセージを個別に取り込んでメモリ部2
6内の応答メッセージ記憶エリアに記憶する機能を有す
る。
【0034】すなわち、第1のモードが指定された状態
では、マイクロホン31から入力された音声データのみ
により応答メッセージを作成し、この作成した応答メッ
セージをメモリ部26内の第1のモード用の応答メッセ
ージ記憶エリアに記憶する。一方第2のモードが指定さ
れた状態では、マイクロホン31から入力された音声デ
ータとカメラ33により撮像された画像データとからな
る応答メッセージを作成し、さらにこの作成した応答メ
ッセージを64kbps に対応する情報形態に変換したの
ち、メモリ部26内の第2のモード用の応答メッセージ
記憶エリアに記憶する。同様に第3のモードが指定され
た状態では、マイクロホン31から入力された音声デー
タとカメラ33により撮像された画像データとからなる
応答メッセージを作成し、さらにこの作成した応答メッ
セージを32kbps に対応する情報形態に変換したの
ち、メモリ部26内の第3のモード用の応答メッセージ
記憶エリアに記憶する。
【0035】通信モード判定機能21bは、着信が発生
した場合に、通信リンクの確立過程において、発信端末
が要求している通信モードが前記第1乃至第3の各モー
ドのうちのいずれであるかを判定する。
【0036】応答メッセージ送信制御機能21cは、マ
ナーモードやドライブモード等の留守応答モードが設定
された状態で着信が発生した場合に制御動作を実行す
る。その制御内容は、着信応答処理により発信端末との
間に通信リンクが確立された状態で、上記通信モード判
定機能21bの判定結果に基づいて、この判定された通
信モードに対応する応答メッセージをメモリ部26内の
応答メッセージ記憶エリアから選択的に読み出し、この
読み出した応答メッセージを発信端末に向け通信リンク
へ送信する。
【0037】次に、以上のように構成された携帯電話端
末の動作を説明する。図3乃至図5はこの動作を説明す
るためのフローチャートであり、図3は発信端末の制御
手順及び制御内容を、また図4は受信端末の制御手順及
び制御内容をそれぞれ示している。
【0038】発信端末では、待ち受け状態においてステ
ップ3a,3bでそれぞれ着信の発生及び発信操作を監
視しており、着信が検出された場合には着信制御に移行
する。これに対し発信ユーザが発信を行うべく発信のた
めの操作を行ったとする。そうすると発信端末は、ステ
ップ3cに移行してユーザが希望する通信種別を判定す
る。そして、ユーザが音声のみの通信を希望していると
判定した場合には、ステップ3dに移行してここで音声
通信のための発信処理を実行する。これに対しユーザが
テレビジョン電話通信を希望していると判定した場合に
は、ステップ3gに移行してここでテレビジョン電話通
信のための発信処理を実行する。
【0039】一方着信端末では、主制御部21がステッ
プ4b,4cでそれぞれ発信操作及び着信の発生を監視
しながら、ステップ4aで応答メッセージの登録操作を
監視している。そして、この状態でユーザが応答メッセ
ージの登録操作を行うと、主制御部21は応答メッセー
ジ記憶制御を次のように実行する。図5はその制御手順
及び制御内容を示すフローチャートである。
【0040】すなわち、主制御部21は先ずステップ5
aにおいて、音声通信を行う第1のモードに対応する応
答メッセージの登録が選択されたか、テレビジョン電話
通信を行う第2又は第3のモードに対応する応答メッセ
ージの登録が選択されたかを判定する。
【0041】いま仮に、ユーザが第1のモードに対応す
る応答メッセージの登録を選択したとすると、主制御部
21はステップ5bに移行してここでマイクロホン31
を含む音声入力回路系を動作させると共に、ステップ5
jでメモリ部26内の第1のモードに対応する応答メッ
セージ記憶エリアを書き込み状態に設定する。このた
め、この状態でユーザがマイクロホン31に音声を入力
すると、その音声データは音声コーデック23で符号化
されたのち、メモリ部26内の上記第1のモードに対応
する応答メッセージ記憶エリアに格納される。
【0042】これに対し、ユーザがテレビジョン電話通
信モードに対応する応答メッセージの登録を選択したと
する。そうすると、主制御部21はステップ5aからス
テップ5cに移行し、ここでユーザが登録を希望してい
る画像の形式は静止画であるか動画であるかを判定す
る。そして、動画が指定されたとすると、ステップ5d
に移行してここでカメラ33を含む撮像回路系を動画撮
像状態に設定すると共に、ステップ5eでマイクロホン
31を含む音声入力回路系を動作状態に設定する。また
それと共に、ステップ5fでマルチメディア処理部24
に対し64kbps及び32kbps の各伝送レートに対応
する情報形態への変換を指示し、さらにステップ5jで
メモリ部26内の第2及び第3のモードに対応する応答
メッセージ記憶エリアを書き込み状態に設定する。
【0043】このため、例えばユーザが自身の顔をカメ
ラ33により撮像すると、この動画像データはマルチメ
ディア処理部24において符号化されると共に64kbp
s 及び32kbps の各伝送レートに対応する情報形態に
それぞれ変換される。そして、この変換された64kbp
s 用の動画像データ及び32kbps 用の動画像データ
は、メモリ部26内の上記第2及び第3のモードに対応
する応答メッセージ記憶エリアにそれぞれ記憶される。
またそれと共に、ユーザがマイクロホン31に音声を入
力すると、その音声データは音声コーデック23で符号
化されたのち、メモリ部26内の上記第2及び第3のモ
ードに対応する応答メッセージ記憶エリアに、上記64
kbps 用及び32kbps 用の各動画像データに時間的な
対応付けがなされた上で記憶される。
【0044】すなわち、テレビジョン電話通信用の応答
メッセージを記憶させるために1種類の動画像データを
入力すると、この1種類の動画像データはマルチメディ
ア処理部24において自動的に64kbps 用及び32k
bps 用の2つの動画像データに情報形態が変換されたの
ちメモリ部26に記憶される。
【0045】一方、ユーザが静止画を指定したとする
と、主制御部21はステップ5gに移行してここでカメ
ラ33を含む撮像回路系を静止画撮像状態に設定すると
共に、ステップ5hでマイクロホン31を含む音声入力
回路系を動作状態に設定する。またそれと共に、ステッ
プ5iでマルチメディア処理部24に対し64kbps 及
び32kbps の各伝送レートに対応する情報形態への変
換を指示し、さらにステップ5jでメモリ部26内の第
2及び第3のモードに対応する応答メッセージ記憶エリ
アを書き込み状態に設定する。
【0046】このため、例えばユーザが周辺の景色をカ
メラ33により撮像すると、この撮像によりえられた静
止画像データはマルチメディア処理部24において符号
化されると共に64kbps 及び32kbps の各伝送レー
トに対応する情報形態にそれぞれ変換される。そして、
この変換された64kbps 用の静止画像データ及び32
kbps 用の静止画像データは、メモリ部26内の上記第
2及び第3のモードに対応する応答メッセージ記憶エリ
アにそれぞれ記憶される。またそれと共に、ユーザがマ
イクロホン31に音声を入力すると、その音声データは
音声コーデック23で符号化されたのち、メモリ部26
内の上記第2及び第3のモードに対応する応答メッセー
ジ記憶エリアに、上記64kbps 用及び32kbps 用の
各静止画像データとともに記憶される。
【0047】すなわち、この静止画撮像モードの場合に
も、テレビジョン電話通信用の応答メッセージを記憶さ
せるために1種類の静止画像データを入力すると、この
1種類の静止画像データはマルチメディア処理部24に
おいて自動的に64kbps 用及び32kbps 用の2つの
静止画像データに情報形態が変換されたのちメモリ部2
6に記憶される。
【0048】そうして応答メッセージが記憶された状態
で着信が発生すると、主制御部21はステップ4cから
ステップ4dに移行してここでマナーモードやドライブ
モードなどの留守応答モードが設定中であるか否かを判
定する。そして、留守応答モードが設定されていなけれ
ば、ユーザの着信応答操作に応動した通常の着信応答制
御に移行する。
【0049】一方、留守応答モードが設定されていたと
する。この場合主制御部21は、着信メッセージの内容
から、発信者が音声通信を要求しているか或いはテレビ
ジョン電話通信を要求しているかを判定し、さらに移動
通信網から伝送レートとして64kbps が指定されたか
或いは32kbps が指定されたかをステップ4eで判定
する。
【0050】この判定の結果、発信端末が音声通信を要
求していたとすると、主制御部21はステップ4gに移
行して音声通信のための着信応答処理を実行する。そし
て、これにより発信端末との間に音声通信用の通信リン
クが確立されると、ステップ4hでメモリ部26から音
声通信モード(第1のモード)に対応する応答メッセー
ジを読み出し、この読み出された音声による応答メッセ
ージを発信端末に向け送出する。
【0051】これに対し発信端末は、ステップ3eで音
声による応答メッセージを受信する。そして、この応答
メッセージ受信後にユーザが音声による伝言メッセージ
を入力すると、ステップ3fによりこの入力された伝言
メッセージを着信端末に向け送出する。このとき送出さ
れる伝言メッセージは、発信端末ユーザの名前と用件を
表す音声データにより構成する。そして、ユーザが終話
操作を行うと、ステップ3oでこの操作を検出してステ
ップ3pに移行し、ここで通信切断処理を実行して待ち
受け状態に復帰する。
【0052】着信端末は、ステップ4iにおいて発信端
末からの伝言メッセージの到来を監視している。この状
態で、発信端末から伝言メッセージが到来すると、ステ
ップ4jでこの音声による伝言メッセージを受信して、
音声コーデック23からメモリ部26内の伝言メッセー
ジ記憶エリアに格納させる。そして、伝言メッセージの
格納を終了し、発信端末が終話したことを確認すると、
ステップ4tで通信切断処理を実行して待ち受け状態に
復帰する。
【0053】一方、発信端末がテレビジョン画像通信を
要求しており、かつ移動通信網から伝送レートとして6
4kbps が指定されたとする。そうすると、主制御部2
1はステップ4pに移行して64kbps のテレビジョン
電話通信のための着信応答処理を実行する。そして、こ
れにより発信端末との間に64kbps のテレビジョン電
話通信の通信リンクが確立されると、ステップ4qでメ
モリ部26内の応答メッセージ記憶エリアから64kbp
s のテレビジョン電話通信モード(第2のモード)に対
応する応答メッセージを読み出し、この読み出された応
答メッセージを発信端末に向け送出する。したがって、
この場合には例えば動画像データと音声データからなる
応答メッセージ、或いは静止画像データと音声データと
からなる応答メッセージが64kbps の伝送レートで発
信端末に向け送信される。
【0054】これに対し発信端末は、ステップ3hで移
動通信網から指定された伝送レートを判定する。そし
て、伝送レートとして64kbps が指定されると、ステ
ップ3iに移行して、ここで着信端末から64kbps の
伝送レートで到来するテレビジョン電話通信用の応答メ
ッセージを受信する。そして、この応答メッセージ受信
後にユーザが伝言メッセージを入力すると、ステップ3
jによりこの入力された伝言メッセージを着信端末に向
け送出する。このとき伝言メッセージは、例えばユーザ
名と用件を表す音声データに、自身の顔画像データを付
加したものから構成される。なお、このとき送信する伝
言メッセージとしては、画像データを付加せずに音声デ
ータのみにより構成してもよい。そして、ユーザが終話
操作を行うと、ステップ3oでこの操作を検出してステ
ップ3pに移行し、ここで通信切断処理を実行して待ち
受け状態に復帰する。
【0055】着信端末は、ステップ4rにおいて発信端
末からの伝言メッセージの到来を監視する。この状態
で、発信端末から伝言メッセージが到来すると、ステッ
プ4sでこのテレビジョン電話通信用の伝言メッセージ
を受信して、音声コーデック23及びマルチメディア処
理部24からメモリ部26内の伝言メッセージ記憶エリ
アに格納させる。そして、伝言メッセージの格納を終了
し、発信端末が終話したことを確認すると、ステップ4
tで通信切断処理を実行して待ち受け状態に復帰する。
【0056】また、発信端末がテレビジョン画像通信を
要求しており、かつ移動通信網からは回線トラヒックの
混雑のため伝送レートとして32kbps が指定されたと
する。そうすると、主制御部21はステップ4kに移行
して32kbps のテレビジョン電話通信のための着信応
答処理を実行する。そして、これにより発信端末との間
に32kbps のテレビジョン電話通信の通信リンクが確
立されると、ステップ4mでメモリ部26内の応答メッ
セージ記憶エリアから32kbps のテレビジョン電話通
信モード(第3のモード)に対応する応答メッセージを
読み出し、この読み出された応答メッセージを発信端末
に向け送出する。したがって、この場合には例えば動画
像データと音声データからなる応答メッセージ、或いは
静止画像データと音声データとからなる応答メッセージ
が32kbps の伝送レートで発信端末に向け送信され
る。
【0057】これに対し発信端末は、伝送レートとして
32kbps が指定されると、ステップ3hからステップ
3kに移行して、ここで着信端末から32kbps の伝送
レートで到来するテレビジョン電話通信用の応答メッセ
ージを受信する。そして、この応答メッセージ受信後に
ユーザが伝言メッセージを入力すると、ステップ3mに
よりこの入力された伝言メッセージを着信端末に向け送
出する。このとき伝言メッセージは、例えばユーザ名と
用件を表す音声データに、自身の顔の静止画像データを
付加したものから構成される。なお、この場合送信する
伝言メッセージとしては、画像データを付加せずに音声
データのみにより構成してもよい。そして、ユーザが終
話操作を行うと、ステップ3oでこの操作を検出してス
テップ3pに移行し、ここで通信切断処理を実行して待
ち受け状態に復帰する。
【0058】着信端末は、ステップ4nにおいて発信端
末からの伝言メッセージの到来を監視する。この状態
で、発信端末から伝言メッセージが到来すると、ステッ
プ4oでこのテレビジョン電話通信用の伝言メッセージ
を受信して、音声コーデック23及びマルチメディア処
理部24からメモリ部26内の伝言メッセージ記憶エリ
アに格納させる。そして、伝言メッセージの格納を終了
し、発信端末が終話したことを確認すると、ステップ4
tで通信切断処理を実行して待ち受け状態に復帰する。
【0059】以上述べたようにこの実施形態では、移動
通信端末のメモリ部26に複数の通信モード、つまり音
声通信モード、64kbps のテレビジョン電話通信モー
ド及び32kbps のテレビジョン電話通信モードに各々
対応する応答メッセージを予め記憶しておく。そして、
留守応答モードの設定中に着信が発生した場合に、発信
端末が要求する通信種別と移動通信網が指定する伝送レ
ートを通信モード判定機能21bにより判定し、この判
定結果をもとに、応答メッセージ送信制御機能21cに
より、対応する応答メッセージをメモリ部26から読み
出して発信端末に向け送信するようにしている。
【0060】したがってこの実施形態によれば、発信端
末が要求する通信種別と移動通信網が指定する伝送レー
トに対応する適切な情報形態の応答メッセージを送出す
ることが可能となり、これにより発信端末ユーザには着
信応答できない理由を常に明確に通知することができ
る。また、通信モードごとにユーザ自身が希望する応答
メッセージを登録することができる。
【0061】またこの実施形態では、マルチメディア処
理部24に伝送レートに応じた情報形態変換機能を設
け、ユーザが入力した1種類のテレビジョン電話通信用
の応答メッセージを64kbps 及び32kbps の各伝送
レートに応じた情報形態に自動変換してメモリ部26に
記憶するようにしている。このため、同一の通信種別に
ついて複数の伝送レートがある場合でも、ユーザは1種
類の応答メッセージを入力すればよいことになり、これ
により簡単かつ短時間に応答メッセージの記憶処理を行
うことができる。
【0062】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施形態ではテレビジョ
ン電話通信用の応答メッセージを、64kbps 及び32
kbps の各伝送レートに応じた情報形態に変換したのち
メモリ部26にそれぞれ記憶しておくようにした。しか
し、このように構成すると各伝送レートに対応する応答
メッセージをそれぞれメモリ部26に記憶することにな
るため、メモリ部26内の応答メッセージ記憶エリアの
記憶容量が大きくなる。
【0063】そこで、テレビジョン電話通信用の1種類
の応答メッセージを変換せずにそのままメモリ部26に
記憶しておき、当該応答メッセージの送信時に、メモリ
部26から読み出した応答メッセージを、そのときに使
用する伝送レートに応じた情報形態に変換して送信する
ように構成する。このようにすると、メモリ部26内の
応答メッセージ記憶エリアの記憶容量を削減することが
でき、これによりメモリの有効利用を図ることができ
る。
【0064】また前記実施形態では、テレビジョン電話
通信用の応答メッセージをユーザが自身で記憶する際
に、画像データ及び音声データの両方をユーザ自身が入
力するようにしたが、音声データのみを入力するように
してもよい。この場合、画像データについては予め記憶
されている複数の定型画像パターンの中からユーザが希
望するものを選択し、これを上記入力された音声データ
に付加して記憶する。このようにすると、テレビジョン
電話通信用の応答メッセージを簡単に作成し記憶するこ
とができる。なお、これとは反対に画像データのみを入
力し、音声データについては予め記憶されている複数の
定型音声メッセージの中からユーザが希望するものを選
択し、これを上記入力された画像データに付加して記憶
するようにしてもよい。
【0065】また以上の説明では、端末に備えられたカ
メラ33とマイクロホン31を使用して応答メッセージ
を入力し記憶する場合を例にとって説明したが、別途パ
ーソナル・コンピュータ等により作成された応答メッセ
ージを、ケーブルやBluetooth等の無線インタフェー
ス、外付け形のフラッシュメモリ等を使用して端末に取
り込んでメモリ部に記憶するようにしてもよい。
【0066】さらに前記実施形態では、ユーザが応答メ
ッセージを入力して記憶させる場合を例にとって説明し
たが、各通信モードに対応する定型的な応答メッセージ
をメモリ部26に予め記憶しておくようにしてもよい。
このようにすると、ユーザは必ずしも自身で応答メッセ
ージを作成して記憶する必要がなくなり、この結果留守
応答機能を端末の購入直後から即時使用することが可能
となる。
【0067】さらに前記実施形態では、通信種別として
音声通信とテレビジョン電話通信の2種類を対象とし、
またテレビジョン電話通信の伝送レートとしては64k
bpsと32kbps の2種類を対象とした、合計3種類の
通信モードを使用する場合を例にとって説明した。しか
しこれに限らず、通信種別としては動画像データ又は静
止画像データのみを伝送する通信を加えてもよく、また
伝送レートについてもその他の伝送レートを使用する端
末にもこの発明は適用できる。
【0068】さらに前記実施形態では携帯電話端末を例
にとって説明したが、それに限らず音声通信機能を有す
るPDA(Personal Digital Assistants)等の他の移
動通信端末にもこの発明は適用可能である。その他、移
動通信端末の構成や通信方式、音声と画像の多重分離方
式、応答メッセージの記憶制御手順とその内容、応答メ
ッセージの送出制御手順とその内容等についても、この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、複数
の通信モードに対応する複数の応答メッセージを記憶手
段に記憶しておき、ユーザが着信応答不可能な状態で着
信が発生した場合に発信端末が要求する通信モードを判
定して、その判定結果をもとに発信端末が要求する通信
モードに対応する応答メッセージを上記記憶手段から読
み出し、この読み出した応答メッセージを上記発信端末
に向け送出するようにしている。
【0070】したがってこの発明によれば、通信種別や
伝送レート等が異なる複数の通信モードのいずれが使用
された場合でも、常に適切な留守応答処理を行えるよう
にした移動通信端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる移動通信端末の一実施形態
である携帯電話端末の外観構成図。
【図2】 この発明に係わる移動通信端末の一実施形態
である携帯電話端末の回路構成を示すブロック図。
【図3】 着信端末が留守応答した場合の発信端末の制
御手順と制御内容を示すフローチャート。
【図4】 図1及び図2に示した携帯電話端末による留
守応答時の制御手順と制御内容を示すフローチャート。
【図5】 図1及び図2に示した携帯電話端末による応
答メッセージ作成処理の手順と内容を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…無線部 2…ベースバンド部 3…入出力部 4…電源部 11…アンテナ 12…アンテナ共用器(DPX) 13…受信回路(RX) 14…周波数シンセサイザ(SYN) 15…送信回路(TX) 21…主制御部 21a…応答メッセージ記憶制御機能 21b…通信モード判定機能 21c…応答メッセージ送信制御機能 22…多重分離部 23…音声信号処理モジュール 24…マルチメディア処理部 25…LCD制御部 26…メモリ部 31…マイクロホン 32…スピーカ 33…カメラ 34…液晶表示器(LCD) 35…キー入力部 36…照明器 41…バッテリ 42…充電回路(CHG) 43…電圧生成回路(PS)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/64 101 H04B 7/26 109L 1/65 H04Q 7/04 E 11/00 302 G10L 5/02 G J 9/18 J Fターム(参考) 5D045 DB10 5K027 AA11 BB02 CC08 5K039 AA01 BB04 CC00 DD01 EE06 EE17 JJ01 JJ06 JJ08 KK05 5K067 AA21 BB04 BB21 DD51 DD52 EE02 EE16 FF01 GG12 KK15 5K101 KK02 KK04 LL12 NN06 NN07 NN18 NN21 NN36 NN37 QQ10 SS07 SS08 TT06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信種別又は伝送レートの少なくとも一
    方が異なる複数の通信モードを備え、これら複数の通信
    モードを選択的に使用して無線通信を行う移動通信端末
    において、 前記複数の通信モードに対応する複数の応答メッセージ
    を記憶する記憶手段と、 ユーザが着信応答不可能な状態で着信が発生した場合
    に、発信端末が要求する通信モードを判定する通信モー
    ド判定手段と、 この通信モード判定手段の判定結果に基づいて、前記発
    信端末が要求する通信モードに対応する応答メッセージ
    を前記記憶手段から読み出し、この読み出した応答メッ
    セージを前記発信端末に向け送出する応答メッセージ送
    出手段とを具備したことを特徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記複数の通信モード
    に対応して用意された複数の定型的な応答メッセージを
    予め記憶したものであることを特徴とする請求項1記載
    の移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記複数の応答メッセージを外部から取
    り込んで前記記憶手段に記憶させる応答メッセージ記憶
    制御手段を、さらに具備したことを特徴とする請求項1
    記載の移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記複数の通信モードに、通信種別が同
    一で伝送レートが異なる第1及び第2のモードが含まれ
    ている場合に、 前記応答メッセージ記憶制御手段は、外部から取り込ん
    だ前記通信種別に対応する1種類の応答メッセージを前
    記第1及び第2のモードに対応する情報形態にそれぞれ
    変換する手段を備え、この変換された各応答メッセージ
    を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項3
    記載の移動通信端末。
  5. 【請求項5】 所望の被写体を撮像するためのカメラを
    さらに具備し、 通信モードとして画像データを伝送するモードを備えて
    いる場合に、前記応答メッセージ記憶制御手段は前記カ
    メラにより撮像された被写体の画像データを含む応答メ
    ッセージを編集し、この編集した応答メッセージを前記
    記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項3記載の
    移動通信端末。
  6. 【請求項6】 前記複数の通信モードに、通信種別が同
    一で伝送レートが異なる第1及び第2のモードが含まれ
    ている場合に、 前記記憶手段は、前記通信種別に対応する1種類の応答
    メッセージを記憶し、 前記応答メッセージ送出手段は、前記通信モード判定手
    段により発信端末が要求する通信モードが前記第1又は
    第2のモードであると判定された場合に、この判定され
    た第1又は第2のモードの通信種別に対応する応答メッ
    セージを前記記憶手段から読み出し、この読み出した応
    答メッセージを前記判定された第1又は第2のモードの
    伝送レートに対応する情報形態に変換し、この変換した
    応答メッセージを前記発信端末に向け送出することを特
    徴とする請求項1記載の移動通信端末。
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