JP2002279102A - コンテンツ流通システム、コンテンツ復号化鍵配信サーバ、コンテンツ配信方法、コンテンツ再生装置、および、プログラム記録媒体 - Google Patents

コンテンツ流通システム、コンテンツ復号化鍵配信サーバ、コンテンツ配信方法、コンテンツ再生装置、および、プログラム記録媒体

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JP2002279102A
JP2002279102A JP2001073992A JP2001073992A JP2002279102A JP 2002279102 A JP2002279102 A JP 2002279102A JP 2001073992 A JP2001073992 A JP 2001073992A JP 2001073992 A JP2001073992 A JP 2001073992A JP 2002279102 A JP2002279102 A JP 2002279102A
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JP2001073992A
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English (en)
Inventor
Hajime Morifuji
元 森藤
Michiyasu Iwata
充康 岩田
Hiromi Harada
宏美 原田
Hisanobu Sato
尚宜 佐藤
Genji Nishioka
玄次 西岡
Iori Yamazaki
伊織 山▲崎▼
Yoichi Seto
洋一 瀬戸
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテンツが中古として流通する際にも、権利
者へ利益が還元される仕組みを提供することで、権利者
・利用者双方の要求を満足できるようにする。 【解決手段】コンテンツを暗号化して配布し、利用者端
末104がコンテンツを利用しようとする際に、コンテ
ンツを復号化するために必要な復号化鍵を、鍵配信サー
バ102が別途配信する。コンテンツ記録媒体103に
は、記録媒体識別子が付与されており、鍵配信サーバ1
02は、コンテンツ記録媒体103と、そのコンテンツ
記録媒体103に記録されたコンテンツを正当に利用で
きる利用者端末104(コンテンツ復号化鍵を最後に配
信した利用者端末104)とを対応付けて管理すること
で、復号化鍵の配信時に、コンテンツの利用状況(新規
利用であるか否か)を認識し、課金等の制御を柔軟に行
うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ流通シ
ステムに係り、特に、コンテンツが中古として流通する
際の権利者の保護を考慮した技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルコンテンツは、繰り返
し使用しても品質劣化がほとんど検出されず、中古品で
あっても新品とほぼ同一の品質により利用できる。
【0003】このことから、中古品が、権利者の知らな
いうちに、新品同様に、市場に流通する恐れがあり、権
利者の利益を不当に害する場合がある。
【0004】そこで、権利者の利益を保護することがで
きるようにするために、例えば、特開2000−311
388号公報に記載の「光ディスク装置,光ディスクの
再生方法及び光ディスク」では、光ディスクの履歴を判
定して、中古媒体を判別可能とすることで、データの再
生を禁止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中古コ
ンテンツの流通を禁止するだけでは、利用者に不利益を
もたらすだけではなく、利用者の買い控え等により、権
利者にも不利益が発生する恐れがある。
【0006】本発明の目的は、コンテンツが中古として
流通する際にも、権利者へ利益が還元される仕組みを提
供することで、権利者・利用者双方の要求を満足できる
ようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コンテンツを暗号化して配布し、利用者
がコンテンツを利用しようとする際に、コンテンツを復
号化するために必要な復号化鍵を、別途配信するように
している。そして、暗号化されたコンテンツを記録する
コンテンツ記録媒体に、記録媒体識別子を付与し、利用
者がコンテンツを利用する利用者端末に、端末識別子を
付与することで、コンテンツ記録媒体と、そのコンテン
ツ記録媒体に記録されたコンテンツを正当に利用できる
利用者端末とを対応付けて管理することができるように
している。そこで、復号化鍵の配信時に、コンテンツの
利用状況(新規利用であるか否か)を認識するようにす
ることで、課金等の制御を柔軟に行うことが可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0009】図1に、本実施形態に係るコンテンツ流通
システムのシステム構成を示す。
【0010】図1において、101は認証局、102は
鍵配信サーバ、103はコンテンツ記録媒体、104は
利用者端末、105はネットワークである。
【0011】本実施形態においては、コンテンツは、暗
号化された状態で流通させるようにしている。すなわ
ち、暗号化されたコンテンツが記録されたコンテンツ記
録媒体103が、利用者に配布されるようにしている。
【0012】図1の例では、コンテンツの流通手段とし
て、可搬型の記録媒体であるコンテンツ記録媒体103
を利用するようにしているが、コンテンツ配信サーバを
設け、コンテンツ配信サーバが、ネットワーク105を
介して、暗号化されたコンテンツを利用者端末104に
配信するようにしたり、ネットワーク105以外に、デ
ジタル衛星放送等を利用するようにしたりしてもよい。
最終的には、暗号化されたコンテンツが、利用者端末1
04が読み取り可能な記録媒体に記録されればよい。
【0013】そして、本実施形態においては、利用者が
コンテンツを利用しようとする際に、コンテンツを復号
化するために必要な復号化鍵を、別途配信するようにし
ている。すなわち、鍵配信サーバ102が、暗号化され
たコンテンツを復号化するために必要な復号化鍵を、ネ
ットワーク105を介して、利用者端末104に配信す
るようにしている。
【0014】なお、コンテンツの暗号化・復号化は、共
通鍵暗号方式を利用するようにしてもよいし、公開鍵暗
号方式を利用するようにしてもよい。利用者端末104
と鍵配信サーバ102との間の通信路暗号には、公開鍵
暗号方式を利用してもよいし、通信データの暗号化に共
通鍵暗号方式を利用した上でその共通鍵を暗号化するた
めに公開鍵暗号方式を利用してもよい。以下では通信路
暗号に公開鍵暗号方式を直接利用したものとして述べ
る。
【0015】図1において、認証局101は既存の認証
局であり、鍵配信サーバ102および利用者端末104
が通信を行う際に、やり取りされるデータの発行元が信
頼のおける組織であることを証明するためのデジタル署
名を発行する組織である。
【0016】また、図1において、コンテンツ記録媒体
103は、例えば、CD−ROM/R/RWやDVD−
ROM/RAMやハードディスク装置等で実現すること
ができる。
【0017】また、図1において、鍵配信サーバ102
および利用者端末104は、共に、パーソナルコンピュ
ータ等の汎用の情報処理装置で実現することができ、ハ
ードウェア構成は、そのような情報処理装置に準ずるも
のとする。なお、特に、利用者端末104については、
コンテンツ記録媒体103に記録されているコンテンツ
がゲームソフトである場合は、ゲーム機であるようにす
るなど、コンテンツを再生する専用のコンテンツ再生装
置であるようにすることができ、ネットワーク105を
介して鍵配信サーバ102と通信を行う機能を有してい
ればよい。
【0018】コンテンツ記録媒体103の記録内容を、
図2に示す。
【0019】図2に示すように、コンテンツ記録媒体1
03には、個々のコンテンツを識別可能なコンテンツ識
別子201と、暗号化されたコンテンツ202とが記録
される。さらに、コンテンツ記録媒体103には、利用
者による書き換えが不可能な読み取り専用領域203が
設けられ、この読み取り専用領域203には、個々のコ
ンテンツ記録媒体103を識別可能な記録媒体識別子2
04が記録される。
【0020】なお、ここで、読み取り専用領域203
は、例えば、CD−ROM/R/RWやDVD−ROM
/RAMのバーストカッティングエリアと呼ばれる領域
や、ハードディスク装置の基盤上に配置されたROMチ
ップの内部等とすることができ、記録媒体識別子204
は、バーストカッティングエリアやROMチップの内部
等に刻印することが可能である。
【0021】鍵配信サーバ102の記録内容のうち、本
実施形態に関連する記録内容を、図3に示す。
【0022】図3に示すように、鍵配信サーバ102に
は、コンテンツ復号化鍵管理テーブル301と、コンテ
ンツ復号化鍵テーブル302と、鍵配信サーバ秘密鍵3
03と、鍵配信サーバ証明書304とが記録される。
【0023】鍵配信サーバ証明書304には、鍵配信サ
ーバ公開鍵305と、鍵配信サーバ公開鍵305に対す
る認証局101によるデジタル署名306とが含まれ
る。
【0024】なお、コンテンツ復号化鍵管理テーブル3
01およびコンテンツ復号化鍵テーブル302の構成に
ついては、本実施形態の動作と共に後述する。
【0025】また、図示していないが、認証局公開鍵
は、何らかの手段により、予め、鍵配信サーバ102内
に配置されているものとする。
【0026】利用者端末104の記録内容のうち、本実
施形態に関連する記録内容を、図4に示す。
【0027】図4に示すように、利用者端末104に
は、利用者による書き換えが不可能な記録領域が設けら
れ、この領域には、利用者端末秘密鍵402と、利用者
端末証明書403と、コンテンツ復号化鍵テーブル40
7とが記録される。
【0028】利用者端末証明書403には、個々の利用
者端末104を識別可能な利用者端末識別子404と、
利用者端末公開鍵405と、利用者端末識別子404お
よび利用者端末公開鍵405に対する認証局101によ
るデジタル署名406とが含まれる。
【0029】ここで、利用者による書き換えが不可能な
記録領域とは、例えば、内部の情報・動作を隠蔽するこ
とが可能な、耐タンパ性のあるセキュアモジュール40
1であることが好ましく、本実施形態では、セキュアモ
ジュール401を利用者端末104に設けることとす
る。そして、利用者端末秘密鍵402,コンテンツ復号
化鍵(鍵配信サーバ102から配信される。)は、セキ
ュアモジュール401内でのみ使用され、外部へは、少
なくとも暗号化されていない状態では取り出せないよう
にする。コンテンツの復号化も、セキュアモジュール4
01内でのみ可能であるようにする。
【0030】セキュアモジュール401を内蔵した利用
者端末104の構成例を、図5に示す。利用者端末10
4が既存のパーソナルコンピュータである場合には、セ
キュアモジュール401は、例えば、専用のPCカード
等の拡張型デバイスで実現することができる。
【0031】なお、コンテンツ復号化鍵テーブル407
の構成については、本実施形態の動作と共に後述する。
【0032】また、図示していないが、認証局公開鍵
は、何らかの手段により、予め、セキュアモジュール4
01内に配置されているものとする。
【0033】さて、以下、本実施形態のコンテンツ利用
時の動作について、利用者端末104および鍵配信サー
バ102に分けて詳述する。
【0034】まず、利用者端末104の動作について、
図9のフローチャートを用いて説明する。
【0035】図9に示すように、利用者端末104は、
暗号化されたコンテンツ202が記録されているコンテ
ンツ記録媒体103を入手し、コンテンツを利用する際
に、まず、コンテンツ記録媒体103に記録されている
コンテンツ識別子201および記録媒体識別子204を
読み出す(ステップ901)。
【0036】続いて、利用者端末104は、セキュアモ
ジュール401内のコンテンツ復号化鍵テーブル407
を検索する(ステップ902)。
【0037】コンテンツ復号化鍵テーブル407は、図
6に示すように、コンテンツ識別子601と、コンテン
ツ復号化鍵602とを対応付けた構成となっており、利
用者端末104が以前に正当に利用したコンテンツ20
2について、該コンテンツ202のコンテンツ識別子6
01と、該コンテンツ202の利用時に入手して復号化
に使用したコンテンツ復号化鍵602とが、対応付けら
れて記述されるテーブルである。
【0038】ステップ902による検索の結果、ステッ
プ901で読み出したコンテンツ識別子201と同じコ
ンテンツ識別子601に対応するコンテンツ復号化鍵6
02が、コンテンツ復号化鍵テーブル407に存在する
場合は、利用者端末104は、コンテンツ記録媒体10
3に記録されているコンテンツ202を読み出し、セキ
ュアモジュール401内で、読み出したコンテンツ20
2を、コンテンツ復号化鍵602を用いて復号化して利
用する(ステップ903)。
【0039】ステップ902からステップ903へ至る
ルートは、利用者端末104が、コンテンツ記録媒体1
03に記録されているコンテンツ202を正当に利用す
る権利を既に獲得しており、2度目以降に利用する場合
のルートである。
【0040】また、ステップ902による検索の結果、
ステップ901で読み出したコンテンツ識別子201と
同じコンテンツ識別子601に対応するコンテンツ復号
化鍵602が、コンテンツ復号化鍵テーブル407に存
在しない場合は、利用者端末104は、利用者端末証明
書403と、ステップ901で読み出したコンテンツ識
別子201および記録媒体識別子204の組に利用者端
末秘密鍵402を用いてデジタル署名を付加したものと
を、鍵配信サーバ102に送信する(ステップ90
4)。
【0041】鍵配信サーバ102からは、後述するよう
に、コンテンツ202を利用可能であるならば、鍵配信
サーバ証明書304と、利用者端末公開鍵で暗号化さ
れ、鍵配信サーバ秘密鍵303を用いてデジタル署名3
06が付加されたコンテンツ復号化鍵とが、送信されて
くる。
【0042】そこで、利用者端末104は、鍵配信サー
バ証明書304およびコンテンツ復号化鍵を受信する
と、これらをセキュアモジュール401内に取り込む
(ステップ905)。
【0043】そして、利用者端末104は、セキュアモ
ジュール401内で、まず、認証局公開鍵を用いて、鍵
配信サーバ証明書304を検査する(ステップ90
6)。
【0044】ステップ906による検査の結果、鍵配信
サーバ証明書304が有効である場合は、利用者端末1
04は、鍵配信サーバ証明書304に含まれている鍵配
信サーバ公開鍵305を用いて、デジタル署名306を
検査することで、コンテンツ復号化鍵の正当性を判定す
る(ステップ907)。
【0045】ステップ907による判定の結果、デジタ
ル署名306が正当なものである場合は、利用者端末1
04は、利用者端末秘密鍵402を用いて、暗号化され
たコンテンツ復号化鍵を復号化し(ステップ908)、
結果得られるコンテンツ復号化鍵を、コンテンツ識別子
201と対応付けて、コンテンツ復号化鍵テーブル40
7に記録する(ステップ909)。
【0046】そして、利用者端末104は、コンテンツ
記録媒体103に記録されているコンテンツ202を読
み出し、読み出したコンテンツ202を、コンテンツ復
号化鍵を用いて復号化して利用する(ステップ90
3)。
【0047】ステップ902からステップ904〜ステ
ップ909を経由してステップ903へ至るルートは、
利用者端末104が、コンテンツ記録媒体103に記録
されているコンテンツ202を初めて利用する場合のル
ートである。また、既に正当に利用する権利を獲得して
いても、その際に入手したコンテンツ復号化鍵を消失し
た場合にも、本ルートを通ることがある。コンテンツ復
号化鍵を消失する場合としては、例えば、何らかの理由
でコンテンツ復号化鍵テーブル407の内容が初期化さ
れてしまった場合や、コンテンツ復号化鍵テーブル40
7の容量の都合や、時限利用許可コンテンツの利用可能
期間が終了するなどにより、該当するコンテンツ復号化
鍵が消されてしまった場合などが考えられる。
【0048】なお、ステップ906による検査の結果が
無効であった場合、および、ステップ907の判定の結
果が不当であった場合は、いずれも、利用者端末10
4、エラー処理を行い、以降のコンテンツ202の利用
を中止する。
【0049】このように、利用者端末104において
は、セキュアモジュール401内で、コンテンツ復号化
鍵の復号化,暗号化されたコンテンツ202の復号化が
行われるようになっている。(図7を参照されたい。)
次に、鍵配信サーバ102の動作について、図10のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0050】図10に示すように、鍵配信サーバ102
は、利用者端末証明書403と、コンテンツ識別子20
1および記録媒体識別子204の組に利用者端末秘密鍵
402を用いてデジタル署名を付加したものとが、利用
者端末104から送信されてくると(ステップ100
1)、まず、認証局公開鍵を用いて、利用者端末証明書
403を検査する(ステップ1002)。
【0051】ステップ1002による検査の結果、利用
者端末証明書403が有効である場合は、鍵配信サーバ
102は、利用者端末証明書403に含まれている利用
者端末識別子404を取得すると共に(ステップ100
3)、コンテンツ識別子201および記録媒体識別子2
04の組を復号化して、コンテンツ識別子と記録媒体識
別子を取得する(ステップ1004)。
【0052】続いて、鍵配信サーバ102は、コンテン
ツ復号化鍵管理テーブル301を検索する(ステップ1
005)。
【0053】コンテンツ復号化鍵管理テーブル301
は、図8に示すように、コンテンツ識別子801と、利
用者端末識別子802と、記録媒体識別子803とを対
応付けた構成となっており、コンテンツ202につい
て、該コンテンツ202のコンテンツ識別子801と、
該コンテンツ202を正当に利用した利用者端末104
の利用者端末識別子802と、該コンテンツ202が記
録されているコンテンツ記録媒体103の記録媒体識別
子803とが、対応付けられて記述されるテーブルであ
る。すなわち、鍵配信サーバ102は、コンテンツ復号
化鍵管理テーブル301によって、コンテンツ202が
記録されたコンテンツ記録媒体103と、そのコンテン
ツ記録媒体103に記録されたコンテンツ202を正当
に利用できる利用者端末104とを対応付けて管理する
ことができる。
【0054】ステップ1005による検索の結果、ステ
ップ1004で取得したコンテンツ識別子201と同じ
コンテンツ識別子801に対応する、記録媒体識別子8
03および利用者端末識別子802の組が、コンテンツ
復号化鍵管理テーブル301に存在しない場合は、該当
するコンテンツ202について、新規の利用者端末10
4が新規利用しようとしている旨を意味しているので、
鍵配信サーバ102は、ステップ1003で取得した利
用者端末識別子404を、ステップ1004で取得した
記録媒体識別子204と同じ記録媒体識別子803に対
応する利用者端末識別子802として、コンテンツ復号
化鍵管理テーブル301に記録する(ステップ100
6)。
【0055】そして、鍵配信サーバ102は、該当する
コンテンツ202に対応するコンテンツ復号化鍵を、コ
ンテンツ復号化鍵テーブル302から取得し、利用者端
末証明書403に含まれている利用者端末公開鍵405
を用いて暗号化し(ステップ1007)、鍵配信サーバ
秘密鍵303を用いてデジタル署名を付加してから、利
用者端末104に送信する(ステップ1008)。
【0056】コンテンツ復号化鍵テーブル302の構成
は、図6に示したコンテンツ復号化鍵テーブル407の
構成と同様であるが、コンテンツ復号化鍵テーブル30
2は、鍵配信サーバ102がコンテンツ復号化鍵を配信
すべき全てのコンテンツ202について、該コンテンツ
202のコンテンツ識別子と、該コンテンツ202を復
号化するときに使用するコンテンツ復号化鍵とが、対応
付けられて記述されるテーブルである。
【0057】また、ステップ1005による検索の結
果、ステップ1004で取得したコンテンツ識別子20
1と同じコンテンツ識別子801に対応する、記録媒体
識別子803および利用者端末識別子802の組が、コ
ンテンツ復号化鍵管理テーブル301に存在する場合
は、鍵配信サーバ102は、それらの組が、ステップ1
004で取得した記録媒体識別子204およびステップ
1003で取得した利用者端末識別子404の組と同一
の組であるか否かを検査する(ステップ1009)。
【0058】ステップ1009による検査の結果、同一
の組である場合は、該当するコンテンツ202につい
て、既に利用を許可した正当な利用者端末104が再利
用しようとしている旨を意味しているので、鍵配信サー
バ102は、該当するコンテンツ202に対応するコン
テンツ復号化鍵を、コンテンツ復号化鍵テーブル302
から取得し、利用者端末証明書403に含まれている利
用者端末公開鍵405を用いて暗号化し(ステップ10
07)、鍵配信サーバ秘密鍵303を用いてデジタル署
名を付加してから、利用者端末104に送信する(ステ
ップ1008)。
【0059】また、ステップ1009による検査の結
果、同一の組でない場合は、該当するコンテンツ202
について、既に利用を許可した正当な利用者端末104
とは異なる新規の利用者端末104が再利用(中古利
用)しようとしている旨を意味しているので、鍵配信サ
ーバ102は、ステップ1003で取得した利用者端末
識別子404を、ステップ1004で取得した記録媒体
識別子204と同じ記録媒体識別子803に対応する利
用者端末識別子802として、コンテンツ復号化鍵管理
テーブル301に記録することで、コンテンツ復号化鍵
管理テーブル301を書き換える(ステップ100
6)。
【0060】そして、鍵配信サーバ102は、該当する
コンテンツ202に対応するコンテンツ復号化鍵を、コ
ンテンツ復号化鍵テーブル302から取得し、利用者端
末証明書403に含まれている利用者端末公開鍵405
を用いて暗号化し(ステップ1007)、鍵配信サーバ
秘密鍵303を用いてデジタル署名を付加してから、利
用者端末104に送信する(ステップ1008)。
【0061】なお、鍵配信サーバ102は、ステップ1
007の後またはステップ1008の後、必要であれ
ば、コンテンツ利用代の課金処理を行う。
【0062】すなわち、例えば、コンテンツを新規利用
する新規の利用者端末104に対しては、新規利用料金
を課し、コンテンツを再利用する正当な利用者端末10
4に対しては、課金せず、コンテンツを再利用する新規
の利用者端末104に対しては、再利用料金を課すな
ど、柔軟な課金制御を行うことができる。
【0063】また、ステップ1002による検査の結果
が無効であった場合は、鍵配信サーバ102は、利用者
端末104にコンテンツ復号化鍵を送信せず、エラー処
理を行う。
【0064】以上説明したように、本実施形態において
は、利用者端末104がコンテンツを利用しようとする
際に、コンテンツを復号化するために必要なコンテンツ
復号化鍵を、鍵配信サーバ102が、利用者端末104
からの配信依頼に応じて、別途配信するようにしてい
る。そして、利用者端末104が、配信されたコンテン
ツ復号化鍵を用いてコンテンツを復号化し、利用するよ
うにしている。
【0065】すなわち、本実施形態においては、図11
に示すように、コンテンツ復号化鍵の配信依頼時には、
利用者端末証明書と、コンテンツ識別子および記録媒体
識別子(利用者端末秘密鍵を用いてデジタル署名を付加
したもの)とが、利用者端末104から鍵配信サーバ1
02に送信され、コンテンツ復号化鍵の配信時には、鍵
配信サーバ証明書と、暗号化されたコンテンツ復号化鍵
(鍵配信サーバ公開鍵を用いてデジタル署名を付加した
もの)とが、鍵配信サーバ102から利用者端末104
に送信される。
【0066】また、本実施形態においては、鍵配信サー
バ102が、コンテンツ復号化鍵管理テーブル301を
用いて、コンテンツが記録されたコンテンツ記録媒体1
03と、そのコンテンツ記録媒体103に記録されたコ
ンテンツを正当に利用できる利用者端末104(そのコ
ンテンツ記録媒体103に記録されたコンテンツを復号
化するためのコンテンツ復号化鍵を最後に配信した利用
者端末104)とを対応付けて管理するようにしている
ので、コンテンツ復号化鍵の配信時に、利用者端末10
4からの送信内容に基づいて、コンテンツの利用状況
(新規利用であるか否か)を認識することができる。従
って、課金等の制御を柔軟に行うことが可能となる。
【0067】本実施形態は、ゲームソフト市場や音楽・
映像ソフト市場に適用すると効果的である。例えば、ゲ
ームソフト市場においては、中古品が安価で出回り、権
利者の利益が損なわれているのが現状である。しかしな
がら、中古品の利用を一切禁止してしまうと、利用者
は、気軽にゲームソフトを購入することができなくな
り、市場が縮小し、かえって権利者の不利益につなが
る。そこで、本実施形態を適用すれば、中古品の利用者
についても課金を行うことができるので、利用者および
権利者の双方にとって満足できるようになる。
【0068】なお、本実施形態においては、利用者端末
104にコンテンツ復号化鍵テーブル407を持たせる
ようにしているが、コンテンツ復号化鍵テーブル407
を持たせずに、コンテンツを利用する都度、利用者端末
104が鍵配信サーバ102からコンテンツ復号化鍵を
配信してもらうようにしてもよい。
【0069】また、本実施形態は、コンテンツの再利用
を前提としたものであるが、再利用を一切禁止したいコ
ンテンツについては、図10のステップ1009による
検査の結果が、同一の組でないならば、コンテンツ鍵復
号化鍵の送信を拒否するようにすればよい。
【0070】また、本実施形態においては、1つのコン
テンツに対して、該コンテンツを復号化するためのコン
テンツ復号化鍵が1つであるものとしているが、1つの
コンテンツを複数の部分コンテンツに分割し、各部分コ
ンテンツに、異なるコンテンツ識別子およびコンテンツ
復号化鍵を対応付けるようにしてもよい。このようにす
れば、例えば、新規利用の際には、全てのコンテンツ復
号化鍵を配信し、中古利用の際には、一部の復号化鍵を
配信するなど、新規利用と中古利用との差別化を図るこ
とができる。
【0071】また、本実施形態において、コンテンツ復
号化鍵管理テーブル301中に、何回目の中古利用であ
るかをカウントするためのカウンタを設けるようにし、
鍵配信サーバ102が、図10のステップ1006で、
コンテンツ復号化鍵管理テーブル301を書き換える際
に、カウンタを加算するようにすれば、カウント回数に
応じて、中古利用の中での差別化を図ることができる。
この差別化は、料金の差別化あってもよいし、上記のよ
うな、利用可能な部分コンテンツの数の差別化であって
もよい。
【0072】また、本実施形態において、コンテンツ識
別子中に、該コンテンツの発売日を記録するようにし、
鍵配信サーバ102が、図10のステップ1008で、
コンテンツ復号化鍵を配信する際に、そのときの日時と
コンテンツ発売日とを比較するようにすれば、例えば、
発売日から予め定めた期間が経過するまでは、特定の部
分コンテンツを利用可能とするなど、利用日に応じた差
別化を図ることができる。この差別化は、さらに、新規
利用時のみに行うようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新品に比べて一般に安価な中古コンテンツを利用する機
会を利用者から奪うことなく、中古コンテンツの流通の
課金を柔軟に制御可能とすることで、権利者・利用者双
方に利益をもたらすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るコンテンツ流通システムのシ
ステム構成図。
【図2】コンテンツ記録媒体記録内容を示す説明図。
【図3】鍵配信サーバの記録内容のうち、本実施形態に
関連する記録内容を示す説明図。
【図4】利用者端末の記録内容のうち、本実施形態に関
連する記録内容を示す説明図。
【図5】セキュアモジュールを内蔵した利用者端末の構
成例を示す説明図。
【図6】コンテンツ復号化鍵テーブルテーブルの構成例
を示す説明図。
【図7】コンテンツ利用時の利用者端末の動作を示す説
明図。
【図8】コンテンツ復号化鍵管理テーブルの構成例を示
す説明図。
【図9】コンテンツ利用時の利用者端末の動作を示すフ
ローチャート。
【図10】コンテンツ利用時の鍵配信サーバの動作を示
すフローチャート。
【図11】コンテンツ利用時のコンテンツ流通システム
の動作を示す説明図。
【符号の説明】
101:認証局 102:鍵配信サーバ 103:コンテンツ記録媒体 104:利用者端末 105:ネットワーク 201:コンテンツ識別子 202:暗号化されたコンテンツ 203:読み取り専用領域 204:記録媒体識別子 301:コンテンツ復号化鍵管理テーブル 302:コンテンツ復号化鍵テーブル 303:鍵配信サーバ秘密鍵 304:鍵配信サーバ証明書 305:鍵配信サーバ公開鍵 306:デジタル署名 401:セキュアモジュール 402:利用者端末秘密鍵 403:利用者端末証明書 404:利用者端末識別子 405:利用者端末公開鍵 406:デジタル署名 407:コンテンツ復号化鍵テーブル 601:コンテンツ識別子 602:コンテンツ復号化鍵 801:コンテンツ識別子 802:利用者端末識別子 803:記録媒体識別子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 512 G06F 17/60 512 15/00 330 15/00 330Z H04L 9/08 H04L 9/00 601A 9/10 601D 621A (72)発明者 原田 宏美 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所放送・通信システム推 進事業部内 (72)発明者 佐藤 尚宜 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 西岡 玄次 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 山▲崎▼ 伊織 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所放送・通信システム推 進事業部内 (72)発明者 瀬戸 洋一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B085 AE29 BA07 BG07 5J104 AA09 AA16 EA01 EA06 EA19 EA26 MA05 NA02 NA35 NA37 NA42 PA11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般利用者による書き換えが不可能な記録
    媒体識別子、並びに、暗号化されたコンテンツおよびコ
    ンテンツ識別子が記録されたコンテンツ記録媒体を備
    え、 一般利用者による書き換えが不可能な端末識別子が記録
    された利用者端末と、暗号化コンテンツを復号化するた
    めに必要なコンテンツ復号化鍵を配信するコンテンツ復
    号化鍵配信サーバとが、ネットワークを介して接続さ
    れ、 上記利用者端末は、 上記コンテンツ記録媒体に記録されたコンテンツ識別子
    および記録媒体識別子を読み取る読み取り手段と、 上記読み取り手段が読み取ったコンテンツ識別子および
    記録媒体識別子と、自身の端末識別子とを送信すること
    で、上記コンテンツ復号化鍵配信サーバにコンテンツ復
    号化鍵の配信を依頼する配信依頼手段と、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバから配信されたコン
    テンツ復号化鍵を用いて、上記コンテンツ記録媒体に記
    録されている暗号化コンテンツ復号化するコンテンツ復
    号化手段とを有し、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバは、 コンテンツのコンテンツ識別子と、該コンテンツ識別子
    が特定するコンテンツが記録されたコンテンツ記録媒体
    の記録媒体識別子と、該コンテンツ識別子が特定するコ
    ンテンツに対応するコンテンツ復号化鍵を最後に配信し
    た利用者端末の端末識別子とを対応付けて記録して管理
    する管理する管理手段と、 上記利用者端末からコンテンツ復号化鍵の配信依頼があ
    った場合に、上記利用者端末から送信されたコンテンツ
    識別子が特定するコンテンツを復号化するために必要な
    コンテンツ復号化鍵を、依頼元の利用者端末に配信する
    配信手段と、 上記利用者端末からコンテンツ復号化鍵の配信依頼があ
    った場合に、上記利用者端末から送信されたコンテンツ
    識別子、記録媒体識別子、および、端末識別子と、上記
    管理手段による記録内容とを比較した結果に応じて、コ
    ンテンツの利用状況を認識する認識手段とを有すること
    を特徴とするコンテンツ流通システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンテンツ流通システムで
    あって、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバの配信手段は、 上記コンテンツ復号化鍵を暗号化して配信し、 上記利用者端末は、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバから配信された暗号
    化コンテンツ復号化鍵を復号化するコンテンツ復号化鍵
    復号化手段をさらに有することを特徴とするコンテンツ
    流通システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のコンテンツ流通シ
    ステムであって、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバの認識手段は、 上記利用者端末から送信されたコンテンツ識別子に対応
    する記録媒体識別子および端末識別子を、上記管理手段
    が記録していない場合、該コンテンツ識別子が特定する
    コンテンツを、新規の利用者端末が新規利用すると認識
    し、 上記利用者端末から送信されたコンテンツ識別子に対応
    する記録媒体識別子および端末識別子を、上記管理手段
    が記録しており、かつ、これらの記録媒体識別子および
    端末識別子が、上記管理手段による記録内容と同一の場
    合、該コンテンツ識別子が特定するコンテンツを、該コ
    ンテンツに対応するコンテンツ復号化鍵を最後に配信し
    た利用者端末が再利用すると認識し、 上記利用者端末から送信されたコンテンツ識別子に対応
    する記録媒体識別子および端末識別子を、上記管理手段
    が記録しており、かつ、これらの記録媒体識別子および
    端末識別子が、上記管理手段による記録内容と同一でな
    い場合、該コンテンツ識別子が特定するコンテンツを、
    新規の利用者端末が再利用すると認識することを特徴と
    するコンテンツ流通システム。
  4. 【請求項4】暗号化されたコンテンツを復号化するため
    に必要なコンテンツ復号化鍵を利用者端末に配信するコ
    ンテンツ復号化鍵配信サーバであって、 コンテンツのコンテンツ識別子と、該コンテンツ識別子
    が特定するコンテンツが記録されたコンテンツ記録媒体
    の記録媒体識別子と、該コンテンツ識別子が特定するコ
    ンテンツに対応するコンテンツ復号化鍵を最後に配信し
    た利用者端末の端末識別子とを対応付けて記録して管理
    する管理する管理手段と、 上記利用者端末からコンテンツ復号化鍵の配信依頼があ
    った場合に、配信依頼時に上記利用者端末から送信され
    たコンテンツ識別子が特定するコンテンツを復号化する
    ために必要なコンテンツ復号化鍵を、依頼元の利用者端
    末に配信する配信手段と、 上記利用者端末からコンテンツ復号化鍵の配信依頼があ
    った場合に、配信依頼時に上記利用者端末から送信され
    たコンテンツ識別子、記録媒体識別子、および、端末識
    別子と、上記管理手段による記録内容とを比較した結果
    に応じて、コンテンツの利用状況を認識する認識手段と
    を有することを特徴とするコンテンツ復号化鍵配信サー
    バ。
  5. 【請求項5】請求項4記載のコンテンツ復号化鍵配信サ
    ーバであって、 上記配信手段は、 上記コンテンツ復号化鍵を暗号化して配信することを特
    徴とするコンテンツ復号化鍵配信サーバ。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載のコンテンツ復号化
    鍵配信サーバであって、 上記認識手段は、 配信依頼時に上記利用者端末から送信されたコンテンツ
    識別子に対応する記録媒体識別子および端末識別子を、
    上記管理手段が記録していない場合、該コンテンツ識別
    子が特定するコンテンツを、新規の利用者端末が新規利
    用すると認識し、 配信依頼時に上記利用者端末から送信されたコンテンツ
    識別子に対応する記録媒体識別子および端末識別子を、
    上記管理手段が記録しており、かつ、これらの記録媒体
    識別子および端末識別子が、上記管理手段による記録内
    容と同一の場合、該コンテンツ識別子が特定するコンテ
    ンツを、該コンテンツに対応するコンテンツ復号化鍵を
    最後に配信した利用者端末が再利用すると認識し、 配信依頼時に上記利用者端末から送信されたコンテンツ
    識別子に対応する記録媒体識別子および端末識別子を、
    上記管理手段が記録しており、かつ、これらの記録媒体
    識別子および端末識別子が、上記管理手段による記録内
    容と同一でない場合、該コンテンツ識別子が特定するコ
    ンテンツを、新規の利用者端末が再利用すると認識する
    ことを特徴とするコンテンツ復号化鍵配信サーバ。
  7. 【請求項7】暗号化されたコンテンツを利用者端末に配
    布し、 上記暗号化コンテンツの利用時に、該暗号化コンテンツ
    を復号化するために必要なコンテンツ復号化鍵を、上記
    利用者端末に配信することを特徴とするコンテンツ配信
    方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載のコンテンツ配信方法であっ
    て、 上記コンテンツ復号化鍵は、暗号化されて配信され、上
    記利用者端末で復号化されることを特徴とするコンテン
    ツ配信方法。
  9. 【請求項9】一般利用者による書き換えが不可能な端末
    識別子が記録され、 一般利用者による書き換えが不可能な記録媒体識別子、
    並びに、暗号化されたコンテンツおよびコンテンツ識別
    子が記録されたコンテンツ記録媒体から、上記コンテン
    ツ識別子および記録媒体識別子を読み取る読み取り手段
    と、 上記読み取り手段が読み取ったコンテンツ識別子および
    記録媒体識別子と、自身の端末識別子とを送信すること
    で、暗号化コンテンツを復号化するために必要なコンテ
    ンツ復号化鍵を配信するコンテンツ復号化鍵配信サーバ
    に対して、上記コンテンツ記録媒体に記録されている暗
    号化コンテンツを復号化するために必要なコンテンツ復
    号化鍵の配信を依頼する配信依頼手段と、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバから配信されたコン
    テンツ復号化鍵を用いて、上記コンテンツ記録媒体に記
    録されている暗号化コンテンツ復号化するコンテンツ復
    号化手段とを有することを特徴とするコンテンツ再生装
    置。
  10. 【請求項10】請求項9記載のコンテンツ再生装置であ
    って、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバから配信されるコン
    テンツ復号化鍵は、暗号化されており、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバから配信された暗号
    化コンテンツ復号化鍵を復号化するコンテンツ復号化鍵
    復号化手段をさらに有することを特徴とするコンテンツ
    再生装置。
  11. 【請求項11】一般利用者による書き換えが不可能な端
    末識別子が記録されたコンテンツ再生装置にインストー
    ルされるプログラムが記録されたプログラム記録媒体で
    あって、 一般利用者による書き換えが不可能な記録媒体識別子、
    並びに、暗号化されたコンテンツおよびコンテンツ識別
    子が記録されたコンテンツ記録媒体から、上記コンテン
    ツ識別子および上記記録媒体識別子を読み取る読み取り
    手段と、 上記読み取り手段が読み取ったコンテンツ識別子および
    記録媒体識別子と、自身の端末識別子とを送信すること
    で、暗号化コンテンツを復号化するために必要なコンテ
    ンツ復号化鍵を配信するコンテンツ復号化鍵配信サーバ
    に対して、上記コンテンツ記録媒体に記録されている暗
    号化コンテンツを復号化するために必要なコンテンツ復
    号化鍵の配信を依頼する配信依頼手段と、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバから配信されたコン
    テンツ復号化鍵を用いて、上記コンテンツ記録媒体に記
    録されている暗号化コンテンツ復号化するコンテンツ復
    号化手段とを有するよう、上記コンテンツ再生装置を機
    能させるためのプログラムが記録されたことを特徴とす
    るプログラム記録媒体。
  12. 【請求項12】請求項11記載のプログラム記録媒体で
    あって、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバから配信されるコン
    テンツ復号化鍵は、暗号化されており、 上記コンテンツ復号化鍵配信サーバから配信された暗号
    化コンテンツ復号化鍵を復号化するコンテンツ復号化鍵
    復号化手段をさらに有するよう、上記コンテンツ再生装
    置を機能させるためのプログラムが記録されたことを特
    徴とするプログラム記録媒体。
  13. 【請求項13】暗号化されたコンテンツを復号化するた
    めに必要なコンテンツ復号化鍵を利用者端末に配信する
    コンテンツ復号化鍵配信サーバにインストールされるプ
    ログラムが記録されたプログラム記録媒体であって、 コンテンツのコンテンツ識別子と、該コンテンツ識別子
    が特定するコンテンツが記録されたコンテンツ記録媒体
    の記録媒体識別子と、該コンテンツ識別子が特定するコ
    ンテンツに対応するコンテンツ復号化鍵を最後に配信し
    た利用者端末の端末識別子とを対応付けて記録して管理
    する管理する管理手段と、 上記利用者端末からコンテンツ復号化鍵の配信依頼があ
    った場合に、配信依頼時に上記利用者端末から送信され
    たコンテンツ識別子が特定するコンテンツを復号化する
    ために必要なコンテンツ復号化鍵を、依頼元の利用者端
    末に配信する配信手段と、 上記利用者端末からコンテンツ復号化鍵の配信依頼があ
    った場合に、配信依頼時に上記利用者端末から送信され
    たコンテンツ識別子、記録媒体識別子、および、端末識
    別子と、上記管理手段による記録内容とを比較した結果
    に応じて、コンテンツの利用状況を認識する認識手段と
    を有するよう、上記コンテンツ復号化鍵配信サーバを機
    能させるためのプログラムが記録されたことを特徴とす
    るプログラム記録媒体。
  14. 【請求項14】請求項13記載のプログラム記録媒体で
    あって、 上記配信手段は、 上記コンテンツ復号化鍵を復号化して配信することを特
    徴とするプログラム記録媒体。
  15. 【請求項15】請求項13または14記載のプログラム
    記録媒体であって、 上記認識手段は、 配信依頼時に上記利用者端末から送信されたコンテンツ
    識別子に対応する記録媒体識別子および端末識別子を、
    上記管理手段が記録していない場合、該コンテンツ識別
    子が特定するコンテンツを、新規の利用者端末が新規利
    用すると認識し、 配信依頼時に上記利用者端末から送信されたコンテンツ
    識別子に対応する記録媒体識別子および端末識別子を、
    上記管理手段が記録しており、かつ、これらの記録媒体
    識別子および端末識別子が、上記管理手段による記録内
    容と同一の場合、該コンテンツ識別子が特定するコンテ
    ンツを、該コンテンツに対応するコンテンツ復号化鍵を
    最後に配信した利用者端末が再利用すると認識し、配信
    依頼時に上記利用者端末から送信されたコンテンツ識別
    子に対応する記録媒体識別子および端末識別子を、上記
    管理手段が記録しており、かつ、これらの記録媒体識別
    子および端末識別子が、上記管理手段による記録内容と
    同一でない場合、該コンテンツ識別子が特定するコンテ
    ンツを、新規の利用者端末が再利用すると認識すること
    を特徴とするプログラム記録媒体。
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