JP2003058764A - 使用量監視プログラム、コマンド実行プログラム、使用量管理装置、プログラム管理装置、管理装置、使用量管理プログラム、プログラム管理プログラム、管理プログラム及び使用量管理システム - Google Patents

使用量監視プログラム、コマンド実行プログラム、使用量管理装置、プログラム管理装置、管理装置、使用量管理プログラム、プログラム管理プログラム、管理プログラム及び使用量管理システム

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JP2003058764A
JP2003058764A JP2001244926A JP2001244926A JP2003058764A JP 2003058764 A JP2003058764 A JP 2003058764A JP 2001244926 A JP2001244926 A JP 2001244926A JP 2001244926 A JP2001244926 A JP 2001244926A JP 2003058764 A JP2003058764 A JP 2003058764A
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program
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computer
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Kazuhiro Hayashi
和宏 林
Hiroaki Teraoka
宏彰 寺岡
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WIREACTION Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末であるコンピュータにおけるプログラム
の使用状態を取得してサーバに送信するシステムにおい
て、使用者にインセンティブを与え、又ソフトウェアの
ダウンロード等の管理を簡素化する。 【解決手段】 端末100におけるプログラムの使用状
態を取得する使用量監視装置130と、使用量監視装置
130との間で情報を授受する使用量管理装置160を
備え、使用量監視装置130は、監視対象のプログラム
である対象プログラムの使用状態を取得し、対象プログ
ラムの使用状態に基づき、対象プログラムの使用量を記
録し、使用量を使用量管理装置に送信し、使用量管理装
置160は、端末100における対象プログラムの使用
量を取得して保持し、対象プログラムの使用量に基づ
き、使用量に対応して付与する特典の種類及び量を示す
特典付与情報を生成し端末100に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用量監視プログ
ラム、コマンド実行プログラム、使用量管理装置、プロ
グラム管理装置、管理装置、使用量管理プログラム、プ
ログラム管理プログラム、管理プログラム及び使用量管
理システムに関する。特に本発明は、サーバから端末に
プログラムをダウンロードし、あるいは端末におけるプ
ログラムの使用状態を取得してサーバに送付する使用量
監視プログラム、コマンド実行プログラム、使用量管理
装置、プログラム管理装置、管理装置、使用量管理プロ
グラム、プログラム管理プログラム、管理プログラム及
び使用量管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】端末であるコンピュータにおけるプログ
ラムの使用状態を取得してサーバに送信し、使用量に基
づき課金等を行う技術は、例えば特開平10−7886
7、特開平10−91556に見られる。特開平10−
78867は、賃貸ソフトウェアの従量制課金及びバー
ジョンアップを行うソフトウェア流通システムを提供す
る。本公知例では、端末(クライアント)に賃貸ソフト
ウェアの使用可能期間又は使用可能時間等を管理する課
金管理手段を備え、端末の使用者の要求に応じて課金管
理手段が管理する使用可能期間又は使用可能時間を補給
し課金データを回収する課金エージェントをサーバから
端末に送付する。特開平10−91556は、端末(ク
ライアント)におけるソフトウェア等の利用情報をサー
バに送付する方法を提供する。本公知例では、端末にお
けるイベント発生を端末上の利用情報蓄積プログラムに
より蓄積し、この利用情報を所定の期間毎にサーバに転
送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に示した従来技術
においては、ソフトウェア等の使用に対する課金を主目
的としている。一方、ソフトウェア等の普及を図るに
は、使用者にインセンティブを与え、又ソフトウェアの
ダウンロード等の管理を簡素にすることが望ましい。
【0004】そこで本発明は、上記の処理をソフトウェ
アの使用状態に合わせて効果的に行うことのできる使用
量監視プログラム、コマンド実行プログラム、使用量管
理装置、プログラム管理装置、管理装置、使用量管理プ
ログラム、プログラム管理プログラム、管理プログラム
及び使用量管理システムを提供することを目的とする。
この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴
の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の
更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、コンピュータを、当該コンピュータにおけ
るプログラムの使用量をサーバに送付するべく取得する
使用量監視装置として動作させる使用量監視プログラム
であって、監視対象のプログラムである対象プログラム
の使用状態を取得する使用量監視モジュールと、前記使
用量監視モジュールによる前記対象プログラムの使用状
態に基づき、前記対象プログラムの使用量を記録する使
用量記録モジュールと、前記使用量記録モジュールによ
る前記使用量を、前記使用量に応じて前記コンピュータ
に付与する特典の種類及び量を示す特典付与情報を生成
する前記サーバに引き渡すべく外部に出力する使用量出
力モジュールとを備えることを特徴とする使用量監視プ
ログラムを提供する。
【0006】前記使用量出力モジュールは、前記使用量
記録モジュールによる前記使用量を、前記コンピュータ
の使用者の指示に基づき前記サーバに送信してもよい。
【0007】前記サーバに対して前記コンピュータの認
証を行わせるための認証情報を前記サーバに送信し、前
記使用量を前記サーバに送信するための認証を前記サー
バに行わせる認証情報送信モジュールを更に備えてもよ
い。
【0008】前記使用量出力モジュールが出力した前記
使用量に基づき前記サーバが作成した前記特典付与情報
を前記サーバから受信し、前記コンピュータの画面に表
示する特典表示モジュールを更に備えてもよい。
【0009】前記使用量記録モジュールによる前記使用
量に基づき、前記コンピュータに付与される前記特典付
与情報を生成する特典情報生成モジュールと、前記特典
情報生成モジュールによる前記特典付与情報を前記コン
ピュータの画面に表示する特典表示モジュールを更に備
えてもよい。
【0010】前記使用量出力モジュールは、前記使用量
が所定量を超過した場合に、前記使用量を前記サーバに
引き渡すべく外部に出力することを促すメッセージを前
記コンピュータの画面に表示してもよい。
【0011】前記使用量出力モジュールは、前記使用量
が前記対象プログラム毎に定められた量を超過した場合
に、前記使用量をサーバに引き渡すべく外部に出力する
ことを促すメッセージを前記コンピュータの画面に表示
してもよい。
【0012】前記使用量出力モジュールは、前記コンピ
ュータ上のブラウザプログラムが特定のページをアクセ
スした場合に、前記サーバから前記コンピュータ上にダ
ウンロードされて実行される使用量収集プログラムの要
求を受けて、前記使用量を前記使用量収集プログラムに
引き渡してもよい。
【0013】前記使用量収集プログラムから、前記使用
量の引渡しの要求を受けた場合に、前記使用量収集プロ
グラムの認証を行う認証モジュールを更に備え、前記認
証モジュールは、前記使用量収集プログラムの認証が正
しく行われた場合にのみ、前記使用量収集プログラムに
前記使用量を引き渡してもよい。
【0014】前記対象プログラムが使用されたことを示
す情報を前記使用量記録モジュールから取得し、前記端
末の画面上に前記対象プログラムに対するコメントを求
めるウィンドウを表示して前記コンピュータの使用者か
らコメント情報を取得するコメント取得モジュールと、
前記コメント取得モジュールによる前記コメント情報を
前記サーバに送信するコメント送信モジュールとを更に
備えてもよい。
【0015】前記サーバから複数の前記コンピュータに
よる前記コメント情報の集計結果を受信するコメント集
計結果受信モジュールと、前記コメント集計結果受信モ
ジュールが受信した前記集計結果を前記コンピュータの
画面上に表示するコメント集計結果表示モジュールとを
更に備えてもよい。
【0016】前記対象プログラムの所定の機能が使用さ
れたことを示す情報を前記使用量記録モジュールから取
得し、前記コンピュータの画面上に前記機能に対するコ
メントを求めるウィンドウを表示して前記コンピュータ
の前記使用者からコメント情報を取得するコメント取得
モジュールと、前記コメント取得モジュールによる前記
コメント情報を前記サーバに送信するコメント送信モジ
ュールとを更に備えてもよい。
【0017】前記サーバから複数の前記コンピュータに
よる前記コメント情報の集計結果を受信するコメント集
計結果受信モジュールと、前記コメント集計結果受信モ
ジュールから受信した前記集計結果を前記コンピュータ
の画面上に表示するコメント集計結果表示モジュールと
を更に備えてもよい。
【0018】本発明の第2の形態によると、コンピュー
タを、当該コンピュータにおけるプログラムの使用量を
サーバに送付するべく取得する使用量監視装置として動
作させる使用量監視プログラムであって、前記使用量を
取得する対象となる1以上の対象プログラムのリストで
ある監視リストを管理する監視リスト管理モジュール
と、監視対象に指定された前記対象プログラムの使用状
態を取得する使用量監視モジュールと、前記使用量監視
モジュールによる前記対象プログラムの使用状態に基づ
き、前記対象プログラムの使用量を記録する使用量記録
モジュールと、前記使用量記録モジュールによる前記使
用量を、外部に出力する使用量出力モジュールとを備え
ることを特徴とする使用量監視プログラムを提供する。
【0019】前記監視リスト管理モジュールは、前記コ
ンピュータにプログラムをインストールするインストー
ルプログラムが、前記監視リストに前記プログラムを追
加した場合に、前記プログラムを、前記使用量を取得す
る対象としてもよい。
【0020】前記対象プログラムが他のプログラムに置
換されているかどうかを検査し、置換されている場合に
警告情報を出力する監視対象検査モジュールを更に備え
てもよい。
【0021】前記監視リスト管理モジュールは、前記監
視対象検査モジュールが前記警告情報を出力した場合に
前記対象プログラムを監視対象から除外してもよい。
【0022】前記使用量記録モジュールは、前記警告情
報を受けた場合に、前記対象プログラムの前記使用量の
更新を中止してもよい。
【0023】本発明の第3の形態によると、コンピュー
タに、使用者の指示に基づきサーバから与えられる前記
コンピュータの管理コマンドを実行させるコマンド実行
プログラムであって、前記コンピュータ上のブラウザプ
ログラムが特定のページをアクセスした場合に、前記サ
ーバが送信する前記管理コマンドを受信するコマンド受
信モジュールと、前記コマンド受信モジュールが受信し
た前記管理コマンドを実行するコマンド実行モジュール
とを備えることを特徴とするコマンド実行プログラムを
提供する。
【0024】前記コマンド受信モジュールは、前記コン
ピュータ上のブラウザプログラムが特定のページをアク
セスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ上に
1以上のプログラムを追加する追加要求を受信し、前記
コマンド実行モジュールは、前記追加要求を受けて前記
サーバから前記プログラムを受信し、前記プログラムを
前記コンピュータ上に追加してもよい。
【0025】前記コマンド受信モジュールが前記追加要
求を受信した場合に、前記追加要求の認証を行う認証モ
ジュールを更に備え、前記認証モジュールは、前記追加
要求の認証が正しく行われた場合にのみ、前記コマンド
実行モジュールに前記プログラムを前記コンピュータ上
に追加させてもよい。
【0026】前記コマンド受信モジュールは、前記コン
ピュータ上のブラウザプログラムが特定のページをアク
セスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ上に
1以上のプログラムを追加する追加要求と前記プログラ
ムを受信し、前記コマンド実行モジュールは、前記追加
要求を受けて、前記プログラムを前記コンピュータ上に
追加してもよい。
【0027】前記コマンド受信モジュールが前記追加要
求を受信した場合に、前記追加要求の認証を行う認証モ
ジュールを更に備え、前記認証モジュールは、前記追加
要求の認証が正しく行われた場合にのみ、前記コマンド
実行モジュールに前記プログラムを前記コンピュータ上
に追加させてもよい。
【0028】前記コマンド受信モジュールは、前記コン
ピュータ上のブラウザプログラムが特定のページをアク
セスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ上の
プログラムの削除要求を受信し、前記コマンド実行モジ
ュールは、前記削除要求を受けて前記プログラムを前記
コンピュータ上から削除してもよい。
【0029】前記コマンド受信モジュールが前記削除要
求を受信した場合に、前記削除要求の認証を行う認証モ
ジュールを更に備え、前記認証モジュールは、前記削除
要求の認証が正しく行われた場合にのみ、前記コマンド
実行モジュールに前記プログラムを前記コンピュータ上
から削除させてもよい。
【0030】前記コマンド受信モジュールは、前記コン
ピュータ上のブラウザプログラムが特定のページをアク
セスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ上の
前記コマンド実行プログラムの削除要求を受信し、前記
削除要求を受けて前記コマンド実行プログラムを前記コ
ンピュータ上から削除してもよい。
【0031】前記コマンド受信モジュールが前記削除要
求を受信した場合に、前記削除要求の認証を行う認証モ
ジュールを更に備え、前記認証モジュールは、前記削除
要求の認証が正しく行われた場合にのみ、前記コマンド
実行モジュールに前記コマンド実行プログラムを前記コ
ンピュータ上から削除させてもよい。
【0032】監視対象に指定された前記プログラムの使
用状態を取得する使用量監視モジュールと、前記使用量
監視モジュールによる前記プログラムの使用状態に基づ
き、前記プログラムの使用量を記録する使用量記録モジ
ュールと、前記使用量記録モジュールによる前記使用量
を、前記サーバに送信する使用量送信モジュールとを更
に備えてもよい。
【0033】前記コマンド受信モジュールは、前記コン
ピュータ上のブラウザプログラムが特定のページをアク
セスした場合に、前記サーバから使用量送信要求を受信
し、前記使用量送信モジュールは、前記コマンド受信モ
ジュールが受信した使用量送信要求に対して前記使用量
を前記サーバに返信してもよい。
【0034】前記コマンド受信モジュールが前記使用量
送信要求を受信した場合に、前記使用量送信要求の認証
を行う認証モジュールを備え、前記認証モジュールは、
前記使用量送信要求の認証が正しく行われた場合にの
み、前記使用量送信モジュールに前記使用量を前記サー
バに返信させてもよい。
【0035】前記コンピュータ上のブラウザプログラム
が特定のページをアクセスした場合に、前記サーバに対
して前記コンピュータの認証を行わせるための認証情報
を前記サーバに送信する認証情報送信モジュールを更に
備えてもよい。
【0036】本発明の第4の形態によると、端末である
コンピュータにおける対象プログラムの使用量を前記コ
ンピュータから取得する使用量管理装置であって、前記
コンピュータにおける前記対象プログラムの使用量を外
部から取得する使用量入力部と、前記使用量入力部が取
得した前記使用量を保持する使用量記録部と、前記使用
量記録部による前記使用量に基づき、前記使用量に対応
して付与する特典の種類及び量を示す特典付与情報を生
成する特典情報生成部と、前記特典情報生成部による前
記特典付与情報を、前記コンピュータの使用者に通知す
べく外部に出力する特典付与情報出力部とを備えること
を特徴とする使用量管理装置を提供する。
【0037】前記使用量入力部は、前記コンピュータに
おける前記対象プログラムの使用量を、ネットワークを
介して前記コンピュータから受信してもよい。
【0038】前記コンピュータから前記使用量管理装置
に対して使用量を転送するべく前記コンピュータの認証
を行わせるための認証情報を、ネットワークを介して前
記コンピュータから受信する認証受信部と、前記認証受
信部による前記認証情報に基づき、前記コンピュータの
認証を行う認証部とを更に備えてもよい。
【0039】前記特典付与情報出力部は、前記特典付与
情報を前記コンピュータの画面に表示するべく前記コン
ピュータに送信してもよい。
【0040】前記コンピュータ上のブラウザプログラム
から特定のページに対するアクセスを受けた場合に、前
記コンピュータにおける前記対象プログラムの使用量を
収集して前記使用量管理装置へ送信する使用量収集プロ
グラムを、前記コンピュータに対して送信する使用量収
集プログラム送信部を更に備えてもよい。
【0041】前記使用量収集プログラム送信部は、前記
コンピュータに対して前記使用量収集プログラムの認証
を行わせるための認証情報を、前記使用量収集プログラ
ムと共に前記コンピュータに対して送信してもよい。
【0042】前記コンピュータの使用者から取得した前
記対象プログラムに対するコメント情報を、前記コンピ
ュータから受信し、コメント情報データベースに記録す
るコメント処理部を更に備えてもよい。
【0043】前記コメント処理部は、複数の前記コンピ
ュータによる前記コメント情報に基づき、コメント集計
結果を生成し、前記コンピュータに送信してもよい。
【0044】前記コンピュータの使用者から取得した前
記対象プログラムの所定の機能に対するコメント情報
を、前記コンピュータから受信し、コメント情報データ
ベースに記録するコメント処理部を更に備えてもよい。
【0045】前記コメント処理部は、複数の前記コンピ
ュータによる前記コメント情報に基づき、コメント集計
結果を生成し、前記コンピュータに送信してもよい。
【0046】前記特典情報生成部は、前記対象プログラ
ムの使用量が所定量以下の場合に、前記特典の量を増加
させてもよい。
【0047】前記特典情報生成部は、第1の前記対象プ
ログラムの使用量が、第2の前記対象プログラムの使用
量より予め指定された所定量以上大きい場合に、前記特
典の量を増加させてもよい。
【0048】前記特典情報生成部は、前記対象プログラ
ムの予め定められた機能の使用量が所定量以下の場合
に、前記特典の量を増加させてもよい。
【0049】前記特典情報生成部は、前記対象プログラ
ムの設定が所定の設定を満たしている場合の前記対象プ
ログラムの使用量に基づき、前記特典付与情報を生成し
てもよい。
【0050】本発明の第5の形態によると、端末である
コンピュータに、前記コンピュータ上に追加する1以上
のプログラムを送信するプログラム管理装置であって、
前記コンピュータから1以上の前記プログラムのダウン
ロード要求を受けるダウンロード要求受信部と、前記ダ
ウンロード要求により指定される1以上の前記プログラ
ムと、前記プログラムを前記コンピュータ上にインスト
ールする上位インストールプログラムとを前記コンピュ
ータに送信するプログラム送信部とを備えることを特徴
とするプログラム管理装置を提供する。
【0051】前記ダウンロード要求により指定される1
以上の前記プログラムと、前記上位インストールプログ
ラムを纏めて前記コンピュータ上で実行可能な1つのフ
ァイルに変換する変換部を更に備え、前記プログラム送
信部は、前記プログラムと前記上位インストールプログ
ラムを前記コンピュータに送信する場合に、前記実行可
能な1つのファイルを送信してもよい。
【0052】前記プログラム送信部は、前記ダウンロー
ド要求により指定される1以上の前記プログラムと、前
記コンピュータにおける前記プログラムの使用量を監視
する使用量監視プログラムと、前記プログラム及び前記
使用量監視プログラムを前記コンピュータ上にインスト
ールする前記上位インストールプログラムとを前記コン
ピュータに送信してもよい。
【0053】本発明の第6の形態によると、端末である
コンピュータに、当該コンピュータの使用者の指示に基
づき、前記コンピュータを管理する管理コマンドを送付
し実行させる管理装置であって、前記コンピュータ上の
ブラウザプログラムから特定のページをアクセスされた
場合に、前記ページに対応する管理コマンドを送信する
コマンド送信部を備えることを特徴とする管理装置を提
供する。
【0054】前記コマンド送信部は、前記コンピュータ
上のブラウザプログラムから特定のページに対するアク
セスを受けた場合に、前記ページに対応付けられた1以
上のプログラムを前記コンピュータに追加する追加要求
を送信し、前記追加要求に基づき前記コンピュータが前
記管理装置に対して送信する前記プログラムの転送要求
を受けて、前記特定のプログラムを前記コンピュータに
送信してもよい。
【0055】前記コマンド送信部は、前記コンピュータ
上のブラウザプログラムから特定のページに対するアク
セスを受けた場合に、前記ページに対応付けられた1以
上のプログラムを前記コンピュータに追加する追加要求
及び前記特定のプログラムを前記コンピュータに送信し
てもよい。
【0056】前記コマンド送信部は、前記コンピュータ
上のブラウザプログラムから特定のページに対するアク
セスを受けた場合に、前記ページに対応付けられた1以
上のプログラムを前記コンピュータから削除する削除要
求を前記コンピュータに送信してもよい。
【0057】前記コンピュータにおける前記プログラム
の使用量を外部から取得する使用量入力部と、前記使用
量入力部が取得した前記使用量を保持する使用量記録部
と、前記使用量記録部による前記使用量に基づき、前記
使用量に対応して付与する特典の種類及び量を示す特典
付与情報を生成する特典情報生成部と、前記特典情報生
成部による前記特典付与情報を、前記コンピュータの使
用者に通知すべく外部に出力する特典付与情報出力部と
を更に備えてもよい。
【0058】前記コマンド送信部は、前記コンピュータ
上のブラウザプログラムから特定のページに対するアク
セスを受けた場合に、前記コンピュータにおける前記プ
ログラムの前記使用量を前記管理装置に対して送信させ
る使用量送信要求を前記コンピュータに対して送信し、
前記使用量入力部は、前記コンピュータが前記使用量送
信要求に基づき前記管理装置に対して送信した前記使用
量を受信してもよい。
【0059】本発明の第7の形態によると、サーバを、
端末であるコンピュータにおける特定の対象プログラム
の使用量を前記コンピュータから取得する使用量管理装
置として動作させる使用量管理プログラムであって、前
記コンピュータにおける前記対象プログラムの使用量を
外部から取得する使用量入力モジュールと、前記使用量
入力モジュールが取得した前記使用量を保持する使用量
記録モジュールと、前記使用量記録モジュールによる前
記使用量に基づき、前記使用量に対応して付与する特典
の種類及び量を示す特典付与情報を生成する特典情報生
成モジュールと、前記特典情報生成モジュールによる前
記特典付与情報を、前記コンピュータの使用者に通知す
べく外部に出力する特典付与情報出力モジュールとを備
えることを特徴とする使用量管理プログラムを提供す
る。
【0060】本発明の第8の形態によると、サーバを、
端末であるコンピュータに前記コンピュータ上に追加す
る1以上のプログラムを送信するプログラム管理装置と
して動作させるプログラム管理プログラムであって、前
記コンピュータから1以上の前記プログラムのダウンロ
ード要求を受けるダウンロード要求受信モジュールと、
前記ダウンロード要求により指定される1以上の前記プ
ログラムと、前記プログラムを前記コンピュータ上にイ
ンストールする上位インストールプログラムとを前記コ
ンピュータに送信するプログラム送信モジュールとを備
えることを特徴とするプログラム管理プログラムを提供
する。
【0061】本発明の第9の形態によると、サーバを、
端末であるコンピュータに、当該コンピュータの使用者
の指示に基づき前記コンピュータに前記コンピュータを
管理する管理コマンドを送付し実行させる管理装置とし
て動作させる管理プログラムであって、前記コンピュー
タ上のブラウザプログラムから特定のページをアクセス
された場合に、前記ページに対応する管理コマンドを送
信するコマンド送信モジュールを備えることを特徴とす
る管理プログラムを提供する。
【0062】本発明の第10の形態によると、端末であ
るコンピュータにおけるプログラムの使用量を管理する
使用量管理システムであって、前記コンピュータにおけ
るプログラムの使用状態を取得する使用量監視装置と、
前記使用量監視装置との間で情報を授受する使用量管理
装置を備え、前記使用量監視装置は、監視対象のプログ
ラムである対象プログラムの使用状態を取得する使用量
監視部と、前記使用量監視部による前記対象プログラム
の使用状態に基づき、前記対象プログラムの使用量を記
録する第1の使用量記録部と、前記第1の使用量記録部
による前記使用量を、前記使用量管理装置に送信する使
用量出力部とを有し、前記使用量管理装置は、前記コン
ピュータにおける前記対象プログラムの使用量を、前記
使用量送信部から取得する使用量入力部と、前記使用量
入力部が取得した前記使用量を保持する第2の使用量記
録部と、前記第2の使用量記録部による前記使用量に基
づき、前記使用量に対応して付与する特典の種類及び量
を示す特典付与情報を生成する特典情報生成部と、前記
特典情報生成部による前記特典付与情報を、前記コンピ
ュータに送信する特典付与情報出力部とを有することを
特徴とする使用量管理システムを提供する。
【0063】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0064】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施形態を通じて本
発明を説明するが、実施形態はクレームにかかる発明を
限定するものではなく、また実施形態の中で説明されて
いる特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須で
あるとは限らない。
【0065】図1は、本発明の実施の形態にかかる使用
量監視プログラムを搭載する端末、及び使用量管理プロ
グラムを搭載するサーバからなるクライアント/サーバ
型計算機システムである使用量管理システムを示す。本
使用量管理システムは、端末100、ネットワーク11
0、及びサーバ120を備える。サーバ120は、本発
明にかかる使用量管理装置、プログラム管理装置、及び
管理装置の一例である。端末100は、使用量を監視す
る対象である対象プログラムの実行、当該対象プログラ
ムの使用状態の監視等を行うコンピュータである。ネッ
トワーク110は、端末100とサーバ120を接続す
る通信網であり、インターネット、ローカルエリアネッ
トワーク、又は公衆電話網等のあらゆるネットワーク及
びこれらの組み合わせであってよい。サーバ120は、
端末100に対する対象プログラムの送付、端末100
における対象プログラムの使用量に基づく特典の付与等
のサービスを提供するサーバである。
【0066】端末100は、使用量監視プログラム13
0、監視リストデータベース140及び使用量ログデー
タベース150を有する。使用量監視プログラム130
は、本発明にかかる使用量監視プログラム、及びコマン
ド実行プログラムの一例である。
【0067】使用量監視プログラム130は、端末10
0上で動作するプログラムであり、対象プログラムの追
加及び削除、対象プログラムの検査、対象プログラムの
使用状態の監視、対象プログラムの使用量の生成及びサ
ーバ120への送信、端末100に対して付与された特
典を示す情報である特典付与情報のサーバ120からの
受信及び表示、対象プログラムに対するコメントの取得
及びサーバ120への送信、及び対象プログラムに対す
るコメント集計結果のサーバ120からの受信及び表示
等の処理を行う。
【0068】監視リストデータベース140は、使用量
監視プログラム130が監視する対象とする対象プログ
ラムの一覧を格納する。監視リストデータベース140
は、本発明に係る監視リストの一例である。使用量ログ
データベース150は、使用量監視プログラム130が
取得した対象プログラムの使用量を格納する。
【0069】サーバ120は、使用量管理プログラム1
60、使用量ログデータベース170、特典情報データ
ベース180、対象プログラムデータベース190、及
びコメント情報データベース195を有する。使用量管
理プログラム160は、本発明にかかる使用量管理プロ
グラム、プログラム管理プログラム、及び管理プログラ
ムの一例である。
【0070】使用量管理プログラム160は、サーバ1
20上で動作するプログラムであり、端末100に対す
る対象プログラムの送付、端末100上の使用量監視プ
ログラム130に対する各種処理の指示、端末100に
おける対象プログラムの使用量の受信、端末100に対
する特典の付与、端末100に対する特典付与情報の送
信、対象プログラムに対するコメントの受信、対象プロ
グラムに対するコメントの集計結果の生成及び端末10
0への送信等の処理を行う。
【0071】使用量ログデータベース170は、サーバ
120が端末100から取得した対象プログラムの使用
量を格納する。特典情報データベース180は、各対象
プログラムの使用量に対して与えられる特典の種類及び
量を示す特典情報を格納する。対象プログラムデータベ
ース190は、各対象プログラムのコード又はデータ等
を端末100にインストール可能な形式で格納する。コ
メント情報データベース195は、ネットワーク110
を介して端末100から取得した各対象プログラムに対
するコメントを格納する。
【0072】図2は、本発明の実施の形態にかかる端末
100のハードウェア構成の一例を示す。端末100の
機能は、CPU205、ROM210、RAM220、
通信インターフェイス230、ハードディスクドライブ
240、入力装置270、及び表示装置280を備える
計算機200と、計算機200上で実行される使用量監
視プログラム130との連携により実現される。計算機
200は、FDドライブ250及び/又はCD−ROM
ドライブ260を備えてもよい。また、監視リストデー
タベース140及び使用量ログデータベース150は、
ハードディスクドライブ240上に配置される。
【0073】以上に示した使用量監視プログラム130
及び/又は各データベースは、外部の記憶媒体に格納さ
れてもよい。記憶媒体としては、フロッピー(登録商
標)ディスク290、CD−ROM295の他に、DV
Dなどの光学記録媒体、MD等の磁気記録媒体、PD等
の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体
メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネット
ワークやインターネットに接続されたサーバシステムに
設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒
体として使用し、ネットワーク110を介してプログラ
ム及び/又は各データベースを端末100に提供しても
よい。
【0074】このような記録媒体は、端末100上で使
用量監視プログラム130による処理を実現させるため
のみに使用されるものであり、そのような記録媒体の業
としての製造及び販売等が本出願に基づく特許権の侵害
を構成することは明らかである。
【0075】また、端末100上の使用量監視プログラ
ム130の機能は、複数の計算機を用いて実現してもよ
い。この場合、使用量監視プログラム130の各種機
能、及び、監視リストデータベース140、使用量ログ
データベース150の各データは、複数の計算機上の任
意の場所に配置されてもよい。
【0076】図3は、本発明の実施の形態にかかる端末
100のソフトウェア構成の一例を示す。端末100
は、オペレーティングシステム300、ブラウザプログ
ラム302、対象プログラム304及び使用量監視プロ
グラム130を含む各種ソフトウェアを実行する。
【0077】オペレーティングシステム300は、ブラ
ウザプログラム302、対象プログラム304及び/又
は使用量監視プログラム130に対して、通信インター
フェイス230による通信、ハードディスクドライブ2
40、FDドライブ250及びCD−ROMドライブ2
60へのアクセス、入力装置270による入力、表示装
置280への出力等の計算機200を動作させる基本機
能を提供する。ブラウザプログラム302は、ネットワ
ーク上の各種ページを閲覧するソフトウェアである。ブ
ラウザプログラム302としては、例えばインターネッ
トエクスプローラ(商標)又はネットスケープナビゲー
タ(商標)等を使用してもよい。
【0078】対象プログラム304は、使用量監視プロ
グラム130が使用状態を監視する対象とするプログラ
ムである。対象プログラム304は、例えば全部又は一
部がサーバ120からダウンロードされたものであって
よい。あるいは、対象プログラム304は、例えば全部
又は一部がフロッピーディスク290又はCD−ROM
295等の記録媒体を用いて端末100上にインストー
ルされたものであってよい。また、対象プログラム30
4は、プログラムコード、プログラムデータ、又はプロ
グラムコードとデータの組合せのいずれであってもよ
い。例えば、プログラムの一部であるコード部分が端末
100上に予めインストールされたものであり、かつ、
プログラムの一部であるデータ部分がサーバ120から
ダウンロードされた対象プログラム304であってもよ
い。この様な例としては、例えば端末100上に予めイ
ンストールされた動画再生用のプログラムに、サーバ1
20からダウンロードされた動画データを再生させる場
合等が該当する。更に、本実施の形態に係る対象プログ
ラムは、オペレーティングシステム300又はオペレー
ティングシステム300の一部を構成するプログラムで
あってよい。
【0079】使用量監視プログラム130は、対象プロ
グラム304の使用状態を監視し、前述の各種処理を行
う。使用量監視プログラム130は、監視リスト管理モ
ジュール315、監視対象検査モジュール317、使用
量監視モジュール320、使用量記録モジュール32
5、使用量通信モジュール330、コマンド処理モジュ
ール335及びコメント処理モジュール340を含む。
【0080】使用量通信モジュール330は、本発明に
かかる使用量出力モジュール、特典情報生成モジュー
ル、及び特典表示モジュールの一例である。コマンド処
理モジュール335は、本発明にかかる認証情報送信モ
ジュール、認証モジュール、コマンド受信モジュール、
及びコマンド実行モジュールの一例である。コメント処
理モジュール340は、本発明にかかるコメント取得モ
ジュール、コメント送信モジュール、コメント集計結果
受信モジュール及びコメント集計結果表示モジュールの
一例である。
【0081】監視リスト管理モジュール315は、使用
量監視プログラム130が監視する対象プログラムを、
監視リストデータベース140を用いて管理する。
【0082】監視対象検査モジュール317は、監視リ
スト管理モジュール315から監視する対象プログラム
を検査する情報である検査コードを受けて、端末100
上の対象プログラムが置換されていないかを検査する。
監視対象検査モジュール317は、例えばこの検査を、
対象プログラムの全ファイル、実行形式ファイル、又は
データ等のチェックサムを算出し、監視リスト管理モジ
ュール315から受けた検査コードと比較することによ
り行うことができる。また、監視対象検査モジュール3
17は、例えばこの検査を、例えばファイルやメッセー
ジ等を識別する情報である「指紋」を作成するMD5等
を用いて、対象プログラムの全ファイル、実行形式ファ
イル、又はデータ等の指紋を作成し、監視リスト管理モ
ジュール315が保持する検査コードと比較することに
より行うことができる。
【0083】監視対象検査モジュール317は、以上の
処理に代えて、対象プログラムの検査をサーバ120で
行ってもよい。すなわち、監視対象検査モジュール31
7は、例えば対象プログラムの全ファイル、実行形式フ
ァイル、又はデータ等のチェックサム又は指紋を算出
し、使用量ログデータベース150に保持する。そし
て、例えばサーバ120に使用量を送信する際に、使用
量ログデータベース150内のチェックサム又は指紋を
サーバ120へ送信する。使用量管理プログラム160
は、特典付与情報を生成する際に、チェックサム又は指
紋をサーバ120上に保持する当該プログラムのチェッ
クサム又は指紋と照合し、一致した場合にのみ端末10
0に特典を付与する。
【0084】監視対象検査モジュール317は、端末1
00上の対象プログラムが置換されており不正であると
判断した場合、警告情報を監視リスト管理モジュール3
15に与えると共に、警告メッセージを表示装置280
に表示する。
【0085】使用量監視モジュール320は、監視リス
ト管理モジュール315から監視する対象プログラムを
識別する情報を受けて、対象プログラムであるオペレー
ティングシステム300又は対象プログラム304の使
用状態を取得する。使用量監視モジュール320は、使
用状態を取得する方法として、例えばオペレーティング
システム300が対象プログラム304に関して記録し
ているパフォーマンス情報、即ち例えば対象プログラム
304の各プロセス毎のプロセッサ使用時間、システム
使用時間、ディスクアクセス量、システムコール回数等
の使用状態を参照してもよい。あるいは、使用量監視モ
ジュール320は、使用量を取得する方法として、例え
ばオペレーティングシステム300と対象プログラム3
04の間のメッセージ授受をチェックし、所定のメッセ
ージ、例えばキー入力、画面表示、ファイルアクセス等
に関するメッセージの使用状態を参照してもよい。ある
いは、使用量監視モジュール320は、使用量を取得す
る方法として、例えばオペレーティングシステム300
又は対象プログラム304が、使用量監視モジュール3
20内の使用量記録用関数を呼び出して使用量を提供し
た際に、この内容である使用状態を参照してもよい。あ
るいは、使用量監視モジュール320は、使用状態を取
得する方法として、例えばオペレーティングシステム3
00又は対象プログラム304が、当該プログラムの使
用状態をハードディスクドライブ240等の記録媒体に
書き出す場合、ハードディスクドライブ240等の記録
媒体に書き出された使用状態を参照してもよい。
【0086】そして、使用量監視モジュール320は、
以上の各種方法を用いて取得した使用状態を基に、使用
量を算出する。本実施の形態においては、使用量は一例
として対象プログラム又は対象プログラムの対象機能の
使用回数及び使用時間とする。この様な使用量は、例え
ば、対象プログラム又は対象プログラムの対象機能の使
用回数、対象プログラム又は対象プログラムの対象機能
の使用開始から使用終了までの経過時間等の使用状態を
そのまま使用量と見なしてもよい。これに代えて、例え
ば、使用量監視モジュール320は、上記の各種使用状
態から予め指定された関数に基づき使用量を示す数値を
算出してもよい。この様な関数は、例えば、対象プログ
ラムの通信量に比例又は反比例して使用量を算出する
等、使用状態を使用量に変換する任意の関数を使用して
よい。さらに、例えば、使用量監視モジュール320
は、オペレーティングシステム300又は対象プログラ
ム304の動作を設定する設定パラメータを取得し、設
定パラメータに応じて異なる使用量の算出方法を用いて
もよい。すなわち、例えば、使用量監視モジュール32
0は、オペレーティングシステム300又は対象プログ
ラム304の設定パラメータが特定の値に設定されてい
る場合における、オペレーティングシステム300又は
対象プログラム304の使用状態を基に、使用量を算出
してもよい。あるいは、例えば、使用量監視モジュール
320は、使用状態をそのまま使用量として使用量ログ
データベース150に登録し、これをサーバ120へ送
信してもよい。この場合、サーバ120は、使用状態で
ある使用量に基づき特典付与情報を生成してもよい。
【0087】使用量記録モジュール325は、使用量監
視モジュール320が取得したオペレーティングシステ
ム300又は対象プログラム304の使用量を、使用量
ログデータベース150に記録する。
【0088】使用量通信モジュール330は、端末10
0の使用者の指示に基づき、使用量記録モジュール32
5が使用量ログデータベース150に記録したオペレー
ティングシステム300又は対象プログラム304の使
用量をサーバ120へ送信し、サーバ120からこの使
用量に対して付与された特典を示す情報である特典付与
情報を受信して表示装置280に表示する。
【0089】これに代えて、使用量通信モジュール33
0は、サーバ120で特典付与情報を生成する方法と同
一の方法を用いて使用量通信モジュール330上で特典
付与情報を生成し、表示装置280に表示してもよい。
また、使用量通信モジュール330は、使用量をネット
ワーク110を介してサーバ120へ送信するのに代え
て、例えばFDドライブ250を用いてフロッピーディ
スク290に使用量を出力し、記録してもよい。この場
合、端末100の使用者は、例えば使用量を記録したフ
ロッピーディスク290を、例えば郵送によりサーバ1
20を管理する事業者に送付することで、使用量をサー
バ120に渡すことができる。この様な記録媒体による
使用量の送付は、フロッピーディスク290に限らず着
脱可能な任意の記録媒体を用いて実現できる。
【0090】あるいは、使用量通信モジュール330
は、使用量を文字列等にコーディングしたメッセージを
表示装置280の画面上に出力してもよい。この場合、
端末100の使用者は、例えばこのメッセージを電子メ
ールあるいは郵送等の手段を用いてサーバ120を管理
する事業者に送付することで、使用量をサーバ120に
渡すことができる。
【0091】コマンド処理モジュール335は、サーバ
120から管理コマンドを受信し、実行する。本実施の
形態において、管理コマンドは、端末100上に対象プ
ログラム304を追加(インストール)する追加要求コ
マンド、端末100上から対象プログラム304を削除
(アンインストール)する削除要求コマンド、使用量通
信モジュール330に通信量をサーバ120へ送信させ
る使用量送信要求コマンドの3種類を実装する。コマン
ド処理モジュール335は、この他例えば端末100上
のオペレーティングシステム300、ブラウザプログラ
ム302、対象プログラム304、又は使用量監視プロ
グラム130等の設定を変更する設定変更要求コマン
ド、コメント処理モジュール340にコメント処理モジ
ュール340が保持するコメント情報をサーバ120へ
送信させるコメント送信要求コマンド等種々の管理コマ
ンドを実装してもよい。
【0092】コメント処理モジュール340は、端末1
00の使用者が、使用量監視モジュール320がオペレ
ーティングシステム300又は対象プログラム304上
の特定機能を使用したことを検出した場合に、これらの
プログラム又は機能に関して入力装置270及び表示装
置280を用いて使用者のコメントをコメント情報とし
て取得する。次に、コメント処理モジュール340は、
使用量通信モジュール330が使用量をサーバ120へ
送信する際に、取得したコメント情報をサーバ120へ
送信する。そしてコメント処理モジュール340は、サ
ーバ120が各端末100から取得したコメント情報を
集計したコメント集計結果をサーバ120から受信し、
表示装置280に表示する。
【0093】コメント処理モジュール340が取り扱う
コメントは、例えば選択肢に基づくアンケート形式、文
章を入力する感想形式、あるいはこれらの組合せ等を含
む任意のものであってよい。監視リスト管理モジュール
315は、例えば監視リストデータベース140上に、
コメントの形式を指定するフォームを保持していてもよ
い。
【0094】図4は、本発明の実施の形態にかかる監視
リストデータベース140の一例を示す表である。本実
施の形態にかかる監視リストデータベース140は、対
象プログラム、対象プログラム識別コード、対象機能、
送信推奨上限、使用上限、使用期間及び検査の各項目
を、監視の対象となるオペレーティングシステム300
又は対象プログラム304及びその機能毎に監視対象エ
ントリとして保持する。
【0095】対象プログラム欄は、監視の対象となるプ
ログラムを特定する項目である。対象プログラム識別コ
ードは、監視対象検査モジュール317がオペレーティ
ングシステム300又は対象プログラム304等を検査
する際に使用する対象プログラムの検査コードを保持す
る項目である。対象機能は、使用量監視モジュール32
0による監視対象となる機能を特定する項目である。本
欄が”−”の場合、対象プログラムの全ての機能が監視
対象であることを示す。また、対象機能欄は、複数の機
能を列挙することにより、いずれかの機能の監視を指定
してもよい。また、対象機能欄は、特定の対象機能に”
!”を付加することにより、特定の対象機能以外の対象
機能を指定してもよい。
【0096】送信推奨上限欄は、端末100上の表示装
置280に、使用量をサーバ120へ送信することを推
奨するメッセージを表示する条件を示す。例えば、対象
プログラムAの対象機能F0は、機能F0を8回使用し
た場合に、使用量をサーバ120へ送信することを推奨
するメッセージを表示する。また、例えば、対象プログ
ラムAの対象機能F1は、機能F1を1時間使用した場
合に、使用量をサーバ120へ送信することを推奨する
メッセージを表示する。また、送信推奨上限に”C”が
含まれる場合、コメント処理モジュール340は当該機
能に対するコメントを端末100の使用者から取得す
る。
【0097】使用上限欄は、端末100上で対象プログ
ラム又は対象機能を使用できる使用量及び/又は使用期
間に制限を設ける。すなわち、例えば使用上限欄に使用
回数又は使用時間等の使用量が登録されている場合、こ
の使用量を超えた使用を禁止する。また、例えば使用上
限欄に使用期間が登録されている場合、この使用期間以
外の使用を禁止する。使用上限欄に”E”が含まれる場
合、使用量監視モジュール320は当該対象プログラム
又は当該対象機能の使用量又は使用期間が使用上限で示
される値を超えると、当該対象プログラム又は当該対象
機能を削除することを示す。例えば、対象プログラムB
は、使用上限が5回となっているため、使用回数が5回
を越えても特典は付与されず、また、”E”を含むため
5回の使用後削除されることを示す。
【0098】特典付与期間欄は、端末100からサーバ
120に対して使用量を送付した場合に、端末100又
は端末100の使用者に対して特典を付与する期限を示
す。すなわち、端末100又は端末100の使用者は、
この期間内にサーバ120へ特典を送信しなければ、特
典を得ることができない。使用量監視プログラム130
上の監視リスト管理モジュール315は、例えばこの期
限が過ぎた場合に、監視リストデータベース140上の
対応する監視対象エントリを削除してもよい。また、使
用量監視プログラム130上の使用量記録モジュール3
25は、例えばこの期限が過ぎた場合に、当該監視対象
エントリに対応して使用量ログデータベース150上に
記録された使用量を削除してもよい。
【0099】検査欄は、監視対象検査モジュール317
による対象プログラムの検査結果を示す。監視リスト管
理モジュール315は、監視対象検査モジュール317
から警告情報を受けると、検査欄を”NG”に変更す
る。使用量監視プログラム130は、検査欄が”NG”
の場合、対応する対象プログラム又は対象プログラムの
機能を特典付与対象から除外する。これを実現するため
に、例えば監視リスト管理モジュール315及び/又は
使用量監視モジュール320は、監視リストデータベー
ス140内の検査欄が”NG”の場合、当該対象プログ
ラム又は対象プログラムの機能を監視対象から除外して
もよい。あるいは、例えば監視リスト管理モジュール3
15及び/又は使用量監視モジュール320は、監視リ
ストデータベース140内の検査欄が”NG”の場合、
当該対象プログラム又は対象プログラムの機能に関する
使用量ログデータベース150内の使用量の更新を中止
してもよい。
【0100】図5は、本発明の実施の形態にかかる使用
量ログデータベース150の一例を示す表である。本実
施の形態にかかる使用量ログデータベース150は、対
象プログラム、対象機能、設定、使用期間、使用回数、
及び使用時間の各項目を、オペレーティングシステム3
00又は対象プログラム304及びその機能と、オペレ
ーティングシステム300又は対象プログラム304の
設定に対応する端末側の使用量エントリとして保持す
る。
【0101】対象プログラム、対象機能の各欄は、図4
と同様である。設定欄は、オペレーティングシステム3
00又は対象プログラム304に対して与えられた設定
パラメータを示す。使用量監視モジュール320は、オ
ペレーティングシステム300又は対象プログラム30
4の使用量の監視時に、オペレーティングシステム30
0又は対象プログラム304の設定パラメータを取得
し、本欄に設定する。使用量監視モジュール320は設
定パラメータとして、例えばオペレーティングシステム
300又は対象プログラム304が各々参照する設定フ
ァイル、あるいはオペレーティングシステム300の管
理下にあるオペレーティングシステム300又は対象プ
ログラム304の設定情報であるレジストリ情報等、任
意の設定を取得してよい。
【0102】使用期間、使用回数、及び使用時間の各欄
は、各々当該使用量エントリで指定される対象プログラ
ム又は対象機能が使用された期間、使用された回数、及
び使用された時間を示す。
【0103】使用量記録モジュール325は、端末10
0の使用者又は端末100上で動作するプログラムが端
末側の使用量エントリを不正に変更或いは不正に参照し
ない様、端末側の使用量エントリを暗号化して保持す
る。
【0104】図6は、本発明の実施の形態にかかるサー
バ120のハードウェア構成の一例を示す。サーバ12
0の機能は、CPU605、ROM610、RAM62
0、通信インターフェイス630、ハードディスクドラ
イブ640、入力装置670、及び表示装置680を備
える計算機600と、計算機600上で実行される使用
量管理プログラム160との連携により実現される。計
算機600は、FDドライブ650、CD−ROMドラ
イブ660を更に備えてもよい。また、使用量ログデー
タベース170、特典情報データベース180、対象プ
ログラムデータベース190及びコメント情報データベ
ース195は、ハードディスクドライブ640上に配置
される。
【0105】以上に示した使用量管理プログラム160
及び/又は各データベースは、外部の記憶媒体に格納さ
れてもよい。記憶媒体としては、フロッピーディスク6
90、CD−ROM695の他に、DVDなどの光学記
録媒体、MD等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒
体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用い
ることができる。また、専用通信ネットワークやインタ
ーネットに接続されたサーバシステムに設けたハードデ
ィスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用
し、ネットワーク110を介してプログラム及び/又は
各データベースをサーバ120に提供してもよい。
【0106】このような記録媒体は、サーバ120上で
使用量管理プログラム160による処理を実現させるた
めのみに使用されるものであり、そのような記録媒体の
業としての製造及び販売等が本出願に基づく特許権の侵
害を構成することは明らかである。
【0107】また、サーバ120上の使用量管理プログ
ラム160の機能は、複数の計算機を用いて実現しても
よい。この場合、使用量管理プログラム160の各種機
能、及び、使用量ログデータベース170、特典情報デ
ータベース180、対象プログラムデータベース19
0、及びコメント情報データベース195の各データ
は、複数の計算機上の任意の場所に配置されてもよい。
【0108】図7は、本発明の実施の形態にかかるサー
バ120のソフトウェア構成の一例を示す。サーバ12
0は、オペレーティングシステム700、WWWサーバ
710及び使用量管理プログラム160を含む各種ソフ
トウェアを実行する。オペレーティングシステム700
は、WWWサーバ710及び使用量管理プログラム16
0に対して、通信インターフェイス630による通信、
ハードディスクドライブ640、FDドライブ650及
びCD−ROMドライブ660へのアクセス、入力装置
670による入力、表示装置680への出力等の計算機
600を動作させる基本機能を提供する。
【0109】WWWサーバ710は、端末100からブ
ラウザプログラム302によるページアクセスを受け
て、当該ページを端末100に転送するWWWサーバソ
フトウェアである。WWWサーバ710としては、例え
ばインターネットインフォメーションサーバ(商標)、
ネットスケープエンタープライズサーバ(商標)、又は
Apache等を使用してもよい。
【0110】使用量管理プログラム160は、使用量通
信モジュール720、使用量記録モジュール725、特
典処理モジュール730、コメント集計モジュール74
0、プログラム送信モジュール750、コマンド送信モ
ジュール760を含む。
【0111】使用量通信モジュール720は、計算機6
00を本発明にかかる使用量入力部として動作させる。
使用量記録モジュール725は、計算機600を本発明
にかかる使用量記録部として動作させる。特典処理モジ
ュール730は、計算機600を本発明にかかる特典情
報生成部、及び特典付与情報出力部として動作させる。
プログラム送信モジュール750は、計算機600を本
発明にかかるプログラム送信部、及び変換部として動作
させる。コマンド送信モジュール760は、計算機60
0を本発明にかかる認証受信部、認証部、使用量収集プ
ログラム送信部、ダウンロード要求受信部、及びコマン
ド送信部として動作させる。コメント集計モジュール7
40は、計算機600を本発明にかかるコメント処理部
として動作させる。
【0112】使用量通信モジュール720は、端末10
0上におけるオペレーティングシステム300及び/又
は対象プログラム304の使用量を、使用量監視モジュ
ール320からネットワーク110及びオペレーティン
グシステム700を介して受信する。使用量記録モジュ
ール725は、使用量通信モジュール720が取得した
使用量を、使用量ログデータベース170に記録する。
特典処理モジュール730は、使用量ログデータベース
170に記録されたオペレーティングシステム300及
び/又は対象プログラム304の使用量、及び特典情報
データベース180に保持される特典の種類、量及び内
容を示す特典情報に基づき、端末100に付与する特典
付与情報を生成し、端末100へ送信する。
【0113】使用量通信モジュール720は、使用量を
ネットワーク110を介して端末100から受信するの
に代えて、FDドライブ250を用いてフロッピーディ
スク290から使用量を取得してもよい。この場合、サ
ーバ120を運用する事業者は、例えば端末100の使
用者から郵送で送付されるフロッピーディスク290か
ら、使用量を受け取ることができる。この様な記録媒体
による使用量の受取りは、フロッピーディスク290に
限らず着脱可能な任意の記録媒体を用いて実現できる。
あるいは、サーバ120を運用する事業者は、使用量を
文字列等にコーディングしたメッセージを電子メールあ
るいは郵送等の手段を用いて受け取り、これを入力装置
670から入力することで、使用量を使用量通信モジュ
ール720に与えてもよい。
【0114】使用量記録モジュール725は、使用量通
信モジュール720が取得した使用量を、使用量ログデ
ータベース170に記録する。
【0115】特典処理モジュール730は、使用量記録
モジュール725が使用量ログデータベース170に記
録した使用量、及び特典情報データベース180が保持
する特典情報に基づき、端末100に付与する特典付与
情報を生成する。そして、特典処理モジュール730
は、生成した特典付与情報をオペレーティングシステム
700及びネットワーク110を介して端末100上の
使用量通信モジュール330へ送信する。
【0116】特典処理モジュール730は、使用量をネ
ットワーク110を介して端末100へ送信するのに代
えて、例えば電子メールを用いて、端末100の使用者
に特典付与情報を通知するメッセージを送付してもよ
い。あるいは、特典処理モジュール730は、端末10
0の使用者に特典情報を通知する文書を印刷し、例えば
サーバ120の管理者又は事務員等の担当者がこれを端
末100の使用者に郵送してもよい。
【0117】コメント集計モジュール740は、コメン
ト処理モジュール340が送信したコメント情報を、ネ
ットワーク110及びオペレーティングシステム700
を介して受信しコメント情報データベース195へ記録
する。そして、コメント集計モジュール740は、各端
末100から取得したコメント情報を集計してコメント
集計結果を作成し、ネットワーク110を介して端末1
00上のコメント処理モジュール340へ送信する。
【0118】コメント集計モジュール740は、選択肢
に基づくアンケート形式のコメントの場合、例えば各選
択肢毎の度数又は比率を集計して、コメント集計結果を
作成する。また、コメント集計モジュール740は、文
章を入力する感想形式のコメントの場合、各端末100
の使用者からコメント処理モジュール340が取得した
感想等の文章を纏めてコメント集計結果を作成する。こ
の場合、コメント集計モジュール740は、例えば多数
の端末100によるコメントから無作為に選択したもの
をコメント集計結果としてもよい。あるいは、コメント
集計モジュール740は、例えば端末100によるコメ
ントから、予め定められたキーワード、例えば好評価を
示すと考えられる”良い”、又は”有用”等のキーワー
ドを検索し、これらのキーワードを含むコメントを選択
してコメント集計結果としてもよい。
【0119】プログラム送信モジュール750は、端末
100の使用者がブラウザプログラム302を用いて1
以上の対象プログラムのダウンロードを要求した場合
に、対応する1以上の対象プログラムを対象プログラム
データベース190から取得し、端末100上にインス
トール可能な実行形式の1つのファイルに纏めて端末1
00へ送信する。
【0120】コマンド送信モジュール760は、端末1
00の使用者がブラウザプログラム302を用いてサー
バ120上の特定ページをアクセスした場合に、WWW
サーバ710から通知を受ける。そして、当該ページに
対応する管理コマンドをオペレーティングシステム70
0及びネットワーク110を介して端末100へ送信す
る。本実施の形態において、管理コマンドは追加要求コ
マンド、削除要求コマンド、及び使用量送信要求コマン
ドの3種類である。コマンド送信モジュール760は、
端末100の使用者がソフトウェアAのインストール用
ページをアクセスしたことを検出し、ソフトウェアAの
追加要求コマンドを端末100へ送信する。この際、プ
ログラム送信モジュール750は、ソフトウェアAに関
するファイルを端末100へ送信する。コマンド送信モ
ジュール760は、端末100の使用者がソフトウェア
Aのアンインストール用ページをアクセスしたことを検
出し、ソフトウェアAの削除要求コマンドを端末100
へ送信する。コマンド送信モジュール760は、端末1
00の使用者が使用量ログデータベース150上の使用
量をサーバ120へ転送するための使用量送信用ページ
をアクセスしたことを検出し、使用量送信要求コマンド
を端末100へ送信する。
【0121】図8は、本発明の実施の形態にかかる使用
量ログデータベース170の一例を示す表である。本実
施の形態にかかる使用量ログデータベース170は、端
末100を識別する端末ID、対象プログラム、対象機
能、設定、使用回数、使用時間、及び受付日時を、サー
バ側使用量エントリとして保持する。
【0122】図9は、本発明の実施の形態にかかる特典
情報データベース180の一例を示す表である。本実施
の形態にかかる特典情報データベース180は、対象プ
ログラム、対象機能、設定、使用期間、特典付与期間、
使用回数条件、使用時間条件、及び特典からなる特典情
報を保持する。
【0123】対象プログラム欄は、特典を付与する対象
プログラムの条件を示す。対象機能欄は、特典を付与す
る対象機能の条件を示す。設定欄は、特典を付与する設
定パラメータの条件を示す。対象プログラム欄、対象機
能欄、及び設定欄は、例えばそれぞれ複数の対象プログ
ラム、対象機能、及び設定パラメータを列挙することに
より、それぞれいずれかの対象プログラム、対象機能、
及び設定パラメータに対して特典を付与することを示し
てもよい。また、例えば、対象プログラム、対象機能、
及び設定パラメータの条件式を登録することにより、条
件式を満たす対象プログラム、対象機能、及び設定パラ
メータのそれぞれに対して特典を付与することを示して
もよい。すなわち、例えば対象プログラム欄に、「A−
B」と登録することで、「プログラムAの使用量−プロ
グラムBの使用量」が指定された条件を満たした場合に
特典を付与することを指定できる。
【0124】使用期間欄は、特典を付与する対象となる
期間を示す。特典付与期間欄は、端末100がサーバ1
20に対して送信した使用量に基づき端末100又は端
末100の使用者に対して特典を与える期限を示す。使
用回数条件及び使用時間条件の各欄は、特典を付与する
使用回数及び使用時間の条件を示す。
【0125】特典欄は、対象プログラム欄及び対象機能
欄で指定される対象プログラム又は対象プログラムの対
象機能の、設定欄で指定される設定パラメータにおける
使用量が、使用期間、特典付与期間、使用回数条件、及
び使用時間条件を満たした場合に、端末100に対して
付与される特典付与情報を示す。特典は、例えばポイン
トを付与し、後にポイントを景品に交換させるもの、景
品をプレゼントするもの、使用量に応じた金額を付与す
るもの、販売したソフトウェアのある機能を使用しない
場合にキャッシュバックを行うもの、他社の競合ソフト
ウェアの使用量が自社のソフトウェアの使用量と比較し
低い場合にキャッシュバックを行う乗り換えキャンペー
ンを意図したもの等の端末100及び端末100の使用
者に何らかの形で利益を与えるものであるのが望まし
い。
【0126】例えば、図9の1行目は、対象プログラム
Aに関して2000年1月1日から2000年5月15
日の間に対象機能F0を8回以上使用した場合、100
0ポイントを付与することを示す。端末100の使用者
は、例えばこのポイントを貯めて、後に景品に交換して
もよい。
【0127】また、例えば、図9の2行目は、対象プロ
グラムAに関して2000年1月1日から2000年5
月15日の間に対象機能F1を1時間以上使用した場
合、景品をプレゼントすることを示す。
【0128】また、例えば、図9の3行目は、対象プロ
グラムBを2000年1月1日から2000年5月15
日の間に3回使用しコメントを提供した場合、200円
を付与することを示す。
【0129】また、例えば、図9の4行目は、対象プロ
グラムCを2000年1月1日から2000年5月15
日の間に使用しなかった場合、競合他社であるB社から
3,000円のキャッシュバックが行われることを示
す。
【0130】また、例えば、図9の5行目は、2000
年1月1日から2000年5月15日の間に、オペレー
ティングシステム300の対象機能F4を、パラメータ
OS1での使用量がパラメータOS0での使用量と比較
し20回以上かつ10時間以上多い場合に1,500ポ
イントを付与することを示す。
【0131】以上により、特典処理モジュール730
は、特典情報データベース180を用いて、端末100
又は端末100の使用者に特典を付与する多様な特典付
与方法を実現することができる。すなわち例えば、使用
量管理プログラム160は、特典情報データベース18
0を用いて対象プログラム又は対象プログラムの対象機
能の使用量に応じて、特典付与情報を生成することがで
きる。また、例えば使用量管理プログラム160は、特
典情報データベース180を用いて対象プログラム又は
対象プログラムの対象機能がある設定パラメータである
場合、あるいはある設定パラメータでなかった場合の、
対象プログラム又は対象プログラムの対象機能の使用量
に応じて、特典付与情報を生成することができる。ま
た、複数の対象プログラム、対象プログラムの対象機
能、又は設定パラメータにおける使用量の関係に応じ
て、特典付与情報を生成することができる。
【0132】さらに例えば、特典情報データベース18
0に同一の対象プログラム、対象機能、及び設定である
複数の特典情報を登録することで、サーバ120は端末
100又は端末100の使用者に対して段階的な特典の
付与を行うことができる。例えば、特典情報データベー
ス180に同一の対象プログラム、対象機能、及び設定
に対して、使用回数が例えば10回、20回、30回に
ついての特典情報を登録しておけば、サーバ120は、
端末100上の当該対象プログラム、対象機能、及び設
定に関して使用回数が10回、20回及び30回になっ
た際に、各々指定された特典を端末100又は端末10
0の使用者に付与することができる。
【0133】図10は、本発明の実施の形態にかかる対
象プログラムデータベース190の一例を示す表であ
る。本実施の形態にかかる対象プログラムデータベース
190は、プログラム、監視機能有無、及びインストー
ルファイル名からなるプログラム情報を保持する。
【0134】プログラムは、対象プログラムを識別する
情報である。監視機能有無は、プログラム欄で指定され
るプログラムが、使用量監視プログラム130又は使用
量監視プログラム130の一部の機能を内蔵するかどう
かを示す。端末100の使用者が監視機能を持たないプ
ログラムを単体で実行した場合、サーバ120は使用量
を取得できず、従って端末100に特典を付与すること
ができない。従って、特典の付与を望む使用者は、監視
機能を持たないプログラムを実行する場合には、使用量
監視プログラムもダウンロードしインストールする必要
がある。
【0135】一方、監視機能を持つプログラムの場合、
端末100の使用者は、このプログラムを単体で実行す
れば、サーバ120に使用量を送付して端末100に特
典を付与することができる。この様な監視機能を持つプ
ログラムは、例えば予め使用量監視プログラム又はその
一部を対象プログラムに含めてコンパイルすること、あ
るいは、対象プログラムに使用量監視プログラムをプラ
グインとして組み込む機能を持たせること等の方法によ
り実現できる。
【0136】インストールファイル名は、対象プログラ
ムを端末100にインストールするために必要となるフ
ァイルの所在を示す情報である。
【0137】本実施の形態において、対象プログラムデ
ータベース190は、上位インストールプログラム、使
用量監視プログラム、プログラムA、及びプログラムB
の4つのプログラムに関する情報を保持する。上位イン
ストールプログラムに対応する行は、1以上の対象プロ
グラムを端末100上にインストールする際に、これら
のインストールを一括して行うインストールプログラム
に関するプログラム情報である。使用量監視プログラム
に対応する行は、使用量監視プログラム130に関する
プログラム情報である。インストールファイル名”/p
ublic/core_prog/MO.exe”は、
使用量監視プログラム130に関する各モジュール等
を、端末100上にインストール可能な形式として1つ
のファイルに纏めたものである。プログラムAに対応す
る行は、プログラムAに関するプログラム情報である。
プログラムAは監視機能を持たないため、特典の付与を
望む使用者は使用量監視プログラムを併用するのが望ま
しい。プログラムBに対応する行は、プログラムBに関
するプログラム情報である。プログラムBは監視機能を
持つため、端末100の使用者は、プログラムBを単独
でダウンロードし実行することで特典の付与を受けるこ
とができる。
【0138】図11は、本発明の実施の形態にかかるコ
メント情報データベース195の一例を示す表である。
本実施の形態にかかるコメント情報データベース195
は、コメントを取得した日付、対象プログラム、対象機
能、端末の識別子、コメント内容からなるコメント情報
を記録する。コメント集計モジュール740は、端末1
00からネットワーク110を介して使用者のコメント
を取得し、コメント情報データベース195に記録す
る。そして、コメント情報データベース195に記録し
たコメント情報を基に、コメント集計結果を生成し、ネ
ットワーク110を介して端末100へ送信する。
【0139】図12は、本発明の実施の形態にかかる、
端末100にプログラムをインストールする処理の流れ
を示す。まず、端末100の使用者がブラウザプログラ
ム302を用いて対象プログラムの選択ページをアクセ
スする。ブラウザプログラム302は、これを受けてオ
ペレーティングシステム300及びネットワーク110
を介してプログラム選択ページのURLを含むページ要
求をサーバ120へ送信する(S1200)。
【0140】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00からページ要求を受け取り、プログラム選択ページ
をオペレーティングシステム700及びネットワーク1
10を介して端末100へ送信する(S1203)。
【0141】次に、端末100上のブラウザプログラム
302は、オペレーティングシステム300を介してサ
ーバ120からプログラム選択ページを受け取り、表示
装置280へ表示する。そして、ブラウザプログラム3
02は、端末100の使用者に入力装置270を用いて
認証情報を入力させ、この認証情報をオペレーティング
システム300及びネットワーク110を介してサーバ
120へ送信する。ここで、使用量監視プログラム13
0が端末100上に既にインストールされている場合、
コマンド処理モジュール335がブラウザプログラム3
02の指示を受けて予め指定された認証情報をオペレー
ティングシステム300及びネットワーク110を介し
てサーバ120へ送信してもよい。これにより、端末1
00の使用者が認証情報を入力する手間を省くことがで
きる。(S1207)
【0142】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00から認証情報を受け取り、端末100の認証を行
う。そして、WWWサーバ710は、認証が失敗した場
合、インストール処理を中断する。WWWサーバ710
は、認証に成功した場合、コマンド送信モジュール76
0を介してプログラム送信モジュール750に対して、
対象プログラムの一覧を端末100へ送信する様指示す
る。プログラム送信モジュール750は、この指示を受
けて、対象プログラムデータベース190が保持するプ
ログラム情報及び特典情報データベース180が保持す
る特典情報から、対象プログラムとこれに対応する特典
からなる対象プログラムの一覧を作成し、これをオペレ
ーティングシステム700及びネットワーク110を介
して端末100へ送信する。(S1210)
【0143】次に、端末100上のブラウザプログラム
302は、オペレーティングシステム300を介してサ
ーバ120から対象プログラムの一覧を受け取り、表示
装置280上に表示する。そして、端末100の使用者
に対象プログラムを選択させ、選択した対象プログラム
を入力装置270を用いて入力させる。その後、ブラウ
ザプログラム302は、選択した対象プログラムのリス
トをオペレーティングシステム300及びネットワーク
110を介してサーバ120へ送信する。(S122
0)
【0144】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00から対象プログラムのリストを受け取り、コマンド
送信モジュール760を介してプログラム送信モジュー
ル750に対して、選択された対象プログラムを端末1
00へ送信する様指示する。プログラム送信モジュール
750は、選択された1以上の対象プログラムのインス
トールファイル、必要に応じて使用量監視プログラムの
インストールファイル、これら1以上のプログラムを端
末100上にインストールする上位インストールプログ
ラム、及び選択された対象プログラムに関して端末10
0上の監視リストデータベース140に追加すべき監視
対象エントリの情報を端末100上で実行可能な1つの
ダウンロード用ファイルに纏める。プログラム送信モジ
ュール750は、これらのプログラムのインストールフ
ァイルの所在を、対象プログラムデータベース190内
のプログラムに対応するインストールファイル名を参照
することで取得する。また、プログラム送信モジュール
750は、対象プログラムデータベース190内のプロ
グラムに対応する監視機能有無を参照し、全ての対象プ
ログラムが監視機能を有する場合には使用量監視プログ
ラムは不要と判断する。そして、プログラム送信モジュ
ール750は、このファイル及びサーバ120を端末1
00に認証させる認証情報をオペレーティングシステム
700及びネットワーク110を介して端末100へ送
信する。(S1230)
【0145】次に、端末100上のブラウザプログラム
302は、オペレーティングシステム300を介してサ
ーバ120から認証情報とダウンロード用ファイルを受
信する。ブラウザプログラム302は、認証情報を用い
てダウンロード用ファイルを端末100上にインストー
ルする認証を行う。そして、ブラウザプログラム302
は、認証に成功した場合、ダウンロード用ファイルを実
行させる。ダウンロード用ファイルを実行すると、上位
インストールプログラムが起動される。上位インストー
ルプログラムは、選択した1以上の対象プログラムを端
末100上にインストールする。また、上位インストー
ルプログラムは、ダウンロード用ファイルが使用量監視
プログラムを含み、かつ、端末100上に使用量監視プ
ログラムがインストールされていない場合、使用量監視
プログラムをインストールする。そして、上位インスト
ールプログラムは、オペレーティングシステム300を
介してコマンド処理モジュール335に認証情報及び監
視対象エントリの情報を送付する。コマンド処理モジュ
ール335は、認証情報を用いて認証を行う。そして、
認証に成功した場合、監視リスト管理モジュール315
は、コマンド処理モジュール335から指示を受けて、
監視リストデータベース140に監視対象エントリの情
報を追加する。(S1240)
【0146】以上の処理において、端末100上のブラ
ウザプログラム302又はコマンド処理モジュール33
5はS1207でサーバ120に対して認証情報を送信
せず、又サーバ120上のWWWサーバ710はS12
10で端末100の認証を行わない方法を採用してもよ
い。この場合、任意の端末100は、本処理を用いてサ
ーバ120から対象プログラム又は使用量監視プログラ
ムをダウンロードし、インストールすることができる。
また、端末100上のブラウザプログラム302は、S
1230以前、例えばS1220で選択した対象プログ
ラムのリストを送信する際に、端末100上に使用量監
視プログラム130がインストールされているかどうか
を示す情報を送信してもよい。これにより、プログラム
送信モジュール750は、端末100上に使用量監視プ
ログラム130がインストールされていない場合にの
み、使用量監視プログラムをダウンロード用ファイルに
含めることができる。あるいは、プログラム送信モジュ
ール750は、各端末100が使用量監視プログラムを
ダウンロードしたかどうかを示す情報を保持し、この情
報に従って使用量監視プログラムをダウンロード用ファ
イルに含めるかどうかを判定してもよい。
【0147】また、上記S1240の処理において、上
位インストールプログラムは、監視リスト管理モジュー
ル315を用いず、直接監視リストデータベース140
に監視対象エントリの情報を追加してもよい。
【0148】図13は、本発明の実施の形態にかかる、
ページ参照を用いて端末100にプログラムをインスト
ールする処理の流れを示す。ここで本処理は、端末10
0上に使用量監視プログラム130がインストールされ
ていることを前提とする。
【0149】まず、端末100の使用者がブラウザプロ
グラム302を用いて特定の対象プログラムをインスト
ールするためのインストールページをアクセスする。ブ
ラウザプログラム302は、これを受けてオペレーティ
ングシステム300及びネットワーク110を介して対
象プログラムインストールページのURLを含むページ
要求をサーバ120へ送信する(S1300)。
【0150】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00からページ要求を受け取り、対象プログラムインス
トールページをオペレーティングシステム700及びネ
ットワーク110を介して端末100へ送信する(S1
303)。
【0151】次に、端末100上のブラウザプログラム
302は、オペレーティングシステム300を介してサ
ーバ120から対象プログラムインストールページを受
け取り、表示装置280へ表示する。コマンド処理モジ
ュール335は、ブラウザプログラム302の指示を受
けて、予め指定された認証情報をオペレーティングシス
テム300及びネットワーク110を介してサーバ12
0へ送信する。(S1307)
【0152】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00から認証情報を受け取り、端末100の認証を行
う。そして、WWWサーバ710は、認証が失敗した場
合、インストール処理を中断する。WWWサーバ710
は、認証に成功した場合、コマンド送信モジュール76
0に対して、対象プログラムを端末100へ送信する様
指示する。コマンド送信モジュール760は、この指示
を受けて、対象プログラムの追加要求コマンド及び追加
要求コマンドの認証情報をオペレーティングシステム7
00及びネットワーク110を介して端末100へ送信
する。(S1310)
【0153】次に、端末100上のコマンド処理モジュ
ール335は、オペレーティングシステム300を介し
てサーバ120から対象プログラムの追加要求コマンド
及び追加要求コマンドの認証情報を受け取る。そして、
コマンド処理モジュール335は、認証情報を用いて追
加要求コマンドの認証を行う。コマンド処理モジュール
335は、認証に成功した場合、サーバ120に対して
対象プログラムの転送要求を送信する。(S1320)
【0154】次に、サーバ120上のコマンド送信モジ
ュール760は、オペレーティングシステム700を介
して端末100から対象プログラムの転送要求を受信す
ると、プログラム送信モジュール750に、オペレーテ
ィングシステム700及びネットワーク110を介して
対象プログラムのダウンロード用ファイルを端末100
へ送信させる。本処理において、プログラム送信モジュ
ール750は、1以上の対象プログラムが存在する場
合、及び使用量監視プログラムの送信有無等に関する処
理を、図12のS1230と同様にして行う。(S13
30)
【0155】次に、端末100上のブラウザプログラム
302は、オペレーティングシステム300を介してサ
ーバ120から対象プログラムのダウンロード用ファイ
ルを受信し、実行させる。ダウンロード用ファイルを実
行すると、上位インストールプログラムが起動される。
上位インストールプログラムは、ダウンロードされた1
以上の対象プログラムを端末100上にインストールす
る。また、上位インストールプログラムは、ダウンロー
ド用ファイルが使用量監視プログラムを含み、かつ、端
末100上に使用量監視プログラムがインストールされ
ていない場合、使用量監視プログラムをインストールす
る。そして、上位インストールプログラムは、オペレー
ティングシステム300を介してコマンド処理モジュー
ル335に監視対象エントリの情報を送付する。監視リ
スト管理モジュール315は、コマンド処理モジュール
335から指示を受けて、監視リストデータベース14
0に監視対象エントリの情報を追加する。(S134
0)
【0156】以上の処理において、端末100上のブラ
ウザプログラム302又はコマンド処理モジュール33
5はS1307でサーバ120に対して認証情報を送信
せず、又サーバ120上のWWWサーバ710はS13
10で端末100の認証を行わない方法を採用してもよ
い。この場合、任意の端末100は、本処理を用いてサ
ーバ120から対象プログラム又は使用量監視プログラ
ムをダウンロードし、インストールすることができる。
また、サーバ120は、S1310における追加要求コ
マンドの送信と、S1330におけるダウンロード用フ
ァイルの送信をS1310において行ってもよい。この
場合、端末100は、追加要求コマンドの認証を済ませ
た後、ダウンロード用ファイルを実行して対象プログラ
ムのインストールを行うことができる。
【0157】また、上記S1340の処理において、上
位インストールプログラムは、監視リスト管理モジュー
ル315を用いず、直接監視リストデータベース140
に監視対象エントリの情報を追加してもよい。
【0158】以上の処理により、端末100の使用者
は、ブラウザプログラム302を用いて特定の対象プロ
グラムに対するインストールページをアクセスすること
で、対象プログラムを端末100上にインストールし、
監視リストデータベース140に対象プログラムに関す
る監視対象エントリを登録することができる。
【0159】図14は、本発明の実施の形態にかかるダ
ウンロード用ファイルの構成を示す。本実施の形態にか
かるダウンロード用ファイルは、上位インストールプロ
グラムフィールド1400、対象プログラムリストフィ
ールド1410、監視対象エントリフィールド142
0、及び対象プログラムフィールド1430の各フィー
ルドを備える。
【0160】上位インストールプログラムフィールド1
400は、上位インストールプログラムを格納するフィ
ールドである。対象プログラムリストフィールド141
0は、対象プログラム又は使用量監視プログラムのリス
トを格納するフィールドである。監視対象エントリフィ
ールド1420は、端末100上の監視リストデータベ
ース140に追加すべき監視対象エントリを格納するフ
ィールドである。対象プログラムフィールド1430
は、対象プログラム又は使用量監視プログラムのインス
トールプログラムを格納するフィールドであり、対象プ
ログラムの数分用意される。
【0161】ダウンロード用ファイルが実行されると、
まず、上位インストールプログラムフィールド1400
が起動される。上位インストールプログラムフィールド
1400は、対象プログラムリストフィールド1410
内のリストに基づき、対象プログラム又は使用量監視プ
ログラムのインストールプログラムを対象プログラムフ
ィールド1430から抽出する。そして、上位インスト
ールプログラムフィールド1400は、対象プログラム
リストフィールド1410内のリストに基づき、各対象
プログラム又は使用量監視プログラムのインストールプ
ログラムを順次実行する。インストールプログラムは、
当該対象プログラム又は当該使用量監視プログラムのプ
ログラムコード及び/又はプログラムデータをハードデ
ィスクドライブ240上に展開し、必要に応じてオペレ
ーティングシステム300にプログラムの登録を行っ
て、当該対象プログラム又は使用量監視プログラムをイ
ンストールする。
【0162】ダウンロード用ファイルに上位インストー
ルプログラムを含めることで、端末100は、サーバ1
20からダウンロードした複数のプログラムをまとめて
インストールすることができる。また、サーバ120の
管理者は、例えば、上位インストールプログラムと、複
数のプログラムと、必要に応じて使用量監視プログラム
を予め端末100上で実行可能な1つのダウンロード用
ファイルに纏めたものを、対象プログラムデータベース
190に登録してもよい。この場合、図12のS123
0又は図13のS1330で当該ダウンロード用ファイ
ルを端末100へダウンロードしインストールすれば、
ダウンロード用ファイルに含まれる複数のプログラム
と、必要に応じて使用量監視プログラムを端末100上
にインストールすることができる。
【0163】また、上位インストールプログラムは、使
用量監視プログラムと特定の対象プログラムを端末10
0上にインストールする場合に、端末100上に使用量
監視プログラムがインストールされないと特定の対象プ
ログラムをインストールしない様動作してもよい。これ
により、サーバ120の管理者又は特定の対象プログラ
ムの提供者は、端末100上に特定の対象プログラムを
インストールする場合、必ず使用量監視プログラムをイ
ンストールして使用量の監視を行う様に端末100を動
作させることができる。
【0164】図15は、本発明の実施の形態にかかるサ
ーバ120が、プログラムに対するコメント及び使用量
を収集する処理の流れを示す。
【0165】まず、端末100の使用者は、端末100
上で対象プログラム304を実行する(S1500)。
使用量監視モジュール320は、対象プログラム304
の使用量を取得し、使用量ログデータベース150に記
録する。(S1500)
【0166】次に、コメント処理モジュール340は、
使用量監視モジュール320が特定のオペレーティング
システム300又は対象プログラム304上の特定機能
を端末100の使用者が使用したことを検出した場合
に、これらのプログラム又は機能に関して入力装置27
0及び表示装置280を用いて使用者のコメントをコメ
ント情報として取得する(S1505)。
【0167】次に、使用量記録モジュール325は、例
えばいずれかの対象プログラムの使用量が送信推奨上限
を満たす場合、いずれかの対象プログラムの使用期間が
予め指定した期間以内に終了する場合、又はいずれかの
対象プログラムの特典付与期間で示される特典付与期限
が予め指定した期間以内に到来する場合等の条件が成立
した場合に、使用量をサーバ120へ送信することを推
奨する通知を、使用量通信モジュール330に対して行
う。使用量通信モジュール330は、使用量記録モジュ
ール325から使用量をサーバ120へ送信することを
推奨する通知を受けて、使用量をサーバ120へ送信す
ることを推奨するメッセージを表示装置280上に表示
する。(S1520)
【0168】次に、端末100の使用者がブラウザプロ
グラム302を用いて使用量をサーバ120に送信する
ためにサーバ120上に設けた使用量送信ページをアク
セスする。ブラウザプログラム302は、これを受けて
オペレーティングシステム300及びネットワーク11
0を介して使用量送信ページのURLを含むページ要求
をサーバ120へ送信する(S1530)。
【0169】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00からページ要求を受け取り、使用量送信ページをオ
ペレーティングシステム700及びネットワーク110
を介して端末100へ送信する(S1532)。
【0170】次に、端末100上のブラウザプログラム
302は、オペレーティングシステム300を介してサ
ーバ120から使用量送信ページを受け取り、表示装置
280へ表示する。コマンド処理モジュール335は、
ブラウザプログラム302の指示を受けて、予め指定さ
れた認証情報をオペレーティングシステム300及びネ
ットワーク110を介してサーバ120へ送信する。
(S1534)
【0171】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00から認証情報を受け取り、コマンド送信モジュール
760に端末100の認証を行わせる。そして、WWW
サーバ710は、認証が失敗した場合、処理を中断す
る。コマンド送信モジュール760は、認証に成功した
場合、使用量送信要求コマンド及び使用量送信要求コマ
ンドの認証情報をオペレーティングシステム700及び
ネットワーク110を介して端末100へ送信する。
(S1535)
【0172】次に、端末100上のコマンド処理モジュ
ール335は、オペレーティングシステム300を介し
てサーバ120から使用量送信要求コマンド及び使用量
送信要求コマンドの認証情報を受け取る。そして、コマ
ンド処理モジュール335は、認証情報を用いて使用量
送信要求コマンドの認証を行う。コマンド処理モジュー
ル335は、認証に成功した場合、使用量通信モジュー
ル330に対して使用量の送信を指示し、コメント処理
モジュール340に対してコメントの送信を指示する。
使用量通信モジュール330は、コマンド処理モジュー
ル335から使用量の送信指示を受けて、使用量記録モ
ジュール325を用いて使用量ログデータベース150
から使用量を取得しオペレーティングシステム300及
び端末100を介してサーバ120に使用量を送信す
る。コメント処理モジュール340は、コマンド処理モ
ジュール335からコメントの送信指示を受けて、オペ
レーティングシステム300及び端末100を介してサ
ーバ120にコメントを送信する。(S1540)
【0173】次に、サーバ120上の使用量通信モジュ
ール720は、オペレーティングシステム700を介し
て端末100から使用量を受信し、この使用量を使用量
記録モジュール725を用いて使用量ログデータベース
170に登録させる。特典処理モジュール730は、使
用量記録モジュール725から当該端末100の使用量
を取得し、使用量に基づき特典情報データベース180
を参照して特典付与情報を生成する。そして、特典処理
モジュール730は、生成した特典付与情報をオペレー
ティングシステム700及びネットワーク110を介し
て端末100へ送信する。また、サーバ120上のコメ
ント集計モジュール740は、オペレーティングシステ
ム700を介して端末100からコメントを受信し、こ
のコメントをコメント情報データベース195に登録す
る。そして、コメント集計モジュール740はコメント
情報データベース195内のコメントを集計してコメン
ト集計結果を作成する。さらにコメント集計モジュール
740は、コメント集計結果をオペレーティングシステ
ム700及びネットワーク110を介して端末100へ
送信する。(S1545)
【0174】次に、端末100上の使用量通信モジュー
ル330は、オペレーティングシステム300を介して
端末100から特典付与情報を受信し、表示装置280
に表示する。また、コメント処理モジュール340は、
オペレーティングシステム300を介して端末100か
らコメント集計結果を受信し、表示装置280に表示す
る。(S1550)
【0175】次に、使用量通信モジュール330は、使
用量記録モジュール325を用いて監視リストデータベ
ース140を参照し、必要に応じて使用上限に達したオ
ペレーティングシステム300の機能又は対象プログラ
ム304の削除を行う。(S1555)
【0176】以上の処理により、端末100の使用者
は、オペレーティングシステム300又は対象プログラ
ム304の使用量に応じて特典が付与される条件が成立
した場合に、使用量監視プログラム130から送信を推
奨するメッセージを受けることができる。また、端末1
00の使用者は、ブラウザプログラム302を用いて使
用量送信ページをアクセスすることで、使用量をサーバ
120へ送信し、サーバ120から特典の付与を受ける
ことができる。さらに、端末100の使用者は、オペレ
ーティングシステム300又は対象プログラム304に
関してコメントを行うことにより、特典を得ることもで
きる。また、端末100の使用者は、コメント集計結果
を見ることもでき、オペレーティングシステム300又
は対象プログラム304の選択又は継続使用等の参考と
することも可能である。
【0177】図16は、本発明の実施の形態にかかる、
ページ参照を用いて端末100のプログラムをアンイン
ストールする処理の流れを示す。
【0178】まず、端末100の使用者がブラウザプロ
グラム302を用いて特定の対象プログラムをアンイン
ストールするためのアンインストールページをアクセス
する。 ここで、アンインストールの対象となるプログ
ラムは、使用量監視プログラムであってもよい。ブラウ
ザプログラム302は、これを受けてオペレーティング
システム300及びネットワーク110を介して対象プ
ログラムアンインストールページのURLを含むページ
要求をサーバ120へ送信する(S1600)。
【0179】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00からページ要求を受け取り、対象プログラムアンイ
ンストールページをオペレーティングシステム700及
びネットワーク110を介して端末100へ送信する
(S1602)。
【0180】次に、端末100上のブラウザプログラム
302は、オペレーティングシステム300を介してサ
ーバ120から対象プログラムアンインストールページ
を受け取り、表示装置280へ表示する。コマンド処理
モジュール335は、ブラウザプログラム302の指示
を受けて、予め指定された認証情報をオペレーティング
システム300及びネットワーク110を介してサーバ
120へ送信する。(S1606)
【0181】次に、サーバ120上のWWWサーバ71
0は、オペレーティングシステム700を介して端末1
00から認証情報を受け取り、コマンド送信モジュール
760に端末100の認証を行わせる。そして、WWW
サーバ710は、認証が失敗した場合、アンインストー
ル処理を中断する。コマンド送信モジュール760は、
認証に成功した場合、対象プログラムの削除要求コマン
ド及び削除要求コマンドの認証情報をオペレーティング
システム700及びネットワーク110を介して端末1
00へ送信する。(S1610)
【0182】次に、端末100上のコマンド処理モジュ
ール335は、オペレーティングシステム300を介し
てサーバ120から対象プログラムの削除要求コマンド
及び削除要求コマンドの認証情報を受け取る。そして、
コマンド処理モジュール335は、認証情報を用いて削
除要求コマンドの認証を行う。コマンド処理モジュール
335は、認証に成功した場合、監視リスト管理モジュ
ール315及びオペレーティングシステム300に対象
プログラムの削除を指示する。監視リスト管理モジュー
ル315は、コマンド処理モジュール335から対象プ
ログラムの削除の指示を受け、監視リストデータベース
140から監視対象エントリを削除する。オペレーティ
ングシステム300は、コマンド処理モジュール335
から対象プログラムの削除の指示を受け、対象プログラ
ムをハードディスクドライブ240上から削除する。
(S1620)
【0183】以上の処理において、端末100上のブラ
ウザプログラム302又はコマンド処理モジュール33
5はS1606でサーバ120に対して認証情報を送信
せず、又サーバ120上のWWWサーバ710はS16
10で端末100の認証を行わない方法を採用してもよ
い。この場合、任意の端末100は、本処理により対象
プログラム又は使用量監視プログラムをアンインストー
ルすることができる。
【0184】以上に示した追加要求コマンド、使用量送
信要求コマンド、及び削除要求コマンド等の管理コマン
ドの実装は、種々の方法が考えられる。例えば、これら
の管理コマンドは、サーバ120上から端末100に対
するファイル転送として実現できる。すなわち、サーバ
120上のコマンド送信モジュール760は、管理コマ
ンドの内容をファイルとして端末100へ転送する。端
末100上のブラウザプログラム302は、このファイ
ルを端末100上の特定の場所、例えばハードディスク
ドライブ240上の特定のディレクトリに保存する。コ
マンド処理モジュール335は、この特定の場所を監視
し、新規の管理コマンドであるファイルを発見した場合
に、このファイルを読み出し、ファイルに含まれる認証
情報に基づき認証を行った後、ファイルに含まれる管理
コマンドを実行する。この様に、管理コマンドであるフ
ァイルに含まれる認証情報に基づき認証を行うことで、
端末100の使用者又はサーバ120以外のサーバによ
り不正に管理コマンドが実行されるのを防ぐことができ
る。
【0185】あるいは例えば、これらの管理コマンド
は、サーバ120から端末100に対する管理コマンド
を処理するプログラムの転送として実現してもよい。す
なわち、サーバ120上のコマンド送信モジュール76
0は、管理コマンドを実行するプログラムを端末100
へ転送する。端末100上のブラウザプログラム302
は、これらのプログラムを実行する。例えば、サーバ1
20上のコマンド送信モジュール760は、使用量送信
要求コマンドとして、使用量収集プログラムを端末10
0へ転送してもよい。すなわち例えば、コマンド送信モ
ジュール760は、計算機600を、本発明にかかる使
用量収集プログラム送信部として動作させてもよい。
【0186】端末100上で使用量収集プログラムが実
行されると、使用量収集プログラムはコマンド処理モジ
ュール335に対して使用量収集プログラムが使用量を
取得するための認証を行う。サーバ120は、この使用
量収集プログラムの認証に必要となる認証情報を、例え
ばサーバ120から端末100へ使用量収集プログラム
を転送する際に、併せて転送してもよい。あるいは、例
えば端末100上で実行される使用量収集プログラム
が、サーバ120に対して認証情報の送信を要求し、サ
ーバ120上のコマンド送信モジュール760からオペ
レーティングシステム700及びネットワーク110を
介して認証情報を取得してもよい。そして、使用量収集
プログラムの認証後、使用量収集プログラムは、例えば
使用量通信モジュール330を介して使用量記録モジュ
ール325から使用量を取得し、サーバ120へ送信す
る。
【0187】以上に示した本実施の形態において、使用
量監視プログラム130は、端末100上の対象プログ
ラムの使用状態に基づき、対象プログラムの使用量を取
得することができる。そして、使用量監視プログラム1
30は、端末100の使用者の許可を得て、対象プログ
ラムの使用量をサーバ120へ送信することができる。
サーバ120は、受信した使用量に基づき、端末100
又は端末100の使用者に対して、特典を付与すること
ができる。また、端末100の使用者は、ブラウザプロ
グラム302を用いて特定のページをアクセスすること
で、対象プログラムの追加・削除、及び使用量の送信等
を行うことができる。
【0188】以上により、本実施の形態によれば、端末
100におけるプログラムの使用状態を取得しサーバ1
20へ送信するシステムにおいて、端末100の使用者
にインセンティブを与え、又ソフトウェアのダウンロー
ド等の管理を簡素化することができる。
【0189】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または
改良を加えることができる。そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば端末であるコンピュータにおけるプログラムの使
用状態を取得してサーバに送信するシステムにおいて、
使用者にインセンティブを与え、又ソフトウェアのダウ
ンロード等の管理を簡素にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる使用量監視プログ
ラムを搭載する端末、及び使用量管理プログラムを搭載
するサーバからなる使用量管理システムを示す図。
【図2】本発明の実施の形態にかかる端末100のハー
ドウェア構成の一例を示す図。
【図3】本発明の実施の形態にかかる端末100のソフ
トウェア構成の一例を示す図。
【図4】本発明の実施の形態にかかる監視リストデータ
ベース140の一例を示す表。
【図5】本発明の実施の形態にかかる使用量ログデータ
ベース150の一例を示す表。
【図6】本発明の実施の形態にかかるサーバ120のハ
ードウェア構成の一例を示す図。
【図7】本発明の実施の形態にかかるサーバ120のソ
フトウェア構成の一例を示す図。
【図8】本発明の実施の形態にかかる使用量ログデータ
ベース170の一例を示す表。
【図9】本発明の実施の形態にかかる特典情報データベ
ース180の一例を示す表。
【図10】本発明の実施の形態にかかる対象プログラム
データベース190の一例を示す表。
【図11】本発明の実施の形態にかかるコメント情報デ
ータベース195の一例を示す表。
【図12】本発明の実施の形態にかかる、端末100に
プログラムをインストールする処理の流れを示す図。
【図13】本発明の実施の形態にかかる、ページ参照を
用いて端末100にプログラムをインストールする処理
の流れを示す図。
【図14】本発明の実施の形態にかかるダウンロード用
ファイルの構成を示す図。
【図15】本発明の実施の形態にかかるサーバ120
が、プログラムに対するコメント及び使用量を収集する
処理の流れを示す図。
【図16】本発明の実施の形態にかかる、ページ参照を
用いて端末100のプログラムをアンインストールする
処理の流れを示す図。
【符号の説明】
100…端末 110…ネットワーク 120…サーバ 130…使用量監視プログラム 140…監視リストデータベース 150…使用量ログデータベース 160…使用量管理プログラム 170…使用量ログデータベース 180…特典情報データベース 190…対象プログラムデータベース 195…コメント情報データベース 200…計算機 205…CPU 210…ROM 220…RAM 230…通信インターフェイス 240…ハードディスクドライブ 250…FDドライブ 260…CD−ROMドライブ 270…入力装置 280…表示装置 290…フロッピーディスク 295…CD−ROM 300…オペレーティングシステム 302…ブラウザプログラム 304…対象プログラム 315…監視リスト管理モジュール 317…監視対象検査モジュール 320…使用量監視モジュール 325…使用量記録モジュール 330…使用量通信モジュール 335…コマンド処理モジュール 340…コメント処理モジュール 600…計算機 605…CPU 610…ROM 620…RAM 630…通信インターフェイス 640…ハードディスクドライブ 650…FDドライブ 660…CD−ROMドライブ 670…入力装置 680…表示装置 690…フロッピーディスク 695…CD−ROM 700…オペレーティングシステム 710…WWWサーバ 720…使用量通信モジュール 725…使用量記録モジュール 730…特典処理モジュール 740…コメント集計モジュール 750…プログラム送信モジュール 760…コマンド送信モジュール 1400…上位インストールプログラムフィールド 1410…対象プログラムリストフィールド 1420…監視対象エントリフィールド 1430…対象プログラムフィールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺岡 宏彰 東京都港区北青山2−10−22 北青山舞鶴 ビル 2F 株式会社ワイヤーアクション 内 (54)【発明の名称】 使用量監視プログラム、コマンド実行プログラム、使用量管理装置、プログラム管理装置、管理 装置、使用量管理プログラム、プログラム管理プログラム、管理プログラム及び使用量管理シス テム

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを、当該コンピュータにお
    けるプログラムの使用量をサーバに送付するべく取得す
    る使用量監視装置として動作させる使用量監視プログラ
    ムであって、 監視対象のプログラムである対象プログラムの使用状態
    を取得する使用量監視モジュールと、 前記使用量監視モジュールによる前記対象プログラムの
    使用状態に基づき、前記対象プログラムの使用量を記録
    する使用量記録モジュールと、 前記使用量記録モジュールによる前記使用量を、前記使
    用量に応じて前記コンピュータに付与する特典の種類及
    び量を示す特典付与情報を生成する前記サーバに引き渡
    すべく外部に出力する使用量出力モジュールとを備える
    ことを特徴とする使用量監視プログラム。
  2. 【請求項2】 前記使用量出力モジュールは、前記使用
    量記録モジュールによる前記使用量を、前記コンピュー
    タの使用者の指示に基づき前記サーバに送信することを
    特徴とする請求項1記載の使用量監視プログラム。
  3. 【請求項3】 前記サーバに対して前記コンピュータの
    認証を行わせるための認証情報を前記サーバに送信し、
    前記使用量を前記サーバに送信するための認証を前記サ
    ーバに行わせる認証情報送信モジュールを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項2記載の使用量監視プログラム。
  4. 【請求項4】 前記使用量出力モジュールが出力した前
    記使用量に基づき前記サーバが作成した前記特典付与情
    報を前記サーバから受信し、前記コンピュータの画面に
    表示する特典表示モジュールを更に備えることを特徴と
    する請求項1記載の使用量監視プログラム。
  5. 【請求項5】 前記使用量記録モジュールによる前記使
    用量に基づき、前記コンピュータに付与される前記特典
    付与情報を生成する特典情報生成モジュールと、 前記特典情報生成モジュールによる前記特典付与情報を
    前記コンピュータの画面に表示する特典表示モジュール
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の使用量監
    視プログラム。
  6. 【請求項6】 前記使用量出力モジュールは、前記使用
    量が所定量を超過した場合に、前記使用量を前記サーバ
    に引き渡すべく外部に出力することを促すメッセージを
    前記コンピュータの画面に表示することを特徴とする請
    求項1記載の使用量監視プログラム。
  7. 【請求項7】 前記使用量出力モジュールは、前記使用
    量が前記対象プログラム毎に定められた量を超過した場
    合に、前記使用量をサーバに引き渡すべく外部に出力す
    ることを促すメッセージを前記コンピュータの画面に表
    示することを特徴とする請求項1記載の使用量監視プロ
    グラム。
  8. 【請求項8】 前記使用量出力モジュールは、前記コン
    ピュータ上のブラウザプログラムが特定のページをアク
    セスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ上に
    ダウンロードされて実行される使用量収集プログラムの
    要求を受けて、前記使用量を前記使用量収集プログラム
    に引き渡すことを特徴とする請求項1記載の使用量監視
    プログラム。
  9. 【請求項9】 前記使用量収集プログラムから、前記使
    用量の引渡しの要求を受けた場合に、前記使用量収集プ
    ログラムの認証を行う認証モジュールを更に備え、 前記認証モジュールは、前記使用量収集プログラムの認
    証が正しく行われた場合にのみ、前記使用量収集プログ
    ラムに前記使用量を引き渡すことを特徴とする請求項8
    記載の使用量監視プログラム。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、当該コンピュータに
    おけるプログラムの使用量をサーバに送付するべく取得
    する使用量監視装置として動作させる使用量監視プログ
    ラムであって、 前記使用量を取得する対象となる1以上の対象プログラ
    ムのリストである監視リストを管理する監視リスト管理
    モジュールと、 前記監視対象に指定された前記対象プログラムの使用状
    態を取得する使用量監視モジュールと、 前記使用量監視モジュールによる前記対象プログラムの
    使用状態に基づき、前記対象プログラムの使用量を記録
    する使用量記録モジュールと、 前記使用量記録モジュールによる前記使用量を、外部に
    出力する使用量出力モジュールとを備えることを特徴と
    する使用量監視プログラム。
  11. 【請求項11】 前記監視リスト管理モジュールは、前
    記コンピュータにプログラムをインストールするインス
    トールプログラムが、前記監視リストにプログラムを追
    加した場合に、前記プログラムを、前記使用量を取得す
    る対象とすることを特徴とする請求項10記載の使用量
    監視プログラム。
  12. 【請求項12】 前記対象プログラムが他のプログラム
    に置換されているかどうかを検査し、置換されている場
    合に警告情報を出力する監視対象検査モジュールを更に
    備えることを特徴とする請求項10記載の使用量監視プ
    ログラム。
  13. 【請求項13】 前記監視リスト管理モジュールは、前
    記監視対象検査モジュールが前記警告情報を出力した場
    合に前記対象プログラムを監視対象から除外することを
    特徴とする請求項12記載の使用量監視プログラム。
  14. 【請求項14】 前記使用量記録モジュールは、前記警
    告情報を受けた場合に、前記対象プログラムの前記使用
    量の更新を中止することを特徴とする請求項12記載の
    使用量監視プログラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータに、使用者の指示に基づ
    きサーバから与えられる前記コンピュータの管理コマン
    ドを実行させるコマンド実行プログラムであって、 前記コンピュータ上のブラウザプログラムが特定のペー
    ジをアクセスした場合に、前記サーバが送信する前記管
    理コマンドを受信するコマンド受信モジュールと、 前記コマンド受信モジュールが受信した前記管理コマン
    ドを実行するコマンド実行モジュールとを備えることを
    特徴とするコマンド実行プログラム。
  16. 【請求項16】 前記コマンド受信モジュールは、前記
    コンピュータ上のブラウザプログラムが特定のページを
    アクセスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ
    上に1以上のプログラムを追加する追加要求を受信し、 前記コマンド実行モジュールは、前記追加要求を受けて
    前記サーバから前記プログラムを受信し、前記プログラ
    ムを前記コンピュータ上に追加することを特徴とする請
    求項15記載のコマンド実行プログラム。
  17. 【請求項17】 前記コマンド受信モジュールが前記追
    加要求を受信した場合に、前記追加要求の認証を行う認
    証モジュールを更に備え、 前記認証モジュールは、前記追加要求の認証が正しく行
    われた場合にのみ、前記コマンド実行モジュールに前記
    プログラムを前記コンピュータ上に追加させることを特
    徴とする請求項16記載のコマンド実行プログラム。
  18. 【請求項18】 前記コマンド受信モジュールは、前記
    コンピュータ上のブラウザプログラムが特定のページを
    アクセスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ
    上に1以上のプログラムを追加する追加要求と前記プロ
    グラムを受信し、 前記コマンド実行モジュールは、前記追加要求を受け
    て、前記プログラムを前記コンピュータ上に追加するこ
    とを特徴とする請求項15記載のコマンド実行プログラ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記コマンド受信モジュールが前記追
    加要求を受信した場合に、前記追加要求の認証を行う認
    証モジュールを更に備え、 前記認証モジュールは、前記追加要求の認証が正しく行
    われた場合にのみ、前記コマンド実行モジュールに前記
    プログラムを前記コンピュータ上に追加させることを特
    徴とする請求項18記載のコマンド実行プログラム。
  20. 【請求項20】 前記コマンド受信モジュールは、前記
    コンピュータ上のブラウザプログラムが特定のページを
    アクセスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ
    上のプログラムの削除要求を受信し、 前記コマンド実行モジュールは、前記削除要求を受けて
    前記プログラムを前記コンピュータ上から削除すること
    を特徴とする請求項15記載のコマンド実行プログラ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記コマンド受信モジュールが前記削
    除要求を受信した場合に、前記削除要求の認証を行う認
    証モジュールを更に備え、 前記認証モジュールは、前記削除要求の認証が正しく行
    われた場合にのみ、前記コマンド実行モジュールに前記
    プログラムを前記コンピュータ上から削除させることを
    特徴とする請求項20記載のコマンド実行プログラム。
  22. 【請求項22】 前記コマンド受信モジュールは、前記
    コンピュータ上のブラウザプログラムが特定のページを
    アクセスした場合に、前記サーバから前記コンピュータ
    上の前記コマンド実行プログラムの削除要求を受信し、 前記削除要求を受けて前記コマンド実行プログラムを前
    記コンピュータ上から削除することを特徴とする請求項
    15記載のコマンド実行プログラム。
  23. 【請求項23】 前記コマンド受信モジュールが前記削
    除要求を受信した場合に、前記削除要求の認証を行う認
    証モジュールを更に備え、 前記認証モジュールは、前記削除要求の認証が正しく行
    われた場合にのみ、前記コマンド実行モジュールに前記
    コマンド実行プログラムを前記コンピュータ上から削除
    させることを特徴とする請求項22記載のコマンド実行
    プログラム。
  24. 【請求項24】 監視対象に指定された前記プログラム
    の使用状態を取得する使用量監視モジュールと、 前記使用量監視モジュールによる前記プログラムの使用
    状態に基づき、前記プログラムの使用量を記録する使用
    量記録モジュールと、 前記使用量記録モジュールによる前記使用量を、前記サ
    ーバに送信する使用量送信モジュールとを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項15記載のコマンド実行プログラ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記コマンド受信モジュールは、前記
    コンピュータ上のブラウザプログラムが特定のページを
    アクセスした場合に、前記サーバから使用量送信要求を
    受信し、 前記使用量送信モジュールは、前記コマンド受信モジュ
    ールが受信した使用量送信要求に対して前記使用量を前
    記サーバに返信することを特徴とする請求項24記載の
    コマンド実行プログラム。
  26. 【請求項26】 前記コマンド受信モジュールが前記使
    用量送信要求を受信した場合に、前記使用量送信要求の
    認証を行う認証モジュールを備え、 前記認証モジュールは、前記使用量送信要求の認証が正
    しく行われた場合にのみ、前記使用量送信モジュールに
    前記使用量を前記サーバに返信させることを特徴とする
    請求項25記載のコマンド実行プログラム。
  27. 【請求項27】 前記コンピュータ上のブラウザプログ
    ラムが特定のページをアクセスした場合に、前記サーバ
    に対して前記コンピュータの認証を行わせるための認証
    情報を前記サーバに送信する認証情報送信モジュールを
    更に備えることを特徴とする請求項15記載のコマンド
    実行プログラム。
  28. 【請求項28】 端末であるコンピュータにおける対象
    プログラムの使用量を前記コンピュータから取得する使
    用量管理装置であって、 前記コンピュータにおける前記対象プログラムの使用量
    を外部から取得する使用量入力部と、 前記使用量入力部が取得した前記使用量を保持する使用
    量記録部と、 前記使用量記録部による前記使用量に基づき、前記使用
    量に対応して付与する特典の種類及び量を示す特典付与
    情報を生成する特典情報生成部と、 前記特典情報生成部による前記特典付与情報を、前記コ
    ンピュータの使用者に通知すべく外部に出力する特典付
    与情報出力部とを備えることを特徴とする使用量管理装
    置。
  29. 【請求項29】 前記使用量入力部は、前記コンピュー
    タにおける前記対象プログラムの使用量を、ネットワー
    クを介して前記コンピュータから受信することを特徴と
    する請求項28記載の使用量管理装置。
  30. 【請求項30】 前記コンピュータから前記使用量管理
    装置に対して使用量を転送するべく前記コンピュータの
    認証を行わせるための認証情報を、ネットワークを介し
    て前記コンピュータから受信する認証受信部と、 前記認証受信部による前記認証情報に基づき、前記コン
    ピュータの認証を行う認証部とを更に備えることを特徴
    とする請求項29記載の使用量管理装置。
  31. 【請求項31】 前記特典付与情報出力部は、前記特典
    付与情報を前記コンピュータの画面に表示するべく前記
    コンピュータに送信することを特徴とする請求項28記
    載の使用量管理装置。
  32. 【請求項32】 前記コンピュータ上のブラウザプログ
    ラムから特定のページに対するアクセスを受けた場合
    に、前記コンピュータにおける前記対象プログラムの使
    用量を収集して前記使用量管理装置へ送信する使用量収
    集プログラムを、前記コンピュータに対して送信する使
    用量収集プログラム送信部を更に備えることを特徴とす
    る請求項28記載の使用量管理装置。
  33. 【請求項33】 前記使用量収集プログラム送信部は、
    前記コンピュータに対して前記使用量収集プログラムの
    認証を行わせるための認証情報を、前記使用量収集プロ
    グラムと共に前記コンピュータに対して送信することを
    特徴とする請求項32記載の使用量管理装置。
  34. 【請求項34】 前記特典情報生成部は、前記対象プロ
    グラムの使用量が所定量以下の場合に、前記特典の量を
    増加させることを特徴とする請求項28記載の使用量管
    理装置。
  35. 【請求項35】 前記特典情報生成部は、第1の前記対
    象プログラムの使用量が、第2の前記対象プログラムの
    使用量より予め指定された所定量以上大きい場合に、前
    記特典の量を増加させることを特徴とする請求項28記
    載の使用量管理装置。
  36. 【請求項36】 前記特典情報生成部は、前記対象プロ
    グラムの予め定められた機能の使用量が所定量以下の場
    合に、前記特典の量を増加させることを特徴とする請求
    項28記載の使用量管理装置。
  37. 【請求項37】 前記特典情報生成部は、前記対象プロ
    グラムの設定が所定の設定を満たしている場合の前記対
    象プログラムの使用量に基づき、前記特典付与情報を生
    成することを特徴とする請求項28記載の使用量管理装
    置。
  38. 【請求項38】 端末であるコンピュータに、前記コン
    ピュータ上に追加する1以上のプログラムを送信するプ
    ログラム管理装置であって、 前記コンピュータから1以上の前記プログラムのダウン
    ロード要求を受けるダウンロード要求受信部と、 前記ダウンロード要求により指定される1以上の前記プ
    ログラムと、前記プログラムを前記コンピュータ上にイ
    ンストールする上位インストールプログラムとを前記コ
    ンピュータに送信するプログラム送信部とを備えること
    を特徴とするプログラム管理装置。
  39. 【請求項39】 前記ダウンロード要求により指定され
    る1以上の前記プログラムと、前記上位インストールプ
    ログラムを纏めて前記コンピュータ上で実行可能な1つ
    のファイルに変換する変換部を更に備え、 前記プログラム送信部は、前記プログラムと前記上位イ
    ンストールプログラムを前記コンピュータに送信する際
    に、前記実行可能な1つのファイルを送信することを特
    徴とする請求項38記載のプログラム管理装置。
  40. 【請求項40】 前記プログラム送信部は、前記ダウン
    ロード要求により指定される1以上の前記プログラム
    と、前記コンピュータにおける前記プログラムの使用量
    を監視する使用量監視プログラムと、前記プログラム及
    び前記使用量監視プログラムを前記コンピュータ上にイ
    ンストールする前記上位インストールプログラムとを前
    記コンピュータに送信することを特徴とする請求項38
    記載のプログラム管理装置。
  41. 【請求項41】 端末であるコンピュータに、前記コン
    ピュータの使用者の指示に基づき、前記コンピュータを
    管理する管理コマンドを送付し実行させる管理装置であ
    って、 前記コンピュータ上のブラウザプログラムから特定のペ
    ージをアクセスされた場合に、前記ページに対応する管
    理コマンドを送信するコマンド送信部を備えることを特
    徴とする管理装置。
  42. 【請求項42】 前記コマンド送信部は、前記コンピュ
    ータ上のブラウザプログラムから特定のページに対する
    アクセスを受けた場合に、前記ページに対応する1以上
    のプログラムを前記コンピュータに追加する追加要求を
    送信し、 前記追加要求に基づき前記コンピュータが前記管理装置
    に対して送信する前記プログラムの転送要求を受けて、 前記プログラムを前記コンピュータに送信することを特
    徴とする請求項41記載の管理装置。
  43. 【請求項43】 前記コマンド送信部は、前記コンピュ
    ータ上のブラウザプログラムから特定のページに対する
    アクセスを受けた場合に、前記ページに対応付けられた
    1以上のプログラムを前記コンピュータに追加する追加
    要求及び前記特定のプログラムを前記コンピュータに送
    信することを特徴とする請求項41記載の管理装置。
  44. 【請求項44】 前記コマンド送信部は、前記コンピュ
    ータ上のブラウザプログラムから特定のページに対する
    アクセスを受けた場合に、前記ページに対応付けられた
    1以上のプログラムを前記コンピュータから削除する削
    除要求を前記コンピュータに送信することを特徴とする
    請求項41記載の管理装置。
  45. 【請求項45】 前記コンピュータにおける前記プログ
    ラムの使用量を外部から取得する使用量入力部と、 前記使用量入力部が取得した前記使用量を保持する使用
    量記録部と、 前記使用量記録部による前記使用量に基づき、前記使用
    量に対応して付与する特典の種類及び量を示す特典付与
    情報を生成する特典情報生成部と、 前記特典情報生成部による前記特典付与情報を、前記コ
    ンピュータの使用者に通知すべく外部に出力する特典付
    与情報出力部とを更に備えることを特徴とする請求項4
    1記載の管理装置。
  46. 【請求項46】 前記コマンド送信部は、前記コンピュ
    ータ上のブラウザプログラムから特定のページに対する
    アクセスを受けた場合に、前記コンピュータにおける前
    記プログラムの前記使用量を前記管理装置に対して送信
    させる使用量送信要求を前記コンピュータに対して送信
    し、 前記使用量入力部は、前記コンピュータが前記使用量送
    信要求に基づき前記管理装置に対して送信した前記使用
    量を受信することを特徴とする請求項45記載の管理装
    置。
  47. 【請求項47】 サーバを、端末であるコンピュータに
    おける特定の対象プログラムの使用量を前記コンピュー
    タから取得する使用量管理装置として動作させる使用量
    管理プログラムであって、 前記コンピュータにおける前記対象プログラムの使用量
    を外部から取得する使用量入力モジュールと、 前記使用量入力モジュールが取得した前記使用量を保持
    する使用量記録モジュールと、 前記使用量記録モジュールによる前記使用量に基づき、
    前記使用量に対応して付与する特典の種類及び量を示す
    特典付与情報を生成する特典情報生成モジュールと、 前記特典情報生成モジュールによる前記特典付与情報
    を、前記コンピュータの使用者に通知すべく外部に出力
    する特典付与情報出力モジュールとを備えることを特徴
    とする使用量管理プログラム。
  48. 【請求項48】 サーバを、端末であるコンピュータに
    前記コンピュータ上に追加する1以上のプログラムを送
    信するプログラム管理装置として動作させるプログラム
    管理プログラムであって、 前記コンピュータから1以上の前記プログラムのダウン
    ロード要求を受けるダウンロード要求受信モジュール
    と、 前記ダウンロード要求により指定される1以上の前記プ
    ログラムと、前記プログラムを前記コンピュータ上にイ
    ンストールする上位インストールプログラムとを前記コ
    ンピュータに送信するプログラム送信モジュールとを備
    えることを特徴とするプログラム管理プログラム。
  49. 【請求項49】 サーバを、端末であるコンピュータ
    に、前記コンピュータの使用者の指示に基づき前記コン
    ピュータに前記コンピュータを管理する管理コマンドを
    送付し実行させる管理装置として動作させる管理プログ
    ラムであって、 前記コンピュータ上のブラウザプログラムから特定のペ
    ージをアクセスされた場合に、前記ページに対応する管
    理コマンドを送信するコマンド送信モジュールを備える
    ことを特徴とする管理プログラム。
  50. 【請求項50】 端末であるコンピュータにおけるプロ
    グラムの使用量を管理する使用量管理システムであっ
    て、 前記コンピュータにおけるプログラムの使用状態を取得
    する使用量監視装置と、 前記使用量監視装置からプログラムの使用量を取得する
    使用量管理装置を備え、 前記使用量監視装置は、 監視対象のプログラムである対象プログラムの使用状態
    を取得する使用量監視部と、 前記使用量監視部による前記対象プログラムの使用状態
    に基づき、前記対象プログラムの使用量を記録する第1
    の使用量記録部と、 前記第1の使用量記録部による前記使用量を、前記使用
    量管理装置に対して出力する使用量出力部とを有し、 前記使用量管理装置は、 前記使用量出力部が出力した前記コンピュータにおける
    前記対象プログラムの使用量を、外部から取得する使用
    量入力部と、 前記使用量入力部が取得した前記使用量を保持する第2
    の使用量記録部と、 前記第2の使用量記録部による前記使用量に基づき、前
    記使用量に対応して付与する特典の種類及び量を示す特
    典付与情報を生成する特典情報生成部と、 前記特典情報生成部による前記特典付与情報を、前記コ
    ンピュータに対して出力する特典付与情報出力部とを有
    することを特徴とする使用量管理システム。
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