JP2002281126A - 情報処理システム、情報端末装置および情報記録再生装置並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム、情報端末装置および情報記録再生装置並びに記憶媒体

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JP2002281126A
JP2002281126A JP2001079383A JP2001079383A JP2002281126A JP 2002281126 A JP2002281126 A JP 2002281126A JP 2001079383 A JP2001079383 A JP 2001079383A JP 2001079383 A JP2001079383 A JP 2001079383A JP 2002281126 A JP2002281126 A JP 2002281126A
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Ryoichi Suzuki
良一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価なパーソナルコンピュータ等を使用する
ことなく、携帯電話機等の携帯情報端末装置と情報記録
再生装置との間においてデータやプログラムを読み出
し、互いに書き込み等の授受を容易にした情報処理シス
テムを提供する。 【解決手段】 携帯電話機等の携帯情報端末装置10と
情報記録再生装置3とを無線あるいは有線通信手段によ
り接続し、前記情報記録再生装置3、15または前記携
帯情報端末装置10の少なくとも一方に、他方に記憶し
たデータの読み出し/書き込み制御機能を備える。ま
た、携帯電話機等の情報端末装置10と情報記録再生装
置3、15とが通信手段を介して接続され、少なくとも
一方が他方の記録情報を読み出し/書き込み機能を制御
するためのプログラムやアプリケーションプログラムを
記憶した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムや通信システムにおいて使用される情報記録再生可
能な媒体、例えば、光ディスク(CD−R/RW/RO
M・DVD−R/RW/RAM/ROM・DVD+RW
等)、光磁気ディスク(MO等)、磁気ディスク(HD
・FD等)、(IC)メモリカード(SRAM・フラッ
シュROM等)、(光・磁気)テープ等、を駆動するシ
ステムおよび装置に関し、特に、携帯電話・PHS等の
携帯情報端末装置と組み合わせて有用な情報処置装置シ
ステムおよび情報記録再生装置並びに記憶媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録再生可能な媒体、例え
ば、光ディスク(CD−R/RW/ROM・DVD−R
/RW/RAM/ROM・DVD+RW等)、光磁気デ
ィスク(MO等)、磁気ディスク(HD・FD等)、
(IC)メモリカード(SRAM・フラッシュROM
等)、(光・磁気)テープ等は、各種のコンピュータシ
ステムの周辺機器として多用されているが、コンピュー
タシステムの多機能化が進むに従って、これら記録再生
可能な媒体を駆動する装置も、複雑なOSやアプリケー
ションを介して利用するようになっている。その為、あ
る限定された範囲の機能をもった記憶装置であっても複
雑な基本的OSやアプリケーションを必要とし、且つ、
それを駆動制御させる為の高速なCPUおよび大容量メ
モリ等が必要不可欠であった。そのため、従来は通常図
6に示すように、携帯情報端末装置1はPC(パーソナ
ルコンピュータ)2を介して情報記録再生装置3を使用
するのが一般的であった。なお、従来から特定の機能装
置に関連して携帯端末装置に所望データを転送するも
の、例えば特開平9−81885号公報「ナビゲーショ
ン装置及び携帯型情報記録再生装置」に示されたよう
に、カーナビゲーション用装置内に収められた地図及び
地図に付随する情報を携帯型情報記録再生装置に必要に
応じてデータを転送して利用する装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平9−81885号公報にて提案されたものは、
カーナビゲーションシステム等の特定の機能装置に限定
されたものであって、その他の機能装置として使用不可
能であった。このような特定機能装置に限定される場
合、コストパフォーマンスの点から、ナビゲーション装
置のように高価なシステムに付加的に提供されるに留ま
るものであった。一方、近年、携帯電話装置やPHS
等、安価な情報端末装置が爆発的に普及しているが、最
近の携帯情報端末装置は、電話機能に留まらず、コンテ
ンツ再生装置やインターネットへの接続装置としても使
用されており、電子メールの送受信、ウェブページの閲
覧と入出力、写真など画像の入出力、音楽や記事など様
々なコンテンツの送受信などもできるようになってい
る。しかし、これら携帯端末装置は、年々、軽量コンパ
クト化、および低価格化が進行するに伴って、内蔵する
メモリ容量は少なく、操作手段も限定される傾向があ
る。その為、電話帳情報、通話情報、課金情報、送受信
コンテンツ、送受信メール等のデータが蓄積すると、内
蔵メモリに収納できない分は、消去せざるを得なかっ
た。また、電話番号やID等を変えずに端末を交換する
とき、それまで使っていた電話帳などの情報も消去また
は破棄せざるを得なかった。PCと接続し、保存するこ
とも可能であるが、高価なPCを購入維持しなければな
らず手軽な手段とは言えない。本発明は上述したような
事情に鑑みてなされたものであって、高価なPCを介す
ることなく、最近普及が著しい情報端末装置(PDA、
パームトップコンピュータ、携帯電話、PHS、ゲーム
機、電子メール端末など)に対して、それらとの情報を
効率的にやりとり可能な情報処置装置システム情報端末
装置および情報記録再生装置並びに記憶媒体を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するために請求項1記載の情報処理システムは、
携帯電話機等の携帯情報端末装置と情報記録再生装置と
を含み、両者夫々に無線あるいは有線による通信手段を
備えると共に、前記情報記録再生装置または前記携帯情
報端末装置の少なくとも一方に、他方に記憶したデータ
を読み出し/書き込み制御機能を備えたことを特徴とす
る。請求項2記載の情報端末装置では、情報記録再生装
置と無線または有線による通信手段を備えると共に、前
記情報記録再生装置に記憶したデータを読み出し/書き
込み制御機能を備えたことを特徴とする。請求項3記載
の情報記録再生装置では、携帯電話機等の情報端末装置
と無線あるいは有線による通信手段を備えると共に、前
記情報端末装置に記憶したデータを読み出し/書き込み
制御する機能を備えたことを特徴とする。請求項4記載
の情報記録再生装置では、請求項1乃至3記載の情報処
理システムまたは情報記録再生装置において、前記情報
記録再生装置の記録媒体が交換可能なものであり、該記
憶媒体には予め他の情報と共に前記情報端末装置を制御
するためのプログラムやアプリケーションプログラムが
記憶されており、この記憶媒体から読み出した前記プロ
グラムやアプリケーションプログラムを前記情報端末装
置に通信手段を介して転送することを特徴とする。請求
項5記載の発明では、請求項1、3および4記載の情報
処理システムまたは情報記録再生装置において、前記情
報記録再生装置の記録媒体が交換可能なものであり、該
記憶媒体には予め他の情報と共に当該情報記録再生装置
を制御するためのプログラムやアプリケーションプログ
ラムが記憶されており、情報記録再生装置は装着された
この記憶媒体からプログラムやアプリケーションプログ
ラムを読み取って実行可能にし、または情報記録再生装
置に記憶された既存のものを書き換えることを特徴とす
る。請求項6記載の発明では、請求項1、3、4、また
は5記載の情報処理システムまたは情報記録再生装置に
おいて、前記情報記録再生装置には前記情報端末装置用
充電手段を一体に備え、該充電手段に情報端末装置を装
着中に、当該情報記録再生装置と前記情報端末装置との
間で通信を行い得るようにしたことを特徴とする。請求
項7記載の発明では、携帯電話機等の情報端末装置と情
報記録再生装置とが通信手段を介して接続され、少なく
とも一方が他方の記録情報を読み出し/書き込み機能を
制御する情報処理システムや情報記録再生装置に必要な
プログラムやアプリケーションプログラムを記憶したこ
とを特徴とする請求項8記載に発明では、請求項7記載
の記憶媒体において、前記記録媒体が交換可能なもので
あり、該記憶媒体には予め他の情報と共に前記情報端末
装置または当該情報記録再生装置を制御するためのプロ
グラムやアプリケーションプログラムが記憶されている
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は以上のように構成するので、請求項1
記載の発明では、情報記録再生装置と情報端末装置とを
通信手段を介して接続可能にしたので、高価なPCを用
いることなく、直接情報のやりとりが可能になる。ま
た、請求項2、3記載の発明では、情報端末装置と情報
記録再生装置とを互いに通信接続する手段と相手側のデ
ータを読み出し、書き込む手段を設けたので、請求項1
記載の発明と同様に、高価なPCを用いることなく、直
接情報のやりとりが可能になる。請求項4、5記載の発
明では、前記情報記録再生装置の記憶媒体が交換可能で
ある場合において、この記憶媒体に情報端末装置や情報
記録再生装置の制御に必要なプログラムやアプリケーシ
ョンプログラムを記憶したので、必要応じてこれらを読
み出して、インストールすることが容易となる。請求項
6記載の発明では、情報端末装置の充電器を情報記録再
生装置に一体に設けたので、両者を接続する手段が簡便
となり、しかも情報端末装置を充電中にも、両者の通信
手段を介してデータの授受が可能となる。請求項7,8
記載の発明では、請求項1乃至6記載の発明の実施に必
要なプログラムやアプリケーションプログラムを交換式
記憶媒体にメモリしたので、当該記憶媒体のコンテンツ
再生や利用に必要なプログラム等のインストールや更新
が容易となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施の形態を参照
しながら本発を詳細に説明する。図1は、本発明に係る
情報処置装置システムの一実施形態例を示す概略全体図
である。同図において、10は携帯電話機であるが、他
の装置、例えば携帯情報端末装置等であってもよい。こ
の携帯電話機は外観的には、図示を省略した基地局等と
無線通信を行うためのアンテナ11と、液晶等の表示部
12と、各種のスイッチを並べた操作部13と、通信線
14を備えており、この通信線14を介して情報記録再
生装置15と通信可能になっている。なお、通信線は図
示を省略したコネクタを経て互いに接続されているが、
有線手段に限らず、無線手段であってもよい。無線手段
としては、規格等の標準化が進められているブルートゥ
ース等の局部的無線通信手段等が利用できよう。また、
この実施例においては、情報記録再生装置としてCD−
R/RWドライブを例として説明する。すなわち、この
例に示す情報記録再生装置15は少なくとも、前記通信
線14を接続するためのコネクタ(図示省略)と、動作
表示部16と、情報記録媒体取り出しスイッチ(トレイ
スイッチ)17およびCD−R/RW着脱口を備えてい
るが、コネクタ(通信手段)以外は、ハードディスクや
不揮発メモリなど、媒体によっては省略も可能である。
なお、18は電源部でありACアダプター等による安定
供給が望ましいが、データ保存に支障が無ければ通常の
PCのように乾電池や充電式電池などを内蔵しても構わ
ない。また、本情報処置装置システムを構築するのに際
して、一般に携帯電話機には他の情報端末装置との接続
のためにコネクタを備えたものが多いので、これらをそ
のまま利用することも可能であり、その場合は、情報記
録再生装置のコネクタを既存の携帯電話機のコネクタと
接続可能なものにすればよい。
【0007】図2は、上述した情報処置装置システムも
しくは情報記録再生装置15を利用する場合の、各種処
理フローの例を示す図である。この例に示す処理メニュ
ーは、携帯電話機(携帯情報端末)から情報記録再生装
置にデータを保存し、または情報記録再生装置に記憶さ
れているデータを読み出して携帯電話機(携帯情報端
末)に記憶する場面を想定している。さらに、ユーザの
利便性を考えて取り扱うデータの種類によって区別され
ているが、ファイル単位毎に入出力処理を、読み出し処
理・書込み(保存)処理に大別できる。情報記録再生処
理を選択すると、まず、通信の確立を試みる(ST2
1)。安定した通信が確保出来ない場合は書込みや読み
出しの途中でエラーが発生し易くなるので、一定品質以
上の通信が確保されていることを確認し、確保できない
場合は繰り返し通信の確保を確認する(ST21 N
O)。通信が確保された場合は(ST21 YES)、
各データ毎に処理メニューを選択させる(ST22)。
この選択メニューは、各通信提供者などによって異なる
が、代表的例としてメール、音楽、画像、ウェブ、電話
アドレス帳・通信ログを例として挙げ、各データ毎に端
末側に一つのファイルを持っているものとして処理を行
う場合を例示している。各処理は、携帯情報端末装置が
現在保有しているファイルを情報記録再生装置に保存す
る処理と、過去に携帯情報端末装置から情報記録再生装
置に記録したファイル、もしくは予め情報記録再生装置
に記録してあるファイルを読み出して、携帯情報端末装
置に読み込み記憶する処理の二種類に大別される。ま
ず、情報記録再生装置15に記憶されているデータ等を
読み出して携帯電話機(携帯情報端末)10に記録する
場合はREAD処理を実行する。すなわち、情報記録再
生装置側にメモリされているファイル、またはその中か
ら対象となるデータのファイル一覧を取得し、読み出す
候補を示す(R1)。次に、その中から携帯情報端末装
置(端末側)に読み出したいファイルを選択する(R
2)。この処理によって、ファイルの位置(アドレス
等)が決定されるので、そのファイルの容量(大きさ)
を判断し、端末側のメモリの空き領域容量を確認する
(R3)。空き領域容量が読み出すファイル容量より大
きい場合は、そのまま読み込み処理を行う(ファイル追
加)が、端末側のメモリ容量が少ないときは、端末側の
現有データを消去して良いか否かの確認を行い、消去し
ても構わない領域を確認し、新たに記憶するメモリ領域
を確保した後、読み出し処理と端末側への書き込み処理
を行う(R4)。
【0008】一方、携帯電話機(携帯情報端末等)から
情報記録再生装置に書きこむ場合は、書き込み側(WR
ITE)処理を実行する。まず、情報記録再生装置側の
媒体の空き容量を確認する(W1)。空き容量がこれか
ら書き込むデータ容量より大きい場合はそのまま書き込
み処理を実行すればよいが、情報記録再生装置側の書き
込み領域の容量が少ない場合はエラーが発生するので、
新しい記憶媒体の用意か装置の交換を促す。次に、書込
む位置を自動的、あるいはユーザの入力選択により決定
し(W2)、書込み処理を行う(W3)。このとき同じ
種類のデータファイルは同じディレクトリに保存すると
か隣接した位置に書き込むようにすれば次回の読み出し
処理が高速に処理できる。書き込みが正常に終了した
ら、端末側のデータを消去するか、そのまま維持するか
選択させることにより(W4)、不要データの消去によ
って少ないメモリの有効活用を図るようにすれば便利で
ある。概要的には以上説明したような処理の流れになる
が、この実施例における情報記録再生装置の処理は、従
来のコンピュータ処理との共通化を前提にしており、定
められた物理的な位置指定などを含む原始的なコマンド
操作を行うものである。この際、端末側(携帯情報端末
装置側)においてそのコマンド操作を行うようにすれ
ば、本発明による情報記録再生装置と従来のコンピュー
タ用情報記録再生装置の共通化が容易である。また、端
末側からは、情報記録再生装置に対して、上述した例に
示したようにファイル単位などで通信を行うことができ
れば、端末側の負担は比較的軽くなる。いずれの方法を
採用するかは、具体的な実現対象製品毎に、適宜選択す
ることができる。
【0009】図3は本発明の変形実施形態例の概要構成
図であって、この例は、情報記録再生装置の媒体が交換
可能である場合を例示したものである。例えば、再生や
使用に際して特殊なプログラムやアプリケーションを必
要とするゲームや映像もしくは音楽等が記憶された記憶
媒体が情報供給者等から提供される場合を想定したもの
であり、そのデータを携帯情報端末装置に移植して使用
することを可能にしたものである。このような機能の必
要性は、例えば、特殊な着信メロディ(着メロ)やキャ
ラクタ、ゲーム等のプログラムを携帯情報端末装置にメ
モリして使用する場合、あるいは、その他の特殊サービ
スを携帯情報端末装置を介して受ける際に必要なプログ
ラムを携帯情報端末装置にインストールする場合や、同
様の目的で既に記憶したプログラムを更新する場合を考
えれば理解できよう。このような場合に必要なプログラ
ムやアプリケーションソフトがデータと同一記憶媒体に
記憶されており、この記憶媒体を情報記録再生装置にセ
ットし、情報記録再生装置や端末に対してプログラムや
コンテンツの更新を行う。このようなプログラム等の更
新は、携帯情報端末装置に対して行う場合の他、情報記
録再生装置に関して行う場合もあり得る。
【0010】図4は、その処理の一例を示したフローチ
ャート図である。まず、携帯情報端末装置と情報記録再
生装置との間の通信の確立確認(媒体の読み取りも含
む)(ST41)を行った後、アクションの選択を行う
(ST42)。情報記録再生装置において更新処理を行
う場合は、装置を更新モードにし(K2)、装置自身の
処理によって、媒体から読み取り更新を行う(K3)。
端末(携帯情報端末装置)に関して更新を行う場合は、
(更新プログラムやコンテンツの選択が可能なら選択
後)端末を更新モードにすることによって(T2)、無
用の割り込み処理や電話着信等のモードに移行しないよ
うにしておく。さらに、目的とする特定のファイルの読
み出しを行った上で(T3)、端末側のプログラム・コ
ンテンツ更新を行う(T4)。いづれの場合も、更新が
正しく終了(ST43)した後、装置・端末の再起動や
リセット・リスタート(ST44)を促し、新しいプロ
グラムやコンテンツを実行処理する。
【0011】図5はさらに、本発明の他の実施態様例を
示す概要構成図であり、この例では、携帯電話機等(携
帯情報端末装置)に使用する充電装置(充電部)21と
本発に係る情報記録再生装置15を一体に組み込んだも
のである。すなわち、一般に携帯電話機をはじめとして
携帯端末には多くの場合、充電装置が付属しており、携
行しないときは内部電池を充電しつつ着信状態にしてお
くことが多い。携帯電話機(携帯情報端末)10の充電
部21に情報記録再生装置15を一体化すれば電源も共
通になるのみならず、省スペース化が図られ効率が良
い。さらに、携行しない間に充電しながら電話機能を通
じて送られてくるメール内容を当該情報記録再生装置に
記憶することも可能であるし、電話帳などの定期的な保
存を促すこともできる。また、この実施例においては、
携帯情報端末装置と情報記録再生装置との通信手段とし
て、充電端子を介して信号の授受を行う手段を使用すれ
ば、コネクタや通信ケーブルを省略する効果も有る。近
年、家庭内のAC電源ラインを介して、各種データの伝
送を可能にする手段が提供されているので、この手段を
利用して携帯情報端末装置に種種データを入力すること
も可能であろう。
【0012】なお、上述したように、例えば、特殊な着
信メロディ(着メロ)やキャラクタ、ゲーム等のプログ
ラムを携帯情報端末装置にメモリして顧客に提供するこ
とも有用であり、従って、そのようなプログラムやアプ
リケーションを記憶した記憶媒体単体を提供することも
本発明の範囲に含まれる。顧客は、このような記憶媒体
を携帯情報端末装置に装着し、必要なプログラムを携帯
情報端末装置にインストールし、または同様の目的で既
に記憶したプログラムを更新することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成し、且
つ、機能するものであるから、夫々の発明において以下
の効果がもたらされる。すなわち、情報端末装置と情報
記録再生装置とを通信手段を介して接続し、高価なPC
などの装置を使用することなく直接情報のやりとりが可
能となる。従って、PCやOSなどが不要なので低コス
トで安価な情報記録再生手段を提供することができる。
このような手軽な情報記録再生手段によれば、携帯電話
機等の情報端末装置の限り有るメモリに収納できない通
信記録やコンテンツなどのデータを保存したり再生する
ことが容易となる。また、情報端末装置を介して入手し
たコンテンツはその情報端末を介して保存されるので、
特定の情報端末装置でしか利用できないようにコンテン
ツに利用制限を施すことも容易である。本発明において
は、情報記録再生装置に対してファイルを読み書きする
手段が必要になるが、これを情報端末側に備えることに
よって、機種に依存しない情報記録再生装置が提供でき
る。実際には物理的インタフェースの統一が必要である
が、これをPCで一般に用いられるものと共用できるよ
うに設定すれば、既存のPCと情報端末装置と共通に使
用できる情報記録再生装置を提供する上で都合がよく、
また、PCで用いられるものとほぼ共通になるので現在
の生産設備なども共用できる。逆に読み書きする手段を
情報記録再生装置側に備えると、情報端末側には簡単な
通信手段のみを追加すればよい。以上説明したように、
情報端末装置や情報記録再生装置も一種のコンピュータ
システムと同様にプログラムで動作しており、これらプ
ログラムは不揮発RAMやFlashROMに格納さ
れ、書換え可能になっていることが多い。そこで、この
プログラムや利用されるコンテンツを記録媒体から情報
記録再生装置を通して情報端末装置や情報記録再生装置
にダウンロードして利用できるようにする。この手段に
よれば最新版(最新バージョン)プログラムへの書換え
が極めて容易となる他、メンテナンス性も向上する。さ
らには、新しいコンテンツとの入れ替えも可能となり、
エンタテイメント用途の利用にも便利である。また顧客
の要望に応じたカスタマイズなども可能となる。なお、
携帯電話機のように携帯端末装置には多くの場合、充電
装置が付いており、携行しない時間は通常充電するのが
一般的である。そこで、この充電器と情報記録再生装置
を一体化すれば電源も一本化でき、省スペースで効率が
良いし、充電中にも両者を通信手段で接続し、必要なデ
ータの授受を実行することができる。充電器と情報記録
再生装置とを一体化すれば、両者間の通信手段が極めて
簡便なもので済むメリットも有る。また、交換可能な記
憶媒体に、これらのプログラムやコンテンツを格納すれ
ば、特殊なプログラムが必要な場合であっても、容易に
必要な顧客に提供可能となり、流通や交換が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム概要全体図。
【図2】本発明の読み取り・書込み処理フローの一例を
示す図。
【図3】本発明の変形例を示す概要構成図。
【図4】本発明の他の実施例を示す処理フロー図。
【図5】本発明の他の実施例を示すであって、充電器と
一体化した情報記録再生装置の概要図。
【図6】従来の情報処理システム図。
【符号の説明】
1・・・携帯情報端末、2・・・PC(パーソナルコン
ピュータ)、3・・・情報記録再生装置、10・・・携
帯電話機(携帯情報端末装置)、11・・・アンテナ、
12・・・表示部、13・・・操作部、14・・・通信
線(通信手段)、15・・・情報記録再生装置、16・
・・動作表示部、17・・・トレイスイッチ、18・・
・電源(電池)、20・・・記憶媒体、21・・・充電
部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機等の携帯情報端末装置と情報
    記録再生装置とを含み、両者夫々に無線あるいは有線に
    よる通信手段を備えると共に、前記情報記録再生装置ま
    たは前記携帯情報端末装置の少なくとも一方に、他方に
    記憶したデータを読み出し/書き込み制御する機能を備
    えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 情報記録再生装置と無線または有線によ
    る通信手段を備えると共に、前記情報記録再生装置に記
    憶したデータを読み出し/書き込み制御する機能を備え
    たことを特徴とする情報端末装置。
  3. 【請求項3】 携帯電話機等の情報端末装置と無線ある
    いは有線による通信手段を備えると共に、前記情報端末
    装置に記憶したデータを読み出し/書き込み制御する機
    能を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記情報記録再生装置の記録媒体が交換
    可能なものであり、該記憶媒体には予め他の情報と共に
    前記情報端末装置を制御するためのプログラムやアプリ
    ケーションプログラムが記憶されており、この記憶媒体
    から読み出した前記プログラムやアプリケーションプロ
    グラムを前記情報端末装置に通信手段を介して転送する
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の情報処理システ
    ムまたは情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記情報記録再生装置の記録媒体が交換
    可能なものであり、該記憶媒体には予め他の情報と共に
    当該情報記録再生装置を制御するためのプログラムやア
    プリケーションプログラムが記憶されており、前記情報
    記録再生装置は装着された記憶媒体からプログラムやア
    プリケーションプログラムを読み取って実行可能にし、
    または情報記録再生装置に記憶されている既存のプログ
    ラム等を書き換えることを特徴とする請求項1、3およ
    び4記載の情報処理システムまたは情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記情報記録再生装置には前記情報端末
    装置用充電手段を一体に備え、該充電手段に情報端末装
    置を装着中に、当該情報記録再生装置と前記情報端末装
    置との間で通信を行い得るようにしたことを特徴とする
    請求項1、3、4、5記載の情報処理システムまたは情
    報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 携帯電話機等の情報端末装置と情報記録
    再生装置とが通信手段を介して接続され、少なくとも一
    方が他方の記録情報を読み出し/書き込み機能を制御す
    る情報処理システムや情報記録再生装置に必要なプログ
    ラムやアプリケーションプログラムを記憶したことを特
    徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体が交換可能なものであり、
    該記憶媒体には予め他の情報と共に前記情報端末装置ま
    たは当該情報記録再生装置を制御するためのプログラム
    やアプリケーションプログラムが記憶されていることを
    特徴とする請求項7記載の記憶媒体。
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