JP2003065731A - 歪み計測装置 - Google Patents

歪み計測装置

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JP2003065731A
JP2003065731A JP2001254708A JP2001254708A JP2003065731A JP 2003065731 A JP2003065731 A JP 2003065731A JP 2001254708 A JP2001254708 A JP 2001254708A JP 2001254708 A JP2001254708 A JP 2001254708A JP 2003065731 A JP2003065731 A JP 2003065731A
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Akio Kondo
明生 近藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歪み計測装置が設置されている設置場所の温
度変化を補償することができる歪み計測装置を提供する
こと。 【解決手段】 光源と、被計測物Sに沿って配設されて
前記光源からの光の伸縮率に応じた特定波長の光を反射
するファイバブラッググレーティング部101を有する
センサ用光ファイバと、該センサ用光ファイバの前記フ
ァイバブラッググレーティング101部にて反射した光
から、前記センサ用光ファイバの伸縮を検出する計測器
とを有し、前記センサ用光ファイバの伸縮の検出結果に
基づいて前記被計測物Sの歪みを計測する歪み計測装置
であって、当該歪み計測装置が設置されている設置場所
の温度が変化しても、前記ファイバブラッググレーティ
ング部101の反射あるいは反射波長を一定に保つこと
のできる温度補償手段100が設けられていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバによっ
て各種構造物の歪みや地盤等の変位を検出する際に使用
される歪み計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、土砂や岩盤の崩落などの危険
を回避するために、監視員が巡回して状況の把握を行う
ことがなされている。しかしながら、このような監視員
の巡回による監視は、極めて効率が悪いばかりか正確性
にも欠けるため、歪みゲージによって地殻変動を検出し
て、その状況を把握することが行われており、この技術
は、たとえば、鉄橋などの鉄鋼構造物やビルディングな
どの建築物の歪みの検出にも用いられ、これらの不具合
を事前に把握することが行われている。
【0003】ところが、歪みゲージは、局部的な歪みの
検出しか行うことができず、したがって、長尺な構造物
などには適さなかった。このため、近年では、光ファイ
バを用い、この光ファイバの伸縮率に対応する反射光の
波長の変化を検出して歪みを計測する歪み計測装置が開
発されつつある。
【0004】以下、このような歪み計測装置の一例につ
いて説明する。図7において、符号1は歪み計測装置で
ある。この歪み計測装置1は、複数本の歪み計測用光フ
ァイバ2を有しており、これら歪み計測用光ファイバ2
が、光チャンネルセレクタ3に接続されている。この光
チャンネルセレクタ3には、サーキュレータ4を介し
て、光源5及び多波長計(計測器)6が接続されてい
る。
【0005】光源5からの計測光は、サーキュレータ4
を介して光チャンネルセレクタ3へ送られ、複数の歪み
計測用光ファイバ2のうちの光チャンネルセレクタ3に
よって選択された歪み計測用光ファイバ2に送られるよ
うになっている。そして、この計測光が送られた歪み計
測用光ファイバ2からの反射光は、光チャンネルセレク
タ3からサーキュレータ4を介して多波長計6に送られ
るようになっている。
【0006】次に、歪み計測用光ファイバ2について説
明する。図8に示すように、歪み計測用光ファイバ2
は、複数のセンサ用光ファイバ11を有しており、これ
らセンサ用光ファイバ11同士及びセンサ用光ファイバ
11と光チャンネルセレクタ3との間は、伝送用光ファ
イバ12によって連結されている。
【0007】これらセンサ用光ファイバ11は、被計測
物Sに取り付けられたもので、これら被計測物Sの歪み
を計測するものである。図9及び図10に示すように、
被計測物Sには、間隔をあけて設置された一対の支持部
(固定部)13が設けられており、これら支持部13
に、歪み計測用光ファイバ2のセンサ用光ファイバ11
が被計測物Sに沿って隙間をあけて支持されている。
【0008】図11にも示すように、センサ用光ファイ
バ11は、その両端に、被覆材12aによって被覆され
た伝送用光ファイバ12が融着されて接続され、一本の
歪み計測用光ファイバ2とされており、この融着部14
には、その外周に、おねじ15が形成されたねじ部16
が設けられている。そして、このセンサ用光ファイバ1
1は、そのおねじ15が形成されたねじ部16が、被計
測物Sに設けられた支持部13のめねじ17にねじ込ま
れて支持されている。
【0009】ここで、このセンサ用光ファイバ11の両
端のねじ部16のおねじ15及び支持部13のめねじ1
7は、互いに逆ねじとされている。つまり、センサ用光
ファイバ11を回動させることにより、両端のねじ部1
6の支持部13へのねじ込み量が変化されて、センサ用
光ファイバ11を捻ることなく伸縮させることができる
ようになっている。
【0010】図12に示すように、支持部13は、被計
測物Sに固定されたベース支持部13aと、このベース
支持部13aの上部にネジ13cによって固定されるカ
バー支持部13bとから構成されており、ベース支持部
13aのめねじ17にねじ部16を配設した状態にてカ
バー支持部13bを被せてネジ13cによって固定して
一体化することにより、ねじ部16が支持部13のめね
じ17に螺合された状態に支持されるようになってい
る。
【0011】センサ用光ファイバ11は、その中間部
に、ファイバブラッググレーティング部(以下、FBG
部という)21を有している。このFBG部21は、光
をブラッグ回折させて反射させるもので、図13に示す
ように、クラッド11aの中心に形成されたコア11b
には、側方からレーザー光線を照射して屈折率を変化さ
せるレーザ照射法などの加工方法によって他の部分に対
して屈折率が異なる複数の反射板部22が形成されてい
る。
【0012】つまり、このFBG部21に光が入射する
と、その光の一部がFBG部21の各反射板部22にて
反射し、互いに干渉して強め合い、比較的大きな反射光
として戻されるようになっている。そして、このFBG
部21が、伸縮されると、反射板部22同士の間隔が変
化し、これにより、互いに干渉して戻される反射光の波
長も変化することとなる。すなわち、このFBG部21
からの反射光の波長の変化を検出することにより、セン
サ用光ファイバ11の伸縮量を割り出し、このセンサ用
光ファイバ11が設けられた被計測物Sの歪みが求めら
れるようになっている。
【0013】なお、各歪み計測用光ファイバ2に設けら
れた各センサ用光ファイバ11には、それぞれ異なる所
定の張力が予め付与されており、これにより、各センサ
用光ファイバ11における反射光の波長が重ならないよ
うにされ、各歪み計測用光ファイバ2における各センサ
用光ファイバ11の反射光をそれぞれ特定することがで
きるようになっている。
【0014】つまり、図14及び図15に示すように、
計測可能な光の波長の範囲である計測可能波長範囲Ws
(図14参照)内において、センサ用光ファイバ11か
らの反射光の被計測物Sの歪みによる変動を含めた波長
の範囲である反射波長範囲Wb(図15参照)同士が、
互いに重なることのないようにされている。
【0015】また、上記構造のFBG部21を有するセ
ンサ用光ファイバ11は、その外周側が紫外線硬化性樹
脂からなる被覆23によって覆われている。さらに、こ
のセンサ用光ファイバ11には、FBG部21の形成部
分における被覆23の外周側に、プラスチックなどの樹
脂からなるチューブ状の補強材24が接着固定され、こ
の補強材24によってFBG部21部分の硬度が高めら
れて他の部分よりも相対的に弾性率が低くされている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような歪み計測装置では、当該歪み計測装置が設置さ
れている設置場所の温度変化により、FBG部からの反
射光の波長が変化してしまい、このため被計測物に歪み
が生じていなくても、FBG部の反射光の波長変化によ
り被計測物に歪みが生じたように検出されてしまうとい
った問題点があった。
【0017】つまり、図16に示すように、たとえば温
度が上昇すればFBG部もそれに伴って伸びることとな
る。この際、この伸びに伴ってFBG部の反射板部22
同士の間隔が拡がり、反射光の波長も変化する。また、
図17に示すように、FBG自体に温度上昇による伸び
が生じないとしても、温度変化により反射光の波長は線
形的に変化する。よって、これらの要因によりFBG部
の反射光の波長が変化すると被計測物自体には歪みが生
じていなくても、多波長計では被計測物に歪みが生じた
ように表示されてしまうこととなる。
【0018】このように、実際には被計測物に歪みが生
じていないのに、温度変化により歪みが生じたように検
出されてしまうといった問題点があった。
【0019】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、当該歪み計測装置が設置されている設置場所の温度
変化を補償することができる歪み計測装置を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の歪み計測装置で
は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1記載の歪み計測装置によれば、光源
と、被計測物に沿って配設されて前記光源からの光の伸
縮率に応じた特定波長の光を反射するファイバブラッグ
グレーティング部を有するセンサ用光ファイバと、該セ
ンサ用光ファイバの前記ファイバブラッググレーティン
グ部にて反射した光から、前記センサ用光ファイバの伸
縮を検出する計測器とを有し、前記センサ用光ファイバ
の伸縮の検出結果に基づいて前記被計測物の歪みを計測
する歪み計測装置であって、当該歪み計測装置が設置さ
れている設置場所の温度が変化しても、前記ファイバブ
ラッググレーティング部の反射あるいは反射波長を一定
に保つことのできる温度補償手段が設けられていること
を特徴とする。この歪み計測装置においては、当該歪み
計測装置が設置されている設置場所の温度が変化して
も、FBG部の反射あるいは反射波長が変化することは
ない。すなわち、被計測物で実際に生じた歪みのみが検
出されることとなる。
【0021】請求項2記載の歪み計測装置によれば、請
求項1に記載の歪み計測装置において、前記温度補償手
段は、前記ファイバブラッググレーティング部の長手軸
線に沿って前記ファイバブラッググレーティング部の外
周面に密着して取り付けられた包囲部材と、該包囲部材
の両端部に、前記包囲部材の少なくとも長手軸線方向に
応力を伝達し得るようにそれぞれ取り付けられた支持部
材と、前記被計測物に固定され、前記支持部材の前記包
囲部材とは反対の側に位置する端部をそれぞれ固定する
少なくとも2つの固定部とを備えていることを特徴とす
る。この歪み計測装置においては、FBG部が支持部材
を介して被計測物に固定された固定部に固定されること
となる。すなわち、FBG部が支持部材を介して固定部
に固定されているので、従来のように光ファイバ自体に
テンションをかけて固定部に支持する必要はない。
【0022】請求項3記載の歪み計測装置によれば、請
求項2に記載の歪み計測装置において、前記支持部材
は、前記包囲部材の長手方向寸法に対して十分に長尺で
かつ細長い部材であって、前記支持部材および前記包囲
部材は互いに、線膨張率および/または弾性率の異なる
材料からなることを特徴とする。この歪み計測装置にお
いては、支持部材および包囲部材の線膨張率および/ま
たは弾性率が異なるように適宜選択されることとなる。
すなわち、FBG部の反射あるいは反射波長が一定に保
たれるように、支持部材および包囲部材の線膨張率およ
び/または弾性率が適宜選択されることとなる。
【0023】請求項4記載の歪み計測装置によれば、請
求項3に記載の歪み計測装置において、前記支持部材の
線膨張率は、前記包囲部材の線膨張率よりも大きいこと
を特徴とする。この歪み計測装置においては、支持部材
の線膨張率が包囲部材の線膨張率よりも大きいので、た
とえば周囲の温度が上昇した場合には、包囲部材がその
両側に位置する支持部材によりその長さが減少されるこ
ととなる。すなわち、包囲部材の長さが減少されるのに
伴いFBG部の長さも減少されることとなる。
【0024】請求項5記載の歪み計測装置によれば、請
求項3に記載の歪み計測装置において、前記支持部材の
弾性率は、前記包囲部材の弾性率よりも大きいことを特
徴とする。この歪み計測装置においては、支持部材の弾
性率が包囲部材の弾性率よりも大きいので、たとえば周
囲の温度が上昇した場合には、包囲部材がその両側に位
置する支持部材によりその長さが減少されることとな
る。すなわち、包囲部材の長さの減少されるのに伴いF
BG部の長さも減少されることとなる。
【0025】請求項6記載の歪み計測装置によれば、請
求項3に記載の歪み計測装置において、前記支持部材お
よび前記包囲部材はそれぞれ、少なくとも一種類の合成
樹脂からなることを特徴とする。この歪み計測装置にお
いては、支持部材および包囲部材が少なくともそれぞれ
一種類の合成樹脂から作り出されることとなる。すなわ
ち、合成樹脂自体の特性(たとえば、線膨張率、弾性率
など)を変更するだけで種々の特性を持つ支持部材およ
び包囲部材が作り出されることとなる。
【0026】請求項7記載の歪み計測装置によれば、請
求項6に記載の歪み計測装置において、前記支持部材
は、第1の合成樹脂および第2の合成樹脂からなり、か
つ前記第1の合成樹脂が前記第2の合成樹脂によって被
覆されて構成されていることを特徴とする。この歪み計
測装置においては、支持部材が、第1の合成樹脂および
第2の合成樹脂から作られ、かつ第1の合成樹脂が第2
の合成樹脂によって被覆されて構成されることとなる。
すなわち、各合成樹脂自体の特性(たとえば、線膨張
率、弾性率など)を変更するとともにこれらを適宜組み
合わせることによりさらに幅広い特性を持つ支持部材お
よび包囲部材が作り出されることとなる。
【0027】請求項8記載の歪み計測装置によれば、請
求項6に記載の歪み計測装置において、前記包囲部材
は、第1の合成樹脂および第2の合成樹脂からなり、か
つ前記ファイバブラッググレーティング部が前記第1の
合成樹脂によって被覆されるとともに、該第1の合成樹
脂が第2の合成樹脂によって被覆されて構成されている
ことを特徴とする。この歪み計測装置においては、包囲
部材が、第1の合成樹脂および第2の合成樹脂から作ら
れ、かつファイバブラッググレーティング部が第1の合
成樹脂によって被覆されるとともに、第1の合成樹脂が
第2の合成樹脂によって被覆されて構成されることとな
る。すなわち、各合成樹脂自体の特性(たとえば、線膨
張率、弾性率など)を変更するとともにこれらを適宜組
み合わせることによりさらに幅広い特性を持つ支持部材
および包囲部材が作り出されることとなる。
【0028】請求項9記載の歪み計測装置によれば、請
求項6に記載の歪み計測装置において、前記支持部材
は、板状形態を有する1枚の第1の合成樹脂と板状形態
を有する2枚の第2の合成樹脂とからなり、かつ前記第
1の合成樹脂が前記第2の合成樹脂によって挟み込まれ
るようにして構成されていることを特徴とする。この歪
み計測装置においては、支持部材が、板状形態を有する
1枚の第1の合成樹脂と板状形態を有する2枚の第2の
合成樹脂とから作られ、かつ第1の合成樹脂が第2の合
成樹脂によって挟み込まれるようにして構成されること
となる。すなわち、各合成樹脂自体の特性(たとえば、
線膨張率、弾性率など)を変更するとともにこれらを適
宜組み合わせることによりさらに幅広い特性を持つ支持
部材および包囲部材が作り出されることとなる。
【0029】請求項10記載の歪み計測装置によれば、
請求項6に記載の歪み計測装置において、前記包囲部材
は、前記ファイバブラッググレーティング部を包含する
とともに板状形態を有する1枚の第1の合成樹脂と板状
形態を有する2枚の第2の合成樹脂からなり、かつ前記
第1の合成樹脂が前記第2の合成樹脂によって挟み込ま
れるようにして構成されていることを特徴とする。この
歪み計測装置においては、包囲部材が、ファイバブラッ
ググレーティング部を包含するとともに板状形態を有す
る1枚の第1の合成樹脂と板状形態を有する2枚の第2
の合成樹脂から作られ、かつ第1の合成樹脂が第2の合
成樹脂によって挟み込まれるようにして構成されること
となる。すなわち、各合成樹脂自体の特性(たとえば、
線膨張率、弾性率など)を変更するとともにこれらを適
宜組み合わせることによりさらに幅広い特性を持つ支持
部材および包囲部材が作り出されることとなる。
【0030】請求項11記載の歪み計測装置によれば、
請求項6に記載の歪み計測装置において、前記支持部材
は、棒状形態を有する第1の合成樹脂とワイヤ状形態を
有する第2の合成樹脂および第3の合成樹脂とからな
り、かつ前記第1の合成樹脂の外周面上に、前記第2の
合成樹脂および第3の合成樹脂が巻き付けられるように
して構成されていることを特徴とする。この歪み計測装
置においては、支持部材が、棒状形態を有する第1の合
成樹脂とワイヤ状形態を有する第2の合成樹脂および第
3の合成樹脂とから作られ、かつ第1の合成樹脂の外周
面上に、第2の合成樹脂および第3の合成樹脂が巻き付
けられるようにして構成されることとなる。すなわち、
各合成樹脂自体の特性(たとえば、線膨張率、弾性率な
ど)を変更するとともにこれらを適宜組み合わせること
によりさらに幅広い特性を持つ支持部材および包囲部材
が作り出されることとなる。
【0031】請求項12記載の歪み計測装置によれば、
請求項6に記載の歪み計測装置において、前記包囲部材
は、ワイヤ状形態を有する第1の合成樹脂および第2の
合成樹脂からなり、かつ前記ファイバブラッググレーテ
ィング部の外周面上に、第1の合成樹脂および第2の合
成樹脂が巻き付けられるようにして構成されていること
を特徴とする。この歪み計測装置においては、包囲部材
が、ワイヤ状形態を有する第1の合成樹脂および第2の
合成樹脂から作られ、かつファイバブラッググレーティ
ング部の外周面上に、第1の合成樹脂および第2の合成
樹脂が巻き付けられるようにして構成されることとな
る。すなわち、各合成樹脂自体の特性(たとえば、線膨
張率、弾性率など)を変更するとともにこれらを適宜組
み合わせることによりさらに幅広い特性を持つ支持部材
および包囲部材が作り出されることとなる。
【0032】請求項13記載の歪み計測装置によれば、
請求項2から7,9,11のいずれか1項に記載の歪み
計測装置において、当該歪み計測装置が傾斜面に取り付
けられるときには、前記支持部材のうち、傾斜面の上側
に位置する支持部材の剛性を、傾斜面の下側に位置する
支持部材の剛性よりも高くしておくことを特徴とする。
この歪み計測装置においては、当該歪み計測装置が傾斜
面に取り付けられるとき、支持部材のうち、傾斜面の上
側に位置する支持部材の剛性が、傾斜面の下側に位置す
る支持部材の剛性よりも高く設定される。すなわち、傾
斜面の下側に位置する支持部材にかかる、FBG部およ
び傾斜面の上側に位置する支持部材の重量が予め補償さ
れることとなる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、歪み計測装置
1(図7参照)を構成する主な構成要素の説明、および
計測原理などの説明は、前述した内容と同一であるの
で、ここではその説明を省略する。よって、ここでは本
発明の特徴部についてのみ説明することにする。また、
従来と同一の部材については同一の符号を付している。
【0034】本発明は、図7に示す光源5と、被計測物
に沿って配設されて前記光源5からの光の伸縮率に応じ
た特定波長の光を反射するFBG部を有するセンサ用光
ファイバ11と、該センサ用光ファイバ11の前記FB
G部にて反射した光から、前記センサ用光ファイバ11
の伸縮を検出する計測器6とを有し、前記センサ用光フ
ァイバ11の伸縮の検出結果に基づいて前記被計測物の
歪みを計測する歪み計測装置1であって、当該歪み計測
装置1が設置されている設置場所の温度が変化しても、
前記FBG部の反射あるいは反射波長を一定に保つこと
のできる温度補償手段が設けられていることを特徴とす
るものである。
【0035】図1を参照されたい。図1に示すように、
温度補償手段100は、FBG部101の長手軸線に沿
ってFBG部101の外周面に密着して取り付けられた
包囲部材102と、この包囲部材102の両端部に、包
囲部材102の少なくとも長手軸線方向に応力を伝達し
得るようにそれぞれ取り付けられた支持部材103と、
被計測物Sに固定され、支持部材103の包囲部材10
2とは反対の側に位置する端部をそれぞれ固定する少な
くとも2つの固定部104とを備えているものである。
また、支持部材103は、包囲部材102の長手方向寸
法に対して十分に長くかつ細長い部材である。
【0036】すなわち、本発明のセンサ用光ファイバ1
1は、包囲部材102および支持部材103を介して固
定部104に支持されている(従来においては、センサ
用光ファイバ11(図8参照)自体が支持部13に直接
支持されていた)。したがって、光ファイバ11は被計
測物Sに対して中空の状態(被計測物Sに対して隙間を
有した状態)で支持されている。これにより伝送用光フ
ァイバ12は単に被計測物S上に横たわった状態で延在
することとなる。
【0037】この構成により、光ファイバにテンション
をかけて支持する必要がなくなるので、固定部13には
光ファイバによるテンションがかかることはない。した
がって、固定部13と被計測物Sとの間の固定力(接着
力)は、従来に比べて弱くてもよいこととなる。
【0038】図2は、温度補償手段100についてさら
に詳しく示した図である。図2を参照されたい。図2に
示すように、複数の反射板部22が形成されたFBG部
101を有するセンサ用光ファイバ11は、その両端
で、融着部14により伝送用光ファイバ12と接続され
ている。この実施形態では、センサ用光ファイバ11と
して、その外周側に紫外線硬化性樹脂からなる被覆23
(図13参照)を有しないものを採用している。したが
って、包囲部材102はクラッド11aの外周面に密着
して取り付けられていることになる。
【0039】なお、図示していないが、センサ用光ファ
イバ11として、従来のように被覆23を有するものを
採用することもできる。この場合、包囲部材102は前
記被覆23の外周面に密着させて取り付けられることと
なる。
【0040】また、支持部材103と固定部104との
接続方法としては、従来の技術の欄で説明したような方
法と同じような方法を採用することができる。すなわ
ち、支持部材103の端部におねじを形成し、固定部1
04にめねじを形成することにより支持部材103を固
定部104に取り付けることができる。
【0041】なお、本発明において、支持部材103と
固定部104との接続方法は、上記のものに限定される
ものではなく、支持部材103が固定部104に固定さ
れ得るものであれば、いかなる構成を有するものであっ
てもよい。
【0042】図3を参照されたい。図3はFBG部にお
ける反射光の波長が変化しないようにしたときのFBG
部101の長さ(縦軸)と温度(横軸)との関係を示す
グラフである。この図から反射光の波長が変わらないよ
うにするためには、温度が上昇した場合にはFBG部1
01の長さを短くし、また温度が低下した場合にはFB
G部101の長さを長くするようにすればよいことがわ
かる。
【0043】したがって、実際に温度変化により反射光
の波長が変わらないようにするためには、支持部材10
3および包囲部材102を互いに、線膨張率および/ま
たは弾性率の異なる材料からつくること、すなわち、支
持部材103の線膨張率が包囲部材102の線膨張率よ
りも大きくなるようにすればよい。言い換えれば、包囲
部材102の両側に位置する支持部材103が、これら
支持部材103の間に位置する包囲部材102の長さ
を、FBG部101における反射光の波長が変化しない
ように増減させればよい。
【0044】これら支持部材103および包囲部材10
2はそれぞれ、少なくとも一種類の合成樹脂から作られ
れば有利である。さらに詳しくいえば、図4に示すよう
に、支持部材103は、第1の合成樹脂103aおよび
第2の合成樹脂103bからなり、かつ第1の合成樹脂
103aが第2の合成樹脂103bによって被覆されて
構成されている。
【0045】また、包囲部材102は、第1の合成樹脂
102aおよび第2の合成樹脂102bからなり、かつ
FBG部101が第1の合成樹脂102aによって被覆
されるとともに、第1の合成樹脂102aが第2の合成
樹脂102bによって被覆されて構成されている。
【0046】さらに図5に示すように、支持部材103
は、板状形態を有する1枚の第1の合成樹脂103cと
板状形態を有する2枚の第2の合成樹脂103dとから
なり、かつ第1の合成樹脂103cが第2の合成樹脂1
03dによって挟み込まれるようにして構成させること
もできる。
【0047】また、包囲部材102は、FBG部101
を包含するとともに板状形態を有する1枚の第1の合成
樹脂102cと板状形態を有する2枚の第2の合成樹脂
102dからなり、かつ第1の合成樹脂102cが第2
の合成樹脂102dによって挟み込まれるようにして構
成させることもできる。
【0048】さらにまた図6に示すように、支持部材1
03は、棒状形態を有する第1の合成樹脂103eとワ
イヤ状形態を有する第2の合成樹脂103fおよび第3
の合成樹脂103gとからなり、かつ第1の合成樹脂1
03eの外周面上に、第2の合成樹脂103fおよび第
3の合成樹脂103gが巻き付けられるようにして構成
させることもできる。
【0049】また、包囲部材102は、ワイヤ状形態を
有する第1の合成樹脂102eおよび第2の合成樹脂1
02fからなり、かつFBG部101の外周面上に、第
1の合成樹脂102eおよび第2の合成樹脂102fが
巻き付けられるようにして構成させることもできる。
【0050】なお、図4ないし図6を用いて説明してき
た支持部材103を構成する第1の合成樹脂と包囲部材
102を構成する第1の合成樹脂とは、それぞれ異なる
線膨張率および/または弾性率を有するものであっても
よいし、すべて同じ線膨張率および/または弾性率を有
するものであってもよい。
【0051】また同様に、支持部材103を構成する第
2の合成樹脂と包囲部材102を構成する第2の合成樹
脂とは、それぞれ異なる線膨張率および/または弾性率
を有するものであってもよいし、すべて同じ線膨張率お
よび/または弾性率を有するものであってもよい。
【0052】ここで重要なことは、これら合成樹脂の特
性(たとえば、線膨張率、弾性率など)を適宜選択し、
温度が変化してもFBG部101の反射光の波長が変わ
らないようにすることである。
【0053】また、歪み計測装置1が傾斜面(たとえば
図2において被計測物Sの左側が低く右側が高くなるよ
うな傾斜面)に取り付けられるようなときには、支持部
材103のうち、傾斜面の上側(この場合右側)に位置
する支持部材103の剛性を、傾斜面の下側(この場合
左側)に位置する支持部材103の剛性よりも高くして
おけばさらに有利である。
【0054】なお、被計測物Sが歪んだことによりFB
G部がたとえば1mm伸びたとした場合、FBG部の反射
あるいは反射光の波長は、そのときの周辺温度により異
なってしまう。すなわち、23℃でのFBG部の1mmの
伸びと、−20℃でのFBG部の1mmの伸びとが、伸び
た長さとしては同じであっても、FBG部の反射あるい
は反射光の波長が異なってしまい、被計測物Sが実際に
いくら歪んだかを正確に計測することは難しい。そこで
本願発明を用いれば、たとえばFBG部に1mmの伸びが
生じた場合でも、FBG部の反射あるいは反射光の波長
を、見かけ上、周辺温度に関係なく同じにすることがで
きるので、被計測物に生じた実際の歪みを正確に計測す
ることができる。
【0055】
【発明の効果】本発明の歪み計測装置によれば、以下の
効果が得られる。すなわち、請求項1記載の歪み計測装
置によれば、当該歪み計測装置が設置されている設置場
所の温度が変化しても、FBG部の反射あるいは反射波
長が変化することはないので、被計測物で実際に生じた
歪みのみを検出することができるという効果を奏する。
【0056】請求項2記載の歪み計測装置によれば、F
BG部が支持部材を介して被計測物に固定された固定部
に固定されているとともに、光ファイバ自体はテンショ
ンフリーの状態となっているので、前記固定部の被計測
物に対する固定力(接着力)を大幅に減少させることが
できるという効果を奏する。
【0057】請求項3記載の歪み計測装置によれば、支
持部材および包囲部材の線膨張率および/または弾性率
を適宜選択することにより、FBG部の反射あるいは反
射波長を温度変化に関係なく一定に保つことができると
いう効果を奏する。
【0058】請求項4記載の歪み計測装置によれば、F
BG部の長さを、たとえば周囲の温度が上昇した場合に
は減少させ、反対に低下した場合には増加させることに
よりFBG部の反射あるいは反射波長を一定に保つこと
ができるという効果を奏する。
【0059】請求項5記載の歪み計測装置によれば、F
BG部の長さを、たとえば周囲の温度が上昇した場合に
は減少させ、反対に低下した場合には増加させることに
よりFBG部の反射あるいは反射波長を一定に保つこと
ができるという効果を奏する。
【0060】請求項6記載の歪み計測装置によれば、合
成樹脂自体の特性(たとえば、線膨張率、弾性率など)
を変更することによりFBG部の反射あるいは反射波長
を温度変化に関係なく一定に保つことができるという効
果を奏する。
【0061】請求項7ないし12記載の歪み計測装置に
よれば、各合成樹脂自体の特性(たとえば、線膨張率、
弾性率など)を変更するとともにこれらを適宜組み合わ
せることによりFBG部の反射あるいは反射波長を温度
変化に関係なく一定に保つことができるという効果を奏
する。
【0062】請求項13記載の歪み計測装置によれば、
傾斜面の下側に位置する支持部材の剛性を、傾斜面の上
側に位置する支持部材の剛性よりも高めておくことによ
り、傾斜面の下側に位置する支持部材にかかる、FBG
部および傾斜面の上側に位置する支持部材の重量を予め
補償することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の歪み計測装置を構成す
る歪み計測用光ファイバを説明する概略図である。
【図2】 本発明の一実施形態の歪み計測装置を構成す
る温度補償手段を説明する概略図である。
【図3】 FBG部の反射あるいは反射波長が変わらな
いとしたときのFBG部の長さと温度との関係を示すグ
ラフ図である。
【図4】 図1および図2に示す支持部材および包囲部
材の側面図および断面図である。
【図5】 図4と同様の図であって、他の構成を有する
ものを示す図である。
【図6】 図4と同様の図であって、別の構成を有する
ものを示す図である。
【図7】 従来の歪み計測装置の構成を説明する歪み計
測装置の概略構成図である。
【図8】 従来の歪み計測装置を構成する歪み計測用光
ファイバを説明する概略図である。
【図9】 従来の歪み計測装置の歪み計測用光ファイバ
のセンサ用光ファイバの被計測物への取り付け状態を説
明する平面図である。
【図10】 従来の歪み計測装置の歪み計測用光ファイ
バのセンサ用光ファイバの被計測物への取り付け状態を
説明する側断面図である。
【図11】 従来の歪み計測装置のセンサ用光ファイバ
の構造を説明する斜視図である。
【図12】 従来の歪み計測装置のセンサ用光ファイバ
を支持する支持部の構造を説明する斜視図である。
【図13】 従来の歪み計測装置のセンサ用光ファイバ
に設けられたFBG部の構造を説明する概略斜視図であ
る。
【図14】 光ファイバを用いた歪み計測装置における
反射光の分布を説明するグラフ図である。
【図15】 光ファイバを用いた歪み計測装置における
反射光の分布を説明するグラフ図である。
【図16】 のびと温度との関係を示すグラフ図であ
る。
【図17】 温度と反射光の波長との関係を示すグラフ
図である。
【符号の説明】
1 歪み計測装置 5 光源 6 多波長計(計測器) 11 センサ用光ファイバ 21 FBG部(ファイバブラッググレーティング部) 100 温度補償手段 101 FBG部(ファイバブラッググレーティング
部) 102 包囲部材 103 支持部材 104 固定部 S 被計測物

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、被計測物に沿って配設されて前
    記光源からの光の伸縮率に応じた特定波長の光を反射す
    るファイバブラッググレーティング部を有するセンサ用
    光ファイバと、該センサ用光ファイバの前記ファイバブ
    ラッググレーティング部にて反射した光から、前記セン
    サ用光ファイバの伸縮を検出する計測器とを有し、前記
    センサ用光ファイバの伸縮の検出結果に基づいて前記被
    計測物の歪みを計測する歪み計測装置であって、 当該歪み計測装置が設置されている設置場所の温度が変
    化しても、前記ファイバブラッググレーティング部の反
    射あるいは反射波長を一定に保つことのできる温度補償
    手段が設けられていることを特徴とする歪み計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記温度補償手段は、前記ファイバブラッググレーティ
    ング部の長手軸線に沿って前記ファイバブラッググレー
    ティング部の外周面に密着して取り付けられた包囲部材
    と、該包囲部材の両端部に、前記包囲部材の少なくとも
    長手軸線方向に応力を伝達し得るようにそれぞれ取り付
    けられた支持部材と、前記被計測物に固定され、前記支
    持部材の前記包囲部材とは反対の側に位置する端部をそ
    れぞれ固定する少なくとも2つの固定部とを備えている
    ことを特徴とする歪み計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記支持部材は、前記包囲部材の長手方向寸法に対して
    十分に長尺でかつ細長い部材であって、 前記支持部材および前記包囲部材は互いに、線膨張率お
    よび/または弾性率の異なる材料からなることを特徴と
    する歪み計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記支持部材の線膨張率は、前記包囲部材の線膨張率よ
    りも大きいことを特徴とする歪み計測装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記支持部材の弾性率は、前記包囲部材の弾性率よりも
    大きいことを特徴とする歪み計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記支持部材および前記包囲部材はそれぞれ、少なくと
    も一種類の合成樹脂からなることを特徴とする歪み計測
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記支持部材は、第1の合成樹脂および第2の合成樹脂
    からなり、かつ前記第1の合成樹脂が前記第2の合成樹
    脂によって被覆されて構成されていることを特徴とする
    歪み計測装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記包囲部材は、第1の合成樹脂および第2の合成樹脂
    からなり、かつ前記ファイバブラッググレーティング部
    が前記第1の合成樹脂によって被覆されるとともに、該
    第1の合成樹脂が第2の合成樹脂によって被覆されて構
    成されていることを特徴とする歪み計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記支持部材は、板状形態を有する1枚の第1の合成樹
    脂と板状形態を有する2枚の第2の合成樹脂とからな
    り、かつ前記第1の合成樹脂が前記第2の合成樹脂によ
    って挟み込まれるようにして構成されていることを特徴
    とする歪み計測装置。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記包囲部材は、前記ファイバブラッググレーティング
    部を包含するとともに板状形態を有する1枚の第1の合
    成樹脂と板状形態を有する2枚の第2の合成樹脂からな
    り、かつ前記第1の合成樹脂が前記第2の合成樹脂によ
    って挟み込まれるようにして構成されていることを特徴
    とする歪み計測装置。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記支持部材は、棒状形態を有する第1の合成樹脂とワ
    イヤ状形態を有する第2の合成樹脂および第3の合成樹
    脂とからなり、かつ前記第1の合成樹脂の外周面上に、
    前記第2の合成樹脂および第3の合成樹脂が巻き付けら
    れるようにして構成されていることを特徴とする歪み計
    測装置。
  12. 【請求項12】 請求項6に記載の歪み計測装置におい
    て、 前記包囲部材は、ワイヤ状形態を有する第1の合成樹脂
    および第2の合成樹脂からなり、かつ前記ファイバブラ
    ッググレーティング部の外周面上に、第1の合成樹脂お
    よび第2の合成樹脂が巻き付けられるようにして構成さ
    れていることを特徴とする歪み計測装置。
  13. 【請求項13】 請求項2から7,9,11のいずれか
    1項に記載の歪み計測装置において、 当該歪み計測装置が傾斜面に取り付けられるときには、
    前記支持部材のうち、傾斜面の上側に位置する支持部材
    の剛性を、傾斜面の下側に位置する支持部材の剛性より
    も高くしておくことを特徴とする歪み計測装置。
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