JP2003084794A - 音声制御システム - Google Patents

音声制御システム

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JP2003084794A
JP2003084794A JP2001272491A JP2001272491A JP2003084794A JP 2003084794 A JP2003084794 A JP 2003084794A JP 2001272491 A JP2001272491 A JP 2001272491A JP 2001272491 A JP2001272491 A JP 2001272491A JP 2003084794 A JP2003084794 A JP 2003084794A
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Akinobu Uchikubo
明伸 内久保
Masaya Fujita
征哉 藤田
Koji Yasunaga
浩二 安永
Kazutaka Nakatsuchi
一孝 中土
Masahiro Kudo
正宏 工藤
Yoshitaka Honda
吉隆 本田
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Tadahiro Nakano
忠博 中野
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Olympus Optical Co Ltd
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    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00039Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user
    • A61B1/00042Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user for mechanical operation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より少ない語句の音声コマンド等の音声入力
で所望の操作を実現することが出来る音声制御システム
を提供する。 【解決手段】 マイク3から音声入力がされた場合、音
声認識部23により第1のメモリ24に記憶された唯一
の機能に該当する定形のコマンドかの認識を行ったり、
判別部25により第2のメモリ29に記憶された接続さ
れた電子機器の情報や、第3のメモリ30に記憶された
過去の操作来歴を参照する等して、唯一の機能と特定で
きる音声入力と判断した場合には、短い語句の場合でも
特定された機能を実行するようにして、使い勝手の良い
構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声により医療電子
機器を操作する音声制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では内視鏡を用いた外科手術なども
行われており、この内視鏡外科手術では、腹腔内を膨張
させるために用いる気腹装置や手技を行うための処置装
置である生体組織を除去、あるいは凝固する高周波焼灼
装置などの医療電子機器を、前述の装置に加えることに
よって、内視鏡で観察しながら各種処理が行える。
【0003】また、これら複数の各種医療電子機器を備
えた内視鏡手術システムにおいて、複数の装置を容易に
操作、制御することができ、システムの操作力性を向上
させるため、術者が滅菌域で各種機器の設定状態を確認
するための表示手段として液晶パネルなどの表示パネル
や、術者が滅菌域で操作し各種機器の機能または設定値
を変更するための遠隔操作手段としてリモコン(リモー
トコントローラ)などで遠隔操作装置、さらに術者の指
示に従ってナース等の補助者が被滅菌域で操作し各種機
器の機能または設定値を変更するための各機器の操作ス
イッチをタッチパネルに設けた集中操作パネル、各種機
器を音声で操作するためのマイク等を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式で音声制御を行うと、所定のコマンドを正確に発音
しなければ認識されない。また、複数のコマンドによっ
て制御を行う場合、各々のコマンドを正しく一語一句間
違いなく所定の順序で入力しないと所望の制御を行う事
が出来なかった。
【0005】(発明の目的)本発明は、上記事情に鑑み
てなされたものであり、より少ない語句の音声コマンド
等の音声入力で所望の操作を実現することが出来る音声
制御システムを提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】複数の医療電子機器の機
能を音声により制御する音声制御システムにおいて、前
記複数の電子機器の何れかに対して所定の機能を実行さ
せるための音声を入力する音声入力手段と、前記音声入
力手段より入力した音声に基き制御すべき機能を特定す
る機能特定手段と、前記機能特定手段により特定された
機能を実行する対象となる医療電子機器を前記複数の医
療電子機器の中から特定する制御対象特定手段と、を有
し、前記制御対象特定手段は接続された医療電子機器及
び過去の音声による操作来歴等を参照することにより、
所定の機能に対応する音声コマンド以外の音声の入力の
場合に対しても、唯一の機能を特定できるか否かを判断
し、唯一の機能を特定できるときに限り、前記音声入力
手段より入力した音声に基き前記特定の機能を実行する
ように該当する医療電子機器を制御する医療電子機器制
御手段を設けた構成にすることにより、より少ない語句
の音声入力の場合でも唯一の機能を特定するような音声
入力を行うことで所望の機能を実行させることが出来る
ようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内
視鏡外科手術システムの構成を示し、図2は音声制御装
置の構成を示し、図3は音声制御装置の処理の流れを示
すフローチャートである。
【0008】図1に示すように、内視鏡外科手術システ
ム1は術者2に対して用意された専用のマイク3で入力
された音声が音声信号として入力される音声制御装置4
と、この音声制御装置4に接続され、音声制御装置4に
より音声で制御される制御対象となる複数の電子医療機
器とから構成される。
【0009】図1の場合には、音声制御装置4により音
声で制御される複数の医療電子機器として、例えば超音
波手術装置5、電気メス装置6、気腹装置7、内視鏡用
カメラコントロールユニット(内視鏡用CCUと略記)
8、内視鏡用光源装置9が接続され、これらの医療電子
機器(以下、電子機器と略記)に対してマイク3からの
音声に基く制御を行うことができるようにしている。
【0010】また、内視鏡用光源装置9は内視鏡10と
接続され、内視鏡用光源装置9から内視鏡10の照明光
導光手段に照明光を供給し、内視鏡10の挿入部11の
先端の照明窓からその照明光を出射し、手術を行う部位
等を照明するようにしている。
【0011】また、内視鏡10の接眼部12には撮像素
子13を内蔵したTVカメラ14が装着され、内視鏡1
0の挿入部11の先端の観察窓に取り付けた対物レンズ
による像を接眼部12側に伝送し、撮像素子13に結像
する。そして、撮像素子13で光電変換された信号を内
視鏡用CCU8に入力して映像信号を生成し、モニタ1
5に撮像素子13で撮像した画像を表示するようにして
いる。そして、術者2はモニタ15に表示された画像を
観察して、内視鏡観察下での超音波手術装置5等による
外科手術を行えるようにしている。
【0012】図2に示すように、マイク3は、プラグ1
9を介して音声制御装置3に設けられている入力部20
の入力端子21に着脱自在に接続される。音声制御装置
3は、上記入力部20から入力された音声をそれぞれA
/D変換してデジタルの音声入力データに変換するA/
D変換器22と、A/D変換器22からの音声入力デー
タによりコマンドを音声認識する音声認識部23と、A
/D変換器22からの音声入力データを表1に示すよう
なコマンドテーブルとして格納する第1のメモリ24
と、この第1のメモリ24に格納されている複数のコマ
ンド音声データと音声認識部23の出力とを比較し、音
声入力データとの類似度が所定値以上のコマンド音声デ
ータを認識することにより音声入力されたコマンドを認
識する判別部25と,この判別部25の出力に基き制御
対象の電子機器を操作するための制御信号を発生する制
御信号発生部26と、制御信号発生部26からの制御信
号を制御対象機器に出力するI/F(インターフェー
ス)部27とを備えている。
【0013】I/F部27は、通信機能を備えた前述の
超音波手術装置5や電気メス装置6などの周辺機器と通
信を行うことによりどの機器が接続されているか識別部
28に通知する。この識別部28では、音声制御装置4
に接続されて通信を行っている周辺機器のリストを作成
し、第2のメモリ29にその結果を格納する。
【0014】表2は、第2のメモリ29に記憶された周
辺機器群(電子機器群)を示す。
【0015】
【表1】
【表2】 制御信号発生部26の出力は、第3のメモリ30に蓄え
られる。制御信号発生部26が新たな制御を行う度に第
3のメモリ30の記憶内容は上書き更新される。第3の
メモリ30に蓄えられた操作来歴を表3に示す。
【0016】
【表3】 なお、第1のメモリ24に格納されたコマンドデータは
キーボード等の入力装置31により、設定したり、変更
したりすることができるようにしている。また、制御信
号発生部26にはディスプレイ32が接続され、判別部
25で判別した結果等を表示できるようにしている。
【0017】このように構成された本実施の形態では、
以下に説明するように、音声入力手段としてのマイク3
から入力された音声による制御動作を行うコマンドが入
力された場合、音声認識部23、判別部25等により構
成される機能特定手段により唯一の機能を特定するコマ
ンドであると判断された場合にのみ、音声によるそのコ
マンドを実行するようにしている。
【0018】この場合、表1の超音波出力アップ等のよ
うに、所定の電子機器の唯一の機能を特定する定形のコ
マンドであると判断する場合の他に、過去に実行された
コマンドを繰り返す繰り返しコマンド(例えばモア(M
ORE)のような繰り返しのコマンド)も受け付けるこ
とができるようにしている。
【0019】この場合には、繰り返しコマンドであると
判断すると、そのコマンドの前の第3のメモリ30の来
歴を調べ、その来歴から一つの電子機器の唯一の機能を
特定するコマンドであり、そのコマンドを実行したと判
断した場合にはその繰り返しのコマンドを受け付けるよ
うにしている。
【0020】そして、このように繰り返しコマンドを受
け付けるようにしたことにより、より短い語句のコマン
ドの発生により所望とする機能を実行できるようにして
いることが特徴となっている。
【0021】また、本実施の形態では、入力された音声
によるコマンドが表1の唯一の機能を特定する定形のコ
マンドに一致しない場合でも、表2に格納された接続さ
れた電子機器の情報や、表3に格納された過去の操作来
歴から唯一の機能を特定するものであるか否かの判断を
行う唯一機能判断手段を設け、唯一機能と判断した場合
に限り、特定された唯一の機能を実行するように該当す
る電子機器にその機能を実行させるように制御する。
【0022】このようにして、より短い語句でも唯一の
機能を特定するものである場合にはその機能を実行させ
るようにして操作性を向上できるようにしていることが
特徴となっている。
【0023】次に本実施の形態の作用を説明する。図1
に示すように音声制御装置4に手術に使用する電気メス
装置6等を接続し、各電子機器や音声制御装置4の電源
を投入して動作状態に設定し、音声制御装置4による音
声入力ができる状態にする。
【0024】そして、術者が音声で入力すると、音声制
御装置4は、マイク3から入力されたコマンドが図3の
ステップS1に示すようにそのコマンドが繰り返しを意
図するコマンドか否か判断する。
【0025】仮に繰り返しコマンドとしての[MOR
E」が発せられたと判断した場合、判別部25はステッ
プS2で、1つ前に行われたコマンドが有るかを第3の
メモリ30の操作来歴から調べる。そして、検査開始後
の最初の場合のように、1つ前に行われたコマンドが存
在しないと判断した場合には、そのコマンドを受け付け
ない。そして、ステップS3に示すようにそのコマンド
を受け付けないエラー表示をディスプレイ32で表示し
て、ステップS1に戻る。
【0026】一方、1つ前に行われた該当するコマンド
が有ると判断した場合には、ステップS4に示すよう
に、その1つ前の操作と同じコマンドを実行する。つま
り、第3のメモリ30に蓄えられた直前の操作と同じ操
作のコマンドをI/F部27を介して周辺機器に送信す
る。そして、そのコマンドを実行した後、ステップS1
に戻る。なお、実行する直前或いは直後に、そのコマン
ドを実行する(実行した)ことをディスプレイ32で表
示するようにしても良い。他のステップS6、S9等の
場合にも、同様にディスプレイ32で表示するようにし
ても良い。
【0027】ステップS1の判断において、繰り返しの
コマンドで無いと判断した場合には、ステップS5に移
り、音声コマンドは表1に格納された定形コマンドかの
判断を行う。そして、音声認識部23の出力が第1のメ
モリ24に記憶された定形コマンドと一致するか判断す
る。一致すると判断した場合、ステップS6に進み、該
当するコマンドをI/F部27を介して機器に送信す
る。その後、ステップS1に戻る一方、ステップS5の
判断において、定形コマンドと一致しない場合には、ス
テップS7に移り、定形コマンドや第3のメモリ30に
格納された過去の操作コマンドの操作来歴と部分的に一
致するコマンドがあるか判断する。部分的に一致するコ
マンドがあると判断した場合には、さらに次のステップ
S8で接続されている機器等の情報を参照して一意に定
まる機能のコマンドで有るかの判断を行い、一意に決ま
る場合にはステップS9に示すようにそのコマンドを実
行してステップS1に戻る。
【0028】一方、ステップS8で、定形コマンドや過
去の操作来歴に一致するコマンドが複数見つかったよう
な場合で、コマンドの対象機器を一意では特定出来ない
ような場合には、ステップS10に示すように非動作コ
マンドとして破棄して実行しない。また、ステップS7
で定形コマンド等と部分的にも一致しない場合にもステ
ップS10に移り、非動作コマンドとして破棄して実行
しないでステップS1に戻る。なお、ステップS10の
場合、機能が特定できない等の表示をディスプレイ32
でおこなうようにしても良い。そのような表示を行うと
ユーザは音声入力に対して対応する操作が行われなかっ
たことを確認することができる。
【0029】図3の場合において、より具体的に説明す
る。例えば、各メモリ24、29、30の記憶内容が表
1から表3に示す内容であった場合を例に説明する。術
者が「電気メスバイポーラ」と音声入力すると、ステッ
プS1の判断の後、ステップS5に移り、入力コマンド
が電気メス装置6の出力モードをバイポーラに設定する
事が表1により一意的に決まる。
【0030】術者2が「バイポーラ」と音声入力したと
き、表1から「電気メスバイポーラ」のコマンドと一致
しないが、表2から電気メス装置6が接続されているの
で、「電気メスバイポーラ」である事が一意的に判別す
る事が出来る。
【0031】判別部25は、このとき表1のコマンドテ
ーブルに収められた定形コマンドと部分的に一致するも
のを抽出し、表2の接続機器の情報から一意的に決定で
きた場合、このコマンドを術者が入力したと見なしてい
る。これにより、術者は、長い「電気メスバイポーラ」
というコマンドを一語一句間違わずに入力しなくてもよ
り短い語句の入力により対応する機能を実行させる事が
出来る。
【0032】しかし、仮に表2の接続機器として超音波
手術装置5も接続されている場合において、術者が「出
力アップ」と入力した場合、表1のコマンドテーブルか
ら該当するコマンドは「超音波出力アップ」と「電気メ
ス出力アップ」の2つがあり、また表2を参照してのど
ちらの機能か特定する事が出来ない。この場合はステッ
プS10に示すように、コマンドは破棄され、何ら制御
しない。コマンドが特定出来ない場合は、ディスプレイ
32や図示しないスピーカなどを通して入力が特定出来
ない旨をユーザーに告知しても良い。
【0033】一方、表2のように、超音波手術装置5が
音声制御装置4に接続されておらず、第2のメモリ29
に記憶された接続機器が表2に示す通りであった場合、
術者が「出力アップ」と音声入力した場合、判別部25
は表1のコマンドテーブルと表2の接続機器テーブルか
ら該当するコマンドは「電気メス出力アップ」に一意的
に定まるため、ステップS9で電気メス装置6の出力を
上げるコマンドをI/F部27から電気メス装置6へ送
信する。
【0034】このように本実施の形態によれば、表1の
唯一の機能に対応する定形のコマンドと一致するか否か
を判断するだけでなく、繰り返しのコマンドや接続され
た電子機器の情報や、過去の操作来歴等により唯一の機
能と特定できるか否かの判断手段を有し、この判断結果
により唯一の機能と特定できる場合にはその機能を実行
するように対応する電子機器に制御コマンドを送信して
実行させるようにしているので、より短い語句のコマン
ドの場合でも唯一の機能と特定できる場合にはその機能
を実行させることができ、ユーザによる操作性を向上で
きる効果がある。
【0035】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図4を参照して説明する。本実施の形態は
第1の実施の形態と同様の構成であり、その動作プログ
ラムが一部異なる。このため、第1実施の形態と同じ構
成要素及び機能に関しては同一番号を使用して、その説
明を省略する。
【0036】本実施の形態では音声制御装置4の第1の
メモリ24には以下の表4に示すコマンドテーブルが格
納されている。
【0037】
【表4】 つまり、表4には超音波出力アップ等の実行させるコマ
ンドの他に、連続動作モードに設定する「連続」のコマ
ンド、音声入力をキャンセルする「制御停止」コマン
ド、操作済の音声入力による制御を1つ前の設定に戻す
「設定戻す」コマンド、有声制御装置起動時の初期状態
に戻す「リセット」コマンドが設けてあることが特徴と
なっている。なお、第3のメモリ23には、例えば表3
に示す過去3回のコマンドが記憶されている。
【0038】次に本実施の形態の作用を図4を参照して
説明する。図1に示すように手術に使用する電子機器等
を接続して、電源をONして音声入力が可能な状態に設
定する。そして、術者がマイク3から音声でコマンドを
発生する。
【0039】すると、図4の最初のステップS11で音
声認識部23は連続動作モードの設定コマンドかの判断
を行う。そして、連続動作モードに設定する「連続」の
コマンドであると判断すると、ステップS12に進み連
続動作モードに設定してステップS11に戻る。この場
合、ディスプレイ32に連続動作モードに設定されてい
ることを表示するようにしても良い。
【0040】また、ステップS11の判断において、連
続動作モードに設定するコマンドでないと判断すると、
ステップS13に移り、「制御停止」コマンドか否かの
判断を行う。
【0041】「制御停止」と判断した場合には、音声認
識部23はその判断結果を判別部25に送り、判別部2
5は第3のメモリ30に記憶された最新の制御コマンド
を読み出し、制御信号発生部26に対して直前の操作を
停止する制御コマンドを音声制御装置4に接続されてい
る周辺の電子機器に送信して、制御停止させる(ステッ
プS14)。そして、ステップS11に戻る。
【0042】例えば、術者が連続的に光量を上げる操作
をするために「光量アップ」のコマンドを入力した後に
「制御停止」のコマンドを入力すると、判別部25は制
御信号発生部26に対して光量の連続的な変更を取りや
める「光量ストップ」コマンドを制御信号発生部26に
対して送信することになる。
【0043】また、ステップS13の判断において、
「制御停止」のコマンドで無いと判断した場合にはステ
ップS15に移り、術者が音声コマンドを入力する前の
設定状態に戻すために「設定戻す」のコマンドかの判断
を行う。この「設定戻す」のコマンドと判断した場合に
は、判別部25は第3のメモリ30から直前の操作をキ
ャンセルする制御コマンドを周辺機器に送信してステッ
プS16に示す1つ前の設定に戻した後、ステップS1
1に戻る。
【0044】例えば、術者が電気メス出力設定を上げる
操作をするために「電気メス出力アップ」のコマンドを
入力した後に「設定戻す」のコマンドを入力すると、判
別部25は第3のメモリ30から直前の操作内容を読み
取り、制御信号発生部26に対して電気メスの出力設定
を下げる「電気メス出力ダウン」のコマンドを制御信号
発生部26に対して送信する。
【0045】また、ステップS15の判断において、
「設定戻す」のコマンドで無いと判断した場合にはステ
ップS17に移り、「リセット」のコマンドかの判断を
行う。この「リセット」のコマンドと判断した場合に
は、ステップS18に進み、判別部25は第3のメモリ
30から全ての音声操作の履歴をキャンセルする制御コ
マンドを周辺機器に送信してステップS11に戻る。
【0046】例えば、表3に示す操作来歴が記録されて
いるとき、判別部25は第3のメモリ30から全ての音
声の操作来歴を読み取り、制御信号発生部26に対して
過去の音声の操作来歴による制御をリセットする「リセ
ット」のコマンドを制御信号発生部26に対して送信す
る。これにより、音声入力により誤った発声などで意図
しない動作をする場合には、容易に音声入力をキャンセ
ルする事が出来る。
【0047】また、ステップS17の判断において、
「リセット」のコマンドで無いと判断した場合にはステ
ップS19に移り、連続動作モードに設定されているか
否かの判断を行う。
【0048】そして、連続動作モードに設定されている
と判断した場合には、ステップS20に進み、連続制御
実行(連続動作モードで)の処理を行い、ステップS1
1に戻る。この処理では例えば「超音波出力アップ」の
コマンドと判断した場合には、連続的に超音波出力アッ
プを行う。
【0049】従って、例えば出力値を大きく変化させる
ような場合には有効なものとなる。なお、出力値が術者
の所望とする設定値になった場合には、「制御停止」の
コマンドを入力すれば良い。
【0050】一方、連続動作モードに設定されていない
と判断した場合には、ステップS21に進み、単独制御
実行(単独動作モードで)の処理を行い、ステップS1
1に戻る。この処理では、例えば「超音波出力アップ」
のコマンドと判断した場合には、その直前の出力状態か
ら1ステップ分だけ、超音波出力アップを行う。
【0051】なお、ステップS21の処理は例えば第1
の実施の形態の動作モードに該当する。
【0052】本実施の形態によれば、1つの音声入力に
より、医療機器の状態を連続的に変化できるので、医療
機器の設定値を大きく変化させる場合にも少ない音声入
力回数で設定できる。従って、術者の音声入力をする回
数を減らすことができ、術者の負担を軽減できる。その
他、第1の実施の形態と同様の効果を有する。
【0053】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を説明する。本実施の形態は、第1実施の形
態の変形例に相当するもので、第1のメモリ24を階層
構造にしたもので、表5に示すようにサブコマンドテー
ブルを設けたものにしている。
【0054】
【表5】 表5から分かるように「気腹圧力アップ」コマンドの変
形コマンドを「気腹圧力アップ」コマンドのテーブルの
下位にサブコマンドテーブルとして追加して設けたもの
である。
【0055】術者が例えば気腹圧力の設定を上げようと
思って「気腹圧力アップ」のコマンドを入力するつもり
で「腹腔圧力アップ」等と類義語で入力する事はしばし
ばある。
【0056】このとき、判別部25は第1のメモリ24
のコマンドテーブルを検索するが、マッチするものがな
い。このとき、「圧力」というキーワードがコマンドテ
ーブルの『気腹圧力アップ」に類似している事に着目し
て「気腹圧力アップ」の下位のサブコマンドテーブルを
検索する。
【0057】果たして術者が入力した「腹腔圧力アッ
プ」はサブコマンドテーブルの中からピックアップさ
れ、判別部25は制御信号発生部26に対して「気腹圧
力アップ」のコマンドを送信する。これにより、ユーザ
は音声入力のためのキーワードを厳密に記憶しなくても
通常用いるキーワードを発声するだけで所望の操作が可
能となる。その他は第1の実施の形態と同様の作用及び
効果を有する。
【0058】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図5及び図6を参照して説明する。本実施
の形態は、例えば第1の実施の形態において、音声入力
により、判断した結果を類推する処理も行えるようにし
たものである。
【0059】つまり、第1の実施の形態では、音声入力
部23は第1のメモリ24や過去の操作来歴と少なくと
も部分的に一致するもので動作する構成となっていた
り、一致するものでも複数のコマンドに該当して一意的
に決まらないコマンドではそのコマンドを実行しないよ
うにしていたが、本実施の形態では厳密に一致するもの
で無くても類似するコマンドをディスプレイ32で表示
するようにしている。
【0060】そして、ディスプレイ32で表示したもの
に対して改めてその1つを特定する例えば音声による選
択を行うことにより、厳密に一致しない場合でも、その
場合の情報を有効利用して音声コマンドとして実行させ
易くするものである。
【0061】図5は本実施の形態による動作の概要を示
すフローチャートを示す。音声入力が可能な状態にな
り、術者がマイク3から音声入力を行うと、ステップS
31に示すように入力された音声によるコマンドが所定
のコマンドに一意的に決まるかの判断を行う。
【0062】ここで、所定のコマンドとしては第1のメ
モリ24に格納されているコマンドや、接続機器の状態
や過去の操作来歴により一意的に決まるコマンドである
かの判断を行う。そして、一意で決まる場合には、ステ
ップS35の該当するコマンドを実行することになる。
この動作は第1の実施の形態と同様である。
【0063】一方、ステップS31の判断において、一
意的に決まるコマンドでない場合には、ステップS32
に示すように術者が入力したコマンドに対して判別部2
5が第1のメモリ24に記憶されたコマンドの中や第3
のメモリ30に記憶された操作来歴等から類推する。
【0064】そして、完全にマッチせず、似通ったコマ
ンドが複数存在するような場合、ステップS33に示す
ように入力したコマンドに相当すると想定されるコマン
ド候補リストを表示する。具体的には図6に示すよう
に、音声制御装置4に接続されたディスプレイ32の画
面上に似通ったコマンド候補の一覧(リスト)を表示す
る。
【0065】そして、ステップS34に示すように、術
者はそのコマンドー覧の中から所望のコマンドを音声入
力で選択する事により、所望のコマンドを選択すること
ができる。
【0066】例えば、第1の実施の形態の表1のコマン
ドリストに対して、「出力アップ」のコマンドを術者が
入力したとき、超音波手術装置5の出力アップか電気メ
ス装置6の出力アップか判別部25では判別しきれな
い。
【0067】この場合、判別部25はディスプレイ32
において図6に示すように「超音波出力アップ」と「電
気メス出力アップ」の両方を候補として表示する。術者
が再度正確なコマンドを入力する事により、そのリスト
から所望とするコマンドが決定され、次のステップS3
5に進み、そのコマンドの実行が行われる。
【0068】なお、ステップS34においては、例えば
図6にコマンド候補リストが表示された場合、「1」或
いは「2」と音声入力することにより「超音波出力アッ
プ」或いは「電気メス出力アップ」と音声入力した場合
と同様に選択することもできる。
【0069】つまり、本実施の形態によれば、音声コマ
ンドによる判断で一意的に所望とするコマンドとして判
断されない場合でも、その音声コマンドに類似するコマ
ンドのリストが表示されるので、その表示したリストか
ら所望とするコマンドを特定するような音声入力を行え
ば良いので、上述したように短く簡単な発音をすること
により所望とするコマンドとして特定されるようにでき
る。
【0070】このように本実施の形態では音声入力によ
り仮に対応するコマンドとして特定されないような場合
にも、そのコマンドに類似するコマンドの候補を上げる
ようにしてその情報を有効利用しているので、その後に
より簡単な語句により所望とするコマンドを特定して実
行させることができる。なお、図6において、「1」、
「2」の代わりに「A」、「B」等でも良いことは明ら
かである。
【0071】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図7を参照して説明する。本実施の形態は
第2の実施の形態の変形例に相当する。本実施の形態
は、第1のメモリ24のコマンドテーブルには第2の実
施の形態の場合と同様に表5に示す連続操作を実行する
ための「連続」コマンドが設けてある。
【0072】例えば、光源の明るさを増減する制御コマ
ンドとして「光量アップ」、「光量ダウン」などは増減
の度に逐一音声で入力するのではなく、一度のコマンド
で連続して増減し、適切な設定に変わったところで音声
によって操作を停止する事が好ましい。
【0073】一方、電気メス装置6や超音波手術装置5
などのように、人体にエネルギを積極的に印加する周辺
機器においては一度の操作で連続的に設定が変わるのは
好ましくない場合もある。
【0074】本実施の形態では、音声制御装置4に接続
された各周辺の電子機器に対して連続的な操作を可能に
するか否かの情報を第2のメモリ29に記憶するように
している。表6はその情報を示している。
【0075】
【表6】 表6では、内視鏡用CCU8及び内視鏡用光源装置9に
ついてのみ、光量アップや光量ダウン等の制御コマンド
に対する連続操作を許可するローリスク機器としてい
る。
【0076】なお、本実施の形態では制御コマンドは表
5において、連続的に変化させることが可能なコマンド
であり、超音波出力アップや超音波出力ダウン等のコマ
ンドであり、光量ストップや制御停止等の1回で設定が
済むコマンドは制御コマンド以外のコマンドとしてい
る。
【0077】次に本実施の形態の作用を図7を参照して
説明する。音声入力が可能な状態に設定されて、術者が
コマンドを音声で入力すると、図7のステップS41に
示すように連続動作モードの設定コマンドか否かの判断
を行う。
【0078】「連続」のコマンドと判別部25が認識す
ると、ステップS42に示すように以降の入力コマンド
に対しては連続してその動作を繰り返す連続動作モード
に設定してステップS41に戻る。なお、上述したよう
にディスプレイ32には連続動作モードに設定した場合
には、それが術者に分かるようにその表示を行うように
しても良い。
【0079】ステップS41の判断において、連続動作
モードに設定するコマンドで無いと判断すると、ステッ
プS43に進み、制御コマンドか否かの判断を行う。制
御コマンドで無いと判断した場合には、ステップS44
に進み対応するコマンドを実行してステップS41に戻
る。
【0080】一方、制御コマンドであると判断した場合
には、ステップS45に移り、ローリスク機器に対する
制御コマンドであるか否かの判断を第2のメモリ29の
情報から判断する。そして、ローリスク機器に対する制
御コマンドで無いと判断した場合にはステップS46の
単独動作モードでその制御コマンドを実行するようにす
る。
【0081】一方、ローリスク機器に対する制御コマン
ドであると判断した場合にはステップS47に移り、連
続動作モードに設定されているか否かの判断を行う。そ
して、連続動作モードに設定されていない場合にはステ
ップS46に移り、単独動作モードでその制御コマンド
を実行する。逆に連続動作モードに設定されている場合
にはステップS48に進み、連続動作モードでその制御
コマンドを実行する。
【0082】典型的な例で説明すると、最初に「連続」
の音声入力を行い連続動作モードでも使用できるように
する。その後に、術者が内視鏡用光源装置9の光量を増
やすための制御コマンドとして「光量アップ」コマンド
を入力すると、ステップS45で術者の入力したコマン
ドに対する連続操作の可否の情報から連続動作が許可さ
れたローリスク機器に対する制御コマンドであるか否か
が判断される。この場合にはローリスク機器であると判
断され、さらにステップS47で連続動作モードに設定
されているか否かが判断される。
【0083】上述のように連続動作モードに設定されて
いる場合には、次のステップS48で、術者の入力した
コマンドは連続的に操作される。具体的には光量アップ
が連続的に行われる。
【0084】一方、ローリスク機器以外の機器に対する
制御コマンドの場合には、ステップS47の判断が否と
なり、術者のコマンド入力に対して、その都度単独の制
御動作で行われ、連続制御動作は行われない。
【0085】本実施の形態によれば、連続操作を禁止す
る機器においては、不用意に機器が連続して動作する事
がなく、一方、連続操作を行っても何ら支障のない機器
に対してはコマンドを入力する事により、連続して操作
を行う事ができるので、音声入力の頻度を低くし、操作
しやすい環境を得る事が出来る。
【0086】[付記] 1.請求項1において、音声入力に対してその音声入力
に対応する機能を連続して行う音声コマンドを設けた。 2.請求項1において、音声入力に対してその音声入力
に対応する音声コマンドを特定できない場合にも、その
音声入力に類似する音声コマンドのリストを表示し、表
示されたリストから特定された音声コマンドを実行でき
るようにした。
【0087】3.請求項1において、音声入力に対して
その音声入力に対応する機能を連続して行うことを可能
とする電子機器と、連続して行うことを禁止する電子機
器とを予め設定し、前記設定された内容に従って音声入
力に対応する機能を実行するようにした。 4.請求項1において、予め登録された唯一の機能に対
応する唯一の音声コマンドに類似し、同じ機能として割
り当てられたサブの音声コマンドを用意した。
【0088】5.複数の医療電子機器の機能を音声によ
り制御する音声制御システムにおいて、前記複数の医療
電子機器の何れかに対して所定の機能を実行させるため
の音声を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段よ
り入力した音声に基づき制御すべき機能を特定する機能
特定手段と、前記機能特定手段により特定された機能を
実行する対象となる医療電子機器を前記複数の医療電子
機器の中から特定する制御対象特定手段と、前記制御対
象特定手段により唯一の医療電子機器が特定されたとき
に限り、前記音声入力手段より入力した音声に基づき前
記特定された医療電子機器を制御する医療電子機器制御
手段と、を有することを特徴とする音声制御システム。
【0089】6.付記5に記載の音声制御システムであ
って、前記音声入力手段より入力した音声が過去に実行
された実行コマンドを繰り返すことを指示した繰り返し
コマンドであるか否かを判定する繰り返しコマンド判定
手段と、前記繰り返しコマンド判定手段で繰り返しコマ
ンドであると判定されたとき、前記実行制御手段で過去
に実行された実行コマンドに基づき前記電子機器を制御
する繰り返し制御手段と、を有することを特徴とする音
声制御システム。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の医療電子機器の機能を音声により制御する音声制御
システムにおいて、前記複数の電子機器の何れかに対し
て所定の機能を実行させるための音声を入力する音声入
力手段と、前記音声入力手段より入力した音声に基き制
御すべき機能を特定する機能特定手段と、前記機能特定
手段により特定された機能を実行する対象となる医療電
子機器を前記複数の医療電子機器の中から特定する制御
対象特定手段と、を有し、前記制御対象特定手段は接続
された医療電子機器及び過去の音声による操作来歴等を
参照することにより、予め用意された唯一の機能に対応
する音声コマンド以外の音声の入力の場合に対しても、
唯一の機能を特定できるか否かを判断し、唯一の機能を
特定できるときに限り、前記音声入力手段より入力した
音声に基き前記特定の機能を実行するように該当する医
療電子機器を制御する医療電子機器制御手段を設けた構
成にしているので、より少ない語句の音声入力の場合で
も唯一の機能を特定するような音声入力を行うことで所
望の機能を実行させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡外科
手術システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】図1の音声制御装置の構成を示すブロック図。
【図3】図2の音声制御装置の処理の流れを示すフロー
チャート図。
【図4】本発明の第2の実施の形態における音声制御装
置の処理の流れを示すフローチャート図。
【図5】本発明の第4の実施の形態における音声制御装
置の処理の流れを示すフローチャート図。
【図6】ディスプレイによる表示例を示す図。
【図7】本発明の第5の実施の形態における音声制御装
置の処理の流れを示すフローチャート図。
【符号の説明】
1…内視鏡外科手術システム 2…術者 3…マイク 4…音声制御装置 5…超音波手術装置 6…電気メス装置 7…気腹装置 8…内視鏡用CCU 9…内視鏡用光源装置 10…内視鏡 11…挿入部 13…撮像素子 14…TVカメラ 15…モニタ 20…入力部 23…音声認識部 24…第1のメモリ 25…判別部 26…制御信号発生部 27…I/F部 28…識別部 29…第2のメモリ 30…第3のメモリ 32…ディスプレイ
フロントページの続き (72)発明者 安永 浩二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中土 一孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 工藤 正宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 本田 吉隆 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中野 忠博 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA24 BB02 CC06 DD00 HH09 HH56 HH60 5D015 GG01 KK01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の医療電子機器の機能を音声により
    制御する音声制御システムにおいて、 前記複数の医療電子機器の何れかに対して所定の機能を
    実行させるための音声を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段より入力した音声に基づき制御すべき
    機能を特定する機能特定手段と、 前記機能特定手段により特定された機能を実行する対象
    となる医療電子機器を前記複数の医療電子機器の中から
    特定する制御対象特定手段と、 を有し、 前記制御対象特定手段は接続された医療電子機器及び過
    去の音声による操作来歴等を参照することにより、所定
    の機能に対応する音声コマンド以外の音声の入力の場合
    に対しても、唯一の機能を特定できるか否かを判断し、
    唯一の機能を特定できるときに限り、前記音声入力手段
    より入力した音声に基き前記特定の機能を実行するよう
    に該当する医療電子機器を制御する医療電子機器制御手
    段を設けたことを特徴とする音声制御システム。
  2. 【請求項2】 前記音声入力手段により入力した音声が
    過去に特定された機能を繰り返して制御する音声である
    か否かを判定する繰り返し音声判定手段と、 前記繰り返し音声判定手段により繰り返し制御の音声で
    あると判定されたとき、前記医療電子機器制御手段で過
    去に制御した制御内容に基づき前記特定された医療電子
    機器を制御する繰り返し制御手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の音声制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記電子機器制御手段で過去に制御した
    制御内容の来歴を記憶する制御来歴記憶手段をさらに有
    し、前記繰り返し制御手段は前記制御来歴記憶手段に記
    憶された過去の制御内容に基づき前記特定された医療電
    子機器を制御することを特徴とする請求項2に記載の音
    声制御システム。
  4. 【請求項4】 1つ以上の医療電子機器を音声により制
    御する音声制御システムにおいて、 前記医療電子機器の何れかに対して所定の機能を実行さ
    せるための音声を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段より入力した音声が特定の機能を実行
    する実行コマンドであるか否かを判定する実行コマンド
    判定手段と、 前記実行コマンド判定手段で実行コマンドであると判定
    されたとき、前記実行コマンドに基づき前記医療電子機
    器を制御する実行制御手段と、 前記音声入力手段より入力した音声が過去に実行された
    実行コマンドを繰り返すことを指示した繰り返しコマン
    ドであるか否かを判定する繰り返しコマンド判定手段
    と、 前記繰り返しコマンド判定手段で繰り返しコマンドであ
    ると判定されたとき、前記実行制御手段で過去に実行さ
    れた実行コマンドに基づき前記医療電子機器を制御する
    繰り返し制御手段と、 を有することを特徴とする音声制御システム。
  5. 【請求項5】 前記実行制御手段で過去に制御した制御
    内容の来歴を記憶する制御来歴記憶手段をさらに有し、
    前記繰り返し制御手段は前記制御来歴記憶手段に記憶さ
    れた過去の制御内容に基づき前記特定された医療電子機
    器を制御することを特徴とする請求項4に記載の音声制
    御システム。
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