JP2002359649A - 電子メールサーバ及び電子メールキャッシュ方法及び電子メールキャッシュプログラム及び電子メールキャッシュプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

電子メールサーバ及び電子メールキャッシュ方法及び電子メールキャッシュプログラム及び電子メールキャッシュプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002359649A
JP2002359649A JP2001166181A JP2001166181A JP2002359649A JP 2002359649 A JP2002359649 A JP 2002359649A JP 2001166181 A JP2001166181 A JP 2001166181A JP 2001166181 A JP2001166181 A JP 2001166181A JP 2002359649 A JP2002359649 A JP 2002359649A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のキャッシュ方式では、ユーザの特徴的
なアクセス操作を前提としていなかった。 【解決手段】 電子メールサーバ100のキャッシュ管
理部110が、アクセス履歴部108の記憶するアクセ
ス履歴から、ユーザの特徴的なアクセス操作を考慮し
て、クライアントPC130等の電子機器がアクセスす
る可能性の高い電子メールであるかを判断し、キャッシ
ュメモリ部106上のキャッシュメモリの管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
上で運用する電子メールサーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のインターネット接続サービスにお
いては様々な電子メールのサービスがある。その中には
携帯電話を含んだ様々なクライアントコンピュータから
同じ電子メールにアクセスするメールサービスがある。
このメールサービスの代表的なものとして、IMAP4
(INTERNET MESSAGE ACCESSP
ROTOCOL 4)というプロトコルを利用したメー
ルサービスとWEBブラウジング機能を利用したメール
サービスがある。しかしながら、上記のようなメールサ
ービスでは急激なユーザ数の増加や、ユーザによるアク
セス時間などの偏りなどから応答時間が遅くなるという
問題があった。これに対し、サーバの性能を確保するた
めに並列処理、機能分散処理などを用いてリソース(サ
ーバ側の資源)を増加させることによる解決策を様々な
形でとっているが、これではコストがかかるという問題
があった。そこで、リソースをより有効に利用し、かつ
コストを考えた方法が求められていた。
【0003】従来からこのような方法として、データの
一部をハードディスク上に保持したデータとは別にキャ
ッシュメモリ上に保持し、キャッシュメモリ上のデータ
へのアクセスだった場合は、ハードディスクへのアクセ
スが不要になるため、高速処理が可能となるというキャ
ッシュという方法が利用されている。これは、高速だが
高価であるために小容量のメモリと、低速だが安価であ
るために大容量のメモリで構成するシステムや、高価で
小容量のメモリと、安く大容量のハードディスクとの間
で効率良くデータをアクセスする手法として利用されて
きた。
【0004】例えば、特開2000−29765に開示
されている方法では、WEBのコンテンツの閲覧におい
て更新頻度や閲覧頻度を見て、クライアント上のハード
ディスクではなく、クライアント側のメモリ上のキャッ
シュを利用する手法で速度の向上を図っている。しか
し、この方法では、クライアント側に分散されたキャッ
シュを利用するため、メールをサーバ上で管理するメー
ルサーバの管理が煩雑になる。また、この方法では、ユ
ーザの特徴的な操作を前提にしていないので有効なキャ
ッシュ方法とはなっておらず、今後、メールサーバが、
莫大なユーザ数を対象にメール管理を行う可能性がある
ことを考慮すると、より効率的なキャッシュ方法が必要
となっていた。
【0005】また、例えば、特開2000−76257
に開示されている方法では、分散配置されたデータに関
し、一意性の保証機構のない環境でいかに保証するかに
ついて述べている。これは、WWW(WORLD WI
DE WEB)のページとプロキシサーバのような独立
したサーバマシンに勝手にキャッシュする場合の効率的
管理方式に関して述べたものである。ここで、プロキシ
サーバとは、WWWなど、インターネットの様々なサー
ビスへのアクセスを中継するためのサーバマシンであ
る。具体的には、たとえば、社内のユーザがあるWWW
のページをアクセスした場合、その内容をプロキシサー
バが一定期間記憶しておく。次に、別のユーザが同じペ
ージにアクセスした場合は、インターネットにアクセス
する必要はなく、プロキシサーバが持つ情報をユーザに
返送すればよい。このように、プロキシサーバは、社内
ネットワークとインタネット間のトラフィックを軽減す
るために使われるキャッシュ機能を備えている。しか
し、このようなキャッシュ方法では、独立したサーバマ
シンに勝手にキャッシュする一方、実際には、サーバ上
のハードディスク等の2次記憶装置とキャッシュメモリ
とには密接な関係があり独立したものではないため、そ
の関係を有効に利用できず、今後、メールサーバが、莫
大なユーザ数を対象にメール管理を行う可能性があるこ
とをも考慮すると、効率的な解決方法にはなっていなか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、いずれ
の方法においても、莫大なユーザ数を対象にする可能性
があるにもかかわらず、メールをサーバ上で管理するメ
ールサーバにおいては、ユーザの特徴的な操作を前提に
していなかったり、ハードディスク装置とメモリでは密
接な関係があり独立したものではないことを考慮してい
なかった。具体的には、例えば、メールサーバを利用す
るユーザは一度アクセスしたデータはクライアント上に
保持してしまい、サーバ上に再度アクセスする確率は低
い。しかし、上記のような通常のキャッシュ方法では、
アクセスする確率の低いデータでもサーバ上で必ず管理
しておく必要があり、非常に効率の悪いものになる。こ
のように、従来のキャッシュ方法では、ユーザの特徴的
な操作を考慮したキャッシュ方法になっていなかったた
め、サーバの効率的管理という観点から有効な解決方法
にはなっていなかった。
【0007】この発明に係る電子メールサーバは、メー
ルユーザが通常行うアクセスパターンの特徴を利用した
キャッシュ方法を採用することによる効率的な管理を目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子メー
ルサーバは、電子メールを送受信した電子機器のアクセ
ス履歴を記憶するアクセス履歴記憶部と、上記アクセス
履歴記憶部が記憶したアクセス履歴から、受信した電子
メールは電子機器がアクセスする可能性の高い電子メー
ルであるかを判断するキャッシュ管理部と、上記キャッ
シュ管理部により電子機器がアクセスする可能性が高い
と判断した電子メールを記憶するキャッシュメモリ部を
備えることを特徴とする。
【0009】また、上記電子メールサーバは、さらに、
受信した電子メールと電子メールに対して他の電子機器
からのアクセスが予測される電子機器数とを記憶する電
子メール情報記憶部を備え、上記アクセス履歴記憶部
は、電子機器毎にアクセス履歴を記憶し、上記キャッシ
ュ管理部は、上記アクセス履歴記憶部が記憶した電子機
器毎のアクセス履歴と上記電子メール情報記憶部が記憶
した電子メールと電子機器数とから、電子機器がアクセ
スする可能性の高い電子メールであるかを判断すること
を特徴とする。
【0010】また、上記キャッシュ管理部は、上記アク
セス履歴記憶部が記憶したアクセス履歴から、電子機器
が電子メールをアクセスする可能性をアクセス確率とし
て求め、アクセス確率から電子機器がアクセスする可能
性の高い電子メールであるかを判断することを特徴とす
る。
【0011】また、上記電子メール情報記憶部は、上記
キャッシュ管理部が求めたアクセス確率を電子メール毎
に記憶し、上記キャッシュ管理部は、上記電子メール情
報記憶部が記憶した電子メール毎のアクセス確率から電
子機器がアクセスする可能性の高い電子メールであるか
を判断することを特徴とする。
【0012】また、上記キャッシュメモリ部は、上記キ
ャッシュ管理部がアクセスする可能性の低い電子メール
であると判断した電子メールを消去するすることを特徴
とする。
【0013】また、上記キャッシュ管理部は、上記アク
セス履歴記憶部が記憶したアクセス履歴から、電子機器
と電子メールを送受信した場合と電子機器から電子メー
ルの移動を依頼された場合とを選択し、選択した情報か
ら電子機器がアクセスする可能性の高い電子メールであ
るかを判断することを特徴とする。
【0014】また、上記キャッシュメモリ部は、上記キ
ャッシュ管理部がアクセスする可能性の低い電子メール
であると判断した電子メールを消去することを特徴とす
る。
【0015】また、この発明に係る電子メールキャッシ
ュ方法は、電子メールを送受信した電子機器のアクセス
履歴を記憶し、上記記憶したアクセス履歴から、電子機
器がアクセスする可能性の高い電子メールであるかを判
断し、上記判断により、電子機器がアクセスする可能性
が高いと判断した電子メールをキャッシュメモリ部に記
憶することを特徴とする。
【0016】また、この発明の電子メールキャッシュプ
ログラムは、電子メールを送受信した電子機器のアクセ
ス履歴を記憶する処理、上記記憶したアクセス履歴か
ら、電子機器がアクセスする可能性の高い電子メールで
あるかを判断する処理、上記判断により、電子機器がア
クセスする可能性が高いと判断した電子メールをキャッ
シュメモリ部に記憶する処理、をコンピュータに実行さ
せることを特徴とする。
【0017】また、この発明の電子メールキャッシュプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、電子メールを送受信した電子機器のアクセス履歴
を記憶する処理、上記記憶したアクセス履歴から、電子
機器がアクセスする可能性の高い電子メールであるかを
判断する処理、上記判断により、電子機器がアクセスす
る可能性が高いと判断した電子メールをキャッシュメモ
リ部に記憶する処理、をコンピュータに実行させるため
の電子メールキャッシュプログラムを記録したことを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、実施の形態について図1を
参照して説明する。まず、全体のシステム構成について
図1に基づいて説明する。電子メールサーバ100は、
少なくとも1つの電子機器と接続される。ここで、電子
機器は、電子メールサーバ100と電子的につながる機
器であればよい。図1では電子機器として、クライアン
トの所有するクライアントPC130(PERSONA
L COMPUTER)と携帯電話132のみが図示さ
れているが、電子機器であればこれらに限られることは
なく、PDA(PERSONALDIGITAL AS
SISTANTS)等も含まれる。電子メールサーバ1
00は、インターネット120により、クライアントP
C130と接続され、電子メールを送受信する。電子メ
ールサーバ100は、また、セルラー網122とインタ
ーネット120とを経由して携帯電話132とも接続さ
れ、電子メールを送受信する。ただし、電子メールサー
バ100は、セルラー網122やインターネット120
に限らず専用線などで直接接続されてもかまわない。す
なわち、電子メールサーバ100は、いかなるネットワ
ークを使ってもクライアントPC130や携帯電話13
2と送受信可能な状態であればよい。さらに、電子メー
ルサーバ100は、インターネット120を経由して、
図示していない他の電子メールサーバ100とも接続さ
れメールを送受信する。
【0019】次に、図1に示す電子メールサーバ100
内の構成について説明する。ここで、電子機器のうち、
クライアントPC130が電子メールサーバ100と送
受信する確率が高いことから、以下の本実施の形態で
は、電子機器の例として主にクライアントPC130を
挙げている。クライアントPC130と電子メールの送
受信を行う電子メールサーバ100は、以下に示す
(a)〜(f)の要素を備えている。 (a)電子メール情報記憶部104 電子メールの内容や電子メールに関する情報(電子メー
ルデータ)を記憶する部である。電子メール情報記憶部
104は、電子メールデータを記憶するハードディスク
等の2次記憶装置と、必要に応じて2次記憶装置に電子
メールデータを記憶しまたは消去しまたは変更する機能
を有する制御装置とから成り立っている。 (b)メール配送エージェント部102 インターネット等のネットワークと接続して電子メール
を送受信するインターフェイス部である。 (c)アクセス履歴記憶部108 クライアントPC130による電子メールのアクセス履
歴を管理する部である。 (d)キャッシュメモリ部106 キャッシュ管理部110によりクライアントPC130
がアクセスする可能性が高いと判断された電子メールを
記憶する部である。キャッシュメモリ部106は、アク
セスする可能性が高いと判断された電子メールデータを
実際に記憶するキャッシュメモリ装置と、必要に応じて
キャッシュメモリ部106に電子メールデータを記憶し
または消去する機能を有する制御装置とから成り立って
いる。 (e)キャッシュ管理部110 どの電子メールをキャッシュメモリ上においておくべき
かを管理する部である。
【0020】次に、上記構成の電子メールサーバ100
について各部の動作について説明する。メール配送エー
ジェント部102は、クライアントPC130と電子メ
ールを送受信する機能を持つ。送受信のためのプロトコ
ルとしては、例えばSMTP(SIMPLE MAIL
TRANSFER PROTOCOL)というインタ
ーネットの標準のプロトコルが挙げられるが、これに限
られることはなく、メール配送エージェント部102と
クライアントPC130等とが送受信できればよい。な
お、SMTPは、TCP/IP(TRANSMISSI
ON CONTROL PROTOCOL/INTER
NET PROTOCOL)のアプリケーション・プロ
トコルの1つで、ある電子機器から他の電子機器へ電子
メールを転送するためのプロトコルである。電子メール
情報記憶部104は、例えばIMAP4というようなメ
ールサーバをアクセスするためのプロトコルに従って、
クライアントPC130のアクセス要求が正当であるか
を判断する。クライアントPC130からのアクセス要
求が正当であると判断した場合には、アクセスを許可す
る。また、電子メール情報記憶部104は、電子メール
を受信し、受信した電子メールを蓄積し、それらの電子
メールをユーザごとに管理する。ここで、ユーザ毎の管
理としては、単にクライアントPC130等の電子機器
一台を1ユーザと考え、1電子機器毎に管理する場合
や、クライアントPC130と携帯電話132を所有す
る者のように、電子機器を複数所有する1個人を1ユー
ザと考え、1個人毎に管理する場合などが想定される。
しかし、これらの場合に限られず、たとえばA会社の社
員というようにユーザを特定の一つのまとまりとして捉
え、特定のまとまり毎に管理する場合であってもよい。
アクセス履歴記憶部108は、クライアントPC130
からのアクセスログ(アクセス状況)を、アクセス履歴
として記憶する。キャッシュ管理部110は、アクセス
履歴記憶部108が記憶したユーザのアクセス履歴やユ
ーザのアクセスする特徴からキャッシュメモリ部106
に記憶すべき電子メールとキャッシュメモリ部106か
ら消去すべき電子メールとを判断し、その判断によっ
て、キャッシュメモリ部106は、キャッシュメモリ上
に必要な電子メールデータのみ記憶する。
【0021】次に、上記電子メールサーバ100の各部
の各動作について図2のフローチャートに基づいて詳細
に説明する。図2は、電子メールサーバ100が外部か
ら電子メールを受信する場合のフローチャートである。 (1)このフローチャートは、外部からのアクセス要求
によりスタートする。 (2)ステップ200 メール配送エージェント部102は、外部からのアクセ
ス要求に応じ、到着する電子メールを受信する。メール
配送エージェント部102は、受信した情報から、アク
セス要求をしたユーザの確認や宛先ドメイン名の確認な
どを行い、外部からのアクセス要求が正当であるかを判
断する。外部からのアクセス要求が正当であり、本電子
メールサーバ100が受信するべき電子メールであると
判断すれば、メール配送エージェント部102は、電子
メール情報記憶部104に電子メールを渡す。 (3)ステップ202 電子メール情報記憶部104は、メール配送エージェン
ト部102から受け取った電子メールをユーザ毎にハー
ドディスク装置などの2次記憶装置に記憶し、管理す
る。また、その電子メールをキャッシュメモリに記憶す
る。 (4)ステップ204 アクセス履歴記憶部108は、上記のステップ202で
行われた動作の内容を電子メールサーバ100へのアク
セスログとして記憶する。 (5)ステップ206 キャッシュ管理部110は、アクセス履歴記憶部108
が記憶した以前からのアクセスの内容と上記ステップ2
04で記憶されたアクセスログとからキャッシュメモリ
部106のキャッシュメモリ上に記憶された電子メール
をキャッシュメモリ上に残すべきかどうかを判断する。
次にその判断の結果から、キャッシュ管理部110の指
示に基づき、キャッシュメモリ部106はハードディス
ク等の2次記憶装置上の該当電子メールをキャッシュと
してキャッシュメモリ上に保持しておくと判断された場
合以外、すなわち、該当電子メールをキャッシュメモリ
から消去すべきと判断された場合は、該当電子メールを
キャッシュメモリから消去して、処理を終了する。以
上、図2の動作について説明したが、ステップ202で
電子メール情報記憶部104が、電子メールをキャッシ
ュメモリに記憶するステップを省略する場合も考えられ
る。その場合には、ステップ206で、キャッシュ管理
部110の判断の結果から、キャッシュ管理部110の
指示に基づき、キャッシュメモリ部106はハードディ
スク等の2次記憶装置上の該当電子メールをキャッシュ
としてキャッシュメモリ上に保持しておくと判断された
場合は、該当電子メールをキャッシュメモリに記憶し
て、処理を終了する。また、上記キャッシュ管理部11
0の指示に基づき、電子メール情報記憶部104が、電
子メールをキャッシュメモリに記憶したり、電子メール
をキャッシュメモリから消去する管理を行ってもよい。
【0022】次に、メール配送エージェント部102が
図2に示すステップ200中でどのように電子メールを
受信するかについての動作例を図3に基づいて詳細に説
明する。ここでは、インターネット標準であるSMTP
というプロトコルに従った動作をする場合の例について
説明する。 (1)メール配送エージェント部102は、外部から電
子メールが送られてこないかどうかを常に監視してい
る。メール配送エージェント部102が電子メールを出
そうとするクライアントPC130や他サーバや携帯電
話132からの接続要求(アクセス要求)を受け付けた
ことにより、本フローチャートはスタートする。 (2)ステップ300 メール配送エージェント部102が接続要求を受け付
け、接続相手を確認し、必要に応じて拒絶をしたり接続
したりする。 (3)ステップ302 インターネットのSMTPのプロトコルに従えば、送信
人(アクセス要求したクライアントPC130等)の情
報が送られてくるため、この情報により送信人を確認す
る。 (4)ステップ304 次に、送られてきた宛先の情報により、宛先を確認し、
ドメイン名などから自サーバに送られてきた情報かどう
かを調べる。 (5)ステップ306 自サーバ(自己の電子メールサーバ100)宛ての電子
メールであるか否かを判断する。 (6)ステップ308 自サーバ宛ての電子メールと判断された場合、自己の電
子メールサーバ100にてメールを受信して処理を終了
する。 (7)ステップ310 他のホスト宛ての電子メールと判断された場合、別のサ
ーバのメール配送エージェント部102に電子メールを
送信して処理を終了する。
【0023】次に、キャッシュ管理部110が図2に示
すステップ206中で、どのようにキャッシュメモリー
上の電子メールをキャッシュメモリから消去するかの判
断方法について、図4の動作フローを用いて詳細に説明
する。 (1)ステップ400 キャッシュ管理部110は、アクセス履歴記憶部108
が記憶するアクセスログ情報から、対象となる電子メー
ル(対象データ)に関するアクセスログを取得する。 (2)ステップ402 キャッシュ管理部110は、その電子メールに関するア
クセスログの内容が何かを判断する。たとえば、キャッ
シュ管理部110は、対象となるアクセスログデータか
ら、該当電子メールが直前にクライアントPC130や
携帯電話132に読み込まれているか、該当電子メール
が直前にクライアントPC130や携帯電話132から
書き込まれているか、該当電子メールが直前にフォルダ
間などを移動しているか、該当電子メールが直前に別の
サーバから到着したものであるかを判断する。 (3)ステップ404 キャッシュ管理部110は、その電子メールに関するア
クセスログの内容が何かを判断した結果、該当電子メー
ルが続けてアクセスされる可能性が低いか否かを判断す
ることによりキャッシュ管理を行う。たとえば、キャッ
シュ管理部110が、対象となるアクセスログデータか
ら、電子メールが直前にクライアントPC130や携帯
電話132に読み込まれていると判断した場合は、その
電子メールは続けてアクセスされる可能性が低いと判断
する。すなわち、クライアントPC130等から一度読
まれた電子メールは、クライアントPC130等にキャ
ッシュされ、2度続けてサーバから読み出される確率は
低いことを利用したキャッシュ管理である。また、キャ
ッシュ管理部110が、対象となるアクセスログデータ
から、電子メールが直前にクライアントPC130や携
帯電話132から書き込まれたと判断した場合にも、そ
の電子メールは続けてアクセスされる可能性が低いと判
断する。すなわち、クライアントPC130等から書き
こまれた電子メールはクライアントPC130130に
キャッシュされておりサーバから読み出される確率は低
いことを利用したキャッシュ管理である。また、キャッ
シュ管理部110が、対象となるアクセスログデータか
ら、電子メールが直前にフォルダ間などを移動したと判
断した場合には、その電子メールは再度アクセスされる
可能性が高いと判断する。すなわち、クライアントPC
130等からの要求によって場所を移動された電子メー
ルは元のデータがサーバ上のキャッシュに載っていたか
どうかにかかわらず、サーバから読み出される確率が高
いことを利用したキャッシュ管理である。また、キャッ
シュ管理部110が、対象となるアクセスログデータか
ら、電子メールが直前に別のサーバから到着したと判断
した場合も、その電子メールは再度アクセスされる可能
性が高いと判断する。すなわち、外部から到着したメー
ルに関しては、すぐに読みこまれる確率が高いこと利用
したキャッシュ管理である。このように、対象となる電
子メールデータが、直前にクライアントPC130や携
帯電話132に読み込まれた場合や、直前にクライアン
トPC130や携帯電話132から書き込まれた場合に
は続けてアクセスされる可能性が低いと判断する。ま
た、対象となる電子メールデータが直前にフォルダ間な
どを移動した場合や、直前に別のサーバから電子メール
が到着した場合などにおいてはアクセスされる可能性が
高いと判断する。
【0024】このように、本実施の形態では、クライア
ント側に分散されたキャッシュを利用するのではなく、
電子メールサーバ100側にキャッシュメモリを置くた
め、クライアント側に分散されたキャッシュを利用する
場合に比べ電子メールサーバ100の負担が軽減され
る。また、電子メールサーバ100側にキャッシュメモ
リを置くため、サーバ上のハードディスク等の2次記憶
装置とキャッシュメモリとの関係を有効に利用できる。
よって、電子メールサーバ100による電子メールの有
効かつ容易な管理が可能となる。また、上記のようなキ
ャッシュ管理部110の判断から、電子メールサーバ1
00上の電子メールデータとして高速にアクセスすべき
電子メールデータを取捨選択し、キャッシュメモリ上に
保持するべきものは保持し、キャッシュメモリ上に保持
する必要のない電子メールデータはキャッシュメモリ上
から消去することが可能となる。したがって、このよう
に、クライアントPC130のアクセス履歴からアクセ
スの特徴を基にして、必要な電子メールデータのみをキ
ャッシュメモリ上に残すことができるため、各ユーザの
平均したアクセスの応答時間を早めることができる。さ
らに、前記電子メールサーバ100側にキャッシュメモ
リを置いた効果ともあいまって、サーバの負荷を最小限
に抑えることができるという効果がある。したがって、
このような電子メールサーバ100を用いれば、莫大な
ユーザ数を対象とした電子メール管理が可能となる。
【0025】次に、上記キャッシュメモリ上から電子メ
ールデータを消去するかの判断の基準として、複数のプ
ロバイダからのアクセスであるかという基準や複数のハ
ードウエアからのアクセスであるかという基準や複数の
ユーザで共有される情報であるかという基準を用いた場
合のキャッシュ管理処理を説明する。ユーザのアクセス
パターンは、例えばひとつのクライアントPC130か
らしかアクセスしなかったり、複数のクライアントPC
130からアクセスしたり、あるいはインターネットプ
ロバイダを使いわけたり、時には携帯電話132とクラ
イアントPC130の両方を使う場合などがあるため、
これらのパターンに応じてキャッシュ管理の方法を変
え、より効率的なキャッシュメモリ管理を行うためであ
る。このような場合のフローチャートを図5に示す。 (1)ステップ500 キャッシュ管理部110は、アクセス履歴記憶部108
が記憶するアクセスログ情報から、対象となる電子メー
ル(対象データ)に関するアクセスログを取得する。 (2)ステップ502 キャッシュ管理部110は、予め登録された特徴と実際
のアクセスの履歴から、複数のハードウエア(複数のク
ライアントPC130や携帯電話132等)からアクセ
スしているのか、複数のプロバイダからアクセスしてい
るのかを判断する。予め登録された特徴とは、複数のプ
ロバイダについていえば、各プロバイダの特徴をIP
(INTERNET PROTOCOL)アドレスで識
別できるように各プロバイダのIPアドレスを登録して
おくような場合をいう。キャッシュ管理部110は、ア
クセス履歴記憶部108が記憶したアクセスログと予め
登録した特徴とから複数のプロバイダからアクセスして
いるかを判断する。たとえば、アクセス履歴記憶部10
8が記憶したアクセスログに示されたIPアドレスと予
め登録したIPアドレスとから複数のプロバイダからア
クセスしているかを判断する。複数のプロバイダからア
クセスしている場合は、通常、複数のハードウエアから
アクセスしていると考えられるため、以下に示す複数の
ハードウエアからアクセスしている場合と同様にキャッ
シュメモリを管理するための判断基準に取り上げてい
る。キャッシュ管理部110は、複数のハードーウエア
を所有する所有者の場合には、アクセス履歴記憶部10
8が記憶したアクセスログによって所有者が共通する複
数のハードウエアからのアクセスであるかを判断する。
例えば、所有者ごとに同じ所有者の電子メールにアクセ
スできる複数のアカウントをアクセス履歴記憶部108
に用意することにより区別することができる。 (3)ステップ504 上記のように、複数のアクセス環境から実際に電子メー
ルにアクセスをしている場合であって、携帯電話132
などのように電子メールを読み込む文字の制限があった
り読み込み時間がかかる等、電子メールへのアクセスに
制限のある電子機器によるアクセス等の場合は、その電
子メールデータは所有者が同一の他の電子機器からも続
けてアクセスされる可能性が高い。すなわち、キャッシ
ュ管理部110は、所有者が同一であり、アクセス制限
のない電子機器にアクセスされるまではアクセスの可能
性が高いので、キャッシュメモリ部106のキャッシュ
メモリ上に載せておくべきだと判断する。逆に、アクセ
ス制限のないクライアントPC130等からのアクセス
が完了していた場合は再びアクセスされる確率は低くな
るので、キャッシュメモリ上から該当電子メールデータ
を消去すべきと判断する。より具体的に説明すると、キ
ャッシュ管理部110は、まず、複数のプロバイダから
のアクセスである場合や複数のハードウエアからのアク
セスである場合には、電子メールにアクセスする時に制
限のある電子機器によるアクセスであるかを判断する。
電子メールにアクセスする時に制限のない電子機器によ
るアクセスの場合には再びアクセスされる確率は低くな
るので、キャッシュ管理部110はキャッシュメモリ上
から該当電子メールデータを消去すべきと判断する。電
子メールにアクセスする時に制限のある電子機器による
アクセスとは、電子メールが直前にアクセスする時に制
限のあるクライアントPC130や携帯電話132に読
み込まれているか、電子メールが直前にアクセスする時
に制限のあるクライアントPC130や携帯電話132
から書き込まれているか、直前にフォルダ間などを移動
している電子メールか、直前に別のサーバから到着して
いる電子メールであってアクセスする時に制限のあるク
ライアントPC130や携帯電話132に読み込まれて
いる場合をいう。
【0026】このように、複数のプロバイダまたはハー
ドウエアがある場合、一度読まれたデータであっても、
アクセス制限のないクライアントPC130から読まれ
ない限りは再び読まれる確率が高く、逆にアクセス制限
のないクライアントPC130から読みこまれると再び
読まれる確率が低くなることを利用したキャッシュ管理
が可能である。また、一つのクライアントPC130か
ら書きこまれた電子メールデータでは、アクセス制限の
ない他のクライアントPC130から読まれない限りは
再び読まれる確率が高く、逆にアクセス制限のない他の
クライアントPC130から読みこまれると再び読まれ
る確率は低くなることを利用したキャッシュ管理が可能
である。また、一つのクライアントPC130から電子
メールデータの移動がされた場合、その電子メールデー
タがキャッシュに載っているかどうかにかかわらず、ア
クセス制限のないクライアントPC130から読まれな
い限りは再び読まれる確率が高く、逆にアクセス制限の
ないクライアントから読みこまれると再び読まれる確率
が低くなることを利用したキャッシュ管理が可能であ
る。また、外部から到着した電子メールに関しては、読
みこまれたかどうかにかかわらずすぐに読みこまれる確
率が高く、アクセス制限のないクライアントPC130
から読みこまれるまでは読み込まれる確率が高いこと利
用したキャッシュ管理が可能である。
【0027】以上説明したように、複数のプロバイダや
複数のハードウエアからのアクセスの場合には、判断基
準をさらに細かく設定することで、アクセスしてくるユ
ーザの特徴をより実際の事象にあった条件で識別できる
ため、キャッシュメモリ部106のキャッシュメモリか
ら保持する必要のない電子メールデータを正確に消去す
ることが可能となる。その結果、このような条件の判断
を行っていない従来のキャッシュメモリ記憶方式に比
べ、各ユーザのアクセス応答時間の平均値をさらに高め
るととともに、サーバの負荷をさらに最小限に抑えるこ
とができるという効果がある。
【0028】また、図には示していないが、たとえばI
MAP4というメールをサーバ上で管理するインターネ
ット上の方式で、複数のユーザで共有できる情報に関し
ては、上記複数のプロバイダからのアクセスである場合
や複数のハードウエアからのアクセスである場合と同様
にキャッシュ管理を行う。すなわち、キャッシュ管理部
110は、ユーザごとのアクセスの履歴を見て、全員の
アクセスが完了していたらアクセスの確率が低く、完了
していなければ確率が高いと判断する。具体的には、キ
ャッシュ部に記憶された電子メールデータのフォルダ属
性に、複数のユーザからアクセスされるかどうかの識別
情報とユーザ数とを記憶保持する。複数のユーザで共有
する情報については、情報を共有する任意のユーザ数N
に対し、キャッシュ部に記憶された電子メールデータの
フォルダ属性にユーザ数としてNを記憶する。キャッシ
ュ管理部110は、複数のユーザからアクセスされるか
どうかの識別情報により、複数のユーザからアクセスさ
れると判断した場合、着信メールに対しては、該当する
各ユーザからのアクセスがあるたびにNから1を引く。
Nの値が0になったら、キャッシュ管理部110は、該
当電子メールについて、続けてアクセスされる可能性は
低いと判断し、キャッシュメモリ上から該当電子メール
データを消去する。ユーザからのメッセージ保存に対し
ては、キャッシュ部に記憶された電子メールデータのフ
ォルダ属性にユーザ数としてN−1を記憶する。ユーザ
数Nからメッセージを保存したユーザ自体の数1を引い
ておく必要があるためである。この場合にも、上記場合
と同様、各ユーザからのアクセスがあるたびに1を引い
ていく。Nの値が0になったら、キャッシュ管理部11
0は、該当電子メールについて、続けてアクセスされる
可能性は低いと判断し、キャッシュメモリ上から該当電
子メールデータを消去する。
【0029】上記の場合にも、複数のプロバイダや複数
のハードウエアからのアクセスの場合と同様に、より正
確にキャッシュメモリから保持する必要のない電子メー
ルデータを消去することができるため、各ユーザのアク
セス応答時間の平均値をさらに高め、サーバの負荷をさ
らに最小限に抑えることができる。
【0030】以上のように、図4、図5では、キャッシ
ュメモリ上に記憶された電子メールデータについて、続
けてアクセスされる可能性が低いとキャッシュ管理部1
10が判断した電子メールデータをキャッシュメモリか
ら消去する処理について述べた。しかし、このような処
理だけではキャッシュメモリから追い出す電子メールデ
ータが決められないような場合も生じる。その場合に
は、前記の図5のステップ504における判断基準にク
ライアントPC130からのアクセス確率を加えること
で消去すべき電子メールデータを特定することができ
る。すなわち、キャッシュ管理部110が、アクセス履
歴記憶部108に記憶された過去のアクセスログから、
どの程度の頻度で別のクライアントPC130がアクセ
スしてきたかを見てそのアクセス確率を決める。例えば
あるクライアントPC130では10回アクセスする間
に、他のクライアントPC130でアクセスするのは1
度だけだったとすると、後者のクライアントPC130
のアクセス確率は10%というように設定できる。この
ように、前記までのフローチャートだけではキャッシュ
から追い出すデータが決められないような場合には、キ
ャッシュ管理部110は、アクセス確率を利用してキャ
ッシュメモリに残すべき電子メールデータを選択し、ア
クセス確率の低い電子メールデータをキャッシュメモリ
から消去することができる。また、このアクセス確率を
電子メール記憶部に記憶した各電子メールごとにプライ
オリティ(数値化した情報)として持ち、メモリとハー
ドディスクの間の関係において、電子メールデータをキ
ャッシュメモリから吐き出す必要がでてきた場合に、そ
の数値化されたプライオリティに基づいて電子メールデ
ータを管理することも可能である。
【0031】このように、キャッシュメモリ上から消去
するかの判断基準としては数値化したアクセス確率を利
用することも可能であり、この判断基準によるキャッシ
ュ管理によって、前述した条件による処理だけではキャ
ッシュメモリから追い出す電子メールデータが決められ
ないような場合にも常に最適な電子メールデータをキャ
ッシュメモリ上に残すことができる。
【0032】なお、以上に記述した「記憶する」「登録
する」という用語は、記録媒体に保存することを意味す
るものとする。また、以上の実施の形態では、各部の各
動作は、お互いに関連しており、各部の動作は、上記に
示された動作の関連を考慮しながら、一連の動作として
置き換えることができる。そして、このこのように置き
換えることにより、方法の発明の実施形態とすることが
できる。また、上記各部の動作を、各部の処理と置き換
えることにより、プログラムの実施の形態およびプログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体の実
施の形態とすることができる。そしてこれらの実施の形
態は、すべてコンピュータで動作可能なプログラムによ
り構成することができる。そしてこれらの実施形態は、
すべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成
することができ、たとえば、C言語により作成すること
ができる。あるいは、HTML、SGML、XMLを用
いても構わない。あるいは、JAVA(登録商標)を用
いて画面表示やチャート表示を行っても構わない。ま
た、各実施の形態のソフトウエアやプログラムは、RO
M(READ ONLY MEMORY)に記憶された
ファームウエアで実現されていても構わない。あるい
は、ソフトウエアとファームウエアとハードウエアとの
組み合わせで前述したプログラムの各機能を実現しても
構わない。また、プログラムの実施形態およびプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体の実施
形態では、各処理はプログラムで実行されるが、このプ
ログラムは、記録装置に記録されていて、記録装置から
中央処理装置(CPU)に読み込まれ、中央処理装置に
よって、各フローチャートが実行されることになる。な
お、記録装置、中央処理装置は図示していない。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明である電子メール
サーバは、電子機器がアクセスする可能性の高い電子メ
ールであるかを判断することができる。
【0034】また、他の電子機器からのアクセスが予測
される電子機器数から、電子機器がアクセスする可能性
の高い電子メールであるかを判断することができる。
【0035】また、アクセス確率から、電子機器がアク
セスする可能性の高い電子メールであるかを判断するこ
とができる。
【0036】また、電子メール毎のアクセス確率から電
子機器がアクセスする可能性の高い電子メールであるか
を判断することができる。
【0037】また、電子メール毎のアクセス確率から電
子機器がアクセスする可能性の低い電子メールをキャッ
シュメモリから消去することができる。
【0038】また、アクセス履歴から一定条件の場合を
選択し、電子機器がアクセスする可能性の高い電子メー
ルであるかを判断することができる。
【0039】また、電子機器がアクセスする可能性の低
い一定条件の電子メールをキャッシュメモリから消去す
ることができる。
【0040】また、本発明である電子メールキャッシュ
方法により、電子機器がアクセスする可能性の高い電子
メールであるかを判断することができる。
【0041】また、本発明である電子メールキャッシュ
プログラムにより、電子機器がアクセスする可能性の高
い電子メールであるかを判断する処理をコンピュータ上
で実行することができる。
【0042】また、本発明である電子メールキャッシュ
プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒
体を媒体として、上記記録媒体からコンピュータが読み
取ったプログラムにより、上記処理をコンピュータ上で
実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す全体構成図。
【図2】 外部メール受信時の動作を示すフローチャー
ト。
【図3】 外部メール受信時のメール配送エージェント
の動作を示すフローチャート。
【図4】 アクセス履歴によるキャッシュ管理部110
のキャッシュ管理を示すフローチャート。
【図5】 アクセスの特徴によるキャッシュ管理部11
0のキャッシュ管理を示すフローチャート。
【符号の説明】
100 電子メールサーバ、102 メール配送エージ
ェント部、104 電子メール情報記憶部、106 キ
ャッシュメモリ部、108 アクセス履歴記憶部、11
0 キャッシュ管理部、120 インターネット、12
2 セルラー網、130 クライアントPC、132
携帯電話。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを送受信した電子機器のアク
    セス履歴を記憶するアクセス履歴記憶部と、 上記アクセス履歴記憶部が記憶したアクセス履歴から、
    受信した電子メールは電子機器がアクセスする可能性の
    高い電子メールであるかを判断するキャッシュ管理部
    と、 上記キャッシュ管理部により電子機器がアクセスする可
    能性が高いと判断した電子メールを記憶するキャッシュ
    メモリ部を備えることを特徴とする電子メールサーバ。
  2. 【請求項2】 上記電子メールサーバは、さらに、受信
    した電子メールと電子メールに対して他の電子機器から
    のアクセスが予測される電子機器数とを記憶する電子メ
    ール情報記憶部を備え、 上記アクセス履歴記憶部は、電子機器毎にアクセス履歴
    を記憶し、 上記キャッシュ管理部は、上記アクセス履歴記憶部が記
    憶した電子機器毎のアクセス履歴と上記電子メール情報
    記憶部が記憶した電子メールと電子機器数とから、電子
    機器がアクセスする可能性の高い電子メールであるかを
    判断することを特徴とする請求項1記載の電子メールサ
    ーバ。
  3. 【請求項3】 上記キャッシュ管理部は、上記アクセス
    履歴記憶部が記憶したアクセス履歴から、電子機器が電
    子メールをアクセスする可能性をアクセス確率として求
    め、アクセス確率から電子機器がアクセスする可能性の
    高い電子メールであるかを判断することを特徴とする請
    求項1記載の電子メールサーバ。
  4. 【請求項4】 上記電子メール情報記憶部は、上記キャ
    ッシュ管理部が求めたアクセス確率を電子メール毎に記
    憶し、 上記キャッシュ管理部は、上記電子メール情報記憶部が
    記憶した電子メール毎のアクセス確率から電子機器がア
    クセスする可能性の高い電子メールであるかを判断する
    ことを特徴とする請求項3記載の電子メールサーバ。
  5. 【請求項5】 上記キャッシュメモリ部は、上記キャッ
    シュ管理部がアクセスする可能性の低い電子メールであ
    ると判断した電子メールを消去するすることを特徴とす
    る請求項4記載の電子メールサーバ。
  6. 【請求項6】 上記キャッシュ管理部は、上記アクセス
    履歴記憶部が記憶したアクセス履歴から、電子機器と電
    子メールを送受信した場合と電子機器から電子メールの
    移動を依頼された場合とを選択し、選択した情報から電
    子機器がアクセスする可能性の高い電子メールであるか
    を判断することを特徴とする請求項1記載の電子メール
    サーバ。
  7. 【請求項7】 上記キャッシュメモリ部は、上記キャッ
    シュ管理部がアクセスする可能性の低い電子メールであ
    ると判断した電子メールを消去することを特徴とする請
    求項6記載の電子メールサーバ。
  8. 【請求項8】 電子メールを送受信した電子機器のアク
    セス履歴を記憶し、 上記記憶したアクセス履歴から、電子機器がアクセスす
    る可能性の高い電子メールであるかを判断し、 上記判断により、電子機器がアクセスする可能性が高い
    と判断した電子メールをキャッシュメモリ部に記憶する
    ことを特徴とする電子メールキャッシュ方法。
  9. 【請求項9】 電子メールを送受信した電子機器のアク
    セス履歴を記憶する処理、 上記記憶したアクセス履歴から、電子機器がアクセスす
    る可能性の高い電子メールであるかを判断する処理、 上記判断により、電子機器がアクセスする可能性が高い
    と判断した電子メールをキャッシュメモリ部に記憶する
    処理、をコンピュータに実行させるための電子メールキ
    ャッシュプログラム。
  10. 【請求項10】 電子メールを送受信した電子機器のア
    クセス履歴を記憶する処理、 上記記憶したアクセス履歴から、電子機器がアクセスす
    る可能性の高い電子メールであるかを判断する処理、 上記判断により、電子機器がアクセスする可能性が高い
    と判断した電子メールをキャッシュメモリ部に記憶する
    処理、をコンピュータに実行させるための電子メールキ
    ャッシュプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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