JP2002320285A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2002320285A
JP2002320285A JP2001121027A JP2001121027A JP2002320285A JP 2002320285 A JP2002320285 A JP 2002320285A JP 2001121027 A JP2001121027 A JP 2001121027A JP 2001121027 A JP2001121027 A JP 2001121027A JP 2002320285 A JP2002320285 A JP 2002320285A
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JP
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control
line
unit
wireless
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JP2001121027A
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English (en)
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Junichiro Otsuji
淳一郎 大辻
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御がTM/TC親局装置ばかりでなくTM
/TC子局装置主導で行われる通信システムにあって
も、適切な切り換え及びデータ通信を行う。 【解決手段】 観測対象から観測データを取得する取得
手段と、制御対象に関する制御を行う制御手段とを具備
し、外部からの制御と自局主導により前記取得手段と前
記制御手段を動作させるTM/TC子局装置2と、前記
TM/TC子局装置2を制御すると共に前記観測データ
を受け取るTM/TC親局装置1と、前記TM/TC子
局装置2と前記TM/TC親局装置1との間の常態通信
に使用される有線回線及び前記有線回線の不具合の場合
に使用される無線回線と、前記TM/TC子局装置2に
備えられ、前記観測データ以外の所定信号を、前記有線
回線の状態に関わりなく前記無線回線を用いてTM/T
C親局装置1へ送信する応答手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレメータ/テ
レコントロール(以下、TM/TCと称す)システムな
どのように、親局と子局が通信を行う通信システムに関
し、特に制御が親局ばかりでなく子局主導でも行われる
通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のTM/TCシステムにあっては、
有線回線または無線回線を用いてデータ監視及び制御を
行っていたが、回線の切断等の不具合が発生すると、デ
ータの欠測が生じたり、制御が不可能となるなどシステ
ムの運用を適切に行えなくなるという問題が生じてい
た。
【0003】そこで、有線回線と無線回線の両方を採用
し、一方の回線を予備用として用いる通信システムが例
えば特開平8−149582号や特開平10−3200
30号などに示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
通信システムにあっては回線に異常が生じた場合の回線
切り換えを行うものの、制御が親局ばかりでなく子局主
導で行われる場合に適切な切り換え及びデータ通信が行
われるようにするものではなく、不十分なものであっ
た。
【0005】本発明は上記のような従来の通信システム
における問題点を解決せんとしてなされたもので、その
目的は、制御が親局ばかりでなく子局主導で行われる通
信システムにあっても、適切な切り換え及びデータ通信
を行うことの可能な通信システムを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
通信システムは、観測対象から観測データを取得する取
得手段と、制御対象に関する制御を行う制御手段とを具
備し、外部からの制御と自局主導により前記取得手段と
前記制御手段を動作させる子局と、前記子局を制御する
と共に前記観測データを受け取る親局と、前記子局と前
記親局との間の常態通信に使用される有線回線及び前記
有線回線の不具合の場合に使用される無線回線と、前記
子局に備えられ、前記観測データ以外の所定信号を、前
記有線回線の状態に関わりなく前記無線回線を用いて親
局へ送信する応答手段とを具備することを特徴とする。
これにより、外部からの制御と自局主導により観測対象
から観測データを取得する取得手段及び、制御対象に関
する制御を行う制御手段を動作させる子局において、有
線回線の状態に関わりなく無線回線を用いて親局へ観測
データ以外の所定データを送信するようになる。
【0007】本発明の請求項2に係る通信システムは、
前記子局には、所定の観測時に観測データを前記有線回
線を介して送信する子局有線送信手段が具備され、前記
親局には、前記観測データが適切に受信できなかった場
合に、前記無線回線を介して観測データの要求を行うデ
ータ要求手段が具備されていることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る通信システムは、
前記子局には、前記データ要求手段による要求を受け
て、観測データを前記無線回線を介して送信する子局無
線送信手段が具備されていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係る通信システムは、
前記親局には、前記子局に対して前記有線回線を介して
前記制御対象への制御要求を送信する親局有線送信手段
と、前記制御要求を適切に送信できなかった場合に、前
記無線回線を介して前記制御対象への制御要求を送信す
る親局無線送信手段とが具備されていることを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項5に係る通信システムは、
前記子局には、前記親局無線送信手段による要求を受け
て、観測データを前記無線回線を介して送信する子局無
線送信手段が具備されていることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項6に係る通信システムは、
前記子局は、前記制御手段対して制御要求を送出する送
出手段と、この制御要求に対して前記制御手段から得ら
れる応答信号を前記所定信号として、前記無線回線を用
いて親局へ送信する応答手段とを具備することを特徴と
する。
【0012】本発明の請求項7に係る通信システムは、
前記子局には、前記送出手段により送出された制御要求
に対応する観測対象の変化に基づく観測データを前記取
得手段より得て、前記有線回線を介して送信する子局有
線送信手段と、この子局有線送信手段により前記有線回
線を介して行われる送信が適切にできなかった場合に、
前記無線回線を介して前記観測データを親局へ送信する
子局無線送信手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
に係る通信システムを説明する。各図において同一の構
成要素には、同一の符号を付し重複する説明を省略す
る。図1には、TM/TCシステムが示されている。こ
のTM/TCシステムでは、XX事務所に設置されたT
M/TC親局装置1と、XXXX水門に設けられたTM
/TC子局2とがXXX中継局3(中継局は複数でも良
い)を介して無線回線により、或いは有線回線である専
用回線4を介して通信を行う。TM/TC子局装置2は
複数局(例えば6局)設けられるが、いずれも基本的に
同一の構成を備え、同一の動作を行うので、ここでは1
局を代表として説明する。
【0014】TM/TC親局装置1には、TM/TC子
局装置2を制御し、観測データを収集する親局監視制御
部11、無線回線側を用いた制御や観測データ収集を行
うAL(アラーム)監視制御装置12が備えられてい
る。
【0015】親局監視制御部11はルータ/モデム13
を用い専用回線4を介して通信を行い、一方、AL監視
制御装置12は多重無線装置14を用い無線回線を介し
て通信を行う。TM/TC親局装置1は電源部15から
電力を受けており、親局監視制御部11にはプリンタ
(LBP)16と無停電電源装置(UPS)17が接続
されている。
【0016】TM/TC子局装置2には、子局監視制御
部21が設けられており、子局監視制御部21には観測
対象である地震設備31が接続されると共にハブ(HU
B)24と入出力処理部25を介して制御対象と観測対
象であるゲート設備32及び水位計設備33が接続され
ている。
【0017】TM/TC子局装置2には警報装置22が
設けられ、警報装置22には制御対象と観測対象である
スピーカ34、マイクロフォン35、回転灯37が接続
された回転灯制御盤36に接続されている。
【0018】TM/TC子局装置2には、無線回線を用
いるために送受信機23が設けられ、専用回線4を用い
るためにルータ/モデム26が設けられている。TM/
TC子局装置2は電源部27から電力を受けており、子
局監視制御部21には無停電電源装置(UPS)28が
接続されている。
【0019】上記において、子局監視制御部21と警報
装置22は、観測対象から観測データを取得する取得手
段、制御対象に関する制御を行う制御手段を構成する。
【0020】以上のように構成されたTM/TCシステ
ムにおいて、所定時観測における伝送シーケンスは図2
に示されるように行われる。このときTM/TC子局装
置2は図3に示されるフローチャートにより処理を行
い、TM/TC親局装置1は図4に示されるフローチャ
ートにより処理を行う。
【0021】つまり定時には、図2のS101に示され
るようにゲート設備32等から観測データや状況(S
V)が入出力処理部25へ収集され、入出力処理部25
から子局監視制御部21へ送られる(S102)。この
データ等は、子局監視制御部21において保持されると
共にルータ/モデム26から専用線4を介してTM/T
C親局装置1の親局監視制御部11へ送信される(S1
03,図3のS1)。このように、TM/TC子局装置
2には、所定の観測時に観測データを有線回線を介して
送信する子局有線送信手段が具備されている。
【0022】これに対し、TM/TC親局装置1の親局
監視制御部11は、図4に示すように有線回線によりデ
ータを受信し(S11)、受信したデータのチェック等
を行いエラーの発生(回線断によるデータの不到来を含
む)があったかを判断する(S12)。このステップS
12においてエラーが発生していないことを検出した場
合にはエンドとなり、ステップS12においてエラーが
発生していることを検出した場合には、無線系の起動を
行う(S13)。
【0023】上記図4におけるステップS13の動作
は、図2においては、親局監視制御部11がAL監視制
御装置12へ、中継起動のONを指示し(S104)、
無線回線が使用中であることを示す「他使用中」のON
を指示し(S105)、プレストーク(PT)のONを
指示する(S106)動作である。
【0024】次に、親局監視制御部11は、無線回線を
用いて観測制御の指示を送信する(図4のS14)。こ
のステップS14における動作は、図2においてS10
7〜S109に示される観測制御の送信の動作に対応す
る。このように、TM/TC親局装置1には、観測デー
タが適切に受信できなかった場合に、無線回線を介して
観測データの要求を行うデータ要求手段が具備されてい
る。上記の観測制御の指示の送信に次いで、親局監視制
御部11は、中継起動のOFFを指示し(S110)、
無線回線が使用中であることを示す「他使用中」のOF
Fを指示し(S111)、プレストーク(PT)のOF
Fを指示する(S112)ことにより、送信状態から復
旧する。
【0025】上記に対して、TM/TC子局装置2の子
局監視制御部21は、図3に示されるように無線回線を
介して観測制御が到来したのかを検出しており(S
2)、このステップS2において観測制御の到来が検出
されないときには、タイムアップを検出し(S3)、ス
テップS2へ戻る。
【0026】図2のステップS107からステップS1
09へとシーケンスが進むと、図3のステップS2にお
いて観測制御の到来が検出され、TM/TC子局装置2
の子局監視制御部21は、無線系の起動を行う(S
4)。このステップS4に対応して図2においては、子
局監視制御部21から入出力処理部25へ手動動作の許
可を示す手動動作可をOFFとする指示が与えられ(S
113)、手動動作可をOFFとする指示は更に入出力
処理部25から警報装置22へ与えられる(S11
4)。
【0027】更に、子局監視制御部21から入出力処理
部25へ中継起動をONとする指示が与えられ(S11
5)、中継起動をONとする指示は更に入出力処理部2
5から警報装置22へ与えられる(S116)。
【0028】更に、子局監視制御部21は警報装置22
へプレストークをONとする指示を与え(S117)、
更に保持してある対応のデータ・SVを警報装置22へ
送出する(S118)。このデータ・SVは、無線回線
によりAL監視制御装置12へ送られ(S119)、更
に親局監視制御部11へと与えられる(S120)。こ
のステップS118〜S120は図3においては無線で
対応データを送信する動作(S5)に対応し、図4にお
いては無線で対応データを受信する動作(S15)に対
応する。このようにTM/TC子局装置2には、データ
要求手段による要求を受けて、観測データを無線回線を
介して送信する子局無線送信手段が具備されている。
【0029】データを送信した子局監視制御部21は警
報装置22へプレストークをOFFとする指示を与え
(S121)、子局監視制御部21から入出力処理部2
5へ手動動作の許可を示す手動動作可をONとする指示
が与えられ(S122)、手動動作可をONとする指示
は更に入出力処理部25から警報装置22へ与えられる
(S123)、子局監視制御部21から入出力処理部2
5へ中継起動をOFFとする指示が与えられ(S12
4)、中継起動をOFFとする指示は更に入出力処理部
25から警報装置22へ与えられ(S125)、無線回
線の閉塞処理がなされる。
【0030】またTM/TC親局装置1からの制御動作
にあっては、有線回線が正常であるときには図5に示さ
れるシーケンスにより制御が行われ、これに対し有線回
線が異常であるときには図6に示されるシーケンスによ
り制御が行われる。このとき、TM/TC親局装置1は
図7に示されるフローチャートにより動作を行い、TM
/TC子局装置2は図8に示されるフローチャートによ
り動作を行う。
【0031】まず、TM/TC親局装置1の親局監視制
御部11は、図7に示されるように、有線でAL制御の
指示を送信し(S21)、有線回線による送信が適切に
行えるかを、例えば、キャリア検出等により判断する
(S22)。このステップS22において有線回線によ
る送信が適切に行えることを検出すると、無線回線によ
りALアンサーを受信し(S23)、有線回線によりデ
ータ・SVを受信する(S24)。このようにTM/T
C親局装置1には、TM/TC子局装置2に対して有線
回線を介して制御対象への制御要求を送信する親局有線
送信手段が具備されている。
【0032】上記に対して、TM/TC子局装置2の子
局監視制御部21は、図8に示されるように、AL制御
の指示を受信し(S31)、受信の回線の種類が有線回
線か無線回線かを検出する(S32)。このステップS
32において、有線回線による受信であることを検出す
ると、無線系の起動を行い(S33)、無線でALアン
サーを送信し(S34)、これに次いで有線によりデー
タ・SVを送信する(S35)。このようにTM/TC
子局装置2には、観測データ以外の所定信号を、有線回
線の状態に関わりなく無線回線を用いてTM/TC親局
装置1へ送信する応答手段と備えられている。
【0033】以上のような有線回線が正常の場合におけ
る通信のシーケンスが、図5に示されている。ここで
は、TM/TC親局装置1の親局監視制御部11がTM
/TC子局装置2の子局監視制御部21へ有線でゲート
AL制御(AL制御の一例)の指示を送信する(S13
0)。これを受けて、TM/TC子局装置2の子局監視
制御部21は、入出力処理部25へ上記のゲートAL制
御の指示を送出する(S131)。
【0034】上記子局監視制御部21は無線を起動すべ
く、入出力処理部25へ手動動作の許可を示す手動動作
可をOFFとする指示を与え(S132)、手動動作可
をOFFとする指示は更に入出力処理部25から警報装
置22へ与えられる(S133)。更に、子局監視制御
部21から入出力処理部25へ中継起動をONとする指
示が与えられ(S134)、中継起動をONとする指示
は更に入出力処理部25から警報装置22へ与えられる
(S135)。これにより無線回線の使用が可能となる
ので、AL制御の指示が入出力処理部25から警報装置
22へ与えられる(S136)。
【0035】警報装置22は、アラームのコントロール
により例えばスピーカ34から音声を発生させ、マイク
ロフォン35により収集した対応するALアンサー(音
声による)を無線回線を介して送信する(S137)。
このALアンサーは、AL監視制御装置12が受け取
り、更に親局監視制御部11へ送られる(S138)。
【0036】一方、入出力処理部25は、ゲート設備3
2に対してゲート制御を行い(S139)、これに対応
してゲート設備32からはデータ・SVが返送される
(S140)。これを受けた入出力処理部25は、子局
監視制御部21へ上記データ・SVを送信する(S14
1)。
【0037】子局監視制御部21はこのデータを有線回
線を介してTM/TC親局装置1の親局監視制御部11
へ送信する(S142)。次に子局監視制御部21から
入出力処理部25へ手動動作の許可を示す手動動作可を
ONとする指示が与えられ(S143)、手動動作可を
ONとする指示は更に入出力処理部25から警報装置2
2へ与えられる(S144)、子局監視制御部21から
入出力処理部25へ中継起動をOFFとする指示が与え
られ(S145)、中継起動をOFFとする指示は更に
入出力処理部25から警報装置22へ与えられ(S14
6)、無線回線の閉塞処理がなされる。
【0038】上記のように有線回線が正常である場合に
対し、有線回線が異常である場合には、TM/TC親局
装置1の親局監視制御部11は、図7に示されるよう
に、ステップS22にてNOへ分岐し、無線系の起動を
行い(S25)、有線回線により送信できなかったAL
制御の指示を無線回線により送信し(S26)、無線回
線によりALアンサーを受信し(S27)、無線回線に
よりデータ・SVを受信する(S28)。このように、
TM/TC親局装置1には、制御要求を適切に送信でき
なかった場合に、無線回線を介して前記制御対象への制
御要求を送信する親局無線送信手段が備えられている。
また、TM/TC子局装置2には、親局無線送信手段に
よる要求を受けて、観測データを無線回線を介して送信
する子局無線送信手段が具備されている。
【0039】上記に対して、TM/TC子局装置2の子
局監視制御部21は、図8に示されるように、ステップ
S32において「無線」へ分岐し、無線系の起動を行い
(S36)、無線でALアンサーを送信し(S37)、
これに次いで無線によりデータ・SVを送信する(S3
8)。
【0040】以上のような有線回線が異常の場合におけ
る通信のシーケンスが、図6に示されている。ここで
は、TM/TC親局装置1の親局監視制御部11がTM
/TC子局装置2の子局監視制御部21へ有線でゲート
AL制御(AL制御の一例)の指示を送信するが、適切
に送信できない(S150)ので、親局監視制御部11
がAL監視制御装置12へ、中継起動のONを指示し
(S151)、無線回線が使用中であることを示す「他
使用中」のONを指示し(S152)、プレストーク
(PT)のONを指示する(S153)。
【0041】上記により無線回線を使用可能な状態とな
り、親局監視制御部11は、無線回線を用いてゲートA
L制御の指示をAL監視制御装置12へ与える(S15
4)。このゲートAL制御の指示、図6においてステッ
プS155、S156に示されるように無線回線により
送信され、TM/TC子局装置2の子局監視制御部21
が受け取ることになる。
【0042】親局監視制御部11は、上記ステップS1
54におけるゲートAL制御の指示送出に次いで、無線
回線が使用中であることを示す「他使用中」のOFFを
指示し(S157)、中継起動のOFFを指示し(S1
58)、プレストーク(PT)のOFFを指示する(S
159)ことにより、送信状態から復旧する。
【0043】一方、TM/TC子局装置2の子局監視制
御部21は入出力処理部25へ手動動作の許可を示す手
動動作可をOFFとする指示を与え(S160)、手動
動作可をOFFとする指示は更に入出力処理部25から
警報装置22へ与えられる(S161)。
【0044】更に、子局監視制御部21から入出力処理
部25へ中継起動をONとする指示が与えられ(S16
2)、中継起動をONとする指示は更に入出力処理部2
5から警報装置22へ与えられる(S163)。次に子
局監視制御部21から入出力処理部25へゲートAL制
御の指示が送られ(S164)、これに応えて入出力処
理部25は、警報装置22へAL制御の指示を与える
(S165)。
【0045】上記ステップS165においてAL制御の
指示を受けた警報装置22は、アラームのコントロール
により例えばスピーカ34から音声を発生させ、マイク
ロフォン35により収集した対応するALアンサー(音
声による)を無線回線を介して送信する(S166)。
このALアンサーは、AL監視制御装置12が受け取
り、更に親局監視制御部11へ送られる(S167)。
【0046】また、ゲートAL制御の指示をステップS
164において受けた入出力処理部25は、ゲート設備
32に対してゲート制御を行い(S168)、これに対
応してゲート設備32からはデータ・SVが返送される
(S169)。これを受けた入出力処理部25は、子局
監視制御部21に対して上記データ・SVを送信する
(S170)。
【0047】そこで子局監視制御部21は警報装置22
へプレストークをONとする指示を与え(S171)、
更に上記で得たデータ・SVを警報装置22へ送出する
(S172)。このデータ・SVは、無線回線によりA
L監視制御装置12へ送られ(S173)、更に親局監
視制御部11へと与えられる(S174)。
【0048】データを送信した子局監視制御部21は警
報装置22へプレストークをOFFとする指示を与え
(S175)、子局監視制御部21から入出力処理部2
5へ手動動作の許可を示す手動動作可をONとする指示
が与えられ(S176)、手動動作可をONとする指示
は更に入出力処理部25から警報装置22へ与えられる
(S177)、子局監視制御部21から入出力処理部2
5へ中継起動をOFFとする指示が与えられ(S17
8)、中継起動をOFFとする指示は更に入出力処理部
25から警報装置22へ与えられ(S179)、無線回
線の閉塞処理がなされる。
【0049】地震発生時及びTM/TC子局装置2が自
ら制御動作する場合にあっては、図9に示されるシーケ
ンスにより制御が行われる。このとき、TM/TC子局
装置2は図10に示されるフローチャートにより動作を
行い、TM/TC親局装置1は図11に示されるフロー
チャートにより動作を行う。
【0050】まず、地震が発生すると地震設備31から
状態SVが入出力処理部25へ送られてくる(S18
0)。これを受けた入出力処理部25は、上記状態SV
を子局監視制御部21へ送る(181)。この状態SV
は、後に説明するデータ・SVと同様にしてTM/TC
親局装置1へ送られる。
【0051】次に、オペレータの操作により或いは予め
の設定によりTM/TC子局装置2が自ら制御動作する
ときには、子局監視制御部21がゲートAL制御の指示
を入出力処理部25へ送出する(S182)。
【0052】上記子局監視制御部21は無線を起動すべ
く、入出力処理部25へ手動動作の許可を示す手動動作
可をOFFとする指示を与え(S183)、手動動作可
をOFFとする指示は更に入出力処理部25から警報装
置22へ与えられる(S184)。更に、子局監視制御
部21から入出力処理部25へ中継起動をONとする指
示が与えられ(S185)、中継起動をONとする指示
は更に入出力処理部25から警報装置22へ与えられる
(S186)。これにより無線回線の使用が可能となる
ので、AL制御の指示が入出力処理部25から警報装置
22へ与えられる(S187)。
【0053】警報装置22は、アラームのコントロール
により例えばスピーカ34から音声を発生させ、マイク
ロフォン35により収集した対応するALアンサー(音
声による)を無線回線を介して送信する(S188)。
このALアンサーは、AL監視制御装置12が受け取
り、更に親局監視制御部11へ送られる(S189)。
【0054】以上に対応するTM/TC子局装置2の子
局監視制御部21の動作は、図10に示されるステップ
S41からステップS43に対応し、TM/TC親局装
置1の親局監視制御部11の動作は、図11に示される
ステップS51に対応する。
【0055】つまり、TM/TC子局装置2の子局監視
制御部21がオペレータの操作により或いは予めの設定
により、ゲートAL制御等のAL制御を行い(S4
1)、次に無線系の起動を行って(S42)、無線回線
の確保がなされると無線回線によりALアンサーを送信
するものである(S43)。これに対して、TM/TC
親局装置1の親局監視制御部11は、無線回線によりA
Lアンサーを受信するものである(S51)。このよう
にTM/TC子局装置2には、制御手段対して制御要求
を送出する送出手段と、この制御要求に対して前記制御
手段から得られる応答信号を所定信号として、無線回線
を用いて親局へ送信する応答手段とが具備されている。
【0056】次に、TM/TC子局装置2の子局監視制
御部21がゲートAL制御等のAL制御を行った結果と
してえられたデータ・SVは、図10に示されるように
子局監視制御部21により有線回線を介して送信される
(S44)。このようにTM/TC子局装置2には、送
出手段により送出された制御要求に対応する観測対象の
変化に基づく観測データを取得手段より得て、有線回線
を介して送信する子局有線送信手段が具備されている。
ここで、有線回線により送信ができたかを例えば、キャ
リアの有無などにより検出し(S45)、送信ができた
場合にはエンドとなり、送信ができなかった場合には無
線回線を介してデータ・SVを送信することなる(S4
6)。斯してTM/TC子局装置2には、上記子局有線
送信手段により有線回線を介して行われる送信が適切に
できなかった場合に、無線回線を介して観測データを親
局へ送信する子局無線送信手段が具備されている。
【0057】上記TM/TC子局装置2の主導によるデ
ータ・SVの送信に対応して、TM/TC親局装置1の
親局監視制御部11はデータの到来を待って回線の種類
を検出し(S52)、有線回線から到来した場合には有
線回線を介してデータ受信を行い(S53)、これに対
して無線回線から到来した場合には無線回線を介してデ
ータ受信を行う(S54)。
【0058】以上のTM/TC子局装置2の主導による
データ・SVの送信と、これに対応するTM/TC親局
装置1のデータ受信は、図9におけるステップS190
〜S202のシーケンスにより行われる。つまり、ゲー
トAL制御の指示をステップS182において受けた入
出力処理部25は、ゲート設備32に対してゲート制御
を行い(S190)、これに対応してゲート設備32か
らはデータ・SVが返送される(S191)。これを受
けた入出力処理部25は、子局監視制御部21に対して
上記データ・SVを送信する(S192)。
【0059】そこで子局監視制御部21は、上記のデー
タ・SVを有線回線により親局監視制御部11へと送信
する(S193)。しかし、この送信が適切に行えなか
った場合には、子局監視制御部21は警報装置22へプ
レストークをONとする指示を与え(S194)、更に
上記で得たデータ・SVを警報装置22へ送出する(S
195)。このデータ・SVは、無線回線によりAL監
視制御装置12へ送られ(S196)、更に親局監視制
御部11へと与えられる(S197)。
【0060】データを送信した子局監視制御部21は警
報装置22へプレストークをOFFとする指示を与え
(S198)、子局監視制御部21から入出力処理部2
5へ手動動作の許可を示す手動動作可をONとする指示
が与えられ(S199)、手動動作可をONとする指示
は更に入出力処理部25から警報装置22へ与えられる
(S200)、子局監視制御部21から入出力処理部2
5へ中継起動をOFFとする指示が与えられ(S20
1)、中継起動をOFFとする指示は更に入出力処理部
25から警報装置22へ与えられ(S202)、無線回
線の閉塞処理がなされる。
【0061】以上のようにして、所定時観測における伝
送の際においても、TM/TC親局装置1からの制御動
作による伝送の際においても、更にTM/TC子局装置
2からの制御動作による伝送の際においても、有線回線
が正常な場合と異常な場合とにおいて適切な手順により
回線の切り換え選択が行われ、適切に制御とデータの収
集を行うことが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部からの制御と自局主導により観測対象から観測データ
を取得し、制御対象に関する制御を行う子局において、
常態通信に使用される有線回線及び上記の有線回線の不
具合の場合に使用される無線回線とが設けられており、
また上記観測データ以外の所定信号を、有線回線の状態
に関わりなく無線回線を用いて親局へ送信するので、外
部からの制御と自局主導の場合に関わりなく観測データ
以外の所定データが無線回線から親局へ送信され、親局
において確実な受信が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの一実施の形態であ
るTM/TCシステムの構成を示す図。
【図2】本発明に係る通信システムの一実施の形態であ
るTM/TCシステムにおいて、所定時観測に行われる
伝送シーケンスを示す図。
【図3】図2のシーケンスが行われる際におけるTM/
TC子局装置2の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】図2のシーケンスが行われる際におけるTM/
TC親局装置1の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】本発明に係る通信システムの一実施の形態であ
るTM/TCシステムにおいて、有線回線が正常である
ときTM/TC親局装置1からの制御動作が行われる場
合の伝送シーケンスを示す図。
【図6】本発明に係る通信システムの一実施の形態であ
るTM/TCシステムにおいて、有線回線が異常である
ときTM/TC親局装置1からの制御動作が行われる場
合の伝送シーケンスを示す図。
【図7】本発明に係る通信システムの一実施の形態であ
るTM/TCシステムにおいて、TM/TC親局装置1
からの制御動作が行われる場合のTM/TC親局装置1
の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明に係る通信システムの一実施の形態であ
るTM/TCシステムにおいて、TM/TC親局装置1
からの制御動作が行われる場合のTM/TC子局装置2
の動作を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明に係る通信システムの一実施の形態であ
るTM/TCシステムにおいて、TM/TC子局装置2
からの制御動作が行われる場合の伝送シーケンスを示す
図。
【図10】本発明に係る通信システムの一実施の形態で
あるTM/TCシステムにおいて、TM/TC子局装置
2からの制御動作が行われる場合のTM/TC子局装置
2の動作を説明するためのフローチャート。
【図11】本発明に係る通信システムの一実施の形態で
あるTM/TCシステムにおいて、TM/TC子局装置
2からの制御動作が行われる場合のTM/TC親局装置
1の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 TM/TC親局装置 2 TM/TC子局装置 3 XXX中継局 11 親局監視制御部 12 AL(アラーム)監視制御装置 13 ルータ/モデム 14 多重無線装置 15 電源部 16 プリンタ(LBP) 17 無停電電源装置(UPS) 21 子局監視制御部 22 警報装置 23 送受信機 24 ハブ(HUB) 25 入出力処理部 26 ルータ/モデム 27 電源部 28 無停電電源装置(UPS) 31 地震設備 32 ゲート設備 33 水位計設備 34 スピーカ 35 マイクロホン 36 回転灯制御盤 37 回転灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA01 AA19 AB02 AB03 AB06 AB12 BB01 BB04 BC01 BC02 CC01 CC11 DE11 EE20 GG01 GG07 GG08 5K048 AA07 BA35 DC01 DC03 GA03 GA15 5K067 AA33 BB27 GG01 GG11 HH28 KK11 LL11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測対象から観測データを取得する取得
    手段と、制御対象に関する制御を行う制御手段とを具備
    し、外部からの制御と自局主導により前記取得手段と前
    記制御手段を動作させる子局と、 前記子局を制御すると共に前記観測データを受け取る親
    局と、 前記子局と前記親局との間の常態通信に使用される有線
    回線及び前記有線回線の不具合の場合に使用される無線
    回線と、 前記子局に備えられ、前記観測データ以外の所定信号
    を、前記有線回線の状態に関わりなく前記無線回線を用
    いて親局へ送信する応答手段とを具備することを特徴と
    する通信システム。
  2. 【請求項2】 前記子局には、所定の観測時に観測デー
    タを前記有線回線を介して送信する子局有線送信手段が
    具備され、 前記親局には、前記観測データが適切に受信できなかっ
    た場合に、前記無線回線を介して観測データの要求を行
    うデータ要求手段が具備されていることを特徴とする請
    求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記子局には、前記データ要求手段によ
    る要求を受けて、観測データを前記無線回線を介して送
    信する子局無線送信手段が具備されていることを特徴と
    する請求項2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記親局には、 前記子局に対して前記有線回線を介して前記制御対象へ
    の制御要求を送信する親局有線送信手段と、 前記制御要求を適切に送信できなかった場合に、前記無
    線回線を介して前記制御対象への制御要求を送信する親
    局無線送信手段とが具備されていることを特徴とする請
    求項1に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記子局には、前記親局無線送信手段に
    よる要求を受けて、観測データを前記無線回線を介して
    送信する子局無線送信手段が具備されていることを特徴
    とする請求項4に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記子局は、 前記制御手段対して制御要求を送出する送出手段と、 この制御要求に対して前記制御手段から得られる応答信
    号を前記所定信号として、前記無線回線を用いて親局へ
    送信する応答手段とを具備することを特徴とする請求項
    1に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記子局には、 前記送出手段により送出された制御要求に対応する観測
    対象の変化に基づく観測データを前記取得手段より得
    て、前記有線回線を介して送信する子局有線送信手段
    と、 この子局有線送信手段により前記有線回線を介して行わ
    れる送信が適切にできなかった場合に、前記無線回線を
    介して前記観測データを親局へ送信する子局無線送信手
    段とを具備することを特徴とする請求項6に記載の通信
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110187A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Toko Electric Corp 報知用通信装置及び報知用通信システム
JP2009016981A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Mitsubishi Electric Corp 観測装置及び警報装置
JP2009302612A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 観測装置

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