JP2003099306A - 計算機システムおよび計算機システムにおけるバックアップ方法 - Google Patents

計算機システムおよび計算機システムにおけるバックアップ方法

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JP2003099306A
JP2003099306A JP2001290676A JP2001290676A JP2003099306A JP 2003099306 A JP2003099306 A JP 2003099306A JP 2001290676 A JP2001290676 A JP 2001290676A JP 2001290676 A JP2001290676 A JP 2001290676A JP 2003099306 A JP2003099306 A JP 2003099306A
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data
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backup
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JP2001290676A
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Kiichiro Urabe
喜一郎 占部
Ikuo Uratani
郁夫 裏谷
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非同期転送方式でデータが転送されて作られ
たリモートコピー先ボリュームをバックアップする場
合、リモートボリュームにどの時点までのデータが反映
されているかを保証するためリモートボリュームを一旦
Splitした後にリモート副ボリュームをバックアップす
る必要がある。また、Splitした後、元の状態に戻すた
めにリモートボリュームを再同期する必要がある。この
間二重化がなされないで処理が進められる。 【解決手段】 非同期リモートコピー先ボリュームのバ
ックアップ開始時にホストバックアップソフトはデータ
ベース(DB)の凍結直後にSyncコマンドを発行して、凍結
直後のWriteデータがリモート副ボリュームに反映され
たかを確認した後にリモート副ボリュームをバックアッ
プする。反映の確認のためSyncコマンド内でローカルデ
ィスク制御装置のFIFOの最新シーケンス番号とリモート
ディスク制御装置の書込み最新シーケンス番号を取得す
る。SyncコマンドはSyncを受取った時点の最新シーケン
ス番号とリモートディスク制御装置の書込み最新シーケ
ンス番号を比較しその一致を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク記憶装置間
の非同期データ転送によるリモートコピーの作成および
そのリモートコピーのバックアップ作成における現用と
リモートのそれぞれのディスク記憶装置の記憶内容の同
期制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータシステムは銀行及び
証券業務などの基幹業務を大型コンピュータにより一括
管理するコンピュータシステムからクライアント・サー
バシステムを中心とする分散システムに移行している。
このような分散システム環境ではクライアントからの要
求を複数のサーバと大型ディスクアレイ装置でデータを
処理するHA(高可用性)クラスタ構成が採られている。
HAクラスタ構成では地震などの災害に備えて遠隔地にあ
るデータセンターでデータを二重化する方法が採られて
いる。即ち、あるサイトに設置された大型ディスクアレ
イ装置のボリューム(ここではローカルボリューム、ま
たは正ボリュームという)に格納されるデータを遠隔地
に設置された大型ディスクアレイ装置のボリューム(こ
こではリモートボリューム、または副ボリュームとい
う)にも格納する。このため、通常、大型ディスクアレ
イ装置間を接続しホスト装置からの書込みデータを大型
ディスクアレイ装置間で転送する方法が採られている。
遠隔地へデータを送りボリュームのコピーを作成するこ
とをリモートコピーという。
【0003】大型ディスクアレイ装置間で書き込みデー
タを転送する方法は大別すると同期転送方式と非同期転
送方式の2種類がある。同期転送方式はデータを転送す
る度にそのデータの受領を示す情報を受け取る方式であ
り、比較的近距離でのデータの転送に適する。一方、非同
期転送方式はデータを一方的に応答を受けないまま転送
するもので、遠距離でのデータの転送に適する。リモー
トコピーには一般に非同期転送方式が採られている。
【0004】図4は従来技術の全体構成を示したシステ
ムブロック図であり、一般的なHAクラスタの全体構成図
である。図で符号の最後にaが付されているものは正側
の装置またはソフトウェアを示し、bが付されているも
のは副側の装置またはソフトウェアを示す。16bの転
送路に交差して付された線は通常時はホスト装置1bか
らの書き込みが禁止されていることを示す。
【0005】HAクラスタを構成するホスト装置1a,1
bはデータベース等のAPP2a,2b、ミドルソフト3
a,3b、OS4a,4bでそれぞれ構成される。ミドル
ソフト3はリモート側(副サイト)では正サイト障害で
の副サイト運用時に副サイトのホスト装置1bから大型
ディスクアレイ装置13bへのデータの書込み禁止状態
を解除し、正サイト側では初期ペア状態の生成(ペア状
態とは正ボリュームと副ボリュームが存在し、その双方
にデータが二重に記憶される状態をいう。初期ペア状態
の生成とは副サイトに二重書きされるべきボリュームを
設定することをいう。)、ペア状態のサスペンド(二重
書きを停止し、正サイトのボリュームにだけ書き込みが
行なわれるようにすること)等のペア制御指令を大型デ
ィスクアレイ装置13に送るコマンド制御ソフトであ
る。
【0006】ホスト装置1aからのIO要求はIOI/F(入
出力インタフェース)23aを介して大型ディスクアレ
イ装置13aに送られる。大型ディスクアレイ装置13
aはHOST I/F制御17aでIO要求を受けキャッシュ21
aにWriteデータを書込む。このキャッシュ21aに書
かれたデータはドライブ制御22aによって実際の物理
ディスク9aに書込まれる。通常、大型ディスクアレイ
装置13a,bは複数の物理ディスク9a,bをRAID
1、RAID5などの構成とすることによって保護し物理デ
ィスクの障害に備えている。
【0007】大型ディスクアレイ装置間でのデータの二
重化では、キャッシュ21aに書かれたデータはリモー
トI/F制御18aを介してリモート大型ディスクアレイ
装置13bに送られ、リモート大型ディスクアレイ装置
13b上のキャッシュ21bに書込まれる。リモート側
でのこの後の動作は前述の物理ディスク9aへの書込み
と同じである。この二重化された状態ではリモート側の
HOST I/F制御17bはリモートホスト1bからの書込み
を禁止する。同期転送方式ではホスト装置1aからのIO
要求に対して、IO要求毎に大型ディスクアレイ装置13
bが大型ディスクアレイ装置13aを介して前述した手
順でリモート大型ディスクアレイ装置13b上のキャッ
シュ21bに書かれたことを確認して応答を返す。つま
り、ホスト装置1aからのIO完了はリモート側に書かれ
たことが保証される。この同期転送方式はローカルとリ
モート間でデータ伝送の伝播遅延が少ない比較的近距離
(100Km以内)に適しているが、公衆回線網を使用する
遠距離転送には適さない。一方、遠距離転送に向いてい
る非同期転送方式ではホスト装置1aからのIOはキャッ
シュ21aに書かれた時点でIO完了を応答する。リモー
ト側へ未転送のデータはBITMAP11によって差分管理さ
れ、この差分データをホスト装置1からのIOに同期しな
いで非同期にリモート側に転送される。差分管理につい
て更に説明する。差分とは正側のキャッシュ21aには
書き込まれているが副側のキャッシュ21bには書き込
まれていないデータである。その差分データが正ボリュ
ームのどの位置のデータであるかを示すのがBITMAP(ビ
ットマップ)11aである。
【0008】この非同期にリモート側に転送する方法は
差分データをホストIOの順序性無しで転送する方法と、
ホストIOの順序性を維持して転送する方法があるが何れ
の方法でもホストIOのリモート側への同期完了確認(リ
モート側のキャッシュ21bにローカル側のキャッシュ
21aに書き込まれているものが同じものに達したこと
を確認すること)が困難であった。このため、この非同
期転送方式によるリモートコピー先ボリュームをバック
アップする(ローカル側のボリュームが使えない状態に
なったとき、更にリモート側のボリュームまでが使えな
い状態になることがあることに備えリモート側のボリュ
ームのバックアップコピーを残す)場合、リモートボリ
ュームのローカルボリュームとのペア状態を一旦サスペ
ンドし、転送中でありリモート側のキャッシュに書き込
まれているかが不確定なデータをなくすことにより、ど
の時点までリモートボリュームがローカルボリュームと
一致したデータを記憶しているかを確定させることでデ
ータ一致性を保証する必要があった。ここでは、ローカ
ルボリュームとリモートボリュームがペア状態をサスペ
ンドすることをスプリット(Split)とも言う。このペア
状態をサスペンドしている期間はローカルボリュームに
のみホスト1aの書き込みデータが記憶されリモートボ
リュームにはそのデータが記憶されないためシステムの
安全性上好ましくない期間である。
【0009】このように、バックアップソフトはリモー
トボリュームのローカルボリュームとのペア状態をサス
ペンド(Split)した後にリモートボリュームをバック
アップする。つまり、リモートバックアップのためにリ
モートボリュームをSplitする必要があった。また、Spl
itし、リモートボリュームのバックアップファイルを作
成した後、元の状態に戻す(ローカルボリュームとリモ
ートボリュームがペア状態になり、サスペンドの期間に
ローカルボリュームにだけ書き込まれていたデータをリ
モートボリュームにも書き込むための処理を行なう、具
体的には差分データをビットマップに従いリモートボリ
ュームへ書き込むための処理を行なう)即ち、リモート
ボリュームを再同期(Resync)する必要がある。災害リ
カバリの観点からみると、ボリュームバックアップのた
めのペア状態のサスペンド(Split)及び再同期(Resyn
c)は二重化状態を一旦解除しているので、ボリューム
を二重化することによって実現されていたHA構成の信頼
性を低下することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、非同
期転送方式でリモートボリュームを作成し、さらにその
リモートボリュームのバックアップファイルを作成する
場合、従来の方式では、そのバックアップファイルがど
の時点での状態かを特定するために、リモートボリュー
ムのローカルボリュームとのペア状態を一旦サスペンド
する必要がある。このように、上述のようなペア状態を
維持したままでどの時点でのバックアップファイルを作
成したかを確定する方法を備えていない。これは即ち、
バックアップ開始時に、この時点での最後のWrite要求
データがリモートサイト(副サイト)のキャッシュ21
にWriteされたかを確認する方法がないということであ
る。本発明の目的はリモートボリュームのペア状態を維
持したままリモートボリュームのバックアップ開始時点
での正サイトのディスクアレイ装置と副サイトのディス
クアレイ装置との同期確定を可能にしバックアップを行
うことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、正側ホストのBackupコーディネータは非
同期リモートコピー先ボリュームのバックアップ開始時
にミドルソフトと連携しデータベース(DB)を凍結し、Wr
ite要求も一時的に止める。その直後にミドルソフトか
らSyncコマンドを発行する。ホストからのWrite要求デ
ータには正側大型ディスクアレイ装置でシーケンス番号
が付与され、副側大型ディスクアレイ装置に転送され
る。副側ではシーケンス番号によって受け取ったデータ
の順序性を保つと共に、副側大型ディスクアレイ装置の
キャッシュに書き込まれたデータの中の最新のシーケン
ス番号を正側大型ディスクアレイ装置に返す。
【0012】SyncコマンドはSyncを受取った時点の正側
大型ディスクアレイ装置のWrite要求データに付与され
た最新シーケンス番号と返送されてきた副側大型ディス
クアレイ装置内のキャッシュに書込まれた最新シーケン
ス番号を比較し、一致したときに副サイトのキャッシュ
へのWrite確定を検知しBackupコーディネータに同期完
了を報告する。
【0013】このSync完了によってBackupコーディネー
タはDB凍結直後のWriteデータが副側ボリュームに反映
されたかを確認でき、Backupリクエスタに副側ボリュー
ムのバックアップの開始を通知するとともにDBの凍結を
解除しWrite要求の再開を通知する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図3により詳細に説明する。図1は本発明の計算機シス
テムの全体構成を示す論理ブロック図である。図1の基
本的なハードウエア構成は図4のブロック図と同じであ
り図1は本発明の論理的なブロック図を示す。
【0015】ホスト装置101aはアプリケーションソ
フトであるデータベース(DB)102、Backupコーディネ
ータ201、大型ディスクアレイ装置113内のボリュ
ームの初期ペア状態の生成、ペア状態のサスペンド等の
ペア制御を実行するミドルソフト103a、及びOS10
4aを有する。一方、ホスト装置101bはBackupリク
エスタ202を有する。大型ディスクアレイ装置11
3、114はローカルサイトとリモートサイトに置かれ
互いに光ファイバや広域回線網などで接続される。大型
ディスクアレイ装置113,114内のボリュームはPV
OL109とS/PVOL110とSVOL121とがある。ホスト
装置101aからのデータはPVOL109からS/PVOL11
0にコピーされ二重化される。BITMAP111、112は
PVOL109とS/PVOL110間のデータ差分管理テーブル
でありPVOL109とS/PVOL110の全データブロックを
数10KB単位でビットマップ化したものである。通常、
ペア状態(二重化状態)がサスペンド(PSUS)した状態で
のホストからのデータはPVOL109とS/PVOL110の不
一致としてこのBITMAP111、112によって差分管理
される。
【0016】FIFO107,108は大型ディスクアレイ
装置113、114間の非同期転送用のバッファであり
ペア状態の時に使用される。ホスト101aからのIOの
書込みデータは大型ディスクアレイ装置113にある正
のボリュームであるPVOL109のキャッシュに置かれ物
理ディスクに書込まれると同時にそのIO単位にシーケン
ス番号を付加し、一旦FIFO107にキューイングされ
る。このシーケンス番号が付加されたデータは非同期に
大型ディスクアレイ装置114に転送され、大型ディス
クアレイ装置114内でシーケンス番号順にFIFO108
にキューイングされる。このFIFO108にキューイング
されたデータはシーケンス番号順にS/PVOL110のキャ
ッシュに置かれ物理ディスクに書込まれる。
【0017】大型ディスクアレイ装置113、114間
の転送障害によって非同期転送が出来ない場合、FIFO1
07にキューイングされた未転送データはBITMAP116
に差分データとして管理され二重化を障害サスペンド(P
SUE)状態にする。このように大型ディスクアレイ装置1
13は状態情報を持っている。ホスト101aのミドル
ソフト103aは大型ディスクアレイ装置113の状態
をチェックし状態がペア状態であれば二重化状態である
と認識し非同期転送中であることを知る。PSUS,PSUE状
態(PSUSはsplit指示が出て二重化が解かれた状態、PSU
Eは障害発生により二重化が解かれた状態を意味する)
であれば二重化がサスペンド状態であると認識する。ホ
スト101aのミドルソフト103aは大型ディスクア
レイ装置113の状態とFIFO107,108のキューの
PVOL109とSVOL110のデータシーケンス番号を比較
することで直前のWrite要求のデータがリモートサイト
に同期したかを確認することが可能である。最新のシー
ケンス番号が一致していれば同期していると認識でき
る。
【0018】ここで、ホスト101aのデータベース(D
B)102とBackupコーディネータ201、ミドルソフト
103aと大型ディスクアレイ装置113及びリモート
ホスト101b内のBackupリクエスタ202間の連携に
よってホスト101a上のデータベース(DB)102がど
の様にリモートバックアップ(リモートサイトでバック
アップファイルが作られること)されるかを説明する。
【0019】まず、リモートホスト101b内のBackup
リクエスタ202はバックアップ開始時にバックアップ
要求をホスト101aのBackupコーディネータ201に
送る。Backupコーディネータ201はこの要求を受ける
とこの時点のデータベース(DB)102を凍結するための
要求を送る。データベース(DB)102は全てのトランザ
クションをCommitして(トランザクションのデータは逐
一データベースに書き込まれないで一時保管されてい
る。これをディスクに書き込む。)データベースを一時
的に凍結する。通常はこの凍結でバックアップを開始で
きるが、大型ディスクアレイ装置間でデータが二重化構
成の場合、この凍結直後のデータがリモートボリューム
のS/P(副/正)VOL110に反映されたか確認する必要が
ある。
【0020】この同期確認のためにSyncコマンドを発行
する。ここで、Syncコマンドはホスト装置上で動作する
ライブラリ及びホストコマンドであり、ソフトウエア製
品としてCDROM、フロッピー(登録商標)ディスク等で
提供される。このSyncコマンドはミドルソフト103a
によって提供されパラメータとしてグループ115のグ
ループ名(一連の通番で管理されるボリューム群、この
中でデータの順序性などを保証する)groupと最大の同
期完了待ち時間を指定するtimeoutによって定義され
る。ミドルソフト103aから発行されたSyncコマンド
はペア状態をチェックしペア状態であればFIFO107の
PVOLの最新のシーケンス番号を取得しこのPVOLの最新シ
ーケンス番号をデータベース(DB)102凍結直後のシー
ケンス番号として保持する。
【0021】次に大型ディスクアレイ装置113を介し
てリモート側のSVOLの書込みシーケンス番号(リモート
側のキャッシュに書き込まれているデータのシーケンス
番号)を取得し「PVOLのシーケンス番号≦SVOLの書込み
シーケンス番号」が成立するまでSVOLの書込みシーケン
ス番号を繰返しテストしこのコマンド内で待つ。条件が
成立すると同期完了の応答としてこのSyncコマンドは呼
び出しもとであるBackupコーディネータ201に戻る。
Backupコーディネータ201はこのSyncコマンドが完了
したことでローカルボリュームとリモートボリュームが
同期されたとみなす。
【0022】次にBackupコーディネータ201はS/P(副
/正)VOL110のバックアップボリュームであるS(副)VO
L121をスプリットするためにミドルソフト103a
からsplitコマンドを発行する。このsplitコマンドはミ
ドルソフト間で通信されリモートサイトのホスト101
bを介して大型ディスクアレイ装置(RCU)114にS(副)
VOL121のスプリット指示を発行する。このスプリッ
ト指示によってS/P(副/正)VOL110のデータがS(副)VO
L121に反映される。
【0023】Backupコーディネータ201はsplitコマ
ンド発行後、Backupリクエスタ202にバックアップ開
始を許可し、スプリットされたSVOL121のバックアッ
プファイルを作成せしめる。更にデータベース(DB)10
2に凍結を解除し再開を指示する。
【0024】この許可を受けて、Backupリクエスタはロ
ーカルボリュームとリモートボリューム間のペア状態を
維持したままリモートボリュームの副ボリュームである
S(副)VOL121のバックアップを実行することが可能で
ある。
【0025】バックアップの作成について、まとめて説
明する。ローカルサイトにあるローカルボリューム(現
用あるいは正ともいう)とリモートサイトにあるリモー
トボリューム(副ともいう)との間で非同期転送方式で二
重書きする構成とする。更に、リモートサイトではリモ
ートボリューム(ローカルボリュームを正とするなら副
に当たる)を正ボリュームとする副ボリュームに二重書
きをしている。ローカルボリュームからリモートボリュ
ームにデータが転送されるときにはデータにシーケンス
番号が付与されている。バックアップ時にはデータベー
スを一時凍結する。そして、ローカルサイトでの最新の
シーケンス番号とリモートサイトでの最新のシーケンス
番号とを比較し、これらが一致するとローカルボリュー
ムとリモートボリュームの間のペア状態を維持したま
ま、リモートサイトにあるリモートボリュームとその副
ボリュームとの間をスプリットする。その後、バックア
ップ開始を許可し、データベースの凍結を解除し処理の
再開を指示する。スプリットされた副ボリュームはバッ
クアップ用ボリューム(用途によってはチェックポイン
トファイル)であり、これによって、図示されていないバ
ックアップファイルが作成され、これがテープ媒体に格
納される。一連のバックアップ処理が終わるとリモート
ボリューム(リモートサイトでの正)とスプリットされ
ていた副ボリュームを再び同期させる。処理が実行され
ている間ではローカルボリュームとリモートボリューム
のペア状態がサスペンドされることがなく、高信頼性は
保たれる。データベースが凍結されている時間は短いも
のであり、凍結解除後処理が再開されている間並行して
バックアップ処理が実行され得る。
【0026】図2は本発明の一実施例の全体制御フロー
を示した図である。以下制御フローに基づいて詳細に説
明する。まず、制御フローはホスト101aのアプリケ
ーションソフトであるデータベース(DB)102と、バッ
クアップシーケンスを制御するBackupコーディネータ2
01と、バックアップを実行するBackupリクエスタ20
2の個々の制御を示す。
【0027】リモートサイト上のバックアップアプリケ
ーションであるBackupリクエスタ202のBackup要求ス
テップ51ではバックアップ指示を受けるとまず、ホス
ト装置101a上のBackupコーディネータ201にBack
up要求を送りSplit待ちの状態52に遷移する。通常、
ホスト装置101a上のBackupコーディネータ201は
Idle状態54でありBackup要求の待機状態にある。ホス
ト装置101a上のBackupコーディネータ201はBack
up要求を受けるとDB凍結要求ステップ55に移りこの時
点でデータベース(DB)102を凍結するためにDB凍結要
求をデータベース(DB)102に送りDB凍結待ち状態56
に遷移する。データベース(DB)102は通常、オンライ
ントランザクション等の処理を実行しているがこの要求
を受けると全てのトランザクションをコミットするため
にcommitステップ61を実行する。更にデータベースを
一時的に凍結するためにDB凍結実行ステップ62に移行
してデータベースを凍結し、DB凍結応答ステップ63に
移行してBackupコーディネータ201に対してDB凍結応
答を送る。DB凍結待ち状態56のBackupコーディネータ
201はこの応答を受けてSyncステップ57に移行しSy
ncコマンドをミドルソフト3に発行する。ミドルソフト
3でのSyncコマンドの動作は後述の図3で説明する。
【0028】Backupコーディネータ201はSyncステッ
プ57が完了した時点で正ボリューム109とリモート
ボリュームのS/P(副/正)VOL110とが同期されたと判
断してSplitステップ58に移行しSplitコマンドを実行
する。このSplitコマンドはミドルソフト103a、1
03b間で通信され、リモートサイトのホスト101b
を介して大型ディスクアレイ装置(RCU)114に発行さ
れ、S/P(副/正)VOL110のデータがS(副)VOL121に
反映されてS/P(副/正)VOL110とS(副)VOL121との
関係がスプリットされる。Backupコーディネータ201
はこのSplitステップ58が完了後Split応答ステップ5
9に移行し、Split応答をBackupリクエスタ202に返
す。
【0029】Split待ち状態52で待機しているBackup
リクエスタ202はBackup要求の応答として受け取りS
(副)VOL121のバックアップを実行する。更に、Backu
pコーディネータ201はこのバックアップの実行の開
始と同時にデータベースを再開するためにDB解凍要求ス
テップ60に移行しDB解凍要求をデータベース(DB)10
2に送る。データベース(DB)102はこの要求を受けて
DB再開ステップ64を実行し凍結状態にあったデータベ
ースを解凍し再開する。
【0030】図3はSyncの制御フローを示した図であ
る。以下制御フローに基づいて詳細に説明する。まず、
制御フローはホスト101aのアプリケーションソフト
であるBackupコーディネータ201とペア制御及びSync
コマンドを実行するミドルソフト103と、大型ディス
クアレイ装置113の個々の制御を示す。
【0031】Buckupコーディネータ201はデータベー
スへのコミット完了直後にsync(group,timeout)31を
発行する。syncコマンドの第1引数であるgroupは前述し
たグループ名を指定する。第2引数であるtimeoutは最
大の同期完了待ち時間を指定する。ミドルソフト103
はsync(group,timeout)31を実行する。sync(group,ti
meout)31はこのコマンド内でまず大型ディスクアレイ
装置113内のPVOL109のペア状態を調べるためにPV
OL状態取得コマンド32を大型ディスクアレイ装置11
3に発行する。
【0032】大型ディスクアレイ装置113はこのコマ
ンド応答としてPVOL状態応答39をしPVOL109のペア
状態を返す。syncコマンドはPVOL状態のチェック33に
よって状態がPAIR以外(PSUS,PSUE)であれば二重化はサ
スペンドであるとして同期失敗を返す。状態がPAIRであ
れば二重化状態であり書き込みデータはFIFO107にキ
ューイングされているので最新のPVOLシーケンス番号
(ローカルサイトにあるデータに付されているシーケン
ス番号を便宜上PVOLシーケンス番号と呼び、それがリモ
ートサイトに転送されるとSVOLシーケンス番号と呼ぶこ
ととする)を調べるためにPVOLシーケンス番号取得コマ
ンド34を大型ディスクアレイ装置113に発行する。
大型ディスクアレイ装置113はこのコマンド応答とし
てFIFO107上にキューイングされているPVOLの最新の
シーケンス番号の応答40をし最新のPVOLシーケンス番
号を返す。こうして取得されたPVOLシーケンス番号は同
期確認の間保持されSVOLシーケンス番号との比較に使用
される。
【0033】次に、PVOLシーケンス番号とリモートサイ
トのSVOLシーケンス番号の比較のためにSVOLシーケンス
番号取得コマンド35を大型ディスクアレイ装置113
に発行する。大型ディスクアレイ装置113はリモート
サイトの大型ディスクアレイ装置114からS/PVOL11
0に書き込まれた最新のシーケンス番号を取得し、大型
ディスクアレイ装置113はこのコマンド応答としてSV
OL書込みシーケンス応答41をし最新のSVOLシーケンス
番号を返す。次のステップ36で保持していたPVOLシー
ケンス番号とSVOLシーケンス番号を比較し、PVOLシーケ
ンス番号 ≦ SVOLシーケンス番号であれば当該PVOLシー
ケンス番号はSVOL側に書き込み済みであるとして同期完
了を返す。PVOLシーケンス番号 > SVOLシーケンス番号
であれば同期が完了していないので次の待ちステップに
進みタイムアウトのチェック37を行い指定timeout値
を超えていれば同期完了タイムアウトとして同期失敗を
返す。指定timeout値を超えていなければ一定時間WAIT
38しステップ35から同期が完了するまで繰り返しス
テップ36でPVOLシーケンス番号≦ SVOLシーケンス番
号の条件が成立した時点で同期完了し、Syncコマンド呼
び出し元のBackupコーディネータ201に制御が戻る。
Backupコーディネータ201はSyncコマンドの制御が戻
った時点で戻り値をチェックし同期完了を確認する。
【0034】以上説明したように本実施例においては次
のような効果が得られる。 (1)ホスト装置のバックアップソフトはボリュームバッ
クアップのタイミングでSyncコマンドとsplitコマンド
を発行することでローカルボリュームとそのローカルボ
リュームのデータの二重化のためのリモートボリューム
のペア状態のサスペンド(Split)なしにリモートボリ
ュームをバックアップすることが可能である。
【0035】(2)リモートサイトでのバックアップのた
めにローカルボリュームとリモートボリュームとの間の
ペア状態をサスペンド(Split)する必要がないので、
災害時においてのリカバリの観点からリモートミラー
(リモートサイトにミラーボリュームを作ること)を採用
するHA構成の信頼性を維持することが可能である。
【0036】(3)ローカルサイトからリモートサイトへ
ボリュームの二重化のために非同期転送方式に従ってデ
ータを転送しても、バックアップ時には同期転送方式で
データを転送したときと同様にローカルサイトとリモー
トサイトでのデータの格納状態の同期が確認出来る。
【0037】(4)非同期転送方式でリモートサイトに
二重化ボリュームを作成する場合でもリモートボリュー
ムにそれに対する副のボリュームを設け、副のボリュー
ムのデータがローカルボリュームと同期していることを
確認することにより、ローカルボリュームとリモートボ
リュームの間の二重書きの関係を解除することなくリモ
ートボリュームのバックアップをとることが出来る。
【0038】
【発明の効果】本発明によればローカルサイトからリモ
ートサイトへボリュームの二重化のために非同期転送方
式に従ってデータを転送しても、バックアップ時にはロ
ーカルサイトとリモートサイトでのデータの格納状態の
同期が確認出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における計算機システムの論
理的なブロック図。
【図2】本発明の一実施例における全体制御フローを図
1の論理的なブロック図をもとに示した図。
【図3】本発明の一実施例におけるsyncコマンドの動作
を説明するための全体制御フロー図。
【図4】従来技術の計算機システムの全体構成を示した
システムブロック図であり、一般的なHAクラスタの全体
構成図。
【符号の説明】
101...ホスト装置, 102...データベース(DB),2
01...Backupコーディネータ, 202...Backupリクエ
スタ,103...ミドルソフト, 104...オペレーティ
ングシステム(OS),105...PVOL最新シーケンス番号,
106...SVOL書込みシーケンス番号,107...FIFO(PV
OL), 108...FIFO(SVOL), 109...P(正)VOL,11
0...S/P(副/正)VOL, 121...S(副)VOL, 111...BI
TMAP(PVOL),112...BITMAP(SVOL), 113...大型デ
ィスクアレイ装置(MCU),114...大型ディスクアレイ
装置(RCU), 115...グループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B018 GA04 HA04 KA03 MA12 5B065 BA01 EA31 EA35 ZA01 ZA15 5B082 DE04 DE07 GA04 GB02 GB06 HA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローカルサイトに設けられたローカルディ
    スク装置と、リモートサイトに設けられたリモートディ
    スク装置と、前記ローカルディスク装置に設けられたロ
    ーカルボリュームに記憶されるデータをシーケンス番号
    を付与して前記リモートディスクに非同期転送方式で転
    送する手段と、バックアップ要求に基づいてローカルサ
    イトに設けられたデータベースを凍結する手段と、前記
    データベースの凍結後前記ローカルディスク装置にある
    データの最新のシーケンス番号と前記リモートディスク
    装置にある最新のシーケンス番号とを比較しその一致を
    検出する検出手段とを備えたことを特徴とする計算機シ
    ステム。
  2. 【請求項2】さらに、前記検出手段で一致を検出すると
    前記リモートディスク装置でのバックアップ開始を指示
    し前記データベースの凍結を解除する手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の計算機システム。
  3. 【請求項3】前記リモートディスク装置は前記ローカル
    ボリュームに書き込まれるデータが二重書きされるリモ
    ートボリュームと、前記リモートボリュームに書き込ま
    れるデータが二重書きされるリモート副ボリュームを有
    し、前記検出手段で一致を検出すると前記リモートボリ
    ュームと前記リモート副ボリュームをスプリットする指
    示を出す手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    計算機システム。
  4. 【請求項4】リモートサイトにあるリモートディスク装
    置へ自ディスク装置に記憶するデータを非同期転送方式
    で転送する手段を有するローカルディスク装置と、バッ
    クアップ要求を受けると前記ローカルディスクへの書き
    込み要求を停止せしめる手段と、前記書き込みの停止に
    あたって最後に発行された書き込み要求のあったデータ
    が前記リモートディスク装置に書き込まれたことを検知
    する手段とを備えたことを特徴とする計算機システム。
  5. 【請求項5】ローカルボリュームを有するローカルディ
    スク装置と、前記ローカルボリュームに書き込まれるデ
    ータが二重書きされるリモートボリュームと、前記リモ
    ートボリュームに書き込まれるデータが二重書きされる
    リモート副ボリュームを有するリモートディスク装置と
    を有する計算機システムにおいて、ローカルボリューム
    に記憶されるデータにシーケンス番号を付与して前記ロ
    ーカルディスク装置から前記リモートディスク装置へ非
    同期転送方式で転送し、バックアップ要求を受けると前
    記ローカルディスク装置が設けられたローカルサイトの
    データベースを凍結し、ローカルディスク装置での書き
    込み要求データの最新シーケンス番号と前記リモートデ
    ィスクでの最新のシーケンス番号とを比較し、比較の結
    果双方のシーケンス番号が一致すると前記リモート副ボ
    リュームをスプリットすることを特徴とする計算機シス
    テムにおけるバックアップ方法。
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