JP2003124875A - 情報配信方法及びシステム、並びにマルチキャストサーバ、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報配信方法及びシステム、並びにマルチキャストサーバ、プログラム、及び記録媒体

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JP2003124875A
JP2003124875A JP2001321047A JP2001321047A JP2003124875A JP 2003124875 A JP2003124875 A JP 2003124875A JP 2001321047 A JP2001321047 A JP 2001321047A JP 2001321047 A JP2001321047 A JP 2001321047A JP 2003124875 A JP2003124875 A JP 2003124875A
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Hiromitsu Sumino
宏光 角野
Takemoto Suzuki
偉元 鈴木
Hidetoshi Ueno
英俊 上野
Norihiro Ishikawa
憲洋 石川
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信端末に対するリライアブル・マルチ
キャスト情報配信において、回線状態の悪い端末を瞬時
にサスペンドすると共に、サスペンドされた端末を適切
なタイミングでレジュームする情報配信方法及びシステ
ムを提供すること。 【解決手段】 無線通信システム内の所定の無線通信端
末に対して、サスペンド/レジューム制御を伴うリライ
アブル・マルチキャスト情報配信を行う際に、マルチキ
ャストサーバが、通常の再送及び個別再送の少なくとも
一方において、前記所定の無線通信端末のうち、在圏す
る無線通信端末のみを対象とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、無線通信シ
ステム内の所定の無線通信端末に対して、リライアブル
・マルチキャスト情報配信を行う方法及びシステムに関
し、特に、各無線通信端末の在圏情報に基づいて、サス
ペンド/レジューム制御を行うリライアブル・マルチキ
ャスト情報配信方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチキャストとは、1対多の通信方式
であり、所定の複数のクライアント端末に同じ情報を一
斉送信する通信である。予めマルチキャストの対象とな
っているクライアント(マルチキャストグループとい
う)のみに情報配信を行う点で、同じく1対多の通信方
式であるが、受信側とは無関係に一方的に情報を流すブ
ロードキャストとは区別される。
【0003】このように、マルチキャスト情報配信は、
マルチキャストグループに加わっているクライアントに
対して情報を一斉送信するものであるが、マルチキャス
ト自体はクライアントに情報が届くことを保証する手続
を何ら有するものではない。そこで、情報配信の信頼性
を高めるために、各クライアントが一斉送信されたデー
タ(マルチキャストデータ)を受信した場合に、発信元
(マルチキャストサーバ)にAck(肯定応答;正常に
受信したことを示す)を返すようにしたリライアブル
(高信頼)・マルチキャスト情報配信がしばしば用いら
れる。このリライアブル・マルチキャスト情報配信の例
は、例えばRTMP(ReliableMultica
st Transport Protcol)を採用す
るマルチキャスト情報配信である。
【0004】リライアブル・マルチキャスト情報配信に
おいては、サスペンド/レジューム制御を用いる場合が
ある。このサスペンド/レジューム制御では、マルチキ
ャストグループに属する各クライアントのステータスを
管理し、Ackを返さない、及び/若しくはNack
(否定応答;正常に受信されなかったことを示す)を返
す割合が高いクライアントをサスペンド(supen
d)状態とし、そのクライアントへの一斉情報配信を一
時停止し、他のクライアントへの情報配信を優先するこ
とによって、そのクライアントの受信状態によって他の
クライアントへの情報配信の転送速度低下及び再送の増
加が生じないようにしている。
【0005】サスペンドされたクライアントには、例え
ば他のクライアントへの一斉情報配信終了後、若しくは
所定時間経過後、一時停止されていたデータ(例えば欠
落パケット)が再送される。この再送は、該クライアン
トへのユニキャスト(1対1通信)即ち個別通信で行わ
れる。サスペンドされたクライアントは、レジュームさ
れ、通常の状態に復帰するまで、サスペンド状態が維持
される。
【0006】このように、サスペンド/レジューム制御
を行うことによって、受信状態の悪いクライアントによ
って、マルチキャスト情報配信全体の転送速度が低下
し、再送が増加することを防ぎつつ、すべてのクライア
ントが確実にマルチキャストデータを受信できるように
する点が、リライアブル・マルチキャスト情報配信の特
徴である。
【0007】以下、図1乃至4を用いて、従来のリライ
アブル・マルチキャスト情報配信について詳述する。
【0008】図1は、マルチキャストグループに属する
各クライアントが採り得るステータスの種類のリストを
示す。「connection establishe
d」というステータスは、そのクライアントが接続を確
立したことを示す。「connection not
established」というステータスは、そのク
ライアントは接続が確立されなかったことを示す。「r
elease succeeded」というステータス
は、そのクライアントは受信が完了し、コネクションが
解放されたことを示す。「release not s
ucceeded」というステータスは、そのクライア
ントは受信が成功せずにコネクションが解放されたこと
を示す。「busy」というステータスは、そのクライ
アントは処理過多のため今以上の受信ができないことを
示す。「receive ready」というステータ
スは、そのクライアントはbusy状態を脱し、再び受
信できる状態になっていることを示す。「suspen
ded」というステータスは、そのクライアントはサス
ペンドされており、レジュームされるまでマルチキャス
ト情報配信の対象から除外され、その間のデータは個別
の再送を受けることを示している。
【0009】次いで、図2を用いて、今度は発信元(こ
こでは、マルチキャストサーバ)の状態遷移について説
明する。図2は、マルチキャストサーバの状態遷移を示
す図である。
【0010】まず、ある1つのデータについて送信の指
示があると、マルチキャストサーバは、コネクション確
立状態となり、各クライアント(端末)にCONN(接
続要求)を送信する。接続が確立されたクライアントか
らはCACK(接続要求に対する肯定応答)が返され
る。
【0011】CACKの受信が完了すると、マルチキャ
ストサーバは主配信状態となる。主配信において、マル
チキャストサーバは、接続が確立された各クライアント
にマルチキャストデータを一斉送信する。そして、正常
に受信したクライアントからはACKが、正常に受信し
なかったクライアントからはNACKがそれぞれマルチ
キャストサーバに返される。NACKを返したクライア
ントに対しては、当該データが再送される。この再送
(後述する個別再送(ユニキャスト)と区別するために
「通常再送」と呼ぶ)は、例えばACKを返すまで行わ
れる。
【0012】ACKを返したクライアントに対して、マ
ルチキャストサーバは、次いでREL(解放要求)を送
信する。クライアントからRACK(解放肯定応答)が
返されると、コネクションが正常に解放され、該クライ
アントのステータスが「release succee
ded」となる。RACKが返らないクライアントのス
テータスは、「release not succee
ded」となる。該クライアントに対して、マルチキャ
ストサーバは再び主配信状態となり、再送を行う。
【0013】他方、主配信におけるマルチキャストデー
タ送信、及びコネクション解放におけるREL送信に対
して、いつまでもACKを返さないクライアント、及び
/若しくはNACKを返す割合が高いクライアントは、
サスペンドされ、個別再送の対象になる。
【0014】個別再送状態においては、マルチキャスト
サーバは、「suspended」となったクライアン
トに対して、いまだ受信されていないマルチキャストデ
ータ(欠落パケット)をユニキャストで個別に再送す
る。この個別再送に対してACKを返したクライアント
に対して、マルチキャストサーバはコネクション解放状
態となる。
【0015】すべてのクライアントにつき処理が終了す
れば、その一データについてのリライアブル・マルチキ
ャスト情報配信は終了である。
【0016】次いで、図3及び4を用いて、サスペンド
/レジューム制御を伴う従来のリライアブル・マルチキ
ャスト情報配信の処理についてまとめる。図3は、従来
のリライアブル・マルチキャスト情報配信処理の流れを
示すフローチャートであり、図4は、従来のリライアブ
ル・マルチキャスト情報配信処理における個別再送処理
の流れを示すフローチャートである。
【0017】ある一データについてのリライアブル・マ
ルチキャスト情報配信処理が開始されると(S30
1)、まず、コネクションが確立され(S302)、次
いで主配信(及び必要であれば通常再送)が行われる
(S303)。
【0018】主配信後、サスペンドされているクライア
ントがあれば(S304の「Yes」)、該クライアン
トに対して個別再送処理が行われる(S305)。
【0019】個別再送処理が開始されると(S40
1)、サスペンドされた各クライアントに問い合わせパ
ケット(例えば、ポーリング(polling)・パケ
ット)が送信される。この問い合わせパケットに対して
Nackを返すクライアントは(S403の「Ye
s」)、物理層レベルでの接続はあることから、レジュ
ームし、欠落パケットを再送する(S404)。他方、
Nackを返さないクライアントは(S403の「N
o」)、物理層レベルでの接続も断絶していると判断
し、データ送信をせずに、所定時間の経過を待ってタイ
ムアウト扱いとし、個別再送処理を終了する(S40
6)。
【0020】このような個別再送処理後、当該一データ
についてのリライアブル・マルチキャスト情報配信は終
了し(S306)、次のデータ配信を待機することにな
る。当然、個別再送処理の間に、サスペンドされなかっ
たクライアントに対して次のデータの一斉送信を開始し
ていてもよい。
【0021】このように、サスペンド/レジューム制御
を伴う従来のリライアブル・マルチキャスト情報配信
は、いつまでもAckを返さないクライアント、及び/
若しくはNackを返す割合が高いクライアントをサス
ペンドさせ、後に個別に(即ちユニキャストで)データ
を送信することによって、各クライアントのリソース受
信信頼性を保証しつつ、マルチキャスト情報配信全体の
転送速度が低下しないようにしている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のリライアブル・マルチキャスト情報配信におけるサス
ペンド/レジューム制御は、特にクライアントが移動通
信端末であった場合に、サスペンドすべきクライアント
をサスペンドするまでに時間が掛かり、処理量が多くな
るという問題が生じ得る。
【0023】即ち、従来のリライアブル・マルチキャス
ト情報配信におけるサスペンド/レジューム制御では、
Ack/Nackの受信/非受信を基準としてサスペン
ドすべきクライアント及びサスペンドに入るタイミング
を決定しているため、クライアントをサスペンドにする
ためには、Ackを待つ間の時間や、Nackが返され
た数を計数する処理などが必要となる。
【0024】伝搬環境の変化によってクライアント(端
末)毎に回線状態が目まぐるしく変わり得る無線通信に
おいては、このようなサスペンド制御は大きな処理量と
なると共に、サスペンドされるべきクライアントをサス
ペンドするまでに時間が掛かり、その間通常の処理が為
されてしまうため効率的でない。
【0025】又、上記従来のリライアブル・マルチキャ
スト情報配信では、マルチキャストサーバ側において、
サスペンドされたクライアントをレジュームすべき適切
なタイミング(例えば圏外に流出した端末が圏内に復帰
した時など)を知ることができず、個別再送したもの
の、送信先クライアントがいまだ受信可能な状態ではな
く、タイムアウト処理されるクライアントが生じたり、
既に受信可能であるにもかかわらず、サスペンドのまま
放置され、情報が遅着するクライアントが生じたりする
可能性が生じる。
【0026】本発明はこのような課題を解決するために
為されたものであり、無線通信端末に対するリライアブ
ル・マルチキャスト情報配信において、回線状態の悪い
端末を瞬時にサスペンドすると共に、サスペンドされた
端末を適切なタイミングでレジュームする情報配信方法
及びシステムを提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
情報配信方法は、無線通信システム内の所定の無線通信
端末に対して、サスペンド/レジューム制御を伴うリラ
イアブル・マルチキャスト情報配信を行うマルチキャス
トサーバの情報配信方法であって、前記マルチキャスト
サーバは、通常の再送及び個別再送の少なくとも一方に
おいて、前記所定の無線通信端末のうち、在圏する無線
通信端末のみを対象とする方法を採る。
【0028】この方法において、サスペンド/レジュー
ム制御を伴うリライアブル・マルチキャスト情報配信と
は、マルチキャストデータを受信した各クライアントが
マルチキャストサーバにAck若しくはNackを返
し、該サーバはNackを返したクライアントに当該マ
ルチキャストデータを再送する(「通常の再送」と呼
ぶ)と共に、マルチキャストサーバは所定期間若しくは
回数にわたりAckを返さない及び/若しくはNack
を返す割合が高いクライアントをサスペンドし、そのク
ライアントへの一斉情報配信を一時停止して他のクライ
アントへの情報配信を優先し、サスペンドされたクライ
アントには欠落パケットをユニキャストで個別に再送す
る(「個別再送」と呼ぶ)通信方式をいう。
【0029】この方法によれば、無線通信システム側に
おいて把握している物理層レベルでの各端末の回線状況
に基づいて、在圏しておらず、再送データを受信可能な
状態にない端末を予め再送の対象外とすることによっ
て、サスペンドするまでに係る時間及び処理を削減する
ことができる。
【0030】本発明の請求項2に係る情報配信方法は、
請求項1に係る方法において、前記無線通信システム
は、前記所定の無線通信端末のうち、圏外に移動した無
線通信端末について前記マルチキャストサーバに伝達
し、前記マルチキャストサーバは、伝達された前記圏外
流出端末を通常再送及び個別再送の少なくとも一方の対
象から除外する方法を採る。
【0031】この方法によれば、圏外に流出した端末を
リアルタイムに再送処理対象外とすることができる。
【0032】本発明の請求項3に係る情報配信方法は、
請求項2に係る方法において、前記無線通信システム
は、前記圏外に移動した無線通信端末のうち、圏内に復
帰した無線通信端末について前記マルチキャストサーバ
に伝達し、前記マルチキャストサーバは、伝達された前
記圏内復帰端末を個別再送対象に加える方法を採る。
【0033】この方法によれば、圏内に復帰した端末を
リアルタイムに再送処理対象に含めることができる。
【0034】本発明の請求項4に係る情報配信システム
は、無線通信システム内の所定の無線通信端末に対し
て、サスペンド/レジューム制御を伴うリライアブル・
マルチキャスト情報配信を行うマルチキャストサーバを
有する情報配信システムであって、前記マルチキャスト
サーバは、通常再送及び個別再送の少なくとも一方にお
いて、前記所定の無線通信端末のうち、在圏する無線通
信端末のみを対象とする再送制御手段を有する構成を採
る。
【0035】この構成において、サスペンド/レジュー
ム制御を伴うリライアブル・マルチキャスト情報配信と
は、マルチキャストデータを受信した各クライアントが
マルチキャストサーバにAck若しくはNackを返
し、該サーバはNackを返したクライアントに当該マ
ルチキャストデータを再送する(「通常の再送」と呼
ぶ)と共に、マルチキャストサーバは所定期間若しくは
回数にわたりAckを返さない及び/若しくはNack
を返す割合が高いクライアントをサスペンドし、そのク
ライアントへの一斉情報配信を一時停止して他のクライ
アントへの情報配信を優先し、サスペンドされたクライ
アントには欠落パケットをユニキャストで個別に再送す
る(「個別再送」と呼ぶ)通信方式をいう。
【0036】この構成によれば、無線通信システム側に
おいて把握している物理層レベルでの各端末の回線状況
に基づいて、在圏しておらず、再送データを受信可能な
状態にない端末を予め再送の対象外とすることによっ
て、サスペンドするまでに係る時間及び処理を削減する
ことができる。
【0037】本発明の請求項5に係る情報配信システム
は、請求項4に係るシステムにおいて、前記無線通信シ
ステムは、前記所定の無線通信端末のうち、圏外に移動
した無線通信端末について前記マルチキャストサーバに
伝達する端末状態伝達手段を有し、前記再送制御手段
は、前記端末状態伝達手段から伝達された前記圏外流出
端末を通常再送及び個別再送の少なくとも一方の対象か
ら除外する構成を採る。
【0038】この構成によれば、圏外に流出した端末を
リアルタイムに送信処理対象外とすることができる。
【0039】本発明の請求項6に係る情報配信システム
は、請求項5に係るシステムにおいて、前記端末状態伝
達手段は、前記圏外に移動した無線通信端末のうち、圏
内に復帰した無線通信端末について前記マルチキャスト
サーバに伝達し、前記再送制御手段は、前記端末状態伝
達手段から伝達された前記圏内復帰端末を個別再送対象
に加える構成を採る。
【0040】この構成によれば、圏内に復帰した端末を
リアルタイムに再送処理対象に含めることができる。
【0041】本発明の請求項7に係るマルチキャストサ
ーバは、無線通信システム内の所定の無線通信端末に対
して、サスペンド/レジューム制御を伴うリライアブル
・マルチキャスト情報配信を行うマルチキャストサーバ
であって、通常再送及び個別再送の少なくとも一方にお
いて、前記所定の無線通信端末のうち、在圏する無線通
信端末のみを対象とする再送制御手段を有する構成を採
る。
【0042】この構成において、サスペンド/レジュー
ム制御を伴うリライアブル・マルチキャスト情報配信と
は、マルチキャストデータを受信した各クライアントが
マルチキャストサーバにAck若しくはNackを返
し、該サーバはNackを返したクライアントに当該マ
ルチキャストデータを再送する(「通常の再送」と呼
ぶ)と共に、マルチキャストサーバは所定期間若しくは
回数にわたりAckを返さない及び/若しくはNack
を返す割合が高いクライアントをサスペンドし、そのク
ライアントへの一斉情報配信を一時停止して他のクライ
アントへの情報配信を優先し、サスペンドされたクライ
アントには欠落パケットをユニキャストで個別に再送す
る(「個別再送」と呼ぶ)通信方式をいう。
【0043】この構成によれば、無線通信システム側に
おいて把握している物理層レベルでの各端末の回線状況
に基づいて、在圏しておらず、再送データを受信可能な
状態にない端末を予め再送の対象外とすることによっ
て、サスペンドするまでに係る時間及び処理を削減する
ことができる。
【0044】本発明の請求項8に係るマルチキャストサ
ーバは、請求項7に係るマルチキャストサーバにおい
て、前記無線通信システムから、前記所定の無線通信端
末のうち、圏外に移動した無線通信端末について情報を
取得する端末状態取得手段を有し、前記再送制御手段
は、前記端末状態取得手段によって取得された前記圏外
流出端末を通常再送及び個別再送の少なくとも一方の対
象から除外する構成を採る。
【0045】この構成によれば、圏外に流出した端末を
リアルタイムに再送処理対象外とすることができる。
【0046】本発明の請求項9に係るマルチキャストサ
ーバは、請求項8に係るマルチキャストサーバにおい
て、前記端末状態取得手段は、前記無線通信システムか
ら、前記圏外に移動した無線通信端末のうち、圏内に復
帰した無線通信端末について情報を取得し、前記再送制
御手段は、前記端末状態取得手段によって取得された前
記圏内復帰端末を個別再送対象に加える構成を採る。
【0047】この構成によれば、圏内に復帰した端末を
リアルタイムに再送処理対象に含めることができる。
【0048】本発明の請求項10に係るプログラムは、
無線通信システム内の所定の無線通信端末に対して、サ
スペンド/レジューム制御を伴うリライアブル・マルチ
キャスト情報配信を行うマルチキャストサーバの情報配
信を制御するためのプログラムであって、前記マルチキ
ャストサーバを、通常再送及び個別再送の少なくとも一
方において、前記所定の無線通信端末のうち、在圏する
無線通信端末のみを対象とする再送制御手段として機能
させるためのプログラムである。
【0049】このプログラムにおいて、サスペンド/レ
ジューム制御を伴うリライアブル・マルチキャスト情報
配信とは、マルチキャストデータを受信した各クライア
ントがマルチキャストサーバにAck若しくはNack
を返し、該サーバはNackを返したクライアントに当
該マルチキャストデータを再送する(「通常の再送」と
呼ぶ)と共に、マルチキャストサーバは所定期間若しく
は回数にわたりAckを返さない及び/若しくはNac
kを返す割合が高いクライアントをサスペンドし、その
クライアントへの一斉情報配信を一時停止して他のクラ
イアントへの情報配信を優先し、サスペンドされたクラ
イアントには欠落パケットをユニキャストで個別に再送
する(「個別再送」と呼ぶ)通信方式をいう。
【0050】このプログラムによれば、無線通信システ
ム側において把握している物理層レベルでの各端末の回
線状況に基づいて、在圏しておらず、再送データを受信
可能な状態にない端末を予め再送の対象外とすることに
よって、サスペンドするまでに係る時間及び処理を削減
することができる。
【0051】本発明の請求項11に係るプログラムは、
請求項10に係るプログラムにおいて、前記マルチキャ
ストサーバを、更に、前記無線通信システムから、前記
所定の無線通信端末のうち、圏外に移動した無線通信端
末について情報を取得する端末状態取得手段として機能
させ、前記再送制御手段は、前記端末状態取得手段によ
って取得された前記圏外流出端末を通常再送及び個別再
送の少なくとも一方の対象から除外する。
【0052】このプログラムによれば、圏外に流出した
端末をリアルタイムに再送処理対象外とすることができ
る。
【0053】本発明の請求項12に係るプログラムは、
請求項11に係るプログラムにおいて、前記端末状態取
得手段は、前記無線通信システムから、前記圏外に移動
した無線通信端末のうち、圏内に復帰した無線通信端末
について情報を取得し、前記再送制御手段は、前記端末
状態取得手段によって取得された前記圏内復帰端末を個
別再送対象に加える。
【0054】このプログラムによれば、圏内に復帰した
端末をリアルタイムに再送処理対象に含めることができ
る。
【0055】本発明の請求項13に係る記録媒体は、請
求項10乃至12のいずれか一記載のプログラムを格納
した構成を採る。
【0056】この構成によれば、在圏する端末のみを対
象としてリライアブルなマルチキャスト情報配信を行う
ことができる。
【0057】
【発明の実施の形態】前述のように、従来のリライアブ
ル・マルチキャスト情報配信におけるサスペンド/レジ
ューム制御では、Ack/Nackの受信/非受信とい
ったIP層レベルでの処理に基づいてサスペンドするク
ライアント及びそのサスペンドするタイミングを判断し
ていた。
【0058】本発明は、無線通信システムにおいては、
例えばRNC(Radio Network Cont
roller;無線制御装置)において、各端末の物理
層レベルの回線状態(在圏、圏外など)をリアルタイム
に把握していることに鑑み、サスペンド制御を上記物理
層レベルの回線状態(在圏の有無)に基づいて判断する
ことによって、リアルタイムなサスペンド/レジューム
制御を実現し、サスペンドされるべきクライアントをサ
スペンドするまでの時間及び処理を削減すると共に、サ
スペンドされたクライアントを適切なタイミングでレジ
ュームする。
【0059】以下、添付図面を参照しながら本発明の一
実施形態について説明する。なお、同一の構成要素には
同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0060】まず、図5及び6を用いて、本実施形態に
おけるサスペンド制御について説明する。図5は、本実
施形態に係るマルチキャストサーバのサスペンド制御の
様子を示す模式図である。ここでは、マルチキャストサ
ーバ501が、交換機502を通じて、移動通信網50
3内の端末A、B、及びCに対して、リライアブルなマ
ルチキャスト情報配信を行っているものとする。
【0061】ここで、端末Aが圏外へ移動した場合(図
5)、交換機502は、端末Aが圏外へ流出したとい
う情報を含む圏外通知情報をマルチキャストサーバへ送
信する()。
【0062】マルチキャストサーバ501は、無線通信
システムからの伝達された圏外通知情報に基づいて、保
持する端末リストを更新する()。本例では、接続が
確立されていた端末Aのステータスが「connect
ed」から「圏外」へ変更されている。この新たに設け
た「圏外」というステータスを有する端末は、圏内に復
帰するまであらゆる処理から除外される。即ち、マルチ
キャストデータの一斉送信を受けることもなく、サスペ
ンドされることもない。よって、通常再送も個別再送も
受けない。
【0063】マルチキャストサーバ501は、更新され
た端末リストに従って、「圏外」というステータスを有
する端末以外の端末に対して、従来通りの情報配信や、
サスペンド制御及びそれに続く個別再送を行う。
【0064】次いで、図6を用いて、上記情報配信処理
の流れを説明する。図6は、本実施形態に係る情報配信
処理の流れを示すフローチャートである。
【0065】ある一データについてのリライアブル・マ
ルチキャスト情報配信処理が開始されると(S60
1)、まず、コネクションが確立され(S602)、次
いで主配信が行われる(S603)。
【0066】主配信中、無線通信システムから圏外通知
情報が伝達されると(S604の「Yes」)、該情報
に基づいて端末リストが更新される(S605)。
【0067】次いで、主配信終了(S606)後、サス
ペンドされているクライアントがあれば(S607の
「Yes」)、該クライアントに対して個別再送処理が
行われる(S608)。
【0068】個別再送処理後、当該一データについての
リライアブルなマルチキャスト情報配信は終了し(S6
09)、次のデータ配信を待機することになる。当然、
個別再送処理の間に、サスペンドされなかったクライア
ントに対して次のデータの一斉送信を開始していてもよ
い。
【0069】次いで、図7及び8を用いて、本実施形態
に係るレジューム制御について説明する。図7は、本実
施形態に係るマルチキャストサーバのレジューム制御の
様子を示す模式図である。
【0070】ここで、端末Aが圏内へ移動した場合(図
7)、交換機502は、端末Aが圏内へ復帰したとい
う情報を含む圏内復帰通知情報をマルチキャストサーバ
へ送信する()。
【0071】マルチキャストサーバ501は、無線通信
システムからの伝達された圏内復帰通知情報に基づい
て、保持する端末リストを更新する()。本例では、
「圏外」が設定されていた端末Aのステータスが「re
leased」に変更されている。即ち、圏内に復帰し
た端末Aは、現在一斉送信中若しくは個別再送中のマル
チキャストデータについては受信しないままコネクショ
ンが解放され、次のマルチキャストデータから処理に加
えられる。当然、圏内に復帰した端末Aのステータスを
「圏外」から「suspended」に変更し、現在一
斉送信中若しくは個別再送中のマルチキャストデータの
個別再送から処理を再開してもよい。
【0072】マルチキャストサーバ501は、更新され
た端末リストに従って、「圏外」というステータスを有
する端末以外の端末に対して、従来通りの情報配信や、
サスペンド制御及びそれに続く個別再送を行う。
【0073】次いで、図8を用いて、上記レジューム制
御処理の流れを説明する。図8は、本実施形態に係るレ
ジューム制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0074】主配信若しくは個別再送(S801)中、
無線通信システムから圏内復帰通知情報が伝達されると
(S802の「Yes」)、該情報に基づいて端末リス
トが更新される(S803)。
【0075】このように、本実施形態によれば、マルチ
キャストサーバは、無線通信システムから伝達される各
端末の在圏情報に基づいてサスペンド/レジューム制御
を行うため、圏外にいる端末に対してAckを待った
り、Nackが返された数を計数したりといった時間や
処理を掛けること無く、直ちに処理の対象外と設定する
ことができると共に、該端末が圏内に復帰した際には直
ちに処理の対象に設定を戻すことが可能となる。
【0076】なお、上記実施形態では、無線通信システ
ムの交換機502が、圏外通知情報及び圏内復帰通知情
報をマルチキャストサーバへ伝達する場合について説明
したが、無線通信システムにおいて把握されている該シ
ステム内の各端末の在圏情報(及び、圏外流出情報、圏
内復帰情報)がマルチキャストサーバへ伝達される限り
発信元は限定されず、例えばRNC(図示せず)が各端
末の回線状態を管理しているのであれば、RNCからマ
ルチキャストサーバへ伝達されるようにしてもよい。
【0077】又、上記実施形態では、マルチキャストサ
ーバ501が端末リストを保持・管理する場合について
説明したが、専用のサーバをマルチキャストサーバ50
1とは別個に設けてもよい。その場合、上記専用サーバ
(例えば状態管理サーバ)は、無線通信システムから圏
外通知情報及び圏内復帰通知情報を受信し、端末リスト
を更新し、情報配信先に関する情報をマルチキャストサ
ーバ501へ伝達する。
【0078】又、図5及び7は、簡便のために模式化し
た無線通信システムを示しているが、当然、実際の無線
通信システムは、複数の交換機、複数のRNC、複数の
基地局、及び複数のセルを含む。更に、無線通信システ
ムとマルチキャストサーバとの間には、インターネット
などの公衆網が介在してもよい。
【0079】又、上記実施形態では、無線通信システム
が圏外通知情報及び圏内復帰通知情報をマルチキャスト
サーバに伝達する場合について述べたが、該無線通信シ
ステムの端末すべてが該マルチキャストサーバのマルチ
キャストグループに属するわけではない。無線通信シス
テムは、すべての端末について圏外通知情報及び圏内復
帰通知情報を伝達してもよく、マルチキャストサーバが
予めマルチキャストグループに属する端末のリストを該
無線通信システム側へ伝達しておき、該マルチキャスト
グループに属する端末についてのみ圏外通知情報及び圏
内復帰通知情報を伝達するようにしてもよい。
【0080】又、上記実施形態では、マルチキャストサ
ーバから送信されたマルチキャストデータが、無線通信
システム内の交換機502において同一内容の複数の送
信データとなる態様について述べたが、無線通信システ
ムへのマルチキャストデータが送信経路のいずれの地点
(例えば、ゲートウェイ、RNC、基地局など)で複数
化されるかは無線通信システムの設計に拠り、具体的に
は採用される規格によって決まる。
【0081】又、図6及び8に示すフローチャートは、
処理の流れの一例であり、圏外通知情報及び圏内復帰通
知情報はいつ受信されてもよく、端末リストの更新も随
時為されてもよい。
【0082】更に、上記実施形態では、主に端末の在圏
情報に基づいてサスペンド/レジューム制御を行う場合
について述べたが、本発明は該態様に限られず、従来の
IP層レベルでの処理に代えて、物理層レベルでの回線
状態に応じてサスペンド/レジューム制御を行うすべて
の態様を含むものであり、例えば上記在圏情報の代わり
に、各端末の受信電力や受信状況をパラメータとして用
いることも可能である。
【0083】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1乃至3に係る情報配信方法によれば、無線通信端末に
対するリライアブル・マルチキャスト情報配信におい
て、回線状態の悪い端末を瞬時にサスペンドすると共
に、サスペンドされた端末を適切なタイミングでレジュ
ームすることができる。
【0084】又、本発明の請求項4乃至6に係るシステ
ム、請求項7乃至9に係るマルチキャストサーバ、請求
項10乃至12に係るプログラム、及び請求項13に係
る記録媒体によれば、請求項1乃至3に係る情報配信方
法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチキャストグループに属する各クライアン
トが採り得るステータスの種類のリストを示す図であ
る。
【図2】マルチキャストサーバの状態遷移を示す図であ
る。
【図3】従来のリライアブルなマルチキャスト情報配信
処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】従来のリライアブルなマルチキャスト情報配信
処理における個別再送処理の流れを示すフローチャート
である。
【図5】本発明の一実施形態に係るマルチキャストサー
バのサスペンド制御の様子を示す模式図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る情報配信処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態に係るマルチキャストサー
バのレジューム制御の様子を示す模式図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るレジューム制御処理
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
501 マルチキャストサーバ 502 交換機 503 移動通信網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 英俊 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 石川 憲洋 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K030 HA08 JL01 LA01 LD06 5K067 AA23 BB21 CC14 EE02 EE10 EE22 FF02 FF17 HH23 HH28 KK15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システム内の所定の無線通信端
    末に対して、サスペンド/レジューム制御を伴うリライ
    アブル・マルチキャスト情報配信を行うマルチキャスト
    サーバの情報配信方法であって、 前記マルチキャストサーバは、 通常再送及び個別再送の少なくとも一方において、前記
    所定の無線通信端末のうち、在圏する無線通信端末のみ
    を対象とする情報配信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報配信方法であって、 前記無線通信システムは、 前記所定の無線通信端末のうち、圏外に移動した無線通
    信端末について前記マルチキャストサーバに伝達し、 前記マルチキャストサーバは、 伝達された前記圏外流出端末を通常再送及び個別再送の
    少なくとも一方の対象から除外することを特徴とする情
    報配信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報配信方法であって、 前記無線通信システムは、 前記圏外に移動した無線通信端末のうち、圏内に復帰し
    た無線通信端末について前記マルチキャストサーバに伝
    達し、 前記マルチキャストサーバは、 伝達された前記圏内復帰端末を個別再送対象に加えるこ
    とを特徴とする情報配信方法。
  4. 【請求項4】 無線通信システム内の所定の無線通信端
    末に対して、サスペンド/レジューム制御を伴うリライ
    アブル・マルチキャスト情報配信を行うマルチキャスト
    サーバを有する情報配信システムであって、 前記マルチキャストサーバは、 通常再送及び個別再送の少なくとも一方において、前記
    所定の無線通信端末のうち、在圏する無線通信端末のみ
    を対象とする再送制御手段を有する情報配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報配信システムであっ
    て、 前記無線通信システムは、 前記所定の無線通信端末のうち、圏外に移動した無線通
    信端末について前記マルチキャストサーバに伝達する端
    末状態伝達手段を有し、前記再送制御手段は、 前記端末状態伝達手段から伝達された前記圏外流出端末
    を通常再送及び個別再送の少なくとも一方の対象から除
    外することを特徴とする情報配信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報配信システムであっ
    て、 前記端末状態伝達手段は、 前記圏外に移動した無線通信端末のうち、圏内に復帰し
    た無線通信端末について前記マルチキャストサーバに伝
    達し、 前記再送制御手段は、 前記端末状態伝達手段から伝達された前記圏内復帰端末
    を個別再送対象に加えることを特徴とする情報配信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 無線通信システム内の所定の無線通信端
    末に対して、サスペンド/レジューム制御を伴うリライ
    アブル・マルチキャスト情報配信を行うマルチキャスト
    サーバであって、 通常再送及び個別再送の少なくとも一方において、前記
    所定の無線通信端末のうち、在圏する無線通信端末のみ
    を対象とする再送制御手段を有するマルチキャストサー
    バ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のマルチキャストサーバで
    あって、 前記無線通信システムから、前記所定の無線通信端末の
    うち、圏外に移動した無線通信端末について情報を取得
    する端末状態取得手段を有し、 前記再送制御手段は、 前記端末状態取得手段によって取得された前記圏外流出
    端末を通常再送及び個別再送の少なくとも一方の対象か
    ら除外することを特徴とするマルチキャストサーバ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のマルチキャストサーバで
    あって、 前記端末状態取得手段は、 前記無線通信システムから、前記圏外に移動した無線通
    信端末のうち、圏内に復帰した無線通信端末について情
    報を取得し、 前記再送制御手段は、 前記端末状態取得手段によって取得された前記圏内復帰
    端末を個別再送対象に加えることを特徴とするマルチキ
    ャストサーバ。
  10. 【請求項10】 無線通信システム内の所定の無線通信
    端末に対して、サスペンド/レジューム制御を伴うリラ
    イアブル・マルチキャスト情報配信を行うマルチキャス
    トサーバの情報配信を制御するためのプログラムであっ
    て、 前記マルチキャストサーバを、 通常再送及び個別再送の少なくとも一方において、前記
    所定の無線通信端末のうち、在圏する無線通信端末のみ
    を対象とする再送制御手段として機能させるためのプロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のプログラムであっ
    て、 前記マルチキャストサーバを、更に、 前記無線通信システムから、前記所定の無線通信端末の
    うち、圏外に移動した無線通信端末について情報を取得
    する端末状態取得手段として機能させ、 前記再送制御手段は、 前記端末状態取得手段によって取得された前記圏外流出
    端末を通常再送及び個別再送の少なくとも一方の対象か
    ら除外することを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のプログラムであっ
    て、 前記端末状態取得手段は、 前記無線通信システムから、前記圏外に移動した無線通
    信端末のうち、圏内に復帰した無線通信端末について情
    報を取得し、 前記再送制御手段は、 前記端末状態取得手段によって取得された前記圏内復帰
    端末を個別再送対象に加えることを特徴とするプログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至12のいずれか一記載
    のプログラムを格納した記録媒体。
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