JP2003067270A - 通信プロトコル試験装置 - Google Patents

通信プロトコル試験装置

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JP2003067270A JP2001260186A JP2001260186A JP2003067270A JP 2003067270 A JP2003067270 A JP 2003067270A JP 2001260186 A JP2001260186 A JP 2001260186A JP 2001260186 A JP2001260186 A JP 2001260186A JP 2003067270 A JP2003067270 A JP 2003067270A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信プロトコルの試験の能率化を図る。 【解決手段】 試験対象1が有する各種の通信プロトコ
ルを評価する通信プロトコル試験装置10において、試
験対象に対するデータ送受信に関するハードウエアと各
通信プロトコルを試験する試験プログラム26とが組込
まれた複数の物理IFユニット14と、試験対象と通信
プロトコルとを指定した試験指令に応じて、物理IFユ
ニットへ指定された通信プロトコルの試験指令を送出
し、この物理IFユニットから返信される試験結果を受
領する試験制御部22と、各物理IFユニット内に設け
られ、試験指令を受領すると、自己内の指定された試験
プログラムに基づいて自己のハードウエアを用いて指定
された記試験対象に試験データを送出しこの試験対象か
ら受領した応答データを評価し、この評価結果を試験制
御部へ試験結果として返信する試験実行部32とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の各種通信ネットワークに組込まれた各種の通信機器が
有する各種の通信プロトコルを評価する通信プロトコル
試験装置に関する。 【0002】 【従来の技術】インターネットを始めとする各種通信ネ
ットワークに組込まれた各種の通信機器が有する各種の
通信プロトコルを評価することは、新規の通信機器を開
発したり、新規の通信ネットワークを構築する場合に、
欠かすことのできない重要な事項である。また、稼働中
の通信機器や通信ネットワークの保守、管理においても
欠かすことのできない事項である。 【0003】通信プロトコル(Protocol)とは、基本的
に通信機器相互間で互いに通信の授受を行うための約束
事であるので、通信機器が有する通信プロトコルを評価
する場合、図7に示すように、通信機器からなる試験対
象1に対して、通信プロトコル試験装置2から、評価対
象の通信プロトコルに準拠したフォーマットを有した試
験データを印加する。 【0004】通信機器からなる試験対象1は、通信プロ
トコル試験装置2から入力された試験データに対して、
自己が有する通信プロトコルに従って各種の処理を実施
して、その一部を応答データとして通信プロトコル試験
装置2へ返信する。通信プロトコル試験装置2は、送信
した試験データと返信された応答データとを比較照合し
て、この応答データが、試験データを正しい通信プロト
コルに基いて処理した正しい応答データであるか否かに
基づいて、該当通信機器が有する通信プロトコルの評価
を実施する。 【0005】また、通信ネットワークに組込まれる試験
対象1はこの通信ネットワークで送受信されるデジタル
データの伝送速度等に応じた送信回路や受信回路等のハ
ードウエアが組込まれている。 【0006】例えば、送受信されるデジタルデータの場
合、このデジタルデータの伝送速度の仕様や規格が、1
0Mbps/100Mbps、1.0Gbps、2.5Gbps、1
0Gbps等の複数種類存在し、さらにデジタルデータの
信号が光信号の場合、光の波長が0.85μm、1.3
1μm、1,55μm等の複数種類が存在する。 【0007】したがって、10Mbps/100Mbpsは電
気信号で、1.0Gbps、2.5Gbps、10Gbpsが光
信号の場合、数種類の送受信回路等のハードウエアが必
要となる。 【0008】したがって、伝送速度や光波長がそれぞれ
異なる複数種類の試験対象1に対する通信プロトコルに
対する試験を実施可能とするためには、各伝送速度と光
波長との各組合せに対応する送受信回路等のハードウエ
アを、通信プロトコル試験装置2内に組込む必要があ
る。このように、多数の送受信回路等のハードウエアを
予め通信プロトコル試験装置2内に組込むと、通信プロ
トコル試験装置2が複雑化し、高価格化する。 【0009】このような不都合を解消するために、図8
に示すように、各伝送速度と光波長との各組合せに対応
する送受信回路等のハードウエアを、この通信プロトコ
ル試験装置2に対して装着自在のカード4に組込むこと
が考えられる。よって、試験を実施しようとする試験対
象1のカード4を通信プロトコル試験装置2に装着する
ことによって、該当試験対象1との間でデータの送受信
が可能となる。 【0010】また、インターネットを含む通信ネットワ
ークに組込まれた試験対象1としての通信機器に組込ま
れている通信プロトコルとしては、上述した通信機器相
互間で実行されるデータ送受信に関する比較的簡単なO
SI(Open System Interconnection)参照モデルにお
ける下位層に所属する通信プロトコルの他に、多数の通
信機器が組込まれた通信ネットワーク内をデジタルデー
タが目的地に正しく伝送されるためのOSI参照モデル
における上位層に所属する種々の通信プロトコルが組込
まれている。 【0011】このネットワークに関する通信プロトコル
の代表例として、PPP、ARP、IGMP、BGP
4、ICMP等がある。 【0012】PPP(Point to Point Protocol 2点
間接続プロトコル)は、インターネット等の公衆回線網
における2点間でパケットによるデータ交換を実施する
ためのプロトコルであり、例えば、送受信されるパケッ
ト長を相互に確認する。 【0013】ARP(Address Resolution Protocol
アドレス解決プロトコル)は、パケットの送信先のIP
アドレスが既知でMACアドレスが不明である場合に、
この不明のMACアドレスを検索するためのプロトコル
である。具体的には、ネットワーク上の全部の通信機器
に対して同報通信でIPアドレスを指定したMACアド
レスの問い合せパケットを送信し、該当IPアドレスを
有した通信機器からMACアドレスの返信を得る。 【0014】IGMP(Internet Group Management Pr
otocol インターネット・グループ管理プロトコル)
は、上述した、不特定多数の送信先にパケット(情報)
を送信するブロード・キャストに対して、予め登録され
た特定の送信先グループにおける各送信先へ同一情報を
送信するマルチ・キャストを実現するためのプロトコル
である。 【0015】BGP4(Border Gateway Protocol Vers
ion 4 境界ゲートウェイ・プロトコル)は、各通信機
器において、外部から入力されたパケットを通信ネット
ワーク内のどの経路を経由して目的の端末へ転送するか
を求めるためのプロトコルである。したがって、このB
GP4内には、通信ネットワークの構成が記憶されてい
る。 【0016】この各通信機器(試験対象1)が有するB
GP4の試験法の一例を図9を用いて説明する。図9に
示すように多数の通信機器5が組込まれた通信ネットワ
ークの一つの通信機器5を試験対象1として、この試験
対象1に通信プロトコル試験装置2を接続する。この場
合、試験対象1のBGP4は、各通信機器5へ問い合せ
を行い、ネットワークの構成を把握して、パケットの最
適経路を判断する。そこで、通信プロトコル試験装置2
が、あたかも、自己が一つの通信機器5として試験対象
1へ応答した場合における、試験対象1のBGP4が行
うネットワークの構成の把握とパケットの最適経路の判
断とを、通信プロトコル試験装置2が評価する。 【0017】ICMP(Internet Control Message Pro
tocol エラー制御プロトコル)は、IPプロトコル内
のエラー制御プロトコルであり、このICMPの制御メ
ッセージは、IPデータグラムのデータ部に載せられて
送信され、転送エラーの制御、最終目的地が到達可能か
否かあの試験やその報告、ホストやゲートウエイが処理
できない転送速度の速度調整等を行う。 【0018】したがって、図8に示すように、通信プロ
トコル試験装置2内には、試験対象1が有する上述した
PPP、ARP、IGMP、BGP4、ICMP等の各
通信プロトコルの動作を試験するための各試験プログラ
ム3が記憶されている。 【0019】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す通信プロトコル試験装置2においてもまだ改良すべ
き次のような課題があった。 【0020】すなわち、この通信プロトコル試験装置2
の記憶部内には、上述した5種類以上の試験プログラム
3が記憶されている。さらに、試験対象1の伝送速度や
信号信号種別や光波長等のデータ送受信に関する仕様や
規格に対応した数種類のカード4が装着可能である。さ
らに、各カード4には、複数の試験対象1が接続可能な
ように、複数のポート(入出端子)が設けられている場
合がある。 【0021】さらに、通信ネットワークに組込まれた各
通信機器の各通信プロトコルに対して能率的に試験を行
うために、複数の試験対象1に対する通信プロトコルの
試験を同時に実施したり、複数種類の通信プロトコルに
対する試験を同時に試験する場合がある。 【0022】これらの通信プロトコルの試験は通信プロ
トコル試験装置2に組込まれたメインCPUが各試験プ
ログラム3に従って実施する。この通信プロトコル試験
装置2に組込まれたメインCPUは、通信プロトコルの
試験の他に、試験結果のデータ処理や、試験結果の表示
や、各種試験条件の設定、操作者が操作するGUIの応
対、装着されているカード4の管理、各カード4の各ポ
ートの管理等を実施する必要がある。 【0023】したがって、通信プロトコル試験装置2に
組込まれたCPUの処理負担が増大し、通信プロトコル
試験装置2全体の試験能率が低下する懸念がある。 【0024】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各通信プロトコルを試験するための各試験
プログラムを各物理IFユニットに組込むことにより、
試験装置全体を管理するメインCPUと実際に各試験を
実施するCPUとの間の処理の負荷分散を図ることがで
き、試験装置全体の試験能率を向上できる通信プロトコ
ル試験装置を提供することを目的とする。 【0025】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数種類の試
験対象に対して試験データを印加して、この試験対象か
ら出力される応答データを受領して、試験データと応答
データとの関係より、試験対象が有する各種の通信プロ
トコルを評価する通信プロトコル試験装置に適用され
る。 【0026】そして、上記課題を解消するために、本発
明の通信プロトコル試験装置においては、試験対象のデ
ータ送受信に関する種類毎に設けられ、該当試験対象に
対するデータ送受信に関するハードウエアと各通信プロ
トコルを試験するための複数の試験プログラムとが組込
まれた複数の物理IFユニットと、試験対象と通信プロ
トコルとを指定した試験指令に応じて、この指定された
試験対象に対応する物理IFユニットへ指定された通信
プロトコルの試験指令を送出し、この物理IFユニット
から返信される試験結果を受領する試験制御部と、各物
理IFユニット内に設けられ、試験指令を受領すると、
自己内の指定された試験プログラムに基づいて自己のハ
ードウエアを用いて指定された試験対象に試験データを
送出しこの試験対象から受領した応答データを評価し、
この評価結果を試験制御部へ試験結果として返信する試
験実行部とを備えている。 【0027】このように構成された通信プロトコル試験
装置においては、各物理IFユニット内には、自己が接
続された試験対象のデータ送受信に関するハードウエア
の他に、各通信プロトコルを試験するための複数の試験
プログラムが組込まれている。 【0028】そして、各物理IFユニットに接続された
試験対象に組込まれた各通信プロトコルに対する試験
は、該当試験対象が接続された物理ユニット内に組込ま
れたCPU等の試験実行部が実施する。 【0029】したがって、試験装置全体を制御するメイ
ンCPU等の試験制御部は、試験対象と通信プロトコル
とを指定した試験指令入力に応じて、この指定された試
験対象に対応する物理IFユニットへ指定された通信プ
ロトコルの試験指令を送出しこの物理IFユニットから
返信される試験結果を受領すればよいので、従来装置に
対して処理負担を大幅に軽減できる。 【0030】このように、試験装置の処理を、全体を管
理する試験制御部と、実際に各通信プロトコルの試験を
実施する各物理ユニットの試験実行部とに分散できるの
で、試験装置全体の処理能率を大幅に向上できる。 【0031】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は実施形態に係る通信プロトコ
ル試験装置の外観図であり、図2はこの実施形態の通信
プロトコル試験装置の概略構成を示すブロック図であ
り、図3は実施形態の通信プロトコル試験装置の詳細ブ
ロック図である。 【0032】図1(a)に示すように、通信プロトコル
試験装置10の正面10aには、GUI(グラフィカル
・ユーザ・インタフェース)の一部を構成する表示器1
1及び操作パネル12が設けられている。通信プロトコ
ル試験装置10の裏面10bには、図1(b)に示すよ
うに、PCI(Peripheral Component Interconnect周
辺機器間接続)カードと称するカード状の物理IFユニ
ット14を装着するための5個のスロット(挿入口)1
3が形成されている。 【0033】操作者は、通信ネットワークに組込まれた
通信機器等の自己が通信プロトコルの試験を実施しよう
とする試験対象1におけるデータ送受信に関する仕様や
規格に合致したハードウエアや、各通信プロトコルを試
験するための複数の試験プログラムを記憶するメモリが
搭載された物理IFユニット14を、任意のスロット
(挿入口)13に装着し、この物理IFユニット14の
各ポート(入出力端子)に試験対象1を接続したのち、
実際の試験を開始する。 【0034】図2に示すように、この通信プロトコル試
験装置10は、大きく分けて、前述した通信プロトコル
試験装置10の正面10aに設けられた表示器11及び
操作パネル12からなるGUI15が組込まれた操作ク
ライアント16と、この操作クライアント16に対して
LAN17を介して接続された試験実施サーバ18と、
この試験実施サーバ18に対して着脱自在に設けられた
複数の物理IFユニット14とで構成されている。 【0035】操作クライアント16には、例えばWindow
s98(登録商標)等の市販のOSが組込まれており、こ
の通信プロトコル試験装置10のユーザが自己のパーソ
ナル・コンピュータ等の情報端末を、LAN17を介し
てこの通信プロトコル試験装置10にアクセス可能であ
る。そして、この操作クライアント16は、試験実施サ
ーバ18に対して、GUI15を介して操作者が指定し
た各通信プロトコルに対する試験指示を出力し、試験結
果を表示器11に表示出力する。 【0036】図3は試験実施サーバ18の詳細ブロック
図である。着脱自在に設けられた各物理IFユニット1
4はスロット13内に設けられた図示しないコネクタを
介してPCIバス19に接続される。このPCIバス1
9は、PCIバスブリッジ20を介して、試験実施サー
バ18のシステムバス21に接続されている。このシス
テムバス21に試験対象1に対して通信プロトコルの試
験の実施を管理する試験制御部としてのメインCPU2
2及び主メモリ23が接続されている。PCIバスブリ
ッジ20は、バスクロックの周波数が高いシステムバス
21とバスクロックの周波数が低いPCIバス19とを
接続する機能を有する。 【0037】主メモリ23内には、図4(a)(b)に
示すように、ユニット装着テーブル25と試験対象接続
テーブル24とが設けられている。 【0038】ユニット装着テーブル25内には、現在時
点で、この通信プロトコル試験装置10の裏面10bの
各スロット13に装着されている物理IFユニット14
が登録されている。 【0039】さらに、試験対象接続テーブル24内に
は、現在時点で装着されている各物理IFユニット14
の各ポート(入出力端子)に現在時点で接続されている
試験対象の識別番号(ID)が記憶されている。 【0040】PCIバス19には、先述した複数の物理
IFユニット14の他に、LAN17を介して前述した
操作クライアント16が接続されたLANインタフェー
ス27が接続されている。 【0041】PCIバス19に対して着脱自在に設けら
れた物理IFユニット14において、ローカルバス28
に対して、試験対象1からの入力端子29a(ポート)
を介した応答データを受信する受信回路30a、試験対
象1に対して出力端子29b(ポート)を介して試験デ
ータを送出する送信回路30b、試験対象1の各通信プ
ロトコルを試験するための複数の試験プログラムを記憶
するメモリ31、試験プログラムを用いて実際に試験を
実施する試験実行部としてのCPU32、及び前記PC
Iバス19との間に介挿されたPCIターゲット33が
接続されている。 【0042】受信回路30a及び送信回路30bはデー
タ送受信に関するハードウエアを構成する。なお、図3
の例では、ポート(入力端子29a、出力端子29b)
は1つしか記載していないが、物理IFユニット14の
種別によっては、複数のポートが設けられている。 【0043】メモリ31内には、図4(c)に示すよう
に、評価対象の通信プロトコルである前述したネットワ
ークに関するPPP、ARP、IGMP、BGP4、I
CMP等を試験するための各試験プログラム26が記憶
されている。 【0044】また、PCIターゲット33は、PCIバ
ス19と内部のローカルバス28とを接続するインタフ
ェース機能を有する。 【0045】この実施形態の通信プロトコル試験装置1
0にて、予め準備されている各試験対象1のデータ伝送
速度や光波長等の仕様や規格で定まる物理IFユニット
14の種類として、伝送速度(bps)、信号種別(電気
信号/光信号)、光波長(μm)に応じて、下記に示す
8種類がある。 【0046】 10Mbps/100Mbps 、電気信号 ポート数 8 1.0Gbps、 光信号、光波長 0.85μm ポート数 2 1.0Gbps、 光信号、光波長 1.31μm ポート数 2 1.0Gbps、 光信号、光波長 1.55μm ポート数 2 2.5Gbps、 光信号、光波長 1.31μm ポート数 1 2.5Gbps、 光信号、光波長 1.55μm ポート数 1 10Gbps、 光信号、光波長 1.31μm ポート数 1 10Gbps、 光信号、光波長 1.55μm ポート数 1 したがって、各物理IFユニット14における各受信回
路30a、送信回路30bは、各伝送速度、信号種別、
光波長に対応した特性を有する。 【0047】このように構成された通信プロトコル試験
装置10で、試験対象1のデータ送受信の仕様や規格に
対応した物理IFユニット14をスロット13に装着
し、さらに、物理IFユニット14の各ポート(入力端
子29a、出力端子29b)に各試験対象1を接続した
状態において、試験実施サーバ18は図5に示す流れ図
に従って試験対象1が有する通信プロトコルの評価を実
施する。なお、この状態においては、試験実施サーバ1
8の主メモリ23のユニット装着テーブル25及び試験
対象接続テーブル24内に、装着した各物理IFユニッ
ト14、及び接続した各試験対象1の識別番号(ID)
が登録される。 【0048】操作者が、通信プロトコル試験装置10の
操作クライアント16のGUI15を操作して、試験対
象1と評価対象の各通信プロトコルを指定した試験要求
を入力する。なお、この場合、1個又は複数の通信プロ
トコルを指定することが可能である。この試験要求は操
作クライアント16からLAN17を介して試験実施サ
ーバ18へ入力される。 【0049】そして、試験実施サーバ18の試験制御部
としてのメインCPU22は、この試験要求を受領する
と(ステップS1)、この試験要求に含まれる試験対象
1、評価対象の各通信プロトコルを抽出する(S2)。
試験対象1に対応する物理IFユニット14を特定し
(S3)、この物理IFユニット14が装着されたスロ
ット13をユニット装着テーブル25から読出す(S
4)。さらに、指定された試験対象1が接続されている
ポート番号を試験対象接続テーブル24から読出す(S
5)。 【0050】以上の試験準備処理が終了すると、この各
通信プロトコルに対する試験を開始する(S5)。指定
された複数の通信プロトコルにおける全ての通信プロト
コルの試験が終了していないことを確認すると(S
7)、未実施の通信プロトコルに対する試験指示を先に
特定したスロット13に装着された物理IFユニット1
4へポート番号を指定して送出する(S8)。そして、
試験指示送出先の物理IFユニット14から試験結果が
入力されると(S9)、この試験結果を用いて、該当通
信プロトコルの試験に対するデータ処理を実施する(S
10)。 【0051】該当通信プロトコルの試験に対するデータ
処理が終了すると、S7、S8へ戻り、未実施の通信プ
ロトコルの試験指示を物理IFユニット14へ送信す
る。S7にて、操作者が指示した全ての通信プロトコル
の試験が終了すると、各試験指示で得られた各データ処
理結果を、各通信プロトコルに対する評価結果(試験結
果)として、LAN17を介して操作クライアント16
へ送出して、表示器11に表示出力させる(S11)。 【0052】また、スロット13に装着された各物理I
Fユニット14の試験実行部としてのCPU32は、図
6に示す流れ図に従って、評価対象の各通信プロトコル
におけるデータ通信の試験を実施する。 【0053】試験実施サーバ18から、一つの通信プロ
トコルの試験指示が入力すると(Q1)、メモリ31に
記憶された該当通信プロトコルの試験プログラム26を
用いて、この試験プログラム26が指定する試験データ
を、指定されたポートの送信回路30bを介して測定対
象1へ送信する(Q2)。測定対象1からの応答データ
を、指定されたポートの受信回路30aを介して受信す
ると(Q3)、この受信した応答データを評価して、こ
の評価結果を指定された通信プロトコルの試験結果とし
て、試験実施サーバ18へ送信する(Q4)。 【0054】このように構成された通信プロトコル試験
装置10においては、試験対象1が有するPPP、AR
P、IGMP、BGP4、ICMP等のネットワークに
関する評価対象の通信プロトコルの各試験プログラム2
6を、試験実施サーバ18の主メモリ23内ではなく
て、各試験対象1が接続される各物理IFユニット14
のメモリ31内へ設定している。 【0055】そして、各試験対象1の各通信プロトコル
に対する実際の試験は、試験実施サーバ18の試験制御
部としてのメインCPU22でなくて、該当試験対象1
に接続された物理IFユニット14の試験実施部として
のCPU32が実施する。 【0056】したがって、試験装置のメインCPUが全
てを実行する図8に示す従来の通信プロトコル試験装置
2に比較して、処理の分散化を図ることができ、通信プ
ロトコル試験層津10全体の試験処理効率を向上でき
る。 【0057】特に、複数の試験対象1に対して、同一又
は異なる種類の通信プロトコルに対する試験を実施する
場合において、メインCPU22の処理負担を大幅に軽
減でき、プロトコル試験装置10全体の試験処理効率を
より一層向上できる。 【0058】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信プロ
トコル試験装置においては、各通信プロトコルを試験す
るための各試験プログラムを試験対象が接続される各物
理IFユニットに組込んでいる。したがって、試験装置
全体を管理するメインCPUと実際に各試験を実施する
各物理IFユニットに組込まれたCPUとの間の処理の
負荷分散を図ることができ、試験装置全体の試験能率を
向上できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係る通信プロトコル試験
装置の外観図 【図2】同実施形態の通信プロトコル試験装置の概略構
成を示すブロック図 【図3】同実施形態の通信プロトコル試験装置の詳細ブ
ロック図 【図4】同実施形態の通信プロトコル試験装置の主メモ
リ内に形成されたユニット装着デーブル、試験対象テー
ブル、及び各物理IFユニットのメモリの記憶内容を示
す図 【図5】同実施形態の通信プロトコル試験装置に組込ま
れた試験実施サーバの試験処理動作を示す流れ図 【図6】同実施形態の通信プロトコル試験装置に組込ま
れた物理IFユニットの試験処理動作を示す流れ図 【図7】従来の通信プロトコル試験装置を示す模式図 【図8】同従来の通信プロトコル試験装置を示すブロッ
ク図 【図9】BGP4(境界ゲートウェイ・プロトコル)の
機能を示す図 【符号の説明】 1…試験対象 10…通信プロトコル試験装置 14…物理IFユニット 15…GUI 16…操作クライアント 17…LAN 18…試験実施サーバ 22…メインCPU 23…主メモリ 24…試験対象接続テーブル 25…ユニット装着テーブル 26…試験プログラム 31…メモリ 32…CPU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数種類の試験対象(1)に対して試験
    データを印加して、この試験対象から出力される応答デ
    ータを受領して、試験データと応答データとの関係よ
    り、前記試験対象が有する各種の通信プロトコルを評価
    する通信プロトコル試験装置(10)において、 前記試験対象のデータ送受信に関する種類毎に設けら
    れ、該当試験対象に対するデータ送受信に関するハード
    ウエア(30a、30b)と前記各通信プロトコルを試
    験するための複数の試験プログラム(26)とが組込ま
    れた複数の物理IFユニット(14)と、 試験対象と通信プロトコルとを指定した試験指令に応じ
    て、この指定された試験対象に対応する物理IFユニッ
    トへ指定された通信プロトコルの試験指令を送出し、こ
    の物理IFユニットから返信される試験結果を受領する
    試験制御部(22)と、 前記各物理IFユニット内に設けられ、前記試験指令を
    受領すると、自己内の指定された試験プログラムに基づ
    いて自己のハードウエアを用いて指定された試験対象に
    試験データを送出しこの試験対象から受領した応答デー
    タを評価し、この評価結果を前記試験制御部へ試験結果
    として返信する試験実行部(32)とを備えた通信プロ
    トコル試験装置。
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