JP2003005783A - ナビゲーションシステムおよびその目的地入力方法 - Google Patents

ナビゲーションシステムおよびその目的地入力方法

Info

Publication number
JP2003005783A
JP2003005783A JP2001192737A JP2001192737A JP2003005783A JP 2003005783 A JP2003005783 A JP 2003005783A JP 2001192737 A JP2001192737 A JP 2001192737A JP 2001192737 A JP2001192737 A JP 2001192737A JP 2003005783 A JP2003005783 A JP 2003005783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
destination
name
input
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001192737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4381632B2 (ja
Inventor
Noriaki Otani
教明 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2001192737A priority Critical patent/JP4381632B2/ja
Publication of JP2003005783A publication Critical patent/JP2003005783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4381632B2 publication Critical patent/JP4381632B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないハードウェア規模で目的地を正しく音
声認識できるようにする。 【解決手段】 キー入力及び音声入力により目的地を入
力するナビゲーション装置の音声認識による目的地入力
方法において、ナビゲーション装置10において目的地
の属する地域(州、都市、ストリート)の名称あるいは
POI名(施設名)がキー入力されたとき、音声認識装
置50の音声辞書作成部56bは該キー入力された地域
名あるいは施設名の音声を合成し、合成した音声を地域
名あるいは施設名に対応させて目的地入力用音声辞書5
4に登録し、音声認識部56aは目的地が音声入力され
たとき音声辞書54を参照して音声入力された目的地を
識別し、識別した目的地をナビゲーション装置10に入
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はナビゲーション装置
およびその目的地入力方法に係わり、特に、キー入力及
び音声入力により目的地を入力するナビゲーション装置
およびその目的地入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション装置は目的地が入力され
ると該目的地までの経路を探索し、該経路に沿ってドラ
イバを誘導する。目的地を入力するには、(1) 目的地の
アドレスをキー入力する方法(アドレス入力)、(2) 目
的地が交差点の場合、2つのストリートを特定して該交
差点を入力する方法(交差点入力)、(3) 目的地である
POI(Point of Interest)の名称をキー入力する方法(PO
I入力)、(4) カテゴリーと所在都市名を入力してPOIの
候補リストを表示し、該候補リストより目的地であるPO
Iを選択する方法、(5) カーソルで直接地図上の目的地
を指示して入力する方法、(6) アドレスに所定の名称を
付してアドレスブックに登録しておき、該アドレスブッ
クを表示して目的地のアドレスを入力する方法、(7) PO
Iの電話番号を入力する方法、などがある。又、最近の
傾向としてはキー入力の代りに音声入力して目的地を特
定することも行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】音声入力はキー入力に
比べてキー操作する必要がなく便利である。しかし、音
声認識を行なうためには認識したい単語を予め音声認識
辞書に登録しておく必要がある。アドレスで目的地を入
力する方法では都市、ストリート等を音声入力する必要
があり、又、POIで入力する場合にはPOI名(施設名)を音
声入力する必要があり、これら都市、ストリート、施設
名は非常に多く、数十万にもなる。このため、目的地を
正しく認識するためには音声認識辞書が大きくなりす
ぎ、ハードウェア規模が大きくなり、装置の大型化、コ
スト高を招く問題がある。以上から本発明の目的は、少
ないハードウェア規模で目的地を正しく音声認識できる
ようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、キー入
力及び音声入力により目的地を入力するナビゲーション
装置の音声認識による目的地入力方法であり、(1)
目的地入力モードにおいて目的地の属する地域名あるい
は施設名がキー入力されたとき、該キー入力された地域
名あるいは施設名の音声を合成し、(2) 合成した音声を
地域名あるいは施設名に対応させて音声辞書に登録し、
(3) 目的地が音声入力されたとき音声辞書を参照して音
声入力された目的地を識別し、(4) 識別した目的地をナ
ビゲーション装置に入力する。以上のようにすることに
より、ユーザが必要とする目的地に応じた地域名、施設
名の音声パターンだけを初期登録の音声パターンに追加
して登録するだけで良いため、登録する音声パターンの
数を少なくでき、少ないハードウェア規模で目的地を正
しく音声認識できるようになる。
【0005】又、大エリアの上位地域から小エリアの下
位地域へ段階的に狭めて行くことにより目的地を入力す
る場合、上位地域に対応させて該上位地域に属する下位
地域の地域名とその合成音声を登録し、音声入力された
上位地域が特定されたとき、次の音声入力において該上
位地域に属する下位地域の地域名とその合成音声を参照
して音声入力された下位地域を認識するようにする。こ
のようにすれば、入力音声と類似する音声パターンを探
索する範囲が狭まり、短時間で、しかも、精度良く音声
認識ができる。
【0006】本発明の第2は、キー入力及び音声入力に
より目的地を入力するナビゲーションシステムであり、
(1) 目的地入力モードにおいて目的地の属する地域名あ
るいは施設名をキー入力するキー入力手段、(2) キー入
力された地域名あるいは施設名の音声を合成する音声合
成部、(3) 合成した音声を地域名あるいは施設名に対応
させて登録する音声辞書部、(4) 目的地が音声入力され
たとき音声辞書部を参照して音声入力された目的地を識
別し、識別した目的地をナビゲーション制御部に入力す
る音声認識部を備えている。このナビゲーションシステ
ムによれば、登録する音声パターンの数をすくなくで
き、少ないハードウェア規模で目的地を正しく音声認識
できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】(A)ナビゲーション装置 (a)構成 図1は本発明のナビゲーション装置10の構成図であ
る。図中、11は地図情報を記憶する地図記憶媒体で、
例えばDVD(ディジタルビデオディスク)、12はDVDから
の地図情報の読み取りを制御するDVD制御部、13は車
両現在位置を測定する位置測定装置で、移動距離を検出
する車速センサー、移動方位を検出する角速度センサ
ー、GPSレシーバ、位置計算用CPU等で構成されて
いる。14はDVDから読み出した車両位置周辺の地図情
報を記憶する地図情報メモリ、15はメニュー選択によ
る各種設定、指示を行なうと共に地点名の入力、拡大/
縮小等の操作を行うリモコン、16はリモコンインター
フェースである。
【0008】17はナビゲーション装置全体を制御する
CPU(ナビゲーション制御部)、18はDVDより各
種制御プログラムをダウンロードするためのソフトウェ
ア(ローディングプログラム)、固定データ類等を記憶す
るROM、19はDVDからダウンロードされた各種制
御プログラム(目的地設定プログラムDSP、経路探索プ
ログラムRSP等)、探索された誘導経路データRT、その
他の処理結果を記憶するRAMである。21はDVDから
読み出した住所データベースを記憶する記憶部であり、
州毎に都市がリストされ、又、都市毎にストリートがリ
ストとされ、アドレス(州/都市/ストリート/番地)
が示す地点の経緯度も有している。
【0009】22はDVDから読み出したPOIデータベース
を記憶する記憶部であり、POI名毎に住所、カテゴ
リー、POIの位置(経緯度)などを保持している。23
は地図画像/誘導経路等を発生するディスプレイコント
ローラ、24はディスプレイコントローラが発生した画
像を記憶するビデオRAM、25は各種メニューおよび
リストを発生するメニュー/リスト発生部、26は各種
画像を合成して出力する画像合成部、27は画像合成部
から出力される画像を表示する表示装置(モニタ)、28
は交差点までの距離や進行方向を音声で案内する音声案
内部、29は通信インタフェースであり音声認識装置と
データの送受を行なうもの、30はバスである。
【0010】(b)目的地入力法 ・アドレス入力による目的地の特定 図2および図3はアドレス入力による目的地特定方法の
説明図である。米国の住所表記は、州/都市名/ストリ
ート名/番地のフォーマットを有している。従って、都
市名/ストリート名/番地を入力することにより目的地
を特定できる。そこで、ナビゲーション装置において、
アドレス入力により目的地を特定するには、ユーザはリ
モコンのメニューキーを操作してスクリーンにメインメ
ニューを表示し、メインメニューよりメニュー項目"Des
t"を選択する。"Dest"の選択により、ナビゲーション装
置は図2(a)に示すように目的地入力方法を特定するた
めの"Find Destination by"画面を表示するから、メニ
ュー項目"Address"を選択してリモコンのエンターキー
を押下すれば、ナビゲーション制御部は(b)に示すよう
にメニュー項目"Change State"、"City Name", "Stree
t Name"を表示する。都市名より始めて目的地のアドレ
スを入力するには、メニュー項目"City Name"を選択
し、ストリート名より始めて目的地のアドレスを入力す
るには、メニュー項目"Street Name"を入力する。又、
最後に選択された州がデフォルト州として表示されてい
るから、州名を変更したい場合には"Change State"を選
択し((c))、スクロールにより所望の州を選択する
((d))。
【0011】州決定後、メニュー項目"City Name"を選
択してエンターキーを操作すると、ナビゲーション制御
部は(e)に示すように都市名を入力させるためのアルフ
ァベット/ニューメリックキーボードをスクリーンに表
示する。なお、図4に拡大したキーボード画像を示す。
この状態でユーザが都市名の先頭数スペルを入力してキ
ーボード上のリストキーListを入力すると((f))、図3
の(g)に示すように、カリフォルニア州のにおいて該ス
ペルを有する都市名のリストがスクロール可能に表示さ
れる。図はスペル"T"が入力された場合を示し、先頭に"
T"を有する都市名"TORRANCE"が表示される。ついで、ジ
ョイスティックキーを用いて都市名リストをスクロール
して所望の都市名(TORRANCE)を選択してエンターキーを
操作する。
【0012】以上により、都市名の特定作業が終了すれ
ば、ナビゲーション装置は(h)に示すようにストリート
名入力画面にする。この状態でユーザがストリートの先
頭数スペルを入力してキーボード上のリストキーListを
押下する((i))。これにより、(j)に示すように、該ス
ペルを有する TORRANCEに存在するストリート名のリス
トがスクロール可能に表示される。図はスペル"CAR"が
入力された場合を示し、先頭に"CAR"を有するストリー
ト名"CARSON"がリスト表示される。ついで、ジョイステ
ィックキーを用いてストリート名リストをスクロールし
て所望のストリート名(CARSON)を選択してエンターキー
を操作する。以上により、ストリート名の特定作業が終
了すれば、ナビゲーション制御部は、(k)に示すように
番地入力画面にする。この状態において、番地を入力し
てエンターキーを操作すれば、(m)に示すように目的地
のアドレスが表示されるから。アドレスが目的地として
正しければ"OK to Proceed"を選択して目的地として確
定する。目的地のアドレスが入力されるとナビゲーショ
ン制御部は、住所データベース21より目的地アドレス
の経緯度を求め、該位置情報を用いて経路探索を行な
う。
【0013】・交差点入力による目的地の特定 2つのストリートを特定してそれらの交差点を目的地と
して入力する場合には、図2(a)の"Find Destination b
y"画面において、メニュー項目"Intersction"を選択
し、以後アドレス入力と同様に目的地(交差点)の所在
する都市名、2つのストリートを入力すれば、目的地を
特定することができる。
【0014】・POI名入力による目的地の特定 図5はPOI名入力による目的地特定方法の説明図であ
る。ナビゲーション装置において、POI名入力により目
的地を特定するには、ユーザはリモコンのメニューキー
を操作してスクリーンにメインメニューを表示し、メイ
ンメニューよりメニュー項目"Dest"を選択する。"Dest"
の選択により、ナビゲーション制御部は図5(a)に示す
ように目的地入力方法を特定するための"Find Destinat
ion by"画面を表示するから、メニュー項目"Point of I
nterest"を選択してリモコンのエンターキーを押下すれ
ば、ナビゲーション装置は(b)に示すようにメニュー項
目"Place Name","Place Type sort by distance","Plac
e Type within a city"を表示するから、メニュー項目"
Place Name"を 選択し、エンターキーを押下する。これ
により、ナビゲーション制御部は(c)に示すようにPOI名
を入力するためのアルファベット/ニューメリックキー
ボードをスクリーンに表示する。この状態でユーザがPO
I名の先頭数スペルを入力し、しかる後、(d)に示すよう
にキーボード上のリストキーListを入力する。
【0015】これにより、ナビゲーション装置は(e)に
示すように、該スペルを有する米国全土におけるPOI名
のリストをスクロール可能に表示する。図はスペル"DEL
AMO"が入力された場合を示し、ナビゲーション装置は
先頭に"DEL AMO"を有するPOI名を表示する。又、ナビゲ
ーション装置は、仮選択されている"DEL AMO FASHIONCE
NTER"の住所、カテゴリー(SHOPPING)、電話番号をPOIデ
ータベース22を参照して求め、又、スクリーンに目的
地方向を表示する。ついで、リモコンのジョイスティッ
クキーを用いてPOI名リストをスクロールして所望のPOI
(DEL AMO FASHION CENTER)を選択してエンターキーを操
作すれば、ナビゲーション装置は(f)に示すように目的
地のアドレスを表示するから。アドレスが目的地として
正しければ"OK to Proceed"を選択して目的地として確
定する。目的地のアドレスが入力されると、ナビゲーシ
ョン装置はPOIの経緯度をPOIデータベース22より求
め、該位置情報を用いて経路探索を行なう。
【0016】(B)音声認識装置 図6は本発明の音声認識装置50の構成図である。図
中、51は話者音声を検出するマイクロホン、52は単
語文字列と単語の音声パターンを対応付けて予め記憶す
る音声辞書データベース、53は音素と音素パターンを
対応付けて記憶する音素パターンデータベースである。
音素とは、文字列をローマ字表記したとき、3つのアル
ファベットよりなる部分である。例えば、図7に示すよ
うに、「SAPPORO」は SA, SAP, APP ,PPO ,PO
R ,ORO, RO が音素になる。不特定多数の話者に多
数の単語を発声させ、各音声パターンを音素毎に分解
し、同一音素のパターンを平均化して音素パターンを求
め、該音素パターンを音素に対応付けて音素パターンデ
ータベース53に登録する。54は合成された都市名、
ストリート名の音声パターン等を記憶す目的地入力用音
声辞書、55はナビゲーション装置とデータ送受を行な
う通信インタフェース部である。
【0017】56は音声認識エンジンであり、音声認識
部56a、音声辞書作成部56bを有している。音声認
識部56aは、音素パターンマッチングによりマイクロ
ホンより入力された音声と最も類似する音声パターンを
有する文字列を検索して出力する。音声辞書作成部56
bは、ナビゲーション装置において、キー入力で目的地
入力が行なわれたとき、入力された地域(州、都市)
名、ストリート名、POI名の音声パターンを合成して目
的地入力用音声辞書54に登録する。
【0018】目的地入力用音声辞書54は図8に示すよ
うに、目的地をアドレス入力/交差点入力する際に利用
する音声辞書部54aとPOI名入力時に利用する音声辞
書部54bを有している。音声辞書部54aには、州名
リストと61、都市名リスト62、ストリート名リスト
63が階層的に形成されている。州名リスト61は、州
名(文字列)と音声パターンと州に属する都市名リスト
を差すポインタの対応を記憶している。この州名リスト
61は、州数が少なく、かつ、重要であるため予め初期
設定されているが、目的地入力に際してユーザが州を特
定する毎に該州名の音声パターンを合成して保存するこ
とにより作成しても良い。都市名リスト62は州毎に設
けられている。目的地入力に際して都市名がキー入力さ
れると、該都市が属する州の都市名リストに、都市名
(文字列)と音声パターンと該都市に属するストリート
名リストを差すポインタの対応が作成されて登録され
る。ストリート名リスト63は都市毎に設けられてい
る。目的地入力に際してストリート名がキー入力される
と、該ストリートが属する都市のストリート名リスト
に、ストリート名(文字列)と音声パターンの対応が作
成されて登録される。音声辞書部54bには、POI名に
よる目的地入力に際して入力されたPOI名とその音声パ
ターンが記憶される。
【0019】(C)目的地入力用音声辞書作成処理 図9は目的地入力用音声辞書作成処理フローである。ナ
ビゲーション装置10は、目的地入力に際して、目的地
がアドレスまたは交差点により入力されるのか、POI名
により入力されるのか判断し(ステップ101)、POI名
入力であれば、該POI名がキー入力されたか監視し(ステ
ップ102)、POI名が入力されれば目的地入力法を特
定するデータとPOI名の文字列とを音声認識装置に入力
する(ステップ103)。音声認識装置の音声辞書作成
部56bは既にPOI名の音声パターンが登録されている
かチェックし(ステップ104)、登録されていなけれ
ば、POI名の音声パターンを合成し(ステップ105)、
POI名と音声パターンの対応を目的地入力用音声辞書5
4の音声辞書部54bに登録する(ステップ106)。
【0020】ステップ101において、目的地がアドレ
スまたは交差点により入力する場合には、都市名がキー
入力されたか監視し(ステップ111)、都市名が入力
されれば目的地入力法を特定するデータと都市名の文字
列とを音声認識装置に入力する(ステップ112)。音
声認識装置の音声辞書作成部56bは既に都市名の音声
パターンが登録されているかチェックし(ステップ11
3)、登録されていなければ、都市名の音声パターンを
合成し(ステップ114)、都市名と音声パターンの対
応を目的地入力用音声辞書54の音声辞書部54aに登
録する(ステップ115)。ついで、ストリート名がキ
ー入力されたか監視し(ステップ121)、ストリート
名が入力されればストリート名の文字列を音声認識装置
に入力する(ステップ122)。音声認識装置の音声辞
書作成部56bは既にストリート名の音声パターンが登
録されているかチェックし(ステップ123)、登録さ
れていなければ、ストリート名の音声パターンを合成し
(ステップ124)、ストリート名と音声パターンの対
応を目的地入力用音声辞書54の音声辞書部54aに登
録する(ステップ125)。
【0021】(D)目的地の音声認識処理 図10は目的地の音声認識処理フローである。なお、ナ
ビゲーション装置は、既にユーザ選択に基づいて、目的
地がアドレスまたは交差点により入力されるのか、POI
名により入力されるのかを判断し、音声認識装置に通知
済みであるとする。かかる状態において音声入力がある
と(ステップ201)、音声認識装置の音声認識部56
aは目的地がアドレスまたは交差点により入力されるの
か、POI名により入力されるのか判断し(ステップ20
2)、POI名入力であれば、音声辞書部54bを参照し
て入力音声に最も類似する音声パターンを有するPOI名
を検索し、該POI名をナビゲーション装置に入力する
(ステップ203)。
【0022】一方、ステップ202において、目的地が
アドレスまたは交差点により入力するのであれば、現状
態が州名入力状態であるかチェックし、州名入力状態で
あれば音声辞書部54aの州名リスト61を参照して入
力音声に最も類似する音声パターンを有する州名を検索
し、該州名をナビゲーション装置に入力する(ステップ
204〜205)。州名入力状態でなく、都市名入力状
態であれば、音声入力した州に応じた都市名リスト62
を参照して入力音声に最も類似する音声パターンを有す
る都市名を検索し、該都市名をナビゲーション装置に入
力する(ステップ206〜207)。州名、都市名の入
力状態でなく、ストリート名入力状態であれば、音声入
力した都市に応じたストリート名リスト63を参照して
入力音声に最も類似する音声パターンを有するストリー
ト名を検索し、該ストリート名をナビゲーション装置に
入力する(ステップ208)。以上では、米国における
目的地入力の場合について説明したが米国に限らず他の
国においてもそのまま、あるいは若干の訂正を加えて本
発明を適用できるものである。以上、本発明を実施例に
より説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれら
を排除するものではない。
【0023】
【発明の効果】以上本発明によれば、ユーザが必要とす
る目的地に応じた地域名、施設名の音声パターンだけを
初期登録の音声パターンに追加して登録するだけで良い
ため、登録する音声パターンの数を少なくでき、少ない
ハードウェア規模で目的地を正しく音声認識できるよう
になる。又、本発明によれば、大エリアの上位地域から
小エリアの下位地域へ段階的に狭めて行くことにより目
的地を入力する場合、上位地域に対応させて該上位地域
に属する下位地域の地域名とその合成音声を登録し、音
声入力された上位地域が特定されたとき、次の音声入力
において該上位地域に属する下位地域の地域名とその合
成音声を参照して音声入力された下位地域を認識するよ
うにしたから、入力音声と類似する音声パターンを探索
する範囲が狭まり、短時間で、しかも、精度良く音声認
識ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナビゲーション装置の構成図である。
【図2】アドレス入力による目的地特定方法の説明図
(その1)である。
【図3】アドレス入力による目的地特定方法の説明図
(その2)である。
【図4】キーボード画像である。
【図5】POI名入力による目的地特定方法の説明図であ
る。
【図6】本発明の音声認識装置の構成図である。
【図7】音素説明図である。
【図8】目的地入力用音声辞書説明図である。
【図9】目的地入力用音声辞書作成処理フローである。
【図10】目的地の音声認識処理フローである。
【符号の説明】
10 ナビゲーション装置 51 マイクロホン 52 音声辞書データベース 53 音素パターンデータベース 54 目的地入力用音声辞書 55 通信インタフェース部 56 音声認識エンジン 56a 音声認識部 56b 音声辞書作成部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/24 G10L 3/00 521B 15/28 Q Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC18 5D015 BB02 GG03 HH11 KK02 KK04 5D045 AB17 5H180 BB13 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー入力及び音声入力により目的地を入
    力するナビゲーション装置の音声認識による目的地入力
    方法において、 目的地入力モードにおいて目的地の属する地域名あるい
    は施設名がキー入力されたとき、該キー入力された地域
    名あるいは施設名の音声を合成し、 合成した音声を地域名あるいは施設名に対応させて音声
    辞書に登録し、 目的地が音声入力されたとき前記音声辞書を参照して音
    声入力された目的地を識別し、 識別した目的地をナビゲーション装置に入力する、 ことを特徴とする音声認識による目的地入力方法。
  2. 【請求項2】 大エリアの上位地域から小エリアの下位
    地域へ段階的に狭めて行くことにより目的地を入力する
    場合、上位地域に対応させて該上位地域に属する下位地
    域の地域名とその合成音声を登録し、 音声入力された上位地域が特定されたとき、次の音声入
    力において該上位地域に属する下位地域の地域名とその
    合成音声を参照して音声入力された下位地域を認識す
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の目的地入力方法。
  3. 【請求項3】 キー入力された地域名あるいは施設名を
    音素に分解し、音素に応じた音素パターンを合成するこ
    とにより地域名あるいは施設名の音声を合成する、 ことを特徴とする請求項1記載の目的地入力方法。
  4. 【請求項4】 キー入力及び音声入力により目的地を入
    力するナビゲーションシステムにおいて、 目的地入力モードにおいて目的地の属する地域名あるい
    は施設名をキー入力するキー入力手段、 キー入力された地域名あるいは施設名の音声を合成する
    音声合成部、 合成した音声を地域名あるいは施設名に対応させて登録
    する音声辞書、 目的地が音声入力されたとき音声辞書部を参照して音声
    入力された目的地を識別し、識別した目的地をナビゲー
    ション制御部に入力する音声認識部、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
JP2001192737A 2001-06-26 2001-06-26 ナビゲーションシステムおよびその目的地入力方法 Expired - Fee Related JP4381632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001192737A JP4381632B2 (ja) 2001-06-26 2001-06-26 ナビゲーションシステムおよびその目的地入力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001192737A JP4381632B2 (ja) 2001-06-26 2001-06-26 ナビゲーションシステムおよびその目的地入力方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003005783A true JP2003005783A (ja) 2003-01-08
JP4381632B2 JP4381632B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=19031150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001192737A Expired - Fee Related JP4381632B2 (ja) 2001-06-26 2001-06-26 ナビゲーションシステムおよびその目的地入力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4381632B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084329A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Clarion Co Ltd 車載装置
KR100738414B1 (ko) 2006-02-06 2007-07-11 삼성전자주식회사 텔레매틱스 환경에서 음성 인식의 성능을 향상시키기 위한방법 및 상기 방법을 수행하는 장치
JP2008139252A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Denso Corp 車両用ナビゲーション装置
JP2010127770A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
US7991543B2 (en) 2007-03-28 2011-08-02 Denso Corporation Navigation apparatus and method for street search
CN102322866A (zh) * 2011-07-04 2012-01-18 深圳市子栋科技有限公司 基于自然语音识别的导航方法和系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102270213A (zh) * 2011-04-20 2011-12-07 深圳市凯立德科技股份有限公司 一种导航系统兴趣点的搜索方法、装置及位置服务终端

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084329A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Clarion Co Ltd 車載装置
JP4493451B2 (ja) * 2004-09-16 2010-06-30 クラリオン株式会社 車載装置
KR100738414B1 (ko) 2006-02-06 2007-07-11 삼성전자주식회사 텔레매틱스 환경에서 음성 인식의 성능을 향상시키기 위한방법 및 상기 방법을 수행하는 장치
JP2008139252A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Denso Corp 車両用ナビゲーション装置
JP4626607B2 (ja) * 2006-12-05 2011-02-09 株式会社デンソー 車両用ナビゲーション装置
US7991543B2 (en) 2007-03-28 2011-08-02 Denso Corporation Navigation apparatus and method for street search
JP2010127770A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
US8560226B2 (en) 2008-11-27 2013-10-15 Clarion Co. Ltd. Navigation device and navigation method
CN102322866A (zh) * 2011-07-04 2012-01-18 深圳市子栋科技有限公司 基于自然语音识别的导航方法和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4381632B2 (ja) 2009-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6732047B1 (en) Display method and apparatus for navigation system
US7664597B2 (en) Address input method and apparatus for navigation system
US20040260464A1 (en) Point of interest (POI) search method and apparatus for navigation system
US20060015246A1 (en) Method and apparatus for specifying destination using previous destinations stored in navigation system
JP2001027536A (ja) ナビゲーション装置
JPH0997266A (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP2993826B2 (ja) ナビゲーション装置
JP4381632B2 (ja) ナビゲーションシステムおよびその目的地入力方法
JP3816779B2 (ja) ナビゲーション装置
JP5455355B2 (ja) 音声認識装置及びプログラム
JP2007241122A (ja) 音声認識装置、音声認識方法、音声認識プログラム、および記録媒体
JP4885645B2 (ja) 車載用情報端末
JP4274913B2 (ja) 目的地検索装置
JP4682199B2 (ja) 音声認識装置、情報処理装置、音声認識方法、音声認識プログラムおよび記録媒体
JP3339460B2 (ja) ナビゲーション装置
US20150192425A1 (en) Facility search apparatus and facility search method
JP4334753B2 (ja) 目的地特定方法及び目的地特定装置
JP2000339339A (ja) 情報検索装置
JP3393442B2 (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP2003140682A (ja) 音声認識装置及び音声辞書作成方法
WO2006028171A1 (ja) データ提示装置、データ提示方法、データ提示プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JPH11325945A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JPH11325946A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP2002107173A (ja) ナビゲーション装置
JP2006090867A (ja) ナビゲーション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090915

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090916

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4381632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees