JP2003032646A - 配信装置、配信システム、配信方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム - Google Patents

配信装置、配信システム、配信方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム

Info

Publication number
JP2003032646A
JP2003032646A JP2001216481A JP2001216481A JP2003032646A JP 2003032646 A JP2003032646 A JP 2003032646A JP 2001216481 A JP2001216481 A JP 2001216481A JP 2001216481 A JP2001216481 A JP 2001216481A JP 2003032646 A JP2003032646 A JP 2003032646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
user terminal
terminal device
distribution
program guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001216481A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Hamanaka
章佳 浜中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001216481A priority Critical patent/JP2003032646A/ja
Publication of JP2003032646A publication Critical patent/JP2003032646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の時刻に既に放送済みの番組の配信を可
能にし、且つ配信における伝送品質をリアルタイムで管
理可能な配信システム等を提供する。 【解決手段】 複数の放送局で放送される各番組を受信
する受信手段を有し、前記受信手段で受信された複数の
番組を第一の専用回線を介して特定のユーザー端末装置
へ配信する配信装置において、前記受信手段で受信され
た複数の番組を一定期間保存する番組保存手段と、前記
第一の専用回線とは独立した第二の専用回線と、前記特
定のユーザー端末装置から前記第二の専用回線を介して
送られてきたリクエストに対応する番組を前記番組保存
手段から読み出して、該特定のユーザー端末装置に対し
て配信する配信処理手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の放送局から
受信した各番組をユーザー端末装置へ配信するケーブル
テレビ局などの配信装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブルTV配信会社等は、図1
1に示すように、ケーブルTV局803に設置されてい
る衛星放送受信アンテナ801及び地上波放送受信アン
テナ802により、既存の衛星放送や地上波放送を受信
し、その受信した各放送番組を多重化して、専用のケー
ブル回線806でリアルタイムに受信契約者宅805に
提供する、という中継業務を主体としている。
【0003】図12は、図11に示した従来のケーブル
TV局の機能ブロック図である。
【0004】図中の901は衛星放送受信アンテナ、9
02は地上波放送受信アンテナ、903は衛星放送受信
機群(デコーダ機能等を含む)、904は地上波放送受
信機群、905はサーバー(ネットワーク制御装置)、
906はこれらの各機能を管理・制御する制御装置であ
る。
【0005】衛星放送受信アンテナ901で受信された
電波は、受信機903(デコーダ)へ、地上波放送受信
アンテナ902で受信された電波は地上波放送受信機9
04へ、それぞれ入力される。各受信機903,904
へ入力された電波は、復調、復号されて、動画像及び音
声信号として、905のネットワーク制御装置へ入力さ
れ、前記受信された各放送番組を任意の手段にて多重化
し、さらにネットワークに適合する任意のプロトコルに
準じたビットストリームを構成した後、ケーブル806
を介して、受信側805の各受信契約者宅へ配信され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のケーブルTV局は、機能的には中継局としての機能し
かなく、放送番組を見るユーザーとしては、放送局から
の電波を受信する場合と同様に、ケーブルTVにて放送
番組を見る場合でも、既に決められたタイムテーブル
(番組表)通りの時間にリアルタイムで鑑賞することし
かできなかった。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、(1)
任意の時刻に既に放送済みの番組の配信と、(2)スト
リーム配信における伝送品質をリアルタイムで管理可能
なシステムの実現、(3)秘匿性の高いデータのセキュ
リティの向上、等を可能にする配信システム等を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、複数の放送局で放送される各番組を受
信する受信手段を有し、前記受信手段で受信された複数
の番組を第一の専用回線を介して特定のユーザー端末装
置へ配信する配信装置において、前記受信手段で受信さ
れた複数の番組を一定期間保存する番組保存手段と、前
記第一の専用回線とは独立した第二の専用回線と、前記
特定のユーザー端末装置から前記第二の専用回線を介し
て送られてきたリクエストに対応する番組を前記番組保
存手段から読み出して、該特定のユーザー端末装置に対
して配信する配信処理手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信する受信手段を有し、前記受信手段で受信さ
れた複数の番組を第一の専用回線を介して特定のユーザ
ー端末装置へ配信する配信装置において、前記第一の専
用回線とは独立した第二の専用回線と、前記第二の専用
回線を介して前記特定のユーザー端末装置から送られた
所定の要求に応じた処理を実行する処理実行手段とを備
えたことを特徴とする。
【0010】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信した番組を第一の専用回線へ出
力する配信装置と、前記第一の専用回線を介して前記配
信装置から番組を受信する複数のユーザー端末装置とを
備えた配信システムにおいて、前記各ユーザー端末装置
と前記配信装置とを、前記第一の専用回線と共に該第一
の専用回線とは独立した第二の専用回線を介して接続
し、前記各ユーザー端末装置は、前記第二の専用回線へ
リクエストを出力する手段を有し、前記配信装置は、受
信した複数の番組を一定期間保存する番組保存手段と、
特定のユーザー端末装置から前記第二の専用回線を介し
て送られてきたリクエストに対応する番組を前記番組保
存手段から読み出して、該特定のユーザー端末装置に対
して配信する配信処理手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信した番組を第一の専用回線へ出
力する配信装置と、前記第一の専用回線を介して前記配
信装置から番組を受信する複数のユーザー端末装置とを
備えた配信システムにおいて、前記各ユーザー端末装置
と前記配信装置とを、前記第一の専用回線と共に該第一
の専用回線とは独立した第二の専用回線を介して接続
し、前記各ユーザー端末装置は、前記第二の専用回線へ
所定の要求を出力する手段を有し、前記配信装置は、前
記第二の専用回線を介して特定のユーザー端末装置から
送られた所定の要求に応じた処理を実行する処理実行手
段を備えたことを特徴とする。
【0012】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信した番組を第一の専用回線へ出
力する配信装置と、前記第一の専用回線を介して前記配
信装置から番組を受信する複数のユーザー端末装置とを
備えた配信システムにおいて、各放送局の番組を二十四
時間記録して所定の日数保存するストレージ手段を前記
配信装置に設け、前記ストレージ手段に保存された現時
点以前の全番組に対して、前記各ユーザー端末装置が任
意にアクセス可能に構成したことを特徴とする。
【0013】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信した番組を第一の専用回線へ出
力する配信装置と、前記第一の専用回線を介して前記配
信装置から番組を受信する複数のユーザー端末装置とを
備えた配信システムにおいて、各放送局の番組を二十四
時間記録して所定の日数保存するストレージ手段を前記
配信装置に設け、前記各ユーザー端末装置は、前記スト
レージ手段に保存された現時点以前の全番組の中から特
定の一つまたは複数の番組を指定する手段と、指定され
た個々の番組に対して任意の時間を設定する手段とを有
し、前記配信装置は、特定のユーザー端末装置によって
指定された番組を、その設定された時間に該特定のユー
ザー端末装置に対して配信する手段を備えたことを特徴
とする。
【0014】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信された複数の番組を第一の専用
回線を介して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装
置において、前記第一の専用回線とは独立した第二の専
用回線を予め設けておき、受信された複数の番組を一定
期間保存する番組保存行程と、前記特定のユーザー端末
装置から前記第二の専用回線を介して送られてきたリク
エストに対応する番組を前記番組保存行程から読み出し
て、該特定のユーザー端末装置に対して配信する配信処
理行程とを実行することを特徴とする。
【0015】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信された複数の番組を第一の専用
回線を介して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装
置において、前記第一の専用回線とは独立した第二の専
用回線を予め設けておき、前記第二の専用回線を介して
前記特定のユーザー端末装置から送られた所定の要求に
応じた処理を実行する処理実行行程を実施することを特
徴とする。
【0016】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信された複数の番組を第一の専用
回線を介して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装
置の制御方法を実行するための制御プログラムを提供す
る媒体であって、前記制御プログラムは、受信された複
数の番組を番組保存手段に一定期間保存する番組保存ス
テップと、前記第一の専用回線とは独立した前記第二の
専用回線を介して前記特定のユーザー端末装置から送ら
れてきたリクエストに対応する番組を前記番組保存手段
から読み出して、該特定のユーザー端末装置に対して配
信する配信処理ステップとを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信された複数の番組を第一の専用
回線を介して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装
置の制御方法を実行するための制御プログラムを提供す
る媒体であって、前記制御プログラムは、前記第一の専
用回線とは独立した第二の専用回線を介して前記特定の
ユーザー端末装置から送られた所定の要求に応じた処理
を実行する処理実行ステップを備えたことを特徴とす
る。
【0018】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信された複数の番組を第一の専用
回線を介して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装
置の制御方法を実行するための制御プログラムであっ
て、受信された複数の番組を番組保存手段に一定期間保
存する番組保存ステップと、前記第一の専用回線とは独
立した前記第二の専用回線を介して前記特定のユーザー
端末装置から送られてきたリクエストに対応する番組を
前記番組保存手段から読み出して、該特定のユーザー端
末装置に対して配信する配信処理ステップとを備えたこ
とを特徴とする。
【0019】本発明では、複数の放送局で放送される各
番組を受信し、その受信された複数の番組を第一の専用
回線を介して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装
置の制御方法を実行するための制御プログラムであっ
て、前記第一の専用回線とは独立した第二の専用回線を
介して前記特定のユーザー端末装置から送られた所定の
要求に応じた処理を実行する処理実行ステップを備えた
ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】[配信システムの概要]図1は、本発明の
実施形態に係る配信システムの概念図である。
【0022】この配信システムは、配信側であるケーブ
ルTV局13と、受信契約者宅15のユーザー端末装置
とがケーブル16,17を介して接続されている。
【0023】図中の11は衛星放送受信アンテナ、12
は地上波放送受信アンテナ、13は配信側の一例として
のケーブルTV局、14は放送衛星、15は受信側(ケ
ーブルTV受信契約者宅)、16はコンテンツ配信ケー
ブル、17はネゴシエーション等の専用回線である双方
向通信ケーブルである。
【0024】図2は、図1に示したケーブルTV局13
内部の機能ブロック図である。
【0025】図中の23は衛星放送受信機(衛星チュー
ナ)、24は地上波放送受信機(地上波チューナ)、2
5はサーバー、26はコントローラ、27,28はディ
スク・アレイである。
【0026】図3は、図2に示したサーバー25内のエ
ンコーダの機能ブロック図であり、このエンコーダは、
MPEG−4(ISO)に準拠したエンコーダである。
【0027】図中の32はマルチプレクサ(多重化装
置)、33は各種データ対応の暗合化装置群、34はビ
デオ、オーディオ、及びコンピュータグラフィック(C
G)等各種データ専用のMPEG−4エンコーダ群、3
5はこれらを統括制御する制御装置、36はスプリッタ
である。
【0028】そして、制御装置35と受信契約者宅との
間は、双方向通信ケーブル17を通して、双方向通信信
号がやり取りされ、マルチプレクサ32の出力がmp4
ファイル形式のビットストリームで配信ケーブル16を
通して、受信側15の各受信契約者宅へ配信される。
【0029】図4は、図1に示した各受信契約者宅15
に設置される受信機内部デコーダの機能ブロック図であ
る。このデコーダ41は、図3と同様にMPEG−4
(ISO)に準拠したデコーダを構成している。
【0030】図中の42はデマルチプレクサ、43は暗
合解除装置群、44はビデオ、オーディオ、CG等各種
データ専用のMPEG−4デコーダ群、45はレンダラ
ー、46はこれらを統括制御する制御装置、47はモニ
タTVである。
【0031】サーバー25から送出されたビットストリ
ームのうち、リアルタイムの放送配信(衛星、地上波)
については、制御装置46がデマルチプレクサ42に対
して、ユーザーが選択したチャンネルの分離を命令す
る。分離されたチャンネルの放送データは、暗合解除装
置43による暗号解除処理、MPEG−4デコーダ44
によるデコード処理、及びレンダラー45によるレンダ
リング処理を経て、モニタテレビ47に表示される。
【0032】[配信システムの詳細な構成及び動作]以
下詳細に、上記配信システムの構成及び動作を説明す
る。
【0033】図2に示すようなケーブルTV局13で
は、各アンテナ21及び22により衛星及び地上波の各
放送電波を受信する。受信された電波はチューナ群23
及び24に入力される。チューナ群23及び24は、衛
星、地上波にて放送を行っているTV局の数に相当する
チューナを装備しており、衛星、地上波放送共に全チャ
ンネル同時受信が可能なように構成されている。
【0034】また、前記各チューナは、各チャンネル毎
に提供されるEPG(電子番組表)も同時に受信可能な
ように構成されている。受信された衛星及び地上波放送
電波は、前記チューナ群23,24にて、放送されてい
る全チャンネルが並列に同時に受信され、復調される。
この復調された各番組は、ビデオ、オーディオ、CG等
の複数種類のデータで構成されている。
【0035】そして、復調された各番組は、コントロー
ラ26の制御により、リアルタイム放送として、サーバ
ー25へ入力されると同時に、ディスク・アレイ27ま
たは28へ入力され、放送局(チャンネル)毎に時系列
的に順次記録される。この処理が全チャンネル/全番
組、即ち24時間行われるように構成されている。
【0036】このような番組の記録と並行して、放送番
組と同時に受信したEPGを用いて、チャンネル、放送
時間帯、及び番組タイトルを記入した図5に示すような
タイムテーブル(番組表)が構成され、タイムテーブル
に記された、あるタイトルの番組は、図2のディスクア
レイ27または28に記録された番組と1対1対応の関
係となるようにコントローラ26により管理されてい
る。
【0037】ディスク・アレイ27または28に記録さ
れた各放送局の番組及び対応するEPGは、コントロー
ラ26の制御により、任意に設定された期間保存され、
受信契約者からのリクエストに応じて、読み出しが可能
な状態になっている。
【0038】例えば、ある月曜日の“地上波−1”とい
うチャンネルに関しては、図6に示すようなタイムテー
ブルが構成され、チャンネルや放送日、放送時間の組み
合わせに唯一対応するタイトル(番組)に対して、ディ
スクアレイ27または28に記録された放送番組(ビデ
オ、オーディオ、CG等により構成)が1対1対応とな
るようにコントローラ26により、リンクされるように
なっている。
【0039】また、タイムテーブルは、ディスクアレイ
27または28の任意の場所(タイムテーブル専用エリ
ア)に記録するのが通常であるが、別途タイムテーブル
専用の記録メディアを用意しても差し支えない。
【0040】なお、どちらの場合に於いても記録された
番組とタイムテーブルのリンク(1タイトル1番組の対
応関係)が守られていれば、リンクを管理する手段は、
任意であるが、本実施形態に於いては、前述のように、
ディスクアレイ27または28に記録する番組(ビデ
オ、オーディオ、CG等)に対して、EPGの唯一の放
送日、放送時間、チャンネル及びタイトルの組み合わせ
が対応するように、コントローラ26により一括管理さ
れる。
【0041】<サーバー25へ入力された放送データの
処理>次に、リアルタイム放送データとしてサーバー2
5へ入力された、各番組を構成するビデオ、オーディオ
及びCG等の各データの処理について、図3を用いて説
明する。
【0042】図3で示される機能ブロックは、サーバー
25のエンコーダ・ブロックであり、本実施形態に於け
るエンコーダブロックは、ビデオ、オーディオ、CGの
各データ用エンコーダと、主として多重化方法、ビット
ストリームの形式及びセキュリティ関係のフォーマット
とを管轄するシステム・レイヤに於いて、MPEG−4
(ISO)規格に完全準拠したものになっている。
【0043】したがって、放送番組を構成するビデオ及
びオーディオの同期情報とビデオ及びCG等の配置情報
は、コントローラ26経由で、エンコーダ35の制御装
置に渡され、マルチプレクサ32にて、ビデオ、オーデ
ィオ、CG等のビットストリームにシステム・レイヤ情
報として重畳されて、配信されるようになっている。
【0044】サーバー25へ入力された復調後の番組デ
ータ(ビデオ、オーディオ、CG等)は、まずスプリッ
タ36へ入力され、ビデオ、オーディオ、CGの各カテ
ゴリの信号に分離され、それぞれ専用のMPEG−4エ
ンコーダ34へ入力される。
【0045】各エンコーダ34でMPEG−4エンコー
ドされたビデオ、オーディオ及びCGは、暗号化装置群
33へ入力される。MPEG−4規格では、暗号化装置
群33に於ける暗号化方法及び暗合解除キー等による暗
合解除方法は任意である。また、暗合化する部位につい
てもある特定のパケットまたはヘッダ部分を含むストリ
ーム全体等特に制約はない。
【0046】本実施形態に於いては、暗号化されている
パケットのヘッダに暗号化を示すフラグがあり、受信側
のプレーヤ(デコーダを含むヴューア・ソフト)では以
降のパケットが暗号化されたパケットであることのみ判
るシンタックスとなっている。
【0047】暗号化装置群33内の各暗号化モジュール
に於ける暗合化処理は、制御装置35により制御されて
おり、暗合化処理と並行して暗合解除用のキーが制御装
置35にて生成される。本実施形態に於けるリアルタイ
ム放送の配信に関しては、暗合解除キーは、契約者側に
設置してあるデコーダ内にデフォルトで装備する方式を
採用しているので、制御装置35での解除キーの生成及
び配信は行われない。
【0048】一方、後述するユーザーリクエストによる
録画保存されている番組の配信では、デフォルトキーの
他に秘密鍵を必要とする点が異なり、秘密鍵は、受信契
約者の認証と課金処理後に、配信されるという点が異な
る。
【0049】暗号化装置群33にて暗号化処理されたビ
デオ、オーディオ及びCG(いずれもMPEG−4エン
コード済み)は、マルチプレクサ32へ入力され、mp
4ファイル・フォーマットに準拠した形式で、MPEG
−4符号化及び暗号化されたビデオ、オーディオ、CG
の各データの多重化処理を行い、mp4ファイルフォー
マットに適合するビットストリームを生成して、ケーブ
ル16上に送出する。サーバー25からケーブル16上
に送出されたビットストリームは、各受信契約者宅15
へ配信される。
【0050】[受信契約者宅側の処理]受信契約者宅1
5側では、任意の端末及びポインタを操作することによ
り、ケーブルTV局13におけるサーバー25内の制御
装置35にアクセスして、番組表の出力や、リアルタイ
ム配信のチャンネル選択、または配信側に保存されてい
る番組の選択と配信要求及び配信に必要な手続きを行う
ことができる。
【0051】以下、番組表の出力要求から番組選択まで
の手続きについて、図7のフローチャートを用いて説明
する。なお、上述した図7のフローチャートに従ったプ
ログラムを受信機内デコーダ41における制御装置46
内の記憶装置等に格納し動作することにより、上述の制
御方法を実現させることが可能となる。
【0052】<放送番組のリアルタイム配信要求>受信
契約者宅15からのリクエストの内容が、リアルタイム
の放送配信(衛星、地上波のオンエア番組)であって電
子番組表(EPG)を見る場合には、現在配信中の放送
の電子番組表に関する出力要求をケーブルTV局13側
のサーバー25に出す(ステップS12)。ケーブルT
V局13側から電子番組表を受け取ったら(ステップS
13)、図示しない操作部により、受け取った電子番組
表から所望のチャンネルを選択する(ステップS1
4)。
【0053】こうして契約者のリクエスト(所望のチャ
ンネル)が決定され、そのリクエストが受信機内デコー
ダ41の制御装置46へ送られる。
【0054】その後の処理は、制御装置46の制御によ
り、デマルチプレクサ42が、受信契約者の選択したチ
ャンネルに対応するビデオ、オーディオ、CGを分離し
て、暗合解除装置43へ入力する。
【0055】リアルタイム放送の配信では、暗合解除用
のキーも同時に専用回線17にて配信されるので、配信
された暗合解除キーは、制御装置46を経由して、暗合
解除装置43へ送られる。暗合解除装置43では、制御
装置46の制御により、暗合解除キーを用いて、ビデ
オ、オーディオ及びCGが、対応する専用の暗合解除モ
ジュールに入力され、暗合解除処理が行われる。
【0056】暗合解除されたビデオ、オーディオ及びC
Gは、それぞれMPEG−4デコーダ44内の専用デコ
ーダモジュールへ入力される。各デコーダモジュール4
4にてMPEG−4復号化されたビデオ、オーディオ及
びCGは、レンダラー45に入力され、本来の放送番組
(NTSC等の動画音声信号)に再構成され、モニタテ
レビ47へ出力される。
【0057】一方、受信契約者宅15からのリクエスト
の内容がリアルタイム配信であるが、電子番組表を見る
ことなく直接チャンネル選択を行う場合には(ステップ
S16)、これによって直ちに契約者のリクエスト(所
望のチャンネル)が決定され(ステップS15)、その
後の処理は、上記同様である。
【0058】<録画番組の配信要求>配信側であるケー
ブルTV局13に保存されている番組の配信要求を行う
場合は、まず既に放送済みでケーブルTV局13側に保
存されている番組の電子番組表(EPG)を要求する
(ステップS17)。ケーブルTV局13側から電子番
組表を受け取ったら(ステップS18)、図示しない操
作部により、受け取った電子番組表から所望のチャンネ
ルを選択する(ステップS19)。
【0059】こうして契約者のリクエスト(所望のチャ
ンネル)が決定され、そのリクエストは、制御装置35
経由で、専用回線17を通してケーブルTV局13のコ
ントローラ26へ渡される。
【0060】また、電子番組表から選択したチャンネル
のダイジェストを見る場合には(ステップS20)、配
信側のケーブルTV局13へダイジェストを要求する
(ステップS21)。そして、選択されたチャンネルの
ダイジェスト画像がケーブルTV局13のサーバー25
からケーブル16を通して配信され、受信契約者宅15
のモニタテレビ47に表示される。その表示例を図9に
示す。
【0061】契約者は、モニタテレビ47に表示された
番組のダイジェスト61及びプロフィール62を見て気
に入らない場合は(ステップS23)、ステップS19
へ戻り、チャンネル選択の操作を繰り返す。一方、ダイ
ジェスト見て気に入った場合は、ダイジェスト画面を任
意のポインタにより選択(マウスのダブルクリック等)
することにより(ステップS23)、配信を希望する番
組の最終選択、即ちリクエストを決定する。
【0062】このように本実施形態の配信システムで
は、受信側のハードウェア及びソフトウェア的な処理能
力や、回線容量、受信側でのエラー状況等を、配信側が
専用回線17を用いてリアルタイムでハンドシェイクす
るように構成されているので、受信側のデコーダ41の
状態に応じて随時ビットレート(フレームレートまたは
符号量)を最適化したり、刻一刻変化する回線のトラフ
ィックに応じて、ビットレートを最適化する等のフレキ
シブルな対応が可能となり、常に破綻のない範囲で伝送
品質を高く維持することができる。
【0063】また、暗合解除用の秘密鍵等の秘匿性を重
視するデータを専用回線線17によって伝送することに
より、暗合化データ(コンテンツ)と同時にハッキング
することが困難となる等のメリットがある。
【0064】[配信側の処理] <録画番組の配信>図2のディスクアレイ27または2
8に記録・保存されている既に放送済みの番組の配信を
契約者が希望する場合は、上述した放送番組のリアルタ
イム配信とは異なり、配信側では、番組の配信前に、配
信要求者が正規契約者であることを確認するためのユー
ザー認証処理と共に、必要に応じて課金処理を行う必要
がある。
【0065】以下、ユーザー認証処理及び課金処理を要
する場合の例を図8のフローチャートを用いて説明す
る。なお、この図8のフローチャートに従ったプログラ
ムをコントローラ26内の記憶装置に格納し動作するこ
とにより、次の制御方法を実現させることが可能とな
る。
【0066】上述したように、受信契約者が任意の端末
により操作して、図7のフローチャートで説明したよう
に決定された受信契約者のリクエストを配信側が受信す
る(ステップS31)。そして、当該リクエストの対象
となるコンテンツ(番組)が有償であるか否かを判定し
(ステップS32)、ユーザー・リクエストが無償番組
に対するものと判定された場合は、サーバー25よりケ
ーブル16を通して受信契約者宅15へ当該リクエスト
のコンテンツ(番組)の配信を開始する(ステップS3
7)。
【0067】一方、当該リクエストが有償番組に対する
ものと判定された場合は(ステップS32)、IDとパ
スワードの入力処理を行う(ステップS33)。すなわ
ち、受信契約者(ユーザー)は、契約時にケーブルTV
会社より付与されたIDとパスワードを、配信側が提供
した入力画面等によって入力して配信側へ送信し、配信
側がこれを受信する。
【0068】配信側では、受信したIDとパスワードを
照合し、ユーザーが正規ユーザーであるか否かを判定し
(ステップS34)、正規ユーザーであった場合は、課
金処理(ステップS35)へ移行する。ステップS34
の照合が否定された場合は、ステップS33へ戻って再
度IDとパスワードの入力画面をユーザー側へ返す。
【0069】ステップS35の課金処理については、配
信側が提供した入力画面等によって、例えばユーザーが
クレジットカード番号、名義人及び有効期限等を入力
し、支払いに同意する等の入力操作を経て、課金処理を
完了する。そして、この課金処理が正当に行われたと判
定されたとき(ステップS36)。
【0070】このような操作により、ユーザー認証処理
及び課金処理が完了した場合には、専用回線17を通し
て暗合解除用のキーをユーザー側へ送信すると同時に、
ユーザー・リクエストに対応する番組の配信を開始する
ために、コントローラ26は、ディスクアレイ27また
は28から該当する番組を読み出し、サーバー25へ入
力する。サーバー25以降の処理は、前述した放送番組
のリアルタイム配信時と同様である。
【0071】<番組表(EPG)の配信>図10は、本
実施形態に係る配信システムの番組表(EPG)配信処
理の一例を示すフローチャートである。
【0072】受信契約者宅15からのEPG要求を受信
すると(ステップS41)、IDとパスワードの入力処
理を行う(ステップS42)。すなわち、受信契約者
(ユーザー)は、契約時にケーブルTV会社より付与さ
れたIDとパスワードを、配信側が提供した入力画面等
によって入力して配信側へ送信し、配信側がこれを受信
する。
【0073】配信側では、受信したIDとパスワードを
照合し、ユーザーが正規ユーザーであるか否かを判定し
(ステップS43)、正規ユーザーであった場合は、当
該ユーザーの契約しているチャンネルを判別する(ステ
ップS44)。そして、当該契約チャンネルのみの番組
表を作成し(ステップS45)、この番組表をケーブル
16によって受信契約者宅15側へ送る。
【0074】本例では、リクエストしたユーザーの契約
しているチャンネルを判別し、チャンネル単位で番組表
を作成するようにしたが、リクエストしたユーザーの契
約している放送手段(BSやCS、地上波など)を判別
し、放送手段単位で番組表を作成して送るようにしても
よい。
【0075】なお、サーバー25におけるエンコーダ3
1内の暗合化装置33で行われるビデオ、オーディオ及
びCG等の暗合化については、前述した放送番組のリア
ルタイム配信のように、別途課金処理の発生しない配信
処理に対応するために、本実施形態ではデコーダ41側
に解除キーをデフォルトで埋め込んでおき、デフォルト
解除キーで暗合解除可能な暗合化を行う方式を採用して
いる。
【0076】したがって、本実施形態では、受信契約者
宅15側における受信機内デコーダ41の制御装置46
が公開鍵をデフォルトで持っており、本実施形態に於け
る放送番組のリアルタイム配信では、暗合解除操作に関
しては、ユーザーはチャンネルの選択を除いて、一切操
作をする必要がない構成となっている。
【0077】一方、配信側に蓄積されている有償コンテ
ンツをユーザー認証処理及び課金処理を経て配信するよ
うな場合、実施形態ではデフォルトの解除キーとは別に
秘密鍵を必要とする併用方式を採用している。
【0078】本実施形態に於いては、前述のように公開
鍵は、受信機内デコーダ41の制御装置46がデフォル
トで装備しており、もう一つの秘密鍵は、配信側から
(コントローラ26からサーバー25経由で)専用回線
17により、受信契約者宅15側の制御装置46へ送ら
れる。
【0079】制御装置46が受信した秘密鍵は、前述し
たように、モニタテレビ47に適宜表示することによ
り、ユーザーへ告知できるように制御装置46がプログ
ラムされている。
【0080】また、上述したように、ケーブルTV局1
3側では、衛星、地上波を問わず全TV放送(EPGを
含む)を24時間記録し、その記録データを所定の期間
(日数)保存するが、受信契約者宅15は、保存された
現時点以前の全放送番組に対して、前記保存番組の中か
ら特定の一つまたは複数の番組を指定することが可能な
機能と、前記指定された個々の番組に対して、任意の時
間を設定することが可能な機能とを備え、ケーブルTV
局13側では、前記指定された番組を前記指定された時
間に、前記受信契約者宅15に対してストリーミング配
信(再放送)する機能を有するものとする。
【0081】以上のように本実施形態のケーブルTV局
13(配信装置)では、従来のケーブルTV局の主たる
サービスである既存放送番組のリアルタイムの中継に加
え、任意に定義された期間(例えば過去七日間)に放送
された24時間、全チャンネルの番組と番組表(EP
G)を記録し、任意の期間保存しているので、番組の放
送から任意に定義された保存期間に達するまでの間、ユ
ーザーのリクエストに応じて、過去に放送された所望の
番組のストリーミング配信サービスが実現されると共
に、保存されている全チャンネル、全番組に関するEP
Gも同時に保存されているので、現在以降放送される番
組と同じように、番組表からストリーミング配信を希望
する番組を選択することが可能となる。
【0082】また、双方向通信ケーブル17を別途設け
たことにより、ダウンロードやストリーム配信に於ける
ネゴシエーションがリアルタイムで可能となるので、配
信側はユーザー側機器に最適な画像サイズまたはビット
レートを選択したり、エラー情報等を反映した再送また
はエンコード等が可能となり、各ユーザーに対する配信
品質(画質、音質)の安定と向上が期待できる。
【0083】なお、ケーブルTV局13側において、コ
ンテンツのストリーミング配信用とは独立に設けられた
専用回線17を利用して、視聴率やユーザー個々の趣向
等のデータを収集する機能と、前記ユーザー個々のデー
タを統計処理することにより、前記ユーザー個々の趣向
をデータベース化する機能と、前記データベース化され
たユーザーの趣向に合わせて、配信されるバナー広告や
番組情報を始めとする各種情報を選択して、各ユーザー
へ情報配信する機能とを有するようにしてもよい。
【0084】本発明は、上述した実施形態の装置に限定
されず、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、一つの機器から成る装置に適用してもよい。前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供
給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても、完成される
ことは言うまでもない。
【0085】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることがで
きる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0086】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0087】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、従来の配信装置の主たるサービスである既存放送番
組のリアルタイムの中継に加え、ユーザーのリクエスト
に応じて、過去に放送された所望の番組の配信サービス
が実現されるので、現時点から所定の日数遡って、任意
の放送局に於ける任意の番組をいつでも鑑賞できるとい
うサービスをユーザーに対して提供することが可能にな
る。
【0088】さらに、送信要求を行ったユーザー端末装
置に対して、番組表保存手段に保存された所定の電子番
組表を読み出して送信することができるので、現在以降
放送される番組と同じように、番組表から配信を希望す
る番組を選択することが可能となる。
【0089】第一の専用回線とは独立した第二の専用回
線を設け、各ユーザー端末装置との各種ネゴシエーショ
ンの伝送を第二の専用回線を介して行うようにしたの
で、ユーザー端末装置とのネゴシエーションをより高速
に実現することができ、番組配信における伝送品質をリ
アルタイムで管理可能なシステムを実現することが可能
になる。
【0090】さらに、各ユーザー端末装置に対する暗号
解除用キーコードの伝送を第二の専用回線を介して行う
ようにしたので、暗合化データ(番組)と同時に暗号解
除用キーコードをハッキングすることが困難となり、セ
キュリティの向上が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る配信システムの概念図
である。
【図2】図1に示したケーブルTV局13内部の機能ブ
ロック図である。
【図3】図2に示したサーバー25内のエンコーダの機
能ブロック図であり、
【図4】図1に示した各受信契約者宅15に設置される
受信機内部デコーダの機能ブロック図である。
【図5】番組表の一例を示す図である。
【図6】タイムテーブルの一例を示す図である。
【図7】番組表の出力要求から番組選択までの処理を示
すフローチャートである。
【図8】ユーザー認証及び課金を要する録画番組の配信
までの処理を示すフローチャートである。
【図9】ダイジェスト画像の表示例を示す図である。
【図10】番組表(EPG)配信処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】従来の配信システムの概念図である。
【図12】図11に示した従来のケーブルTV局の機能
ブロック図である。
【符号の説明】
11 衛星放送受信アンテナ 12 地上波放送受信アンテナ 13 ケーブルTV局 14 放送衛星 15 受信側(ケーブルTV受信契約者宅) 16 コンテンツ配信ケーブル 17 双方向通信ケーブル

Claims (68)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放送局で放送される各番組を受信
    する受信手段を有し、前記受信手段で受信された複数の
    番組を第一の専用回線を介して特定のユーザー端末装置
    へ配信する配信装置において、 前記受信手段で受信された複数の番組を一定期間保存す
    る番組保存手段と、 前記第一の専用回線とは独立した第二の専用回線と、 前記特定のユーザー端末装置から前記第二の専用回線を
    介して送られてきたリクエストに対応する番組を前記番
    組保存手段から読み出して、該特定のユーザー端末装置
    に対して配信する配信処理手段とを備えたことを特徴と
    する配信装置。
  2. 【請求項2】 放送局単位で電子番組表を受信して保存
    する番組表保存手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の配信装置。
  3. 【請求項3】 前記特定のユーザー端末装置から前記第
    二の専用回線を介して前記電子番組表の送信要求を受信
    したときに、該送信要求を行った特定のユーザー端末装
    置に対して、前記番組表保存手段に保存された所定の電
    子番組表を読み出して送信する番組表制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の配信装置。
  4. 【請求項4】 前記特定のユーザー端末装置に放送番組
    を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判別
    する判別手段を有し、 前記番組表制御手段は、前記電子番組表の送信要求を受
    信したときに、前記判別手段で判別された放送局単位ま
    たは放送手段単位の電子番組表を前記番組表保存手段か
    ら読み出して送信することを特徴とする請求項3記載の
    配信装置。
  5. 【請求項5】 前記電子番組表の送信後に前記特定のユ
    ーザー端末装置から前記第二の専用回線を介して所定の
    番組に対応したダイジェスト画像の送信要求を受信した
    とき、当該ダイジェスト画像を送信するダイジェスト制
    御手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の配信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記配信処理手段は、前記ダイジェスト
    画像の送信後に受信したリクエストに対応する番組を前
    記番組保存手段から読み出して、該特定のユーザー端末
    装置に対して配信することを特徴とする請求項5記載の
    配信装置。
  7. 【請求項7】 前記番組表制御手段は、前記判別手段で
    判別された放送局もしくは放送手段による放送番組のみ
    からなる電子番組表を前記特定のユーザー端末装置に送
    信することを特徴とする請求項4記載の配信装置。
  8. 【請求項8】 前記リクエストに対応する番組が有償か
    否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって有償であると判定されたときは、
    前記特定のユーザー端末装置に関係するユーザーの認証
    を行うユーザー認証手段と、 前記ユーザー認証手段によってユーザー認証が確認され
    たときは、当該番組に対する課金処理を実行する課金処
    理手段とを有し、 前記配信処理手段は、 前記課金処理の実行後に当該番組を前記番組保存手段か
    ら読み出して、該特定のユーザー端末装置に対して配信
    することを特徴とする請求項1乃至7記載の配信装置。
  9. 【請求項9】 前記配信処理手段は、 特定のユーザー端末装置に対して番組を配信する前に、
    当該番組に対して暗号化処理を施す手段と、 前記暗号化処理による暗号を解除するための暗号解除用
    キーコードを管理する手段とを有し、 前記各ユーザー端末装置に対する前記暗号解除用キーコ
    ードの伝送、及び前記各ユーザー端末装置との各種ネゴ
    シエーションの伝送を前記第二の専用回線を介して行う
    ことを特徴とする請求項1乃至8記載の配信装置。
  10. 【請求項10】 前記第二の専用回線を介して前記各ユ
    ーザー端末装置からデータを収集する手段と、 収集したデータを統計処理してデータベース化する手段
    と、 前記データベース化されたデータの傾向に基づいて、各
    種情報を選択して前記各ユーザー端末装置へ配信する手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至9記載の配
    信装置。
  11. 【請求項11】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信する受信手段を有し、前記受信手段で受信された複数
    の番組を第一の専用回線を介して特定のユーザー端末装
    置へ配信する配信装置において、 前記第一の専用回線とは独立した第二の専用回線と、 前記第二の専用回線を介して前記特定のユーザー端末装
    置から送られた所定の要求に応じた処理を実行する処理
    実行手段とを備えたことを特徴とする配信装置。
  12. 【請求項12】 放送局単位で電子番組表を受信して保
    存する番組表保存手段を備えたことを特徴とする請求項
    11記載の配信装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の要求は、前記電子番組表の
    送信要求であり、前記処理実行手段は、前記送信要求を
    行った特定のユーザー端末装置に対して、前記番組表保
    存手段に保存された所定の電子番組表を読み出して送信
    することを特徴とする請求項12記載の配信装置。
  14. 【請求項14】 前記特定のユーザー端末装置に放送番
    組を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判
    別する判別手段を有し、 前記処理実行手段は、前記送信要求を受けたときに、前
    記判別手段で判別された放送局単位または放送手段単位
    の電子番組表を前記番組表保存手段から読み出して送信
    することを特徴とする請求項13記載の配信装置。
  15. 【請求項15】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信した番組を第一の専用回線へ出力する配
    信装置と、前記第一の専用回線を介して前記配信装置か
    ら番組を受信する複数のユーザー端末装置とを備えた配
    信システムにおいて、 前記各ユーザー端末装置と前記配信装置とを、前記第一
    の専用回線と共に該第一の専用回線とは独立した第二の
    専用回線を介して接続し、 前記各ユーザー端末装置は、前記第二の専用回線へリク
    エストを出力する手段を有し、 前記配信装置は、 受信した複数の番組を一定期間保存する番組保存手段
    と、 特定のユーザー端末装置から前記第二の専用回線を介し
    て送られてきたリクエストに対応する番組を前記番組保
    存手段から読み出して、該特定のユーザー端末装置に対
    して配信する配信処理手段とを備えたことを特徴とする
    配信システム。
  16. 【請求項16】 前記配信装置は、放送局単位で電子番
    組表を受信して保存する番組表保存手段を備えたことを
    特徴とする請求項15記載の配信システム。
  17. 【請求項17】 前記配信装置は、前記特定のユーザー
    端末装置から前記第二の専用回線を介して前記電子番組
    表の送信要求を受信したときに、該送信要求を行った特
    定のユーザー端末装置に対して、前記番組表保存手段に
    保存された所定の電子番組表を読み出して送信する番組
    表制御手段を備えたことを特徴とする請求項16記載の
    配信システム。
  18. 【請求項18】 前記配信装置は、 前記特定のユーザー端末装置に放送番組を提供する放送
    局または該放送局を含む放送手段を判別する判別手段を
    有し、前記番組表制御手段は、前記電子番組表の送信要
    求を受信したときに、前記判別手段で判別された放送局
    単位または放送手段単位の電子番組表を前記番組表保存
    手段から読み出して送信することを特徴とする請求項1
    7記載の配信システム。
  19. 【請求項19】 前記各ユーザー端末装置は、前記配信
    装置から電子番組表を受け取った後、所定の番組を選択
    する手段と、該所定の番組のダイジェスト画像の送信要
    求を前記第二の専用回線へ出力する手段とを有し、 前記配信装置は、 前記特定のユーザー端末装置から前記第二の専用回線を
    介して前記所定の番組のダイジェスト画像の送信要求を
    受信したとき、当該ダイジェスト画像を送信するダイジ
    ェスト制御手段を備えたことを特徴とする請求項18記
    載の配信システム。
  20. 【請求項20】 前記配信装置の前記配信処理手段は、
    前記ダイジェスト画像の送信後に受信したリクエストに
    対応する番組を前記番組保存手段から読み出して、該特
    定のユーザー端末装置に対して配信することを特徴とす
    る請求項19記載の配信システム。
  21. 【請求項21】 前記配信装置は、 前記リクエストに対応する番組が有償か否かを判定する
    判定手段と、 前記判定手段によって有償であると判定されたときは、
    前記特定のユーザー端末装置に関係するユーザーの認証
    を行うユーザー認証手段と、 前記ユーザー認証手段によってユーザー認証が確認され
    たときは、当該番組に対する課金処理を実行する課金処
    理手段とを有し、 前記配信処理手段は、 前記課金処理の実行後に当該番組を前記番組保存手段か
    ら読み出して、該特定のユーザー端末装置に対して配信
    することを特徴とする請求項15乃至20記載の配信シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 前記配信処理手段は、 特定のユーザー端末装置に対して番組を配信する前に、
    当該番組に対して暗号化処理を施す手段と、 前記暗号化処理による暗号を解除するための暗号解除用
    キーコードを管理する手段とを有し、 前記各ユーザー端末装置に対する前記暗号解除用キーコ
    ードの伝送、及び前記各ユーザー端末装置との各種ネゴ
    シエーションの伝送を前記第二の専用回線を介して行う
    ことを特徴とする請求項15乃至21記載の配信システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記配信装置は、 前記第二の専用回線を介して前記各ユーザー端末装置か
    らデータを収集する手段と、 前記データを統計処理してデータベース化する手段と、 前記データベース化されたデータの傾向に基づいて、各
    種情報を選択して前記各ユーザー端末装置へ配信する手
    段とを備えたことを特徴とする請求項15乃至22記載
    の配信システム。
  24. 【請求項24】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信した番組を第一の専用回線へ出力する配
    信装置と、前記第一の専用回線を介して前記配信装置か
    ら番組を受信する複数のユーザー端末装置とを備えた配
    信システムにおいて、 前記各ユーザー端末装置と前記配信装置とを、前記第一
    の専用回線と共に該第一の専用回線とは独立した第二の
    専用回線を介して接続し、 前記各ユーザー端末装置は、前記第二の専用回線へ所定
    の要求を出力する手段を有し、 前記配信装置は、前記第二の専用回線を介して特定のユ
    ーザー端末装置から送られた所定の要求に応じた処理を
    実行する処理実行手段を備えたことを特徴とする配信シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 前記配信装置は、放送局単位で電子番
    組表を受信して保存する番組表保存手段を備えたことを
    特徴とする請求項24記載の配信システム。
  26. 【請求項26】 前記所定の要求は、前記電子番組表の
    送信要求であり、 前記処理実行手段は、前記送信要求を行った特定のユー
    ザー端末装置に対して、前記番組表保存手段に保存され
    た所定の電子番組表を読み出して送信することを特徴と
    する請求項25記載の配信システム。
  27. 【請求項27】 前記特定のユーザー端末装置に放送番
    組を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判
    別する判別手段を有し、 前記処理実行手段は、前記送信要求を受けたときに、前
    記判別手段で判別された放送局単位または放送手段単位
    の電子番組表を前記番組表保存手段から読み出して送信
    することを特徴とする請求項26記載の配信システム。
  28. 【請求項28】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信した番組を第一の専用回線へ出力する配
    信装置と、前記第一の専用回線を介して前記配信装置か
    ら番組を受信する複数のユーザー端末装置とを備えた配
    信システムにおいて、 各放送局の番組を二十四時間記録して所定の日数保存す
    るストレージ手段を前記配信装置に設け、 前記ストレージ手段に保存された現時点以前の全番組に
    対して、前記各ユーザー端末装置が任意にアクセス可能
    に構成したことを特徴とする配信システム。
  29. 【請求項29】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信した番組を第一の専用回線へ出力する配
    信装置と、前記第一の専用回線を介して前記配信装置か
    ら番組を受信する複数のユーザー端末装置とを備えた配
    信システムにおいて、 各放送局の番組を二十四時間記録して所定の日数保存す
    るストレージ手段を前記配信装置に設け、 前記各ユーザー端末装置は、前記ストレージ手段に保存
    された現時点以前の全番組の中から特定の一つまたは複
    数の番組を指定する手段と、指定された個々の番組に対
    して任意の時間を設定する手段とを有し、 前記配信装置は、特定のユーザー端末装置によって指定
    された番組を、その設定された時間に該特定のユーザー
    端末装置に対して配信する手段を備えたことを特徴とす
    る配信システム。
  30. 【請求項30】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信された複数の番組を第一の専用回線を介
    して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装置におい
    て、 前記第一の専用回線とは独立した第二の専用回線を予め
    設けておき、 受信された複数の番組を一定期間保存する番組保存行程
    と、 前記特定のユーザー端末装置から前記第二の専用回線を
    介して送られてきたリクエストに対応する番組を前記番
    組保存行程から読み出して、該特定のユーザー端末装置
    に対して配信する配信処理行程とを実行することを特徴
    とする配信方法。
  31. 【請求項31】 放送局単位で電子番組表を受信して番
    組表保存手段に保存する番組表保存行程を実行すること
    を特徴とする請求項30記載の配信方法。
  32. 【請求項32】 前記特定のユーザー端末装置から前記
    第二の専用回線を介して前記電子番組表の送信要求を受
    信したときに、該送信要求を行った特定のユーザー端末
    装置に対して、前記番組表保存手段に保存された所定の
    電子番組表を読み出して送信する番組表制御行程を実行
    することを特徴とする請求項31記載の配信方法。
  33. 【請求項33】 前記特定のユーザー端末装置に放送番
    組を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判
    別する判別行程を有し、 前記番組表制御行程は、前記電子番組表の送信要求を受
    信したときに、前記判別行程で判別された放送局単位ま
    たは放送行程単位の電子番組表を前記番組表保存手段か
    ら読み出して送信することを特徴とする請求項32記載
    の配信方法。
  34. 【請求項34】 前記電子番組表の送信後に前記特定の
    ユーザー端末装置から前記第二の専用回線を介して所定
    の番組に対応したダイジェスト画像の送信要求を受信し
    たとき、当該ダイジェスト画像を送信するダイジェスト
    制御行程を実行することを特徴とする請求項33記載の
    配信方法。
  35. 【請求項35】 前記配信処理行程は、前記ダイジェス
    ト画像の送信後に受信したリクエストに対応する番組を
    前記番組保存手段から読み出して、該特定のユーザー端
    末装置に対して配信することを特徴とする請求項34記
    載の配信方法。
  36. 【請求項36】 前記リクエストに対応する番組が有償
    か否かを判定する判定行程と、 前記判定行程によって有償であると判定されたときは、
    前記特定のユーザー端末装置に関係するユーザーの認証
    を行うユーザー認証行程と、 前記ユーザー認証行程によってユーザー認証が確認され
    たときは、当該番組に対する課金処理を実行する課金処
    理行程とを実行し、 前記配信処理行程は、 前記課金処理の実行後に当該番組を前記番組保存行程か
    ら読み出して、該特定のユーザー端末装置に対して配信
    することを特徴とする請求項30乃至35記載の配信方
    法。
  37. 【請求項37】 前記配信処理行程は、 特定のユーザー端末装置に対して番組を配信する前に、
    当該番組に対して暗号化処理を施す行程と、 前記暗号化処理による暗号を解除するための暗号解除用
    キーコードを管理する行程とを有し、 前記各ユーザー端末装置に対する前記暗号解除用キーコ
    ードの伝送、及び前記各ユーザー端末装置との各種ネゴ
    シエーションの伝送を前記第二の専用回線を介して行う
    ことを特徴とする請求項30乃至36記載の配信方法。
  38. 【請求項38】 前記第二の専用回線を介して前記各ユ
    ーザー端末装置からデータを収集する行程と、 収集したデータを統計処理してデータベース化する行程
    と、 前記データベース化されたデータの傾向に基づいて、各
    種情報を選択して前記各ユーザー端末装置へ配信する行
    程とを実行することを特徴とする請求項30乃至37記
    載の配信方法。
  39. 【請求項39】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信された複数の番組を第一の専用回線を介
    して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装置におい
    て、 前記第一の専用回線とは独立した第二の専用回線を予め
    設けておき、 前記第二の専用回線を介して前記特定のユーザー端末装
    置から送られた所定の要求に応じた処理を実行する処理
    実行行程を実施することを特徴とする配信方法。
  40. 【請求項40】 放送局単位で電子番組表を受信して番
    組表保存手段に保存する番組表保存行程を備えたことを
    特徴とする請求項39記載の配信方法。
  41. 【請求項41】 前記所定の要求は、前記電子番組表の
    送信要求であり、前記処理実行行程は、前記送信要求を
    行った特定のユーザー端末装置に対して、前記番組表保
    存手段に保存された所定の電子番組表を読み出して送信
    することを特徴とする請求項40記載の配信方法。
  42. 【請求項42】 前記特定のユーザー端末装置に放送番
    組を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判
    別する判別行程を行い、 前記処理実行行程は、前記送信要求を受けたときに、前
    記判別行程で判別された放送局単位または放送行程単位
    の電子番組表を前記番組表保存手段から読み出して送信
    することを特徴とする請求項41記載の配信方法。
  43. 【請求項43】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信された複数の番組を第一の専用回線を介
    して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装置の制御
    方法を実行するための制御プログラムを提供する媒体で
    あって、 前記制御プログラムは、 受信された複数の番組を番組保存手段に一定期間保存す
    る番組保存ステップと、 前記第一の専用回線とは独立した前記第二の専用回線を
    介して前記特定のユーザー端末装置から送られてきたリ
    クエストに対応する番組を前記番組保存手段から読み出
    して、該特定のユーザー端末装置に対して配信する配信
    処理ステップとを備えたことを特徴とする制御プログラ
    ムを提供する媒体。
  44. 【請求項44】 放送局単位で電子番組表を受信して番
    組表保存手段に保存する番組表保存ステップを備えたこ
    とを特徴とする請求項43記載の制御プログラムを提供
    する媒体。
  45. 【請求項45】 前記特定のユーザー端末装置から前記
    第二の専用回線を介して前記電子番組表の送信要求を受
    信したときに、該送信要求を行った特定のユーザー端末
    装置に対して、前記番組表保存手段に保存された所定の
    電子番組表を読み出して送信する番組表制御ステップを
    備えたことを特徴とする請求項44記載の制御プログラ
    ムを提供する媒体。
  46. 【請求項46】 前記特定のユーザー端末装置に放送番
    組を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判
    別する判別ステップを有し、 前記番組表制御ステップは、前記電子番組表の送信要求
    を受信したときに、前記判別ステップで判別された放送
    局単位または放送ステップ単位の電子番組表を前記番組
    表保存手段から読み出して送信することを特徴とする請
    求項45記載の制御プログラムを提供する媒体。
  47. 【請求項47】 前記電子番組表の送信後に前記特定の
    ユーザー端末装置から前記第二の専用回線を介して所定
    の番組に対応したダイジェスト画像の送信要求を受信し
    たとき、当該ダイジェスト画像を送信するダイジェスト
    制御ステップを備えたことを特徴とする請求項46記載
    の制御プログラムを提供する媒体。
  48. 【請求項48】 前記配信処理ステップは、前記ダイジ
    ェスト画像の送信後に受信したリクエストに対応する番
    組を前記番組保存手段から読み出して、該特定のユーザ
    ー端末装置に対して配信することを特徴とする請求項4
    7記載の制御プログラムを提供する媒体。
  49. 【請求項49】 前記リクエストに対応する番組が有償
    か否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップによって有償であると判定されたとき
    は、前記特定のユーザー端末装置に関係するユーザーの
    認証を行うユーザー認証ステップと、 前記ユーザー認証ステップによってユーザー認証が確認
    されたときは、当該番組に対する課金処理を備えた課金
    処理ステップとを備え、 前記配信処理ステップは、 前記課金処理の実行後に当該番組を前記番組保存ステッ
    プから読み出して、該特定のユーザー端末装置に対して
    配信することを特徴とする請求項43乃至48記載の制
    御プログラムを提供する媒体。
  50. 【請求項50】 前記配信処理ステップは、 特定のユーザー端末装置に対して番組を配信する前に、
    当該番組に対して暗号化処理を施すステップと、 前記暗号化処理による暗号を解除するための暗号解除用
    キーコードを管理するステップとを有し、 前記各ユーザー端末装置に対する前記暗号解除用キーコ
    ードの伝送、及び前記各ユーザー端末装置との各種ネゴ
    シエーションの伝送を前記第二の専用回線を介して行う
    ことを特徴とする請求項43乃至49記載の制御プログ
    ラムを提供する媒体。
  51. 【請求項51】 前記第二の専用回線を介して前記各ユ
    ーザー端末装置からデータを収集するステップと、 収集したデータを統計処理してデータベース化するステ
    ップと、 前記データベース化されたデータの傾向に基づいて、各
    種情報を選択して前記各ユーザー端末装置へ配信するス
    テップとを備えたことを特徴とする請求項43乃至50
    記載の制御プログラムを提供する媒体。
  52. 【請求項52】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信された複数の番組を第一の専用回線を介
    して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装置の制御
    方法を実行するための制御プログラムを提供する媒体で
    あって、 前記制御プログラムは、 前記第一の専用回線とは独立した第二の専用回線を介し
    て前記特定のユーザー端末装置から送られた所定の要求
    に応じた処理を実行する処理実行ステップを備えたこと
    を特徴とする制御プログラムを提供する媒体。
  53. 【請求項53】 放送局単位で電子番組表を受信して番
    組表保存手段に保存する番組表保存ステップを備えたこ
    とを特徴とする請求項52記載の制御プログラムを提供
    する媒体。
  54. 【請求項54】 前記所定の要求は、前記電子番組表の
    送信要求であり、前記処理実行ステップは、前記送信要
    求を行った特定のユーザー端末装置に対して、前記番組
    表保存手段に保存された所定の電子番組表を読み出して
    送信することを特徴とする請求項53記載の制御プログ
    ラムを提供する媒体。
  55. 【請求項55】 前記特定のユーザー端末装置に放送番
    組を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判
    別する判別ステップを備え、 前記処理実行ステップは、前記送信要求を受けたとき
    に、前記判別ステップで判別された放送局単位または放
    送ステップ単位の電子番組表を前記番組表保存手段から
    読み出して送信することを特徴とする請求項54記載の
    制御プログラムを提供する媒体。
  56. 【請求項56】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信された複数の番組を第一の専用回線を介
    して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装置の制御
    方法を実行するための制御プログラムであって、 受信された複数の番組を番組保存手段に一定期間保存す
    る番組保存ステップと、 前記第一の専用回線とは独立した前記第二の専用回線を
    介して前記特定のユーザー端末装置から送られてきたリ
    クエストに対応する番組を前記番組保存手段から読み出
    して、該特定のユーザー端末装置に対して配信する配信
    処理ステップとを備えたことを特徴とする制御プログラ
    ム。
  57. 【請求項57】 放送局単位で電子番組表を受信して番
    組表保存手段に保存する番組表保存ステップを備えたこ
    とを特徴とする請求項56記載の制御プログラム。
  58. 【請求項58】 前記特定のユーザー端末装置から前記
    第二の専用回線を介して前記電子番組表の送信要求を受
    信したときに、該送信要求を行った特定のユーザー端末
    装置に対して、前記番組表保存手段に保存された所定の
    電子番組表を読み出して送信する番組表制御ステップを
    備えたことを特徴とする請求項57記載の制御プログラ
    ム。
  59. 【請求項59】 前記特定のユーザー端末装置に放送番
    組を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判
    別する判別ステップを有し、 前記番組表制御ステップは、前記電子番組表の送信要求
    を受信したときに、前記判別ステップで判別された放送
    局単位または放送ステップ単位の電子番組表を前記番組
    表保存手段から読み出して送信することを特徴とする請
    求項58記載の制御プログラム。
  60. 【請求項60】 前記電子番組表の送信後に前記特定の
    ユーザー端末装置から前記第二の専用回線を介して所定
    の番組に対応したダイジェスト画像の送信要求を受信し
    たとき、当該ダイジェスト画像を送信するダイジェスト
    制御ステップを備えたことを特徴とする請求項59記載
    の制御プログラム。
  61. 【請求項61】 前記配信処理ステップは、前記ダイジ
    ェスト画像の送信後に受信したリクエストに対応する番
    組を前記番組保存手段から読み出して、該特定のユーザ
    ー端末装置に対して配信することを特徴とする請求項6
    0記載の制御プログラム。
  62. 【請求項62】 前記リクエストに対応する番組が有償
    か否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップによって有償であると判定されたとき
    は、前記特定のユーザー端末装置に関係するユーザーの
    認証を行うユーザー認証ステップと、 前記ユーザー認証ステップによってユーザー認証が確認
    されたときは、当該番組に対する課金処理を備えた課金
    処理ステップとを備え、 前記配信処理ステップは、 前記課金処理の実行後に当該番組を前記番組保存ステッ
    プから読み出して、該特定のユーザー端末装置に対して
    配信することを特徴とする請求項56乃至61記載の制
    御プログラム。
  63. 【請求項63】 前記配信処理ステップは、 特定のユーザー端末装置に対して番組を配信する前に、
    当該番組に対して暗号化処理を施すステップと、 前記暗号化処理による暗号を解除するための暗号解除用
    キーコードを管理するステップとを有し、 前記各ユーザー端末装置に対する前記暗号解除用キーコ
    ードの伝送、及び前記各ユーザー端末装置との各種ネゴ
    シエーションの伝送を前記第二の専用回線を介して行う
    ことを特徴とする請求項56乃至62記載の制御プログ
    ラム。
  64. 【請求項64】 前記第二の専用回線を介して前記各ユ
    ーザー端末装置からデータを収集するステップと、 収集したデータを統計処理してデータベース化するステ
    ップと、 前記データベース化されたデータの傾向に基づいて、各
    種情報を選択して前記各ユーザー端末装置へ配信するス
    テップとを備えたことを特徴とする請求項56乃至63
    記載の制御プログラム。
  65. 【請求項65】 複数の放送局で放送される各番組を受
    信し、その受信された複数の番組を第一の専用回線を介
    して特定のユーザー端末装置へ配信する配信装置の制御
    方法を実行するための制御プログラムであって、 前記第一の専用回線とは独立した第二の専用回線を介し
    て前記特定のユーザー端末装置から送られた所定の要求
    に応じた処理を実行する処理実行ステップを備えたこと
    を特徴とする制御プログラム。
  66. 【請求項66】 放送局単位で電子番組表を受信して番
    組表保存手段に保存する番組表保存ステップを備えたこ
    とを特徴とする請求項65記載の制御プログラム。
  67. 【請求項67】 前記所定の要求は、前記電子番組表の
    送信要求であり、前記処理実行ステップは、前記送信要
    求を行った特定のユーザー端末装置に対して、前記番組
    表保存手段に保存された所定の電子番組表を読み出して
    送信することを特徴とする請求項66記載の制御プログ
    ラム。
  68. 【請求項68】 前記特定のユーザー端末装置に放送番
    組を提供する放送局または該放送局を含む放送手段を判
    別する判別ステップを備え、 前記処理実行ステップは、前記送信要求を受けたとき
    に、前記判別ステップで判別された放送局単位または放
    送ステップ単位の電子番組表を前記番組表保存手段から
    読み出して送信することを特徴とする請求項67記載の
    制御プログラム。
JP2001216481A 2001-07-17 2001-07-17 配信装置、配信システム、配信方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム Pending JP2003032646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001216481A JP2003032646A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 配信装置、配信システム、配信方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001216481A JP2003032646A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 配信装置、配信システム、配信方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003032646A true JP2003032646A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19050951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001216481A Pending JP2003032646A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 配信装置、配信システム、配信方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003032646A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517757A (ja) * 2003-02-12 2006-07-27 ビデオ、ネットワークス、アイピー、ホールディングス、リミテッド 放送番組を捕獲しかつ選択的に再生するためのシステム
JP2006203713A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Era Digital Media Co Ltd ディジタル対話型テレビ番組の放送、及び識別管理方法
JP2010068498A (ja) * 2008-09-14 2010-03-25 Masahide Tanaka コンテンツの受信装置および配信装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517757A (ja) * 2003-02-12 2006-07-27 ビデオ、ネットワークス、アイピー、ホールディングス、リミテッド 放送番組を捕獲しかつ選択的に再生するためのシステム
JP2006203713A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Era Digital Media Co Ltd ディジタル対話型テレビ番組の放送、及び識別管理方法
JP2010068498A (ja) * 2008-09-14 2010-03-25 Masahide Tanaka コンテンツの受信装置および配信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5337266B2 (ja) マルチメディアコンテンツの安全な転送およびプレイバックのための方法および装置
RU2225681C2 (ru) Способ и устройство для записи зашифрованных цифровых данных
US7769171B2 (en) Method for transmitting digital data in a local network
US7706534B2 (en) Pay per minute for DVB-H services
JP2002503919A (ja) スクランブル化したディジタルデータの記憶
KR100676004B1 (ko) 리보케이션 정보의 송신 방법, 수신 방법 및 그 장치
US20070124252A1 (en) Reception device, transmission device, security module, and digital right management system
CN1316823C (zh) 分发信息单元和访问方法,信息分发系统和设备,安全设备
KR20020016570A (ko) 정보 처리 장치 및 방법과 기록 매체
JP5059616B2 (ja) マルチメディアコンテンツの安全な転送およびプレイバックのための方法および装置
EP1422943B1 (en) Transmitter apparatus, reciever apparatus and recieving method
JP4566683B2 (ja) メタデータアクセス制御システム及びその方法、並びに受信装置、送信装置
JP2002044071A (ja) 受信方法
JP2006510323A (ja) デジタル有料テレビにおけるアクセスコントロール方法及びシステム
KR20090012581A (ko) 방송 컨텐츠의 저장 및 재생에 대한 방법 및 시스템,그리고 이에 적용되는 권한발급 장치
EP1679896A1 (en) Meta data access control system, method thereof, reception device, and transmission device
JP3708905B2 (ja) 放送受信機、放送受信システム及び情報配信方法
JP5258646B2 (ja) 放送受信装置、送信装置、放送システム、及び放送受信方法
JP2003032646A (ja) 配信装置、配信システム、配信方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム
JP2002531013A (ja) 記録されたデジタルプログラムにアクセスするための方法及び装置
JP4554806B2 (ja) 受信方法及び送信方法
JP2007013685A (ja) 限定受信放送用icカード及びそれを使用する受信装置
KR100462825B1 (ko) 다중 품질 서비스를 제공하는 지능형 방송 시스템
JP2000350181A (ja) 放送の蓄積方法および蓄積制御プログラムを記録した記録媒体
JP2004015375A (ja) 放送システム、その送信装置、その受信装置、その情報サーバおよびそれらの送受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060414

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626