JP2002324170A - コンテンツ配布システムおよびその方法 - Google Patents

コンテンツ配布システムおよびその方法

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JP2002324170A
JP2002324170A JP2002044043A JP2002044043A JP2002324170A JP 2002324170 A JP2002324170 A JP 2002324170A JP 2002044043 A JP2002044043 A JP 2002044043A JP 2002044043 A JP2002044043 A JP 2002044043A JP 2002324170 A JP2002324170 A JP 2002324170A
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Toshiyuki Sakuma
俊之 作間
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SORUN CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネット配布されるコンテンツについて、ユー
ザの嗜好に合致した使用条件での使用を可能にする。 【解決手段】 ユーザからコンテンツの使用要求を受
け、当該コンテンツをユーザに配布するためのコンテン
ツ配布システムであって、ユーザに当該ソフトウエアに
関する選択可能な使用条件を提示するコンテンツ使用条
件提示・選択部23と、ユーザから希望する使用条件を
受付けるコンテンツ利用申込受付部25と、前記コンテ
ンツについて、ユーザが入力した使用条件を設定する使
用条件設定部と、ユーザから受付けた使用条件に応じて
当該ユーザのコンテンツ使用に対する課金額を決定する
課金額決定部24とを有し、前記使用条件設定部を、コ
ンテンツ暗号処理部27と、コンテンツ配布部28と、
有効期限付復号鍵生成部29と、復号鍵発行部30とか
ら構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザからコン
ピュータソフトウエアプログラムや音楽プログラム等の
デジタルコンテンツの使用要求を受け、当該コンテンツ
をユーザに配布するコンテンツ配布システム及びその方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル化されたコンピュータソ
フトウェアや写真・動画・楽曲等の著作物等(以下「コ
ンテンツ」という)をインターネットなどのネットワー
クを通じて配布する、いわゆるネット配布が一般的に行
われつつある。このようなネット配布によれば、消費者
が現実の店舗に出向かなくても好みのコンテンツを店舗
の営業時間などを気にせずに購入することができるとい
う利点があるため、近年その利用価値が急激に拡大して
いる。
【0003】ただし、このようなネット配布によれば、
消費者が実際に店舗で現物を見たり試したりすることが
できないという欠点がある。このため、このようなコン
テンツの販売においては、コンテンツの一部の機能を無
料で使用できるダイジェスト版を配布したり、一定の試
用期間を設定してその間は無料で当該コンテンツを使用
させる等の手段により消費者の購買意欲の減退を防止す
るようにしている。
【0004】このうち、試用期間を設定するものについ
ては、予め当該コンテンツに当該試用期間後の試用を規
制するようなプログラムを添付する方法が採られてい
る。そして、試用期間終了前に所定のパスワード等を用
いることによって当該使用の規制を解除できるように設
定されているものが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のコンテンツの配布方法によれば、以下のよう
な解決するべき課題がある。
【0006】すなわち、上記方法によれば、消費者は、
前記ダイジェスト版を使用した後、若しくは一定の試用
期間経過後、当該コンテンツを購入するかしないかの二
者択一の決定をする必要がある。しかしながら、その選
択の幅が二者択一と、非常に狭くユーザが希望するミニ
マムの使用条件と合致しない場合が多い。この場合、ユ
ーザはオーバースペックのコンテンツを購入しなければ
ならず非常に不便であり、結果として当該コンテンツの
購入を断念することが多い。
【0007】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、例えばネット配布されるコ
ンテンツについて、ユーザの嗜好に合致した使用条件で
の使用及びそれに応じたリーズナブルな課金を可能にす
るコンテンツ配布システム及び方法を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、その第1の主要な側面に
よれば、ユーザからコンテンツの使用要求を受け、当該
コンテンツをユーザに配布するためのコンテンツ配布シ
ステムであって、ユーザに当該コンテンツに関する選択
可能な使用条件を提示する使用条件提示手段と、ユーザ
から希望する使用条件を受付ける希望使用条件受付手段
と、前記コンテンツについて、ユーザが入力した使用条
件を設定する使用条件設定手段と、前記ユーザから受付
けた使用条件に応じて当該ユーザのコンテンツ使用に対
する課金額を決定する課金手段とを有することを特徴と
するコンテンツ配布システムが提供される。
【0009】このような構成によれば、例えばネット配
布されるコンテンツについて、ユーザの嗜好に合致した
使用条件での使用及びそれに応じたリーズナブルな課金
を行うことが可能になる。
【0010】この発明の好ましい実施形態によれば、上
記コンテンツ配布システムにおいて、複数のコンテンツ
を選択させる手段と、複数のコンテンツを分離複製不能
に組み合わせる手段と、を有し、前記課金手段は、前記
組み合わせたコンテンツの数と前記使用条件とに応じて
当該ユーザのコンテンツ使用に対する課金額を算出する
ものである。また、この場合、前記課金手段は、前記課
金額の算出に際し、各コンテンツを個々に配布する場合
と、複数組み合わせて配布する場合とで、異なる計算ア
ルゴリズムを適用するものであることが好ましい。
【0011】この発明の好ましい実施形態によれば、上
記コンテンツ配布システムは、前記ユーザから前記コン
テンツに設定した使用条件の変更要求を受付ける使用条
件変更受付手段と、前記コンテンツについて、ユーザの
変更前の使用条件に基づいて当該変更が可能であるかを
判断する変更可否判断手段と、をさらに有し、前記使用
条件設定手段は、前記変更可否判断手段によって変更が
可能であると判断された場合、前記コンテンツについて
変更後の使用条件を設定するものである。この場合、前
記課金手段は、前記使用条件変更前の課金額と、変更後
の使用条件とに基づいて前記ユーザに対する課金額を算
出するものであることが好ましい。
【0012】この発明の好ましい実施形態によれば、前
記システムにおいて、前記使用条件は、前記コンテンツ
の機能についての使用条件を含むものである。また、こ
の場合、前記コンテンツは、複数の機能を有するコンピ
ュータソフトウエアプログラムであり、前記使用条件に
は、使用可能にするソフトウエア機能の種別若しくは個
数若しくはその両方が含まれることが好ましい。さら
に、上記の場合、前記コンテンツは、複数の楽曲若しく
は映像若しくはその両方を含むものであり、前記使用条
件には、前記複数の楽曲、映像のうち、使用可能にする
映像、楽曲のタイトル若しくは個数若しくはその両方が
含まれることが好ましい。
【0013】この発明の好ましい実施形態によれば、上
記コンテンツ配布システムは、前記ユーザからの要求に
応じて、前記使用条件の選択可能な更新条件を提示する
更新条件提示手段と、ユーザから希望する更新条件を受
付ける更新条件受付手段と、前記コンテンツについて、
前記ユーザが入力した使用条件の更新条件を設定する更
新条件設定手段とをさらに有する。この場合、前記課金
手段は、前記ユーザが入力した使用条件の更新条件に応
じて当該ユーザに対するさらなる課金額を決定する手段
を有するものであることが好ましい。
【0014】この発明の好ましい実施形態によれば、上
記コンテンツ配布システムは、前記ユーザの要求に応じ
て、当該ユーザに配布したコンテンツの使用条件を表示
する使用条件表示手段をさらに有する。
【0015】この発明の好ましい実施形態によれば、上
記コンテンツ配布システムにおいて、前記使用条件は前
記コンテンツの使用期限若しくは使用回数を含むもので
ある。
【0016】この発明の好ましい実施形態によれば、上
記コンテンツ配布システムにおいて、前記使用条件設定
手段は、前記ユーザ、前記コンテンツ及び前記設定した
使用条件とを関連付けて格納する使用条件格納手段を有
するものである。この場合、前記使用条件設定手段は、
前記設定した使用条件に基づいて、前記ユーザの前記コ
ンテンツの使用を監視する監視手段をさらに有するもの
であることが好ましい。
【0017】この発明の好ましい実施形態によれば、上
記コンテンツ配布システムは、前記コンテンツを暗号化
するコンテンツ暗号処理手段と、前記暗号化されたコン
テンツを、設定された使用期限に限って復号化すること
ができる有効期限付きの復号鍵を生成する復号鍵生成手
段とを有する。
【0018】また、本発明の第2の主要な観点によれ
ば、ユーザからコンテンツの使用要求を受け、当該コン
テンツをユーザに配布するためのコンテンツ配布方法で
あって、ユーザに当該コンテンツに関する選択可能な使
用条件を提示する使用条件提示工程と、ユーザから希望
する使用条件を受付ける希望使用条件受付工程と、前記
コンテンツについて、ユーザが入力した使用条件を設定
する使用条件設定工程と、前記ユーザから受付けた使用
条件に応じて当該ユーザのコンテンツ使用に対する課金
額を決定する課金工程とを有することを特徴とするコン
テンツ配布方法が提供される。
【0019】このような方法によれば、例えばネット配
布されるコンテンツについて、ユーザの嗜好に合致した
使用条件での使用を可能にするコンテンツ配布方法を得
ることができる。
【0020】なお、この発明の他の特徴と顕著な効果
は、次の発明の実施の形態の項の記載と添付した図面と
を参照することで、より明確に理解される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0022】まず、図1は、本発明に係るコンテンツ配
布システムの概略イメージを示したものである。本発明
にかかるコンテンツ配布システム1は、コンテンツの提
供や使用料金の課金などを統括する管理者ホストコンピ
ュータ2に組み込まれており、このホストコンピュータ
2はインターネット網3を介して多数のユーザ4のパー
ソナルコンピュータやPDA等といった端末PC5と接
続可能になっている。
【0023】前記ホストコンピュータ2には、WEBサ
ーバプログラム(図示せず)がインストールされてい
て、このWEBサーバ上にユーザ登録、各種のコンテン
ツの紹介や使用条件の設定等の各種のユーザインタフェ
ースが設置されている。そして、ユーザ4が前記端末P
C5のインターネットブラウザを通じてこのWEBサイ
トにアクセスすることによって、ユーザ4の端末PC5
と本システム1とが接続されるようになっている。
【0024】このシステム1は、ユーザ4からコンテン
ツ配布の要求があった場合、このコンテンツにユーザ4
が希望する使用条件を設定し、これに応じた課金額を計
算し課金処理を実行した上でユーザ4の端末PC5にダ
ウンロードさせるものである。
【0025】すなわち、今後、インターネットを通じて
各種楽曲や画像、ソフトウエアプログラム等のコンテン
ツをダウンロードすることが一般化するに従い、これら
コンテンツを使用するユーザには、以下のような要望が
生じてくるものと予想される。
【0026】(1)無料の試用期間が経過したダイジェ
スト版(デモ版)をそのままの機能のまま有料で使用し
たい。
【0027】(2)多種多様で複雑な機能を有するコン
ピュータソフトウエアプログラムの場合、自分で使用し
たい機能のみを選択してその分のディスカウントを要求
したい。
【0028】(3)多数の楽曲を収録するアルバム等に
おいて、実際に気に入って何度も聞きたい曲は数曲のみ
であるからその分の料金のみ支払いたい。
【0029】(4)一定期間経過後は、コンテンツの使
用はしないから、その期間分の料金のみ支払いたい。
【0030】(5)複数のコンテンツを同時に使用する
契約を結んだ場合には、ボリュームディスカウントを要
求したい。
【0031】このシステム1は、このようなユーザ4の
希望に応え、適切な使用条件を当該コンテンツに設定し
それに応じた課金を行うと共に、その使用条件の更新や
変更を行えるようにしたものである。
【0032】(第1の実施の形態)以下、図2〜図7に
基づいて、本システム1の第1の実施の形態の概略構成
を説明する。
【0033】このシステム1は、CPU12、RAM1
3、モデム等の通信デバイス14、入出力装置15が接
続されたバス16に、データ格納部17とプログラム格
納部18が接続されてなる。
【0034】前記データ格納部17は、ユーザ情報格納
部19と、コンテンツ情報格納部20と、コンテンツ使
用監視情報格納部21とからなる。
【0035】前記ユーザ情報格納部19は、コンテンツ
を使用するユーザ4に関する情報を格納するものであ
る。ユーザ情報としては、例えばユーザの新規登録時に
付与されるユーザIDや、WEBサイトの接続パスワー
ド、電子メールアドレス、決済方法(クレジットカード
利用か口座引落しか等)などが含まれる。
【0036】前記コンテンツ情報格納部20は、図3に
示すように、前記管理者がユーザ4に配布(販売等)す
る各種コンテンツそれ自体の他、それらに関して設定可
能な使用条件、更新条件、それらの条件に応じた料金体
系などの情報を格納するものである。ユーザ4はこれら
の情報が後述するコンテンツ使用条件提示・選択部23
によって提示されることによりコンテンツの使用条件を
自由に選択・設定することができる。
【0037】ここで、前記コンテンツとしては、例え
ば、Webサイト上で使用許諾されるワードプロセッサ
やFTP転送用ソフト等のコンピュータソフトウエアプ
ログラムが挙げられる。これらソフトウエアプログラム
の場合の使用条件としては、使用期限(1月や半年
等)、使用回数(200回等)、利用可能機能の種別
(マクロの使用や印刷ができない等)若しくは個数(1
0個に限定する等)等である。
【0038】また、別のコンテンツとしては、楽曲や画
像等のマルチメディアコンテンツが挙げられる。このよ
うなマルチメディアコンテンツの場合の使用条件として
は、上記と同様の使用期限、使用回数の他、多数の楽曲
を収録するアルバムの場合には聞ける楽曲のタイトルや
個数等である。
【0039】前記コンテンツ使用監視情報格納部11
(図2)は、ユーザ4に実際に配布された各コンテンツ
の使用条件の情報を、前記ユーザ情報(ユーザID等)
に関連付けて格納するものである。この情報を利用する
ことで、ユーザの使用権限(日数や使用回数)が残存し
ているかを監視・管理することができる。
【0040】一方、前記プログラム格納部18は、メイ
ンプログラム22の他、コンテンツの使用条件提示・選
択部23と、課金額決定部24と、コンテンツ使用申込
受付部25と、コンテンツ加工部26と、コンテンツ暗
号処理部27と、コンテンツ配布部28と、有効期限付
復号鍵生成部29と、復号鍵発行部30と、コンテンツ
使用条件確認部31と、使用条件更新・変更可否判断部
32とからなる。
【0041】前記コンテンツ使用条件提示・選択部23
は、前記ホストコンピュータ2に設置されたWEBサイ
トにアクセスしたユーザ4に対して、前記コンテンツ情
報格納部20に格納されているコンテンツの種類や設定
可能な条件、料金体系の情報を一覧的に提示する。図4
〜図6は、このとき提示する使用条件等の例を示したも
のである。
【0042】ここで、図4は、単一のコンテンツを使用
する場合の使用条件を示す図である。この例では、コン
テンツAの使用料金(計算アルゴリズム)は、期間及び
何本纏めて使用するかに応じて可変するように設定され
ている。
【0043】図5は、複数の楽曲を収録するアルバムを
使用する場合の使用条件を示す図である。この例では、
アルバムに収録された楽曲の使用形態及び使用期間に応
じて使用料金が可変するようになっている。
【0044】図6は、複数の機能を奏するコンピュータ
ソフトウエアプログラムを使用する場合の使用条件を示
す図である。この例では、使用する機能をユーザのレベ
ルに応じて選択することができるようになっており、機
能の選択及び使用期間の組合せに応じて使用料金が可変
するようになっている。
【0045】ユーザ4は、このような画面を通じて、使
用したいコンテンツ及びその使用条件の組合せを、その
使用料金と比較考慮して決定・選択することができる。
そして、このような画面を通し、リーゾナブルなディス
カウント料金体系を提示することで、ユーザのコンテン
ツ使用意欲を刺激することが可能になる。
【0046】前記課金額決定(更新)部15は、上記画
面等を通して選択されたコンテンツ使用条件及び、前記
コンテンツ情報格納部20に格納された料金体系(料金
計算アルゴリズム(図4〜図6参照))に基づいて、当
該コンテンツ使用に対する課金額を計算し、ユーザ4に
対して提示する。このようにして計算された金額は図4
〜図6に示すように、上記使用条件選択画面中に表示さ
れるようになっていることが好ましい。また、後述する
ように、ユーザ4が既にそのコンテンツを使用している
場合には、前記コンテンツ使用監視情報格納部21に格
納された既存の使用管理情報に基づいてそのことが判断
され、図4〜図6の画面を通して使用条件の更新及び変
更を受付けるようになっている。この場合には、前記課
金額決定部24は、更新/変更用の料金計算アルゴリズ
ムに基づいて課金額を計算しユーザに提示する。
【0047】前記コンテンツ使用申込受付部25は、ユ
ーザ4からの最終的なコンテンツ使用申込を受付ける機
能を有するもので、この際にユーザ4の認証を行うと共
に課金処理を実行する。そして、申込が正当に終了した
コンテンツ使用申込の情報を前記コンテンツ使用監視情
報格納部21に格納する。
【0048】コンテンツ加工部26は、前記で特殊な使
用条件が指定された場合、例えば、図4の例で3つのコ
ンテンツの使用を纏めるよう指定した場合に、各コンテ
ンツを分離して複製することができないように規制する
ため、前記3つのコンテンツを1つのコンテンツに纏め
る等、コンテンツを加工する機能を有する。また、図6
でソフトウエアの機能が制限された場合、その機能を制
限するためのプログラムコードをアクティブにする機能
を奏する。
【0049】前記コンテンツ暗号処理部27は、配布す
るコンテンツをそのままではユーザ4が使用できない形
態に変換するものである。暗号化の形式は特に問わない
が、この実施形態では、一旦復号化して使用可能になっ
た場合でも、コンテンツの使用を終了させると再び暗号
化された状態に戻るように動作するように変換される。
【0050】前記コンテンツ配布部28は、コンテンツ
暗号処理部27で暗号化されたコンテンツをユーザ端末
PC5に配信するものである。ここで、配布されるコン
テンツはユーザ4がネットワーク上でダウンロードする
際の利便性を考慮して、圧縮ファイルの形式で配布する
ことが好ましい。
【0051】前記有効期限付復号鍵生成部29は、ユー
ザ4が設定した使用期限や使用回数の情報に基づいて、
前記コンテンツ暗号処理部27で暗号化されたコンテン
ツを所定の期間若しくは所定の回数に限って復号化でき
る有効期限付きの復号鍵を生成するものである。
【0052】前記復号鍵発行部30は、復号鍵生成部2
9で生成された有効期限付きの復号鍵を、前記ユーザ端
末PC5に対して発行するものである。
【0053】また、前記コンテンツ使用条件確認部31
は、前記ユーザ4がコンテンツの使用を更新したい場合
及び使用条件を更新したい場合に、前記コンテンツ使用
監視情報格納部21から既存のコンテンツ使用条件を取
り出してユーザに提示する。使用条件を更新若しくは変
更したいユーザ4は、前述したように、図4〜図6の画
面を通して更新や変更にかかる使用条件の入力を行う。
このような更新や変更が可能であるかは、前記使用条件
更新・変更可否判断部32が、前記コンテンツ情報格納
部20に格納された更新条件に基づいて判断する。
【0054】なお、以上の構成要素13〜19は、実際
には、コンピュータシステムに接続されたハードディス
ク等の記憶媒体に確保された領域及びこの領域にインス
トールされたソフトウエアプログラムモジュールであ
り、前記CPU12によってRAM13上に適宜読み出
され実行されることで、この発明の機能を奏するように
なっている。
【0055】次に、以上のように構成されたシステム1
の処理フローを図7に基づいて説明する。なお、図中の
S1〜S12は処理ステップを示し、以下の説明におけ
る各ステップS1〜S12に対応する。
【0056】まず、ユーザ4が、前記WEBサーバ上
で、上述したように希望するコンテンツの種類、使用条
件を入力し、課金額を確認した上で当該コンテンツの使
用を申込む(ステップS1)。
【0057】システム1は、ユーザ4からの申込みを受
付ける際、受け取ったユーザ情報等を前記ユーザ情報格
納部19に格納すると共に(ステップS2)、必要に応
じて正規のユーザかどうかの認証を行う(ステップS
3)。
【0058】次いで、また、課金額の決定は、前記課金
額決定部24が前記コンテンツ情報格納部20に格納さ
れた情報に基づいて行う(ステップS4)。
【0059】次に、前記コンテンツ加工部26が、必要
に応じて、コンテンツの機能を制限したり、複数のコン
テンツを纏めたりする等の加工を行った後、前記コンテ
ンツ暗号処理部27がこのコンテンツを暗号化する(ス
テップS5)。
【0060】これと同時に、ユーザ4が設定したコンテ
ンツの使用期限や使用回数の情報(コンテンツ使用監視
情報格納部21)に基づいて、前記有効期限付復号鍵生
成部29が復号鍵を生成する(ステップS6)。
【0061】生成された復号鍵は、前記復号鍵発行部3
0によってコンテンツ配布部28に発行される(ステッ
プS7)。
【0062】コンテンツ配布部28は、暗号化されたコ
ンテンツと、これを復号化する復号鍵とをユーザ端末P
C5に対して配布する(ステップS8)。この時、コン
テンツの使用に対する課金額やユーザ4が申込時に指定
した決裁方法などの情報も確認のために併せて送信する
ことが好ましい。
【0063】ユーザ4は、配布されたコンテンツ及び復
号鍵を端末PC5にダウンロードし、必要に応じて圧縮
ファイルを解凍した上で、端末PC5上にインストール
する(ステップS9)。
【0064】インストールしたコンテンツを使用したい
場合には、ユーザ4は復号鍵を使用して暗号化されたコ
ンテンツを復号化する(ステップS10、S11)。ユ
ーザ4は、この暗号化されたコンテンツを使用する度に
復号鍵を使って復号化する処理を行う必要がある。この
ため、前記コンテンツは、自動的に前記復号鍵を検索し
読み込んで自己複合化して実行されるように加工されて
いることが好ましい。
【0065】そして、前記コンテンツ若しくは復号鍵
は、ユーザ4からコンテンツの復号化の指示が出される
度に設定されている有効期限を経過したかどうかを判断
する(ステップS12)。判断した結果、使用期限を経
過している場合には「期限が経過している」旨のメッセ
ージをユーザ端末PC5の画面上に表示する(ステップ
S13)。これによってコンテンツの使用が終了する。
【0066】なお、使用期限の終了が迫っている場合に
は、残りの使用日数若しくは回数がユーザ端末PC5上
に表示されるようになっていることが好ましい。この場
合、この実施形態では、ユーザ4はコンテンツの使用期
限を更新したり使用条件を変更することができるように
なっている。ユーザ4から使用使用条件の更新や変更の
要求があった場合も上記と同様の処理が行われる。
【0067】すなわち、ユーザ4から使用期限の更新
(延長)の要求があると(ステップS1’)、前記使用
条件更新・変更可否判断部32がその可否を判断したあ
と、更新を希望する使用期限の情報がコンテンツ使用監
視情報格納部11に格納され、更新される使用期限に基
づいて課金額が更新される(ステップS4’)。そして
ユーザ4には有効期限が更新された復号鍵が配信される
と共に、更新された課金額が通知される(ステップS
8’)。
【0068】(第2の実施の形態)次に、図8に示す概
略構成図及び図9〜図10のフロー図に基づいて、本発
明の第2の実施の形態を説明する。なお、図8に示す構
成要素のうち、前記第1の実施形態と同様の構成要素に
ついては同一の符号を付してその説明は省略する。ま
た、図9はコンテンツの配布の申込からユーザ端末PC
5にコンテンツのインストールが許諾されるまでの工程
を示し、図10はユーザ端末PC5にコンテンツがイン
ストールされてから使用期限が経過してコンテンツファ
イルが消去されるまでの工程を示す。なお、図中のS2
0〜S37は処理ステップを示し、以下の説明における
ステップS20〜S37に対応する。
【0069】この第2の実施の形態は、配布するコンテ
ンツと共に使用条件監視手段としての監視モジュールを
ユーザ4の端末PC5にインストールし、ユーザ4の端
末PC5内で実行させ、コンテンツの使用期限を監視さ
せる点に特徴を有する。このため、この実施形態のシス
テム1’は、図8に示すように、監視モジュール作成部
33を有する。
【0070】まず、このシステム1は図9に示すように
WEBサーバを通じてユーザ4からコンテンツ配布の申
込を受付ける(ステップS20)。この工程は前記第1
の実施の形態と同様である。
【0071】ユーザ4からの申込を受付けると、前記監
視モジュール作成部33によってコンテンツ使用監視モ
ジュールが作成される(ステップS21)。このコンテ
ンツ使用監視モジュールは、配布されるコンピュータソ
フトウェアとは別であっても一部を構成するものであっ
ても良い。そして、このコンテンツ使用監視モジュール
は、初めて前記コンテンツが実行される際に、コンテン
ツの使用期間の回数カウントを開始し、かつ、マルチメ
ディアコンテンツやソフトウエアの機能を設定された使
用条件に基づいて制限する機能を奏する。また、このコ
ンテンツ使用監視モジュールは、使用期限や回数の監
視、すなわち期限管理に必要な情報を収集し、期限経過
を判断し、期限経過後のコンテンツやソフトウエアをユ
ーザ端末PC5から消去する機能を有する。
【0072】上記監視モジュールが作成されると、この
監視モジュールがユーザ4の端末PC5に送信され、イ
ンストールされる(ステップS22)。このようにコン
テンツが配布される前もしくはそれと同時に前記のよう
な監視モジュールがインストールされこのモジュールが
ないと前記コンテンツを実行できないように構成してお
くことで前記使用条件の監視を確実に行うことができ
る。
【0073】すなわち、ユーザ端末PC5から監視モジ
ュールのインストールが完了した旨の通知を受信した後
に(ステップS23)、コンテンツを配布する(ステッ
プS24)。前記第1の実施の形態と同様に、配布され
るコンテンツは予め圧縮されていることが好ましい。
【0074】コンテンツが配布される際には、このコン
テンツ(製品)のIDも同時にユー−ザ端末PCに送信
され、かつこの製品IDを前記監視モジュールに記録す
るよう指示が出される(ステップS25)。指示に従っ
て監視モジュールに製品IDが記録されることにより、
既に配布(ダウンロード)されているユーザ端末PCに
コンテンツをインストールすることが許諾される。
【0075】次いで、図10に示すように、コンテンツ
のインストールが開始されると(ステップS26)、イ
ンストールの実施日時が前記監視モジュールに自動的に
記録され、かつWEBサーバに送信される(ステップS
27)。監視モジュールは、この記録されたインストー
ルの実施日時を基準にして使用期限を監視するものであ
っても良いし、前記コンテンツの初めての実行日を基準
にして使用期限を監視するものであっても良い。
【0076】また、コンテンツのインストールが開始さ
れると、格納パス付きファイル名一覧も同時に作成され
(ステップS28)、監視モジュールに記録される。こ
れは、監視モジュールがコンテンツの使用期限が複製の
有無を監視するために、当該コンテンツがユーザ端末P
Cのハードディスクなどのエリアに格納されたかを把握
しておく必要があるからである。
【0077】このようにしてコンテンツのインストール
が完了すると、ユーザ4は自分の端末PC5上でコンテ
ンツを使用することが可能になる(ステップS29、S
30)。
【0078】なお、前記したようにコンテンツは圧縮さ
れて配布(ダウンロード)されているため、ユーザ端末
PC5にインストールする前に解凍ソフトで解凍してお
く必要がある。どの時点で解凍するかをユーザの任意に
委ねても良いが、上記工程中のWEBサーバとユーザ端
末PCとの情報のやり取りを通じて、コンテンツを逐次
解凍しながらインストールしていけばインストール(解
凍)の時間も負荷も軽減できる。
【0079】次に、ユーザ4がコンテンツを使用する場
合の処理フローを説明する。
【0080】ユーザ4が端末PC上のアイコンをダブル
クリックしてこのコンテンツの起動を指示すると、前記
監視モジュールがブラウザを利用してインターネットに
接続し、WEBサーバから時間の情報を入手して記録す
る(ステップS32)。これは、コンテンツのインスト
ール後初めて起動する時だけでなく、ユーザ4がコンテ
ンツを起動する時は常に同じ処理が行われる。なお、時
間情報の取得はユーザ4に意識させずに行うことが好ま
しい。
【0081】このようにして、監視モジュールはユーザ
がコンテンツを使用(起動)する度にインストールの日
時とコンテンツの使用日時と使用期限日時とを比較して
使用期限を経過していないかを常に判断する(ステップ
S33)。
【0082】判断した結果、使用期限を経過している場
合には「期限が経過していること」及び「コンテンツフ
ァイルを消去すること」をユーザ端末PCの画面上に表
示した後(ステップS34)、前記格納パス付きファイ
ル名一覧を基にして該当するファイルを抽出し消去する
(ステップS35)。これによってコンテンツの配布サ
ービスが終了する。
【0083】一方、前記監視モジュールは、コンテンツ
のインストールが完了した直後から、ユーザ4によるコ
ンテンツファイルの複製も監視している(ステップS3
6)。
【0084】監視モジュールによって複製が確認された
場合には、複製先の格納パス付きファイル名一覧が作成
されて監視モジュールに自動的に記録される。これによ
り、複製したコンテンツファイルも元のファイルと同様
に監視モジュールによって使用期限経過後に抽出されて
消去されることになる。なお、前記監視モジュールは、
コンテンツの複製を監視し、このような複製を制限する
機能を奏するものであっても良い。
【0085】また、前記ユーザ4が、前記コンテンツの
使用条件を更新若しくは変更した場合には、この監視モ
ジュールも新たに作成され、ユーザ4に配布されること
により、この新たな条件によりコンテンツの使用が監視
されることになる。
【0086】なお、本発明は、上記一実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。
【0087】例えば、上記の実施の形態においては、使
用期限を監視する手段として有効期限付きの復号鍵や監
視モジュールを利用した例を示したが、これ以外にも以
下のような方法でコンテンツの使用期限を監視しても良
い。
【0088】1)自動削除ソフトを同時配布する方法 この方法は、提供するコンテンツ自体には何ら制限を設
けず、コンテンツのダウンロードと同時にコンテンツの
自動削除ソフトも配布するものである。自動削除ソフト
は、前記第2の実施の形態で説明した監視モジュール
を、コンテンツとは別個のソフトウエアとしてインスト
ールさせるものである。この方法は、コンテンツがコン
ピュータプログラム以外で、監視モジュールを内蔵させ
ることが不可能又は困難な場合に採用できる。
【0089】2)期限チェックソフトを同時に配布する
方法 提供するコンテンツ自体には何ら制限を設けず、コンテ
ンツのダウンロードと同時にコンテンツの使用期限のチ
ェックソフトも配布する方法である。この使用期限のチ
ェックソフトは、いわゆるウィルスチェッカーのよう
に、配布されたコンテンツが開かれる度に使用期限テー
ブルのファイル名と照合し、一致した場合にはファイル
の使用を中止(禁止)することによって、コンテンツの
使用期限を監視する機能を奏する。
【0090】3)本発明のサービスに対応した再生機器
のみにコンテンツを配布する方法 上記実施形態では、ソフトウエアのみでコンテンツの使
用条件の監視を行うものであったが、この場合にはダウ
ンロードしなければならないデータの容量が大きくなり
すぎる可能性があり、携帯端末等で回線速度に制限があ
るものにおいては、この点が懸念される。しかしなが
ら、サーバから送信される所定のコード(契約情報等)
によって前記コンテンツの使用条件を監視する機能を奏
する再生機器を利用することでこの問題は解消され、ま
た、コンテンツの複製禁止や使用条件の更新/変更等も
サーバ側で行えるため容易になる。
【0091】また、上記一実施形態では、コンテンツの
使用料金を支払うユーザと、コンテンツの配布先のユー
ザが同一であったが、これに限定されるものではない。
例えば、送り主Xが友人Yの誕生日に日付または回数を
指定して所定のコンテンツ(メッセージ入り動画や音楽
等)を送って欲しいと申し出て、その送り主が使用料金
を支払うようになっていても良い。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばネット配布されるコンテンツについて、ユーザの
嗜好に合致した使用条件での使用を可能にするコンテン
ツ配布システム及び配布方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略イメージを示す図。
【図2】本発明の実施の形態の概略構成を示す図。
【図3】同じく、コンテンツ情報の構成を示す図。
【図4】同じく、ユーザに示されるコンテンツの使用条
件入力画面の例を示す図。
【図5】同じく、ユーザに示されるコンテンツの使用条
件入力画面の例を示す図。
【図6】同じく、ユーザに示されるコンテンツの使用条
件入力画面の例を示す図。
【図7】同じく、処理フローを示す図。
【図8】この発明の第2の実施形態を示す概略構成図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の処理フローを示す
図で、申込の受付からコンテンツのインストールの許諾
までを示す図。
【図10】同、コンテンツのインストール以降の処理を
示すフロー図。
【符号の説明】
1…コンテンツ配布システム 2…ホストコンピュータ 3…インターネット網 4…ユーザ 5…ユーザ端末PC 11…コンテンツ使用管理情報格納部 12…CPU 13…RAM 14…通信デバイス 15…入出力装置 16…バス 17…データ格納部 18…プログラム格納部 19…ユーザ情報格納部 20…コンテンツ情報格納部 21…コンテンツ使用監視情報格納部 22…メインプログラム 23…コンテンツ使用条件提示・選択部 24…課金額決定部 25…コンテンツ使用申込受付部 26…コンテンツ加工部 27…コンテンツ暗号処理部 28…コンテンツ配布部 29…有効期限付復号鍵生成部 30…復号鍵発行部 31…コンテンツ使用条件確認部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 9/06 660C

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザからコンテンツの使用要求を受
    け、当該コンテンツをユーザに配布するためのコンテン
    ツ配布システムであって、 ユーザに当該コンテンツに関する選択可能な使用条件を
    提示する使用条件提示手段と、 ユーザから希望する使用条件を受付ける希望使用条件受
    付手段と、 前記コンテンツについて、ユーザが入力した使用条件を
    設定する使用条件設定手段と、 前記ユーザから受付けた使用条件に応じて当該ユーザの
    コンテンツ使用に対する課金額を決定する課金手段とを
    有することを特徴とするコンテンツ配布システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテンツ配布システム
    において、 複数のコンテンツを選択させる手段と、 複数のコンテンツを分離複製不能に組み合わせる手段
    と、を有し、 前記課金手段は、前記組み合わせたコンテンツの数と前
    記使用条件とに応じて当該ユーザのコンテンツ使用に対
    する課金額を算出するものであることを特徴とするコン
    テンツ配布システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンテンツ配布システム
    において、 前記課金手段は、前記課金額の算出に際し、各コンテン
    ツを個々に配布する場合と、複数組み合わせて配布する
    場合とで、異なる計算アルゴリズムを適用するものであ
    ることを特徴とするコンテンツ配布システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコンテンツ配布システム
    において、 前記ユーザから前記コンテンツに設定した使用条件の変
    更要求を受付ける使用条件変更受付手段と、 前記コンテンツについて、ユーザの変更前の使用条件に
    基づいて当該変更が可能であるかを判断する変更可否判
    断手段と、をさらに有し、 前記使用条件設定手段は、前記変更可否判断手段によっ
    て変更が可能であると判断された場合、前記コンテンツ
    について変更後の使用条件を設定するものであることを
    特徴とするコンテンツ配布システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコンテンツ配布システム
    において、 前記課金手段は、前記使用条件変更前の課金額と、変更
    後の使用条件とに基づいて前記ユーザに対する課金額を
    算出するものであることを特徴とするコンテンツ配布方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記使用条件は、前記コンテンツの機能についての使用
    条件を含むものであることを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のシステムにおいて、 前記コンテンツは、複数の機能を有するコンピュータソ
    フトウエアプログラムであり、 前記使用条件には、使用可能にするソフトウエア機能の
    種別若しくは個数若しくはその両方が含まれることを特
    徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のシステムにおいて、 前記コンテンツは、複数の楽曲若しくは映像若しくはそ
    の両方を含むものであり、 前記使用条件には、前記複数の楽曲、映像のうち、使用
    可能にする映像、楽曲のタイトル若しくは個数若しくは
    その両方が含まれることを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記ユーザからの要求に応じて、前記使用条件の選択可
    能な更新条件を提示する更新条件提示手段と、 ユーザから希望する更新条件を受付ける更新条件受付手
    段と、 前記コンテンツについて、前記ユーザが入力した使用条
    件の更新条件を設定する更新条件設定手段とをさらに有
    することを特徴とするシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のシステムにおいて、 前記課金手段は、前記ユーザが入力した使用条件の更新
    条件に応じて当該ユーザに対するさらなる課金額を決定
    する手段を有するものであることを特徴とするシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記ユーザの要求に応じて、当該ユーザに配布したコン
    テンツの使用条件を表示する使用条件表示手段をさらに
    有することを特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記使用条件は前記コンテンツの使用期限若しくは使用
    回数を含むものであることを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記使用条件設定手段は、 前記ユーザ、前記コンテンツ及び前記設定した使用条件
    とを関連付けて格納する使用条件格納手段を有するもの
    であることを特徴とするシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のシステムにおいて、 前記使用条件設定手段は、 前記設定した使用条件に基づいて、前記ユーザの前記コ
    ンテンツの使用を監視する監視手段をさらに有するもの
    であることを特徴とするシステム。
  15. 【請求項15】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記コンテンツを暗号化するコンテンツ暗号処理手段
    と、 前記暗号化されたコンテンツを、設定された使用期限に
    限って復号化することができる有効期限付きの復号鍵を
    生成する復号鍵生成手段とを有することを特徴とするシ
    ステム。
  16. 【請求項16】 ユーザからコンテンツの使用要求を受
    け、当該コンテンツをユーザに配布するためのコンテン
    ツ配布方法であって、 ユーザに当該コンテンツに関する選択可能な使用条件を
    提示する使用条件提示工程と、 ユーザから希望する使用条件を受付ける希望使用条件受
    付工程と、 前記コンテンツについて、ユーザが入力した使用条件を
    設定する使用条件設定工程と、 前記ユーザから受付けた使用条件に応じて当該ユーザの
    コンテンツ使用に対する課金額を決定する課金工程とを
    有することを特徴とするコンテンツ配布方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のコンテンツ配布方法
    において、 複数のコンテンツを選択させる工程と、 複数のコンテンツを分離複製不能に組み合わせる工程
    と、を有し、 前記課金工程は、前記組み合わせたコンテンツの数と前
    記使用条件とに応じて当該ユーザのコンテンツ使用に対
    する課金額を算出するものであることを特徴とするコン
    テンツ配布方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のコンテンツ配布方法
    において、 前記課金工程は、前記課金額の算出に際し、各コンテン
    ツを個々に配布する場合と、複数組み合わせて配布する
    場合とで、異なる計算アルゴリズムを適用するものであ
    ることを特徴とするコンテンツ配布方法。
  19. 【請求項19】 請求項16記載のコンテンツ配布方法
    において、 前記ユーザから前記コンテンツに設定した使用条件の変
    更要求を受付ける使用条件変更受付工程と、 前記コンテンツについて、ユーザの変更前の使用条件に
    基づいて当該変更が可能であるかを判断する変更可否判
    断工程と、をさらに有し、 前記使用条件設定工程は、前記変更可否判断工程によっ
    て変更が可能であると判断された場合、前記コンテンツ
    について変更後の使用条件を設定するものであることを
    特徴とするコンテンツ配布方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のコンテンツ配布方法
    において、 前記課金工程は、前記使用条件変更前の課金額と、変更
    後の使用条件とに基づいて前記ユーザに対する課金額を
    算出するものであることを特徴とするコンテンツ配布方
    法。
  21. 【請求項21】 請求項16記載の方法において、 前記使用条件は、前記コンテンツの機能についての使用
    条件を含むものであることを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の方法において、 前記コンテンツは、複数の機能を有するコンピュータソ
    フトウエアプログラムであり、 前記使用条件には、使用可能にするソフトウエア機能の
    種別若しくは個数若しくはその両方が含まれることを特
    徴とする方法。
  23. 【請求項23】 請求項21記載の方法において、 前記コンテンツは、複数の楽曲若しくは映像若しくはそ
    の両方を含むものであり、 前記使用条件には、前記複数の楽曲、映像のうち、使用
    可能にする映像、楽曲のタイトル若しくは個数若しくは
    その両方が含まれることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項16記載の方法において、 前記ユーザからの要求に応じて、前記使用条件の選択可
    能な更新条件を提示する更新条件提示工程と、 ユーザから希望する更新条件を受付ける更新条件受付工
    程と、 前記コンテンツについて、前記ユーザが入力した使用条
    件の更新条件を設定する更新条件設定工程とをさらに有
    することを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の方法において、 前記課金工程は、前記ユーザが入力した使用条件の更新
    条件に応じて当該ユーザに対するさらなる課金額を決定
    する工程を有するものであることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項16記載の方法において、 前記ユーザの要求に応じて、当該ユーザに配布したコン
    テンツの使用条件を表示する使用条件表示工程をさらに
    有することを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 請求項16記載の方法において、 前記使用条件は前記コンテンツの使用期限若しくは使用
    回数を含むものであることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項16記載の方法において、 前記使用条件設定工程は、 前記ユーザ、前記コンテンツ及び前記設定した使用条件
    とを関連付けて格納する使用条件格納工程を有するもの
    であることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の方法において、 前記使用条件設定工程は、 前記設定した使用条件に基づいて、前記ユーザの前記コ
    ンテンツの使用を監視する監視工程をさらに有するもの
    であることを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項16記載の方法において、 前記コンテンツを暗号化するコンテンツ暗号処理工程
    と、 前記暗号化されたコンテンツを、設定された使用期限に
    限って復号化することができる有効期限付きの復号鍵を
    生成する復号鍵生成工程とを有することを特徴とする方
    法。
  31. 【請求項31】 コンピュータシステムによって実行さ
    れ、ユーザからコンテンツの使用要求を受け、当該コン
    テンツをユーザに配布するためのコンピュータソフトウ
    エアプログラムであって、 ユーザに当該コンテンツに関する選択可能な使用条件を
    提示する使用条件提示手段と、 ユーザから希望する使用条件を受付ける希望使用条件受
    付手段と、 前記コンテンツについて、ユーザが入力した使用条件を
    設定する使用条件設定手段と、 前記ユーザから受付けた使用条件に応じて当該ユーザの
    コンテンツ使用に対する課金額を決定する課金手段とを
    有することを特徴とするコンピュータソフトウエアプロ
    グラム。
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