JP2002312398A - 文書検索装置 - Google Patents

文書検索装置

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JP2002312398A
JP2002312398A JP2001116751A JP2001116751A JP2002312398A JP 2002312398 A JP2002312398 A JP 2002312398A JP 2001116751 A JP2001116751 A JP 2001116751A JP 2001116751 A JP2001116751 A JP 2001116751A JP 2002312398 A JP2002312398 A JP 2002312398A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、書かれた文字が活字か手書きかを考慮
しないため、高精度な検索を実現できないという課題が
あった。 【解決手段】 文書入力手段1により入力された文書に
記載された文字を認識し、入力文書の画像から文字の品
質、状態に関する情報を検索補助情報として抽出する文
字認識手段2と、文字の標準パターンの特徴を格納する
文字辞書3と、文字認識結果と検索補助情報を検索用文
書データとして蓄積する文書蓄積手段4と、前記検索用
文書データを格納する検索用文書データベース7と、文
書検索のキーワードを入力するキーワード入力手段5
と、前記検索用文書データとキーワード文字の照合の際
に、前記文字認識手段が抽出した前記検索補助情報に応
じた照合を実施する文書検索手段6と、前記検索結果を
出力する検索結果出力手段8とを備えた。 【効果】 精度の高い検索処理ができ、検索もれ・検索
ノイズを削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書や図面等の
画像を電子的に保存し検索・閲覧する文書検索装置に関
し、特に文書画像や図面に記載された文字を認識するこ
とにより作成・蓄積した文書・図面データから任意のキ
ーワードを用いて全文検索する文書検索装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】紙文書をコンピュータが読取可能な文書
イメージとして電子的に登録・保存し、検索・表示する
ためには従来から、文書登録時に文書イメージに対して
人手でキーワード情報を付加する方法や、OCR(Optic
al Character Reader:光学的文字読取装置)を用いて文
書イメージ中の文字を認識して作成した文書テキストを
文書イメージとともに保存する方法がある。
【0003】前者の方法は、文書登録時のキーワード付
加に膨大な労力と時間を要する。一方、後者の方法は、
文字認識性能が不完全であるために誤認識が避けられ
ず、文字認識で得た文字コードを修正せずに登録すると
キーワード検索時に所望の文書が検索結果として表示さ
れない「検索もれ」や、検索キーワードと異なる文字列
が検索結果として表示される「検索ノイズ」が発生する
という問題がある。人手による誤認識の修正には前者の
方法と同様に膨大な労力を必要とする。
【0004】後者の方法の問題を解決する方法の1つ
に、文字切出し誤り・文字認識誤りがあっても「検索も
れ」を低減し高精度に文書検索を実現する手法(特開2
000−057315号公報)がある。これは文字認識
処理で得た文字コードに加え文字画像から各文字の形状
を表現する特徴量(形状特徴)を作成・保持し、検索時
には文字コードと形状特徴を併用して照合する手法であ
る。
【0005】従来の文書検索装置について図面を参照し
ながら説明する。図18は、例えば特開2000−05
7315号公報に示された従来の文書検索装置の構成を
示す図である。
【0006】図18において、101は入力手段、10
2は制御手段、103は文字認識手段、104は特徴作
成手段、105は表示手段、106は検索手段、107
は特徴照合判定手段、108は検索特徴作成手段、10
9は認識辞書、110は検索データ格納部、111は形
状特徴辞書である。
【0007】つぎに、従来の文書検索装置の動作につい
て図面を参照しながら説明する。
【0008】はじめに文書登録の説明をする。図19
(a)は、登録する文書画像であり、図19(a)を文
字認識手段103が認識した結果を図19(b)に示
す。
【0009】次に、特徴作成手段104は、認識した各
文字の形状特徴を作成する。形状特徴は、図20に示す
ように各文書画像を8分割した各領域中の文字外郭部の
水平、垂直、右上、右下の各方向成分を抽出することで
作成する。その結果を図21に示す。
【0010】次に、図22を用いて、キーワード「文字
認識」と検索データ「文宇認識」との照合処理の説明を
する。
【0011】検索手段106は、はじめに文字コードを
用いた照合を行う。図22では、入力キーワード中の文
字「文」「認」「識」が検索データと一致するが、
「字」が一致しない。
【0012】次に、検索手段106は、一致しない文字
同士の形状特徴による照合を行う。具体的には、文字が
一致しないキーワード中の「字」の形状特徴122と、
検索データ中の「宇」の認識結果を出力した文字画像の
形状特徴123の照合を行う。キーワード中の文字
「字」に対する形状特徴は、形状特徴辞書111に格納
された標準パターンの特徴値を用いる。
【0013】いま、Cを文字コード間の距離、Dを形状
特徴間の距離とすると、キーワードと検索データ間の距
離を数式(1)で表す。
【0014】 Dist=(ΣD+ΣC)/キーワード文字数 数式(1)
【0015】ただし、Cij=α(α:定数)の場合
は、キーワードのi文字目と検索データj文字目の文字
コードが一致しない。Cij=0の場合は、キーワード
のi文字目と検索データj文字目の文字コードが一致す
る。
【0016】 D[dic(i),img(j)]=ΣΣ|Fdic(kl)−Fimg(k l)| 数式(2) ただし、最初のΣの範囲はk=1〜K、2番目のΣの範
囲はl=1〜Lである。
【0017】ここで、Fdicは形状特徴辞書111に
格納されたキーワードのi文字目の特徴値、Fimgは
検索データのj文字目の特徴値、Kは方向成分数、Lは
各方向成分毎の特徴数である。Dist<TH(TH:
閾値)を満たす場合に文字列とキーワードが一致したと
みなし、検索結果として出力する。
【0018】形状特徴の照合を行う文字数がキーワード
と検索データで異なる場合には、動的計画法を用いるこ
とで照合が可能となる。これにより、文字切出し誤り、
文字認識誤りを許容する曖昧性のある照合を実現してい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
文書検索装置では、文字認識誤り・文字切出し誤りを許
容する検索を実現するために曖昧性のある照合を行って
いる。このため、例えば1文字毎の文字枠(以下1文字
枠)を有する記入欄に書かれた文字などの、文字切出し
誤りが存在しない文字列に対して検索を行うと、文字切
出し誤りを許容しない検索に比べて誤抽出(検索ノイ
ズ)が増加するという問題点があった。
【0020】また、1文字枠がないフィールドに書かれ
た手書き文字は、活字に比べて文字の大きさや文字間隔
のばらつきが大きく、文字認識で1行中の文字の切れ目
を正しく検知するのが難しい。このために、手書き文字
は、活字に比べて文字切出し誤りが増加し、認識率が低
下する。その結果、手書き文字を認識して作成した文書
データから検索を実行すると、検索もれが多くなるとい
う問題点があった。
【0021】このように、1文字枠の有無や書かれた文
字が活字であるか手書き文字であるかによって文字認識
での誤り傾向が異なり、文書検索の際にこれを考慮しな
いと高精度な検索を実現できないという問題点があっ
た。
【0022】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、検索補助情報を文書登録時に認識
結果とともに保存し、検索時には検索補助情報をもとに
照合を実行することで各文書データに応じて精度の高い
検索処理ができ、これにより、検索補助情報を使用しな
い場合に比べて検索もれ・検索ノイズを削減することが
できる文書検索装置を得ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る文書検索装置は、文書を入力する文書入力手段と、前
記文書入力手段により入力された文書に記載された文字
を認識するとともに、入力文書の画像から文字の品質ま
たは状態に関する情報を検索補助情報として抽出する文
字認識手段と、文字の標準パターンの特徴を格納する文
字辞書と、前記文字認識手段による文字認識結果と検索
補助情報を検索用文書データとして蓄積する文書蓄積手
段と、前記検索用文書データを格納する検索用文書デー
タベースと、文書検索のキーワードを入力するキーワー
ド入力手段と、前記検索用文書データベース中の検索用
文書データとキーワード文字の照合の際に、前記文字認
識手段が抽出した前記検索補助情報に応じた照合を実施
する文書検索手段と、前記文書検索手段による検索結果
を出力する検索結果出力手段とを備えたものである。
【0024】この発明の請求項2に係る文書検索装置
は、前記検索補助情報を、前記入力文書に記載された文
字が手書きであるか活字であるかを判別する情報とした
ものである。
【0025】この発明の請求項3に係る文書検索装置
は、前記文書蓄積手段が、前記検索補助情報に応じた検
索用文書データベースに検索用文書データを保持し、前
記文書検索手段は、各々の検索用文書データベース毎に
指定した照合方法で照合するものである。
【0026】この発明の請求項4に係る文書検索装置
は、文書を入力する文書入力手段と、文書の領域情報お
よび領域の属性情報について記述したフィールド情報を
保持するフォーマット定義ファイルと、前記フォーマッ
ト定義ファイルを用いて、前記文書入力手段により入力
された文書に記載された文字を認識するとともに、入力
文書の画像から文字の品質または状態に関する情報を検
索補助情報として抽出する文字認識手段と、文字の標準
パターンの特徴を格納する文字辞書と、前記文字認識手
段による文字認識結果と検索補助情報および前記フォー
マット定義ファイルに記述されたフィールド情報を蓄積
する文書蓄積手段と、前記文書蓄積手段が蓄積した検索
用文書データを格納する検索用文書データベースと、文
書検索のキーワードを入力するキーワード入力手段と、
前記検索用文書データとキーワードの照合の際に、前記
検索補助情報および前記フィールド情報に対応する照合
方法で照合を実施する文書検索手段と、前記文書検索手
段による検索結果を出力する検索結果出力手段とを備え
たものである。
【0027】この発明の請求項5に係る文書検索装置
は、前記検索補助情報を、前記入力文書に記載された文
字が手書きであるか活字であるかを判別する情報とした
ものである。
【0028】この発明の請求項6に係る文書検索装置
は、前記文書検索手段が、前記フォーマット定義ファイ
ル中の1文字枠の有無情報を用いて検索処理を行い、1
文字枠が存在するフィールドからの認識結果文字との照
合には文字切出し誤りを許容しない照合を行い、1文字
枠が存在しないフィールドからの認識結果文字との照合
には文字切出し誤りを許容する照合を行うものである。
【0029】この発明の請求項7に係る文書検索装置
は、前記文書蓄積手段が、前記検索補助情報および前記
フィールド情報に応じた検索用文書データベースに検索
用文書データを保持し、前記文書検索手段は、前記検索
補助情報毎およびフィールド情報に応じた照合によって
検索結果を出力するものである。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る文書検索装置について図面を参照しながら
説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る文書
検索装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符
号は同一又は相当部分を示す。
【0031】図1において、1は文書入力手段、2は文
書入力手段1が入力した文書イメージ中の文字を認識
し、文字コードと文字画像から検索補助情報を抽出する
文字認識手段、3は文字の標準パターンの画像特徴を格
納する文字辞書、4は文字認識手段2が出力する文字認
識結果と検索補助情報を蓄積する文書蓄積手段、5はキ
ーワード入力手段、6は文書検索手段、7は文字蓄積手
段4が出力する検索用文書データを格納する検索用文書
データベース、8は検索結果出力手段、9はフォーマッ
ト定義ファイルである。
【0032】つぎに、この実施の形態1に係る文書検索
装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0033】はじめに文書登録処理の説明をする。ここ
では、図6に示す定型用紙を使用して登録する。図6に
おいて、202は氏名フィールド、203は住所フィー
ルド、204は電話番号フィールド、205は商品名フ
ィールドを示す。
【0034】図6に示す定型用紙の読取りに使用するフ
ォーマット定義ファイルの例を図7に示す。図7では、
各フィールド毎の1文字枠の有無、およびフィールド矩
形座標を示している。図7に示すフォーマット定義ファ
イルは人手で作成する。
【0035】図2は、この実施の形態1に係る文書検索
装置の登録処理のフローチャートである。
【0036】この図2を用いて登録処理の説明をする。
はじめに、図2のステップS100において、文書入力
手段1は、文書画像を入力する。この文書入力手段1
は、スキャナを用いて紙文書を光電変換することで実現
可能である。また、既に光電変換されたイメージをネッ
トワーク経由等で取込むことでも実現可能である。文書
入力手段1で取込んだ文書画像の例を、図8および図9
に示す。
【0037】次に、図2のステップS200において、
文字認識を行う。文字認識手段2は、文書入力手段1が
入力した文書画像から文字画像を抽出し、各文字画像に
対応する文字コードを出力する。本実施の形態1では、
文字認識手段2は、公知である画像処理技術を用いて実
現する。はじめに、フォーマット定義ファイル9のフィ
ールド矩形座標、文字枠情報をもとに文書画像から1文
字毎の画像を抽出する。1文字枠があるフィールドに対
しては画像の直線成分から文字枠抽出を行い、各文字枠
内画像を1文字として切出し認識する。1文字枠がない
フィールドに対しては矩形座標内から文字列抽出を行
い、文字列の周辺分布を用いて1文字毎に分割する。
【0038】次に、各1文字画像から文字認識で使用す
る特徴を抽出して、文字辞書3内各文字の標準パターン
の画像特徴との距離を計算し、距離の小さな順に1文字
以上を認識候補文字として出力する。
【0039】具体的には、1文字枠があるフィールドか
らの文字枠検出は、フィールド矩形領域から水平、垂直
方向長が一定値以上の直線成分を検出し、その交点で囲
まれる矩形を1文字枠とする。直線成分検出は、公知の
画像処理技術を用いて実行する。この結果得られた1文
字枠内の文字を1文字とする。1文字枠がないフィール
ドに対しては文字列抽出、文字切出しを行う。文字列抽
出は、はじめに入力画像(白画素値=0、黒画素値=1
の2値画像)に対してユークリッド距離が一定値以内の
黒画素同士の結合処理を行う。次に、画像処理手法であ
るラベリング処理を行い、各ラベルの形状が短冊状であ
るものを文字列と決定する。
【0040】次に、各文字列を水平方向と垂直方向から
走査して黒画素数の周辺分布を求め、黒画素数が極小と
なる位置を文字分割候補点として文字列を1文字画像に
分割する。
【0041】文字認識処理は、1文字画像に対し、文字
の特徴として例えば縦8次元×横8次元のメッシュ特徴
を用いる。具体的には、8×8の碁盤目状の各小領域に
存在する黒画素数を計数し、文字辞書3内の標準パター
ンの特徴と各次元毎の差分の絶対値和から距離を求め、
その小さな順に1つもしくは複数の文字を認識候補文字
として出力する。
【0042】次に、文字認識手段2は、認識する文字列
の画像特徴から検索補助情報を抽出する。ここでは、文
字が活字であるか手書きであるかを判定する。その判定
方法は、例えば「1行中の手書き文字は活字に比べて1
文字の大きさにばらつきがあり、その分散が大きい」と
いう知識を利用し、1行内における各文字の文字外接矩
形大きさの平均および分散を算出して、学習用活字デー
タ及び手書き文字データから予め算出した分散の閾値と
比較し、分散が閾値より大きい場合は手書き文字、閾値
以下の場合は活字と判定する。また、文字辞書3に文字
毎に活字と手書きの標準パターンを両方保持し、文字画
像から抽出した特徴と、手書き文字および活字の標準パ
ターン特徴との距離計算を行い、文字画像と一番距離の
近い文字の標準パターンが手書き文字であるか活字であ
るかで判定することも可能である。
【0043】最後に、ステップS300において、文書
蓄積手段4は、認識候補文字を保存して終了する。ここ
では、文字認識手段2が出力した文字コードに加えて手
書き/印刷を判別する検索補助情報を保存する。
【0044】図8に示す文書画像に対する検索用文書デ
ータを図10に、図9に示す文書画像に対する検索用文
書データを図11に示す。図10および図11の認識候
補文字で[]に囲まれる文字は、1文字画像から複数の
認識候補文字の出力を示す。複数の認識候補文字を保持
することで文字列中に含まれる正解文字数を増加させ、
その結果検索もれを低減することができる。図10、図
11に示す検索用文書データを、検索用文書データベー
ス7に登録して終了する。
【0045】次に、検索処理の手順について、図3、図
4のフローチャートをもとに説明する。
【0046】ここでは、検索キーワードに「一郎」およ
び「一朗」の2つを用いて説明する。はじめに、図3の
ステップS1100において、キーワード入力手段5
は、検索キーワードを入力する。このキーワード入力手
段5は、キーボードやマウス、ペンとタブレット等で実
現可能である。はじめに、検索キーワードとして「一
郎」と入力する。
【0047】次に、ステップS1200において、文書
検索手段6は、検索用文書データベース7と入力キーワ
ードの照合処理を行う。照合処理の手順を、図4のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0048】図4のステップS1210において、検索
用文書データベース7から検索用文書データを1つ取り
出し、その検索補助情報と認識候補文字を図示しないバ
ッファにロードする。いま、検索用文書データベース7
には、図10、図11に示す2文書が格納されている。
はじめに、図10に示す検索用文書データをバッファに
ロードする。
【0049】次に、ステップS1220において、文書
検索手段6は、フィールド内検索を実行する。
【0050】フィールド内検索は、図5に示すように検
索補助情報に応じた検索を行う。図5では、検索補助情
報が手書きの場合は、文字切出し・認識誤り対応検索1
51を実行し、活字の場合は、文字切出し誤り対応検索
152を実行する。
【0051】はじめに、図10からフィールド番号1
(氏名)の検索補助情報を得る。ここでは「手書き」で
あるので、文字切出し・認識誤り対応検索151を実行
する。文字切出し・認識誤り対応検索151を実現する
には、従来例に示すような文字コードと形状特徴を併用
することで文字切出し・認識誤りを許容してもよいし、
入力キーワードとの文字コードの部分的な一致を照合に
成功したとみなして検索結果として出力することで文字
切出し・認識誤りを許容する方法でもよい。
【0052】ここでは、後者の例を示す。後者の場合で
は、連続する文字列から、一致度=(キーワード文字と
検索用文書データ中文字の一致文字数)/(キーワード
文字数)を算出し、これが一定値(ここでは0.5とす
る)以上の場合検索結果として出力する。認識候補文字
「川上一[朗郎]」とキーワード「一郎」は第1位認識
候補文字は「朗」と「郎」は互いに一致しないが、第2
位候補に「郎」があるために一致する。このときの一致
度は、2/2=1.0であるので、検索結果出力候補と
する。
【0053】次に、ステップS1230へ進み、全ての
フィールドを処理したか否かを判定する。図10にはま
だ照合していないフィールドが存在するのでステップS
1220へ進み、フィールド番号2(住所)とのフィー
ルド内照合を実行する。フィールド番号2の文字認識結
果とキーワード文字との一致文字はないので出力する検
索結果は存在しない。
【0054】以下同様に繰り返し、全てのフィールド内
検索が終わったらステップS1240へ進み、検索用文
書データベース7中に照合処理を行っていない検索用文
書データが存在するか否かを調べる。いま、図11に示
す検索用文書データが検索用文書データベース7中に存
在するので、ステップS1210へ進み同様に実行す
る。
【0055】図5に示す検索用文書データの検索補助情
報は「活字」であるので、文字切出し誤り対応検索15
2を実行する。この文字切出し誤り対応検索152と
は、ここでは文字認識の結果が誤りとなるのは文字を誤
って切出した場合であると限定して、照合はキーワード
文字と検索用文書データ中の認識候補第1位文字と行
い、照合で部分的に一致しない文字があっても対応する
文字数が異なる場合に照合に成功するとみなす照合とす
る。
【0056】例えば、キーワード「○×電機」と文字列
「○酸機」との照合では、「○」および「機」が違いに
一致するが、「×電」と「酸」が一致せず、文字数がそ
れぞれ「2」と「1」で異なる。この場合に、文字切出
し誤り対応検索152では文字認識手段2が「×電」を
誤って「酸」と認識したと解釈して照合に成功する。更
に精度を向上させるには従来例と同様に「×電」と
「酸」の形状特徴を照合することで不一致文字の形状を
検定して、形状が類似していると判定した場合に照合に
成功するようにしてもよい。
【0057】図11では、入力キーワード「一郎」と氏
名フィールドの認識候補文字である「山田一[郎朗]」
では「一」および「郎」が互いに一致するので検索結果
として出力する。以下未照合フィールドがなくなるまで
ステップS1220〜ステップS1240を繰り返し、
全てのデータとの照合が終わったらS1250へ進み、
出力結果作成を行う。検索結果出力手段8は、図10、
図11の検索用文書データの何れも検索結果として出力
する。最後に、図3でステップS1300へ進み検索結
果を出力する。
【0058】次に、本方式でキーワード「一朗」を用い
て検索を実行する。「一朗」を用いた検索では、図1
0、11の検索用文書データの何れも検索結果として出
力されないのが理想的な結果である。はじめに、図10
と文字切出し・認識誤り対応検索151を行う。図10
の「川上一[朗郎]」とはキーワードの何れの文字とも
一致するので照合に成功する。その結果、図10の検索
用文書データは検索結果として出力され、検索ノイズと
なる。
【0059】次に、図11と文字切出し誤り対応検索1
52を実行する。図11の「山田一[郎朗]」と、キー
ワード文字「一」が一致するが、キーワード文字「朗」
と文字列中の第1位候補文字「郎」が一致せず不一致文
字数がともに「1」と同一であるためキーワードとの照
合に失敗する。その結果、図11の検索用文書データ
は、検索結果として出力されない。
【0060】以上より、本手法ではキーワード「一郎」
で検索もれがなく、キーワード「一朗」で検索ノイズが
1文書となる。
【0061】比較のために、図10、11に対して検索
補助条件を用いずに同一方法で検索する場合を考える。
文字切出し・認識誤り対応検索151を用いてキーワー
ド「一郎」で検索すると、図10、11の何れもキーワ
ード文字と一致するので照合に成功する。
【0062】同様に、キーワード「一朗」を用いて検索
を行うと、図10、図11の何れもキーワード文字と一
致して照合に成功して検索ノイズとなる。この結果、文
字切出し・認識誤り対応検索151による検索では、キ
ーワード「一郎」で検索もれがないが、「一朗」で検索
ノイズが2文書となる。
【0063】同様に、検索補助条件を用いずに文字切出
し誤り対応検索152の場合を考える。キーワード「一
郎」との照合では、図11とは照合に成功するが図10
との照合ではキーワード文字「郎」と検索用文書データ
中の「朗」とが一致せず不一致文字数が同一であるため
に照合に成功せず検索もれとなる。
【0064】一方、キーワード「一朗」による検索で
は、図10は照合に成功して検索ノイズとなるが、図1
1との照合ではキーワード文字「一」が一致するが
「朗」が一致せず検索結果として出力されない。この結
果、文字切出し誤り対応検索152では、キーワード
「一郎」で検索もれが1文書、キーワード「一朗」で検
索ノイズが1文書となる。
【0065】キーワード「一郎」「一朗」を用いた検索
では、本手法は文字切出し・認識誤り対応検索151の
みの場合に比べて検索ノイズが1文書減少する。また、
文字切出し誤り対応検索152のみの場合に比べて検索
もれが1文書減少する。このように、検索補助情報を用
いて検索方法を切替えることで検索もれ、検索ノイズを
削減し精度の良い検索を実現することができる。
【0066】この実施の形態1の第2の実現方式とし
て、検索補助情報が「手書き」であるか「活字」である
かで文書検索手段6が異なる照合を実行することに加え
て、フォーマット定義ファイル中のフィールド情報も検
索補助情報として用いることでより詳細な条件に応じた
照合が可能となる。
【0067】その例を、図12、13、14を用いて示
す。図2のステップS300において、文書蓄積手段4
は、文字認識手段2が出力した認識候補文字と検索補助
情報に加え、図7のフォーマット定義ファイル9中の1
文字枠あり/なし情報も検索補助情報として検索用文書
データに加え、検索用文書データベース7に蓄積する。
【0068】その例を、図13、14に示す。図13、
図14では、検索補助情報1が手書き/活字情報を指
し、検索補助情報2が1文字枠あり/なし情報を指す。
【0069】キーワードと検索用文書データベース7と
の照合には印刷/手書き情報と、1文字枠の有無情報の
組合せから4種類の方法を設定する。その例を図12に
示す。活字で1文字枠があるフィールドの文書データと
の照合には文字認識誤り・文字切出し誤りはほとんどな
いので完全一致検索154と設定する。これは入力キー
ワードと検索用文書データ中の文字列が完全に一致する
場合にのみ検索結果として出力する方法である。
【0070】活字で1文字枠なしの場合は、本実施の形
態1の第1の実現方式と同様の文字切出し誤り対応検索
152とする。
【0071】また、手書きで1文字枠がない場合も、本
実施の形態1の第1の実現方式と同様の文字切出し・認
識誤り対応検索151とする。
【0072】手書きで1文字枠がある場合は、文字認識
誤り対応検索153を実施する。この文字認識誤り対応
検索153とは、入力キーワードと検索用文書データ中
の文字列で部分的な一致を許容する検索であって、互い
に対応する不一致文字の文字数が同一の場合に検索に成
功とする。
【0073】例えば、入力キーワード「○×電機」と文
字列「○×雷機」の照合を考えると、これらは「○」
「×」「機」が互いに一致し、対応する「電」「雷」が
一致しない。このとき一致しない文字は各1文字と同一
であるので「○×雷機」を検索結果として出力する。こ
のように、検索補助情報に応じた検索方式を用意するこ
とで、個々の認識誤りに最適に対応した検索方式を実現
することができる。
【0074】この実施の形態1の第2の実現方式では、
検索補助情報とフォーマット定義ファイルのフィールド
情報を検索に使用したが、これに限ったことではなく、
例えばフォーマット情報のみ登録して検索に使用しても
よい。
【0075】また、本実施の形態1では、検索補助情報
に印刷・手書きの判別を用いたが、検索補助情報はこれ
に限ったものではなく、例えば文書画像の品質(ノイズ
の多少)、縦書き・横書き、フォントの種類、文字サイ
ズ等を用いることも可能である。
【0076】また、本実施の形態1では、1つの検索用
文書データベース7に手書き文字、活字等の検索用文書
データを混在して保持しているが、これに限ったもので
はなく、手書き文字、活字別等の検索補助情報別に検索
用文書データベース7を独立して作成し、各々に特化し
た検索方式で検索することも可能である。この実施の形
態1の第2の実現方式では、図12に検索補助情報毎に
4つの検索方式を示しており、各検索方式で最適な検索
用インデックス(文字位置索引情報)を作成することで
検索の高速化が実現可能となる。
【0077】ここでは、検索用インデックスは、図1
5、図16,図17に示す。各インデックスでは、文字
コード、フィールド番号、文字位置を索引情報として保
持する。これにより、文字認識結果をキーワードと直接
照合することなく文書内に存在するキーワードを高速に
探索することができる。
【0078】図17は、完全一致検索154の検索用イ
ンデックスであり、検索補助情報が「活字」で「1文字
枠あり」であるフィールド、即ち図14のフィールド番
号3、4から作成する。例えばフィールド番号「4」の
認識結果である「ピアノ」から「ピ」のフィールド番号
は4、文字位置はフィールドの先頭から数えて1文字目
であるので「1」となる。同様に、「ア」のフィールド
番号は4、文字位置は2となる。以下同様に作成する。
また、「ピア」のフィールド番号4、文字位置番号1、
「アノ」のフィールド番号4、文字位置番号2と連接す
る2文字のインデックスも作成する。連接文字数を増加
させるほど入力キーワード文字のインデックスの読み込
み、照合回数が少なくなるため完全一致検索154の高
速化を実現できる。
【0079】図15は、文字認識誤り対応検索153、
および文字切出し・文字認識誤り対応検索151の検索
インデックスであり、図13の文字認識結果から作成す
る。同様に、図16は文字切出し対応検索152の検索
用インデックスの例であり、図14のフィールド番号
1、2から作成する。図15、図16は、曖昧性を有す
る検索方式のインデックスであり、文字切出し誤り・文
字認識誤りに起因する検索もれを防止するために1文字
インデックスのみを用いて検索する。これにより、図1
7のように連接文字インデックスを保持する場合に比べ
てインデックス容量を削減し、かつ高速検索を実現する
ことができる。手書き・印刷で同一検索を実行する場合
は、図15、図16に示す検索用インデックスを1つに
まとめてもよい。
【0080】以上説明したように、本実施の形態1によ
ると、検索補助情報を文書登録時に認識結果とともに保
存し、検索時には検索補助情報をもとに照合を実行する
ことで各文書データに応じて精度の高い検索処理が可能
となる。これにより、検索補助情報を使用しない場合に
比べて検索もれ・検索ノイズの削減が可能となる。
【0081】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る文書検索装置
は、以上説明したとおり、文書を入力する文書入力手段
と、前記文書入力手段により入力された文書に記載され
た文字を認識するとともに、入力文書の画像から文字の
品質または状態に関する情報を検索補助情報として抽出
する文字認識手段と、文字の標準パターンの特徴を格納
する文字辞書と、前記文字認識手段による文字認識結果
と検索補助情報を検索用文書データとして蓄積する文書
蓄積手段と、前記検索用文書データを格納する検索用文
書データベースと、文書検索のキーワードを入力するキ
ーワード入力手段と、前記検索用文書データベース中の
検索用文書データとキーワード文字の照合の際に、前記
文字認識手段が抽出した前記検索補助情報に応じた照合
を実施する文書検索手段と、前記文書検索手段による検
索結果を出力する検索結果出力手段とを備えたので、精
度の高い検索処理ができ、検索もれ・検索ノイズを削減
することができるという効果を奏する。
【0082】この発明の請求項2に係る文書検索装置
は、以上説明したとおり、前記検索補助情報を、前記入
力文書に記載された文字が手書きであるか活字であるか
を判別する情報としたので、精度の高い検索処理がで
き、検索もれ・検索ノイズを削減することができるとい
う効果を奏する。
【0083】この発明の請求項3に係る文書検索装置
は、以上説明したとおり、前記文書蓄積手段が、前記検
索補助情報に応じた検索用文書データベースに検索用文
書データを保持し、前記文書検索手段は、各々の検索用
文書データベース毎に指定した照合方法で照合するの
で、精度の高い検索処理ができ、検索もれ・検索ノイズ
を削減することができるという効果を奏する。
【0084】この発明の請求項4に係る文書検索装置
は、以上説明したとおり、文書を入力する文書入力手段
と、文書の領域情報および領域の属性情報について記述
したフィールド情報を保持するフォーマット定義ファイ
ルと、前記フォーマット定義ファイルを用いて、前記文
書入力手段により入力された文書に記載された文字を認
識するとともに、入力文書の画像から文字の品質または
状態に関する情報を検索補助情報として抽出する文字認
識手段と、文字の標準パターンの特徴を格納する文字辞
書と、前記文字認識手段による文字認識結果と検索補助
情報および前記フォーマット定義ファイルに記述された
フィールド情報を蓄積する文書蓄積手段と、前記文書蓄
積手段が蓄積した検索用文書データを格納する検索用文
書データベースと、文書検索のキーワードを入力するキ
ーワード入力手段と、前記検索用文書データとキーワー
ドの照合の際に、前記検索補助情報および前記フィール
ド情報に対応する照合方法で照合を実施する文書検索手
段と、前記文書検索手段による検索結果を出力する検索
結果出力手段とを備えたので、精度の高い検索処理がで
き、検索もれ・検索ノイズを削減することができるとい
う効果を奏する。
【0085】この発明の請求項5に係る文書検索装置
は、以上説明したとおり、前記検索補助情報を、前記入
力文書に記載された文字が手書きであるか活字であるか
を判別する情報としたので、精度の高い検索処理がで
き、検索もれ・検索ノイズを削減することができるとい
う効果を奏する。
【0086】この発明の請求項6に係る文書検索装置
は、以上説明したとおり、前記文書検索手段が、前記フ
ォーマット定義ファイル中の1文字枠の有無情報を用い
て検索処理を行い、1文字枠が存在するフィールドから
の認識結果文字との照合には文字切出し誤りを許容しな
い照合を行い、1文字枠が存在しないフィールドからの
認識結果文字との照合には文字切出し誤りを許容する照
合を行うので、精度の高い検索処理ができ、検索もれ・
検索ノイズを削減することができるという効果を奏す
る。
【0087】この発明の請求項7に係る文書検索装置
は、以上説明したとおり、前記文書蓄積手段が、前記検
索補助情報および前記フィールド情報に応じた検索用文
書データベースに検索用文書データを保持し、前記文書
検索手段は、前記検索補助情報毎およびフィールド情報
に応じた照合によって検索結果を出力するので、精度の
高い検索処理ができ、検索もれ・検索ノイズを削減する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の文書登録動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の文書検索動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の文書検索動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の検索補助情報と照合方式の対応関係を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の文書登録用紙を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の文書登録用紙のフォーマット情報を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の手書き文字による記入例を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装置
の活字による記入例を示す図である。
【図10】 図8の文書データを示す図である。
【図11】 図9の文書データを示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装
置の検索補助情報、フィールド情報と照合方式の対応関
係を示す図である。
【図13】 図8の文書データの別の例を示す図であ
る。
【図14】 図9の文書データの別の例を示す図であ
る。
【図15】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装
置の手書き文書の文字インデックスの例を示す図であ
る。
【図16】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装
置の印刷文書の1文字枠なしフィールドの文字インデッ
クスの例を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態1に係る文書検索装
置の印刷文書の1文字枠ありフィールドの文字インデッ
クスの例を示す図である。
【図18】 従来の文書検索装置の構成を示す図であ
る。
【図19】 従来の文書検索装置の文字画像と文字認識
結果を示す図である。
【図20】 従来の文書検索装置での形状特徴を作成す
る領域を示す図である。
【図21】 従来の文書検索装置での文字認識結果と形
状特徴を示す図である。
【図22】 従来の文書検索装置での照合動作を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 文書入力手段、2 文字認識手段、3 文字辞書、
4 文書蓄積手段、5キーワード入力手段、6 文書検
索手段、7 検索用文書データベース、8検索結果出力
手段、9 フォーマット定義ファイル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を入力する文書入力手段と、 前記文書入力手段により入力された文書に記載された文
    字を認識するとともに、入力文書の画像から文字の品質
    または状態に関する情報を検索補助情報として抽出する
    文字認識手段と、 文字の標準パターンの特徴を格納する文字辞書と、 前記文字認識手段による文字認識結果と検索補助情報を
    検索用文書データとして蓄積する文書蓄積手段と、 前記検索用文書データを格納する検索用文書データベー
    スと、 文書検索のキーワードを入力するキーワード入力手段
    と、 前記検索用文書データベース中の検索用文書データとキ
    ーワード文字の照合の際に、前記文字認識手段が抽出し
    た前記検索補助情報に応じた照合を実施する文書検索手
    段と、 前記文書検索手段による検索結果を出力する検索結果出
    力手段とを備えたことを特徴とする文書検索装置。
  2. 【請求項2】 前記検索補助情報は、前記入力文書に記
    載された文字が手書きであるか活字であるかを判別する
    情報であることを特徴とする請求項1記載の文書検索装
    置。
  3. 【請求項3】 前記文書蓄積手段は、前記検索補助情報
    に応じた検索用文書データベースに検索用文書データを
    保持し、 前記文書検索手段は、各々の検索用文書データベース毎
    に指定した照合方法で照合することを特徴とする請求項
    1記載の文書検索装置。
  4. 【請求項4】 文書を入力する文書入力手段と、 文書の領域情報および領域の属性情報について記述した
    フィールド情報を保持するフォーマット定義ファイル
    と、 前記フォーマット定義ファイルを用いて、前記文書入力
    手段により入力された文書に記載された文字を認識する
    とともに、入力文書の画像から文字の品質または状態に
    関する情報を検索補助情報として抽出する文字認識手段
    と、 文字の標準パターンの特徴を格納する文字辞書と、 前記文字認識手段による文字認識結果と検索補助情報お
    よび前記フォーマット定義ファイルに記述されたフィー
    ルド情報を蓄積する文書蓄積手段と、 前記文書蓄積手段が蓄積した検索用文書データを格納す
    る検索用文書データベースと、 文書検索のキーワードを入力するキーワード入力手段
    と、 前記検索用文書データとキーワードの照合の際に、前記
    検索補助情報および前記フィールド情報に対応する照合
    方法で照合を実施する文書検索手段と、 前記文書検索手段による検索結果を出力する検索結果出
    力手段とを備えたことを特徴とする文書検索装置。
  5. 【請求項5】 前記検索補助情報は、前記入力文書に記
    載された文字が手書きであるか活字であるかを判別する
    情報であることを特徴とする請求項4記載の文書検索装
    置。
  6. 【請求項6】 前記文書検索手段は、前記フォーマット
    定義ファイル中の1文字枠の有無情報を用いて検索処理
    を行い、1文字枠が存在するフィールドからの認識結果
    文字との照合には文字切出し誤りを許容しない照合を行
    い、1文字枠が存在しないフィールドからの認識結果文
    字との照合には文字切出し誤りを許容する照合を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載の文書検索装置。
  7. 【請求項7】 前記文書蓄積手段は、前記検索補助情報
    および前記フィールド情報に応じた検索用文書データベ
    ースに検索用文書データを保持し、 前記文書検索手段は、前記検索補助情報毎およびフィー
    ルド情報に応じた照合によって検索結果を出力すること
    を特徴とする請求項4記載の文書検索装置。
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