JP2002292533A - ステージ装置とこのステージ装置の使用方法 - Google Patents

ステージ装置とこのステージ装置の使用方法

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JP2002292533A
JP2002292533A JP2001101748A JP2001101748A JP2002292533A JP 2002292533 A JP2002292533 A JP 2002292533A JP 2001101748 A JP2001101748 A JP 2001101748A JP 2001101748 A JP2001101748 A JP 2001101748A JP 2002292533 A JP2002292533 A JP 2002292533A
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linear
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linear guide
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Akimitsu Ebihara
明光 蛯原
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/25Movable or adjustable work or tool supports
    • B23Q1/44Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
    • B23Q1/56Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism
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    • Y10T74/2036Pair of power elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブルの移動の円滑化が図れるうえ、ガイ
ド部の精度限界によるテーブルの微小回転の影響を少な
くして、ワークの位置精度を高めることができるステー
ジ装置を提供する。 【解決手段】 ベース1の上面に設けられて、テーブル
2の移動用の可動体8A,8Bが摺動自在に支持される
X軸方向のリニアガイド部5と、ベース1の上面に設け
られて、テーブル2の移動用の可動体10A,10Bが
摺動自在に支持されるY軸方向のリニアガイド部6(6
A,6B)を略十字状に直交して配する。これにより、
直線ガイド精度などの限界からテーブル2が移動方向に
対して微小回転を起こしたとしても、その回転中心が常
に前記両リニアガイド部5,6の略交わる点を通る法線
Z上の位置に保たれ、ワークWの位置誤差を吸収可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、機械加工装置や計測
装置において、ワークなどを2次元平面内に位置決めし
て所定の作業を行うためのステージ装置とこのステージ
装置の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の装置は、図9に示すよ
うに、金属板などの剛体からなるベース200上に2次
元平面内のY軸方向へ沿って延びる一対の平行なガイド
レール部201A,201Bを設け、これらガイドレー
ル201A,201Bに摺動自在に支持された下側テー
ブル202を、前記ベース200に固定された直線駆動
装置(図示せず)に連結し、さらに、下側テーブル20
2上に2次元平面内のX軸方向へ沿って延びる一対の平
行なガイドレール203A,203Bを設け、このガイ
ドレール203A,203Bに摺動自在に支持された上
側テーブル204を、前記下側テーブル202に固定さ
れた直線駆動装置(図示せず)に連結して、前記上側テ
ーブル204上に載置されたワークをXおよびY軸方向
で位置決めできるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のス
テージ装置は、個別に駆動される二つのテーブル20
2,204をベース200上に2段重ねした構成である
ので、ベース200側や下側テーブル202に過度の負
担がかかるとともに、上下のテーブル204,202の
動特性を均等化させにくいうえ、上側テーブル204か
らのベース200までの荷重伝達経路が比較的長く、ガ
イド部材などにたわみ変形などが起きやすい。
【0004】とくに、各ガイドレール201A,201
Bならびに203A,203Bの加工および組み立て精
度の限界によってテーブルの高精度な直動性や上下の直
交ガイド性が得られにくく、下側のテーブル202の変
位によって上側のテーブル204が所定の軸方向に対し
て鎖線で示すように微小にずれ傾向にある。つまり、テ
ーブル204の座標系の原点が微小変位するため、ワー
クを所定座標位置へ位置決めする際に誤差が生じやす
い。これは上側テーブル204の座標を定義する軸が下
側テーブル202の移動に伴って変位する、いわゆるア
ッベエラーが生じるためである。
【0005】このアッベエラーについて、図10を参照
して説明する。
【0006】前記下側テーブル202は、ベース200
上のガイドレール201A,201Bに案内されてYs
軸方向に所望の距離Yだけ移動するが、ガイドレール2
01A,201Bの直線性が高精度でなければ、同図の
鎖線で示すように微小な回転変位が発生する。一方、こ
の下側テーブル202には、ガイドレール203A,2
03Bが固定されており、上側テーブル204は、両ガ
イドレール203A,203Bに案内されて、所望の距
離XだけXs軸方向に移動し、この場合も微小な回転変
位が発生する。
【0007】したがって、原点O上に計測用プローブが
あるとすると、本来、計測用プローブは、テーブル座標
系Os−Xs−Ysから(−X,−Y)の位置を計測す
るのであるが、前記微小な回転変位が発生していると、
(−X,−Y)の位置よりも△X,△Yだけずれた位置
を計測してしまう。これら上下のテーブル204,20
2の移動量を計測する座標系軸と計測用プローブのある
位置が一致していないことを「アッベエラーがある」と
いう。
【0008】一方、上記のものとは別に、従来、たとえ
ば図11に示すように、ベース300上に配置した非接
触ベアリング(図示せず)を介して一つのテーブル30
1を支持し、ベース300に配置した互いに直交するガ
イドバー302,303を用いて前記テーブル301を
2軸方向へ移動可能に設定し、絶対座標軸と一致する位
置にレーザ干渉計306および307をそれぞれ設け、
さらに、前記テーブル301上に直交方向へ延びるバー
ミラー304,305を配置する一方、前記ベース30
0上にX軸方向のリニアモータ308aおよびY軸方向
のリニアモータ308bを設け、前記レーザ干渉計30
6,307により座標系を観測し、測定値をレーザ制御
系にフィードバックして前記モータ308a,308b
により、位置決めを行うものが知られている。
【0009】しかし、このようなステージ装置は、X軸
およびY軸毎に一対の駆動部が必要であり、構成が複雑
化するうえ、非接触ベアリングやレーザ干渉計306,
307などのために、非常に高価であり、手軽に導入で
きないという難点がある。
【0010】この発明は、上記実情に鑑みてなさたもの
であり、比較的簡単な構成により、部材のたわみ変形な
どが抑制されるとともに、X軸およびY軸の双方での動
特性が均等化されるうえ、アッべエラーの影響を受ける
ことなく、高い位置決め精度を確保できる安価なステー
ジ装置とそのステージ装置の使用方法を提供することを
課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、ベース上面
に対向配設されたテーブルと、ベースとテーブルとの間
に配置されてテーブルを2次元平面内のX軸方向へ移動
自在に支持するX軸方向テーブル支持機構部と、ベース
とテーブルとの間に配置されてテーブルを2次元平面内
のY軸方向へ移動自在に支持するY軸方向テーブル支持
機構部と、ベース上面に形成された一つのX軸方向のリ
ニアガイド部と、ベース上面に形成された一つのY軸方
向のリニアガイド部と、前記Y軸方向テーブル支持機構
部を連結・支持して、前記X軸方向のリニアガイド部に
沿って移動自在に設けられたX軸方向の可動体と、前記
X軸方向テーブル支持機構部を連結・支持して、前記Y
軸方向のリニアガイド部に沿って移動自在に設定された
Y軸方向の可動体と、ベースに固定されて、前記X軸方
向の可動体を駆動するX軸方向の直線駆動機構と、ベー
スに固定されて、前記Y軸方向の可動体を駆動するY軸
方向の直線駆動機構とを備え、前記X軸方向のリニアガ
イド部とY軸方向のリニアガイド部とが略十字状に直交
する位置関係に配列されていることを特徴とするステー
ジ装置によって解決される。
【0012】このステージ装置では、X軸方向の直線駆
動機構によりX軸方向の可動体を駆動すれば、このX軸
方向の可動体がベース上面のX軸方向リニアガイド部に
沿ってX軸方向へ変位され、前記可動体に連結・支持さ
れたY軸方向テーブル支持機構部を介してテーブルが前
記X軸方向へ移動する一方、Y軸方向の直線駆動機構に
よりY軸方向の可動体を駆動すれば、このY軸方向の可
動体がベース上面のY軸方向リニアガイド部に沿ってY
軸方向へ移動し、前記可動体に連結・支持されたX軸方
向テーブル支持機構部を介してテーブルがY軸方向へ移
動する。
【0013】この場合、ベース側の可動体にテーブル支
持機構部を介してテーブルを支持させてあるので、テー
ブル荷重のベースへの伝達経路が比較的短く、たわみ変
形などのおそれが解消されるうえ、X軸およびY軸の各
直線駆動機構により一つのテーブルを駆動するので、両
駆動系の動特性が一致し、テーブルの安定した移動が可
能となる。また、レーザ干渉計なども不要になる。
【0014】とくに、前記ベース上面におけるX軸方向
のリニアガイド部とY軸方向のリニアガイド部とが略十
字状に直交する位置関係に配されているので、直線ガイ
ド精度や直交精度のばらつきによって、テーブルが移動
方向に対して微小回転を起こしても、その回転中心が前
記XおよびY軸方向のリニアガイド部の略交わる点を通
る法線上に位置することになる。このため、テーブルが
任意の位置に移動しても、微小回転の中心位置がそのま
ま同じ座標位置に存在して、いわゆるアッべの原理が満
たされることになり、微小回転によるワークの位置誤差
が最小限に留められる。
【0015】上記のステージ装置において、前記X軸お
よびY軸方向の直線駆動機構を、前記X軸およびY軸方
向のリニアガイド部にそれぞれ近接して配置してもよ
い。この場合には、直線駆動に対してテーブル移動時の
追従性がよくなり、テーブルの位置決め誤差が一層抑制
される。
【0016】また、前記直線駆動機構を、モータと、こ
のモータの回転力を受けて回転する送り螺子と、送り螺
子に螺合されて前記可動体を駆動するナットとを備えた
送り螺子機構で構成してもよい。この場合には、テーブ
ル移動の微細な制御が比較的容易に行える。
【0017】また、前記モータに、前記可動体の変位量
を検出するロータリエンコーダを連結してなる構成とし
ても良い。この場合には、ロータリエンコーダからの検
出信号により、テーブルの移動が簡単、かつ正確に制御
される。
【0018】また、前記直線駆動機構を、前記可動体を
駆動するリニアモータで構成しても良い。この場合に
は、テーブルの移動が円滑に行われる。
【0019】また、前記リニアモータに、可動体の変位
量を検出するリニアエンコーダを付設しても良い。この
場合には、リニアエンコーダからの検出信号により、テ
ーブル移動が高精度に制御される。
【0020】また、ワークへ作用する工具を備え、該工
具は、ワークへの作用点からベース上面に対する法線
が、該ベース上面のX軸方向のリニアガイド部とY軸方
向のリニアガイド部との交点を通るように配置されてい
る構成としても良い。このステージ装置では、例えばワ
ークの形状等測定用のプローブや切削加工用のバイト等
の工具が、ベース上面のX軸方向のリニアガイド部とY
軸方向のリニアガイド部との交点上に配置されているか
ら、ワークの測定時や加工時に、テーブルの微小回転が
発生しても、アッべエラーのない状態で、測定や加工が
正確に行える。
【0021】また、前記課題は、請求項1に記載のステ
ージ装置において、テーブル上に載置されたワークへの
作用点からベース上面に対する法線が、該ベース上面の
X軸方向のリニアガイド部とY軸方向のリニアガイド部
との交点を通るように、前記ワークへの作用点を設定し
て、このワークに対する所定の作業を行うことを特徴と
するステージ装置の使用方法によっても解決される。
【0022】この使用方法においては、テーブルの微小
回転が発生しても、アッべエラーのない状態で、所定の
計測や加工が正確に行える。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0024】図1は、この発明の一実施形態にかかるス
テージ装置を示す外観斜視図であり、また、図2は、ス
テージ装置を一部を除いて示す斜視図である。なお、以
下の説明で参照する図面における交叉斜線部分は、各部
材のベース1の上面に対する固定面を表している。
【0025】図1および図2において、1は定盤のよう
な平板状の剛体からなるベースであり、このベース1の
上方には、ワークWの位置決め用の方形板状のテーブル
2が2軸(XおよびY軸)方向へ移動可能に配設されて
いる。なお、ワークWとして、たとえば計測用プローブ
Pが当接されて外面形状等を測定されるものや、バイト
の刃先が当接されて外面を切削加工されるものを例に説
明するが、これに限定されるものではない。
【0026】前記ベース1の上面には、X軸方向に対応
する直線駆動機構3およびY軸方向に対応する直線駆動
機構4が配備されている。
【0027】一方の直線駆動機構3は、前記ベース1に
取り付け部材31を介して固定されたモータ32と、X
軸方向へ沿って配設された送り螺子33と、送り螺子3
3の両端部をそれぞれ支承する軸受け部材34,35
と、送り螺子33に螺合された可動体送り用ナット36
とを備えており、モータ32の回転力が送り螺子33に
伝達され、送り螺子33の回転により前記ナット36の
X軸方向の相対移動が可能となっている。
【0028】他方の直線駆動機構4は、前記ベース1に
取り付け部材41を介して固定されたモータ42と、Y
軸方向へ沿って配設された送り螺子43と、送り螺子4
3の両端部をそれぞれ支承する軸受け部材44,45
と、送り螺子43に螺合された可動体送り用ナット46
とを備えており、モータ42の回転力が送り螺子43に
伝達され、送り螺子43の回転により前記ナット46の
Y軸方向の相対移動が可能となる。
【0029】前記各モータ32,42には、ロータリー
エンコーダ32A,42Aがそれぞれ付設されており、
所定のテーブル移動量となるように、図示しないコント
ローラにより、送り螺子33,43の回転角度を細かく
制御することができるようになっている。
【0030】なお、これら直線駆動機構3,4は、ラッ
クやピニオンなどを利用したものなど、各種の送り機構
が採用可能であるが、この例のように、モータ32,4
2と送り螺子33,43を使用してあると、テーブル移
動の微細な制御を容易に行うことができる。
【0031】5は前記X軸方向へ沿って延びる一つのリ
ニアガイド部としてのガイドレールであり、前記ベース
1の上面の略中央部に位置して、前記送り螺子33に近
接して固定されている。6はY軸方向へ沿って延びる一
つのリニアガイド部としてのガイドレールであり、Y軸
方向で2分割されたレール片部6A,6Bからなり、前
記送り螺子43に近接した位置において、前記ガイドレ
ール5に対して十字状ないしは十字状に近い状態となっ
て直交する位置関係で前記ベース1の上面に固定されて
いる。
【0032】上記ガイドレール5には、図3に示すよう
に、X軸方向で長尺の板状結合部材7の両端部にそれぞ
れ固定された可動体として、一対のコの字形スライダ8
A,8Bが摺動自在に嵌合されており、前記ガイドレー
ル5と共にX軸方向テーブル直動ガイド機構11を構成
している。また、前記ガイドレール6、つまりレール片
部6A,6Bには、図3に示すように、板状の結合部材
9A,9Bがそれぞれ固定された2つの可動体、たとえ
ばコの字形スライダ10A,10Bが摺動自在に嵌合さ
れており、前記ガイドレール6と共にY軸方向テーブル
直動ガイド機構12を構成している。
【0033】なお、上記ガイドレール5,6に代えて、
前記ベース1にガイド溝を形成することも可能である
が、加工の手間などからガイドレール5,6の方が安価
になる。また、前記可動体としては、たとえばコロを利
用したものなどであってもよいが、この例のようにスラ
イダ8A,8Bおよびスライダ10A,10Bを使う
と、ガイド動作がスムースに行える。
【0034】前記ナット36は、連結ユニット13を介
して前記結合部材7に連結されており、前記モータ32
による送り螺子33の回転によってナット36がX軸方
向に移動し、ナット36に結合されている前記結合部材
7がX軸方向へ駆動されるようになっている。また、他
方のナット46は、連結ユニット14を介して前記結合
部材9Aに連結されており、モータ42による送り螺子
43の回転によってナット36がY軸方向に移動し、ナ
ット46に結合されている前記結合部材9AがY軸方向
へ駆動されるようになっている。
【0035】なお、連結ユニット13,14は、図示し
ない弾性機構を有しており、前記ガイドレール5と送り
螺子33との平行度誤差を吸収してスライダ8A,8
B、スライダ9A,9Bの円滑な直動性を確保してあ
る。
【0036】前記結合部材7の上面には、図6に示すよ
うに、その両端部に位置して板状の中間結合部材15
A,15Bがそれぞれ固定されており、また、結合部材
9A,9Bの各上面には、図5に示すように、板状の中
間結合部材16A,16Bがそれぞれ固定されている。
【0037】図4に示すように、前記テーブル2の下面
におけるX軸方向に沿った両側部には、それぞれX軸方
向へ沿って延びるリニアガイド部としてのガイドレール
21A,21Bがそれぞれ固定されており、また、前記
テーブル2の下面におけるY軸方向に沿った両側部に
は、それぞれY軸方向へ沿って延びるリニアガイド部と
してのガイドレール22A,22Bがそれぞれ固定され
ている。なお、これらガイドレール21A,21Bおよ
び22A,22Bの代わりに、テーブル2の下面にガイ
ド溝を形成することも可能である。
【0038】上記中間結合部材15A,15Bの各上面
には、図4及び図6に示すように、前記Y軸方向へ沿っ
たガイドレール22A,22Bを相対ガイド可能に支持
する上側可動体として、上側スライダ23A,23Bが
それぞれ固定されており、また、上記中間結合部材16
A,16Bの各上面には、図4及び図5に示すように、
前記X軸方向へ沿ったガイドレール21A,21Bを相
対ガイド可能に支持する上側可動体として、上側スライ
ダ24A,24Bがそれぞれ固定されている。
【0039】前記中間結合部材15A,15Bならびに
上側スライダ23A,23Bにより、前記テーブル2を
Y軸方向へ摺動自在に支持するY軸方向のテーブル支持
機構部25A,25Bを構成している。また、前記中間
結合部材16A,16Bならびに上側スライダ24A,
24Bにより、前記テーブル2をX軸方向へ摺動自在に
支持するX軸方向のテーブル支持機構部26A,26B
を構成している。勿論、両テーブル支持機構部25,2
6は、上記構成のものに限定されることなく、任意のス
ライド機構などが採用可能である。
【0040】つぎに、図示実施形態に係るステージ装置
の動作を説明する。
【0041】ワークWをテーブル2上に載置してから前
記モータ32により送り螺子33を回転させると、ナッ
ト36のX軸方向へ移動により、結合部材7がスライダ
8A,8Bを介して前記ガイドレール5に沿ってX軸方
向へ移動する。この結合部材7には、前記テーブル2側
のY軸方向のガイドレール22A,22Bにそれぞれ嵌
合する上側スライダ23A,23Bが連結されているの
で、結合部材7の移動がテーブルに伝達され、このテー
ブル2は、その下面のX軸方向のガイドレール21A,
21Bにそれぞれ案内される上側スライダ24A,24
Bを介してX軸方向へ移動する。
【0042】一方、モータ42により送り螺子43を回
転させると、ナット46のY軸方向の移動により、結合
部材9A,9Bがそれぞれスライダ10A,10Bを介
して前記ガイドレール6(6A,6B)に沿ってY軸方
向へ移動する。この結合部材9A,9Bには、前記テー
ブル2側のX軸方向のガイドレール21A,21Bに嵌
合する各スライダ24A,24Bが連結されているの
で、結合部材9A,9Bの移動が前記テーブル2に伝達
され、このテーブル2は、その下面のガイドレール22
A,22Bにそれぞれ案内される上側スライダ23A,
23Bを介してY軸方向へ移動する。これにより、テー
ブル2をX軸およびY軸の双方へ移動させることが可能
となる。
【0043】ここで、前記ベース1側のX軸方向のスラ
イダ8A,8Bに連結されたY軸方向テーブル支持機構
部25A,25BならびにY軸方向のスライダ10A,
10Bに連結されたX軸方向テーブル支持機構部26
A,26Bを介してテーブル2を支持したことにより、
2段テーブル構成のものに比して構造が簡単になるとと
もに、リニアモータやレーザ干渉計などを組み合わせ使
用するものに比して安価に製作できる。しかも、テーブ
ル2の荷重は、Y軸方向テーブル支持機構部25A,2
5BならびにX軸方向テーブル支持機構部26A,26
Bから、その直下に位置するベース側のスライダ8A,
8B、10A,10Bを介してベース1に直接的に伝達
支持されるから、ベース1側への荷重伝達経路が短くな
り、部材のたわみ変形などが抑制される。
【0044】さらに、モータ32,42がベース1の上
面、つまり同一平面上に配備されているので、配線の引
き回しなどが簡素化されるうえ、テーブル2をX軸方向
あるいはY軸方向へ変位させるときに、前記モータ32
および送り螺子33と前記モータ42および送り螺子4
3とに加わる荷重は均等であるから、X軸およびY軸方
向の動特性が同じとなり、テーブル2の円滑な移動が可
能となり、モータ32,42の回転力を調整したりする
ことなく、一様な制御特性を得ることができる。
【0045】また、前記送り螺子33をガイドレール5
に近接配置し、送り螺子43をガイドレール6に近接配
置してあるので、テ−ブル2をX軸方向へ移動させた場
合のワークWのX軸方向の移動量は、前記ナット36の
移動量と略一致する一方、送り螺子43をガイドレール
6に近接配置してあるので、テ−ブル2をY軸方向へ移
動させた場合のワークWのY軸方向の移動量は、前記ナ
ット46の移動量と略一致して、テーブル2の移動の追
従性が高くなる。
【0046】ところで、ガイド剛性が低い場合、テーブ
ル重心が送り螺子33,43から離れた状態で駆動され
ると、テーブル2にヨーイングと称される微小回転が発
生する。つまり、テーブル2は、X軸のナット36に連
結されている結合部材7がY軸方向のガイドレール22
A,22Bに沿って互いに反対方向へ微小変位し、Y軸
のナット46に連結されている結合部材9A、9BがX
軸方向のガイドレール21A,21Bに沿って互いに反
対方向へ微小変位する。
【0047】いま、たとえば図7に示すように、テーブ
ル2のX軸方向の辺aへ沿って移動するスライダAがA
1の位置までX軸方向でΔxだけ微小変位し、Y軸方向
の辺bへ沿って移動するスライダBがB1の位置までΔ
yだけ微小変位し、テーブル2が実線の状態から破線の
状態に微小回転したとする。
【0048】辺AC=x、AA1=Δx、BC=y、B
B1=Δy、OC=AB=A1B1=Rとすると、|A
C|2 +|BC|2=|AB|2 となる。
【0049】つまり、 x2+y2=R2・・・・・・・・・・・・・・・(1) テーブル2の微小変位時には、|A1C|2 +|B1C
2=|A1B1|2となる。
【0050】つまり、 (x−Δx)2+(y+Δy)2=R2 ・・・・・(2) 上記(2)式を展開して(1)式を代入し、(Δ
x)2、(Δy)2を無視すると、 Δx/y=Δy/x=Δθ・・・(3) となる。
【0051】上記(3)式から ∠AOA1=∠BOB1=Δθ このことからテーブル2にヨーイングが発生した時の微
小回転の中心は、O点となることが分かる。つまり、テ
ーブル2の互いに直交する辺a,bにおいて、上記スラ
イダAのスライド方向と直交する線と、スライダBのス
ライド方向と直交する線との交点が前記微小回転の中心
となっている。
【0052】上記実施形態において、Y軸方向の上側ス
ライダ24A,24Bがガイドされる 各ガイドレール
21A,21Bが、前記ベース1のY軸方向のガイドレ
ール6(6A,6B)に直交し、X軸方向の上側スライ
ダ23A,23Bがガイドされる各ガイドレール22
A,22Bが、ベース1のX軸方向のガイドレール5に
直交しているので、前記微小回転の中心Oは、前記ガイ
ドレール5とガイドレール6との交点上に位置すること
になる。したがって、テーブル2がXおよびY軸方向の
任意の位置に移動しても、微小回転の中心Oは、常に同
じ位置に留まることになる。
【0053】従って、テーブル2上のワークWに対する
工具の作用点(測定用プローブPの先端やバイトの刃先
等)Q(図5,図6)からベース1への法線Zが、ガイ
ドレール5とガイドレール6との交点を通るように、作
用点Qを設定すれば、作用点Qは微小回転の中心O上に
常に存在し、平面内においていわゆる「アッべの原理」
が満たされることになるので、微小回転による誤差は生
じない。
【0054】つまり、プローブPのワーク検知点である
微小回転の中心OからのX軸およびY軸方向の各変位量
がそれぞれ前記ナット36,46の変位量と一致し、こ
の変位量は絶対座標軸上の変位量と略同じであるので、
微小回転による位置精度を補正する必要もなく、正確な
位置決め精度を得ることができる。
【0055】この実施形態においても、プローブPは、
ワークへの作用点Qからベース1への法線Zが、ガイド
レール5とガイドレール6との交点を通るような配置
で、ベース1その他適当な部位に固定されている。
【0056】図8は、この発明の他の実施形態にかかる
ステージ装置を示す外観斜視図であり、図1〜図4と同
一もしくは相当個所には、同一符号を付して説明を省略
する。
【0057】図8において、ベース1上には、X軸方向
の直線駆動機構として、ガイドレール5に平行してリニ
アモータ61およびリニアエンコーダ61Aが配置され
ており、また、Y軸方向の直線駆動機構として、ガイド
レール6に平行してリニアモータ71およびリニアエン
コーダ71Aが配置されている。X軸方向のリニアモー
タ61の駆動子62が前記ナット36の代わりとなって
連結ユニット13、結合部材15Aなどを介して上側ス
ライダ23A,23B側に連結されており、また、Y軸
方向のリニアモータ71の駆動子72が前記ナット46
の代わりとなって連結ユニット14、結合部材9Aなど
を介して上側スライダ24A、24B側に連結されてい
る。
【0058】この場合も前記実施形態と同様の効果を奏
するうえ、リニアエンコーダ61A,71Aなどによ
り、テーブル2の移動量を細密に測定しながら駆動でき
るので、一層正確な位置決めが行える。
【0059】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ベース側
のX軸およびY軸方向リニアガイド部にそれぞれ案内さ
れるX軸およびY軸方向可動体に、テーブル支持機構部
を介して一つのテーブルを支持させた構成により、テー
ブル荷重のベースへの伝達経路が比較的短くなり、ベー
ス上の部材のたわみ変形などのおそれを解消できる。し
かも、XおよびY軸の各直線駆動機構により一つのテー
ブルを駆動するので、両駆動系の動特性を均等化でき、
テーブルの安定した変位を図ることができるとともに、
レーザ干渉計なども不要となる。
【0060】とくに、前記ベース上面におけるX軸およ
びY軸方向の各リニアガイド部が略十字状に直交する位
置関係に配されているので、直線ガイド精度などの限界
からテーブルが移動方向に対して微小回転を起こしたと
しても、その回転中心が前記両方向のリニアガイド部の
略交わる点を通る法線上に位置するとともに、テーブル
の移動位置にかかわらず、回転中心が常に同じ位置に保
たれる結果、微小回転によるワークの位置誤差を極力少
なくすることができる。
【0061】請求項2に係る発明によれば、直線駆動に
対してテーブル移動時の追従性が高くなり、テーブルの
位置決め誤差の発生を抑制することができる。
【0062】請求項3に係る発明によれば、テーブル移
動の微細な制御を比較的容易に行うことができる。
【0063】請求項4に係る発明によれば、ロータリエ
ンコーダからの検出信号により、テーブルの変位を簡
単、かつ正確に制御可能となる。
【0064】請求項5に係る発明によれば、テーブルの
移動を円滑にできる。
【0065】請求項6に係る発明によれば、リニアエン
コーダからの検出信号により、テーブル変位を高精度に
制御できる。
【0066】請求項7に係る発明によれば、例えばワー
クの形状等測定用のプローブや切削加工用のバイト等の
工具が、ベース上面のX軸方向のリニアガイド部とY軸
方向のリニアガイド部との交点上に配置されているか
ら、ワークの測定時や加工時に、テーブルの微小回転が
発生しても、アッべエラーのない状態で、測定や加工を
正確に行うことができる。
【0067】請求項8に係る発明によれば、テーブルの
微小回転が発生しても、アッべエラーのない状態で、ワ
ークに所定の測定や加工を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るステージ装置を示
す外観斜視図である。
【図2】同じくステージ装置をテーブル取り外し状態で
示す斜視図である。
【図3】同じくステージ装置のベース以外の部位を裏返
した状態の斜視図である。
【図4】同じくステージ装置におけるテーブルおよびそ
のスライド機構の底面側からの斜視図である。
【図5】図1のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図1のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】テーブルの微小回転の説明図である。
【図8】この発明の他の実施形態にかかるステージ装置
を示す外観斜視図である。
【図9】従来のステージ装置の説明図である。
【図10】アッべエラーの説明図である。
【図11】別の従来のステージ装置の説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・・ベース 2・・・・・・・・・・・・・・テーブル 3,61・・・・・・・・・・・X軸方向の直線駆動機
構 4,71・・・・・・・・・・・Y軸方向の直線駆動機
構 5・・・・・・・・・・・・・・X軸方向のリニアガイ
ド部 6(6A,6B)・・・・・・・・Y軸方向のリニアガ
イド部 8A,8B・・・・・・・・・・X軸方向の可動体 10A,10B・・・・・・・・Y軸方向の可動体 25A,25B・・・・・・・・Y軸方向のテーブル支
持機構部 26A,26B・・・・・・・・X軸方向のテーブル支
持機構部 31,41・・・・・・・・・・モータ 32A,42A・・・・・・・・ロータリエンコーダ 33,43・・・・・・・・・・送り螺子 36,46・・・・・・・・・・ナット 61,71・・・・・・・・・・リニアモータ 61A,71A・・・・・・・・リニアエンコーダ P・・・・・・・・・・・・・・プローブ(工具) Q・・・・・・・・・・・・・・作用点 X・・・・・・・・・・・・・・2次元平面内のX軸方
向 Y・・・・・・・・・・・・・・2次元平面内のY軸方
向 Z・・・・・・・・・・・・・・作用点を通る法線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F078 CA08 CB05 CB12 CB18 CC02 CC11 3C048 BC02 DD06 EE06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上面に対向配設されたテーブル
    と、 ベースとテーブルとの間に配置されてテーブルを2次元
    平面内のX軸方向へ移動自在に支持するX軸方向テーブ
    ル支持機構部と、 ベースとテーブルとの間に配置されてテーブルを2次元
    平面内のY軸方向へ移動自在に支持するY軸方向テーブ
    ル支持機構部と、 ベース上面に形成された一つのX軸方向のリニアガイド
    部と、 ベース上面に形成された一つのY軸方向のリニアガイド
    部と、 前記Y軸方向テーブル支持機構部を連結・支持して、前
    記X軸方向のリニアガイド部に沿って移動自在に設けら
    れたX軸方向の可動体と、 前記X軸方向テーブル支持機構部を連結・支持して、前
    記Y軸方向のリニアガイド部に沿って移動自在に設定さ
    れたY軸方向の可動体と、 ベースに固定されて、前記X軸方向の可動体を駆動する
    X軸方向の直線駆動機構と、 ベースに固定されて、前記Y軸方向の可動体を駆動する
    Y軸方向の直線駆動機構とを備え、 前記X軸方向のリニアガイド部とY軸方向のリニアガイ
    ド部とが略十字状に直交する位置関係に配列されている
    ことを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記X軸およびY軸方向の直線駆動機構
    を、前記X軸およびY軸方向のリニアガイド部にそれぞ
    れ近接して配置してなる請求項1に記載のステージ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記直線駆動機構を、モータと、このモ
    ータの回転力を受けて回転する送り螺子と、送り螺子に
    螺合されて前記可動体を駆動するナットとを備えた送り
    螺子機構で構成してなる請求項1に記載のステージ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記モータに、前記可動体の変位量を検
    出するロータリエンコーダを連結してなる請求項3に記
    載のステージ装置。
  5. 【請求項5】 前記直線駆動機構を、前記可動体を駆動
    するリニアモータで構成してなる請求項1に記載のステ
    ージ装置。
  6. 【請求項6】 前記リニアモータに、前記可動体の変位
    量を検出するリニアエンコーダを付設してなる請求項5
    に記載のステージ装置。
  7. 【請求項7】 ワークへ作用する工具を備え、該工具
    は、ワークへの作用点からベース上面に対する法線が、
    該ベース上面のX軸方向のリニアガイド部とY軸方向の
    リニアガイド部との交点を通るように配置されている請
    求項1に記載のステージ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のステージ装置におい
    て、テーブル上に載置されたワークへの作用点からベー
    ス上面に対する法線が、該ベース上面のX軸方向のリニ
    アガイド部とY軸方向のリニアガイド部との交点を通る
    ように、前記ワークへの作用点を設定して、このワーク
    に対する所定の作業を行うことを特徴とするステージ装
    置の使用方法。
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