JP2002259747A - 電子入札システム - Google Patents

電子入札システム

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JP2002259747A
JP2002259747A JP2001061396A JP2001061396A JP2002259747A JP 2002259747 A JP2002259747 A JP 2002259747A JP 2001061396 A JP2001061396 A JP 2001061396A JP 2001061396 A JP2001061396 A JP 2001061396A JP 2002259747 A JP2002259747 A JP 2002259747A
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JP2001061396A
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English (en)
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Kazunari Koga
一成 古賀
Kimiya Taguchi
公也 田口
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OPENBIT KK
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OPENBIT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入札開封の透明性の高い電子入札システムを
提供する。 【解決手段】 入札価格復号部13に秘密鍵を入力し
て、入札価格蓄積部12に公開鍵により暗号化されて蓄
積されている入札価格を復号化すると、略同時に落札者
決定部14が落札者決定の作業を行う。さらに略同時に
入札結果を含む電子メールが電子メール作成部15によ
り作成され、電子メール送信部16が提案者クライアン
ト20、入札者クライアント20及び監査クライアント
40宛に電子メール発信することにより入札結果の公開
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネットを通
じて入札を行うための電子入札システムに関し、特に入
札開封の透明性を確保することのできる電子入札システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを通じた電子入札システ
ムが実用されている。電子入札システムは、インターネ
ットを通じて入札物件ごとに用意された公開鍵を公開
し、入札者が公開鍵により暗号化してインターネットを
通じて送信した入札価格を蓄積しておき、入札開封時に
蓄積しておいた各入札価格を秘密鍵により復号化し、各
入札価格に基づいて落札者を決定する。
【0003】このような電子入札システムによると、秘
密鍵なしには、入札開封がなされるまで、どの入札者が
どのような入札価格を付けたかを知ることができないた
め、一応の入札の透明性は確保することができる。しか
しながら秘密鍵を入手して提案者の有するクライアント
や電子入札システムの管理クライアント等になりすま
し、あるいは秘密鍵が格納された電子入札システムや提
案者のクライアントを操作することにより、所定の入札
開封時に至る前に入札の状況を盗み見ることが可能だっ
た。また、提案者が秘密鍵により各入札価格を復号化し
てから落札者を決定し、入札結果を公開するまでに、何
らかの手段により不正が行われる可能性は残っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって本発明の目的
は、秘密鍵を使っても入札開封時まで入札の状況を盗み
見ることができず、かつ入札開封から入札結果の公開ま
でに不正の行われることのない透明性の高い電子入札シ
ステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、インターネットを通じて入札物件ごとに用
意された公開鍵を公開し、入札者が公開鍵により暗号化
してインターネットを通じて送信した入札価格を蓄積し
ておき、入札開封時に蓄積しておいた各入札価格を秘密
鍵により復号化し、各入札価格に基づいて落札者を決定
する電子入札システムにおいて、入札価格を復号化する
と略同時に、落札者決定の作業を行い、かつ落札者が決
定した場合には少なくとも落札者名と落札価格を含む入
札結果を、少なくとも各入札者を含む関係者のクライア
ント宛にインターネットを通じて電子メール発信するこ
とにより入札結果の公開を行うように電子入札システム
を構成した。
【0006】本発明に係る電子入札システムにおいて
は、秘密鍵により各入札価格を復号化し、入札開封を行
うとほぼ同時に落札者決定の作業が行われ、かつ入札結
果の電子メールによる公開が行われる。
【0007】よって本発明に係る電子入札システムによ
ると、提案者のクライアントや電子入札システムの操作
端末からであるとそれ以外のクライアントからであると
に拘わらず、秘密鍵を入力することによる各入札価格の
復号化が行われると直ちに入札結果の電子メールによる
公開が行われるので、所定の入札開封時前に入札開封さ
れると、不正のあったことが即露見してしまう。また、
落札者決定の作業と入札結果の電子メールによる公開
は、各入札価格を復号化するとほぼ同時に行われるの
で、復号化後に不正の行われる余地はない。従って、透
明性の高い電子入札を実現することができる。
【0008】入札結果には、少なくとも落札者名と落札
価格を含み、その他に他の入札者名とその入札価格、入
札の識別記号、入札期間、入札対象となる物件のタイト
ル及び概要、最低・最高制限価格などが含まれていても
よく、これらは設定により自由に選択できる。さらに例
えば落札者の開設するサイトのURLなど落札者のプロ
フィールがインターネットを通じて得られるような情報
を含んでいてもよい。また入札者がなかった場合や最低
・最高制限価格に適合する入札価格が入札されなかった
場合などには、その旨が入札結果として公開される。入
札結果は電子メールの本文テキストまたは添付ファイル
に含まれる。
【0009】公開鍵と秘密鍵との組は、通常入札物件ご
とに生成され、他の物件とは異なるものとすることが好
ましい。電子メールが送信される関係者には各入札者の
他、提案者や、提案者の監視機関や、予め決められた第
三者機関など、さまざまな者が含まれていてもよい。入
札結果の内容は、送信される者によって異なっていても
よい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子入札シス
テムの一つの実施の形態について説明する。図1は本発
明に係る電子入札システムの一つの実施の形態の主要な
構成を示すブロック図である。
【0011】同図において、電子入札システム10は、
入札物件公開部11、入札価格蓄積部12、入札価格復
号部13、落札者決定部14、電子メール作成部15及
び電子メール送信部16からなる。
【0012】入札物件公開部11は、提案者クライアン
ト20から入力された入札物件のタイトル、概要、入札
期間などを、物件を識別するために電子入札システムに
おいて附された入札番号とともに公開する。併せて、物
件ごとに作成された公開鍵も公開しておく。入札物件公
開部11は、具体的には、例えば複数の入札物件がさま
ざまな条件により検索可能に公開されているWebサイ
トであり、複数の入札者クライアント30(説明の便宜
上、図では1つのみ示す)からインターネットを通じて
アクセス可能である。アクセスには通常、入札者クライ
アント30ごとに付与されたID及びパスワードが必要
となる。
【0013】入札価格蓄積部12は、各入札者クライア
ント30からインターネットを通じて送信された各入札
価格を、各入札者名などとともにそれぞれ蓄積する。こ
の各入札価格は、入札者クライアント30において暗号
化されている。各入札者クライアント30からは入札者
名及び入札価格の他、入札者クライアント30のメール
アドレスや、デジタル署名や、もしも所有していれば入
札者の企業案内WebサイトのURL等が入力され、暗
号化されて送信される。これらが暗号化されていない場
合はもちろん、予め入札に参加する資格を与えられてい
ない入札者による入札や、入札期間を過ぎた入札や、記
載漏れがあるなど適式でない入札は、蓄積前のチェック
により受け付けないようになっている。
【0014】入札価格復号部13は、提案者クライアン
ト20からインターネットを通じて秘密鍵を入力するこ
とにより、入札価格蓄積部12に蓄積された各入札価格
及び入札者名等を復号化する。
【0015】落札者決定部14は、入札価格復号部13
において復号化された各入札価格に基づいて落札者を決
定し、入札結果を作成する。もしも入札者が一人もなか
ったり最高・最低制限価格に適合する入札価格がなかっ
たりして入札が成立しなかったときには、その旨を入札
結果とする。落札者を決定する条件は、入札物件ごとに
予め設定されている。
【0016】電子メール作成部15は、落札者決定部1
5の作成した入札結果に基づいて、各クライアントに送
信する電子メールを作成する。電子メールに含まれて公
開される入札結果は、少なくとも落札者名と送信する各
クライアントごとに異なっていてもよく、例えば提案者
クライアント20や提案者を監査する監査期間クライア
ント40宛の電子メールには各入札者名及び各入札価格
の全てを含むが、入札者クライアント30宛の電子メー
ルには落札者名及び落札価格と入札者名を隠した各入札
価格とを含むようにする。電子メールの宛先は提案者ク
ライアント20、入札者クライアント30及び監査クラ
イアント40である。提案者クライアント20及び監査
クライアント40のメールアドレスは、予め入札物件ご
とに作成されたリストに登録されており、また入札者ク
ライアント30のメールアドレスは、入札者クライアン
ト30から入札時に暗号化されて入札価格蓄積部12に
蓄積され、入札価格とともに復号化することにより知る
ことができ、あるいは入札参加資格者のリスト等から取
得される。入札結果は添付ファイルとして添付される。
【0017】電子メール送信部16は、電子メール作成
部15の作成した入札結果を含む電子メールの送信を行
う。ここでは電子メールは提案者クライアント20、入
札者クライアント30及び監査クライアント40宛に送
られる。電子メールはSMTPサーバのような電子メー
ル送信サーバ、POP3サーバのような電子メール受信
サーバ及びその他のサーバを経由して各クライアントに
送信されるが、図示はしていない。
【0018】電子入札システム10は、入札価格蓄積部
12に蓄積された入札価格等が入札価格復号部13にお
いて秘密鍵により復号化されると、入札開封時であろう
と無かろうと、また提案者クライアント20からの入力
であろうとなかろうと、直ちに落札者決定部14、電子
メール作成部15及び電子メール送信部16が動作し
て、入札結果の公開が行われるように構成されている。
【0019】電子メールシステム10を構成する各部
は、ネットワークを通じた通信の際に情報漏れの生ずる
ことを防止するために、物理的に同一のコンピュータ内
に設けられることが望ましいが、例えば公開鍵は入札物
件公開部11ではなく、暗号作成機関50により運営さ
れる公開鍵供給サーバ60からダウンロードさせるよう
にしてもよい。また秘密鍵は提案者に渡されずに暗号作
成機関50が秘匿しておき、入札開封時にはじめて暗号
作成機関50から直接入札価格復号部13に送信されて
くるように構成してもよい。
【0020】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
【0021】入札の提案者は暗号作成機関50から公開
鍵及び秘密鍵を入手し、入札物件のタイトルや概要等と
公開鍵とを電子入札システム10の入札物件公開部11
に送信し、公開する。入札者は入札者クライアント30
により入札物件公開部11にアクセスし、公開鍵をダウ
ンロードし、入札価格等を暗号化して、入札価格蓄積部
12に送信する。入札価格蓄積部12は送信されてきた
内容が適式かどうか等をチェックして蓄積しておく。
【0022】入札開封時になると、提案者クライアント
20から公開鍵が入札価格復号部13に送信され、入札
価格蓄積部12に蓄積されていた入札価格等が復号され
る。入札価格等が復号されると直ちに落札者決定部14
による落札者決定が行われ、落札者が決定すると直ちに
電子メール作成部15により入札結果を含む電子メール
が作成され、直ちに電子メール送信部16から電子メー
ルが配信される。
【0023】以上のように本実施の形態によると、提案
者クライアント20や電子入札システム10の操作端末
からであるとそれ以外からであるとに拘わらず、秘密鍵
を入力することによる各入札価格の復号化が行われると
直ちに入札結果の電子メールによる公開が行われるの
で、所定の入札開封時前に入札開封されても不正のあっ
たことが直ちに露見してしまう。また、落札者決定の作
業と入札結果の電子メールによる公開は、各入札価格を
復号化するとほぼ同時に行われるので、復号化後に不正
の行われる余地はない。従って、透明性の高い電子入札
を実現することができる。
【0024】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内において適宜変形可能である
ことはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係る電子入札シス
テムによると、所定の入札開封時前の入札価格の開封や
入札開封後の加工による不正を防止することができ、よ
って透明性の高い電子入札を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る電子入札システムの一つ
の実施の形態の主要な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 電子入札システム 11 入札物件公開部 12 入札価格蓄積部 13 入札価格復号部 14 落札者決定部 15 電子メール作成部 16 電子メール送信部 20 提案者クライアント 30 入札者クライアント 40 監査クライアント 50 暗号作成機関 60 公開鍵供給サーバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを通じて入札物件ごとに
    用意された公開鍵を公開し、入札者が公開鍵により暗号
    化してインターネットを通じて送信した入札価格を蓄積
    しておき、入札開封時に蓄積しておいた各入札価格を秘
    密鍵により復号化し、各入札価格に基づいて落札者を決
    定する電子入札システムにおいて、 入札価格を復号化すると略同時に、落札者決定の作業を
    行い、かつ落札者が決定した場合には少なくとも落札者
    名と落札価格を含む入札結果を、少なくとも各入札者を
    含む関係者のクライアント宛にインターネットを通じて
    電子メール発信することにより入札結果の公開を行うこ
    とを特徴とする電子入札システム。
JP2001061396A 2001-03-06 2001-03-06 電子入札システム Pending JP2002259747A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107507102A (zh) * 2017-08-29 2017-12-22 昆明电力交易中心有限责任公司 一种激励相容挂牌电力交易系统及交易方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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